保険料が500円程度の葬儀保険はある? 葬儀保険のメリット・デメリットも解説! 

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。
あなたは自分のお葬式に対して、何か準備をしていますか? 

人生はいつ何があるかわからないもの。

特に「死」はだれしもに訪れることです。

そこでご自身の万が一のことを考えたとき、いちばん不安を感じるのはやはりお金のことですよね。

「自分が亡くなった際の葬式代を家族に負担してもらうことに抵抗がある」という方も多いのではないでしょうか。

そんな方の葬儀代の用意として心強い味方になってくれるのが今回解説する「葬儀保険」なのです。

なんとこの葬儀保険、ものによっては保険料が500円程度で抑えられる商品もあるのです! 

この記事では葬儀保険について知っていただくために、
  • 葬儀保険とはどんな保険なのか
  • 保険料が500円程度で抑えられる葬儀保険の商品
  • 保障内容を重視している葬儀保険の商品
  • 各葬儀保険が持っている特徴や評判
  • 葬儀保険に加入することで得られるプラス・マイナス
以上のことを中心にお伝えします。

この記事を読んでくだされば、自身のお葬式に備えるための葬儀保険という手段についてより理解が深まります。

私どもといたしましてはこれをきっかけに葬儀保険への加入を考えてほしいと思いますが、その判断をするためにもぜひ最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. 葬儀保険は、葬儀費用を準備するための手段として有効
  2. 葬儀保険のメリットは、保険料が抑えられる・保険の見直しがしやすいなど
  3. なかには月額500円程度で加入できるリーズナブルな商品も
  4. 葬儀保険のデメリットは解約返戻金がない・元本割れを起こす可能性があるなど
  5. 保険料ももちろんだが、想定している葬儀費用に見合った保障があるか見極めることも大切
  6. 自分が葬儀保険に加入すべきか迷ったら無料保険相談を利用するのがおすすめ
  7. 無料相談を利用すれば、プロと一緒に複数の商品を比較しながら自身にあった葬儀保険を選べる
  8. いまならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!

葬儀保険とは? 特徴や葬儀に必要な費用を解説! 


そもそも葬儀保険という存在にあまり馴染みがないという方もおられると思います。


知識を得る上で、その保険がどんな保険かを理解しておくことは外せませんよね。


そこでまずは、

  • 葬儀保険とは一体どんな保険なのか
  • 少額短期保険とは何か
  • 用意すべき葬儀代の金額はいくらなのか
という基本的な部分から一緒に知っていきましょう。

葬儀保険とはどんな保険? 加入する目的は何? 

葬儀保険は、「少額短期保険」と呼ばれるもののひとつです。


加入する目的は葬儀代の負担軽減です。


保険に対して、契約手続きが難しそうだと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


その心配は不要です。


契約する上で厳しい書類の審査などはなく、

  • 少額短期保険会社からの簡単な告知審査がある場合
  • 告知すらない場合
といった簡単な審査で契約することができます。

これなら複雑な手続きが苦手な方でも安心して加入できますね。

しかも葬儀保険はリーズナブルな商品も多く、その一部は500円程度で加入できるものもあるのです。

そもそも、少額短期保険とは? その特徴を解説! 

葬儀保険は少額短期保障だと述べましたが、少額短期保障のことはご存知ですか? 


少額短期保障とはその名が表すとおり、少額の保険料で保障期間も短くなっている保障のことです。


上記の特徴から「ミニ保険」と呼ばれることもあります。


月々の保険料も数百円からとなっており、取り扱う保険金額が少なくなっています。


月額が500円程度から加入できる葬儀保険があるのもこれが理由です。


また少額短期保障には、

  • 保険期間は1年または2年
  • 死亡保険金額は被保険者1人につき300万円まで
  • すべての保険において、保険金額は最大で被保険者1人につき1,000万円まで
といった制限が設けられています。

この制限から、葬儀保険においても、
  • 保障期間は1年間
  • 支払われる金額は300万円以内
となります。


少額短期保障は対象もバラエティに富んでおり、シンプルでリーズナブルな保険を求めている方にはまさにかゆいところに手が届くような商品が多くなっています。

葬式代はいくら準備するべき? 最低100万円は必要? 

