若葉竜也主演で、これまでのタイムループものとは一線を画す『ペナルティループ』が公開中。昨今、日本のヒットドラマ「ブラッシュアップライフ」でも注目を集めた“タイムループ”もの。いまや海外では、映画『ハッピー・デス・デイ』『パーム・スプリングス』や、Netflixオリジナルシリーズ「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」といった高い評価を受けている作品が多いように、“タイムループ”はジャンル作品のツールの1つには留まらない。そこで2022年以降の日本のタイムループ映画・ドラマ5作品をピックアップ。これらの作品と見比べれば、『ペナルティループ』の特殊な世界観を、よりビビッドにも感じられるはずだ。映画『君が落とした青空』(2022)『君が落とした青空』は、小説アプリ「野いちご」で発表された櫻いいよの同名小説が原作の“タイムリープ・ラブストーリー”。付き合いはじめて2年が経つ高校3年生の男女。ある日、彼が交通事故に遭い、タイムリープで事故当日を繰り返すことになった彼女は彼を救おうと奔走するが、やがて彼が隠していた秘密を知る。福本莉子が主人公、7人組グループ「Travis Japan」の松田元太が恋人役を演じて話題になった。2人の一途な思いに注目の王道青春映画。映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)ドキュメンタリー映画『14歳の栞』が話題となった竹林亮監督が贈る、小さなオフィスを舞台に、社員全員が同じ一週間を繰り返していく“新感覚オフィス・タイムループ・ムービー”『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』。プライベートも後回しに、小さな広告代理店で働く主人公・吉川朱海(円井わん)が、後輩2人組から「僕たち、同じ一週間を繰り返しています!」と告げられ始まる物語は、上司(マキタスポーツ)にループに気づいてもらい、ループ脱出のために試行錯誤する姿がテンポよく描かれる快作に仕上がった。観客からの好評を受け、公開から3か月以上も劇場公開が続くロングランとなった。映画『リバー、流れないでよ』(2023)ドラマ「時をかけるな、恋人たち」も手掛けた上田誠率いる劇団ヨーロッパ企画が『ドロステのはてで僕ら』に続き制作したオリジナル長編映画第2弾が『リバー、流れないでよ』。京の奥座敷と呼ばれる貴船を舞台に、繰り返す2分間のループから抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描く群像劇で、ループから抜け出すべく必死な大人たちのギャップが見どころ。登場人物の“記憶”だけは引き継がれ連続しているため、2分間という短い時間の使い方が多種多様で面白く、その協力ぶりも見ていて応援したくなる“タイムループコメディ”となった。興行通信社が発表するミニシアターランキングでも2週連続1位を獲得し、観客動員数は5万人を超えるヒットに。ドラマ「ブラッシュアップライフ」(2023)2023年1月期に日本テレビ系列で放送された、バカリズムが壮大なスケールで不思議な日常を描く、地元系タイムリープヒューマンコメディ。地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、近藤麻美・33歳(安藤サクラ)はある日突然、人生をゼロからやり直すことになる。気がつくと、そこは産婦人科のベッドの上、目の前には若き日の父と母が…。徳を積みながら人生をやり直す女性の物語は安藤サクラの演技やバカリズムによる脚本が絶賛され、これまでに「東京ドラマアウォード2023」(グランプリ)をはじめ、「第39回ATP賞テレビグランプリ」(総務大臣賞&優秀賞)、「日本民間放送連盟賞」(優秀賞)を受賞。海外でもカンヌ「Content Innovation Awards 2023」(部門グランプリ)や、アジア最大級の番組アワード「Asian Television Awards 2023」(最優秀脚本賞)を受賞するなど、国内外で高い評価を受けた。映画『ペナルティループ』(3月22日公開)『人数の町』に続く荒木伸二監督の長編第2作『ペナルティループ』は、恋人の唯(山下リオ)を素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に殺された岩森(若葉竜也)が、〈ペナルティループ〉という“何度でも復讐ができるプログラム”を利用し、自らの手で犯人に復讐する“タイムループ・サスペンス”。