ジェイク・ギレンホール主演、ダグ・リーマン監督の『ロードハウス/孤独の街』が、Amazonプライム・ビデオのオリジナル映画として最高記録を達成した。Amazonによれば、配信開始からの2週間の視聴数は、全世界で5000万回以上とのこと。アマゾンMGMスタジオのトップ、ジェニファー・ソークは、「このすばらしい映画はみんなの間で話題になっています。とても誇りに思います」とコメントしている。本作は、1989年に公開された同名映画のリメイク。オリジナルにはパトリック・スウェイジが主演した。文=猿渡由紀
2024年04月02日デンゼル・ワシントンとジェイク・ギレンホールがブロードウェイで共演することになった。作品はシェイクスピアの『オセロ』。ワシントンがオセロを、ギレンホールはイアーゴーを演じる。演出家は『Fences』、『Raisin in the Sun』でもワシントンと組んだケニー・レオン。初演は2025年春の予定。ワシントンは『Fences』でトニー賞の主演男優賞を受賞。ギレンホールは『Sea Wall/A Life』でノミネートされている。ワシントンの次回作は今年秋公開の『グラディエーター2』。ギレンホールの次回作は、今月21日にAmazonプライム・ビデオで配信される『Road House(原題)』。文=猿渡由紀
2024年03月07日ジェイク・ギレンホール主演、ガイ・リッチー監督作『コヴェナント/約束の救出』よりインタビュー映像が解禁された。本作は、2018年のアフガニスタンを舞台に、アメリカ軍曹長のジョン・キンリーとアフガン人通訳アーメッドの絆を描いた物語。『シャーロック・ホームズ』シリーズや『オペレーション・フォーチュン』など、数々の痛快なアクション・エンターテインメントを手掛けてきたガイ・リッチー監督が、いまなお続くアフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーから着想を得て、緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初挑戦した。この度解禁されたのは、本作の主人公を演じたジェイク・ギレンホールが、リッチー監督との撮影秘話や本作の魅力について語っているインタビュー映像。ギレンホールは本作について、「ガイ・リッチー監督にとって、制作初期の段階で“2人の人間が正しいことをする”というこの映画の核を発見したことが重要だったのではないかと思います」と分析。また、「最初にガイ・リッチー監督が言ったのは、楽しい雰囲気の中で映画をつくりたいということでした。僕自身も、創造性は緊張や堅苦しさではなく、面白さや楽しみから生まれると思っています」とリッチー監督との撮影秘話を明かした。今回、演じた主人公の役柄について聞かれると、「ジョン・キンリーはいい人間です」と語り、「僕はここ数年そういう役柄を演じることが多くなっているように思います」と自らのフィルモグラフィーをふり返った。自身が演じたキンリー曹長と、その相棒であるアフガン人通訳アーメッドの関係性が本作の魅力だと語るギレンホールは、「2人の複雑な関係は、とても少ない言葉で成立しています。そこが演者として面白いと思いました」と絶賛。さらに、「言葉以外の交流によって成り立っている物語といえば、西部劇を思い出します。西部劇では同じ空間に座り、時には馬に乗ったりして言葉がなくても分かり合える関係が描かれますよね」と本作を西部劇になぞらえて説明した。最後に、「この作品はアクションでもありアドベンチャー映画でもあります。こういうジャンル映画に共通するのは、人の絆や感動が物語の核となっている点ですよね。ハラハラする内容を期待しつつ、最後には感動する自分がいます。感動的な映画は多くありますが、本作もそのうちの1つです。自分に何ができるかを考えるきっかけになります。そして何より面白い!」と熱いメッセージを寄せた。ガイ・リッチー監督とジェイク・ギレンホールの初タッグとなる本作だが、リッチー監督の待機作である新作アクションへのギレンホールの出演も決定しており、早くも2度目のタッグに期待が高まる。『コヴェナント/約束の救出』は2月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コヴェナント/約束の救出 2024年2月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国にて公開© 2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2024年01月25日ジェイク・ギレンホール主演作『Road House(原題)』の初ティザー映像が公開された。今作は、1989年にパトリック・スウェイジ主演で製作された同名映画(邦題は『ロードハウス/孤独の街』)のリメイク版。『ボーン・アイデンティティ』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを取った。脚本はアンソニー・バガロッツィ(『ナイスガイズ!』)&チャック・モンドリー。『Road House』は、2024年にPrime Videoで配信される複数の作品のティザー映像と一緒に紹介されており、その中でジェイクは筋骨隆々のボディや1人で悪党をボコボコにしてしまう激しいアクションシーンを見せている。ファンはわずか数秒の映像に「もっと見せてほしい!」「すごい身体だね」「劇場公開されないとはなんとも残念」「映画館で観たかった」などの感想を寄せている。『ロードハウス/孤独の街』は、ミズーリ州の荒れた酒場を立て直すために雇われた用心棒ダルトンの物語。今作はオリジナル版を現代風にアレンジし、ジェイクが演じるのはフロリダ州のバーで働く元UFCファイターの用心棒という設定だ。ビリー・マグヌッセン(『アラジン』)や元UFC王者のコナー・マクレガーらも出演する。『Road House』は、アメリカでは2024年3月21日からPrime Videoで配信開始。(賀来比呂美)
2023年12月22日映画『コヴェナント/約束の救出』が、2024年2月23日(金・祝)に公開される。監督はガイ・リッチー、主演はジェイク・ギレンホールが務める。ガイ・リッチーが贈る社会派ヒューマンサスペンス映画『コヴェナント/約束の救出』は、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『オペレーション・フォーチュン』、『キャッシュトラック』『ジェントルメン』といった作品を手掛けてきたガイ・リッチーが初めて挑む、社会派ヒューマンサスペンス作品。2018年、アフガニスタンを物語の舞台に痛快なアクション・エンターテインメントの数々を手掛けてきたこれまでのガイ・リッチーのフィルモグラフィーとは打って変わって、映画『コヴェナント/約束の救出』では、リアルで緊迫感に満ちたヒューマンドラマを映し出している。着想源となったのは、今なお続くアフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーだ。物語の舞台は2018年のアフガニスタン。主人公の米軍曹長ジョン・キンリーは、アフガン人通訳のアーメッドを雇う。彼の部隊はタリバンの武器庫を突き止めるが大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺されてしまう。キンリーも瀕死状態となるが、アーメッドの救出により、タリバン占領下から無事妻子の元へと帰還する。だが、自分を助けたことにより、アーメッドがタリバンに追われる身となったことを知ったキンリーは、彼と家族を助け出すために、再びアフガニスタンへ戻るのだった。ジェイク・ギレンホールが主人公の米軍曹長に主演を務めるのは、ガイ・リッチーとは初のタッグとなるジェイク・ギレンホール。