ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で人気ゲームを映画化したシリーズ最新作『バイオハザードIVアフターライフ』の予告編が解禁された。3Dでの公開が決定した今作は、人間をゾンビ化するTウイルスを製造した大企業アンブレラ社に立ち向かう、女戦士アリスの活躍を描いた人気アクションシリーズの4作目。物語は東京から始まる。ウイルス感染によって荒廃した世界を舞台に、生き残った人間を探す旅に出たアリスが、ロサンゼルスの刑務所に隠れて生き残った人間たちを脱出させようと、危険なワナに足を踏み入れていく。解禁された予告編に登場するアリスは、これまでのシリーズとはイメージを一新。黒髪を引っ詰め、体にぴたりとフィットした黒革のボディースーツに身を包み、背中には 2本の刀を差している。走りながら手裏剣を投げ、二刀流で敵を次々と斬り倒す姿は、まるで忍者のようだ。映像のラストでは、姿形がまったく同じアリスが2人現れ、ビルの窓を突き破り降下していく。前作『バイオハザードIII』のラストで何百体ものアリスのクローンの存在が明らかとなっており、今回はアリスとそのクローンたちが共に敵と戦うのでは、と予想される衝撃的なシーンが印象に残る。ほか、米ドラマ『HEROS/ヒーローズ』シリーズに出演しているアリ・ラーターが前作に続き登場。アリ演じるクレアと対決する巨大な斧を持った大男や食虫植物のように口が裂ける男は、ゲーム版『バイオハザード5』に登場するキャラクターと思われる。ゲーム版『バイオハザード』の大ファンというポール・ W・S・アンダーソン監督は、「今回の映画は、ゲームの“バイオ5”から多くのインスピレーションを得た」と語っており、映画ファンもゲームファンもたまらないものとなるだろう。『バイオハザードIVアフターライフ』9月10日(金)より、丸の内ピカデリーほか全世界同時公開
2010年04月19日フランスの鬼才リュック・ベッソンが手がける、実写と3Dの融合によるファンタジー3部作の第2章『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』。前作から3年弱を経て、ここ日本でも4月29日(木・祝)より劇場公開される。前作に続いて主演を演じるのは、天才子役として名を馳せ、その後も数々の作品で引っ張りだこのフレディ・ハイモア。アーサーとともに、前作よりも一回りたくましく成長した姿にも注目の本作だが、中にはクマとの競演シーンも!貴重な撮影風景と併せて、フレディのインタビューをお届け。こちらの映像に映し出されているのは、<ミニモイの国>の英雄となったアーサーが自然と一体化し、動物と共生する修行シーンの撮影風景。狼のすぐそばで平静を保つのみならず、大きなクマに自ら寄り添っていくなど、普通ならおじけづいてしまいそうなシーンだが、フレディ本人は至って余裕?でもフレディよりももう1枚上手なのは、ベッソン監督。果たしてその理由とは――?『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は4月29日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS■関連記事:アーサーたちがお弁当に!ママさんキャラ弁ブロガーのお弁当の画像&レシピを公開『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』サイン入りプレス&特製グッズを11名様プレゼントGACKT初舞台眠狂四郎に南野陽子、嶋田久作ら出演“虫の世界”を体感!『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』ファミリー試写会に12組48名様をご招待リュック・ベッソンも太鼓判のIMALU、声優に続き映画主題歌に初挑戦!
2010年04月16日お笑いコンビのオードリー(若林正恭&春日俊彰)が全米でNo.1ヒットを記録した映画『ヒックとドラゴン』の“宣伝キャプテン”に就任することが決定。2人の応援メッセージ映像が、3Dで全国の映画館にて本作の予告編と共にお披露目されることもあわせて発表された。映画は、バイキングとドラゴンが長年にわたって戦いを繰り広げるある島で、ひとりぼっちのバイキングの少年と傷ついたドラゴンが出会い、互いの立場を越えて友情を築いていく姿を描いた感動作。全米ではすでに公開され、公開第1週でNo.1ヒットを記録した。このドラゴンの名前が“トゥース”。トゥースと言えば春日さんの持ちネタ「トゥース!!」ということで今回、オードリーの2人に白羽の矢が立った。先日行われたこの応援メッセージの収録では、いつものようなテンポの良い掛け合いを見せた2人。収録後に感想を尋ねると、春日さんは「春日はあまり心を動かされることはないのですが、この作品にはブルブルに動かされました。ドリームワークスのスタッフの労をねぎらいたいね。いい仕事したよね」といきなりの“大御所”発言。すかさず、若林さんが「偉そうですみません」と平謝り。さらに、“トゥース”のハリウッド進出についても春日さんは「なんというか、(トゥースの使用について)事後報告だったんですよ。なので、一瞬どうしてやろうかなと思いました。まあ、ハリウッドが認めたということでいいかなと」と寛大な(?)心を見せたが、若林さんは「たまたまらしいですけどね。(春日さんのネタの方の)“トゥース!!”は腐りかけていたので延命治療になってよかった」とピシャリとツッコミを入れる。これに懲りることなく春日さんは「まあ、腐りかけが一番美味いからね!何でもそうですけど。まあ来年のアカデミー賞には呼ばれる予定ですけども」、さらに今回の宣伝キャプテン就任の重圧についても「まず、どんなときもプレッシャーというものを感じたことはないです。逆にプレッシャーの味を教えてほしいって感じですけどね」と余裕の構え。再び若林さんから「コメントどりでちょくちょく噛んでましたけど、あれは緊張じゃない?」と返され、「それは言いっこなしだろ?ん?」と最後まで偉そうな“春日節”を見せていた。スクリーンから飛び出す春日さん…想像するだけでも暑苦しさがさらに増しそう(!?)だが…。こちらの映像はゴールデンウィークより新宿ピカデリーほか全国の劇場にて順次上映される予定。『ヒックとドラゴン』は8月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:『アリス』を抑え全米1位!“子供に見せたい”『ヒックとドラゴン』の最新映像到着“子供に見せたい映画”に認定 『スティッチ』監督の『ヒックとドラゴン』予告編到着『リロ&スティッチ』監督による、“これまでにない”ドリームワークスのファンタジー
2010年04月13日3D旋風が吹き荒れる中、ついにあのヨン様が3Dとなってスクリーンから飛び出す!昨年の秋、「アニメ『冬のソナタ』〜もうひとつの物語〜」放送と「韓国の美をたどる旅」(日刊スポーツ出版社刊)出版を記念して、韓流の貴公子ペ・ヨンジュンが出席して東京ドームにて開催されたイベントの映像を収めた『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』が全国の3D上映映画館にて公開されることが発表された。昨年9月29日、30日の2日間にわたり開催されたこちらのイベントだが、当日は6台の高解像3Dカメラによる撮影が行なわれていた。そこに収められた映像をダイジェスト版として編集し誕生したのが今回の劇場版『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』。3Dでしか表現できない世界観を創り出し、ヨン様が目の前で話しているかのような臨場感を体験することが可能に!ファンにはたまらない作品に仕上がっている。こちらの前売鑑賞券が3月26日(金)より全国の劇場およびローソンチケットで発売されるが、それぞれオリジナルカードケースや数量限定の3Dメモリアルカードなど特典も付いてくる。『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』は5月22日(土)より全国3D上映映画館にて公開。『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』前売鑑賞券情報■関連作品:ペ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009 2010年5月22日より全国3D映画館にて公開© Digital Adventure
