連日大盛況を記録しているバットマンシリーズ最新作『ダークナイト ライジング』。どうやら本作でカットされたシーンには、バットマンの宿敵・ベインのマスクにまつわる秘密を解き明かすシーンが含まれていたという。164分というシリーズ最長の上映時間を記録した本作だが、本編ではカットされてしまったものの、ベインがマスクを被るきっかけとなった“攻撃”による傷にまつわるシーンを監督のクリストファー・ノーランは撮影していたという。トム・ハーディ演じるベインのコスチューム・デザイナーを務めたリンジー・へミング氏は米「GQ」誌に「今回の続編で観客が目にすべきだったシーンは、(ベインが)子供の頃に受けた傷にまつわる話なんです。ベインの着けているコスチュームの鍵となるのは、彼が背中に受けた傷によるものなんです。防弾チョッキを着ていなかったとしても、ベインはどうしてもウェストのベルトとサスペンダーは身に着けていないといけないわけなんです」と明かした。さらに、「(本編では削除されてしまった)刑務所でのシーンには、バットマンが第1作で戦い方を学んだのと同じ方法で、ベインが戦法を習得していく過程が描かれており、若かりし頃のベインが初期バージョンのウェストのベルトを装着している姿が見ることができるんです。そこではトム・ハーディ扮するベインが戦い方を習得しつつも、周囲の人間たちから軽蔑され罵られる世界が描かれているんです。丸太の上に立ちながら、周囲からの攻撃をかわすという訓練を受けていて、そのシーンでは、ベインが劇中で見られるものよりもっとボロボロでプリミティブなマスクを着けているんです」と続けた。さらに、リンジーは劇中でベインの服装が意図的に匿名性を帯びているのは、彼の出自をミステリアスにするためだったとも語る。「我々は始めに衣裳を制作して、それを完全に汚していったんです。ベインの衣裳には2つのポイントがありました。その1つは、時代が特定されず、恐らくアジア北部の出身だとしか分からないようにすることだったんです」。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月10日3部作シリーズの“終焉”を描く『ダークナイト ライジング』。クリスチャン・ベイル扮する、街の平和を守るべく暗躍する“バットマン”の物語に幕が下ろされる中、シリーズを通してこの男を陰で支えてきた男たち、アルフレッド役のマイケル・ケインとルーシャス・フォックス役のモーガン・フリーマンの名優2人による貴重なインタビュー映像が到着!8年前の悪夢以来、戦意を喪失し表舞台から姿を消していた“バットマン”ことブルース・ウェイン。最愛の人を失った深い悲しみ、そして戦うことの意味を見失った彼の心の葛藤の旅が本作では描かれるが、そんな彼をわが息子のように見守り、背中を押してきたのがこの2人である。ブルースが戦うための武器や最新テクノロジーを積み込んだマシンの開発者であり、ウェイン社を支えるルーシャス(モーガン)。そして先代よりウェイン家に仕え、バットマン誕生の立役者でもある執事・アルフレッド。本作では、最強の敵・ベインの出現により最大の危機を迎えるブルースにどのような助言を与えるのか?シリーズ開始から7年、その撮影現場は「居心地のいい場所。最初から撮影が楽しみだった」と語るモーガン。だが、最初のうちはクリストファー・ノーラン監督との間もぎこちなかったそうで、回を重ねるごとに「2回目でイメージが分かってきて、3作目では何の説明もいらなかった」とシリーズを通して築いてきた絆を、少し寂しそうに明かす。その横で静かに頷くマイケルもまた、ノーラン監督の才能をまるで自分のことのように誇らしげに語る。特に本シリーズが単なるヒーロー・アクションではなく、ゴッサム・シティの正義を守ろうとするブルースらの内面の葛藤をしっかりと描いている人間ドラマであることに感服する。「普通の作品(アクション大作)なら、人間はただの“オマケ”だ。アクションや特殊効果のつなぎでしかない。でも、クリスには本物の人間を描く才能があるんだ」。そして、話題は本作で描かれるシリーズの“結末”へ。「観客はハラハラしながら“結末”を見守ることになる」(モーガン)、「汗びっしょりになるよ」(マイケル)と幾多の映画に出演してきた2人でも、そのラストには驚愕せずにいられなかった様子。長らく携わってきたシリーズからの卒業を迎え、哀愁ムードが漂う2人だが、その偉業を誇らしげに語る姿は本シリーズが見事に“完結”したことを感じさせる。こちらの映像から名優たちの万感の思いに耳を傾けてみて。『ダークナイト ライジング』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY特集:この夏アツイ!男たち■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月03日ちょうどオリンピック開幕式でジェームズ・ボンドが空を舞い、世界中を歓喜に満たしていた頃、日本では今夏の一大イベント映画『ダークナイト ライジング』が公開を迎え、大いに賑わいを見せた。公開前日の先行上映を合わせたオープニング3日間の成績では動員33万1,668人、興収4億5,000万円超と大ヒットスタートとなった本作。あなたはもうチェックした?クリストファー・ノーラン監督を始めクリスチャン・ベイルやアン・ハサウェイなど豪華キャスト・スタッフ陣が撮影秘話を明かす見ごたえたっぷりの特別映像が到着した。“ダークナイト”ことバットマンと最強の敵・ベインの戦いに加え、キャットウーマンの登場など、ゴッサム・シティを舞台に様々な人間たちの思いが絡み合い、壮絶なる伝説の終焉を描き出す本作。今回届いた映像は、撮影の裏側からそれぞれのキャラクター解説までまるっと『ダークナイト ライジング』の魅力を凝縮したボリューム満点の全13分間に及ぶ。冒頭では、バットマン役のクリスチャンやノーラン監督からその演技力を「おぞましい」とまで称えられたトム・ハーディを始め、それぞれの役柄について演じた彼ら自身の言葉で語られる。また、「バットマン」という人気アメコミを原作に「これまでで最も規模の大きい作品」を手がけたと自ら語るノーラン監督がこだわり抜いたもの、それは“リアリティ”。中でも、ゴッサム・シティの舞台となるニューヨークの街中に数千人ものエキストラを配し、ウォール街を封鎖して撮影された乱闘シーンはまさに圧巻!また、テロリスト・ベインがスタジアムを占拠するシーンでは、たった1日の撮影のためだけに1万1,000人以上のエキストラが集められ、スタジアムのグラウンドを実際に爆破させるという驚愕の撮影方法がとられている。ほかにも、何千メートルもの上空でのスタントシーンや、ゴッサム・シティの地下水道を再現した巨大なセットの製作風景など挙げればきりがないが、兎にも角にも“伝説の終焉”の構築の裏にある、想像を絶する舞台裏がこれでもかという贅沢さでこちらのメイキング映像に収められている。「やりたかったことの全てを、僕はこの映画に盛り込むことができた」と語るノーラン監督のその言葉に偽りはないだろう。既に映画を鑑賞した方は新たな発見が、これからという方はさらなるワクワク感をもって楽しめる貴重な映像となっているので、ぜひチェック!『ダークナイト ライジング』は全国にて公開中。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月01日公開中の映画『ダークナイト ライジング』の13分にもおよぶ特別動画がこのほど公開された。クリストファー・ノーラン監督をはじめとするスタッフと主要キャストへのインタビューと、撮影現場の記録映像で構成されており、映画を観た観客も、これから観賞する人にも必見の内容になっている。『ダークナイト・ライジング』メイキング映像特別動画ではまず、ノーラン監督、プロデューサーのエマ・トーマスらが作品にかける想いを語り、主演のクリスチャン・ベールを始め、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンら本作の主要キャストが自身が演じたキャラクターについて解説し、ノーラン監督との仕事を振り返っている。後半に登場する撮影風景をおさめた映像で注目すべきは、縦横無尽に動き回るフィルム・カメラだ。ノーラン監督は以前より“極力デジタル技術を使用しない”という方針をとっており、本作も撮影はすべて35ミリと70ミリIMAXのフィルムカメラで行われた。そして、その方針は撮影以外の部門にも及んでおり、『…ライジング』のほとんどのカットは、設営されたセットやロケーションで実際に生身の俳優たちが演じた映像で構成されている。危険な空中でのスタント、広大な地下水道のセット、1万人を超えるエキストラ、街を飛ぶ巨大なポッド…そのすべてが実際に撮影されたものだ。もちろん、実際に撮るかデジタルを使うかは手段でしかなく、最終的には“完成した映画”がすべてではあるが、ノーラン監督のこだわりが作劇だけでなく、撮影手法にまで徹底されていることがよくわかる映像になっている。『ダークナイト ライジング』公開中
