NXP Semiconductorsは12月15日、スマートフォン用オーディオシステム向けに第3世代スマートアンプ「TFA9897」を発表した。同製品は、市場で普及しているスマートフォンにプレミアムクラスのオーディオ性能を実現する。また、8Ωマイクロスピーカ向けに最適化された、独自の最新アルゴリズムを採用している。そして、これまでのスマートアンプICと同様に、システム全体が1チップ化されており、CoolFlux DSP、電流検出機能内蔵の高効率クラスDアンプ、DC/DCコンバータが集積されている。このように、同製品はターンキー型ソリューションを提供し、すべてのプラットフォームと互換で、集積も容易である。さらに、シンプルな電流検出アンプとは異なり、レイテンシを最小に抑える保護機能を提供し、出力定格の高い他のアンプに対し、高い競争力を実現している。採用されている先進的な組み込みアルゴリズムについては、別途ライセンス契約は不要。また、設計の際に音質のカスタム化とともに、スマートフォンの性能の最適化法の選択を可能にする補助ツールも用意されている。加えて、デザインイン活動に対しては、同社の専門のフィールドアプリケーションチームが支援する。同チームは世界各地に配属され、ハードウェア、ソフトウェア、音響技術全般にわたって、世界をリードする専門知識を提供しているという。
2014年12月17日ヤマハミュージックジャパンは、Steinberg Media Technologiesが開発した音楽制作用デジタル・オーディオ・ワークステーション・ソフトウェアのフラッグシップモデル「Cubase Pro 8」、その機能を厳選し搭載したミッドレンジグレードモデル「Cubase Artist 8」を発売する。発売時期は12月下旬。価格はオープンで、市場予想価格は、Cubase Pro 8が税抜5万5,000円、Cubase Artist 8が税抜3万円。同製品は、複数のパッドに任意のコードを割り当て、MIDIトラックやコードトラックの入力に使用できる「コードパッド」をはじめ、近接コードと五度圏のコードパレットを追加しさらに便利になった「コードアシスタント」(近接モードはCubase Pro 8のみ)、オーディオやMIDIトラックを簡単にバウンス可能な「インプレイスレンダリング」など、より快適な音楽制作環境を実現する機能が実装された。また、同社の業務用DAWである「Nuendo」の機能である「バージンテリトリー」、「波形メーター」(Cubase Pro 8のみ)、「ダイレクトルーティング」(Cubase Pro 8のみ)、「VCAフェーダー」(Cubase Pro 8のみ)も新搭載。さらに、エフェクトやインストルメントをグループ化可能な新プラグインマネージャー、ネットワーク 経由でMIDIやオーディオのレコーディングが行える「VST Connect SE 3」(Cubase Pro 8のみ)、ドック可能なインストゥルメント・ラックとメディアベイ、より充実したソフトウェアシンセサイザーおよびエフェクトなど、多数の機能強化が行われている。対応OSは、Mac OS 10.9、10.10 (32bit/64bit)、Windows 7、8.x (32bit/64bit)。なお、2014年10月15日以降に、「Cubase 6」「Cubase 6.5」「Cubase 7」「Cubase 7.5」および「Cubase Artist 6」「Cubase Artist 6.5」「Cubase Artist 7」「Cubase Artist 7.5」を購入し、ライセンスアクティベーションを行ったユーザーは、無償でダウンロード版の「Cubase Pro 8」、あるいは「Cubase Artist 8」にバージョンアップ可能。詳細はsteinbergのWebページより確認してほしい。
2014年12月16日グリーンハウスは12月16日、車載用デジタルオーディオプレーヤー「kana DRIVE(カナ・ドライブ)」を発表した。発売は12月下旬。価格はオープンで、同社のショッピングサイト「グリーンハウスストア」での販売価格は4,298円(税込)。kana DRIVEは、FMトランスミッターを内蔵し、シガーソケットアダプター(12V車専用)が付属する車載用のデジタルオーディプレーヤー。外部入力を持たないカーステレオでも利用できる。ストレージにはmicroSD/SDHCメモリーカード(16GBまで)を使用。320kbpsまでのMP3形式、192kbpsまでのWMA形式、およびWAV形式のファイルを再生できる。音楽再生以外には、FMラジオと録音機能を装備。録音機能は、ボイスレコーダーとFMラジオ録音に利用できる。録音形式はADPCM(WAV)。車内で音楽を鳴らすだけではなく、ポータブルのプレーヤーとしても使用可能。内蔵バッテリーの充電時間は約4時間30分で、フル充電の場合、約8時間の連続再生が可能だ(FMトランスミッター使用時は約4時間)。本体サイズはW81×D14×H29mmで、質量は約23g。
2014年12月16日シンタックスジャパンは、スノー・ホワイトカラー仕様のRME社製USBオーディオインタフェース「Babyface Snow Edition」を、クリスマス・シーズンに合わせ、完全数量限定100台にて販売している。価格はオープン。同製品は、2011年末にクリスマス・シーズン限定特別モデルとして登場し、圧倒的な人気を誇ったBabyface Snow Editionを台数限定にて再販するもの。本体ボディーに施されたつや消し加工のスノー・ホワイトカラーは、スタジオのみならず、家庭のリビングや書斎に設置してもなじむ清涼感のある仕上がりが特徴。ベストセラーとしての機能性や安定性はそのままに、インテリア性を兼ね備えた特別モデルとなっている。また、標準のバランス・ブレイクアウト・ケーブル(XLR端子入出力)に加えて、アンバランスの金メッキRCA端子の付いたホワイト仕様のHi-Fiブレイクアウト・ケーブルも同梱されている。