2010年03月24日女優の宮沢りえが1月23日(土)、東京・日劇3で行われた日本版のナビゲーターを務めるドキュメンタリー映画『オーシャンズ』の“初日”舞台挨拶で、同作唯一の日本人水中カメラマン、奥村康氏と対面した。『WATARIDORI』などで知られるフランスの俳優で監督のジャック・ペランの最新作で、ドキュメンタリー映画史上最高と言われる製作費約70億円をかけ、海をテーマに世界50か所で4年にわたり撮影した海洋ドキュメンタリー。仏語版ではペラン監督自身がナレーションを務めている。日本では22日(金)に初日を迎えた。宮沢さんは「私の(仕事の)場合、台本があってそれを積み重ねて作り上げていく感じですが、魚が相手だとどんな動きをするのか分からないし、待っているときはどんな気持ちですか?」と質問。奥村さんが「ひたすら待っているしかないですね。でも寒いしタンクの空気はなくなりお腹は減ってくるんですけど。でも、生き物が本当に素晴らしい瞬間を見せてくれるのを待つしかない」と苦笑いで回答。宮沢さんは「B型の私には無理ですね。『早くして!』ってなっちゃうので。でもそういった結果がこれ(同作)だと思うと、労力と心に敬意を表したいです」とちょこんと頭を下げながら語った。一方でお気に入りの場面について「セイウチやアザラシの親子のシーンで、慈愛に満ちた愛情と未来に向かってキラキラしているのが印象に残りました。私も(昨年5月に)子供を産んで(同作のナレーションが)初めての仕事でしたので」と母の顔を垣間見せていた。『オーシャンズ』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:オーシャンズ 2010年1月22日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Galatee Films - Pathe - France 2 Cinema - France 3 Cinema - Notro Films - JMH-TSR■関連記事:“波”になりたい宮沢りえ、ママになっても挑戦忘れず「躍動の1年にしたい!」と誓う5万匹のイワシをバックダンサーにさくらまや「オーシャンまつり」熱唱!想像さえも呑み込まれる海の世界『オーシャンズ』試写会に5組10名様ご招待新米ママ・宮沢りえ、海から母の慈愛を吸収?海老蔵については「幸せそうで何より」ファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜
2010年01月23日ブレイクダンスの世界三大大会の一つ、「バトル・オブ・ザ・イヤー・ファイナル」。2005年度の同大会を舞台に、各国から集まる超絶ブレイクダンスチームの妙技、そして大会の舞台裏に迫ったドキュメンタリー映画『プラネットB-BOY』が公開される。これに先駆けて、12月17日(木)、ポップダンスの名手パパイヤ鈴木と、電撃チョモランマ隊のQ-TAROを迎えてのトークイベントが行われた。元々80年代初頭、『フラッシュダンス』や『ビートストリート』などのダンス映画をきっかけにブレイクダンスは大流行。当時、青春時代ど真ん中のパパイヤさんも例にもれず、「同級生だった少年隊の錦織(一清)くんは映画を観て練習してたんだろうね、(ブレイクダンスが)出来てた。僕も教えてもらって練習してたんだけど、全然出来なくて。背中で回るのが目的じゃないというのに気づいて諦めました」と、自虐的に少年隊とおやじダンサーズの格差を披露した。本作では、世界で戦う若きダンサーたちの素顔も映し出されているが、「学校に寝泊りしたり、オフのところがすごく面白かったです」と語るパパイヤさん。曰く、「僕、ブレイキンの人は基本的に恐いんです。EXILEだって知り合いじゃなかったら恐いですもん。歩いてきたら逃げますね。でもオフのときは非常にフレンドリーで、その二面性が好きです」と、見た目の恐さとは裏腹なダンサーたちの魅力を語った。また、これからダンスを始める人に向けてアドバイスを求められると、「まずは着替えること。着替えた瞬間にスイッチが入るし、自分が上がる服を着てやると自分も上がって素敵な踊りになると思います。ダンスをやる人は上手い踊りではなくて“イイ”踊りを目指してほしいですね」と熱いコメント。自称“ダンス向上委員長”というパパイヤさんは、劇中のダンサーたちを称え、「こういう人たちが文化を支えていると思うんですよ。テクニックとかよりも、彼らの背景など人間くさい、生々しいところを肌で感じてほしいですね」と呼びかけた。『プラネットB-BOY』は2010年1月9日(土)よりシネクイントにて3週間限定レイトショー公開。■関連作品:プラネットB-BOY 2010年1月9日よりシネクイントにて3週間限定レイトショー公開© 2008 Planet B-Boy, LLC. All Rights Reserved.
2009年12月18日人気子役のフレディ・ハイモア主演で、実写と3Dアニメーションを融合させ、リュック・ベッソンが送り出した魅惑のファンタジー『アーサーとミニモイの不思議な国』の製作から3年。その続編となる『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』が本国フランスでこのほど公開を迎え、週末だけで120万人を動員、興行収入1,020万ドルを叩き出し、興収ランキング第1位の大ヒットスタートとなった。こちらの続編には、フレディ・ハイモア、ミア・ファローら豪華キャスト陣が続投。ミニモイの国の扉が開き、大好きな王女・セレニアと再会できる満月の日を心待ちにするアーサーの元に「助けて!」と書かれた米粒が届く。これはミニモイからのSOS!?魔王・マルタザールの脅威が再びミニモイの国を襲う!ミクロになった王子・アーサーとマルタザールの最後の戦いがいま、幕を開けようとしていた――。先週末に945スクリーンで公開されたが、これは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』と同じくらいの公開規模となる。このヒットを受けて、本作の日本公開が決定!来年の4月29日(木・祝)に新宿ピカデリーほか全国にて公開されることになった。ちなみに今回届いた写真でアーサーは、キスをしようとしているのか?それとも優しく抱き起こそうとしているのか?ちょっぴり大人になったアーサーのさらなる大冒険と前作以上のイマジネーション豊かな映像世界に乞うご期待。再びミクロの世界へ!本国フランスを席巻した勢いはそのまま日本にも届くか?『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は2010年4月29日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUFphotos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSアーサーとミニモイの不思議な国 2007年9月22日より丸の内プラゼールほか松竹・東急系にて公開©2006 EUROPACORP - AVALANCHE PRODUCTIONS - APIPOULAI PROD■関連記事:フレディ・ハイモア、最新主演作のN.Y.プレミアに豪華な顔ぶれの共演者と共に出席Gacktが「声優過ぎず俳優過ぎず」に演じたキュートな悪役『アーサーとミニモイ』「常に違ったタイプの映画に出たい」『アーサーとミニモイ』のフレディ・ハイモア2ミリの世界を駆ける167センチのフレディ・ハイモア「キスシーン?楽しみです」今日は満月!『アーサーとミニモイの不思議な国』のミニモイ族があなたのもとへ
2009年12月15日まもなく公開を迎える日仏合作の3Dアニメーション『よなよなペンギン』。質の高い映像と物語に加え、本作の目玉となっているのが森迫永依演じる主人公のココと“アミーゴペンギンズ”が歌って踊る主題歌「アミーゴペンギン」。このかわいいダンスにフィーチャーしたダンスイベントが全国各地で開催されている。関西屈指の巨大水族館・海遊館(大阪市)および都内のよみうりランド(稲城市)で開かれたイベントには森迫さんも参加し、ダンスを披露した。家族連れでにぎわう海遊館には森迫さんとアミーゴペンギンズに加え、昨年春までNHKの“うたのおにいさん”を務めた今井ゆうぞうも登場した。今井さんが、会場に集まった子供たちに、「アミーゴペンギン」のダンス“よなペンダンス”をレクチャーし、会場全体でダンス!会場は大きな盛り上がりを見せた。森迫さんは「友達を助けるために一生懸命なココの姿に勇気づけられる映画です。今日はこんなに大勢で踊れてとっても楽しいですね!」と笑顔を見せた。この後、報道陣向けの記者会見が開かれたが、場所は海遊館のペンギン・ブースのど真ん中。森迫さんが現れると、水槽の中のペンギンたちがにわかに動き出し、森迫さんの周りへ。“生”ペンギンによる“囲み取材”にちょっとびっくりの森迫さん。でも、かわいいペンギンたちの動きにすっかり魅了されたようで「私もココと一緒で、小さい頃から、ペンギンさんが大好きでした。今日はこんなに近くで見られて嬉しいです!」と喜びを語った。そして翌日には森迫さんは帰京し、よみうりランドへ。巨大屋外オープンシアターにて再び今井さんと一緒にダンス・イベントに参加した。ここでも全員総立ちで「アミーゴ!」と決めのポーズ!西と東で連日にわたって行われたイベントはどちらも大盛況の内に幕を閉じた。『よなよなペンギン』は12月23日(水・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 りんたろう・マッドハウス/『よなよなペンギン』フィルムパートナーズ・DFP■関連記事:ペンギン姿の森迫永依ちゃん、消防庁から表彰次は「一番演技が上手い賞がほしい」冬一番、心温まる奇跡のファンタジー『よなよなペンギン』ファミリー試写会に50組200名様ご招待【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す爆笑・太田暴走!『よなよなペンギン』監督と宮崎駿の悪口語り合った?