2012年08月01日バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」は、映画『ダークナイト ライジング』からTシャツやアクセサリーなどのオリジナルアパレルグッズを発売した。同作品の主人公である孤高のヒーロー「バットマン」と、ハイヒールのモノクロプリントが印象的な「バットマン&ハイヒールTシャツ」は、ホワイト / ブラックの2色をメンズS~XLサイズで展開し、価格は3,500円。シルバー925製の「カレッジ風リング」は、中央にシルバーとの相性のよい大きめのブラックジルコンを配し、サイドにはバットマンのロゴをデザイン。バットマンの世界観に合わせ、重厚なブラックロジューム鍍金を施した。サイズは12~26号(2号刻み)で、価格は2万円。他にも、メインキャストである謎の美女「セリーナ・カイル」や、悪役「ベイン」のデザイングッズなど、全18アイテムがそろう。アイテムの予約はそれぞれ準備数に達し次第終了し、商品は8月以降、順次配送される予定だ。TM & (C) DC Comics.(s12)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月31日「ぴあ」調査による7月28日公開の映画・満足度ランキングは、クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』がトップに輝いた。2位に人気コミック『NARUTO -ナルト-』の劇場版第9弾『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』が、3位に関ジャニ∞主演映画『エイトレンジャー』が入った。その他の写真1位の『ダークナイト…』は、『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト”シリーズ3部作の最終章。劇場には公開を心待ちにしていた多くの観客が足を運び、「集大成として最高の出来!」「単なるスーパーヒーローではなく、人間の醜さと真実をうまく捉えている」「バットマンのいろいろな要素を盛り込み上手く着地している。映像は迫力があり、想像を上回る作品だった」など、熱いコメントが寄せられた。また「もう一回観たい」という声も聞かれ、リピーターによる動員増も期待できそうだ。2位の『ROAD TO NINJA…』は、完全オリジナルストーリーで、原作者・岸本斉史が脚本を担当した作品。出口調査では「映画ならではのストーリーやキャラクター設定がいい」「親子愛や家族の絆をテーマにしていて感動的」「孤独と戦う真っ直ぐなナルトの姿勢に元気をもらえた」「パラレルワールドという特殊な空間において、いつもとは違った雰囲気で活躍するキャラクターがよかった」など、10代、20代を中心に好評だった。(本ランキングは、2012年7月28日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月30日今秋開催される、大人向けのシルク(サーカス)・エンタテインメント「LE NOIR ルノア -ダークシルク-THE DARK SIDE OF CIRQUE」の製作発表が7月26日に都内で行われ、オフィシャルサポーターとして冨永愛、ミッツ・マングローブが会見に登場した。「LE NOIR ルノア -ダークシルク-THE DARK SIDE OF CIRQUE」開催情報「LE NOIR ルノア -ダークシルク-THE DARK SIDE OF CIRQUE」は、アメリカ在住のステージ・プロデューサー、サイモン・ペインターが手がける作品。直径4メートルの円形ステージ、最前列からはわずか1メートルの至近距離で、世界屈指のパフォーマーがシルク・アクトを次々披露するエンタテインメント・ショーだ。ミッツ・マングローブは「サーカスというのは夢舞台。その一瞬だけでも日々の現実から離れられる。今までにない斬新で大人の魅力がつまったステージなので、ぜひお楽しみにしてください」、冨永愛は「セクシーでファッショナブル、とっても大人な感じですが、家族で観に来てもいいかも。私は息子と一緒に観に来ようと思ってます」と挨拶、作品をPRした。公演は10月26日(金)から11月25日(日)まで、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。チケットの一般発売は8月11日(土)より。なお、チケットぴあでは7月30日(月)11:00より8月2日(木)11:00までインターネット先行抽選を受付。
2012年07月27日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』が28日(土)から日本公開される前に、ノーラン監督が本作が生まれた経緯や、新キャストについて語った特別動画が公開された。特別動画本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く3部作の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。前作『ダークナイト』が全世界で圧倒的な興行成績を記録し、多くの映画賞を受賞するなど批評的にも高い評価を得たノーラン監督は、すぐに次回作に着手せずに、前作を超える物語を構想することに力を注いだという。特別動画では、「すべてが固まってから製作を決めた」というノーラン監督が最終章に着手する前に、どのような点について懸念し、構想し、製作決定に至ったかについて振り返っている。そのほか特別動画には『…ライジング』に登場する新キャラクター・ベインと、ベインを演じたトム・ハーディに関するコメントや、IMAX撮影の魅力についてノーラン監督が語る模様が収録されている。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月25日20日(現地時間)、米コロラド州デンバー近郊オーロラの映画館で『ダークナイト ライジング』上映中に発生した銃乱射事件を受け、当日開催予定のパリ・プレミアを中止したキャスト、スタッフ一行は翌21日(現地時間)にフランスを出国した。クリスチャン・ベイル、アン・ハサウェイ、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットはワーナー・ブラザーズのプライベート・ジェットでロサンゼルスへ戻った。自分たちの作品を観に来てくれた観客を襲った凶行の報に、「キャストは大変なショックを受けています。アンやマリオン(・コティヤール)は泣いていました」と関係者は語る。パリでプレミアとプロモーションに参加予定だったマリオンは、母国であるフランスにそのまま留まった。6歳児を含む死者12人、負傷者は50人以上という大惨事に、悲しみに包まれたキャストを代表して、クリスチャン・ベイルは以下の声明を発表した。「私が感じた恐怖は言葉では言い表せません。犠牲者やご家族の方々が味わった苦しみ、悲しみを本当に理解することなど私にはできませんが、私の心は彼らと共にあります」。なお『ダークナイト ライジング』の金曜日の興収は7,500万ドル。『アベンジャーズ』、『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』に迫る歴代3位の成績を上げたが、ワーナー・ブラザーズは乱射事件の犠牲者に哀悼の意を表し、週末の興収の発表を控えた。ディズニー、ソニー、ユニバーサル、そしてライオンズゲートもワーナー・ブラザーズに同調し、週末の興収発表を控えた。(text:Yuki Tominaga)© Abaca/AFLO■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月23日ついにシリーズ最終章を迎えた『ダークナイト ライジング』のロンドン・プレミアに出席した主演のクリスチャン・ベイルだが、クリストファー・ノーラン監督やほかのキャストと行動を共にせず、数時間でイギリスから出国していた。