『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞、『ナイトクローラー』でゴールデン・グローブ賞にそれぞれノミネートされたジェイク・ギレンホールが、戦地を駆けるキンリー曹長を演じる。また、通訳のアーメッド役を演じるのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズやリドリー・スコットの映画『エクソダス:神と王』にも出演するダール・サリム。英語圏の作品でメインキャストを演じるのは初となる。主人公・ジョン・キンリー…ジェイク・ギレンホールタリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いる米軍曹長。部隊は爆発物製造工場を突き止めるも、襲撃によりアーメッド以外の仲間を失う。自らも銃弾を受け瀕死状態になるも、身を潜めていたアーメッドに救出される。アーメッド…ダール・サリムアフガン人通訳として、キンリーに雇われる。非常に優秀だが簡単には人の指図を受けない。通訳の報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていたが、キンリーを救出したことでタリバンに狙われ、行方不明に。【詳細】映画『コヴェナント/約束の救出』公開日:2024年2月23日(金・祝)監督:ガイ・リッチー脚本:ガイ・リッチー製作:ガイ・リッチー出演:ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、アントニー・スター、アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールド、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラー原題:GUY RITCHIE’S THE COVENANT
2023年11月26日ジェイク・ギレンホールと、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『オペレーション・フォーチュン』のガイ・リッチー監督が組んだ最新作『コヴェナント/約束の救出』が、2024年2月23日(金・祝)より日本公開決定。日本版メインビジュアル、予告篇、場面写真10点が一挙解禁された。物語の舞台は2018年、アフガニスタン。米軍曹長のジョン・キンリーは、現地で通訳のアーメッドを雇う。彼の部隊はタリバンの武器庫を突き止めるが大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺される。キンリーも銃弾を受け瀕死の状態となるが、アーメッドによって救出され、タリバン占領下の土地から無事妻子の元へと帰還した。だが、自分を助けたことにより、アーメッドがタリバンに追われる身となったことに愕然とするキンリーは、彼と家族を助け出すために、再びアフガニスタンへ戻るーー。ガイ・リッチー監督は、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で長編映画監督デビュー後、『スナッチ』『リボルバー』『ロックンローラ』『コードネームU.N.C.L.E.』『アラジン』『ジェントルメン』『キャッシュトラック』など、これまで主に痛快なアクション・エンターテインメントを世に送り出し、大ヒットを記録してきた。本作では、いまなお続くアフガニスタン問題と現地通訳についてのドキュメンタリーから着想を得て、これまでのフィルモグラフィーとは対照的な、リアルで緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初めて挑んだ。主人公のジョン・キンリーには、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞、『ナイトクローラー』でゴールデン・グローブ賞にそれぞれノミネートされたジェイク・ギレンホール。これまで数多の作品に出演してきた名優が、本作で初めてガイ・リッチーとタッグを組んだ。通訳のアーメッドには、リドリー・スコット監督作『エクソダス:神と王』やデンマーク映画『ある戦争』などへの出演で知られる、イラク出身のデンマーク人俳優ダール・サリム。堂々たる演技でジェイクの相棒役を見事に演じきった。そのほか、大人気シリーズ「ザ・ボーイズ」でメインキャスト“ホームランダー”役を演じているアントニー・スターや、『トレインスポッティング』の“シック・ボーイ”役で知られるジョニー・リー・ミラー、『リトル・ジョー』で第72回カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いたエミリー・ビーチャム、『ウィッチマウンテン/地図から消された山』のアレクサンダー・ルドウィグらが脇を固める。今回解禁されたメインビジュアルは、戦地を駆けるキンリー曹長と通訳者アーメッドの姿を捉えたデザイン。戦地の緊迫感と国境を越えた2人の絆がひしひしと伝わってくるビジュアルとなっている。一方、日本版の予告編は2人が放り出された広大な荒野や大迫力の戦闘シーンが繰り広げられる。瀕死のキンリーを懸命に運びながら、ひたすら山中を進み、アメリカに帰還させるアーメッド。そして、タリバンに追われているアーメッドを救うため、再びアフガンへたった1人で戻るキンリーの姿が映し出され、キンリーとアーメッドの互いの尊厳をかけた約束が本作の鍵となることが暗示されている。『コヴェナント/約束の救出』は2024年2月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月23日グローバルボーイズグループ・ENHYPENのジェイクとソンフンが12日、東京・ティファニー表参道で行われた同店のオープニングイベントに登場した。9月13日に「ティファニー表参道」がオープン。ティファニーが誇るモダンラブを体現するダイヤモンドの殿堂が誕生する。オープニングイベントに、グローバルアンバサダーのヘイリー・ビーバー、アニャ・テイラー=ジョイ、フローレンス・ピュー、日本のアンバサダーの三吉彩花をはじめ、国内外からそうそうたる著名人が参加し、ティファニーのジュエリーをまとってカーペットを歩いた。ジェイクとソンフンが登場すると、店頭でイベントを見守っていたファンは大興奮。「ジェイク」「ソンフン」などと名前を呼ぶ声が飛び交い、2人は手を振って応えていた。
2023年09月12日JVKE(ジェイク)と藤井 風のコラボ曲「golden hour (Fujii Kaze Remix)」が、本日4月21日(金) に配信リリースされた。JVKEは昨年9月にデビューアルバム『this is what ____ feels like (Vol. 1-4)』をリリースしたアメリカ出身・22歳のシンガーソングライター。そのリード曲「golden hour」はヒットを記録しており、Ruel(オーストラリア)、Jungle(ロンドン)、Shirley Setia(ニュージーランド、インド)、ILLENIUM & NURKO(アメリカ)などといった世界各国のアーティストとのコラボバージョンが生み出されている。藤井が自身以外の作品に加わるのはめったにないが、JVKEが直接藤井にラブコールを送り、お互いのクラシック音楽を通過した音楽性に共感し、今回のコラボレーションに至ったとのこと。「golden hour (Fujii Kaze Remix)」はJVKEがドラマティックに歌い上げるワンコーラス目とは対照的に、藤井の歌声はまるで静寂のなかで川のように美しく流れていく。印象的なピアノのイントロに呼応するかのようにポエティックな言葉が転がり、どこか日本の繊細さや情緒を感じる艶やかな1曲となっている。<リリース情報>JVKE「golden hour (Fujii Kaze Remix)」配信中JVKE「golden hour (Fujii Kaze Remix)」ジャケット配信リンク:
