TNZQおよびTWOTONEは、ボードゲーム「リバーシ」を新たな視点でリ・デザインした製品「TWOTONE」を発表した。発売時期は2015年3月を予定。販売経路は公式Webサイトほか、Webおよび店頭。価格は各12万8,000円(税別)。「TWOTONE」は、通常グリーンの盤面と白黒のピースという組み合わせのリバーシを、配色、素材全てにおいて一から見直し、デザインアイテムとしても高い完成度のプロダクトに仕上げたもの。同社のデザインプロジェクト「SENS」第一弾プロダクトとしてリ・デザインされた。同製品の素材はピース・盤面ともに純度の高いアクリル。盤面はアクリルの美しさを実感できる透明をベースに仕上げ、罫線で区切るのではなく8×8の64のポイントを配置。ポイントの上にピースを置いてゲームを進める。ピース自体では一般的な白黒の配色ではなく、ブルー/ピンク、ブラック/ダークグレー、ホワイト/クリアの3パターン。ゲームをしていない時も、インテリアアイテムとしてディスプレイしたくなるデザインとなるよう仕上げたという。また、同製品が開発された背景としては、「娘とものすごくカラフルなリバーシをしている夢を見た」というプロデューサーの話から「TWOTONE」の開発がスタートしたということだ。「白黒つけるだけが勝負ではなく、様々なカラーの違い、微妙なニュアンスの違いを楽しみながら生きて行くほうが楽しい」というメッセージがこめられている。
2014年12月09日ASUSTeK Computerは5日、Intel Z97 Expressチップセットを搭載したゲーマー向けマザーボード「Z97-PRO GAMER」を発売した。価格はオープン、店頭予想価格は18,000円前後の見込み。Intel Z97 Express搭載するゲーマー向けマザーボード。デジタルエリアとアナログエリアを分離してノイズの侵入を抑えたオーディオ機能「SupremeFX」と、音がする方向をグラフィカルに表示する「Sonic Radar II」機能を搭載。サウンドのクオリティアップを図って臨場感を高めている。オンラインゲームなどをプレイするときなど、通信優先度を設定できるソフト「Game First II」を同梱。最大で8倍のタイムラグを軽減する。コンデンサの寿命も長く、一般的な固体コンデンサよりも5倍長持ちする「Black Metallic Capacitor」を採用する。
2014年12月05日「mora~WALKMAN公式ミュージックストア~」は5日、アカウントを持っている人の中から抽選で合計327名に、ハイレゾ対応ウォークマンやヘッドホンなどを贈呈する「Christmas Dream 2014キャンペーン」を開始した。実施期間は2014年12月5日から12月25日。すでにアカウントを持っている人、および新規でアカウント登録をした人が対象となる。抽選で合計327名に「クリスマスプレゼント」として、ウォークマン A「NW-A16」(32GBメモリ内蔵)、ステレオヘッドホン「MDR-1A」、moraでの楽曲購入に使える「mora music card」などの景品が当たる。アカウント登録、およびキャンペーンへの応募は無料で行える。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。
2014年12月05日ソニーは12月4日、ポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン A」シリーズと、ステレオヘッドホンのソニーストア限定モデルとして「VAMPSモデル」を発売した。2015年1月14日までの期間限定で販売する。VAMPSモデルは、ユニバーサル・ミュージック/デリシャス・デリ・レコーズ所属アーティスト・VAMPS(ヴァンプス)とのコラボレーションモデル。Web上の「ソニーストア」、東京・銀座と大阪、名古屋のソニーストア、全国のe-ソニーショップのみで、期間限定で販売される。価格は「ウォークマンA NW-A16」のみのVAMPSモデルが31,500円、「ウォークマンA NW-A16」と、VAMPSオリジナルデザインのハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-10RC」がセットになった「VAMPSモデルセット」が48,500円だ(いずれも税別)。VAMPSモデルセットは数量限定での販売となる。VAMPSモデルは背面がオリジナルデザインになっているほか、オリジナル壁紙や限定スペシャル映像、ニューアルバム「BLOODSUCKERS(ブラッドサッカーズ)」の未配信のハイレゾ音源、フォトなど、オリジナルコンテンツがプリインストールされている。VAMPSモデルあるいはVAMPSモデルセット購入者には、オリジナルキーホルダーがプレゼントされる。
2014年12月05日ソニーは、ハイレゾに対応した「ウォークマン NW-A17/16」の体験イベント「禁断のWALKMAN Hi-Res Symphonic Illusion」を、12月4日から東京・六本木の東京ミッドタウン キャノピー・スクエアで開催している。ウォークマン Aシリーズを紹介するとともに、光と音のサウンドアートを展示し、ハイレゾ対応ウォークマンをアピールするのが狙いだ。イベント開催期間は6日までで、時間は13時から21時までとなっている(4日は18時から)。今回のイベントでは、ウォークマンAシリーズから流れる音に合わせて、流れる水が踊るように動くというアート展示と、さまざまなジャンルの楽曲を体験できる実機の体験ブースの2種類を用意。このアート展示は、ウォークマンから流れる音の周波数を受けて動きが変わり、それだけでも雰囲気があるが、それをスマートフォンやデジカメの動画モードで撮影すると、さらに動きが変わる、というもの。流れる音の周波数は30Hz前後で、スマートフォンなどのカメラの動画は通常は30fpsで撮影される。つまり、秒30コマの連写と同等で、30Hzの振動を受けた水の動きと撮影間隔がぴたりと一致し、落ちてくるはずの水流が水滴となって止まって見えるようになる。さらに周波数を変えると、今度は落ちてくる水滴が逆に上っていくように見える映像が撮影できる。流れる水がさかのぼる、というようなありえないような映像が撮影できるため、これを「禁断」と表現。同社では、ハイレゾ対応ウォークマンの高音質を「ありえないような禁断」とアピールしており、今回のようなイベントに繋がった、という。最近はVineのような動画を使ったSNSも普及してきており、こうした音と映像の表現を撮影してもらって情報の拡散を狙う。実機展示では、J-POPや洋楽、80年代ミュージックからアニソン、ジャズ、クラシックまで幅広いジャンルの楽曲を揃え、ハイレゾの高音質を紹介する。よく聴かれるJ-POPなどのなじみのある音楽の高音質化を体験してもらうだけでなく、クラシックやジャズのようなハイレゾ化の恩恵が大きいようなジャンルの楽曲も聴いてもらい、ハイレゾ音源の魅力と、それを高音質のまま聴くことができるハイレゾ対応ウォークマンの魅力をアピールしたい考えだ。
2014年12月05日クリント・イーストウッド監督が、伝説のスナイパーの真実とその半生を描いた最新作『アメリカン・スナイパー』(2015年2月21日公開)で、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞監督賞を受賞したことがこのほど、明らかになった。『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞に輝くクリント・イーストウッド監督。このたび、最新作『アメリカン・スナイパー』で、第87回アカデミー賞の前哨戦、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞にて監督賞に輝いた。監督賞受賞は、『インビクタス/負けざる者たち』(2009年)に次ぐ2度目となる。また、2014年のトップ10(作品賞除く)にも選出された。本作は、13週に渡りニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位を獲得した、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元隊員クリス・カイルの自伝を映画化した作品。クリス・カイルは、2003年にイラク戦争が始まってから4回にわたり遠征し、常人離れした狙撃技術で、公式記録としては米国史上最多数の160人を射殺したとされている。クリス・カイルを演じるブラッドリー・クーパーは、本作では自らプロデューサーとして映画化権を獲得し、過酷なトレーニングと食事制限を敢行。徐々に心をむしばんでいく主人公の感情を繊細にリアルに演じきった。そして、カイルの最愛の妻を『GIジョー』のシエナ・ミラーが演じる。「『ミリオンダラー・ベイビー』以来のイーストウッド最高傑作」と米誌が称賛している本作は、第87回アカデミー賞において、多くの部門でのノミネートが期待されているが、現地時間2015年2月22日に発表される授賞式の前日が日本公開日となる。また、2014年12月12日(現地時間12月11日)には、ゴールデン・グローブ賞のノミネーション発表も控えている。(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., WV FILMS IV LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC-U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA.(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC-ALL OTHER TERRITORIES.
