理化学研究所(理研)は1月30日、ヒトES細胞を小脳の神経組織へと、高効率で選択的に分化誘導させることに成功したと発表した。同成果は理研多細胞システム形成研究センター器官発生研究チームの六車恵子 専門職研究員を中心とする研究チームによるもので、1月29日付(現地時間)の米・科学誌「Cell Reports」オンライン版に掲載された。同研究チームは、以前の研究でマウスES細部から、小脳の主要な神経細胞で、医学的に重要なプルキンエ細胞への分化誘導に成功していた。今回の研究ではマウスで成功した培養法を応用することで、ヒトES細胞をプルキンエ細胞を含む小脳の神経細胞へと分化させ、さらに初期の小脳皮質構造へと誘導することができた。また、iPS細胞からプルキンエ細胞への分化誘導にも成功しており、将来的にはヒトiPS細胞を脳神経組織へと分化させることで、さまざまな脳神経系疾患に対する治療法開発への応用につながることが期待される。
2015年01月30日リプロセルは1月27日、日産化学工業(日産化学)と共同出願していた造血幹細胞の増幅方法に関する特許が国内で成立したと発表した。同発明は骨髄および臍帯血中に含まれる造血幹細胞を従来の30倍、効率的に増幅する技術に関するもの。臍帯血移植はドナーの負担が少ない手法として白血病の治療で利用が広がっているが、臍帯血の量が十分でないという問題があり、同技術はその解決につながる可能性がある。同社は、同発明の成果を最大限に活かし、将来の事業の中核として見据える再生医療分野への進出に向けた取り組みを推進していくとしている。
2015年01月29日30代からの悩みに応える新美容液ロート製薬株式会社のエイジングケアブランド「episteme(エピステーム)」から、大人のシミ急増に着目した新・美白美容液「エピステームホワイトニングコンセントレイト」が2月18日(水)に発売される。エイジング世代ならではの悩みに着目しているエピステームは、ロート製薬の研究と先端技術を応用して2009年9月に誕生したブランド。30代後半を境にシミの増加スピードが2.3倍にもなることを確認し、今回の新商品が開発されることとなった。製薬会社ならではの技術がこめられた独自処方の「メラノロックEX」を配合することで、メラニンの生成を抑え、急増するシミを防ぐ効果が期待できる。また、高浸透技術「ディープターゲットデリバリー」を採用し、美白有効成分が肌の内部にまでしっかりと浸透するという。シミ以外にも悩みの多い、エイジング世代の肌。同商品は、複合的な肌悩みにトータル的にアプローチしうるおいを与えてくれ、肌の内側から肌の透明感をひきだしてくれる。45mlの容量で、価格は11,000円(税抜)。エピステームのカウンターでは、スキンコンサルタントが肌に直接触れ、対話をしながら日ごろのお手入れのポイントや、スキンケアの悩みに答えてくれるという。(画像はプレスリリースより)【参考】・ロート製薬株式会社・プレスリリース(日経プレスリリース)
2015年01月21日カゴメと城西大学の共同研究2015年1月8日、カゴメは城西大学との共同研究で、野菜ジュースが食事による血糖値上昇に対して好影響を与えることをヒト試験で確認し、第18回日本病態栄養学会(京都:2015年1月10~11日)で発表した。食後高血糖食事を取ると、糖が吸収され、血中に放出さえることから、血糖値が上昇することは自然現象である。しかし、食後の血糖値が急上昇することは糖尿病やメタボリックシンドロームの原因であることが近年解明されつつある。糖尿病の診断および治療の目安としてはHbA1cを用いることは糖尿病の治療ガイドラインで定められている。しかし、一部の患者ではHbA1cが目標値まで下がっているにもかかわらず、合併症が発症する人が存在する。その原因が食後高血糖であるとする研究者もいる。そのため食事後の血糖値の最大値と食事開始前の血糖値の差であるΔCmaxも指標の一つになる可能性がある。今回の研究健康な大学生8名に【1】野菜ジュース200mLを白米106g摂取前に摂取(15分前、30分前、60分前)、【2】野菜ジュース200mLを白米106gと同時に摂取、【3】白米150gのみを摂取して血糖値の変化をそれぞれ測定。(8名が5回の試験)その結果、野菜ジュースを白米摂取前に飲むとΔCmaxが抑えられることが判明した。30分前に野菜ジュースを飲んだ場合、最もΔCmaxが低かった。また、野菜ジュースを食事中に飲んだ場合は、食後の血糖値が速やかに低下することが判明。(画像はプレスリリースより)【参考】・カゴメプレスリリース
2015年01月14日エイジングケアに株式会社パシフィックビューティーは1月7日、ヒト幹細胞培養液由来成分配合のエイジングケアブランド、WABIO(ワビオ)の美容液「ステム アクティブ エッセンス」を、日本最大のコスメ・美容の総合サイト@cosme(アットコスメ)の姉妹版通販サイトcosme.com(コスメ・コム)にて、6日より販売を開始したと発表した。同社は同製品を2014年11月に発売しており、今回、cosme.comでの販売開始によってエイジングケアに向けた「2015年はヒト幹細胞コスメ元年」とするべく販売促進していくとしている。ヒト幹細胞培養液由来成分配合の、朝晩の洗顔後の1滴でエイジングケアを可能にするオンリーワン美容液である同製品は、15mLで21,600円(20,000円税抜)、肌用ビタミンCが肌に透明感を与え、毛穴を引き締めるながら、3種のヒアルロン酸が、速攻でたっぷりと潤す。バイオの力を肌に従来のエイジングケアが肌から失われてしまったコラーゲンやヒアルロン酸などを補う対処療法的なものだったのに対して、同製品の特長は、肌悩みの根本にダイレクトにアプローチし、活性力アップによって自らハリ組織を増産し、ダメージから肌を守ることのできる「自立した肌」をめざすという点である。高度な技術と高額費用を要することから、ヒト幹細胞培養液の美容医療への利用は限定的なものだったが、同社は新しいエイジングケアの市場の開拓をめざす先端的バイオテクノロジー企業との協業により、ヒト脂肪細胞順化培養液エキスを美容液に処方し、一般の消費者が購入しやすい価格帯で販売することを可能にした。幹細胞培養液に含まれるサイトカインはコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどのタンパク質や抗酸化物質の生成だけでなく、皮膚のターンオーバーを促進することで、肌をイキイキ若返らせてくれる。同社はcosme.comでの販売開始によって、より多くのエイジングケアに「効果」を期待するお客様にこの製品を届けることができると考えている。【参照】・ワビオブランドサイト・cosme.com