2023年04月21日ジェイク・ギレンホールが『Road House』に主演することになった。1989年の『ロードハウス/孤独の街』のリメイクで、監督はダグ・リーマン。ほかにダニエラ・メルキオールが出演する。ギレンホールが演じる主人公は元UFCファイター。フロリダの治安の良くないエリアにある酒場の用心棒として雇われた彼は、意外な事実を知っていくことになる。製作はアマゾン・スタジオ。撮影は今月、ドミニカ共和国で始まる。ギレンホールの最近作は『アンビュランス』。次回作はガイ・リッチー監督の『The Interpreter』。文=猿渡由紀
2022年08月03日オーウェン・ウィルソン主演の『Secret Headquarters』が、劇場ではなくParamount+で配信されることになった。Paramount+がまだ入っていない国では劇場で公開される。製作はジェリー・ブラッカイマー。やはりブラッカイマーがプロデュースした『トップガン マーヴェリック』は劇場公開され、全世界で大ヒットしている。『Secret Headquarters』は、ファミリー向けのSFアクション映画。ウィルソンのほかに『アダム&アダム』のウォルカー・スコーベルが出演する。監督はヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマン。アメリカ公開は8月5日の予定だった。文=猿渡由紀
2022年06月02日マイケル・ベイ監督の最新作『アンビュランス』では銀行強盗犯に扮し、悪の顔を披露しているジェイク・ギレンホール。これまで警官やボクサー、パパラッチ、謎のヒーローなどを演じ分け、作品ごとに様々な印象を与えるジェイクの魅力に迫った。アクション、サスペンス、コメディまで様々なジャンルに挑み、作品ごとで魅せる顔が違うジェイク・ギレンホール。正義感溢れる役や、狂気に満ちた人物まで演じ分けたり、情けない男の雰囲気をリアルに再現したりと、表面的ではない内側から滲み出ているような演技で観る者を惹きつけている。保守的な60年代アメリカ西部で同性愛者の葛藤を好演した『ブロークバック・マウンテン』(2005)では、アカデミー賞をはじめ名だたる映画賞にノミネート、近年では『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)で謎のヒーロー、ミステリオ役の怪演も賞賛され、ジェイクの幅広い演技力は世界的に高い評価を得た。役作りも徹底しており、崖っぷちの映像パパラッチを演じた『ナイトクローラー』(2015)で14kg減量した後、ボクサー役で主演した『サウスポー』(2016)では21kg増量。役への向き合い方も抜かりなく着実にキャリアを積み上げてきた。そんなジェイクが最新作で演じるのは、なんと銀行強盗犯だ。難病の妻の治療費に困っている弟ウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)を巻き込み、銀行から大金を強奪する計画を企てるも、現場に駆けつけた救急車を奪って逃走せざるを得ない状況に追い込まれてしまう主人公ダニーを熱演。本作でジェイクは、血の繋がらない弟を心から思う兄である一方、ときに直情的にもなる犯罪者の人間性を見事に表現した。ジェイクは当初、「脚本を読んだとき、『この状況下で、本当にこの関係性となるのだろうか?』、『感情移入できるだろうか?』と自問した」と逃亡する救急車の中で様々な危険を犯す主人公ダニーに共感できるのか不安があったというが、「ダニーは面白い登場人物のようで、とても好きになった。観客が誰か登場人物に感情移入しながらも、少し怖がるような人物設定を辿るのも好きだった」と次第に役への理解を深めていき、犯罪に手を染めるダニーに挑んだことをふり返っている。また、撮影中の役づくりについては「マイケルとの会話を通して、本物の兄弟のような関係性を築きたいと思った。兄弟のように、乱雑さの中でぶつかり合いながらも愛があるような関係性だ」とマイケル・ベイ監督との会話の中で血の繋がらない兄弟関係を体現するイメージを固めたと明かしている。『アンビュランス』は3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンビュランス 2022年3月25日より全国にて公開© 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年03月13日2月19日に18歳の誕生日を迎えた「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のミリー・ボビー・ブラウン(イレブン/エル役)が、インスタグラムを更新。恋人のジェイク・ボンジョヴィとの2ショットを披露し、「ヘイ、ケン」と呼びかけるキャプションを添えた。ミリーはブロンドのロングヘアのウィッグ&大人っぽいメイク、ジェイクは明るいブロンドヘアで、「バービー&ケン」を意識しているのが明らかだ。ジェイクもインスタに同じ写真を載せ、「誕生日おめでとう、バービー。ily(I Love Youの略)」とミリーを祝福。ミリーの投稿には「ストレンジャー・シングス」の共演者のノア・シュナップ(ウィル・バイヤーズ役)、マシュー・モディーン(マーティン・ブレナー博士役)や、同ドラマのシーズン4に加わるジェイミー・キャンベル・バウワーらセレブから多数の祝福メッセージが寄せられている。ジェイクも「本当にきみはかわいい」とコメント欄に書き込み、ミリーのファンを沸かせた。ミリーが11歳のころから出演している、ファン待望の「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4は2部作配信となり、Vol.1が5月27日、Vol.2が7月1日から開始。(Hiromi Kaku)
2022年02月21日Disney+のマーベルドラマ「ロキ」シーズン1でTVAの分析官メビウスを演じたオーウェン・ウィルソンが、シーズン2にも出演するという。オーウェン本人が「WIRED」のインタビュー動画で認めた。Googleで「Is Owen Wilson」(オーウェン・ウィルソンは)で始まる、頻繁に検索されている事柄についてひとつひとつ丁寧に答えていったオーウェン。「オーウェン・ウィルソンは『ロキ』に戻ってくる?」という質問に「イエス。『ロキ』に戻ってきますよ。まもなく撮影が開始になると思います」と語った。続けて「『ロキ』(シーズン1)の製作では素晴らしい時間を過ごしました。トム・ヒドルストン、撮影に関わったみんなと過ごせて楽しかったです」と振り返った。「ロキ」シーズン2に帰ってくるキャストは、主役のトム・ヒドルストン、オーウェンのほか、ラヴォーナ・レンスレイヤーを演じるググ・バサ=ローも決定している。ググは今月2日(現地時間)に放送された情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」で、「レンスレイヤーをひたすら愛しています。彼女についてもっと知ることができるのはとても楽しみですし、視聴者のみなさんが、次のシーズンに期待してくれているのもすごくうれしいです!」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2022年02月15日『ノッティングヒルの恋人』『ラブ・アクチュアリー』のユニバーサル・ピクチャーズが、ジェニファー・ロペス×オーウェン・ウィルソンで贈る『マリー・ミー』。この度、2人が演じるスーパースターと平凡な数学教師の恋が突然のプロポーズから始まる日本版予告編とポスタービジュアルが解禁となった。