2009年12月14日ドリームワークスが贈る3Dアニメーションで、来年夏公開の『ヒックとドラゴン』の最新画像がこのたび解禁された。ディズニーのアニメーション映画『リロ&スティッチ』をヒットに導き、一躍スティッチを世界的な人気キャラクターへと押し上げたクリス・サンダースとディーン・デュボアの2人がドリームワークスで製作した本作。バイキングとドラゴンが長年にわたって戦いを繰り広げるある島で、サエないバイキングの少年・ヒックと傷ついたドラゴンのトゥースが偶然出会い、敵味方の垣根を越えて友情を育んでいく姿が描かれる。『シュレック』シリーズや『マダガスカル』シリーズといったヒット作を世に送り出してきたドリームワークスだが、本作ではこれまでにない新たな世界観を描いているとして、3月の全米公開に向けて本国でも大きな注目と期待を集めている。原作はクレシッダ・コーウェルによる、世界的なベストセラーとなっている児童文学の名作。日本でもシリーズ8作の内、第2作までが小峰書店より出版されている。下敷きとなっている原作小説が存在するという点も、「これまでにないドリームワークス作品」と称される一因と言えるのかも?気弱なバイキングの少年・ヒックの声を担当するのは『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』や『ナイト ミュージアム2』などに出演しているカナダ出身のジェイ・バルチェル。そのほかに『300[スリーハンドレッド]』のジェラルド・バトラーがヒックの父親役を、そして「アグリー・ベティ」で日本でも大人気のアメリカ・フェレーラがヒロインの少女の声を演じている。敵同士のはずの少年とドラゴンの秘密の出会いがやがて奇跡を呼び起こす――。『ヒックとドラゴン』は2010年夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2009年12月03日クリスマス・シーズンの到来とともに、年末年始の映画公開ラッシュに向けた動きが徐々に見られるこの時期。全米ではその先陣を切って、ディケンズの不朽の名作を3D技術で蘇らせた『Disney’sクリスマス・キャロル』が11月6日(金)に3,683劇場という大規模で公開され、週末3日間の興行収入3,005万ドルを突破し、初登場1位に踊り出た。本作のメガホンを握るのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのメガヒット作品を手掛けてきたロバート・ゼメキス。俳優の表情をデジタルで取り込み映像化した“パフォーマンス・キャプチャー”なる技術を全編にわたって駆使して制作したことで話題を呼んでいるが、特筆すべきは、全興行収入のうち3Dが占める割合が75%にも上っているという点。中でもIMAX(※通常の10倍以上の巨大なフィルムサイズを採用することで大きな映写映像を作り、臨場感あふれる画像を体験できる新技術)での上映は、わずか181劇場の上映ながら450万ドルを稼ぎ出すという好調ぶりを示しており、日本では今年になってIMAX技術が導入されたばかりだが、すでにこの技術での本作の上映が決定している。ほかの作品では、先週公開された『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』は2位に転落。同日公開された作品の中では、ジョージ・クルーニー×ユアン・マクレガー共演の、米軍を題材にしたコメディ『THE MEN WHO STARE AT GOATS』(原題)が、2,443劇場公開で1,270万ドルを記録し第3位に、日本でも12月に公開されるミラ・ジョヴォヴィッチの最新主演作『THE 4TH KINDフォース・カインド』が僅差で4位につけた。さらに、12位にはサンダンス映画祭最高賞を受賞した注目作『PRECIOUS:BASED ON THE NOVEL “PUSH”BY SAPPHIRE』が初登場。わずか18館での封切りながら、着実に存在感を示している。本作は黒人少女を主人公に、辛い家庭環境ながらも前向きに生きる姿を描いた奮闘記。マライア・キャリーやレニー・クラヴィッツなどの豪華スターのカメオ出演も話題になっている。今後の全米快進撃、さらに世界進出にも注目である。日本での反響やいかに?『Disney’sクリスマス・キャロル』は11月14日(土)より日本公開。■関連作品:Disney’sクリスマス・キャロル 2009年11月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ショーン・ペンの息子が薬物所持で逮捕。離婚申請中の妻はハリウッドから移住を決意ジム・キャリーが点灯!『クリスマス・キャロル』プレミアでロンドンは聖夜モードに不朽の名作が3Dに『Disney’sクリスマス・キャロル』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待JUJUから一足早いクリスマス・プレゼント!「未来は変えられると信じてる」スカーレット・ヨハンソンに会える権利がチャリティ・オークションに出品
2009年11月11日YAZAWAがグリーンカーペット&舞台挨拶に参上!ミュージシャンの矢沢永吉の歩んできた軌跡を追ったドキュメンタリー『E.YAZAWA ROCK』が10月21日(水)に東京国際映画祭で上映された。上映前には、矢沢さんのためだけに劇場前にグリーンカーペットが敷きつめられ、多くのファンの声援に受けながら矢沢さんは堂々とカーペットを闊歩。続いての舞台挨拶では、初めての経験に少し戸惑いを見せながらも、熱烈な観客たちの声援に応えた。舞台上で矢沢さんは、苦笑いを浮かべながら「(初の舞台挨拶は)落ち着かなくて、手を前で組んだり、“いい人”になってしまうんですね」とコメント。30年前のインタビューの映像の中の自分について「『何て生意気なヤツ!』って思いましたね。青くて、生意気で言いたいことスパンって言ってる。いま思うと恥ずかしいくらいです。あぁ、これがあのときの自分か…という気持ちでした」と少し照れくさそうにふり返った。増田久雄監督は、この映画を作ることになったきっかけについて「18年ぶりに永ちゃんと一緒に『RUN & RUN』(※1980年に製作された、増田監督のプロデュースによる矢沢さんのドキュメンタリー作品)を観たんです。隣りにいまの永ちゃんがいて、スクリーンに30歳の頃の永ちゃんがいて、ブレてないんですよ。でも変わった部分もあって…理屈じゃなく、1年追いかけたくなったんです。そのつもりが2年追いかけてしまいました」と語り、「野球のクライマックス・シリーズの巨人vs中日が気になってる人もいると思いますけど、この映画を観たら、永ちゃんについて語りたくなって、野球のことなんて忘れると思います」と自信満々。さらに「(映画を観て矢沢さんの良さが)分かんなかった人は、僕のとこ来てください!勝負するので」とも。監督の発言に隣りの矢沢さんも驚いたような表情を浮かべつつ、笑っていた。「(劇場で)フィルムで観て楽しんでください!」と呼びかけ舞台を去っていく矢沢さんに、客席のあちこちからは熱烈な「永ちゃん」コールが響き渡った。『E.YAZAWA ROCK』は11月21日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催E.YAZAWA ROCK 2009年11月21日より全国東映系にて公開©2009 映画「ROCK」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!
2009年10月22日華やかに幕を開けた第22回東京国際映画祭(TIFF)。オープニング・イベント後には、『タイタニック』を手がけたジェームズ・キャメロンによる話題の最新3Dムービー、『アバター』のフッテージ特別上映会が開催され、グリーンカーペット・イベントに続いて鳩山由紀夫首相も出席。上映前には主演のサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーによる舞台挨拶も行われた。この日の上映は、完成作ではなく30分ほどの特別映像の上映となるが、完成前のフッテージ映像がTIFFで上映されるのは史上初めてのこと。12年前の1997年の東京国際映画祭で、これまた過去に例のない試みとして、本国アメリカよりも早いタイミングで、世界で初めてあの『タイタニック』が上映され、その後、歴史的な大ヒットを記録したとあって、今回の『アバター』上映会に対しても、本国の関係者たちも熱い視線を送っている模様。まず場内に3D映像で、現在、ロサンゼルスで本作の完成に向けて作業中で、今回は来日できなかったキャメロン監督のビデオメッセージが上映され、観客は3Dメガネを掛けてメッセージを受け取った。曰く「97年に『タイタニック』を上映したときの感動は忘れません!」。そして『アバター』については「冒険と魂の旅が待ち受けています!」と期待を煽った。続いて、キャスト陣が登場。ゾーイは覚えたての日本語で「ドウモ、アリガトウゴザイマス」とかわいく挨拶。サムは「オーストラリアなら、ひと言『グッダイ!』で決めるところですね(笑)。ご招待いただきありがとうございます」と笑顔で語った。そしてシガニーも日本語で「マタ、戻ッテ来レテ、Happyデス!」と挨拶。さらに、ここにはいないキャメロン監督について「ジェームズは、この素晴らしい物語を書き上げ、それを映像化するための技術までも作り上げました。この映画の全ての登場人物、生き物、植物のを彼が生み出したのです。この映画を作る過程でのジェームズは、日本語で言うところの“お菓子屋さんの中の子供”のようでした」と日本語を交えながら語り、惜しみない称賛を贈った。鳩山首相の目に、果たしてこの日の特別映像はどのように映ったのか、気になるところ…。珠玉のキャストと最新の映像を駆使し、現在も完成に向けた作業が進む『アバター』。公開は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開【TIFFレポート】宮沢りえ、山田孝之ら人気俳優、鳩山首相夫妻も来場映画祭開幕辻仁成が自らの思いを映した父の愛にホロリTIFFコンペ注目作!『ACACIA』平原綾香が初のデュエットで『オーシャンズ』テーマソングを公開収録!
