県民共済の請求について!子供が怪我したときの請求方法や必要書類・診断書なども解説

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

県民共済の保険金(共済金)は、入院・通院・死亡時に請求可能ですが、請求の仕方や必要書類が何かわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、共済金の請求方法や診断書などの必要書類、請求期限や請求から何日で振り込まれるのかなどを詳しく解説します。

県民共済の保険金(共済金)はどんなときに請求できる?

内容をまとめると

  1. 保険金を請求する際には、病気や事故・死亡などを証明する書類が必須
  2. 診断書は原本が必要な場合が多く、費用は全額自己負担
  3. 保険金を請求する際は毎回書類を用意する必要がある
  4. 保険金の請求可能期間は3年


県民共済は掛金が安いので、保険料を抑えたいと考えている方におすすめできる商品です。病気やケガ・死亡した場合に保障が受けられます。


この見出しでは、県民共済の保険金(共済金)について、

  • 入院・通院・死亡した場合は?
  • 保険金(共済金)のシミュレーションを紹介
どのようなときに、保険金(共済金)の請求ができるのかを詳しく解説します。

県民共済は、死亡保険金を受け取る人の規定が一般的な生命保険とは大きく異なります。しっかりと内容を理解しておきましょう。

入院・通院・死亡給付金の請求方法(子供が怪我をした時も同じ)診断書はいらない?

保険金(共済金)を請求する場合、以下の流れで手続きを行います。

  1. 県民共済に電話をする
  2. 県民共済から書類が郵送される
  3. 書類を記入・必要書類を準備して郵送する
  4. 内容を確認・不備が無ければ保険金(共済金)が振り込まれる
県民共済に電話をする前に、ご自身の加入しているコースと保障内容を今一度確認しておきましょう。

電話の際には加入者氏名や加入番号、病気やケガの状態や治療期間などを聞かれますので、スムーズに受け答えができるようにメモをしておくことをおすすめします。

また、保険金(共済金)請求には医師の診断書が必要になりますが、診断書にかかる費用は自己負担となります。

診断書は1通あたり5,000~10,000円程度かかるため、ケガや病気の程度によっては診断書のほうが高くつくなんてことも。

そのため、治療費の金額や保障内容によっては、診断書がいらない場合もあるので、どうしても診断書をとりたくないという人は、県民共済窓口に問い合わせてみると良いでしょう。

保険金(共済金)の手続き方法や診断書については、次以降の見出しでまた詳しく解説します。

保険金(共済金)の支払い例をシュミレーションで紹介

県民共済の保険金(共済金)の支払例を、「入院保障2型」の保障タイプで見ていきましょう。


参考例

  • 30代男性
  • 加入共済:入院保障2型
  • 月掛金:2,000円

①病気で入院した場合

胃潰瘍の症状が酷く、10日間入院した。

この場合、入院日額は以下のように計算されます。

入院日額10,000円×10日間=100,000円

今回のケースでは、100,000円が保険金(共済金)で受け取れます。


②ケガで入院した場合

交通事故により右手を骨折。40日間の入院と退院後に25日間通院した。

まず、40日間の入院でいくら保険金(共済金)がもらえるのかを計算してみましょう。

入院日額10,000円×40日間=400,000円

次に、25日間の通院でいくら保険金(共済金)がもらえるのかを計算します。

通院日額1,500円×25日間=37,500円

入院日額と通院日額を足した金額が、受け取れる保険金(共済金)です。

400,000円+37,500円=437,500円

今回のケースでは、437,500円が保険金で受け取れることがわかります。

「入院保障2型」は、病気やケガによる入院は1日目から10,000円が保障されます。ケガは14日以上の場合、通院当初1日あたり1,500円が保障されます。

今回のシミュレーションでは、通院日数が25日間と14日を超えていたため保険金がもらえましたが、これが例えば10日間であれば保障外となります。

受け取れる金額が大きく変わるため、保険金(共済金)請求の際には必ず保障内容をチェックしてくださいね。

県民共済の保険金(共済金)を請求するときに必要な書類を準備する


では次に、県民共済の保険金(共済金)を請求するときに必要な書類について紹介します。


この見出しでは、以下について解説していきます。

  • 共済金に必要な書類とは?
  • 診断書にかかるお金はどうするの?
  • 診断書は原本が必要?(参考)
保険金(共済金)請求に必要な書類と、気を付けるべきポイントを見出しごとにまとめていますので、ひとつずつチェックしていきましょう。

共済金に必要な書類

県民共済の保険金(共済金)に必要な書類を、各ケースごとに分けて紹介します。


死亡保険金(共済金)

