日本時間2022年12月6日、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』の決勝トーナメント1回戦が行われました。日本は前回大会で準優勝したクロアチアと対戦。試合は1-1のまま延長戦でも決着が付かず、PK戦の末敗れました。試合後、日本代表の選手やサポーターたちが悔し涙を見せる中で、森保一監督が取った行動に、反響が寄せられています。サポーターに感謝の一礼世界中から注目が集まっていた、今回の一戦。試合が終了した後、FIFAワールドカップや、アメリカのスポーツ専門メディア『ESPN』などがTwitter上に投稿したのは、森保監督のある印象的な姿でした。森保一監督 #日本代表 pic.twitter.com/BzFFQidUaX — FIFAワールドカップ (@FIFAWorldCup_JP) December 6, 2022 Japan manager Hajime Moriyasu bowed in appreciation to the fans who traveled all the way to Qatar to support their team Respect! ❤️ pic.twitter.com/zokP53cCoC — ESPN FC (@ESPNFC) December 5, 2022 森保監督は日本のサポーターたちが集まったスタンドに向かい、胸に手を当てた後、深く一礼。会場となったカタールまで日本から駆け付け、選手たちを応援し続けたサポーターに対する、感謝の想いを表しました。森保監督の誠実な人柄が伝わる行動に、日本のみならず、世界中から称賛の声が寄せられています。・この姿を見て、こらえきれず涙があふれました。森保ジャパンありがとう!・すごく思いやりのあるしぐさに泣ける。このW杯で日本という国に対し、尊敬の念を抱いた。・森保一と日本チームに敬意を表します!間違いなく、今回日本は最高のプレーをしていたよ。もっと見たかった。惜しくも越えられなかった、ベスト8の壁。しかし、奮闘した日本代表や森保監督、そして日本のサポーターの姿に、心を動かされた海外のサッカーファンは多かったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年12月06日2022年12月2日、『FIFAワールドカップカタール2022』で日本代表は、強豪であるスペインに見事勝利!グループリーグE組を首位で突破し、決勝トーナメント進出を果たしました。「誇りに思う」日本代表の行動に称賛の声同年11月23日、グループリーグ第1戦でドイツを2-1で下した日本代表。試合結果だけでなく、試合後の行動にも称賛の声が寄せられていました。選手たちはロッカーを美しい状態に戻し、感謝の声を残していたのです。日本代表が去った後の『更衣室』に、世界が驚愕残されていたのは?その後、同年12月2日、決勝トーナメント進出をかけたスペインとの勝負に見事勝利した日本代表。この日も、試合後にはロッカーを美しい状態に戻し、折り鶴とともに感謝の声を残していました。❤️ pic.twitter.com/IjTQNUYPOv — FIFAワールドカップ (@FIFAWorldCup_JP) December 2, 2022 日本代表の行動に、多くのファンから称賛の声が上がっています。・日本ってやっぱりいい国だなと思わせてくれてありがとう!・こういうところも含めて、日本代表が誇らしい。決勝トーナメント進出おめでとう!・勝っても負けても、きちんときれいにして帰っていくところがとてもかっこいい。・折り鶴が11羽っていうところも粋だと思う!日本は決勝トーナメント1回戦で、前回大会で準優勝したクロアチアと対戦することが決まっています。日本時間2022年12月6日午前0時にキックオフです。テレビの前から、日本代表へ声援を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年12月02日2022年12月2日、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』で、日本代表がスペイン代表に勝利。予選を突破し、決勝トーナメントへの進出が決まり、多くの人が歓喜の声を上げています。俳優の志尊淳さんは、日本代表が勝利した興奮のあまり、実家にいる母親に電話をかけました。日本時間の朝4時頃から試合が始まったとあって、母親は起きたばかりだったとのこと。折しも、日本代表の堂安律(どうあん・りつ)選手がゴールを決めたニュースが流れていたそうです。しかし母親は、『堂安選手』ではなく『堂珍選手』といい間違いをしていました。音楽ユニット『CHEMISTRY』の堂珍嘉邦(どうちん・よしくに)さんの苗字と似ているため、母親は間違えてしまったのでしょう。興奮のあまり、母に電話。見てた?ううん、さっき起きたのよ。でもニュースで見たけど堂珍選手、あ、堂安選手が、点決めたんだよね。興奮して間違えちゃった母。でもケミストリーは起こってたから正解。日本代表の皆さん。最高っでした!!!!ゆっくり休んで、また応援させてください。— 志尊淳 (@jun_shison0305) December 1, 2022 志尊さんはいい間違いをした母親に「ケミストリーは起きていたから正解」とコメント。日本代表が強豪で知られるスペイン代表に勝ったのは、選手たちのプレーが、素晴らしい化学反応(ケミストリー)を起こしたためだといえますね!志尊さんと母親のやり取りに、多くのファンが和んでいます。・朝から癒しをもらえました。ありがとうございます!・安定の志尊一家に、クスッとしました!・興奮して朝から母親に電話をしちゃう志尊さんが大好きです!・苗字に『堂』が入っていたら、『堂珍』といいたくなる気持ちが分かります。決勝トーナメントに進出し、さらなる強豪と試合をすることになる日本代表。グループリーグで見せてくれたプレーで、また私たちを歓喜させてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年12月02日FIFA ワールドカップ カタール2022が絶賛開催中です。日本代表のキーマンのひとり、三笘薫選手がこれまで答えてくれたインタビューの模様をご紹介。自身の性格や恋愛観など、三笘選手の素顔が丸わかり!?【W杯】サッカー日本代表のキーマン・三笘薫選手の素顔に迫る川崎フロンターレから海外へ飛び立ち、さらなる成長を遂げ、2022年日本代表としてワールドカップカタール大会にて大注目されている三笘薫選手。ひとたびボールに触れれば「何かをしてくれそう!」と観る者の心を揺さぶる、華麗でエキセントリックなドリブルが持ち味だ。一瞬にしてピッチ上の空気を自分色に染めてしまうほどの強い存在感を放つ三笘選手とは、いったい“何者”なのか。過去にananに登場し語ってくれた言葉から、彼の素顔を紐解きます。まずは、「サッカープレーヤー・三笘薫」について。悔いのない人生を。僕のモチベーションはそこにある周囲の期待やプレッシャーの対処法を、「毎試合の反省点を練習に落とし込んで次に活かす。それを積み重ねていくしかない」と即答。ほかにも、プロ2年目のジンクスについては「より実力を求められると思いますし、各クラブ、僕に対する対策もいろいろとしてくると思います。そのうえでも、それを上回る活躍をしたい」と語り、抱負をたずねると「自分のステータス、実力を1日1日伸ばしていきたい」とコメント。どれも間髪入れずに答えが返ってきて、その速さは、次の質問を考えるのにこちらが困ってしまうほど。ーーピッチ上で魅せるプレーのように、迷いのない答え方をされますね。どれも前から心に決めていたような。大学時代から、プロになってからのことをイメージしていました。自分のパフォーマンスを最大限に活かすには、どのような準備をすればいいのかをずっと考えていたんです。いざプロになり、観客数やプレーヤーとしての見られ方も違うので、最初の頃は見極めながらやっていましたけれど、4年間、自分を客観的に見つめられる時間をもらえたおかげで、こういった考えに辿り着けましたし、ブレずにやってこれているのだと思います。ーーこうお話を聞いていると、三笘選手は周りに流されず、自分で考えて決めたことを実行に移すタイプ、と思えます。そうですね、どちらかというと、自分の世界を持っているほうです。また、例えば試合があるとして、そこから逆算してやるべきことを計画していくので、ルーティーンもけっこうありますね。前日の過ごし方や食事の摂り方をパフォーマンスに結びつけて、今回よかったからこれを続けようとか、逆に悪かったからこうしてみようとか、いろいろ積み重ねて自分なりにベストを導き出すようにしています。ーー流されないといえば、昨シーズンに多かった途中出場でも、ピッチ上の空気をすぐにご自分のものにされていた印象があります。よく冷静と言ってもらえる状況判断やプレーは、動じない性格が影響しているかもしれないですね。ピッチに入る前はドキドキしますけれど、一度ボールに触れれば練習と同じ感覚になれます。そこからは自信があるので、いつも通りの動きができますね。ーー感情的になったりすることは?カッとなる時はもちろんありますよ。絶対に得点できる位置に自分がいるのに、ボールが来なかった時などはそうなりますね。でも、私生活同様多くは主張しません(笑)。「次、見ておいてね」と自分の存在をアピールするくらいにしています。とはいえ、自分自身をどう評価しているかといったら、どのプレーも極められていません。シュートはまだ課題があるし、ドリブルも奪われるので、むしろ満足できる部分はひとつもなく、伸びしろだらけだと思っています。ーー特に、弱みを挙げるとしたら?言えないので、全部、と言っておきます(笑)。ーー三笘選手の原動力は?僕のモチベーションは「サッカー人生も残りの人生も悔いなく終えたい」、そこにあるのかなと思います。人生は1度きりというのが心に大きくあって、だから、やるからには上に行きたいんですよね。そして、引退したときに功績なり、人間性なりを残せられたらと思います。※2021年4月17日配信「普段の僕は悪い男です」ーーそして、気になるプライベート、「素顔の三笘薫」について。普段の僕は、あまりしゃべらないほうで、いじるでもなくいじられるでもなく、そのやり取りを端っこで見ているような悪いタイプ(笑)。休日は、部屋で好きな音楽を流しながらゆっくり過ごすことが多くて、あとはサッカーの動画や映画を観たり…。目的を持って生活したいとは思いますが、プライベートは地味な毎日を送っていますね(笑)。ーーさらに、恋愛面のことを尋ねると…。何でも言い合えて、尊敬や刺激もし合える関係性が理想です。とはいえ基本的に女性を前にすると緊張するので、アプローチするとしても一気に仕掛けず、様子を窺いながら徐々に間合いを詰めていきます(笑)。僕のアピールポイントといえば聞き上手。ずっと話を聞いていられるし、共感もできるからそこが魅力と思ってくれたらいいのですが、どちらかというと鈍感で、相手の変化に気づけないんですよ。サッカーでは自信を持っている“状況判断”に失敗して、試合に負けています(笑)。攻める(=気づく)ことがなかなかできないので、相手に合わせてディフェンスするしかないですね。サッカーの練習同様に、反省しながら修正していきたいです(笑)。※『anan』2021年3月31日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・中根美和子取材、文・伊藤順子(by anan編集部)※2021年3月27日配信。田中碧、三笘薫、旗手怜央「僕らは三兄弟」強い絆の関係性最後に、三笘選手が川崎フロンターレ在籍時代に、田中碧選手、旗手怜央選手と三人で登場していただいた時の座談会より。ーーお二人から見た三笘選手について。田中とにかく薫さんは、ドリブルがすごい。それに、足がめちゃくちゃ速いよね。旗手普通は、ドリブルで人を抜くなんてなかなかできないのに、簡単に抜いていっちゃう。あのドリブルのテクは謎レベル。私生活も謎だけど(笑)。三笘オフはひとりでいるのが好きなんだよ(笑)。ドリブルは、ボールを持ってからの仕掛けとともに僕のストロングポイント。そうはっきりと言える自信をつけられたのは、プロ入り1年目だった昨シーズンの経験がとても大きいと思う。――具体的には?三笘昨年の6月頃までは試合にも出られないことが多かったのですが、7月にやっと初ゴールできて、そこから5試合連続で点を決められたんです。そこで初めて、勝利に貢献できたと思えました。また同時に、チームから認められたという実感が湧き、自信につながったんですよね。結果を出すことの重要性を理解することができました。※『anan』2021年8月4日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)Getty ImagesAFLOSPORTスタイリスト・壽村太一インタビュー、文・伊藤順子取材協力・Jリーグ川崎フロンターレ(by anan編集部)憧れの選手はいるけど、大切なのは自分らしさその座談会では、三笘選手が憧れのプレーヤーや、日本代表に対する思いもコメント。――憧れの選手を挙げるなら? また、彼らを乗り越えるには…。僕の憧れは、ブラジル代表のネイマール選手(パリ・サンジェルマンFC所属)です。彼がボールを持つと、サポーターはみな、どんなパフォーマンスを披露してくれるのだろうと、ワクワクしますよね。僕も、ボールを持ったら「何をするかわからない」と思われるようなプレーヤーになりたいです。とはいえ、碧と同じく自分にフォーカスしているので、憧れの選手や先輩たちを超えるといった意識はしていないですね。――国を背負うことについてはどうお考えですか?日本代表になってW杯に出たい気持ちは、小さな頃から持っていました。僕には、後世に語り継がれる選手になるという目標があります。誰もが僕の名前を見ただけで、どんな選手だったのか、思い浮かぶような存在になりたいんです。それには、W杯で活躍することが必要なので、世界の大舞台で戦って勝てる選手になるために、一日一日を大切に頑張っています。それはこれからもずっと変わらないと思います。※『anan』2021年8月4日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)Getty ImagesAFLOSPORTスタイリスト・壽村太一インタビュー、文・伊藤順子取材協力・Jリーグ川崎フロンターレ(by anan編集部)三笘薫選手の飛躍はまだまだこれから!どんなプレーを魅せてくれるのか、想像を超えるステージへ連れていってもらいましょう!まとめ構成・伊藤順子
2022年12月02日4年に一度のワールドカップが開催中です。みなさんご覧になっていますか。今回は、サカイクで過去に行った今大会の日本代表メンバー及び関係者のインタビュー記事をご紹介します。代表まで上り詰めた選手たちの少年時代、保護者の接し方、親御さんがどんな声を掛けていたかなどをご覧になってください。サッカーを頑張るお子さんをどう見守るかの参考にもなるはずです。遠藤航決してエリートではなかった日本代表遠藤航が明かす、大きな夢や目標をかなえるために必要な「考え方」キャプテンは試合で引っ張ればいいだけじゃない、日本代表遠藤航が中学部活で身につけたキャプテンシーの基礎ブンデス・デュエル王を育てた「答えを言わない」ポリシー。「あれやれ、これやれ」と指図しない理由......遠藤航・父の教育①ブンデス・デュエル王を育てた「過去と他人を気にするな」の名言。先のビジョンを見据えて逆算できる選手に...遠藤航・父の教育②本当に大切なものだから悔いのないように自分で決める、日本代表遠藤航がクラブチームではなく中学サッカー部を選んだ理由久保建英『バルサに入る!』親は息子の夢をかなえるサポート役でありたい『バルサに入る!』夢をかなえるために、日常生活で気をつけていた事とは?『バルサに入る!』夢をかなえるために、集めた情報や勉強した事とは?『バルサに入る!』夢をかなえるために、少しでも上手くいけば褒める吉田麻也吉田麻也が語る、海外でプレーするために「サッカー以上に大事なこと」長友佑都長友選手の名言に学ぶ! 夢を公言して才能を花開かせる力伊東純也日本代表のスピードスター、伊東純也が速くなれたのは「負けず嫌い」と「地元の地形」のおかげ!?小中高と選抜歴ゼロ、全国とも無縁だった伊東純也がスカウトの目に留まったワケ権田修一『あいつだけには絶対に負けたくない』という気持ちで、練習に取り組んでいた。とにかく「試合に出たい」という気持ちが、誰よりも強かった森保一監督自分のできることに集中する‐森保一【File.1】自分のできることに集中する‐森保一【File.2】田中碧中村憲剛さんが20歳の田中碧選手に伝えたメッセージ谷口彰悟部活だけでなく勉強、挨拶、掃除、片付けも頑張ることで、人間としても大きく成長/多くのJリーガーを生んだ公立高校の指導哲学柴崎岳「両親は自分の取り組みや考え方を尊重してくれた」日本代表柴崎岳選手が振り返る両親のかかわり方プロになれるのはほんの一握り。だからこそ学生時代に身につけておくべきこと柴崎岳選手インタビュー川島永嗣3人の子どものパパ・川島永嗣選手が、保護者代表として『気になる子供の歯並び』と『インビザライン矯正』に迫る!