2014年12月11日ニュマークジャパンコーポレーションは、さまざまなDJコントローラ/ソフトウェアで使用可能なUSBオーディオインタフェース「DJiO2」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税込1万2,800円。同製品は、24bit/44.1kHzのオーディオクオリティーを実現し、モバイルDJ、プロデューサー、パフォーマーなど、さまざまな人に適した使い方が可能なコンパクトサイズのUSBオーディオインタフェース。USBカメラアダプタ(別売)を使ったiOS機器との利用にも対応しており、iPhone、iPad上のさまざまなDJアプリやiMPC PROなどのトラックメイクアプリで活用できる。また、DJだけでなく、AKAI professsionalのウインドUSBコントローラ「EWI USB」をパソコン通してオーディオ機器につなぐためのブリッジとしても利用可能。持ち運び便利なコンパクトサイズのボディーに、USB端子、ゲイン調整付き1/4インチマイク入力、ヘッドフォン出力、RCAステレオ・マスタ出力などを装備することに加え、USBバスパワー駆動をサポートしている。
2014年12月08日ファイナルオーディオデザインは12月6日と7日、東京・ヨドバシカメラ新宿西口本店で「イヤホン組立体験」イベントを開催する。参加費は部材費込みで6,980円。6日は真鍮製の超小型モデル、7日は軽量ステンレス製のキットを組み立てる。6日に組み立てるのは、真鍮を削り出し、ヘアライン仕上げとした超小型きょう体に、同社オリジナルのBAドライバーを採用したモデル。7日に組み立てるのは、同社オリジナルのBAドライバーと軽量ステンレスきょう体、とりはずし可能な音導管を採用したモデルだ。ともに半田付けなどの難しい工程はなく、組み立て後は同社のアドバイスを受けながら、自分好みの音を作るチューニングを行える。作業時間は50分で、12月6日が10:00~21:00の間に10回実施、7日が10:00~20:00の間に9回実施する。募集人数は各回10名で先着順、9:30より受付を開始する。
2014年12月04日ファイナルオーディオデザインは12月4日、きょう体の製造にMIM(金属粉末射出成形法)を用いたバランスドアーマチュア(BA)型イヤホン「Heaven VIII」と「Heaven VII」を発表した。ともに発売は12月中旬で、価格はオープン。店頭予想価格は、Heaven VIIIが税込70,000円前後、Heaven VIIが税込60,000円前後。Heaven VIIIとHeaven VIIのきょう体は、粉末のステンレスを金型で成型し、1,200度以上にもなる高炉で焼結する製法「MIM」により作られたもの。従来の削り出し製法では不可能だったデザインを実現した。ドライバーユニットは両製品とも、従来よりも低音再生に優れたフルレンジBAを採用。音質はクリアかつまろやかさを感じさせる志向で、チューニングによりHeaven VIIIは臨場感のある低音、Heaven VIIは温かみのあるボーカル再生を得意とする。ケーブルはタッチノイズを抑えたフラットタイプ。ともに、感度は106dB、インピーダンスは24Ω、ケーブル長は1.2m、重量は29g。5サイズのイヤーパッドとスチール製のキャリーケースが付属する。Heaven VIIIは金メッキ仕上げ、Heaven VIIはシルバーの鏡面仕上げと直販限定のマットブラック仕上げの2種類を用意している。
2014年12月04日ファイナルオーディオデザインは11月22日と23日、大阪・ヨドバシカメラ梅田店で「イヤホン組立体験」イベントを開催する。参加費は部材費込みで6,980円。このイベントのために新開発した真鍮製の超小型モデルを組み立てる。イベントで参加者が組み立てるのは、関西初登場の新モデル。真鍮を削り出し、ヘアライン仕上げとした超小型きょう体に、同社オリジナルのBAドライバーを組み込む。半田付けなどの難しい工程はない。組み立て後は、同社のアドバイスを受けながら、自分好みの音を作るチューニングを行える。作業時間は50分で、11月22日が10:00~20:00の間に9回実施、23日が10:00~19:00の間に8回実施する。募集人数は各回10名で先着順、9:30より受付を開始する。
2014年11月21日STMicroelectronicsは11月14日、オーディオ用SoC「STA1052」をベースに開発されたカーオーディオ用プロセッサ「Accordo2」ファミリを発表した。同ファミリは、メディアデコーディング、オーディオルーティング、音声処理、アナログ音声入出力などを完全に統合したオーディオサブシステムとともに、独立したセキュアCANマイコンサブシステムを提供する。また、これまで複数の製品を必要としていた車載用インフォテインメント機器を1チップで実現する。さらに、顧客における部材コストの最小化に加え、ミドルウェア、メディアプレーヤ、オーディオコーデック、サウンドエフェクト処理を含む独自のソフトウェアターンキーソリューションにより、製品開発期間の短縮を加速させる。そして、同ファミリの大半の製品は、アプリケーションの拡張性を有しており、基本的なカーオーディオからネットワーク接続型カーオーディオやディスプレイオーディオに至るまで、さまざまな設計に対応することができる。一方で、あらゆるケースで同一のハードウェアならびにソフトウェアアーキテクチャを再利用できるため、設計コストが大幅に削減される。この他、32ビットで動作周波数が最大600MHzのARM Cortex-R4コアを搭載しており、メディア管理、通信およびオーディオデコーディングの全ての役割を果たす。さらに、フラッグシップ製品の「STA1095」には、リアルタイムCAN/車載インタフェース処理専用のARM Cortex-M3コアの他、Bluetoothによるハンズフリー通話用の音声増幅アルゴリズムとエコー/ノイズ除去(ECNR)をサポートする強力なDSPが搭載されている。なお、「Accordo2」ファミリ製品は、16mm×16mm×1.7mmサイズの361ピンLFBGAパッケージ(0.8mmピッチ)で提供される。現在サンプル出荷中で、2015年第2四半期より量産が開始される予定。
