クレディアグリコル生命の評判・口コミは？団信の評判やメリット・デメリットなども解説

クレディアグリコル生命はフランスにある金融会社の子会社で、全部で47カ国に展開しています。

主な特徴として

• ソルベンシーマージン比率が812.7％
• 苦情件数が少ない

があげられます。200%以上のソルベンシーマージン比率があると健全な保険と捉える指標になりますが、812.7％は優秀といっても過言ではありません。

また評判に直結する苦情件数も少ないので、利用者の満足度も高いといえます。

そんなクレディアグリコル生命について

• 生命保険は個人年金保険と団信の2つ
• 医療保険などは扱っていない

を解説します。まずはどんな商品を扱っているのかを理解しましょう。

まずはクレディアグリコル生命が販売している保険を紹介します。

クレディアグリコル生命が扱う商品は

• 個人年金保険
• 団体信用生命保険(団信)

です。個人年金保険は4種類あります。

個人年金保険の商品はそれぞれ取り扱う銀行が違いますが、どれも投資型の個人年金保険です。

豪ドルと米ドルから選択できるので、為替レートをみながら運用するのが得意な人や資金を運用して増やすのが目的の人におすすめです。

団体信用生命保険は1種類ですが、契約者が三大疾病に罹患したときやがんになったときの保障が手厚いです。

疾病を持っていても入れるプランもあるので、円建て保険の保障だと不安な人や健康上の理由で円建て保険には入れない人はこちらの商品を検討するといいでしょう。

クレディアグリコル生命では医療保険や終身保険などの商品は取り扱っていません。

そのため

• 先々の医療費のために保険を探している
• 余剰金がないけど貯蓄を増やしたい

などの理由で外貨建て保険を探しているのならクレディアグリコル生命ではない商品を探す方が良いでしょう。

特に余剰金がなく、生活費の一部を使って保険に入ろうと考えているのなら円建て保険のほうが向いています。

なぜなら契約してすぐに解約してしまうと為替レートなどの影響でマイナスになる恐れがあります。

ただし余剰金があって年金生活になったときのための貯蓄を増やしたい人や資産運用を積極敵に行いたいならクレディアグリコル生命は利用しやすいといえます。

いずれにしても個人年金保険・団体信用生命保険を探している人にはおすすめの会社です。

クレディアグリコル生命の保険にはどんな特徴があるのでしょうか。

そこでクレディアグリコル生命の

• 個人年金保険
• 団体信用生命保険

の特徴を紹介します。個人年金保険に関しては

• 積立力Ⅴ 
• アクティブチャンス✕
• デュアルボックス✕
• 到達力✕

4つ商品がありますので、順番にどんな保険なのかを解説します。

また団体信用生命保険についても解説しますので、

• 利率が低くて大きく増えない
• 疾病を持っていて、日本の団信への加入が難しい

など日本の商品では不安という人は検討してください。

まずはクレディアグリコル生命の個人年金保険を解説します。

クレディアグリコル生命が扱う4つの個人年金保険は

• 積立金は変額部分だけではなく、定額部分もあるのでリスクの分散ができる
• 豪ドル・米ドルを選択できる
• 年金支払期間は5年・10年・15年から選択できる

という共通の特徴があります。

定額部分があるのでリスクを分散できるため、初めて外貨建て保険を利用する人も不安が少ないと評判です。

それぞれの特徴は以下の通りです。

扱っている銀行や運用期間などが異なります。

積立力Xは1回の保険料の支払いが50万円以上と決まっていますが、他の商品は自分で目標金額を設定して貯蓄するイメージです。

円建てとの併用ができる商品もあるため、外貨建て保険のリスクを回避しやすいといえます。

住宅ローンを組むときに入っておくと安心なのが団体信用生命保険(団信)です。

クレディアグリコル生命では団体信用生命保険の販売も実施しています。

主な特徴は

• がん・三大疾病・生活習慣病への保障
• 疾病を持っている人も入れるプランがある
• 配偶者のがんにも対応

です。死亡時だけではなく、がんや三大疾病などへの保障も付加できるので手厚いと評判です。

団信は人生の大きな買い物である住宅ローンへの保障のため、疾病があると入れないことが多いですが、疾病がある人も入れる引受基準緩和型のプランが用意されています。

健康な人なら日本の団信でも問題はありませんが、疾病がある人はそもそも加入できる商品が少ないのが現状です。

しかし持病を持っていて他の団体信用生命保険は審査が通りにくい人もクレディアグリコル生命の団体信用生命保険なら保障内容の評判が高く、審査基準が緩いのでおすすめです。

