大日本印刷(DNP)は4月24日、理化学研究所(理研)と共同で、ナノレベルの微細加工技術を利用した細胞培養プレートを開発したと発表した。同成果は3月19日に行われた第14回日本再生医療学会総会で発表された。細胞移植治療では、培養過程で細胞の分化状態を識別し、異質な細胞を分離させ、良質で均質な機能性細胞を取り込む技術が重要となる。これまでは蛍光ラベルを付与し、溶液に細胞を分散させて分離していたが、処理によって細胞がダメージを受けてしまうことが懸念されている。今回の研究では、細胞の種類の違いで相性の良し悪しが顕著に異なる表面微細構造の同定に成功。この成果を活用し、ガラスの表面に100~300nm程度の微細な凹凸構造を施した細胞培養プレートを開発した。同技術によって、ダメージのない良質の細胞を得ることが可能だという。DNPは今回開発した細胞培養プレートを2016年から提供していく予定で、同プレートを使用した細胞培養装置なども開発していくとしている。
2015年04月24日京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と武田薬品工業(武田薬品)は4月17日、心不全、糖尿病、神経疾患などにおけるiPS細胞技術の臨床応用に向けた共同研究契約を締結したと発表した。「T-CiRA(Takeda-CiRA Joint Program for iPS Cell Applications)」と名付けられた同提携のもと、iPS細胞技術を用いた創薬研究や細胞治療に関する研究プロジェクトが実施されることになるという。京都大学の山中伸弥 教授が研究全体を指揮し、武田薬品は10年間で200億円の資金および研究運営に関する助言を提供するほか、神奈川県・藤沢市の湘南研究所内の研究設備を提供する。研究人員は全体で100名程度を予定しており、CiRAと武田薬品から50名程度が参加する。当初の研究分野として可能性の高いものには心不全、糖尿病、精神神経疾患、がん免疫療法などが挙げられており、共同研究の進展と共に新たなプロジェクトを追加していく。同研究が軌道に乗った段階では、10件前後のプロジェクトが同時進行することになるという。
2015年04月17日産業技術総合研究所(産総研)と和光純薬工業は4月10日、移植用細胞から腫瘍の原因となるiPS細胞やヒトES細胞を除く技術を開発したと発表した。同成果は産総研創薬基盤研究部門の舘野浩章 主任研究員、平林淳 首席研究員、幹細胞工学研究グループの小沼泰子 主任研究員、伊藤弓弦 研究グループ長と、和光純薬工業試薬化成品事業部 開発第一本部 ライフサイエンス研究所の共同研究によるもので、4月9日(現地時間)の米科学誌「Stem Cell Reports」オンライン版に掲載された。ヒトiPS/ES細胞はあらゆる細胞に分化能力を持つ。しかし、全てのヒトiPS/ES細胞を目的の細胞に分化させることは難しく、一定数の未分化な状態のものが残ってしまう場合があり、移植後に腫瘍を形成してしまう可能性がある。そのため、移植用細胞からそうした細胞を取り除く必要があるが、従来の方法では1つ1つの細胞に解離してから特殊な装置を用いるため、細胞シートへの適用ができない、処理速度が遅い、移植用細胞の生存に悪影響を与える可能性があるなどの課題があった。今回の研究では、rBC2LCNというタンパク質がヒトiPS/ES細胞に結合した後に、細胞内に取り込まれるという現象を発見。そこで、細胞内に取り込まれるとタンパク質合成を阻害し細胞死を引き起こす毒素をrBC2LCNに融合させた組換えタンパク質を開発した。この組換えタンパク質を細胞培養液に添加すると、分化した体細胞の増殖や生存には影響を与えずに、未分化なヒトiPS/ES細胞を選択的に除去することができた。この組換えタンパク質は細胞をあらかじめ分離するといった前処理も必要なく、細胞培養液に添加するだけで選択的にヒトiPS/ES細胞を除去できるため、大量の細胞や細胞シートなどへの適用も可能だという。同技術は1年以内の実用化が予定されており、再生医療に用いるヒトiPS細胞由来の心筋細胞などの細胞製造への適用性を検証することで、再生医療の安全性向上につながることが期待される。
2015年04月10日細胞から美しくなれる旅春の行楽シーズンが到来した。旅行の計画を立てるのなら、健康に美しくなれる滞在プランを選択してみてはいかがだろうか。4月6日、TBソアラメディカルは、ハウステンボスにおいて、細胞から美しくなれる“5ステイプラン”を同日より新発売したと発表した。ハウステンボスでは2015年より「健康の王国」がスタートし、ストレスの解消をはじめ、体質改善やメンタルヘルスケアなどに力を入れた“新しい旅”を提案している。空・風・火・水・地をコンセプト同プランでは五元素の空・風・火・水・地をコンセプトに、悩み別にプランを用意した。「空プラン」(断食・リセット)、「火プラン」(冷え取り・毒出し)をチョイスすれば、体調や体質の改善が期待できる。また、美容効果をねらうのなら「風プラン」(ヘルシーエイジング・美肌)、「水プラン」(代謝アップ)もいいだろう。心身ともにリフレッシュをしたいのなら「地プラン」(睡眠爽快・セルフケア)がおすすめだ。全プランで人気の免疫温熱浴全てのプランでスターター施術として、人気の免疫温熱浴を導入しているのも嬉しいポイントだ。現代女性の冷えた体を、芯から温めてくれる。人気スポットのハウステンボスで楽しみながら、健康的に美しくなる。女性には必見の旅行プランといえそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・TBソアラメディカル プレスリリース