2014年12月04日ナショナル・ボード・オブ・レビューの最優秀作品に『A Most Violent Year(原題)』が選ばれた。犯罪に満ちた1981年のニューヨークを舞台にしたダークなドラマで、同作品に出演するオスカー・アイザックとジェシカ・チャステインも、それぞれ主演男優賞、助演女優賞を受賞した。主演男優賞では、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンも同時受賞している。その他の情報主演女優賞は『Still Alice(原題)』のジュリアン・ムーア、助演男優賞は『バードマン・・・』のエドワード・ノートン、監督賞は『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド。アニメ賞は『ヒックとドラゴン2』、」外国語映画部門にはアルゼンチンの『Wild Tales(原題)』が輝いている。文:猿渡由紀
2014年12月04日マスタードシードは1日、ASRock製マザーボードの新モデルとして、Intel Pentium J2900(開発コード名: Bay Trail-D)をオンボードで搭載したMini-ITXマザーボード「Q2900-ITX」を発表した。5日に発売し、店頭予想価格は税別14,500円。湿度に強い高密度ガラス繊維PCBを採用し、高い安定性や耐久性を備えるほか、ASRockの保護技術「FULL SPIKE PROTECTION」により、サージや雷、静電気放電からマザーボードを保護する。また、特製の大型パッシブヒートシンクの搭載でファンレス運用が可能となっている。このほか、Bay Trail-Dは、通常1.35Vの低電圧DDR3Lメモリモジュールのみをサポートするが、「Q2900-ITX」では標準的な1.5VのDDR3 SO-DIMMを利用することができる。
2014年12月02日Alteraは11月25日(現地時間)、欧州の安全関連電子システムの大手企業であるNewTecを通じて、機能安全開発ボードとFPGAリファレンスデザインを提供すると発表した。今回発表のボードとリファレンスデザインは、AleteraのTUV Rheinland認証FPGA、ツール、およびIPを統合しているため、ユーザーは認証を前提としたFPGAベースシステムの設計を行って、開発期間を短縮できるようになる。また、機能安全データパッケージには、包括的なデバイスサポート、機能安全システム設計のために強化されたソフトウェアデザインフローおよびIPが含まれており、FPGA「Cyclone」を使用する設計全体にわたり、リスクを低減し、コスト効率良く、安全重視システムの要件を満たすことが可能になる。さらに、機能安全ボードとリファレンスデザインは、SIL 3(Safety Integrity Level 3)までのIEC 61508認証を取得している。機能安全は、入力に対応した正確な動作を必要とするシステム全体の安全の一部として定義されており、消費者の製品に対する信頼性において、重要な役割を担っている。そして、IEC 61508認証は、電気、電子、あるいはプログラマブル電子システムにおいて、システムもしくは機器の一部が、ある条件下で障害を起こしうる可能性に基づいて評価された業界標準の安全指針に準拠する安全機能を実行できることを保証する。なお、機能安全ボードとリファレンスデザインは、現在、NewTecより評価用に提供されている。
2014年11月28日日本ギガバイトは19日、チップセットにIntel X99 Expressを搭載したマイクロATXサイズのマザーボード「X99M-Gaming 5」を発表した。11月末の発売を予定し、店頭予想価格は35,000円前後。GIGABYTE製のIntel X99搭載マザーボードでは、第4世代のデジタルPWMコントローラと第3世代のPowIRstageコントローラを含むデジタル電源回路を採用。CPUの負荷電流を性格に測定することで、IC間の負荷分散を適正化し、熱負荷を抑える。また、チョークコイルにCooper Bussmann製のサーバ向け製品を採用することで、耐久性や高効率の電源供給を実現するという。GIGABYTE製ゲーミングモデルではおなじみのニチコン製オーディオコンデンサや、AMP-UP オーディオ技術、自分でオペアンプが可能なソケットなど、豊富なオーディオ機能を備える。
2014年11月19日CFD販売は18日、GIGABYTE製マザーボードの新モデルとして、Intel Celeron J1900をオンボードで搭載したMini-ITXモデル「GA-J1900N-D2H」を発表した。11月中旬から下旬の出荷を予定し、店頭予想価格は税別8,480円。新開繊クロス方式によるPCB基盤や、抗サージ特性のあるIC、静電気放電に対する抵抗が高いICで湿気やサージ、静電気からPCを保護する。また、USB 3.0ポートとLANポートには専用の保護機構を設け、高い静電気放電に備える。
2014年11月18日マシュー・マコノヒーの、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星が、11月17日(現地時間)にお披露目された。ハリウッドブルーバードに並ぶ、これらのスターの名前を冠する星の仲間入りをするのは、俳優にとって大きな夢のひとつ。お披露目セレモニーの後、マコノヒーは、現在北米公開中の主演作『インターステラー』の監督クリストファー・ノーラン、共演者アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステインらも参加する、豪華なランチイベントに出席した。“ウォーク・オブ・フェーム”への仲間入りは、『インターステラー』が、主演部門および作品部門でオスカー候補に食い入るためのステップのひとつと考えられる。長年ロマンチックコメディや大衆向けのアクションで知られてきたマコノヒーは、ここ数年、インディーズの秀作に立て続けに出演し、キャリアを大改革。今年のオスカーでは、『ダラス・バイヤーズクラブ』で主演男優賞を獲得した。『インターステラー』は、彼にとって久々のメジャー映画復帰作となる。文:猿渡由紀
