King & Prince・永瀬廉が主演するテレビ朝日系オシドラサタデー『東京タワー』(毎週土曜後11:00)第2話が27日に放送され、俳優の上川隆也が、サプライズで友情出演した。永瀬演じる透の母親・陽子(YOU)の友人で有名カメラマンの本多高志として登場した。本作は、2001年に刊行された江國香織氏の同名小説が原作。05年には黒木瞳×岡田准一で映画化、14年には韓国でテレビドラマ化もされている。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛を、令和という新しい時代ならではのストーリー、登場人物たちの心の機微を、現代の東京の最旬スポットでのロケーションで描き出す。今や写真展を開くほどの人気カメラマンとなった本多だが、駆け出しの頃には詩史をモデルに写真を撮ったことも…。その縁もあって写真展には詩史も姿を見せており、そこで透と詩史は思いがけず再会することに…。透と詩史を再びつなぎ合わせることになる、重要な役どころとしての出演となった。昨年放送されたドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)で永瀬と共演した上川。自身は警察庁のキャリアを演じ、永瀬とは確執のある親子関係を体現していた。今作では友情出演という限られた共演時間ではあったものの「たたずまいに憂(うれ)いをまとわせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現している」と、初の恋愛ドラマ主演に挑む永瀬の熱演を絶賛。「また違った一面を見せていただきました」と、俳優としてステップアップしていく“息子”の姿に目を細めていた。■上川隆也コメント限られた出演になってしまったのは実に残念でしたが、お声がけいただけたことは本当にうれしかったという言葉に尽きます。――永瀬廉さんとの共演、印象はいかがでしたか?永瀬廉さんと1年前に『ラストマン-全盲の捜査官-』でご一緒した際は、確執を間に挟んだ親子関係を繊細に演じていらっしゃったのが印象的でしたが、薄氷を踏むような想いで許されぬ恋に落ちて行く青年という今回の役柄では、たたずまいに憂いをまとわせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現していく姿に、また違った一面を見せていただきました。――写真展を開くほどの人気写真家・本多高志を演じられていかがでしたか?おそらく透は、本多のことを深く心に刻むことはないでしょう。しかし、彼の撮った詩史の写真のことは一生忘れないはずです。いつか透があの一枚を思い出す時に同時再生されるであろう本多の一言が、意味のある物になるよう演じました。――東京タワーの思い出やエピソードなどはありますか?仕事柄、地方や海外で長く過ごすことがありますが、それを終えて「帰ってきた」と思わせてくれるのはいつも、車窓や機内から見る東京タワーの姿です。とあるドラマの最終回のラストカット。財前直見さんと2人で、今は『トップデッキ』と呼ばれているかつての特別展望台の屋根に上がり乾杯を交わした撮影は、今でもすばらしい想い出です。
2024年04月27日あさひ食堂(所在地:北海道上川郡上川町南町135、代表:鎌田 康雄)は、「北海道冷凍ご当地お弁当プロジェクト」(所在地:北海道札幌市中央区、事務局:株式会社ブレナイ社)とコラボしたご当地おむすび「上川チャーシューおむすび」を2024年4月1日に販売開始します。登山客が抱える「早朝の朝食調達困難」という課題を、ラーメンで町おこしを進める上川町が解決する新たな試みです。チャーシューおむすび(1)■黒岳の魅力北海道の空の屋根と呼ばれる黒岳は、様々な登山コースがあり、体力や経験に合わせて初心者からベテラン登山者まで楽しめる人気の山。標高1,984mの山頂からは、360度のパノラマビューが広がり、大雪山の雄大な景色を堪能できます。春、夏は高山植物、エゾシマリスなどの自然観察や登山に秋は美しい紅葉、冬はスノーシューハイキングなど1年を通じて楽しむ事ができるのも特徴です。■「上川チャーシューおむすび」開発背景層雲峡温泉の宿泊施設では人手不足により早朝の朝食提供が難しく、コンビニエンスストアも24時間営業ではないため、登山前に朝食を調達することが困難でした。上川町では「上川町ラーメン日本一の会」という団体を1989年に設立。大雪山の伏流水を使った麺やスープ、そして町民に愛される味を武器に、全国に「ラーメン日本一」の町として名を広めており、現在北海道上川町にあるラーメン店5軒と製麺業者1軒で構成されています。ラーメン店に来店する登山客から「登山食に困っている」と話を聞き、地元の食を使って登山客が黒岳で食べれる商品を作れないかと構想し、上川町商工会と道内各地の食材と道産米でご当地冷凍お弁当を開発している「北海道冷凍ご当地お弁当プロジェクト」が商品開発を進めていくことになりました。大正9年創業のお米の専門店 株式会社札米(所在地:北海道札幌市東区、代表取締役社長:亀井 勇弥)に製造を委託し、登山中に気軽に美味しく食べられる冷凍おむすびが完成。通常冷凍おむすびは、レンジで温めるのが一般的ですが、登山者が冷凍おむすびをリュックに入れて登山に向かう最中、おむすびが解凍されたらそれを美味しく食べられるよう独自技術で工夫しております。おむすびの具には上川町名物のラーメンにちなんでチャーシューを使用。お土産用としてもレンジ解凍で美味しく食べることができます。ぜひ、ご当地おむすび「上川チャーシューおむすび」を手に、黒岳登山をお楽しみください。チャーシューおむすび(2)チャーシューおむすび(3)■商品情報商品名 :上川チャーシューおむすび販売開始日:2024年4月1日(月)販売場所 :あさひ食堂、大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ乗り場、温泉街のホテルで順次発売予定販売価格 :2個入り800円(税込)製造 :株式会社札米チャーシューおむすび(4)■店舗概要名称 :あさひ食堂所在地 :北海道上川郡上川町南町135営業時間:11:00~20:00定休日 :月曜日電話 :01658-2-1738【北海道冷凍ご当地お弁当プロジェクトについて】コロナ禍の影響で催事や往来自粛が続く中、ご当地食材の在庫過剰に悩む生産者や事業者を支援するために立ち上げられたプロジェクト。ご当地食材と北海道米を合わせた「お弁当」として製造、販売しており、第1弾「様似つぶ貝弁当」を皮切りに道内各地で第10弾まで商品が誕生しています。冷凍だからできる長期保存、美味しさを旬のままお弁当に詰め込んだご当地の魅力を楽しむことができます。公式ホームページ: 北海道冷凍ご当地お弁当プロジェクト マーク 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月28日池井戸潤原作の痛快爽快エンターテインメント、今田美桜主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」に、上川隆也が出演することが分かった。銀行を舞台に、不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品として、2014年、2015年に杏主演で放送した「花咲舞が黙ってない」。本作で舞と名バディを見せた、出世をあきらめた元融資マン・相馬健を演じた上川さんが、新シリーズでは舞(今田さん)の良き理解者である叔父で、「酒肴処・花さき」の店主・花咲健として参加。舞の銀行就職をきっかけに、兄の店を引き継ぐ形で脱サラして店主になった健は、舞の小さい頃から近所に住んでおり、色々言い合える関係性だ。キャラクターについて上川さんは「とにかく姪(めい)である舞を目の中に入れても痛くないぐらいかわいがっています。『花さき』という店を切り盛りしながら、彼女の身の回りの世話もしています」と説明。また、今回の出演経緯について「今作のプロデューサーさんは、僕が相馬役で出演した平成版では助監督としてがんばってくれていた方。今回、『改めてドラマ花咲舞を作りたいんです』というお話をいの一番で僕に相談しにきてくれ彼と、一緒に食事をした夜、『どんな形でもいいので関われたらうれしいです』という話が何より盛り上がった話題でした。例えばナレーションとか(笑)。そこから話が進んでいく中で、舞の叔父さんという立ち位置に自然と落ち着きました」と自ら出演を願い出たという。「僕の中でそれだけこの作品が大きなウエートを占めていることの間違いのない証しです。とにかくこの物語がまた帰って来るのは嬉しい事でしたし、どんな形でもまた関われるとしたら、そこには意義があると思えたんです」と作品への思いも明かしている。前作では、大杉漣演じる舞の父親・幸三が居酒屋「花咲」を営んでおり、舞や相馬たちの癒やしの場となっていた。「前作では、『花咲』の料理本まで出版されて、本筋であるストーリーに負けない位『花咲』のシーンをお客様(視聴者)も楽しんでご覧になって頂けた事を実感しました。そこに肉薄しようとまでは言いませんが、『花咲』というお店が持っていた雰囲気やぬくもりを大事にしつつ、お客様と一緒に団らんを楽しめるような、そんなお店になればと思います」と今作の店についても語っている。今作では、相馬健を山本耕史が演じることも発表されているが、「(前作で)僕らがやったことは別に正解ではなくて、ある1つの形でしかない。むしろどんな臨店班が見られるのかが楽しみです。