2015年04月08日コラボで実現、新発想の美容液『PLAYBOY AGARU SERUM』発売!株式会社サンライズジャパンは、プレイボーイ社とのコラボレーションで誕生した美容液『PLAYBOY AGARU SERUM』を4月2日から発売した。“魔法か、科学か”をキーワードにしたPLAYBOY AGARU SERUMは、すぐれたリフトアップを実現するスキンケアのブランド。このたびジェンダーレスやエイジレスおよびボーダレスをモチーフとして、弾力性やたるみ、シミのないキレイな素肌へと導く“新発想”顔用美容液が登場した。「購入可能な店舗概要」BARNEYS NEWYORK 新宿店(2015年5月~販売予定)東京都新宿区新宿3-18-5。BARNEYS NEWYORK 銀座店(2015年5月~販売予定)東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビルそのほか、「PLAYBOY AGARU SERUM」のECサイトでも買い求めることが可能だ。どんな商品なのか?商品には強い抗酸化力を持つ【プラチナナノコロイド】や、楊貴妃が愛用した若返りの源といわれる【加水分解アナツバメ巣エキス】、さらに1g6リットルの水分をキープできる、すぐれた保湿力を持つ【ヒアルロン酸】など、“7つの美容成分”が豊富に調合されている。またエジプトで“若返りの精油”として知られていた【フランキンセンス】のナチュラルアロマの香りが使用されているので、リラックスしながら心地良く使用できるだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社サンライズジャパン プレスリリース (PR TIMES)・株式会社サンライズジャパン・PLAY BOY
2015年04月06日国立がん研究センターは4月2日、乳がんの脳転移にがん細胞から分泌される微小な小胞エクソームが関わっていると発表した。同成果は分子細胞治療研究分野の富永直臣 研修生、落合孝広 分野長の研究グループによるもので、4月1日付けの米科学誌「Nature Communications」電子版に掲載された。乳がんは比較的予後の良いがんとして知られる一方、治療後、長期間を経て脳転移が認められることがある。脳への転移は予後に大きな影響を及ぼしQOLを著しく低下させるが、そのメカニズムについてはわかっていなかった。同研究では、がん細胞が分泌する直径約100nmの顆粒(エクソーム)が、脳血管で物質透過を制限しているBBBという生体バリア構造を破壊していることを突き止めた。エクソームに含まれるmiR-181cというマイクロRNAがBBBの構造を変化させた結果、バリア機能が失われ、がん細胞が容易にBBBを通過し、脳転移を引き起こしていると考えられるという。がんの脳転移メカニズムを明らかにした今回の成果は今後、早期発見および新規治療法の開発への応用が期待される。
2015年04月02日富士フイルムは3月30日、iPS細胞の開発・製造を手がける米Cellular Dynamics International(CDI)を約3億700万ドル(約360億円)で買収すると発表した。今回、CDIを買収したことでiPS細胞を使った創薬支援分野に参入することになる。CDIは2004年に設立され、2013年7月にNASDAQに上場したバイオベンチャー企業で、良質なiPS細胞を大量に安定生産する技術に強みを持ち、大手製薬企業や先端研究機関と供給契約を締結している。現在は創薬支援や細胞治療、幹細胞バンク向けのiPS細胞の開発・製造を行っており、創薬支援向けに、心筋や神経など12種類のiPS細胞を安定的に供給している。富士フイルムは、写真フィルムの研究開発・製造で培ってきたノウハウを活用して、細胞増殖のための「足場」として生体適合性に優れ、さまざまな形状に加工できるリコンビナントペプチドを開発したほか、2014年12月には日本で再生医療製品を提供しているジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)を連結子会社化するなど、再生医療分野への取り組みを強化してきた。今後、CDIのiPS細胞関連技術・ノウハウと富士フイルムの高機能素材技術・エンジニアリング技術やJ-TECの品質マネージメントシステムとのシナジーを発揮させ、再生医療製品の開発加速、再生医療の事業領域の拡大を図るとともに、再生医療の産業化に貢献していくことを目指すとしている。
2015年03月30日前職でGoogle Appsを使っていながら、創業時には一旦別のソリューションを導入したというシンクランド。改めてGoogle Appsを導入したのはどういう経緯なのか、Google Appsの何に価値を感じているのかについて聞いてみた。中小企業やスタートアップ段階の企業に特にGoogle Appsを勧めたいと語ってくれたのは、シンクランド代表取締役社長の宮地邦男氏だ。○わかりづらく遅いシステムからGoogle Appsへ転換シンクランドは2014年2月に設立された、光学・電気技術を用いた医療機器や測定機器の製造販売を行う会社だ。神奈川県の創造的新技術研究開発事業計画に認定されており、現在は横浜企業経営支援財団が新技術開発や新事業展開を目指す中小企業向けに提供する横浜新技術創造館 リーディングベンチャープラザで業務を行っている。同施設に入居している新技術開発に熱心な企業とのコラボレーションや、全国の主要大学との産学連携などにも積極的に取り組んでいる企業だ。「創業メンバーは全員、前職も同じ顔ぶれです。そのため、創業にあたってシステムを導入するときには前職で利用していたシステムとの比較になりました。前職でもGoogle Appsを使っていたのですが、創業にあたって、もしかしたら違うものも合うかもしれないと考えて一旦別のソリューションを導入したのです」と語るのは代表取締役社長である、宮地邦男氏だ。導入したのは、クラウド型のグループウェアだった。外部との打ち合わせ等には別途クラウド型の会議システムを利用していたが、あまり好感触ではなかったという。「メジャーな製品ばかりでしたが、使っていると遅いと感じることがよくありました。また、GUIがあまりよくなく、マニュアルもわかりづらいので不慣れなスタッフに教えるのが大変でした。サポートにも不満があったので、これは失敗したと思いました。