2014年11月18日米AMDはこのほど、同社の組み込み向けSoC「AMD Embedded Gシリーズ」が、非営利の開発ボード・コミュニティーであるGizmoSphereが提供する新型マザーボード「Gizmo 2」に採用されたと発表した。Gizmo 2は、GizmosphereおよびElement14といったコミュニティを通じて199米ドルにて販売する。Gizmo 2は、組み込みエンジニアや熱心な自作PCユーザー向けの開発ボード。約10cm四方の小型フォームファクタで、TDPは9W。組み込み用途では、デジタルサイネージやキオスク端末など、自作PCではエントリークラスのオンボードマザーボードのポジションをターゲットとする。SoCにはAMD Embedded Gシリーズの「AMD GX-210HA」を採用する。CPUはデュアルコアで動作クロックは1GHz、GPUに300MHz駆動のRadeon 8000シリーズを統合する。メモリはDDR3-1600 1GB。インタフェースとして、ギガビット対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×1、mSATA/mini PCIe×1、microSDカードスロット×1などを備える。対応OSはLinux、RTOS、Windows Embedded 7 / 8。
2014年11月16日●新しいハイレゾウォークマンの見どころ○新しい「ハイレゾウォークマン」の見どころこの11月に発売された新製品「ウォークマン A10シリーズ」(以下、A10)。ハイレゾ対応を掲げるウォークマンは、2013年秋発売の「ZX1」と「F880」に始まるが、A10の登場によりF880の生産は中止される。A10は事実上F880の後継に位置付けられ、今後ZX1とともに"ハイレゾウォークマン"の二枚看板を張る。A10は、2011年秋の「A860」以来のAシリーズで、内蔵メモリ容量が64GBの「NW-A17」と32GBの「NW-A16」の2モデルをラインナップ。カラーバリエーションはNW-A17がシルバー/ブラックの2色、NW-A16がシルバー/ブラック/ブルー/ローズピンクの4色を用意している。F880との比較でいえば、A10の外観とソフトウェアは一新されたと言っていい。ボディはW43.6×H109×D8.73mm/66gとかなり小型化され、胸ポケットに入れてもたゆまないほどのサイズ感となった。F880はシステムにAndroid 4.0を採用していたが、A10では独自システムに変更されている。アプリの活用というAndroid端末的な使い方はできなくなったものの、A10では音楽再生に最適化されたシステムにより消費電力が大幅に低下、バッテリーの持ちが格段に改善された。たとえば、MP3 128kbpsの連続再生時間を比較すると、F880の約35時間に対しA10は約50時間だ(デジタルノイズキャンセリング機能はオフ)。microSDスロットを搭載し、拡張性を備えたことも大きなトピックだ。最大128GBのmicroSDXCカードに対応しており、内蔵メモリと合わせると、NW-A16では最大160GB、NW-A17では最大192GBもの大容量を利用できる。ハイレゾ音源はとかく容量がかさむもの、ZX1(128GB)やF880(最大64GB)ですら容量不足がささやかれていたことを考えると、A10の大きなアドバンテージとなる。再生機能とそれを支える高音質化技術は、基本的にはF880を踏襲しつつさらなる改良を加えている。ソニーが持つ1bit D/Aコンバータのノウハウを集約したデジタルアンプ「S-Master HX」、MP3やAACといった圧縮音源を最大192kHz/24bitのハイレゾクオリティに引き上げる高音質化技術「DSEE HX」、デジタルノイズキャンセリングや「ClearAudio+」といった機能はF880にも見られたが、高剛性のアルミダイキャストフレームの採用や電源部の改良はA10の新機軸だ。「ハイレゾ対応」をうたうだけあって、再生可能な音声ファイルフォーマットは多岐にわたる。ロッシー圧縮はMP3/WMA/ATRAC/AAC/HE-AAC、ロスレス圧縮はFLAC/ALAC/ATRAC Advanced Lossless、非圧縮はWAV/AIFFをサポート、そのうちFLAC/ALAC/WAV/AIFFについては最高192kHz/24bitのハイレゾ再生が可能だ。ただし、DSD再生はPCM変換を含め対応しない。●付属のNCイヤホンと最新「XBA-A2」で試聴○付属のNCイヤホンと最新「XBA-A2」で試聴今回試したモデルはメモリ容量32GBの「NW-A16」。組み合わせたイヤホンは標準付属の「MDR-NWNC33」と新製品の「XBA-A2」、いずれもインナーイヤー型だ。圧縮音源はDSEE HXをオン/オフしつつ、ハイレゾ音源はすべての音質オプションをオフにした状態で試聴した。まずは、13.5mmのダイナミックドライバー1基を搭載した「MDR-NWNC33」から。ハウジング部を耳穴に対し垂直に装着するソニーお得意のバーティカル・イン・ザ・イヤー方式を採用する本機は、付属品ながらキレよく締まった音を聴かせてくれる。ただし、すべての高音質化機能をオフにすると、低域のレスポンスが鈍くぼやけた印象になることもあるため、「各種設定」のヘッドホン選択で「Clear Phase」をオンにして聴くことをお勧めする。若干、"作られた音"とはなるが、ポップス系はこちらのほうが楽しめるだろう。上位機ほどの消音効果はないもののデジタルNC機能に対応するため、通勤・通学と普段使いの1台には手ごろだ。とはいえ高域にかけての解像感や音場感にもの足りなさを覚えることも確かで、A10の売りである「ハイレゾ再生」が目的であれば、ヘッドホン/イヤホンを買い増したほうがいい。DSEE HXの効果も、より高性能・高音質なヘッドホン/イヤホンのほうが体感しやすいはずだ。次に着用したのは、ハイレゾ対応の2014年秋モデル「XBA-A2」。バーティカル・イン・ザ・イヤー方式のボディには、口径12mmのダイナミック型1基とバランスド・アーマチュア型2基を組み合わせた新開発HDハイブリッド3ウェイドライバーを搭載、低域から高域までバランスよい音を楽しませてくれる。ノイズキャンセル機能はないが、A10との相性は良好だ。特筆すべきは新開発の「リニアドライブバランスド・アーマチュア」で、中域から高域にかけてのクリアネスと輪郭の鮮明さはハイレゾ再生に好適。低域のレスポンスも良好で、ベースやスネアの音ももたつかない。圧縮音源再生時におけるDSEE HXの効果も明らかに感じられ、微細な音の再生に長けていることがわかる。ウォークマン本体(NW-A16)をもう1台購入できるほどの価格だが、専用ケーブル(MUC-M20BL1)を別途用意すればバランス接続が可能になるため、同社のポータブルアンプ「PHA-3」に興味津々のユーザにとってもお誂え向きだろう。●ハイレゾを楽しむ二つの方法○ハイレゾを楽しむ二つの方法A10シリーズには、ハイレゾを楽しむための二つの方法が用意されている。ひとつはヘッドホン/イヤホン、そしてもうひとつが、本体下部のウォークマン独自の「WM-Port」に外部のポータブルアンプやUSB-DACを接続する方法だ。