9月15日(土)・16日(日)に東京・原宿クエストルームで行われる対戦型ゲームの競技大会「第3回 eスポーツ JAPAN CUP」にゲストとして、サッカー元日本代表・城彰二の出演が決定した。「第3回 eスポーツ JAPAN CUP」開催情報「eスポーツ JAPAN CUP」は日本初のフランチャイズチームによる対抗戦で、5チームが『FIFA12 ワールドクラスサッカー』『STAR CRAFTII』『鉄拳タッグトーナメント2』の3タイトルで勝負を競い合う。城は、『FIFA12 ワールドクラスサッカー』の予選、決勝戦に解説者として登場する。同大会には、格闘ゲーム部門の総合プロデューサー蝶野正洋、ゲームクリエーターの稲船敬二(ビデオ出演)、総合司会としてバラエティ・スポーツ実況など幅広く活躍する、辻よしなりの出演も決定している。
2012年09月12日韓国出身の5人組ボーイズグループ・B1A4(ビーワンエーフォー)が9月6日、Zepp Diver City Tokyoで2ndシングル『おやすみ good night-Japanese ver.-』(8月29日発売)のリリース記念イベント(2回公演)を開催した。B1A4の公演チケット情報同イベントには、応募総数3万人の中から選ばれたファン5000人が参加。昼の部は「THE BOYS」をテーマにメンバーの飾らない姿を披露。シヌゥはあだ名となっているクマのぬいぐるみを「僕の弟です」と紹介し、日本のバラエティ番組を観ているというゴンチャンは、スギちゃんのモノマネで会場を沸かせた。また、5日に誕生日を迎えたバロをサプライズでお祝いする一幕も。歌とケーキをプレゼントすると場内は温かな雰囲気に包まれた。夜の部は「THE MEN」をテーマに、メンバーの“少し大人”の姿を披露。ゴンチャンが「いつもと違う魅力を見せます」と切り出し、「叶えてみたい秘密のデート」を発表。「夜のドライブ。星を見ながらバックハグしてあげる」(ジニョン)、「高級レストランで食事をした後、ダイヤの指輪でプロポーズします。そして、熱いキスを……」(バロ)、「観覧車に乗って、ずーっと抱きしめてあげる」(ゴンチャン)、「彼女のためにスペシャルな写真集を作りたい」(サンドゥル)、「僕が作ったスパゲティーを食べさせてあげる」(シヌゥ)とさまざま。デートプランを発表するたびに、ファンは大興奮で、耳をつんざくような悲鳴があがった。そして、ジャンケンで勝ったバロのプランを実践することになり、バロは嫌がるサンドゥルを彼女に指名し、ふたりはコントのような寸劇を披露。バロが突然、サンドゥルにペットボトルの水をかけ、「キレイな花に水をやっただけ」とキザなセリフで沸かせたかと思うと、最後はサンドゥルが強引にバロを押し倒し、あわやキス?!という衝撃の演技に、場内は絶叫に包まれた。ライブでは、『おやすみ good night -Japanese ver.-』をはじめ、カップリング曲『BABY I’M SORRY -Japanese ver.-』や日本デビュー曲『Beautiful Target -Japanese ver.-』など各公演7曲ずつ、全14曲を披露し、個性的な歌とダンスで魅了。「みなさんのおかげで幸せな夜でした」(ジニョン)、「一生忘れられないよ!」(バロ)と感想を述べ、「今度またデートしようね!」(ゴンチャン)と呼びかけ、ファンを喜ばせた。なお、B1A4は、10月24日(水)に日本1stアルバム(タイトル未定)と10月31日(水)に、この1年間の日本での活動をまとめたDVD『B1A4 History 2011-2012 in Japan(仮)』を発売する。
2012年09月07日JR東日本とJR西日本は4日、北陸新幹線の金沢開業に向けて新型新幹線車両を共同開発することを発表した。北陸新幹線長野~金沢間は2014年度末の開業を予定している。新型車両E7系(JR東日本)・W7系(JR西日本)は12両編成で、北陸新幹線における営業最高速度は時速260km。車両のトータルコンセプトは「大人の琴線に触れる『洗練さ』と心と体の『ゆとり・解放感』」で、「洗練さ」「ゆとり・解放感」に共通するキーワード”和”をもとに、車両デザインのコンセプトを「”和”の未来」とした。先頭形状は「ワンモーションライン」とネーミングされたシンプルな流線形で構成され、スピード感と精悍さを表現している。環境性能も考慮し、空気力学的な最適形状とするデザインを採用した。一方、車体上部に空色、車体色にアイボリーホワイト、帯に銅色・空色と、日本の伝統的な色使いも取り入れた。東北新幹線E5系に続き、北陸新幹線用新型車両にもグランクラスを導入。12号車がグランクラス(定員18名)車両となり、フルアクティブサスペンションを採用して乗り心地も向上している。11号車はグリーン車(定員63名)、1~10号車は普通車(定員853名)となり、グランクラスとグリーン車の全席、普通車の窓側および車端部に電源コンセントを設置する。すべての洋式トイレに温水洗浄機能付便座を設置し、改良型ハンドル形電動車いすに対応した多目的室や大型洋式トイレも設けるなど、サービス設備やバリアフリー設備も充実。地震発生時の安全対策として、ブレーキ性能の向上などブレーキ距離を短縮する対策も施された。北陸新幹線の新型車両に関して、JR東日本は2013年秋、JR西日本は2014年春にそれぞれ第1編成が落成予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日NTTスマートトレードは3日、電子マネー「ちょコムeマネー」からVisaプリペイド「Vプリカ」への交換を開始した。あわせて、「Vプリカ」1,000円券が当たる「Vプリカ交換開始キャンペーン!」を実施する。「ちょコムeマネー」は、NTTスマートトレードが提供するショッピング専用電子マネー。同マネーを、インターネット上のユーザー専用貯金箱にチャージ(購入)することで、ショッピングに使用できる。チャージ方法は、ネット銀行やクレジットカードを使ってオンラインから行う方法と、コンビニや銀行ATMにて現金またはキャッシュカードで行う方法の2種類が用意されている。未成年でも利用可能。チャージできる金額上限が決まっているプリペイド方式のため、「使いすぎる心配はない」(同社)という。利用可能なショップ・サービスは約3,000店。同社はこのたび、「ちょこむeマネー」から、インターネット上でクレジットカードと同様に使用できるネットショッピング専用バーチャルVisaプリペイド「Vプリカ」への交換を開始。交換レートは、「Vプリカ」3,000円券が「ちょコムeマネー」3,300円分、「Vプリカ」5,000円券が「ちょコムeマネー」5,350円分となる。あわせて、今回の交換開始を記念し、「ちょコムeマネー」から「Vプリカ」への交換を行った人の中から、抽選で100名に「Vプリカ」1,000円券が当たる「Vプリカ交換開始キャンペーン!」を実施。期間中、交換を行った人はもれなくキャンペーンに自動エントリーされる。期間は10月31日まで。「Vプリカ」は、インターネット上でクレジットカードと同様に使えるネットショッピング専用バーチャルVisaプリペイド。