これまでは、主人公が意図せずループに巻き込まれるものが主流だったが、本作は“主人公が復讐のループを自ら選択する”という過去に類を見ない設定で、荒木監督はループものの名作ラブコメ『恋はデジャ・ブ』やトム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、疑似タイムループを描いた『ミッション:8ミニッツ』など、様々なループものを細かく分析し、本作の脚本執筆に取り組んだという。ループが繰り返されていくうちに、岩森と溝口の関係性は徐々に変化していくが、特に後半の展開は予想を裏切る展開になっており、主演の若葉さんが“カルト映画”と認定した唯一無二の異色作となっている。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君が落とした青空 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『君が落とした青空』製作委員会MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない 2022年10月14日よりシネクイント、TOHOシネマズ梅田、センチュリーシネマにて先行公開© CHOCOLATE Inc.リバー、流れないでよ 2023年6月23日より全国にて順次公開ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月24日若葉竜也主演映画『ペナルティループ』のアザーポスタービジュアルが公開された(全10種)。今回のアザーポスターは、緑を基調にして新たにデザイン。初解禁となる場面写真が使用されており、各キャラクターのセリフがコピーとして添えられた、本作の世界観を切り取ったものとなっている。若葉さん演じる岩森のポスターには、恋人の唯(山下リオ)への「行ってきます」と、素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に問いかけた「あんたさあ、やっぱあれなの、たくさん人殺したの?」という言葉が。一方、唯のポスターの「手遅れ、知ってるでしょ」「質問禁止あと、他言無用」は岩森に向けた言葉だが、どういう意味なのか謎が残り、ファミレスで夜を明かす2人を捉えたモノクロの一枚には、「ここ数年で一番、心地よい夜でした」と唯の心情が表されている。溝口のものには「今日も俺を殺すのか?」、夕暮れに岩森とたたずむ一枚には「別の星にいるみたいじゃない?」と、復讐する者とされる者という関係性からはかけ離れたセリフが。そして、謎の男(ジン・デヨン)のポスターには、予告編でも印象的だった「無理です。同意されてます」や、<“何度でも復讐ができるプログラム”=ペナルティループ>に契約した岩森へのセリフが添えられた。さらに公開初日より、新宿武蔵野館と池袋シネマ・ロサの2館限定で入場者特典の配布が決定。内容は、本作で繰り返し描かれる6月6日にちなみ、先着666名限定でアザーポスター全10種の中から4種がプリントされたポストカードセット(全4枚)となっている(※なくなり次第終了)。なお、一足早く映画を鑑賞した著名人からコメントも到着。「『何度繰り返しても復讐失敗』ではなく『何度繰り返しても復讐成功』という見たことないタイムループものを喰らわせられました…!ご馳走様でした」(バイク川崎バイク/芸人)、「観た人は必ずもう一回観たくなる」(山内ケンジ/劇作家・映画監督)。主演の若葉さんも「超面白い映画だった!最高だった!なんか変だった!」と感想を述べている。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月10日若葉竜也主演映画『ペナルティループ』より、新たな場面写真が公開された。『街の上で』以来、若葉さんが主演映画2作目に選んだ今作は、“主人公自ら復讐のループを選択する”という異色のループ作品。「日本映画としてもだいぶ変な子が出てきちゃったなという感じですよね。面白いなと思う人は本当にハマるし、面白くない人は批判したくなる、あるべき姿の娯楽作品ができたと思います」とコメント。当初、手触りが未知のものだったため、エンターテインメントに昇華できるのか、不安を感じていたそうだが、完成作を観て、「自分の想像よりも尖ってて、やってよかったと思いましたね」と自信を覗かせた。