2009年10月18日日本映画初の実写長編3D映画となる『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』が、10月17日(土)に公開初日を迎え、柳楽優弥、蓮佛美沙子、勝地涼、前田愛、水野絵梨奈という主要キャスト陣と清水崇監督による舞台挨拶が行われた。歌舞伎役者の中村勘太郎さんとの挙式を10日後に控え、本作が独身最後の公開映画となった前田さんに、共演陣がお祝いの花束を手渡すというサプライズも!驚いた前田さんは、なんと3Dメガネを着けたままお礼のコメントを発しようとする一幕もあり、会場は大きな盛り上がりを見せた。主演の柳楽さんは、映画を観たばかりの観客に向かって「(劇中の)僕のこと分かりました?ふっくらしてたので(笑)、かなりつらいかなと思ったんですが、それはまぁ、役作りということで!」といきなり自虐的な挨拶。勝地さんからは、柳楽さんが怖がるときの反応が薄いとのツッコミが…。そんな柳楽さんが頑張って悲鳴を上げたというシーンについて「悲鳴を上げて、涙まで流したシーンがなくなってたんですが…」と監督に尋ねると、清水監督からは「あそこはカットしたの(笑)」と本人も知らなかった新事実が発覚!「ええーっ!?」とかなり驚いていた。さらに監督は「(柳楽さんは)悲鳴を上げるシーンの撮影の前は『ここは悲鳴を上げない方が…』とすごくアプローチしてきました(笑)。でも、そこは譲りませんでした」とニンマリ。蓮佛さんは現場の様子について「みんな、あまり積極的な方ではないので、控え室で紙きれに“好きな色はなんですか?”とか“好きな食べ物は何ですか?”と質問を書いて、それに答えていくっていうのをやって仲良くなっていきました」と内気なキャスト陣の内幕を明かしてくれた。勝地さんは「(戦慄迷宮内では)トイレに行くのも怖かったです。僕の子供時代の役の男の子に『ついて行ってやるよ』と言いながら、一緒にトイレに行って『何怖がってんだよー』と言いながら、本当は僕が一番怖がっていました」と自らのビビリぶりを告白し、会場は笑いに包まれた。水野さんは「勝地さんが錯乱して、戦慄迷宮内のいろんな部屋をフラフラと歩くシーンで、お化けのマネキンにぶつかるところがあるのですが、音に驚いて演技じゃなく本当にビックリしているので、私の素のリアクションをもう一度観て確認してみて下さい」としっかりアピール。前田さんは「白いコンタクトレンズを毎回つけなきゃいけなかったんですが、その度にお化け屋敷の洗面台に行くのが嫌で…。撮影が終わって1回コンタクトを外したのに、監督から『撮り直し!』と言われたときは、『コノヤロー』と思いました(笑)」と撮影の思い出を語った。そして、柳楽さんと蓮佛さんから花束を受け取ると「私事ですが、ありがとうございます」と嬉しそう。監督から何度もしつこく「おめでとう!」と言われると「もういいです!」と照れながらも喜びいっぱいの表情を浮かべていた。『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』は新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開中。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:3連休は新感覚を先取り!『戦慄迷宮3D』見どころ凝縮のフッテージが無料で上映『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!
2009年10月17日日本ホラー界の匠、清水崇が3年ぶりの新作として贈る、日本初のデジタル3D実写長編映画『戦慄迷宮3D』。先月開催された、第66回ヴェネチア国際映画祭のワールドプレミアでの1,000人を超える観客の熱狂が記憶に新しいが、迫る10月17日(土)の全国公開を前に、10月10日(土)から12日(月・祝)までの3連休に、全国のワーナー・マイカル・シネマズ3D劇場全館(40劇場40スクリーン)にて、本作のフッテージ映像が無料で独占一斉上映されることが決定した。上映されるのは、先のヴェネチア国際映画祭で世界で初めて上映された“ワールドプレミア3Dフッテージ”よりも3分長い、7分間の【完全版】。ワーナー・マイカル関係者も、この新たな試みについて「この映画の怖さと面白さが凝縮されていて、たった数分間の映像でもヴェネチアの観客たちを驚愕させたという素晴らしいフッテージ。その一端だけでも一足早くご覧いただければ、公開に向けて期待が大きく膨らむことは間違いないでしょう」と期待を寄せている。この3連休、まだ予定が立ってない方、もしくは新しい刺激を求める方は、ぜひ劇場で新感覚を先取りしてみては?『戦慄迷宮3D』は10月17日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。「3Days×3Dimension」開催日時:10月10日(土)・11日(日)・12日(月)会場:全国ワーナー・マイカル・シネマズ3D劇場※入場券は開催当日劇場にて配布します。詳しくはワーナー・マイカル・シネマズ各劇場まで。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!『戦慄迷宮3D』撮影快調!柳楽優弥「暗いところは本当に怖い…」
2009年10月09日5年前、『誰も知らない』で鮮烈映画デビューを飾り、カンヌ国際映画祭・最優秀男優賞を日本人初、史上最年少で受賞した俳優・柳楽優弥。その後も『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』『シュガー&スパイス 風味絶佳』、『包帯クラブ』と主演を重ね、現在19歳──。あどけない少年からたくましい青年に成長した。そんな彼が「ハリウッド3D映画元年」と言われる2009年に挑んだのは、『呪怨』の清水崇監督が手掛ける日本初のデジタル3D実写長編映画『戦慄迷宮3D』。富士急ハイランドにそびえ立つお化け屋敷「戦慄迷宮」を舞台にしたアトラクション・ムービーだ。スリラー特有の演技に初挑戦「時間のあるときは1日にDVDを3本観る」というほど映画好きな彼だが「ホラーやスリラー映画は苦手」だと言う。ということは『戦慄迷宮3D』はかなりの挑戦だったに違いない。「最初に(富士急ハイランドの)『戦慄迷宮』に足を踏み入れたとき、ここで2週間か…きついなって思いましたね。ホラー映画やお化け屋敷が苦手っていうのもありますけど、周りに何もないんですよ。僕の大好きなレンタルビデオ屋がないじゃん!って(笑)。でも、スタジオに作られたセットではなく、本物のお化け屋敷での撮影はテンションが全然違いました。本気になりやすかったです」と現場をふり返り、今回の挑戦のひとつに“リアクション”があったと説明する。「僕、普段のリアクションが薄いんですよ。プライベートの柳楽優弥は反応が薄い(笑)。だけど、今回の映画はスリラーだからリアクションを大きくしなくちゃならなくて…それってどうしたらいいんだろうってずっと頭を悩ませていたんです。悲鳴をあげる演技はこれまでやったこともないし、自信もなくて、やるのが嫌だった。で、監督にあらかじめジャブを打っておこうと思って『このシーンは悲鳴をあげないで、震えながら失神するっていうのはどうですかね?』って提案してみた。でも、『いや、ここは悲鳴をあげよう』って、あっけなくカウンターくらいました(笑)。さらにストレートが飛んできて『そのシーンで泣いてくれるかな』って言われて…」と、苦笑い。けれど、結果的には「俳優“柳楽優弥”としての財産になった」と笑みを浮かべ、こう続ける。「やってみると、叫びながら泣くっていうのは、気持ちを表現する上で、もの凄くやりやすいんです。心の底から悲鳴をあげる芝居に挑戦できて新鮮でした」。そんな彼の言葉と同じく、観客もまた俳優・柳楽優弥の新しい一面を見ることになるだろう。スリラーもの、ホラーものというと、1980年代に流行った『13日の金曜日』のようなスラッシャー・ムービーを思い浮かべる人も多いかもしれないが、本作にはジェイソンのような殺人鬼は登場しない。そこにあるのは、人間の本質、心の奥底に潜む怖さだ。主演の柳楽をはじめスリラー・ホラー系作品が初挑戦だった5人のキャストたちは『ローズマリーの赤ちゃん』や『エクソシスト』といった映画を参考に、単に叫ぶだけではない本当の心理からくる恐怖を体現してみせた。「個性的な役柄ではなかったので、特別な役作りはしなかったけれど、彼の性格とか心情の変化を台本に書き込んでいましたね。あとは、現場の空気感や監督の演出でつかんでいった感じです」と、やりやすい現場だったと話す。もしも、好きな人にお化け屋敷に誘われたら…?また、その目力が与える印象なのか、大人以上の落ち着きを放ちクールなイメージの強いが、実は人なつっこい性格のようだ。警戒心が解けると「撮影の初日の前日は緊張して寝られないタイプ」「役者ではない普段の柳楽優弥は地味でオタクっぽい」「子供の頃は遊園地が大好きだったけれど、ジェットコースターみたいな勢いのあるアトラクションは苦手だった」など、自分自身や家族との思い出を無邪気に語る。