日本国内在住の18歳以上であれば、本人確認資料や審査なしですぐに発行することができる。使い方は、ネット決済の際、クレジットカード番号入力欄に「Vプリカ」のカード番号を入力して使用する。発行はライフカード。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日9月15日(土)・16日(日)に東京・原宿クエストルームで行われる対戦型ゲームの競技大会「第3回 eスポーツ JAPAN CUP」のゲスト出演者が決定。第1回から引き続き登場となる、当CUP・格闘ゲーム部門の総合プロデューサー蝶野正洋、ゲームクリエーターの稲船敬二(ビデオ出演)らの出演が発表された。また、総合司会としてバラエティ・スポーツ実況など幅広く活躍する、辻よしなりの出演も決定した。「第3回 eスポーツ JAPAN CUP」開催情報さらに、エキシビションマッチでは前回大会でも対戦した、日本人女性初のプロゲーマー・チョコブランカと秋葉原にあるアイドルカフェの人気キャスト・藤川まゆも登場。藤川のリベンジなるか、ファン注目の再戦が実現する。“eスポーツ”とはエレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略称で、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のこと。海外ではスポーツとして広く認知され、現在では世界各地で様々な大会やリーグが実施されている。「eスポーツ JAPAN CUP」は日本初のフランチャイズチームによる対抗戦。Naturals HOKKAIDO(北海道チーム)、東京ストロベリーフィールズ(東京チーム)、e-DOGS Chiba(千葉チーム)、GAMES okinawa(沖縄チーム)、TODA CYCOLOTIX(埼玉チーム)ら5チームが、『FIFA12 ワールドクラスサッカー』『STAR CRAFTII』の2タイトルと格闘ゲーム部門で勝敗を競い合う。
2012年08月28日インペリアル・エンタープライズ(I・E・I)は、「I・E・Iオリジナルショップ」にて、映画『009 RE:CYBORG』の公開を記念した限定版公式ウォッチの先行予約を開始した。石ノ森章太郎氏が生んだ日本を代表するSFコミック『サイボーグ009』を、「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや「東のエデン」の神山健治監督が新たなシナリオで描く映画『009 RE:CYBORG』は10月27日公開。I・E・Iは映画公開を記念し、神山監督が自ら監修を手がけた公式ウォッチを999点の数量限定で特別提供する。『009 RE:CYBORG』製作委員会公認の下、発表された同商品は、『サイボーグ009』の公式ウォッチにふさわしく、機械式のムーブメントが時を刻む自動巻き機構を搭載。文字盤には両面ともに内部が透けて見えるシースルーウィンドウが採用されており、内部の機構をじっくりと見ることができる。また、ゼロゼロナンバーサイボーグたちのコスチュームカラーである赤を基調にした文字盤に、「009」のロゴが配されるなど、細部までこだわりが注がれ、高い品質とあわせて大人のファンを満足させる本格的な仕上がりとなった。裏ぶたには限定999点のエディションナンバーも刻印されている。価格は4万8,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日三井住友銀行は20日、インターネット上(SMBCダイレクト)で取引レポートや投資信託の取引報告書など(以下、あわせて「各種報告書」)の閲覧ができる「eレポートサービス」の提供を開始した。同行ではこれまで、投資信託などの取り引きをした顧客宛に各種報告書を郵送していたが、このたび開始する「eレポートサービス」を申し込んだ顧客は、郵送に代わってSMBCダイレクト(インターネットバンキング)上でいつでも各種報告書をPDF形式の電子ファイルで閲覧・保存できるようになった。なお、各種報告書はSMBCダイレクト掲載日より5年間、閲覧できる。同サービスの開始当初、「eレポートサービス」で扱う各種報告書の対象は、投資信託関連の報告書及び取引レポートなどだが、11月以降は外貨預金、公共債関連の報告書などにも拡大していく予定。インターネット上での閲覧に切り替えると、情報の保存や管理が容易になるとともに、紙資源の利用を抑え環境保護にも繋がる。同行では今後ともさまざまな顧客のニーズに応え、きめ細やかなサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日三井住友銀行は20日、インターネット上(SMBCダイレクト)で取引レポートや投資信託の取引報告書など(以下、あわせて「各種報告書」)の閲覧ができる「eレポートサービス」の提供を開始した。同行ではこれまで、投資信託などの取り引きをした顧客宛に各種報告書を郵送していたが、このたび開始する「eレポートサービス」を申し込んだ顧客は、郵送に代わってSMBCダイレクト(インターネットバンキング)上でいつでも各種報告書をPDF形式の電子ファイルで閲覧・保存できるようになった。なお、各種報告書はSMBCダイレクト掲載日より5年間、閲覧できる。同サービスの開始当初、「eレポートサービス」で扱う各種報告書の対象は、投資信託関連の報告書及び取引レポートなどだが、11月以降は外貨預金、公共債関連の報告書などにも拡大していく予定。インターネット上での閲覧に切り替えると、情報の保存や管理が容易になるとともに、紙資源の利用を抑え環境保護にも繋がる。同行では今後ともさまざまな顧客のニーズに応え、きめ細やかなサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日賃貸物件を探していると、敷金0、礼金0という、いわゆる「ゼロゼロ物件」というお得なものがあります。借り手にとっては助かる話なのですが、これらゼロゼロ物件は貸主にとってはお得なのでしょうか? 不動産屋さんに聞いてみました。――敷金0、礼金0の賃貸物件がありますが、あれはどういう仕組みになっているのでしょうか。簡単に言いますと、早く借りる人を見つけたいという、スピード重視の設定になっているんですね。――それでもうかるんでしょうか。敷金0、礼金0に設定している大家さんは、複数の物件を持っている人が多いです。例えば、1LDKで85,000円の物件があったとしましょう。大抵2年で契約更新ですから、そこで得られる売り上げは85,000円×24(カ月)=204万円。原状回復費用がざっくり35万円として169万円です。1年では845,5000円。こういった物件を10軒持っていれば年間845万円になります。――不動産収入はスゴイものですね。うらやましい。借り主が見つからないと、これがただの皮算用になってしまうわけです。礼金、敷金などがネックになって借り手が見つからないのは時間のムダですよね。