2014年11月17日ドスパラは、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、オーディオを光デジタルとアナログステレオで出力可能にする分配器「DN-12082」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は4,799円。同製品は、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、音声を光デジタルまたはアナログで出力できるという分配器。TVの音声を、外部スピーカーやアンプなど高性能なオーディオシステムに接続してサウンドを楽しみたいというユーザー向けの製品である。分離された映像は最大でフルHD(1080p:1920×1080)の解像度で出力される。オーディオはS/PDIFでの光デジタル出力端子と、RCAピンのアナログステレオ出力端子を用意している。HDMI規格はVer1.3、最大データレートは6.75Gbps。また、24bitディープカラーに対応する。サイズはW 85×H21×D62mmで、重量は130gとなっている。
2014年11月14日メディア・インテグレーションは、Avid Technologyの定番DAWソフトウェア「Pro Tools」とApogee Electronicsのオーディオ・インタフェースを同梱したバンドルパッケージ「Pro Tools | Duet」、「Pro Tools | Quartet」を発売した。価格は、Pro Tools | Duetが税抜11万9,000円、Pro Tools | Quartetが税抜21万円。「Pro Tools | Duet」は、シンガー・ソングライターおよびループベースのミュージシャン向けにデザインされたポータブルな音楽制作パッケージ。Pro Toolsと2イン4アウトのUSBモバイル・オーディオ・インタフェース「Duet」の組み合わせにより、プロフェッショナル・レベルの音楽制作ワークフローをコンパクトに実現する。一方、「Pro Tools | Quartet」は、完全なオーディオ/MIDIのソリューションを必要とするミュージシャン、エンジニア、プロデューサー、サウンド・デザイナー、オーディオ・ポスト・プロフェッショナル向けにデザインされた音楽制作パッケージ。同ソフトに加え、12イン8アウトのUSBデスクトップ・オーディオ・インタフェース「Quartet」を備え、最初の音から最後のミックスにいたるまでの高品位な制作環境を手軽に提供する。なお、両製品ともにオーディオ・インタフェースのコントローラーから録音およびモニタリングを直接制御できるコントロール・ソフトウエア「Pro Tools IO Control」(EUCON対応)が付属する。
2014年11月07日ディーアンドエムホールディングスは11月4日、デノンブランドよりネットワークオーディオプレーヤー「DNP-730RE」を発表した。発売は11月下旬で、希望小売価格は46,000円(税別)。PCなどに保存されている音楽をネットワーク経由で再生するオーディオ用のネットワークメディアプレーヤーは、音楽配信サービスの一般化や、ハイレゾ音源の登場により注目を集めている製品だ。DNP-730REは、2011年8月に発表した「DNP-720SE」の後継モデルだ。DACチップは、テキサス・インスツルメンツ製の「PCM1795」を採用。高精度なD/A変換のために、ハイブリッドPLLジッターリデューサーを搭載。デジタル音声信号のクロックをリクロックすることで、ジッターによる音質への影響を抑えている。DLNA 1.5とAirPlayに対応しており、DSD 5.6MHzや192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、AIFF、96kHz/24bitまでのALACを利用可能だ。ハイレゾ音源以外でも、WMA、MP3、MPRG-4 AACの再生に対応している。フロントパネルにはUSBポートを装備しており、ここからもネットワーク経由の場合と同じ形式のファイル再生を行うことができる。また、インターネットラジオも利用可能だ。アナログ出力回路は、2013年8月に発表したSACDプレーヤー「DCD-1500RE」と同等の回路構成を採用。カスタムコンデンサーなどの高品位パーツも使用されている。無線LANは、IEEE802.11b/g/nに対応。2本のアンテナによるダイバーシティ方式を採用しており、より高速で安定した通信を行うことが可能となった。WAC(Wireless Accessory Configuration)やWPS規格に対応しており、ネットワークの設定は簡単に行うことができる。また、「Denon Remote App」に対応しており、iPhone/ iPad/ iPod touchやAndroidデバイスから操作を行うことも可能だ。出力インタフェースは、アナログ音声(RCA)と光デジタル音声を装備。本体サイズはW434×D297×H73mmで、質量は2.9kg。
2014年11月04日エムアイセブンジャパンは、Mac/PC/iPadに対応したPreSonusのUSB 2.0オーディオ・インタフェース「AudioBox iOne」および「AudioBox iTwo」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格はiOneが13,800円前後、iTwoが18,800円前後。同シリーズは、小型・軽量なボディーに、大型コントロール・ノブ、ハイパフォーマンス・クラスAマイク・プリアンプなどを搭載し、最高24Bit/96kHzに対応したUSB 2.0オーディオ・インタフェース。より一層コンパクトでインストゥルメント入力1系統とマイクロフォン入力1系統を備えた「AudioBox iOne」、さらにステレオ入力/MIDI入出力/モニターミックスなども装備した「AudioBox iTwo」の2モデルをラインナップする。また、AudioBox iTwoと、微妙なニュアンスをキャプチャできる「M7コンデンサー・マイク」、プロフェッショナル・モニタリング・ヘッドフォン「HD7」などをバンドルしたスペシャル・パッケージ「AudioBox iTwo STUDIO」(市場予想価格:2万7,800円前後)も展開。そのほか、音楽制作ソフトウェア「Studio One Artist」が付属するほか、録音したセッションはそのままStudio Oneへワイヤレス転送できるiPad用2トラック・レコーディング・アプリ「Capture Duo」なども同社より無料配信されている。
