スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)によるコーチ(COACH)が、2月12日(日本時間2月13日未明)にニューヨークでフォール 2019 コレクションショーを開催した。解体と再構築をテーマに掲げたコーチの今シーズン。メゾンを象徴するパターンや、職人の手仕事によって生み出されるアイコニックな要素は、サイケデリックなムードを含みながら、新しいものへと進化を遂げた。ショーにはゲストとして、女優でコーチ フレグランスの顔であるクロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)や、俳優兼プロデューサーでコーチのメンズの顔であるマイケル・B・ ジョーダン(Michael B. Jordan)、日本からはモデルのKōki,が初のニューヨークファッションウィークに参加。また、AMIAYAなど多くのインフルエンサーも世界から駆けつけた。
2019年02月14日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が、1月17日に、パリで2019-20年秋冬メンズコレクションを発表。
2019年01月23日人気クレイ・アニメーションシリーズ初の長編映画『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』から3年。この度、待望の「ひつじのショーン」長編映画シリーズ第2弾 『A Shaun the Sheep MOVIE:FARMAGEDDON』(原題)が、来年2019年12月に日本公開することが決定した。「ひつじのショーン」は、アカデミー賞を多数受賞している英国アードマン・アニメーションズの大ヒットシリーズ『ウォレスとグルミット』の第3作目『ウォレスとグルミット、危機一髪 !』に登場するひつじ・ショーンを主人公にしたスピンオフ作品。 ユーモアあふれたストーリーで、ショーンとその仲間たちが静かな丘で毎回大騒動を巻き起こす。2007年に英国BBCで1話7分のショートアニメがシリーズ化、日本でもNHK Eテレで放映される(11月放送終了)など、ファンは年々増え続け、2015年にはシリーズ初の長編映画『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』が公開。全世界で1億600万ドルもの興行収入を挙げる大ヒットとなり、第88回アカデミー賞長編アニメ賞にもノミネートされた。■ショーンと仲間たちが未知との遭遇!今回はSF映画に!?この度、来年の公開に先駆けて世界同時解禁となった特報映像は、ある夜、イギリスの片田舎の牧場モッシー・ボトム・ファームで何かが起こりそうな怪しげな気配から始まる。そして突然、強烈な光がどこからか放たれ、牧場主は目を覚ます。光の正体を確かめるため外に出る牧場主。すると、畑の中にはミステリーサークルが出現しており、何やら怪しい光と音が…。突然のことにビックリした牧場主は、たまらず家へと走って逃げていく。同じく、牧場の異変に気付いた犬のビッツァーも現場へ駆け付け、畑を分け入って怪しい光と音がする方へ進んで行くと、そこにはイタズラ好きなショーンたちが!いつものことかと、ビッツァーがショーンたちに説教を始めた瞬間、突然謎の物体によりショーンが連れ去られてしまう…。ショーンたちがこれまで見たことのない未知の世界と遭遇する、今回の最新作。一体、この先に何が起こるのか。また、同時に解禁された海外版ポスターも、これまでのショーンシリーズからは予想もできないワクワク感満載のビジュアルに。ファーム(FARM)とアルマゲドン(ARMAGEDDON)を合わせた「FARMAGEDDON」という副題も気になる。■アードマン・アニメーションズ製作陣からの熱いコメント到着第1作目『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』では、ショーンを映画スターとして確立させるのが大きな目的でした。今回は更に劇場映画らしい大作を目指して、ショーンをより壮大で無謀な冒険へと放り込みました。ユニークで魅力的なキャラクターたちと一緒に、ワクワクするような新しい体験を観客の皆さんにお届けします。もちろん笑いたっぷり、そして少しホロリとくるような場面もあるかもしれません。本作はアードマンにとって初のSF劇場作品になります。私たち製作陣は皆SFの大ファンですので、作中にちりばめられたSFへのオマージュにもぜひ注目してみてください。そして何といっても、今回新たに登場する魅力的な主人公が、観客の皆さんを虜にすること間違いなしです!『A Shaun the Sheep MOVIE:FARMAGEDDON』(原題)は2019年12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜 2015年7月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.
2018年12月12日8日(現地時間)、人気ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」(以下、「VS」)のファッションショーがニューヨークで開催された。今年のショーは「VS」の幹部が「準備期間に丸1年かけ、例年より壮大なショーになる」と約束していた通りのものに。パフォーマンス・アーティストは増え、ビービー・レクサとホールジーは、エンジェル(モデル)顔負けの露出度の高い派手な衣装でパフォーマンス。さまざまな理由で昨年は出演できなかったモデルたちも復帰し、ショーはより一層華やかさを増した。出産のためしばらくショーを遠ざかっていたベハティ・プリンスルーの夫のアダム・レヴィーン、バーバラ・パルヴィンと交際中のディラン・スプラウスなど、エンジェルたちの交際相手が応援に駆け付けていたのも印象的だ。復帰したエンジェルもいれば、卒業を決めたエンジェルも。1999年からこれまでに18回のショーに出演してきたアドリアナ・リマは、SNSで卒業を発表し「翼をくれるだけじゃなくて、羽ばたくことを教えてくれた」として「VS」に感謝の意を表した。毎年ゴージャスさが話題となる“ファンタジー・ブラ”は、今年は「ドリーム・エンジェルズ」と名付けられた約1億円のブラをエルザ・ホスクが着用。「スワロフスキー」の2100個の合成ダイヤモンドで作られており、「ホンモノのダイヤじゃないのに、なぜそのような価格に?」という疑問の声も上がっていたが、美しい輝きを放っていた。(Hiromi Kaku)
2018年11月10日パリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で2019年春夏ウィメンズコレクションショーを開催したドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)。先頃、スペインのラグジュアリーグループであるプーチによる買収が話題となったが、クリエーションについての姿勢に一切の変化はなく、このブランドらしいエレガンスと美しさをもって、最後まで観る者を魅了し続けた。テーマは「ワークウエアとオートクチュール」。この整合し得ないと感じられる2つの要素を、絶妙なバランス感覚でミックスし、シンプルかつオーソドックスなアイテムを新鮮なものに仕上げている。つなぎやクライミングロープといったスポーティーなディテールを配したブルゾンやコートには、羽をイメージしたビニールパーツを刺繍したドレスをコーディネート。20年代風の肩パッドのトップスには、ビーズのロングフリンジを刺繍し、カジュアルなクチュールを提案。ディアゴナルストライプにフローラルプリントのオーガンザを重ねるなど、ミスマッチが新しい美しさを見せるというアイテムも多く、このブランドのマジックを感じさせた。アースカラーとヴィヴィッドカラー、マットな素材と光る素材、グラフィカルなモチーフと具象的なモチーフ。あらゆるコントラストを描きながら様々な要素を織り込んではいるが、ワークウエアとオートクチュールの融合をいとも簡単に実現させ、一つの揺るぎない世界観を見せていた。