そこで契約期限が切れるのを待ってGoogle Appsに戻った形です」と宮地氏は語る。○導入が容易で必要な機能がしっかり揃うのが魅力前職で利用していただけに、導入決定に対するとまどいはなかった。実際の導入作業はKDDIを通して行われた。「GUIがよく、感覚的に利用できるのがいいですね。初期設定に少々手間取りましたが、KDDIがサポートしてくれたので特に問題なく導入できました」と宮地氏。利用の中心はスケジュールとメールだ。現在従業員が5名と少ないため、標準的な機能でそれほど不自由は感じていないという。「私ともう1人は外出が多いのですが、移動中にメールチェックを済ませられるのはとてもいいですね。非常に簡単に使えますから、ITの知識が少ない女性スタッフも全く問題なく利用できています」と宮地氏は語る。実際、営業や技術開発を担当していない、チーフデザイナーの鈴木美奈子氏も「全く困らずに、快適に利用できています」とGoogle Appsの快適さを語った。また、標準機能に加えて利用しているのは、KDDIを通してサテライトオフィスが提供する「KDDI サテライトオフィスツール」の中に含まれるワークフローと「サテライト・タイムカード&勤怠管理アプリ」だ。「Google Appsベースで簡単に利用できるのが便利です。サテライトオフィスは疑問があったときに電話サポートを受けられるというのがいいですね。わかることならすぐに電話口で教えてくれますし、その場でわからないこともしっかりと調べてすぐに対応してくれるのがありがたいです」と宮地氏。創業時に利用していたソリューションの大きな不満点であったわかりづらさと、サポートの不足が十分に解決された実感があるという。○外出先での仕事や他社との協業にスプレッドシート&ドキュメントを活用今後利用を強化したいものとして挙げられたのが、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントといったアプリの活用だ。「まずは社内にあるExcelのデータをすべてスプレッドシートに移行させたいですね。Excel用に作ったプログラムなどはカスタマイズが必要でしょうが、移行すれば外出中を含めてどこでもいつでも利用できるというのは魅力です。今後、拠点を増やすことなども考えているなかでとても重要なものになると考えています」と宮地氏は語った。また、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントの利用を強化することには、別の目的もある。それは他社や大学と共同でビジネスを行ううえでの、協業用ツールとしての活用だ。「協業時には相手先が何を使っているかということも大切なのですが、Google Appsの場合はすでに利用しているという方も多く、双方で使いやすいのがいいですね」と宮地氏。シンクランドは光学系の技術を活かしたビジネスをベースに展開しているが、今後はさまざまな分野へとビジネスを拡大する予定だ。「光学をベースに医療や環境、ITといった分野で社会に貢献することを基本としていて、現在は水濾過フィルタの目詰まり監視装置などが特に目立っています。しかし基本的には、自分のやりたいことをやれる会社、なんでもやれる会社でありたいと考えています。そのため今後は技術を持っている光学系だけでなく、医学系の開発も行いたいですし、B2Cの物販ビジネスなども考えています。いろいろなことをやりたいと考えているのでGoogle Appsは大きな武器になるはずです」と宮地氏は語った。○中小企業こそGoogle Appsを活用して本業に集中すべき前職ですでに十分Google Appsを活用していたため、シンクランドでは導入にあたってのとまどいはほとんどなかった。「別のツールにしてみようとしたのは、気の迷いのようなものですね。今ではGoogle Apps以外のものは考えられません」と宮地氏は強く語る。そして、十分にGoogle Appsを活用しているシンクランドの現状から、宮地氏は中小企業こそGoogle Appsを利用するべきだと指摘する。「中小企業やスタートアップ段階の企業こそ、Google Appsを利用することをお勧めしたいですね。簡単に誰でも利用でき、ビジネスに必要な機能が揃っているGoogle Appsを利用することで本業に集中できるようになります」と社内でシステムの管理をする余裕がなく、他に注力したい分野がある企業には、Google Appsが効果的であることが語られた。
2015年03月23日富士フイルムは3月19日、再生医療に向けた細胞培養・移植に必要な足場素材「リコンビナントペプチド(RCP)」のマイクロサイズのペタロイド状微細片(petaloid μ-piece)を開発したと発表した。これを細胞と組み合わせて、モザイク状の三次元細胞構造体「CellSaic」を作りマウスに移植すると、細胞だけを移植した場合に比べて、生存効率が大幅に向上するという。生体に移植した細胞を機能させるには、移植した細胞や組織を効果的に生体内に生着させることと、移植した組織や細胞において栄養・酸素の供給や老廃物排泄を可能にすることが重要となる。細胞を生着させるためには細胞の足場となる素材使うこと、栄養・酸素の供給や老廃物の排泄を可能にするためにはその通り道となる血管を早く導入する方法が有効とされている。しかし、細胞塊が大きくなると中心まで栄養や酸素が供給されず、老廃物の排泄も困難になるため血管導入までに細胞が死滅してしまうという課題がある。富士フイルムが開発した「RCP」のペタロイド状微細片を用いて作製した「セルザイク」では、細胞の足場が確保されるとともに、内部に空間が形成され、その空間を通じて栄養・酸素の供給、老廃物の排泄が可能となり、生体からの血管系の通り道が形成される。マウスで行った実験では細胞のみ移植した場合と比べて生存率が約2倍に向上した。また、1型糖尿病モデルマウスを用いた実験も行った。1型糖尿病など、血液中のブドウ糖を調節する役割を持つ膵島の機能不全によって血糖値の制御が困難な場合には、ドナーから膵島を移植するという治療方法が存在する。その際、間葉系幹細胞(MSC)と共に移植することで治療効果が上がることが報告されている。同実験では、hMSCと「RCP」のペタロイド状微細片を組み合わせた「セルザイク」を膵島と共に1型糖尿病モデルマウスに移植したところ、正常レベルまで血糖値を下げることができた。これは、移植したhMSCが生体内で多く生存しているため、膵島移植の効果が高まったことによるものだと考えられるという。「RCP」のペタロイド状微細片を組み合わせた「セルザイク」は今後、細胞移植や細胞再生、臓器再生などさまざまな再生医療への活用が期待される。