フランスのパリからロンドン・プレミアに出席したクリスチャンだが、彼はルートン空港から会場に赴き、レッド・カーペットを歩いた後、そのまま空港に直行し、フランスに戻った。滞在時間はわずか3時間半だった。関係者は「クリスチャンはロンドンに悪い思い出があるんです」と語る。クリスチャンは4年前、『ダークナイト』のロンドン・プレミアのときに滞在していたドーチェスター・ホテルで母と姉に対する暴行容疑で逮捕されたのだ。「今回、アン・ハサウェイを始め、みんながロンドンに泊まったのに、クリスチャンはそうしませんでした。キャストやスタッフが集まる内輪のディナーにも出席しなかったのです」と関係者は語っている。母たちとも4年前から仲直りしていない。クリスチャンの母親はドーセット州ボーンマスの自宅からロンドンのレスター・スクエアのプレミア会場に向かう前、報道陣に「公式なゲストとして行くわけではありません。プレミアに招待されていないので」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© Press Association/AFLO■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月20日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』が17日に日本の報道陣に公開され、全世界の映画ファンが待ち望むシリーズ“最終章”の全貌が明らかになった。その他の写真以下、映画館で本作を観賞することを楽しみにしている人のために、具体的な物語や設定、展開については可能な限り記載しない。ノーラン監督は観客が新鮮な気持ちで物語を楽しめるようにあえて事前の情報を公開していないからだ。まず上映時間はこれまで多くの映画サイトでリークされてきた通り、165分。本作で描かれるのは『ダークナイト』の続編であり、同時に『バットマンビギンズ』から始まった3部作の完結編だ。ここで本シリーズの概要をおさらいしておこう。主人公のブルース・ウェインは、ゴッサムという犯罪多発都市で富豪一家に生まれながら、幼い頃に両親を凶弾によって失い、巨大な喪失感を抱えながら生きてきた。彼は街の治安を守ることを決意し、世界中を放浪しながら修行を積む。その過程でラーズ・アル・グールという謎の人物が送った使者デュカードと出会ったウェインは、導かれるままに謎の結社“影の同盟”のもとでトレーニングを積み、ゴッサムに戻った後に仮面をつけ街の治安を守る。しかし、街を守るための戦いは自身の人間関係や身体にはかりしれない犠牲を強いることになり、幼なじみのレイチェルや、組織犯罪の壊滅に挑むデント検事ら周囲の人々の命さえも犠牲にしてきた。『ダークナイトライジング』では、新たなエピソードを織り交ぜながら、これまで描かれてきたウェインの様々な物語が伏線になっており、“単なる続編”ではなく“3部作の最終章”と呼ぶのにふさわしい展開が待っている。また、製作者のエマ・トーマスが「夏の大作らしい興奮とエンターテインメントのすべてがある」と語っている通り、本作ではウェインの精神の旅路を描くと同時に息をのむようなアクションが次から次へと登場するのも大きな特徴だ。今回の宿敵ベインは、過去の敵とは比較にならないほど戦闘能力に優れており、ウェインは直接的な痛みを伴う肉弾戦でベインに対峙する。また、バットモービル(自動車型)、バットポッド(バイク型)に続く新マシン“バット”が登場したことで、アクションの舞台に“ゴッサムの空”が加わった。すでに公開されている予告編でも空中を華麗に舞うバットの姿が確認できるが、本作では空中戦だけでなく、格闘戦、カーチェイス、ガンファイト、アクロバティックなスタント、壮大な破壊シーンなど多彩なアクションが物語に巧妙に織り込まれている。壮大な神話のような物語と哲学的な主題を扱いながら、豪快なアクションがふんだんに描かれた『ダークナイト ライジング』の評価は高く、お披露目上映後には客席から大きな拍手があがっていた。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月18日『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が豪華キャストを迎え、悪を滅ぼす闇の騎士“ダークナイト”の最終決戦を描く傑作シリーズの最新作にして最終章『ダークナイト ライジング』が7月28日(土)より公開となる。全世界待望の公開に先駆けて、7月16日(現地時間)、“ゴッサムシティ”ことニューヨークにてワールド・プレミアが開催され、ノーラン監督、主演のクリスチャン・ベールら豪華キャスト&スタッフが勢揃いした。前作から8年後のゴッサム・シティを舞台に、“闇の騎士=ダークナイト”と街の破壊を企む残虐な殺し屋・ベインによる死闘、謎を秘めた“キャットウーマン”ことセリーナ・カイルの真実に迫っていく。本作に対する熱狂ぶりを象徴するように、ニューヨークのAMC Lincoln Square−IMAX Theater前にて行われたブラックカーペット・イベントでは、完結編の初のお披露目の場を一目見ようとファンが大挙しブロードウェイの一車線を完全封鎖せざるを得ないほどに。映画をイメージしたバットエンブレムを散りばめたレッドカーペットならぬブラックカーペットに錚々たるキャストたちが登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮に!その圧巻の光景に世界各国から集まった総勢約200名もの報道陣からのフラッシュの嵐が会場を覆いつくした。本作の出演で「私の人生もいろんな意味で変わった」と話すバットマンことブルース・ウェイン役のクリスチャン。新たなキャストたちとの共演については「クリス(監督)は常に素晴らしい俳優を選びますね。みんな素晴らしい俳優で、映画のセットで常に新しい空気があるというのは、やりがいがありました」と清々しい笑顔で語った。また、純白のドレスで登場したキャットウーマン役のアン・ハサウェイは、「昔の映画や女優さんと猫に関するリサーチをたくさんしました」とコメント。これまでにも大女優たちが演じてきたこの役の出来栄えについては「昔の女優さんには申し訳ないけど、新しい役作りができたと思う。この作品はいままでとは全く違う世界なので、きっと分かってもらえると思う」と自信をうかがわせた。先日めでたく婚約を果たしたばかりのアンだが、キャットウーマンのセクシー衣裳についても「(婚約者も)とっても気に入ってくれました」とのろける一幕も。ゴードン市警本部長役としてシリーズ全作に携わってきたゲイリー・オールドマンからは、本作から警官ジョン・ブレイク役で参入したジョゼフ・ゴードン=レヴィットについて「最高でした!ジョゼフとのシーンがたくさんあって、それが映画で良い感じなんです。ずっと彼のファンだったので、やっと一緒に仕事ができて嬉しかった」と意外な一面を見せ、手放しで後輩を称えた。また、8年間携わってきたシリーズの終焉を迎え、「少し寂しいよ。8年間というのは、学校みたいなもんだね。卒業して、離れると同じように、また会う人もいれば、会わない人もいる」(ゲイリー)、「長く一緒にいたグループとさよならするのは、特にこのグループのように仲が良いというのは、ノスタルジーが少し残りますね」(モーガン・フリーマン)とベテラン勢からは哀愁の残るコメントが寄せられた。前作『インセプション』に続くノーラン作品への出演となったマリオン・コティヤール(ミランダ・テイト役)とトム・ハーディー(ベイン役)は「監督の作品ならいつでも出演したいわ。彼は素晴らしいアーティストで、ビジョンもしっかり持っている。本当に楽しかった」(マリオン)、「自分が自分のことを羨ましいと思っているよ」(トム)と、監督の類まれなる才能に心酔しているよう。徐々にその内容が明かされつつある『ダークナイト ライジング』。まもなくアン・ハサウェイやジョセフ・ゴードン=レヴィットらが本作を携え来日し、7月25日(水)にはジャパン・プレミアが開催される予定。いよいよもってこの注目作の目撃者が誕生する。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月18日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』が28日(土)から日本公開を迎える。長らくその内容がヴェールに包まれてきた本作だが、このほどノーラン監督のコメントが到着した。