直接ヘッドホン/イヤホンをつなぐ場合、A10に内蔵の「S-Master HX」が信号処理およびアンプとしての機能を担う。一般的なアンプでは、デジタル信号をアナログ信号へ変換(DA変換)したあとアナログパワーアンプで増幅するが、S-Master HXではデジタル信号のまま増幅するため、DA変換時に発生しがちな時間軸の揺らぎ(ジッター)の影響を排除できる。さらに、純度99.99%以上の超高純度すずや、ZX1にも採用されている音質に定評あるコンデンサ「POSCAP」など厳選されたパーツにより、A10ならではのクリアな音がステレオミニ端子から出力される。WM-Portを利用する方法では、A10の再生音をUSB経由でポータブルアンプなどの外部機器へデジタル出力する。この場合、A10はいわば再生アプリとしての機能を果たすことになり、最終的な音質は外部のUSB-DACやその他パーツにより決定される。なお、WM-Port接続ケーブル「WMC-NWH10」は別売(ソニーストア価格で税別2,838円)で、動作が確認されているのは一部ソニー製品(SRS-X9、MAP-S1、UDA-1)に限られる。使い手を選ぶ聴き方ではあるが、ハイレゾを楽しむバリエーションとしてユーザには歓迎されるはずだ。○まとめハイレゾプレイヤーとしての「A10」の実力だが、「S-Master HX」やその他高音質パーツの採用による効果か、2万円台とは思えないクオリティを実現する。圧縮音源をハイレゾ品質にアップスケール/ビット拡張する「DSEE HX」もあり、手持ちの楽曲はMP3/AACばかり、というユーザでも移行しやすい。Android OSを採用しなかったことに対する反対意見があるかもしれないが、「Music Unlimted」のようなストリーミングサービスに関心がなければ問題にはならないだろう。さらに、ハイレゾ音源を多数保存できる最大192GBという大容量、MP3 128kbpsで連続50時間再生というこのサイズにしてはハイパワーのバッテリーもある。microSDカードへ適当に楽曲をコピーすれば自動的にデータベース化してくれるので、iTunesユーザでも扱いやすい。iPod Classicの販売が終了したいま、手持ちのスマートフォン/タブレットにはサウンドライブラリが収まり切らないという音楽ファンにとって、かなり"ツボを突いた"製品といえよう。
2014年11月12日アールエスコンポーネンツは、米Adapteva製となる名刺サイズの小型スーパーコンピューターボード「Parallella board」(パラレラ ボード)の取り扱いを開始した。オンラインストア「RSオンライン」にて販売している。3モデルを用意し、税別価格はサーバー版が13,500円、デスクトップコンピューター版が16,600円、組み込み版が26,700円。各モデルの主な違いは、実装しているインタフェース類。Parallellaは、16個の演算コアで並列処理プログラミングが行える小型スーパーコンピュータボード。制御用SoCのXilinx製「Zynq Z7000」シリーズ(デュアルコアARMとFPGAを内蔵)、および演算用アクセラレータ「Epiphany III 16 core」の2チップを、名刺サイズ基板に搭載。安価でコンパクトながら、UbuntuなどのLinux OSを通じて、高速な並列処理プログラミングを行える。複数のボードを連結拡張し、より高速な並列処理アプリケーションを実現することも可能。デスクトップコンピューター版は、メモリにDDR3 SDRAM 1GB、ストレージにSPIフラッシュメモリ(128MBクワッド)を搭載し、Gigabit Ethernet対応有線LANソケット、Micro HDMIポート、microSDカードスロット、micro USB 2.0ホストポートなどを備える。本サイズは3.4×2.1インチ。
2014年11月10日ソニーは11月6日、ポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン A」シリーズおよび「ウォークマン S」シリーズの限定バージョンとして、ディズニーのキャラクターやスヌーピーをデザインに用いたモデルを発売した。いずれも、数量限定ないし期間限定のモデルとなっている。パッケージは、ディズニーバージョンでは「NW-A16 Frozen Harmony Box」「NW-S10/S10K Series Christmas Harmony Box」「NW-S10/S10K Series Harmony Series」の3種類が、スヌーピーバージョンでは「NW-S10/S10K Series SNOOPY I Love...Collection」の1種類が用意される。NW-A16 Frozen Harmony Box以外はメモリ容量を16GBと32GBから選択可能(NW-A16 Frozen Harmony Boxは内蔵メモリ32GBのみ)。NW-A16 Frozen Harmony Boxは、9月25日に発表されたハイレゾ対応の「ウォークマン A」シリーズ(NW-A16)をベースモデルとするパッケージ。ディズニー映画「アナと雪の女王」がモチーフデザインとなっており、本体背面にエルサとアナのシルエットが刻印されているほか、作中で使用された「レット・イット・ゴー」のハイレゾ音源(日本語、英語とも)がプリインストールされている。また、雪の結晶のデザインとスワロフスキーで彩られた特製ケース、作中に登場するオラフがデザインされたチャームが付属。特製パッケージに収納されている。なお、本パッケージは数量限定となっている。NW-S10/S10K Series Christmas Harmony BoxとNW-S10/S10K Series Harmony Series、NW-S10/S10K Series SNOOPY I Love...Collectionは、NW-A16と同じく9月25日に発表された「ウォークマン S」シリーズ(NW-S14、NW-S15)をベースモデルとするパッケージ。NW-S10/S10K Series Christmas Harmony Boxはディズニーキャラクターによるコンサートをイメージしたデザインが施されており、背面にはミッキーとミニーのイニシャルが刻印されている。このパッケージも「アナと雪の女王」バージョンと同様、オリジナルケースとオリジナルチャームストラップが付属。チャームストラップにはミニーのぬいぐるみが付いている。本パッケージも数量限定だ。NW-S10/S10K Series Harmony Seriesは「ミッキー&ミニー」「くまのプーさん」「ラプンツェル」「アリエル」の4種類からデザインを選べる特別モデル。選んだデザインにより、背面の刻印が異なる。