2022年12月01日アメリカ発GPS機器のパイオニア、ガーミンジャパン株式会社(以下 Garmin)は、Garmin公式アンバサダーでラグビー選手のリーチ マイケルさんを起用したTVCMを2022年12月2日(金)より、放映します。Garmin新CMキービジュアル新TVCMでは、Garmin独自のソーラー充電技術「Dual Power(デュアル パワー)」と、その「Dual Power」を搭載した、多彩な最新モデルを紹介します。「Dual Power」は、様々な環境や条件下でアスリートや冒険家たちが、レースや挑戦に「勝つ」ために、そして、日常生活でも充電の心配をすることなく快適にスマートウォッチを活用して欲しいという思いから、従来のバッテリー切れというスマートウォッチの弱点克服に心血を注ぎ、独自開発した革新的技術の結晶です。この技術により、スマートウォッチ稼働時間がこれまでになく向上しました。ウォッチを太陽に当て続けることでバッテリー残量を心配することなく、快適に使っていただけます。Garminの熱意と卓越した機能性を、日本ラグビー界で歴史的な勝利に導いたリーチ マイケルさんのまなざしやボールを握る手元などのシーンと共に紹介。また、Garminを着けることで得られるパワーをアニメーションで表現しています。最後に、リーチさんの「ガーミンで勝つ」という力強いメッセージには、パワー不足を心配せず、「Garminによって仕事も遊びも全力になれること、そして結果を残せること」という想いを込めています。ラグビー日本代表を率い、ジャパンラグビーの新時代を切り拓いたリーチさんが語る、Garmin が切り拓く新時代の「Dual Power」により他に追随を許さない Garmin の「ロングバッテリースマートウォッチ」の魅力を、ぜひご覧ください。【CM 概要】タイトル : FENIX「ガーミンで勝つ」篇15秒放映開始日 : 2022年12月2日(金)より放映エリア : 関東・関西エリア(地上波/スポット)/15秒特設サイト : 公式YouTubeチャンネル: ※上記特設サイトやYouTubeチャンネルでは、12月1日(木)より先行公開中Garmin新CM1Garmin新CM2Garmin新CM3Garmin新CM4Garmin新CM5Garmin新CM6【出演者情報】Michael Leitch(リーチ マイケル)Michael Leitch(リーチ マイケル)ラグビー選手ニュージーランド出身。札幌山の手高校、東海大学を経て、2014年~2021年までラグビー日本代表のキャプテンを務め、ラグビーワールドカップ2015・2019での日本代表の躍進に貢献。2019年大会ではチーム史上初のベスト8に導く。現在はJAPAN RUGBY LEAGUE ONEの東芝ブレイブルーパス東京に所属。2022年より、Garminアンバサダーを務める。愛用機種は『fenix 7X Sapphire Dual Power』【CM 出演についてのメッセージ】プロラグビープレーヤーのリーチ マイケルです。今回、GarminアンバサダーとしてCMに出演することになり大変光栄に思います。愛用している『fenix 7』のように、私もインテリジェンスとタフネスを持ち合わせたパフォーマンスができるように頑張ります。【Garminのソーラーテクノロジー「Dual Power」紹介】Garminのソーラー充電技術「Dual Power」により、スマートウォッチ稼働時間がこれまでになく向上しました。ウォッチを太陽に当てるだけで※バッテリーが充電され、スマートウォッチの稼働時間が飛躍的に長く、バッテリー残量を心配することなく、データ計測などの機能を快適に活用できます。心拍をはじめ、ストレスや睡眠などのライフログデータのトラッキングも、この驚異のロングバッテリーで長時間着用できることで、より正確な健康状態の把握が可能になります。またGPSを使ったアウトドアアクティビティもバッテリー残量に縛られずにより長く楽しめます。※50,000ルクスの条件で1日3時間の屋外での終日着用を想定高度な製造技術と最高品質の導電性材料のみを選択することで、卓越した充電効率を実現し、Garminのデバイスは業界標準に対して5倍の太陽光変換率を有しています。●ウォッチフェイス全面で発電できる、ソーラーパネルの「透明化」を実現!太陽光を効率よく吸収する、Garmin独自のPower GlassPower Glassは、厚さ0.5mm未満のガラスパネルに、ごく小さな太陽光伝導セルを組み込むことで、それまで不透明だったソーラーパネルを、透明なレンズにするという画期的な技術。ウォッチフェイスに加工することで、ウォッチ盤面全体でソーラーエネルギーを効率的に吸収でき、しかも高い透明度で文字盤の見やすさも損ないません。※フラッグシップモデル「fenix 7」シリーズは、耐摩傷性に優れたサファイアレンズの内側にこのソーラーパネルを組み込んだパワーサファイヤガラスを搭載。Garmin独自のPower Glass●ソーラー充電で稼働時間が30%以上アップ!バッテリー最長モデルは、スマートウォッチモードで約34日間に、ソーラー充電でプラス約12日間!「Dual Power」を搭載することにより、30%以上の稼働時間アップを実現しました。CMで稼働時間を紹介した『fenix 7X Sapphire Dual Power』は約37日間※(スマートウォッチモード)ですが、Garminのラインナップ中、最長稼働時間を誇るのは、『Enduro 2』。スマートウォッチモードで約46日間※を実現しています(約34日間+ソーラー充電で約12日間が追加)。※50,000ルクスの条件で1日3時間の屋外での終日着用を想定ウォッチ画面●直射日光が少しくらい遮られても、充電し続ける従来のソーラーパネルは、直射日光が遮られるとすぐに充電を停止していましたが、Garminの革新的なソーラーパネル技術により、ソーラーパネルが部分的に陰になった場合でも充電を継続できるようになっています。【Garmin の代表的なソーラー充電機能搭載モデル】パフォーマンスと機能美を追求したフラッグシップモデルマルチスポーツ GPS ウォッチ『fenix 7/7X/7S Sapphire Dual Power』fenixシリーズ3サイズ全10モデル/¥121,000~170,500(税込)【稼働時間】7X:スマートウォッチモードで約37日間(約28日間+約9日間)※過酷な環境で優れた性能を発揮するタフネスアウトドア GPS ウォッチ『Instinct 2/2S Dual Power』Instinctシリーズ2サイズ、全9モデル/¥62,700~68,200(税込)【稼働時間】2:スマートウォッチモードで無制限(約28日間+無制限)※ランナーのための先進のトレーニング機能を搭載したフラッグシップ GPS ランニングウォッチ『Forerunner 955 Dual Power』Forerunner 955 Dual Power2色/¥84,800(税込)【稼働時間】スマートウォッチモードで約20日間(約15日間+5日間)※マルチバンド GPS 対応のウルトラパフォーマンスマルチスポーツ GPS ウォッチ『Enduro 2 Dual Power』Enduro 2 Dual Power¥165,000(税込)【稼働時間】スマートウォッチモードで約46日間(約34日間+12日間)※ミリタリー仕様のタクティカル機能を搭載したマルチスポーツ GPS ウォッチ『Tactix 7 Pro Sapphire Dual Power』Tactix 7 Pro Sapphire Dual Power¥170,500(税込)【稼働時間】スマートウォッチモードで約37日間(約28日間+9日間)※水中でのパフォーマンスと安全をサポートGPS ダイビングコンピューター&スマートウォッチ『Descent G1 Dual Power』Descent G1 Dual Power4色/¥99,000(税込)【稼働時間】スマートウォッチモードで約4ヶ月(約21日間+4か月)※※50,000ルクスの条件で1日3時間の屋外での終日着用を想定【Garmin】についてGarmin(ガーミン)はアメリカ合衆国で創業されたGPS機器メーカーです。ゲイリー・バレル(Gary Burrell)と高民環(Min H. Kao)によって1989年に設立されました。Garminという社名は創業者2人の名前の一部、GaryとMinに由来します。Garminは創業当時から変わらず、ライフスタイルを豊かにするナビゲーションおよび通信デバイスを作ることを目標としてきました。無線技術をはじめ、自動車、航空機、船舶、フィットネス、アウトドアなど多岐な分野にわたって革新的な製品を展開しており、これまでに数億台のGPS受信機を製造・販売しています。創業以来一貫して黒字経営を行っており、米国株式インデックスS&P500の銘柄にも採用されています。 ※本リリースに掲載されているブランド名、会社名などの固有名詞は各社の商号、商標または登録商標です。※本リリースに掲載されている価格、発売時期、仕様は予告なく変更となる場合がございます。<本製品に関する読者からのお問い合わせ先>ガーミンジャパン株式会社 〒354-0036 埼玉県富士見市ふじみ野東 1-7-6TEL : 0570-049530FAX : 049-267-9124E-mail: jp_Info@garmin.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日2022年11月27日に中東のカタールで行われた、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』における、日本代表対コスタリカ代表戦。同月23日、日本代表は、優勝候補として名高いドイツ代表に勝利を収めました。勢いそのままに、コスタリカ戦でも勝利を期待する声がありましたが、残念ながら0対1で敗北。試合後、SNSなどでは、「『戦犯』は誰なのか」といった投稿が目立ちました。『戦犯』とは、チームにおいて、敗北の原因を作った人物を指す意味として使われているネットスラング。「今回の敗北につながったプレーをした選手は誰なのか」という投稿が上がっているのです。G.G.佐藤が日本代表への批判にひと言『戦犯』の言葉がSNSで目立つのを受けて、元プロ野球選手のG.G.佐藤さんはTwitterで多くの人々に呼びかけました。「日本代表の誇りを胸に戦っている選手に、『戦犯』という言葉を使わないであげて」と。G.G.佐藤さんは、2008年に行われた『北京オリンピック』で日本代表メンバーとして出場していただけに、サッカー日本代表の選手たちの気持ちがよく分かるのでしょう。G.G.佐藤さんは「言葉の力は、勇気や希望を与える応援に使おう」とも続けました。日本代表の誇りを胸に戦っている選手に戦犯という言葉を使わないであげて言葉の力は、勇気や希望を与える応援に使おう短期決戦は気持ちの切り替えが本当に難しいなんとか気持ちを切り替えて、次のスペイン戦諦めず戦ってほしい— GG佐藤 (@ggsato_travers) November 27, 2022 同年12月2日には、スペイン代表との試合がある日本代表。「短期決戦は気持ちの切り替えが本当に難しい」としながらも、G.G.佐藤さんは「なんとか切り替えて、次のスペイン戦を諦めず戦ってほしい」と日本代表の選手たちにエールを送りました。Twitterを通じて、G.G.佐藤さんが呼び掛けた言葉に、多くの賛同の声が寄せられています。・本当にこの言葉の通りだと思う。『戦犯』を探すよりも、これからの試合に向けて選手たちにエールを送るのが正しいよ。・選手たちは誰だって、負けたくて負けたわけではないのに。応援する気持ちが大切でしょ。・G.G.佐藤さんもかつて日本代表として出場しただけあって、言葉の重みが違う。国内外から多くの注目を集める『FIFAワールドカップカタール2022』。勝利すれば歓喜の声、敗北すれば落胆の声が上がるなど、人々の感情が露わになりやすいイベントともいえます。例え敗北しても、選手たちを中傷したり、『戦犯』探しをしたりしないことが、選手たちの『次』につながるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年11月28日2022年11月20から同年12月18日にかけて、中東のカタールで開催されている、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』。同年11月23日に行われた第1戦では、日本代表が優勝候補の1つであるドイツ代表を制し、番狂わせの展開に世界中から驚く声が上がりました。初戦から優勝候補を制したこともあり、日本国内の盛り上がりは増すばかり。第2戦でのコスタリカ戦も、勝利が期待されていたのですが…。本田圭佑、第2戦敗北の日本代表にズバリひと言同月27日に行われた第2戦で、国際連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、同ランキング31位のコスタリカと対戦。動画配信サイト『ABEMA』で実況を担当する、サッカー日本元代表の本田圭佑さんも、前半では「コスタリカ、あんまり強くないぞ」と発言していました。しかし、試合で日本代表は1点も入れることができず、0対1でコスタリカに敗北。日本代表が敗北すると、本田さんは「なんかもう選手として、監督として、ファンとして受け入れがたいっす」と落ち込む発言をするも、すぐさま気を取り直してこのようにコメントをしました。下馬評では予選敗退やったんで、この状況は勝手に僕らが期待して、勝手にガッカリしてるだけなんで。まあ「もう分かってたよ」と。「もともとこうだったよね」ってラインにもう1回落ち着かせて、まず今夜スペイン、マジ…スペインを応援します。それはもう、ドイツには申し訳ないですけど。ABEMAーより引用開幕前、下馬評では予選敗退を予想する声が上がっていた、日本代表。それが、第1戦の番狂わせによって、日本人を含む多くの人が「この後の戦いも勝てるのではないか」と期待してしまったのでしょう。本田さんはそういった経緯をくみ取った上で、「自分たちが勝手に期待して、勝手にガッカリしているだけ」というと、素早く頭を今後の戦いに切り替えました。ポジティブかつ頭の切り替えが早い本田さんの発言は、またたく間にネットで話題になり、共感する声が続出いています。・すごく適切かつ冷静な意見だ。まさにド正論。・ものすごくストレートな意見だけど、本当にそうだよなあ。・サッカーだけでなく、いろんなことにいえる。何事も勝手に期待して、勝手にガッカリするのはよくないね。第3戦では、スペインと対戦する日本代表。本田さんが言及していたスペイン対ドイツは、同点で試合が終了しました。スペイン戦の結果や、他国の試合結果によって、日本が決勝トーナメントに進出する可能性はあります。今後の試合も、日本代表が持てる力をすべて発揮し、気持ちのいい戦いができるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年11月28日11月20日に開幕したFIFAワールドカップカタール大会。11月23日夜に初戦を迎えた日本は、ドイツを相手に熱き戦いを繰り広げ、見事ドイツに逆転勝利!ドーハの悲劇から29年、令和のサムライブルーが“ドーハの歓喜”、“ドーハの奇跡”へと歴史を塗り替えました。この大金星に、日本中に歓喜の声が響き渡り、Twitterでもトレンドランキングに「日本逆転」「勝ったーーー!」などの関連ワードが席巻。日本はもちろん、海外メディアからも優勝候補のドイツを破った日本の選手に注目が集まっています。堂安律選手の同点弾、そして逆転弾でゴールを揺らした浅野拓磨選手はもちろん、日本チームの何倍も放たれたシュートを前に好セーブを見せた権田修一選手も“守護神”として大注目を浴びています。守護神・GK権田の妻・権田裕美さんも歓喜の投稿守護神・権田選手の妻・権田裕美さんも現地で応援!11月22日には「主人のいるカタールの地に向けて出発します!」と、9歳になる息子さんとの親子ショットを投稿。 この投稿をInstagramで見る ごんだゆみ(@yumigonda)がシェアした投稿 25日には興奮冷めやらぬ様子で「ずっとずっと願い続けて来たけど、まさか本当にこの日が来るなんて思っていなかった…。」と投稿。 この投稿をInstagramで見る ごんだゆみ(@yumigonda)がシェアした投稿 続けて息子さんとの2ショットを添え、「独特な雰囲気と熱気の中、W杯の大舞台に立つ主人の姿を見て、ただただ尊敬の気持ちでいっぱいになりました」と感動と感謝の気持ちを投稿していました。裕美さんはInstagramのプロフィール欄に『「食とヨガ」で心と体の重心を上げる人』と綴っているように、アスリートの妻として、ヘルシー&ビューティーフードアドバイザー、ヨガインストラクターの資格を取得。食事と可愛らしい笑顔で権田選手をサポートしてきました。ドイツに勝利し、勝ち点3を得た日本。次なる対戦相手はコスタリカ。試合は11月27日(日) 19:00キックオフ予定。mamagirlも全力で応援します!あわせて読みたい🌈サカ妻&ヨガインストラクターママ・権田裕美さん【mamagirlアンバサダー#2】
2022年11月27日サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』で、日本代表は強豪のドイツ代表と対戦し、2-1で見事に勝利。試合当日の2022年11月23日から、ネット上は喜びの声であふれています。NHKの料理番組で人気を博す、料理愛好家である平野レミさんも、喜びの声を上げた1人でした。テレビ番組で平野レミが作った料理に驚き同日の試合前、料理番組『平野レミの早わざレシピ』(NHK)で、日本代表を応援するレシピを紹介していた平野さん。日本勝利を知った後にTwitterを更新し、その料理の写真を投稿しました。インパクトが抜群で、ネットが湧いたビジュアルをご覧ください!やったね!ちくわカツで大勝利。2本食べて日本がカツた〜 pic.twitter.com/tOPhEWpGUf — 平野レミ (@Remi_Hirano) November 24, 2022 揚げ物5本が、サッカーボール型のおにぎりの周囲に立っています!こちらの揚げ物は、日本を象徴した焼きちくわで、ドイツのイメージであるソーセージを包み、パン粉をつけて揚げた『ちくわカツ』。『2本のカツ』と『日本勝つ』の語呂合わせで、平野さんは勝利を祈っていたようです。独創的な料理を考案することで定評のある平野さんの、新たなレシピは人々の目を奪いました。・安定の作風で、安心しました!・日本の勝利は『ちくわカツ』のおかげか。・誰もまねできないダイナミックな発想。・すごく元気が出た。先生に一生ついていきます。同月27日にはカタール、同年12月1日にはスペインとの試合が予定されている日本代表。今後、平野さんがどのようなレシピを紹介してくれるのか、期待が高まります![文・構成/grape編集部]
2022年11月25日課題を突き付けられる3連敗であるとともに、確かな手応えも得た3連敗と言える。残念ながらラグビー日本代表はニュージーランド代表、イングランド代表、フランス代表というティア1から金星獲得はならなかった。それでも世界トップの圧力や本場のアウェイの雰囲気、さらに『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』のスタジアムでの試合を経験できたのは大きい。オールブラックスからあわや歴史的勝利かと思わせる好ゲームも繰り広げた。キャップ認定試合ではないオーストラリアAとの国内3連戦を含め、日本代表はこの秋確固たる財産を積み上げた。11月20日・スタジアム・ド・トゥールーズでの『リポビタンD TOUR2022』フランス戦で日本代表は食らい付いた。前半3-21と点差を付けられ、イングランド戦の大敗(13-52)もよぎったが、後半早々CTB中野将伍のビッグゲインからサポートに回ったSH齋藤直人がトライ。60分にはフランス代表WTBダミアン・ペノーのこの日2本目のトライを決められるも、3分後にラインアウトのサインプレーからWTBシオサイア・フィフィタが見事に抜け出した。73分には試合を決める4本目のトライを決められるも、終わってみれば17-35。善戦と言えないまでも、来年に迫った『RWC2023』へ向けてポジティブな要素も得られたゲームとなった。試合後、指揮官はこのようにコメントした。ジェイミー・ジョセフHC「自分たちのパフォーマンスもそうだが、しっかりとした強い意志が見えたと思う。特にフィジカルの部分では先週からの反省点をしっかり出せたし、そこでプレッシャーをかけることができたと思っている。フランスもすごく強かったが、来年『RWC』でまたここに来ることになるし、このトゥールーズで試合ができたことも自分たちにとってはプラスになった。今年はたくさん試合ができたので、『RWC』に向けていい方向に向かっていると思う」ジェイミー・ジョセフ日本代表HC(C)JRFUキャプテンもHCの意見に同意する。HO坂手淳史主将「ポジティブな部分もあった。自分たちのやってきたプレーを出せた部分もあったし、ペナルティやミスもあったが、世界のベストチームに試せたことは僕たちにとっていいチャンス。僕たちのやりたい部分を出して、チャレンジできた。強みをもっと伸ばしていかないといけないが、これから『RWC』までに伸ばしていって、『RWC』ではいいゲームをしたい。このグラウンドでできたことも大きかった」PR稲垣啓太「結果が伴わなかったのは非常に悔しい。準備してきたものが出せた部分と出せなかった部分がはっきりした試合だったと思う。日本のラグビーはスキル、ディテールの上で成り立っている。スクラムやブレークダウン、パス、スペースを作ることすべてディテールの上に成り立っている。そのディテールが発揮できた時はゲインを取れたし、トライも取れたが、それが失われた時は相手の時間帯になっていた。いかに自分たちの時間を長く使えるか、そこにフォーカスしていきたい。『RWC』前にこのスタジアムで試合ができたことは本当に素晴らしいし、この雰囲気を忘れずに、そしてこの敗戦の悔しさを忘れずに『RWC』にもっていきたい。結果を100%残すことにフォーカスし、『リーグワン』が始まるので、そこでしっかりパフォーマンスを上げていくことに尽きる」齋藤「チャンスは数多く作れていたので、こういった結果に終わって悔しい。(トライシーンは)後半開始早々から自分の周りにスペースができはじめて、将伍が声をかけて走り込んでくれたので将伍に助けられたトライ。信頼しているし、将伍が目に入ったらパスを考えている。テストマッチは勝たなけれれば意味がないし、惜しいで終わってはいけない。『リーグワン』が終わってもう一度日本代表に戻って、また勝てるチームをリードできる存在になっていきたい」齋藤直人(C)JRFUフィフィタ「アウェイの試合で天候もよくない中、前半は自分たちのラグビーをあまり出せなかった。後半はいいところもあったと思う。いつもよりはパワーを出せなかったが、またフランスと試合できるように日本に帰ってしっかり強くなっていけたらと思う。『RWC』のメンバーに入れるように、『リーグワン』でしっかり活躍してがんばっていきたい」中野「こういう大きなテストマッチでは細かいミスから失点につながるので、精度をもっと上げていかないといけない。(齋藤のトライシーンは)前半が終わってあの位置が空いているとコミュニケーションを取っていたので、それがトライにつながった。サポートの声も聞こえていたし、トライしてくれるだろうと思ってパスをした。もっともっと成長してこのレベルで戦えるように努力していきたい」中野将伍(C)JRFU11月24日には活動総括オンラインメディアブリーフィングが実施された。藤井雄一郎ナショナルチームディレクターは前夜ドイツ代表を破るジャイアントキリングをやってのけたサッカー日本代表に刺激を受けていた。「おそらく今日はサッカー一色でラグビーどころではないと思うが、最後まで食らい付き最後ああいう形でとどめを刺す形は我々も目指す形。オールブラックスからの3連戦、ギリギリまで食らい付き、最後とどめを刺したかった。若い選手も含めハードな練習し、成長した選手は多かった。結果は出なかったが、最後ひっくり返せるよう最後の詰めの部分を考えさせられたテストマッチになった。フランス戦もあと少しというところまでいった。勝っていないので納得はできないが、それなりの成果は出せたのかなと思っている」課題はいかに点を取り切れるかにあると藤井TDは言う。「あの点数で食らい付いてく、接点でも圧力受けるのは最初からわかっていた。イングランド戦は若いレフリーでいくつか疑問があった。フランス戦はやってきたことを出せたが、相手は世界で1・2を争うチーム。ゴール前までいって取り切るのが、今後の課題」スコアするためにラインアウトでのサインプレーも有効である。「ポールのキープ力だったりキープ時間だったり。イングランド戦もフランス戦も相手がホームだったので、ラインアウトのサインプレーがかなり知られていた。どうやったのか相手に見られていた。『RWC』ではホームではないので、ラインアウトからサインプレーで取れると思っている」藤井雄一郎ナショナルチームディレクター藤井TDは若手の活躍に目を細めた。「李(承信)、ワーナー(・ディアンズ)、下川(甲嗣)がプレータイムが出た中で、しっかりしたパフォーマンスを出してくれた。ワーナーに関してはMVP級の活躍。豪州Aを含めて6試合、『スーパーラグビー』のシーズンを戦ったぐらいの経験を詰めたのではないかと思っている」『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』ではケガ人の回復具合に注目している。「ケガ人が何人かいるのでどれぐらい回復しているか、どれぐらいのパフォーマンスをできるかを見ていきたい。2019年を経験している選手は試合に出ていれば、代表に呼ばれると思う。松田力也だったり、経験のあるジェームス・ムーア、FBだったら(セミシ・)マシレワとか、どうなっているかは見ていきたい」来年の『RWC』では長期合宿は組めないが、青写真はできている。「来年はおそらくティア1との試合を組むのは難しい。『パシフィックネーションズ』や報道に出ていた試合(マオリ・オールブラックス戦やイタリア戦)が決まれば、今年ほどではないが、次の段階としては十分だと思う。(『NTTリーグワン2022-23』の)バイウィークに1日だけ集まったり、プレーオフに出ないチームは少し休んで、早めにキャンプに入ってくることになると思う。試合は6月終わりから7月になるだろう」日本代表戦士たちはこの秋の課題に向き合いつつ、それぞれのジャージに着替え、12月17日(土) に開幕する『NTTリーグワン2022-23』で研鑽を積む。取材・文=碧山緒里摩(ぴあ)リーグワンチケット情報:
2022年11月25日2022年11月20~12月18日まで開催されている、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』。同月23日には、日本代表がグループリーグ第1戦でドイツ代表と対戦し、2-1で見事勝利を収めました!大方の予想に反して強豪のドイツを破ったことで、世界中から注目されている日本代表ですが、『試合後のある行動』にも、驚きの声が上がっています。同日、国際サッカー連盟『FIFA』は試合終了後の日本代表のロッカールームの写真を、Twitterに投稿。選手たちが去った後に残されていたものは…。ドイツに歴史的な勝利を収めた後、日本のサポーターはスタジアムのゴミを片付け。日本代表は、このようにピカピカな状態でカリファ国際スタジアムの更衣室を後にしました。どうも、ありがとう。@FIFAcomーより引用(和訳)After an historic victory against Germany at the #FIFAWorldCup on Match Day 4, Japan fans cleaned up their rubbish in the stadium, whilst the @jfa_samuraiblue left their changing room at Khalifa International Stadium like this. Spotless. Domo Arigato. pic.twitter.com/NuAQ2xrwSI — FIFA.com (@FIFAcom) November 23, 2022 きれいに片付けをして去っていった日本代表の選手たち。さらに、こんな粋な『置き土産』も添えられていました。This is what they left behind too. pic.twitter.com/mSrHzIsEbm — FIFA.com (@FIFAcom) November 23, 2022 折り鶴とともに残されたのは、現地の言葉と日本語で書かれた「ありがとう」のメッセージ。自分たちが使った場所を、できる限り美しい状態に戻すことは、相手への尊敬や感謝を示すことにもなるでしょう。また、スタジアムでは、日本人サポーターが座席周辺のゴミ拾いをする姿が、現地のメディアに注目されていました。日本人サポーターのみならず、選手団の心温まる行動に、海外からもたくさんの称賛のコメントが上がっています。・折り鶴を見て、驚きました。言葉にならないほど、素晴らしい!・日本のこういうところが本当に好き。尊敬します。・鶴と現地の言葉で書かれた感謝のメッセージなんて、粋。素敵なチームですね!細やかな心遣いを実践するサポーターと選手団に、日本人として誇らしい気持ちになりますね![文・構成/grape編集部]
2022年11月24日ダンヒル(dunhill)銀座本店に併設する「ダンヒル バー(dunhill BAR)」は、サッカー日本代表を応援する限定カクテルを、2022年11月18日(金)から12月2日(金)まで提供する。4年に一度の世界大会を祝した特別な空間&限定メニューダンヒル バーから、カタールで行われる4年に一度のサッカー世界大会に挑む日本代表を応援する限定カクテルメニューが登場。期間内は、日本代表のチームカラーであるブルーを基調をした特別仕様の店内で、大会1次リーグの対戦相手各国をイメージした限定カクテルメニューが提供される。対戦相手各国にちなんだ特別なカクテル日本をテーマにしたカクテル「ジャパン」は、日本酒をベースに甘酸っぱいレモン&シロップで仕上げた爽やかな味わいのカクテル。見た目にも日本らしさを表現する梅干しは、カクテルに程よい塩味を与える。カタールの国旗の色合いにインスピレーションを受けたカクテル「カタール」は、コンデンスミルクで白を、シナモンやジンジャー、クローブなどのスパイスで赤茶色を表現。味わいは紅茶ベースで、カタールをはじめアラブ諸国で広く親しまれている「カラクティー」をイメージしている。一部カクテルはノンアルコールでの提供も可能ほかにも、2種類のスコッチウイスキーを使用した「イングランド」や、ジン&ベルベットを合わせた甘い香りと芳醇な味わいの「ドイツ」、赤い見た目が目を引く、フルーティな甘さの「スペイン」など、対戦各国に着想を得た、大会の応援ムードを盛り上げる豊富なカクテルメニューが揃う。また、一部のカクテルはノンアルコールで用意することも可能だ。【詳細】ダンヒル バー 限定カクテル販売期間:2022年11月18日(金)~12月2日(金)メニュー:・ジャパン※ノンアルコール対応可・カタール※ノンアルコール対応可・イングランド・ドイツ・スペイン・コスタリカ価格:各1,600円■店舗情報ダンヒル バー住所:東京都中央区銀座2-6-7 2-3FTEL:03-6263-2158営業時間:11:00~23:30、日祝のみ11:00~20:00
2022年11月21日いつどこで誰が相手でも一貫性のあるパフォーマンスを保てるか。日本代表が『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』に向けて取り組んでいるが、この永遠のテーマである。秋の代表シーズンではさまざまな経験を積んでいる。会心のゲームに不満の残る試合、局面局面で成功も失敗も味わい財産として蓄積しているのだ。オーストラリアAとの国内3連戦では一戦ごとに確かな成長を見せた。10月1日の第1戦は残り20分間のタフな時間帯に逆転を許し、そのまま突き離されて22-34。8日・第2戦では試合終了間際にトライを許し、サヨナラCGを食らい悔しい21-22に終わった。14日の第3戦は一転、ド派手な打ち合いとなった。これまで2試合で合計4トライだった日本代表だが、トライラッシュを披露。NO8テビタ・タタフのパワフルな突破を生かした2トライにWTB松島幸太朗の3試合連続トライなど取りも取ったり7トライ。48分から怒涛の4トライを許すも52-48で逃げ切った。ジェイミー・ジョセフHCは豪州A3連戦をこのように振り返った。「今日はいいラグビーができた。選手のがんばりを誇りに思う。ここまでタフな2週間を過ごした。いい試合運びをしながら最後にミスをおかし、なかなか勝てなかった。ただ、選手は学んだことを修正しようと過ごしてきた。最初のゲームは勝てる試合を集中力を切らして負けてしまった。先週もメンタルの維持ができず最終的に負けた。今日も同じような状態から豪州Aに押されるようになった。ただ、随所で坂手(淳史)がペナルティキックからラインアウトを狙い、トライにつなげられた。選手のアタックするエナジーがよかった。もちろん改善すべきところはまだまだあるが」主将のHO坂手も「満足していないし、改善点もまだまだたくさんあるが、この結果については素直に喜びたい。この2週間、1試合目から2試合目、2試合目から3試合目とたくさん成長できた」と勝利の味を噛み締めつつ、「成長したところは自分たちの強みを出せるようになってきた部分。特にアタックでもディフェンスでも一緒につながり続けていい形を出せた。ただゲームの流れや相手の勢いを止める点ではもっと学ばなければならない。ペナルティや個人のミスから自分たちの首を絞めたり、相手を勢いに乗せてしまうところは改善していきたい」と手応えと課題を口にした。10月29日のニュージーランド戦では金星を逃した。32分までに3トライを奪われ、ワンサイドゲームの悪夢がよぎるが、37分にSO山沢拓也が相手のミスを逃さず巧みな足技からトライを奪うと、3分後にはCTBディラン・ライリーをサポートしたSH流大がインゴールにボールを運んだ。2本のCGを山沢が決めて前半を17-21で折り返した。そして後半勝負どころの66分、LOプロディー・レタリックが退場。スコアは24-35、満員の国立競技場の後押し、研ぎ澄まされた日本代表の戦いぶりから歴史的初勝利獲得が期待されたが、終盤にFL姫野和樹のトライを奪いながら、最後にPGを決められて31-38。オールブラッス相手に惜しい敗戦となった。出色の働きを見せた両FLリーチ マイケルと姫野は試合後、こう語った。リーチ「惜しい。自分たちの細かいミス、小さなミスでもこのレベルだと点数につながってしまう。チームの方向性はかなりいいところまでいっている。ブレイクダウンは全然差を感じなかった。当たり負けもしなかったし、スクラムも。セットプレーはかなり自信をもってやれた。敗因はやっぱり大事なところのミスがすべて」姫野「勝てない悔しさはある。日本代表は惜しい試合をしてよかったと見られがちだが、僕らはそこで満足するチームではもうない。この敗戦を真摯に受け止めて、残り2試合、ビッグマッチがある。しっかり勝ちにこだわっていい準備をしたい。(敗因は)ペナルティが多かった。3つ連続でペナルティしてしまい、相手に時間を使われた。数的優位をうまく生かせなかったのは残念」ホームで順調な歩みを見せた日本代表は敵地で冷や水を浴びせられた。11月12日・トゥイッケナムスタジアムでイングランドに13-52の大敗。日本代表前HCエディー・ジョーンズHC率いるイングランドが出足の鋭いディフェンスで主導権を握り、スクラムで押し、個の能力とフィジカルを前面に出したアタックに屈したのだった。試合後、ジョセフHCは「我々はスタートが遅く、スクラムなどでもミスがあった。イングランドのフィジカルに対して弱さが出てしまい、プレッシャーに勝てなかった。イングランドの強さには脱帽する。彼らのボール選択も素晴らしかった。言い訳は出来ない。まだまだ改善すべき点はいっぱいある。しかし、相手の流れを止めるこができた場面があったのはよかったし、トゥイッケナムで若い選手たちが経験を積めたことは重要なこと。先々週は我々もビッグマッチがあり、また来週大きな試合があるので、どうなるか見ていきたい」と次を睨んだ。試合をコントロールしようと苦心したふたりのSHは次のようにコメントした。流「まだまだ差があると感じた。アウェイでも自分たちがやれることをやろうと臨んだ試合だが、結果がすべてなのでしっかり受け止めたい。セットピースもそうだが、細かいミスやペナルティも多かったので、チームとしてレビューして、いい準備をしてフランスに勝って帰りたい」齋藤直人「イングランドはキックゲームに持ち込んでくると思っていたので、自分たちには受けたボールをアタックにつなげる、そこからチャンスにつなげるというプランがあった。ビハインドの状況で入ったので、チームにエナジーを与えることと相手の足が少し止まっている時間帯でもあったので、自分が仕掛けたりして、味方のスペースを作り出すことを意識した」ここまでできたこととできなかったことを積み上げ、秋のシーズンの集大成としてフランス戦に臨む。日本は夏のシーズンでもフランスと2連戦を行った。若手主体のフランスに23-42、15-20と連敗を喫した。しかし次はフルメンバー、しかも敵地、日本が『RWC2023』初戦・チリ戦に臨む舞台で対峙するのだ。フランス代表は今春『シックス・ネーションズ』で13年ぶりにグランドスラム(全勝優勝)、テストマッチ12連勝をマークし、世界ランキング2位に付ける。母国での『RWC』初優勝へ向けて着実に強化を進めているのだ。だが、決して盤石ではない。11月12日には南アフリカに13年ぶりとなる勝利を飾ったが、内容は満足いくものではなかった。11分に南アFLピータステフ・デュトイがレッドカードで一発退場。数的有利を生かし、20分までに13-0とリードを築くも、その後反撃に遭う。後半開始早々には主将のSHアントワンヌ・デュポンが危険なプレーで一発レッド、50分にはトライを奪われ、SHファフ・デクラークにタイトな角度のCGを決められてついに逆転を許した。その後PGを決め合い、試合終盤にフランスがラインアウトからFWが近場を攻めてインゴールにボールをねじ込んで逆転。30-26の薄氷を踏む勝利を手繰り寄せた。だがPRシリル・バイユやLOチボー・フラマン、CTBジョナタン・ダンティーら負傷者が続出し、日本戦ではレッドカードのデュポンを欠く。ファビアン・ガルティエHCはメンバー編成の再考を強いられた。果たして、日本代表は『RWC2023』初戦の地で、現在ウェブ・エリス・カップに最も近いと目されるフランスを相手に一貫性のあるパフォーマンスを見せられるか。『リポビタンD TOUR2022』フランス代表×日本代表は11月20日(日)・スタジアム・ド・トゥールーズ(フランス・トゥールーズ)にてキックオフ。試合の模様は日本テレビ系、WOWOWにて生中継。取材・文=碧山緒里摩(ぴあ)
2022年11月18日『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』の前哨戦ではない。指揮官はあくまで今週末の勝利にフォーカスを当てる。日本代表は前任者のエディー・ジョーンズHCが率いるイングランド代表と明日11月12日(土) に対戦する。両雄は来年9月17日(日) には『RWC2023』プールDで激突。しかも、本大会初戦の9月9日(土) にイングランド×アルゼンチンが組まれているのと同様に、11月6日・トゥイッケナムスタジアムでイングランド×アルゼンチンが対峙した。まさに絶好の『RWC2023』の試金石である。しかし、ジェイミー・ジョセフHCは10カ月後ではなく、目の前のゲームが重要だと力説する。「『RWC』で戦う相手というよりもティア1のチームと戦うことに意義がある。オールブラックス戦でしっかりしたパフォーマンスを見せ、ケガ人もなく、この試合に向かっていけることにワクワクしている。今『RWC』のことは考えてない。今週の試合を考えている。今週の試合はビッグゲーム。自分たちとしてはしっかりチームを作り上げる段階。各チームとも本大会を見据えていろんなことを試したり、違うことをしたりすることもあるが、自分たちにとってはこういうプレッシャーのかかる試合で一貫性のあるパフォーマンスを見せることができるのか。楽しみにしている」ジョセフHCは次のメンバーを選出した。【ラグビー日本代表の試合登録メンバー】01. 稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4302. 坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3103. 具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)1904. ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)505. ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1006. リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)7607. 姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)2308. テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)1309. 流大(東京サントリーサンゴリアス)2810. 山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)511. ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)412. 中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)3113. ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)814. 松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)4515. 山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)2516. 堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)517. グレイグ・ミラ―(埼玉パナソニックワイルドナイツ)718. 木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)519. ヴィンピー・ファンデルヴァルト(浦安D-Rocks)2020. ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1321. 齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)922. 李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)423. シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)10※所属チームの後の数字はキャップ数。ジョセフHCは31-38で惜敗したニュージーランド戦を悔やんだ。「オールブラックス戦は大切な時間帯で自分たちのミスをおかし、勝てるゲームを落としてしまった。チームとしてこのインテンシティの高さの中戦うことに慣れていかないといけないし、ティア1相手では1回のミス、1個のペナルティが勝つか負けるかに直結することを継続して話している。これはチームとして常に話していること。土曜日の試合も変わらない。イングランドはプレッシャーを掛けてくるが、我々は重要な時間帯でしっかり遂行力を発揮することが大事だと思っている」NZ戦の先発からひとりを変更、11番をフィフィタからファンデンヒーファーに代えた。「サイアはオールブラックス戦でミスが多かった。彼はポテンシャルが高く先発で起用してきたが、彼のパフォーマンスに責任を持ってもらうということで、今回はゲラードを先発に起用した。サイアは素晴らしい選手だし、チームとして機能していくことは重要だが、今週に関してはゲラードに何ができるか、どんなパフォーマンスをするか見たいと思い、チャンスを与えたいと思った。それに今週の試合はキックを多く使うことになるだろう。ゲラードはキックのしっかりしたスキルも持っている。彼に期待している」LOファンデルヴァルト、FLラブスカフニとベンチに頼もしいハードワーカーも帰って来た。「経験が重要になると思っている。試合の勝てる場所にいる時間帯では経験が求められる。イングランドにも2回『RWC』に出ている経験豊富な選手が6人ほどいると思うが、自分たちにとっても経験は大事。若い選手はエキサイティングな気持ちで試合に出るが、経験がある選手がバランスを取ることが重要だと思っている」HCは4年前のトゥイッケナムでのイングランド戦を知るベテランたちのグラウンド外での働きに目を細める。「すごく助かっている。リーチ、姫野らが経験を若い選手に伝えてくれている。8万人の前でしっかりパフォーマンスを発揮するためにはメンタルのコントロールも必要。エキサイティングな気持ちを持ちながら、緊張をほぐしたい。前回経験した坂手、ラピース、ヴィンピー、松島がしっかりその経験を伝えているのはいいこと」先週、29-30とアルゼンチンに13年ぶりの白星を献上したイングランドだが、ジョセフHCは警戒を緩めない。「イングランドにとって夏のテスとマッチからの1試合目、どのチームにとっても最初のゲームからベストのパフォーマンスを見せるのは困難なこと。イングランドもチームとして学び、今週は違ったプレーをしてくると思う。彼らのホームグラウンドで、彼らの強みのフィジカリティを押し出してくるだろう。我々は自分たちのラグビーのブランドをしっかり出すこと、しっかりプレッシャーを掛けていければ、自分たちにもチャンスは十分あると思っている」HCはセットピースとキックが鍵だと言う。「どのチームもそうだが、スクラム、ラインアウトとモールでプレッシャーを掛けてくる。オーストラリアA戦からも成長してきたし、イングランド対アルゼンチンもセットピースでお互いに持ち味を出していた。セットピースとキッキングゲームで対応していかないといけないと思っている」トゥイッケナムスタジアムでのゲームは特別だと口にする。「チームとしてトゥイッケナムでできることにワクワクしている。ここはとてもユニークな環境。独特な空気がある。私もここでプレーしたことがあり、日本代表もプレーしている。このスタジアムで向かっていかないといけない。土曜にはふたつの相手がいる。ひとつはイングランド代表、もうひとつはイングランドのファン。しっかり準備しないと空気に飲まれる。23人のメンバーが8万人の前でプレーする準備ができている。モチベーションも高く、試合に向かうことができるだろう」指揮官は改めて『RWC』に向けて、チーム作りの途中であると強調した。「チームとしてまだまだ成長しているところ。前回の『RWC』からメンバーは変わってきている。しっかりラグビーができていない期間があったが、車で言うとしっかり車をドライブ、前へ進めないといけない。パンデミックでラグビーの経験が足りないかもしれないが、豪州A、NZとの試合で自分たちのコンビネーション、自分たちのペースも出来上がってきている。今後も継続していくことが大切だと思っている」『リポビタンD TOUR2022』イングランド代表×日本代表は11月12日(土)・トゥイッケナムスタジアム(イングランド・ロンドン)、翌週20日(日) にはスタジアム・ド・トゥールーズ(フランス・トゥールーズ)にてフランス代表×日本代表がキックオフ。イングランド戦の模様はNHK総合、WOWOW、フランス戦の模様は日本テレビ系、WOWOWにて生中継。取材・文=碧山緒里摩(ぴあ)