自由な飛躍を持って、この物語をどんどんふくらませていっていただきたいと願っています」「ぜひ『花さき』で、山本さんと一緒の時間を楽しめたらと思っています」とコメントしている。「花咲舞が黙ってない」は4月13日(土)21時~日本テレビ系にて放送(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日「いま女性というものであれば、今の外務大臣はカミムラ ヨウコ(上川陽子の誤り)。女性ですよ。女性が日本の外務大臣になった例は過去にないと思います(実際は3人目)」「俺たちから見ていても、ほぉ~このおばさんやるねと思いながら」「この間、ニューヨークで会ったけれども、少なくともそんなに美しい方とは言わんけれども」1月28日の講演でこんな発言をした自民党の麻生太郎副総裁(83)。厳しい批判をうけ、麻生氏は2月2日に発言を撤回したが、当事者である上川陽子外務大臣(70)は国会や会見で問題視しない姿勢を見せていた。「世の中にはさまざまなご意見や考え方があるということは承知しています」「どのような声もありがたく受け止めている」一部には上川氏の反応を“大人の対応”と評する声も。しかし、これに野党議員からはブーイングが。立憲民主党の辻元清美代表代行(63)はXにこう綴った。《ふんばっている女性たちのためにも、言うべきことは言う姿勢を男社会で褒められる『わきまえる女』では『次の総理』になんてなれっこない》同党の蓮舫参院議員(56)もXに《「大人の対応」ではないでしょう。毅然と「おかしい」と指摘することこそ大人の対応です。》と書き込んだ。さらにタレントのラサール石井氏も参戦。この件を伝えるニュースとともに、《怒れよ、これぐらい。》とポストした。■《麻生氏のコメントを容認は女性差別を容認すること》上川氏を責めるような風潮にはこんな疑問の声も。《えっなんで上川さんが怒られるなの??被害者じゃん》《いじめや暴言を受けた被害者側に「抵抗しないお前のせいで」って言ってるのと同じ》《当事者がいいと言ってるんだから、いいのでは》《怒るかどうかはその人の自由じゃん》一方で、こんな意見もあった。《ハラスメントを受け流してきたから昔のままの男性がのさばるんです。性差別、侮辱には毅然として抗議を》《麻生太郎のコメントを容認したと言うことは女性蔑視を容認したと言うこと》《上川さんが一般人なら、こう言うのも理解できるが、彼女は日本の国会議員であり、社会問題である女性差別を是正しなければいけない立場だ》野党議員らの姿勢には賛否が分かれた。ちなみに、麻生氏は過去にも、女性蔑視的な発言を繰り返してきた。「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」(1983年2月応援演説にて)「高齢者が悪いというイメージを作っている人はいっぱいいるけれども、子供を産まないのが問題だ」(2014年12月応援演説にて)「年寄りが悪いと言っている変なのがいっぱいいるけど、間違っている。子供を産まなかった方が問題だ」(2019年2月講演会にて)「セクハラ罪という罪はないんですよね。殺人とか強制わいせつ罪とか違いますから」(2018年5月会見にて)「子供を産まないのが問題」発言は二度行い、二度とも撤回している。もっとも悪いのは麻生氏であることは間違いなさそう……。
2024年02月04日自民党の麻生太郎副総裁(83)の発言がまたも物議を醸してる。1月28日、福岡県芦屋町で講演した麻生副総裁。各メディアによると昨年9月から就任した上川陽子外務大臣を評価した上で、「(党内で)新たなスター、新しい人がそこそこ育ちつつある」「ぜひ女性、若い人、こういった人たちをわれわれは育てねばならない」と語ったという。しかし上川外相が昨年9月、アメリカ・ニューヨークを訪問したことを回想すると、こう述べた。「そんなに美しい方とは言わんけれども、堂々と話をして、英語できちんと話をし、外交官の手を借りずに自分でどんどん、会うべき人に予約を取っちゃう」「俺たちから見てても、『このおばさんやるねえ』と思った」さらに講演内で、麻生副総裁は上川外相のことを「カミムラ」と複数回間違えたほか、「女性が日本の外務大臣になった例は過去にないと思う」とも発言した。しかし’01年に田中眞紀子氏(80)が、そして’02年に川口順子氏(83)が外務大臣に就任している。スピーチ自体は上川外相をほめるものではあったものの、自民党の副総裁という立場でありながら、上川外相について「美しい方とは言えない」と容姿について指摘するような発言をした麻生副総裁。名前や事実を誤認している点も合わさり、ネット上では《つける薬のないセクハラおやじ》《「このおばさん」「そんなに美しい方とは言わんけれども」って!完全セクハラだし!!「女性が日本の外相になった例は過去にないと思う」も間違ってるし》《なんで誰かの仕事ぶりを評価するのに外見にも言及しないといられないんだろう》などと厳しい声が相次いだ。’19年2月に行われた自身の国政報告会では、少子高齢化問題に絡み「年寄りが悪いみたいなこと言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかった方が問題」と発言し問題に。さらに、昨年1月には「(少子化の)一番、大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化しているからです」とも述べ、批判が寄せられるなど、失言の例をあげればキリがない麻生氏。過去の失敗から学ばず、失言を繰り返す麻生氏に対し”引退”を求める声も上がっている。《いつまでも麻生節はいりません。それなら人権に敏感な別の人にその一席譲ってもらいたいものだね》《これだけ失言の多い人も珍しいですね。日本の国会議員の質と品位を疑われますよ。こんな人が国会の中枢にいること自体、不思議です》《他人の容姿に触れることとはハラスメントであること、ご存じない?人権感覚が欠如しているこういう方は国会議員の資格がないし、社会人としたって欠格。辞めて欲しい》《このタイミングでまたこういう発言もう無理でしょう、マズイことを判断できない年齢になってる》《こういう人、引退しないと自民は変わらないね》
2024年01月29日「NODA・MAP ロンドン公演『Q』: A Night At The Kabuki」の模様が、11月17日(金) から30日(木) までの期間限定で世界配信されることが決定した。2022年に東京・ロンドン・大阪・台北の世界4都市を巡るワールドツアーを成功させた「NODA・MAP第25回公演『Q』: A Night At The Kabuki」。ロンドン公演は、2組のロミジュリ(瑯壬生/愁里愛)を演じる松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳をはじめ、橋本さとし、小松和重、伊勢佳世、羽野晶紀、野田秀樹、そして竹中直人といった総勢10名が再び一堂に会し、英国ロンドン、サドラーズ・ウェルズ劇場で行われた。このワールドツアーの企画は、2019年初演の東京公演を来日観劇したQUEENの伝説的マネージャーのジム・ビーチが絶賛したことで、QUEENのお膝元であるロンドン公演の計画が始動。そして2022年9月、約300年の歴史を持つサドラーズ・ウェルズ劇場で圧巻のステージを敢行。ロンドン公演ではタイトルを『A Night At The Kabuki』と題して、キャパシティ1,500席を有するサドラーズ・ウェルズ劇場で3日間にわたって上演された。現地での劇評獲得がとくに難しいとされる外国語作品にも関わらず、初日から5つ星を含む数々の劇評が掲載。現地新聞The Timesでは4つ星を獲得し、さらに紙面中央にも大きく写真が掲載されて絶賛評を得た。成功の影には、野田自身による細部まで監修をした英語字幕がある。日本文化に理解のある英国ネイティブの翻訳家の協力も経て、野田はすべての観客が芝居を観ながら字幕も同時に見えるよう字幕の位置にもこだわり臨んだ。それは現地の観客にも届き、字幕のせりふで受ける、役者の演技で受ける、高い身体性の動きが客席を魅了。野田作品の醍醐味“見立て”により船になり、バスになり、新床に変わるベッドたち。大きな布で仕掛ける野田演出の連続に客席は大いに湧いた。堀尾幸男のセットデザインは、「このセットはどう書いたら分からないほど巧みで素晴らしい」と評され、ひびのこづえの衣裳の斬新さは、「これまでに私が観てきた舞台の衣裳デザインの中でも最高のもの」と評された。また、本作の音楽はすべてQUEENの公式協力。フレディ・マーキュリーのピアノソロ、ブライアン・メイのギター、ジョン・ディーコンのベース、低音でリズムを刻むロジャー・テイラーのバスドラム。そしてライブ盤に納められた観客の歓声、名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の銅鑼の音まで。その宝石のような音の数々と、野田秀樹の世界が深く溶け合う本作は、演劇ファンのみならず音楽ファン、QUEENファンの感性も刺激するような仕上がりだ。今回の配信では、日本から来た舞台作品がロンドンでどう受け取られたのか、現地観客のビビットな反応や、拍手喝采のカーテンコールの映像も収録されている。<公演情報>「NODA・MAP ロンドン公演『Q』: A Night At The Kabuki」配信期間:2023年11月17日(金) 12:00~11月30日(木) 23:59まで配信チケット料金:4,000円(税込)発売期間:11月30日(木) 18:00まで
