更新日:2023/08/25
ハイブリッドつみたてライフの評判・口コミは?
- ハイブリッドつみたてライフの加入を検討している人
- ハイブリッドつみたてライフの評判が気になる人
- ハイブリッドつみたてライフが自分に合うかわからない人
目次を使って気になるところから読みましょう!
ハイブリッドつみたてライフの評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年7月~2023年8月
ハイブリッドつみたてライフのデメリット
- 死亡時の基本保険金額を保障してもらうのに費用がかかる
- 10年以内の解約は解約控除がかかる
- 積立金のノルマがある
死亡時の基本保険金額を保障してもらうのに費用がかかる
ハイブリッドつみたてライフには死亡保障が付いており、死亡時に保険金が支払われます。この死亡保険金は、毎月の保険料に関わらず、契約者が所定の範囲内で好きな金額を設定できます。
ただし、死亡保険金の額を高く設定すると、それだけ「保険関係費」が上がる仕組みになっている点には注意が必要です。保険関係費は手数料の一種なので、保険料から差し引かれ、運用に回らない額として処理されてしまいます。
そのため、死亡保険金の設定は高ければ良いというわけではありません。保険料と保障のバランスや、自身や家族の将来的なニーズを考慮して、適切なプランを設定することが重要です。死亡保障が不要という方は、最低金額である50万円に設定するのも一つの手といえます。
10年以内の解約は解約控除がかかる
ハイブリッドつみたてライフを早期に解約・減額したい場合、解約控除が発生する点には留意が必要です。具体的には、契約日から10年未満で解約や積立金の減額解約には解約控除が適用されます。解約控除により、所定の計算式で計算された費用が、解約・減額部分の積立金額から控除されるため、積み立てた資産の一部が減少してしまうということです。
そのため、10年未満の早期解約の可能性があるのであれば、ハイブリッドつみたてライフへの加入は慎重になったほうが良いでしょう。加入前にライフイベントを再確認し、解約のリスクがないか確認が必要です。また、将来の計画変更や急な資金需要など、予測しがたい状況に対処するためにも、家計に無理のない範囲での積み立てをベースとすることが肝要です。
積立金のノルマがある
ハイブリッドつみたてライフは保険料を自由に設定できる一方で、年ごとの積み立て金のノルマが設定されています。これは、一定期間ごとに一定額を積み立てることが求められる仕組みで、具体的なノルマ額は以下のようになっています。
年数 | 積立金ノルマ |
---|---|
1年目 | 5万 |
2年目 | 10万 |
3年目 | 15万 |
4年目 | 20万 |
5年目 | 25万 |
6年目 | 30万 |
7年目 | 35万 |
8年目 | 40万 |
9年目 | 45万 |
10年目 | 50万 |
例えば、3年目が終わる時点で12万しか積み立てできていなかった場合、ノルマは15万のため、設定した保険料に関わらず残り3万を必ず支払わなければなりません。
保険は長期加入を前提としていますが、その間に収入の変動や支出の増加など、ライフスタイルは変化する可能性があります。したがって、人によってはノルマの達成が難しくなる可能性も考慮が必要です。
ハイブリッドつみたてライフのメリット
- 三大疾病に備える保障を付加することができる
- 積立額を自由に増加、減額、停止できる
- 介護や認知症に備えることもできる
ハイブリッドつみたてライフのメリットは、個々のニーズやライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能な点にあります。保障の幅広さと柔軟性を踏まえながら、自身の将来設計に合ったプランを検討してみましょう。
三大疾病に備える保障を付加することができる
ハイブリッドつみたてライフは、オプションとして三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)に備える保障を追加できます。具体的には、「資産形成サポート特約」を付加することにより、三大疾病に該当した場合に、基本保険金額に「資産形成サポート金」が上乗せされる仕組みです。変額保険で三大疾病特約のある保険は多くないため、この点はハイブリッドつみたてライフの大きなメリットといえるでしょう。