こちらは2015年1月14日までの期間限定モデルだ。NW-S10/S10K Series SNOOPY I Love...Collectionは、スヌーピーとチャーリーがモチーフデザインの「I Love... Winter」、スヌーピーとライナス、ルーシーがモチーフの「I Love... Music」、スヌーピーとウッドストックがモチーフの「I Love... Tea Time」から選ぶことが可能。こちらも選んだデザインにより背面の刻印が異なる。2015年1月14日までの期間限定モデルとなっている。直販価格はNW-A16 Frozen Harmony Boxが28,500円から、NW-S10/S10K Series Christmas Harmony Boxが19,500円から、NW-S10/S10K Series Harmony SeriesとNW-S10/S10K Series SNOOPY I Love...Collectionが15,500円からとなっている(いずれも税別)。
2014年11月06日代々木商店街振興組合は11月8日、代々木商店街で最大級となる食イベント「代々木街バル」を開催する。実施期間は11月13日まで。さらに同イベントとあわせて、「ダンスフェスタ」も開催する。「代々木街バル」には、同商店街の飲食店総数28店舗が参加し、各店舗が特別メニュー(ドリンク&フード)を用意する。参加店舗は、イタリアンレストランやカフェ、中華料理店、焼き肉店、カレー店、居酒屋、お好み焼き屋、ワインバルなどで、さまざまなジャンルの料理が楽しむことができる。参加者は5枚つづりのチケット1冊を購入し、参加店で1枚チケットを提示すると、その店の特別メニューを味わえる。チケット1冊で、5店舗の特別メニューを味わうことが可能。チケットは5枚つづりで、当日券1冊3,500円、前売り券3,000円。当日のみ、1枚700円でバラ売りする。代々木街バル開催時間は、17時~23時(各店舗によって異なる)。また、同時開催の「ダンスフェスタ」は、11月8日・9日の15時~18時に開催する。代々木小学校に新設されたダンスクラブやストリートダンス、ジャズダンス、タップダンス、ハワイアンフラ、タヒチアンダンス、ベリーダンスなどのジャンルが異なる9種類11組のダンスチームが参加し、商店街の路上でダンス演技を披露する。ダンスフェスタ開催場所は、8日は千代通り、9日は山野通り。雨天中止。※価格は税込
2014年11月05日福岡県福岡市の博多、西中洲、春吉、大名、今泉、薬院の各エリアで、飲食店をバル形式で飲み歩く「バルウォーク福岡2014」が行われる。開催日時は11月3日、15時~24時まで。チケットは5枚綴りで前売り券3,600円、当日券4,100円。○スペインの雰囲気を感じさせるイベントも同イベントには福岡の飲食店100店舗が参加し、各店がバル形式で飲食を提供する。参加店舗は、アサヒとキリンの2大ブランドが競演するビア&フードステーション「A&K ビアアンドフードステーション」、焼肉店「博多虎の穴」、福岡では珍しい秋田料理専門店「AKITA Dining&Barあきつぎ」、新感覚のビストロ「ネオビストロクガ」、スペイン料理の「イビサルテ」など。バルウォーク福岡実行委員会が「行きたかった名店、知らなかったこんな店」をコンセプトに選出した、人気寿司店やフレンチ・イタリア・スペイン料理店などを取り揃えている。当日は、フラメンコやジャズセッション、音楽ライブなど、さまざまなステージイベントも用意。ビストロ・リベルテでは、ベリーダンサーREIKAさんによる「フュージョンベリーダンス」、CAFE DEL CANDYでは「魅せる・楽しむ」をテーマにした「フラメンコライブ」などを楽しむことができる。なお、その他の一部店舗においてもスペインの雰囲気を満喫できるイベントが企画されているとのこと。
2014年10月31日日本ギガバイトは29日、アンケートに答えると、抽選でIntel Z97 Expressを搭載したハイエンドマザーボードが当たるキャンペーンを開始した。キャンペーン期間は2014年11月15日まで。日本ギガバイトのWebサイトからアンケートの答えと必要事項を記入して応募する。応募者の中から抽選で、「GA-Z97X-SOC Force」もしくは、「GA-Z97X-Gaming G1」をプレゼントする。キャンペーン期間は2014年11月15日までで、当選者のみに当選通知を送付する。「GA-Z97X-SOC Force」は、オーバークロック向けマザーボードで、PCIe x16カードやメモリを挿したままでも電源供給をON/OFFでき、パーツごとに動作がチェックできる「OC PCIe/DIMM Switch」や、手動でCPU動作倍率の上げ下げや、ベースクロックの設定、自動的に最適化されたオーバークロックのプロファイルを読み込む「OC Touch」といったOC向け機能を備える。一方の「GA-Z97X-GAMING G1」は、ゲーミング向けマザーボードの最上位モデル。ゲーマー向けにオーディオ機能を強化。ゲーム中に鮮明かつ超リアルな効果音を体験できるGIGABYTE AMP-UP技術や、高級オーディオコーデックチップを採用している。
2014年10月29日10月28日にウォークマン生誕35周年を祝したムック『ウォークマンぴあ』が発売。同誌には、中川翔子、T.M Revolution、奥田民生、小室哲哉、ジミー・ペイジなど著名人35人が、これまでのウォークマンと比べて高音質である最新機種「ハイレゾウォークマン」を体験した感想を語る企画や、ウォークマン35年の軌跡、「ハイレゾウォークマン」開発秘話など、ウォークマンの過去から未来までを網羅した内容が収録されている。ムック『ウォークマンぴあ』は「BOOKぴあ」、全国書店、ネットショップで発売中。『ウォークマンぴあ』2014年10月28日(火)発売価格:1,350円(税込)体裁:ムック、92ページ<主な構成内容>・ウォークマン誕生、祝35周年!WE LOVE WALKMAN~35人の著名人が語るハイレゾ体験~小室哲哉、ジミー・ペイジ、奥田民生、PUFFY、中川翔子、T.M Revolution、葉加瀬太郎、織田哲郎、大沢伸一、大友良英、藍井エイル、マーティー・フリードマン、クラムボン、tofubeats、小島秀夫、名波浩など・ウォークマン35年の軌跡~時代を彩った名機を振り返る~・現場クローズアップ歴代の開発者たちが語る、“ハイレゾウォークマン”誕生秘話・4大ハイレゾ配信サイト紹介mora、ototoy、e-onkyo、music.jp・今から始めるハイレゾ入門ZX1、NW-A16など、最新機種をご紹介・読者プレゼント最新ハイレゾウォークマンを、読者のみなさんへ、プレゼント!
