ティアックは1月13日、コアキシャル2ウェイスピーカー「S-300HR」を発表した。発売は1月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は62,000円前後(ペア・税別)。表面は天然木の突板仕上げで、レッド系のチェリーウッドと、ピアノブラックの2色が用意されている。S-300HRは 2011年にリリースした「S-300NEO」をベースに、ハイレゾ音源のニアフィールドリスニング向けにチューニングを行ったスピーカーシステム。使用ユニットは、低域用がφ130mmのペーパーコーン型で、高域用は50kHzまでの再生が可能なφ25mmチタンコーン型。この2本を同軸上に配置することで、優れた定位と高い解像度を実現している。再生周波数帯域は50Hz~50kHzで、インピーダンスは6Ω。出力音圧レベルは86dB/W/mだ。最大許容入力は100W。ネットワークには空芯コイルや高音質フィルムコンデンサーを使用。クロスオーバー周波数は3.5kHzだ。また、バイワイヤリングに対応したスピーカー端子も装備している。エンクロージャーはリアバスレフ式で、素材には高密度MDFを使用。ユニットのワイドレンジ化に対応するためにS-300NEOよりも20mm高さを増やし、サイズはW184×D229×H260mmとなった。内容積は6.2Lで、質量は4.4kg。製品には、金属製のフットベースと3点式のスパイクが付属している。
2016年01月14日ハーマンインターナショナルは1月13日、harman/kardonブランドのBluetoothスピーカーシステム「AURA STUDIO (オーラスタジオ)」を発表した。発売は1月16日を予定しており、価格はオープン。公式直販サイトでは税別37,880円で販売する。2014年8月に発売された「AURA」はBluetoothだけでなくWi-Fiにも対応しているが、今回のAURA STUDIOはBluetooth接続のみのモデルだ。美しいスケルトンボディの側面に40mm径のフルレンジドライバーを6本、底面に112mm径のサブウーファーを搭載。設置場所やリスニングポジションを問わない無指向性のサウンドを提供する。基本仕様はAURAと共通でアンプの出力は15W×2+30W、再生周波数帯域は50Hz~20kHz。本体サイズはW215×D125×H275mm、質量は2.3kg。電源は付属のACアダプターを使用。ハンズフリー通話や2台同時ペアリングが可能となっている。なお、東京ミッドタウンのHARMAN Storeでは、1月13日よりAURA STUDIOを展示し、先行予約を受け付ける。AURA STUDIOの発売後も、Wi-Fi・Bluetooth両対応のAURAは併売される。
2016年01月13日INNOVA GLOBALは、Bluetoothスピーカー「RIVA TURBO X」と「RIVA S」を1月14日に発売する。価格(税別)はRIVA TURBO Xが39,800円、RIVA Sが29,800円。RIVAシリーズは、世界で57人のみという音のソムリエの一人である、Rikki Farr氏も開発に携わったスピーカー。今回発売するいずれのモデルも、左・中央・右にある3つのアクティブスピーカーと7つの変換器を介して左右のステレオ信号を出力する「TRILLIUM」サラウンドを採用。これにより、幅の広い立体的な音を作り出すという。RIVA SはIPX4相当の防水性能を持つ。そのほか、2台のRIVA SをBluetooth接続してステレオ再生できる機能も搭載。サイズと重量はRIVA TURBO XがW230×D89×H105mm/約1.36kg、RIVA SがW191×D64×H66mm/約700g。対応コーデックはSBC、AAC、aptX。連続再生時間はRIVA TURBO Xが約26時間、RIVA Sが約13時間。リモコンになるスマートフォン向けアプリ「RIVA GROUND CONTROL」を用意する。カラーはRIVA TURBO Xがホワイトとブラック、RIVA Sがシルバーとホワイト、ブラック。
2016年01月13日ハーマンインターナショナルは1月12日、JBLブランドより、ポータブルBluetoothスピーカー「JBL TRIP」を発表した。発売は1月16日。価格はオープンで、同社の公式通販サイトでの販売価格は13,880円(税別)。JBL TRIPは、自宅だけでなく、車内での音楽再生も見据えたBluetoothスピーカー。Bluetoothでスマートフォンとペアリングし、音声入力のApple SiriやGoogle Nowにも対応しており、音声操作、ナビゲーション、ハンズフリー通話も可能だ。ノイズキャンセリングを搭載しており、走行中の風切り音などを低減し、クリアなハンズフリー通話を提供する。製品には、車のサンバイザーを挟む形状のアタッチメントが付属する。車に取り付ける際に、穴を開けるといった車を傷つけるような加工は必要ない。また、冬は低温に、夏は高温になる車内環境に対応するため、-10℃~60℃の温度変化に耐える設計となっている。DSP技術の採用により、高音質なJBLサウンドを実現。車特有の反響効果を利用し、車内全体に広がるサウンドを楽しめる。電源は内蔵バッテリーで、容量は1,200mAh。約8時間の連続再生、約20時間の連続通話が可能だ。インタフェースはBluetooth 3.0で、対応プロファイルはA2DP V1.3、AVRCP V1.5、HFP V1.6、HSP V1.2となる。本体サイズはW134×D34×H64mm、質量は230g。
2016年01月12日ソニーは1月5日(米国時間)、CES 2016の開幕に先がけ、ハイレゾ音源の再生に対応するBluetoothスピーカー「h.ear go」を海外発表した。カラーはシナバーレッド、ボルドーピンク、ライムイエロー、ビリジアンブルー、チャコールブラックの5色。h.ear goは、ハイレゾ音源の再生に対応したポータブルBluetoothスピーカー。35mm径のフルレンジスピーカーを搭載し、独自のDSP信号処理により、パワフルな低音を実現する。内蔵アンプにはフルデジタルの「S-Master HX」を採用。MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当に拡張する音質補完技術「DSEE HX」も採り入れている。スマホとの連携には操作アプリ「SongPal」を利用。2016年夏のアップデートで、マルチルーム接続に対応する。ネットワーク機能はWi-FiとBluetoothを内蔵し、NFCにも対応。バッテリー駆動時間は12時間。出力は12W×2となっている。