2018年10月03日クレ・ド・ポー ボーテ(clé de peau Beauté)の最高級ライン「シナクティフ」より、クリスマコフレ「クレ・ド・ポー ボーテ コフレ シナクティフ」が登場。2018年10月21日(日)より、数量限定で発売される。今年で10周年を迎える「シナクティフ」は、“浄化創生美”というコンセプトのもと、先端の技術を取り入れて最高峰の鮮明な美しさを目指すコスメライン。クリスマスシーズンに発売される「クレ・ド・ポー ボーテ コフレ シナクティフ」は、そんなブランド拘りのスキンケアアイテムを体験できる贅沢なコスメキットとなっている。艶やかなバラが描かれた箱の中には、カシミアのようにきめ細かな泡で洗うメーク落とし「シナクティフ サボン」や、艶やかな肌へと導く日中用&夜用の美容液といったスキンケア用品全5アイテムをはじめ、コンパクトサイズのオードパルファム「クレ・ド・ポー ボーテ シナクティフ ローズシナクティフ」などが詰まっている。これらのアイテムに共通しているのは、これまで数々の賞を受賞してきたバラ「ローズシナクティフ」を基調とした、瑞々しいフローラルの香り。アイテムごとに香りのニュアンスを絶妙に変えているので、スキンケアタイムに華やかな香りのハーモニーを楽しむことが出来る。なお独自の機器を使用して、さらなる肌の美しさを叶える有料トリートメント「ヴィタリテ ド ボーテ」が全国のデパートカウンターや化粧品専門店などで実施。5つのアイテムを使用した日々のスキンケアに加えて施術することで、より効果が期待できそうだ。【詳細】クレ・ド・ポー ボーテ コフレ シナクティフ<数量限定>発売日:2018年10月21日(日)取扱店舗:シナクティフを取り扱う全国の百貨店、化粧品専門店約350店価格:30,000円+税セット内容:・シナクティフ サボン(メーク落とし・洗顔石鹸) 標準重量 27g(枠練)・シナクティフ ローションイドラタント(医薬部外品)保湿液 60mL・シナクティフ イドラタンジュール(医薬部外品)日中用美容液 SPF30・PA++++ 7mL・シナクティフ イドラタンニュイ(医薬部外品)夜用美容液 12mL・シナクティフ クレーム(医薬部外品)クリーム 7g・ローズシナクティフ(オードパルファム) 3mL・ル・コトン 化粧専用(16枚入×2袋)【問い合わせ先】資生堂インターナショナルTEL:0120-81-4710
2018年09月24日ネイチャー・ドキュメンタリー映画『アース:アメイジング・デイ』が、2018年11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。BBCによるネイチャー・ドキュメンタリー『アース:アメイジング・デイ』は、全世界で120億円以上の興行収入を収めたネイチャー・ドキュメンタリー『アース』に続く第2弾の作品。ネイチャー・ドキュメンタリーの先駆者ともいえる英国のBBCアース・フィルムズが製作を手掛けている。一流の撮影チームと4K技術による迫力の映像一流の撮影スタッフが最新の4Kカメラ技術を駆使し、ジャイアントパンダやキリン、ヒゲペンギンといった動物たちの貴重な表情や、絶滅危惧種のなかでも最上級カテゴリーの絶滅寸前種である、ハクトウラングールの姿などを映像化。撮影チームは総勢100名、使用したドローンは200台に上り、世界22カ国で撮影が行われた。日の出から日の入りまで、1日の太陽の流れを軸に動物たちに接近し、まるで同じ目線で見ているかのような迫力で彼らの生き生きとした表情を捉えている。監督は、英国アカデミー賞とエミー賞を受賞した経験を持つ『宇宙(そら)へ。』のリチャード・デイル、『真珠の耳飾りの少女』『ハンニバル・ライジング』のピーター・ウェーバー、エミー賞で2部門を受賞した初の中国人監督ファン・リーシンの3人が務める。音楽は『ラストキング・オブ・スコットランド』『マンデラ 自由への長い道』のアレックス・ヘッフェスが担当。製作総指揮はBBCアースのクリエイティブ・ ディレクターとして『ライフ−いのちをつなぐ物語−』などを手掛け『ウォーキング with ダイナソー』の監督も務めたニール・ナイチンゲールが担当した。日本版ナレーションは佐々木蔵之介日本版ナレーターを務めるのは、映画『嘘八百』で主演を務めるなど、実力派俳優として活躍する佐々木蔵之介。優しいナレーションで、生き物たちの日常をガイドする。また、英語版のナレーションは、先日俳優引退を表明したロバート・レッドフォードが務め、中国版はジャッキー・チェンが担当する。詳細映画『アース:アメイジング・デイ』公開時期:2018年11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督:リチャード・デイル、ピーター・ウェーバー、ファン・リーシンプロデューサー:スティーブン・マクドノー製作総指揮:ニール・ナイチンゲール音楽:アレックス・ヘッフェス脚本:フランク・コットレル・ボイス、ゲリン・ヤン製作:BBC アース・フィルムズ監修:新宅広二原題:Earth:One Amazing Day
2018年08月26日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)から、ザ・リッツ・カールトン京都限定マカロン「ジャルダン ド 京都」が登場。ザ・リッツ・カールトン京都 1階 ピエール・エルメ・パリ ブティックにて販売される。「ジャルダン ド 京都」は、ピエール・エルメが京都に想いを馳せて創作した限定マカロン。古都・京都に息づく庭園文化にインスピレーションを受け、フランス語で“京都の庭園”を意味する名前が付けられた。ピエール・エルメの代名詞でもあるふっくらと美しいマカロンに、京都で古くから親しまれている"煎り番茶"風味のホワイトチョコレートガナッシュをサンド。さくさくとした歯ざわりと共に、"煎り番茶"特有のスモーキーな香りのガナッシュを楽しむことができる。【詳細】ピエール・エルメ・パリ ザ・リッツ・カールトン京都限定「ジャルダン ド 京都」発売中 ※2018年7月現在販売場所:ザ・リッツ・カールトン京都 1階 ピエール・エルメ・パリ ブティック住所:京都市中京区鴨川二条大橋畔価格:1個 280円+税【問い合わせ】レストラン予約直通TEL:075-746-5522(受付時間:9:00~18:00)
2018年07月27日アカデミー賞3部門にノミネートされた傑作サスペンスアクション『ボーダーライン』の続編、『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が11月16日(金)より日本で公開されることが決定。この度、前作を越える無慈悲な展開を予測させる特報と、ポスタービジュアルが到着した。■ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。マットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招いてしまう。メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる…。■前作を超える究極の選択が2人に待ち受ける…エミリー・ブラントを主演に迎えた前作『ボーダーライン』では、アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、ルールもモラルも通用しない麻薬戦争の恐るべき現実をえぐり出し、世界中を驚嘆させた。あの衝撃的な世界観と臨場感をさらにアップデートした本作では『デッドプール2』ケーブル役のジョシュ・ブローリンと『トラフィック』のベニチオ・デル・トロが再び共演するほか、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、キャサリン・キーナーなどが出演する。CIAのマットと謎の暗殺者アレハンドロが、今度はメキシコ経由で麻薬ではなく、テロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府から、カルテル撲滅の命を受ける。2人が挑む新たなミッションは、麻薬カルテル間の内戦を引き起こすこと。前作以上に緊張感と、慈悲など微塵も見せない過酷な展開が巻き起こる。さらに兵士としての任務、復讐、ひとりの少女の命…激化する国境麻薬戦争の深い闇の中でアレハンドロは究極の選択を迫られる。■極限の緊迫感に満ちた特報が到着!極限の緊迫感をみなぎらせて観る者を圧倒する映像世界は、特報からも伝わってくる内容となっており、「汚い手も必要だ」「ルールは存在しない」と告げるマットや、容赦なく銃をぶっ放すアレハンドロの姿がより本作のスケールを物語っている。また、解禁されたポスタービジュアルには、荒涼とした地で対峙する武装集団をバックに、ジョシュ演じるマットと、デル・トロ演じるアレハンドロが背中合わせに銃を構える姿が。そのふたりの間に「このルール無き戦いに、終わりはあるのか――。」のコピーが浮かび上がり、絶望的な雰囲気が漂っている。前作以上の破格のスケールアップとエモーショナルな進化を遂げた本作にますます期待が高まる。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は、11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ 2018年11月、全国にて公開予定© 2018 SOLDADO MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月27日映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が、2018年11月16日(金)に全国の劇場で公開される。