パラマウント・ピクチャーズが製作準備を進めているコメディ映画『裸の銃(ガン)を持つ男』のリブート版に、パメラ・アンダーソンが出演することがわかった。主演はリーアム・ニーソン。監督は『俺たちポップスター』のアキヴァ・シェイファー。2025年7月の北米公開が予定されている。オリジナルの『裸の銃(ガン)を持つ男』は1988年に公開。レスリー・ニールセン、ジョージ・ケネディ、先日亡くなったO・J・シンプソンらが出演した。1991年と1994年に続編が作られている。テレビドラマ『ベイウォッチ』でセックスシンボルになったアンダーソンは、ドウェイン・ジョンソン、ザック・エフロン出演で映画化した2017年の『ベイウォッチ』にも出演。昨年はNetflixがドキュメンタリー『パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー』を配信した。文=猿渡由紀
2024年04月17日昨年公開されたアニメ映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』の成功を受け、パラマウント・ピクチャーズがコミックブック「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のミニシリーズ「The Last Ronin(原題)」を実写映画化することが分かった。R指定の作品になるという。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。脚本は『チャイルド・プレイ』(2019)のタイラー・バートン・スミス。製作はDCフィルムズの元社長ウォルター・ハマダが行う。原作コミックの「The Last Ronin」は、「ミュータント・タートルズ」史上最も「ダーク」な物語の一つと評されている。舞台は宿敵シュレッダーの孫がニューヨークを支配している遠い未来。兄弟や師匠のスプリンターが殺害され、最後の「ミュータント・タートルズ」になってしまったミケランジェロは、疎遠になっていた友人エイプリル・オニールら古い友人の力を借り、シュレッダーの孫を倒すことを誓う。たとえ自分の命を犠牲にしてでも…。原作ファンは「ミケランジェロの単独映画!彼にふさわしい栄誉だ」「この日を待っていた」「何が何でも観に行くぞ」「基本的にアニメシリーズを実写化することには反対。でもこの作品は本物の可能性を秘めているから観に行くのが楽しみ!」とXに期待の声を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:ミュータント・タートルズ 2015年2月7日より全国にて公開© 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック! 8月25日(金)日本公開© 2023 PARAMOUNT PICTURES.TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES IS A TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONAL INC.
2024年04月12日11日、シネマコンにてパラマウント・ピクチャーズが『最終絶叫計画』シリーズのリブート映画を企画していることを明かした。『ワイルド・スピード』シリーズのプロデューサー、ニール・H・モリッツが製作を担当。今秋に撮影が開始され、2025年に公開予定だという。『最終絶叫計画』シリーズは、複数の有名ホラー、ミステリー、サスペンス、スラッシャー映画を取り入れてパロディ化したもの。例えば1作目の『最終絶叫計画』では『スクリーム』『ラストサマー』『シックス・センス』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などのパロディ要素が見られる。1作目から4作目まではアンナ・ファリスとレジーナ・ホールが主演したが、2013年に最後に作られた5作目ではアシュレイ・ティスデイルが主演した。リブート作品となる今作に、過去のキャストが出演するかは不明だ。5作目公開から10年以上が経ち、ネタになりそうな映画が数々公開されてきた。ファンは久しぶりのシリーズ最新作の製作を喜び、パロディのネタとして『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』『M3GAN/ミーガン』『クワイエット・プレイス』『エクソシスト 信じるもの』などを取り上げてほしいとリクエストしている。「リブート」と報じられているため、「純粋に第6弾としてほしい」「アンナとレジーナを復帰させて『Scary Movie 6』を作って!」という声も上がっている。(賀来比呂美)
2024年04月12日パラマウントのCEOブライアン・ロビンスが、「Variety」誌に「(今後、コストの)高いオリジナルアニメ映画を公開し、観客が来るのをただ祈るつもりはありません」とコメント。新たなオリジナルものより、『スポンジ・ボブ』や『アバター(アニメ)』などの既存のIPに力を入れたいと言ったことを受け、映画人たちから批判が噴出している。『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』でアカデミー長編アニメ映画賞、ゴールデングローブ賞アニメ映画賞などを受賞したデル・トロ監督はシンプルに「なんてこった」とツイート。『LEGO ムービー』シリーズ、『スパイダーマン:スパイダーバース』のクリス・ミラー監督は「非常に知識不足な意見だと思います。どんなスタジオも、オリジナルのドラマ、アクション映画、伝記、コメディ、『アバター』を作らないとは言いません。アニメにだけIPが必要だなんて、馬鹿げている」と怒り心頭。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の脚本家ゲイリー・ウィッタは、『スター・ウォーズ』『トイ・ストーリー』『アナと雪の女王』などの大ヒットIPの多くが「誰かの“オリジナル”のアイディアをイチかバチかでやってみたことから始まったというのを、そんなにも簡単に忘れてしまうなんて」と呆れた様子だ。(賀来比呂美)■関連作品:ギレルモ・デル・トロのピノッキオ 2022年11月25日より全国にて公開、12月9日よりNetflixにて配信
2023年07月28日テイラー・スウィフトが製作・配給会社の「サーチライト・ピクチャーズ」とタッグを組み、長編映画監督デビューを果たすことが分かった。同社が「Variety」誌の記事を通じて認めた。長編映画のメガホンを取るのは初めてだが、MVや短編映画を手掛けたことはあるテイラー。昨年公開した、自身の楽曲「All Too Well」からインスピレーションを得て短編映画化した『All Too Well: The Short Film』が高い評価を受けて話題になった。トライベッカ映画祭とトロント国際映画祭で上映され、MTVビデオ・ミュージック・アワードでは複数の賞を受賞。アカデミー賞の短編映画賞にもノミネートされる条件は満たしているとして、注目を集めている。「サーチライト・ピクチャーズ」は、昨年アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞を受賞した『ノマドランド』など、賞レースに絡む多数の作品を製作・配給してきた。同社は「テイラー・スウィフトは一世代に一人いるかいないかのアーティストであり、ストーリーテラーです。彼女とコラボし、この刺激的で新しい創造的な旅に乗り出すというのは、純粋にうれしく光栄なことです」と声明を発表。今作のジャンルや内容は明らかになっていないが、脚本もテイラーが担当することが分かっている。(賀来比呂美)