2014年11月04日アルパインは10月28日、Apple CarPlayに対応したカーオーディオ「iLX-007」を発表した。10月より順次、米国と欧州で販売を開始する。iLX-007は、7型のディスプレイを備えたカーオーディオのメインユニット。Apple CarPlayを使用することで、電話、ナビ、音楽、メール送受信といったiPhoneの機能を車内で手軽に使用することができる。7型の大型ディスプレイを搭載しているため、iPhone単体で使用するよりもナビ機能などを快適に使用することが可能だ。これらの操作は、iLX-007のタッチパネルだけでなく音声認識機能のSiriで行うことも可能。使用できるiPhoneのバージョンは、iPhone 6 / 6 Plus / 5s / 5c / 5(iOS 7.1以上)となっている。なお、iLX-007は海外向けモデルで、日本国内での販売については未定。同社によると、iLX-007に限らず現時点での日本国内へのApple CarPlay対応機の投入については未定とのことだ。
2014年10月30日JVCケンウッドは10月28日、2015年モデルのカーオーディオとして、1DINサイズのCDレシーバー5製品と2DINサイズのDVDレシーバー3製品を発表した。発売は11月上旬より順次。価格はオープンで、推定市場価格は12,000円前後~44,000円前後(いずれも税別)。○Bluetoothの高音質コーデックaptX/AACを利用できる「U400BT」「U300BT」1DINサイズCDレシーバーのラインナップは、Bluetooth対応モデルの「U400BT」「U300BT」に、非対応モデルの「U400」「U300」「U300R」。U400BTとU300BTのBluetoothのバージョンは2.0+EDR。対応プロファイルはHFP、SPP、PBAP、A2DP、AVRCP。スマートフォンと接続した場合、ハンズフリー通話を行うことも可能だ。音声コーデックは、SBCに加えて、より高音質なaptX/AACを利用できる。また、スマートフォンの音声認識機能を利用して音楽の検索・再生や電話機能を利用することも可能だ。5モデルとも、音楽CDの再生とAM/FMラジオの受信に対応するほか、フロントパネルにUSBポートとAUX端子を装備。無料アプリの「KENWOOD Music Play」を使用することで、Androidスマートフォンに保存されている音楽をレシーバー側の操作で再生することが可能だ。また、別売オプションのiPodインタフェースケーブル「KCA-iP102」「KCA-iP103」でiPhone/iPodを接続した場合も、レシーバー側で選曲などの操作を行うことができる。さらに、フロントパネルには「iPodキー」を備えており、ダイレクトにiPhone/iPodからの入力に切り替えることが可能だ。U400BTとU400は、バリアブルカラーイルミネーション機能搭載。RGB各色を10段階で調節してオリジナルのイルミネーションに設定することができる。アンプの最大出力は50W×4。8種類のプリセットを備えた「dBイコライザー」機能も備えている。プリセットは「DRIVE EQ」「DANCE」「POWERFUL」「ROCK」「VOCAL」「EASY」「JAZZ」「NATURAL」。DRIVE EQは、走行中にロードノイズによってかき消されやすい小さな音や低域などを補強するするものだ。○高い操作性のワイドコンソールモデルが追加された2DINレシーバー2DINサイズDVDシーバーのラインナップは、7V型液晶ディスプレイを装備する「DDX6015W」「DDX6015」に、6.2V型液晶ディスプレイを装備する「DDX3015」。ワイドコンソール用のDDX6015Wは、左右のフレームに操作キーを分離配置した専用のデザインを採用。キーとタッチパネルにより直感的な操作が可能だ。音楽CDやDVDの再生、AM/FMラジオの受信に対応するほか、背面にUSBポートとAUX端子を装備。USBデバイスに保存された音楽ファイル(MP3、WMA、AAC、WAV)、映像ファイル(MPEG-1/2)、静止画(JPEG)を利用できる。バリアブルカラーイルミネーション機能を搭載。プリセットされた8色のほかに、RGB各色を調整してオリジナルカラーにすることも可能だ。イルミネーションを時間で変化させるスキャンモードも装備している。アンプの最大出力は50W×4。走行中にロードノイズで聞こえにくくなる中低域を補正する「DRIVE EQ」をはじめとした8種類のプリセットイコライザーも備えている。
2014年10月28日ティアックは、USB2.0に対応したオーディオ/MIDIインタフェース「US-2x2」、「US-4x4」、「US-16x08」を、同社TASCAMブランドより発表した。「US-2x2」、「US-4x4」はすでに発売されているが、「US-16x08」のみ11月上旬に発売予定。価格はオープンプライス。これらの3モデルは、いずれも著名な音楽制作機器を数多く手がけたドイツ人デザイナーによる先鋭的なデザインを採用している。わずかに傾斜したアングルドデザインがストレスフリーのデスクトップレコーディングを実現するとのことだ。また、音質の要となるマイクプリアンプには、EIN-125dBuを誇る「Ultra-HDDAマイクプリアンプ」を搭載。さらに、複雑な機能は排し、簡単にインストールできる新設計の専用ドライバーも付属する。iPadなどiOSデバイスを使用したレコーディングにも対応しており、Apple純正のLightning-USBカメラアダプタにより、iPad用オーディオインタフェースとしも利用できる。なお、US-2x2では、iOSデバイスへ接続する際に別売のACアダプターが必要となる。
