更新日:2021/03/30
葬儀保険のデメリットとは? 不要かどうかや持病があっても入れる葬儀保険も紹介
- 葬儀保険とは?
- 葬儀保険のデメリット
- 葬儀保険のメリット
- 葬儀保険をおすすめな人とおすすめできない人
- デメリットが少ないおすすめの葬儀保険
- 葬儀保険の代わりに葬儀費用を準備する方法
内容をまとめると
- 葬儀保険は、葬儀費用を用意するための小額短期保険になります。
- 葬儀保険のデメリットの1つは、保険金が少ないことです。
- 葬儀保険のメリットは、月額保険料が他の保険と比較して安いことです。
- 葬儀保険が必要な人は、葬儀費用を準備できない人です。
- 葬儀保険が不要な人は、貯蓄があり自分自身で葬儀費用を準備できる人になります。
- 葬儀保険の料金プランは2種類あり、保険金が定額のタイプ・保険料が一定のタイプがあり、保険料のシュミレーションを参考に最適な葬儀保険を選びましょう。
- どうしても葬儀保険加入が難しい場合でも、葬儀費用を準備できる方法はあります。
- 葬儀保険が自分にベストかを確かめるには、無料保険相談を利用するのがおすすめ
- 無料保険相談を利用すれば、プロと一諸に複数の保険を比較して入る保険を決められる
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談ができるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう。
目次を使って気になるところから読みましょう!
そもそも葬儀保険とはどんな保険?
年々日本では、医療技術の進歩と生活環境の向上により高齢化が進んでいます。
人生の最後のイベントでもある葬儀には、多くの費用が必要なため最近では自分で準備する人も増加しています。
ただ日々の生活が大変で、葬儀費用を準備したくても用意できない人も多いです。
そのため最近では、自分の葬儀費用を保険で用意したい人向けに葬儀保険があります。
そこでここからは葬儀保険について、
- 葬儀保険は小額短期保険(ミニ保険)の一種
- 葬儀費用をまかなうのに最適な保険
- 小額短期保険とは
葬儀保険は少額短期保険(ミニ保険)の一種
葬儀には、葬儀や火葬、通夜の会場費、僧侶への支払いなど多くのお金がかかり高額になるケースが多いです・
葬儀保険とは、高額な葬儀費用をまかなうための保険で、月々の保険料が低額で加入できるため小額短期保険の一種になります。
葬儀保険の特徴は、
- 月々の保険料が通常の生命保険や終身保険よりも低額
- 掛け捨てタイプの保険
- 契約は1年間の短期
- 加入時の上限年齢が高いので高齢者でも加入しやすい
- 医師の診断不要の保険あり、持病ありでも加入できる
- 保障プランは、主に保険金定額タイプと保険料一定タイプの2種類ある
葬儀費用をまかなうのに最適な保険
葬儀には宗派の違いや地域、葬儀の形態により費用も様々です。
ただ葬儀費用は高額になるケースもありますので、事前に準備したいものです。
他の保険と比較しても、月々の保険料が小額になるので、葬儀保険は葬儀費用をまかないやすい保険と言えます。
また葬儀保険は2種類のタイプに分かれます。
- 月々の保険料が変わらない「保険料一定タイプ」
- 受け取る保険金が変わらない「保険金定額タイプ」
参考:少額短期保険とは?
小額短期保険とは、保険業のなかで事業範囲内で販売する保険です。
保険業法の内容を改正して、保険契約者の保護を目的に2006年4月1日に導入された制度になります。
小額短期保険の特徴としては、
- 保険期間は1年間
- 死亡保険金は、1人300万円以下
保険期間については、損害保険の分野には2年の保険もあります。
葬儀保険のデメリットとは?