2022年12月12日パラマウントベッド株式会社は、3月18日(金)の「睡眠の日」にあわせて、3月14日(月)から3月20日(日)までの期間、眠りの多様性や新感覚をみなさまに体験いただくイベント「眠りを楽しむWEEK」を開催します。本イベント初日に行われたトークショーと体験会の様子についてご報告いたします。トークショーでは、元テレビ朝日アナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀さんが登壇。前田さんのアナウンサー時代の睡眠状況をはじめ、退社後の私生活や現在の仕事、イギリス留学でのエピソードなどをお話いただきました。また、パラマウントベッド睡眠研究所の主幹研究員が、質の良い眠りについてメリットや必要なこと、テクノロジーを活用し客観的に睡眠を把握できる方法などを解説しました。<「眠りを楽しむWEEK」特設サイトURL> <「Active Sleep」ブランドサイトURL> <トークショーレポート>■ 前田有紀、アナウンサー時代の不規則な生活を語る「常に海外旅行の時差ぼけ状態」トークショー冒頭では、パラマウントベッド睡眠研究所の椎野俊秀主幹研究員が、睡眠やActive Sleepベッドがもたらす効果について説明。まず、「良い睡眠、いい眠り」とは何かについて「日中に眠気が来なければ良い睡眠がとれています」とコメント。また、良い眠りのポイントについて「“寝つきが良い”“睡眠中に目が覚めない”“目覚めが良い”の3点が重要です。私はマットレスや枕などを開発する際はこの3点に着目していますし、睡眠の状態を計測できる『アクティブスリープアナライザー』でも、この3点を評価することができます。自分の眠りを客観的なデータで見ることで、新しい気づきを得られると思います」と解説しました。それに対して前田有紀さんは「アナウンサー時代は本当に不規則で、常に海外旅行の時差ぼけ状態でした。深夜番組は、収録を終えて家に帰ると3時~4時頃だったり、逆に早朝番組は深夜2時~3時頃に起床したりと、一週間の中でも担当する番組によって睡眠時間がバラバラでした。その後、テレビ局を退社し、以前から興味があった花に関わる仕事をしています。花の仕事も意外と不規則で、夜の搬入で装飾の仕事をすることもあれば、朝の市場は早くて4時台に起床します。今も睡眠の質をより良くしたいという気持ちは強いです」と、自身の多忙な生活を振り返りながら語りました。前田さんのように、睡眠時間が短い方へのアドバイスを求められると、椎野は「昼寝をとることをおすすめします。睡眠が不足していると、日中の眠気が継続して効率が悪くなり、負のスパイラルに陥ってしまう恐れがあります。日中のパフォーマンスを高める昼寝のコツは、12時から15時のあいだに15分くらいがベスト。20分以上寝てしまうと深い睡眠に入ってしまうので、目覚めが悪くなってしまいます。また、昼寝前にコーヒーを飲んでおくと、カフェインの覚醒効果が30分ほどで現れるので、ちょうどシャキッと目覚められるという話もあります」と説明。さらに「昼寝をせずに頑張ってしまう人も多いと思うのですが、最悪なパターンが、帰りの電車やバスで寝てしまうことです。15時以降に寝てしまうと、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりしますので、悪循環が続きます」と話しました。椎野のアドバイスを受けて、前田さんは「夕方に子どもたちを車に乗せるとどうしても眠ってしまうので、夜になかなか眠ってくれなくて困っています。これからは早めに昼寝をさせないといけないなと思いました」と、子育て中の苦労エピソードも明かしました。■ イギリス留学時の生活について「すっぴんで、土の付いた服を着て過ごす毎日が“自分らしい”」アナウンサー、フラワーアーティストと二つの経歴を持ち、イギリスへの留学も経験したという前田さん。イギリス留学での思い出について、「前職を辞める際、花にまつわる仕事がしたいという漠然とした思いがありました。その時にたまたま見つけた、イギリス・コッツウォルズのインターンに申し込んでみました。そこでは、薔薇のメンテナンスや芝刈りをして過ごしました。少し前までは、衣装を着て、ヘアメイクをして笑っていた自分ですが、すっぴんで、土の付いた服で毎日過ごすのが、すごく自分らしいなと気付きました。そこで、花の世界で生きていく覚悟が決まりました」と、にこやかに語りました。また、海外での睡眠については「基本的にはずっとホームステイをしていたのですが、いつも音楽が流れていて賑やかだったり、鳥の声を聞いて目覚めることに気持ちよさを感じたりもしました。また、庭が充実していて、いつも花や緑を見ながら暮らしていました。肉体労働をしていたこともあり、心地よく眠り、心地よく目覚める日々でしたね。一方で、ホームステイ先では部屋がコロコロと変わり、『ちょっと寝にくいな』と思ったこともありました」と、赤裸々に話しました。前田さんも経験した海外における睡眠。日本の睡眠と比べてどう異なるのか、椎野は「OECDの調査によると、日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短いという結果が発表されています。やはり『寝る間を惜しんで頑張る』という文化が根強く残っているのかもしれません。また、共働きで子育てをする世帯も多く、特に40~50代の女性の睡眠時間が短いと言われています。そんな中で、当社の調べでは8割以上の人が睡眠の重要性を感じており、また睡眠が日中のパフォーマンスに影響があることを実感しています。しかし、約7割の人が『睡眠の対策ができていない』という結果でした」と日本の睡眠の質の低さについて言及。前田さんは「分かります。睡眠が少ないけど元気な日や、たっぷり寝たのに疲れが取れない日もあって、何の対策もできていませんね」と深く共感した様子を見せました。続けて、椎野は「弊社ではこのような状況を変えたいと考え、『人それぞれに合った最適な睡眠をとることにより、前向きでアクティブな人生を送る』というコンセプトを掲げて、2019年3月に『Active Sleep』というブランドを設立しました。先ほどお伝えしたように、日本では睡眠の質の低さについて注目が集まっています。そこで、睡眠をネガティブに考えるのではなく、工夫を凝らしたベッド空間を体験いただくことで、睡眠をポジティブに楽しんでいただくきっかけになればと思い、今回のイベントを開催しました」とブランド立ち上げや、本イベントの実施背景についてコメント。それに対して、前田さんは「『アクティブ』と付くだけで、眠りをより良く変えていけるような主体性を感じます。イギリスでは、庭にハーブを植えている家庭が多く、それらをドライフラワーにして部屋に吊るすなどしていました。良い香りを嗅ぐと、より眠りが深くなったような気がしましたね。男女問わず花や緑が好きな人が多かったので、植物と結び付けて、生活や暮らしを豊かにしている印象がありました」と、イギリスでの生活を重ね合わせながら話しました。■ 自身が生けたフラワーアレンジメントについて「春の花をふんだんにあしらっています」続いて、現在はフラワーアーティストとして活躍する前田さんに、花が自身の心にもたらす効果について伺いました。前田さんは「入社以来ずっと仕事に邁進していたので、プライベートは充実していなかったように思います。そんな生活にどこか息苦しさを感じて、花を1輪飾ったところから本当に暮らしが変わりました。部屋が明るくなり、癒され、季節も感じられて、時には元気付けられることもあり。良い効果がたくさんありました」と話し、「イギリス留学から帰国後は、東京の花屋で3年間修業を積み、自身のブランド『gui(グイ)』を立ち上げました。花屋での修行中は『前田有紀さんに似てますね』と言われることもありましたね(笑)。ちなみに、この『gui』というブランド名は、フランス語で『宿り木』という意味がありまして、宿り木のように色々な場所で花を咲かせたいという思いで名づけました」と、自身の経験とブランド名に込めた思いも語りました。そして、この日会場に飾られていた美しいフラワーアレンジメントは、前田さんが「Active Sleep」をテーマに生けた作品だといいます。前田さんは「目覚めたときに、良い眠りだったと思えるようなビタミンカラーの花を集めてみました。春の花をふんだんにあしらっており、中でも、スイートピーが甘くて優しい春の香りを誘っています」と、作品へのこだわりや思いを伝えました。また、前田さんのお話の中にも出てきた“香り”について、椎野は「香りには、ラベンダーやカモミールなどの鎮静作用があるものと、ジャスミンやペパーミントなどの覚醒作用があるものがあります。これらは、入眠や朝の起床に劇的な効果をもたらすものではないですが、補助的に使うことで入眠や朝の起床の一助とすることができます。また、有効性の報告があるものとして、スギやヒノキの木に含まれるセドロールという香気成分は、交感神経活動を抑制する作用があります。就寝前~就寝中の吸入で寝つきや中途覚醒の改善に効果があると確認されています。寝室の木質素材が多いほど不眠症状が少ないというデータも報告されていますが、木のほど良い香りによる効果なのかもしれません」と、香りと睡眠の密接な関係性について解説。加えて、会場に設置されたディフューザーには、ラベンダー、ベルガモット、スイートオレンジなどの精油が使用されており、これらの香りは、ストレスを和らげ、感情のバランスを整えてくれる効果があるのだとか。前田さんは「いつも、お風呂に子どもを入れるときにドタバタしてしまいます。そんなとき、自分に振りかければ子どもたちにも優しい気持ちで声かけができそうです(笑)」と、会場を包み込む柔らかい香りについて感想を述べました。■ アクティブに日々を送る秘訣について前田「『こうなりたい』という思いを口に出す」最後に、皆さんにお届けしたいライフスタイルについて、パラマウントベッド睡眠研究所の椎野は「睡眠に影響を及ぼす因子には個人差があります。