2012年7月7日 07:51
上越新幹線で活躍中、初代「Max」E1系引退へ - JR東日本の9/29ダイヤ改正
JR東日本は9月29日、東北・上越・山形新幹線を中心にダイヤ改正を実施する。
東北新幹線「はやて」にE5系が追加投入される一方、初代「Max」E1系の定期列車での運転が終了し、E4系も東北新幹線での営業運転を終える。
E1系は1994年7月、日本初のオール2階建て新幹線車両としてデビュー。
「Max(Multi Amenity Express)」の愛称で18年間にわたり活躍してきた。
2003年には大幅なリニューアルが行われ、外装に朱鷺(とき)色を採用。
現在は上越新幹線の「Maxとき」4往復、「Maxたにがわ」2往復で使用されている。
E1系12両編成で運転されているこれらの列車は、9月29日のダイヤ改正以降、オール2階建てのE4系車両を2編成つないだ16両編成で運転されることに。
各列車とも定員は1,634席(405席増)となり、着席機会が向上する。
山形新幹線「つばさ」と連結する東北新幹線「Maxやまびこ」(E4系8両編成)は現在、7往復が運転されているが、ダイヤ改正ですべてE2系車両に変更。
E4系による東北新幹線での定期運転は終了となる。
「つばさ」全列車において、最高速度が240km/hから275km/hに向上し、下り最速達列車は東京~山形間を2時間26分(現在より3分短縮)