2023年11月06日黒澤明が監督を務めた『隠し砦の三悪人』の舞台化が決定。7月28日(金) から8月13日(日) に東京・明治座、8月24日(木) から27日(日) に大阪・新歌舞伎座で上演されることが発表された。本作は、戦国の時代を舞台に敗北した秋月家の侍大将・真壁六郎太が、若く美しい世継ぎの姫と黄金200貫を無事に同盟国へ送り届ける使命を果たすため、偶然出会った百姓ふたりを巻き込んで、危機的状況下をくぐり抜けていく冒険活劇。主演を昭和の名優・三船敏郎が務めた映画版は、1958年の公開から長き時を経た今でも国内外から高い人気を誇っている。今回の舞台版は、お家復興のため、決死の脱出劇を繰り広げる屈強な侍大将こと主人公・真壁六郎太役を上川隆也、百姓の又七役を風間俊介、太平役を六角精児が務める。またヒロイン・雪姫役で櫻坂46の小林由依、真壁六郎太の最大のライバルである猛将・田所兵衛役で宇梶剛士が名を連ねている。上演台本・演出は、ストレートプレイからミュージカル、さらには『スーパー歌舞伎 II ワンピース』など様々なジャンルの作品を手がけている横内謙介が担当。併せて出演者5名と横内からのコメントが到着した。■上川隆也 コメントこれは一つの冒険です。超えて行かなければならない壁の高さは計り知れません。ですが、今年150周年を迎える明治座さんと、そして演出の横内さんとその冒険に出てみたいと思いました。これまで一度も舞台化されたことのない大名作に挑む試み。楽しんで頂ける作品にするべく力を尽くします。御期待下さい。■風間俊介 コメント『隠し砦の三悪人』 言わずと知れた、黒澤明監督の名作を、令和に舞台で皆様にお届けする。今、自分に、凄い事が始まると言い聞かせております。国内外問わず、多くの作品に影響を与え、今も色褪せない『隠し砦の三悪人』の舞台に出演させて頂くので、背筋を正しつつ、目一杯楽しみたいと思っています。この作品に溢れる覇気や活力を、客席で直に体感して頂けたら幸いです。■六角精児 コメント黒澤作品の舞台化を明治座で。しかもこのキャストで。「ただもう楽しみでしかない!」それに尽きます。全力で臨みたいと思います。■小林由依(櫻坂46)コメント『隠し砦の三悪人』という歴史ある素敵な作品に携わらせて頂き、とても光栄に思います。私自身、舞台経験があまり無いのですが、偉大な先輩方や演出の横内さんなど、様々な角度から舞台演劇のことを学び、成長し、皆様に素晴らしい作品をお届けできるよう努めたいと思います。この夏『隠し砦の三悪人』で、カンパニーの皆様、ご観劇くださる皆様と忘れられない夏の思い出が出来ることを楽しみにしています!■宇梶剛士 コメント『隠し砦の三悪人』の舞台に出演できる喜びと同時に身が引き締まる思いです。映画で描かれている空気感を自分なりに模索しながら、横内さんや上川さんはじめ共演者の方々と向き合って良い作品にしていきたいです。ぜひ劇場で、登場人物たちと一体となって戦国の世を楽しんでいただけたら嬉しいです。■横内謙介 コメント素晴らしいキャスト、スタッフとともに、歴史ある明治座で世界遺産ともいうべき名作『隠し砦の三悪人』の舞台化に挑めることを光栄に思います。完璧なる原作のストーリーはそのままに、映画ならではの表現を、生の舞台だからこその表現に、繊細かつ大胆に置き換えて、黒澤ヒューマニズムに溢れつつ血沸き肉躍る、王道を貫く大娯楽時代劇に仕上げたいと思います。映像は使わず、俳優の力と明治座の機構フル稼働で、演劇のチカラをご覧にいれます。<公演情報>『隠し砦の三悪人』原作:黒澤明 橋本忍 小國英雄 菊島隆三『隠し砦の三悪人』上演台本・演出:横内謙介出演:上川隆也 風間俊介 六角精児 小林由依 宇梶剛士 ほか【東京公演】日程:7月28日(金)〜8月13日(日) (全22公演)会場:明治座詳細はこちら:【大阪公演】日程:8月24日(木)〜8月27日(日) (全5公演)会場:新歌舞伎座詳細はこちら:
2023年04月06日全国無料放送のBS12トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、上川隆也主演、連続時代劇『宮本武蔵』を10月5日(水)よる8時より放送します。1.連続時代劇『宮本武蔵』について17世紀という新しい時代を迎え、 自らが求める剣の道を時代遅れとさげすまされながらも剣一筋に生きた宮本武蔵。 剣聖・宮本武蔵ではなく、絶えず悩み、もがく等身大の青年・宮本武蔵を描く。宮本武蔵を演じる上川隆也をはじめ、鶴田真由、西田敏行、大滝秀治、田中邦衛ほか豪華キャストが出演。原作は剣豪小説の最高峰と評される吉川英治の「宮本武蔵」。■番組HP: 時代劇「宮本武蔵」 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 2.あらすじ時は、慶長五年(1600年)、ところは、美作国(現岡山県)宮本村。たけぞう十七歳。孤児である彼は、土地の郷土、本位田家に預けられ育てられていた。その本位田家の嫡子、又八と共に向かった関が原の戦いで、「強い者こそ生き残る」という厳しい人生のことわりを身をもって知ったたけぞうは、剣の道に生きることを決意する。3.放送スケジュール10月5日(水)よる8時~放送スタート毎週水曜日よる8時~9時50分 (2話連続放送/全10話)4.キャスト・スタッフ役名:キャスト宮本武蔵:上川隆也お通:鶴田真由佐々木小次郎:吉田栄作沢庵和尚:西田敏行厨子野耕介:田中邦衛奥蔵院日観:大滝秀治本位田又八:渡辺いっけい朱実:鈴木紗理奈お甲:池上季実子吉野太夫:涼風真世お杉:吉田日出子三沢伊織:三浦春馬ほかスタッフ原作:吉川英治「宮本武蔵」(講談社刊)脚本:長坂秀佳監督:佐々木章光、藤尾隆■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月29日「純愛ディソナンス」に出演中の高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)が、「4週連続オムニバスDRAMA」の前半に放送される「さよならの向う側」第4話に出演することが分かった。プラチナイト木曜ドラマでは、「4週連続オムニバスDRAMA」と銘打ち、心動かす2つのドラマを4週連続オムニバス形式で放送。番組前半30分は、上川隆也主演「さよならの向う側」、後半25分は「5分後に意外な結末」という構成だ。高橋さんが出演する「さよならの向う側」は、同名小説を原作に、上川さん扮する案内人が、思いがけず訪れた死に戸惑う人々を、現世とあの世の狭間“さよならの向う側”で迎え、「彼らの最後の24時間」に寄りそう物語。第4話では、案内人の元に青年・伊勢谷幸太郎が訪れ、案内人から「あの世に行くまでの24時間、会いたい人と会うことができる。ただし、あなたが死んだことをまだ知らない人とだけ―」と聞かされる。ぶっきらぼうで俺様、内弁慶な幸太郎が最後に会いたいのは、一緒に暮らしていた紗也香だけ。「会いたいけど……会いたくないんだ」。幸太郎が胸に秘めた思いに注目だ。そんな幸太郎を演じるのが、「彼女はキレイだった」「全力!クリーナーズ」などに出演、現在「純愛ディソナンス」では、同級生に想いを寄せ続ける慎太郎役で出演中の高橋さん。「最初は何だこいつと感じるかもしれませんが、最後には必ず納得していただけると思います」と話し、「今作は死後の話で、今を生きている私たちが今をどう生きるのかを改めて考えさせられるストーリーになっています。是非ご覧ください」とコメントしている。また、キャストの熱演の一部を紹介するPR映像が、9月8日(木)の「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」内で放送。その後、読売テレビ公式YouTubeチャンネルにて、30秒のPR映像が公開される。「4週連続オムニバスDRAMA」は9月22日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2022年09月07日4週連続オムニバスDRAMA「さよならの向う側」の各話ゲストとキービジュアルが公開された。心動かす2つのドラマを、4週連続オムニバス形式で放送する“4週連続オムニバスDRAMA”。番組前半30分は、上川隆也主演の本作「さよならの向う側」を、番組後半は、別のドラマを放送する構成となっている。本作は、同名小説を原作に、上川さん演じる案内人が、思いがけず訪れた死に戸惑う人々を、現世とあの世の狭間“さよならの向う側”で迎え、彼らの最後の24時間に寄りそう物語。公開されたキービジュアルでは、そこを訪れた各話の主人公たちを穏やかに迎える案内人の姿が写し出されている。そんな案内人の元を訪れる人物を演じる、各話のゲストが今回発表。第1話、突然の死を前に困惑する母親・桜庭彩子を貫地谷しほり、彩子の最後の24時間にある一筋の光をもたらす石橋恵役を新川優愛。第2話、病で亡くなった山脇浩一役に眞島秀和、絶縁状態の父・山脇博を柄本明が演じる。貫地谷さんは「辛い気持ちと幸せな気持ちを行ったり来たりしながら過ごした濃密な時間。日常の尊さを改めて教えてもらった作品になりました」とふり返り、新川さんは「作品に参加させていただく中で、家族や大切な人との繋がりを改めて強く感じました」とコメント。眞島さんは「観終わった後は、いつもよりほんの少し優しい人になれると思います」と話す。また第3話では、持病の心臓病で急死した神楽美咲を吉田凜音、バンド仲間の大倉忍を今井悠貴。第4話では、案内人の生前の妻・谷口葉子を戸田菜穂が演じる。吉田さんは「いつものライブの私ではない、感情豊かな美咲として歌うシーンをぜひ見てほしい」とメッセージを寄せ、今井さんも「心を全開にして、感度を最大まで上げて演じるのは気持ちがよかったです。きっと爽やかな30分間です。是非ご覧ください」と呼びかける。「気持ちを大切に演技をされる上川隆也さんと心底共鳴できた」と語る戸田さんは、「本当に心から幸せを感じている人は、他には何もいらないのだと、この役に教わりました。監督もテイクワンを大切にされ、私たちに寄り添い、集中できる環境を整えて下さいました。この作品が、切なく優しく、皆様の心に届きますよう、『さよならの向う側』スタッフ、キャスト一同願っております!!」とコメントしている。読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマ「さよならの向う側」は9月22日放送スタート。(cinemacafe.net)