クライムアクション映画『ボーダーライン』続編本作は、アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、あらゆるルールの通用しない麻薬戦争の恐るべき現実を描き、アカデミー賞3部門にノミネートされたエミリー・ブラント主演のクライムアクション映画『ボーダーライン』の続編。アメリカへのテロリスト流入に深く関連している密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるため、CIA特別捜査官のマットと、彼に雇われた一匹狼の殺し屋・アレハンドロが、カルテル間の内戦を引き起こすという危険なミッションに挑む。ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる......。ベニチオ・デル・トロ&ジョシュ・ブローリンが再び登場任務遂行の為には手段を問わない、CIA特別捜査官マット役を再び演じるのは、『アベンジャーズ』 シリーズのヴィラン・サノス役や『デッドプール2』のケーブル役で知られるジョシュ・ブローリン。そして殺し屋・アレハンドロ役も、『トラフィック』 でアカデミー助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロが前作から続投する。また、脚本を前作『ボーダーライン』から引き続きテイラー・シェリダンが担当。監督は、世界的人気ゲーム「コール・オブ・デューティー」の実写映画化にあたり、監督として契約交渉が進む、気鋭のステファノ・ソッリマが務める。作品情報映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』公開時期:2018年11月16日(金)脚本:テイラー・シェリダン(『ボーダーライン』『ウインド・リバー』)監督:ステファノ・ソッリマ(『暗黒街』)出演:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、キャサリン・キーナー原題:Sicario: Day of the Soldado
2018年07月14日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2019年春夏メンズコレクションが、6月21日パリファッションウィークで発表された。ファーストルックは色のグラデーションがうねるスイムパンツ。モチーフはミッド・センチュリー・モダンデザインを代表するヴェルナー・パントン(Verner Panton)のプリント。今シーズンは全編、パントンとのコラボレーションで、パントンモチーフをドリスらしい色のマジックでリズミカルなメンズコレクションが提案された。スイムパンツにも使用された鮮やかなレインボーモチーフはビッグT、ワークジャケットなどでも展開され、オレンジのジャケットにボルドーのシャツと色の重なりでドリスらしい世界が続く。ブルーからネイビー、イエローからブラウン、オレンジからレッドへのパントンモチーフのグラデーションがメンズテーラード、ワークウェア、スポーツウェアのベーシックなアイテムに置き換えられ、コットン、リネン、光沢感のあるナイロン、デニム、トランペアレントな素材とのレイヤーを楽しめる。コレクション前にスペインのプーチグループへ株式の過半数を売却するというニュースが発表され、アントワープの独立系ラグジュアリーブランドとして外部資本に頼ることなく成功したブランドの今後に注目が集まったが、ドリス本人はクリエイティ ブディレクター兼会長として残ることが発表されている。
2018年07月02日鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ最新作『ファントム・スレッド』。本年度アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、見事衣装デザイン賞を受賞した本作は、デイ=ルイスの俳優引退作でもある。「変態的で狂気じみた主人公が本当にハマリ役!」とマスコミ試写会でも大絶賛されているデイ=ルイスの、桁外れな役作りに迫った。■映画撮影前に約1年間、ドレス作りを修行してみた!引退作となる本作で演じるのは、1950年代、英国ファッション業界に君臨する天才仕立て屋だ。デイ=ルイスはドレスの仕立てについて大量の書物を読み、NY・メトロピリタン美術館の中にあるアナ・ウィンター・コスチューム・センターを訪れ、保管されている歴代のデザイナーのドレスを見て学び、ニューヨーク・シティ・バレエの衣装監督マーク・ハッペルのもとで洋裁の修行をしていた。最終的には、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のスーツをそのまま複製できるほどの腕前に!自宅でも実の奥さんをモデルにして実際にドレスを仕立て、グレーのスーツで長い革の手袋をつけたドレスをプレゼントしたそう。俳優引退後はファッションデザイナーへ転向するといううわさも!もはやどちらが本業か分からないくらいに役にのめり込む姿勢は、常人には到底理解できない領域だ。ダニエル・デイ=ルイスよりコメント僕は1957年生まれだから、映画の背景であるこの時代にとても親近感を感じるんだ。当時、イギリスでの物事の発展の仕方はとても特徴があった。社会の色々な面で、規制が残っていたんだ。僕たちが調べたデザイナーたちは、社会的な流れに反していながらも、そのなかで非常に活躍していた。時代の流れに反していくのは難しいことだけど、それはどこかとても魅力的でもあったよ。■その美しい外見から80年代の英国貴公子ブームの中心人物に80年代当時、『アナザー・カントリー』(84)、『眺めのいい部屋』(85)、『モーリス』(87)といった英国映画の公開で、日本では英国の美形男優ブームが起きた。感度の高い若い女性層を中心に人気が一気に広がり、『アナザー・カントリー』のルパート・エヴェレット、コリン・ファース、ケアリー・エルウィズ、『モーリス』のジェームズ・ウェルビー、ヒュー・グラント、ルパート・グレイブス、『眺めのいい部屋』に出演していたデイ=ルイスもジュリアン・サンズらとともに注目された。写真集「イギリスの貴公子たち」「イギリスの貴公子たち Part ll」も作られ、とりわけデイ=ルイスとグラントは単独の写真集も作られるほど人気が高かったという。■英国貴公子から、史上最多・三度のアカデミー賞に輝く俳優界のレジェンドへ!やがて美男子という枠を超えて、デイ=ルイスは着々と実力派俳優の道を歩み出す。彼は「メソッド・アクティング」と呼ばれる、役の内面をとことん追求し、役に没入する演技法で知られ、準備期間をかけて役になりきることで知られている。そこに至るまでのまさかのプロセスは、語り継がれる武勇伝だ。『マイ・レフトフット』(89/初のオスカー受賞作)脳性マヒで体が不自由なアーティストのクリスティ・ブラウンを演じるため、体が不自由な生徒たちの養護施設に入って役作りをし、生徒たちと仲良しになった。撮影中は左足しか使わず、車椅子で移動。オフの時の食事も、主人公クリスティは手が不自由という設定ゆえ他の人にスプーンで口まで入れてもらったという。ロケ中はあばら骨を骨折したこともあった。『ラスト・オブ・モヒカン』(92/初のハリウッド進出作)原始的な生活を送る18世紀の主人公になりきるため、徹底的な肉体改造を行った。また、アラバマの荒野で過ごし、実際に狩りをしながら生活。動物の皮をはいだり、カヌーを作ったり、斧を使ったりとさまざまな技術も習得。オフも火縄銃をいつも持ち歩いていたという。『エイジ・オブ・イノセンス』(93/マーティン・スコセッシとの初タッグ作)19世紀のニューヨークの上流階級の主人公を演じたが、主人公と同じ生活をめざして、彼が滞在していたという設定のプラザ・ホテルに2か月滞在。トップハットに杖という19世紀の紳士的なファッションでいつもニューヨークのストリートを歩いていたという。『父の祈りを』(93/オスカーノミネート)『マイ・レフトフット』のジム・シェリダンと再タッグで、IRA(アイルランド共和軍)に翻弄され、冤罪で逮捕された青年を演じた。映画のロケが予定されていた人里離れた刑務所に寝泊り。尋問をうける場面では、3日間徹夜して役作りを行った。『クルーシブル』(96/アーサー・ミラーの戯曲の映画化)17世紀を舞台に魔女裁判を描いた本作では、水道も、電気もないセットの家で実際に暮らした。そのため、シャワーも浴びない日々が続いていたという(この映画のセットで、現在の妻であるアーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーと知り合ったが、そんな彼の行動に彼女も驚いたそう)。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02/オスカーノミネート)90年代後半に一時引退して、イタリアで靴職人として修行をしていたデイ=ルイス。そこにスコセッシ監督が出向き、「映画とその仕事とどっちをとるんだ!」