死亡保険金(共済金)を請求する場合、必要な書類は病気による死亡か不慮の事故によるかで分かれます。


病気死亡の場合は、以下の書類が必要になります。

  • 加入証書
  • 死亡診断書
  • 戸籍謄本(加入者・共済金受取人)
  • 住民票(加入者・共済金受取人)
  • 印鑑証明書(共済金受取人)

次に不慮の事故による死亡の場合は、以下の書類を用意してください。
  • 加入証書
  • 死亡診断書
  • 事故証明書など、不慮の事故であることがわかる書類
  • 事故状況報告書
  • 戸籍謄本(加入者・共済金受取人)
  • 住民票(加入者・共済金受取人)
  • 印鑑証明書(共済金受取人)
不慮の事故の場合、そのことを証明するための書類が必ず必要になります。

重度障害・後遺障害・疾病障害保険金(共済金)

上記で挙げたような障害で保険金(共済金)を請求する場合、死亡保険金(共済金)で必要な書類にプラスして、「重度障害診断書」が必要になります。(死亡診断書以外)

障害であることを証明する書類が必要になることを理解しておきましょう。

入院・通院保険金(共済金)

(手術・在宅療養・先進医療なども含む)

病気による入院や手術により、保険金請求をする場合は「医師の診断書・入院証明書」が必要になります。

また、不慮の事故による入院や通院の場合、事故を証明する書類が必要です。

がんに関する保険金(共済金)

(がんに関する診断や入院、通院などの保険金(共済金))

がんによる保険金(共済金)請求の場合、「がん専用の診断書・入院(通院)証明書」が必要になります。

また、加入者本人が請求することができない状態であり、代理人請求を行う場合は以下の書類を用意する必要があります。
  • 戸籍謄本(加入者・代理請求人)
  • 住民票(加入者・代理請求人)
  • 印鑑証明書(代理請求人)

このように、保険金(共済金)の請求内容によって必要な書類が異なりますが、大切なのは申請する証拠として、病気や事故・死亡などを証明する書類が要るということです。

保険金(共済金)請求の際には、忘れずに用意するようにしてください。

注意:診断書にかかるお金は自分で払う

県民共済の保険金(共済金)請求には、医師の診断書が必要となるケースが多いです。病院によって費用は異なりますが、一般的に医師の診断書は5,000~10,000円ほどかかります。


県民共済では、診断書は保険金を請求する方(受取人)が、全額自己負担しなくてはいけないため、しっかりとお金を用意しておいてください。


つまり、長期間の入院やケガであればともかく、少し程度の入院や通院ですと県民共済へ請求する保険金よりも、診断書にかかる費用のほうが高くなってしまうというケースも。


病院によって診断書の金額は異なるため、気になる方は事前に費用を確認しておくと安心ですよ。

参考:領収書などはコピーでも提出可能だが、診断書は原本が必要なことがある

県民共済の保険金(共済金)の請求には、かかった領収書や医師の診断書を提出しなくてはいけません。


医師の診断書は5,000~10,000円と高い費用がかかるため、できればコピーを使いたいと考える方も多いはずです。


しかし、県民共済の場合、領収書などはコピーでの提出が認められることがありますが、医師の診断書は原本の提出を求められることがあります。


保険金(共済金)請求内容によって細かく決められておりますので、詳しくは請求時にもらう「提出書類のご案内」をしっかりと確認してください。


保険金や共済金を請求する際には、普段あまり使わないような書類をいくつか用意しなければなりません。そのため、事前にどのような書類が必要なのか知る必要があります


そのようなことも、保険のプロに無料相談することでわかりやすくまとめてくれるため、無料保険相談サービスを利用するのがとてもおすすめです。


今ならスマホ1つで保険のプロに無料オンライン相談ができるため、この機会に悩みや疑問を全て解説しましょう。


おすすめ保険相談窓口はこちら
マネーキャリア相談
相談員の数は業界トップクラス&ベテラン揃い
保険見直しラボ
最大31社の保険商品を比較可能

県民共済の保険金(共済金)の請求方法を流れで解説


では、県民共済の保険金(共済金)請求方法を見ていきましょう。


なお、請求方法の流れは、「都道府県県民共済グループ県民共済愛知」を参考にしております。詳しくは、サイトを確認してください。


請求をする前に、必ず加入証書などを見て「加入コース」と「保障内容」をチェックしておきましょう。

  1. サイト・電話から県民共済に連絡・必要書類を取り寄せる
  2. 県民共済から共済金請求書類が郵送される
  3. 必要書類を用意し、届いた請求書類を記入して返送する
  4. 県民共済側が請求内容を確認、問題が無ければ保険金(共済金)が振り込まれる
請求方法の流れは以上となりますが、最後に必ず保険金(共済金)の内容と金額に相違が無いか確認しましょう。