その他の写真本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く3部作の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。欲望が渦巻く街ゴッサムで自らの正義を貫くために、ありとあらゆる犠牲を払って孤独な戦いを続ける男ブルース・ウェイン。これまで様々なクリエイター、映画監督たちが彼を描いてきたが、ノーラン監督は「ブルース・ウェインというキャラクターの魅力は、“巨額の富”以外に彼が何も超人的なパワーを持たないという点だ。だから、生身の人間として彼にアプローチでき、彼を通して僕らが生きている世界を見ることができる」と分析する。だからこそノーラン監督は、ウェインや登場人物たちが抱える感情の起伏を、目もくらむようなアクションシーンと同じレベルで描きこんできた。「この映画で描かれる感情はとても激しく、誇張されている。日常的なストーリーには応用できないようなものなので、将来、私は恋しく思うだろうね。この映画のキャラクターたちだったからこそ、描くことができたものであり、それは大きな喜びだった」。そんなノーラン監督が描く最後のブルース・ウェインの物語が『ダークナイト ライジング』だ。前作『ダークナイト』でウェインは街を救うことと引き換えに愛する女性を失い、街の守護者としてのアイデンティティも喪失した。新作はそこから8年後の物語になる。「僕たちがこだわったのは、前作の結末がゴッサムに影響をもたらすことであり、実際にそうなっている。表面的には、ゴッサムはずっと安全な街になっているんだ」。ジョーカーの危機は去り、ウェインも姿を消し、街に平和が訪れた。しかし、ノーラン監督は新作を完成させた。“新たな脅威”を描くためではなく、ウェインが姿を消し、ゴッサムが平和になったという“結末が招いた事態”を描くためだ。「この映画は、様々な“行動の結果”を出発点にしている。この映画は影響の重大性を描いたものであり、贖罪を描いたものであり、じつに多くのことを描いている」と語るノーラン監督。最終章は、単純な新作や続編ではなく、壮大な3部作に幕を引くための物語になっているようだ。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月12日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』が今夏に公開される前に、前作『ダークナイト』が24日(日)の夜に地上波で初放映され、さらに27日(水)には三部作の序章『バットマン ビギンズ』と共にスペシャル・パッケージでブルーレイ&DVDが再発売される。その他の写真本シリーズの主人公はブルース・ウェインという大富豪。親から継いだ莫大な遺産で事業を成功させ、何不自由ない暮らしをしている誰もがうらやむ男だ。しかし、彼は自宅の地下に巨大な基地を建設し、ありとあらゆる犠牲を払って闇の騎士“ダークナイト”として街の平和と正義を守るために命がけの戦いを繰り広げている。シリーズはウェインが“ダークナイト”になるまでと、彼の前に現れる強敵との戦いを描いている。これまでも数々のアクション映画、ヒーロー映画が作り出されてきたが、ノーラン監督はそのすべてをゼロから見直し、物語の基になったグラフィック・ノベルの魅力や設定を研究して、これまでにないシリーズを作りあげてきた。中でも『ダークナイト』は、重厚なドラマとアクションに加えて、“ジョーカー”を演じたヒース・レジャーの鬼気迫る演技が多くの観客から支持され、当時の興行記録を次々と塗り替えるヒットを記録。その熱狂は一時的なものに終わらず、繰り返し再上映されるなど、4年前の作品にもかかわらず早くも“映画史に残る作品”として熱い支持を集めている。ちなみに、『ダークナイト』の公開直後、ノーラン監督は米国でのインタビューで「今後数年もかけて『ダークナイト』の続編に値するストーリーが作れるのか? これが最重要な問題の一つです。あと過去3作以上続いたシリーズ作品で傑作と呼ばれる作品が過去に何作品存在しただろうか? ということです」とコメントしていた。しかし、今夏、前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務めた最終章『ダークナイト ライジング』が公開される。ノーラン監督が続編を作ることを躊躇するほどの完成度を誇る『ダークナイト』と、それを上回る物語が描かれる『ダークナイト ライジング』。地上波初放映を機に本シリーズのファンがさらに増え、最終章への期待がさらに高まるのではないだろうか。『ダークナイト』6月24日(日)EX 日曜洋画劇場にて地上波初放映!『バットマン ビギンズ』初回生産限定スペシャル・パッケージブルーレイ2500円(税込)DVD1500円(税込)『ダークナイト』初回生産限定スペシャル・パッケージブルーレイ(2枚組)2500円(税込)DVD(1枚組)1500円(税込)いずれも6月27日(水)発売ワーナー・ホーム・ビデオ『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(c)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年06月22日『LOST』や『SUPER 8/スーパーエイト』のヒットメイカーJ.J.エイブラムスと、『メメント』『ダークナイト』の脚本を手がけてきたジョナサン・ノーランがタッグを組んだ大ヒットドラマ『パーソン・オブ・インタレスト』のDVDが10月10日(水)にリリースされることが決定した。その他の写真タイトルになった“パーソン・オブ・インタレスト(PERSON of INTEREST)”とは、重要参考人や容疑者のこと。物語は、ある出来事がきっかけでホームレスとなった元CIAのエージェント、ジョン・リースと、天才プログラマーにして大富豪のハロルド・フィンチが、監視カメラの映像と高度な犯罪予知システムを駆使して“未来に起こる犯罪”を予測し、未然に防ごうと奮闘する姿を描く。ノーランがクリエイター、脚本を担当し、エイブラムスと共同で製作総指揮を務める本作は、これまでの犯罪ドラマとはひと味もふた味も異なる“未来に起こる犯罪を予測する”クライム・サスペンス。緻密に描きこまれたドラマと観客の予想を心地よく裏切る展開で人気を博してきたふたりがタッグを組んだ作品だけあり、アメリカでは放送開始前から大きな注目を集め、視聴者数が1500万人を突破した。日本では、10月10日(水)からファースト・シーズンのリリースとレンタルが順次開始されるが、アメリカでは早くもセカンド・シーズンの制作が発表されており、日本でも大きな話題を呼びそうだ。『パーソン・オブ・インタレスト』<ファースト・シーズン> Vol.110月10日(水)発売価格:980円(税込)※DVDレンタルVOL.1~610月10日(水)レンタル開始VOL.7~11 10月24日(水)レンタル開始『パーソン・オブ・インタレスト』<ファースト・シーズン> コンプリート・ボックス10月24日(水)発売価格:ブルーレイ(4枚組) 17000円(税込)DVD(11枚組) 15000円(税込)発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
2012年06月21日全世界を震撼させた前作『ダークナイト』から4年、悪を滅ぼす闇の騎士“ダークナイト”の最終決戦を描いた、この夏の注目作『ダークナイト ライジング』。この公開に先駆けて、鬼才クリストファー・ノーラン監督を筆頭に、アン・ハサウェイ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットら出演キャストが本作を引っさげ来日することが決定した!ノーラン監督が創り上げた“ダークナイト”シリーズに自ら終止符を打つ本作。その編集作業が最終段階を迎える中、謎のベールに包まれたままの自信作をノーラン監督自らPRするため、来日することが決定。ノーラン監督の来日は、2010年7月の『インセプション』での来日以来2年ぶり、4度目となる。さらに、キャスト陣からはキャットウーマン(セリーナ・カイル)を演じるアン・ハサウェイが2006年11月の『プラダを着た悪魔』でのPR以来2度目の来日、詳細は明かされていないが本作で重要なキャラクター・ブレイクを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットが待望の初来日を果たす。