と決断を迫り、結果、出演することになった。ギャングの肉屋という設定ゆえ、実際に肉屋の修行をした。気温が低下した日は、厚手のコートを着ることを勧められたが「舞台になった時代にはなかったから」という理由で着用を拒否、肺炎になってしまった。そこで現代の薬を勧められたが、「舞台になった時代にはなかったから」という理由で、その薬も服用せず…。そんな役作りもあり、ディカプリオを差し置いてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたのは有名な話。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07/二度目のオスカー受賞作)役にのめり込み、相手役の男優にきつく当たるせいで、最初起用されていた男優が降板。ポール・ダノに変わったが、ダノもかなり辛い思いをしたという(トーマス・アンダーソン監督は表向きはこれを否定しているらしい)。後半、ダノにボーリングを投げる場面も、本物のボーリング用のボールを使ったという。また、舞台となった時代の石油の採掘装置の使い方も習得した。『リンカーン』(12/三度目のオスカー受賞作)スピルバーグは7年間、デイ=ルイスを口説き続けたという。最終的には「撮影前に1年間の準備期間を設けること」を条件に役を引き受けた。100冊に及ぶ元大統領リンカーン関連の本を読み、資料を読みこむことで、リンカーンのハイトーンの声を作り上げた。ロケ中は周囲の人に「ミスター・プレジデント」と呼ばれ、大統領になりきった。また、ロケ地では英国人の出演者に対し、英国アクセントの英語で話すことを禁じていたという。こうして、数々の武勇伝を残してきたデイ=ルイスの見納めとなる最新作は、ますます見逃せなくなりそうだ。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファントム・スレッド 2018年5月26日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年04月22日ザ・ノース・フェイス スタンダード(THE NORTH FACE STANDARD)二子玉川では、写真家・鈴木親の撮影による、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の新コンテンツ「somewhere」の写真展を4月20日から5月6日まで開催する。この春、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、アウトドアシーンで培った機能合理性と、都市生活における利便性を追求する「URBAN EXPLORATION」ラインを軸に、新たなコンテンツ「somewhere」を展開している。「somewhere」=”どこかへ”をタイトルに掲げ、女優として活躍する臼田あさ美は、古き良き日本を感じることの出来る古都へ、インディからメジャーまで数々の話題作に出演する俳優・奥野瑛太は、出身地である苫小牧とリンクする香港に。男女それぞれのパーソナルな動機を出発点とするショートトリップドキュメントを写真家・鈴木親が撮影した。本写真展では、鈴木が香港、京都、奈良の3都市にて撮影した、奥野と臼田それぞれの旅の過程を感じることが出来る写真を展示する。開催初日となる4月20日の19時からは、奥野と鈴木、そしてスタイリングを担当したスタイリスト・服部昌孝の3名によるトークショーも行われる。座席数は限られているため、来場はお早目に。なお、「somewhere」スペシャルサイト()も公開中。【イベント情報】「somewhere」Photo Exhibition by Chikashi Suzuki会期:4月20日〜5月6日会場:THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川 3F住所:東京都世田谷区玉川1-17-9時間:11:00〜20:00
2018年04月16日「クレ・ド・ポー ボーテ」ポップアップストア誕生ワンランク上のメイクアップブランドとして、多くの女性から支持される資生堂の「クレ・ド・ポー ボーテ」。同ブランドのポップアップストアが、GINZA SIXに期間限定で登場する。オープン期間は2018年3月28日(水)から5月1日(火)だ。口紅全アイテムを自由にお試し!同ショップでは、芸能人にも愛用者が多い「クレ・ド・ポー ボーテ」のリップアイテムが勢揃い。口紅、リップグロスなど全アイテム計51色を、その場で自由に試すことができる。全国から選び抜かれた専任の美容部員による、メイク方法やカラーの選び方等のアドバイスも。日頃自分では選ばないカラーに挑戦してみるチャンスだ。自分だけのオリジナルリップを作ろうイベント開催中、「ルージュアレーブルn」(口紅)もしくは「ブリアンアレーブルエクラ」(リップグロス)を購入すると、その場で文字を刻印してくれるエングレイビングサービスも。イニシャルや名前を入れて、自分だけのオリジナルリップを作ってみては。その他にもポップアップストア限定の「グロス全色セット」や、話題のメイクアップアーティストによる、週末限定のメイクアップショーは見逃せない。(画像は「クレ・ド・ポー ボーテ」公式サイトより)【参考】※「クレ・ド・ポー ボーテ」公式サイト
2018年04月04日クレ・ド・ポー ボーテ(clé de peau Beauté)の最高級ライン「シナクティフ」より、“ジェル状”パルファム「クレ・ド・ポー ボーテシナクティフパルファンジェルクレーム」が2018年4月21日(土)より発売される。クレ・ド・ポー ボーテの「シナクティフ」ライン誕生10年を記念して、限定で登場するのは新しいジェル状パルファムだ。肌になじませると、まるで肌そのものが香り続けるかのように品よく香り立つパルファムは、優雅で繊細。香りは「シナクティフ」の象徴であるバラ・ローズシナクティフを起用。肌となじみ、肌を香らせ、纏う人をより一層魅力的に輝かせてくれる。【アイテム詳細】クレ・ド・ポー ボーテ「クレ・ド・ポー ボーテシナクティフパルファンジェルクレーム」30,000円+税発売日:2018年4月21日(土)限定発売取り扱い店舗:シナクティフを取り扱う全国の百貨店、化粧品専門店約350店【問い合わせ先】資生堂インターナショナルTEL:0120-81-4710
2018年03月24日本年度アカデミー賞(R)で衣装デザイン賞を受賞した映画『ファントム・スレッド』。ポール・トーマス・アンダーソン監督と名優ダニエル・デイ=ルイスが2度目のタッグを組んだことでも話題の本作から、この度90秒の予告編が公開された。オスカー受賞も頷ける、衣装デザイナー マーク・ブリッジスが手掛けた美しいドレスの数々が登場する本予告編では、本作で俳優業引退を発表した名優ダニエルが、英国紳士然とした上品な雰囲気を持ち合わせた、完璧主義でストイックな人物像を見事に体現。前半は、天才的な仕立て屋が若きウェイトレスのアルマをミューズとして迎えるというシンデレラストーリーかと思いきや、次第に緊迫感溢れる愛の駆け引きが始まる。ラストは「禁断の愛の扉が開かれる」という言葉で締めくくられる本映像。果たして、2人はどんな禁断の扉を開けてしまうのか?また、「レディオヘッド」のジョニー・グリーンウッドによる音楽も印象的に響いている。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファントム・スレッド 2018年5月26日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年03月17日ドキュメンタリー映画が日本でロングランとなっているドリス・ヴァン・ノッテンによるドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、パリ市庁舎のホールを会場にショーを発表した。今シーズンは、美術を学んでいない人々の手による、思いのままに創造したアート=「アール・ブリュット」または「アウトサイダー・アート」をキーモチーフに、その自由な精神や、70年代グラムロックのグリッターな要素、そしてスポーツウエアのディテールを用いて、重層的でバリエーションに富んだアイテムで構成している。ペンとインクで気ままに描いたピーコックの羽モチーフをプリントしたアイテムには、マラボーの羽をバイアスにパッチワークしたモンゴリアンラム風フェイクファーのコートをコーディネート。異素材をバイアスで切り替えるテクニックは、ブルゾンやワンピースなどでも見られ、それぞれのアイテムに動きを持たせていた。パーカーに用いられるディテールを配したフェザープリントのギャザートップスには、3Dジャカード(ブロケード)のスカートをコーディネートし、スポーティーなものと伝統的なものとのコントラストを強調。羽を思わせるビニールテープ刺繍のスポーティーなブルゾンには、シャイニーなパンツやチェックのスカートを合わせ、このブランドらしいモチーフと色のミクスチャーを見せている。様々な要素を織り交ぜながらバリエーション豊かなアイテムを見せているが、散漫になることは一切なく、一つの流れに沿って美しくまとめ上げられたコレクションとなっていた。
