第一生命の認知症保険のデメリットは?評判・口コミも紹介

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。

加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。


▼この記事を読んで欲しい人
  • 第一生命の認知症保険を検討している人
  • 認知症保険の比較をしている人
▼この記事を読んでわかること
  • 第一生命の認知症保険のメリット・デメリット
  • 第一生命の認知症に集まっている評判・口コミ
  • おすすめできる人とおすすめできない人の特徴
  • 他社の認知症保険との違い

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定期保険に限ったことではありませんが、保険会社の営業マンに勧められた保険に何も考えずに加入するのは危険です。 


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第一生命の認知症保険のデメリット

第一生命の認知症保険のデメリットは大きく3つあります。事前に認知症に備えて加入しておきたい人も、その家族も知っておくべき重要なポイントです。


「せっかく保険に加入したのに保険金が受け取れない」「思っていたのと違う」と後悔しないようにしっかりと確認しておきましょう。

加入後2年以内に支払事由に該当すると、保険金額ではなく支払い保険料しか受け取れない

支払い事由は以下の2つです。

  • 認知症と診断された
  • 公的介護保険の要介護1以上と認定され、有効期間中である(原因は認知症に限定しない)
どちらにも該当したときにはじめて保険が適用となりますが、契約日から2年以内に上記の支払事由に該当した場合は、保険金の受け取りはできません。

2年以内は不担保の期間とされており、2年以内に万が一支払事由に該当したら支払った保険料の総額が戻ってきます。

つまり加入後2年以内に認知症になっても保険として使えるお金は少なく、結果として貯蓄していたお金で介護に備えたということになります。いつ認知症になるかわからない中で、2年間保険が使えないのは1つのデメリットと言えるでしょう。

「代わりに訪問サービス」は契約から2年経過しないと使えない。そして年1回合計5回の利用回数制限がある

認知症保険に加入すると、付帯サービスとして「代わりに訪問サービス」という無料サービスがついてきます。


サービス内容は、被保険者の家族が依頼すると無料でALSOKのガードマンが様子を見に行ってくれるものです。


家族が遠方に住んでいる場合、被保険者の認知症の発症や進行度が把握しにくいことが不安の1つとなります。そこで生命保険業界初となる、家族の代わりに訪問し自宅の様子をみてくれるサービスを第一生命は開始しました。


ただしサービスの利用には以下の条件があります。

  • 契約から2年経過しないと利用ができない
  • 1年に1回の利用で最大5回までの制限がある
加入直後は「代わりに訪問サービス」があることを覚えていますが、2年も経つと忘れてしまうでしょう。いざというときに利用ができるように、1年に1度は保険の内容を確認し、家族と共有することが重要です。 

保険金を受け取るハードルが高い

  • 認知症と診断された
  • 公的介護保険の要介護1以上と認定され、有効期間中である(原因は認知症に限定しない) 
上記が保険金の受取要件として書いてありますが、約款を確認すると認知症の診断には以下の2つに該当していることが必要です。
  1. 医師により器質性認知症と診断されていること 
  2. 器質性認知症を原因として、意識障害のない状態において見当識障害がある状態に該当していること

見当識障害とは以下のような状態です。
  • 時間や場所が認識できない
  • 普段接している人でも誰かわからない
要介護の認定を受けるまでも時間を要します。申請から原則30日以内には結果がわかりますが、認定結果がわかったあとに保険の手続きとなります。

「認知症の診断」という1つの条件をクリアしてもすぐに保険金は受け取れないことを知っておきましょう。

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第一生命の認知症保険の評判・口コミ

※口コミはインターネットアンケートで募集

募集期間:2022年1月~2023年2月

第一生命の認知症予防アプリがとても便利で使いやすいです。アプリを使って脳の状態や認知機能をチェックできるので、認知症の早期発見ができそうなので安心できています。
告知がかんたんで申し込みが楽でした。持病がある人でも申し込みできる可能性があるというのはすごく魅力的だと思います。

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第一生命の認知症保険のメリット

第一生命の認知症保険に加入すると、被保険者や家族にとって助かるさまざまなサポートがあります。3つのサポート内容は認知症保険の大きなメリット3つにもつながります。 

  • 予防・早期発見サービス(認知症予防アプリ)
  • 代わりに訪問サービス
  • 保険金請求サポート
どのようなサービスなのか詳しく解説していきましょう。

予防・早期発見のサービス(認知症予防アプリ)があるため早期発見につながる

早期発見ができれば事前に今後の生活への準備ができます。また、すぐに治療に取り掛かったり、進行を遅らせたりできる可能性があります。別の病気だったと判明するかもしれません。