公開を間近に控え、「近年何本も映画をやらせてもらって、オファーをいただく脚本や監督の作家性も含めて、何となく偏ってきてるなとは感じていました。『ペナルティループ』はそれをぶち壊して、多分みんながびっくりするような作品の真ん中に立つということをやらせてくれたので、僕のフィルモグラフィーの大きな分岐点になると思います」と手応えも語っている。今回到着した場面写真では、これまで公開されてきた映像で、最愛の恋人を殺され素性不明の男に復讐を繰り返す姿しか見せていない、若葉さん演じる岩森の新たな表情がとらえられており、ループ中にどこかを見つめる意味深なシーン、劇中で見せる数少ない自然体な姿が見られる。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月07日若葉竜也主演の『ペナルティループ』より本編映像が解禁された。『人数の町』(20)で長編監督デビューを果たした荒木伸二監督が、若葉竜也とタッグを組んだ本作は、恋人を素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に殺された岩森(若葉竜也)が〈ペナルティループ〉という“何度でも復讐ができるプログラム”を利用し、自らの手で犯人に復讐していく、というストーリー。このたび解禁されたのは、これまで溝口に復讐を遂げ、疲労困憊で眠りにつくというループを繰り返していた岩森が何故か逆に溝口に襲われそうになる、これまでのループとは逆パターンの本編映像。工場で働く岩森がふと廊下の窓から外を見ると、駐車場のバンから作業着姿の溝口が降りてくる。面識がないはずの岩森を見つめる溝口。恐怖を感じた岩森はその場を離れるが、倉庫内で溝口に見つかり、必死に逃げながらも、執拗に追いかけられ倉庫の隅まで追い詰められてしまう。ついに対峙した2人、そこで溝口の口から出たのは「なんで俺を殺す?」という言葉だった…。これまでのタイムループものは、主人公が意図せずループに巻き込まれるものが主流だったが、本作は「主人公が復讐のループを自ら選択する」という斬新な設定となっている。荒木監督が「ループものの典型である、現実には不可能な時間軸の修正、それによる正常化、あるいは改善、みたいなところから出れないか、というのが一番大きなトライアル」と語っており、あえて従来のループもののルールを解体していくことを目指したという。なぜ溝口は、岩森のことを知っていたのか?物語の全貌が徐々に見えてくる中、2人の関係にも変化があらわれるのか…?“岩森が溝口を襲う”から“溝口が岩森を襲う”という逆ループが始まるかのようにみえ、本編への謎がますます深まる映像となっている。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月01日若葉竜也主演『ペナルティループ』の公開日が2024年3月22日(金)に決定。特報、ポスタービジュアル、メイン写真が解禁された。『人数の町』の荒木伸二監督がオリジナル脚本で描く本作は、若葉竜也演じる主人公が、最愛の恋人を殺害した犯人に何度も復讐するプログラム=「ペナルティループ」の様子が描かれる、先の読めない展開の異色作。このたび解禁されたポスターは、「このループに□同意します □同意しません」というコピーが配置されたデザインで、工場のなかで返り血を浴びた何人もの岩森が立ち尽くす印象的なビジュアルとなっている。併せて解禁となった特報は、「6月6日、月曜日。晴れ。今日の花はアイリス。花言葉は、希望」という時計の声と不穏な音楽にのせて、岩森(若葉竜也)と恋人・唯の幸せな日常が一変する様から始まる。その後、恋人を殺された岩森が強い復讐心で犯人・溝口を何度も殺し、繰り返されるループに翻弄される様子が映し出される。若葉さんの鬼気迫る演技も相まって、本作の異質な世界観が伝わってくる。『ペナルティループ』は2024年3年22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定