2016年01月06日米Beats by Dr. Dreは、Bluetoothワイヤレススピーカー「Beats Pill+」を15日に発売する。価格は28,800円(税抜)。Apple Online StoreにApple Store実店舗および、Beats正規取扱店で販売を行う(Beats正規取扱店では1月下旬から順次発売を予定)。なお、BeatsのWebサイトでは本日より先行予約が始まっている。同製品は、2ウェイのステレオアクティブ・クロスオーバーシステムを搭載したBluetoothワイヤレススピーカー。ウーハーとツイーターのセットがそれぞれアンプを備え、プロレコーディングスタジオと同じ音響メカニクスが採用されている。スピーカー上部の「b」ボタンをタッチするだけで再生、一時停止、選曲などの操作が行える。本体にマイクを内蔵しており、ペアリングしたiPhone/スマートフォンのスピーカーフォンとしても使用可能。本体への給電は内蔵のバッテリーで行う。連続使用時間は12時間。付属のLightningケーブルと電源アダプタを使用することで、3時間での急速充電が可能。バッテリーの残量表示機能も搭載し、さらにオーディオ再生を止めることなく、iPhone/スマートフォンやiPod touchなど外部音楽デバイスを充電することができる。あわせてiOS/Androidアプリ「Beats Pill+ App」をリリース。アプリをインストールしたデバイスからスピーカーの操作が行え、画面をタップしてプレイモードを変更したり、2台のBeats Pill+をペアリングさせて、サウンドのミックスや同時再生するといったことができる。また、2台のBeats Pill+を同期させ、それぞれを左右のチャンネルに振り分けてステレオ再生することも可能となっている。サイズは高さ63mmで、重量は745g。本体のほか、前述のLightningケーブル(1.5m)と電源アダプタ(12.5W)、ソフトキャリングケースなどが付属する。カラーはブラック、ホワイトの2色を用意。
2016年01月06日クリエイティブメディアは12月28日、Bluetoothスピーカー「Creative Woof 3」を発表した。発売は12月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別5,980円。カラーはスプリングクリスタル、サマールージュ、オータムゴールド、ウィンタークロームの4色。Creative Woof 3は、従来のCreative Woofシリーズから約12%大型化した45mm径フルレンジドライバーと、パッシブラジエーターを搭載したBluetoothスピーカー。microSDカードスロット(最大32GB対応)を備えており、microSDに保存したMP3、WMA、WAV、FLAC、APEファイルを再生可能だ。また、PCとUSB接続した場合に、microSDカードリーダー/ライターとしても使用できる。このほか、AUX入力端子を搭載し、ポータブルプレーヤーなどとのアナログ接続にも対応。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、コーデックはSBCをサポート。ワイヤレス通話も行える。主な仕様は、バッテリー駆動時間が6時間、本体サイズがW75×H65×D68mm、重量が237g。充電は付属のmicroUSBケーブルで行う。
2015年12月29日ボーズは12月18日、Bluetoothスピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」とワイヤレスヘッドホン「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」をセットにしたギフトパッケージ「Happy Wireless GIFT set」を発表した。数量限定で12月19日に発売する。価格は税別51,000円。「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」は、フルレンジユニットと2枚のパッシブラジエーターを搭載したBluetoothスピーカー。内蔵マイクを使ってハンズフリー通話を行える「スピーカーフォン機能」を持つ。また、スマートフォンなど連携中のデバイスが離れた場所にあっても音楽の再生、停止、通話のキャッチなどをコントロールできるマルチファンクションボタンを備える。直販価格は税別25,000円。「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」は、Bluetooth機能やNFC機能を内蔵したアラウンドイヤー型のヘッドホン。右ハウジングに、着信応答や音楽の再生を操作するコントロールボタンを装備している。低音再生能力を向上させる「Triportテクノロジー」や、音量レベルに応じて周波数特性を自動で最適化する「ボリューム・オプティマイズド・イコライザー」などの独自技術を採用している。直販価格は税別32,000円。
2015年12月18日●アンプから電源コードまで左右分離を徹底ヤマハから登場した「NX-N500」は、ヤマハが満を持して投入した2ウェイ・バスレフ型のアクティブスピーカー。本稿では、NX-N500をニアフィールド環境で試聴したインプレッションをお届けする。近年、「ニアフィールド」はオーディオを語る上で重要なキーワードだ。PCとつなぎデスクトップで、スマートフォンと組み合わせ自分の部屋で、近距離かつパーソナルなスピーカーリスニングはオーディオの楽しみ方の一つとなっている。そこで注目される存在が「アクティブスピーカー」。アンプを内蔵するため、コンポのように場所をとらず、電源や機器間を接続するケーブルは必要最小限でいい。ファイルやストリーミング再生が主流の現在、ディスク再生機は必須ではない。それを小型エンクロージャにまとめることができれば、ニアフィールド再生に適した1台となる。NX-N500はニアフィールドと言うにはやや大ぶりだが、凝縮感が強い。肉厚のMDF材を使用したパネルは、ヤマハ伝統の「三方留め構造」で組まれている。DACを搭載する左ユニットは6.2kg(右側は5.7kg)と重量級だ。背面を見れば、ヤマハの本気度がわかる。左右両ユニットには専用のパワーアンプと電源を搭載、DACを積む左ユニットの出力をXLRバランスケーブルで右ユニットへアナログ伝送するしくみなのだ。