2022年11月11日自信を持ってベストメンバーを選出した。11月1日、『FIFA ワールドカップ カタール 2022』に挑むSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)メンバー26名が発表された。発表記者会見に出席した森保一監督は次のように意気込みを語った。「“このカタールでの『W杯』で日本代表として日本のために戦いたい”と多くの選手が気持ちを見せてくれた。すべての選手を招集できないが、日本のために戦うと思ってくれたすべての選手に敬意と感謝を申し上げたい。これから発表する26名にはカタールの『W杯』でプレーしたくてもプレーできない選手の思いや、我々を支援・応援してくれた方がいて前へ進めることを胸に刻み、カタールで日本人として、日本代表としての誇りと責任を持って戦ってほしい。国内外で力を発揮してくれる選手が多く、難しい選考となったが、これまでの活動を振り返りながら、スタッフで議論し、今のベストとして自信を持ってみなさんにお伝えしたいと思う。カタールの『W杯』では日本人の誇りを持って、チーム一丸となって最後まで粘り強く戦い抜く姿をサポーター・国民にお見せしたい。そして我々はベスト8以上の結果を目標にしている。簡単な目標ではない。サポーター・国民のみなさんの力が必要。応援とともに共闘をお願いします。日本人一丸となって戦って、新しい景色を見たいと思います。どうぞよろしくお願いします」【FIFA ワールドカップ カタール 2022 SAMURAI BLUEメンバー】【GK】川島永嗣(RCストラスブール/フランス)権田修一(清水エスパルス)シュミット・ダニエル(シントトロイデンVV/ベルギー)【DF/MF/FW】長友佑都(FC東京)吉田麻也(シャルケ04/ドイツ)酒井宏樹(浦和レッズ)谷口彰悟(川崎フロンターレ)柴崎岳(CDレガネス/スペイン)遠藤航(VfBシュツットガルト/ドイツ)伊東純也(スタッド・ランス/フランス)山根視来(川崎フロンターレ)浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)南野拓実(ASモナコ/フランス)守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC/イングランド)相馬勇紀(名古屋グランパス)三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)前田大然(セルティック/スコットランド)堂安律(SCフライブルク/ドイツ)上田綺世(セルクル・ブルージュKSV/ベルギー)田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)冨安健洋(アーセナル/イングランド)伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)発表を終えた率直な心境を聞かれると、森保監督はこのように答えた。「発表した今も難しい選択だなと思っている。先ほども話したが、今のベスト。今回の『W杯』に臨むベストの選手を選択としたと自信を持っているが、このメンバーに入ってもおかしくない力がある選手はまだまだいる。その選手たちのことを思うと複雑な心境だが、すべての選手の思いを持って『W杯』で戦いたい」選手選考のポイントはこうである。「重要視したポイントはこれまでの活動、今の選手が置かれている状況、『W杯』の戦いを見通した時に総合的に考えて今のベストを選考させてもらった。個のストロングポイントを持ちつつ、チームとして気持ちをつなぐことができる、連携連動して戦うことができる選手を選考させてもらった。すべてのポジションで26名に入っていてもおかしくない選手がいるので、そこで誰を選ぶかということは非常に難しさがあった」大迫勇也が外れ、経験が浅い人選となったFWについて問われると。「そこは議論が出た。選ぶ時に『W杯』経験者は我々の考えるポイントのひとつだったが、こうやって選んだ今でも経験者の力を借りて戦いたい思いもこうして選んでおきながらまだあるが、経験がない選手の『W杯』で成功したいという野心を持って戦ってくれることを期待してメンバー選考に至った。大迫であったり、古橋(亨梧)であったり、これまでの活動で今回の『W杯』につながる道を作ってくれた素晴らしい選手だと思うが、色んなシミュレーションをした上で優先順位をつけこういうメンバーになった。今回選んだ選手と同等の力を持っているので、日本のために戦う気持ちを持ち続けてくれればと思っている」今大会は23名から26名に登録選手数が変わったが、選手選考の難しさは変わらないと言う。「あらゆる想定をした上で、日本のストロングポイントを少しでも出していける特徴を持った選手を選考した。いい選手がたくさんいる。たとえば登録が30名だったとしても迷う選考になっていたと思う。23名の選考枠から26名になって、もっと選びやすくなると思ったが、まったくそんなことはなかった。選手たちの思いを感じながら、今回の選考をさせてもらった」浅野、守田、田中、板倉、久保らケガ人も『W杯』に間に合うと口にした。「日本協会のメディカルチームと所属クラブのメディカルの間で常に情報を共有しながら選んでいる。選手に関しては『W杯』に向けてチームでの見通し、『W杯』でトップパフォーマンスでプレーできるということを情報共有している。情報共有だけではなく、日本協会の欧州支局の津村(尚樹)さんが常に各チームを回ってくれて、トレーナーとドクターが同行し、選手たちの状況を直で確認してくれた。情報をもらって安心して選ばせてもらった」監督は現在の心境を四文字熟語で表した。「四文字熟語で言えば、行雲流水。この場はすごく緊張しているが、『W杯』の本大会を考えた時は非常に楽しみだし、ワクワクするが、気持ちの高揚はあまりなく、普段やっていることを『W杯』に向けて積み上げていくことを自然体で考えられている」現役時代、苦い思い出のあるドーハを歓喜の場所に変えるつもりである。「私が現役の時、ドーハの地で夢を叶えられなかった場所で、悔しい悲しい思い出のある地だが、リベンジの思いはない。素晴らしいメンバー、スタッフととともにカタールの地で戦うことを楽しみにしている。ドーハの悲劇をドーハの歓喜に変えられるよう、残された時間で最善の準備をして、カタールでは選手たちに伸び伸びプレーしてもらい、みんなで喜び合える結果を出せればと思っている」森保監督は改めてベスト8進出を誓った。「まずは日本代表を応援してもらっている日頃からの活動の応援を感謝申し上げたい。カタールでは日本の代表として、日本人の誇りを持って、日本人らしくチーム一丸となって最後まで戦い抜いてみなさんの期待に応えたいと思っている。我々はベスト8以上の目標を持っている。強豪ばかりの『W杯』で簡単ではないが、みなさんの応援の力を借りれば、必ず目標は達成できると思っている。みなさんには応援とともに一緒に戦っていただき、世界の舞台にみんなで挑み、新しい景色を見て喜びたいと思っている」田嶋幸三会長と反町康治技術委員長は、記者会見で次のようにあいさつした。田嶋会長「7度目の『W杯』、これから発表される26名としっかり戦っていきたい。グループステージではドイツ、スペインという優勝経験がある国、またブラジル大会ではベスト8に進んでいるコスタリカと同じグループ。簡単な相手ではないが、私たちの目標の新しい風景を見るために勝っていかないといないといけない相手。そして2050年までにW杯で優勝したいというJFA2005年宣言を叶えることを考えると、公式戦で強豪と戦えるのはこの上ない喜びであり、幸せなこと。簡単なことではないが、まずグループリーグを突破し、ベスト16、そしてベスト8と駒を進めるべく日本サッカー協会一丸となって進んでいきたいと思います」反町技術委員長「今回の『W杯』、SAMURAI BLUEの団長として最初から最後まで責任を持って臨みたい。今回で7度目の『W杯』、しかし残念ながらいつも脇役で終わっている。今回はカタール『W杯』で主役として、ベスト8以上の成績を残して、新しい風景を見たいと思っている。ここまでコロナもあり、思うような強化ができず、最終予選も苦しい戦いだった。そうした中で培った我々の強さをこの本大会で披露したいと強く思っています」11月15日(火) にSAMURAI BLUEへ応援を届けるイベントとして、『新しい景色を2022 SAMURAI BLUE 壮行会』を実施。壮行会はドーハにいる監督、選手たちと日本の会場をオンラインでつなぎ、その模様はJFATVとSAMURAI BLUE公式Twitterでライブ配信(無料)される。日本代表は11月9日(水)・カタール・ドーハへ旅立ち、17日(木) にUAEアルマクトゥームスタジアムでカナダ代表と親善試合を行った後、『W杯』へ突入。11月23日(水・祝) ・ハリファ国際スタジアムにてドイツ、27日(日) ・アフマド・ビン・アリ・スタジアムにてコスタリカ、12月1日(木) ・ハリファ国際スタジアムにてスペインと戦い、グループE組上位2を目指す。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年11月02日スイスの高級腕時計ブランド「ウブロ」は2015年から、サッカー日本代表にオフィシャルウォッチを提供しています。この度、新たなオフィシャルウォッチとなる最新コネクテッドウォッチ「ビッグ・バン e ブルー ヴィクトリー」を発表しました。サッカー日本代表選手が着用するオフィシャルウォッチ「ビッグ・バン e ブルー ヴィクトリー」は、その名の通り、夢の舞台で勝利を目指す日本代表チームと共に時を刻みます。文字盤、ケース、ストラップには、チームカラーであるSAMURAI BLUEからインスパイアされたブルーが用いられています。ウブロのアイコニックな機械式腕時計「ビッグ・バン」のデザインを受け継ぐ44mm径のブルーセラミック製ケースに、「ビッグ・バン e」で初となる、カーフ&ラバー製ストラップを組み合わせ、高級感とスポーティーさを両立しています。さらに、交換用ブラックラバーストラップが1本付属しており、ウブロ独自のストラップ交換システム「ワンクリック システム」によって簡単にストラップ交換が可能です。「ビッグ・バン e ブルー ヴィクトリー」は、ウブロのコネクテッドウォッチコレクション「ビッグ・バン e」の第三世代で、これまでで最も高性能で刺激的な「ビッグ・バン e」です。進化した高精細スクリーンを備え、新たにデザインされたサッカー専用アプリによって、試合のあらゆる栄光の瞬間をとらえることができます。最先端の機械式時計ムーブメントの代わりに、このモデルにはQualcomm® Snapdragon Wear™ 4100と、最新版Wear OS by Google™ (Wear OS 3)が採用されています。さらに、加速度センサー、ジャイロスコープ、マイク、スピーカー、GPS、心拍数モニターなど、充実したハードウエアスペックを備えています。これらのセンサー機能を活用するため、この時計にはアスリートのための主要なプラットフォームで、195カ国で1億人以上のアスリートが参加する世界最大のスポーツコミュニティであるStravaアプリがあらかじめプログラムされています。Stravaは、ランニング、サイクリング、水泳、そして最近追加されたサッカーを含む30種類以上のスポーツのパフォーマンスを記録、分析することができます。Bluetooth 5.0を搭載し、様々なデバイスやアクセサリーと接続可能です。また、プリロードされたアプリのスイートによって常時接続可能なため、アクティビティや健康状態などを追跡することができます。また、Google Playを利用することで、より多くの優れたアプリケーションを腕時計上で利用することができます。このスマートウォッチは、一日使用可能なバッテリーを備え、空の状態からフル充電まで約2時間となっています。5秒間操作されない場合は、バッテリーを節約するために自動的に「低消費モード」に切り替わります。優れた視認性と、人間工学に基づいた、華やかでインタラクティブな機能を備えたユニークな時計です。この時計は、AndroidとiOSに対応し、3気圧防水です。iOSの機能と互換性は、デバイスによって異なります。ウブロはFIFAワールドカップのオフィシャルタイムキーパーを4大会連続で務めており、今年も12月18日にドーハのルサイル・スタジアムで行われる決勝戦を含む、FIFAワールドカップ カタール2022™の全64試合のタイムキーパーを務めます。129人の公式レフェリーは、ウブロの新作コネクテッドウォッチ「ビッグ・バン e FIFA ワールドカップ カタール 2022™」を手首に着用し、試合時間を計測します。「ビッグ・バン e ブルー ヴィクトリー」 製品概要品番:450.EX.1100.VR.JFA22素材:ダークブルーセラミックケース、ブルーカーフ×ブラックラバーストラップ、交換用ブラックラバーストラップ1本付属価格:79万2,000円(税込) *日本限定150本※ウブロ公式オンラインブティック「ウブロ e-ブティック (hublot.com)」にて2022年10月下旬より先行販売中。2022年11月7日より全国の「ウブロブティック」、正規販売店に展開予定。ウブロ公式サイト: (@hublot_japan) : HUBLOT JapanInstagram (@hublot_japan) : (@Hublot_Japan) : (@Hublotjapan) :
2022年11月01日もうすぐワールドカップが開幕。11月1日には日本代表のメンバーが発表されます。サカイクではそれに先がけて、みなさんが子どもと一緒に考える「理想のスタメン」を募集しました。みなさんからの投票の結果を発表します。あくまで読者のみなさんがお子さんと話し合いながら「こんなスタメンが見たいね」と投票いただいたものなので、ご理解ください。★サカイク読者が選ぶ「日本代表理想のスタメン」はこちら!いかがでしたか?予想と当たった!という方もいれば、あのポジションは意外だった!という結果もあるかもしれません。みなさんから寄せられた応援コメントの一部もご紹介します。----------------------------------------------------勝ってください!ただそれだけです!個々の輝きと連携のとれたパスサッカー楽しみにしてます一つでも多く勝ってワクワクさせて下さい ガンバレニッポン!しっかりゲームマネージメントをしながら、戦って欲しい期待してます!厳しいグループだけど行けると思う。頑張れ日本代表ずっと寝ないで観ます。応援してます。----------------------------------------------------明日選出されるワールドカップ出場メンバーの皆さんには、悔いのない戦いをしてきてほしいですね。みなさんも4年に1度のワールドカップを親子で楽しんでください。
2022年10月31日試練の3連戦である。オーストラリアAとのタフな3連戦を終えたラグビー日本代表が、テストマッチ3連戦に臨む。ホームで世界ランキング4位・ニュージーランド代表を迎え撃ち、敵地・欧州で5位・イングランド代表、2位・フランス代表と対峙するのだ。第1戦・22-34、第2戦・21-22、第3戦・52-48とタフな3連戦を戦ってきた日本だが、豪州A戦からさらなる成長を見せなければ勝負は早々に決してしまう。オールブラックスもエディー・ジョーンズHC率いるイングランドもホスト国での『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』を控えたフランスも、正真正銘世界トップクラスである。ここのところ敗戦が珍しくなくなったオールブラックスではあるが、高く大きな壁である。10月27日、メンバー発表会見に臨んだジェイミー・ジョセフHCも「オールブラックスはクオリティの高い選手が揃っているので、誰が出てきても変わらない。彼らも休暇明けでゲームタイムを与えたいメンバーを選出しリフレッシュしている。ただ集中すべきは自分たち、自分たちのことにフォーカスすることが大事」と警戒する。指揮官は次のメンバーにアップセットを託した。【ラグビー日本代表の試合登録メンバー】1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)422坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)303具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)184ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)45ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)96リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)757姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)228テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)129流大(東京サントリーサンゴリアス)2710山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)411シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)912中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)3013ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)714松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)4415山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)2416日野剛志(静岡ブルーレヴズ)517グレイグ・ミラ―(埼玉パナソニックワイルドナイツ)618竹内柊平(浦安D-Rocks)119下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)020ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)421齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)822李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)323ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3※所属チームの後の数字はキャップ数。前戦からSOのスタメンとリザーブを入れ替えた点を問われると、ジョセフHCはこう答えた。「山沢のことは高く評価している。前回のシーズンではケガやコロナがあり、準備ができなかったが、今回はしっかりトレーニングを積み準備してきた。彼にここで機会を与えることは考えていた。李は若くポテンシャルのある選手。今週のゲームではインパクト、リザーブから出てどういうインパクトを残せるか見てみたいと思って、ベンチスタートにした」9番・10番はコンビで固定しているわけではないと言う。「自分としてはコンビと決めたわけではない。流は前回の試合、しっかりしたパフォーマンスをしてくれた。ほかの選手からリストペクトされ、リーダーとしてチームをリードしてくれている。流と山沢がオールブラックス相手にどのようなプレーをするか見てみたいと思いスタメンで起用した」さらにベンチメンバーの重要性を説いた。「自分たちとして前回の試合から学んだことがある。20点差で勝っていてもメンタルの部分で相手に勢いを与えたり、プレッシャーを掛けられることを前回の試合から学んだつもり。経験があるミラー、齋藤、李もそうだが、後半でしっかりコネクトすることが大事だと考えている」ジョセフHCはオールブラックスをこのように分析する。「オールブラックスとしてはしっかりゲームをコントロールしたいだろう。特にセットピース、スクラムやラインアウトから大きなFWパックを使ってセットピースでしっかりコントロールしてくる、しっかりドミネートしてくると思う。自分たちの対応も難しいと思うが、今週のトレーニングの大半の時間を費やししっかり準備してきた。セットピースからしっかりいいボールをBKに供給していけばトライを取れると思っている」アップセットを起こすポイントも必然的にセットピースとなる。「セットピースを安定させることだと思っている。オールブラックスは本当に大きい選手が揃っている。彼らはラインアウト、スクラムをコントロールしたいと思っているはずだ。我々はそのティア1のパワーにしっかり対応していくことが大事。セットピースからいいボールを供給し、BKにいいアタックをさせるのが明確なフォーカスポイントだと思っている。選手たちがしっかりプランを遂行できるかも重要になる。運動能力の高いオールブラックスのパワー、オフロードにどう対抗していくのか。セットピースを止めていけば、我々のチャンスも生まれてくる。そこでプレッシャーを掛ければ、勝てるチャンスを広がると思う。もちろん簡単ではないがプレッシャーを掛けていきたい」ジョセフHCは母国とのビッグゲームを改めて歓迎した。「本当に素晴らしい経験になる。チームにとっても、『リーグワン』でたくさんの経験がある山沢にとっても、オールブラックスとの試合は大きな経験になるし、大きな価値があると思う。今年に入ってフランス戦、豪州A戦もチームとして成長できるゲームだった。この試合も多くの経験をもたらす大事なゲームになると思う」HCはこの経験が今後に生きると確信していた。「コロナの影響で1年キャンセルした。3年間でテストマッチレベルの試合は13試合しかしていない。オールブラックスは我々の4倍くらいの試合をこなしている。ラグビーの試合が少ないと、チームとしてなかなか成長するのは難しい。だが、今季はたくさん試合ができているのはチームにとって重要。特に若い選手が世界のベストチームと対戦できるのは本当に素晴らしい経験になっている。確かに他国に比べて遅れを取っているが、チームとして新しい経験の場を与えることができている。