人に良いマットレスが自分に合うとは限りません。同じ人でも、その日の体調で適切な寝室環境が変わります。弊社では『アクティブスリープアナライザー』のデータに基づき、その人に最適なマットレスの硬さやベッドの角度、さらには睡眠状態とリンクし香りや空調のコントロールなどを提供することで、その人にとって最適な睡眠環境を提供したいと考えています。また、今後は眠りをより良くするためのサービスプログラムの提供を行いたいと考えています。睡眠は、きれいになりたい、勉強やスポーツの成績を上げたいなど、すべての『なりたい』の土台になっていると思っています。Active Sleepを通して、なりたい自分を手に入れるサポートができれば最高ですね」と、今後の展望を交えつつ、企業としての思いを伝えました。そして、自身のアクティブスリープライフについて、前田さんは「自分が主体的に眠りと向き合うことによって、より質の高い日々を送ることができると気付きました。今までの人生を振り返ると、完璧な状態の睡眠をとることができていなかったように思います。自分自身をコントロールできれば、もっと幸せになれるのかなと感じました」と語り、ポジティブな毎日を送る秘訣については「『こうなりたい』という思いを積極的に口にすることで、実現に近づくような気がしています。今日うかがったお話を踏まえて『睡眠を改善して、もっと元気に生きていきたい』という気持ちも口にしつつ、睡眠を大事にしていきたいですね」と、“言霊”がもたらす効果についても話しました。最後に、訪れた取材陣から「春にオススメしたい花の飾り方」について質問されると、前田さんは「おうちの中でお花見ができるので、『桜』を飾るのが良いと思います。桜は、幹を縦にカットすると水の吸い上げが良くなりますよ」と笑顔でコメントしました。<イベント体験レポート>■ 最新技術が集結!「眠りを楽しむWEEK」で至高の眠りを体感パラマウントベッド株式会社では、「眠りを楽しむWEEK」を、DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYにて3月14日(月)から3月20日(日)まで開催しています。パラマウントベッド社員による説明を受けながら、「香り」「音楽」「明かり」「IoT」をテーマにしたベッド空間をそれぞれ体験いただけます。当日のイベントの様子についてレポートします。Active Sleepベッドについて展示は4つのブースにわかれており、すべてのコーナーにおいて、実際に「Active Sleepベッド」を体験することができます。ベッドにはセンサーが搭載されており、呼吸数や心拍数などの体動から入眠・起床を検知。眠りやすさ、寝返りのうちやすさ、起床のしやすさなどを考慮し、その時々によって角度が自動で変化します。また、『読書モード』では読書がしやすい角度を設定できたり、マットレスの柔らかさ・固さの調整も可能。これらはすべてスマートフォンアプリで管理でき、自身の好みによって細かくカスタマイズができるようになっています。(1)Hearing(音楽)の空間展示場に足を踏み入れ、最初に目につくのがこちらの空間。シンプルでモダンテイストな部屋に、キャメルブラウンカラーのベッドが置かれています。ここでは、「川のせせらぎ音」などが流れ、癒しの音によるリラックス効果を体感できます。また、前田さんが手掛けたフラワーアレンジメントもこちらのブースに飾られているので、ぜひ注目してください。(2)Smell(香り)の空間続いて、女性らしい北欧テイストの部屋に、ミルキーホワイトカラーのベッドが配置されたこちらの空間。トークイベントでもお伝えした、オリジナル配合のアロマディフューザーが、爽やかで心地よい香りを醸し出しています。身体の緊張がほぐれ、自律神経のバランスが整っていく感覚を味わうことができます。(3)Lighting(明かり)の空間ミッドセンチュリーテイストの部屋に、ライムグリーンカラーのベッドが特徴的なこちらの空間では、照明がもたらす入眠・起床の効果を知ることができます。向かって右側にある暖色系の間接照明は就寝の1時間前に、左側に置かれた寒色系のスタンドライトは起床時に、それぞれ快適な明かりだといいます。(4)IoTの空間最後は、カーテンに囲われたシンプルな部屋で、IoTによる快適な眠り空間を体験できます。ベッドに搭載されたセンサーが目覚めを検知し、自動でカーテンが開く、照明がつくなど、起床をよりスムーズに促してくれます。■ ■「眠りを楽しむWEEK」イベント概要3月14日(月)から3月20日(日)までの期間、眠りの多様性や新感覚をみなさまに体験いただくイベント「眠りを楽しむWEEK」を開催します。パラマウントベッド社員による説明を受けながら、「香り」「音楽」「明かり」「IoT」をテーマにしたベッド空間をそれぞれ体験いただけます。「Active Sleep」の枕など、豪華来場者プレゼント(先着・抽選)もご用意。また、期間中にはアロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザーの小林麻利子さんによる睡眠に関するトークショーも実施します。【概要】イベント名:眠りを楽しむWEEK開催期間:3月14日(月)~3月20日(日)10:00~18:00※3月14日(月)15:00~会場。3月18日(金)13:00~開場。20日(日)のみ17:00まで。開催場所:DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY入場料 :無料【内容】■常設展示・Smell(香り):北欧テイストの部屋にミルキーホワイトカラーのベッド、アロマディフューザーが飾られた空間。・Hearing(音楽):モダンテイストの部屋にキャメルブラウンカラーのベッド、スピーカーが置かれた空間。・Lighting(明かり):ミッドセンチュリーテイストの部屋にライムグリーンカラーのベッド、こだわりの照明が置かれた空間。・IoT:スマホや声と連動して生活空間の様々なアイテムが応えてくれる空間。■トークショー登壇者 :眠りとお風呂の専門家/SleepLIVE株式会社代表・小林麻利子さん実施日時 :3月18日(金)11:00~12:00(受付開始10:30~)※一般参加者のみ参加可トークテーマ:・明日をポジティブに生きるための生活習慣、入浴方法、入眠の大切さや「美」のつくりかた・熟睡スイッチとは。著書にもある「うっとり美容」について・香りと睡眠について・Active Sleepのテーマである「楽しい眠り」について、美と健康のパフォーマンスアップの秘訣・小林さんのActive Sleepとは<小林麻利子さん プロフィール>「美は自律神経を整えることから」を掲げ、生活習慣改善サロンFluraを開業。最新のデータ、研究をもとに、睡眠や入浴、運動など日々のルーティンを見直すことで美人をつくる『うっとり美容』を指導。「自分をつくる熟睡スイッチ」「不美人習慣を3日で整える熟睡の練習帳」など、著書も多数。■来場者プレゼント・イベント限定「Active Sleep」香りミスト 先着1000名様・ホテル「アスコット丸の内東京」宿泊プラン 抽選で5組10名様・枕「PILLOW by Active Sleep」仰向けタイプ 抽選で5名様イベント限定「Active Sleep」香りミスト■ ■「ActiveSleep」についてActive Sleepブランドは、日々の小さな変化から、人生の大きな変化まで。あらゆる変化に対応できるベッドやマットレスをつくり、自分らしい生きかたをかなえる、自分らしい眠りをすべての人へ贈りたいという想いとともに開発されたブランドです。ベッドは平らであるという常識を捨て、個々人にあわせた眠りやすい角度、「入眠角度」を提案する「Active Sleep BED」をはじめ、スマートフォンのリモコンで自由に寝心地が調整できる「寝心地コントロール」を実現した「Active Sleep MATTRESS」、毎日の眠りを解析する高性能センサーを搭載した「Active Sleep ANALYZER」などのラインアップを取り揃えています。ブランドサイト: 参考動画「Active Sleep 入眠角度という新提案」YouTube URL: 動画1: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月14日『クワイエット・プレイス』シリーズ第3弾でメガホンを取る予定だったジェフ・ニコルズ監督が、昨年10月にスケジュールの都合で降板。パラマウント・ピクチャーズが新たな監督候補として、『Pig』(原題)のマイケル・サルノスキと交渉中であることが分かった。「Variety」などが報じた。