2018年03月07日『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスと2度目のタッグを組んだ『ファントム・スレッド』が、5月26日(土)より日本公開されることが決定。あわせてティザービジュアル&予告編が到着した。1950年代のロンドンを舞台に、英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びるオートクチュールの仕立て屋、レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)と、若きウェイトレスのアルマ(ヴィッキー・クリープス)との究極の愛を描いた本作。第90回アカデミー賞(R)の、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・衣装デザイン賞・作曲賞の6部門にノミネートされ注目を集めている。このほど解禁されたのは、今作で引退を表明しているダニエル演じる仕立て屋の主人公の後ろ姿と、表情の読めない女性が写るビジュアル。華やかなドレスは、レイノルズが仕立てるオートクチュールで、顔を見せないことで2人の関係性が謎に秘められつつも、艶やかな雰囲気に惹き込まれる印象的な一枚となっている。また、ジョニー・グリーンウッドが手掛けた美しき旋律が流れる予告編では、豪華絢爛なドレスとこの時代のロンドンの華やかなファッション業界が映し出され、さらに主演男優ノミネートも頷ける、ダニエルの熱演も垣間見える。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月31日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が1月18日、パリのサン・マルタン運河沿いの船置き場を会場に2018-19秋冬メンズコレクションショーを開催した。ナッシュヴィル、トラディショナル、テーラリング、フォーク、タータン、スポーツといったキーワードを掲げたコレクションは、互いに異なる様々な要素をミックス。オーソドックスでシンプルなアイテムを交えながらも、全く新しい世界観を創出していた。特に今シーズンのメインモチーフとなっていたマーブルプリントは印象的で、サイケデリックなイメージを導き出し、他のブランドにはない強固な独自性を与えている。タータンチェックやストライプといったトラディショナルなジャケットには、パイピングのウエスタンシャツや、マーブルプリントのシルクシャツをコーディネートし、1つのルックの中で様々なムードが交錯するが見事な調和を見せている。フェイクレザーのアップリケや色糸刺繍、ビーズ刺繍、リベット使いの他、コートやジャケットなどに使用されたフランネル地に刺繍を施したイングリッシュレースなど、的確に装飾されたアイテムは絶妙なバランス具合。最後までトータルなイメージを崩さず、ドリス ヴァン ノッテンならではのミクスチャーのテクニックを全編に感じさせる内容となっていた。
2018年01月30日ヴィタメール(wittamer)から、2018年の新作チョコレート「パヴェ・ド・ヴィタメール」が登場。「パヴェ・ド・ヴィタメール」は、ガナッシュの味をシンプルに楽しむことのできる、パヴェタイプのチョコレート。フレーバーは6種類だ。カカオの味わいを詰め込んだ「ベネズエラ」は、苦味のあるカカオと、コクのあるカカオをバランスよくブレンドした一粒。また、ミルクチョコレートをベースに、紅茶とコーヒーの味を加えた「アールグレイ」や「ジャバ」、甘酸っぱいパッションフルーツピュレをバニラ風味のミルクチョコと合わせた「パッション」といったショコラが揃っている。「パヴェ・ド・ヴィタメール」は、4個入り、6個入り、9個入り、16個入りの4種類のアソートメントで販売される。【詳細】「パヴェ・ド・ヴィタメール」販売期間:~2018年3月中旬販売店舗:全国のヴィタメール(21店舗)・4個入り(ジャバ×1、アールグレイ×1、パッション×1、マダガスカル×1) 1,400円+税・6個入り(ベネズエラ×1、 パッション×1、 ジャバ×1、 マダガスカル×1、 アールグレイ×1、 ポワヴル×1) 1,900円+税・9個入り(ベネズエラ×2、 アールグレイ×2、 ジャバ×1、 パッション×2、 マダガスカル×1、 ポワヴル×1) 2,800円+税・16個入り(アールグレイ×4、 ベネズエラ×2、 パッション×4、 ジャバ×2、 マダガスカル×2、 ポワヴル×2) 4,700円+税
2018年01月16日「今年はワンランク上の女性を目指したい!」と思っているなら、上質な洋服に身を包んでみるというのもひとつの方法。そこで、そんな女子にオススメしたい映画とは、多くの人が憧れるラグジュアリー・ブランド『ドリス・ヴァン・ノッテン』を生み出した孤高のデザイナーに迫った話題作です。それは……。注目のドキュメンタリー『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』!【映画、ときどき私】 vol. 134大統領夫人からハリウッド女優まで、世界中のセレブたちに愛されている『ドリス・ヴァン・ノッテン』。唯一無二のブランドをけん引しているデザイナーのドリスは、広告は一切出さず、手軽な小物やアクセサリーも作らず、自己資金だけで活動しながら、ほかの一流ブランドと勝負していた。これまで25年間一度も休まずに年4回のコレクションを発表し続けているドリス。控えめな性格であるがゆえに、これまでカメラに舞台裏を見せることはなかったが、ついに初の密着取材が行われ、その素顔と創作の源が明らかに!そこで今回は、誰よりもドリス本人に近づいたこちらの方にお話を聞いてきました。それは……。ライナー・ホルツェマー監督!ドイツ語圏のドキュメンタリー界をけん引し、いままでにさまざまな人物や題材を映し出してきた監督ですが、本作の見どころや撮影時のエピソードなどについて語っていただきました。これまでプライベートを公開することを拒否し、殺到する密着取材も断り続けてきたというドリス。そんなドリスをなんと3年もかけて説得したそうですが、承諾の決め手となったものは?監督とても長い時間がかかったけれど、イエスと言ってもらえたのには、いくつか理由があると思うんだ。最初に出会ったときに彼の作品と人柄にとてもひかれて、「ぜひドキュメンタリーを作りたい」と言ったんだけど、控えめな性格であることと、忙しいということもあって断られたんだよ。でも、その後にいいよと言ってくれたのは、おそらくいままでオファーされていたコンセプトと違うものを提示したからだと思うんだ。僕はファッション界の人間ではないし、ファッションの映画を作ったこともない。だから、ファッションの部分だけではなくて、彼のアーティスティックなアプローチに興味を持ったというのが一番の理由だったんじゃないかな。その後、撮影はどのようにして始められたのですか?監督どうしてもカメラが回っていると、ドリス自身も彼のチームも気が散ってしまうんじゃないかということを心配していたから、まず僕が提案したのはテスト撮影。3日かけて僕のやり方を経験してもらって、それで物事が乱れるかどうかというのを判断してもらったんだ。実は、そのあとにやるかやらないかという言葉は一切交わさずに、このまま行けそうだなとお互いに思ったので、そのまま撮影を続けていったんだよ。1年間にわたって公私ともに密着したそうですが、ドリスを見ていて一番驚いたことは?監督毎日彼と過ごすなかで驚かされることはたくさんあったよ。特にベルギーのアントワープにあるアトリエでは、コレクションの準備として生地を選んだり作ったり、コンセプトから立ち上げていくわけだけど、そのときに彼が持っているアイディアというのは毎日新しいものだったんだ。たとえば、劇中にも出てくるメンズコレクションでは、はじめは白とチェックをメインにして、色をちょっとだけ乗せるというコンセプトからスタートしたんだけど、その2週間後にアトリエに行ったら、突然マリリン・モンローとか、唇やエビのデザインが置かれていて、「いったいどこから湧いてきたんだろう」とびっくりしたよ。それほどまでにファッションについてのいろんなアイディアや空想というものが常に彼のなかでは進展しているんだなと。コレクションを作っていく1年のなかで、ひとりのアーティストがこんなにもたくさんのアイディアを持てるんだということが、最大の驚きだったかもしれないね。完成した作品を観たドリスさんの感想はどうでしたか?監督最初に見せたときはまだ完全版ではなかったんだけど、すごく緊張したね。しかも、一番近いところに座って一緒に観たんだけど、上映中に何のコメントもしてくれないし、笑うこともなかったから、さらにナーバスになったよ。それで、終わったあとに「どう思いますか?」