2014年10月28日ヤマハミュージックジャパンは、Bluetooth対応オーディオと間接照明が一体となったライティングオーディオシステム"Relit(レリット)"シリーズの新モデル2種を発売する。発売時期は、「LSX-70」が11月中旬から、「LSX-170」を12月上旬から。価格は「LSX-70」が4万5000円、「LSX-170」が6万円(ともに税抜)。Relitシリーズは、オーディオと間接照明が一体になったインテリアアイテム。新たな2モデルは、パンチングメタルの上質感と浮いているように存在するスピーカーユニットの融合による美しいデザインが特徴だ。「LSX-70」は約950gという軽量かつコンパクトな筒状で、部屋から部屋へ持ち運べる充電式バッテリー内蔵モデル。一方「LSX-170」はソリッドな円すい台で、美しく広がる光と重厚な存在感がインテリアにもなる据え置きモデル。カラーバリエーションは両モデルともに、サンライトゴールド、ダスクブロンズ、ナイトブラックの3色が用意される。また、スマートフォンやタブレット内の音楽ファイルをワイヤレス(Bluetooth接続)で再生でき、高音質なワイヤレス再生を実現するaptXにも対応する。周囲のどこから聴いても楽しめるように音が360度に広がるうえ、どんな場所に設置しても心地よい音を楽しめるバランスの取れたチューニングが施されている。加えて、圧縮音源に低音域の量感や高音域の伸びをプラスする同社独自の音質改善技術「Extra Bass」や小音量での再生時でも低音と高音を補正する「ラウドネスコントロール」を搭載。さらに、iOSまたはAndroid向けの専用アプリ「DTA CONTROLLER」(無料)を使えば、スマートフォンやタブレットの画面から再生/停止、音量調整、音質調整、楽曲選択などが可能だ。そのほか、両モデルに搭載されるLEDライトは「LSX-70」が5段階、「LSX-170」は10段階に明るさを調節可能。「DTA CONTROLLER」と連携し、タイマー設定した時間に合わせて照明と音楽を自動でオン/オフする「スマートタイマー」機能を搭載する。なお、「LSX-70」の外寸は幅94mm×高さ241mm×奥行94mm、重さは950g。スピーカーユニットは5.5cmウーファー×1、4cmツィーター×1。最大出力(JEITA)は、ACアダプタ使用時がウーファー10W+ツィーター10W、内蔵電池使用時がウーファー5W+ツィーター5W。照明部はLED数が4個で消費電力は8W。「LSX-170」の外寸は幅271mm×高さ290mm×高さ271mm、重さは3.3kg。スピーカーユニットは9cmウーファー×1、3cmツィーター×1。最大出力はウーファー15W+ツィーター15W。照明部はLED数が11個で消費電力は15Wとなっている。
2014年10月23日Analog Devices(ADI)は10月22日、オーディオやコントロールデータをクロックや電源とともにアンシールドのシングルツイストペアワイヤ上で配信することができるデジタルオーディオバス技術を搭載したトランシーバ「AD2410」を発表した。同製品は、同社の新しい車載オーディオバス「A2B(Automotive Audio Bus)」を可能にするデバイスファミリの最初の製品であり、現在のケーブルハーネスの重量を大幅に低減でき、車の燃料効率の改善とHi-Fiオーディオ配信を実現する。また、既存のデジタルバスアーキテクチャで求められる高価な大規模メモリ付きのマイコンが不要になる。さらに、50Mbpsのデータ帯域幅と、上りおよび下り合わせて最大32オーディオチャネルに対するサポートを提供する。そして、複数の「AD2410」を単一のマスターにデイジーチェーン接続でき、あらゆる規格のオーディオサンプリング速度に対応する他、既存のデジタルバスアーキテクチャと異なり、システム遅延は全てのスレーブノードにおいて完全に同期されるため、特にアクティブノイズキャンセレーション、車内通信、およびマイクロフォンビームフォーミングなどのアプリケーションに適しているという。この他、配線の複雑さを低減するだけでなく、全てのスレーブノードにファントム電源機能を提供して、ローカル電源を不要にする。その結果、オーディオシステムのeBOMコストが低減できる。また、自動車用ESDやEMI、さらにEMC要件のすべてに適合しているのに加え、-40℃~+105℃の拡張自動車用温度範囲で動作し、AEC-Q100規格に完全準拠している。さらに、システム関連の故障を特定できる拡張診断機能も内蔵している。そして、同社のSigmaStudioグラフィカル開発ツールを用いて完全にコンフィギュレーションすることができ、開発時間の短縮と迅速な市場投入を保証する。なお、パッケージは32ピンLFCSP。価格は1000個受注時で4.95ドル。現在サンプル出荷中で、量産出荷は12月より開始する予定。
2014年10月23日ユニットコムは20日、USB端子をライン出力/マイク入力端子に変換するUSBオーディオインタフェース「D543 USB Virtual7.1」を発表した。同社が運営するパソコン工房通販サイト内にある雑貨専門店「Nantena」で販売する。価格は税込215円。USB経由で、ライン出力とマイク入力のステレオミニジャック端子を使用できるUSBオーディオインタフェース。電源はバスパワー。本体にはボリューム調整とミュート機能を備え、バーチャル7.1chサラウンドサウンドにも対応する。入力端子はライン出力、出力端子はモノラルマイクロフォン入力(ステレオミニジャック)。本体サイズはW2.5×D1.3×H5.6mm。対応OSはWindows XP / Vista。