本作は、『クワイエット・プレイス』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』とシリーズ2本にわたって主演・監督を務めたジョン・クラシンスキーがそのポジションを退き、製作のみに携わる作品。詳細は不明だが、“続編”というよりは“スピンオフ作品”という位置づけで、ジョンのアイディアをベースとした内容になるという。ジョンも前2作に出演したエミリー・ブラントも出演しない模様。マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッドリー・フラーは引き続きプロデューサーを務める。ジョンの後任として、『ラビング 愛という名前のふたり』のニコルズ監督が監督&脚本を担当する予定だったが、ほかの新しいパラマウント作品に専念するため降板した。現在、監督候補として交渉中のサルノスキ監督は、昨年公開されたニコラス・ケイジの主演作『Pig』(原題)で長編映画デビューを果たし、高い評価を受けて知名度も上昇。今回のオファーにもつながったようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:クワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.クワイエット・プレイス破られた沈黙 2021年6月18日より全国にて公開©2020 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年01月12日ソニー・ピクチャーズが、アメリカで60年代から70年代に8シーズンにわたって放送され、いまもなお愛され続けるドラマ「奥さまは魔女」を再び映画化するという。ソニーは2005年にも同作を同タイトルで映画化しており、ノーラ・エフロンが監督・脚本、ウィル・フェレル&ニコール・キッドマンが主演を務めた。この映画は、ドラマの内容そのものを映画化したものではなく、「奥さまは魔女」は劇中劇として登場。ウィル演じる落ちぶれた俳優が、「奥さまは魔女」のリメイクドラマの主人公ダーリン役を得て、相手役のサマンサ役に“素人”(ニコール)を推すことから物語が始まる。現在、初期開発段階だという今作については、2005年の作品とは違い、オリジナルドラマの「奥さまは魔女」の内容に近いものになることが予想されている。製作はジョン・デイヴィス&ジョン・フォックス(『ルディ・レイ・ムーア』)、脚本はテリー・マタラス&トラヴィス・フィケット(ドラマ版「12モンキーズ」)。「Variety」誌などによると、4人はDisney+で『星の国から来た仲間』(『ウィッチマウンテン/地図から消された山』のオリジナル版)のリメイクも進めているという。(Hiromi Kaku)■関連作品:奥さまは魔女 2005年8月27日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にて公開
2021年03月25日ブロードウェイのヒットミュージカル『モンティ・パイソンのSPALAMOT』の映画化を、パラマウントが手がけることになった。この映画化は20世紀フォックスで進められていたが、フォックスがディズニーに買収されて以来、保留になっていたもの。製作準備はかなり進んでおり、監督には舞台劇のコレオグラファー、ケイシー・ニコロウが決まっている。舞台版は、ミュージカル部門と演出家部門でトニー賞を受賞している。舞台劇は1975年のコメディ映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』にもとづくもの。監督はテリー・ギリアムとテリー・ジョーンズ、出演はギリアム、ジョン・クリーズ、グレアム・チャップマンらだった。文=猿渡由紀
2021年01月07日パラマウント・アニメーションの『The Tiger’s Apprentice』に、アジア系のビッグスターが集まってきている。現在までに声の出演が決まっているのは、ミシェル・ヨー、ヘンリー・ゴールディング、サンドラ・オー、『Saturday Night Live』にレギュラー出演するコメディアン、ボーウェン・ヤンなど。サンフランシスコに住む少年が、言葉を喋れる、ミスター・フーという名のトラに出会うという物語。ミスター・フーの声はゴールディングが務める。監督は元ピクサーのカルロス・バエナ。北米公開は2023年2月10日の予定。文=猿渡由紀
2020年09月15日パラマウント・ピクチャーズのアニメ部門であり、ユニークなキャラクターで子どもたちを魅了しているパラマウント・アニメーションが贈る新作アニメーション映画『モンスターズ・リーグ』(原題:RUMBLE)が、2021年春に日本公開することが決定した。モンスターは倒すべき存在であり、人間にとって脅威となる存在…そんな物語が多くを占める中、本作の舞台となるのは、モンスターと人間が仲良く共存するユニークな世界。モンスター同士が強さを競う格闘技「モンスターズ・リーグ」が開催され、それぞれの街には、代表するモンスターがいる。人々はこの「モンスターズ・リーグ」に熱中し、まるで地元の野球やサッカーチームのように街のモンスターを心の底から応援する、いわば誇りを共有し“共に戦う”存在。なかでも、伝説と称されるほどに大人から子どもまで大人気なのが、圧倒的強さとカリスマ性を誇るトップスターの“テンタキュラー”。超満員の会場で大歓声とスポットライトを浴びるそのカッコよさに人間もモンスターも種族の垣根を越えて大興奮!今回解禁された特報では、その様子をうかがい知ることができ、なんと主人公のスティーブより目立っている!?だが、大都市にテンタキュラーを引き抜かれてしまった小さな街“ストーカー”では、16歳の少女ウィニーが、のんびり屋で愛すべきモンスター“スティーブ”の恵まれた体格とダンスの才能を活かし、彼自身も想像していなかったような最強のチャンピオンを目指し特訓をはじめる。街のみんなからはまったく期待されず、橋での懸垂すらクリアできない負け犬のスティーブは、ウィニーが連れてきた強力(?)な謎の助っ人モンスターとの懸命なトレーニングでメキメキとその素質を開花させていく…!果たして、大きさも性格も全てにおいてデコボコな彼らが新タッグを組み、多くの手ごわいライバルモンスターたちを蹴散らし、テンタキュラーに匹敵するような大スターに上り詰めることができるのか!?ハツラツ少女と怠けものモンスターの、友情と再生の物語から目が離せない。監督は、『シュレック』シリーズのアニメーション・パートを務める実力派であり、本作が監督2作目となるハーミッシュ・グリーブ。そして、ブラッド・ピット主演『マネーボール』『ワールド・ウォーZ』などの実写作品に定評のあるプロデューサーのマーク・バクシが、ジョニー・デップが吹き替えを担当した『ランゴ』以来となるアニメーション映画に復帰。彼らが創り出した、見た目も性格も個性豊かなモンスターたちが、レスリングをはじめ、テコンドー、相撲など様々な格闘スタイルで魅せる、変幻自在のエキサイティングな異種格闘技戦さながらのモンスターバトルは大きな見どころ。また、モンスターたちの入場テーマや懐かしい映画パロディなど、大人も思わずニヤリとさせられる演出が彩りを加える。『モンスターズ・リーグ』は2021年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月18日『ソニック・ザ・ムービー』の続編が製作されるという。パラマウント・ピクチャーズとセガサミーが「Variety」誌に明らかにした。世界中で大人気を誇るゲームキャラクター、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を実写化した本作。初めて予告編が公開されたときは、ソニックのデザインが不評で先行きが不安視されたが、全米で2019年11月に公開予定だったところを今年2月14日(日本では近日公開)に延期し、デザインを“ゲームキャラそのもの”に近い形に修正。ゲームを原作とした映画の中で、オープニング週末興収が史上トップという好成績を見事収めた。とはいえ新型コロナウイルスの感染防止対策による劇場閉鎖の影響を多少受けたことや、ステイホーム中に少しでも楽しんでほしいという願いから、劇場公開からわずか46日でVOD配信を行った。監督のジェフ・ファウラーは同作が好評だったことに大喜び。公開翌日に「未来は明るい」と続編をほのめかすツイートをしていた。続編は企画初期であるが、ファウラー監督とパトリック・ケイシー&ジョシュ・ミラーの脚本家コンビが続投。キャストや製作開始日についてはまだ決定していないとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年、全国にて公開© 2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.