俳優、歌手、ファッションデザイナー、プロデューサーなどいくつもの顔を持つ世界的セレブリティ、ジェニファー・ロペスがプロデュース&主演を務める本作は、世界的トップスターと平凡な教師の恋をポップな音楽とダンスで彩り、「いいね!」や「フォロワー数」が価値を決める世界で“リアルなもの”を探し求める2人を描いた王道のロマンティック・ラブストーリー。完成した予告編では、カット(ジェニファー・ロペス)とバスティアン(マルーマ)、誰もが羨むトップスター同士が新曲「Marry Me」のパフォーマンスとともに挙式をLIVE配信する…かと思いきや、本番数秒前というタイミングでSNS上にバスティアンの浮気映像が流出。失意のまま登壇したカットは、たまたま友人に連れられ客席で見ていた平凡な数学教師チャーリー(オーウェン・ウィルソン)をステージの上から指名。突如プロポーズしたことで事態は急展開をみせる!全世界が見守る中、傷心のトップスターと離婚経験ありの数学教師、交わるはずのなかった2人の衝撃的な出会いから始まった新しい恋の行方は!?ジェニファーとマルーマのオリジナル新曲「Marry Me」は音楽性と多幸感に満ち、一度聞いたら耳を離れないメロディが印象的。またジェニファーの圧巻のパフォーマンスも贅沢に映し出されている。合わせて解禁されたポスタービジュアルでは、カットがチャーリーにプロポーズする瞬間と、そこにバスティアンが加わり三角関係をも予感させるデザインで、この驚きのラブストーリーの行く手にどんな展開が待ち受けるのかも要注目。ジェニファーはこの作品について「主人公のカットはスーパースターであると同時に、孤独を感じ、愛を必要とする一般人でもあります。世界を旅するジプシーではなく、自分の家があるように感じたいのです」と語っている。『マリー・ミー』は4月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マリー・ミー 2022年4月22日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2022年02月14日ジェイク・ギレンホールがガイ・リッチーの次回作に主演することになった。タイトルは『The Interpreter』。アクションスリラーで、ギレンホール演じる主人公は米軍兵キンリー。アフガニスタンで地元の通訳と一緒に行動をしていたキンリーは、襲撃に遭って怪我をする。通訳の男性は、自分の身を危険に晒してまでキンリーを救ってくれたが、その恩人をアメリカが受け入れてくれないと知ると、キンリーは彼を守るために再び戦地へと向かう。ギレンホール以外のキャスティングは不明。撮影は今月下旬、スペインでスタートの予定。文=猿渡由紀
2022年01月14日世界中で高い評価を得たデンマーク映画をリメイクした、ジェイク・ギレンホール主演のNetflix映画『THE GUILTY/ギルティ』が10月1日(金)の全世界独占配信に先駆けて、9月24日(金)より一部劇場にて公開することが決定した。本作は、 サンダンス映画祭で観客賞を受賞し、映画批評サイトRotten Tomatoesで初登場100%を獲得したデンマーク映画『THE GUILTY/ギルティ』のリメイク版。主演は『ブロークバック・マウンテン』『ナイトクローラー』などジェイク・ギレンホールがつとめ、自身も製作に加わる。監督は、『トレー二ング デイ』『イコライザー』シリーズや『マグニフィセント・セブン』などのアントワーン・フークア。ほかに『ビフォア』シリーズなどのイーサン・ホーク、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのライリー・キーオ、『ワイルドライフ』などのポール・ダノら実力派俳優陣が多数参加し、圧巻の演技と緊迫のストーリー展開に息をのむサスペンスとなっている。ギレンホール演じるジョーにかかって来た一本の緊急電話。その口ぶりから電話主の女性が何者かに拉致された可能性を疑うものの、発生した山火事により出動を断られてしまう。ジョーは電話から聞こえてくる「声と音」だけで、彼女を助けようとするが…。予告編では、鳴り響く電話のコールが緊張感を煽り、その後の予想だにしない展開を期待させる。併せて到着したポスタービジュアルは、ギレンホールの顔にぎっしりと文字が浮かび上がり、真っすぐにこちらを向いている1枚。重くダークな印象となっており、「LISTEN」「CAREFULLY」の目立つ文字が、危険と謎に包まれた本編を予想させる。『THE GUILTY/ギルティ』は9月24日(金)より一部劇場にて公開。10月1日(金)よりNetflixにて全世界独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月17日オスカーノミネート俳優ティム・ロスとクライヴ・オーウェンが競演した極上の音楽ミステリー『The Song of Names(原題)』が、12月3日(金)より全国公開されることが決定した。1938年、ロンドンに住む9歳のマーティンの家にやってきたポーランド系ユダヤ人のドヴィドル。類まれなヴァイオリンの才能を持つ彼は同い年のマーティンと兄弟のように育つが、21歳で迎えたデビューコンサートの日に姿を消してしまう。それから35年。コンサートの審査員をしていたマーティンは、ある青年のヴァイオリンの音色にドヴィドルを思い出す。なぜ彼は姿を消したのか?ドヴィドルを探す旅に出たマーティンは、ロンドン、ワルシャワ、ニューヨークを巡り、その真相を解き明かしていく――。主人公マーティンを演じるのは『ロブ・ロイ ロマンに生きた男』でアカデミー賞・助演男優賞にノミネートされ、『海の上のピアニスト』で演じた主人公ナインティーン・ハンドレッドの印象も根強い、実力派俳優ティム・ロス。また、『クローサー』でゴールデングローブ賞・助演男優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされたクライヴ・オーウェンが、56歳になったドヴィドルを演じており、名実ともに映画界を代表するふたりのオスカーノミネート俳優による演技対決にも注目だ。監督は『レッド・バイオリン』、『シルク』、『ボーイ・ソプラノただひとつの歌声』など音楽映画の名手フランソワ・ジラール。音楽は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手掛けたハワード・ショアが担当しており、激動の時代に兄弟のように育ったふたりが辿る旅路をブルッフ、バッハ、ベートーヴェン、パガニーニなどクラシックの名曲が彩っている。また、21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェンが本作のヴァイオリン演奏を担当。その旋律は、極上のミステリーにふさわしい、深く温かな余韻へ誘うものなっている。『The Song of Names(原題)』は12月3日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月15日イタリア・ヴェネチアに滞在中のジェイク・ギレンホールが、“ある人”との2ショットをインスタグラムで公開し、話題になっている。「ヴェネチアで、偶然古い友人に出会った」とだけキャプションをつけた写真には、アップのジェイクと、遠くに見える橋の上に立っているミステリオが写っている。ミステリオとは、ジェイクが2019年に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で演じたキャラクター。ジェイクはミステリオのコスプレイヤーを遠目に発見し、近づいて直接会ったのか、2枚目の写真にはミステリオのコスプレイヤーだけが写っている。