しかも、高域用と低域用2基のアナログパワーアンプが直接3cmドーム型ツイーターと13cmコーン型ウーファーを駆動する。バイアンプ構成であり、ユニット間の相互干渉を排除することが狙いだ。電源コードが左右独立していることも、チャンネルセパレーションへのこだわりが見てとれる。入力回路にも妥協がない。ESSテクノロジー社製のDAC「SABRE 32(ES9010K2M)」とXMOS社製USBオーディオプロセッサーを採用。DSD 5.6MHzネイティブおよびPCM 384kHz/32bit再生に対応する。ES9010K2Mは電流出力を行うタイプのDACであり、電流・電圧変換回路は別パーツに分離している。このような手の込んだ設計にも、NX-N500という製品に対する意気込みを感じずにはいられない。●空間表現力に驚かされる○豊富なワイヤレス機能ワイヤレス機能の充実も見逃せない。NX-N500はIEEE 802.11b/g/n対応のWi-Fiを内蔵し、Wi-Fiダイレクトを有効にすれば周囲にアクセスポイントがない場所でも設置できる。AirPlayに対応するほか、専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を使えば、ワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」を利用できる。「MusicCast CONTROLLER」では、スマートフォンに保存されている楽曲(DRM付きは除く)はもちろん、NASなどDLNAサーバ上の楽曲やインターネットラジオも再生可能。入力先をBluetoothやUSB DACに切り替える機能も用意しており、このアプリ一つで本機を使いこなせる仕組みになっている。出力先の機器を切り替えるというMusicCastの独自機能もグラフィカルな画面で操作できる。○いざ試聴NX-N500の試聴は、KRIPTON HQM STOREで購入した山中千尋「サムシン・ブルー・クインテット」(DSD 2.8MHz、FLAC 192kHz/24bit)を中心に、NASとUSB DACを入力経路にして実施した。ただし、DSD再生はUSB DAC使用時のみ、NASなどネットワーク経由での再生は192kHz/24bitが上限(光デジタル入力時も同様)という本機の使用があるため、基本的にはUSB DAC使用時のインプレッションと考えていただきたい。まず、一聴するとその音場の広さと奥行き感に驚く。しかもチャンネルセパレーションが明確で、奏者の位置が見えるかのように定位も決まり、ブルーノート東京の"箱"をありありと再現する。エンクロージャの剛性の高さゆえか低域に曇りがなく、ピアノは自然な余韻を感じさせ、ウッドベースの音は不自然に太らない。一音一音の輪郭の明瞭さと付帯音の少なさはモニタースピーカーを思わせつつも、スムースでどこか暖かみのある音世界を生み出している。筆者はニアフィールドスピーカーとして使用したが、定格出力は24W(4Ω)とパワーがあるため、リビングでも十分活用できる。Wi-Fiに対応するため、NASの音源を中心に聴く利用スタイルもアリだろう。Bluetoothやインターネットラジオをカジュアルに楽しむもよし、どのような音源でも肩肘張らずさらりと高音質に再生してしまうところが本機の真骨頂なのかもしれない。
2015年12月17日フォステクスは12月13日、アクティブスピーカーシステム「FS-4AS」を発表した。発売は12月中旬で、価格は税別39,000円。カラーはブラックとホワイトの2色。FS-4ASは、100mm径のウーファーと19mm径のソフトドームツイーターを搭載した2ウェイ方式のアクティブスピーカー。ウーファーは、不要な振動の影響を抑える高剛性アルミダイキャストフレームを採用。振動板はクラフトパルプなど天然繊維を使用し、表面に剛性を高める特殊なコーティングを施している。また、ツイーターの磁気回路に磁性流体を使用することで温度の上昇を抑え、安定した動作を実現した。バイアンプ方式を採用し、ウーファー用に出力25W、ツイーター用に出力16WのクラスDアンプを搭載している。フロントにはボリュームノブと省電力モード用のスイッチを装備。エンクロージャーの素材はMDF材で、バッフル用の18mm材のほか12mm材を採り入れている。入力端子はRCAピン。主な仕様は、再生周波数帯域が60Hz~40kHz、クロスオーバー周波数が2kHz、サイズがW150×D192×H237mm、重量が約3.3kg。
2015年12月16日ドスパラは12月9日、本体から360度方向に音を出す無指向性スピーカー「DN-13470」を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は税込1,499円。スピーカーを置いた場所を中心として全方向に音を出すため、広い場所でもムラが少ない音量と音質で音楽を聴ける。USB Aコネクタから電力を得るため、PCやモバイルバッテリなどが使える場所なら、どこでも使用可能。電池切れの心配もない。また、スピーカー内部にはLEDも搭載されており、使用中はゆるやかに変化するLEDライトの明かりも楽しめる。ライトが不要な場合は、音だけを鳴らす設定にも変更可能だ。主な仕様は、出力が3W、周波数特性が50~1.8kHz、S/N比が80dB。接続端子は3.5mmステレオミニプラグで、本体サイズは直径10×H13cm、重量は約280g。色はブラックとホワイトの2色が用意されている。
2015年12月09日ハーマンインターナショナルは12月4日、harman kardonブランドのBluetoothスピーカー「ESQUIRE MINI」のゴールドモデルとブラウンモデルを発表した。発売は12月19日。価格はオープンで、直販価格は税別15,880円。ESQUIRE MINIは、2014年9月に発売されたBluetoothスピーカー。カラーはブルー、グレー、レッド、ブラック、ホワイトの5色をそろえていたが、このたび新たにゴールドとブラウンをラインナップする。電源は容量3,200mAhの内蔵リチウムイオン充電池で、フル充電後は約8時間のワイヤレス再生が可能。USBポートを備えており、モバイルバッテリーとしても使用できる。Bluetoothのバージョンは3.0。27mm径のフルレンジスピーカーを2基搭載し、最大出力は4W×2となっている。周波数特性は180Hz~20kHz。サイズはW140mm×D24×H76mmで、重量は238g。