2015年03月20日日本科学未来館(未来館)は3月20日から、5階常設展の生命エリアで新展示「細胞たち研究開発中」を公開する。同展示ではiPS細胞をはじめ、現在"研究開発中"の細胞研究について知ることができる。エリアはシアター部分と展示部分に分かれており、5つあるシアターでiPS細胞について約8分間の映像を見たあと、展示エリアに進むことになる。シアターの映像は、iPS細胞による治療などが現実になった近未来が舞台となっており、難病や怪我などを抱えた患者や相談者の人生ドラマを通じてiPS細胞とどう向き合っていくべきか「自分ごと」として実感できる内容となっている。展示エリアでは、体性幹細胞、ES細胞、iPS細胞という3種類の本物の幹細胞、受精の瞬間から6日間をとらえたヒト受精卵の映像、胎児が成長し誕生するまでの様子の3D画像などを見ることができる。また、情報を「知る」だけでなく実物大のヒト胎児模型や体の動きに合わせタンパク質の動きがわかるインタラクティブ展示など、細胞研究を「体験」できるように工夫した展示も用意された。同館ではこのほか、生命科学をはじめとする先端研究分野における社会的・倫理的な課題についてアンケート方式で回答し意見を発信する「オピニオン・バンク」も新設。科学技術に関する最新ニュースとリアルタイムの回答結果を得られる大型ディスプレイもあり、来場者に科学について自分なりに考えるきっかけを提供する。また、4月からは本物のiPS細胞を実験で扱う「iPS細胞から考える再生医療」がクラブMiraikan会員限定でスタートする。小学4年生以上を対象とし細胞の観察などを行う基礎編(所要時間2.5時間)、中学1年生以上を対象としiPS細胞をさまざまな細胞へと変化させる発展編(2週間にわたって実施:1回目は終日、2回目は2.5時間)という2コース設定された。募集人数は基礎編が各回16名、発展編が各回8名。月1回程度、2コースを月替りで交互に開催する。参加にはホームページから事前申し込みが必要で、その後抽選となる。
2015年03月19日Coyori 美容液オイル株式会社JIMOSでは、自社が発売中のエイジングケアブランド「Coyori(こより)」より「美容液オイル-白(はく)-さっぱり」を発売する。2015年春夏限定商品。3月より出荷開始。オイルが必要な年代加齢と共に、増えるシワやたるみ。その原因は実は皮脂不足。「美容液オイル-白(はく)-さっぱり」は皮脂を補いつつ、さっぱりとした使い心地を実現しており、べたつく季節に最適だ。春夏向け「美容液オイル-白(はく)-さっぱり」は従来品に比べてオイルの量が3分の1。その分美容液を増やし、さっぱり感を実現した。また、春夏に最適な、メラニン抑制と紫外線ダメージケア機能ももつ。「ソメイヨシノサクラ葉エキス」「ゲットウ葉エキス」の力によって、透明肌へと導く。こだわりの4種のオイル配合されているオイルは、4種の植物オイル。肌の皮脂と同じ脂肪酸組成を含む「椿油」「オリーブ油」「ユズ種子油」「コメヌカ油」。肌に近い独自のバランスで配合。Coyori(こより)とは「Coyori(こより)」は、「『素材をこよる』=ブレンドする、『想いをこよる』=お客様とのコミュニケーションを活発にする」などのコンセプトにより命名されたブランド。(画像はプレスリリースより)【参考】・「Coyori 美容液オイル」史上、最高のさっぱり感!春夏の肌に合わせて、オイルと美容液をブレンド。紫外線ダメージケアも叶える「美容液オイル-白-さっぱり」新登場。
2015年03月17日ミトコンドリア・パワー株式会社chaseは、機能水「ミトコンドリア・パワー」の公式サイトをオープン。「ミトコンドリア・パワー」は細胞レベルから美容・健康に挑戦する機能水だ。株式会社chaseは医学的にも学術的にも根拠のあるヘルスケア商品を取り扱う会社。「ミトコンドリア・パワー」も多くの医療機関や整骨医院、スポーツジムなどから支持を得ており、トップモデルやトップアスリートの愛飲者も多い。この度、「一般の方々にも広くにご飲用頂くため」に公式サイトをオープンする。ミトコンドリアとは人間のからだのエネルギーは、約90%がミトコンドリアで生産されている。つまり、ミトコンドリアは人間の健康・美容・活力に多大な関わりがあるのだ。「ミトコンドリア・パワー」は、ミトコンドリアを活性化する機能性飲料水。ミトコンドリアが入っているわけではない。「ミトコンドリア・パワー」がミトコンドリアの活動を助けることにより、健康や美容への近道となる。約1ヶ月で株式会社chaseは1日500ml~1,000mlの飲料を推奨。約1ヶ月で体調の変化を感じるのが一般的とのこと。価格は1,000mlを12本セットで7,800円(税込)だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・細胞レベルから美容・健康に挑戦する機能水「ミトコンドリア・パワー」公式サイトオープン