そして、ときおり見せるキリッとした力強い目にドキッとさせられる──そのドキッとする一瞬に魅力的な男性(俳優)に成長していると実感する。最後に「怖いのが苦手」だという彼にあえてこんな質問を投げかけてみた。ものすごく好きな人がお化け屋敷に行きたいと誘ってきたら?「もしもですよ、マライア・キャリーが『togetherしようよ』って言ってきても『ノー!』って断ります。大好きな歌手の安室奈美恵さんが『一緒に行こうよ』って言っても『ノー!』、大好きな女優さんの宮崎あおいさんが『どうしても行きたいんだけど…』って言っても『ノー!』。誰に誘われても『ノー!』ですね」。本当に怖いのが苦手らしい。ハリウッドから『戦慄迷宮3D』のようなホラー・スリラー作品へのオファーがあっても「ノー!」なのだと、茶目っ気たっぷりに答える。ということは、柳楽優弥を「戦慄迷宮」に2週間止まらせた清水監督は、彼にとってものすごく偉大な監督ということになる。19歳の若手実力派が「怖いけれどしっかりしたストーリー」だと太鼓判を押す『戦慄迷宮3D』のスリルと恐怖をぜひ映画館で確かめてほしい。(text:Rie Shintani)柳楽優弥プロフィール1990年3月26日生まれ2004年『誰も知らない』で第57回カンヌ国際映画祭にて日本人初史上最年少となる最優秀男優賞を受賞。その後、『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(’05)、『シュガー&スパイス〜風味絶佳〜』(’06)、『包帯クラブ』(’07)に主演。昨年11月には著書「止まない雨」を発表、次回作『すべては海になる』(2010年1月23日公開)の公開を控える。オフィシャルサイト:■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:3連休は新感覚を先取り!『戦慄迷宮3D』見どころ凝縮のフッテージが無料で上映『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!『戦慄迷宮3D』撮影快調!柳楽優弥「暗いところは本当に怖い…」
2009年10月09日日本初の実写長編デジタル3D作品として注目を集め、先のヴェネチア国際映画祭でも喝采を浴びた『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』。16日(水)、本作の世界配給決定を受けて清水崇監督が都内で凱旋記者会見を行い、主演の柳楽優弥もサプライズで駆けつけた。清水監督は「ヴェネチアの大きな会場の大きなスクリーンでは、『こんなに奥行きがあったのか!飛び出したのか!』と観客の反応も良くて、興奮して帰ってきました」と手ごたえを語った。世界配給決定についても「嬉しいです!どうしてもホラーのイメージが強いので、僕としても作り手として新しいところに行きたかったし、違ったところに行きたかった。その思いをプロデューサーが汲んでくれて、観たことのない映画が出来たと思っています」と自信をのぞかせた。柳楽さんはこの場で世界配給決定の知らせを聞いたそうで「すっげーなぁと思いました。良い結果になってくれれば嬉しいです」と喜びと期待を口にした。ちなみに柳楽さんは、これまで怖い映画が苦手だったそうだが、「演じていると意外と怖くないなと。お化け屋敷での撮影もあまり怖くなかったです。新たな発見をしちゃいましたね」と克服を強調!「いやぁ、小学生みたいですね(笑)。お化け屋敷も前なら絶対入らなかったのに、楽しめるようになりました」と嬉しそうに語った。清水監督からの(柳楽さんが『誰も知らない』で主演男優賞を受賞した)カンヌ以外の映画祭にも連れて行ってあげたいという言葉に「ほかの映画祭も楽しみたいです。でも映画祭より普通に観光したい(笑)。パスポートを判子でいっぱいにしたいんです!忙しいビジネスマンみたいに」とおどけた。最後に柳楽さんは「カップルや家族で観に来てください。3Dだし!特にカップルにお勧めです」と映画をアピールした。『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』は10月17日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!『戦慄迷宮3D』撮影快調!柳楽優弥「暗いところは本当に怖い…」世界最大のお化け屋敷“戦慄迷宮”が、清水崇監督&柳楽優弥主演で映画化
2009年09月18日“死のトラップ”で観る者を恐怖と興奮に陥れる『ファイナル・デスティネーション』シリーズ最新作!全米公開で2週連続第1位というヒットを記録した『ファイナル・デッドサーキット3D』が、間もなく日本にも公開される。9月15日(火)、本作の日本語吹き替えを担当する田中直樹(ココリコ)、はるな愛、たくませいこが揃って集結し、爆笑アフレコ収録の様子が公開された。飛行機事故、ハイウェイ事故、そしてジェットコースターの大惨事に続くのは…死のサーキット!この日収録されたのは、混乱に陥る問題のサーキット・シーン。田中さん扮する主人公・ニックや、たくまさん扮するサマンサは客席で和やかに過ごしていると、後ろから「おい、見えねえぞ!座れ、このバカヤロー!」という野太い罵声が飛んできた。その声の主は何を隠そう、“おっさん”と化したはるなさん!普段のかわいいキャラとのあまりのギャップに、報道陣も両隣の2人も笑いをこらえきれない様子。今回、はるなさんが演じたのは乱暴なおっさん・アンディ。ドスを利かせ過ぎたせいか、声も潰れてしまった様子で、終わった瞬間に「やーだ!お母さんごめんなさい!」と照れまくり。「この役をやることは収録ギリギリになって知ったんです。収録はまさかの一発OKで、ミキシングのときには女性スタッフがみんな笑ってるんですよ。辛かったです、同じ女性として」とふり返ると、田中さんが「ま、男性ですけどね」とポツリ。作品については、「本当に恐い!3Dなのでいままでの作品と違う迫力」とビビリまくりの田中さん。一方、はるなさんが「映像を観てるうちに慣れてきちゃって、自分で『怖い、怖い』って言うのは作り上げたキャラなのかなと思った」とコメントすると、またも「みんな気づいてるよ」と田中さんが冷静なツッコミを入れた。さらに映画にちなみ、いままでの恐怖体験を聞くと、「昔、相方(遠藤)が給料の40,025円から借金の4万円を引かれて呆然と25円を握り締めてたときの顔はホラーでしたね。映画といい勝負ですけど、相方は飛び出してこないのでね」と語り、笑いを誘った。本作を、カップルのデートムービーに最適の作品として太鼓判を押す一同。最後に田中さんが、「シリーズ最高傑作でものすごく楽しめるので、恋人同士、友人同士でワーキャー言いながら観てください!」とアピールし、笑いの絶えないアフレコ収録は終了した。はるなさんのドス声にも注意!『ファイナル・デッドサーキット3D』は10月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:ファイナル・デッドサーキット 3D 2009年10月17日新宿ピカデリーほか全国にて公開TM&© MMIX NEW LINE PRODUCTIONS,INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2009年09月16日現地時間の12日に無事、幕を閉じたヴェネチア国際映画祭。今年もハリウッドからも数々のスターが登場し連日賑わいを見せたが、映画祭終盤の11日、今年新設された注目の部門「3Dアワード」の授賞式が行われ、ジャパニーズ・ホラーの旗手・清水崇監督がアジア映画史上初のデジタル3D長編に挑んだ新作『戦慄迷宮3D』を引っさげ登場、錚々たる監督たちの作品と並び“来年最も期待される1本”との名誉を授かった。映画界の3D化の波が押し寄せる中、新たなフィールドとして設立された、この「3Dアワード」。清水監督はこの栄えある大賞のプレゼンターとして映画祭から急遽招聘され現地入り、そのオープニングとして『戦慄迷宮3D』の5分間のフッテージが上映された。アジアを代表するホラー監督として登場した清水監督は大歓声に押され、「わたしは大監督ではありません」と自身が小柄なことと掛けたジョークで場内を湧かせ、「3D映画の制作が単にブームで終わらないよう、監督それぞれの感性によって3D映画を発展させていくことが大切」と語った。その後行われたフッテージの上映では、廃墟の病院を舞台に次々と現れる不気味な立体的亡霊に、観客は釘付けに。さらに上映後、ウサギのぬいぐるみが大劇場の空中を飛び、客席に迫るかのように少女が現れるといった演出も。西洋の3D映画とはまた一味違うリアルな演出に、3Dメガネをかけた1,000人以上の観客が一体となって大興奮、監督のクレジットが出ると拍手喝采を贈った。