2020年05月29日パラマウント・ピクチャーズで、『セイント』のリブート企画が進められているようだ。クリス・パインが主演の交渉をしているようである。監督は『ロケットマン』のデクスター・フレッチャー。脚本はセス・グレアム=スミスが手がけた。原作小説が出版されたのは20年代。60年代にはロジャー・ムーア主演でテレビ化され、97年にはヴァル・キルマー主演、フィリップ・ノリス監督で映画化された。パインの次回作は、『ワンダーウーマン1984』。コロナの影響で、北米公開は8月に延期されている。文=猿渡由紀
2020年04月22日米ユニバーサル・ピクチャーズが映画版『ウィキッド』の公開延期を発表した。同映画は長年愛されてきたブロードウェイ・ミュージカルを映画化したもので、当初は2019年12月20日の公開を予定していたが、2021年12月21日に変更。しかし、再び延期されることになった。同日には『SING/シング』続編が公開される。『SING/シング』続編は、2021年7月21日公開予定だったが、この日には『ミニオンズ フィーバー』が公開されることになった。『ミニオンズ フィーバー』は今年7月3日に公開予定だったが、フランスにある製作会社イルミネーションが閉鎖状態にあり、撮影後の製作作業ができず、公開日までに完成が見込めないという。仮に完成したとしても、7月に全米の映画館が通常営業しているとは考えにくい。新型コロナウイルスの感染拡大により、ほとんどの映画館が閉鎖されているアメリカ。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、『ムーラン』、『ワンダーウーマン 1984』など数々のメジャー作品の公開延期が発表されている。『ウィキッド』(2021年12月21日公開予定→未定)『SING/シング2』(2021年7月21日公開予定→2021年12月21日公開予定)『ミニオンズ フィーバー』(2020年7月3日公開予定→2021年7月21日公開予定)(Hiromi Kaku)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。© Universal Studios.ミニオンズ フィーバー 2020年、全国にて公開© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2020年04月02日ソニー・ピクチャーズが、大ヒットが見込まれる数々の大作の公開日を延期した。ジェイソン・ライトマン監督作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は7月10日から来年3月5日、ジャレッド・レト主演作『モービウス』は7月31日から来年3月19日、トム・ホランド主演、人気ゲーム「アンチャーテッド」の実写版映画は来年3月5日から同年10月8日、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は8月7日から来年1月15日、タイトル未定のソニー&マーベルの映画は来年10月8日から変更となるが新しい公開日は決まっていないという。現時点の状況から、もはやソニーは今年の夏に国内の映画館が営業を再開できるとは考えておらず、公開予定だった大作を思い切って2021年に先送りした模様だ。これに伴い、日本の公開も延期を発表。日本の新たな公開日は未定となっている。一方、ワーナー・ブラザースの『ワンダーウーマン 1984』は、6月5日から8月14日に変更し、今夏公開予定。ディズニーの『ブラック・ウィドウ』は5月1日の公開予定日から「延期」のみを発表。『ムーラン』も同じく延期のまま公開日が発表されていない。ユニバーサルの『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は5月22日から来年4月2日に。アメリカでは現在ほとんどの映画館が閉鎖状態。劇場所有者協会(NATO)が240万ドル(約2億6000万円)の資金を集め、劇場で働く従業員で解雇になった人を対象に、給付金を支給することを発表する事態となっている。(勤続5年以上などの条件あり)。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2021年公開モービウス 2020年全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2020年03月31日マーベル・ヒーローたちの中で世界でいちばん知名度が高く、最も人気があると言っても過言ではないスパイダーマン。その版権をめぐり、ディズニーとソニー・ピクチャーズがバトルを繰り広げた末に決裂したニュースは日本のエンタメ媒体でも大きく報道された。映画ファンの中には知らない方(あるいは気にしていない方…)も多いと思うが、スパイダーマンはソニー・ピクチャーズが「実家」で、マーベル/ディズニーは産みの親だが「実家」ではない。スパイディの“養育権”は、あくまでもソニーにあるのだ。ではなぜマーベル・ヒーローの一員でありながら、スパイダーマンだけがマーベル本家から切り離されているのか?ソニーがスパイダーマンの「育ての親」になった経緯それはまだマーベルが単体で、ディズニーの傘下に入るずっと前の1998年のことだ。当時経営不振のマーベル・エンターテイメントにソニー・ピクチャーズの敏腕エグゼクティブだったヤイル・ランドー氏が「スパイダーマンの版権を売らないか」と持ちかけた。資金難に苦しんでいたマーベルは、これはチャンスとばかりに、「アイアンマンからブラックパンサーまで、うちのキャラクター全部ひとまとめで2,500万ドル(約26億円)で売るよ!」と返答。いまとなっては考えられないオファーだが、当時のマーベルはコミックブックの衰退で将来の見通しも明るいとは言えない状況だったため必死だったのだろう。でもソニーはこのバーゲン・オファーを断る。結局当時から人気があり将来性もあったスパイダーマンの版権のみを700万ドル(約7.5億円)で買い上げることになる。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が世界中で11億ドル+の興行収入を叩き出した現状を考えれば、信じられないバーゲン価格である。スパイダーマンは、その昔お金に困った産みの親マーベルから、ソニー・ピクチャーズに里子に出されたわけだ。言うなればスパイダーマンはソニーにとって我が子も同然で、スパイディの「育ての親」なのである。まるで養育権争い2015年にマーベルの豪腕プロデューサーであるケヴィン・ファイギが、新装スパイダーマンを立ち上げるために里親ソニーと協議の末、期限付きの有利な契約をソニーに渡してスパイダーマンを「一緒に育てる」契約を結ぶ。いわば生みの親と育ての親が仲良く話し合って、子どもに活躍できる場を与える資金援助をしてあげたのである。でも抜け目のないディズニーはスパイディの商品版権をキープ。スパイディ関係の商品から得た利益はソニーに1銭もいかないということになる。これはソニーにとって巨額の富をギブアップしたことになる。だがマーベル・ユニバースの大成功は新装スパイダーマンも含めて敏腕プロデューサー、ケヴィン・ファイギに負うところが大きい。前出の契約が切れる段になって、このままケヴィンと共同製作を続けたいソニーは、ディズニーに現状維持の契約でスパイダーマンを「一緒に育てよう」と提案した。ソニーを悪者扱いはお門違いしかし新作スパイダーマンの大成功で絶好調のディズニー。ソニーへの返答はこうだった。「これからもケヴィン(・ファイギ)のインプットを必要とするのであれば、商品版権100%はもちろん、製作費を50%出す代わりにスパイダーマンを含む、関連キャラクター全てから派生する興行収益50%を要求する」と強気のオファーを出してきた。ソニーは閉口し双方の話し合いはここで決裂となる。ディズニーの言うスパイダーマンの「関連キャラクター」というのは、ヴェノムを筆頭に「スパイダーマン・ユニバース」と名付けられた世界に属するあらゆるキャラ900種類(!!)を指している。おまけにディズニーが言う、「50%の製作費を持つ」は、聞こえがいいものの、これには製作後発生するマーケティングにかかる莫大な費用や興行にかかる経費などは含まれていない。よって最終的にソニーが受け持つ金銭的負担は素人には想像出来ない額となり、取り分の部が合わなくなってくる。アベンジャーズの大切なメンバーでありマーベル・ユニバースの人気者であるスパイダーマンがマーベルの世界から消えてしまうとあらば心配になってくる。スパイダーマンが映画の世界から消えるわけではないにしても、この「養育権」バトルのせいでスパイダーマンが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやキャプテン・マーベルなどと共演する可能性がなくなってしまうかもしれない。