葬儀保険は、自分の葬儀費用を亡くなる前に準備しておける、家族や子どもにお金の心配をさせない保険です。
ただ他の多くの保険と比較して、葬儀保険のデメリットが気になる人も多いと思います。
そのためここからは、葬儀保険3つのデメリットについて、
- 保険金の上限が低い(最大300万円)
- 加入期間が長くなると元本割れになる
- 保険会社が倒産しても保護されない可能性がある
デメリット①:保険金の上限が低い(最大300万円)
デメリット②:加入期間が長くなると元本割れになる
デメリット③:保険会社が倒産しても保護されない可能性がある
デメリットだけじゃない!葬儀保険のメリットを紹介
葬儀保険の3つのデメリットを解説してきましたが、加入を見当している人のなかには、反対にメリットはないのか知りたいと思います。
そこでここからは、葬儀保険の3つのメリットについて、
- 保険料が安め
- 高齢でも加入しやすい
- 保障内容の見直しがしやすい
メリット①:保険料が安め
メリット②:高齢でも加入しやすい
メリット③:保障内容の見直しをしやすい
葬儀保険がおすすめな人・おすすめできない人
ここまで、葬儀保険のメリット・デメリっトを解説してきました。
ここからは、葬儀保険が必要な人と必要でない人について、
- 葬儀保険はこんな人におすすめ
- 葬儀保険をおすすめできない人
葬儀保険はこんな人におすすめ
- 収入が少ないため貯金ができない
- 葬儀費用は工面したいが、月々の保険料は安く抑えたい
- 自分自身は高齢なため終身保険には加入できないが、葬儀費用は準備したい
葬儀保険をおすすめできない人
- 収入が多くあり貯金がたくさんある
- 葬儀費用は自分で工面できる
- 自分自身は、まだ年齢も若いので他の保険にも加入できる
デメリットが少ないおすすめの葬儀保険を紹介
ここからは、葬儀保険が必要な人向けに、デメリットが少ない葬儀保険を3つ紹介していきます。
おすすめの葬儀保険は、
- メモリードライフ「メモリードライフの葬儀保険」
- ベル小額短期保険「千の風」
- 89歳まで入れる保険 富士小額短期保険「ごあんしん共済」
メモリードライフ「メモリードライフの葬儀保険」
メモリードライフが販売している葬儀保険は、「メモリードライフの葬儀保険」です。
特徴
- 加入年齢が満89歳までのため高齢者でも加入しやすい
- 医師の診断が不要で、簡単な告知書を記入
- 保険会社に保険金請求すると最短で、翌営業日に全額保険金が受け取れます
保障内容
メモリードライフの葬儀保険には、2つの料金プランがあります。
保険金一定プラン | 保険料一定プラン | |
---|---|---|
加入年齢 | 満20~89歳 | 満20~89歳 |
保険金額 | 30万円~300万円で自由設定 | 年3,000円から自由設定 |
保障 | 死亡保障 | 死亡保障(災害時含む) |
保険料シュミレーション
ここからは、2つの料金プランの保険料シュミレーションを見ていきます。
<保険金一定プラン・死亡保険金100万円のケース>
月額保険料 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
40歳 | 4,030円 | 2,620円 |
50歳 | 9,820円 | 5,740円 |
60歳 | 17,670円 | 7,940円 |
70歳 | 38,910円 | 16,120円 |
80歳 | 92,460円 | 44,970円 |
<保険料一定プラン・年額10,000円のケース>
保険金 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
40歳 | 1961,000円 | × |
50歳 | 921,000円 | 1580,000円 |
60歳 | 541,000円 | 1189,000円 |
70歳 | × | 606,000円 |
ベル少額短期保険「千の風」
ベル小額短期保険が販売している葬儀保険は、「千の風」です。
特徴
- 加入年齢が幅広い(満15~85歳10ヶ月)
- 保険金の支払いは原則請求後のよく営業日
- 100歳まで継続更新可能
保障内容
千の風の料金プランは2種類あります。
