更新日:2023/08/12
第一フロンティア生命の外貨建て保険プレミアレシーブの評判は?デメリットは?
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外貨建て保険に限ったことではありませんが、保険会社の営業マンに勧められた保険に何も考えずに加入するのは危険です。
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」の評判・口コミは?
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」のデメリット
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」のメリット
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」は円安の時に加入すべき?
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」の基本情報
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」がおすすめな人
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」をおすすめできない人
- 第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」を他社商品と比較
- まとめ:第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」の評判は?円安はチャンス?
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」の評判・口コミは?
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年12月~2023年1月
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第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」のデメリット
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」ではどのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここでは主なデメリットとして次の3つを紹介していきます。
- 定期支払雑所得となるため、所得税住民税がかかる
- 10年以内に解約すると市場価格調整の仕組みが働き解約返戻金が減る
- 外貨建てのため為替リスクがある
それでは1つずつ説明します。
定期支払雑所得となるため、所得税住民税がかかる
外貨建て保険「プレミアレシーブ」で、毎年もらうことができる定期支払金は、雑所得となるため、所得税と住民税の対象に含まれてしまいます。
通常、死亡保険金や、解約返戻金などお金を受け取る際には税金がかかります。
「プレミアレシーブ」で受け取ることができる定期支払金も、必要経費を差し引いた金額が課税となってしまいます。
また、所得の金額によっては確定申告が必要になります。
ただし、給与所得者であれば、給与以外の所得が年間で合計20万円以下の場合などの、一定の条件を満たす場合には、確定申告を不要とする制度などもあります。
しかし、外貨建て保険では、確定申告をする必要や、税金を追加で支払う必要があるといったデメリットがあります。
10年以内に解約すると市場価格調整の仕組みが働き解約返戻金が減る
10年以内に保険を解約をしてしまうと、市場価格調整の影響により、解約返戻金が減ってしまいます。
市場価格調整とは、解約返戻金を計算する際に、債券の価値を返戻金に反映させる仕組みのことです。
解約返戻金は、運用している債権を売却することで賄われています。
しかし、金利2%の債権を解約申請した際に、市場金利が3%に上昇していた場合、運用していた債権の金利が市場金利よりも下回ってしまうので、購入してくれる投資家はいなくなります。
保険会社は債権を買ってもらうために、価格を下げなければならず、その分の解約返戻金が減少してしまうのです。
このように、解約返戻金が変動してしまうリスクがあるので、あらかじめ理解したうえで加入する必要があります。
ただし、この市場価格調整は、解約時に適用されるものなので、保険金に影響はされません。
外貨建のため為替リスクがある
外貨建て保険では、為替リスクによって元本を下回ってしまうといった恐れがあります。
為替リスクとは、外貨と日本円の為替相場が変動することによって、資産価値が下がってしまうことです。
外貨建て保険の場合、日本円で保険料を支払いますが、外国の債権を購入する際に外貨に変える必要があるため、為替レートの影響を受けます。
また、保険金や解約返戻金をもらう際にも、外貨から日本円へ変える必要があるので、為替レートの影響を同じく受けます。
このように、市場の動きによって、資産が変動する恐れがあるのです。
為替レートが「円高ドル安」に変動すると損失となり、「円安ドル高」に変動すると利益となる仕組みです。
外貨建て保険では、比較的金利の高い海外で運用できるというメリットがある反面、元本割れが起きてしまうデメリットもあるのです。