2015年03月14日理化学研究所(理研)は3月11日、iPS細胞とES細胞の違いを決める分子を特定したと発表した。同成果は理研ライフサイエンス技術基盤研究センタートランスクリプトーム研究チームのピエロ・カルニンチ チームリーダー、同 アレクサンダー・フォート 客員研究員と、理研統合生命医科学研究センター免疫器官形成研究グループの古関明彦 グループディレクターらの研究グループによるもの。2月12日付け(現地時間)の米科学誌「Cell Cycle」に掲載された。体細胞に由来するiPS細胞と受精卵に由来するES細胞は、幹細胞としての多くの共通した性質をもつ。これまで、両者では遺伝子発現が異なると報告がある一方、特定のiPS細胞はES細胞とほぼ区別がつかないという報告もある。同研究グループは、2014年に、iPS細胞とES細胞の核内にはこれまで知られていなかった数千種類のRNAが発現していることを独自技術によって明らかにしていた。また、その多くがレトロトランスポゾンという遺伝子因子に由来するノンコーディングRNA(ncRNA)であることを突き止めた。ncRNAは、メッセンジャーRNAと異なり、タンパク質の設計図として用いられないRNAのため、これまでの解析では詳しく調べられていなかった。今回の研究では、マウス由来のES細胞とiPS細胞を用い、ncRNAを含めた全転写産物の網羅的な発現比較を行った。その結果、ES細胞の核内で発現するncRNAの多くが、iPS細胞では十分に発現していないことが判明。これらのncRNAの中には、多能性に関わる遺伝子の発現を促進する遺伝子制御部位や、レトロトランスポゾン由来のRNA配列が含まれており、既存のiPS細胞作製方では、ES細胞で機能している多くの遺伝子制御部位の活性が十分に起きていないことが示唆された。今回の結果は、今後、臨床に用いるiPS細胞を適切に評価する方法の開発や作製技術の改良に役立つと期待される。
2015年03月11日リプロセルは3月9日、国立がん研究センター(国がん)とヒト正常上皮細胞とがん細胞の培養試薬に関する共同研究契約を締結したと発表した。同研究では、これまで樹立や培養が困難だった各種がん細胞および正常上皮細胞を安定的かつ高効率に培養することが期待される。同社は「上皮細胞向けの培養試薬は身体のさまざまな部位に存在する、あらゆる上皮細胞を対象としております。また、がん細胞向けの試薬も、がん研究の障害であった培養の困難を克服する画期的なものであります」とコメント。次世代シーケンサーを用いた臨床検査事業におけるがん診断サービスへの取り組みに着手しているとした。
2015年03月11日金沢大学は3月5日、アルギニンバソプレシン(AVP)という神経ペプチドを産生する神経細胞が体内時計の機能に重要な役割を果たし、概日リズムの周期や活動時間の長さを決定すると発表した。同成果は金沢大学医薬保健研究域医学系の三枝理博 准教授、同 櫻井武 教授と北海道大学、理化学研究所の研究グループによるもので、3月4日の米科学誌「Neuron」のオンライン版に掲載された。ヒトを含む哺乳動物のさまざまな身体機能は約24時間周期リズム(概日リズム)を刻んでおり、視床下部の一部である視交叉上核に存在する体内時計により制御されている。同研究グループは、視交叉上核を構成する約2万個の神経細胞の中から、最も多いとされる(約40%)AVPを生み出す神経細胞に目を付け、AVPだけで細胞時計を破壊した変異マウスを作成し、実験を行った。その結果、常に光を遮断した環境でマウスを飼育し、ケージ内を自発的に動き回る行動の概日リズムを解析すると、正常なマウスは24時間弱の周期を示すのに対し、変異マウスは周期が約1時間長くなっていた。1日の活動時間と休息時間を比べると、変異マウスは正常マウスに比べて活動時間が約5時間長くなった。また、明暗サイクルを8時間早めて時差を起こすと、変異マウスは正常マウスに比べ約5日早く新たな環境に対し行動リズムが順応し、体内時計の機能が弱まっていると考えられた。この変異マウスの視交叉上核を調べると、神経細胞間コミュニケーションに重要な遺伝子の中で、AVP産生神経細胞が激減していたほか、各AVP産生神経細胞が刻む概日リズムが弱く不安定で、周期が長くなっていた。これらの結果から、AVP産生神経細胞の細胞時計がきちんと機能することで、神経細胞間コミュニケーションに重要な分子が作られネットワーク機能が高まり概日リズムが安定し、適切な周期および活動時間帯で行動するように調節されることが確認された。これまでAVP産生神経細胞は体内時計のリズムに関与していないと考えられていたが、今回それを覆す結果が得られたことで、同細胞を新しくターゲットとした体内時計を調節する技術の開発につながる可能性が期待される。
2015年03月09日京都大学は2月27日、ヒトiPS細胞から軟骨細胞を誘導し、硝子軟骨の組織を作製したと発表した。同成果はiPS細胞研究所(CiRA)の妻木範行 教授、同 山下晃弘 研究員らの研究グループによるもので、2月26日付け(現地時間)の米科学誌「Stem Cell Reports」に掲載された。関節軟骨は骨の端を覆い、腕や膝を曲げた時などにかかる衝撃を吸収している。正常な関節軟骨は硝子軟骨と呼ばれ、加齢に伴いすり減ったり、事故などの怪我により損傷受けるとより機能的に劣る繊維軟骨に変わってしまう。一度軟骨が繊維化すると、元に戻ることはなく、関節をスムーズに動かすことが難しくなり、痛みや炎症が起こることがある。現在、自分の軟骨細胞を移植する方法が有効とされているが、高品質で十分な量の軟骨細胞を用意することは難しい。また、採取した細胞をシャーレ上で増殖させると、繊維芽細胞様に変質し、それを移植すると修復時に繊維軟骨ができてしまうという課題があった。同研究では、ヒトiPS細胞から軟骨細胞を作製するための培養条件を検討した上で、足場材を使わずに細胞自身が作るマトリックス(細胞と細胞の間を埋めるように存在するタンパク質)からできた硝子軟骨組織を作製することに成功した。足場剤とは、細胞を培養する際に、細胞外マトリックスを模す目的で使用されるゲルや多孔体などのこと。これを用いて軟骨組織を培養した場合、残存する足場材が炎症を起こしてしまうなどの問題がある。また、免疫不全マウスやラットを用いた実験では、軟骨細胞を移植しても腫瘍形成は見られず硝子軟骨が形成されたほか、関節軟骨を損傷させたラットやミニブタの患部に移植したところ、生着して損傷部を支えるなど、動物実験において安全性および生体軟骨と融合することが確認された。同研究グループは今後、ヒトへの臨床応用を目ざして有効性や安全性の確認など、さらにデータを積み重ねる予定だ。
