グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家のようなかわいい青い外壁のカフェは、「LAITIER(レティエ)」。レティエとは、フランス語で牛乳屋さんの意味を持ち、ご夫妻で営んでいます。オープン前から人が並ぶ評判のソフトクリームは、奥さまのひろ美さんのおじいさんが一代で作り上げた静岡県の大美伊豆牧場の牛乳を使用しています。良質な水と富士山を望むすばらしい自然環境と健康な飼料で育てられた乳牛から作られた牛乳は、無臭で飲みやすくコクがあり、農林水産大臣賞を何度も受賞しています。 その良質な牛乳に空気をたくさん含ませて、牛乳の甘さと風味を生かした基本のソフトクリームは、ミルク味とマスカルポーネチーズ味の2種類。コーヒーのビスキュイを使ったティラミスや3種のミックスベリーソース、ブランデーショコラなど、トッピングの種類は豊富です。一番人気は、『ハチミツと3種のナッツのソフトクリーム』。フレンチ出身のご夫妻がデザインするソフトクリームは、まるでケーキを構築するように考えられ、これはフランスの伝統菓子のヌガーグラッセがモチーフです。 アーモンドスライスをキャラメリゼしたもの、オレンジピール、ピスタチオとピーカンナッツに、フランス産のラベンダーのハチミツがミルクソフトにとろ~り。オレンジピールの苦味、キャラメリゼされたナッツの香ばしさと食感、素材のバランスが絶妙で大人好みで、とてもおいしい。見た目からときめくのは季節限定の、『紅ほっぺいちごのソフトクリーム』です。こぼれんばかりに盛り込まれたいちご、カリッとした食感のピスタチオがよいアクセント。甘味と酸味とミルクが混じり合って、まさにほっぺたが落ちそうなおいしさ。また、一般的なソフトクリームの1/4の砂糖しか使っていないので、いちごの香りも引き立ち、軽く感じます。国内でも最高品質といえる新鮮な牛乳で作られたソフトクリームに、フレンチの技術を活かしたトッピングを施して、最後の最後まで感動してもらえるようなものを作りたいという青木さん。味、見た目、余韻、特別感のあるソフトクームを食べに、千駄ヶ谷までわざわざ出かける理由は十分にあります。レティエ東京都渋谷区千駄ヶ谷1-22-7 1Ftel: 03-6455-526211:00~19:30火曜日定休(祝日の場合は営業)URL: Facebook: LAITIER
2017年03月29日