このことに憤慨した一部のファンはソニーがディズニーのオファーを却下したという側面だけを見てソニーを責め、ソニーへのボイコット運動すら促すハッシュタグまで広め始めた。事の詳細も知らずに相手を責める昨今のオンライン事情は大いに問題である。最新のニュースによれば、ソニーとディズニーは熱りが冷めたら水面下で協議を続けるのでは、といううわさもあるらしい。いずれにせよ最終的にはファンの気持ちよりも$サインの力がものを言うだけに、我々は祈るしかないのである。(text: Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年08月30日『ターミネーター6』(仮題)の全米公開日が2019年7月26日に決定したことをパラマウント・ピクチャーズが発表した。『デッドプール』のティム・ミラーがメガホンをとる本作には、『ターミネーター2』以降関わっていなかったジェームズ・キャメロンがプロデューサーとしてカムバックする。『ターミネーター6』は、おなじみアーノルド・シュワルツェネッガーのほかに、1作目、2作目にサラ・コナー役で出演したリンダ・ハミルトンも再登場。ジェームズは「The Hollywood Reporter」に、最新作は3作目から5作目を完全に無視し、『ターミネーター2』の物語につながるものを作ると宣言している。現在61歳のリンダを再起用した理由の1つとして、ジェームズは50代以上のアクションをこなす俳優は多くいるものの、そういった年代のアクション女優がおらず、リンダにお手本になってほしいからだと説明した。つい先日、65歳のリーアム・ニーソンがアクション映画から引退すると語り話題になったことから、ティムは「だからリーアム・ニーソンを悪役にキャスティングしたんだ。彼女が思いっきりたたきのめしてくれるだろうね!」とジョークを言って笑った。(Hiromi Kaku)
2017年09月28日『ミッション:インポッシブル』6作目が、2018年7月27日に北米公開されることに決まった。パラマウント・ピクチャーズが発表した。その他の情報6作目の製作は、5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の公開前から決まっており、すでに早期の製作準備も進められていたが、トム・クルーズがスタジオにギャラのアップを求めたことが理由で、一時ストップがかかっていた。しかし、交渉は成功し、お互い合意を得られたことで、あらためてスタートとなっている。監督と脚本には、『…ローグ・ネイション』のクリストファー・マッカリーが続投する。クルーズの最新作は、今週金曜日日本公開予定の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。来年は、『ザ・マミー(原題)』『アメリカン・メイド(原題)』の公開が控える。文:猿渡由紀
2016年11月10日パラマウント・ピクチャーズとレオナルド・ディカプリオのプロダクション会社アピアン・ウェイが、ベス・メイシーの著書『Truevine』の映画化権を取得しようとしている。ディカプリオはプロデューサーを務める予定で、主演を兼任することも検討しているようだ。その他の情報実話にもとづく物語で、舞台は1899年。ヴァージニア州トゥルーヴァインに住むふたりの幼い兄弟は、ある日、白人の男にお菓子で誘われ、誘拐されてしまう。彼らはサーカスのパフォーマーになることを強要され、テレビのない時代、多くの観客を惹きつけることになった。その間も、息子たちに何が起こったのか知らない母親は、ずっと彼らを探し続ける。ディカプリオは今年のオスカーで主演男優賞に輝いたばかり。次回の出演作は、はっきり決まっていない。この冬北米公開となるベン・アフレック監督作『Live by Night』では、プロデューサーを務めている。文:猿渡由紀
2016年10月20日撮影準備に入ったところの『ミッション:インポッシブル』6作目に、ストップがかかった。理由は、トム・クルーズがパラマウント・ピクチャーズに対してギャラのアップを要求しているかららしい。その他の情報撮影準備作業を進めていたのは、ビジュアルエフェクト担当のスタッフなどだったが、この交渉が落ち着くまで、作業は一時休止するようにとお達しが出たそうだ。撮影開始は1月の予定で、まだ十分時間があるため、製作にそれほど影響は与えないと思われる。クルーズは、最近撮影を終えたユニバーサルの『ザ・マミー(原題)』で高いギャラをもらい、『ミッション:インポッシブル6』からも、それと同じ額を要求しているらしい。だがパラマウントは5作目と同じ金額に抑えるつもりだったようで、そこが焦点になっているようだ。クルーズの次回公開作は、10月北米公開予定の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。来年は、『ザ・マミー(原題)』のほかに、ダグ・リーマン監督の犯罪スリラー『The American Made』が控える。文:猿渡由紀
2016年08月22日レオナルド・ディカプリオとパラマウント・ピクチャーズが、現在世界を騒がせているフォルクス・ワーゲンの不正問題スキャンダルを映画化することになった。ディカプリオはプロデューサーを務めるが、出演もするのかどうかはわかっていない。映画は、ニューヨーク・タイムズの記者が執筆するこれから出版予定のノンフィクション本を原作とするもの。パラマウントが映画化権を取得した。ディカプリオは2013年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』以来、スクリーンから遠ざかっているが、来年1月北米公開予定の『レヴェナント:蘇えりし者』で復帰する。監督は今年オスカーを取ったばかりのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。共演はトム・ハーディ。坂本龍一が音楽を担当する。文:猿渡由紀
2015年10月14日パラマウント・ピクチャーズのトップ、ロブ・ムーアが『ミッション:インポッシブル』6作目の製作にゴーサインを出したことを認めた。先週、トム・クルーズがアメリカのテレビ番組に出演し、「6作目の準備にこれから取りかかるところ。来年の夏には撮影に入りたい」と語っていたのを裏付けるものだ。その他の画像『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、先週末北米公開され、シリーズ2番目の5600万ドルのオープニング成績を達成した。シリーズ1位は2000年公開の『M:I-2』で、5784万ドル。批評家の受けも良く、rottentomatoes.comによると、93%の批評家が褒めている。(8月4日時点)クルーズの次回作は、来年北米公開予定の犯罪スリラー『Mena』。監督はダグ・リーマン。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』8月7日(金)公開文:猿渡由紀
2015年08月04日全世界で累計21億ドル(約2,520億円)を超えるパラマウントピクチャーズの超人気シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。日本公開を8月7日(金)に控える本作の、トム・クルーズ自身による度肝を抜くカーアクションの映像が公開された。先日も、トム・クルーズ自身による上空1,500m×時速400kmでの飛行機スタントシーン、ノースタントの超高速バイクアクションが解禁になり話題となっている中、公開された映像はモロッコ・カサブランカでのシーン。トムが運転するBMWが敵バイクの追撃を受けながら狭い街道を猛スピードで駆け抜け、途中で敵をかわすためにドリフトで急回転、さらにアクセル全開のままバックで階段から落ちるという大迫力のカーアクションだ。追撃中、IMFチームのウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)とルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)の乗る 4WDと鉢合わせになるコミカルなシーンも含まれている。カーアクションは全てトム・クルーズがノースタントで運転、隣にはベンジー・ダン役のサイモン・ペッグが実際に座り撮影された。メイキングシーンでは、 ドリフトターンで突撃してくるトムのBMWを慌ててスタッフが避けるなど、激しい撮影時の様子が収められている。トムは「常に猛スピードで飛ばしながらのアクションだ。ものすごく楽しかった」とコメント。また助手席で撮影に臨んだサイモン・ペッグについては「サイモンは僕のことを完全に信頼してくれた。