3人は、7月25日(水)に東京国際フォーラムで開催されるジャパン・プレミアに出席する予定とのこと、ファンの大歓声と熱狂に迎えられること間違いなし!また、この吉報と共に今回、本作の最新キャラクター・ビジュアルも公開となった。ダークナイト(クリスチャン・ベール)、彼にとって脅威の存在となるベイン(トム・ハーディ)、そしてキャットウーマンの3人が雨に打たれ、それぞれの固い決意が伝わるようなクールなデザインとなっている。そこに横たわるのは、「伝説が、壮絶に、終わる。」の文字。徐々に公開されていく予告編映像に続き、“完結編”に向けての期待が高まる中、このビジュアルは7月1日(日)より全国の交通広告や屋外広告で披露される予定。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCダークナイト 2008年8月2日、3日先行公開、8月9日より丸の内プラゼールほか全国にて公開TM & © DC Comics© 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2012年06月18日オープニングで華々しく1位登場を飾った『ダーク・シャドウ』。あらゆる二枚目キャラ、そしてスパイスの効いたキャラを自らのものにしてきた不動のトップスター、ジョニー・デップが、本作では恋焦がれた末に手に入れたヴァンパイア・バーバナス役でこれ以上ないハマリぶりを見せている。子供の頃から夢中になっていたオリジナルTVシリーズの映画化を実現するべく、自ら製作にも名を連ねた彼の意気込みが十二分に感じられる本作だが、実際の現場ではどんな顔を見せていたのだろうか?シネマカフェだけに届いたジョニーのコメントと彼を取り囲む美女たちの証言から、これぞ“超一流男”の魅力を検証!子供の頃から「バーバナス・コリンズというキャラクターに本当に執着していたんだ」と少年のように目を輝かせて、本作の製作のきっかけを明かすジョニー。「映画化するときには、キャラクターのもつ雰囲気を持ち込みたかったんだ。一方で、オリジナルのTVシリーズとタイトルは同じだけど、全く違う観点から描いているんだ。シリーズの見どころや世界観を描きながらも、そこにあるリアリティを表現しているしメロドラマとリアリティの境目を絶妙に描き出しているんだよ」と、1,200話以上にも及ぶTVドラマから生み出した、新生『ダーク・シャドウ』へのこだわりを見せる。200数十年前のお屋敷や衣裳にふんだんに見られるゴシック美から、バーバナスが眠りから覚めた後の70年代アメリカ(バーバナスはマクドナルドの前の工事現場から出現!)のレトロポップな衣裳や小物、そして音楽まで細部にわたるティム・バートン監督とジョニーのこだわりが観る者を楽しませてくれる。「200年間も閉じ込められていたお上品な男が1972年の世界に蘇ってくる。しかもそこは美的には人類史上最悪の時代だった。ところが、あの時代は子供も大人も、変なヤツも、トロール人形も、マクラメ編みのフクロウも、ラバランプも、ペット・ロックも受け入れてしまうような時代だったんだ。これは面白いだろうと思ったんだよ。このヴァンパイアが200年の眠りから19世紀後半の世界に蘇って、あの時代にクソ真面目に向き合う姿がね」と笑うジョニー。「このトーン、クオリティ、ユーモア、それに奇抜さはティムなしではあり得ない。彼は天才さ。フィルムメーカーという範囲を超えて作家性のある、真の意味のビジョナリーやアーティストだよ」と友への称賛も忘れない。周りをつい笑わせてしまう突飛な行動と言動をクソ真面目な顔でのけてしまうジョニー。顔面白塗りのヴァンパイア・メイクを作り上げるためには、毎日何時間も耐えなければならなかったが、それも当然のようにやってのけていたそう。彼のクールな顔の下にある情熱は、周りの女優たちをもたちまち夢中にさせた。「彼はとても熱心な人。それが彼の瞳にも表れているわ。静かにしていたかと思うと、まるで稲妻のように光る人なの。とても強烈よ。リスクも厭わない勇敢な人だわ」(エヴァ・グリーン)「私がいままで出会った中で世界一クールで謙虚な人よ。驚くほど優しい人だわ。しかも演技も文句なしで超一流よ」(クロエ・グレース・モレッツ)ミシェル・ファイファーに至っては「彼は現在活躍している役者の中でも最も才能のある人のひとりよ」と手放しでジョニーの才能を崇める。「私もずっと昔からファンで、いつか共演してみたいと思っていたの。まさか実現するとは思ってなかったからすごくラッキーな気分よ。彼は驚くほど共演者たちにも親切で、役作りも完璧で、とても協力的な人よ」。愛すべきわが子孫の繁栄のために大奮闘するバーバナスよろしく、俳優として、クリエイターとして、現場で絶大なリーダーシップを発揮していた様子のジョニー。ただひとり、彼と共演を重ねてきたヘレナ・ボナム=カーターは「ほとんどの場合、あの2人(ジョニーとバートン監督)が何を話しているのか、私にはさっぱり分からないのよ」と違った視点で明かす。「お互いのことを深く尊敬しているし、よく理解しているから。他人を過度に分析したりしないし、2人ともそんな必要はないのよ」。ときに猛烈に求愛されたり、ときに変人と思われつつも深く慕われたり…。多くの愛に包まれたバーバナスの愛されキャラは、そんなジョニーの少年らしい情熱と紳士的な優しさと愛があってこそ成り立っているようにも。まだ観ていない方はぜひ、この深い愛と共に稀代の“超一流男”の条件を読み取ってみて。『ダーク・シャドウ』は全国にて公開中。::ティム・バートン監督インタビュー::『ダーク・シャドウ』キャスト&監督独占会見レポート■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年05月31日鬼才クリストファー・ノーランが壮大なスケールで描く「バットマン」シリーズ最終章『ダークナイト ライジング』。いまだ多くの謎に満ちた本作だが、先日公開となったアン・ハサウェイ扮するキャットウーマンの新たなビジュアルに続き、本作の第3弾となる予告編映像が到着!注目の物語の一端が徐々に明らかとなってきた。前作『ダークナイト』から8年後のゴッサム・シティを舞台に、“闇の騎士=ダークナイト”と街の破壊を企む残虐な殺し屋・ベインの対決、謎を秘めた“キャットウーマン”ことセリーナ・カイルの真実に迫っていく本作。「この映画で、僕が子供のときに刻み込まれた、ハリウッド映画の壮大さや興奮を映画に取り戻したいと思っている」と高らかに宣言しているノーラン監督。その自信もこちらの映像を見れば納得!「“嵐”が来るわ…」と不吉を予測するセリーナ・カイル(キャットウーマン)の不安を煽る言葉で幕を開けるこちらの映像。そこに映るのはカオスと化した街、キャットウーマンの暗躍、そしてベインに囚われ絶体絶命の危機に陥った“ダークナイト”…。ゴッサム・シティを悪の手から守ってきたダークナイトの最大の危機に怯える者の様子もあれば、セリーナの口からは「まだ人の犠牲になる気?」との忠告も。“ダークナイト”ことブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベールにアン・ハサウェイの関係も徐々に明らかになってきたが、彼らを取り巻くマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゲイリー・オールドマンら豪華キャストの誰もが浮かべるのが、最大のピンチを前にした不安の表情。小さな違和感から確信的な歪みへ、最凶の敵・ベインの手によって“嵐”が街に襲いかかるが、ダークナイトはこれにどう立ち向かっていくのか?『ダークナイト』では2008年の公開当時、『タイタニック』に次ぐ5億3,334万ドルで全米興行成績歴代2位(MOJO調べ)という驚異的な記録を打ち立て、『インセプション』(’10)では全世界で驚異の8億ドル越えを打ち立てたノーラン監督。いまやハリウッドでは、ジェームズ・キャメロンに次ぐマネーメイキング・ディレクターと言われる彼の新たな記録に期待が集まる。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC■関連記事:完璧すぎるスタイルに釘づけ!ネコ耳&マスク着用の“アン版”キャットウーマン披露アン・ハサウェイ、役作りで1日500カロリーの過激なダイエット実行説を否定ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!ジョセフ・G=レヴィットが監督・脚本・主演に挑戦。共演はスカーレット・ヨハンソンバットマンに迫る最大の敵も登場『ダークナイト ライジング』注目の新予告編が到着!