コスプレイヤーはヤーコポ・ルドヴィコさんというイタリア人の男性で、「写真をシェアしてくれてありがとうございます。私がその写真に写っているコスプレイヤーです」とジェイクの投稿にコメント。普段はトリノを拠点にコスプレ活動をしているというヤーコポさんは、「ミステリオのコスプレをしてヴェネチアに行くなんてそうあることじゃないのに、ジェイク・ギレンホールにまで会えてしまった。さらに、彼がぼくの写真を投稿してくれるなんて、本当にめったに起きることじゃない」と自身のインスタにも興奮した様子をつづっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2021年09月03日『サウスポー』のジェイク・ギレンホール&アントワーン・フークア監督が、6年ぶりに『The Guilty』(原題)で再タッグを組んだ。今作は、第91回アカデミー賞外国語映画賞(現・国際長編映画賞)のショートリスト入りを果たしたデンマーク・スリラー『THE GUILTY/ギルティ』のリメイク作品。オリジナル版を監督したグスタフ・モーラーが、製作総指揮として参加している。キャストはジェイクのほか、イーサン・ホーク、ピーター・サースガード、ライリー・キーオらが出演。来月、トロント国際映画祭にて世界初上映され、10月1日にNetflixで配信開始となる。このたび、Netflixから公式ティザー動画が公開された。動画はジェイク演じる911の通信指令係ジョーと、何者かに拉致されて車のトランクに閉じ込められているという女性の会話が収められている。画面には2人の会話が文字となって表れるだけで、人の姿は一切映らない。途中、女性を拉致したと思われる男性の声も聞こえてくる。女性によれば、男性は彼女が警察に通報しているとは知らないという。そして通話は突然切れ、ジョーは動揺するのだった…。動画のコメント欄には「たいていのリメイク版はオリジナル版を超えられないものだけれど、主演がジェイクなのと製作陣を見ると期待できそう!」「ジェイクの映画は間違いなし」「ジェイクの声って本当に最高」「ジェイクが出演しているものは何でも観る」と、ジェイクへの期待の声が多数寄せられている。6年ぶりに再タッグを組む、アントワーン・フークア監督&ジェイク・ギレンホール(Hiromi Kaku)■関連作品:THE GUILTY/ギルティ 2019年2月22日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S
2021年08月30日ジェイク・ギレンホールが『Oblivion Song』に主演することになった。プロデューサーも兼任する。原作は、ロバート・カークマンとロレンツォ・デ・フェルチによるグラフィックノベル。破壊された街にまだ取り残されている大勢の人々を救うべく、毎日出かけていく男性の物語だ。監督、ほかのキャストなどは決まっていない。ギレンホールは、現在アメリカで公開中のマーク・ウォルバーグ主演作『Joe Bell』でエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。次回主演作は10月にNetflixが配信する『The Guilty』。2018年の同名のデンマーク映画のハリウッドリメイクで、監督はアントワン・フークア。文=猿渡由紀
2021年08月25日オーウェン・ウィルソンが『Secret Headquarters』に主演することになった。家族向けのコメディ映画で、プロデューサーはジェリー・ブラッカイマー。『プロジェクト・パワー』のコンビ、ヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンが監督する。自宅の下に世界で最もパワフルなスーパーヒーローの本拠地があると知った子供が、友達と一緒に悪からそれを守ろうとする話らしい。ウィルソンの役柄は不明。製作、配給はパラマウント。ウィルソンの次回出演作は、ディズニープラスで6月に配信スタートする『ロキ』。文=猿渡由紀
2021年05月07日エイミー・アダムスとジェイク・ギレンホールが『Finding the Mother Tree』を共同プロデュースすることになった。アダムスは主演も兼任する。原作は、本日アメリカで出版された生態学者スザンヌ・シマードの回顧録。森について長年研究してきたシマードは、木々はお互いにコミュニケーションを取っていることを発見した人。この回顧録の映画化権には多くが興味を示したが、アダムスのプロダクション会社ボンド・グループ・エンタテインメントとギレンホールのプロダクション会社ナイン・ストーリーズが共同で勝ち取った。アダムスが主演する次回公開作は、14日にNetflixで配信開始となる『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』。ギレンホールの次回主演作は、デンマーク映画『THE GUILTY/ギルティ』のハリウッドリメイク版。こちらもNetflixで配信される。文=猿渡由紀
2021年05月06日ジェイク・ギレンホールが『Snow Blind』に主演することになった。プロデューサーも兼任する。監督は『The Guilty/ギルティ』のグスタフ・モーラー。アラスカの小さな街を舞台に、高校生が何気なく父の写真をソーシャルメディアにことで始まるパニックを描くスリラー。家族は証人保護プログラムのもとで守られていたのだが、居場所がわかってしまったことで、復讐の恐怖に悩まされることになる。映画はApple TV +が世界配信する。ギレンホールの最近作は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。ギレンホールは『The Guilty/ギルティ』のハリウッドリメイク権を早々と取得しており、こちらのプロデュースも進めている。文=猿渡由紀
2020年07月13日オーウェン・ウィルソン、ピアース・ブロスナンらが出演し、クーデターに巻き込まれた外国人家族の壮絶な逃走劇を描いた『クーデター』が、6月18日(木)のテレビ東京「午後のロードショー」枠で放送される。東南アジアのとある国に、支援事業のため妻と娘2人と共に赴任したジャック。しかし、その翌朝突如として「外国人を殺す。捕虜はとらない。皆殺しだ」と怒号が響き渡り、政府と外国人をターゲットにしたクーデターが勃発。暴徒と警官隊との激しい衝突のなか、暴徒による容赦なき殺戮が開始され、外国人が次々と殺されていく。命からがら滞在先のホテルに逃げ帰るも、そのホテルが襲撃され、ジャックは家族と共にホテルから脱出を図ろうとする。家族を必死で守りながら逃走を続ける途中に出会ったイギリス人のハモンドに助けられたジャックらだが、逃げ込んだ場所が次々と暴徒に襲われる。政府も軍隊も壊滅していくなか、果たして家族を守り抜き、国境までたどり着くことはできるのか…!?本作は海外で突如発生したクーデターにより命を狙われてしまう家族を描く究極のサバイバル・スリラー。『ミート・ザ・ペアレンツ』『ズーランダー』シリーズや『カーズ』シリーズの声優などで知られるオーウェン・ウィルソンが家族を守るために奔走する主人公・ジャックを演じ、ジャックの一家を救うキーマンとなるハモンドには『007 ゴールデンアイ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』までジェームズ・ボンド役を演じ、『マンマ・ミーア!』『ゴーストライター』に出演したピアース・ブロスナン。また『シックス・センス』や『アフター・アース』のM・ナイト・シャマラン監督が原案の『デビル』が話題となったジョン・エリック・ドゥードル監督がメガホンを取り、緊迫感溢れる映像を作り上げた。