2012年7月18日 12:00
ついに上陸。『ダークナイト ライジング』が日本の報道陣向けに公開
クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』が17日に日本の報道陣に公開され、全世界の映画ファンが待ち望むシリーズ“最終章”の全貌が明らかになった。
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以下、映画館で本作を観賞することを楽しみにしている人のために、具体的な物語や設定、展開については可能な限り記載しない。ノーラン監督は観客が新鮮な気持ちで物語を楽しめるようにあえて事前の情報を公開していないからだ。まず上映時間はこれまで多くの映画サイトでリークされてきた通り、165分。本作で描かれるのは『ダークナイト』の続編であり、同時に『バットマンビギンズ』から始まった3部作の完結編だ。
ここで本シリーズの概要をおさらいしておこう。主人公のブルース・ウェインは、ゴッサムという犯罪多発都市で富豪一家に生まれながら、幼い頃に両親を凶弾によって失い、巨大な喪失感を抱えながら生きてきた。彼は街の治安を守ることを決意し、世界中を放浪しながら修行を積む。
その過程でラーズ・アル・グールという謎の人物が送った使者デュカードと出会ったウェインは、導かれるままに謎の結社“影の同盟”のもとでトレーニングを積み、ゴッサムに戻った後に仮面をつけ街の治安を守る。