2012年05月23日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』の予告編映像がこのほど公開され、他のアクション映画、ヒーロー映画とは一線を画すノーラン監督の映像世界の一端が明かされた。『ダークナイト ライジング』新予告動画本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト3部作”の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。欲望が渦巻く街ゴッサムで自らの正義を貫くために、ありとあらゆる犠牲を払って孤独な戦いを続けてきた主人公ブルース・ウェイン。このほど公開された予告編はまず、空路で護送中のベインが街に放たれる不吉なくだりが描かれる。一度は平和を手にしたはずの街は、最凶にしてゴッサムの申し子、ベインによって再び破壊と混乱の中へ。予告編はド派手なアクションシーンをあえて描かずに静かな音楽に乗せて崩れ落ちる橋、爆破される競技場など衝撃的なシーンを見せていく。そしてウェインは、『…ビギンズ』を思い出させる深く暗い闇の中にいることが確認される。最新作でウェインは誰と戦い、自身の中に潜む何と向き合うことになるのか? そしてシリーズはどんな結末を迎えるのか? 全世界が注視するエンディングは今夏に明らかになる。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年05月23日ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーL.L.Cは28日、沖縄県名護市喜瀬に「ザ・リッツ・カールトン沖縄」をオープンする。ホテル「ザ・リッツ・カールトン」の世界78番目の開業。日本では大阪、東京に続いて3番目、初のリゾートホテルとなる。県内の金秀リゾートが昨年9月1日をもって営業を終了した「喜瀬別邸ホテル&スパ」を、コンバージョン(転換)プロジェクトとして約12億円かけて改装した。客室全97室のほか、3つのレストランやバー、ラウンジ、スパなどで構成される。また喜瀬カントリークラブ内に位置しており、海を見下ろす18ホール チャンピオンシップ コースに三方を囲まれている。「ザ・リッツ・カールトン スパ by ESPA」では、10室のトリートメントルームと風化珊瑚礁タイル岩盤浴、フィットネスジム、屋内プールを備え、トータルなスパ体験を提供。最高品質の植物エキスやマリンアクティブなどを原料とした英国ESPAブランドの製品が取り入れられているという。記者発表会で同ホテルの総支配人・吉江潤氏は、「日本で一番のラグジュアリーリゾートを目指す」と意気込み、「まだ沖縄に行ったことがない、という人にも訪れていただいて沖縄の観光業全体が盛り上がれば」とコメントした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月19日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』が19日(土)から日本公開される前に、バートン監督が本作への想いを語るインタビュー映像が公開された。ティム・バートン監督のインタビュー映像『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってヴァンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描く。アメリカで5年も続いた人気ドラマシリーズを40年以上もの時を経て映画化したバートン監督。しかし、彼は当初からドラマそのものを映画化するのではなく「当時、見た時の気持ち」を描こうとしたという。「テレビシリーズは昼メロ特有の雰囲気があった。それを映画にするのは難しい。だから私が重視したのは当時、番組に抱いた印象だ」。幼少期、バートン監督は基になったドラマシリーズをよく観ていたようだが、同じくドラマにハマっていたのが監督の朋友で、本作の製作を提案したジョニー・デップだ。「ふたりとも変わったものが好きで、ずっと以前に原作について話したこともあった」。デップにとって本作の主人公バーバナスを演じるのは幼少期から夢だったそうで、それを叶えるチャンスがついに訪れたとき、バートン監督を相棒に指名したのは自然な流れだったのかもしれない。その意味で、本作は長らく続いてきた“バートン&デップ”コンビ作の中でも特別な作品だといえるのではないだろうか。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年05月18日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』のLAプレミアがこのほど行われ、デップとバートン監督のほか、エヴァ・グリーン、ベラ・ヒースコート、ミシェル・ファイファー、ゲスト出演しているアリス・クーパーらが登場した。その他の写真『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってバンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描くダークテイストのファンタジー。作品のイメージにあわせて赤ではなく“ブラックカーペット”が用意されたグローマンズ・チャイニーズ・シアターには、ファン約1500人が集結。大歓声に迎えられて登場したデップは「数年前、『スウィーニー・トッド』を撮ってた時に、ヴァンパイア映画をやってみようか、という監督とのちょっとした会話がきっかけで、これが実現したんだ」と振り返り、「彼が仕掛けることなら、僕はいつでものるよ!」と朋友バートン監督とのタッグ継続を力強く宣言した。また、黒いレースのドレスで登場したエヴァ・グリーンはデップとの共演について「彼はすごくリラックスしていて、謙虚で、とても仕事がしやすい人よ。そして、クールだわ」と語り、「この映画を楽しんでくれたらうれしいわ。ちょっと変わってるけど、楽しいわよ」と日本のファンにメッセージをおくった。ちなみにデップとバートン監督は今週末にPR来日が予定されている。オリジナルとなったドラマシリーズのファンだと公言しているふたりは、本作に対する想い入れが強いそうで、来日イベントや会見では、これまでのコンビ作以上に熱いコメントが飛び出すことが予想される。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年05月09日アメアスポーツジャパンはこのほど、心拍計測機能を搭載したアウトドアウォッチ「スント Vector HR(ヴェクター エイチアール)」より、新色のダークグリーンのモデルを発表した。「スント Vector」は、登山などのアウトドアスポーツに欠かせない高度計、気圧・温度計、電子コンパスなどの機能を世界で初めて搭載した腕時計シリーズ。「スント Vector HR」はこれに心拍計測機能を搭載したモデルで、付属の心拍計測ベルトを胸部に装着することで、心拍数をリアルタイムに時計画面に表示することができる。今回発売される新色は、深い森や山々をイメージしたもの。本体液晶画面を囲むラインとベゼルに描かれた方位を示す数字、および目盛り部分にはアクセントとして鮮やかなグリーンを使用している。「スントVector HR」シリーズのカラーとしては、ホワイトとブラックに続いてこれが3色目。ベゼル上の文字に白以外のカラーを採用するのはこのモデルが初めてとなる。本体はプラスチック合成、ストラップはウレタン。大きさは50mm×57mm×16.5mm。価格は3万6,000円。27日より全国のアウトドアショップ、時計店、スポーツショップなどのスント正規販売店にて取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日ティム・バートン監督×ジョニー・デップの最強タッグが贈る注目作『ダーク・シャドウ』の予告編映像&日本版ポスターが遂に完成。これまでのヴァンパイア像を覆す、ジョニー扮する人間味あふれる“普通ではない”ヴァンパイアをチェック!両手がハサミの人造人間に海賊、お菓子屋、帽子屋…と数々の変身を遂げてきたジョニーだが、本作で念願のヴァンパイア役に初挑戦。彼が演じるバーナバス・コリンズは、イギリスからアメリカに移民し裕福な家庭で育ったプレイボーイ。だがある日、自分がフッた魔女・アンジェリークの恨みにより、不死のヴァンパイアに姿を変えられ、生き埋めにされてしまう。そして時は流れ、200年ぶりの眠りから目を覚ましたバーナバスは、すっかり朽ち果てたコリンズ家と、没落してしまった子孫と出会う――。何せ200年ぶりに蘇ったものだから、時代の流れについていけない。髪形もちょっとおかしく、サングラスがあれば太陽もへっちゃら。あらゆるヴァンパイアの常識を覆すこのバーナバスだが、彼の最大の魅力は家族思いであること。華々しかった時代からすっかり姿を変えてしまった一家を復興させるべく、珍騒動を巻き起こしていく。そんな彼の暴走に巻き込まれていくコリンズ一家の姿が日本版ポスターでカラフルに集結!遂に完成した予告編もティム・バートンならではの世界観がぎゅぎゅっと詰まっている。こちらのポスターと予告編は3月31日(土)より順次、全国の劇場に登場する。さらに、同日よりファン待望の本作の前売り鑑賞券が劇場にて発売。日本公開に向けて、いよいよプロジェクトが本格始動する。『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?スーツ男子1位は藤木直人!向井理、G・クルーニーら色気と知性を備えた俳優たちもジョニー演じるヴァンパイアはとっても家族思い?『ダーク・シャドウ』新写真が到着!ヴァネッサ・パラディ、仏のTV番組でジョニー・デップとの破局説を完全否定ジョニー・デップと破局騒ぎ渦中のヴァネッサ・パラディ、過熱報道についてコメント