ちなみに、本作は全世界で大ヒットを記録した『モンスターvsエイリアン』や『カールじいさんの空飛ぶ家』など、錚々たる作品10本の1本にノミネートされたが、“ベスト・オブ・ザ・イヤー”は『グレムリン』などでおなじみのハリウッドのベテラン監督ジョー・ダンテ初の3D映画『The Hole』に授けられた。壇上に上がったダンテ監督は、清水監督から記念像を受け取ると、トロフィを観客に突きつけながら3Dのようなアクションでおどけ、仲良く2人で記念写真に収まった。この「3Dアワード」の対象となったのは、2008年から2009年に製作された3D映画。映画祭を盛り上げる新たなヴェネチア名物として、今後もセレモニーは開催される予定だ。『戦慄迷宮3D』は10月17日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:第66回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:続報!ニコラス・ケイジ主演作をめぐる米独の監督2人のバトルのゆくえM・ムーアの経済ドキュメンタリーがヴェネチアを席巻!上映後10分間観客総立ちジョージ・クルーニー、恋人についての質問にCMのキメ台詞で切り返し!マット・デイモン、主演するソダーバーグ監督の新作を携えてヴェネチア映画祭に登場!ニコラス・ケイジ&エヴァ・メンデス、波紋を呼ぶ一作を引っさげヴェネチア入り
2009年09月14日来年、初めてアフリカ大陸で開催される、サッカーのワールド・カップ南アフリカ大会を前に南米予選で苦戦が続くアルゼンチン。率いるのは“神の子”にして“汚れた英雄”、サッカー界が生んだ希代のスーパースターであると同時に最大の問題児、ディエゴ・アルマンド・マラドーナ。そんな彼の栄光と挫折を余すところなく捉えたドキュメンタリー映画、その名も『マラドーナ』の日本公開が決定した。監督を務めるのは旧ユーゴスラヴィア出身で、自身マラドーナ“フリーク”、『アンダーグラウンド』、『黒猫・白猫』など独特のユーモアで時代を切り取り、日本でもコアなファンを持つ名匠エミール・クストリッツァ。アルゼンチンをワールドカップ優勝へと導き、ナポリでは救世主とあがめられ、やがて薬に溺れ“堕ちた偶像”と化し、それでもなお愛され続けるこの英雄を追って、カメラはブエノスアイレスからナポリ、ベオグラード、さらにはキューバへ!映画はドキュメンタリーでありながら、クストリッツァ監督の過去の名作のシークェンスがたびたび挿入されるという異色の構成になっており、当然のごとくクストリッツァ自身も登場。執拗に流れるセックス・ピストルズの「God Save the Queen」に乗って、“現人神”の人間臭すぎる側面が映し出される。クストリッツァだからこそ心の底を見せるマラドーナがここに!代表監督のポスト、そしてアルゼンチンのワールドカップの出場が危ぶまれる微妙なタイミングで日本公開が決定。映画が公開される12月に果たしてこの魂の反逆児は代表監督の座にいるのか?それとも――。南アフリカへ行く前に、この男の姿に熱狂せよ!『マラドーナ』の公開は12月、シアターN渋谷ほか全国にて順次公開。■関連作品:マラドーナ 2009年12月、シアターN渋谷ほか全国にて順次公開© 2008-PENTAGRAMA FILMS-TELECINCO CINEMA-WILD BUNCH-FIDELITE FILMS.
2009年09月09日『タイタニック』でアカデミー賞作品賞を始めとする11部門を制覇し、全世界で18億ドルを超える興行収入を稼ぎ、世界歴代No.1の記録を打ち立てた巨匠ジェームズ・キャメロン。彼の12年ぶりとなる監督作にして、構想14年、製作に4年を費やし、完成に向けた作業がいまだ進められている『アバター』の特別3D映像が8月21日(金)に全世界同時に上映されることが決まった。本作には、シガニー・ウィーバー(『エイリアン』シリーズ)、ゾーイ・サルダナ(『スター・トレック』)、サム・ワーシントン(『ターミネーター4』)らが出演していることが分かっている。だが、撮影は極秘裏に進められ、その詳細については、パフォーマンス・キャプチャーといった最新技術がふんだんに使用された3D作品ということ以外、これまでほとんど明らかにされてこなかった。先日、アメリカで開催されたコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」で一部映像の上映が行われたものの、全体のストーリーはいまだ謎に包まれたままである。3Dの常識を打ち破り、「映画の中にいるような感覚をもたらす」とうわさされる本作の一部映像が上映されるスペシャルイベントが、8月21日(金)に全世界同時に開催されるというのだ。このイベントは、去る7月23日に監督の緊急発表によって開催が明らかになったもので、監督自身が編集し直した15分間の3D映像が全世界の劇場で上映されるとのこと。日本では、TOHOシネマズの全国7劇場(六本木、川崎、横浜、名古屋、梅田、難波、久山)および新宿バルト9のみでの限定開催となり、各劇場の公式サイト上で応募を受け付けている。映画の根本が変わる瞬間に立ち会える――。『アバター』特別3D映像公開イベントは8月21日(金)開催。劇場公開は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて。スペシャルイベント応募先TOHOシネマズ公式サイト新宿バルト9公式サイト■関連作品:アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開
2009年08月12日カリフォルニア州サンディエゴで23日から25日まで開催されていたコミコン。23日に行われたディズニーの3Dプレゼンテーションのパネル・ディスカッションに、製作中の新作『アリス・イン・ワンダーランド』のフッテージを携えてティム・バートン監督が登場したが、終了間際にサプライズゲストとして、同作でマッド・ハッターを演じるジョニー・デップが登壇した。そろそろお開き、という流れになった頃、バートンが「僕には想像上の友だちがいるんだ」と言うや、ステージにジョニーが姿を現わした。集まっていた約6,500人の観客は大興奮!歓声に包まれたジョニーは「ここに来られてうれしいよ」と一言あいさつすると、すぐに引っ込んでしまったのだが、観客たちはそれでも大満足。「twitter」を通して、ジョニーに一目会えた喜びを発信する人が続出した。ジョニー登場前のディスカッションではバートン監督が新作についてたっぷり語った。原作はもちろん、誰もが知る「不思議の国のアリス」なのだが、「原作のいろいろな要素をランダムに取り込み、そこから独自のストーリーを作ることを目指している」そう。マッド・ハッターのキャラクターにはジョニーのアイディアも生かされているという。「これまで映画化されたものでは単調なキャラだったけれど、ジョニーはマッド・ハッターに人間味をもたらしてくれた」と語るバートン。来年春の完成が楽しみだ。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ジョニー・デップの強烈“帽子屋”初公開!映画版「不思議の国のアリス」で鍵握る【ハリウッドより愛をこめて】『トワイライト』カップル、やっぱり私生活でも交際中?
2009年07月27日3D-CG技術と日本独自の手書きの技術を駆使し、忘れ去られた宝物=“ホッタラケ”にされた宝物でできた不思議な島に迷い込んだ遥と、その島の住人であるきつねのテオの冒険を描いたアニメーション・ムービー『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』。本作がきつねの民話に基づいていることに因んで、7月23日(木)、遥役で声優に初挑戦する綾瀬はるかがテオと共にお稲荷さんの総本宮である京都伏見稲荷大社にて映画の大ヒット祈願を行った。浴衣姿で登場した綾瀬さんは、有名な千本鳥居を着ぐるみのテオと散策した後、伏見稲荷大社の奥社奉拝所にてご祈祷を受けた。「奥社に続く千本鳥居は、まるで本物のテオに出会いそうな、神秘的で、不思議な場所でした。神社の雰囲気も、映画で遥とテオが出会う場所に似ていると感じました。こんな場所で大ヒット祈願を行うことができて感動です!」と神社の持つ独特の空気がすっかり気に入った様子。さらに「大人も懐かしさを感じることができる映画だと思うので、ぜひ親子で観に来てください」と映画をアピールした。『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』は8月22日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜 2009年8月22日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン/Production I.G/電通■関連記事:『ホッタラケの島』見どころは、ギリギリ見えそうな綾瀬はるかのスカートの中?