さらに契約している人だけではなく、配偶者のがんは一時金が支給されます。

ではクレディアグリコル生命の扱う商品と他の保険会社の商品を比較してみましょう。

今回は保障内容が似ている

• クレディアグリコル生命「デュアルボックスX」
• 第一フロンティア「プレミアムジャンプ」

を例に出します。この2種類を比較すると以下の通りです。

設定できる通貨や据置期間は同じです。

保険料はデュアルボックスXは1万通貨以上ですが、プレミアムジャンプは2万通貨以上と資金がない人では利用しにくい商品です。

また受けとり期間の猶予がデュアルボックスXのほうが幅広いのがわかります。

一方で加入できる年齢がプレミアムジャンプでは80歳までと年齢を重ねている人も加入しやすい特徴があります。

次にクレディアグリコル生命のメリットを紹介します。

主なメリットは

• 団体信用生命保険は引受基準緩和型プランがあるので住宅ローンが組みやすい
• 保険金を支払う余力が十分にあるので心配が少ない

です。どちらも保険を選ぶ上で重要なポイントです。

特に住宅ローンのときに加入する団体信用生命保険の引受基準緩和型プランの評判は高いです。

これから詳しく解説しますので、1つの指標にして自分にあった保険を選んでください。

住宅ローンを組む上で重要になる団体信用生命保険ですが、その多くは疾病を抱えている人は入れないのが現状です。

例えば

• 現在、疾病を治療中の人
• 健康上の理由で検査をしている人
• 疾病が完治してから5年以内の人

は健康な人が入れる団体信用生命保険には加入ができません。

しかしクレディアグリコル生命は「ワイド団信」という商品を販売しています。

この商品は引受基準緩和型プランなので、住宅ローンを組みやすいという優れた特徴があり、評判もいいです。

ワイド団信は

• 高血圧
• 糖尿病
• 肝機能障害

などの疾病を持っている人も審査に通りやすい商品です。

そして一定の条件を満たすと住宅ローンが0円になります。

その条件は契約者が

• 死亡したとき
• 高度障害状態になったとき
• 余命6ヶ月と医師が判断したとき

です。健康な人が入れる保険と遜色のない内容が評判の高さにつながっているといえます。

疾病を持っていて他の団信に加入できなかった人はワイド団信に申し込んでみるといいでしょう。

クレディアグリコル生命のメリットとしては保険金の支払い能力が高いこともあげられます。

予期しにくい自然災害などが発生したときでも支払い能力があるとみなせる指標としてソルベンシーマージン比率が重要です。

200％以上を維持している会社は保険金の支払い能力が十分に担保できているといわれています。

クレディアグリコル生命はソルベンシーマージン比率が812.7％なので健全性が高い会社です。

200％あれば十分に余力があると判断されますが、812.7％は高額な保険金を十分に支払う余力があることを示しています。

保険商品は保険金の支払いを受けるのを目的として契約するものなので、十分に保険金を払える保障があることが評判がいい理由の1つとなっています。

次にクレディアグリコル生命のデメリットを紹介します。

主なデメリットは

• 扱う商品や契約できる取扱金融機関が少ない
• 元本割れの恐れがある商品を扱っている

です。魅力的な商品があるクレディアグリコル生命ですが、この2点においては他の商品よりも劣る部分です。

では、実際になぜこの2点の評判が低いのかを解説します。

クレディアグリコルは個人年金保険が4つと団体信用生命保険(団信)しか扱っていません。

そのため医療保険や終身保険を考えて保険に入ろうと考えている人には不向きの会社です。

また個人年金保険は取扱金融機関が少ないです。

取扱商品の取扱金融機関は以下の通りです。

このなかで首都圏に支店が多い銀行はりそな銀行と新生銀行だけです。

他は地方の銀行が多いのがわかるでしょう。

また地方の銀行も限られているため、都道府県によっては取扱金融機関が近くにない人もいるはずです。

つまり首都圏に多い銀行がメインバンクの人や地方に住んでいても近くに取扱銀行がない人はわざわざ契約するために出向く必要があります。

クレディアグリコル生命の保険は外貨建て保険です。

そのため常に変動する為替レートなどのチェックが重要になる商品です。

そして個人年金保険は定額部分を設けている一方で変動部分もあることを忘れてはいけません。

変動部分に関しては投資のリスクを念頭に置くことが大事です。

投資のリスクとして

• 株式
• 債権
• リート

などがあり、これらは

• 価格変動
• 金利変動
• 為替変動
• 信用リスク

といった様々なリスクに直結します。つまり保険商品というより、投資をする意識で運用しないと元本割れをして損をしてしまう恐れがあります。

そのためあまり為替レートなどに詳しくない人が安易に手を出してしまうと上手に運用するのが難しい商品といえます。

クレディアグリコル生命の保険が向いている人はどんなタイプの人なのでしょうか。

おすすめできる人は

• 投資をして積極的に貯蓄を増やしたい人
• 疾病を持っているけど住宅ローンを組みたい人

です。為替レートを読むのが得意な人で積極的に貯蓄を増やしたいと考えている人にはピッタリの商品です。

また疾病を持っているけど住宅ローンを組んでマイホームを手に入れたい人にもワイド団信があるので向いています。

特にワイド団信は評判もいい商品なので疾病を抱えている人は検討してみてください。

レディアグリコル生命について解説しました。

記事のポイントは

• レディアグリコル生命は健全性が高い
• 個人年金保険には4種類ある
• レディアグリコル生命の口コミや評判を紹介
• 団体信用生命保険には引受基準緩和型のワイド団信があって住宅ローンが組みやすい
• 積極的に貯蓄を増やしたい人におすすめの会社である

でした。資産運用や住宅ローンに特化している会社です。

そのため医療保険などを求めている人には向かない会社ですが、将来に向けて貯蓄を増やしたい人や疾病があるけど住宅ローンを組みたい人にはうってつけです。

外貨建て保険として評判のいい部分もあるので、個人年金保険を探しているひとは検討してみてください。

また他にも保険に関する記事を多数掲載していますのでそちらもぜひ参考にしてください。