2015年02月27日2月18日ニューヨークで、マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)が2015-16秋冬ウィメンズコレクションのショーを開催した。白昼のロマンティックな装いは、イブニングには一変、グラマラスに力強く花開く。そんな、相反する両面を持つ女性のためのテーラリング提案した今シーズン。ショー前半は、淡黄褐色、大麦色や、バニラ、オリーブ、チョコレートカラーで温かみを帯びたトーンで構成。裾がはためくスカートスーツやコートなど、フェミニンなルックとは対照的に、オクスフォードや織りの厚いが素材で仕立てられたメンズウエアを思わせるケープ、コート、ジャケットも登場。次第にボルドー、ピーコック、トパーズそしてぺリドットなどのカラーへ変化し、リッチに彩りを増す。贅沢なファーを身に付けながらも、ダマスクやペイズリーモチーフが全面プリントされた素材によるパジャマ風アイテムでレイドバックした装いに。後半には、くっきりとしたブラック、グレーやネイビーカラーで力強いオーラが放たれる。一方、トランペットシェイプのスカートやIラインのロングドレスのシルエットはしなやかで、素材はスリーク。昼と夜、儚く強く、しなやかに構築的にといった相反する要素により、一つの物語を描いたコレクションとなった。
2015年02月23日理化学研究所(理研)は2月19日、ヒトES細胞から毛様体縁を含む立体網膜を作製することに成功したと発表した。同成果は理研多細胞システム形成研究センター器官発生研究チームの桑原篤 客員研究員、立体組織形成研究ユニットの永樂元次 ユニットリーダーらと、住友化学生物環境科学研究所の共同研究グループによるもの。2月19日付けの英科学誌「Nature Communications」に掲載された。同研究グループはこれまで、「SFEBq法」という分化誘導法を開発し、マウスES細胞やヒトES細胞から立体網膜を作製していた。今回の研究では、「SFEBq法」を改良し、胎児型網膜に似た毛様体縁を含む立体網膜の作製に成功した。毛様体縁は、胎児の網膜の端に存在する領域。魚類や鳥類などで幹細胞を維持する働きをしていることが報告されていたが、ヒトではその役割がほとんど分かっていなかった。そこで、作製した立体網膜を解析したところ、ヒト毛様体縁には幹細胞が存在し、この幹細胞が増殖することで試験管内で網膜を成長させることが判明した。今回開発された新しい分化誘導技術は、立体網膜を効率よく安定的に生産できため、同研究グループは同技術を用いて生産した立体網膜を、網膜色素変性を対象とした再生医療に応用するための研究を進めていくとしている。
2015年02月20日NTTドコモは2月19日から、Amazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドの導入を検討する企業が安全なクラウド環境を短期間で導入できる「ドコモ・クラウドパッケージ」を提供開始する。利用料金は初年度が年額19万円、2年目以降が同10万円(いずれも税別)。新サービスは、ドコモがエージェントサービス「しゃべってコンシェル」などのクラウドサービスにより蓄積したノウハウを提供することで、ユーザー企業がAWSなどのパブリッククラウドを短期間で導入し、安全に利用できるサービス。クラウド利用に必要なセキュリティ関連ツールなどのノウハウ提供に加え、クラウド利用に関するコンサルティングの実施により、クラウド導入における事前検討からシステム設計・構築までの時間を短縮できるという。さらに、ドコモが蓄積したノウハウをパッケージ提供するため、従来と比べて安価にクラウド環境を導入できるとしている。併せて、経済産業省が定める「クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン2013年度版」に準拠するクラウド利用が可能となり、より安全にクラウド環境を利用できるとのことだ。なお、利用可能なパブリッククラウドサービスは、当面AWSのみの予定。
2015年02月19日ヒトクセは2月17日、動画広告トータルサポートサービス「Smart Video(スマートビデオ)」の提供を開始した。同サービスでは、動画広告の制作から配信、分析まで一括で提供することで、別々の会社へ発注するよりも発注者の負担を軽減するもの。実写やアニメーションなどの動画をリーズナブルな価格で制作し、発注日から最短7日で制作完了することが可能で、制作した動画は、広告配信だけでなくランディングページ等に活用することができる。動画広告の配信では、バナー内に動画を配信する「インバナー動画広告」と、動画内部に動画広告を配信する「インストリーム動画広告」を提供する。インバナー動画広告では、優良メディアのみへの配信し、年齢や居住地等の属性指定配信などに対応。一方、インストリーム動画広告では、YouTube動画の開始前に動画広告を配信し、インバナー広告と同様に属性指定配信やインタレストカテゴリ配信などの配信方法が可能だ。また、広告配信データとして、インプレッション回数やクリック数、再生回数、再生完了数などを計測することができるほか、動画クリック後のサイト滞在時間や、スクロール量などユーザーの行動分析データやアンケートを利用した認知度や購買意欲などの調査も行うことができる。