2009年07月24日サイレントからトーキー、モノクロからカラーへと、時代と共に進化を続けてきた映画界に新たなムーブメントが到来!劇場の大スクリーンでもっと臨場感ある映画を満喫したい――。そんな消費者の願いに訴求すべく、ドリームワークス・アニメーションが先陣を切って送りだした、本格3Dアニメ『モンスターVSエイリアン』が7月11日(土)より日本でも公開されている。全米では、公開劇場4,104館のうち3D上映劇場が1,550館を占め、興収的にも3Dの割合が全体の半分以上を占めるヒットを記録した本作。それでは、日本ではどこまでこの新スタイルが受け入れられているのか?3D上映を実施中の劇場最大手のTOHOシネマズららぽーと横浜での反響を検証してみた。早速、3D映画を観終えた親子の観客に感想を尋ねると、「すごい迫力で怖いくらい。また観たい」(9歳・女の子)、「まるで自分がスクリーンの中に入り込んでいるかのよう」(32歳・母親)とその世界観に驚きの声が挙がった。また、同館の小林支配人の話によれば、いち早く本作を鑑賞した劇場スタッフの間では「遊園地のアトラクション感覚になった」との声が多く、常連客からも「両方上映しているなら、多少高い料金を払っても3Dで観るね」との声も届いているとか。たしかに、通常の2D作品と比べて高く設定されている料金形態に、まだ一般客が慣れていないという懸念点もあるが、配給元のデータによれば、3D上映館は全体の約3割の135スクリーンでの上映に対して、公開2日間の興行収入において3Dが60%強を占めているとのこと。小林支配人も、本作を始めとした娯楽性の高い3D作品が、家族連れを中心に劇場への動員の起爆剤になることへの期待感を見せている。「一番重要なことは、3Dは映画館へ行くことの意味を大きな形で再活性できる点」――。これはドリームワークスの最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグ氏の言葉だが、テレビやブルーレイが高性能化し、家庭での視聴体験がしやすくなってきているいまだからこそ、“映画館で映画を観る”ことの楽しさを改めて喚起する、この3Dムーブメント。映画館の年間入場者数が1億6,000万人前後と、頭打ちの市場の切り札として、今後も注目を集めそうだ。とにかく体験しないと分からない、3Dの魅力。これからの3連休にぜひ家族、友人を誘ってその迫力を体験してみては?『モンスターVSエイリアン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 DreamWorks Animation L.L.C■関連記事:ベッキー&日村がめでたくゴールイン?ノリノリ結婚会見風ステージで息ぴったり3Dのスゴさを実体験!アニメとは思えぬ迫力に圧倒『モンスターVSエイリアン』あの人気キャラを演じたバナナマン日村の独占映像到着意外なクイズ結果に…反応は?ブサイクでラッキー?バナナマン日村「ベッキーは俺たちモンスターにも優しい」と自虐『モンスターVSエイリアン』全国30の名所とコラボ!巨大スーザンが各地で記念撮影
2009年07月17日映画版『ハリー・ポッター』の大きな魅力の一つ、それは誰も見たことのない映像世界。映画版で初めて「ハリポタ」の世界に触れるという観客にとってはもちろん、既に原作を読破し、ストーリーを知っているというファンにおいても、「あのシーンはどんな風に映像化されるのか?」と期待に胸膨らませながら劇場に足を運ぶのだ。2001年にシリーズ第1作が映画化されてから8年、まさに日進月歩とも言える映像の進化を新作ごとに取り入れ、観客を魅了してきたが、ついに第6作にして3Dバージョンが登場!“新次元”の映像とはなんぞや?ということで、早速劇場に行ってまいりました。「2009年は映画界に第3の革命が起きる」と宣言したのは、かのドリームワークス・アニメーションSKGの最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグ。2D(平面)から3D(立体)への移行こそが、彼の言うところの“革命”であり、その言葉通り、ここ日本にも続々と、3D作品が上陸している。そんな3Dの嵐の中、シリーズ第1作の製作当初から原作の「あの魔法の世界をどう映像化するのか?」と話題を呼び、かつその期待に応えてきた『ハリポタ』がついに3D化。なかなか感慨深いものが…。さて、映画館に入るとまず3D専用のメガネを手渡されるのだが、これが昔、何かの付録でついてきた、紙で出来た赤と青の3Dメガネのよう…とまでは言わないが、プラスチックで出来たオモチャのようなシロモノ(失礼!)。これで最新技術の粋を集めた3D映像を存分に堪能できるんか?といきなりやや心許ない気持ちに…。ちなみに、本作での3D映像は、冒頭の12分間のみとのこと。正直、あまり期待をせずに着席。ところがどっこい、始まってびっくり!というか物語が始まる前のワーナー・ブラザースのロゴ(WB)が立体化した時点でかなり驚愕。3Dと言うと、スクリーンからものや人が“飛び出す”というイメージですが、実際にこの3Dを見て感じるのは“奥行き”。感覚としては精緻きわまる演劇を宙に浮いた状態で少し上から眺めているような感じ。足首くらいまでズブリと映画の中の魔法の世界に入り込んでいるような…。圧巻は“死喰い人”たちによるロンドン襲撃のシーン。黒い煙となってロンドンの細い迷路のような路地を突き進んでいく場面は、2Dで見ても大迫力でスピード感がみなぎっているが、3Dでは乗り物酔いをするかと思うほどの臨場感あり。そして、ロンドンの新名所、曲線美が特徴のミレニアム橋が揺れて、揺れて、波打ちながら崩れ落ちていくシーンでは、思わず下に落ちないようにとイスのひじ掛けを握ってしまうほど。冒頭の12分が過ぎると、3Dの終了のサインがスクリーンに出てくるのだが、ちょっぴり…いや、かなり寂しい気持ちになりました。ぜひぜひ、最終章は全編を3Dで上映してほしい!字幕もボコッと浮き出ているのも見やすくてgood!国内では3館のみ、おまけにちょっぴり割高となるが、魔法の世界への入場料と思って体験してみても悪くないかも。※3D IMAX上映は109シネマズ川崎、109シネマズ菖蒲、109シネマズ箕面の3館にて。■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと死の秘宝(前編) 2010年冬、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開ハリー・ポッターと死の秘宝(後編) 2011年夏、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開■関連記事:あのハリーのライバル来日決定!『ハリー・ポッター』初日3億円突破で好スタート『ハリー・ポッター』プロデューサーが激白。シリーズを同じ俳優で続ける意味と成長少年から大人へ…男・ハリーの成長ぶりが随所に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』エマ・ワトソン、突然の雨もなんの!しっとりセクシードレスで大人の魅力を見せるついに完成、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ワールド・プレミアがロンドンで開催
2009年07月17日全世界で興行収入3億7,000万ドルという驚異的なヒットを記録している、ドリームワークス初の本格3Dアニメーション『モンスターVSエイリアン』。7月11日(土)、遂に日本で史上最大規模の3D上映となる135館で公開を迎えた。当日は、日本語吹き替え版でヒロイン・スーザンの声を務めたベッキーと、青色モンスター・ボブの声を演じたバナナマンの日村勇紀が上映後の舞台挨拶に登壇し、3Dの魅力を大いにアピールした。ベッキーは、劇中に主人公・スーザンが結婚式当日に巨大化してしまうことに因んで、自身がデザインしたウェディングドレス姿で登場。3Dメガネをかけた子供たちを従えて登場した日村さんは、この姿に「キレイだしカワイイ!まさかウェディングドレス姿のベッキーの横に立てるなんて思わなかった」と照れ笑いを見せた。ベッキーもノリノリで結婚会見風に“指輪披露ポーズ”を気取り、会場を盛り上げた。公開初日を迎え、「とにかくたくさんの方に観ていただきたかったのですごく嬉しいです!みなさん迫力すごかったでしょ?」と投げかけると、盛大な拍手が沸き起こった。自身が初めて3Dの迫力に触れた感想を「3D、3Dとは聞いてましたが、ここまで“3D”とは思っていなかったのでビックリしました!例えばボールとかも避けたくなるような迫力で、こんな作品に私が関われたことが嬉しいです。自慢できるお仕事ができました!」と笑顔で語るベッキーさん。「『モンエリ』は映画というより、もはや“アトラクション”となっております!」と力強くアピールした。日村さんも「吹き替えの声を録音しているときは2Dの映像だったので、完成してから3Dを観て、とにかく“ビックリ”で、いままで3Dをこんなに長く楽しめることはなかったので、とにかく“楽しかった!”というのが最初の印象でした。みなさんも、もしそう感じてくれたらすごく嬉しいです!」と3Dの感動を伝えた。そして、「家族のみなさんはもちろん、友達、恋人と一緒に観る人によって見え方、楽しみ方も変わると思いますので、ぜひ2回、3回と劇場に足を運んでください!」と元気よく観客に呼びかけた。『モンスターVSエイリアン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 DreamWorks Animation L.L.C■関連記事:3Dのスゴさを実体験!アニメとは思えぬ迫力に圧倒『モンスターVSエイリアン』あの人気キャラを演じたバナナマン日村の独占映像到着意外なクイズ結果に…反応は?ブサイクでラッキー?バナナマン日村「ベッキーは俺たちモンスターにも優しい」と自虐『モンスターVSエイリアン』全国30の名所とコラボ!巨大スーザンが各地で記念撮影モンスターたちが地球を救う?『モンスターVSエイリアン』ファミリー試写会に50組200名様ご招待