三大疾病になると長期の治療になるなど費用がかさみがちなことから、これに十分に備えたいという方は多いのではないでしょうか。健康に不安を感じる方や家族の将来をしっかりと守りたい方にとって、このオプションは重要な選択肢となるといえます。
積立額を自由に増加、減額、停止できる
ハイブリッドつみたてライフは、柔軟性のある積み立てが特徴の変額保険です。月々の保険料は最低5,000円からで、契約途中での増額や減額はもちろん、支払いの中断や再開も自由にできます。
そのため、収入や支出の変動に合わせて無理なくプランを調整することが可能で、毎月の家計によって積立額を増減したい方にはメリットといえるでしょう。結婚や出産、子供の進学など、人生の変化に柔軟に対応しながら、長期的な資産形成を実現したい方には注目すべきポイントです。
また、毎月コツコツ保険料を積み立てつつ、任意のタイミングでスポット的に増額することも可能です。例えば、ボーナスが想定よりも多く支給された場合、無理のない範囲で積み立てておくという使い方ができます。
介護や認知症に備えることもできる
ハイブリッドつみたてライフは、特約によって、将来の介護や認知症に備えられるのも特徴です。具体的には、「介護認知症年金支払移行特約」付加することにより、契約期間内に所定の認知症と診断確定された場合、解約払戻金を原資として介護認知症年金が受け取れます。
また、介護認知症年金支払移行特約に付帯するサービスとして「介護コンシェル」があり、特約を付加している方は申し込みによって無料で利用できます。介護コンシェルは、認知症や介護で困ったときの相談や、実務のサポートを頼めるサービスです。
高齢化が進む現代社会において、認知症や介護のための資金が必要となるケースは大いに考えられます。特約によりそうしたリスクに対応するための保障を組み込めば、安心して老後を迎えるための基盤を築くことができるでしょう。
ハイブリッドつみたてライフの基本情報
商品名 | ハイブリッドつみたてライフ |
---|---|
引受保険会社 | T&Dフィナンシャル生命保険株式会社 |
おもな保障内容 (主契約) | 災害死亡保険金、死亡保険金、満期保険金のいずれか |
契約年齢 (主契約) | 0~80歳 |
保険期間 (主契約) | 10年、15年、20年、25年、30年満了 または 50~90歳満了(10年以上の各歳刻み) |
配当金 | なし |
解約払戻金 | あり(解約日における積立金額から解約控除額を差し引いた金額) |
保険関係費用 (主契約) | 年率0.38%~3.37% |
月々の支払額 | 5,000円以上、5万円以下(1,000円単位) |
スポット増額 | 10万円以上、9億円以下(1,000円単位) |
特約 | 死亡保険金最低保証特約 資産形成サポート特約 ドルコスト平均プラス特約 終身保険移行特約 介護認知症年金支払移行特約 年金支払移行特約(Ⅰ型) 新遺族年金支払特約 リビング・ニーズ特約 指定代理請求特約 |
ファンドラインナップ | 安定バランス型 安定成長バランス型 成長バランス型 日本株式型 世界株式型 米国株式型 ESG日本株式型 ESG世界株式型 |
ハイブリッドつみたてライフがおすすめな人
- コツコツ資産形成を行いたい人
- 余裕があるときに追加積立できるなど柔軟に対応している商品を希望している人
ハイブリッドつみたてライフは、ライフステージや経済状況の変化に合わせて柔軟に対応できる保険商品です。 この特徴を活かしたい方は、検討の価値があるといえるでしょう。
コツコツ資産形成を行いたい人
長期的な資産形成を大切に考える方にとって、ハイブリッドつみたてライフは適した選択肢です。将来の資産形成を考えるうえでは、自分に無理のない範囲で継続的に積み立てしていくことが大切です。ただ、長い人生のなかで予定外の大きな支出となるイベントがあったり、ライフプランが変更になったりして、家計の状況が変わることもあるでしょう。人によっては、それまでの資産形成を続けることが難しくなることもあるかもしれません。