2014年10月29日ソニーマーケティングは10月23日、「ウォークマン」シリーズの新CMを「ソニー ウォークマン LOVE MUSIC スペシャルサイト」にて先行公開した。ウォークマンの新モデル「NW-A16/17」が11月8日に発売されるのに先駆けて公開される新CM映像。「音の量がちがう。聴けば戻れなくなる、濃密な音。」をテーマに、歌手の木村カエラさんがハイレゾ対応の新ウォークマンの世界観を身体で表現する内容となっている。CM楽曲には、木村さん書き下ろしの「sonic manic」(作詞:木村カエラ、作曲・編曲:POP ETC)を使用。パワフルなロック調の楽曲に仕上がっている。スペシャルサイトでは、このCM映像を先行して公開。また、木村さんが新ウォークマンを使用した体験について語るインタビュー「KAELA meets WALKMAN A series」も公開されている。NW-A16/17はハイレゾ音源の再生に対応するほか、MP3などの音源もハイレゾ相当にアップスケールする「DSEE HX」を搭載(最大で192kHz/24bit相当まで拡張)。高域再生時のノイズ除去性能を高めたフルデジタルアンプ「S-Master HX」も備えており、きめ細やかなサウンドを再現する。また、「ウォークマン」シリーズとして初めてmicroSDメモリーカードを搭載した点も特徴だ。価格はいずれもオープン。推定市場価格は内蔵メモリ64GBのNW-A17が35,000円前後、32GBのNW-A16が25,000円前後だ(いずれも税別)。
2014年10月24日ASUSTeK Computerは23日、チップセットにIntel C612を搭載したSSI EEBサイズのデュアルCPU対応ワークステーションマザーボード「Z10PE-D8 WS」を日本国内市場で発売すると発表した。24日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は81,000円前後。LGA2011-v3ソケットを2基備え、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズCPUを2つ搭載できるデュアルCPU構成に対応したワークステーション向けのマザーボード。18コア/36スレッドのIntel Xeon E5-2600 v3シリーズCPUを使用することで、最大36コア/72スレッド環境を構築できる。各CPUに対してDDR4-2133対応のメモリスロットを4本ずつ備える。DDR4 RDIMM使用時で最大256GB、DDR4 LRDIMM使用時で最大512GBのメモリを搭載できる。また、PCI Express 3.0対応の拡張スロットを7基搭載する。すべてのスロットがx16形状で、最大7枚のグラフィックスカードを搭載できる。マルチグラフィックスは、4-way構成のNVIDIA SLIまたはAMD CrossFireXに対応する。このほか、ワークステーションマザーボードながら、2基のCPUに対してUEFI BIOSからの自動オーバークロックが行える。自動オーバークロック機能が有効な状態で、ベンチマークソフトのHPLの場合、10%程度の性能向上が見込めるという。
2014年10月23日“アートのチカラで人に元気、街に活気”というコンセプトの下、福岡県内のギャラリーや美術館などが参加するイベント「FUKUOKA ART WALK アートをたずねる月 2014」が10月31日まで開催されている。これは毎年10月に行われるイベントで、九州国立博物館、福岡県立美術館、福岡市美術館を始めとする、芸術の秋を満喫出来る約70ヶ所のスポットを紹介するアートマップを配布するもの。マップはスタンプラリーの台紙を兼ねており、10ヶ所のスポットを回ると先着でプレゼントがもらえる。「プリティーグリーン(Pretty Green)」のノベルティーの他、Tシャツ、手ぬぐい、アートギフトボックス、キーホルダー、トートバック、美術館のチケットなど、様々なアーティストのオリジナル作品を用意した。また、今年はイベント10周年を記念して、福岡で活動中のアーティストにフォーカスしている。アートマップの表紙を飾るのは、福岡出身のアーティスト柴田貴志。同氏は線描表現による絵画作品や画用木炭を使用したライブペイントなどを手掛けており、その作品が18日から31日までプリティグリーン福岡店で展示される予定。18日にはオープニングイベントとして、11時よりライブドローイングが行われる他、16時30分からトークショーが開催される。
2014年10月16日KDDIは10月3日、組み込み開発者とWeb開発者向けにFirefox OSをベースとした開発ボード「Open Web Board」と、PCブラウザ上の操作だけで電子機器同士の連携プログラミングが容易に実現できるアプリケーション開発ツール「Gluin」を開発者に提供すると発表した。KDDIでは、開発ボード「Open Web Board」と、アプリケーション開発ツール「Gluin」を合わせて「クリエイティブプラットフォーム」と呼んでおり、ハッカソンやアイディアソンなどを、今後定期的に開催していく予定だ。ただ、現時点で開発ボードの配布数は1000個と限定されている。今後の配布に先立って、Firefox OSの開発元であるMozillaの日本法人「Mozilla Japan」が5日に東京都・千代田区で開催する「Mozilla Open Web Day in Tokyo」で、クリエイティブプラットフォームのデモンストレーションを行なう。同日には、KDDIがFirefox OSに関する開発者向けイベントの情報発信を行なうコミュニティサイト「au Firefox OS Portal Site」を開設。KDDIによる情報発信だけではなく、開発者自身が作った成果物を投稿できたり、アイディアを共有できるサイトにしていくとしている。Open Web Boardは、HDMI端子とUSB端子、microUSB端子を備えており、BluetoothやWi-Fiにも対応。市販のZigbee通信モジュールを接続することで、幅広い組み込み電子機器との連携が可能になる。一方、アプリケーション開発ツール「Gluin」は、Open Web Boardや英ARMのmbed機器などの組み込み型機器をWeb上で一元的に管理できるツールで、これらの機器間が連携するプログラミングをGUIで完結できる。これまではC言語などのプログラミング言語を必要としていたが、GUIで機器をつなぎ合わせられるため、組み込み開発者のみならず、Web開発者でも、簡単に組み込み機器の連携などが実現できるという。○Firefox OSのメリットは?