日本消費者協会が実施した「2017年葬儀についてのアンケート調査」の結果では、葬式全体の費用の全国平均は195万円となっています。


その内訳はざっくりわけると以下の3つです。


葬儀費用一式

葬儀の進行に欠かせない式場・祭壇から火葬などにかかる費用がここに含まれ、平均120万円ほどの用意が必要です。

一番負担が大きいのがこの部分の費用になります。

飲食接待費
葬儀に関わるお料理、例えば通夜振る舞いや精進落としといったものにかかる費用で、平均40万円ほどが必要です。

お布施
宗教や宗派、また戒名や読経をお願いするかにも左右されますが、約15万円〜50万円ほどかかると言われています。



葬儀費用だけでも最低100万円以上が必要であることがご理解いただけたのではないでしょうか。

プラスで宗教や地域、参列者の数などで人によってはさらに費用がかさんでしまいます。

保険料が500円程度の葬儀保険(死亡保険・終活保険)一覧 


保険料を抑えたい方に嬉しい、500円程度の保険料で加入できる商品として


商品名
SBIいきいき少短SBIいきいき少短の死亡保険
ベル少額短期保険千の風
富士少額短期保険おそうしき共済

以上の3商品をご紹介いたします。


「いままで葬儀保険の加入はあまり考えていなかった」という方でも500円程度なら加入しやすいと思うのではないでしょうか。


保障内容や保険料、評判まで、葬儀保険に興味のある皆さん必見の情報をまとめていきますので、ぜひ比較しながらご覧くださいね。

500円程度から入れる! SBIいきいき少短の「SBIいきいき少短の死亡保険」とは? 


まずご紹介するのはSBIいきいき少短の「SBIいきいき少短の死亡保険」です。


この保険は主に

  • 保険料が手頃だから
  • 保障内容がシンプルでわかりやすいから
  • CM・広告の印象が良かったから
といった理由で選ばれている商品です。

まさに保険料を抑えたいあなたにぴったりなこの「SBIいきいき少短の死亡保険」について、基本情報を保険料金などとともにご紹介します。

「SBIいきいき少短の死亡保険」の基本情報

特徴

「SBIいきいき少短の死亡保険」は、

  • 保険料の手頃さが人気のポイント
  • 加入は84歳まで、保障は90歳まで継続できる
  • 保険期間は1年間
といった特徴を持っています。

ご自身のライフプランに合わせて見直しがしやすいことも大きな魅力ではないでしょうか。


保障内容

支払われる死亡保険の金額別に、

  • 保険料を手頃に抑えたい方へ:100万円コース・200万円コース
  • 葬儀費用プラスαを求める方へ:300万円コース・400万円コース
  • 遺される家族の生活費まで保障したい方へ:500万円コース・600万円コース
と保障内容が分かれています。

例えば100万円コースなら名前のとおり、死亡保険金が100万円になるといった具合です。

告知内容

この保険は、
  • 現在入院中である。または、医師から入院・手術を勧められている
  • 過去5年以内に会社指定の病気が原因で、治療や投薬を受けたことがある
以上の項目に該当しない方が加入することができます。

ただし持病があっても、
  • 直近3ヶ月以内に医師から入院・手術や検査を勧められた
  • 過去1年以内に病気や怪我による入院・手術を経験している
  • 過去5年以内にがんと診断された。もしくは過去5年以内にがんまたは肝硬変での入院・手術を経験している
これらに該当しなければ加入できる引受基準緩和型保険販売されています

「SBIいきいき少短の死亡保険」の保険料をシミュレーション! 

今回は200万円コースの保険料(月額)を例にとって見てみましょう。


男性女性
20〜24歳460円320円
25〜29歳480円340円
30〜34歳520円380円
35〜39歳640円440円
40〜44歳840円540円
45〜49歳1,200円720円
50〜55歳1,760円980円


上記の表から、男性は34歳まで、女性は44歳までの加入であれば月500円前後で保険料が抑えられることがわかります。


その他のコースや、これ以降の年齢の方も「SBIいきいき少短の死亡保険」にて保険料が確認できます。

500円程度から入れる! ベル少額短期保険の「千の風」とは? 