本当は危険な撮影だったが黙っていることにしたよ。何度かかなり危険な瞬間があったけど、サイモンの演技にはいつも笑わされた」と息の合った様子。対するサイモンは「カサブランカの狭い道を、いろいろな物をぶっ飛ばしながら、何度もクレイジーなコーナーターンをしたんだ。最高だったよ」とコメントしている。撮影に臨んだクリストファー・マッカリー監督も「(このカーアクション中)トムは自分が映らなくても全て彼自身が運転していた。トムのドライブテクニックは、スタントマン以上の技術」と語っている。最新作でのイーサン・ハントが立ち向かう敵は、無国籍スパイ「シンジケート」。超敏腕スパイ、イー サンはこの最強の敵にどう立ち向かうのか?誰が敵か味方かわからない中、究極の諜報バトルが繰り広げられる。トムの来日も受け、公開を目前にますます盛り上がりを見せそうだ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月31日パラマウントベッドは7月8日、同社の医療施設向けベッド「メーティスシリーズ」をフルモデルチェンジし、「メーティスPROシリーズ」として2015年10月1日より発売すると発表した。今回のフルモデルチェンジでは、新たにベッド全体が傾く背上げ機構を搭載。従来の背上げ動作に、ベッド全体が傾く動きを加えることで、起き上がり時の身体のずれや圧迫感を軽減し、背上げ後の姿勢を安定させたほか、足先が座面よりも下がることから、上体が動かしやすくなったり、離床がしやすくなるという効果も得られるとしている。また、フレームの素材や構造を見直すことで従来品比で約10%の軽量化を実現したほか、キャスターの形状やベッドの重量バランスを見直すことで搬送性も向上しており、従来品比でベッドを動かす際(初動)に必要な力を約20%削減することに成功したとする。さらにベッドにセンサを内蔵することで、利用者の起き上がりなどの状況を離れたナースステーションなどに通知する機能「離床CATCH」も、ベッド上に利用者がいない状態でも設定できるようになったほか、意図しない電源遮断があった場合でも復旧後の再設定を不要とする工夫が施されたという。なお、希望小売価格は70万円(税別)からとしており、年間2万8000台の販売を目指すとしている。
2015年07月10日パラマウント・ジャパンは、言わずと知れた世界を代表する映画会社の日本法人。日本で公開する新作映画のプロモーションには、さまざまなメディアの広告を活用しているが、近年はオンライン広告の比率が高まりつつあるという。なかでも、2014年の秋から本格的に活用しているFacebookでの動画広告は、大きな成果を上げているという。同社が、どのようにFacebookを運用しているのか、どのような効果が得られているのか、同社マーケティング本部長の星野 有香さんに話をうかがった。○オンライン広告の重要度は急速に高まっている「映画の広告は、長らくテレビの比率がかなり高かった。2~3年前までは、広告予算の比率で言うとテレビが10に対し、オンラインは1くらい。ただ、最近は10:3、作品によっては10:5くらいまで増やしています」(星野さん)映画の広告で最も効果的なアプローチは、予告編などを動画で見せること。これを実現できるオンラインメディアとして、とくに「Facebook」と「YouTube」に力を入れているという。Facebookでは、2014年10月より、広告の動画も自動再生されるようになった。映画というコンテンツを取り扱う同社にとって、動画はもっとも重要なPR手法。特にパラマウントでは再生数を重視しており、動画を扱いやすくなったFacebookは以前にも増して有効なメディアとなり、昨年秋以降に公開した作品ではすべて、動画を用いた広告を展開しているという。「今のところ、オンライン広告の投下数が最も多いのはYouTubeです。しかし、昨年の秋からFacebook広告の動画が自動で再生されるようになり、Facebookをより重視するようになってきました。Facebookに関して言えば、3~4年前までは『いいね!』の数を重視していましたが、最近は、ユニークリーチがどれくらいなのか、動画をどれくらい見てもらえるのか、そこにFacebookの価値がシフトしてきました」Facebookのユーザーは、年齢や性別などの情報を登録して利用している。これにより、ターゲットを絞ったアプローチができることが、他のメディアの広告に対するアドバンテージとなっている。パラマウントでは、作品ごとのターゲットに向けた広告展開だけでなく、よりターゲティングの精度を高めて、効率的なプロモーションを行うためにもFacebookを活用しているという。「新作映画のプロモーションで最も効果的なのは公開直前です。そのため、テレビのスポットCMは、公開の2~3週間前からオンエアしています。Facebookでは、それよりも早い段階、具体的には公開の2~3か月前に3パターンくらいのテレビスポットを実験的に流しています。それにより、どのスポットが、どのターゲットに反応がいいかを調べることができます。たとえば、7月に公開する『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の場合、最初は昨年の12月にオールターゲットで広告を出しました。その反応から、興味を持ってくれた人の年齢層や男女比がわかりますし、若い世代からの人気が高いこともわかりました。『ターミネーター』は第1作の公開から30周年を迎えますが、20~30代のファンも多いんですよ。それは、他のリサーチでもわかっていたことですが、Facebook広告によって、より精度の高い分析結果が得られました。潜在的なオーディエンスを掘り起こす意味も含め、あえて早めにオールターゲットに出して、そこから出てきた課題を対策したり、リーチした人に、公開直前にもう一度広告をあてるということもしています」○Facebookのビデオ広告は再生完了率が高い「私たちが売るのは物語。それを動かす登場人物に興味を持っていただくことが一番大事」と語る星野さん。「予告編を見て『この人、この後どうなるの?』と興味を持ってもらえたら、映画館に足を運んでくれますからね」Facebookでの広告は、インプレッション、リーチ、動画再生数など明確な指標を得ることができる。その中でも、とくに重視しているのが、動画の再生完了率だという。Facebookでの動画広告は、他のメディアでの動画広告よりも再生完了率が高く出る部分があるそうだ。「YouTubeには、主にインストリーム広告を出していますが、再生完了率は20%程度です。一方、Facebook広告での再生完了率は約30%で、最も多い30秒の動画では30%を超えています。Facebookでは、ニュースフィードに流れている情報のひとつとして広告があり、ユーザーがさまざまな情報を取りに行くというフェーズの中で、自然に目が止まって見てもらっていると思います。他のオンライン広告に比べると、広告然としていないというか、ユーザーの拒絶反応が少ないのではないかと認識しています」日本ではFacebookにアクセスするデバイスの約9割をモバイルが占め、その多くはスマートフォンだ。同社でも、Facebook広告は「スマートフォンで見られることを前提に制作している」という。「スマートフォンでは、音を出さずに見る人も多いと思うので、字幕で内容がわかるように注意しています。また、文字が小さくなりすぎないようにも気をつけています」オンライン広告では、FacebookとYouTubeのほかに、「Twitter」や「LINE」も活用し、作品のターゲットによって使い分けている。今後は「Instagram」の活用も視野に入れており、「スマートフォンで見るSNS」が重要な導線となりつつあるようだ。なお、オンライン広告の代表的なフォーマットとして、ユーザーのクリックによって広告ページに導くバナー広告がある。パラマウントでも、数年前まではバナー広告を多用していたそうだ。しかし、「効果を実感できなかった」という理由で、最近は、バナー広告よりも動画広告にシフトチェンジしているそうだ。○ファンを増やしていくために、オーガニック投稿も活用同社では「パラマウント ピクチャーズ ジャパン」という企業の公式アカウントのほかに、作品ごとの公式アカウントも設営し、オーガニック(広告ではない無料の情報配信)での投稿も頻繁に行っている。今夏の話題作である「ターミネーター」や「ミッション:インポッシブル」などのFacebookページには、多くのユーザーが「いいね!」と言っている。「パラマウントでは、新作が公開されるたびに大ヒットを記録する人気シリーズ作品も多いので、作品ごとのアカウントを作って、ファンを増やしていくことに力を入れています。オーガニックでは、公開が近づくと毎日投稿していますし、いいね!