2015年02月18日大塚商会は、Adobe Creative Cloudの導入ポイントや最新機能の活用秘訣などを紹介するセミナー「お客様から聞いた Adobe CC導入決定のポイントとは?」を開催する。会場は愛知県・名古屋市のヒルトン名古屋。日時は3月4日 14:50~15:50。参加無料(事前申込制)。同セミナーは、最新のIT製品と各種サービス・サポートを組み合わせた、同社のソリューションを紹介するイベント「実践ソリューションフェア2015」の一部として開催されるもの。アドビ システムズ マーケティング本部 宮本哲也氏と、大塚商会 共通基盤ハード・ソフトプロモーション部 山田一典氏が登壇し、企業がAdobe Creative Cloudの導入に踏み切ったポイントや導入経験者の本音、Microsoft Surfaceとの連携、CC2014新機能の活用秘訣などが紹介される。また、アドビの展示ブースが設置され、法人導入・管理の相談コーナーやロゴ入りの会場限定ノベルティプレゼント(先着)に加えて、大塚商会限定キャッシュバックキャンペーン、会場限定 Creative Cloud導入お得クーポンの配布、「Adobe Ink & Slide」の体験コーナーなどが用意されるということだ。なお、同セミナーに参加するには、こちらの申込みページから申し込む。申込みの締め切りは2月20日。
2015年02月17日幹細胞コスメへの関心度を調査いつまでも美肌を保ちたい、若返りたい。多くの女性が常にエイジングケアに関心をよせている。2月10日、パシフィックビューティーは、エイジングケアにおける調査を行ったと発表した。同調査ではエイジングケアに関する幹細胞研究、及び今注目をあびている幹細胞コスメへの関心度について調べた。加齢による毛穴の開きやしみなどに悩む女性は9割を超え、年齢肌に悩む女性の8割が幹細胞研究による肌悩みの改善を期待していることがわかった。ヒト由来成分が1位コスメにも活用幹細胞とは、分裂して同じ細胞を作るだけでなく別の種類の細胞にも分化する能力を持つ。増殖に限りがないため、細胞の新陳代謝を活発にするといわれている。女性の関心は高く、同調査でも将来のエンジングケアの進歩させるものとして「幹細胞」が1位にランクインした。また、最も美容効果のあると思われる幹細胞由来成分としては、植物や動物由来成分をおさえて、ヒト由来成分が1位に選ばれた。コスメへの活用もはじまっており、同調査では「WABIO (ワビオ)」から発売されているヒト幹細胞由来成分を配合した美容液「ステム アクティブ エッセンス」を紹介している。(画像はプレスリリースより)【参考】・パシフィックビューティー プレスリリース(@Press)
2015年02月12日マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)が、新バッグ「“グリニッチ”グラブ・バッグ」を発売した。取り外し可能なショルダーストラップやフロントのスナップポケット、十分なマチが機能的。コロンとしたフォルムが可愛い。ボディのエクステリアとインテリアは対照的な色で張り替えられ、美しいコントラストをなす。ミディアムサイズ(W25×H22×D14cm/5万5,000円)、ラージサイズ(W29×H25×D18cm/6万4,000円)の2サイズ用意。ブラック(内ホワイト)、ブラック(内ラズベリー)、ホワイト(内アクアマリン)、ネイビー(内ペールブルー)などコンビネーション12色展開。
2015年02月04日「シャルロッテ チョコレート ファクトリー」は2月1日~14日、オリジナルメニュー「2015バレンタインコース」を販売する。○"ロッテのチョコレートカフェ"ならではのフルコースメニュー同コースは、"ロッテのチョコレートカフェ"ならではの、チョコレートを活かしたバレンタインシーズン限定のフルコースメニュー。前菜3種、パスタ2種、メイン3種、デザート3種より、それぞれ1品ずつ選ぶプリフィックスコースとなる。追加料金による「ビーフステーキチョコレートグレービーソース」(メイン)、「桜の雪見だいふく 桜のマカロンとグリオットを添えて」(デザート)への変更を含む。実施店舗は、「シャルロッテ チョコレート ファクトリー」(東京都墨田区錦糸4-6-1 ロッテシティホテル錦糸町1F)。販売期間は、2月1日~14日。内容は前菜、パン、スープ、パスタ、メイン料理(肉or魚)、デザート、コーヒーまたは紅茶の全7品。価格は2,980円(税込)~。提供時間は、17時~22時(ラストオーダー 21時)。予約不要だが、席数に限りがあるため事前予約を推奨している。※情報は掲載時のもの
2015年02月01日理化学研究所(理研)は1月30日、ヒトES細胞を小脳の神経組織へと、高効率で選択的に分化誘導させることに成功したと発表した。同成果は理研多細胞システム形成研究センター器官発生研究チームの六車恵子 専門職研究員を中心とする研究チームによるもので、1月29日付(現地時間)の米・科学誌「Cell Reports」オンライン版に掲載された。同研究チームは、以前の研究でマウスES細部から、小脳の主要な神経細胞で、医学的に重要なプルキンエ細胞への分化誘導に成功していた。今回の研究ではマウスで成功した培養法を応用することで、ヒトES細胞をプルキンエ細胞を含む小脳の神経細胞へと分化させ、さらに初期の小脳皮質構造へと誘導することができた。また、iPS細胞からプルキンエ細胞への分化誘導にも成功しており、将来的にはヒトiPS細胞を脳神経組織へと分化させることで、さまざまな脳神経系疾患に対する治療法開発への応用につながることが期待される。
2015年01月30日リプロセルは1月27日、日産化学工業(日産化学)と共同出願していた造血幹細胞の増幅方法に関する特許が国内で成立したと発表した。同発明は骨髄および臍帯血中に含まれる造血幹細胞を従来の30倍、効率的に増幅する技術に関するもの。臍帯血移植はドナーの負担が少ない手法として白血病の治療で利用が広がっているが、臍帯血の量が十分でないという問題があり、同技術はその解決につながる可能性がある。同社は、同発明の成果を最大限に活かし、将来の事業の中核として見据える再生医療分野への進出に向けた取り組みを推進していくとしている。
