更新日:2021/09/15
オリックス生命の審査は厳しい? 審査で見られる事と入りやすい保険を紹介
- オリックス生命の審査は厳しいのか
- そもそも審査が必要な理由
- 保険の加入が難しい人
- 加入時の審査の注意点
- オリックス生命の評価
- オリックス生命で持病があっても加入しやすい保険
内容をまとめると
- オリックス生命の審査は、特別厳しいわけではない
- 審査の理由は、契約者の公平性を保つため
- ありのままを正確に告知することが重要
- 告知義務違反とみなされると、契約解除となる場合がある
- オリックス生命は、支払能力、経営基盤の信用度、顧客満足度、メディアなどの評価が高い
- オリックス生命には、持病があっても入りやすい保険も販売されている
- 無料保険相談を利用すれば、プロと一緒に複数の保険を比較して入る保険を決められる
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目次を使って気になるところから読みましょう!
オリックス生命は審査が厳しい?
冒頭でもお伝えしましたが、オリックス生命では人気のある保険が数多く販売されています。
保障が手厚いことが人気の理由のため、その分加入時の審査は厳しい内容になっているのでしょうか。
ここでは、
- オリックス生命の審査が特別厳しいわけではないこと
- どの保険会社でも加入時の審査はそれなりに厳しいこと
についてご説明していきます。
加入時の審査に関する基本的な内容ですので、まずは、基本情報として理解していただければと思います。
特別審査が厳しいわけではない
結論からお伝えすると、オリックス生命の保険が、他の保険会社の保険の審査よりも特に厳しいわけではありません。
どの保険会社でも一定の基準の審査の内容を設定しています。
例えば、生命保険、医療保険、がん保険など保険の種類によって、細かい違いはありますが、全体感としてはどの保険会社も概ね同等の内容の審査が多いようです。
審査を通過する割合は、どの保険会社も公開していませんが、オリックス生命だけが特別審査が厳しいということはないようですので、その点は安心してよいと思われます。
加入時の審査はどの保険会社もそれなりに厳しい
上でもお伝えしましたが、どの保険会社の保険に加入する場合でも、ほとんどの場合、加入時には審査が行われています。
一部例外として、無選択型保険という、告知や医師の審査が不要の保険がありますが、それ以外は加入時には審査が必要となり、その基準はある程度厳しいものとなっています。
そもそも保険は、万一のときの場合に備えるためのものですので、その万一のリスクがどの程度あるかについて、各保険会社は事前にチェックしておく必要があります。
つまり、保険会社は契約者へ保険金請求の事由が生じた場合、保険金を支払う義務があります。そのため、加入する前はそれなりの厳しい基準で審査しなければなりません。
どうして保険加入時に審査がおこなわれるのか?
例えば医療保険は、加入者全員が少しずつ保険料を出し合って、そのなかから病気になった加入者へ給付金を支払う仕組みです。
その場合、健康な人と、病気になるリスクが高い人が何の審査も受けずに、医療保険に加入するとどうなるでしょうか。
おそらく、健康な人の保険料が病気のリスクのある人にばかり使われてしまうことになり、両方とも同じ条件で加入したにもかかわらず、健康な人にとって不公平な条件になってしまいます。
また、もし、審査をしないことによって病気のリスクが高い人ばかりが加入したら、請求される給付金が多くなり、集めた保険金では足りなくなる可能性も出てきます。
保険会社は、このような加入者の不公平やリスクを避けるために、保険の加入時には一定の厳しい基準の審査を行っているのです。
保険の加入が難しい人とは?