今週からのツアーで選手たちに多くの経験を積ませたいと思っている」【ニュージーランド代表の試合登録メンバー】1ジョージ・バウアー(クルセイダーズ)192デーン・コールズ(ハリケーンズ)843ネポ・ラウララ(ブルーズ)424ブロディー・レタリック(チーフス)985トゥポウ・ヴァアイ(チーフス)156シャノン・フリゼル(ハイランダーズ)217サム・ケイン(チーフス)858ホスキンス・ソトゥトゥ(ブルーズ)129フィンレー・クリスティー(ブルーズ)1210リッチー・モウンガ(クルセイダーズ)4111ケイレブ・クラーク(ブルーズ)1112ロジャー・トゥイヴァサ=シェック(ブルーズ)213ブレイドン・エノー(クルセイダーズ)514セヴ・リース(クルセイダーズ)2115スティーブン・ペロフェタ(ブルーズ)116サミソニ・タウケイアホ(チーフス)1717オファ・トゥウンガファシ(ブルーズ)4818ティレル・ロマックス(ハリケーンズ)2019パトリック・トゥイプロトゥ(ブルーズ)4420ダルトン・パパリイ(ブルーズ)1821アーロン・スミス(ハイランダーズ)11122デービッド・ハヴィリ(クルセイダーズ)2123アントン・レイナート=ブラウン(チーフス)56※所属チームの後の数字はキャップ数。果たして、日本代表はオールブラックスにどこまで迫れるのか。豪州A戦でかつての輝きを取り戻したFLリーチ、前回のゲームでインパクトを残したNo.8タタフ、3戦連続トライを決めているWTB松島はどんなパフォーマンスを見せるのか。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。同日・秩父宮ラグビー場で行われる入場無料の『JAPAN RUGBY AUTUMN FEST 2022』ではパブリックビューイングを実施。試合の模様は日テレ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年10月28日サッカー日本代表として、日韓W杯に出場した森岡隆三さん。現役時代はクレバーな守備が光るDFとして、清水エスパルスや京都サンガで活躍しました。引退後は京都サンガU-18やガイナーレ鳥取の監督を経て、現在は清水エスパルスの「アカデミーヘッドオブコーチング」として活動中です。選手として、監督として、そしてアカデミーでの経験も豊富な森岡さんに「成長するために必要な目標の立て方」や「サッカーノートの書き方」についてうかがいました。(取材・文:鈴木智之)日韓W杯には代表のキャプテンとして出場した森岡隆三さんサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「もっとやれる!」など根性論を書いていた現役時代。具体的なアクションプランの立て方を知らなかった小学生時代から、サッカーに打ち込んできた森岡さん。「プロになる」という目標を掲げ、日々走り込みや自主練をしたり、サッカーノートを書くなど努力は惜しまなかったと言います。「小学生時代は家の周りでボールを蹴ったり、とにかく走り込んだりと、ハードなトレーニングをしていました。練習のしすぎで怪我をして、試合に出られないこともあったほどです」当時を懐かしそうに振り返る森岡さん。サッカーノートは、小学生の頃から書き始めたそうです。「小学生の頃は、まだやれる、俺はできるなど、自分を奮い立たせるための言葉を書いていました。それが中学、高校になるにつれて、練習メニューや相手のシステムなども書くようになり、プロになってからも続けていました」現役引退後、当時のノートを見返すと「プロになってからも、俺はもっとやれる! みたいな根性論が多かったんですよね。具体的な目標の立て方や、そのためのアクションプランなどはあまり書いていませんでした」と、恥ずかしそうに話します。■目標を達成するためには「こうなりたい」というイメージと、そのために必要なことは何かを理解することが大事もっと効果的な目標の立て方があるのではないか? と考えるきっかけになったのが、「Jリーグヘッドオブコーチング養成コース(JHoC)」での経験だったそうです。「そこで『IDP(インディビジュアルディベロップメントプラン)』という考え方を知り、設計図って大切なんだと、改めて気がつきました。この経験は大きかったですね」IDPを日本語にすると「個人が成長するための計画」です。森岡さんが言う「設計図」とは、成長するために必要な要素と全体像のことで「目標を達成するためには、主観と客観をすり合わせることが大事なんだ」と感じたそうです。「わかりやすく言うと、カレーを作ろうと思って買い物に行くのと、何を作るかを決めずに行くのとでは、買い物にかかる時間が違いますよね。カレーを作ると決めて行った方が、必要なものがわかっているので、最短で目標にたどり着くことができます」サッカーの目標も同じで「自分はこうなりたい!」とイメージを持ち、「そのために必要なことは何か?」を考えて努力するのと、とくにイメージを持たず、やみくもに努力するのとでは、どちらが効果的でしょうか?「イメージを持って、計画を立てることの大切さは、若い選手たちにも常々言っています。計画を立てれば準備も変わりますし、心構えも変わります。最終的には、未来も変わっていくと思うんです」子ども自信が効果を実感!成長できるサッカーノート>>■日本代表として海外で試合する中で目標の大切さを痛感した森岡さん自身、日本代表に選ばれて、海外で試合をすることになり、目標の大切さを痛感したそうです。「日本代表としてコパ・アメリカに出場したときに、『本気で高いところを目指していたら、結果が変わったのではないか』と思ったんですよね」コパ・アメリカではペルー、パラグアイ、ボリビアと戦い、1分2敗のグループリーグ敗退。力の差を見せつけられた大会でした。「当時、トルシエ監督は、コパ・アメリカ開幕前の合宿で『本当に勝ちたいと思っているヤツはこっちに来い!』って、すごい剣幕で選手に言ったんです。言われたときは真意がわからなかったのですが、大会後によくわかりました。自分自身、本気で勝つための計画、準備ができていなかったことに気づかされました」森岡さんは当時のことを、著書「すべての瞬間を生きる~PLAY EVERY MOMENT」(徳間書店)でこう綴っています。「目標の設定で変わるのは計画であり、準備であり、マインドセット、心構えだ。そして『可能性』が変わり、『結果』につながるものだと思う。帰国してから、自然と日々のトレーニングへの意識、行動が変わった。今まで以上により幅広い知見から、自分を引き上げることへの意識が高まった」■ノートを書いて目標を共有することは、指導者にも選手にもメリットがある現在、清水エスパルスのアカデミーヘッドオブコーチングとして活動する中で、若い選手たちに多くのことを伝えている森岡さん。目標を達成するために、サッカーノートの重要性を感じていて、アカデミーでオリジナルのノートを制作し、活用しているそうです。「スポンサーを募って、エンブレム入りの専用ノートを作りました。ノートを書くことで、具体的なアクションプランに落とし込んでほしいです。たとえば『クリスティアーノ・ロナウドのようなブレ球を蹴りたい』という目標を立てたとして、そのために、いつ、どこでどんな練習をするのかまで、具体的に考えてもらえたらと思っています」アクションプランを立て、進捗を確認する。その繰り返しが、成長につながります。「指導者や保護者は、子どもが何を課題ととらえていて、どんな努力をしているかがわかれば、そのチャレンジを後押しする声かけや接し方ができますよね。ノートを書いて目標を共有することは、お互いにメリットがあるので、続けていってほしいです」現役時代の経験に加え、アカデミーヘッドオブコーチングとして活動する中で、多くの知見を得る森岡さん。サッカーをする子どもたちや保護者に向けて、たくさんのアドバイスをしてくれました。サッカーノートの書き方などは、非常に参考になるのではないでしょうか。20次回の記事では「保護者のあり方」について、森岡さんの考えを紹介します。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年10月27日10月24日(月)よりサッカー日本代表オフィシャルライセンスグッズ、数量限定にて販売中株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)は運営するHUB・82全店(一部店舗を除く)にて、サッカー日本代表オフィシャルライセンスグッズのHUBオリジナルタオルマフラーを2022年10月24日(月)より販売開始いたしました。■商品概要・発売日2022年10月24日(月)※数量限定のため、なくなり次第販売終了となります。・販売店舗HUB・82全店※HUB浅草店を除く・販売価格1,500円(税込)HUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月26日アディダス ジャパン株式会社は、FIFAワールドカップ カタール 2022(TM) に向け、NIGO®氏デザインによる「サッカー日本代表 スペシャルコレクション」を発表いたします。本コレクションは、「KENZO」アーティスティックディレクターであり、「HUMAN MADE」デザイナーのNIGO®氏の協力を得て実現したスペシャルコレクションです。公益財団法人 日本サッカー協会が推進する多様性と包括の理念に共鳴する「サッカー日本代表を通して、サッカーをより深いカルチャーとして根付かせたい」というアディダスの想いを反映し、年齢や性別など様々な垣根を越えて愛されるサッカー日本代表を表現するべく、NIGO®氏によってデザインされました。日本を代表する花として昔から愛されてきた“桜”や、匠の技が結集された和菓子の“桜餅”といった、日本を象徴する文化からインスピレーションを受け、多くの和菓子に用いられるピンクとグリーンを組み合わせた日本的かつ調和のとれたカラーリングを採用。男女のサッカー日本代表が来月開催されるそれぞれの国際親善試合の前日トレーニングにて本コレクションを着用することで、「誰もが等しくスポーツを楽しむことができる社会の実現を目指す」というメッセージを伝えていきます。本コレクションは、CONFIRMEDアプリおよび一部のアディダスお取り扱い店舗にて10月21日10時より先行発売、その後アディダス オンラインショップおよび直営店、アディダスアプリ、全国のアディダスお取り扱い店舗にて10月28日より一般発売を開始いたします。アディダス「サッカー日本代表 スペシャルコレクション」について今回のコレクションは、過去アディダスとも様々な取り組みを行ってきたNIGO®氏をデザイナーとして迎え、開発されました。ミニマルかつクラシカルなデザインをベースに、“桜”や和菓子の“桜餅”といった日本文化からインスピレーションを得たカラーを採用。ピンク&グリーンの調和のとれたカラーリングに仕上がっています。さらにジャージーの背中部分には、NIGO®氏のアイコンとも言えるハート形の花びらが印象的な桜のモチーフをあしらい、襟の内側には「OGIN」シグニチャーを刻印。さらに番号付きジャージーの背面には、FIFAワールドカップ™開催年である”2022年”の22をプリントするなど、NIGO®氏のこだわりが細部に宿った、メモリアルなコレクションになっています。また今回、ジャージーやショーツといったパフォーマンスアパレルに加えて、Tシャツやトラックトップ&パンツといった、普段着使いが出来るアイテムをラインアップ。またビーニーやキャップ、ジムサックなどのアクセサリーも一緒に展開し、スタジアムの内外を問わず、幅広い場所と場面で活躍するコレクションとなっています。■着用選手コメント南野 拓実選手 コメント桜餅は日本人にとって親しみがあるものですし、桜は大好きな花なので、とても素敵なコンセプトだと思います。今までにはないカラーの組み合わせで、新しい層の方にもサッカーに興味を持っていただけると嬉しいですね。このコレクションで、サッカー日本代表の新しいイメージが出来るのが楽しみです。久保 建英選手 コメントサッカー日本代表といえば青のイメージが強いので、ピンクとグリーンの組み合わせはとても新鮮です。おしゃれなデザインで、ファッションとして楽しむこともできるので、このコレクションをきっかけに、たくさんの方にサッカー日本代表を応援してもらえればと思います。原口 元気選手 コメントサッカー日本代表は、まさに桜や桜餅のように、日本のみなさんから愛される存在でなくてはいけないといつも感じています。この新しいコレクションを通じて、そして僕たちのプレーを通じて、より多くの方にサッカー日本代表を応援してもらえるよう、サッカーをさらに広めていきたいと思います。本コレクションは、まず11月11日スペインにて開催されるサッカー日本女子代表国際親善試合「イングランド代表戦」の前日トレーニングにおいて、なでしこジャパンによる着用を予定しています。続いて、FIFAワールドカップ™開催直前となる11月17日、アラブ首長国連邦にて開催されるサッカー日本代表国際親善試合「カナダ代表戦」の前日トレーニングで、SAMURAI BLUEによる着用を予定しています。デザイナーコメント:NIGO®氏約300年もの間、親しまれている桜餅は、職人たちの匠の技が集結された日本を代表する和菓子です。 このコレクションは、そんな歴史ある和の伝統文化をインスピレーションに、あえてシンプルにデザインさせていただきました。【プロフィール】NIGO®(ニゴー)ファッションデザイナー/クリエイティブディレクター現在は自身のブランド「HUMAN MADE」のデザインをはじめ、「Cyber Agent」など企業のクリエイティブディレクションも手がける。「LOUIS VUITTON」からも二度のカプセルコレクションを発表。2021年9月には、LVMH傘下「KENZO」のアーティスティック・ディレクターに就任。2022年「第40回毎日ファッション大賞」を受賞。アディダス「サッカー日本代表 スペシャルコレクション」商品ラインアップ■アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションジャージー 番号付き1万7,600円(税込)サイズ / XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HS5759カラー / ワンダーモーブ、クルーグリーン■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションジャージー1万7,600円(税込)サイズ / XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HS5757カラー / ワンダーモーブ、クルーグリーン■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションショーツ 番号付き8,250円(税込)サイズ / XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HS5799カラー / ワンダーモーブ■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションショーツ8,250円(税込)サイズ / XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HS5758カラー / ワンダーモーブ■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションソックス2,200円(税込)サイズ / KXXL, S, M, L, XL商品番号 / HS5760カラー / オフホワイト、クルーグリーン■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクション半袖Tシャツ4,070円(税込)サイズ / 2XS, XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HC6287カラー / ワンダーモーブ■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションショーツ6,050円(税込)サイズ / XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HT6891カラー / ワンダーモーブ■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクショントラックジャケット9,350円(税込)サイズ / XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HT6890カラー / ワンダーモーブ、クルーグリーン■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションパンツ8,250円(税込)サイズ / XS, S, M, L, XL, 2XL, 3XL商品番号 / HT6892カラー / ワンダーモーブ■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションビーニー3,300円(税込)サイズ / OSFC, OSFZ, OSFX, OSFL商品番号 / HZ9733カラー / ワンダーモーブ、ナイトレッド、オフホワイト■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションキャップ3,300円(税込)サイズ / OSFC, OSFZ, OSFX, OSFL商品番号 / HZ9731カラー / ワンダーモーブ、クルーグリーン、オフホワイト■ アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクションジムサック1,870円(税込)商品番号 / HZ9732カラー / ワンダーモーブ、ナイトレッド、オフホワイト※2022年10月21日先行発売ではCONFIRMEDアプリおよび一部のアディダスお取り扱い店舗(アディダス サッカー日本代表 スペシャルコレクション ジャージー 番号付きのみ)、その他すべては2022年10月28日より一般発売を予定しています。※価格はすべて自店販売価格となります。アディダス「サッカー日本代表 スペシャルコレクション」主取り扱い店舗アディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARK・渋谷・原宿アディダス オリジナルス フラッグシップストア 新宿・原宿アディダス ブランドコアストア・アディダス オリジナルスショップ 各店(*一部取り扱いのない店舗がございます)アディダス アプリ・CONFIRMED アプリ : アディダス オンラインショップ·アディダス サッカー·アディダス サッカースパイク·アディダス サッカーウエア·アディダス サッカー日本代表 2022 ユニフォーム·FIFA ワールドカップ カタール 2022™ 特集その他全国のアディダスお取り扱い店舗©2022 adidas Japan K.K. adidas, the Badge of Sport and the 3-Stripes mark are trademarks of the adidas.<一般のお客様からのお問い合わせ先>アディダスお客様窓口 Tel:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)
2022年10月23日もう善戦はいらない。10月1日の初戦は残り20分から突き離されて22-34、続く8日の第2戦はサヨナラCGを喫した21-22。3連戦の第3戦、JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)は3度目の正直でオーストラリアAからの勝利を誓う。10月12日、ジェイミー・ジョセフHCは次の23名に勝利を託した。【JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)】1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)422坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)303垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)114ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)45ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)96リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)757下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)08テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)129流大(東京サントリーサンゴリアス)2710李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)311シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)912中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)3013ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)714松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)4415山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)2416日野剛志(静岡ブルーレヴズ)517三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)918竹内柊平(浦安D-Rocks)119ヴィンピー・ファンデルヴァルト(浦安D-Rocks)2020ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)421齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)822山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)423中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)5※所属チームの後の数字はキャップ数。SOとともにゲームコントロールを担うSHの先発には流が入った。「流は経験のある選手、『ラグビーワードカップ(RWC)』でもスタートから出ている。夏シーズンは代表に参加していないが、この2試合を見て調子が良かったのでスタートとして見てみたいと思い起用した。(その前の2試合に先発した)直人もいいパフォーマンスを見せたが、競争をしてもらえればと思っている。流にはゲームをコントロールしてほしいし、FWもコントロールしてほしい。彼の経験を持ってしっかりコントロールしてもらえればと思っている」先発に戻って来たPR稲垣、LOファンデルヴァルト、ベンチに入ったSO山沢について質問されると、ジョセフHCはこう答えた。「すごく楽しみにしている。山沢は夏も新型コロナウイルスの関係で試合に出られなかった。『リーグワン』でも活躍しているので、ステップアップした彼のパフォーマンスを見てみたい。長いケガからの復帰となったヴィンビーは、プレータイムを必要としている。彼のフィジカルはチームに貢献してくれると思っている。稲垣はこの合宿で素晴らしいコンディションを見せている。素晴らしいタックルを見せてくれている。