開発ボードはあくまで開発ボードであり、Firefox OSベースといってもユーザーにとって「Firefox OS」であることを意識する点は少ない。KDDI広報部によると「この開発ボードは、組み込み機器をWebに繋ぐゲートウェイであるだけ」だという。しかし、そのゲートウェイであることが重要だと続けて話す。「アプリケーション開発ツールは、Web技術を用いているため、Firefox OSとの親和性が非常に高いんです」(広報部)同社は2013年からFirefox OS端末の市場投入を明言しているが、今回の発表が直接「Firefoxスマホ」に繋がるわけではないという。同社が見据えているのは、スマートフォンという近い未来だけではなく、Web開発全体の未来のようだ。「Web技術(Firefox OSはHTML5でアプリ開発ができる)の活用は、これまでの特定OS向けの開発環境に依存せず、新たな開発者の拡がりに繋がり、アプリ市場の裾野が広がると思います。開発者の拡がりは、Mozillaが力を入れている若年層からのWeb開発者教育というところにも繋がる。小さい頃からアプリ開発に触れることで、Webが持つ新たな世界、IoT(Internet of Things)/WoT(Web of Things)の世界を、より手軽に実現できます。HTML5でアプリ開発ができるFirefox OSは、本物のオープンソースOSですし、そういったものが拡がると、今まで組み込み機器の連携しかやってこなかった人がWeb開発の世界に足を運んでくれるし、逆もまた同じ。そうしてFirefox OSの世界に触れた人たちが"Firefoxスマホ"を目にすれば、何かできるかもと期待を持ってもらえるし、実際に親和性も出てくると思っています」(広報部)
2014年10月03日性の欲求、欲望は人それぞれ。どういう欲望は正しくて、どういう欲求がおかしいということはありません。ただ、「たくさんの男とセックスしたい」とは、あまり友だちにも言えないかもしれません。一般的な人がもっている「欲望」や倫理観から若干はずれているという意識があるから。でも本当にはずれているのでしょうか。他にも、そういう人はいるのではないでしょうか。■1.自分だけではないと知る知り合いに、こういう女性がいます。「私は彼とのセックスに不満はなかったけど、4年もつきあっているとマンネリにはなるんです。それに、自分がどこまで感じるのか他の人としてみたいという欲求が消せなかった。あるとき、仕事で知り合った人と酔った勢いでそういうことになってしまって。初めての人だととても興奮してしまう自分がいた。それからチャンスがあると、やはり他の人としちゃうんです。彼に知られたら大変だと思うけど、誘われると断れない。だからしかたがないと自分に言い訳しています」(24歳/販売)もちろん、この話に批判的な人もいるはず。ただ、この彼女は自分の欲求に素直に従っているとは言えます。■2.なぜそういう欲望が生まれるのか自問してみるたくさんの男としたい、というのは、一対一で次から次へといろんな人としたいのか、あるいはたくさんの男と、一度にしたいのか・・・。それも含めて、自分の欲求の成り立ちやありかを考えてみてもいいかもしれません。彼とのセックスに不満があるのか、あるいは自分の快感をもっと追求したいのか。セックスが好きで、もっともっといろいろな人としたいのか。セックス自体に、それほど興味があるわけではないが、男性から女として高く評価されたいだけなのか。自分が本当は何を欲しているのかを見極めてみましょう。その欲望に対してどういう行動をするべきなのか判断する手助けになるはずです。■3.行動するか否かは自分で決めるたとえば、男性から口説かれるとします。このままだと、今日はその人と寝るような状況になるかも・・・。そんなとき、行動するのか断るのか、それは自分自身の気持ちで決め、自分自身で責任をとるしかありません。「たくさんの人としたい」という思いを成就させたいなら、行動してみるのもひとつの方法。ただ、あとから「本当はしたくなかったのに、口説かれたから」と人のせいにするのは潔くありません。後悔の元にもなるでしょう。■4.ヘンではないけれど・・・男はあちこちに種蒔きしたいDNAがあるから、いろいろな女性とつきあいたい。女性はひとりの人に本気になるから、並行して他の男性とつきあうことはできない。そんなふうに世間的には思われがちですが、それはやはり個人差が大きいものです。「いろいろな男性としてみたい」という欲求を持っている女性は、私が取材してきた限りでもたくさんいました。ただ、だからといって、全員が行動に移しているわけではありません。他の人としてみて、「やっぱり私は彼とだけでいいわ、今のところ、と思った」と話してくれた女性もいます。欲望として、決してヘンではない。ただ、それをどう自分の中で処理していくか、納得いくような結果を得ていくかは、自分自身で決めるしかないのだと思います。■おわりに十人十色。性に関しては、本当にそうです。だから、どういう欲望をもっても、「ヘン」ではないのです。「人とは違うかもしれない」欲望を持ったとき、それはどうしてなのか、何をすれば自分は満足できるのかを探ってみるのもいいですね。「自分自身」を、より知ることにつながると思います。(亀山早苗/ハウコレ)
2014年06月26日アスクは22日、Intelの最新チップセットIntel Z97 Expressを搭載したMSI製オーバークロック向けマザーボード「Z97 XPOWER AC」を発表した。24日より販売を開始し、店頭予想価格は49,800円前後。8層基板、16フェーズの電源を備えたオーバークロック向けマザーボードの最上位モデル。同社の品質基準である「Military Class 4」に対応するほか、オーバークロック向けの基準「OC Certified」に準拠する。また、ハードウェアの故障からマザーボードを保護する「GUARD PRO」を新たに搭載した。「Z97 XPOWER AC」には、ヒートスプレッダを取り外したいわゆる"殻割り"状態のCPUを保護する「殻割りダイガード」、マザーボード上にファンを取り付けられる「OCファンスタンド」が付属する。このほか、より柔軟なベースクロックの設定が可能となった「OCエンジン」、オーバークロックを検証するためのアプリケーションを備える。