2015年12月04日完実電気は11月27日、B&O PlayのBluetoothスピーカー「Beolit 15」に、新色ナチュラルを追加すると発表した。発売は12月3日。直販価格は税込76,464円。Beolit 15は、2015年4月に発表されたBluetoothスピーカー。発表当初はシャンパン、ローザ、ブルーの3色をラインナップしていたが、このたび新色ナチュラルを追加する。本体に5.5インチ径のフルレンジドライバー×1、1.5インチ系ミッドツイーター×3、4インチ径のパッシブラジエーター×2を内蔵。チューニングは、Bang & Olufsenのエンジニアとサウンドマスターにより行われており、バランスの良い豊かな低音を実現している。サウンドが360度全方位に広がる「True360オムニディレクショナルサウンド」を採用し、設置場所にかかわらず、臨場感あふれるサウンドを楽しめる。バッテリー駆動時間は24時間。Bluetooth 4.0に対応し、高音質コーデックapt-Xをサポートしている。Bluetooth以外の入力は、3.5mmステレオミニジャック×1と充電専用のUSBポート×1を装備。そのほかの仕様は、定格出力が35W×2、最大出力が120W×2、周波数特性が37Hz~20kHz、サイズがW230×H189×D135mm、重量が約2.7kg。
2015年11月27日ハーマンインターナショナルは11月25日、JBLのコンパクトなテレビスピーカー「BOOST TV」を発表した。発売は11月28日。価格はオープンで、直販価格は24,880円(税別)。BOOST TVは、サイズがW376×D122×H84mmとコンパクトなテレビスピーカー。テレビの音声出力を、BOOST TVの音声入力に有線接続して使う。BOOST TVの音声入力端子は光デジタル×1とAUX IN×1だ。50mm径のドライバーと低域を増強させるベースポートを2基ずつ搭載している。また、2014年発売の「CINEMA SB350」や「CINEMA BASE」と同様に「HARMAN Display Surround」モードを採用し、臨場感の高いサウンドを実現している。インタフェースはBluetooth 3.0+EDRに対応。テレビの視聴中にスマートフォンなどとBluetooth接続した際、自動でBluetoothでの音楽再生に切り替わる「JBLサウンドシフト」機能のほか、JBLの対応スピーカー同士(2台)をワイヤレス接続する「JBLコネクト」機能をサポートしている。周波数特性は60Hz~20kHz。最大出力は15W×2。重量は約1.6kg。
2015年11月25日エレコムは11月24日、LEDライトを搭載したBluetoothスピーカー「LBT-SPLD01AVBK」を発表した。発売は12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,980円。LBT-SPLD01AVBKは、音楽に合わせて光る「音楽連動モード」など7色6パターンの発光を楽しめるBluetoothスピーカー。38.1mm径のフルレンジドライバーユニット×1基とパッシブラジエーターを搭載している。本体にマイクを内蔵し、通話に対応する。バッテリー駆動時間は約3.5時間(音楽再生時)。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで対応コーデックはSBC。8台のデバイスとペアリングできる。主な仕様は、再生周波数帯域が137~18,000Hz、音圧感度が85dB、出力が5W、サイズがW89×D45×D92mm、重量が約224g。
2015年11月24日完実電気は11月16日、MONSTERのBluetoothスピーカー「24K SUPERSTAR BACKFLOAT」を発表した。発売は11月19日。価格はオープンで、推定市場価格は28,000円前後(税別)。24K BACKFLOATは、2015年6月に発表した「SUPERSTAR BACKFLOAT」のカラーバリエーションモデル。IPX6相当の防水性能を持つBluetoothスピーカーで、プールやバスタブなどで水面に浮かべて使用することも可能だ。本体表面は、耐久性が高く水の浸入を防ぐシリコン素材で覆われている。一体型のボディには、2基のフルレンジドライバーを内蔵。明瞭でパワフルなサウンドを実現している。対応コーデックはSBCとaptX。バッテリー駆動時間は約7時間。本体サイズはW180×D40×H75mmで、質量は約287g。
2015年11月16日ベンキュージャパンは10日、ポータブルBluetoothスピーカー「treVolo」を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。Amazon.co.jp限定で11月27日から発売する。価格はオープンだが、予想価格は35,800円前後の見込み。中高域ユニットに約100×140mmのコンデンサー型スピーカー×2基を搭載するポータブルBluetoothスピーカー。同社調べによると、バッテリ駆動型ポータブルBluetoothスピーカーとして、コンデンサー型スピーカーを採用した製品は世界初。コンデンサースピーカーは、ポリエステルフィルム製の振動板を静電気の力で振動させて音を発生させる機構。振動板の厚さがわずか数ミクロンしかなく、その質量はダイナミックスピーカーで使われる振動板の100分の1以下で、過渡応答特性が大きく向上している。コンデンサースピーカーパネルの厚さは約7mmで、本体側面に折りたたんで収納可能。低音用として高効率のデュアルウーファーとデュアルパッシブラジエーター方式を採用。ウーファーユニットには直径約53mmのダイナミックスピーカー×2基、パッシブラジエーターには約55mm×90mm×2基を搭載する。パッシブラジエーターをキャビネットの両側面に搭載することで、豊かで広がりのある低音を出力する。プリセットイコライザによる「サウンドモード」機能も搭載し、再生中に「MODEボタン」を押すことで、PURE / WARM / VIVIDの3モードを選択可能だ。ACアダプタで動作するほか、バッテリも内蔵。バッテリ駆動時間は約12時間で、充電時間は約3時間。スピーカーフォン機能も搭載しており、スマートフォンと接続してハンズフリー通話も可能となっている。Bluetoothの対応プロファイルはA2DP / AVRCP / GAVDP / HSP / HFP / SPP、コーデックはaptX / ACC / SBCをサポート。インタフェースはBluetooth 4.1。音声入力インタフェースとして、アナログライン入力とmicroUSB(デジタル音声入力)も備える。出力インタフェースはアナログライン出力。実用最大出力は0.1W+0.1W、ウーファー用が5W+5W、定格周波数帯域は60Hz~20,000Hz。本体サイズはW78(展開時275mm)×D175×H135mm、重量は約1,200g。初回限定特典として「専用セミハードケース」が台数限定で付属する。