PRとして彼のいつものプレーを見せてくれればと思っている」第2戦で出色のパフォーマンスを披露したリーチら、FW第3列についても言及した。「彼のパフォーマンスは本当に素晴らしかった。複数回の手術をしてから、ベストなコンディションに戻って来たことをうれしく思う。リーチは前で体を張ってチームをリードしてくれた。彼のプレーによってチームも自信が付いている面もある。姫野(和樹)は今回メンバーに入っていない。前の試合でヒザを打ったので、彼のコンディションを優先し、メンバーから外した。(ピーター・)ラピース(・ラブスカフニ)もヒザのケガで選んでいない。ここからの試合は非常に重要なので、今後の試合にしっかり備えてもらう。キープレーヤーは失いたくないので、そこは慎重に彼らのコンディションを見ている」指揮官は勝利とともに確固たるチーム作りが重要だと語った。「これまでの2試合で本当にいいパフォーマンスはあったが、80分間通していいパフォーマンスはできていない。随所にプレーが雑になり、キープレーヤ―がミスをおかしてしまった。今後に向けてしっかり修正して、チームの形を作り上げていくことが重要。もちろん勝つことも重要だが、チーム作りをしっかりしていくことが重要だと思っている」経験豊かな主力・ベテランらは第2戦の課題と向き合いながら、第3戦を見据えた。坂手主将「最後の最後で勝てなかったのは悔しい。前回から修正した部分はたくさんあったが、本当にもう一歩何か足りない。特にアタックの部分ではボールの持つ離すのバランスは準備してきたが、そこでミスやペナルティが起きてしまった。来週は全員でもっといい準備して、勝って喜びたい」リーチ「腕相撲のような試合。そういう試合ではいかに相手を捕まえるかが重要。プレッシャーをかけるところはかけ続けることが重要だが、ミスで自分たちから離れてしまった。今日はディフェンスのところで間を抜かれたが、そこはすぐに修正できる部分だと思う。貴重な経験になっていると思う。下を向かず、修正して来週につなげたい」中村「今日の試合についてはあんまり自分に期待せず、試合前にも言ったようにできることをやろうと思っていた。できることはやれた。点数どうこうよりもゲームプランは実行できたし、フィジカルでも戦えてので、悲観することはないかなと思う」松島「先週よりも体が動いてきていて、徐々に上がってきている。ボールを継続できていましたし、ディフェンスもコネクションのところは先週よりもよかったと思う」【オーストラリアA代表】1トム・ロバートソン(フォース)242ラクラン・ロネガン(ブランビーズ)43ポネ・ファアマウシリ(レベルズ)34ネッド・ハニガン(ワラターズ)215ライアン・スミス(レッズ)06ロリー・スコット(ブランビーズ)07ブラッド・ウィルキン(レベルズ)08セル・ウル(レッズ)09ジェームズ・タトゥル(レベルズ)010ベン・ドナルドソン(ワラターズ)011マーク・ナワンガニタワシ(ワラターズ)012ハミッシュ・スチュワート(レッズ)013アイザック・ヘンリー(レッズ)014 スリ・ヴニヴァル(レッズ)115トム・バンクス(ブランビーズ)1816ビリー・ボラード(ブランビーズ)117リッチー・アシアタ(レッズ)018アーチャー・ホルツ(ワラターズ)019ケイデン・ネヴィル(ブランビーズ)320オリー・カラン(フォース)021ライアン・ロネガン(ブランビーズ)022テイン・エドメッド(ワラターズ)023ディラン・ピーチ(ワラターズ)0※所属チームの後の数字はキャップ数。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』JAPAN XV×豪州A第3戦は10月14日(金)・ヨドコウ桜スタジアム(大阪)にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場(東京)にて開催。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022のチケット情報リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年10月13日同じ轍を踏まない。いかに勝ち切るか。JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)がオーストラリアAにリベンジを狙う。10月6日、試合登録メンバーを発表したジェイミー・ジョセフHCは初戦の教訓を生かすと約束した。「プレッシャーがかかった時にチームとしてどうアジャストしていくのか、レフリーを含めてしっかりゲームの流れを見ていく必要がある。(初戦は)自分たちとしてはいいゲームをしたと思っている。最終的に負けたが、勝てたゲームだとも思っている。一番大事な時間帯でミスをしたり、ペナルティを犯したりしていては勝てないと改めて学んだ。今後のゲームスケジュールを見ても、いいラインナップとなっている。自分たちとしてはラグビーをプレーすることが大事。質の高いラグビーをすることが必要。豪州Aは代表クラスの素晴らしい選手が揃っている。そしてニュージーランド、イングランド、フランスとベストチームと戦う。 (豪州Aとの3連戦で)しっかりチームを作り上げて、積み重ねて臨みたい」メンバーを変更したFW第3列について、こう語った。「(ピーター・)ラピース(・ラブスカフニ)が今週の練習でヒザを少しひねったので、リスクを負いたくなかった。下川(甲嗣)を成長させていくため、未来のある選手として継続して使いたいと思った。テビタ(・タタフ)もベンチスタートでインパクトとして後半に出た方がチームにとっていいことだと決断した」第2戦で10番を背負う李承信とベンチ外の山沢拓也についても言及した。「(承信は)若く可能性のある選手だとフランス戦で証明してくれた。10番としてチームを前へドライブし、しっかりゲームをコントロールしてほしいし、試合の中でいろんなことが起きるが対応力も求められる。しっかり自分の仕事をしてもらいたい。(山沢は)脳震とうで長く練習に参加できなかったが、今週からフルで練習に参加している。来週のセレクションには入ってくると思う」ジョセフHCは前戦で復帰した松島、次戦で戦線復帰となるCTB中村亮土についてコメントした。「(松島について)すごくクオリティの高い選手。試合に出てすぐコーナーにトライを決めてくれた。ケガから復帰してきたコンディションを上げてきた。彼だけではなく亮土や姫野(和樹)、彼らのコンディションを上げて、しっかり自信をつけていくのは非常に重要だと思っている。(中村について)素晴らしい練習をしてくれている。合宿に来た時は元気だったが、腰をケガした。亮土はすごくタフで回復力がありスマート。彼の経験はゲームの後半に必要だと思うので、楽しみにしている」10月1日・秩父宮ラグビー場での第1戦も厳しい時間帯に勝負を決められた。前半は互いにキックの多い展開となった。26分にSO中尾隼太のひとり飛ばしのパスを受けたWTBゲラード・ファンデンヒーファーが、27分には中尾のショートパントにCTBディラン・ライリーが抜け出すも、ゴールラインは超えられなかった。日本も豪州Aもアタックでいい形を作りながらもトライには至らず、PGで加点していった。前半は9-6の日本リードで折り返した。一転、後半はトライの奪い合いとなった。45分、敵陣22mラインでのスクラムからSH齋藤直人が素早く左へ持ち出し、FB山中亮平、ライリーとつないで、最後は左隅へWTBシオサイア・フィフィタが飛び込んだ。中尾のCGは惜しくも左ポストを叩いて、14-6。豪州Aもすぐさまやり返す。48分、WTBスリ・ヴニヴァルが反転しながらインゴールにボールを叩き込むと、左端からのシビアなCGもSHライアン・ロネガンが成功、14-13と迫った。51分、中尾のチップキックからフィフィタ、フィフィタのオフロードバスから山中がインゴールに迫ったが、WTBフィリポ・ダウグヌに止められてグラウディングできず。ならばと54分に中尾がPGを決め、55分にはSH流大、中尾、山中の素早いパスワークから中野がワンテンポ溜めてから右サイドのWTB松島幸太朗へ。1分前にピッチへ入ったばかりの松島はファーストタッチで右コーナーへダイビングトライ。タイトな角度のCGは通らなかったが22-13とリードを築いた。しかし、ここから豪州Aの反撃に遭う。58分HOラクラン・ロネガンがゲインラインを突破し、オフロードでFLブラッド・ウィルキンのトライをお膳立てすると、その2分後にはラインアウトからSOベン・ドナルドソンがパスダミーで防御網を破り、前方へ大きくキック。快足を飛ばしたWTBマーク・ナワンガニタワシがインゴールでグラウンディングし逆転。ロネガンはCGを2本とも成功した。64分中尾のPGが失敗すると、73分再びナワンガニタワシが左サイドを疾走、右へ左へ華麗なステップで松島をかわし、連続トライ。ロネガンに代わりキッカーを務めたドナルドソンが難しいCGを沈めて22-34。豪州AがジャパンXVを振り切ったのだった。試合後、指揮官が「今日の結果はすごく残念な結果になった。秋シーズンの最初の試合とあって難しい部分もあったが、選手たちの強い気持ちはよく表れていた。50~60分頃まで、ディフェンスがしっかり機能し、相手に圧力をかけてポイントも取れた。しかし、残り20分あたりで簡単にトライを許してしまった。次は精度を意識し、一貫性のあるゲームをしなければならない」と手応えと課題を口にすれば、HO坂手淳史主将も「結果を出したかったし、結果を出せるゲームだったので、残念。自分たちのラグビーができた部分、できなかった部分がある。しんどい時間を守り切ってこともあるが、プレッシャーを受けて小さいひびからゲインされ、トライまでいかれた。アタックもミスが多かった。ペナルティとミス、そこで前へ出ていくモーメンタムを消してしまったので修正したい」と悔しさをにじませつつ、次戦を睨んだ。No.8リーチ マイケルと松島は手応えを口にした。リーチ「本当にタイトな試合で80分通じてどっちに転ぶかわからない勝負だった。最終的に負けてしまったが、ジャパンとしていい部分をたくさん出せたと思う。(ディフェンスについて)でかい相手によくできた部分もあったが、オフロードを繋がれてしまった。これもいい経験になったと思う。(アタックについて)継続すればトライを取れると思うので、今日は何回かラックのところでノックオンしたので修正してもっといい準備ができるようにがんばりたい」松島「(トライについて)みんなが繋いでくれたボールをしっかりと決めることができたので、そこはよかった。まだ今は調子を上げている途中なので、ゆっくり上げながらアピールしていきたい。しっかり自分たちのスタンダードを上げていくことで質も上がってくると思うので、自分たちにフォーカスしていきたい」ノンキャップのFL下川と中尾は次のように振り返った。下川「力強さはもちろん、スピードも感じた。向かってくるスピード、展開スピードを感じた。1回1回の接点の強さは初めて感じた強さ。想像通りに激しいなと。50分間プレーしたが、リーチさん、ラピースさんは80分間ハードワークしていた。ふたりのすごさを改めて実感した。僕も80分通してハードワークできるようになっていきたい」中尾「すごく緊張した1週間を過ごしたが、自分の持っている力を出し切れて、今はちょっとホッとしているし、自分のプレーに対して悔しさもある。前半はいい判断ができたが、後半高いインテンシティの中で判断やスキルの乱れが出てきた。このレベルで後半も高いレベルを維持できるようにトレーニングしていきたい」第2戦の試合登録メンバーは以下の通り。【JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)】1クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)62坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)303垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)114ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)95ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)46下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)07姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)228リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)759齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)810李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)311シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)912中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)3013ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)714松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)4415山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)2416堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)517三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)918木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)519小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)1120テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)1221流大(東京サントリーサンゴリアス)2722中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)223ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3※所属チームの後の数字は日本代表キャップ数。【オーストラリアA代表】1マット・ギボン(レベルズ)2ビリー・ポラード(ブランビーズ)3ポネ・ファアマウシリ(レベルズ)4ニック・フロスト(ブランビーズ)5ケイデン・ネヴィル(ブランビーズ)6ネッド・ハニガン(ワラターズ)7ブラッド・ウィルキン(レベルズ)8ランギ・グリーソン(ワラターズ)9ライアン・ロネガン(ブランビーズ)10テイン・エドメッド(ワラターズ)11ディラン・ピーチ(ワラターズ)12ベイリー・クインズル(フォース)13ハドソン・クレイトン(ブランビーズ)14 スリ・ヴニヴァル(レッズ)15ジョック・キャンベル(レッズ)16リッチー・アシアタ(レッズ)17ハリー・フーパート(レッズ)18トム・ロバートソン(フォース)19セル・ウル(レッズ)20ロリー・スコット(ブランビーズ)21テディ―・ウィルソン(ワラターズ)22ハミッシュ・スチュワート(レッズ)23トム・バンクス(ブランビーズ)『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』JAPAN XV×豪州A第2戦は10月8日(土)・ベスト電器スタジアム(福岡)、第3戦は10月14日(金)・ヨドコウ桜スタジアム(大阪)にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場(東京)にて開催。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』のチケットは発売中、『リポビタンDチャレンジカップ2022』のチケットは10月8日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022のチケット情報リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年10月07日大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、10月3日(月)より「リポビタンD ラグビー日本代表応援ボトル」と「リポビタンD ラグビーオールブラックスボトル」を、当社オンラインショップ・大正製薬ダイレクトにて数量限定で発売いたします。当社は、ラグビー日本代表の強化と競技人口の増大、ラグビーというスポーツを通じて夢を追いかける青少年育成に貢献していきたいという思いから、2001年よりラグビー日本代表を応援しております。さらに、2022年1月1日よりニュージーランドラグビー協会のプレミアムグローバルパートナーに就任することで、ラグビー日本代表のトップパートナーとしての活動と合わせて、国内のラグビー競技者やファンのさらなる増加につなげ、日本ラグビー界全体の発展を支援する様々な取り組みを行っています。今回、日本とニュージーランド両代表チームへの応援の形として、「リポビタンD ラグビー日本代表応援ボトル」と「リポビタンD ラグビーオールブラックスボトル」を発売することといたしました。それぞれのボトルは各代表選手をプリントし躍動感あふれるデザインにしたほか、10本箱も同様のデザインとすることで、ラグビーファンの方々に喜んでいただける仕様としました。さらに、「リポビタンD ラグビー日本代表応援ボトル」、「リポビタンD ラグビーオールブラックスボトル」それぞれの20本セットをご購入の方には、ジャージー型のオリジナルラバーキーホルダーをプレゼントいたします。(キーホルダーは数に限りがございます)【リポビタンD ラグビー日本代表応援ボトル】・ラグビー日本代表選手と桜のエンブレムをあしらった2種類のボトル・ラグビー日本代表選手を全面にだした特別な10本箱【リポビタンD ラグビーオールブラックスボトル】・ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」の選手とシルバーファーン(ギンシダ)のエンブレムをあしらった2種類のボトル・ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」の選手を全面にだした特別な10本箱【ジャージー型オリジナルラバーキーホルダー】(20本セットご購入の方:数量限定)・各代表チームのジャージーをイメージしたオリジナルデザイン当社がラグビー日本代表を応援し続け今年で21年を迎えますが、引き続き皆様と共に、ラグビー日本代表を応援し、国内の競技者やファンのさらなる増加につなげていきたいと考えています。10月29日(土)国立競技場で開催予定の日本代表テストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2022ニュージーランド代表戦」に特別協賛するほか、限定ボトルの発売やさまざまな企画を通じて、今後もラグビー界を盛り上げてまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月03日ラグビー女子日本代表のカナダ出身、レスリー・マッケンジーHC(ヘッドコーチ)就任後は海外遠征が増え、海を渡って修業に出る選手も急増中。海外チームで過ごした経験のある選手3人に、言葉の壁の乗り越え方を聞きました。【山本 実選手】言葉なしには務まらないポジション。使える単語を最短で学びました。昨年イングランドのチームに誘われて、プレーの機会を得た山本実選手。「渡英当初の語学力は挨拶程度。私のポジションはいわばチームの司令塔だったのですが、英語だと細かい指示ができず、それがストレスでした」そんな状況を変えたいと始めたのが、オンラインでの英会話レッスン。「とにかくすぐ使えそうな言葉から教えてもらって。なかでも『イギリスではコレさえ覚えておけば大丈夫』と教わった、『紅茶淹れようか?』というひと言はとても役に立ちました(笑)」語学力は徐々に上達し、それとともにラグビーのプレー精度もアップ。帰国直前には会心の試合を経験した。「HCの言うことも、今は英語のほうが、ニュアンスがよく分かります」やまもと・みのり1996年生まれ、神奈川県出身。MIEPEARLS所属。2017年W杯代表。’21年にイングランドのウスター・ウォリアーズに期限付きで移籍。スタンドオフ(SO)やセンター(CTB)など、複数のポジションをこなすマルチプレーヤー。【加藤幸子選手】話せずとも親しみを持って共にいることが、信頼につながるのだと思います。2020年から、イングランドのチームで2シーズンを過ごした加藤幸子選手。英語が苦手、元来シャイな性格ということもあって、チームメイトと気軽に話せない日々が数か月続いた。「でも、みんなは気にせず食事に誘ってくれる。チームの仲間として、言葉は分からなくてもできるだけ一緒にいようと思いました。するとある時、自然と会話が聞き取れるようになって」心理的なバリアーが外れたことで、ラグビーのプレーにも変化が。「以前は試合中、仲間がトライした時も遠目に見ているだけでしたが、今は必ずひと声かけに行くようになりました。自分も同じことをされれば嬉しいし、ちょっとした行動が信頼を生む。そういうことも学んだ滞在でした」かとう・さちこ2000年生まれ、愛知県出身。早稲田大学在籍中の’20年からイングランドのエクセター・チーフスに所属。プロップ(PR)を担当。力強いタックルに定評あり。祖母からの言葉「努力に遠慮するな」が座右の銘。【古田真菜選手】言葉が合っているか周囲にまめに聞く。あとは勢いで乗り切る、です!自身で編集したプロモーションビデオをオーストラリアのチームに送り、オファーを勝ち取った古田真菜選手。「勢いで行きましたが、英語はダメで。『Is it correct?(これ合ってる?)』のフレーズを覚えて、とにかく周囲に聞くようにしました」繰り返すうちに、まわりも古田選手の英語のクセに気づき、いろいろなアドバイスをくれるようになった。「私の英語力が伸びたのは、順応力が高いチームメイトのおかげです(笑)」かくして短期間で仲間たちと良い関係を作り、当地のリーグ戦でのスタメン入りも果たした古田さん。「日本のチームにも外国人選手を招聘する時があるかもしれない。そうしたら、今度は私が助けてあげたいです」ふるた・まな1997年生まれ、福岡県出身。東京山九フェニックス所属。今年1月から5月まで、オーストラリアのブランビーズでプレー。ポジションはCTB。目指すは世界一のハードタックラー。ジャッカルも得意。言葉の壁を越えて躍進!ラグビー女子日本代表がワールドカップに挑む!ラグビーワールドカップ(女子)がいま面白い!1991年に始まり、今年で9回目となる女子ラグビーW杯。「女子ラグビーはいま、世界的に黎明期。7人制が主流だった日本でも、15人制の強化に乗り出しています」とは、ラグビージャーナリストの村上晃一さん。「個々の力を掛け算して戦力を高められるのが15人制の醍醐味。また、パワー一辺倒ではなく、攻守で粘り強いプレーが見られるところが女子ラグビーの魅力です」プレーヤーが身近な存在であることも、共感ポイントのひとつ。「普通の会社員や学生が、地域や家族に支えられ、自国のジャージーを着て大舞台で果敢に体をぶつけ合う。女子は仲間意識も強く、まさに“ラグビーらしいラグビー”。観ていて胸が熱くなります」日本チームのここを見て!「体が小さい分、とにかく走り回ることがカギ。相手のディフェンスに潰される前にどんどんパスを回していく、スピード感と連帯力に注目したいですね。意表をついて相手の後ろにボールを蹴り出す作戦も多く見られるかもしれません」(村上さん)タックルも見どころのひとつ。「効果的なタイミングと角度で当たれば、相手がどんなに大きくても倒せる。日本の小さな選手が海外の大型選手をタックルで仰向けに倒すと、観客は拍手喝采です」相手との体重差があり、一見不利に思われるスクラムは、「高い技術でカバー。最前列の3選手が、後ろの選手の力を効率的に伝える姿勢を緻密に習得しています。全員がかちっとはまって、相手をぐいぐい押す姿は壮観」ラグビーはルールが複雑、という声もあるけれど、「細かいことは気にせず観ましょう。攻守が入れ替わる“ターンオーバー”が見どころのひとつなのでそこは押さえておき、あとはプレーのひとつひとつを楽しんで」強豪を相手に独自の戦法を駆使する日本チーム、応援したい!注目の選手をピックアップ!阿部 恵 選手147cm53kgの小柄な体で走り回り、テンポの良いパスで相手チームを攪乱するスクラムハーフ(SH)。疲労が溜まる後半もタフに動き、チームを鼓舞する。倍はあろうかという体格の海外選手に臆せずタックルする姿にも感動!南 早紀 選手キャプテンとしてチームをまとめる、サクラフィフティーンの要的存在。丁寧に言葉を選びながらインタビューに答える姿からも誠実な人柄が伝わる。ポジションはPR。ひたむきに練習をこなすスクラム職人。大塚朱紗(あやさ) 選手チームの司令塔、SO。広い視野とひらめき、正確で力強いキックでチームを引っ張る。空いたスペースがあれば走り込んで即座にトライにも挑む、マルチプレーヤー。父、2人の兄もSOという、SO一家に育つ。松田凜日(りんか) 選手チーム随一のフィジカルとスピードを持つ、注目のフルバック(FB)。8月に行われたアイルランド戦ではワイルドなランで2トライを挙げ、観客を魅了。父はラグビー界の“レジェンド”松田努さん。村上晃一さんラグビージャーナリスト。『ラグビーマガジン』の編集長を経て、フリーのコラムニスト、編集者として活躍する。「J SPORTS」ではラグビー解説も担当。写真提供:(公財)日本ラグビーフットボール協会※『anan』2022年10月5日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・新田草子(by anan編集部)