と聞いたら、「正直、いま言うのは難しい」と言われてしまったんだ。というのも、ドリスはカメラの前に立つのが好きじゃないほうだし、見たことのない自分の側面や性質に直面しなければいけなかったからね。そのあともドリスとは一切話をしていなかったんだけど、彼がアントワープでプライベート上映を主催してくれたとき、上映前のスピーチで「監督にはすごく感謝している」ということや「作品が大好きである」ということ、そして「そこに映し出されているのはリアルな自分だ」ということを言ってくれて、それは僕にとってエモーショナルな瞬間だったよ。内容に関して指摘された部分はありませんでしたか?監督プライベートなシーンについては2~3か所だけ見せるのが恥ずかしいと思っていたようで、「あそこは外せないの?」と聞かれたけど、「それは外せません」と言ったよ(笑)。というのも、プロフェッショナルなデザイナーであるドリスとしてだけではなくて、ほかの誰もが持っている感情をあんな素晴らしい人も持っているんだというところを見せることが重要だと思っていたからね。気恥ずかしさは少し残っているみたいだけど、自分の人生をきちんと映し出している作品として、パートナーのパトリックさんとともにとても気に入ってくれているし、ずっと応援してくれているよ。自称 “病的な完璧主義者” であるドリスですが、監督から見てどう感じましたか?監督確かにリアルな完璧主義者だと僕も思ったよ(笑)。たとえば、花のアレンジは何時間もやるし、ちょっと物を動かしたりするのもミリ単位で動かして調整したりしているんだ。それはデザインしているときも一緒で、服を生地から作っていくときには0.5ミリくらいから調整していくし、とにかく正確な追及の仕方なんだよ。あとは、自社のCEOでもあるからどの選択にも責任を持っていて、ショーの音楽や照明も全部彼が決めているし、お店の外観や内装はもちろん、家の模様替えをするだけでも完璧主義者なところがあるんだ。スタッフからすれば「もうちょっとリラックスしたら?」みたいなときもあるみたいだけど、あれだけのクオリティを生み出すためには完璧主義者じゃなきゃいけないんだなとも思ったよ。監督はドリスの服からもそういうことを感じていますか?監督僕もいまはドリスの服を着ているんだけど、それ以来ほかのデザイナーの服は着なくなってしまっているんだ。というのも、フィット感がいいし、彼の完璧主義なところというのが服を身に着けたときにすごく感じられるからなんだよ。最後に、彼の仕事の向き合い方から学んだことがあれば教えてください監督パリでのショーのときに、会場の天井に照明が吊ってあったんだけど、フィッティングやスタイリングなどを終えてかなり夜も更けてから、彼が「照明が全然違うからやり直そう」と言い出したことがあったんだ。技術チームにとっては大変な話だったと思うけど、結果的にはやっぱり彼は正しかった。そのときに、あのレベルで仕事をして、常に最高を求めていくのであれば、妥協してはいけないし、あきらめることは絶対にしてはいけないんだということを学んだと思うよ。内に秘めた情熱を掻き立てられる!ドリスの人柄やブランドが持つ魅力を存分に味わえるだけでなく、彼の服がなぜ愛されているのかという秘訣にも迫ることのできる本作。超一流と呼ばれる “仕事の流儀” に触れることで自分のなかにあるモチベーションが高まれば、ドリス・ヴァン・ノッテンを着こなせる女性になれるはず。美しさがつまった予告編はこちら!作品情報『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野ほか全国順次公開配給:アルバトロス・フィルム© 2016 Reiner Holzemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR – ARTE
2018年01月11日星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート内のザ・ラウンジでは、バレンタインの季節にあわせたスイーツのイベント「セゾン・ド・ショコラ 2018」を2月9日から14日まで開催。今年はカカオ豆の仕入れから成形まで、すべての製造工程をひとつの工房で行うBean to Barチョコレート(以下・Bean to Bar)を用いたスイーツコースやショコラショーを提供する。また、この期間ホテルでは、「居心地がいい時間や空間」という意味の北欧のライフスタイル「ヒュッゲ(HYGGE)」をテーマに、中庭はヒンメリ(北欧の伝統的オブジェ)の装飾で彩られ、様々な場所で冬を楽しむエッセンスが感じられる。「カカオの贈りもの」(スイーツコース4品目、単品1,200円)Bean to Barとスイーツの競演が楽しめるスイーツコース「ムニュ・デセール バレンタイン」(3,500円)は、ショコラの風味ごとに仕立てを変えた「カカオの宝石」、甘すぎずハーブの香りを感じさせる爽やかな飲み口の温かいショコラショー「カカオの泉」、カカオニブで香り付けをしたショコラソルベ「カカオの結晶」、カカオ豆の器がフォトジェニックな「カカオの贈りもの」の計4品が堪能できる。北欧スウェーデンのコーヒータイム「フィーカ(FIKA)」ように、ムニュ・デセールとコーヒーのペアリングをじっくり味わってみては。なお、提供時間は10時から16時まで。「カカオの贈りもの」は1,200円で単品オーダーも可能。3種のショコラショー(1,400円)好みのBean to Barをホットドリンクにできる「3種のショコラショー」(1,400円)は、爽やかでフルーティーな風味、ナッツのようなコクと甘い風味、カシスのようなジューシーな風味から、チョコレートの香りや味を試し選ぶことができる。提供時間は10時から17時半まで。産地ごとに香りや味が異なり、Bean to Barがどのような味に変化するのかを楽しんで。「ボンボンショコラ(6粒入り)」(1,800円)信州の四季をめぐるように味わう、ひと口サイズのチョコレート「ボンボンショコラ(6粒入り)」(1,800円)は、ギフトにもおすすめ。また、「ボンボンショコラ」3種類と、スペシャルティ コーヒーのペアリングも用意。こちらの価格は1,500円、提供時間は10時から17時半まで。予約方法はいずれも軽井沢ホテルブレストンコートへ電話(0267-46-6200)にて。【イベント情報】セゾン・ド・ショコラ 2018会期:2月9日〜2月14日会場:星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート内ザ・ラウンジ住所:長野県軽井沢町星野
2018年01月07日フランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ(Café de Paris)」のイベント「カフェ・ド・パリ プレゼンツ #カラフルパーティー」が表参道のZero Base 表参道で開催される。期間は2017年12月1日(金)・2日(土)・8日(金)・9日(土)の4日間だ。カフェ・ド・パリとはカフェ・ド・パリは、1967年にフランスで生まれたスパークリングワイン。6種のブドウをブレンドしたスパークリングワインに、香り豊かなフルーツフレーバーを加えて作られており、レモン・ストロベリー・マスカット・グリーンアップル・ピーチ・ライチ・ザクロと豊富なラインナップが特徴だ。また、アルコール度数が通常のスパークリングワインに比べて低いため、お酒が苦手な人も飲みやすい。スパークリングワイン&カラフルスイーツを無料でイベントでは、「カラフルパーティー」をテーマにした期間限定のバーがオープン。1階では人気フレーバーであるグリーンアップル、ピーチ、マスカット、サクランボの中から好みのフレーバー1杯が味わえる。グラスはサンタ帽やハートマーク、リボンなど可愛らしい飾り付きだ。さらに、テーマである「カラフルパーティー」からインスピレーションを得たスイーツも一緒に。レモン色のレアチーズ、レッドカラーのショコラムース、ピンク色のエクレール、グリーンの抹茶スポンジケーキなど、5種の色鮮やかなお菓子の中から1つ選び、さらにマカロンとクッキーどちらかも味わえる。バルーンアートのフォトルーム2階へ進むと、カラフルなバルーンを使用したフォトルームが出現。4フレーバーをイメージしたフォトフレームが設置されており、それぞれバルーンアートで作られたりんごやぶどう、さくらんぼ、桃があしらわれたポップで可愛らしいなデザインとなっている。プロップも用意されているので、撮影を楽しんでみては。なお、撮影した写真をハッシュタグ付きでインスタグラムの投稿した人には、カフェ・ド・パリのミニボトルが数量限定でプレゼントされる。「青の洞窟」を巡るパーティーバスが運行また、期間限定バーからは、都内のイルミネーションスポットを巡る2階建てのパーティーバスが運行される。乗車料は無料で、渋谷の「青の洞窟」や表参道のイルミネーションへのナイトクルージングを楽しめる。車内はフォトルーム同様カラフルなバルーンで彩られ、パーティー感満載だ。【詳細】カフェ・ド・パリ プレゼンツ #カラフルパーティー■「カフェ・ド・パリ」期間限定バー日程:・2017年12月1日(金) 18:00〜21:00・2日(土) 12:00〜21:00・8日(金) 15:00〜21:00・9日(土) 12:00〜21:00場所:Zero Base 表参道住所:東京都港区南青山5-1-25※入場無料※入店時にIDチェックあり。入店は20歳以上に限る。<ミニボトルプレゼント>「#ColorfulParty」「#カフェドパリ」をつけて写真をインスタグラムに投稿した人は、カフェ・ド・パリのミニボトル(200mL)がプレゼントされる。■パーティーバスの運行乗車場所:Zero Base 表参道運行日時:・12月1日(金) 18:00、19:00、20:00・2日(土) 17:00、18:00、19:00、20:00・8日(金) 17:00、18:00、19:00、20:00・9日(土) 17:00、18:00、19:00、20:00乗車予約:カフェ・ド・パリ公式HP ※予約は1組2名以上、4名まで※予約状況により、期間限定ストアにて当日の乗車も可※乗車は20歳以上に限る。