保険金定額プラン | 保険料一定プラン | |
---|---|---|
加入年齢 | 満15~85歳10ヶ月 | 満15~85歳10ヶ月 |
内容 | 50万~300万自由設定 | 月額1,000円~7,000円に合わせた保険料 |
保障 | 継続更新で100賽まで | 80歳以上は申込保険金額は100万円以内 |
保険金 | 保険金は定額 | 保険金は年齢に合わせて削減される |
保険料シュミレーション
ここからは、千の風の2つの保険料シュミレーションを見ていきます。
<保険金定額プラン・100万円・月払い>
月払い | 男性 | 女性 |
---|---|---|
30歳 | 1,500円 | 1,500円 |
40歳 | 1,500円 | 1,500円 |
50歳 | 2,000円 | 2,000円 |
60歳 | 2,000円 | 2,000円 |
70歳 | 2,500円 | 2,500円 |
80歳 | 5,000円 | 5,000円 |
<保険料一定タイプ・月1,000円・月2,000円>
月払い | 1,000円 | 2,000円 |
---|---|---|
15~49歳 | 66万円 | 133万円 |
50~69歳 | 50万円 | 100万円 |
70~72歳 | 40万円 | 80万円 |
80歳 | 20万円 | 40万円 |
85歳 | 11万円 | 23万円 |
89歳まで入れる保険! 富士少額短期保険「ごあんしん共済」
富士小額短期保険が販売している葬儀保険は、「ごあんしん共済」です。
特徴
- 最長89歳まで入れる保険
- 最高100歳まで更新可能
- 医師の審査は不要・簡単な告知書を提出
- 心臓血官・精神行動障害・肺気管支・肝臓膵臓胃腸・腎臓・脳神経
保障内容
- 病気だけでなく、事故や感染症による死亡も保障
- 5つのプラン(保険金額50~300万円)から選べる
保険料シュミレーション
ここからは、ごあんしん共済の保険料シュミレーションを見ていきます。
<保険金額・100万円のケース>
月払い | 男性 | 女性 |
---|---|---|
40歳 | 390円 | 280円 |
50歳 | 740円 | 470円 |
60歳 | 1,490円 | 740円 |
70歳 | 3,810円 | 1,700円 |
80歳 | 10,520円 | 5,480円 |
葬儀保険のデメリットが気になる人向け!葬儀保険の代わりに葬儀費用を準備する方法
葬儀保険について解説してきましたが、どうしても葬儀保険のデメリットが気になる人もいるかと思います。
そこでここからは、葬儀保険の代わりに葬儀費用を準備する方法を紹介していきます。
- 親の貯蓄口座から支払う
- 葬儀後香典から支払う
- 親からの生前贈与で支払う
葬儀保険はデメリットをしっかり把握した上で活用しよう!
葬儀保険のメリット・デメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- 葬儀保険は、あくまで葬儀費用をまかなう保険になります。(上限300万円)
- 葬儀保険は小額短期保険のため、月々の保険料は安く1年契約になります
- 葬儀保険は加入年齢上限が高く、医師の診断が不要なケースもありますので、高齢者で持病ありでも加入できます。
- 葬儀保険は掛け捨ての保険なので、途中解約しても保険料は戻らないです。
- 葬儀保険の保険金は、保険会社への請求をしてから翌営業日に、全額保険金が受け取れるので葬儀費用の支払いにも安心
- 葬儀保険以外にも、将来必要になる葬儀費用を準備できる方法がある でした。
でした。
今の時代は、子どもにお金の心配をかけさせないために、自分自身で葬儀費用を準備しようとする人が増えています。
ただ貯金が多くある人は問題ないですが、年金暮らしですと高額な保険料がかかる保険には加入できないです。
葬儀保険は、小額短期保険のため保険金の上限は300万円ですが、葬儀を大きくしなけらば葬儀費用として十分な金額です。
この記事を読んだことで、将来の葬儀費用を改めて考えてみるきっかけになれば幸いです。
エキサイトでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。