よって早期発見はとても重要であることがわかります。第一生命では、予防・早期発見のサポートができるアプリを提供しています。


  • 脳の状態や認知機能をチェックする
【目の動きでチェック】
 スマートフォンの画面を見ているだけで、目の動きを解析し認知機能のチェックができるアプリ。

【パネルでチェック】
光った順番を記憶し、その順番通りにパネルをタッチするアプリ。脳の調子をすぐに把握できる。
  • 予防のサポート
【認知症予防アプリ】
認知症予防に有効とされる、歩く・脳トレ・食生活をサポートするアプリ
  • 家族が状況をチェックできる 
「認知症予防アプリ」を使った本人だけでなく、家族も内容を見られるので状況の把握がしやすく安心に繋がる。

「代わりに訪問サービス」として、緊急時にアルソックが被保険者宅へ訪問してくれる

ALSOKと連携し家族からの要請を受けたら被保険者の自宅へ訪問してくれるサービスです。


保障の提供だけではなく、「本人と家族に寄り添う安心のサポート」の提供に力を入れています。引用元:新商品 かんたん告知「認知症保険」の販売件数 ※1が5万件を突破 


引用元のように、お金以外にもサポートできる部分があると考え「代わりに訪問サービス」を業界ではじめて第一生命は提供しています。


契約から2年経過後に利用できて、年に1回まで合計5回まで使えます。


利用までに時間がかかることや回数制限のデメリットはありますが、遠方に住んでいる家族や頻繁に状況が確認できない家族からすると大きなサポートになるでしょう。

保険金請求サポートがついている

【診断書取得代行サービス】

保険を請求するには医師の診断書が必要となります。介護で忙しい家族に代わって医師から診断書を取り付けるサービスです。


【指定代理請求特約】

認知症で保険に関する手続きができない被保険者に代わって、代理人でも手続きができるしくみです。


 【SOMPOケア介護相談サービス】

介護事業を行っているSOMPOケアと提携し、介護に関する不安を電話相談できるサービスです。専門的な手続きの方法や介護施設の紹介などをその道のプロに相談できるので、忙しい中でも素早く対応ができます。


保険金請求にまつわる負担をできるだけ少なくするようなサポートが充実しており、被保険者とその家族に優しいサービスだと言えるでしょう。 

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1位:ライフネット生命「かぞくへの保険」

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3位:オリックス生命「定期保険Bridge」

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第一生命の認知症保険の基本情報

※2023年3月13日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。


第一生命の認知症保険は「ジャスト」という名称の組立保険の一部です。

契約年齢終身保障:40~85歳
有期保障:40~70歳 
保険期間終身・有期
解約返戻金終身:払込満了後保険金額の5%
有期:なし 
保険金額200~1,000万円
※保険期間や契約年齢によって異なる 
契約日から2年経過後に保険金の支払いが可能であり、2年以内に支払事由に該当した場合は払い込んだ保険料の合計が支払い保険金になります。

保険金を受け取ったら保障は終了となり、保険は消滅します。

特徴は告知項目の4つに該当しなければ申し込みができる「かんたん告知」です。

持病がある人でも申し込みできる可能性がありますが、1つ注意点があります。他の保障と組み合わせて保険に申し込む場合、かんたん告知が適用できないことです。

健康なうちに加入する場合は、認知症保険と他の必要な保険を組み合わせて加入ができるので、自分だけのオーダーメイド保険が作れます。 

第一生命の認知症保険がおすすめな人

メリット・デメリットを紹介してきましたが、それをふまえてどんな人におすすめできるのかまとめます。

  • 無料サービスに魅力を感じる人
  • 持病を持っていて通常の保険に加入できない人
第一生命の認知症保険は、上記の考えを持つ人におすすめできる保険だといえます。 