2015年11月10日ディーアンドエムホールディングスは11月6日、Bowers&Wilkinsブランドのスピーカーシステム「Zeppelin Wireless」を発表した。発売は11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別100,000円前後。Zeppelin Wirelessは、スピーカー「Zeppelinシリーズ」のネットワーク再生対応モデルだ。本体にWi-Fi機能を内蔵。AppleのAirPlayのほか、Bluetooth 4.1をサポートしている。Bluetoothの対応コーデックはaptX、AAC、SBC。Spotifyとの連携にも対応している。スピーカーユニットは同社の「CMシリーズ」と同じ25mm径のダブルドームツイーター×2のほか、90mm径のミッドレンジドライバー×2、150mm径のサブウーファー×1を搭載している。また、振動を抑える新型強化キャビネットを採用。従来のZeppelinシリーズからフロントパネルの厚みを50%増し、グラスファイバーのリブでキャビネットを補強している。アンプ出力はツイーターが25W×2、ミッドレンジが25W×2、サブウーファーが50W×1。インタフェースはアナログ入力×1、有線LAN×1。再生周波数帯域は44Hz~28kHz。サイズはW660×H188mm×D183mm。重量は6.5kg。既存のZeppelin Air LCMとは異なり、Lightningコネクタは非搭載。
2015年11月10日inMusic Japanは、DENON PROFESSIONALのデスクトップスピーカーシステム「DN-304S」を11月26日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は15,800円前後だ(ペア・税込)。スタジオ制作のほか、音楽リスニング用途も想定している。DN-304Sは、磁性流体冷却式の1インチドーム型シルク振動板ツィーターと、ポリプロピレン・コーティングを施した4インチウーファーを搭載するデスクトップスピーカー。「Optlmageウェーブガイド・テクノロジー」を採用しており、透明感のある精細なサウンドを提供するという。Leftがアクティブ、Rightがパッシブとなっている。Left側に10W+10WのクラスA/Bアンプを内蔵。前面にステレオAUX入力、ヘッドホン出力、背面にアナログRCA入力を備える。サイズはW188×D146×H213mm、重量は3.43kg。
2015年11月10日サンコーは4日、「スマホ置くだけ爆音スピーカー」を販売開始した。スマートフォンから流れる音声を増幅できるスピーカーだ。直販価格は税込3,280円。スマホ置くだけ爆音スピーカーは、スマートフォン本体のスピーカーから流れるデジタル信号に反応し、音声を増幅させるスピーカー。本体上部にスマートフォンを設置して使用する。なお、入力用の3.5mmジャックも装備している。バッテリー駆動時間は約10時間。サイズはW100×H125×D103mm、重量は206g。microUSB充電ケーブルが付属する。
2015年11月06日MSYは6日、仏GUILLMOTによるブランド「Hercules」のBluetoothスピーカー「WAE NEO Bluetooth Speaker」を発売した。希望小売価格は税込34,560円。WAE NEO Bluetooth Speakerは「2014 CES Innovations Design and Engineering Awards」を受賞したBluetoothスピーカー。ドライバーユニットを2基搭載し、最大出力は30Wとなっている。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFCにも対応。Waves社のMaxxAudioテクノロジーをサポートしている。1,600万色以上の表現が可能なLEDライトを搭載し、音楽と連動して発光する。照明エフェクトはパーティモード、ムードモードなど様々なパターンを用意しており、切り替えは無料アプリ「WAE Music」で操作できる。アプリの対応OSはiOS 6.0以降、Android 2.3以降。バッテリー駆動時間は8時間(照明エフェクト有効時)。再生周波数帯域は80Hz~20kHz。サイズはW340×H120×D140mm。重量は2.05g。本体上部に持ち運びに役立つハンドルが付いている。
2015年11月06日ヤマハは29日、BluetoothとWi-Fi、さらにネットワークプレーヤー機能を内蔵したワイヤレススピーカー「WX-030」を発表した。発売は11月上旬。希望小売価格は税別40,000円。WX-030は、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)やBluetooth 2.1+EDR、有線LANによる接続が可能なワイヤレススピーカー。Bluetoothの対応プロファイルはA2DP、AVRCPで、対応コーデックはSBCとAACだ。AppleのAirPlayも利用できる。DLNA 1.5をサポート。ヤマハのワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」に対応している。専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を使用すると、ネットワーク内のMusicCast対応機器をスマートフォンで操作できる。また、WX-030で再生している音源をBluetooth経由で別のMusicCast対応機器に送り、同時再生が可能。アプリの対応OSはiOS 7.1以上、Android 4.1以上。スピーカーユニットは9cm径のウーファーと3cm径のツイーターを搭載した2ウェイ構成で、低音を増強するパッシブラジエーターを備える。再生周波数特性は60Hz~20kHz、最大出力は30Wとなっている。ネットワークプレーヤー機能を備えており、NASなどに保存している192kHz/24bitのWAV、FLAC、AIFFや96kHz/24bitのALACなどの音源を再生可能 (ただし、内蔵スピーカーはハイレゾ非対応)。圧縮音源の補間技術「ミュージックエンハンサー」も備えている。このほか、インターネットラジオのvTunerをサポートしている。本体にはタッチ式の操作ボタンを装備。サイズがW243×H157×D113mm、重量が2.2kg。壁掛け設置にも対応する。カラーはホワイトとブラックの2色。