2022年08月16日NODA・MAP第25回公演『Q』:A Night At The Kabukiが、2022年8月2日(火)から9月11日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスで、10月7日(金)から16日(日)まで大阪・新歌舞伎座で上演される。作・演出は野田秀樹、音楽はクイーン(QUEEN)が務め、松たか子・上川隆也・広瀬すず・志尊淳らが出演する。野田秀樹×クイーンによる感動の舞台が再び舞台『Q』:A Night At The Kabukiは、イギリスが誇る世界的ロックバンド「クイーン」と日本の演劇界を牽引する野田秀樹のコラボレーションにより誕生した感動作。<アルバム『オペラ座の夜』が持つ演劇性を野田秀樹の手によって本当の“演劇”として広げられないか>というクイーン側のスタッフから持ち込まれたオファーが、かねてから野田の頭にあったシェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』の“その後の物語”を描くというアイディアに結び付き、2019年に生まれた。すれ違って死を迎えるはずの2人が、もしも生きていたら……?というユニークな発想を取り入れた本作は、7万人を超える観客を魅了し、第27回読売演劇大賞・最優秀作品賞に輝いた。『ロミオとジュリエット』の“その後の物語”舞台となるのは、『ロミオとジュリエット』に登場する14世紀のイタリアではなく、12世紀末の日本。モンタギュー家とキャピュレット家の対立は、源氏と平家による“源平合戦”に見立てながら『ロミオとジュリエット』の“その後の物語”を描く。松たか子・上川隆也・広瀬すず・志尊淳らが再集結そんな『Q』:A Night At The Kabukiが2022年版として再演されることに。瑯壬生(ろうみお)役を演じた上川隆也、志尊淳、愁里愛(じゅりえ)役を演じた松たか子、広瀬すずをはじめ、初演時のオリジナルキャストが再集結する。公演概要NODA・MAP第25回公演『Q』:A Night At The KabukiInspired by A Night At The Opera作・演出:野田秀樹音楽:QUEEN出演:松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳、橋本さとし、小松和重、伊勢佳世、羽野晶紀、野田秀樹、竹中直人、秋山遊楽、石川詩織、織田圭祐、上村聡、川原田樹、近藤彩香、末冨真由、谷村実紀、間瀬奈都美、松本誠、的場祐太、水口早香、森田真和、柳生拓哉、吉田朋弘、六川裕史■東京公演期間:2022年8月2日(火)~9月11日(日)※当初2022年7月29日(金)から開幕を予定していたが、延期となった。中止となった公演のチケットは、払い戻しの対応を実施。詳細は公式サイトにて要確認。会場:東京芸術劇場プレイハウス住所:東京都豊島区西池袋1-8-1チケット一般発売日:2022年7月3日(日)チケット料金(全席指定):S席12,000円、A席8,500円、サイドシート5,700円(全席指定)※25歳以下は、サイドシートを3,000円で購入できる。チケット取り扱い:<東京芸術劇場ボックスオフィス>・窓口販売※休館日を除く10:00~19:00・TEL:0570-010-296・公式サイト<各プレイガイド>イープラス公式サイト、チケットぴあ公式サイト、ローソンチケット公式サイト、CNプレイガイド公式サイト※各サイトは要事前登録■大阪公演期間:2022年10月7日(金)~10月16日(日)会場:新歌舞伎座住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6-5-13 上本町ユフラチケット一般発売日:2022年9月10日(土)チケット料金(全席指定):S席12,000円、A席8,000円、サイドシート5,700円※25歳以下は、サイドシートを3,000円で購入できる。チケット取り扱い:イープラス公式サイト、チケットぴあ公式サイト、ローソンチケット公式サイト、CNプレイガイド公式サイト※各公式サイトは要事前登録■備考・当日券は全公演販売。詳細は主催まで要問合せ。・高校生割引あり。1,000円(全席指定/事前申込制/要学生証)※販売に関する詳細は、順次公式HPで告知。・車いすでの来場者は、前日までに購入席番を各公演の問い合わせ先まで要連絡。・未就学児は入場不可。・不正転売やそれを目的とした購入・譲受けは、法律により禁じられている。・チケットは必ず正規ルートから直接購入する。・公演中止の場合を除き、払戻しはしない。・来場前に必ず公式HPを要確認。【公演に関する問い合わせ先】NODA・MAPTEL:03-6802-6681(平日11:00~19:00)
2022年05月15日4月7日から公演される舞台『魔界転生』の制作発表会見が23日、東京・浜町の明治座で行われ、上川隆也、小池徹平、藤原紀香、村井良大、木村達成、山口馬木也、渡辺大、浅野ゆう子、松平健、演出の堤幸彦が出席した。1967年に単行本化され、壮大なスケールと雄大な歴史ロマン、奇抜かつ摩訶不思議な展開で人気を集め、これまで何度も映像化されてきた山田風太郎の伝奇小説『おぼろ忍法帖』。2018年10月から12月にかけて「日本テレビ開局65年記念舞台」として堤幸彦演出、上川隆也主演で上演され、福岡・東京・大阪で77ステージ、動員10万人を超える大ヒットを記録した。2年4カ月ぶりの上演となる今回も堤幸彦が演出を手掛け、演劇界の重鎮・マキノノゾミが脚本を担当。上川ら前作に続いての出演陣に加え、今回から小池徹平や藤原紀香が新たに加わり、作品をさらに練り上げてブラッシュアップしている。前回に続いて柳生十兵衛を演じる主演の上川は「僕自身は意気込まないで行こうと思っています。意気込むよりは大きく変化した作品になりましたので、また新たな気持ちで柳生十兵衛、そして『魔界転生』という作品に臨んでいきたいと思っています」と決意を新たに。上川が演じる柳生十兵衛の最大の敵・天草四郎役の小池徹平は今回からの登場で、「初参加組はプレ稽古から参加して、急いで台本を覚えて。本当に必死で食いついていくという感じで3日ぐらいで一通り演じました。そのスピードに驚きましたが、お陰で自信がつきました」と手ごたえがあるようで、小池と同じく今回からの参加となった藤原紀香も「再演組の皆さんが完璧なんだろうなと思っていましたが、プレ稽古をしたお陰で『魔界転生』の流れを掴めました」と自信を見せた。小池や藤原ら初参加組について上川は「前のめりな姿勢というか、この作品にどういう形で臨んでいこうというエネルギーやベクトルを感じられます。1回初演をやったからと言ってあぐらをかいていられないなという思いに駆られます」と刺激を受けている様子だった。緊急事態宣言が解除されたが、いまだ感染が止まらない新型コロナウイルス。稽古も感染拡大防止の観点から最大限の注意を払っているそうで、上川は「マスクを常につけ、しかもそれを二重マスクでみんな臨んでいます。自分の声がどれだけ届いているのか測りづらいところはありますね」と苦労を語りつつ、「接触を避けながらお芝居するのは全くもってございません」と演じる時は従来通りだという。また、演出を手掛ける堤は「やはりこの時代、人と人の距離や接触を減らす、面積単位の人数の問題すら語られる時代になってしまいました。人海戦術そのものが厳しくなっています。相互守る術をルールとして作りながら、今回はできるだけ簡略化や省力化、でも最大の効果を狙う装置転換を考えています」とし、「一番重要な演出ポイントは人間の芝居やアクション、感情表現。芝居の深さやスピード感はいけるんじゃないかと実感しています」と前作以上の出来に自信を見せていた。舞台『魔界転生』は、4月7日~11日に愛知・刈谷市総合文化センター、4月16日~28日(4月21日は休演)に福岡・博多座、5月4日~28日(5月10日・17日・25日は休演)に東京・明治座、6月2日~10日(6月7日は休演)に大阪・新歌舞伎座でそれぞれ上演する。