2014年05月22日アバールデータは、光通信ボード「GiGA CHANNEL」シリーズの新製品として、最大28Gbpsの高速データ通信を実現する「APX-7142」を発表した。光通信ボード「GiGA CHANNEL」シリーズは、製品上の共有メモリを光ファイバケーブルでループ状に接続し、この間に通信データを載せたフレームを順次転送し、高速なデータ転送を可能にしている。発売以来、累計2万台以上を出荷しており、半導体製造装置をはじめ、様々な産業用機器の装置内/装置間通信用に使用されている。特徴として、転送速度の早さ、コリジョンが発生しないため実行伝送速度が予測できる通信時の速度安定性、耐ノイズ性、さらに、プロトコル処理がハードウェアで行われるため、接続するだけで使える作業性などが挙げられる。今回発表された「APX-7142」は、14Gbpsの光コネクタを2チャネル搭載、合わせて最大28Gbpsの転送速度が実現する。また、2Gバイトの共有メモリをボード上に搭載し、最大で64台まで接続できる。加えて、「GiGA CHANNEL」シリーズのノード間の距離は、最大で100mまで延長することが可能。この他、ホストインタフェースとして、PCI Express 2.0(Gen2)×8レーンに対応している。なお、価格は23万8000円(税別)。すでに受注を開始しており、5月25日より出荷を開始する。
2014年04月25日ソニーは3月3日、ポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン S」シリーズ限定モデルとして「Disney Spring Happiness Collection ウォークマン Sシリーズ」および「SNOOPY Spring Heart Collection ウォークマン Sシリーズ」を発売した。5月7日までの期間限定販売製品で、ソニーストアのみの取り扱いとなる。Disney Spring Happiness Collectionは、背面にミッキーマウスやミニーマウスなどディズニーキャラクターが刻印されているもの。キャラクター刻印の代わりに、ミッキーマウスをあしらったオリジナルフォントでイニシャルを刻印することもできる。一方のSNOOPY Spring Heart Collectionでは、スヌーピーのキャラクターか、スヌーピーをあしらったオリジナルフォントによるイニシャルを背面に刻印できる。それぞれ、壁紙もディズニーキャラクターやスヌーピーが描かれたものとなっているほか、パッケージもキャラクターのシルエットやイラストが描かれたオリジナルのもので梱包。なお、Disney Spring Happiness Collectionではイラストが描かれたオリジナルケースが、SNOOPY Spring Heart Collectionではスヌーピーのマスコットチャームをパッケージに追加することができる(ケース:2,000円、マスコットチャーム:1,100円)。いずれも本体と同時購入でのみ入手できる数量限定アクセサリだ。いずれのモデルも「NW-S780」本体のみのパッケージと、スピーカーが付属するパッケージ「NW-S780K」の2パターンから選ぶことが可能。直販価格は、本体のみの場合がメモリ8GBで14,800円、16GBで17,800円、32GBで20,801円、スピーカー付属の場合が8GBで17,800円、16GBで20,801円となっている(いずれも最小構成時、税別)。なお、実物は東京・銀座と名古屋、大阪のソニーストア店頭で展示されている(購入も可能)。(c)Disney(c)Disney. Based on the "Winnie the Pooh" works, by A.A Milne and E.H.Shepard(c)2014 Peanuts Worldwide LLC
2014年03月03日玄人志向は21日、M.2-PCIe変換ボード「M.2-PCIe」とSATA-M.2変換ボード「KRHK-M.2/S」を発表した。どちらも3月上旬より出荷を開始し、店頭予想価格は「M.2-PCIe」が2,000円前後、「KRHK-M.2/S」が1,300円前後。「M.2-PCIe」は、M.2規格(Type.M)のSSDをPCのPCI Express x4に接続するための変換ボード。基板上にM.2コネクタを備え、SSDを取り付けることができる。装着可能なSSDのカード長は42mm、60mm、80mm。本体サイズはW49xD107xH10mm、重量は約180g。ロープロファイル用のブラケットが付属する。「KRHK-M.2/S」は、SATAデバイスをM.2コネクタに接続するための変換ボード。本体の取り付けはネジで行う。本体サイズはW60xD22xH7mm、重量は約90g。
2014年02月22日ソニーは11月29日、ウォークマンの新モデル「NW-M505」の企画意図や特徴を紹介する記者向け説明会を開催した。「NW-M505」はBluetoothレシーバー機能を搭載したウォークマン。本体内蔵の音楽にくわえて、スマートフォンなどの楽曲をストリーミング再生できる。12月7日より発売で、価格はオープン、ソニーストアでの直販価格は17,800円。「NW-M505」はスティック型のウォークマン。最大の特徴はBluetoothレシーバー機能で、スマートフォンなどで再生した音楽や動画の音声などを高音質化してストリーミング再生できる。さらに、ノイズキャンセリング機能に対応したEXイヤホンが付属する。今回の説明会では、「NW-M505」の狙いを「DMP(ウォークマン)からスマートフォンに流出したユーザーを獲得する」ことだと説明。スマートフォンユーザーの現状分析として、スマートフォンと他のポータブル機器の2台持ちは苦だが、スマートフォンの音質には不満を持っているとし、それらの課題に着手した「NW-M505」の特徴を紹介した。「NW-M505」では、スマートフォンとの2台持ちを意識した「スマホフレンドリー ウォークマン」をコンセプトとし、2台持ちが苦にならない「携帯性」と、スマートフォンの楽曲をより高音質で楽しめる「高音質化」の2点を強みとする。携帯性の面では、本体サイズをBluetoothヘッドセットと同等サイズに小型化。2台の端末を1台で操作できるよう考慮し、「NW-M505」からスマートフォンで再生中の楽曲を操作できるようになった。Bluetoothヘッドセットとしても利用可能。音質面では、歪みやノイズを軽減できる高音質技術「S-Master MX」を搭載。スマートフォンで再生した音楽や動画の音声をより高音質で楽しめる。Bluetoothコーデックは、SBC/AAC/apt-Xに対応する。「NW-M505」の「S-Master MX」では、ウォークマン「ZX 1」「Fシリーズ」と同様にマイナス電源を追加。これによって、より深く沈み込み、キレのある低音になったという。また、ヘッドホン駆動、オーディオ出力のために、+/-電源とオーディオ出力の左右の電源、あわせて4つの電源を独立して搭載。各電源の負荷を軽減して充分な電流を供給することにより、ヘッドホンのドライブ能力を向上させた。
2013年12月02日