2015年10月29日ハーマンインターナショナルは10月28日、JBLブランドからマルチカラーLEDを搭載したBluetoothスピーカー「JBL PULSE2」を発表した。カラーはブラックとシルバーの2色。発売はブラックモデルが10月29日、シルバーモデルが11月下旬。価格はオープンで、直販価格は税別25,880円。音楽に合わせて発光するマルチカラーLEDライトを搭載したBluetoothスピーカー。イルミネーションテーマはファイアー、雨、ほたる、星、花火、砂時計、トラフィック、キャンバスの8種類で、本体のコントロールパネルや、無料アプリ「JBL Connect」をインストールしたスマートフォン・タブレットから切り替えられる。インテリアや壁紙など特定の色に向けてセンサーを作動させると、イルミネーションが認識した色に変化する「JBLプリズムカラーセンサー」も採用。音響面では、45mm径のドライバーユニットを2基搭載するほか、低音の厚みを増強するパッシブラジエーターを装備している。JBLの対応スピーカーを2台同時にワイヤレス接続する「JBLコネクト」機能をサポート。2台のJBL PULSE2をそれぞれ左チャンネル用と右チャンネル用に設定したステレオ再生も可能だ。このほか、Bluetooth接続でデバイスを3台まで同時にペアリングし、交互に音楽再生する「ソーシャルモード」や、高品質のハンズフリー通話を実現する独自のエコー&ノイズキャンセリング機能「VoiceLogic」を搭載する。Bluetoothのバージョンは4.1で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。IPX5に準拠した防水性能を持つ。主な仕様は、最大出力が8W×2、周波数特性が85Hz~20kHz、バッテリー駆動時間が10時間、本体サイズがH194.4×W84.2×D84.2mm、重量は775g。
2015年10月28日ヤマハは10月28日、トールボーイスピーカー「NS-F350」と、スピーカーパッケージ「NS-P350」を発表した。いずれもハイレゾ音源の高域再生(40kHz超)に対応する。発売は12月下旬。希望小売価格はNS-F350が45,000円で、NS-P350が40,000円(すべて税別)。カラーはウォルナットとブラックの2色。NS-F350は、横幅220mmで設置面積を抑えたトールボーイスピーカー。3cm径ツイーター×1、13cm径ミドルレンジ×1、16cm径ウーファー×2を搭載した3ウェイ・4ユニット構成を採用している。ツイーターはアルミ製で、金属振動板のノイズを抑える「黒色皮膜処理ダイヤフラム」やCCAWを使用したボイスコイルを装備。振動板やボイスコイルを軽量化かつ高剛性化することで、広域にわたる再生周波数帯域と高い強度を両立している。ミドルレンジとウーファーにはPMD(Polymer-injected Mica Diaphragm)振動板を搭載しており、S/N比を向上させている。また、高音域の壁面反射による悪影響を軽減する「ウェーブガイドホーン」を採用。定位感や周波数特性の乱れを防ぐ。本体側バッフルの上にアウターバッフルを取り付けたWバッフル構造と、側面を湾曲させ剛性を確保したタンブルフォームデザインを取り入れており、不要共振や定在波の影響を抑えている。NS-P350は、センタースピーカーとサラウンドスピーカーがセットになったスピーカーパッケージ。NS-F350やサブウーファーとの組み合わせを想定している。センタースピーカーは13cm径ウーファー×2と3cm径ツイーター×1を搭載した2ウェイ・3ユニット構成。サラウンドスピーカーは13cmウーファー×1と3cm径ツイーター×1を搭載した2ウェイ構成となっている。
2015年10月28日センチュリーは15日、スマートフォンなどを載せるだけで音声出力を増幅させるブロック型のアクティブスピーカー「BrickS」に、新色となるホワイトを追加した。10月16日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は3,480円前後(税込)。ワイヤレス通信技術「Near Field Audio」を使って、Bluetoothなどの設定をすることなくスマートフォンなどを載せて音を増幅するアクティブスピーカー。カラーバリエーションとしてレッド / イエロー / ブルー / ブラックがすでに発売されているが、新たにホワイトが追加された。スピーカー出力は2W+2Wで、きょう体は玩具のブロックをモチーフにデザイン。凹凸部分にスマートフォンをはめ込むと、スタンドとしても機能する。付属のケーブルを使って有線接続も可能だ。有線の場合はステレオ出力だが、「Near Field Audio」を介する場合はモノラル出力となる。電源はUSBバスパワーのほか単3形乾電池×3本でも動作。乾電池の場合、連続動作時間は約10時間で、1分以上音楽が再生されないと自動的に省電力モードに切り替わる。インピーダンスは16Ω、再生周波数帯域は置くだけモード時250Hz~16KHz、ケーブル接続モード時100Hz~20KHz。本体サイズはW134×D66×H55mm、重量は約180g(電池含まず)。
2015年10月15日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月14日、オンキヨーブランドのポータブルBluetoothスピーカーとして、「X9」「X6」「T3」の3製品を発表した。X9とX6は12月中旬発売、T3は12月上旬の発売。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はX9が39,800円前後、X6が24,800円前後、T3が15,800円前後。○USB接続でハイレゾ音源の再生も可能な「X9」X9は、Bluetooth再生とUSB接続での再生に対応したポータブルスピーカー。Bluetoothのバージョンは2.1でNFCにも対応。同じくNFC対応のスマートフォンなどとワンタッチでペアリングできる。ハンズフリー通話に使えるマイクも装備している。音声コーデックはSBCのみ。USB接続では、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生をサポート。