2023年12月22日若葉竜也が主演する映画『ペナルティループ』の公開が決定。撮影は現在順調に行われており、来月クランクアップを迎える予定だ。岩森淳は、最愛の恋人・唯を素性不明の男・溝口に殺された。大きな喪失感を抱えながら、岩森は自らの手で犯人に復讐することを決意し、綿密な計画を立て、完璧に実行した…はずだった。岩森が翌朝目覚めると、周囲の様子は昨日のまま。確かに殺したはずの溝口も生きている。そう、時間が昨日に戻っているのだ。困惑しながらも復讐を繰り返す岩森だが、何度殺しても翌朝は来ず、その度に恋人の敵を討ち続けることになる――。本作は、『人数の町』の荒木伸二監督がオリジナル脚本で描く、先の読めない展開が待ち受けるタイムループ・サスペンス。『愛がなんだ』『朝が来る』『くれなずめ』などに出演した若葉さんが演じるのは、主人公の青年・岩森淳。「監督、プロデューサー、スタッフと話し合いを何度も重ねて脚本を組み立てはバラシ、組み立てはバラシ、一年以上かけてやっと撮影まで辿り着きました。はしゃぐことなく、粛々と向き合いたいと思います。しっかりと血の通った映画にします」とコメント。荒木監督は「私の身体の中に蠢く情念や思想を一本の映画にしようとした時にループものにするのはどうだろうとある日、思いつきました」と製作のきっかけを明かし、「若葉竜也さんを始めとした豊かな表現者たちと共にこれからこの映画を撮影することが楽しみで仕方ありません。次の桜が咲く頃に公開予定です。絶対見てください」とメッセージを寄せた。『ペナルティループ』は2024年3月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2023年04月27日サッカールールの基本ともいえるのが「ハンドの反則」です。サッカーに詳しくない人でも手を使ってはいけないということは知っているのではないでしょうか。一方で、ハンドの反則の細かいルールまでは把握していない人は多いはずです。この記事では、ハンドの反則についてその概要や定義について解説します。ハンドとはハンドとは、正しくは「ハンドリング」といい、ボールを手や腕で扱うことを意味します。サッカーでは、ゴールキーパーやスローイン時など一部を除いて手を使用することは禁止されています。ちなみに、サッカーではハンドと似たような言葉に「ハンドオフ」というものがあります。こちらは、腕を使って相手との距離感を保つことであり、ハンドの反則とは関係ありません。ハンドの反則を犯すととどうなる?もしハンドの反則を犯してしまうと、相手に以下のいずれかがあたえられます。通常のハンド:直接フリーキック自陣ペナルティエリア内でのハンド:ペナルティキックゴールキーパーの自陣ペナルティエリア内でのハンド:間接フリーキック直接フリーキックとは、フリーキックで蹴ったボールが直接ゴールに入ると得点が認められるフリーキックです。また、間接フリーキックは、蹴ったボールが直接ゴールに入っても特典は認められません。ゴールに入る前に他の選手がボールに触れていれば得点となります。なお、ハンドの反則を犯すと、場合によっては退場を命じられることもあります。例えば、相手チームの得点や決定的なチャンスをハンドによって阻止した場合は、レッドカードが出され退場になります。ハンドの定義ハンドの定義は、これまでどこからどこまでをハンドとして扱うのかその基準が抽象的でしたが、2020/21の競技規則からその定義が明確になりました。日本サッカー協会の競技規則によると「脇の下の最も奥の位置までのところ」までが腕の範囲としてみなされる、つまりハンドとして扱われるということです。ハンドになるとき・ならないときここでは、ハンドの反則について、どういったときに反則として扱われるのか、逆にどういったときには反則にならないのか解説します。ハンドになるときハンドの反則になるのはボールを手や腕で扱ったときです。具体的には、以下のようなことを行うと反則となります。手や腕で意図的にボールに触れたとき手や腕を使って得点したとき(偶発的な場合を含む)手や腕に触れた直後に得点するもしくは得点のチャンスを作り出したとき(偶発的な場合を含む)手や腕を使って不自然に体を大きくしてボールに触れたとき手や腕が偏りも上の高さにある状態でボールに触れたときこれらの行為は、ハンドの反則が取られるため注意が必要です。ハンドにならないとき手や腕を使っていても、以下のような場合はハンドの反則は取られません。選手自身の頭もしくは体から直接触れる別の競技者の頭または体から直接触れる手や腕は体の近くにあるものの体を不自然に大きくしているわけではない倒れている選手が体を支えるために手や腕が体と地面の間にある「頭もしくは体から直接触れる」とは、例えば胸トラップをしたボールがそのまま腕に当たっても反則にはならないということです。ただし、攻撃側の選手がトラップしたボールがあたると反則を取られます。