2022年10月02日空前の成長を遂げるラグビー女子日本代表チーム。そのカギを握るカナダ出身のHC(ヘッドコーチ)に、異言語コミュニケーションの秘訣を特別インタビュー。急成長を支える、女性HCの言葉。2019年の、日本でのW杯開催以降、一気にポピュラーになったラグビー。男子に注目が集まりがちなスポーツだけれど、実はこのところ、女子の日本代表チーム「サクラフィフティーン」が話題だ。ここ数年でめきめきと力を付け、最近の国際試合では格上の強豪・アイルランドに初勝利。今年の10~11月にニュージーランドで開催されるワールドカップにも出場が決まっている。この急成長をもたらしたのが、3年前に代表のヘッドコーチに就任した、元カナダ女子代表のレスリー・マッケンジーさんだ。ほとんどが日本人で海外経験もない選手たちの指導を、「挑戦しがいがある」と引き受け、チームを成長に導いた。「彼女の言葉で意識が変わった」などの声も多く聞かれ、選手から厚い信頼を寄せられるレスリーさん。異言語の壁をどう乗り越えてチームを作り上げていったのか、練習後のフィールドで語ってもらった。言葉が違うからこそ、生まれる絆があります。異なる母国語の選手たちを率いるレスリーHCが実行していることとは?チームへの熱い思いも聞きました。圧をなくして、常にオープンに。就任当初、多くの選手はシャイで、私と話したがりませんでした。けれどそれは、よく知らないHCに英語できちんと話さなければ、という“圧”が彼らの中にあったから。まず私が取り組んだのは、この圧をなくすことでした。選手たちが所属する学校やクラブチームに了解を得て、不安や疑問があったら私に直接聞いてほしいと伝えました。いつでもウェルカムだし、電話がしづらいならLINEでもいい。常に「オープンに話したい」という姿勢を見せました。するとみんなも、翻訳アプリなどを使いながら一生懸命取り組んでくれて、良いコミュニケーションが生まれるようになった。壁を作るのは言語の違いそのものではなく、先入観や内なるプレッシャーなのです。相手の言葉を知り、バックグラウンドを学ぶ。選手たちに指示を出す際に大事にしているのは、自分のメッセージを正確でクリアにすること。そのために、日本語のどの単語を選ぶべきか、通訳してくれるアシスタントコーチたちとは練習前に綿密に打ち合わせをします。その一方で、自分もできるだけ日本語で話すように心がけています。言葉は架け橋。同じ言葉を使うことで相手のバックグラウンドを理解できることがあるし、私が日本語を使えばみんなも英語で話しかけやすくなると思うからです。キャンプ中は選手に言葉を教わることも多いですよ。最近のお気に入りは「ちんたら」(笑)。「みなさん、this morning too much ちんたら!(今朝はちんたらしすぎ!)」のように使います。自分たちの共通言語を作り、主体性を育てる。もうひとつ取り組んでいるのは、試合の中で即座にやるべきことを共有できる、自分たちだけのワードを持つこと。例えば、相手の攻撃を食い止める時に使う「侵撃」という言葉。これはただディフェンスするのではなく、相手の陣地に少しでも食い込むことをイメージして、選手たちが使い始めました。他にもボールを持った選手をサポートする時の「タツマキ」や「ハウス」などいろいろありますが、すべて選手たち自身が決めたもの。共通ワード作りは、作戦がやりやすくなるだけでなく、自分たちが考え出すことで選手に自主性が生まれる点でも重要です。自分たちが主体であり、力を持っていると感じられる。これはラグビーをする上で非常に大切なことです。批判の言葉は、正直に、愛を持って。指導の中で「正直」という言葉をよく使います。毎日のコミュニケーションの中で互いに正直であることが、より良いチームへと成長するために欠かせないと考えているからです。とくに、批判が必要な場面においては重要なこと。自分への批判は誰でも受け入れにくいものですが、チームスポーツを行う以上、仲間にそれを言われたら相手を信じなければいけない。その信頼の土台にあるのが、正直さだと思うのです。相手を傷つけるためではなく、愛があるから正直に話している。その共通意識があれば、批判も受け入れやすくなります。私自身も選手を批判する時は、「あなたの立場は重要だから、正直に言います」などと、必ず誠意を伝えるようにしています。「コネクト」するためのキーワードを常に模索する。他国に比べて体の小さい日本チームは、互いに頼り合い、つながらなければ始まらない。就任時に打ち出した「サクラウェーブ」というコンセプトも、全員がうねりのようにつながる様をイメージしたものでした。広く受け入れられたし、今も我々のチームをよく表している言葉だと思っています。ただ、チームは進化している。ひとつのイメージにとどまらず常に新たなキーワードを据えていくことが、より強固なコネクトを生むために必要だと思っています。今もまさに、来月のW杯に向けて着々と準備中。テーマも固まってきています。言葉と気持ちでつながり合い、強豪国を相手に勇敢に戦う女子日本代表の姿をお見せしたい。楽しみにしていてください。レスリー・マッケンジーさんラグビー女子日本代表ヘッドコーチ。1980年生まれ、カナダ出身。大学時代からラグビーを始め、2006年、’10年のW杯でカナダ代表。現役引退後にコーチへと転身、ニュージーランドで選手育成プログラムなどに関わったのち、’19年から現職。2頭の愛犬との散歩が日々のリフレッシュに。※『anan』2022年10月5日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・新田草子(by anan編集部)
2022年10月01日秋の日本代表シーズンまで2週間。そして『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』フランス大会まで1年。男子日本代表候補メンバー52名がそれぞれの思いを胸に別府合宿で汗を流している。自ら率先してトレーニングに励み背中でチームを引っ張るリーダー陣に出場機会確保にアピールしたい若手、戦線復帰した主力にレギュラー取りに燃えるベテランなど立場は異なるが、目指すはチームの勝利である。9月16日、選手たちのオンライン取材が行われた。70キャップを誇るSO田村優に夏シーズンで初キャップをマークした21歳のSO李承信、夏シリーズはケガやコンディション不良で見送り今回代表復帰したSH流大とCTB中村亮土、『NTTジャパン ラグビーリーグワン2022』新人王に輝いたWTB根塚洸雅、今回初キャップを目指すLO下川甲嗣がメディアの質問に答えた。6月25日・ウルグアイ戦で初キャップ、続くフランス戦では急遽先発するとともにティア1の圧力を体感した李承信は、前回持ち帰った課題をクリアしようと代表キャンプに臨んでいた。「夏のツアーでも10番として一貫性のあるパフォーマンスでチームのプランを100%遂行することを求められていたので、それを実行できれば自ずとメンバーに入ることができると思う。世界的にテストマッチでもキックはすごく増えている。そこの精度とコントロールとバランスが大事。自陣でどのタイミングで蹴るのかはキャンプでずっと求められている。中盤でボールを持ちすぎると指摘される。何フェーズも重ねてアタックした時、勢いのない時にキックへの切り替えが求められる。早い段階で判断してスペースを見付けて蹴るように言われる。うまく9番とコミュニケーションを取りながらやっていきたい」アピールする立場であることは理解している。「今自分が何をしないといけないのかは夏よりも明確になっている。首脳陣がどういうプレーしてほしいか、チームのゲームプランは誰よりも理解して、どれだけ遂行できるのか。もっとチャレンジして、強い気持ちを持ちながら挑んでいきたい」李は6試合すべてに出場したいと貪欲だ。「自分としてはすべて出場したい。テストマッチに出ることで気付くこと、課題であったり、通用することが出てくると思うので、1試合1試合積み重ねてレベルアップして『RWC』へ向かいたい」ひと回り上の田村を手本にしている。「優さんはスキルレベルが高いし、コミュニケーション部分でも学ぶところが多い。夏は1週間しか一緒にできなかったが、今は練習後にお互いにレビューし合ったり、10番の役割を意識できるようにアプローチしてくれるので刺激になっている。お手本と言うか、学べる選手が近くにいるので助かっている」その田村本人に若手の手本という意識はない。2大会連続で『RWC』に出場した百戦錬磨の司令塔はポジション争いの序列は最下位だと語った。「僕自身最下位だと思うので、がんばらないといけないと思うし、僕はチャレンジしていかないといけない」山沢拓也、中尾隼人、李の若いSO陣にアドバイスするという認識もなかった。「僕が代表から離れていたので、逆に僕が聞いている。僕はチャレンジするしかないので。毎日チャレンジしてがんばっている」田村は追う立場を楽しんでいた。「チャレンジできる図式なのもいい。がんばらないといけないし、意義あるものにできればいい。若い選手、年を取った選手もいるが、練習からチャレンジしていくのもいい。歳を重ねると難しくなることもあるが、モチベーションを保てている」求められているうちが花である。「必要とさせているうちは、あとケガが直ってきたのと休めた面もある。動けるのでまだ。がんばれないと思ったらやめる。身体に不調が出たり、モチベーションを保つのが無理になったり、向上心がなくなったり、ラグビーが楽しくなくなったりしたら、高いレベルでやるのは無理。今は動けるし、がんばれるのでがんばります」フランス戦以降、オフに入っていた田村は徐々に感覚を研ぎ澄ませていた。「フランス戦後、ラグビーはこの合宿に来てから初めてだったので徐々に慣らしている。離れていた部分、身体はきついがフレッシュな気持ちでラグビーに取り組めている。(代表のプランを)やりながら覚えている、肌感覚的なところとチームのプランをすり合わせて自分の良さを出していこうとしているところ」SOとハーフ団を組むSH流大は『RWC2023』を最後の舞台だとキッパリ。「(『RWC2023』後は)もし招集していただいても絶対に行くことはない。僕の中で前回の『RWC』が終わった時に覚悟を決めてしっかり取り組むと決めたこと。まだまだ続くラグビー人生、プレイヤーか指導者はわからないが、しっかり次の準備をしていきたい」30歳のSHは若いSOを称賛した。「承信、隼人とは初めて組ませてもらい、承信はポテンシャルがあって思い切りのいいプレーをするので本当に感心したし、いいプレイヤーだなと感じた。この合宿でもチームを引っ張って、アタックをリードしているので本当に素晴らしい選手。隼人は東芝(ブレイブルーパス東京)との大雨のゲームで完敗した時(『NTTリーグワン2022』第15節3-27⦆も素晴らしい選手だと感じたが、コミュニケーションが取りやすく10番に隼人が入るとやりやすい印象がある」9月13日からフルメニューを消化している流は手応えを口にした。「この3日間でだいぶラグビーの感覚が戻っている感覚がある。体力的には90%くらいなのであと10%、オーストラリアAとの初戦から出られる準備をしたい」ケガ明けで別メニューの中村はオーストラリアAとの3連戦のいずれかに照準を合わせていた。「僕個人としてはベストコンディションに戻すところにしか目を向けていない。そこに戻してから考える。今チームについては考えていない。順調に回復している。急に戻ってもケガをするので、時期とかタイミングを見ながら、メディカルと話している。ただアピールしないといけない立場なので、オーストラリアとの3試合の内のどこかで出られようにしたい」首の手術を経て、死に物狂いで巻き返そうと誓った。「ずっとラグビーしっぱなしの生活から1か月何もできなくなり、コンディションは落ちたが、家族と過ごす時間でリセットされた感じがした。『あとこの1年は死ぬ気でがんばろう』と、ケガしていた時に考えた」代表1キャップの根塚とノンキャップの下川も、この秋チャンスを掴もうと虎視眈々。根塚「ポジション争いで言うとマツ(松島幸太朗)さん、アサイア(シオサイア・フィフィタ)とすごい選手がいるので、自分が一喜一憂しても仕方ない。焦らずしっかり学んで成長した姿を練習で見せていければと思っている。相手との間合いをしっかり見極めれば、自分でも勝負できるとウルグアイ戦、練習で感じた。足りないのは経験値。マツさんとかアサイアは危機管理能力も高い。そこを高めていけば勝負できるのかなと。加速力、思い切りのいいアタックを見せられればアピールになると思う。ミッチー(ジョン・ミッチェルAC)に練習を見てもらっているので、ディフェンスもアピールできれば」下川「ウルグアイ、フランスとの試合を積み重ねてきたチームに僕が参加する形なので、フレッシュなメンバーとしてチームに勢いを与える立場だと感じている。先週1週間でインストールされることがあったので、それにプラスしてこれまでのことを学んだ。先輩から教えてもらいシステムも頭で理解できた。グラウンドで実際プレーすることが大事なので、ミスを恐れずにやっているところ。驚いたところは代表のタフな練習に自分はびっくりしたが、それに驚いていない周りにまたびっくりした。スキルフルな選手が多い。自分も自分の特徴を生かしていこうと思っている。一番の武器は運動量だと思うので、誰よりも動き回ること。ボールキャリーのところでフィジカルがまだ足りないので、ハンドオフとかスキルを使ってアピールしたい」男子日本代表候補別府合宿参加メンバーは以下の通り。【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)42垣永真之介(東京サントリーサンゴリア)11海士広大(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)5クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)18三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)9【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)30橋本大吾(東芝ブレイブルーパス東京)3日野剛志(静岡ブルーレヴズ)5堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)5【LO】秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)1飯野晃司(東京サントリーサンゴリアス)1ヴィンピー・ファンデルヴァルト(浦安D-Rocks)20大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)5小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)11サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)2ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)4下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)0【FL】布巻峻介(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)13古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)4リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)75【No.8】姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)22ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)4テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)12【SH】茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)16小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)0齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)8高橋敏也(リコーブラックラムズ東京)0流大(東京サントリーサンゴリアス)27【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)70中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)0山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)3【CTB】梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)2シェーン・ゲイツ(浦安D-Rocks)4中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)2中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)30ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)7ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)28【WTB】ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)0ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)9根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)44【FB】野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14メイン平(リコーブラックラムズ東京)1尾崎晟也(東京サントリーサンゴリアス)4山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)24※所属チームの後の数字は日本代表キャップ数。日本代表候補は9月18日(日)まで別府合宿、9月18日(日)より宮崎合宿を実施。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)×オーストラリアA代表第1戦は10月1日(土)・秩父宮ラグビー場(東京)、第2戦は10月8日(土)・ベスト電器スタジアム(福岡)、第3戦は10月14日(金)・ヨドコウ桜スタジアム(大阪)にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場(東京)、『リポビタンD TOUR2022』イングランド代表×日本代表は11月12日(土)・トゥイッケナムスタジアム(イングランド・ロンドン)、フランス代表×日本代表は11月20日(日)・スタジアム・ド・トゥールーズ(フランス・トゥールーズ)にて開催。豪州A戦のチケットは9月17日(土)午前10時より一般発売。オールブラックス戦のチケットは9月22日(木)よりSAKURA CLUB TICKETにて各種先行販売がスタート、10月1日(土)午前10時~2日(日)午後11時59分までTICKET RUGBYおよびチケットぴあにて先行抽選、10月8日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022のチケット情報リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年09月16日1年延期となっていた『ラグビーワールドカップ(RWC)2021』 ニュージーランド大会がいよいよ10月8日(土)に開幕。本大会前にはブラックファーンズ(女子ニュージーランド代表)との大一番も迎える。9月13日にはサクラフィフティーン(ラグビー女子日本代表)の『RWC2021』 NZ大会登録メンバー32名が発表、15日には主将をはじめ主力選手6名がオンライン取材に対応した。メンバーを選出した浅見敬子ナショナルチームディレクター、レスリー・マッケンジーヘッドコーチは次のように抱負を口にした。浅見チームディレクター「選手の家族や所属チーム、会社、大学といった関係者の方々に感謝を申し上げます。先日、サクラセブンズが『ワールドカップ』9位という最高のバトンを渡してくれた。レスリーHCが2019年から丁寧にチーム作りをし、その成果が見られる舞台がくることをうれしく思う。ぜひ本大会も応援のほどよろしくお願いします」マッケンジーHC「浅見TDの繰り返しになりますが、関係者の方々にありがとうございますと伝えたい。本日32名を発表でき、とてもエキサイティングな気持ち。ブラックファーンズ戦もあり、これまでにない『RWC』に向けて申し分のないウォー―ムアップになる。HCに就任したひとつのゴールとして『RWC』の選抜の過程が厳しくなるよう強化してきた。