続いてご紹介するのは、ベル少額短期保険の「千の風」です。


「千の風」も他の葬儀保険と同じく、葬儀費用の負担軽減を目的に販売されている保険です。


保険金額定額タイプと保険料一定タイプがあり、よりご自身にあった方を選択することができます。


保険料を抑えたいあなたにも、受け取れる保険金額を重視したいあなたにもおすすめの「千の風」について、基本情報や保険料例、評判をご紹介します。

「千の風」の基本情報

特徴

「千の風」は、

  • ニーズに合わせて選べる全13プラン
  • 書類完備後、原則として翌営業日に保険金をお支払い
  • リーズナブルで家計に負担のない保険料
  • 告知だけの簡単審査
  • 15歳から85歳10ヶ月まで加入可能
  • 1年更新で最高100歳まで保障が続く
といった特報を持っています。

特に葬儀費用は徐々にではなく突然必要になってしまうものですので、迅速に給付されるのはかなり助かるのではないでしょうか。

保障内容

全13プランは保険金定額タイプの8プラン、保険料一定タイプの5プランの2つに分類されています。

プラン内容
保険金定額プラン50万円保障プラン
80万円保障プラン
100万円保障プラン
130万円保障プラン
150万円保障プラン
200万円保障プラン
250万円保障プラン
300万円保障プラン
保険料一定プラン1,000円一定プラン
2,000円一定プラン
3,000円一定プラン
5,000円一定プラン
7,000円一定プラン

いずれのプランも契約期間にかかわらず支払われる死亡保険金は変わりません

告知内容

「千の風」は、
  • 現在、健康診断や人間ドックの検査で治療や再検査が必要と言われている
  • 過去5年以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けた
  • 過去10年以内に、がん・腫瘍が原因で医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがある
  • 現在、公的介護保険制度の認定を受けている
  • 現在、「身体障がい者手帳」「精神障がい者手帳」「療育手帳」の交付を受けている
上記に該当しなければ、医師の診察なしで加入できます。

また、告知内容を満たせない方でも「千の風 引受Wide」という特別条件付保険特約でサポートされる場合があります。

「千の風」の保険料をシミュレーション! 

保険金定額プランの中から、50万円保障プランを例として月額保険料を見てみましょう。

保険料
15〜49歳750円
50〜69歳1,000円
70〜72歳1,250円
73〜74歳1,500円

500円は少し上回ってしまいますが、男女関係なく49歳までは月額750円で加入することができます


他のプランや75歳以上の方の月額保険料が気になる方は、公式ホームページよりご確認ください。

500円程度から入れる! 富士少額短期保険の「おそうしき共済」とは? 


最後にご紹介するのは、富士少額短期保険の「おそうしき共済」です。


「おそうしき共済」は、

  • 有事の際に子どもたちに負担がかかるのを避けたい
  • 高血圧・糖尿病で先が心配
  • 保険料をなるべく少なくしたい
  • 自分の葬儀費用を準備しておきたい
こんな方にぴったりです。

保険料を抑えたいけれど持病があるという方におすすめな「おそうしき共済」について、基本情報や保険料、評判を中心にご紹介していきます。

「おそうしき共済」の基本情報

特徴

「おそうしき共済」は、

  • 保険金額50万円〜300万円まで選択可能
  • 加入は89歳まで、最長99歳まで更新できる
  • 持病があっても加入しやすい
という特徴を持っています。

持病に左右されにくいというのは健康面に不安がある人にとって、嬉しいポイントなのではないでしょうか。

保障内容

無配当引受基準緩和型死亡保険となっており、
  • 50万円プラン
  • 100万円プラン
  • 150万円プラン
  • 200万円プラン
  • 300万円プラン
が用意されています。

告知内容

一般的な引受基準緩和型保険の告知内容は、
  • 直近3ヶ月以内に医師から入院・手術・検査・先進医療を勧められた
  • 過去2年以内に入院経験がある
  • 過去5年以内にがん・肝硬変・慢性肝炎で医師の診察・検査・治療・投薬を受けた
以上です。

「おそうしき共済」も引受基準緩和型ですので、ここから大きく逸脱した内容ではないと思われます。

加入を考えておられる方は、申し込み前にお問い合わせしてしっかり確認しましょう。

「おそうしき共済」の保険料をシミュレーション! 