2015年01月10日カゴメは1月8日、食前に野菜ジュースを飲むことで、食後の血糖値の上昇を抑えることができることをヒトを対象とした試験で確認したと発表した。この成果は、同社が城西大学の金本郁男 教授との共同研究によって得たもので、1月10日~11日に開かれる日本病態栄養学会で詳細が発表される予定。食後の血糖値の上昇を抑えることは、メタボリックシンドロームの予防・改善に重要と考えられており、野菜に含まれる食物繊維やクエン酸が効果があるとされる。同社はこれまで、ラットを用いた実験で食前、または食事中に野菜ジュースを摂取することで、食後の血糖値上昇を抑制できることを確認していた。今回の試験では、健常な大学生8名に、野菜ジュース(200ml)を食前(白米106g)に摂取した場合(15分前、30分前、60分前)、野菜ジュースと食事を同時に摂取した場合、野菜ジュースを摂取せずに食事を摂取した場合の5パターンにおける食後の血糖値の変化を調査した。調査はそれぞれ日を分けて実施された。その結果、野菜ジュースを食前に飲んだ場合、飲まなかった場合に比べて、食後の血糖値の上昇が低く抑えられた。同時摂取の場合は、食後の血糖値の上昇は抑えられなかったものの、上昇した血糖値が速やかに低下した。また、食事開始時からの血糖値の最大変化量は、食前に飲んだ場合、飲まなかった場合に比べて有意に低い値を示し、特に食事をする30分前に野菜ジュースを飲んだ場合に最も高い効果が見られた。一方、野菜ジュースと食事を同時に摂取した場合は、有意な差は見られなかった。カゴメは今後、どれくらいの量の野菜ジュースを飲むと効果的なのか、野菜ジュース中のどの成分がどのようなメカニズムで効果を示しているのかを明らかにしていくとしている。
2015年01月08日「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、15スプリングキャンペーンを公開した。撮影はマリオ・テスティーノ(Mario Testino)。ロマンティックなムードが溢れる日差しの中にモデルのカルメン・ペダル(Karmen Pedaru)とベンジャミン・アイデム(Benjamin Eidem)が登場。マイケル・コースが「春は生命が生まれ変わる時。このコレクション及び広告キャンペーンでは、春がもたらすアップビートなエレガンスとカラーを表現した」と語るように、オプティミスティックな雰囲気を醸す。コレクションライン「マイケル・コース」のビジュアルは、モデルの 2人が豪華なヨットの上で、またセカンドライン「マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)」は、イタリアのクラシカルな水上タクシーの上で優雅に佇む。。
2015年01月06日体内のサビだといわれる、活性酸素やあらゆる毒素をはじめとして、現代社会に生きる人間の細胞は、常に高いストレスにさらされています。そんな悩みを解消するうえに、快眠にもよいといわれている成分があるようです。グルタチオンでガン予防!?グルタチオンという成分を聞いたことがありますか?これは、3つのアミノ酸で構成される抗酸化物質。医薬品にも使用されていることから、安全性が高い成分として知られています。摂取方法はサプリメントが中心ですが、さまざまな毒素を抱え込んで体の中で消去する働きがあります。そのため、細胞を活性化し、ガン予防やアンチエイジングに効果が期待できる成分だと言われています。また、脳内の神経細胞が死んでしまうのを防ぐ働きのある抗酸化物質として、医学的な関心も高いグルタチオン。今後、脳虚血疾患の治療に活用できないかと研究が進められている注目の物質なんです。脳の興奮状態を抑制する効果もあり抗酸化物質として関心を集めるグルタチオン。でも、どうして睡眠と関わっているのでしょうか?実は、グルタチオンは細胞を修復するだけではなく、脳内の興奮状態をシナプスレベルで抑制する働きがあるようです。その結果、脳内がリラックスした状態になり、スムーズな睡眠を促進してくれると言われています。実は、睡眠医学の世界ではすでに注目が集まっているグルタチオン。抗酸化・抗老化物質であると同時に、睡眠物質としてもよく知られています。このような成分を摂取することで、生体リズムや体内時計が整うというメリットもあるそうです。受験勉強や資格試験の勉強にも!?勉強したいという気持ちは大切ですが、寝不足だと効果がないことも。受験勉強や仕事によって、脳内の神経細胞であるニューロンが過剰に働きすぎることが、神経毒を生み出す原因だという説があります。グルタチオンハードな知的労働や作業、勉強で酷使された脳細胞を修復してくれる効果があるそうです。また、睡眠そのものが脳細胞を修復する働きを担っているといいます。グルタチオンを摂取すると、相乗効果でさらに脳内のニューロンをダメージから守ってくれるでしょう。テストや資格試験の勉強などで疲れた頭と身体。グルタチオンでリフレッシュすると良いかもしれません。Photo by Lies Thru a Lens
