更新日:2023/01/26
県民共済の請求について!子供が怪我したときの請求方法や必要書類・診断書なども解説
県民共済の保険金(共済金)は、入院・通院・死亡時に請求可能ですが、請求の仕方や必要書類が何かわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、共済金の請求方法や診断書などの必要書類、請求期限や請求から何日で振り込まれるのかなどを詳しく解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
県民共済の保険金(共済金)はどんなときに請求できる?
- 保険金を請求する際には、病気や事故・死亡などを証明する書類が必須
- 診断書は原本が必要な場合が多く、費用は全額自己負担
- 保険金を請求する際は毎回書類を用意する必要がある
- 保険金の請求可能期間は3年
県民共済は掛金が安いので、保険料を抑えたいと考えている方におすすめできる商品です。病気やケガ・死亡した場合に保障が受けられます。
この見出しでは、県民共済の保険金(共済金)について、
- 入院・通院・死亡した場合は?
- 保険金(共済金)のシミュレーションを紹介
入院・通院・死亡給付金の請求方法(子供が怪我をした時も同じ)診断書はいらない?
保険金(共済金)を請求する場合、以下の流れで手続きを行います。
- 県民共済に電話をする
- 県民共済から書類が郵送される
- 書類を記入・必要書類を準備して郵送する
- 内容を確認・不備が無ければ保険金(共済金)が振り込まれる
保険金(共済金)の支払い例をシュミレーションで紹介
県民共済の保険金(共済金)の支払例を、「入院保障2型」の保障タイプで見ていきましょう。
参考例
- 30代男性
- 加入共済:入院保障2型
- 月掛金:2,000円
入院日額10,000円×10日間=100,000円
今回のケースでは、100,000円が保険金(共済金)で受け取れます。
②ケガで入院した場合
入院日額10,000円×40日間=400,000円
通院日額1,500円×25日間=37,500円
入院日額と通院日額を足した金額が、受け取れる保険金(共済金)です。400,000円+37,500円=437,500円
県民共済の保険金(共済金)を請求するときに必要な書類を準備する
では次に、県民共済の保険金(共済金)を請求するときに必要な書類について紹介します。
この見出しでは、以下について解説していきます。
- 共済金に必要な書類とは?
- 診断書にかかるお金はどうするの?
- 診断書は原本が必要?(参考)
共済金に必要な書類
県民共済の保険金(共済金)に必要な書類を、各ケースごとに分けて紹介します。
死亡保険金(共済金)
死亡保険金(共済金)を請求する場合、必要な書類は病気による死亡か不慮の事故によるかで分かれます。
病気死亡の場合は、以下の書類が必要になります。
- 加入証書
- 死亡診断書
- 戸籍謄本(加入者・共済金受取人)
- 住民票(加入者・共済金受取人)
- 印鑑証明書(共済金受取人)
- 加入証書
- 死亡診断書
- 事故証明書など、不慮の事故であることがわかる書類
- 事故状況報告書
- 戸籍謄本(加入者・共済金受取人)
- 住民票(加入者・共済金受取人)
- 印鑑証明書(共済金受取人)
- 戸籍謄本(加入者・代理請求人)
- 住民票(加入者・代理請求人)
- 印鑑証明書(代理請求人)
注意:診断書にかかるお金は自分で払う
県民共済の保険金(共済金)請求には、医師の診断書が必要となるケースが多いです。病院によって費用は異なりますが、一般的に医師の診断書は5,000~10,000円ほどかかります。
県民共済では、診断書は保険金を請求する方(受取人)が、全額自己負担しなくてはいけないため、しっかりとお金を用意しておいてください。
つまり、長期間の入院やケガであればともかく、少し程度の入院や通院ですと県民共済へ請求する保険金よりも、診断書にかかる費用のほうが高くなってしまうというケースも。
病院によって診断書の金額は異なるため、気になる方は事前に費用を確認しておくと安心ですよ。
参考:領収書などはコピーでも提出可能だが、診断書は原本が必要なことがある
県民共済の保険金(共済金)の請求には、かかった領収書や医師の診断書を提出しなくてはいけません。
医師の診断書は5,000~10,000円と高い費用がかかるため、できればコピーを使いたいと考える方も多いはずです。
しかし、県民共済の場合、領収書などはコピーでの提出が認められることがありますが、医師の診断書は原本の提出を求められることがあります。
保険金(共済金)請求内容によって細かく決められておりますので、詳しくは請求時にもらう「提出書類のご案内」をしっかりと確認してください。
保険金や共済金を請求する際には、普段あまり使わないような書類をいくつか用意しなければなりません。そのため、事前にどのような書類が必要なのか知る必要があります。
そのようなことも、保険のプロに無料相談することでわかりやすくまとめてくれるため、無料保険相談サービスを利用するのがとてもおすすめです。
今ならスマホ1つで保険のプロに無料オンライン相談ができるため、この機会に悩みや疑問を全て解説しましょう。
県民共済の保険金(共済金)の請求方法を流れで解説