100万円プランを例に月額保険料を見てみましょう。


男性女性
30〜34歳820円780円
35〜39歳
880円840円
40〜44歳990円910円
45〜49歳
1,200円1,060円
50〜54歳1,530円1,260円


こちらも500円は少しオーバーしてしまいますが、男女ともに44歳まででしたら1,000円未満で加入することができます


他のプランやこれ以降の年齢の保険料を知りたい方は公式ホームページでご確認ください。

保険料よりも保障を重視したい方向け おすすめの葬儀保険(死亡保険・終活保険)一覧


葬儀保険に限らずですが、保険への加入を考える上で保険料を抑えることよりも保障を重視したい方もおられると思います。


ここからはそんな方へ向けて、保障内容が充実しているおすすめ葬儀保険として

商品名
あんしん少額短期保険株式会社保険料一定型葬儀保険 みんなのキズナ
アフラックアフラックの定期保険 Lightフィットプラン
コープ共済ずっとあい
イオン少額短期保険フューネラルプラン

の4商品をご紹介していきます。


皆さんが一番気になっている保障内容だけでなく、先ほどと同様保険料や評判もお伝えしますので比較しながらご覧ください。

あんしん少額短期保険株式会社の保険料一定型葬儀保険「みんなのキズナ」とは? 


1つ目にご紹介するのは、あんしん少額短期保険株式会社の保険料一定型葬儀保険「みんなのキズナ」です。


こちらは保険料一定型とあるように、保険料が変わらない葬儀保険となっています。


加入者がお得な特約も用意されていて、保障の手厚さを期待する方にはぴったりのこの「みんなのキズナ」について、基本情報や保険料、評判をご紹介します。

保険料一定型葬儀保険「みんなのキズナ」の基本情報

特徴

「みんなのキズナ」には、

  • 希望に合わせて選べる7つのプラン
  • 保険料が一定
  • 葬儀の生前予約が可能
  • 40歳から84歳まで加入でき、99歳まで契約更新が可能
という特徴があります。

自身の葬儀を生きているうちに予約しておけるのは安心できる材料ですよね。

保障内容

プランは目的別に、
  • 負担を抑えたい方へ:1,000円プラン・2,000円プラン・3,000円プラン
  • 余裕を持っておきたい方へ:4,000円プラン・5,000円プラン・6,000円プラン・7,000円プラン
が用意されています。

またそれとは別に特約で、
  • 保険金直接支払いサービス特約
  • リビング・ニーズ特約
というものをつけることができます。

ざっくりとした内容は、

内容
保険金直接支払いサービス特約葬儀の生前予約ができる
リビング・ニーズ特約余命宣告6ヶ月以内で特約保険金が支払われる
以上のとおりです。

告知内容

この保険に加入できるのは、
  • 現在入院中、あるいは日常生活で他人の介護が必要な状態である
  • 現在入院の予定がある
  • 直近3ヶ月以内に医師や家族から入院を勧められた
  • 過去2年以内に病気の治療目的で継続して7日間以上の入院し、現在もその病気を治療中である
  • 過去5年以内にがん・脳疾患・心臓疾患で医師から診察・検査・治療・投薬を受けた
以上の項目すべてに該当しない方となります。

保険料一定型葬儀保険「みんなのキズナ」の保険料をシミュレーション! 

「みんなのキズナ」は保険料一定型ですので、月額1,000円プランを例に受け取ることができる保険金額を見てみましょう。


男性女性
40歳1,860,210円
2,344,450円
50歳1,160,540円1,644,570円
60歳619,350円1,112,610円
70歳324,550円644,830円


この保険は保険料が一定である代わりに、1歳ごとに受け取ることができる保険金額が減額していきます。


詳しくは公式ホームページにてご確認ください。

アフラックの「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」とは? 


2つ目にご紹介するのは、アフラックの「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」です。


アフラックはアヒルが登場するCMでご存知の方も多いのではないでしょうか。


そんなアフラックでも葬儀に備えることができる保険が販売されているのです。


気になるその保障内容や保険料などの基本情報をご紹介します。

「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」の基本情報

特徴

「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」は、

  • 保険金額はニーズに合わせて、200万円から100万円単位で選択可能
  • 満3歳から満70歳まで加入でき、自動更新で最大80歳まで継続可能
  • 無配当保険のため、保険料が抑えられる
  • 医師の診査は不要
  • 非喫煙者は保険料が割安になるノンスモーカー割引特約がある
といった特徴があります。