また、「手や腕が体と地面の間にある」とき、手や腕が体から縦方向や横方向に伸びている場合は、ハンドをとられる可能性があります。ゴールキーパーのハンドサッカーの中で唯一手が使えるポジションであるゴールキーパーですが、自陣ペナルティエリア外で手や腕を使うと他のフィールドプレイヤー同様ハンドをとられ、相手に直接フリーキックが与えられます。ただし、自陣ペナルティエリア内でハンドの反則を犯した場合は、ペナルティキックではなく間接フリーキックが与えられます。自陣ペナルティエリア内でゴールキーパーが犯すハンドとしては、味方のバックパスを手で扱うといったことが挙げられます。まとめ今回は、サッカーのハンドの反則に関してその概要から、反則となる具体的な例などについて解説しました。ハンドの反則は、実は細かい部分まで競技規則によって規定されており、ハンドになるケースとならないケースがあります。ぜひ今回の内容を参考に、ハンドに対する理解を深めてみてください。
2021年03月22日2020年6月7日、お笑いコンビ『ペナルティ』でボケを担当しているワッキーさんが中咽頭(ちゅういんとう)がんであることをTwitterで明かしました。投稿によるとがんはステージ1であり、治療のために同月8日から2か月ほど入院をすることになったといいます。『ペナルティ』ワッキー、がんを告白突然の入院に「応援してます」「頑張って」『ヒゲグリア』や『芝刈り機』、『半分マン』などのネタで多くの人を笑わせてきたワッキーさんの告白に、多くの人が驚かされました。ペナルティ・ワッキーのがん告白に、相方のヒデがコメント同月8日、相方であるヒデさんがInstagramを更新。ファンから寄せられた温かい言葉に感謝し、ワッキーさんの入院についてこのようにコメントしました。多くの皆様からの温かいお言葉、心より感謝申し上げます。彼は尋常じゃない生命力の持ち主なので、ご安心下さい(笑)。ですから、皆様もお身体どうぞご自愛下さい。相方が安心して戻れる日まで、彼の帰る居場所を守り続けるのみです。相方の分まで頑張りますので、引き続きご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。『いつか、あいかたと』 ペナルティヒデpenaruteihideーより引用 この投稿をInstagramで見る ペナルティヒデ(@penaruteihide)がシェアした投稿 - 2020年 6月月7日午後6時25分PDT自著である『いつか、あなたと』の写真を投稿し、ヒデさんについて「いつか、あいかたと」という言葉で締めたヒデさん。「彼は尋常じゃない生命力の持ち主なのでご安心ください」という言葉からは、ワッキーさんへの信頼感が伝わってきます。長年一緒にコンビで頑張ってきたヒデさんだからこそ、ワッキーさんがいつか必ず回復することを信じられるのでしょう。ファンを安心させてくれるヒデさんの投稿に対し、「ヒデさんもお身体ご自愛くださいね」「安心できました。応援してます」といった声が寄せられています。「いつか、あいかたと」という言葉の通り、また元気にコントを披露してくれる日が来るでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日お笑いコンビ・ペナルティのワッキー(本名:脇田寧人/47)が、中咽頭(ちゅういんとう)がんの治療のため一時休養することを、所属する吉本興業が7日、発表した。ワッキー自身もツイッターで報告した。ワッキーは4月上旬、首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で何度か検査を繰り返した結果、初期の中咽頭がん(ステージ1)が見つかった。担当医師と相談した結果、外科手術はせず、放射線化学療法で治療するという。現在のところ、6月8日から7月下旬まで入院、治療に専念し、8月末まで休養する予定とのこと。ワッキーは自身のツイッターで「世間様が大変な時期に自分の事ですいません。先月、自分の喉に癌がみつかり、中咽頭癌のステージ1と先生から伝えられました。そして明日6月8日から治療のため約2ヵ月間入院することになりました」と報告。「また皆さまの前に元気な姿をお見せできるよう全力で頑張ってきます!」とつづった。