それでは、保険の加入が難しい人とはどのような人が考えられるでしょうか。
保険の種類によって詳細は異なりますが、一般的には、
- 健康状態の良くない人
- 病気になる可能性が高い人
- モラルリスクのある人
などが考えられます。
以下で、それぞれ詳しくご説明していきますので、ご確認くださいね。
健康状態があまり良くない人
まず最初に考えられるのは、現時点で健康状態が良くない人でしょう。
保険に加入しようとしているときに、なんらかの病気で入院したり通院したりしている場合は、保険には加入できないことはだれが考えても明らかですよね。
また、現在健康でも、過去に入院や手術の経験がある場合も加入は厳しいと考えられます。
というのも、その病気が再発するなどのリスクも考えられるためです。
実際に、保険の告知内容のなかには、現時点での健康状態に加え、過去○年以内に入院や手術の経験があるかを問う項目もあります。
近い将来大きな病気になる可能性が高い人
また、現在も過去も既往歴や入院、手術の経験がない場合でも、例えば、
- BMIという肥満度を表す指数が規定の範囲外である
- 高血圧である
などの場合、審査に通りにくくなる可能性があります。
BMIについては、肥満度が高い、つまり太っている場合は色々な病気になるリスクが高くなりますし、逆にやせすぎの場合も同様です。
また、高血圧に関しても、心臓病、腎臓病、動脈硬化などの成人病を引き起こす原因になります。
肥満や高血圧だけで加入できないことはないかもしれませんが、将来病気になるリスクが高い人は、保険会社から内容を厳しく判断されるため、保険の加入が難しくなる可能性が高いといえます。
モラルリスクがないか
上でお伝えしたような健康状態以外の倫理的な要素でも、審査に通りにくい場合があります。
例えば、暴力団などのような反社会勢力に属している、または関係している場合は、保険の加入は厳しいです。
また、契約者の収入と比較して不釣合いな保険金の金額を設定するような場合も、保険金詐欺などを疑われ、加入を断られる場合があります。
保険は加入者全員の公平性を保たなければならないため、健康に関するリスクのみならず、不正や悪用を防ぐべく、このような倫理的、道徳的な要素もチェックされるのです。
ただ、一般の市民の方はほとんどの場合、この類の基準にひっかかることはないので、健康面にだけ注意しておけばよいと思われます。
加入時の審査における注意点
加入が難しいとされる要因として、
- 現在の健康状態が芳しくない
- 将来、病気になるリスクが高い
- モラルリスクが高い
などがあることをご理解いただけたと思います。
とはいえ、これらの要素が全くなければ、安心して審査に通ることができると考えてよいわけでもありません。
加入の審査の際には、以下のような注意しなければならない点があります。
- ありのままを正直に告知する
- 告知義務違反となった場合は、解約の対象になる
どちらも大切なポイントですので、以下でそれぞれ詳しくご説明していきます。しっかりご確認くださいね。
ありのままを詳しく告知する
保険の加入時の審査とは、健康診断の結果や医師の審査が必要な場合もありますが、一般的に本人の告知が主な内容となります。
その内容は、本人の健康状態や既往歴、職業などとなっており、これらを事実のとおり正確に告知することが義務づけられているのです。
これは、「どうして保険加入時に審査がおこなわれるのか?」のところでもご説明したように、加入者全員の公平性を保つことが目的です。
病気になるリスクが高いにもかかわらず、それを告知せずに加入した場合、同じ保険料を払っている健康な加入者からすると、非常に不公平な状況になってしまいますよね。
保険会社では、このような状況を避けるために、告知内容に関してありのままを正確に告知することを義務づけています。
ただし、告知内容に関しては、聞かれている内容に関してのみ正確に答えればよいわけで、聞かれていない内容まで告知する必要はありません。
嘘の告知は違反対象になる
もし、告知の内容が事実と異なっていた場合、どうなってしまうのでしょうか。
告知内容が事実と異なることが発覚した場合、告知義務違反とみなされます。そして、契約日から2年以内に告知義務違反が発覚すると、保険会社は契約を解除することができます。
告知義務違反が発覚するきっかけは、保険金や給付金を支払う事由が発生した場合、つまり、契約者が保険金や給付金を請求した場合が多いようです。この場合、もちろん給付金は支払われません。