2017年12月04日世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まない孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンの初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日(土)より日本公開。この度、本作の予告編が公開された。これまで、殺到する密着取材を断ってきた孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。また、ドリスのユニークな創作活動を支えるインスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者の彼がのぞかせた意外な素顔とは。これまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる夢のような93分が、いま、始まる――!本作は、ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ前大統領夫人、そしてアイリス・アプフェルなど、世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まないファッションデザイナーのドリス本人に迫る初のドキュメンタリー映画。監督は、『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』のドキュメンタリー監督、ライナー・ホルツェマー。3年に及ぶ取材交渉の末にドリスから撮影許可を取り付け、映画化が実現。また、2013年にドリスの2014春夏レディース・コレクションで音楽を担当したイギリスのロックバンド「レディオヘッド」のベーシストを務めるコリン・グリーンウッドが本作で映画音楽を初めて手掛けた。到着した予告編では、ドリスの美しき服作りへの知られざるインスピレーションの源を垣間見ることが出来る。ドリスのデザイナーとしての姿はもちろん、芸術品に囲まれたアントワープ郊外の邸宅の庭園に咲き誇る鮮やかな花で部屋を美しく彩る、私生活では花に没頭している姿が映し出されている。そして、美しい生地サンプルや多くのデザインに囲まれ「じっくりと味わえる服をつくりたい」と徹底した姿勢で取り組むドリスのデザイナーとしての姿や、15年越しのオファーが実現したパリ・オペラ座でのショーに向けてひたすらに突き進む様は、アイリス・アプフェルの「彼は宝物よ」という言葉がピッタリはまる。また、これまで多くの取材を断ってきたドリスに「そこまで取材する?」とはにかませるなど、彼の内面にまで迫った貴重なドキュメンタリーとなっていることが、この予告編からも感じ取れる。『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』は2018年1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年11月29日『マスク』『トゥルーマン・ショー』のジム・キャリーが、『マン・オン・ザ・ムーン』(1999年)の撮影にあたって如何に没頭し、危険なまでにのめり込んでいったかをふり返ったNetflixオリジナルドキュメンタリー『ジム&アンディ』が、11月17日(金)より「Netflix」にて配信されることが決定。あわせて、場面写真と予告編が到着した。1999年、絶大な人気を誇った実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画『マン・オン・ザ・ムーン』の主役の座を、チェコ出身の名匠ミロス・フォアマン監督をオーディションで納得させて射止めたジム。その撮影期間中、世界が知るジムの姿は消え、彼はカウフマンとカウフマンが作り出した不愉快な分身であるラウンジ歌手トニー・クリフトンに完全になり代わっていた。キャストやスタッフも“アンディ”または“トニー”と呼ぶほどキャリーの演技は評論家からも高く評価され、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞している。それから約20年たったいま、ジムが『マン・オン・ザ・ムーン』撮影にあたって如何に没頭し、危険なまでにのめり込んでいったかをふり返ったのがこの『ジム&アンディ』。単なる回想やメイキングを語るだけにとどまらず、ジムという人物のアイデンティティや、役者論にもなっているという。なお、本作は第74回ベネチア国際映画祭、第42回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクション作品に選出され、「痛快で挑発的奮起溢れる映画」(VARIETY)、「面白い超演技研究」(The Hollywood REPORTER)などと高評価を得ている。当時、映画『マスク』などの大ヒットですでにトップ俳優であったジム。彼は「子どもの頃にテレビでアンディを観たとき“わぁ、なんて個性的で特別な人なんだ。ほかの人たちとは違う”と思ったことを覚えている。そして、僕も人とは違っていたから、彼に自分を重ね合わせた。アンディをどうしても演じたかったのは、たぶん僕たちにたくさんの共通点があるからだろうね」と自らオーディションを受けてまで射止めたかった理由をふり返っている。また、クリス・スミス監督は「本作を撮るにあたっては、関係者全員に取材をしたいという衝動にも駆られました。しかし、当時の映像を見ていくにつれ、私の興味はジムと彼の思考のプロセスのみに絞られていきました。本作を単なるこの出来事のドキュメンタリーではなく、ジムとアンディ2人の人生を感情面から探求する出発点にしたかったのです」と明かす。到着した予告編では、ジムが「自分でも制御不能だった」「映画以外でもアンディを演じ続けていた」と語る映像が収録。また、「どこまでこの役にのめり込むか?」だけを考えていたとジムが明かすほど、演技を超えた深い表現に没頭していく彼の姿を予告編でも垣間見ることできる。Netflixオリジナルドキュメンタリー『ジム&アンディ』は11月17日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年10月30日ギンザ シックスで“ウール”のファッションショーが、2017年10月17日(火)に開催された。オープニングセレモニーには本田翼が仔羊とともに登場「ギンザ ファッション ウィーク」の幕開けとして開催された今回のファッションショー。オープニングセレモニーには、モデル・女優の本田翼が登場した。自身も日常からウール製品を身に着けるという彼女。会場では、ウールをメイン素材として使用したニットと、ドット柄のパンツスタイルを着用していた。また、会場にはウールにちなんで仔羊が現れ、本田が仔羊を抱きかかえる場面も。仔羊とのふれあいに、終始にこやかな表情を見せた。会場ではウールを主役にしたファッションショーも会場では、アキラナカ(AKIRA NAKA)、アクリス(Akris)、ビューティフルピープル(beautiful people)、クルチアーニ(Cruciani)、マーガレット ハウエル(MARGARET HOWELL)、ミントデザインズ(mintdesigns)、ポール・スミス(Paul Smith)、タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)の2017年秋冬コレクションから、ザ・ウールマーク・カンパニーの上質なウールを用いたアイテムを紹介。これらはすべて銀座界隈で手に入るアイテムばかりだ。ポール・スミス2017年秋冬コレクションのポール・スミスは、クラシカルな装いに鳥の羽根を刺繍で描いた。肩が強調されたウィメンズのマニッシュなコートに、カラフルな羽根が身頃と袖に舞い降りたメンズスーツ。