非喫煙者に優しいというのはなかなか斬新な印象を受けるのではないでしょうか。

またこの商品は少額短期保険ではないため、保障期間が10年あります

保障内容

この保険では、
  • 死亡したとき
  • 高度障がい状態になったとき
に保険金額が支払われます。

商品に災害死亡割増特約が含まれているので、災害が原因で上記の状況になった場合は支払われる保険金額が2倍になります。

告知内容

詳しい告知内容は問い合わせが必要と思われますが、
  • 現在入院中の方
  • 現在入院・手術を勧められている方
は申し込むことができません。

「アフラックの定期保険 Lightフィットプラン」の保険料をシミュレーション! 

今回は保険金額200万円のコースを例に、ノンスモーカー割引特約はなしとして見ていこうと思います。


男性女性
20歳474円360円
30歳528円426円
40歳798円580円
50歳1,502円892円


保障を重視している保険商品でありつつ、男性は30代まで女性は40代まで500円程度で加入できるので、お財布にも優しくなっています。


1歳年を重ねるごとに保険料も増えていく仕組みになっていますので、詳しくは公式ホームページにてご確認ください。

コープ共済の「ずっとあい」とは? 


3つ目にご紹介するのは、コープ共済の「ずっとあい」です。


「ずっとあい」も少額短期保険ではなく、終身生命となっています。


葬儀費用への準備だけではなくプラスαの保障を求める方におすすめの「ずっとあい」について、保障内容や保険料、評判といった基本情報をご紹介します。

「ずっとあい」の基本情報

特徴

「ずっとあい」は

  • 月掛金が加入時から変わらない
  • 0歳から満70歳まで加入でき、保障は一生涯続く
  • 途中解約の場合は解約返戻金あり
  • 余命6ヶ月以内の宣告を受けた場合、リビング・ニーズ共済金を受け取れる
という特徴を持っています。

途中で解約した場合も掛金の一部が返還されるため、万が一ライフプランが変わってしまっても安心です。

保障内容

内容が、
  • 死亡保障
  • 重度障がい(病気・事故)
のみのシンプルでわかりやすい保障となっています。

また保障額と加入可能年齢の異なる5つのコースがあり、それぞれ

保障額・コース
0〜満70歳300万円コース・500万円コース
満15〜満60歳1,000万円コース
満45〜満70歳200万円コース
満60〜満70歳100万円コース
となっています。

告知内容

「ずっとあい」は、
  • 現在入院中である
  • 現在医師から入院・手術を勧められている
  • 過去1年以内に、病気や怪我が原因で医師の診察を受けたことがある
  • 過去1年以内に、健康診断・妊婦健診・乳幼児健診などで異常を指摘された
  • 過去5年以内に、共済指定の病気(例えばがん・脳卒中・肝硬変など)で医師の診察を受けたことがある
  • 現在妊娠中で、妊娠や分娩に伴う異常により健康保険が適用される検査・診察・治療・投薬・通院指示を受けている(15歳以上の女性のみ)
  • 現在、左右いずれかの視力が0.3以下である(近視の場合はメガネ・コンタクトレンズなどで矯正した視力)
  • 現在、公的介護保険制度における要介護認定を受けている、もしくは申請中である
以上に該当しない方が加入できます。

ただし一部の内容については、該当していても条件付きで加入できる場合があります

「ずっとあい」の保険料(掛金)をシミュレーション! 

300万円コースで終身払いの場合の月額掛金を見ていきましょう。


男性女性
20歳3,510円2,970円
30歳4,440円3,720円
40歳5,850円4,800円
50歳8,130円6,480円


ここまででご紹介した商品のなかでは、終身保障のため少し高額な印象です。


「ずっとあい」は加齢とともに掛金も増額していきますので、他の年齢やあるいは他の保障額のコースの掛金を知りたい方は公式ホームページをご覧ください。

イオン少額短期保険「フューネラルプラン」とは? 