2014年10月20日Twitterは10月17日、iOS・Androidのアプリ向けにTwitterの新たな音楽再生機能「オーディオカード」を発表した。オーディオカードは、アーティストが投稿した音源をTwitterのタイムライン上で再生できる機能。SoundCloudとiTunesの協力の基、一部のアーティストで試験的に導入する。パリ出身のDJのデヴィッド・ゲッタがリミックス音源を公開したり、シカゴ出身のチャンス・ザ・ラッパーが70万人がニューシングルを公開するなど、すでにオーディオカードが活用されている。Twitterの利用者は、アーティストが投稿したオーディオカードを自分のタイムライン上でタップすることで、拡大画面に切り替えて直接音楽を再生できる。画面には、曲の早送り/巻き戻し、一時停止などの再生機能がある。矢印マークをタップしてプレーヤーの画面を縮小表示すれば、別のページを行き来しながらも継続して再生できる。
2014年10月20日ハイ・リゾリューションは、Focusriteの人気USBオーディオインタフェース「Scarlett」シリーズの最小モデル「Scarlett Solo」を発売した。価格は1万800円。同製品は、美しくコンパクトなアルミニウム製ボディーに、Focusriteの伝統ある高品位マイクプリアンプ1基を備えたマイク入力、ラインとの入力切り替えが可能な楽器入力、最高24bit/96kHzに対応したAD/DAコンバーター、大型のボリュームコントロールダイヤル、ダイレクトモニタースイッチなどを搭載している。また、ゲインノブの周りには、直感的なレベルコントロールを可能にする"halo"シグナルインジケーターも装備。USBバスパワーでの動作に対応するほか、音楽制作ソフト「Ableton Live Lite」、1GBの著作権フリーサンプル素材集「Loopmasters」、「Novation Bass Station」ソフトシンセサイザー、さらにEQ/コンプレッサー/リバーブ/ゲートエフェクトなどを含む「Focusrite Scarlett Plug-in Suite」も付属する。
2014年10月16日デンソーと新日本無線は10月16日、新日本無線のオーディオ向けにデンソーのSiC技術「REVOSIC」を応用したSiCパワーデバイスを共同開発したと発表した。SiCは、従来材料であるSiよりも高耐圧、低抵抗、高速オン/オフ動作の特徴があり、高電圧が印加可能で低出力損失であることから、システムの発熱を大幅に低減することができる。例えば、ハイブリッド車用のインバータの体積を従来の2割まで小型化することができるなど、産業用機器をはじめ、あらゆる機器の省電力化を可能にする。デンソーはこれまで、「REVOSIC」を車載用途に適用するため、パワーデバイス、6インチのSiCウェハなどを開発してきた。デンソーでは、今後も車載用・産業用ともに「REVOSIC」の研究・開発を推進していくとコメントしている。
2014年10月16日パナソニックは9月29日、オーディオ専用ブランド「Technics(テクニクス)」のネットワークオーディオプレーヤー「ST-C700」を発表した。発売は2015年2月が予定されており、希望小売価格は138,000円となっている(税別)。なお、本製品は受注生産となる。Technicsブランドにおいて、上位のラインナップである「リファレンスシステム R1」シリーズに対して、より多くのユーザーに楽しんでもらうことが念頭に置かれている「プレミアムシステム C700」シリーズとして位置付けられるモデル。ST-C700は、ジッターによる音質劣化や外部からのノイズ混入を防ぐ「Digital Noise Isolation Architecture」、電源ノイズの混入を抑える「Virtual Battery Operation」などを搭載するネットワークオーディオプレーヤーだ。Digital Noise Isolation Architectureは、ジッターリムーバーによるジッター削減のほか、LAN入力にはコモンモードフィルター、デジタルインタフェースであるUSBにはパルストランスと、インタフェースごとに適したノイズ遮断を行うもの。これにより、クリアで安定したサウンドを実現する。加えてUSBからの入力には、低誘電損失、高耐圧、温度安定性などの特性を持った高品質ルビーマイカのコンデンサーや、磁気歪みに強い非磁性カーボンフィルム抵抗によるパワーコンディショナーを搭載。USB電源ラインからノイズが混入するのを低減し、高音質再生を可能としている。Virtual Battery Operationは、基準電位発生回路をコンデンサーチャージに使用。音楽再生時には回路を遮断して、電源ノイズが信号へ混入するのを防ぐことで、音が濁る原因を取り除くものだ。これにより、電源回路自体でノイズが発生するのを抑えている。これらに加えて、Technicsオリジナルアルゴリズムの「Ultra Low Distortion Oversampling」を採用。デジタルコンテンツ特有のサンプリングによるイメージ成分を-160dB以下まで高精度に除去し、豊かな空間表現を可能としている。接続インタフェースは入力がUSB-A、USB-B、出力がアナログRCAアンバランス×1系統、同軸デジタル×1系統、光デジタル×1系統、そのほかLANポートを備える。サイズはW340×D305×H88mm、質量は約4kgだ。
2014年09月29日パナソニックは29日、高級オーディオ機器ブランド「テクニクス(Technics)」から「ステレオインテグレーテッドアンプ SU-C700」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は税別158,000円。なお、本製品はすべて受注生産となる。SU-C700は、新開発のフルデジタルアンプ「JENO(Jitter Elimination and Noise-shaping Optimization) Digital Engine」を採用したステレオインテグレーテッドアンプ。デジタル処理時に発生するジッター(時間間隔のズレ)を抑制し、デジタルアンプならではの音質劣化を防ぐために、独自のジッター削減回路を搭載する。