2014年12月27日慶應義塾大学(慶大)は12月24日、ヒトの皮膚細胞を血管内皮細胞に転換する遺伝子を同定したと発表した。この成果は慶大医学部微生物学・免疫学教室の森田林平 専任講師と吉村昭彦 教授、久留米大学医学部心臓・血管内科学の安川秀雄 准教授、佐々木健一郎 講師らの共同研究によるもの。12月24日(現地時間)に米科学雑誌「アメリカ科学アカデミー紀要」のオンライン版で公開された。血管内皮細胞は、発生の初期に、血液細胞と共通の前駆細胞から作られることがわかっている。同研究グループは今回、血管内皮細胞だけでなく血液細胞の発生にも重要な転写因子18種類をスクリーニング対象とした結果、ETV2という遺伝子を、健常人から採取しヒト皮膚線維芽細胞に導入することで、血管内皮細胞に3~4%と高効率で転換することを見出した。また、ETV2が細胞内の別の転写因子と共役的に作用し、血管内皮細胞の分化に重要なさまざまな遺伝子の発現を誘導していることも突き止めた。実験ではさらに、このヒト皮膚線維芽細胞から転換させた血管内皮細胞を免疫不全マウスの皮下に移植したところ、1.5カ月後に成熟した血管の形成が観察されたという。また、下肢の血管を閉塞させて壊死を起こさせる下肢虚血モデルマウスに移植した場合、有意に虚血を回復させることが分かった。これらの実験により同方法で作成された血管内皮細胞は、生体内でも機能的な血管を形成でき、虚血性疾患の治療に使用できることが確認された。この「人工的」血管内皮細胞はETV2が発現し続ければ安定するが、発現しないと血管内皮細胞のままでいる細胞と、ヒト皮膚線維芽細胞に戻る細胞に分かれるため、今後、これらの細胞集団の違いをもたらすDNAレベルでの分子メカニズムを明らかにし、「ETV2フリーの安定な血管内皮細胞」を誘導する方法を開発できれば、安全で臨床応用可能な血管内皮細胞の開発につながると期待される。
2014年12月25日理化学研究所(理研)は12月19日、7月より行っていたSTAP細胞が存在するかどうかの検証実験の結果を公表した。理研は8月の中間報告でもSTAP細胞を作ることはできなかったと発表していたが、実験には熟練した技術が必要な可能性があるとして、11月末まで小保方晴子氏が参加するかたちで検証が続けられていた。検証は小保方氏による実験と、相澤慎一リーダーと丹羽仁史副チームリーダーらの検証実験チームによるものが行われた。小保方氏による検証では、論文にあったように、脾臓由来のリンパ球からのSTAP現象の検証に集中して実験を行った。一方、丹羽氏らの検証実験チームでは、脾臓以外に肝臓と心臓についても検証を実験したが、どちらもSTAP細胞の存在を確認することができなかった。相澤氏は「これ以上は検証実験の範疇を超えるもの」と語り、当初3月末までを期限としていた同検証を打ち切るとした。なお、検証終了をもって小保方氏は理研に退職願を提出し、承認された。同氏は「予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった事などが悔やまれますが、与えられた環境の中では魂の限界まで取り組み、今はただ疲れ切り、このような結果に留まってしまったことに大変困惑しております。私の未熟さゆえに論文発表・撤回に際し、理化学研究所を始め多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことの責任を痛感しておりお詫びの言葉もありません。検証終了を以て退職願を提出させていただきました」とのコメントを発表している。
2014年12月19日岡山大学はこのほど、左心低形成症候群に対する心臓内幹細胞自家移植療法の第1相臨床研究を実施し、冠動脈注入法による幹細胞移植法の安全性と心不全治療における有効性を確認したと発表した。同成果は同大学病院新医療研究開発センター再生医療部の王英正 教授、同小児循環器科の大月審一 教授、同大学大学院医歯薬学総合研究科心臓血管外科の佐野俊二 教授らの共同研究グループによるもので、米科学誌「Circulation Research」に掲載された。左心低形成症候群は、左心室が異常に小さい単心室症の一つで、予後不良の先天性心疾患。重度の場合は「心臓移植」しか治療法がない場合があるが、日本では小児の臓器提供者の数が少ないのが現状だ。同治療法は、心臓組織を約100mg採取し、幹細胞を抽出して10日間培養後、体重1kgあたり30万個を冠動脈へカテーテルで注入するというもの。同研究では2011年1月~2012年1月まで、合計14症例の左心低形成症候群に対し、「標準外科手術+細胞治療群」と「標準外科手術単独群」に分けて第1相臨床研究を実施。18カ月間の長期追跡調査により、「標準外科手術+細胞治療群」は「標準外科手術単独群」に比べ、心臓の機能が8%以上改善していることがわかった。また、細胞移植時における急性虚血や致死的不整脈は認められず、アレルギー反応もなかった。研究グループは2013年6月より実施中の合計34症例の小児心臓病患者を対象とした無作為割付第2相臨床研究においても、その安全性と有効性を確認しているとのことで、同治療法の標準医療化に向けて2015年以降に企業主導臨床治験を実施する予定だという。同治療法の標準医療化が進めば、先天性心疾患患者の心機能を向上させ、心不全を繰り返すことなく過ごすことができようになると期待される。