搭載しているスピーカーユニットは、φ19mmツイーター×2本にφ50mmフルレンジ×4本。切れのよい低域再生を実現するパッシブラジエターも採用している。再生周波数帯域は57Hz~40kHz。最大出力は40Wだ。電源は、内蔵バッテリーまたはACアダプター。内蔵バッテリーを使用した場合、最長10時間の連続再生が可能だ。本体サイズはW300×D53×H144mmで、質量は1,474g。○DSPとパッシブラジエターで迫力の低域再生を実現する「X6」X6は、2本のパッシブラジエターとDSPにより、歪を抑えた低域再生を実現するBluetoothスピーカー。本体カラーはブラックとシルバーの2色を用意し、搭載しているスピーカーユニットはφ44mmフルレンジ×2本。周波数帯域は65Hz~20kHzで、最大出力は12Wだ。Bluetoothのバージョンは4.0で、ハンズフリー通話に使えるマイクも装備する。音声コーデックはSBCのみ。電源は、内蔵バッテリーまたはACアダプター。バッテリーでの連続再生時間は最長8時間だ。スマートフォンなどのポータブルデバイスを充電するためのUSBポートも装備している。本体サイズはW180×D87.4×H63.8mmで、質量は870g。○コンパクトさと音質を両立させた「T3」T3は、持ち運びに便利なコンパクトさと、高音質を両立させたBluetoothスピーカー。本体カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、搭載しているスピーカーユニットはφ38mmフルレンジ×2本。再生周波数帯域は100Hz~20kHzで、最大出力は8Wだ。本体サイズはW144×D23×H70mmで、質量は250g。スタンドとしても使用できる専用カバーが付属している。Bluetoothバージョンや対応コーデック、電源まわり、USB給電ポートなどの仕様は、上記のX6と共通。
2015年10月14日フォステクスは13日、デスクトップスピーカーシステム「BK40H」を発表した。発売は10月中旬。価格は税別12,800円。BK40Hは、コンパクトサイズのデスクトップスピーカー。2枚のマグネットを搭載した40mm径のフルレンジスピーカーを使用している。3ピース構造のMDF製エンクロージャーを採用。アンプは内蔵せず、別途用意する必要がある。入力インタフェースとして、スピーカー端子の赤(+)と黒(-)を備える。主な仕様は、再生周波数帯域が100Hz~32kHz、インピーダンスが8Ω、出力音圧レベルが78db、サイズがW73×H209×D166mm、重量が約495g。カラーはホワイトとブラックの2色を用意している。
2015年10月13日Apple傘下のBeats by Dr. Dre (Beats)は10月7日(米国時間)、小型Bluetoothスピーカーの新製品「Beats Pill+」を発表した。Beatsならではのパワフルなサウンドが向上、バッテリー動作時間が初代Pillの最大7時間から最大12時間に延びた。米国での価格は229.95ドル、11月の発売を予定している。気軽にバッグに入れられるサイズだった初代Pillに比べると、Pill+はわずかに大きく、そして重い。初代Pillと同様にシンプルなデザインだが、安定して設置できる形になっており、持ち歩くのではなく、自宅で好きな場所に置いてパワフルなサウンドを楽しむのに適したポータブルスピーカーになった。操作性も向上した。上面に、オン/オフ・ボタン、再生/停止+マルチ機能の「b」ボタン、音量ボタンが並び、素早く再生をコントロールできる。カラーはブラックとホワイトの2色。ウーハーとツイーターのセットがそれぞれアンプを備えた2-wayアクティブシステムを採用。広いダイナミックレンジで、あらゆるジャンルで明瞭かつインパクトのある音を実現する。スピーカー機能は、スマートフォンやタブレット、PCなどと接続するだけで簡単に利用できる。マイクを内蔵しているので、ペアリングしたスマートフォンのスピーカーフォンとしても使用可能。Beats Pill+アプリ(iOS、Android)を使用すると、1つのBluetoothソースで2つのBeats Pill+を鳴らしたり(増幅またはステレオ)、逆に1つのスピーカーの再生リストを友達と2つのBluetoothソースで共有するなど様々な追加機能を楽しめる。背面にLightningポート(充電)とUSBポートを装備する。充電時間は3時間。最大12時間の再生が可能な内蔵バッテリーは給電に対応し、Pill+をモバイルバッテリ-のように使用できる。スマートフォンのバッテリー残量が少なくなってきたら、音楽を再生しながらPill+にケーブル接続して充電できる。
2015年10月08日ボーズは9月30日、ワイヤレススピーカー「SoundTouch systems」シリーズの新モデルを発表した。ラインナップは「SoundTouch 30 Series III wireless music system」「SoundTouch 20 Series III wireless music system」「SoundTouch 10 wireless music system」の3機種。いずれも9月18日に販売を開始している。希望小売価格は、「SoundTouch 30 Series III wireless music system」が74,000円(以下、すべて税別)。SoundTouch systemsは、Wi-Fi機能を搭載した一体型ワイヤレススピーカーのシリーズ。今回発表された3機種はBluetooth機能を新搭載するほか、インターネットラジオにも対応している。電源のオン/オフ、音量調整などは、専用アプリ「SoundTouch app」で操作可能。アプリはAndroid、iOS、Mac OS、Windows版をそれぞれ用意している。SoundTouch 30 Series III wireless music systemは、内蔵ウーファーと独自技術「ウェーブガイドスピーカーテクノロジー」により、迫力のある重低音を実現したモデル。左右のスピーカーユニットにネオジウムマグネットを搭載しており、自然な中高域を再生する。SoundTouch 20 Series III wireless music systemは、コンパクトなボディを採用したステレオワイヤレススピーカー。希望小売価格は44,000円。SoundTouch 10 wireless music systemは、シリーズ最小サイズのモノラルスピーカー。希望小売価格は27,000円。