2012年03月30日数々の傑作映画を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督のタッグで贈る注目の最新作『ダーク・シャドウ』。一昨年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』以来となるブラック・ファンタジーの完成に期待が集まる中、このほどジョニーが演じるヴァンパイア、バーバナス・コリンズの新たな写真が到着した。1966年から5年間にわたり米ABCテレビで放送され、カルト的人気を集めたドラマ「ダーク・シャドウズ」を基に、ジョニーを始め、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、クロエ・モレッツなど豪華キャストを集結させた本作。魔女の仕業によってヴァンパイアにされ、生き埋めにされた主人公・バーバナスが、200年の眠りから醒め、没落した自身の末裔と出会い、共に復興を目指す姿を独特のダークな世界観で描いていく。かねてよりTVシリーズの熱狂的ファンと公言しており、バーバナス役で初のヴァンパイア役を演じるジョニーだが、どうやらこのヴァンパイア、これまで描かれてきた恐ろしいイメージのヴァンパイアとは一味違うよう。というのも、バーバナスはかつてはプレイボーイであったが、自分が振った魔女にヴァンパイアにされ、2世紀を経て目覚めた後に更正した男。ヴァンパイアと言えば、人間の血液を糧としたり、ニンニクや十字架に弱い、というイメージで語られることが多いが、こちらのバーバナスは「唯一の財産は家族だ」という亡き父の言葉を胸に抱きながら、家族をとても大切に思うヴァンパイア。色白の顔で爪が伸び、ヴァンパイアの風貌でありながらも、どこか人間味のある表情がこの写真からもうかがえる。2012年も『フライトナイト/恐怖の夜』のコリン・ファレルや『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』のロバート・パティンソン、さらにTVドラマ「トゥルーブラッド」のスティーヴン・モイヤーなど、映画にTVドラマにまだまだ“ヴァンパイア熱”はおさまりそうにないが、そんな中ジョニーが魅せてくれる新たなヴァンパイア像とは…?『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ヴァネッサ・パラディ、仏のTV番組でジョニー・デップとの破局説を完全否定ジョニー・デップと破局騒ぎ渦中のヴァネッサ・パラディ、過熱報道についてコメントジョニー・デップとヴァネッサ・パラディ、L.A.とパリで別居中?ジョニー初のヴァンパイア姿がお目見えに!『ダーク・シャドウズ』場面写真公開ジョニー・デップ、盟友キース・リチャーズへの授賞プレゼンターとして登場
2012年02月07日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』の最新画像がこのほど公開され、ヴァンパイアの主人公バーバナス・コリンズに扮したデップの姿が披露された。その他の写真『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってバンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描くダークテイストのファンタジー。これまで海賊や、不思議な帽子屋、カメレオン、殺人狂の理髪師、伝説の犯罪者など数々の役柄に挑んできたデップだが、意外にもヴァンパイアを演じるのは初めて。さらに本役はデップが幼少期から愛してきたTVシリーズに登場する役柄だけに、これまで以上に熱のこもった演技が期待できそうだ。ちなみに主人公コリンズは、ヴァンパイアではあるがとても家族想いの男で、かつてはプレイボーイとしてならしたものの、200年眠った後に更正し、亡き父の“唯一の財産は家族”の言葉を胸に抱きながら、家族第一に暮らす男だという。デップ×バートン監督はこれまでも『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』などの作品で、“家族のあり方”を少し変わった設定で描いてきたが、本作ではこれまで以上に奇妙で斬新なヴァンパイア一家の物語が描かれるようだ。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年02月07日鬼才クリストファー・ノーラン監督が壮大なスケールでダークナイト伝説の終焉を描く、バットマンシリーズ最終章『ダークナイト ライジング』。昨年末公開された新ポスタービジュアルに続き、いまだ多くの謎に包まれた本作の物語のヒントを与える予告編第2弾の映像がついに解禁となった。ノーラン監督曰く「前作『ダークナイト』から8年後という設定で始まる。バットマンはゴッサム・シティを破壊しようとする残虐な殺し屋・ベインと対決し、謎めいたセリーナ・カイル(キャットウーマン)の真実を暴くという内容」という本作。シリーズ第1作『バットマンビギンズ』ではバットマン伝説の起源とゴッサム・シティの悪を滅ぼすダークナイトの誕生を、続編『ダークナイト』では天敵・ジョーカーとの壮絶な戦いを描いてきたが、最終章となる本作では、平穏が訪れたゴッサム・シティに再び悪の手が忍び寄り、バットマンは最強の敵と言われるベインとの対決を強いられることになる。撮影現場での取材では、全世界のジャーナリストに対し一切ストーリー説明はされず、厳重な緘口令のもと撮影を実施していたほどだが、今回到着した予告編ではクリスチャン・ベイル扮するバットマン(ブルース・ウェイン)はもちろん、本作から新たに登場する重要キャラクターが登場!バットマンに平和の終焉と“嵐”の到来を警告するキャット・ウーマンことセリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)に、様々な悪の企みを抱えるベイン(トム・ハーディ)ほか、微笑を浮かべるマリオン・コティヤール、何かに追われている様子のジョセフ・ゴードン=レヴィットなど、主要キャストの姿もお目見えに。さらに、空中を走行するバットモービルや、ベインの手により派手に崩壊されていくアメフトのグラウンドなど、鬼気迫る映像が次々と展開される。一足先に公開されたiTunesでは、24時間で1,250万件というiTunes史上最高のダウンロード数を記録したこちらの予告編。注目度の高さを証明した本作をして、「僕が子供のときに刻み込まれた、ハリウッド映画の壮大さや興奮を映画に取り戻したいと思っている。それを再現することにいま格闘をしている。編集はまだ始めたばかりだから、最後にどうなるかといったことは聞かないでほしい(笑)。本作は夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う」とノーラン監督は自信を見せる。果たして、彼の描く“終焉”の形とは一体…?ヒント満載のこちらの映像を見逃すべからず!『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC■関連記事:被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返りバットマン、遂に正体がバレる!?『ダークナイト ライジング』壊れたマスクの意味チャン・イーモウ監督新作でのクリスチャン・ベイル起用は、スピルバーグの助言で実現アン・ハサウェイ、「子供の頃の夢だった」キャットウーマン姿をお披露目!『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?