2009年07月14日アニメの新たなる可能性に挑むドリームワークス・アニメーションが初の本格的3D作品として贈る『モンスターVSエイリアン』。いよいよ、夏休み映画、そして今後、日本で続々と公開される3D映画時代の先陣を切って公開される本作。けれども、“3Dってどう凄いの?”と疑問に思う方も多いはず。とすればこの新世界を実体験するしかない!めくるめくモンスターワールドに足を踏み入れてきた。冒頭からいたずら心あふれる仕掛けで、遊園地のアトラクションに乗りこんだように、一気に3D次元の世界に引き込まれることに。しかし3Dならではの迫力が発揮されるのは、ヒロイン・スーザンが突然変異によりおよそ15メートルまでに巨人化、愛の誓いを交わすはずの教会を自らぶち壊してしまう瞬間から。いままで当然のごとく等身大に見ていたモノ・人が、突然ミニマムな世界に変わってしまう…。観客はまるで自分がスーザンになったような気持ちで、いままで見たことない次元を一望することになる。突然自分がミニマムになってしまう世界を描いた『ミクロキッズ』(’89)で味わった感動をふと思い出したが、これがアニメだということを忘れさせるリアルさは見事!この“大きさ”の演出によって味わう世界の逆転と凸凹感こそは、3Dだからこそ体験できるもの。さて、そんな巨体への変貌により、ひとたびモンスター扱いされ、結婚という幸せの絶頂から奈落の底に落とされてしまったスーザン。果たして、彼女は人生を逆転しえるのか?というのが物語のカギ。お調子者の青色モンスター・ボブに、独創的な頭脳を持ったコックローチ博士、実はクールな半猿半魚人、ミッシング・リンク、そして最後にどんでん返しの変貌を遂げる100メートルの巨体虫、ムシザウルス。一癖あるモンスターたちとの出会いで、彼女の中に眠っていた闘志が目覚める。人生に吹っ切れたスーザンと、愛着あふれるモンスターたちが魅せるアクションは、まさに大迫力!身も心もスッキリ気分にさせてくれる、夏にぴったりの爽快感あふれる世界観をお楽しみあれ!■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 DreamWorks Animation L.L.C■関連記事:あの人気キャラを演じたバナナマン日村の独占映像到着意外なクイズ結果に…反応は?ブサイクでラッキー?バナナマン日村「ベッキーは俺たちモンスターにも優しい」と自虐『モンスターVSエイリアン』全国30の名所とコラボ!巨大スーザンが各地で記念撮影モンスターたちが地球を救う?『モンスターVSエイリアン』ファミリー試写会に50組200名様ご招待ベッキーが巨大化ヒロインで声優初挑戦!全米で人気沸騰中のキャラを演じるのはあの人
2009年07月11日公開までいよいよ約1か月と迫った『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のメインポスターのビジュアルが解禁に!併せて本作が、109シネマズ3館(川崎、菖蒲、箕面)にて日本で初めてオープンするIMAXデジタルシアターのオープニング第2弾作品として、“IMAX 3Dバージョン”で上映されることも発表された。これまでに少しずつ明らかにされてきた本作の様々なビジュアルと同様に、嵐を予感させるようなややダークな雰囲気が漂うメインポスター。最大の特徴と言えるのは、作品のタイトルがごく一部しか表示されていない点。もちろん、ハリーをはじめダンブルドア、ロン、ハーマイオニーが映し出されており、『ハリー・ポッター』のポスターであることは一目瞭然ではあるのだが…。大人気シリーズも今回で第6作を迎え、“ハリー・ポッター”という文言なしでも十分に認知されている、という自信の表れとも言えそうだ。川崎、菖蒲、箕面の109シネマズ3館でのIMAX 3Dバージョンでは、専用メガネをかけることで、スクリーンから飛び出すハリーたちの姿を堪能できる。いよいよ佳境を迎えるヴォルデモートとの戦いやクィディッチが3Dで一体どのような映像に仕上がっているのか?期待が高まる。これまで安全を保ってきたホグワーツを含む魔法界、そしてマグル(人間)の世界への支配力を強めようとする闇の帝王・ヴォルデモート。彼の弱点を掴むべく、ダンブルドアと共に最終決戦の準備に臨むハリー。そんな緊迫した雰囲気をよそに、時ならぬ恋の嵐に襲われる、ホグワーツの学生たち。そしてその中心にいるのは何と…ロン!?そして、今回の物語の鍵を握る“謎のプリンス”の正体とは?全ての謎が繋がったとき、ハリーに再び訪れる悲劇、そして戦いは新たな局面へ――。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は7月15日(水)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと死の秘宝(前編) 2010年冬、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開ハリー・ポッターと死の秘宝(後編) 2011年夏、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開■関連記事:『ハリー・ポッター』シリーズ最終作の撮影は順調。エマ・ワトソンは恋人同伴ハリポタ新ビジュアルでさらに深まる謎最新予告編では遂にハリーとスネイプが…里田まいはゲイリー・オールドマンがお好き?ダニエル・ラドクリフからの手紙も到着誰と誰が恋仲に?ハーマイオニー本音をポロリ…『ハリー』コメント付き最新映像到着【ハリウッドより愛をこめて】母マドンナ、愛娘のハリウッド・デビューはまだ早い?
2009年06月13日ドリームワークス・アニメーションにとって初の本格3Dアニメ作品として注目を浴び、5月時点で今年度の世界No.1の興行収入をたたき出している『モンスターVSエイリアン』。先日、声の正体が明かされぬまま本作の日本語吹き替え版の予告編が公開され話題を呼んでいたが、主人公のスーザンの声をベッキーが、そしてモンスターのひとり・ボブの声をバナナマンの日村勇紀が演じることが発表された。ベッキーにとって、今回が声優初挑戦となる。オリジナル版では、リース・ウィザースプーンが演じたスーザンという役柄について「結婚式当日にいきなり大きくなってしまうっていうビックリな運命なのですが、それを乗り越えてがんばっていく姿が本当にかっこいいんです。スーザンはすごく、強い女性な感じがします。自分の意思をしっかり持っていて、でも優しさもしっかり持ちつつ、情に熱い人だなと思ってます」とコメント。ドリームワークス社も「人気や実力もさることながら、スーザンのキャラクター設定を忠実に伝えられる最高のキャスティング」とその実力に惜しみない称賛を贈っている。日村さんが演じるボブは、水色のスライム状の破壊不可能なモンスターで、公開後から全米を始めその人気が高まっている。日村さんは「僕は元々、『シュレック』とかが好きだったので単純に楽しく、最初から作品に引き込まれました。かわいらしく、アニメというか夢の中にいる感じでした。ボブはとにかく純粋な子でそんなに深く考えずに、思ったらやってしまう、そんなやつなんじゃないかと…。見た目に関しては、ほぼ一緒ですね。子供を集めてボブを書かせてその上におかっぱを書いたら俺になります」と語るなど、もはやボブとは一心同体?なお、オリジナル版ではほかに、ヒュー・ローリー(コックローチ博士)、キーファー・サザーランド(モンガー将軍)といった人気スターが声優としてキャスティングされており、日本語吹き替え版では、ベッキー&日村さん以外に一体どんな顔ぶれが声優として参加したのか、今後も注目を集めそうだ。『モンスターVSエイリアン』は7月11日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『モンスターVSエイリアン』「私はだーれーだ?」キャンペーン■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Monsters vs. Aliens © 2008 DreamWorks Animation L.L.C.■関連記事:『モンスターVSエイリアン』本年度の全世界1位を邁進中!気になる吹き替え声優は?私は誰?クイズ正解者の中から5組10名様を『モンスターVSエイリアン』3Dジャパン・プレミアにご招待ディズニーランドに続き今夏、モンスターブームが襲来?ジャック・バウアーも太鼓判巨大ヒロインが全米を席巻!『モンスターVSエイリアン』本年度全米No.1ヒット
2009年06月03日