2020年06月07日お笑いコンビ『ペナルティ』でボケを担当しているワッキーさんが、2020年6月7日にTwitterを更新。「新型コロナウイルス感染症で世間が混乱している中、私ごとで申し訳ありません」と前置きした上で、自身が中咽頭(ちゅういんとう)がんであることを明かしました。投稿によると、ワッキーさんはステージ1であり、同月8日から入院をすることになったそうです。世間様が大変な時期に自分の事ですいません。先月、自分の喉に癌がみつかり、中咽頭癌のステージ1と先生から伝えられました。そして明日6月8日から治療のため約2ヵ月間入院することになりました。また皆さまの前に元気な姿をお見せできるよう全力で頑張ってきます!ペナルティワッキー— ペナルティ ワッキー (@wakitayasuhito) June 7, 2020 中咽頭とは、口を大きく開いた時に見えるのどの部分を指します。日本赤十字社によると、中咽頭がん患者の男女比は男性が多く、好発年齢は50~60代とのことです。また、飲酒や喫煙も原因の1つとされています。『ヒゲグリア』や『芝刈り機』、『半分マン』などのネタで多くの人に笑顔を与えてきたワッキーさん。発表に対し、多くのファンから「復活を待ってます」「応援してます」といった声援が寄せられました。1日も早い回復をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年06月07日みなさんこんにちは。ママライターのあしださきです。「親ペナルティ」という言葉を聞いたことがありますか?2017年9月5日にプレジデントオンラインに掲載された、フリーライターでコラムニストの河崎環さんの記事が大きな反響を呼んでいるそうです。この「親ペナルティ」という言葉、子育てしている者にとっては何かひっかかると言いましょうか、言葉自身の破壊力を感じずにはいられませんよね。単純に「ペナルティ」という言葉を調べると、**********『罰則。処罰。また罰金、違約金』【出典:デジタル大辞泉(小学館)】**********とあります。そこに、「親」がつくことで私は、親になったことがある種の“処罰”のような意味であると勘違いをしてしまったのです。目次親ペナルティの正しい意味とは「保育園落ちた、日本死ね」納得できるポイントを探してライフステージを追った調査報告を見たい●親ペナルティの正しい意味とは河崎さんの記事をよく読めば正しい意味が分かるので、ここではまず正しい「親ペナルティ」の意味を理解していきたいと思います。そもそも、「親ペナルティ」という言葉は、社会学の学問用語のようです。その意味としては、子どもを持つ夫婦と持たない夫婦が感じる幸福度のギャップ を指すといいます。そしてその幸福度は子どもを持つ夫婦の方が低い、とも。その傾向が表れるのは、国家レベルの子育て支援制度が手薄である国ほどより顕著に見られるといい、その代表のような国がアメリカであるといいます。そして今現在の日本でも、この「親ペナルティ」の傾向が出てきており、それとどう向き合うのかということを記事の中で読者に呼びかけています。●「保育園落ちた、日本死ね」記憶に新しいこの社会問題のクローズアップは、世間で大きな注目を集めましたね。働く母親をどんどん増やしていこうというこの国が、働きたい母親たちの足を常に引っ張り続けています。子どもを預けないと働けません。当たり前ですよね。でもお腹に子どもがいるうちに保育園を探さなくては預けられないくらいの熾烈な競争が、いたるところで起こっているのはみなさんご存知のとおり。そんな子育て世代の方々に「今幸せですか?」と調査したのでしょうか。“幸福度”の調査方法がイマイチ分かりませんが、子どもを育てている夫婦とひと言に言ってもその方々の生活の背景が全く違うこと、一体どのタイミングでの幸福度であるかは重要ではないのでしょうか。また一方で、子どもを持たない夫婦とひと言に言ってもその背景にもさまざまな要素がある のも事実ですね。「子どもを持たないという選択を主体的にしている」のか、「やむを得ない状況により子どもを持たないという選択になった」のかというだけでも大違いです。保育園に預けられず、職場復帰のチャンスを諦めなくてはならなくなってしまった母親の幸福度は低かろうと容易に推測できますよね。ですから、私はこの「親ペナルティ」があまりしっくりこないのです。日本で子育てしているすべての人には当てはまらないことをあれこれ議論するのがちょっと馬鹿らしいといいますか。子育て支援制度の恩恵を受けたい、それが受けられないとなったとき幸福度が低くなる ということではないのでしょうか。