また、故意による場合はもちろんですが、うっかり過去の既往歴などを告知し忘れてしまった、または勘違いしていたなどの場合でも、告知義務違反と判断される可能性もあります。
このようにうっかりしていた場合は、気づいた時点で、すぐに保険会社に連絡することが大切です。
保険会社によっては、その時点で追加告知として告知をやり直す場合もあるため、告知内容の違いに気づいたら、速やかに保険会社に連絡してください。
オリックス生命の概要と評価
ここで、オリックス生命の会社概要について簡単にご紹介しておきます。
オリックス生命の属するオリックスグループは、法人金融、メンテナンスリース、不動産、事業投資、リテール、海外事業など様々な事業を手がけています。
オリックス生命は、このなかのリテール事業に属しており、その規模は以下のとおりです。
- 総資産:1兆9,902億円(会社法基準)
- 保有契約高(個人保険):13兆2,317億円
- 保険料収入:3,868億円
- 従業員数 :2,173名
- 募集代理店数 :5,415店
また、その業績を表す指標のひとつとして、個人保険の契約件数がありますが、これも毎年順調に伸びており、2020年3月期は450万件に達しています。
企業の信用度に関しては、格付投資情報センターによって保険金支払能力は AA-(2020年5月27日現在)と格付けされており、非常に高い保険支払能力があるとされています。
また、大災害などの想定外のリスクに対応できる支払能力を表すソルベンシーマージン比率に関しても、1,806.5%(2020年3月末現在)となっています。
このソルベンシーマージン比率は200%を超えていれば経営の健全性の基準を満たしているとされており、1,806.5%という数値から非常に堅実な経営状態が見てとれます。
このように、会社の経営の面からも評価の高いオリックス生命ですが、顧客満足やその他の外部からの評価も非常に高くなっています。
例えば、2019年10月31日~2020年3月31日に行われた保険の給付金の請求手続きの際のアンケートでは、お客様の満足度は87%となっています。
また、第三者機関や保険専門のメディアなどからも、高い評価を受けています。
オリックス生命で持病があっても加入しやすい保険
ここまでで、健康状態の良くない方や病気になるリスクの高い方は、加入の審査に通りにくいことをお伝えしましたが、そのようなリスクのある方にも加入しやすい保険があります。
例えば、引受基準緩和型保険は、持病や既往歴のある方もで加入しやすいように、告知項目を3つ程度の簡単な内容のみとし、それら全てに該当しなければ加入できる保険です。
通常の保険と比較すると、保険料が割高、保障内容を制限されるなどのデメリットもありますが、持病などがある方にとっては、加入のハードルが低く安心して入れる保険といえます。
オリックス生命の引受基準緩和型保険には、
- 医療保険の「キュア・サポート・プラス」
- 死亡保険の「ファイン・サポート・プラス」、「ライズ・サポート・プラス」
があります。
また、特定の部位や疾病を保障しない、特定部位不担保、特定疾病不担保という条件をつける場合もあります。
これは、特定の部位や疾病に対し、一定期間は保障をしないという契約内容です。設定された期間中は、これらに関する給付金は支払の対象とはなりません。
まとめ:オリックス生命の審査は特別厳しいわけではない
オリックス生命の審査および、加入時の告知などについてご説明してきました。最後にもう一度、大事なポイントをまとめておきます。
- オリックス生命の審査は、特別厳しいわけではない
- 加入時の審査が必要なのは、契約者の公平性を保つため
- 保険の加入が難しいのは、健康状態の良くない人、病気になるリスクが高い人、モラルリスクのある人
- 加入時の審査の注意点は、ありのままを正確に告知すること
- 告知義務違反が発覚すると、契約が解除される
- オリックス生命は、企業の信用度、経営の安全性、顧客満足度などどれも高く評価されている
- 持病のある人でも引受基準緩和型保険、特定部位不担保、特定疾病不担保などの条件で加入できる
いかがでしょうか。
オリックス生命の審査は他の保険会社と比較して厳しいわけではありませんし、健康な一般の方がありのままを正確に告知すれば、加入できることがおわかりいただけたと思います。
また、オリックス生命には、持病のある方でも入りやすい保険も用意されています。安心して、オリックス生命の保険の加入を検討されることをおすすめします。
何か保険についての悩みがある場合は、マネーキャリアの無料相談などを利用して悩みを解決して見てはいかがでしょうか。