無料サービスに魅力を感じる人

加入した人が利用できる無料サービスは、他社にはない有益なサービスとなっています。


「保険業界ではじめて」のサービスを多く導入しており、被保険者本人だけでなく家族にも安心してもらえるような内容でサービス展開しているのが特徴です。


被保険者と家族も保険を通じて繋がりやすく、よりコミュニケーションが取れるようになるでしょう。


利用しないことが1番もったいないです。1年に1度は保険の内容やサービスの内容を確認して家族と共有するようにしましょう。

持病等を持っていて通常の保険に加入できない人

保険会社では告知といって健康状態を申告し審査に通らなければ保険に入ることはできませんが、認知症保険では4つの項目に該当しなければ申し込みが可能です。

  1. 現在、入院中ですか。
  2. 過去5年以内に、以下の病気で医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがありますか。●アルツハイマー病 ●レビー小体病 ●ピック病・前頭側頭葉変性症 ●パーキンソン病・パーキンソン症候群 ●脳卒中(脳出血・脳こうそく・くも膜下出血) ●脳腫瘍 ●水頭症 ●うつ病 ●双極性障害(躁うつ病) ●統合失調症 ●アルコール依存症

  3. 今までに、認知症、軽度認知障害(MCI)またはその疑いで、医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがありますか。
  4. 今までに、公的介護保険の要介護・要支援認定をうけたことがありますか。あるいは申請中ですか。

すでに持病があり普通の保険では加入ができない人でも、第一生命の認知症保険は加入しやすい告知内容になっています。

第一生命の認知症保険をおすすめできない人

一方でおすすめできない人は以下のような考えを持つ人です。

  • 保険金支払事由をもっと簡単な条件にしたい人
  • 長期の介護を見越して年金タイプの保障に加入したい人
理由も述べつつ解説していきます。 

保険金支払い事由をもっと簡単な条件にしたい人

保険金を受け取れるハードルが高いため、もっと簡単な条件で保険金を受け取りたい人にはおすすめできません。

第一生命の受取事由は、以下の2つにどちらも該当したときです。 
  1. 認知症と診断された
  2. 公的介護保険の要介護1以上と認定され、有効期間中である(原因は認知症に限定しない)
他社商品には、認知症と診断されるだけで受取事由に該当する認知症保険もあります。また、軽度認知障がい(MCI)でも保障対象となる保険もあるため、第一生命の認知症保険よりも保険が受け取りやすい商品が存在します。

保険金の支払事由が簡単な条件にしたい人は、第一生命以外の認知症保険と比較してみると良いでしょう。

長期の介護を見越して年金タイプの保障に加入したい人

保険金を受け取る方法には、一括受取と年金受取の2つのタイプがあります。第一生命の認知症保険は一括で保険金を受け取るタイプの保険で、まとまったお金が必要なときに助けとなります。


しかし継続的な介護費用に対して備えたいと考える人に一括受取は向いていないかもしれません。

初期費用自宅のリフォーム
介護施設への入居費用など
継続的な介護費用デイサービス
医療費
食事代など

介護の平均年数は6〜7年と言われており、長期にわたる介護費用に備えたいと考える場合は、年金タイプのような1年に1度受け取れるタイプの方が合っている可能性があります。

第一生命の認知症保険を他社商品と比較

日本生命の認知症保険と比較し、第一生命の認知症保険とどんな違いがあるか見ていきましょう。
第一生命日本生命
契約年齢終身保障:40~85歳
有期保障:40~70歳 
40歳~75歳
受取要件どちらも該当したとき
 ・認知症と診断

・公的介護保険の要介護1以上と認定され、
有効期間中である
(原因は認知症に限定しない) 
・認知症の診断確定
・軽度認知障がい(MCI)の
診断確定で保険金額の10% 

死亡保障原則なし
解約返戻金があるときは同等額 
認知症診断保険金額の10%
不担保期間
2年間1年間
無料サービス・予防・早期発見のサービス
 ・代わりに訪問サービス
 ・保険金請求サポート 
・認知機能チェック
 ・ウォーキングアプリと脳トレアプリ

・認知症や介護に関する相談や問い合わせ 
 【第一生命が優れている点】
  • 無料のサービスが充実している 
【第一生命が劣っている点】
  • 認知症の診断のみでは保険金の対象外
  • 軽度認知障がい(MCI)は保険金の対象外
  • 保険金受取の不担保期間が長い 

まとめ:第一生命の認知症保険のデメリットは?評判・口コミも紹介

第一生命のデメリットは2つでした。

  1. 加入後2年以内に支払事由に該当すると、保険金額ではなく支払い保険料しか受け取れない
  2. 「代わりに訪問サービス」は契約から2年経過しないと使えない。そして年1回合計5回の利用回数制限がある
しかし第一生命には無料サービスの充実性があります。また健康状態に不安がある人も加入しやすい保険となっているため、他社で検討できない人も検討しやすい保険です。

少しでも認知症に対する不安を取り除くための方法として、認知症保険は一つの選択肢となり得るでしょう。

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