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第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」のメリット
外貨建て保険「プレミアレシーブ」では、デメリットだけでなく、魅力的なメリットも多々あります。
ここでは主なメリットとして次の3つを紹介していきます。
- 定期支払時に外貨から円に替えるときの為替手数料がかからない
- 終身保障を保ちながらお金の払い戻しがされる
- 相続の非課税枠活用ができる
それでは1つずつ説明します。
定期支払時に外貨から円に替えるときの為替手数料がかからない
外貨建て保険「プレミアレシーブ」では「定期支払金の円貨支払特約」の付加により、日本円への換算の際に、為替手数料が無料になるといった特徴があります。
通常、定期支払金を受け取る際には、為替手数料が掛かってしまいます。
しかし、外貨建て保険「プレミアレシーブ」は、外貨で資産運用して得た利益を、両替手数料で減らすことなく、手元へと受け取ることができるのです。
回数制限が設けられていないのも嬉しいポイントです。
また、定期支払金の受け取りごとに、外貨か日本円の選択をすることもできます。
受け取り時の為替相場が、円高の場合は外貨で、円安の場合は日本円を選択することで、利益を最大化することができることもメリットの1つです。
終身保障を保ちながらお金の払い戻しがされる
外貨建て保険「プレミアレシーブ」では、終身保証を保ちながら、一生涯にわたって定期支払金を受け取ることが可能です。
通常の場合の終身保険では、資金が必要となった際には、保険を解約をすることで、解約返戻金を受け取ります。
しかし、外貨建て保険「プレミアレシーブ」は、契約日から1年経過した以降に被保険者が生存している限り、毎年定期支払金を受け取ることができるのです。
もしものための資金の準備をしながらも、日々使うお金も手にすることができるといった特徴があります。
そのため、途中で保険の解約や減額をする心配をする必要がなくなります。
資産運用のためにお金を預けながら、必要な資金を調達することができる終身保険です。
相続の非課税枠活用ができる
外貨建て保険「プレミアレシーブ」でもらえる死亡保険金には、非課税制度が適応されるため、相続税の節税にもつながります。
現金での相続では非課税の対象とならないので、保険の非課税枠を活用することにより、多くの資金を相続することができるのです。
下記が計算式になります。
死亡保険金の非課税上限額=500万円×相続人の数
相続人1人あたりに500万円までなら相続財産に加えることなく、死亡保険金を相続することができます。
いつ事態が起きてしまっても良いように、終身保証に適用しながら相続の節税にもなる「プレミアレシーブ」で事前に準備しておくとよいかと思います。
また、非課税枠を利用できる受取人は、法定相続人のみ(配偶者・相続順位がもっとも高い血縁者)になるので、注意が必要です。
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」は円安の時に加入すべき?
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」はどのタイミングで加入するのがよいのでしょうか。
ずばり、円安ではなく、なるべく円高時に加入するとよいでしょう。
なぜなら保険料を安くすることができるからです。
外貨建て保険は為替相場の変動により、保険料も変わります。
為替相場が円高に進めば支払う保険料は安く、円安に進めば支払う保険料は高くなります。
保険料を毎月支払う保険の場合は、影響が少ないのですが、第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」は保険期間の保険料をまとめて支払う一時払いなので、為替相場の影響を大きく受けることになります。
なるべく円高のタイミングで加入を検討する必要があります。
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」の基本情報
※2023年2月16日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
外貨建て保険「プレミアレシーブ」は、定期支払金付積立利率変動型終身保険(通貨指定型)とも言われる第一フロンティア生命の保険商品です。
米ドルか豪ドルで、資産運用をすることで、一生涯定期支払金をもらうことができる外貨建て保険です。
死亡保険金は支払った保険料同等額が保証されるため、子供や家族に資産を残しつつ、定期的にお金を受け取りたい人に向いている内容です。
終身保証が保たれながらも、同時に資産運用をすることができる商品になります。
生命保険なので、相続税の節税などにも役にたちます。
しかし、預金とは異なり、為替リスクにより元本割れをしてしまう可能性もあるので、資金が減ってしまう恐れを理解したうえで、加入をする必要があります。
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」がおすすめな人
ここまで、第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」のメリットやデメリット、特徴などを説明してきましたが、どのような人におすすめの保険なのでしょうか。