では、県民共済の保険金(共済金)請求方法を見ていきましょう。
なお、請求方法の流れは、「都道府県県民共済グループ県民共済愛知」を参考にしております。詳しくは、サイトを確認してください。
請求をする前に、必ず加入証書などを見て「加入コース」と「保障内容」をチェックしておきましょう。
- サイト・電話から県民共済に連絡・必要書類を取り寄せる
- 県民共済から共済金請求書類が郵送される
- 必要書類を用意し、届いた請求書類を記入して返送する
- 県民共済側が請求内容を確認、問題が無ければ保険金(共済金)が振り込まれる
県民共済の保険金(共済金)を請求するときの注意点
県民共済の保険金(共済金)請求をスムーズに行うためにも、気を付けるべきポイントをしっかりと理解しておきましょう。
この見出しでは、
- 入院の保障限度日数について
- 請求の都度書類が必要になる
- 請求期限は3年
- 共済金は各県によって受け取れる日数が変わる
入院の保障限度日数は条件によってそれぞれ異なる
県民共済はご加入しているコースによって「入院保障限度日数」が異なります。
また、条件によっても異なるため、請求する前に必ず「加入コース」と「保障内容」を確認してください。
事故(ケガ) | 病気 | |
---|---|---|
子ども型 | 1~360日目まで | 1~360日目まで |
総合保障型 入院保障型 生命共済6型 | 1~184日目まで | 1~124日目まで |
長期医療特約 | 185~364日目まで | 125~244日目まで |
熟年2型 熟年4型 | 1~184日目まで | 1~124日目まで(65~70歳) 1~44日目まで(70~85歳) |
熟年2.5型 | - | 1~124日目まで(65~70歳) 1~44日目まで(70~85歳) |
熟年入院型 | 1~184日目まで | 1~124日目まで(65~70歳) 1~44日目まで(70~85歳) |
※参考サイト「都道府県県民共済グループ県民共済愛知」
入院中の共済金(入院給付金)の請求には、その都度書類が必要
入院中に保険金(共済金)を請求する場合、その都度書類を用意する必要があります。
医師の診断書も同じ病気であったとしても毎回原本が必要になるため、その都度お金がかかるということ。
請求を複数回分けることによって、毎回診断書を用意することは大きな負担となるため、入院中の保険金(共済金)の請求はタイミングを考えることが大切です。
また、書類も毎回記入するという手間が発生するため、できる限り少なく請求するように心がけることをおすすめします。
共済金の請求期限は3年と決められている
県民共済の保険金(共済金)は、請求期限が3年と設けられています。
期限が過ぎてしまうと、時効により保険金(共済金)請求が出来なくなるため注意が必要です。
入院が長引いたり、ケガの状態が悪かったりすると、早く請求したくてもなかなか思うように行動できないかもしれません。
また、保険金(共済金)請求にはさまざまな書類が必要になるため、準備が大変だとついつい後回しにしたくなりますよね。
しかし、保険金(共済金)の請求が可能なのは3年という期限が設けられていますので、できる限り後回しにはせず速やかに請求するように心がけましょう。
共済金は請求から何日で受け取れるかは各県によって変わる
県民共済は各都道府県により、保険金(共済金)請求から何日でお金が受け取れるかが変わってきます。
「かながわ県民共済」の場合、書類到着後、不備が無ければ平均6日でお支払いをしているとあります。
保険金(共済金)が何日で受け取れるかどうかは、各県民共済のホームページで確認することができます。
また、ご契約のしおりにも記載があるようですので、気になる方は一度チェックしてみてください。
ここまで読んで、「内容が多くて理解できない。」という意見を持った方も少なからずいらっしゃると思います。
そのような方は自分1人で理解しようとせずに、お金のプロに無料で相談をしてみましょう。専門的な内容はプロに任せることが最前な方法です。
今ならスマホ一つでお金のプロに無料で相談をすることができるので、この機会にお金に関する悩みを解決しましょう。
まとめ:県民共済の共済金(保険金)は入院・通院・死亡した場合に請求できるが、3年経つと時効になる
県民共済の保険金(共済金)は、どんなときに請求ができるのか、それぞれのケースの場合や注意点などを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- 保険金(共済金)請求には、病気や事故・死亡などを証明する書類が必ず要る
- 医師の診断書にかかるお金は全額自己負担であり、請求時に原本が必要なことがある
- 保険金(共済金)請求の都度書類が必要になる
- 保険金(共済金)の請求期限は3年と決められている
以上となります。
県民共済の加入コースによって、入院の保障限度日数が変わるため、保険金(共済金)の際には必ず確認してください。
また、一般的な生命保険とは異なり、さまざまな条件が設けられていますので、請求するときは十分に気を付けましょう。
もし、これから先に保険金(共済金)請求が必要となる場合は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。