がついた数などの効果測定も毎日のように行っています。しかし、オーガニックでは、ファンになった人にしか見てもらえない可能性が高いですし、広告のような即効性はありません。瞬間的にリーチを増やすためには、やはり広告が効果的ですし、ネタになりそうな話題を、まずオーガニックで様子を見てから広告に切り替えることもあります」オンラインでの広告展開に力を入れつつある同社だが、依然として、テレビスポットの広告効果も重視しているという。「先にお話したように、Facebookでの反応を見てからテレビスポットを決めることもありますし、逆に、テレビを見た人がSNSで話題にしてくれたり、Fecebookやホームページを見にきてくれることもあります。テレビとインターネットは相互補完の関係にあるので、どちらも重要だと考えています。オンラインでは、メディアの使い分けも意識しています。たとえば、Twitterでは、キャラクターを立てて、他のユーザーとコミュニケートしやすい仕掛けにしています。Facebookでは、さほど個性的なキャラクターは立てませんが、硬くなりすぎずに、軽めのコミュニケーションが取れるようにしています。いいね!をくださる方には、作品に対してある程度の情報を持っていらっしゃる方も多いので、説明しすぎないようにも配慮しています」Facebookなどのオンライン広告を増やした結果、Webサイトに訪れる人も増えたそうだ。作品を最初に告知するメディアとして、そして、その反応を分析し、ターゲットに向けてさらに拡散していくためのベースとしても、Facebookの重要性が急激に高まりつつあるという。
2015年06月29日ソニー・ピクチャーズが、メディア向けに新作映画を発表するイベント『Summer Of Sony 2015』がメキシコのリゾート地カンクンで現地時間11日から開始になる。今回のイベントでは今年と来年の新作映画のプレゼンテーションが行われる予定で、『007 スペクター』をはじめ、注目作の新情報がこの場で“解禁”になる可能性が高い。その他の写真ソニー・ピクチャーズの大規模なメディア向け発表イベントが行われるのは6回目で、今年はメキシコのリゾート地カンクンにあるリッツカールトン・ホテルで実施される。会期中は様々な会見やプレゼンテーション、パーティが予定されており、まだ誰も知らない情報や発表が、この場で明らかになりそうだ。注目を集めているのは、日本でも12月に公開される『007 スペクター』や、来年公開の超大作『ザ・ウォーク』、女性キャストで新生される『ゴーストバスターズ』、トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続いてラングトン教授に扮する新作サスペンス『インフェルノ』に関する会見や新情報だ。他にも間もなく公開の『ピクセル』やクロエ・グレース・モレッツ主演のアクション大作『FIFTH WAVE』、メリル・ストリープ主演の『RICKI&THE FLASH』、ジャック・ブラック主演のファンタジーホラー『GOOSEBUMPS』、ジョディ・フォスターが監督を務める『MONEY MONSTER』、ウィル・スミスの主演最新作『CONCUSSION』などの会見や発表が予定されており、会場にはモレッツやブラック、セス・ローゲンらが登場する予定だ。現在、発表になっているのは14タイトルだが、会期中にはメディアがアッと驚く“サプライズ発表”の可能性もあり、世界各地から集まったメディア関係者、記者たちがイベントに大きな期待を寄せている。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)全国ロードショー(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. Danjaq. LLC and Columbia Pictures Industries. Inc. All rights reserved
2015年06月12日パラマウントベッドは12月3日、睡眠改善アドバイスを提示するサービス「スマートスリープチェック」を開始する。同サービスは、パラマウントベッド睡眠研究所開発の睡眠計「眠りSCAN」で測定した個人の睡眠状態と睡眠習慣のデータを元に、より良い眠りを実現するための睡眠改善アドバイスを行うというもの。睡眠薬を使用しない”認知行動療法”に基づき、正しい知識をもって生活習慣を見直すことで不眠が改善されることも多いという。全国5店舗の直営店(東京、札幌、名古屋、大阪、福岡)でスマートスリープチェックの説明と登録を受けた後、計測機器「眠りSCAN」を借りて、自宅での睡眠状態を1週間計測。得られたデータをパラマウントベッド睡眠研究所が解析し、データ提出後1週間程度で結果やアドバイスが郵送される。眠りSCANの返却は郵送でも可。サービス料金は3,150円(返却時の送料は別途自己負担)。詳細は「スマートスリープ公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日映画の歴史と共に数々の名作と銀幕スターを送り出してきた「パラマウント スタジオ」の設立100周年を祝って、ブラッド・ピットやハリソン・フォード、トム・クルーズなど豪華ハリウッドスターと監督たち、総勢116名が集結!その様子を収めた貴重な映像が到着。さらに、パラマウントがこの夏送り出す最新アニメーション『マダガスカル3』の日本語版予告編もこのほど公開となった。『ローマの休日』や『インディ・ジョーンズ』シリーズといった往年の名作から、『トランスフォーマー』や『ミッション:インポッシブル』などの人気シリーズまで、これまで数多くの名作を送り出してきた「パラマウント スタジオ」。今回届いた映像には、その記念すべき100周年を祝すべく、数々の名作が生み出されてきた“スタジオ18”にパラマウント作品に関わってきたハリウッドセレブたちが集まり、記念撮影をする様子が収められている。ショーン・ペンやマーティン・スコセッシ監督などが雑談しながらスタジオ入り。さらに、撮影の待ち時間にはジョージ・ルーカス監督と楽しげに話すハリソン・フォード、ブラッド・ピットとジョージ・クルーニー、ダコタ&エル・ファニング姉妹にレオナルド・ディカプリオなどなど、どこを見回してもビッグスターだらけの夢のような光景に興奮すること間違いなし!この豪華さに思わず“CG!?”と疑ってしまいたくなるほど。しかし、これだけの人数が集まってもさすがはプロのスターたち、たった一回の撮影で全員が完璧な笑顔で写真に収まっている。そして、気になるのがパラマウント代表が最後に告げる「25年後にまた会いましょう」という言葉。この錚々たるメンバーが再び勢揃いする日がくることを予感させるが…。この記念すべき年にパラマウントが送り出す最新作『マダガスカル3』の日本語版予告編もこのほど到着。主人公のライオン・アレックスの吹き替えを務める玉木宏やシマウマ・マーティ役の柳沢慎吾のコミカルな掛け合いも要チェック!『マダガスカル3』は8月1日(水)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2012年06月22日アメリカの大手映画会社パラマウント ピクチャーズが今年、生誕100周年を迎え、スタジオの作品に携わった116人の映画人が記念撮影を行った。『マダガスカル3』特別動画パラマウントが誕生したのは1912年。フランス映画の配給によってスタジオの礎を築いたスタッフたちはスタジオを設立。その後も『サンセット大通り』や『十戒』『ローマの休日』『ゴッド・ファーザー』『サタデー・ナイト・フィーバー』など数々のヒット作を世におくりだした。記念撮影は今年1月に行われ、スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、デイヴィッド・フィンチャー、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、ハリソン・フォード、ジョージ・クルーニー、ジャック・ニコルソン、メリル・ストリープ、シャーリーズ・セロン、キャメロン・ディアス、ナタリー・ポートマンらが参加。パラマウントは現在もアメリカだけでなく世界の映画マーケットにヒット作を多く送り込んでおり、最新作『マダガスカル3』も6月上旬に全米公開され、2週連続で興収ランキング首位を記録している。このほど公開された特別映像は、記念撮影が行われたときの模様と、スタジオの最新作『マダガスカル3』の日本語版予告編を編集したもの。『マダガスカル3』は、NYの動物園を抜け出したライオンのアレックスたちがヨーロッパを舞台に大冒険を繰り広げる姿を描いている。『マダガスカル3』8月1日(水) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年06月22日