選手を強くすることを目標にやってきたので、完ぺきではないかもしれないが、とても満足している。フィールドで満足いくものを見せることができると自信を持っている」『RWC2021』でのターゲットを問われると、ふたりはこう答えた。マッケンジーHC「ベストなラグビーをお見せしたい」浅見TD「チームとしてもトップ8を目指すことに変わりはない」カナダ、アメリカ、イタリアと難敵ぞろいのプールBを戦い抜く自信を聞かれると、マッケンジーHCはこのようにコメントした。「自信過多になると自分たちをコントロールできなくなる。ここ数か月自信を持ちすぎることの反省も学んだ。アイルランドに大敗した翌週にコントロールできた自信もある。ゲームマネージメントの部分では大きなプレッシャー下ではミスも起こり得るが、ゲームを壊すほどのミスにはならないと思っている。十分戦えるチームになっていると思う」サクラフィフティーンを強化してきたポイントはこうだ。「ディフェンスとスピード。国際大会で戦う際にはディフェンスが必須。今ではディフェンスは日本の強みと言っていい。チームは誇りに思ってほしいし、私も自信を持っている。またスピードやアジリティはよりラグビーをエキサイティングなものにする。予想を裏切るプレーこそ、女子ラグビーには必要だと思っている。さっきディフェンスが強みだと言ったが、57失点したアイルランドとの初戦のことは忘れましょう(笑)。あの大敗の学びがあったからこそディフェンスを強みと言えるようになったので」大会の1年延期は幸運だったと言う。「タイムラインを1年延ばさなければならないのはつらかったが、ちょうどキャンプ中だったのでそれはよかった。チームで話し合えたのはよかった。延期がなければ今よりも小さなチームで『RWC』にチャレンジしなければならなかった。トレーニングマッチ、トレーニングキャンプに恵まれ、キャンプごとにいいチームに成長していると肌で感じることができた。私たちにとって幸運だった」32名のメンバー選考のポイントも明かした。「『RWC』へ連れて行くのは今を体現できるチーム。将来性を外して、今現在のマネージメント能力の高い選手を選んだ。大会はフィジカルなものになると想定される。大会中は全員に機会があると思うので、しっかりカバーできる32名を選んだ。日本代表は最も小さいチームなので、強靱であることが求められる。ケガなどで誰かが欠けた時にカバーできる選手を選んだ。もうひとつの要素として、トレーニング中にモメンタムを発揮できる選手を選んだ」マッケンジーHCはシンデレラガール候補についても言及した。「チーム全体のパフォーマンスがベストであるべきだが、何らかの形でブレイクスルーする選手の存在も望まれる。日本人選手、日本らしいプレーを知らない人たちにお見せできるのを楽しみにしている。名前を挙げるならば、メグ(阿部恵)は彼女が見せるスタイルは一貫性があってテンポを刻んで、SHとして世界を驚かせるようなパフォーマンスを見せてくれると思う。サチ(PR加藤幸子)はイングランドで日本人がどれほどできるか世界に見せているが、引き続き同じようなプレーができると期待している。リンカ(FB/CTB/WTB松田凛日)は快適にできるポジションでどういうことをできるかを見せてほしい。長い間セブンズでプレーしてきた選手なので、彼女がベストパフォーマンスを発揮できるように、周りにしっかりしたサポートを置きたい」南早紀主将ら選手たちは以下のように意気込みを語った。PR南早紀「レスリーの体制になって3年半、合宿で積んできたをやった出す舞台ができて楽しみ、ワクワクしている。前回大会はフィジカルで押されたが、今回は接点で押し返せると思うし、それが自分たちの持ち味だと思う。自分自身、スクラムが強くなかった実感があるし、海外にも押されないスクラムを組めると思う。(ブラックファーンズ戦について)今までの女子の日本ラグビーの歴史でブラックファーンズと対戦すること自体初めてなので、誇りに思う。自分たちがやってきたことをどれだけできるかにフォーカスしたい」PR加藤幸子「スキル、コンタクトレベルが上がってきて、個人的にはディフェンスが上がってきたと思うので、ディフェンスを見てほしい。(スクラムについて)FWの中で個々のポジションでのフォーカスポイントを徹底し、それから8名がひとつになって組めるスクラムを練習している。低さを意識して組んでいきたい。フロントローもLOもフットポジションを意識している。(ブラックファーンズ戦について)イーデンパークで試合できることにワクワクしている」SH津久井萌「前回は準備期間が1年もなく、今回は5年間準備してきたので、自信はある。前回よりテストマッチの経験も全然違う。大舞台に行った時にあたふたして、何もできないことはないと思うので、それは前回との違い。今回はフィジカルでウエイトをがんばり、テンポを速くするところと落とすところのゲームコントロールを磨いてきた。日本人は身体が小さいが、リアクションのスピードやハードワークで勝てると思う。(ブラックファーンズ戦について)『RWC』前にNZと戦えるのは『RWC』も大きいが、それよりも大きいと言うか、今までできなかった経験ができるのを楽しみにワクワクしている」SH阿部恵「前半から出たらテンポのいいアタックしていきたいし、後半に入った時も相手の足が止まった時にテンポアップするようにやっていきたい。日本に求められるテンポが速くいい展開をするために、まずハーフがいいパスを出さないといけないと思うので、自分の強みのいいパスを出していきたい。以前は自分のプランをがむしゃらにやるだけだったが、今は余裕が出てきて、考えながらラグビーできるようになってきた。(ブラックファーンズ戦について)『RWC』前に強い国と戦えるのはいいこと。フィジカルも強く、スピードもあるワールドクラスの相手。『RWC』前に大きな試合ができることは楽しみ」SO/CTB山本実「正直今日フライトでNZへ行くが、そんな感じがしない。今まで国内合宿をしてきてきたので。『RWC』前にも大きな試合があるが、そこを意識するより目の前の練習や試合を乗り越えていきたい。対戦する3か国には、自分たちがいいパフォーマンスすれば、いい試合ができると思っている。選手層も厚くなってきたので、全員でがんばりたい。(ブラックファーンズ戦について)テレビでしか見たことのない舞台で自分たちが試合するのが信じられない。実際どんな感情になるかわからない。そういう経験が『RWC』前にできるのはプラス。世界ランキング2位の相手にサクラウェーブを起こしたい」LO玉井希絵「初めての『RWC』ということで、特別な気持ちもあるが、ここ数年たくさんテストマッチ、トレーニングキャンプをやってきたので、その中のひとつと特別な感じがしていないのはいいかなと思っている。初戦に関してはレスリーさんがカナダ出身なのでいろんな思いがある。緊張感や肩に力が入ると思うが、だからこそ自分たちにフォーカスして、特別視しないで臨みたい。自分たちが何をするかにフォーカスしている。(ブラックファーンズ戦について)聞いた時は鳥肌が立った。フィールドから見る景色を想像したし、パニックになるのも想像できるので、練習のキーポイントを決めるなど、改めて自分を見つめ直すことができた。格上相手にも自分たちらしくしぶとくプレーしたい」【サクラフィフティーン『RWC2021』登録メンバー32名】【PR】加藤幸子(横河武蔵野アルテミ・スターズ)10北野和子(MIE PEARLS)6小牧日菜多(日本体育大学ラグビー部女子)3左高裕佳(弘前サクラオーバルズ)12南早紀(横河武蔵野アルテミ・スターズ)25ラベマイまこと(横河武蔵野アルテミ・スターズ)17【HO】谷口琴美(MIE PEARLS)3永田虹歩(国際武道大学女子ラグビー部)8【LO】川村雅未(RKUグレース)3佐藤優奈(東京山九フェニックス)6高野眞希(横河武蔵野アルテミ・スターズ)16玉井希絵(MIE PEARLS)13吉村乙華(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)5【FL】向來桜子(日本体育大学ラグビー部女子)2【FL/HO/NO8】齊藤聖奈(MIE PEARLS)31【FL/HO】鈴木実沙紀(東京山九フェニックス)30【FL】長田いろは(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)15細川恭子(MIE PEARLS)7【NO8】永井彩乃(YOKOHAMA TKM)10【SH】阿部恵(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)10津久井萌(横河武蔵野アルテミ・スターズ)19【SO】大塚朱紗(RKUグレース)9【SO/CTB】山本実(MIE PEARLS)21【SO/WTB】今釘小町(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)9【WTB】名倉ひなの(横河武蔵野アルテミ・スターズ)10【CTB/WTB/FL】伊藤優希(MIE PEARLS)11【CTB】鈴木彩香(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)18中山潮音(横河武蔵野アルテミ・スターズ)7古田真菜(東京山九フェニックス)14【FB】庵奥里愛(MIE PEARLS)7平山愛(自衛隊体育学校PTS)4【FB/CTB/WTB】松田凜日(日本体育大学ラグビー部女子)5サクラフィフティーンは9月24日(土)・イーデンパークにて『リポビタンDラグビーチャンピオンシップ 2022』ニュージーランド代表と対戦。『RWC2021』NZ大会では9日(日)・ノースランドイベントセンターでカナダ代表、15日(土)・ノースランドイベントセンターでアメリカ代表、23(日)・ワイタケレトラストスタジアムでイタリア代表と対峙する。『リポビタンDラグビーチャンピオンシップ』の模様はWOWOW、『RWC2021』の日本戦はJ SPORTSにて放送。
2022年09月15日あと1年である。『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』フランス大会は2023年9月8日(金)にフランス代表×ニュージーランド代表という極上のカードで開幕する。日本代表を指揮するジェイミー・ジョセフHCは1年後に迫った大会でのターゲットを語った。「しっかり決勝トーナメントへ進出することが重要。そこまでいけば、あとは1試合1試合を戦うだけ。世界トップクラスのイングランド、NZを破ったアルゼンチンに勝たないといけないので、簡単なチャレンジではない。だが、いい準備をしてチームを成長させていけば、達成できる目標だと思っている。新型コロナウイルスのパンデミックで1年間活動が遅れ、『スーパーラグビー』のような環境もないため、今回50名を超える選手を呼んで合宿をしている。HCとしてチャレンジだが、ポジティブに捉えている」『RWC 2019』の時と比べて準備の状況を問われると、指揮官はこう答えた。「まだ後れを取っていると思う。パンデミックがあり、引退した選手やケガ人もいる。ただプロフェッショナルとして『RWC』へ向けて、しっかり選手を成長させていかないといけない。今回6試合テストマッチがあるので、チームとして成長していきたい」本大会へ向けての課題として、選手層の厚さとともにディフェンスを挙げた。「自分たちのベストのやり方はポジティブに戦い勝つこと。『ザ・ラグビーチャンピオンシップ』を見ても、ディフェンスが強いチームが勝っている。『RWC 2023』もディフェンスが強いチームが勝ち上がっていくと思う。自分たちの強化でマジックはない。しっかりいいラグビーをして、しっかり勝っていくことが大事。まだスターティングポイント」9月7日には選手たちがオンライン取材に登場。HO坂手淳史主将をはじめ、首のケガから1年ぶりの代表復帰を目指すPR具智元、30歳となった小瀧尚弘とハタチのワーナー・ディアンズのLO勢、別府合宿2日目の9月5日に22歳の誕生日を迎えたばかりのFBメイン平が出席、メディアの質問に返答した。坂手淳史「モチベーションとしてはどの立ち位置でも自分の仕事をするということで変わりない。キャプテンを任してもらえるということで、自分らしくやっていきたい。チームがテストマッチで勝つということを浸透させられるよう、同じページを見られるようやっていきたい。ブラウニー(トニー・ブラウンAC)のアタック、ジョン・ミッチェル(AC)のディフェンスをかみ砕いてチームに浸透させていきたい。(『RWC 2023』の目標について)前回の『RWC』を超えたいと僕自身思っている。前回は選手層が厚くなく、グループステージ4試合フルで出ていた選手がいた。選手層を厚くしたいと僕も思っているし、ジェイミーも層を厚くすると言っていた。2019年は憧れ。そこに選ばれることを目標に戦っていた。現実だがふわふわした感覚があった。2023年は僕も中心選手としてチームをどうドライブするか。2019年からフィジカル、ラグビーへの理解度も成長していていると思う。成長した僕自身駒となって戦いたい。(強豪国に勝つために)ひとつの判断ミス、ディティールが勝敗に関わっていくと感じている。『キックを選べばよかった』『スクラムにすればよかった』という判断ミスがある。さらに準備して試合に臨めればと思っている。(首相としての役割について)リーダーはしんどい時に出ていくべきだと思う。練習もそうだが、試合もそう。相手はどこも強いので、そういう時こそ瞬時の判断で出ていきたい。きつい時しんどい時が僕の出番。コミュニケーションを取ってチームがどう動いてどう戦うべきか判断していきたい。チームがいい時はそんなにやることはない。チームがしんどい時に体を張ります」具「あと1年なのでそんなに時間ないと思う、ケガ明けでもっともっと早くチームに慣れて戻ってこられるようがんばっていきたい。今回の合宿では最初からスキルを学びながらがんばっている。3グループに別れて今みんな頑張っているが、自分も選ばれて試合に出たい気持ちがある。今はとにかく練習に参加できて楽しい。(強豪に勝つために)自分はセットプレーを安定させたい。オールブラックスもフランスもスクラムでペナルティを取りにきているので、自分がスクラムで貢献できればと思っている。フランスはスクラムが強いチームという印象。(7月のフランス戦は)しっかり見ていた。練習もできなかったので焦ったりもしたが、見て勉強した。ケガが直ったら秋は出られると思っていたので、どういうスクラムを組むか集中して見た」小瀧「日本人選手も外国人選手もいい選手ばかりなので、僕はただひたむきに自分のできることをしたい。6・7月は代表から外れてネガティブな感情もあった。もっとがんばらないとという思いだったが、今回呼んでもらい成長の場をいただいたので、精いっぱいがんばりたい。プロになって1年目、神戸でやってきたことを出せる場をもらった。(昨秋の代表活動は)ただただ自分の実力不足を痛感した。僕は派手なことができないので、ひたむきにやり続けようと思う。(神戸で培ったものについて)東芝でがむしゃらにやっていたことを神戸では逐一指摘してもらっている。ハンドリングやラックでの寝方、セットプレー、逐一教えもらっている。東芝の時はあまり自分から聞きにいっていなかった。ラグビーへの思いも『RWC 2019』を見るまでは何となくでやっていたところがあると思う。『RWC 2019』を見て自分自身変わろうとプロになって神戸に行ったので。(FWコーチのアンドリース・)ベッカーさんという身近に一番すごい人がいるので、毎回教えてもらっている」ディアンズ「すごいきつい練習が始まったので、フランス戦でやっていたプレーをもう一度みんなで学んでいるところ。自分の身長を生かして、ラインアウトとかキックオフで勝つ。フィジカルバトルで勝つことにフォーカスしている。(出身地のNZとの試合について)まだ対戦相手として考えていない。オーストラリアAとの試合に出られるようがんばっているところ。最初の3試合に集中している。(7月のフランス戦について)合宿で準備してきたことをやるだけにフォーカスしていたので、緊張感やプレッシャーはそんなになかった。キャリーやタックルが何回かあったが、回数を上げるためのワークレートや回数を増やすためのオフ・ザ・ボールの動きをしないといけないなと感じた。(今後の課題について)まだ経験が少なく若いので、いいパフォーマンスを出す準備にフォーカスしている。前回の合宿もずっとワークレートのところにフォーカスしてきた。ワークレートを上げるのはメンタルだと思う。きつい中パフォーマンスを上げる練習をしている」メイン「今は1日1日精いっぱい。今まで感じたことがない疲労度がある。先のことを考える余裕はない。リコーでは強度高い練習が午前にあったら、午後は軽めで、翌日は休みだが、代表では午前と午後もすごく強度が高く、休みは今のところないので、疲労を感じている。めちゃくちゃきつい。今までないくらいのレベル。毎回高いレベルで要求されるので『これが代表か』と思っている。まずケガをしないこと。ケガしない体を作ってケアすることが一番大事。(NZ戦について)父親がニュージーランド人なので、小さい時からずっとオールブラックスを見ていて、最初はそっちになりたいとずっと思っていたが、対戦するとなるともっとワクワクする。オールブラックスが負けているところは見たくないし、オールブラックスらしくない。でも対戦したら勝ちたい」男子日本代表候補別府合宿参加メンバーは以下の通り。【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)42垣永真之介(東京サントリーサンゴリア)11海士広大(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)5クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)18三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)9【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)30橋本大吾(東芝ブレイブルーパス東京)3日野剛志(静岡ブルーレヴズ)5堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)5【LO】秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)1飯野晃司(東京サントリーサンゴリアス)1ヴィンピー・ファンデルヴァルト(浦安D-Rocks)20大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)5小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)11サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)2ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)4下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)0【FL】布巻峻介(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)13古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)4ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)5リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)75【No.8】姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)22ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)4【SH】茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)16小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)0齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)8高橋敏也(リコーブラックラムズ東京)0流大(東京サントリーサンゴリアス)27【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)70中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)0山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)3【CTB】梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)2シェーン・ゲイツ(浦安D-Rocks)4中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)2中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)30ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)7ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)28【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)1ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)0ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)9根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)44【FB】野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14メイン平(リコーブラックラムズ東京)1山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)24※所属チームの後の数字は日本代表キャップ数。日本代表候補は9月18日(日)まで別府合宿、9月18日(日)より宮崎合宿を実施。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)×オーストラリアA代表第1戦は10月1日(土)・秩父宮ラグビー場(東京)、第2戦は10月8日(土)・ベスト電器スタジアム(福岡)、第3戦は10月14日(金)・ヨドコウ桜スタジアム(大阪)にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場(東京)、『リポビタンD TOUR2022』イングランド代表×日本代表は11月12日(土)・トゥイッケナムスタジアム(イングランド・ロンドン)、フランス代表×日本代表は11月20日(日)・スタジアム・ド・トゥールーズ(フランス・トゥールーズ)にて開催。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』のチケットは9月10日(土)午前10時~11日(日)午後11時59分・先行抽選プレリザーブ、9月17日(土)午前10時一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022のチケット情報
2022年09月08日