その点、ハイブリッドつみたてライフであれば少額から保険料を設定でき、その時々の状況に応じて増額・減額も自由にできます。これにより、無理のない範囲で資産を増やしていくことができるでしょう。将来の不安や目標に向けて、コツコツと積み立てていきたい方にはおすすめできる商品といえます。
余裕があるときに追加積立できるなど柔軟に対応している商品を希望している人
ハイブリッドつみたてライフは、余裕のあるときに追加積立を行なうことができる点も魅力です。例えば、将来の収入増加やボーナスなど、特別な機会に合わせて追加の保険料を支払いたいというケースもあるでしょう。ハイブリッドつみたてライフであれば、スポット増額も可能なので、払えるときに払える分だけ積み立てるという使い方も可能です。
また、逆に支出が多いときには積立を一時停止することもできます。この場合、任意のタイミングで再開できるため、家計に余裕がないときだけ支払わない、という選択が可能です。自身の経済状況に合わせて保険プランを調整できるため、特に毎月の収支に波がある方は安心感のある選択と言えるでしょう。
ハイブリッドつみたてライフをおすすめできない人
- 1つのファンドしか選べないのでもっと自由な選択がしたい人
- 保障と資産運用を分けて考えたい人
1つのファンドしか選べないのでもっと自由な選択がしたい人
ハイブリッドつみたてライフは、商品内で提供されるファンドの中から1つを選択する形式です。このため、ほかの投資商品と比較して選択肢が限られているといえます。
契約途中でファンドを変更したり、積立金を移転(スイッチング)することは可能ですが、いくつかのファンドに同時に投資することによるメリットは享受できません。ファンドを複数選択して投資できれば、一方のデメリットを補填するような特徴を持つファンドを選んでトータルでのリスクを減らす、といった戦略も可能です。
その点、ハイブリッドつみたてライフではそういった戦略で運用することはできません。そのため、もっと幅広い投資対象や戦略を選びたい、柔軟にポートフォリオを構築したいと考える方には、他の投資商品の方が適しているかもしれません。
保障と資産運用を分けて考えたい人
ハイブリッドつみたてライフは、保障と資産形成を一つの商品で提供する特徴を持っています。しかし、保障と資産運用を別々に考えたいという方には、それぞれ別で商品を検討するほうが適しているかもしれません。例えば、ハイブリッドつみたてライフには必ず死亡保障が付いてきますが、すでに死亡保険に加入している人にとっては、無駄なコストがかかる結果になるかもしれません。
色々なことを考えるのが難しく、1か所でできるだけ済ませたいという方には適している可能性があります。しかし、保険と投資の役割を明確に分けて、それぞれに特化した商品を選択したい方は、ハイブリッドつみたてライフの内容は他商品と内容が重複してしまい、無駄が多くなってしまうでしょう。このような場合は、他の保険商品や投資商品を検討し、それぞれ別で契約することをおすすめします。
ハイブリッドつみたてライフを他社商品と比較
ハイブリッドつみたてライフの特徴を明らかにするために、他社の類似商品と比較してみましょう。ここでは、同じ変額保険であるアクサ生命の「ユニットリンク」をピックアップし、ハイブリッドつみたてライフが優れている点や劣っている点を解説します。
まず、ハイブリッドつみたてライフの優れている点としては、スポットで追加積立ができる点が挙げられます。ハイブリッドつみたてライフでは、月々の決まった金額に加えて、いつでもスポットで追加積立が可能です。余裕があるときに多めに積み立てられるため、家計の状況に応じて柔軟に資産形成を進められます。一方でユニットリンクにはそのような仕組みはありません。
次に、ハイブリッドつみたてライフが劣っている点としては、選べるファンドの数があります。アクサ生命のユニットリンクのほうが、多様なファンドから選択できるため、自身のリスク許容度や投資戦略に合わせた選択ができるでしょう。ハイブリッドつみたてライフは1つのファンドしか選べません。また、ユニットリンクのほうが今までの運用成績が好調という点も挙げられます。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。