2021年03月23日山田風太郎による伝奇小説を原作に、2年4カ月ぶりの再演となるスペクタル時代劇『魔界転生』の製作発表会見が3月23日、東京・明治座で行われ、初演に引き続き、主人公・柳生十兵衛を演じる上川隆也、最大の強敵・天草四郎役で初参加する小池徹平が顔をそろえた。初演は2018年10月〜12月に「日本テレビ開局65年記念舞台」として上演され、福岡・東京・大阪の全77ステージで、動員10万人を超える大ヒットを記録した。脚本は演劇界の重鎮・マキノノゾミが担当。堤幸彦が再び演出を手がけ、ド派手なアクションやフライング、LEDによる映像効果を駆使し、演劇と映像が融合した令和版の『魔界転生』を生み出す。魔界から蘇った剣豪に立ち向かう柳生十兵衛を続投する上川は「(初演と比較し)大きく変化した作品になったので、あえて意気込むのではなく、新鮮な気持ちで臨んでいければ」と抱負をコメント。稽古場の雰囲気は「前向きと言うよりも、前のめりな姿勢」だといい、「皆さんがどういう形で臨んでいこうかと一致団結、試行錯誤するエネルギーをひしひし感じる。再演だからと、あぐらはかいていられないなと。そんな貪欲さに近いものを感じる座組に仕上がっていて、日々刺激を受けている」と充実ぶりを明かした。稽古中の印象的なエピソードを問われると「思いつかないですね。それが苦労していない証なのかな」。それでも、コロナ禍での稽古はマスク常用だといい「二重マスクですから、声の通りがよくわからないですね。どこまで届いているのか、図りづらい部分もありますが、それは舞台に立ってから」と前向きな姿勢を示した。一方、上川と初共演を果たす小池は「初めての明治座さんということもあり、気持ちが高ぶっております」と武者震い。上川同様「パワーがすごい」と現場に圧倒された様子で、「すてきな作品に仕上がっている」と手応え十分だった。演出の堤は「コロナの時代、いかに状況に合わせて、お客様に安全に楽しんでもらえる舞台を作れるか追及しております」と挨拶し、舞台上でのフィジカルディスタンスを保つため「人海戦術が厳しい分、大幅に舞台装置を変えている。新作のつもりで、新しい地平を作り出したい」と意気込んだ。会見には共演する藤原紀香(天草四郎の姉・お品役)、村井良大(真田十勇士の生き残り・根津甚八役)、木村達成(十兵衛の弟・柳生又十郎役)、山口馬木也(軍学者・由比正雪役と刀鍛冶・叢雲常陸役)、渡辺大(二刀流の剣豪・宮本武蔵役)、浅野ゆう子(黄泉の世界から蘇った淀殿役)、松平健(十兵衛の父・柳生宗矩役)が駆けつけた。取材・文・写真=内田涼『魔界転生』原作:山田風太郎(角川文庫刊)演出:堤幸彦脚本:マキノノゾミ出演:上川隆也、小池徹平、藤原紀香、村井良大、木村達成、田村心、岐洲匠、宇野結也、財木琢磨、山口馬木也、渡辺大、浅野ゆう子、松平健ほか愛知公演:4月7日(水)~11日(日)刈谷市総合文化センター福岡公演:4月16日(金)~28日(水)博多座東京公演:5月4日(火)~28日(金)明治座大阪公演:6月2日(水)~10日(木)新歌舞伎座愛知公演:チケット発売中福岡公演:チケット発売中東京公演:チケット発売中大阪公演:チケット一般発売4月3日(土)~企画・製作:日本テレビ
2021年03月23日2018年に堤幸彦演出、上川隆也主演で上演した話題作『魔界転生』の再演が決定。原作は山田風太郎の人気小説で、映画も大ヒットした作品だ。島原の乱の首謀者・天草四郎が魔界の力を借りて甦り、“魔界転生”の妖術で歴史に名を残す剣豪たちを黄泉の国から次々と甦らせる物語。徳川幕府滅亡を企てる魔界衆に立ち向かう柳生十兵衛らとの死闘を、ド派手なアクションと映像を駆使して繰り広げる、堤演出ならではのダイナミックな舞台。今回は一部キャストを変更、数多くの映像作品で活躍中の渡辺大が、剣豪・宮本武蔵の役で初舞台を踏む。2002年のデビュー以来、殺陣と乗馬の稽古を続けて来た渡辺が満を持して挑む舞台。大阪で開かれた会見で熱い意気込みを語った。舞台「魔界転生」 チケット情報「ワクワクするおもしろさのある、一筋縄ではいかない時代劇のエンタテインメント作品だと思います。魔界から甦った人間たちの気持ちや姉と弟の関係性、立ち回りのダイナミックさに笑いもあり、いろいろな要素が全部詰まった大作。これまで舞台をやりたいと思いながら、なかなかご縁がなかったので今回とても感謝しています。しかも宮本武蔵という役をやらせていただくことになり非常に光栄です。みっちり稽古して、ひと公演ひと公演、悔いのないように最後まで走り切りたいと考えています」。宮本武蔵は長短2本の太刀を用いる“二天一流”の達人。通常の殺陣とは違う難しさがあると稽古に励む渡辺。「今回初めて触れる流派で、一刀と二刀では形が全然違うんです。太刀さばきがかなり変則的な動きで難しい。でも、二刀流は左右に広げるとダイナミックさが出てくるのでおもしろいです」。見どころは、松平健演じる同じ魔界衆の父・柳生宗矩と戦うシーン。「立ち回りが国宝級のレベルの方なので、互角に見せられるように覚悟して頑張ります。松平健さんとの一騎打ちをガンガンにやれたらいいなと思っています」。共演者は上川以外、初対面だ。「そうそうたるメンバーの中に36歳で初舞台というのも恥ずかしいですが、映像と違って稽古から本番まで約4か月間最初から最後まで一緒にいられるので、いろいろなことを吸収できる機会になるのではと。あとは大先輩の上川さん他、皆さまに教わりながら勉強させていただきたいですね」。公演は愛知、福岡、東京と巡演し、大千穐楽の大阪へ乗り込む。「集大成になると思います。楽しみに待っていていただければうれしいです」。公演は4月7日(水)から11日(日)まで愛知・刈谷市総合文化センター、4月16日(金)から28日(水)まで福岡・博多座、5月4日(火・祝)から28日(金)まで東京・明治座、6月2日(水)から10日(木)まで大阪・新歌舞伎座にて。大阪公演のチケットは4月3日(土)一般発売。チケットぴあでは3月21日(日)まで抽選先行を受付中。取材・文:高橋晴代
2021年03月10日人気作家・中山七里の小説をドラマ化した『連続ドラマW 夜がどれほど暗くても』の完成報告会見が11月13日、都内で行われ、主演で連続ドラマWに約2年ぶりに登場する上川隆也、共演する加藤シゲアキと岡田結実が出席した。数々のスキャンダルを暴く雑誌の副編集長・志賀倫成(上川)が送る順風満帆なジャーナリスト人生がある日一変。大学生の息子が殺人事件を起こし、犯行現場で自殺したことから、取材対象として追われる立場に。理不尽な報道やバッシングに精神をすり減らしながら、事件の真相究明に挑む。中山氏の小説を映像化した『テミスの剣』をはじめ、過去にも連続ドラマWに数回出演している上川は「またこうして重厚な作品をお届けできると、うれしく思っています」と手応えを示し、役柄については「自分の人生が足元から崩れる転落を演じるのは、これまでのキャリアでも見受けられないので、新鮮でした。どんなキャラクターを目指すのか考えるのは楽しい時間だった」と回想。設定上「9割は罵られていた」と苦笑しながらも、「脚本の読後感がすごく良かったので、息苦しい題材ですが、ぜひ最後までご覧いただければ」とアピールしていた。加藤は事件後にかつての上司である志賀を密着取材する若手記者という役どころ。WOWOWの連続ドラマ出演、そして記者役も初めてで「新鮮な気持ちで(撮影前から)とても楽しみでしたし、撮影中もその気持ちが裏切られることはなかった」。物語が展開するたび、志賀との関係性も変化していき「シーンごとの先輩への思いの動きを描いていきたいと思った。新人記者の青臭さも残っているので、視聴者の皆さんにも共感してもらえるキャラクター」だと説明。また、「もし何かを密着取材するなら?」と問われると、プライベートでも親交の深い嵐の大野智の名前を挙げていた。上川と加藤は今回が初共演で「非常に理路整然と役作りを構築していて(精神的にも)安定していらっしゃる。安心感のある共演者」(上川)、「資料もしっかり読み込まれて、現場に立っている。撮影に臨む姿勢には、本当にたくさん勉強させていただきました。NGも出さないので、こちらはプレッシャーでした(笑)」(加藤)と振り返っていた。事件で両親を失ってしまう被害者遺族を演じた岡田は、「そもそも役作りという経験もあまりないのですが、被害者遺族を生半可な気持ちで演じるのは失礼ですし、たくさんの手記を読んだりして、私なりに役柄に歩み寄った」と明かし、「(女優として)すごくいい経験になりましたし、他人事ではなく、もしかすると自分にも起こることかもと考えながら見ていただければ」と話していた。取材・文・写真=内田涼『夜がどれほど暗くても』11月22日放送スタート毎週日曜日よる10時WOWOWプライムにて放送(全4話)/第1話無料放送
2020年11月13日上川隆也が有名週刊誌の副編集長というスクープを追う側から一転、ある出来事から追われる立場となる、中山七里原作ドラマ「夜がどれほど暗くても」より、場面写真4点が公開された。本作は、犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や意義とは一体何か、真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスドラマ。今回到着した場面写真には、上川さん演じる容疑者の父親としてマスコミに追いかけられる志賀が、部下である記者・井波(加藤シゲアキ)に直撃取材される場面や、被害者遺族の奈々美(岡田結実)が、事件に関する記事に目を通す場面が切り取られている。さらに、事件を追う刑事・長澤(原田泰造)は志賀に複雑な眼差しを向けており、長澤が週刊誌嫌いになったある因縁を思わせる。本作にはほかにも、上川さんとかつて「演劇集団キャラメルボックス」で長きにわたり共演してきた坂口理恵が出演することも決定。役どころは、NGO団体の代表で容疑者となった志賀の息子・健輔をよく知る落合夏子。舞台「サンタクロースが歌ってくれた」以来、実に10年ぶり、テレビドラマでの共演は今回が初となった2人。上川さんは「10年振りの共演ですが、彼女の第一声を聴いた瞬間、そんな隔たりは埋まってしまったように思います」と話し、「故郷の川の細流を聴く様な懐かしさと安堵感の中、心地よい緊張感を満喫しました。『また是非こんな機会を』と思わずにいられません」と共演をふり返る。一方、坂口さんは「演技に入ると久し振り感や緊張はなく、まるで昨日の続きのような感覚に自分が居られたことが不思議でなりません。