このジッター削減回路は、低周波帯域のジッターを抑制するノイズシェーピング方式のクロック再生成回路と、高周波帯域のジッターを抑制する高精度サンプリングレートコンバーターの組み合わせにより構成され、全帯域でジッターが削減された音質を実現。また、PWM(Pulse Width Modulation)変換誤差を補正すべく、独自のPWM変換回路を搭載する。これによりハイレゾ音源のダイナミックレンジを損なうことなくPWM信号に変換可能だ。スピーカーのインピーダンス特性による周波数特性の乱れというデジタルアンプの欠点を改善するものとして、周波数位相特性の補正技術「LAPC(Load Adaptive Phase Calibration)」を新しく搭載。スピーカーに接続した状態でアンプの周波数振幅位相特性を測定し、理想的なインパルス応答にするためのデジタル信号処理を行う。「LAPC」によって振幅と位相の周波数位相特性を補正するので、空間表現豊かな音が可能だ。加えて、安定して電源を供給できる「High-speed Silent Linear Power Supply」によって電源を強化している。サイズはW340×D325×H132mm、重量は8.3kg。デジタル入力端子は光×1、同軸×3、USB-B×1の3系統。アナログ入力端子はライン×1、Phono(MM)×1の2系統を備える。定格出力は8Ω負荷時が45W×2、4Ω負荷時が70W×2。
2014年09月29日アユートは7月19日、「ポータブルオーディオ研究会2014年夏(ポタ研2014夏)」の会場で、Astell&Kernブランドのハイエンド・ネットワークオーディオプレーヤー「AK500N」の発表会を開催した。なお、発売日や価格は未定。AK500Nは、Astell&Kernブランドとして初めての据え置き型プレーヤー。1TBのSSDを搭載しており、そこに保存した音楽ファイルを再生するというのが基本スタイルだ。CDドライブを搭載しているが、これはリッピング専用で、ダイレクトに音楽再生を行うことはできない。リッピング時のファイル形式は、現状はWAVのみだが、製品化の際には、FLAC/AIFFなどにも対応させる予定としている。また、NPTモードを持っており、PCなどでダウンロードしたファイルは、USB経由でコピーすることが可能だ。USB DAC機能を搭載しており、PCなどから音楽再生を行うこともできる。対応フォーマットは、同社のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「AK240」と同じで、192kHz/32bitまでのファイルに対応する(ネイティブ再生は192kHz/24bitまで)。「AK120」や「AK100II」、AK240とネットワークで連携可能。AK500Nに保存されている音楽ファイルを、これらのプレーヤーに転送することができる。また、AK500Nに保存されている音楽ファイルを、AK120やAK100II、AK240からネットワーク経由で再生させることも可能だ。Wi-FiやBluetoothに対応しており、iOS端末やAndroid端末で動作するリモートコントロールアプリも用意される予定だ。DLNAもサポートされるが、プレーヤーとレンダラー、サーバーのうち、どの機能が利用できるのかは現時点で不明だ。USBは、Type AとType Bそれぞれ1系統を装備。それ以外のデジタル入出力は、AES/EBU×1、S/PDIF×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1。アナログ出力は、バランスとアンバランスをそれぞれ2系統装備する。
2014年07月22日ハンファQセルズジャパンは24日、オーディオ機器向けのBluetoothレシーバー「HS-BMR002」を発売した。AAC、apt-X、SBCの各コーデックに対応する。直販価格は4,380円。オーディオ機器のアナログ音声入力端子もしくは光デジタル出力端子につないで利用する、Bluetooth3.0対応のレシーバー。プロファイルはA2DP、AVRCPをサポートする。サイズは約W42×D53×H18mm、重量は15.5g。電源は付属のACアダプタを使用する。
2014年01月24日ニュマークジャパンコーポレーションは、M-Audioの24bit/96kHz対応4イン・4アウトのUSBオーディオMIDIインタフェース「M-Track Quad」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格3万9,800円。同製品では、ファンタム電源を搭載し、マイク、ギター、シンセサイザやDJミキサなど、様々なソースを接続することができる入力端子を装備。さらに、それらをゼロ・レーテンシィでダイレクトモニタリングすることが可能となっている。また、外部エフェクタを接続する際に便利なインサート端子をはじめ、MIDI入出力端子、パワード・ハブとして機能する3ポートのUSB2.0ポートなども搭載している。そのほか、本格的な音楽制作や編集が行える音楽制作ソフトウェア「Avid Pro Tools Express」、「iLok」、手軽に音楽制作可能な「AIR Ignite」(ダウンロード提供)なども付属する。
2014年01月22日フックアップは、Sony Creative Softwareの最新オーディオ編集ソフトウェア「SOUND FORGE PRO 11」の日本語版を12月16日に発売する。価格は、発売記念版が4万6,200円で、通常版が5万7,750円、アカデミック版が3万6,750円。同ソフトウェアは、放送業界、ゲーム業界など音を取り扱うあらゆるアプリケーション現場において、業界標準ツールとして多くのユーザーを誇るオーディオ編集ソフトウェアの最新バージョン。原音忠実な64bit /192kHzオーディオでの32チャンネル同時録音を実現。また、パンチ&ロールのセッションで複数のテイクを管理し、録音と再生をより簡潔に行えるようになった。さらに、入力バスへのプラグインエフェクトの使用、Broadcast Wave File のサポート強化、同社SPECTRALAYERS 2との連携、CALMメーター対応、iZotope社の修復ツール(Declipper、Denoiser、Declicker)およびボイス処理ツール(Nector Elements)プラグイン付属など、様々な新機能の追加や機能強化が行われている。