ですから礼金、敷金をなしにして借りやすくした方が得、という考え方なんですよ。――借り手を探すのは難しいものですか?はっきり言って最近は供給過多の傾向があります。やや賃貸物件がだぶついているというのが本当のところです。ですから、借り手を早く捕まえないといけないんですよ。――なるほど。不動産屋さん的にはどうなんでしょうか。敷金0、礼金0の賃貸物件でも仲介手数料が1カ月分というのは変わりませんから、大家さんがいいのであれば、不動産屋的にも特に申し上げることはないですよ(笑)。――仲介手数料が0.5カ月分という不動産屋さんもあるみたいですが?それはもう会社の方針ですね(笑)。借りる人は安い方がいいわけなので、それは0.5カ月の方がいいでしょう。早く借り手が見つかると大家さんにも喜ばれますから、その会社の実績となって、任せたいという大家さんが増える効果があるかもしれません。――なるほど。数で売り上げを上げていくわけですね。最近は空室が増えているので、優先的に案内してもらうため、大家さんが不動産屋さんに広告料というカタチでお金を支払うケースもあります。その分で売り上げを上げることもありますね。(高橋モータース@dcp)
2012年08月11日JR東日本仙台支社はこのほど、東北新幹線E4系「Maxやまびこ」の引退記念ツアーを発売した。E4系「Maxやまびこ」が団体臨時列車として仙台~東京間を運行するもので、新幹線トレインジャーの「マックス勇山(ゆうざん)」が同乗するほか、車内ではE4系ぬり絵の配布や希望者による車内アナウンス体験などを実施する。東北新幹線E4系「Maxやまびこ」は1997年12月にデビュー。今年9月29日のダイヤ改正にともない、東北新幹線での定期列車の運転を終了する。記念ツアー「ありがとう! Maxやまびこ号(E4系)で行く東京の旅」の出発日は9月22日。日帰りコースと宿泊(1泊2日)コースが設定されており、日帰りコースは鉄道博物館入館や東京ディズニーリゾート入場、大相撲九月場所観戦など4コースの中から選べる。宿泊コースでは、新宿京王プラザホテルのツインルームに宿泊できる(限定30室)。価格は1万1,800~2万500円。なお、TYO ClubウェブサイトからTYO会員に入会した上で同サイトより申し込むと、1,000円の割引が適用されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日郵便事業会社(日本郵便)は6日、子会社のJPメディアダイレクトと連携し、中小企業や農家などを対象とした通販・eコマース参入支援サービス「Oneline」を開始した。中小事業や農家などが取り組む通販事業を一括して代行するという。同サービスは、兼業として通販・eコマースを始めたい事業者が、簡便かつ安価にスタートできるようにサポートするというもの。通販・eコマースに関わるシステム、運用、ダイレクトメール(以下、DM)リスト作成、DM制作、DM送付、決済、入金確認、商品配送などを一括してサポートする。DMに印字されているQRコードやDMナンバー(DM宛先情報にリンク)を読み取ると、スマートフォン・PCの顧客専用ページにつながり、ID・パスワードの登録や住所・氏名の入力などを省略して注文が完了するシステムをJPメディアダイレクトが開発。事業者は、DMを制作して発送するだけで、通販やeコマースを同時に始めることが可能になるという。システムの初期費用および月額固定費は無料。さらに、通販やeコマース運営に伴う事務作業を一括して代行。具体的には、通販やeコマースを開始する際に必要となる電話などの申し込み情報から配送送り状を起こす作業、配送状況に関する問い合わせ対応、入金状況の確認といった様々な事務作業を一括して引き受ける。なお、現在のスマートフォン・PC用のシステムは、主に「お取り寄せ」ニーズに対応したものになっているが、お歳暮期のギフトニーズに対応するため、ギフト対応型システムについても10月からスタートする予定とのこと。同サービスは、南関東・東北・東海支社担当地域において提供を開始し、年内には全国展開を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日アウディ ジャパンはこのほど、同社のプレミアムコンパクトカー「A1」の特別展示ショールーム「A1 Shop Terrace Tokyo」を期間限定で東京・表参道にオープンさせた。日本では大阪、名古屋に次ぐ3店舗目で、「A1」のさらなる認知向上をめざす。「A1」は昨年1月に発売されたアウディのエントリーモデル。全長は4メートル以下、エンジンは1.4リットルとコンパクトカーに属するが、直列4気筒DOHCターボのエンジンは122PSを発揮。7速Sトロニックトランスミッションなどぜいたくなメカニズムを採用し、プレミアムコンパクトカーという、国産車にはないカテゴリーのモデルとなっている。「A1 Shop Terrace Tokyo」では、「A1」や「A1 Sportback」、サッカー日本代表 サポーティング カンパニーとしての記念限定モデル「A1 SAMURAI BLUE Limited Edition」などが展示される。また、DEAN & DELUCAとのコラボレーションによるカフェ「A1 Terrace bar」を併設し、気軽に立ち寄れるスペースとなっている。このような「A1」のショールームは2010年のバルセロナに端を発するもので、日本でも昨年4月の大阪、9月の名古屋で好評を博し、東京への出店に至った。展示期間は10月31日までの期間限定で、営業時間は平日が正午から午後8時まで、土日祝日が午前11時から午後7時までとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日今日は8月5日。「8・5」を逆さまにすると「5・8」。……ということで、今回は電気機関車EF58、通称「ゴハチ」を紹介したいと思います。EF58は、当時の国鉄の旅客列車牽引の花形機関車。東海道本線東京~大阪間を結んだ特急列車「つばめ」「はと」の先頭に立ち、お召し列車専用牽引機として特別に製造されたカマ(機関車)もあるほどでした。その晩年の姿をご覧いただきましょう。まずは栄光のお召し専用機・61号機から。そして、61号機の予備機だったEF5860です。1960年代後半にお召し指定を解除されましたが、引退までお召し専用機の独特の装いをまとっていました。戦後の1946(昭和21)年から1958年までの長きにわたり(途中中断あり)、172両が製造されたEF58。旧型電機ながら高速運転の性能に優れ、1950~1970年代にかけて、東海道・山陽本線や東北本線、高崎・上越線など本州各地の直流電化区間で、ブルートレインから普通列車、荷物列車まで幅広く牽引し、活躍した主力機でした。しかし、新幹線の開通や客車列車の電車化、新性能電気機関車の登場により、活躍の場が減少。晩年は荷物列車や寝台特急・急行の牽引が中心となり、細々と活躍を続けていました。製造から40年が経過した1986年、一部を除き引退となりました。EF58の最大の特徴は、F級電気機関車初の半流線型ボディーです。