午後のロードショー『クーデター』は6月18日(木)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月18日「Disney+」が制作中で、トム・ヒドルストンが主演のロキ単独ドラマ「Loki」(原題)に、オーウェン・ウィルソンが出演するという。「Variety」誌などが報じた。役柄について詳細は明らかになっていないが、「主要なキャラクター」を演じることになるようだ。「Disney+」とマーベル・スタジオからのコメントはない。現在までに「Loki」について分かっているのは、シーズン1は6エピソードで構成され、1エピソードあたりが1時間であること。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、2012年のロキがスペース・ストーンを持ち去った後の世界が描かれることも明らかになっている。また、『イエスタデイ』のソフィア・ディ・マルティーノの出演も決定。全てのエピソードを「セックス・エデュケーション」のケイト・ヘロンが監督する。約1週間前、トムがロキの準備を行っている動画をインスタグラムに投稿。ワイヤーに吊り上げられ、ジャンプして着地するというもので、動画を見る限り着地には失敗しているが「準備はうまくいっている」とつづっている。「Loki」の配信開始は2021年春を予定している。(Hiromi Kaku)
2020年02月03日激しさも脆さも、頑固なほどの情熱も、ドン引きするほどの狂気も意のままに演じ切り、カメレオン俳優と呼ばれて久しいジェイク・ギレンホール。なんと今年は、大ヒット中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に加え、特集上映やNetflix配信映画を含めると、5本もの作品でまるで違ったジェイクに出会えるのだ。2019年が“ジェイク祭り”に至るまでを追った。芸能一家のサラブレッドがカメレオン俳優へ1980年、米カリフォルニアに生まれたジェイク。父は映画監督のスティーヴン・ギレンホール、母はプロデューサーで脚本家のナオミ・フォナー。姉のマギー・ギレンホールもアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる実力派女優としてお馴染み。日本では「ギレンホール」で定着しているが、本国での発音に沿えば「ジレンホール」だ。11歳のとき、大ヒットコメディ『シティ・スリッカーズ』でビリー・クリスタルの息子役を演じて映画デビュー。父親が監督する映画に参加しつつ、『遠い空の向こうに』(’99)で映画初主演をつとめ上げ、幻覚に悩まされる高校生の主人公を演じたカルト・ムービー『ドニー・ダーコ』(’01)ではインディペンデント・スピリット・アワード主演男優賞にノミネートされるなど、次世代俳優として注目を集める。名門コロンビア大学を中退し、俳優業を本格化させてからは『ムーンライト・マイル』(’02)、『デイ・アフター・トゥモロー』(’04)などを経て、あの『ブロークバック・マウンテン』(’05)でアカデミー賞をはじめ名だたる映画賞にノミネートされ、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞、共演したヒース・レジャーと共に世界的にも評価されることに。同作でヒースと妻役だったミシェル・ウィリアムズが交際し、後に女の子が生まれたが、ヒースの死後、ジェイクはその子の後見人となっている。ディズニーの『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(’10)では実写『アラジン』並のアドベンチャーアクションで魅力をふりまき、鬼才ダンカン・ジョーンズのもと何度も同じ8分間を繰り返す『ミッション:8ミニッツ』(’11)、ヒュー・ジャックマンと共演した『プリズナーズ』(’13、珍しく狂人ではない)、“一人二役”を演じた『複製された男』(’13)、地球外の知的生命体との接触を果たしたSF『ライフ』(’17)などに多数出演。この多彩でジャンルを問わない作品選びは、彼の大きな魅力だ。主役を張ったり、脇役として強烈なインパクトを残したり、メジャースタジオ作品の超大作からインディペンデント映画まで、日和ることのないカメレオン俳優ジェイクの活躍は縦横無尽。いまや名だたる監督からオファーの絶えない実力派俳優のひとりとなっている。バラエティ番組でホイットニー・ヒューストン「Greatest Love of All」を歌い上げる!目のくぼんだパパラッチから逞しいボクサーまで肉体改造も幾多の出演作の中でもファンの度肝を抜いたのが、崖っぷちの映像パパラッチを演じた2014年の『ナイトクローラー』だろう。自らプロデューサーもつとめた本作では、野心だけはあるが、貧しく学もない男で、事故や事件などショッキングなスクープ映像をどこよりも早くTV局に売りつける映像パパラッチの仕事についたルイスを演じるために14kgも減量。痩せこけ、あの美しいブルーアイズの目元がくぼんだまま怪演を披露し、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞などにノミネートされた。一転、愛する妻(レイチェル・マクアダムス)を亡くしたボクサー役を演じた『サウスポー』(’15)では、6か月間に及ぶ徹底的な肉体改造で21kg増量して鍛え上げられた肉体美を披露。かと思えば、トム・フォード監督のサスペンス『ノクターナル・アニマルズ』(’16)や狂気の“ムツゴロウ”さんのようなNetflix映画『オクジャ/Okja』(’17)など、一度観たら忘れられない徹底した役作りによるカメレオンぶりでその地位を確立してきた。『ゾディアック』(2007)MCU俳優と共演していたジェイクデヴィッド・フィンチャー監督の傑作『ゾディアック』では、アイアンマンことロバート・ダウニー・Jr.やハルクことマーク・ラファロと共演。新聞社に暗号を送りつける連続殺人犯ゾディアックに迫っていく敏腕記者をロバート、刑事をマークが演じ、ジェイクは新聞社の風刺漫画家ロバート・グレイスミスを演じた。容疑者が何人も挙がりながら逮捕には結びつかず、記者は半生をふいにし、刑事もさじを投げる中、“ゾディアックとは誰か”という強迫観念にも似た思いで犯人探しにとらわれていく役どころは、いかにもジェイクらしい。『ラブ&ドラッグ』(2010)チャラいモテ男のジェイクチャラくてセクシーな“人たらし”のジェイクを堪能したいなら、こちら。『ブロークバック・マウンテン』で夫婦役を演じたアン・ハサウェイが若年性パーキンソン病を患うヒロインに。2人は情熱的な恋に落ちるも、彼女は彼を突き放していく…。人気の2人の大胆な脱ぎっぷりでR15指定。ロマコメを超えて描かれる米・医薬品業界の実情にも注目。医者一家の中で“浮いた存在”だった男が、あの“バイアグラ”のトップセールスマンになるまでを描いた手記が原作で、『ラスト サムライ』エドワード・ズウィック監督の意欲作。『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)まるで警官そのものなジェイクL.A.の重犯罪多発地区、サウス・セントラルを担当する白人巡査テイラーを演じたジェイク。撮影前から実際の警官たちに同行し、実地訓練を受けただけあってリアリティが半端ない。相棒のメキシコ系巡査を演じたマイケル・ペーニャとの遠慮のない掛け合いや恋人(アナ・ケンドリック)との日常には思わず頬が緩むが、やがてメキシコ系麻薬カルテルから恨みを買ってしまい、運命が変わる。テイラーが胸に付けた小型カメラで撮影している設定のため、犯罪現場の臨場感が増し増し。『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアーが監督、ジェイクは初めて製作総指揮をつとめた。