安堵のような……。『ああ、この瞳に向かって、ただただ真っ直ぐに芝居をしてきた時間が私にどれだけあったのか』と、思い知らされた宝物のような一瞬でした!皆さまに感謝です」とコメントした。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月31日上川隆也がジャーナリスト役で主演する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」のフルキャストが発表された。大手出版社の雑誌「週刊時流」副編集長の志賀倫成(上川さん)は、ジャーナリストとしての自負を持ち、充実した生活を送っていた。しかしある日、息子がストーカー殺人を起こし、命を絶ってしまう。キャンダルを追う立場から一転、容疑者の家族として追われる立場になった志賀。絶望的な状況の中、ある少女との出会いが再び志賀を突き動かす。果たして事件の真相とは――。今回発表されたのは、報道に翻弄される主人公を取り巻く登場人物たちを演じる俳優陣。志賀と井波(加藤シゲアキ)の上司で編集長・鳥飼成人を高橋克実。息子・健輔の事件をきっかけに、志賀が新たに異動する雑誌「月刊時流」の嫌味な編集長・楢崎樹を鈴木浩介。志賀と共に世間のバッシングに晒されることとなる妻・鞠子を羽田美智子。健輔の犯行に疑念を持つ捜査一課の警部補・宮藤賢次を高嶋政伸。週刊誌嫌いで志賀に対して複雑な感情を抱きつつも、事件の真相に迫っていく捜査一課の警部補・長澤一樹を原田泰造(ネプチューン)。事件の被害者で大学講師の星野希久子は、『ノルウェイの森』の霧島れいか。事件の鍵を握る容疑者で志賀の息子・健輔は、「セトウツミ」「ストロベリーナイト・サーガ」などに出演する葉山奨之。警視庁捜査一課の若手刑事・三田拓也は「ふぉ~ゆ~」辰巳雄大が演じる。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月02日中山七里の小説を上川隆也主演でドラマ化する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」に岡田結実が出演することが分かった。スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀(上川さん)は、順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、息子の起こした事件により、一転、追われる立場となってしまう。絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことに。そして、深い闇の中で志賀は一条の光を見つける。一人息子が引き起こしたのは、ストーカー殺人事件。さらに、被害者と共に自ら命を絶ってしまう…。岡田さんが演じるのは、被害者遺族の少女・星野奈々美。このストーカー殺人事件によって両親を奪われた女子高生という役どころだ。容疑者が死亡すると、その父親である志賀に恨みを募らせるように。しかし、彼女の存在が志賀の運命を変えることになる。連続ドラマWに出演するのは今回が初となった岡田さんは「今までの私の少ない役者経験の中では、明るい役や楽しい役を演じることが多かったので、その中で星野奈々美を演じるという事は私にとってはある意味チャレンジです。お話をいただいた時は、興奮と同時に不安がありました」と正直な気持ちを語り、「奈々美には、沢山のものの中で振り回されながらも、絶対に曲げない力を感じます。脚本を読んでいて私は、どんどん変わっていく奈々美に勇気づけられました。私の演じる奈々美も、少しでも誰かの希望の星になれるように演じようと思いました」と意気込む。そして視聴者へ向けて「中山七里先生の優しくも力強く切り込んでいくこの熱い作品、登場人物が皆何かを信じて走り続けている姿に、私は心を打たれた一人です。SNSや報道のあり方が考えられているこの現代に斬り込んでいく作品だと思うので、ご覧になった方が一人でも何か感じるものがあったら嬉しいです。夜がどれほど暗くても。その暗闇の先までをご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年09月25日上川隆也を主演に迎え、『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』や連続ドラマW「セイレーンの懺悔」などを手掛けるベストセラー作家・中山七里の同名原作をドラマ化する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」。上川さんと対峙しながら真相を追う週刊誌の記者役に、加藤シゲアキの出演が決定した。上川さん演じる主人公・志賀は、スクープを追う有名週刊誌「週刊時流」の副編集長。順風満帆にジャーナリスト人生を歩んできたが、一人息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶ったことで、一転、メディアから追われる立場に。凶悪事件の容疑者家族として、世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことになる。この本作で加藤さんは演じるのは週刊誌記者・井波渉。「週刊時流」の若手記者で、週刊誌報道の正義を巡って上司である志賀(上川隆也)とぶつかるという役どころ。やがて井波は、息子が起こした殺人事件をきっかけにバッシングされ、“追われる側”となった志賀を密着取材することになる。加藤さんがWOWOW連続ドラマWに出演するのは、今回が初。また、週刊誌記者の役を演じるのも今回が初めて。本作のテーマの一つである「報道の自由や意義とは一体なにか」を正面から問う重要な役どころを、文筆家としての顔ももつ加藤さんがいかに演じるのか、期待が高まる。加藤さんはWOWOWのドラマについて「社会派でウェルメイドな作品が多い印象があり、機会があればぜひ出演してみたいと思っていました」とコメント、「複雑な心情を抱く主人公の志賀を上川隆也さんがどのように演じられるのかも楽しみ」と語る。「実際の事件などがモチーフとなっていることもあって、リアリティを感じました。情報に左右されがちな昨今において、真実を追い求める難しさ。つい見失ってしまう、人としてのあり方。他者との関わりとはなんなのか。この物語に込められた痛烈なメッセージに、強く胸を打たれました」と明かし、「井波渉は志賀とは上司と部下ですが、話が進むにつれて一般的な関係とは異なり、いびつなものになっていきます。スキャンダルを扱う編集者は、一体どうあるべきか。なにが正しいのかわからなくなる世界で葛藤する井波には、誰もが共感できるのでは」と、自身が演じるキャラクターに期待を寄せている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日(日)より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送開始予定(第1話無料放送・全4話)。(text:cinemacafe.net)
2020年09月11日WOWOWにて11月22日(日)より放送予定のドラマ『夜がどれほど暗くても』に加藤シゲアキが出演することが決定した。『夜がどれほど暗くても』の原作は“どんでん返しの帝王”の異名を持つ作家・中山七里の報道サスペンス小説だ。主人公は上川隆也演じる志賀。スクープを追う有名週刊誌の副編集長である彼は、仕事ぶりを評価され順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、事態は一変する。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実、そして深い闇の中で志賀が見つけた一条の光とは。加藤シゲアキが演じるのは週刊誌記者・井波渉。井波は雑誌『週刊時流』の若手記者で、週刊誌報道の正義を巡り、上司である志賀とぶつかるという役どころ。やがて井波は、息子が起こした殺人事件をきっかけにバッシングされ“追われる側”となった志賀を密着取材することになる。加藤がWOWOWの連続ドラマに出演するのは今回が初めてのこと。また週刊誌記者の役を演じるのも、今回が初挑戦となる。本作のテーマのひとつである「報道の自由や意義とは一体なにか」を正面から問う重要な役を文筆家としての顔を持つ加藤がいかに演じるのか、期待が高まる。加藤シゲアキ・コメント――今作のオファーを受けてWOWOWのドラマに出演させて頂くのはこれが初めてですが、社会派でウェルメイドな作品が多い印象があり、機会があればぜひ出演してみたいと思っていました。その願いがこれほど早く叶ったことに、とても驚いています。また、その原作が中山七里さんだというのも二重の驚きです。そしてスタッフの方とも直接お会いし、このドラマにかける思いを聞いて、今こそ届けられるべき有意義な作品だと実感しました。なにより複雑な心情を抱く主人公の志賀を上川隆也さんがどのように演じられるのかも楽しみで、撮影が始まる日が待ち遠しいです。――脚本を読んでの印象や、演じる役・井波渉について実際の事件などがモチーフとなっていることもあって、リアリティを感じました。情報に左右されがちな昨今において、真実を追い求める難しさ。つい見失ってしまう、人としてのあり方。他者との関わりとはなんなのか。この物語に込められた痛烈なメッセージに、強く胸を打たれました。演じさせていただく井波渉は志賀とは上司と部下ですが、話が進むにつれて一般的な関係とは異なり、いびつなものになっていきます。スキャンダルを扱う編集者は、一体どうあるべきか。なにが正しいのかわからなくなる世界で葛藤する井波には、誰もが共感できるのではないかと思います。――視聴者へのメッセージいつでもどこでも情報を手に入れられる現代で、自分で考える力を諭してくれる温かくも力強いドラマです。苦しい現実に立ち向かう登場人物たちの姿に、きっと勇気づけられるはずです。夜がどれほど暗くても―――。そののちに続く言葉はなんなのか。ぜひ最後まで観て、答えを出していただけたらと思います。『夜がどれほど暗くても』WOWOWにて11月22日(日)放送開始