2014年12月15日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12月10日、東北大学、Clioらのグループと共同で、多能性幹細胞の一種であるMuse細胞からメラニン産生細胞を安定的に作り出す技術の開発に成功し、そこで得られたメラニン産生細胞を用いて3次元培養皮膚を作製する技術を確立したと発表した。Muse細胞は2010年に東北大学大学院医学系研究科の出澤真理 教授らの研究グループが発見した多能性幹細胞。皮膚、骨髄などに広く存在し、腫瘍性を持たない、損傷部位へ自発的に移動し修復するなどの特徴をもつ。一方、メラニン産生細胞は紫外線による皮膚障害や悪性腫瘍の発生などを抑えるメラニンを産生することが知られているが、単離が難しく、増殖性が弱いことから、これまでは大量に培養することが難しかった。今回、Muse細胞からメラニン産生細胞を誘導する方法を確立できたことで、大量培養が可能となり、同細胞を組み込んだ3次元培養皮膚を作製することが可能となった。同技術はDSファーマバイオメディカルにライセンスされ、医薬品・化粧品の開発におけるスクリーニングや製品性能検証などに用いるキット「POCA ヒト3D HADA」として2015年1月15日より販売される。NEDOの山崎知巳バイオテクノロジー・医療技術部長は今回の成果について「従来品に比べてヒトの皮膚にきわめて近いものが作れるので、医薬品・化粧品などの安全性試験の精度向上につながる」と説明。より精度の高い安全性試験が実現することによって、新薬の開発における安全性へのリスクを低減できることから、コスト削減にも貢献するという。今後、東北大学は今回の成果を白斑症の治療へ応用することを検討していくほか、DSファーマバイオメディカルではMuse細胞から分化誘導した肝臓の細胞を用いた薬物代謝などに対する細胞アッセイ系として、実用化を進める予定だ。
2014年12月11日美容成分を贅沢に配合BOTOCOLLAX(ボトコラックス)のブースター導入剤「ハイアクアブースタージェリー」は、EGFや植物性プラセンタ、幹細胞エキスなどを贅沢に配合、肌トラブルの多い冬を乗り切るためにオススメのスキンケアアイテムだ。株式会社ウニエ貿易より販売されているBOTOCOLLAXシリーズは累計8万本を突破している。ブースター導入液とはブースター導入液には、肌の奥へ美容成分をしっかりと浸透させる効果がある。いつものお手入れの前に使用する事で、手持ちのスキンケアアイテムが高いパフォーマンスを発揮出来るように導いてくれる。誤った使い方により効果が半減している場合があるシートマスクも、ブースター導入液を使用する事で、いつもよりモチモチとした柔らかい肌質を実感する事が出来る。加えて肌のキメを整える効果もあり、毛穴を目立たなく、肌の弾力やハリもアップさせる事が出来る。オールインワン美容液としていつものスキンケアに一手間加えるのが面倒な人は、使用する量を調整し、オールインワン美容液として使う事も可能。黄金比で配合された3つのヒアルロン酸が、浸透、保護、修復というトライアングルを形成してるためで、これ1本で時短エイジングケアが出来る。(画像はプレスリリースより)【参考】・口コミレビュー300件以上の ブースター導入液
2014年12月09日ヤフーは12月3日、宅配買取サービス「Yahoo!買取」に「総合買取コース」を新設したと発表した。Yahoo!買取は、ユーザーが不要になった古物を買い取るサービス。買い取りは、ユーザーが宅配便や集荷サービスで郵送する方法と、担当者が自宅に直接来て買い取りを行う方法がある。買い取った古物は、オークションサイトの「ヤフオク!」上で販売する。これまでは、「ブランド品、ファッション」「AV機器、家電、ゲーム」「本、音楽ソフト、映像ソフト」の3コース、22カテゴリを買取り対象としていたが、新たに総合買取コースを新設し19カテゴリ追加した。具体的には、デスクトップパソコン、美容器具、光学機器・カメラ用品、おもちゃ、フィギュア、鉄道模型、教材、楽器、スポーツ・レジャー、ゴルフ用品、釣具、エアガン・サバイバルグッズ、カー用品、バイク用品、自転車、インテリア・ホーム、電動工具、ベビー用品。今回の追加により、4コース、41カテゴリに拡大した。古物の査定・買取りはヤフーのパートナー企業が担当。総合買取コースは、マーケットエンタープライズのが運営する「高く売れるドットコム」が担当する。
2014年12月05日ヒト型ナノセラミドの新しい作用が明らかに2014年11月27日、富士フイルムは肌の保湿成分「ヒト型セラミド」に角層細胞の外壁を形成するタンパク質の産生する作用があり、この効果は「ヒト型ナノセラミド」では2倍になることを確認したと発表した。研究成果は「第75回日本化粧品技術社会研究検討会」(東京:2014年11月27日)で発表。セラミドの機能セラミドは角層細胞間脂質成分としてラメラ構造を形成し、角質細胞とともに肌のバリア機能を実現している。セラミドは加齢により減少し、肌のバリア機能が低下することが知られているが、この低下は「ヒト型セラミド」を補給することにより回復可能。「ヒト型セラミド」は結晶化しやすく、角質層への浸透性が悪かったが、富士フイルムの技術により、ナノ化し、角質層への浸透性をあげることに成功していた。肌のバリア機能角層細胞とセラミドを含む細胞間脂質とで構成されている角質が肌のバリア機能を担っている。角層細胞は多数のタンパク質が結合した外壁で囲まれ強固な構造がラメラ構造の土台となり肌のバリア機能を発揮している。インボルクリンは外壁を構成する代表的なタンパクの一つ。トランスグルタミナーゼと呼ばれる酵素はインボルクリンなどの外壁構成タンパクを結合させる酵素の一つ。研究の結果三次元培養表皮モデルで、「ヒト型ナノセラミド」は、ナノ分散していない「ヒト型セラミド」と比較し、インボルクリンについては約2倍、トランスグルタミナーゼについては約2.5倍の産生促進効果があることを確認。正常ヒト表皮細胞に「ヒト型セラミド」を添加するとセリンパルミトイルトランスフェラーゼというセラミドを合成する酵素の量が加えなかった場合の1.7倍に増加した。考察ヒト型セラミドの効果は単なる不足したセラミドを補うことだけでなく、外壁を構成するタンパク質や、外壁のタンパク質の結合を促す酵素の量を増やすことが判明した。この作用はヒト型セラミドをナノ化することにより倍加した。さらに、角質細胞に含まれるセラミド合成酵素の発現にも影響を与えており、ヒト型セラミドのバリア機能促進に関する新しい機序となることが期待される。(画像はプレスリリースより)【参考】・富士フイルムプレスリリース