『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2015)悲しむことのできないジェイク突然、妻を亡くしたエリート銀行員デイヴィスが、心の奥に沈んだ頑なな悲しみと向き合えず、その悲しみを破壊行動でぶち壊していく物語。妻を亡くした病院の自動販売機から商品が出てこなかったことで出会った女性(ナオミ・ワッツ)、そして彼の息子クリス(ジュダ・ルイス)との関わりだけが彼の癒やしとなる。ハードロックに身を任せて、道路のど真ん中で踊りまくるジェイク、ノリノリで“家”を破壊しまくるジェイク。実はジェイク自身、17歳のときに解体工事現場で働いていたことがあるそうで、その経験を遺憾なく(!?)発揮。自分こそいまにも壊れそうなのに、少しずつ立ち直っていく姿は、ジェイクが演じるからこそ、より親身に映る。監督は『ダラス・バイヤーズクラブ』ジャン=マルク・ヴァレ。『オクジャ/Okja』(2017)メーターがふり切れたジェイク今年のカンヌでパルムドール受賞のポン・ジュノ監督とNetflix、ブラッド・ピットのプランBが組んだアドベンチャーアクション。Netflixオリジナル映画論争の引き金となった。ティルダ・スウィントンらの巨大企業に奪われたスーパーピッグ・オクジャを救うべく繰り広げられる少女の追跡劇に、ポール・ダノやリリー・コリンズらの過激な動物愛護団体が絡んでいく。そして、オクジャに関わるウィルコックス博士を胡散くさいヒゲと短パン姿で怪演したのがジェイク。普段の声より、わざと1~2オクターブほど声を高く出す役作りで、狂気メーターがふり切れているほうのジェイク。『ワイルドライフ』(2018)親友のためにひと肌脱いだジェイク俳優ポール・ダノの初監督作品で、脚本を1990年に発売された同名小説を基に女優ゾーイ・カザンと共同執筆。60年代のモンタナ、仕事が長続きせず、各地を転々としてきた一家の父ジェリーが、命の危険が伴う山火事の消火隊として働くように。そのことで結婚生活が破綻していく様子を、16歳の息子の目線から描いた。キャリー・マリガンが孤独と寂しさから変わっていく妻役を好演し、ジェイクもまた、思うようにはならない人生で葛藤を抱えた男性を繊細に演じる。この2人が見つめ合うビジュアルの意味が胸打つ。『ゴールデン・リバー』(2018)借りを返すジェイクヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞するなど高評価を受けた、フランスのジャック・オーディアール監督初の英語作品となる西部劇。ゴールドラッシュに沸く西海岸を舞台に、4人の夢追う男たちが無様ともいえる人間ドラマを見せる。ジェイクが演じるのは、ジョン・C・ライリー&ホアキン・フェニックスのシスターズ兄弟の連絡係だったが、金を容易に発見できる方法を見出した化学者ウォームにくら替えしたモリス役。ウォームを演じるのは『ナイトクローラー』でジェイクに散々こき使われた挙げ句、“犠牲”になった助手役のリズ・アーメッドで、今回は厚い友情で結ばれる。『ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー』(2019)アート界に君臨するジェイク『ナイトクローラー』のダン・ギルロイ監督やレネ・ルッソと再タッグを組んだ、アート界を舞台にしたミステリーホラー。ジェイクが演じるのは、セレブを相手にしたり顔で(?)アート談義を繰り出し、時に作品を褒めちぎり、時には徹底的にけなす批評家。バイセクシャルの眼鏡男子で、また新たなジェイクの顔を知ることができる!トニ・コレットやジョン・マルコヴィッチに、「ストレンジャー・シングス」のナタリア・ダイアー、ブロードウェイの最新舞台の共演者トム・スターリッジなど、キャストは華やかだが、スタイリッシュなB級ホラーテイスト。『世界にひとつのロマンティック』(2015)ある意味、貴重なジェイク「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」でようやく日本上陸した、はちゃめちゃなロマコメ。撮影自体は2008年だが、製作のゴタゴタが続き、2015年になって全米公開。『世界にひとつのプレイブック』デヴィッド・O・ラッセル監督が別名義でクレジットされている。アクシデントで頭に釘がささったままになった女性(ジェシカ・ビール)が別人のような性格になり、衝動的な行動に出てジェイク演じる新人議員と恋に落ちる。早くも鑑賞者からは、いい加減な日和見政治家を演じる約11年前の若ジェイクと突然あらわになる肉体美にときめく声が上がっているが、意外にも(?)作品のメッセージはマイケル・ムーア味。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)ハマリ役のジェイク『マイ・ブラザー』(’09)で兄弟役を演じ、“似ている”と言われたトビー・マグワイアが『スパイダーマン2』で降板しそうになったとき、代役をつとめる可能性もあったジェイク。運命的な巡り合わせともいおうか、新たにトム・ホランドがスパイダーマンを演じている本シリーズ最新作では、別次元の地球から来た謎のヒーロー、ミステリオ/クエンティン・ベックを演じており、待望のMCU入りとともに、彼にしかできないハマリ役と話題騒然。スパイダーマンの師アイアンマンことロバート・ダウニー・Jr .とは父親が映画監督、子役出身という共通点もあり、共演経験もある。そういったことが頭を駆け巡る今作のあるシーンでは、ピーター以上に、妙に納得してしまったファンも多いはずだ。“プロデューサー”ジェイクの作品選びにも注目これまでも『ナイトクローラー』で製作、ロス市警の警官を演じた『エンド・オブ・ウォッチ』で製作総指揮を担当し、主演してきたジェイク。そんな彼が立ち上げた映画製作会社「ナイン・ストーリーズ」の記念すべき第1作目は『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』(’17)だった。ボストンマラソン爆弾テロ事件に巻き込まれ両脚を失ったジェフ・ボーマンの実話に魅了されたという本作では、「ボストン ストロング」(ボストンよ、強くあれ)という復興の象徴、いわばヒーローとして担ぎ上げられるも、心身ともに傷つき、現実と折り合いをつけていくことがなかなかできない青年を熱演した。また、現在公開中の『ワイルドライフ』(上記)は、『プリズナーズ』『オクジャ/Okja』でも共演し、信頼関係のあるポール・ダノの満を持しての初監督作をプロデュース。今後はトム・ホランド、セバスチャン・スタン、ビル・スカルスガルドら超豪華俳優陣が連なる『The Devil All the Time』(原題)ほか、『メリー・ポピンズ リターンズ』のエミリー・モーティマー主演、新進気鋭ナタリー・エリカ・ジョーンズ監督『Relic』、オークワフィナやミラ・クニスら出演『Breaking News In Yuba County』、さらにバイオテロが起こったN.Y.を舞台にするジェシカ・チャステイン共演・共同製作のNetflix作品『The Division』(いずれも原題)など、名だたる女性たちによる映画への支援を惜しまない点にも注目していてほしい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定ワイルドライフ 2019年7月5日よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2018 WILDLIFE 2016,LLC.ゴールデン・リバー 2019年7月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定Ⓒ 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. AllRights Reserved.