そのスマートな車体全長は、約19m。これは、牽引する客車の暖房用に使用する蒸気発生用ボイラーを搭載するスペースを確保したためで、現在の通勤電車1両分の車体長20mに匹敵します。初期に製造された31両は、昔ながらのデッキ付き角型ボディーで登場しましたが、後に半流線型ボディーに載せ替えられました。EF58は走行線区の環境に合わせて仕様変更や改造がなされ、バリエーションに富む形態が存在しました。同機関車を、晩年に大多数を占めた「正面窓Hゴム機」で形態別に紹介しましょう。ここでは、典型的な「正面窓Hゴム機」を「一般型」とします。EF58は、新製時にHゴム窓で登場した数両を除き、「大型正面窓」と「小型正面窓」で製造されました。その後の更新改造で、それぞれに「小型・Hゴム」化、「Hゴム」化が行われ、なんと全172両中約120両が「正面窓Hゴム」機となり、晩年のゴハチを代表するなじみ深い顔(前面)となったのです。上越線に配属されたEF58は、冬季の豪雪地帯の走行に備え、「つらら切り」「汽笛カバー」「スノープロウ」が装備され、ごついスタイルの「上越型」が誕生しました。配属当初、大型窓機、小型窓機が存在しましたが、前述のようにHゴム化されたため、最終的に「上越型」の前面は「正面窓Hゴム」となりました。1972年、関西と九州を結ぶブルートレイン増発用に、約40両が改造されました。20系寝台特急を牽引するためにブレーキ管が増設され、前端バリのエアホースが計3本となりました。旅客を表す「Passenger」の頭文字をとって、通称「P型」と呼ばれました。これら「一般型」「上越型」「P型」という3タイプは大雑把な分類で、EF58を細かく見ていくとさらに形態が増えるほど、個性に富んだ外観が特徴的な機関車でした。それでは最後に、「異端機」と「懐かしの重連荷物」の2枚を……。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月05日ホテル・リゾート運営のB.Eプレジャーカンパニーは2012年秋、沖縄県石垣島に新しい宿泊施設「JUSANDI(ユサンディ)」を開業する。世界有数のサンゴ礁の海に囲まれた日本最南端のリゾートエリアで、日本国内のみならず世界の人々に、八重山諸島の伝統・文化、自然を生かした滞在空間や料理、サービスを提供する。沖縄本島から南へ400km、八重山諸島の石垣島に誕生するラグジュアリーリゾート「JUSANDI(ユサンディ)」。「ユサンディ」は沖縄地方の言葉で「夕暮れ」を意味し、原始の森の中で人間本来の感性を研ぎ澄ますことで、日々の暮らしにさらなる癒やしと充足をもたらすことをコンセプトに掲げている。5室のみのオールスイートヴィラをぜいたくに配した白亜のリゾートで、周辺は亜熱帯の森が広がっており、6,000坪もの敷地内には彩り鮮やかな草花が咲き誇る。建築は世界各国で数多くの実績を持つ建築家・團紀彦氏が監修し、八重山の大自然と調和したシンプルでスタイリッシュな極上の空間作りがされている。各ヴィラのガーデンテラスにはプールやガゼボ、デイベッドが配置されており、プライベート感満点。癒やし溢(あふ)れる空間で、優雅なひとときをぜいたくに過ごすことができる。亜熱帯の気候風土に育まれた琉球食材をふんだんに使用した美食や、八重山のスピリチュアルな空気を感じながら体験できるオリジナルスパも完備。また、プライベートビーチに隣接する青の洞窟をはじめ、自然とふれあい文化的な魅力を体験できるアクティビティも多数用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日1982年に製作されたスティーブン・スピルバーグ監督の名作『E.T.』のブルーレイが11月2日(金)に日本発売されることが決定した。ブルーレイ『E.T.』コレクターズ・エディションの動画これまで数多くのヒット作、名作を世に送り出してきたスピルバーグ監督が、全世界で約8億ドルもの興行収入を記録したのが『E.T.』だ。アメリカの田舎町で暮らす孤独なエリオット少年と、宇宙からやってきた不思議な生き物(E.T.=The Extra Terrestrial)の友情を描いた本作は、多くの観客に興奮と感動を与え、ゴールデングローブで作品賞を受賞し、米アカデミーでは4部門を受賞した。今回のブルーレイ化は、映画の公開30周年記念とユニバーサル映画100周年を記念したもの。マスターの元になるのは、2002年に製作された“20周年記念特別版”ではなく、初公開された1982年のオリジナルバージョンで、スピルバーグ監督とユニバーサル映画のデジタル・チームがタッグを組んでデジタル・リマスター作業を実施。音声も7.1ch化が行われている。また、日本版では7.1chのオリジナル音声、5.1hの日本語版に加えて、浪川大輔がエリオットの声を演じ、1991年に日本テレビで放映された“金曜ロードショー放映バージョン”を2.0chで収録している。他にも削除シーン(約4分)やドキュメンタリーなどの特典映像も収録される予定。ブルーレイ『E.T.』コレクターズ・エディション11月2日(金)発売ブルーレイ+DVD(デジタルコピー機能付き) 2枚組仕様価格:4190円(税込)発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年08月01日K-POP界新進気鋭のB1A4、ダルメシアン、A-JAXが出演する「KMF2012~K-POP最強の新人祭り~」(9月15日(土)北海道・ニトリ文化ホール、17日(月・祝)東京・渋谷公会堂で開催)のチケットが7月28日一般発売され、好調なスタートを切った。特に、東京会場での反応がひときわ熱く、チケットは即日完売。チケットを入手できなかったファンから追加公演を望む声が多数寄せられ、急遽、東京会場での追加公演も決定した。「KMF2012」は、音楽を通じて日韓の交流を深めるとともに、アジア貧困地域子供教育支援(Good Friends Save the Children)のチャリティとして、2008年より毎年9月に行われてきた。今回は新人ながら人気の高い3組のアーティスト、B1A4、ダルメシアン、A-JAXが出演するとあって、日本のファンの注目を集めていた。追加決定したのは9月17日(月・祝)の昼公演。なお、チケットぴあでは追加公演のチケットのインターネット最速抽選「いち早プレリザーブ」を実施。7月31日(火)午前11時から8月8日(水)午前11時まで受付。■KMF2012~K-POP最強の新人祭り~9月15日(土)北海道・ニトリ文化ホール開場:15:00開演:16:009月17日(月・祝)東京・渋谷公会堂開場:14:00開演:14:45(追加公演)開場:17:45開演:18:30(sold out)