2014年12月03日一般向けに発売も株式会社ストリームの子会社、株式会社エックスワンは12月1日より幹細胞コスメ「XLUXES(エックスリュークス)」の発売を開始した。株式会社エックスワンの商品は会員制で販売されているが「XLUXES」は一般の消費者もWEBから購入する事が出来る。商品名である「XLUXES」は、社名の頭文字とフランス語のLuxe(贅沢)を合わせ複数形にした造語だ。肌に最高の贅沢を提供するというコンセプトのもと考えられた造語であり、エイジングケアから若さを再生するリバースケアへと新しいジャンルを開拓していく。幹細胞コスメとはiPS細胞を使った再生医療技術を美容分野に応用した物が幹細胞コスメと呼ばれている。肌の再生因子が200種類以上含まれている「ヒト幹細胞培養液」は、ヒトの脂肪細胞から取り出した幹細胞を培養した物で、研究過程で生まれる副産物だ。肌を若返らせる幹細胞コスメは従来の表皮成分を補うだけのコスメとは異なり、表皮の奥にある真皮幹細胞に効果が及ぶ。この美容液を使用し「ヒト幹細胞培養液」を直接肌に浸透させる事で細胞機能を活性化、成長期には誰もが備えていた肌本来の機能を取り戻す事が出来る。そうする事で自らの力で肌にハリ、潤いを産み出させ、時間を巻き戻したような初々しい肌へと導いていく。(画像はプレスリリースより)【参考】・エックスワン、幹細胞コスメを新発売
2014年12月02日数滴なじませるだけの導入オイル11月21日株式会社ドクターシーラボは、老化を遺伝子レベルから研究したエイジングケアコスメ「ジェノマー」より、新発想の導入オイル『ジェノマー エッセンスオイル』を発売した。希少なオイルで贅沢な艶肌“モロッコの黄金”といわれる希少なアルガンオイルをじっくり発酵・熟成させた「発酵アルガンオイル」をはじめ、8種の植物美容オイルを贅沢に配合。20代半ばから皮脂が減少することで感じやすくなる乾燥やごわつきを柔らかく整え、ふっくらとした艶肌を叶える。洗顔後すぐ、3滴ほどを顔になじませるだけの“導入オイル”として使用できる他、スキンケアの仕上げやマッサージオイル、ボディケア、爪や髪のお手入れなどマルチに使用可能だ。オールシーズン使用できるのもうれしい。専門家お墨付きのスキンケアブランドジェノマーは、加齢による肌の変化を科学的に捉え、皮膚の専門家が研究・開発した結果を重視するエイジングケアブランド。睡眠時にダメージや疲れを回復させる「ヒト成長ホルモン」の分泌をサポートしつつ、シワやたるみなどのエイジングサインを引き起こすタンパク質「プロジェリン」の蓄積をコントロールする働きに着目した成分「PROGELINE(プロジェライン)」を新たに配合。(画像はジェノマー公式サイトより)【参考】ジェノマー美容経済新聞
2014年11月28日科学技術振興機構(JST)、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)および京都大学細胞—物質システム統合拠点(iCeMS)は11月27日、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)患者から作製したiPS細胞において、病気の原因遺伝子の修復に成功したと発表した。同成果はCiRA初期化機構研究部門の李紅梅 大学院生、同 堀田秋津 助教らの研究グループによるもので、11月26日付(現地時間)の米科学誌「Stem Cell Reports」に掲載された。DMDはジストロフィン遺伝子が機能を失うことによって、筋肉が萎縮してしまう疾患。ジストロフィン遺伝子を修復できれば、治療につながると考えられている。しかし、これまでの技術では30億塩基で構成されるヒトゲノムの中でたった1カ所だけを精密に修復するのは困難だった。同研究チームは、ターゲット以外の遺伝子に傷を付けないように、特異的な配列データを使うことで、狙ったところだけを修復することに成功した。遺伝子を修復したiPS細胞を、ジストロフィンタンパク質を作る骨格筋細胞へと分化させたところ、ジストロフィンタンパク質が作られていることが確認された。今回の成果を効果的なDMD治療に結びつけるためには、修復したiPS細胞由来の筋肉細胞をどのように移植するかなどの課題があるが、今後の遺伝子治療の枠組みとなることが期待される。
2014年11月27日岡山大学はこのほど、成体腎臓から取り出した幹細胞を用いて、試験管内での腎臓構造の再現に世界で初めて成功したと発表した。同成果は同大学病院腎臓・糖尿病・内分泌内科の喜多村真治 講師、槇野博史 病院長、杏林大学医学部薬理学教室の櫻井裕之 教授らの研究グループによるもので、11月24日(現地時間)に米・科学雑誌「STEM CELLS」に掲載された。同研究グループは大人のラットから採取した腎臓幹細胞を三次元培養することで、立体構造を持った腎臓構造体の作製に成功した。腎臓構造体は本物の腎臓の構造の最小構成単位であるネフロン構造を有しており、機能も一部確認された。成熟個体の細胞から腎臓構造体を作製できれば、創薬やオーダーメイド治療、動物愛護の観点から動物実験に変わる動物実験代替の臓器モデルになり得る可能性がある。また、幹細胞から腎臓構造再構築のメカニズムを詳細に検討することにより、腎不全の新たな治療や移植可能な臓器作製が期待されるという。
2014年11月26日スルフォラファンの効果をヒトで実証2014年11月19日、東海大学の研究グループは、カゴメと共同で「スルフォラファン」を継続的に摂取するとγ-GTPとALTが改善したと発表した。研究成果は第40回日本肝臓学会東部会(東京:2014年11月27~28日)で発表。スルフォラファンスルフォラファンはジョンズ・ホプキンス医科大学(米)で発見されたブロッコリーの新芽に由来する機能性成分。解毒作用や抗酸化作用、抗炎症作用を示す。その作用機作は解毒酵素や抗酸化酵素の誘導とされている。食品中ではスルフォラファングルコシノレートとして存在し、体内で分解することでスルフォラファンに誘導される。研究成果肝臓の機能を示す3つの検査値AST、ALTとγ-GTPのいずれかの値が高い(AST 35IU/L以上、ALT40U/L以上γ-GTP80IU/L以上)男性52名を対象に試験を行った。対象をスルフォラファンサプリメント(スルフォラファングルコシノレート 10mg含有)投与群とプラセボ投与群に分け、1日3粒ずつ2か月投与。投与前後の肝臓の検査値を比較した結果、ALTとγ-GTPではスルフォラファンサプリメント投与群では有意に低下したが、プラセボ群では低下は見られなかった。(画像はプレスリリースより)【参考】・カゴメプレスリリース・東海大学プレスリリース