2019年07月29日ジェシカ・ビールとジェイク・ギレンホールが共演し、『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセル監督が贈る、ちょっと変わったラブストーリー『世界にひとつのロマンティック』が公開決定。この度、予告編とポスタービジュアル、場面写真が解禁となった。トリッキーな彼女と計算高い彼氏。お互いをふり回してばかり。なのに、離れられない。恋に悩んだことのあるすべての人に贈る、とっておきのビタミン・ムービー。問題あるふたりの恋の行方は?主演は、『バレンタインデー』『ニューイヤーズ・イブ』などのラブストーリーやNetflix「The Sinner-記憶を埋める女-」で活躍するジェシカ・ビールと、『ブロークバック・マウンテン』でオスカーにノミネートされ、今年は『スパイダーマン』最新作や『ゴールデン・リバー』『ワイルドライフ』と公開作目白押しのジェイク・ギレンホールのふたり。監督は、『世界にひとつのプレイブック』で世界中の映画賞を席捲したデヴィッド・O・ラッセルがつとめている。あらすじプロポーズ中に起こった事故でアリスの脳に釘が入ってしまった!手術の失敗で、超エキセントリックな性格になってしまったアリス(ジェシカ・ビール)は全てを失う…。そんなある日、若手政治家ハワード(ジェイク・ギレンホール)が弱者を救う活動をしているのを知ったアリスは、彼のオフィスを訪れる。出逢った直後、衝動的に愛し合ってしまった2人。これって新しい恋のはじまり?しかし、アリスの話題性に目を付けたハワードは、彼女を政治活動に利用することを思いつきーー。『世界にひとつのロマンティック』は7月13日(土)より東京・シネマカリテにて開催される特集上映「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月07日キャリー・マリガンとジェイク・ギレンホールが夫婦役で共演し、慎ましくも幸せな家族が崩壊していく姿を息子の心情を通して描いた、個性派俳優ポール・ダノの初監督作品『ワイルドライフ』(『WILDLIFE』原題)の日本公開が決定した。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『プリズナーズ』『スイス・アーミー・マン』などに出演するポール・ダノ。「いつの日か映画を作る時は、きっと、家族についての映画を作るだろうと思っていた」という彼が満を持して監督デビューした本作は、ピューリッァー賞作家リチャード・フォードが1990年に発表した「WILDLIFE」の映画化。物語の舞台は1960年代、カナダとの国境にほど近いモンタナ州の田舎町。14歳のジョーは、ゴルフ場で働く父ジェリーと家庭を守る母ジャネットのひとり息子。新天地での生活がようやく軌道に乗ったのもつかの間、ジェリーが職場から解雇され、山火事を食い止める出稼ぎ仕事に旅立っていく。残されたジャネットとジョーは働くことを余儀なくされ、やがてジョーは、優しかった母が不安と孤独にさいなまれ、生きるためにもがく姿を目の当たりにすることになる――というストーリー。長回し撮影を多用し、幸せだった家族が壊れ、バラバラになっていく姿をジョーの目線から静かに深く映し出していく本作は、ダノ監督は『ルビー・スパークス』で共演したパートナー、ゾーイ・カザンと共同で脚本・製作も担当。サンダンス映画祭やカンヌ映画祭で絶賛を浴びた。そんな普遍的な家族の物語で、互いに愛し合いながら、なす術もなく壊れてゆく夫婦を演じるのは、『17歳の肖像』『ドライヴ』『未来を花束にして』のキャリー・マリガンと、『ノクターナル・アニマルズ』『ナイトクローラー』に出演、『プリズナーズ』ではダノ監督と共演しているジェイク・ギレンホールが演じる。そして、2人の息子で主人公のジョー役には、8歳で故郷オーストラリアのCMでキャリアをスタートさせ、M・ナイト・シャマラン監督作『ヴィジット』でも主人公を熱演したエド・オクセンボールドが抜擢。劇中ではジョーの哀しみと動揺を、もの言わぬ演技で表現している。本作は普遍的な家族の物語であり、ダノ監督自身の心情が投影されたジョーの成長物語でもある。監督の繊細さと優しさが詰まった本作の公開をぜひ楽しみにしていてほしい。『ワイルドライフ』は7月5日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年03月15日来年2月に日本でも公開が決定しているデンマーク発の新感覚サスペンス『THE GUILTY/ギルティ』が、ジェイク・ギレンホール主演でハリウッドリメイクされることが決定した。犯人は、音の中に、潜んでいる――。本作は緊急指令室のオペレーターを主人公に、「電話からの声と音だけで、誘拐事件を解決する」という異色のサスペンスドラマ。シンプルな設定ながらも、予測不可能な展開で観る者を圧倒させ、第34回サンダンス映画祭では『search/サーチ』(NEXT部門)と並び、観客賞(ワールド・シネマ・ドラマ部門)を受賞。その後も世界中の映画祭で観客賞を総なめにした。そんな注目作が、今回ジェイク・ギレンホールの製作会社ナイン・ストーリーズと、ボールド・フィルムズ(『ナイトクローラー』『セッション』など製作)がリメイク権を獲得し、ハリウッドリメイクが決定。電話からの音だけの誘拐事件に挑む主人公を演じるのは、『デイ・アフター・トゥモロー』『ナイトクローラー』『ノクターナル・アニマルズ』などに出演する個性派俳優のジェイク。今回のリメイク決定に関して彼は、「サンダンスで『THE GUILTY/ギルティ』を見て圧倒された。モーラーの映画は、緊張感を巧みに登場人物の鋭い性格描写に織り交ぜている。まさにナイン・ストーリーズが求めていた素材そのものだ。ボールド・フィルムズとともにアメリカの観客に届けられることを誇りに思う」とコメントも寄せている。また、オリジナル版のグスタフ・モーラー監督とプロデューサーのリナ・フリントが、エグゼクティブ・プロデューサーとして関わることも決定している。『THE GUILTY/ギルティ』は2019年2月22日(金)より新宿武蔵野館/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:THE GUILTY/ギルティ 2019年2月22日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S
2018年12月12日ボストンマラソン爆弾テロ事件で“ボストンのヒーロー”と呼ばれた男の真実の物語を、ジェイク・ギレンホール主演・プロデュースで描いた『ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』。このたび、映画の見どころを集めたダイジェスト映像に、主演のジェイクのインタビューを交えた特別映像が公開された。本作は、2013年4月15日に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の被害にあった、ジェフ・ボーマンの実話を映画化。テロに巻き込まれ、両足を失ったボーマンは「ボストンストロング」というテーマのもとボストン復興の象徴として脚光を浴びるが、彼自身が耐えられない傷やプレッシャーに直面していく“フツウの男”の実話。■メディアには決して取り上げられない“ヒーロー”の陰の部分このたび公開されたダイジェスト映像「見どころ早わかり!『ボストン ストロング』ダイジェスト」では、ジェイクのインタビューを交えながら、ダメ男がテロで両脚を失う悲劇に見舞われ苦しみながらも、いかにして多くの人々に勇気を与えるヒーロー=“ボストン ストロング”になっていったのかを詳しく知ることができる。自らの証言でテロの犯人が特定されたことから一躍、時の人となり、ヒーローに祭り上げられたボーマン。その反面、傷の痛みや周囲の過剰な期待、爆発テロ事件当日のトラウマに、1人もがき苦しみ、生きる意味を次第に見失っていく姿や、その苦しみを唯一理解し支えてくれていた恋人エリン(タチアナ・マスラニー)にさえも、きつく当たり散らす姿など、彼の陰の部分が浮き彫りになっていく。その様子は、決してメディアには取り上げられない姿であり、リアルを追求した本作ならではの大きな見どころだ。だからこそ、多くの傷ついた人たちに勇気を与えていたのは自分だったことを聞かされたとき、どれほど多くの人に自分が支えられているか気づいたとき、普通の男が生きる意味や本当の強さ、勇気の正体を見つけ、真のヒーローへと変身していく姿に心打たれる。ジェイクの「これはテロの映画じゃない。もっと大切なことを伝えているんだ」という言葉は、本作を観た後にいっそう心に響いてくるはずだ。『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』は5月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月03日