2012年07月30日メルセデス・ベンツはこのほど、Eクラスセダンの2モデルに追加装備を施した限定車「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE Limited」「E 350 BlueTEC AVANTGARDE Limited」を発売した。両限定車のベースは新世代の3.5リットルV6直噴ガソリンエンジンを搭載した「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE」と、世界最高水準の環境性能を実現したクリーンディーゼルモデル「E 350 BlueTEC AVANTGARDE」。共通の追加装備として、AMGスポーツパッケージ、AMGスタイリングパッケージ、18インチAMGツインスポークアルミホイールなどが採用されている。インテリアにもホワイトステッチを施したAMGスポーツシートにシートヒーターを追加。AMGスポーツステアリングや、ステンレスアクセル&ブレーキペダルなども追加装備した。また、昨年末の導入以来好評の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」も両限定車に装備される。これは5つのレーダーセンサーと1つのカメラを使い、前方衝突の危険やレーンチェンジの際の斜め後方を監視して、各輪に独立の自動ブレーキ介入などを行う先進のシステムだ。価格は「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE Limited」が735万円で250台限定、「E 350 BlueTEC AVANTGARDE Limited」が810万円で50台限定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日年齢とともに生じる「目もとゆるみ」にアプローチポーラは、ポーラ最高峰ブランド「B.A」から、年齢を重ねるとともに強度が失われる「目もとゆるみ」にアプローチする、“目もとのエイジングケア”「B.A ザアイクリーム」(21,000円)を、10月5日に発売する。*画像はニュースリリースより複合エマルションで目もとの悩みに総合的に対応「B.A ザアイクリーム」は、目もとの強度コラーゲンに着目し、構造の強度を高める建築学の補強工法にヒントを得た「X型リフォーム発想」のアイクリーム。オリジナル保湿成分「月桃葉BAリキッド」や保湿成分「アケビ茎エキス」を配合し、目もとのリフトアップ感やいきいき感をサポート。さらに、「ハリ感」と「うるおい」を長時間保つ「アイリフトエマルション」を新開発。目もと用の複合エマルションで、「高保湿」「高浸透」「弾力膜をつくる」の3つの機能を発揮し、目もとの悩みに総合的に対応。角層のすみずみまで、うるおいによるハリを与え、くっきり、明るく冴えた目もと印象へ導くという。元の記事を読む
2012年07月19日アンファーは13日、アンファー サプリメントのスカルプD サプリメントシリーズより「IKU-MO(イクーモ)」「5α-R(ファイブ・アルファ・アール)」「B-HATSU(ビーハツ)」の3商品をリニューアルし、発売を開始した。「IKU-MO(イクーモ)」(5,500円)には、アミノ酸のなかでも毛髪に関連があると報告されている「L-シスチン」「L-リジン」「L-カルニチン」や、髪の健康・成長に関与しているミネラル成分が新たに配合された。より強力に、健康な毛髪の基盤づくりをサポートする。「5α-R(ファイブ・アルファ・アール)」(6,800円)は、抜け毛の要因となる5α還元酵素を抑制する新成分を配合。男性ホルモンの働きによって起こる男性の毛髪トラブルを、よりしっかりサポートする。「B-HATSU(ビーハツ)」(5,500円)は、女性の頭髪トラブルの要因である「血行不良」「女性ホルモンの低下」「頭皮バランスの乱れ」にアプローチする成分配合へバージョンアップ。以上の製品は、アンファーストア、一部ショッピングサイト、医療専門機関で購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日韓国の7人組ボーイズ・グループA-JAX(エイジャックス)が7月11日、東京・品川ステラボールでショーケースライブを開催。所属事務所の先輩であるKARAのギュリが、サプライズで応援に駆けつけた。A-JAXの公演チケット情報A-JAXは、ヒョンゴン、ジェヒョン、ユニョン、ヒョジュン、スンジン、ソンミン、スンヨプからなる平均年齢19.6歳のグループ。今年6月に韓国で配信のみで活動をスタートさせた新人ながら、デビュー前の5月に、さいたまスーパーアリーナで行われたKARAの全国ツアー最終公演でお披露目された。KARAの弟分として、また、SS501の後継者として注目を集めている。日韓同時デビュー曲として8月8日(水)にリリースされる楽曲『ワン・フォー・ユー -ONE 4 U-』でライブはスタート。メンバーは、男らしく力強いパフォーマンスを披露した後、まだ覚えたばかりのたどたどしい日本語でにこやかに挨拶すると、客席から「カワイイ~!」「がんばってー!」と声援を浴びた。この日、マレーシアに行く途中で“弟たち”の応援に駆けつけたギュリはステージに登場するとA-JAXのメンバーたちとハイタッチ。ギュリは「練習生のころから見ていて、ずっと幼いと思っていたけど、パワフルなパフォーマンスを見てびっくりしました。ステージではカリスマ性溢れる姿を見せるけど、普段は純粋で可愛くて、KARAに似ていると思います」と後輩の魅力をアピールした。また、「ヒョンゴン君の腹筋がステキ」といたずらっぽく言い、ヒョンゴンの腹筋を客席に披露させるというサービスで400人の観客を沸かせた。また、メンバーから「記念に写真をとりましょう!」と急きょ写真撮影タイムが設けられる嬉しいサプライズも。そして、全3曲のパフォーマンスを披露すると、最後にヒョンジュンが日本語で「これからは僕たちがファンのみなさんを守ります!」と宣言。ヒョンゴンは「また会いましょう!こんなにたくさんの方が来てくださるなんて夢にも思っていませんでした。SS501やKARA先輩のように日本でも韓国でも愛されるグループになれるよう頑張ります」と決意を表した。そして、アンコールに応じて、ふたたびデビュー曲を披露して客席を盛り上げた。なお、A-JAXは国立代々木競技場 第一体育館で開催される「a-nation musicweek」の8月9日(木)に公演でオープニングアクトを務めるほか、9月15日(土)に北海道・ニトリ文化ホール、9月17日(月・祝)に東京・渋谷公会堂で開催される「KMF2012」に出演する。