2012年01月06日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』の予告編映像がこのほど公開され、前作をしのぐ壮大なスケールで描かれる“伝説の結末”の一端が明らかになった。『ダークナイトライジング』予告編本作は、アメリカン・コミックを代表する人気ヒーローの物語を、これまでになかった語り口と重厚な映像で描き、映画ファンに衝撃をもたらした『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト3部作”の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。前作『ダークナイト』のラストでジョーカーの危機は去り、バットマンがその姿を消したゴッサムシティ。このほど公開された予告編は穏やかな日々が続き、ゴードン刑事の馘首が囁かれているゴッサムの場面で幕を開ける。続いて仮装パーティ会場で主人公ブルースに謎の美女が「時代は変化している。“嵐”がくるわ ウェインさん」と警告すると、街に史上最強にして最凶の敵ベインが出現し、刑務所から囚人を解放し、フットボールスタジアムを爆破。「ゴッサムが灰と化したら死なせてやる」と不気味に宣言する通り、ベインは、これまでの悪役とはスケール違いの惨事を次々と巻き起こし、ブルース=バットマンを苦しめていく。果たして彼がどんな欲望のために、街を破壊しているのかは不明だが、予告編には「奴らの目的は?」「革命だ」というやりとりも収録されており、物語のスケールは前2作をはるかにしのぐことが予想される。また、短い時間ながらコティアールやレヴィットらも登場。彼らがどんな役柄を演じているかも気になるところだ。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年01月06日2012年注目の超大作、鬼才クリストファー・ノーランが手がけるバットマンシリーズの最終章『ダークナイト ライジング』がこのほど、2012年7月28日(土)に日本公開されることが決定。意味深な劇場用ポスター第2弾のビジュアルも初公開となった。バットマン伝説の起源と、ゴッサム・シティの悪を滅ぼすダークナイトの誕生を描いた『バットマンビギンズ』(’05)、アカデミー賞を受賞したジョーカー役の故ヒース・レジャーの怪演光る続編『ダークナイト』(’05)に続くシリーズ第3作目にして最終章となる本作。主人公・バットマンことブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベイルを始めとする続投キャストに加え、キャット・ウーマン(セリーナ・カイル)役にアン・ハサウェイ、バットマンの最強の敵と言われるベイン役にトム・ハーディ、さらにマリオン・コティヤールとジョセフ・ゴードン=レヴィットとノーラン監督作『インセプション』のキャストが集結し、アメリカ、インド、イギリス、スコットランドの3大陸に渡る壮大なスケールで撮影は敢行された。“ダークナイト伝説の終焉”ということ以外、一切ストーリーが明かされていない中での今回のポスター解禁。そこには「伝説が終わる」の文字とともに、圧倒的なパワーとジョーカーを凌ぐ知能を持つ、バットマンの最強の敵と言われるベインの後ろ姿が描かれている。そして目に飛び込んでくるのが、バットマンの壊れたマスク。最強の敵との戦いの末、ついにバットマンの正体がこの世に知られてしまうのか…?まだまだ多くの謎に包まれた本作だが、実はその6分間のプロローグ映像が12月16日より北米を皮切りに世界中で順次、IMAX(R)シアター70mmフィルム上映館にて限定上映を開始している。前作『ダークナイト』でメジャー作品としては初めてIMAXカメラを駆使し、新たな映像世界を見せつけたノーラン監督は、「今回ゴッサム・シティを再び描くにあたり、このユニークなフォーマットをもっと多用するべきと決めた。今回見せる6分間のシークエンスは、悪役(ベイン)を紹介する内容で、映画ファン、バットマン・ファンたちに、このフォーマットによる本作がどんなものになるかを感じてもらいたいと思っている。本作は来年の夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う」と注目の映像を紹介、並々ならぬ自信をうかがわせた。なお、こちらのプロローグ映像の日本での上映は未定である。『ダークナイト ライジング』は2012年7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ダークナイト 2008年8月2日、3日先行公開、8月9日より丸の内プラゼールほか全国にて公開TM & © DC Comics© 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.■関連記事:被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返りチャン・イーモウ監督新作でのクリスチャン・ベイル起用は、スピルバーグの助言で実現アン・ハサウェイ、「子供の頃の夢だった」キャットウーマン姿をお披露目!『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?『バットマン』シリーズ最新作に『インセプション』の2人の出演が決定
2011年12月28日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』の最新画像がこのほど公開された。本作は、アメリカン・コミックを代表する人気ヒーローの物語を、これまでになかった語り口と重厚な映像で描き、映画ファンに衝撃をもたらした『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト3部作”の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴェットらが新キャストとして参加する。その他の画像今回、公開された新画像は、圧倒的なパワーをもつバットマンの新たな敵ベインの後ろ姿と、壊れたバットマスクをとらえた衝撃的なもの。本シリーズは幼少期に暴漢によって両親を殺され、己の奥底に深い“闇”を抱えた主人公ブルース・ウェインが自らの闇と向き合いながら、同じく心に闇を抱えた宿敵と戦う物語で、本質的にはバットマンもジョーカーもペンギンも同じ“心に闇を抱えたもの”である点が大きな特徴だ。前作『ダークナイト』では一切の倫理を超えた“絶対的な悪”としてジョーカーが登場し、バットマンを苦しめたが、終章に登場する“史上最強の敵”ベインがどんな人物なのかも気になるところだ。また、本作はノーラン監督の強いこだわりで前作以上にIMAXカメラを用いた撮影を敢行。16日から北米を皮切りに全世界のIMAX館で順次、約6分の『ダークナイトライジング』プロローグ映像が上映されている。ノーラン監督は「『ダークナイト』をIMAXフィルムで撮影・映写してみた経験がとても刺激になった。ここまで臨場感を出してくれる撮影ツールは他にはない。今回ゴッサム・シティを再び描くにあたり、このユニークなフォーマットをもっと多用するべきと決めた。今回見せる6分間のシークエンスは、悪役(ベイン)を紹介する内容で、映画ファン、バットマン・ファンたちに、このフォーマットによる本作がどんなものになるかを感じてもらいたいと思っている。本作は来年の夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う」とコメント。日本でのプロローグ映像の公開はまだ未定だが、ノーラン監督が新作とIMAXの映像に大きな自信をもっていることが伺える。『ダークナイト ライジング』2012年7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年12月28日