2014年11月26日トッパン・フォームズは11月25日、独EYE SQUAREとの協業により、最新型ウェアラブル・アイトラッカー(装着型視線計測装置)を、日本で初めて導入すると発表した。新型アイトラッカーは、従来品と比べ、フレームレスのため被験者の視野が拡大されることや、可動式シーンカメラの搭載により、作業をしている被験者の手元を自然な形で撮影しながらの計測が可能。これにより、生活者が注視している点、興味を示している点などを把握する視線計測調査を、より精緻な分析軸で行うことができる。今後は、調査の対象を帳票や紙面だけでなく、スマートフォンやタブレットの画面ユーザビリティー調査など、さまざまな手元操作の調査に視線計測を活用していく。さらに、移動中の生活者の視線行動、導線行動を3次元で捉えて分析を行うとのこと。同社は、対象を施設の空間デザインや店舗の棚割りなどへも拡大し、2016年に制度化される施設のバリアフリー化義務付けに向け、施設のユニバーサルデザインについての調査にも着手していく、としている。
2014年11月25日「2014年下半期ベストコスメ」の美容液部門で受賞花王株式会社は、百貨店ブランド「エスト」のハリ対策美容液『アドバンスドエッセンス リフトサポート』が、集英社の美容誌『MAQUIA』の1月号の「2014年下半期MAQUIAベストコスメ」で、『美容液部門』で1位を受賞したことを、2014年11月22日に発表した。『MAQUIA』の1月号は、11月22日に発売された。『MAQUIA』は、集英社の人気美容誌で、今年で創刊10周年を迎えた。『アドバンスドエッセンス リフトサポート』は、8月30日に発売されたエスト最新のハリ対策美容液だ。1位のハリ対策美容液とは以前から配合されていたハリ付与成分であるショウガ根エキスの「ショウキョウエキス」と、セイヨウトチノキエキス「マロニエエキス」に、「コメペプチド」が新配合された『アドバンスドエッセンス リフトサポート』。「コメペプチド」が加わったことで、さらにハリが高められた。また、150種以上の植物エキスが最新の成分として加えられている。乾燥による小じわを目立たなくしてくれる。ケア成分を花王独自の高浸透技術で、ハリのもとまでしっかり届けてくれる。これによって、一つ一つのキメが潤い、ふっくらとする。テクスチャーはみずみずしく、なめらかなつけ心地がつけた瞬間から実感できることも、この商品の特徴の一つだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・MAQUIA「2014年上半期ベストコスメ」・『アドバンスドエッセンス リフトサポート』について
2014年11月25日ランゲルハンス細胞は肌の基礎体力を呼び起こすと言われています。睡眠は、肌の基礎体力を呼び起こすための土台となります。しっかりとケアをして肌本来の美しさを目覚めさせ、素肌のキレイな女性を目指しましょう。肌の基礎力、ランゲルハンス細胞とはあなたは自分のすっぴんに自信がありますか? どんな女性でも素肌美人に憧れていると思います。しかし、紫外線や乾燥など日常生活のなかで肌の敵は多いものです。そんな中で継続してケアをし続けることは簡単なことではありません。しかし、ケア次第で美肌を取り戻し、素肌美人になることができるので諦めてはいけません。その鍵となるのが、ランゲルハンス細胞です。ランゲルハンス細胞とは、肌の司令塔とも言われていて、外部からの刺激に対してどうコントロールするか決めるという重要な役割を担っています。ランゲルハンス細胞と睡眠で美肌を取り戻すランゲルハンス細胞を強くすることで、どんな外部の刺激にも対応できるようになります。最近では、このランゲルハンス細胞に直接働きかけて肌本来の力を取り戻す効果が期待できる化粧品も発売されています。また、同時に欠かせないのが睡眠です。睡眠不足が続くと、肌の基礎力も弱まってしまいます。ランゲルハンス細胞を強め睡眠をしっかりととることで、眠っている間に肌に働きかけることができ、美肌の基礎の基礎ができあがるのです。今まで素肌ケアをさぼりがちだった方も、今からまた始めてみませんか?特に肌は年齢がでますので、年齢を重ねるにつれて意識を高めていきたいところです。大切な日を美しい肌で迎えたいという思い結婚式やデートなど大切な日ほど良い肌状態で迎えたいものですが、そんな日に限って肌が荒れてしまった経験はありませんか?2人に1人は大事な日の直前に肌荒れを経験しているそうです。肌が荒れても、通常通りのスキンケアをし続ける方が多いようですが、肌が荒れたときは、その状態にあったスキンケアを取り入れることをおすすめします。肌が弱っている状態ですので、刺激を与えないように優しいケアが求められます。肌の基礎力がしっかりしていれば、不調なときでも適切なケアで肌荒れの治りは早くなるものです。また、大切な日の前日にはしっかりと睡眠をとり、心をリラックスさせましょう。Photo by Ignacio Bernal
2014年11月24日ユニットコムは20日、「iiyama PC」ブランドの各種PCに関して、ビジネスユースにおける導入やリプレースなどの導入事例サイトを公開した。公開時点では、一般企業、病院、学校といった事例が紹介されている。ニーズに合わせた製品導入、データ共有に関する問題解決、ペーパーレス化への取り組み、サポート面の評価といった具体的な事例を知ることができる。