2013年12月12日本を読みたいと思っていても、なかなか時間がなかったりして、読めないということはよくありますよね。そんなとき、何かをしながら本を読めたら便利だと思いませんか。そんな一瞬無茶な願いを叶えてくれるのが、「オーディオブック」です。「オーディオブック」とは、まさに文字通り、耳で聴く本のこと。プロの俳優や声優、ナレーターが読み上げてくれる本を聴くだけ。例えば、ネイルをしているとき。寝る前に部屋でストレッチをしながら。料理をしながらでも、ランニングをしながらでも、本を聴くことができるのです。今している何かに音声という形で本を聴くことをプラスできるというのは、新しい発見ですよね。ヨガやネイルで外側を磨きながら、本を聴くことで内側も磨けば、きっと生活がもっとキラキラするはず。あれもこれも、したいことがたくさんある欲張り女子にはぴったりです。ちょうど7月28日まで、読書週間ならぬ 「聴く書週間」 が開催されているとか。代官山の5つのカフェで、オーディオブックを体験することができるそうです。体験できるのは、例えば、賢い女に見られたい人なら、ベストセラーの『もしドラ』や『聞く力‐心をひらく35のヒント』など、「賢い女に見られたいアナタへ」をテーマに選ばれた5冊がオススメ。他にも、「がんばりたい恋愛があるアナタへ」をテーマに選ばれた作品の中には、著書の蝶々さん自らが朗読しているという『小悪魔流。‐小悪魔の手のうち教えます‐』も。実際に彼女の声で聞けば、小悪魔になるためのアドバイスが実感できそう。さらに、直木賞作家の朝井リョウさんの『桐島、部活やめるってよ』や、江國香織さんの『東京タワー』を聴いて、物語の世界に浸ることもできます。これらは、登場人物の数だけキャストがいて、セリフを各々が読むほか、歩いている足音や雨音、周囲の雑音など効果音も入り、まるでドラマを見ているよう。こんな風に恋愛小説を聴けば、きっと妄想が膨らんでドキドキしてしまうはず。耳から聴くことで、目から読むよりも想像力がたくましくなり、妄想することで女性ホルモンが活性化すると言われているとか。普段ときめきから遠ざかっているという人は、ぜひオーディオブックを聴いて、恋する気分を味わってみては?「聴く書週間」中は、期間限定で専用サイトから、無料ダウンロードもキャンペーン中なので、どこでも「オーディオブック」を体験することができるそう。恋と仕事に効くオーディオブックがセレクトされているので、オススメです。いまなら感想を投稿してiPodなどがもらえる キャンペーン もやっています。本好きな人だけではなく、本が少し苦手と思っている人にも、気軽に楽しめるのが「オーディオブック」のよさ。落ち込んでいる夜には、ポジティブな言葉を聴いて元気を出すのもよし、逆に泣きたいときは泣ける小説を聴くのもよし、どんな気持ちになりたいかに合わせて本を選べば、きっと気分もすっきり。話題になっている本は読みたいけれど、実際にはなかなか読めなかった人へ、ぜひ「オーディオブック」という新しい選択をしてみては? 新たな世界が広がりそうです。※聴く書週間で聴けるオーディオブック以外にも、専用サイト FeBe では、約10,000本のオーディオブックがダウンロードできます。・聴く書週間 公式サイト ・オトバンク 公式サイト
2013年07月26日老舗オーディオメーカー「ONKYO(オンキヨー)」から、高音質ヘッドホンの第一弾モデルが2013年5月上旬に新発売となった。オンキヨーのホームオーディオづくりのクオリティを「外に持ち出す」という発想で作られたこのヘッドホン。オーディオメーカーとして60年余の歴史を持つ老舗メーカーがヘッドホンに本格参入するとあって、オーディオマニアたちからの注目度も高い。ワイヤレスな電子機器が日常にあふれ、モバイルリスニングに関わる市場が盛んな今、老舗のオンキヨーがヘッドホン本格参入という話を意外に思った方も多かったようだ。オンキヨーがこれまでヘッドホンの製品化に慎重だったのは、携帯性に優れた製品というだけでなく、ホームオーディオづくりのクオリティを損なわない点や、音響機器のモノとしての美しさを追求し、オンキヨーならではの製品づくりを模索してきた結果だ。まさに今回のヘッドホンは、オンキヨーが満を持して発売したアイテムといえるだろう。展開カラーはブラック、ホワイト、バイオレットの3色。まず、手にした時に感じるのは、開発者がこだわり抜いたというモノとしての存在感だ。メタリックな光沢を放つ真円形のイヤー部分のハウジング(耳を覆う丸い部分)は、アンプのつまみをモチーフにしたアイコニックなデザインになっていて、アルミ材の質感が高級感を与えている。このアルミ材によってデザイン性があるだけでなく、音質も締まって聴こえるのだ。実際に、サウンドを聴いてみると、振動板をチタンコーティングした新開発40mmドライバーによって実現されるクリアで品のある高音域が、頭のなかに心地よく響き渡る。開発者らの「ヴォーカルを大切に、ささやきや溜息までもがそのまま聞こえるように」というこだわりを、この小さなスピーカーで完成させているという。さらに、チャンバー(ヘッドホン内部空間)は、躍動感ある低域を実現するための内部構造になっており、大きなオーディオのスピーカー並みの音を小さなイヤースピーカーでも実現。立体的で表情豊かに表現された音は、より臨場感を増して感じられる。重低音のクオリティも高く、さまざまな楽曲を迫力満点に楽しめる。インナーイヤータイプのイヤホンも初登場予定なので、ぜひ併せてチェックして欲しい。お気に入りの楽曲を聴きながら、モチベーションをコントロールしたり、リラックスしたり、または懐かしい思い出に浸ってみたり。心に響くクリアなサウンド・マテリアルが、日常生活に新たなインスピレーションをもたらしてくれるはずだ。■お問い合わせ:オンキヨーオーディオコールセンターTel:050-3161-9555(text:Miwa Ogata)
2013年05月20日