2012年07月12日じぶん銀行は11日、「じぶんローン」を安心して利用してもらえるよう、返済日3日前にEメールで知らせるサービスを開始した。同サービスは、「じぶんローン」の利用残高のある顧客に向けて、返済日3日前に登録されているEメールアドレスにお知らせメールを送るものとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日日産自動車は11日、フェデラル エクスプレス(フェデックス)と協働で、多目的商用バン「NV200」をベースとした100%電気商用車「e-NV200」の発売に向けた実証運行を、7月中旬より横浜地域で実施すると発表した。今回の実証運行では、フェデックスが7月中旬からの1カ月間、日産が貸与した「e-NV200」のテストカー1台を、主に横浜地域での配送車両として活用し、国際航空貨物のデリバリー業務における実用性を確認するとのこと。日産とフェデックスは、昨冬欧州において同様の実証運行を実施済みだが、今回はそれに続いて国内での実証を行うとしている。「e-NV200」は、ベース車「NV200」の特徴である室内の広さ、多用途性、実用性はそのままに、電気自動車「リーフ」のパワートレインによって走行時の二酸化炭素の排出量をゼロとしながら、電気自動車ならではの加速性や静粛性を提供。その上で、ランニングコストは同クラスの商用車をリードする優れたレベルを実現するという。日産は、ゼロ・エミッション領域でのリーダーを目指しており、電気自動車の開発だけではなく、普及や持続可能なモビリティを推進するための包括的な取り組みを行っていくとしている。また、ルノー・日産アライアンスは、世界各国の政府や自治体、企業などと100件を超えるゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結したほか、リチウムイオンバッテリーの生産、充電インフラの整備、内製急速充電器の開発、リサイクル、バッテリーの2次利用への取り組みなども行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日遠くへ行きたい。行先も決めず、なにもかも忘れて旅に出たい。映画『旅の贈りもの 0:00発』(2006年公開)では、そんな気分にぴったりの列車が登場する。偶数月、第3金曜日の深夜0時に大阪駅を発車。行先は不明。料金は謎の目的地への往復きっぷで9,800円。使用車両はEF58 150号機。客車はレトロ風に改造されたスハフ12と展望車マイテ49。この列車は行きだけで、帰りは好きな列車に乗ればいい。きっぷの有効期間は1カ月。本当にこんなツアーがあればいいのに……。深夜。キャリアウーマンの由香(櫻井淳子)は急ぎ足で大阪駅にやってきた。年下の彼と海外旅行に行くはずだった。しかし二股をかけられていたとわかり、関空から引き返す。ハンドバックの中に、「行先不明」のきっぷがあった。孤独な人々とネットで知り合い、帰らぬ旅に出るはずだった少女、華子(多岐川華子)。ちょっと遅刻しただけで仲間とはぐれてしまい、さらに孤独がつのる。援交を持ちかけるオヤジから逃れ、たどり着いた大阪駅12番のりばに奇妙な列車が停まっていた。サラリーマンの若林(太平シロー)は、妻と娘に冷たくされ、会社からも解雇。「誰もオレのことを気にかけていないんだ」、そんな思いからミステリー列車で家出する。その先に何が起こるかも知らず……。網干(細川俊之)は亡き妻の写真を持って旅に出た。生前にかなえてやれなかった夫婦の旅行を楽しむつもりだ。そんな網干のそばで一人旅を楽しむミチル(黒坂真美)。誰彼ともなく話しかけるが、それぞれの孤独な心に立ち入れない。彼女もじつは挫折を経験していた。車内は他にも旅人がいる。しかしほとんどがグループ客でにぎやかだ。それゆえに5人の孤独が際立つ。5人は列車内ではすれ違い続けているけれど、目的地「風町」の人々と出会い、優しいもてなしに癒され、互いに打ち解けていく。風町の人々を演じるのは、郵便局長役に大滝秀治さん、旅人たちをもてなす民家に梅津栄さんなど、渋い役どころだ。町医者役はシンガーソングライターの徳永英明さんで、挿入歌の『時代』も歌っている。彼は歌手という本業を大切にするため「本作品が最初で最後の映画出演」と語ったという。だからファンには貴重な役者姿だ。メインテーマは谷村新司作詞作曲の名曲『いい日旅立ち』で、中森明菜さんの声が旅情をそそる。実際にはこんな旅なんか経験できない……、と思いつつ、いや、もしかしたら似た体験はできるかもしれない、とも思う。脚本の篠原高志氏は旅行会社勤務からの転身で、仕事での経験が生かされているだろう。ラストまで見終えた後、「旅に出たいなあ……」と思う作品だ。この映画を見せれば、友達を旅に誘うきっかけになるかもしれない。ミステリー列車を牽引するのはEF58。1946年から1958年までに172両も製造された直流電気機関車だ。戦後生まれで、日本の復興とともに増備された。当初は真四角な箱型だったけれど、1952年に大幅なモデルチェンジを受け、流線型の車体になった。登場の背景には、高崎線の電化や東海道本線の全線電化がある。高性能な電気機関車が大量に必要となって、高速型のEF58の増備が続いた。その優美な姿から、特急列車の牽引機として活躍。ブルートレインやお召し列車にも起用された。客車のうち前方1両は12系客車。団体列車用に約600両も作られ、青地に白い帯のブルートレイン塗装だった。映画に登場するスハフ12 702は「SLやまぐち号」に使われる車両で、レトロ風のぶどう色塗装だ。後方1両はレトロな雰囲気の展望車マイテ49。これは本当に古い車両で、1938(昭和13)年に東海道本線の客車特急「富士」用に製造された1等車だ。このレトロな列車が、本作品では序盤の20分間と、エンドロールの背景として登場する。EF58の銀色の帯は夜の明かりに照らされて独特の光を放つ。特徴的な三軸台車を走行中にとらえたカメラアングルや、2枚窓から見えた前方展望もあってサービスたっぷり。エンドロールでは運転台も見せてくれる。まるでEF58のプロモーションビデオといっていいくらいだ。マイテ49の豪華な車内も見所のひとつ。大きな座席を窓側だけに置いている。展望デッキもたっぷり見せてくれる。『旅の贈りもの 0:00発』の公開から6年。今年10月にシリーズ2作目が公開される。タイトルは『旅の贈りもの ~明日へ~』。定年退職し、初恋の人に会うため、大阪から特急「雷鳥」に乗った男。離婚した父の面影を訪ねて、名古屋から特急「しらさぎ」に乗った女。東京から故郷の福井へ向かうバイオリニスト。それぞれの旅の目的地は福井。3人の旅はどう関わっていくのだろうか?脚本は前作と同じ篠原高志氏。プロデューサーも前作と同じ竹山昌利氏。監督は前作の原田昌樹氏が早逝したため、本作は前田哲氏がメガホンを取った。出演は前川清さん、酒井和歌子さん、山田優さんほか。おもなロケ地は福井鉄道とえちぜん鉄道だ。489系ボンネット型先頭車の勇姿も見どころ。この映画のために、すでに引退した489系電車を走らせたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月08日遠くへ行きたい。行先も決めず、なにもかも忘れて旅に出たい。映画『旅の贈りもの 0:00発』(2006年公開)では、そんな気分にぴったりの列車が登場する。偶数月、第3金曜日の深夜0時に大阪駅を発車。行先は不明。料金は謎の目的地への往復きっぷで9,800円。使用車両はEF58 150号機。客車はレトロ風に改造されたスハフ12と展望車マイテ49。この列車は行きだけで、帰りは好きな列車に乗ればいい。きっぷの有効期間は1カ月。本当にこんなツアーがあればいいのに……。深夜。キャリアウーマンの由香(櫻井淳子)は急ぎ足で大阪駅にやってきた。年下の彼と海外旅行に行くはずだった。