4つ目にご紹介するのは、イオン少額短期保険「フューネラルプラン」です。


この「フューネラルプラン」は葬儀費用だけではなく、健康を脅かす病気に対しても保障がある商品となっています。


生前から死後に至るまでのサポートをお求めの方におすすめの「フューネラルプラン」について、保障内容や保険料、評判などの基本情報をご紹介いたします。

「フューネラルプラン」の基本情報

特徴

「フューネラルプラン」は、

  • 高齢期に必要な保障をひとまとめに
  • ひったくり損害保険が付加
  • 標準プランと充実プランからニーズに合わせて選択可能
  • 55歳から79歳まで加入可能、契約更新は89歳まで
という特徴を持っています。

ひったくりに保障がついているというのは他社ではなかなか見かけない部分です。

保障内容

標準プランは、
  • 死亡・重度障がい保険
  • ひったくり損害保険
がついています。

一方充実プランは、
  • 死亡・重度障がい保険
  • ひったくり損害保険
  • 白内障・緑内障手術一時金保険
となっており、目の病気にも備えられるようになっています。

告知内容

「フューネルプラン」は告知内容が明示されていません。

参考として、葬儀保険の主な告知内容としては、
  • 現在入院中である、あるいは入院・手術を勧められている
  • 現在、日常生活において誰かの介護を必要な状態である
  • 過去2年以内に入院経験がある
  • 過去5年以内にがん・肝硬変で医師の診察を受けた
などがあります。

「フューネラルプラン」の保険料をシミュレーション! 

標準プランで保険料年払い、保険金額が20万円のコースを例として見ていきましょう。


男性女性
40〜44歳1,370円1,230円
45〜49歳1,600円1,350円
50〜54歳1,960円1,530円
55〜59歳2,460円1,680円


保険金額が今回例として並べた他社商品より少ないため、総合的に見るとそこまでお手頃とは感じない方もおられるかもしれません。


ただやはり他社では保障されないひったくりへの対策があるという部分を考慮すると、お得ではないでしょうか。


これ以降の年齢や他のコース・プランの保険料が知りたい方は公式ホームページをご確認ください。

葬儀保険に加入するメリット・デメリットとは? 


ここまで具体的な商品をご紹介してきましたので、葬儀保険をよく知らなかったという方でも保障内容や保険料のイメージは掴んでいただけたと思います。


では最後に、葬儀保険に加入したらどんなメリットが得られるのか、また反対にどんなデメリットがあるのかを解説させていただきます。


どちらもしっかり把握した上で最終的に加入するかの判断をしてくだされば嬉しいです。

葬儀保険に加入するメリット

まず加入するメリットは、

  • 一般的な保険商品よりも保険料が抑えられる
  • 保障期間が1年間と短いため、保険の見直しを行いやすい
  • 加入する際に医師の診断を必要としない商品もあるため、持病があっても加入しやすい
  • 80歳を超えても加入できる商品が存在する
です。

やはり月々500円前後で加入できたり1年更新だったりと、生活に余裕を持って加入できるということがいちばん大きな魅力ではないでしょうか。

葬儀保険に加入するデメリット

次に加入する上でのデメリットですが、

  • 掛け捨て型の保険なため、解約返戻金がない場合がほとんど
  • 保険金額に上限があるため、長期間契約していると元本割れを起こす可能性がある
が挙げられます。

少額短期保険全般に言えることですが、掛け捨て型なので解約してしまうとそれまで支払ってきた保険料が返還されることはほぼありません。

また保険金額にも制限が設けられているため、長期の契約となると「結果的に支払総額の方が多かった」ということも起こり得ます。

月に払う額が500円程度でも必ずしも得というわけではないのです。

メリット・デメリットから、現在高齢で葬儀費用の備えを主な目的としている人がいちばん合っている保険とも言えます。

500円程度から入れる葬儀保険はあるが、葬儀代に見合った保障を重視しよう


葬儀保険について、概要やおすすめ商品、メリット・デメリットを解説してきましたがいかがだったでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 葬儀保険は葬儀費用の負担軽減を目的とした少額短期保険
  • 葬儀にかかる費用は平均で195万円ほど、最低でも100万円以上の用意が必要
  • リーズナブルな保険が多く、月額500円程度で加入できる商品もある
  • 解約返戻金がなかったり、元本割れの可能性が否めない部分もある
でした。

保険料を抑えることを重視して500円程度の保険商品への加入を考えるというのはもちろん素敵な判断です。

しかし目的に立ち返って、その保障で想定される葬儀費用がまかなえるかということも考える必要があります。

ご自身の現在の生活と万が一の際の葬儀プランに寄り添った葬儀保険選びをすることが重要です。

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