ですから「子どもを持つと幸福度が下がる」という勘違いをしてはいけないと思います。●納得できるポイントを探して内閣府が行っている幸福度の調査に関する資料を見て、少しヒントを得た気がしたのでご紹介したいと思います。この資料の年代別・男女別の幸福度を判断する際に重視する項目に注目してみましょう。・男性の25歳から29歳は「家計」、一方の女性は「家族」・男性の30歳から34歳は「家族」、女性は「家族」・男性の35歳から39歳は「家計」、女性は「家族」・男性の40歳から44歳は「家計」、女性は「家族」という結果が出ています。一般的な子育て世代である25歳から44歳までを追って見てみると、女性は常に「家族」を幸福度の判断をする際に最重要視しているということが分かりました。一方男性は、30歳から34歳までの年代でのみ「家族」だっただけで、他の年代では「家計」が最重要項目という回答だったのです。夫婦といっても担っている役割が違う。幸福感に対するものさしも違う ということ。男性は家族よりも家計が幸福度の判断材料になると単純に考えると、仕事が充実していたりキャリアアップで社会的地位が上がったりすることでも幸福度を上げることが可能です。給与という対価が伴ってくれるからですね。では女性はどうでしょうか。もちろん女性も社会進出が進んでキャリアを積み、男性に劣らないほど出世することもありますが、女性の幸福度の重要項目は「家族」なので給与という対価があっても幸福度に直接反映されないこともあるということでしょう。家族に関する項目が幸福度に一番影響を与えるということは、やはり子どものことに関しての満足度が関係してきますから、“子育て支援制度”の充実が女性の幸福度を上げていくポイントになると言えます。●ライフステージを追った調査報告を見たいこのまま「親ペナルティ」という言葉だけがひとり歩きしてしまうと、ますます「子どもを持つとこの国では幸福に暮らせないらしい」という誤解が生まれてしまいます。確かに、北欧の国々のような充実した子育て支援制度がない日本。働く母親に厳しい日本。このことを声に出して改善を訴え続けていくことは必要だと思います。そしてこの「親ペナルティ」を調査していく中で、調査対象が年を重ねてその生涯を終えるまでのライフステージのさまざまなポイントでさらに“幸福度”を調べてもらいたいと思うのです。「親ペナルティ」がどのような変化をしていくか、これは追跡調査を見なくては分かりません。政府の方も、「親ペナルティ」などという新たなワードが登場して、ますます少子化が進むのではないかと驚異に感じているでしょうね。子育て支援制度の改善は早急に進めるべき課題 だと再認識させるきっかけにはなったでしょうか。ただ筆者は、幸福度を“子どもを持つか持たないか”の判断材料にするのには意義を唱えていきたいものです。【参考リンク】・幸福度に関する研究会報告 | 内閣府()●文/あしださき
2017年09月25日6月17日(日)にShonan BMW スタジアム平塚で行われる「湘南ベルマーレ対ファジアーノ岡山 J2リーグ戦」を「ペナルティスペシャルデー」として開催することが決定、5月24日の会見で発表された。「湘南ベルマーレ対ファジアーノ岡山 J2リーグ戦」開催情報両チームのユニフォームサプライヤー「PENALTY」と、お笑いコンビ・ぺナルティがタッグを組んでプロデュースする特別企画。当日は、試合開始前からぺナルティがスタジアムに駆けつけ、様々なアトラクションが楽しめる「ペナルティパーク」やサポーターとともに選手を送り出す「勝利への花道」など、ファンサービスのための様々な企画を用意。中でもイチオシの企画は「あなたの夢! スタジアムでかなえます!」。“憧れのピッチでゴールを決めたい”“思い出に残るプロポーズをしたい”など、事前に自分の夢を明記の上応募すると、ペナルティのふたりが夢をかなえてくれるというもの。会見でヒデは「スタジアムの大型ビジョンに、プロポーズ大成功! なんて映し出すのもいいですね」とコメント。ペナルティのふたりだったらどんな夢を叶えたい?の質問に、ワッキーは「僕ももう1回プロポーズしようかな。怒られてばっかりだし」と答えると、すかさずヒデが「ご飯も作ってほしいですしね」とつっこみ、ワッキー絶句のひとコマも。「ふだん試合を見に来ないような方にお祭り気分で来てもらって、試合を見たらサッカーってこんなに面白いんだ、と思って帰ってもらえたらうれしい」と、笑いを交えながらの会見をヒデが最後に真面目に締め括った。
2012年05月24日