しかし二股をかけられていたとわかり、関空から引き返す。ハンドバックの中に、「行先不明」のきっぷがあった。孤独な人々とネットで知り合い、帰らぬ旅に出るはずだった少女、華子(多岐川華子)。ちょっと遅刻しただけで仲間とはぐれてしまい、さらに孤独がつのる。援交を持ちかけるオヤジから逃れ、たどり着いた大阪駅12番のりばに奇妙な列車が停まっていた。サラリーマンの若林(太平シロー)は、妻と娘に冷たくされ、会社からも解雇。「誰もオレのことを気にかけていないんだ」、そんな思いからミステリー列車で家出する。その先に何が起こるかも知らず……。網干(細川俊之)は亡き妻の写真を持って旅に出た。生前にかなえてやれなかった夫婦の旅行を楽しむつもりだ。そんな網干のそばで一人旅を楽しむミチル(黒坂真美)。誰彼ともなく話しかけるが、それぞれの孤独な心に立ち入れない。彼女もじつは挫折を経験していた。車内は他にも旅人がいる。しかしほとんどがグループ客でにぎやかだ。それゆえに5人の孤独が際立つ。5人は列車内ではすれ違い続けているけれど、目的地「風町」の人々と出会い、優しいもてなしに癒され、互いに打ち解けていく。風町の人々を演じるのは、郵便局長役に大滝秀治さん、旅人たちをもてなす民家に梅津栄さんなど、渋い役どころだ。町医者役はシンガーソングライターの徳永英明さんで、挿入歌の『時代』も歌っている。彼は歌手という本業を大切にするため「本作品が最初で最後の映画出演」と語ったという。だからファンには貴重な役者姿だ。メインテーマは谷村新司作詞作曲の名曲『いい日旅立ち』で、中森明菜さんの声が旅情をそそる。実際にはこんな旅なんか経験できない……、と思いつつ、いや、もしかしたら似た体験はできるかもしれない、とも思う。脚本の篠原高志氏は旅行会社勤務からの転身で、仕事での経験が生かされているだろう。ラストまで見終えた後、「旅に出たいなあ……」と思う作品だ。この映画を見せれば、友達を旅に誘うきっかけになるかもしれない。ミステリー列車を牽引するのはEF58。1946年から1958年までに172両も製造された直流電気機関車だ。戦後生まれで、日本の復興とともに増備された。当初は真四角な箱型だったけれど、1952年に大幅なモデルチェンジを受け、流線型の車体になった。登場の背景には、高崎線の電化や東海道本線の全線電化がある。高性能な電気機関車が大量に必要となって、高速型のEF58の増備が続いた。その優美な姿から、特急列車の牽引機として活躍。ブルートレインやお召し列車にも起用された。客車のうち前方1両は12系客車。団体列車用に約600両も作られ、青地に白い帯のブルートレイン塗装だった。映画に登場するスハフ12 702は「SLやまぐち号」に使われる車両で、レトロ風のぶどう色塗装だ。後方1両はレトロな雰囲気の展望車マイテ49。これは本当に古い車両で、1938(昭和13)年に東海道本線の客車特急「富士」用に製造された1等車だ。このレトロな列車が、本作品では序盤の20分間と、エンドロールの背景として登場する。EF58の銀色の帯は夜の明かりに照らされて独特の光を放つ。特徴的な三軸台車を走行中にとらえたカメラアングルや、2枚窓から見えた前方展望もあってサービスたっぷり。エンドロールでは運転台も見せてくれる。まるでEF58のプロモーションビデオといっていいくらいだ。マイテ49の豪華な車内も見所のひとつ。大きな座席を窓側だけに置いている。展望デッキもたっぷり見せてくれる。『旅の贈りもの 0:00発』の公開から6年。今年10月にシリーズ2作目が公開される。タイトルは『旅の贈りもの ~明日へ~』。定年退職し、初恋の人に会うため、大阪から特急「雷鳥」に乗った男。離婚した父の面影を訪ねて、名古屋から特急「しらさぎ」に乗った女。東京から故郷の福井へ向かうバイオリニスト。それぞれの旅の目的地は福井。3人の旅はどう関わっていくのだろうか?脚本は前作と同じ篠原高志氏。プロデューサーも前作と同じ竹山昌利氏。監督は前作の原田昌樹氏が早逝したため、本作は前田哲氏がメガホンを取った。出演は前川清さん、酒井和歌子さん、山田優さんほか。おもなロケ地は福井鉄道とえちぜん鉄道だ。489系ボンネット型先頭車の勇姿も見どころ。この映画のために、すでに引退した489系電車を走らせたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月08日JR東日本は9月29日、東北・上越・山形新幹線を中心にダイヤ改正を実施する。東北新幹線「はやて」にE5系が追加投入される一方、初代「Max」E1系の定期列車での運転が終了し、E4系も東北新幹線での営業運転を終える。E1系は1994年7月、日本初のオール2階建て新幹線車両としてデビュー。「Max(Multi Amenity Express)」の愛称で18年間にわたり活躍してきた。2003年には大幅なリニューアルが行われ、外装に朱鷺(とき)色を採用。現在は上越新幹線の「Maxとき」4往復、「Maxたにがわ」2往復で使用されている。E1系12両編成で運転されているこれらの列車は、9月29日のダイヤ改正以降、オール2階建てのE4系車両を2編成つないだ16両編成で運転されることに。各列車とも定員は1,634席(405席増)となり、着席機会が向上する。山形新幹線「つばさ」と連結する東北新幹線「Maxやまびこ」(E4系8両編成)は現在、7往復が運転されているが、ダイヤ改正ですべてE2系車両に変更。E4系による東北新幹線での定期運転は終了となる。「つばさ」全列車において、最高速度が240km/hから275km/hに向上し、下り最速達列車は東京~山形間を2時間26分(現在より3分短縮)で結ぶ。東北新幹線では、「はやぶさ」などに使用されるE5系車両が5編成追加投入され、新たに「はやて」4往復(東京~新青森間3往復、東京~盛岡間1往復)がE5系に。これで東京発着「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」のうち、E5系を使用する列車は現在の16往復から20往復に増え、グランクラスを連結した同車両への乗車機会が拡大する。なお、9月29日以降の最終的な列車時刻については、「JR時刻表8月号」(7月20日発売)にて告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日JR東日本高崎支社は6日、高崎線にてE233系電車の運転を順次開始すると発表した。運転開始日は9月1日で、現在、高崎線で運転されている211系を置き換えるとのこと。E233系は2006年度に中央快速線へ投入されたのを皮切りに、京浜東北線、京葉線などに投入され、活躍している通勤・近郊形車両。東海道線ではグリーン車を組み込んだ編成などが本格的に投入され、同線で活躍してきた211系を置き換えた。今後は高崎線や宇都宮線をはじめ、埼京線と横浜線でもE233系が投入される予定となっている。高崎線に投入されるE233系は、将来的に東北縦貫線(2014年度開業予定)で結ばれる東海道線の車両と同様、グリーン車を組み込んだ10両編成と増結用の5両編成。