2014年11月21日クレディセゾンは17日、山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所「iPS細胞研究基金」の活動に賛同し、セゾンカード・UCカード会員がポイントプログラム「永久不滅ポイント」およびクレジットカード決済を通じて、iPS細胞研究に支援できる取り組みを開始した。「iPS細胞研究基金」は、iPS細胞研究所にて実施している研究成果をより早く患者のもとに届けるための基金。iPS細胞は、iPS細胞技術による目の細胞の移植手術の実施、軟骨の疾患に効く薬の候補物質の探索といった研究成果に世界中から関心が寄せられているが、世界最高レベルの研究を進めていくためには、生命倫理に関わる問題や、知的財産権の確保と維持、企業の橋渡しなど、多角的な方向から研究活動を支える人材が必要となる。しかし現状は、必要な人材に対し、長期的に安定したポストを十分に与えられておらず、この状況を改善し、より高度な研究を推進していくことが求められているという。クレディセゾンの支援活動では、永久不滅ポイントの交換またはカード利用で寄付することができる。永久不滅ポイントの交換では、200ポイントを1口としてポイント交換し、交換したポイント相当額を「iPS細胞研究基金」に寄付する。寄付を行った会員には、山中教授のメッセージが記載された礼状を送付する。詳細はクレディセゾンWebサイトまで。
2014年11月18日「マイケル マイケル・コース(Michael Michael Kors)」は11月28日、「ハミルトン・トラベラー」の限定色モデルを発売する。ハミルトン・トラベラーはブランドのアイコンバッグ「ハミルトン」をリニューアルしたもの。40年の発表以来、受け継がれてきたスポーティーかつシックなディテールを活かしながらも、よりモダンなシティ仕様に仕上げた。MK ロゴを施した大きな鍵型のチャームも継承され、よりハンドバッグな雰囲気に。今回発売されたのはホリデー限定となるレオパード柄で、価格は8万2,000円。六本木ヒルズ店、表参道店、福岡店のみの限定販売となる。
2014年11月17日東北大学の研究2014年11月10日、東北大学は米国国立顎顔面歯科学研究所との共同研究で、上皮幹細胞から上皮前駆細胞への分化と増殖を制御する単一の分子を発見したとの発表を行った。研究成果はJournal of Cell Scienceのオンライン版に2014年10月26日から公開されている。上皮細胞とは表皮、毛、爪、消化管上皮などの上皮組織は、常に細胞増殖により、自己再生を続けている。表皮の場合は角化細胞(ケラチノサイト)の前駆細胞が幹細胞から分化・増殖し、表皮の最深部に単層構造を形成する。その表皮が肌表面の表皮がなくなるにつれ、表面に近づき、肌も常に再生が行われている。上皮細胞の幹細胞が前駆細胞へと分裂し、活発に増殖した後に増殖を停止してから、上皮細胞に分化する機構は、肌、毛、爪でも共通に見られるものであるが、どのような仕組みでコントロールが行われているのかは明確になっていない。研究内容幹細胞から生まれた前駆細胞が増殖活性を獲得した後、細胞分裂を停止し、分化・成熟する一連の過程を検討した。その結果、エピプロフィンという単一の分子が細胞周期調節因子や転写因子として複数の機能を発揮することで前駆細胞の分裂や増殖停止、上皮細胞への分化促進をすべて制御していることを明らかにした。エピプロフィンを作れなくなったマウスでは、体毛が生えない、前歯が伸び続けるなど、表皮細胞の再生能の破綻が観察できた。応用毛髪、皮膚、歯の再生に関してはいくつかの成功例が見られ、皮膚に関しては実用化に至っている。しかしながら、幹細胞から前駆細胞への誘導、前駆細胞から上皮細胞への分化に関しては制御方法が不明のため、毛髪では大量に必要なことから、実用化の目処は立っていない。皮膚に関してもやけど等の限られた部分への移植が実用化されているだけである。今回のエピプロフィンによる制御過程が明らかになったことから、大量に細胞を作り出せる可能性があり、肌や毛髪の再生への実用化が実現性を帯びてきた。iPS細胞やES細胞に比較して、上皮幹細胞はすべての上皮細胞で作られていることから、遺伝子的にも問題なく、倫理的にも使いやすい幹細胞である。(画像はプレスリリースより)【参考】・プレスリリース東北大学プレスリリース
2014年11月13日デートをする時に、映画を見てウィンドウショッピングをしてカフェでまったりして・・・といつも同じコースになりがちじゃないですか?マンネリ化しがちなデートコースを打破するためには、ポイントを抑えておくのが大切。そこで今日は、女性に「デートコースがマンネリ化しないために意識していること」についてインタビューしてきました。■1.少し前に人気があったお店、話題のお店に足を運ぶ「私は、3ヶ月前から半年前に流行ったお店を探して行くようにしています。流行のピークの時に比べて待ち時間も少ないのでゆっくり楽しむことができるし、人が少ない方がサービスの質も高くなるんですよね。それに流行ったお店だから外すことは少ないように思います。」(26歳/受付)「今が旬」という話題のお店の場合、長時間並ばなければならなかったり、人が多くてゆっくりと満喫することができなかったりします。そのため少し前に流行ったお店や話題になったお店の方がしっかり楽しむことができるようです。「今が旬!」より「少し前に旬だった!」を調べてみては?■2.体験型のデート「TVで指輪を手作りしているのを見て、彼を誘ったのがきっかけで体験型のデートをするようになりました。指輪以外だと、お茶碗を一緒に作るなど手作りものや体験型のデートは結構楽しいです。その時も楽しいし、出来上がるまでの時間も楽しむことができますよ。」(24歳/事務)何かを一緒に作るような体験型や、身体を動かす体験型のデートはオススメ。