「プレミアレシーブ」がおすすめな人は、下記2つのポイントに当てはまる人です。
- 相続税の納税資金を準備したい人
- 外貨建て保険の仕組みと為替リスクに理解がある人
相続税の納税資金を準備したい人
外貨建て保険「プレミアレシーブ」では、万が一亡くなってしまった際に必要となる相続税の資金準備をすることができます。
死亡保険金を指定した受取人が受け取ることができ、納税資金を保険金で賄うことが可能になります。
相続税は原則、相続の発生から10ヶ月以内に現金一括で納付しなければいけません。
財産が現金だけでなく、不動産などの場合は、納税資金が用意できずに困ってしまう場合があります。
亡くなってしまった際に、相続人が納税ができずに困ることのないように、納税資金を準備できる環境を作りたい人におすすめとなります。
外貨建て保険の仕組みと為替リスクに理解がある人
外貨建て保険「プレミアレシーブ」は、終身保障保険に入りながらも資産運用ができるといった優れものです。
日本の債権よりも高い金利で運用ができるため、より効果のある資産形成が期待できます。
また、日本円以外の資産として保つことができるので、日本でのインフレ対策などのリスクの分散にもつながります。
しかし、円高になり元本割れが起きてしまうこともあるので、市場の流れを視野に入れながら活用する必要があります。
為替リスクによるデメリットや仕組みもしっかりと理解して、資産運用をすることができる人に向いている保険と言えます。
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」をおすすめできない人
外貨建て保険「プレミアレシーブ」がおすすめな人を説明しましたが、保険の特徴に合わない人もいます。
「プレミアレシーブ」がおすすめできない人は、下記2つのポイントに当てはまる人です。
- 為替と投資の仕組みを理解しておらず、絶対に元本割れしたくない人
- 手数料の安い資産運用がしたい人
為替と投資の仕組みを理解しておらず、絶対に元本割れしたくない人
「プレミアレシーブ」では、投資により発生するリスクを理解していない人や元本割れをしたくない人にはおすすめできません。
なぜなら、外貨建て保険では、為替リスクによる元本割れの可能性を無くすことはできないからです。
資産運用により利益を期待することができますが、為替相場の動きによっては、資金が減ってしまう可能性もあります。
また、保険を早期に解約してしまうと、元本割れや初期手数料によって資金がさらに減額してしまいます。
為替や投資の仕組みを理解していない人や長期的に利用を考えていない人は、向いていない保険商品となるので、もう一度検討をしたほうがよいかもしれません。
手数料の安い資産運用がしたい人
「プレミアレシーブ」では、手数料をあまりかけたくないという人にはおすすめできません。
外貨建て保険の運用手数料は6~9%程あるからです。
一般的な投資信託の手数料は0~3%ほどと言われており、比較すると他の金融商品に比べて運用手数料が高いのが現状です。
また、日本円を外貨に変えるための両替手数料などもかかります。
外貨建て保険は、運用するだけで手数料という名目で資金を使用することになります。
手数料の安い資産運用を考えている人は、向いていない商品となるので、こちらも一度検討をしたほうがよいかもしれません。
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」を他社商品と比較
ここでは、同じく外貨建ての終身保険である、メットライフ生命の「サニーガーデンEX」と第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」を比較してみましょう。
下記の表に簡単にまとめてみました。
優れている点 | 劣っている点 | |
---|---|---|
プレミアレシーブ | ・定期支払い金の通貨を更新時に変更可能 | ・保険関係費用が2%~5%と少し高い |
サニーガーデンEX | ・定期支払い金を受け取らずに運用にまわせる ・保険関係費用が2%前後と安い | ・定期支払い金の通貨を変更できない |
「プレミアレシーブ」の優れているポイントは、前述したとおり、定期支払い金の通貨を外貨か日本円か選択ができる点です。
為替リスクを最小限に抑えることができるので、おすすめのポイントです。
まとめ:第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」の評判は?円安はチャンス?
第一フロンティア生命の外貨建て保険「プレミアレシーブ」について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の記事のポイントは
- 「プレミアレシーブ」のデメリットは、為替のリスクや税金がかかる。
- 「プレミアレシーブ」のメリットは、為替手数料がかからない、終身保障を保ちながらお金のを受け取ることができること。
- 「プレミアレシーブ」はなるべく円高のタイミングで加入するべき。
- 外貨建て保険は仕組みを理解して、資産運用をしたい人にはおすすめ。
- 外貨建て保険は為替リスクや元本割れが怖い人は向いていない
でした。
今回の記事を読んだ上で、自分は外貨建て保険を利用するべきかを良く考えてみましょう。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。