2015年09月30日●スピーカー端子をグレードアップ前回、「かんすぴ (P650KとP650-E)」を組み立てたわけだが、今回はその完成品にちょっとしたカスタマイズを施してみたい。カスタマイズといっても、音質的な面でのチューニングではない。あくまでも自己満足的な改造だ。P650-Eの背面にあるスピーカー接続端子はワンタッチ式だ。太いスピーカーケーブルが使いにくいという傾向はあるが、かんすぴの性格上、それほど高級なケーブルを使用することもないだろう。多くのスピーカーには、下の写真のような端子が使用されている。バナナプラグを接続できるほか、スピーカーケーブルの直接接続やYラグ端子の固定もできる。ワンタッチ式でも悪くはないのだが、せっかく作ったかんすぴのスピーカー端子をグレードアップしてみようと思う。○用意するものは必要なものは、スピーカー端子として使用するターミナル、内部配線用のケーブル、内部配線をスピーカーと接続するためのファストン端子、内部配線をスピーカー端子に接続するためのOラグかYラグ、スピーカーターミナルを配置するための樹脂板、樹脂板の下に敷く制振シートだ。今回は基本的に汎用部品を使って加工していくことにする。写真の左側にある赤と黒の端子は、一般的にターミナルという名称で通る部品だ。スピーカーで使用されているターミナルは、軸部分に穴があいていて、そこにケーブルを通して固定できるようになっている。だが、電気パーツ店で取り扱っているターミナルの多くは、この穴は開いていない。ケーブルを直接接続するのならばあったほうが便利なのだが、Yラグなどを使って接続するならば、穴のないタイプでも問題はない。なお、オーディオ用に販売されている専用のスピーカーターミナルは、とんでもなく高価だ。今回使用しているものは、eBayで購入した中国製の低価格品。8個で300円ぐらいだったように記憶している。ファストン端子はホームセンターなどでは平型圧着端子という名称で販売されていることが多い。フルレンジユニット P650Kの説明書には、マイナス側は110、プラス側は205というサイズが書かれている。しかし、110と205のファストン端子のメス型を用意すればよいかというと、どうもそうではなさそうだ。スピーカー側の端子は、通常のファストン端子のオス側よりも厚みがあるようで、ジャストサイズでは入らない。今回使用したのはマイナス側が187で、プラス側が250だ。内部配線とスピーカーターミナルを接続するのに、今回はYラグを使用している。たまたま手元にあったものを使用しているだけで、普通ならばOラグを使用するところだ。また、ターミナルに付いてきている卵ラグに内部配線を半田付けしてもかまわない。内部配線用のケーブルは手持ちのスピーカーケーブルを使用している。一応OFCケーブルなのだが、あまり高級品ではない。1mあたり200円ぐらいのものだ。なお、あまり太いケーブルを使用すると、圧着端子のサイズに合わなくなるので注意が必要だ。今回は、樹脂版に手元にあった2mm厚のアクリル板を使用しているが、もっと加工しやすい素材を使用したほうが楽だろう。加工に必要な工具は、アクリルを切断するためのカッター、アクリル板に穴を開けるためのドリル、ドライバー、圧着用の工具だ。今回使ったファストン端子とYラグはいずれも圧着端子だ。Yラグのほうは圧着部分が環形になっているタイプで、これは特別な工具がなくても、ペンチなどで圧着することができる。しかし、ファストン端子のほうは、圧着部分がオープンになっているタイプで、これを圧着するのには、対応した工具が必要になる。一番手軽なのは写真のような電工ペンチだ。●改造作業スタート○加工の手順では、加工に移ろう。P650-Eのスピーカー端子のサイズはW54×H24mmだ。このサイズにアクリル板をカットする。また、今回使用しているターミナルの軸の太さは4mmなので、それにあわせた穴を開ける必要がある。プラスとマイナスのターミナルは、あまり近づけすぎると、ケーブルを取り付けにくくなる。しかし、間隔を広くしすぎると、P650-Eの穴に干渉してしまう。キャビネットの穴のサイズはW34×H16mmだ。また、アクリル板をキャビネットに固定するためのネジ穴(3mm径)も必要だ。これらをまとめたのが、下の画像だ。実線はカットする部分で、破線は位置決めのために引いてある。アクリル板に穴を開ける際に注意しなければならないのは、アクリル板専用のビット以外では、電動ドリルを使用してはいけないという点だ。一般的な木工用や金属加工用のビットを使用した場合、高速でトルクのある電動ドリルでは、アクリル板が欠けたり割れたりしてしまう可能性が高い。アクリル板専用のビットを持っていない場合は、ハンドドリルを使用するのがよい。ハンドドリルでゆっくり穴を開けていけば、何とかなることが多い。下の写真が、カットと穴あけを終えたアクリル板だ。防振シートをアクリル板と同じサイズにカットして貼り付け、防振シートにもアクリル板と同じ位置に穴を開ける。次に、ターミナルをナットで固定すれば、スピーカー端子側は完成だ。続いて、内部配線の加工を行う。スピーカーケーブルをかんすぴ6の内部配線と同じぐらいの長さにカットする。スピーカー端子側のYラグを圧着するには、被覆を7mm程度剥がして圧着部に通す。あとは、ペンチなどでつぶして固定すればOKだ。なお、そのまま端子板に固定すると、キャビネットの穴に干渉してしまうため、Yラグは、先端を90度曲げておく。先端を曲げたYラグをターミナルに取り付ければ、スピーカー端子側は完成だ。次に内部配線とスピーカーを接続するファストン端子の圧着だ。写真のようにファストン端子には被覆部分を固定する部分と、芯線部分を固定する部分の2つの圧着部分がある。まずは、被覆部分の固定だ。ファストン端子にケーブルを通した状態で圧着工具のサイズの合う場所に差し込む。この状態でグリップを握ると、被覆部分は固定される。同じように、芯線部分も圧着する。これで内部配線は完成なので、アクリル板をキャビネットにネジ止めし、吸音材の隙間から内部配線のケーブルを引き出してスピーカーに接続する。元通り、スピーカーをキャビネットに固定すれば完成だ。手順を書いていくと、かなり複雑そうに感じるかもしれないが、今回一番手間がかかったのは、適合するサイズのファストン端子を探すことだった。加工自体はアクリル板の切り出しからキャビネットへの取り付けまで、30分程度で終了している。性能を向上させるためのカスタマイズではないのだが、手軽にできるので、読者の方も試してみてはいかがだろうか。
2015年09月26日