県民共済の保険金(共済金)を請求するときの注意点


県民共済の保険金(共済金)請求をスムーズに行うためにも、気を付けるべきポイントをしっかりと理解しておきましょう。


この見出しでは、

  • 入院の保障限度日数について
  • 請求の都度書類が必要になる
  • 請求期限は3年
  • 共済金は各県によって受け取れる日数が変わる
上記で挙げた4つの項目について、詳しく解説します。

保険金(共済金)に関する大切なポイントですので、これから県民共済に請求する予定がある方は、ぜひチェックしておいてくださいね。

入院の保障限度日数は条件によってそれぞれ異なる

県民共済はご加入しているコースによって「入院保障限度日数」が異なります。


また、条件によっても異なるため、請求する前に必ず「加入コース」と「保障内容」を確認してください。

事故(ケガ)病気
子ども型1~360日目まで1~360日目まで
総合保障型
入院保障型
生命共済6型
1~184日目まで1~124日目まで
長期医療特約185~364日目まで125~244日目まで
熟年2型
熟年4型
1~184日目まで1~124日目まで(65~70歳)
1~44日目まで(70~85歳)
熟年2.5型-1~124日目まで(65~70歳)
1~44日目まで(70~85歳)
熟年入院型1~184日目まで1~124日目まで(65~70歳)
1~44日目まで(70~85歳)

※参考サイト「都道府県県民共済グループ県民共済愛知

入院中の共済金(入院給付金)の請求には、その都度書類が必要

入院中に保険金(共済金)を請求する場合、その都度書類を用意する必要があります。


医師の診断書も同じ病気であったとしても毎回原本が必要になるため、その都度お金がかかるということ。


請求を複数回分けることによって、毎回診断書を用意することは大きな負担となるため、入院中の保険金(共済金)の請求はタイミングを考えることが大切です。


また、書類も毎回記入するという手間が発生するため、できる限り少なく請求するように心がけることをおすすめします。

共済金の請求期限は3年と決められている

県民共済の保険金(共済金)は、請求期限が3年と設けられています。


期限が過ぎてしまうと、時効により保険金(共済金)請求が出来なくなるため注意が必要です。


入院が長引いたり、ケガの状態が悪かったりすると、早く請求したくてもなかなか思うように行動できないかもしれません。


また、保険金(共済金)請求にはさまざまな書類が必要になるため、準備が大変だとついつい後回しにしたくなりますよね。


しかし、保険金(共済金)の請求が可能なのは3年という期限が設けられていますので、できる限り後回しにはせず速やかに請求するように心がけましょう。

共済金は請求から何日で受け取れるかは各県によって変わる

県民共済は各都道府県により、保険金(共済金)請求から何日でお金が受け取れるかが変わってきます。


かながわ県民共済」の場合、書類到着後、不備が無ければ平均6日でお支払いをしているとあります。


保険金(共済金)が何日で受け取れるかどうかは、各県民共済のホームページで確認することができます。


また、ご契約のしおりにも記載があるようですので、気になる方は一度チェックしてみてください。


ここまで読んで、「内容が多くて理解できない。」という意見を持った方も少なからずいらっしゃると思います。
 


そのような方は自分1人で理解しようとせずにお金のプロに無料で相談をしてみましょう。専門的な内容はプロに任せることが最前な方法です。  


今ならスマホ一つでお金のプロに無料で相談をすることができるので、この機会にお金に関する悩みを解決しましょう。

おすすめ保険相談窓口はこちら
マネーキャリア相談
相談員の数は業界トップクラス&ベテラン揃い
保険見直しラボ
最大31社の保険商品を比較可能

まとめ:県民共済の共済金(保険金)は入院・通院・死亡した場合に請求できるが、3年経つと時効になる


県民共済の保険金(共済金)は、どんなときに請求ができるのか、それぞれのケースの場合や注意点などを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 保険金(共済金)請求には、病気や事故・死亡などを証明する書類が必ず要る
  • 医師の診断書にかかるお金は全額自己負担であり、請求時に原本が必要なことがある
  • 保険金(共済金)請求の都度書類が必要になる
  • 保険金(共済金)の請求期限は3年と決められている

以上となります。 


県民共済の加入コースによって、入院の保障限度日数が変わるため、保険金(共済金)の際には必ず確認してください。 


また、一般的な生命保険とは異なり、さまざまな条件が設けられていますので、請求するときは十分に気を付けましょう。 


もし、これから先に保険金(共済金)請求が必要となる場合は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

おすすめの記事