遠出をしなくてもボルタリングなど身体を動かすものや、陶芸やアクセサリー作りなど初心者から楽しめる物造りまで様々あるようです。二人でお揃いのものを作るのも思い出に残りますね。■3.共通の話題があるものを見に行く「彼と同棲することになった時に、一緒に家具を見に行くようになり、その時に二人の興味関心が共通するものを見るのってイイなと思ったんです。服だと相手に退屈させてしまうことがあるけれど、家具などはお互いに興味が有り、意見を出し合えるのでオススメです。」(26歳/経理)家具などは比較的、男女共に興味がある可能性が高いので、彼も退屈することなく真剣に見て回ることができます。もし彼と同棲していなくても、「将来どんな家に住みたい?」など相手の理想を聞くだけでも楽しそう。他にも共通の趣味のことなど、共通の話題ができるデートはお互いに楽しむことができるようです。■4.オシャレなものをたくさん見てセンスを磨く「私は雑誌で見る有名なお店に行くよりも実際にいろんなところに行ってみて、彼とデートで行ったら楽しそうな場所を探しています。いろんなお店に行ってみると、こういう雰囲気のところはダメかなと、入る前でも割とわかってきます。」(25歳/アパレル)雑誌で有名なお店ばかりに行くと、人気店なため待ち時間が長くなったり、価格が高かったりしがちです。でも実際に色々なお店を訪ねてみると、隠れ家的なお店もたくさん見つけられますよね。そういった隠れ家的お店に行くのも楽しそう。また、色んな素敵なお店を訪問していくことで「どういったお店が正解なのか」が分かってくるはずなので、彼と行ったことのない場所にデートに行っても、正解のお店を当てられる可能性がグーンと上がりますよ。■おわりにいつも決まった流れだと、好きな人と一緒にいてもつまらなく感じることもありますよね。相手に「退屈・・・」と思わせてしまわないように、時にはいつもとは異なるデートを取り入れてみてはどうでしょう?(栢原 陽子/ハウコレ)
2014年11月13日コロワイドのグループ会社であるレインズインターナショナルはこのほど、「居酒家 土間土間」で「冬の宴会コース」をスタートした。○"料理が話のネタになる"コースをご提供今回は「鍋」が中心となった5つのコースを用意。6種類の鍋の中で特徴的なのは「国産牛のとまとすき焼き」で、提供されたときの姿、火にかけて国産牛肉をのせトマトとたまねぎが蒸されていく様子、〆の卵とじきしめんまで、その変化にインパクトがあるという。「冬堪能コース」は、1名あたり4,000円(税込)。「プラチナコース」は、同5,000円(同)。いずれも料理8品で、「国産牛のとまとすき焼き」を含む3種類から鍋を選ぶことができる。また、乾杯時に「アサヒドライプレミアム」を2名あたり1本提供。スタンダード飲み放題3時間か、プレミアム飲み放題2時間を選ぶことができる。「冬の土間土間コース」は2種類の鍋から選べ料理8品で、1名あたり3,500円(税込) 。「にぎわいコース」は鍋が付かず料理7品で、同2,980円(同)。いずれもスタンダード飲み放題2時間。「ガールズトークコース」は、3名から予約可能。料理7品で、「国産牛のとまとすき焼き」を含む3種類の鍋から選べ、同2,980円(同)。スタンダード飲み放題3時間となる。
2014年11月11日京都府立医科大学と科学技術振興機構は11月11日、マウスES細胞を用いて細胞分化と密接に関連した体内時計の発生メカニズムを解明したと発表した。同成果は、同大学大学院医学研究科 八木田和弘 教授、同 梅村康浩 助教、米テキサス大学のジョセフ・タカハシ 教授、大阪大学の安原徳子 博士(現 医薬基盤研究所)らの共同研究によるもの。11月10日(現地時間)の米科学雑誌「アメリカ科学アカデミー紀要」のオンライン速報版に掲載された。体内時計は、「昼と夜」という地球の環境周期を予測し、これに先んじて身体の機能を適応させることで生体機能を維持する役割を担っている。哺乳類では、睡眠覚醒リズムのみならず、内分泌やエネルギー代謝、循環器機能や消化器機能など様々な生理機能の約24時間周期のリズム(概日リズム)を生み出している。シフトワーカーなど、不規則な生活を長年続けることによる体内時計の乱れは、様々な健康問題を引き起こすことが分かっている。哺乳類の体内時計は、全身のほとんどの細胞に備わっている、普遍的な細胞機能でもある。体内時計は一生にわたって時を刻み続けるが、発生初期段階では体内時計のリズムが見られず、発生過程を通して形成されると考えられている。しかし、体内時計の発生メカニズムは今までほとんど分かっていなかった。八木田教授は、マウスES細胞を用いたこれまでの研究で、ES細胞に体内時計のリズムが見られないこと、培養皿上で分化誘導培養すると細胞自律性に約24時間周期の体内時計リズムが形成されることを世界で初めて発見していた。この発見から、体内時計の発生が細胞分化制御と何らかの関連があるのではないかということが示唆されていた。同研究グループは今回、マウスES細胞を用いた研究で、細胞分化に関連する遺伝子を欠損したES細胞では、分化誘導によっても体内時計が正常に形成されないことを突き止めた。また、体内時計リズムがない細胞には共通して、周期的に核内に蓄積されるはずの「PERIOD(PER)」というタンパク質が細胞質に留まり、その結果核内蓄積が起こらないことが判明した。この現象の制御する鍵因子を同定するために研究を進めたところ、タンパク質の核内への移行を制御し、細胞分化制御に必須の役割を果たすインポーチンの一種に異常が起きると、PERタンパク質の細胞内局在パターンにも異常を来すことが確認された。同研究グループは、細胞分化と体内時計という普遍的な細胞機能に、これまで考えられていなかった新たな関係性を見いだしたことで、これまで統一的見解が無かった体内時計と「がん」との関係の理解や、新たな体内時計の活用法開発などの応用にもつながると期待されるとしている。
2014年11月11日