滑らかなテクスチャーが、重くなりがちなコートのスタイリングを軽やかに感じさせる。また、ブラックウォッチを大胆に配したセットアップも同シーズンの象徴的アイテム。高品質のウールが放つ柔らかい光沢、そして程よい硬質感がブラックウォッチをより洗練されたものに見せる。ビューティフルピープルブランド10周年を迎え、新たなチャレンジとしてパリコレクションに挑んだビューティフルピープルの2017-18年秋冬コレクション。海外からも日本人から見ても新鮮な和服を目指したというシーズンにふさわしく、滑らかなダブルフェイスのウール素材からなる、着物風でコルセットのようなベルトが上から巻き付けられている。軽やかなウールだからこそ、袖には可憐なひだが現れたり、裾で軽やかにテキスタイルが遊んだりする。素材とデザインの絶妙なバランスが、“和”をモダンに昇華している。アキラナカアキラナカのエレガンスを引き出したウールのコートは、2017-18年秋冬シーズンの注目アイテムのひとつである。ミモレ丈に、ウエストから自然に膨らむフレアのライン。可憐なシルエットと相まって、柔らかなウールが揺れ動く。一方で、ニットには、前身ごろに大きくスリットを施すことで遊びをプラス。クラシカルで少しナードなチェック柄は、ポップなバイカラーにも良く似合う。マーガレット ハウエルブリティッシュスタイルを貫くマーガレットハウエルの2017年秋冬コレクションは、トラッドなチェスターコートやステンカラーコートをピックアップ。メンズではフード付きのカジュアルなアイテムをチョイスした。特にメンズのコートは、やや方の落としたオーバーサイズに、袖繰りや身頃もゆとりを持たせたサイズ感。とはいえミニマルでクラシカルな印象なので、着る服を選ばず羽織ることができる。
2017年10月20日ハリウッドのおしどり夫婦の1組として知られたアンナ・ファリスとクリス・プラットの衝撃的な離婚宣言から2か月。アンナが複数回にわたって撮影監督のマイケル・バレットとディナーデートする様子が目撃されている。「IMDb」によれば、アンナは女優、マイケルは撮影監督として来年4月全米公開予定の『Overboard』(原題)で仕事を共にしている。マイケルは1996年から撮影監督として映画業界に身を置き、今年は竹中直人、内田朝陽が出演する日米共作ホラー映画『Temple』(原題)で監督デビューも果たした。2人はロサンゼルスのイタリアンレストラン「Modo Mio」がお気に入りのようで、連日ディナーに。「E!News」によると、「会計はマイケル持ちで、残った料理を一緒に持ち帰った」、「とってもロマンティックな雰囲気でお互い見つめ合い、笑いが絶えなかった」という詳細が居合わせた人によって語られている。2人は1か月以上前の9月10日(現地時間)にすでにロサンゼルスで行われた家族向けカーニバルに参加しており、アンナはシングル生活を満喫する間もなく新たな恋を見つけたようだ。アンナは「People」誌に「(離婚しても)私とクリスは仲間だし、素晴らしい友だちなの」と離婚後も家族としての関係は変わらないことを強調していた。(Hiromi Kaku)
2017年10月19日© 2016 Reiner Holxemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR - ARTE世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まないファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)。彼のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日より日本で公開される。本作は、これまで殺到する密着取材を断ってきた孤高の天才デザイナー、ドリス本人に迫る初のドキュメンタリー映画。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015年春夏ウィメンズ・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016-17年秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。監督は『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』で知られるライナー・ホルツェマー(Rainer Holzemer)。音楽はイギリスのロックバンド、レディオヘッドのベーシストであるコリン・グリーンウッド(Colin Charles Greenwood)が手掛けた。また、本作ではドリスのユニークな創作活動を支え、インスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者のドリスがのぞかせた意外な素顔、そしてこれまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる作品となっている。『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他、全国順次ロードショー。
2017年10月17日『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』などのローランド・エメリッヒ監督が、環境問題に真正面から挑んだスペクタクル・ディザスター超大作『デイ・アフター・トゥモロー』が10月13日(金)放送の「金曜ロードSHOW!」でオンエアされる。昨年夏に公開された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』も大ヒットしたエメリッヒ監督といえば、同シリーズの第1作である『インデペンデンス・デイ』で異星人によって地球の各都市が襲撃される映像を描き世界中にインパクトをあたえ、その後も『2012』など数多くの“ディザスタームービー”を手がけている。そんなエメリッヒ監督が本作でテーマとしたのは“地球温暖化”と“氷河期”。世界中で起こっている寒波や熱波、集中豪雨などの異常気象は地球温暖化が原因と考えられているが、これが氷河期を引き起こしてしまう。世界が崩壊の危機に瀕するなかである父親と息子の親子愛の物語が描かれていく。古代の天候を研究している気候学者のジャック(デニス・クエイド)は、南極を調査した際に地球に恐ろしい危機が訪れるかもしれないことに気付き地球温暖化国連会議で危機を訴えるも、経済至上主義のベッカー副大統領(ケネス・ウェルシュ)に一蹴されてしまう。時を同じくしてハワイに巨大台風が襲来、さらに巨大なヒョウが降り注ぐなど各地に異常気象が発生。ジャックの研究に興味を示していたスコットランド気象観測センターのラプソン教授(イアン・ホルム)から送られてきたデータを分析したジャックは、過去最大級の異常気象が数週間で北半球を覆いつくすことを知る。高校生クイズ大会に出場するためNYを訪れていた息子・サム(ジェイク・ギレンホール)に、すぐに自宅に帰るよう指示するジャックだが、大気の乱れの影響で全米の空港が次々封鎖。サムはNYにとどまることになるが、翌日、さらなる危機が町を襲う…。見慣れた世界の景色が次々と氷に覆われていく映像のインパクトは今回も絶大。壮大な地球規模の危機に家族の愛がどう立ち向かうのか。金曜ロードSHOW!『デイ・アフター・トゥモロー』は10月13日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月11日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、パリ市庁舎の大広間を会場に2018年春夏ウィメンズコレクションのショーを開催した。このブランドらしいモチーフ使いに美しい色が加わり、それらを浮き立たせるために、ランウェイには白いカーペットを敷いてモデルがウォーキング。1920から80年代の各時代のイメージをミックスし、ヒトデや花などの享楽的なモチーフ、唐草などのクラシカルで重厚なモチーフ、そして20年代のシュールレアリズムを思わせる唇のモチーフなど、数10種類以上を駆使。素材はコットンやシルクなどの自然素材を中心に、膨れ織りのブロケードやチュール、モスリンなど軽重様々で、その重なりは絵画的な美しさを見せる。今シーズン特に新鮮だったのが、プリントのスカーフ使い。キャミソールやスカートなどに仕立てられていたほか、ドレスやトップスのパーツとして融合させているのが特徴。毎シーズンのことではあるものの、様々な時代背景やインスピレーション源で縦横無尽さを保ちながら、コレクションを多面的に見せつつ、強さと優しさを兼ね備えたエレガントでモダンな女性像という共通のイメージで全体に統一感を持たせている。しかし、それが常にアップデートされたフレッシュなものになっているのは、正にドリスマジックとしかいいようがない。
2017年10月03日