2015年01月29日30代からの悩みに応える新美容液ロート製薬株式会社のエイジングケアブランド「episteme(エピステーム)」から、大人のシミ急増に着目した新・美白美容液「エピステームホワイトニングコンセントレイト」が2月18日(水)に発売される。エイジング世代ならではの悩みに着目しているエピステームは、ロート製薬の研究と先端技術を応用して2009年9月に誕生したブランド。30代後半を境にシミの増加スピードが2.3倍にもなることを確認し、今回の新商品が開発されることとなった。製薬会社ならではの技術がこめられた独自処方の「メラノロックEX」を配合することで、メラニンの生成を抑え、急増するシミを防ぐ効果が期待できる。また、高浸透技術「ディープターゲットデリバリー」を採用し、美白有効成分が肌の内部にまでしっかりと浸透するという。シミ以外にも悩みの多い、エイジング世代の肌。同商品は、複合的な肌悩みにトータル的にアプローチしうるおいを与えてくれ、肌の内側から肌の透明感をひきだしてくれる。45mlの容量で、価格は11,000円(税抜)。エピステームのカウンターでは、スキンコンサルタントが肌に直接触れ、対話をしながら日ごろのお手入れのポイントや、スキンケアの悩みに答えてくれるという。(画像はプレスリリースより)【参考】・ロート製薬株式会社・プレスリリース(日経プレスリリース)
2015年01月21日エイジングケアに株式会社パシフィックビューティーは1月7日、ヒト幹細胞培養液由来成分配合のエイジングケアブランド、WABIO(ワビオ)の美容液「ステム アクティブ エッセンス」を、日本最大のコスメ・美容の総合サイト@cosme(アットコスメ)の姉妹版通販サイトcosme.com(コスメ・コム)にて、6日より販売を開始したと発表した。同社は同製品を2014年11月に発売しており、今回、cosme.comでの販売開始によってエイジングケアに向けた「2015年はヒト幹細胞コスメ元年」とするべく販売促進していくとしている。ヒト幹細胞培養液由来成分配合の、朝晩の洗顔後の1滴でエイジングケアを可能にするオンリーワン美容液である同製品は、15mLで21,600円(20,000円税抜)、肌用ビタミンCが肌に透明感を与え、毛穴を引き締めるながら、3種のヒアルロン酸が、速攻でたっぷりと潤す。バイオの力を肌に従来のエイジングケアが肌から失われてしまったコラーゲンやヒアルロン酸などを補う対処療法的なものだったのに対して、同製品の特長は、肌悩みの根本にダイレクトにアプローチし、活性力アップによって自らハリ組織を増産し、ダメージから肌を守ることのできる「自立した肌」をめざすという点である。高度な技術と高額費用を要することから、ヒト幹細胞培養液の美容医療への利用は限定的なものだったが、同社は新しいエイジングケアの市場の開拓をめざす先端的バイオテクノロジー企業との協業により、ヒト脂肪細胞順化培養液エキスを美容液に処方し、一般の消費者が購入しやすい価格帯で販売することを可能にした。幹細胞培養液に含まれるサイトカインはコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどのタンパク質や抗酸化物質の生成だけでなく、皮膚のターンオーバーを促進することで、肌をイキイキ若返らせてくれる。同社はcosme.comでの販売開始によって、より多くのエイジングケアに「効果」を期待するお客様にこの製品を届けることができると考えている。【参照】・ワビオブランドサイト・cosme.com
2015年01月10日カゴメは1月8日、食前に野菜ジュースを飲むことで、食後の血糖値の上昇を抑えることができることをヒトを対象とした試験で確認したと発表した。この成果は、同社が城西大学の金本郁男 教授との共同研究によって得たもので、1月10日~11日に開かれる日本病態栄養学会で詳細が発表される予定。食後の血糖値の上昇を抑えることは、メタボリックシンドロームの予防・改善に重要と考えられており、野菜に含まれる食物繊維やクエン酸が効果があるとされる。同社はこれまで、ラットを用いた実験で食前、または食事中に野菜ジュースを摂取することで、食後の血糖値上昇を抑制できることを確認していた。今回の試験では、健常な大学生8名に、野菜ジュース(200ml)を食前(白米106g)に摂取した場合(15分前、30分前、60分前)、野菜ジュースと食事を同時に摂取した場合、野菜ジュースを摂取せずに食事を摂取した場合の5パターンにおける食後の血糖値の変化を調査した。調査はそれぞれ日を分けて実施された。その結果、野菜ジュースを食前に飲んだ場合、飲まなかった場合に比べて、食後の血糖値の上昇が低く抑えられた。同時摂取の場合は、食後の血糖値の上昇は抑えられなかったものの、上昇した血糖値が速やかに低下した。また、食事開始時からの血糖値の最大変化量は、食前に飲んだ場合、飲まなかった場合に比べて有意に低い値を示し、特に食事をする30分前に野菜ジュースを飲んだ場合に最も高い効果が見られた。一方、野菜ジュースと食事を同時に摂取した場合は、有意な差は見られなかった。カゴメは今後、どれくらいの量の野菜ジュースを飲むと効果的なのか、野菜ジュース中のどの成分がどのようなメカニズムで効果を示しているのかを明らかにしていくとしている。
2015年01月08日「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、15スプリングキャンペーンを公開した。撮影はマリオ・テスティーノ(Mario Testino)。ロマンティックなムードが溢れる日差しの中にモデルのカルメン・ペダル(Karmen Pedaru)とベンジャミン・アイデム(Benjamin Eidem)が登場。マイケル・コースが「春は生命が生まれ変わる時。このコレクション及び広告キャンペーンでは、春がもたらすアップビートなエレガンスとカラーを表現した」と語るように、オプティミスティックな雰囲気を醸す。コレクションライン「マイケル・コース」のビジュアルは、モデルの 2人が豪華なヨットの上で、またセカンドライン「マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)」は、イタリアのクラシカルな水上タクシーの上で優雅に佇む。。
2015年01月06日