運転初日の9月1日、上野駅発着の高崎線の電車9往復がE233系で運転される。翌2日以降の土休日は、上野駅発着の電車16往復がE233系での運転に。9月3日以降の平日については、上野駅発着の電車17往復がE233系となる。なお、3ドアの車両である211系は9月1日以降も引き続き使用されるが、その後は順次E233系に置き換えられる予定。E233系の運転開始日が決まり次第、JR東日本高崎支社のホームページなどで告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日アウディ ジャパンはこのほど、年末に発売予定の電気自動車「R8 e-tron」がニュルブルクリンクを走行し、電気自動車としての新記録を樹立したと発表した。記録は8分09.099秒で、走行した車両は細部にわたり市販モデルと完全に同一だという。「R8 e-tron」はリチウムイオンバッテリーを搭載し、215kmを走行できる電気自動車。アルミニウムとカーボンファイバー強化プラスチックを採用し、大容量バッテリーを搭載しながらも、車重は1780kgと軽量になっている。0~100km/h加速は4.6秒で、最高速度は通常200km/hに制限されているが、今回の記録挑戦では250km/hまで許容されていたという。今回の記録はレーシングドライバーのマルクス ヴィンケルホック氏のドライブで達成された。彼は数週間前に行われたばかりのニュルブルクリンク24時間レースで、「Audi R8 LMS ultra」をドライブして優勝している。このレーシングカーと「R8 e-tron」を比較し、「『R8 e-tron』は量産モデルで、レーシングカーのような空力アシストがない」とした上で、「電気モーター特有のトルク特性のおかげで、上りではいままで体験したことのない加速フィールが感じられた」と語った。アウディでは最高速度を200km/hに制限した車両も走行させており、こちらは8分26.096秒を記録。同社の量産スポーツカーの指標である9分を大きく下回ったとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日韓国出身の男性5人組ボーイズ・グループ、B1A4(ビーワンエイフォー)が7月1日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザで日本デビュー・シングル『Beautiful Target-Japanese ver.-』(6月27日発売)の発売記念イベントを行った。B1A4のイベントの写真会場に詰め掛けた1万2000人を前に、メンバーは『Bling Girl』など3曲を日本語バージョンで披露。スタートを飾った日本デビュー曲『Beautiful Target-Japanese ver.-』で、K-POPではおなじみの応援(コール)が1万2000人から沸き起こると、そのあまりの大音量にショッピングに訪れていた一般客もビックリ。トーク中もファンの歓声で、メンバーに通訳の声が聞こえないほどの熱狂ぶりに、リーダーのジニョンは「デビューしたばかりの新人なのに、こんなに愛されてうれしいです。みなさんの情熱に、僕たちもパワーをもらいました」と感謝を述べた。ビジュアルの良さ以上に、作詞作曲をこなすグループであることがB1A4の強み。ラップ担当のバロは「日本語のラップは、日本の作詞家さんと僕が一緒に作りました」と語り、ボーカルのシヌゥが「良いフレーズが浮かぶとメモをしておきます。作詞をするときには、このメモを見ながら」と言えば、メーン・ボーカルのサンドゥルは、作曲やディレクションを担当するジニョンに対し「ジニョンくんは普段は優しいけど、レコーディングでは厳しくて、細かく指導してくれます」とアーティスト性が垣間見えるエピソードを語った。また、1stシングルをリリースしたばかりで、前日の6月30日には東京ビッグサイトでCD購入者3万人と10時間におよぶ握手会を行ったメンバーだが、「グッドニュースがあります!2ndシングル『おやすみ good night』が8月29日(水)に発売されます」(バロ)、「ショーケースもします!」(サンドゥル)と、次作のリリースを発表し、さらにファンを歓喜させた。取材・文:坂本ゆかり
2012年07月02日T&D保険グループのT&Dフィナンシャル生命は25日、愛知銀行と岐阜銀行を通じて、「無配当終身保険(積立利率選択・Ⅰ型)」(販売名称「生涯プレミアム・ジャパン」)の販売を7月2日より開始すると発表した。「生涯プレミアム・ジャパン」は、保険期間中、所定の追加額が累積追加額(確定保険金額)に毎年加算され、契約者はいつでも累積追加額(確定保険金額)の全部払い出しができる終身保険となっている。7月2日時点で、同保険を販売する金融機関は合計で42となる。「生涯プレミアム・ジャパン」の主な特長として、(1)生涯つづく追加額(一定額)の毎年加算、(2)市場金利を活用した積立利率、(3)生涯つづく死亡保障、がある。以下の通り。(1)「生涯つづく追加額(一定額)の毎年加算」 : 被保険者が生存している限り、毎年の契約応当日に追加額が累積追加額(確定保険金額)に加算され、その追加額は、基本保険金額(一時払保険料)に保険契約の型に応じた追加率を乗じた金額となる。累積追加額(確定保険金額)はいつでもその全部を払い出すことができる。(2)「市場金利を活用した積立利率」 : 積立利率は、保険契約の型に応じて対象となる指標金利を用いて設定。積立利率固定型は契約日の積立利率が保険期間中変わらず、終身にわたって適用され、積立利率更改型は積立利率が10年ごとの契約応当日に更改される。(3)生涯つづく死亡保障 : 被保険者が亡くなった場合は、死亡保険金が支払われる。T&Dフィナンシャル生命では、これらの特長について「お客さまのゆとりあるセカンドライフのための生活資金の準備や遺族保障等に対するニーズに幅広く応えるもの」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日不用品回収事業の開祥は、業界初の生前整理・遺品整理の「e品整理」フランチャイズを2012年1月から開始。2012年6月現在で15店舗のフランチャイズ契約に至っており、12月末までに1都3県、100店舗のドミナント出店を計画しているという。1都3県を中心に不用品回収事業に13年携わってきた同社は、昨今の高齢者需要の増加と、死亡率の増加に伴って身内からの依頼が急増してきたことから、高齢者向けサービスとして遺品整理の専門チェーン「e品整理」チェーンをスタート。ターゲットとなる顧客層に安心感・信頼感を与える新しいサービス体制を構築してきた。今後、さらなるチェーン展開を図るために、7月より毎週フランチャイズ加盟説明会を開催する。フランチャイズ加盟説明会は、独立・開業を目指す方を対象に毎週水曜日の14時~16時に横浜市で開催。募集するフランチャイズオーナーとエリアフランチャイズオーナーについて説明する。完全予約制で、毎回定員20名。詳細はe品整理の公式サイトでも紹介している。
2012年06月26日