2020年09月11日“どんでん返しの帝王”の異名を持ち、映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』など数々の作品が映像化されてきた中山七里の報道サスペンス小説「夜がどれほど暗くても」が、WOWOW連続ドラマWでドラマ化。主演に上川隆也を迎える。原作の中山氏はデビュー作「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して以来、良質なヒューマンミステリーを世に送り出して、今年1月にデビュー10周年を迎えたばかり。それを記念し、2020年は前代未聞の新刊単行本12か月連続刊行を実施しており、出版社横断の一大キャンペーンを展開。また、映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』(11月公開予定)、映画『護られなかった者たちへ』(年内公開予定)、そして先日発表された、新木優子主演の連続ドラマW「セイレーンの懺悔」など、次々に映像化が決定しており、まさにいまもっとも旬な小説家のひとり。上川さんが本作で演じるのは、スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀。仕事ぶりを評価され順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、ある日、ひとり息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶った。スクープを追う側だった志賀は、一転、追われる立場に。凶悪事件の容疑者家族として世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことになる。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実。そして、深い闇の中で志賀が見つけた一条の光とは…。上川さんが連続ドラマWで主演を務めるのは、2018年の連続ドラマW「真犯人」以来約2年ぶり。また、中山作品への出演はドラマ「テミスの剣」(テレビ東京、2017年)以来約3年ぶりとなる。犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や、意義とは一体何か。本作は単なる転落劇とは異なる、男の慟哭と執念が引き起こす奇跡の物語でもあり、「セイレーンの懺悔」とともにWOWOWが真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスドラマとなりそう。上川さんは「今回の役は、これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの『志賀倫成』という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみ」と、役柄についてコメント。「中山七里先生の『テミスの剣』に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は、今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています」と撮影を楽しみにしている様子。また、原作の中山氏が「わたしの原作の映像化では最短記録」という今回のドラマ化。「主演が上川隆也さんと聞いた瞬間、『ああ、もう原作者が口を差し挟む余地は何もないな』と安心しました」と明かし、「本作のテーマの一つは『全てを失くした者の再生』なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています」と「全幅の信頼」を置いていることを語っている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月、毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年08月25日“どんでん返しの帝王”の異名を持つ作家・中山七里の報道サスペンス小説『夜がどれほど暗くても』が、上川隆也を主演に迎えてドラマ化することが決定した。本作はWOWOWプライムにて、2020年11月放送予定。全4話で展開される。デビュー作『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して以来、良質なヒューマンミステリーを世に送り出してきた中山。デビュー10周年を迎えた2020年は前代未聞の新刊単行本12か月連続刊行を実施しており、出版社横断の一大キャンペーンを展開中。また、映画『ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー』(2020年11月公開予定)、映画『護られなかった者たちへ』(2020年公開予定)、新木優子主演でドラマ化が発表された『連続ドラマW セイレーンの懺悔』(WOWOWプライムにて、10月18日放送スタート予定)など、次々に映像化が決定している。上川隆也が連続ドラマWで主演を務めるのは、『連続ドラマW 真犯人』(2018年)以来約2年ぶり。また、中山七里原作への出演は、ドラマ『テミスの剣』(テレビ東京、2017年)以来約3年ぶりとなる。上川演じる主人公・志賀は、スクープを追う有名週刊誌の副編集長。仕事ぶりを評価され、順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、ある日事態は一変する。一人息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶ったのだ。スクープを追う側だった志賀は一転、追われる立場となる。凶悪事件の容疑者家族として、世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに志賀は事件の真相に迫っていくことになる。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実、そして深い闇の中で志賀が見つけた、一条の光とは。犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や、意義とは一体何か。本作は『連続ドラマW セイレーンの懺悔』とともに、WOWOWが真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスとなっている。【主演・志賀倫成(しがみちなり)役:上川隆也】WOWOWさんとは、これまで長く御一緒させて頂いた事もあって、その間にある信頼感には確たるものを感じています 。今回も、勿論作品の内容は伺った上ではありますが、お声掛けを頂いた時点でその信頼に応えたいという気持ちの方が強くありましたし、悩むことなくお受け致しました。今回の役は、これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの『志賀倫成』という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみです。中山七里先生の『テミスの剣』に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は、今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています。この感覚をそのまま作品の中に封じ込めてお届け出来る様、スタッフ・キャストの皆様と足並みを揃えて臨みたいと思っています。どうぞ御期待下さい。【原作者:中山七里】今年の3月に親本が刊行されたばかりだったので、ドラマ化の話をいただいた時には早いなあという驚きがありました。わたしの原作の映像化では最短記録です。意図的にタブーとされるテーマを選び映像化はされにくいと思っていたので尚更でした。あまりに突然だったので当初は少し不安でもあったのですが、主演が上川隆也さんと聞いた瞬間、「ああ、 もう原作者が口を差し挟む余地は何もないな」と安心しました。上川さんは以前、他局制作のドラマ『テミスの剣』でも主演を務めていただき、全幅の信頼を置いていましたから。本作のテーマの一つは「全てを失くした者の再生」なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています。『夜がどれほど暗くても』11月放送スタート※予定毎週日曜日よる10時WOWOWプライムにて放送(全4話)/第1話無料放送番組サイト:
2020年08月25日国際アート・カルチャー都市構想のシンボルで、年間1000万人の集客が見込まれる「Hareza 池袋」の中核をなす劇場として、昨年11月に開館した「東京建物 Brillia HALL」(豊島区立芸術文化劇場)。そのこけら落としシリーズとして、4月に上演される手塚治虫原作の舞台『新 陽だまりの樹』に出演する俳優の上川隆也が、公演プロデューサーでキョードーファクトリー代表取締役社長の前田三郎氏とともに、高野之夫・豊島区長をこの度表敬訪問した。【チケット情報はこちら】文化創造都市宣言をするなど、文化芸術に対して積極的に受け入れ活動をしている豊島区で、6期目を務める高野区長。就任当初から財政健全化に力を入れつつ、閉塞感を打破するために、文化や芸術を育む政策を打ち出したことを語る。「街が賑わうとき、そこには文化がある。文化がないと賑わいというものは生まれない。財政再建は苦しかったけれど、文化・芸術による街づくりをしたい。苦しい時こそ文化を育てていければ、豊島区の未来像が作れるのではないかと思った」。それに対して、上川は「高野区長の長年の思いが結実していると感じる」と返す。自らが役者としてキャリアをスタートさせた、演劇集団キャラメルボックス(現在活動休止中)がサンシャイン劇場で公演を頻繁に行なっていたことや、昨年12月までNODA・MAP第23回公演『Q』で東京芸術劇場プレイハウスの舞台に立っていたことを挙げて、「思い返すと、舞台のキャリアの大部分を僕は池袋で過ごしている。僕にとって池袋という街のイメージは、まさに演劇もしくは芸術という街だというイメージ。高野区長が21年間継続されてきた思いが、僕の中にあるイメージと合致した」と語った。昨年11月に開館した、東京建物 Brillia HALLは、豊島区が東池袋の旧豊島公会堂跡地に設立した公立劇場で、三層1300席の客席と間口9間(16.4m)の舞台を有している。上川は「役者は数多いるが、劇場のこけら落としに携われることは滅多にない。自分自身、想像もしていなかったが、本当に光栄なことだ」と感謝の意を述べつつ、「豊島区一丸となった力をぜひ追い風として、一身に浴びながら、座組み、スタッフ一同出来る限りの芝居を作っていきたい」と意気込んだ。また、豊島区で生まれ育った前田氏は「自分の生まれた街の新劇場で芝居を作れることはとても光栄なこと。上川くんをはじめ、うまい役者たちが演じる『新 陽だまりの樹』を僕は早くみたいし、区民の皆さんにも見ていただければ嬉しい」と述べた。『新 陽だまりの樹』は2020年4月3日(金)~19日(日)まで。上川隆也のほか、中村梅雀、葛山信吾、緒月遠麻、山田菜々、風間杜夫らが出演。チケット発売中。取材・文・撮影:五月女菜穂
2020年02月03日手塚治虫の「陽だまりの樹」を原作とする舞台『新 陽だまりの樹』が2020年4月から上演される。武士の伊武谷万二郎と、蘭方医の手塚良庵を軸に、激動の幕末を駆け抜ける若者たちを描くこの物語に、2012年の舞台『陽だまりの樹』に続いて上川隆也が出演することも決まった。しかも、前回演じた良庵ではなく、万二郎役で登場するというのだから面白い。上川に作品への思いを聞いた。【チケット情報はこちら】伊武谷万二郎という武士を演じるにあたって、上川がどうしても思い浮かべずにはいられないのが、前回の舞台で万二郎に扮した吉川晃司のことだ。「僕のなかにはもう、まさしく武士のような吉川晃司という男が演じた、あの無骨にして寡黙な伊武谷万二郎がいて、それが男気のあるいい男でしたから、僕のなかから消すのはまず無理なんです。ですから、それをどう咀嚼しながら、あるいはどう受け止めながら、自分の伊武谷万二郎を作っていくのか。それが今回の僕にとっての大きなテーマになるのかなと思っています」とはいえ今度は、相対する良庵を演じるキャストも、中村梅雀に変わる。「前回はお互いの若さをぶつけるような物語だったのが、少し毛色の変わったものになるだろうと窺い知れるようなキャスティングです」と上川自身が言うように、おそらく自然に、新しい万二郎と良庵が生まれるはずだ。「もしかしたら、良庵さんがひとつ上の世代のキャラクターとして、僕らの若気からくる言動を見守るような物語なのだろうかと、勝手に妄想しています(笑)」。脚本と演出も一新される。脚本を担うのは劇団☆新感線の座付作家であり、アニメ作品の脚本も手がける中島かずき。演出は劇団青年座の宮田慶子。上川とは、舞台『真田十勇士』でもタッグを組んでいるふたりだ。「中島さんは歴史に詳しく、新感線をはじめとする様々な作品でも、歴史の本流のなかにアレンジメントを織り込んで描いておられますから、その作風が今回どう活かされるのか、楽しみしかありません。宮田さんの、僕らを自由に動かしながら、気がついたら宮田さんの狙っている的にしっかり当たっているというような演出は、命の使い方を問われた幕末にあってどう生きるのかというこの作品のテーマを、また違う形であぶり出してくれると思っています」。様々に新たな要素を組み込んだ『新 陽だまりの樹』。“生きる”という普遍の問いかけを、しっかりとエンターテインメントに昇華させてくれそうだ。取材・文:大内弓子上川隆也衣装クレジットLosguapos For Stylist ・TEL 03-6427-8654CK CALVIN KLEIN・TEL 03-5476-5811(株)オンワード樫山 お客様相談室
2020年01月23日「待ちわびていました。佐方は不器用なまでに法に愚直な男で、たとえ自分が危ない橋を渡ることになろうともまっすぐに真実に向き合う姿に、男としていとおしささえ感じています」スペシャルドラマ『検事・佐方〜裁きを望む〜』(テレビ朝日系・12月26日21時〜)で佐方貞人を演じている上川隆也(54)が、シリーズ4作目に挑む気持ちをそう語った。今作は資産家の家で腕時計を盗んだ男が起訴事実を認めていたにもかかわらず、公判で一変して無実を主張し、事態が激変していく。「今回は法律の盲点、仕組みやからくりを2時間で理解してもらうことがテーマになっています。ラストに横溝正史シリーズのような、謎解きクライマックスシーンがあるんですが、そこも見どころの1つになっていると思います」上司役の伊武雅刀、同僚役の松下由樹など、共演者との時間も撮影の醍醐味の1つのようだ。「松下さんは、皆さんのご想像どおり本当にカラッとしていてとても気持ちのいい方。伊武さんも折に触れ冗談をおっしゃるし、ドラマの重さとは反対に、とても明るい現場です。事件が解決したあとにみんなで行く居酒屋ふくろうのシーンは毎回楽しみにしています」54歳となった現在も、ドラマや舞台に精力的に取り組む上川。体力づくりについて尋ねると、こんな答えが返ってきた。「ジムには会費を払うばかりで全然通えていないんです。運動といえば愛犬ノワールの日々の散歩だけ。小1時間ほど歩くんですが、彼女がいなければ僕は運動不足になってしまうでしょう(苦笑)」
2019年12月09日「今回は法律の盲点、仕組みやからくりを2時間で理解してもらうことがテーマになっています。ラストに横溝正史シリーズのような、謎解きクライマックスシーンがあるんですが、そこも見どころの1つになっていると思います」そう語るのは、シリーズ4作目となるスペシャルドラマ『検事・佐方〜裁きを望む〜』(テレビ朝日系・12月26日21時〜)で、佐方貞人を演じている上川隆也(54)。今作は資産家の家で腕時計を盗んだ男が起訴事実を認めていたにもかかわらず、公判で一変して無実を主張し、事態が激変していく。「佐方は不器用なまでに法に愚直な男で、たとえ自分が危ない橋を渡ることになろうともまっすぐに真実に向き合う姿に、男としていとおしささえ感じています」今年、役者になって30年を迎えた上川。意外にも当初は「面白いからやっている」もので生業にしようという自覚はなかったそう。「役者を続けてこられたのは、29歳のときにドラマ『大地の子』の主役という大役をいただき、仲代達矢さんと出会ったおかげです。仲代さんにいただいた、役者を続けていくのなら役柄は差が出るように選んだほうがいい、とのアドバイスは大事にしながら役柄と向き合っていますし、その言葉が今でも僕の背中を押してくれています」54歳となった現在も、ドラマや舞台に精力的に取り組む上川に体力づくりについて尋ねると。「ジムには会費を払うばかりで全然通えていないんです。運動といえば愛犬ノワールの日々の散歩だけ。小1時間ほど歩くんですが、彼女がいなければ僕は運動不足になってしまうでしょう(苦笑)」しつけが行き届き、無駄ぼえは一切しないノワールちゃんはドラマの撮影現場にも訪れ、癒してくれるという。役者・上川の生活を支える大切な存在でもあるのだ。「彼女は家族の一員です。旅行に行くときも一緒で、離れがたい存在です。10歳になりますが、大病もせず、健康でいてくれて感謝しています。これからも時間の許す限り一緒にいたいと思います」
2019年12月09日大泉洋主演、松たか子、上川隆也、大谷亮平らも出演する日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」。その第9話が9月8日にオンエア。君嶋の前に現れた“真の敵”…“天敵”だったはずの滝川の本心に視聴者から様々な反応が寄せられている。大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンで出世レースの先頭に立っていたものの、上司が主導する企業買収に異を唱えたことで左遷、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人(大泉さん)は、君嶋の妻・真希(松さん)の叱咤激励を受け、大学時代の同期で「アストロズ」の監督となった柴門琢磨(大谷さん)らと共にプラチナリーグでの優勝を目指す。一方、君嶋を左遷した“天敵”上司・滝川桂一郎(上川さん)はカザマ商事の買収まであと一歩のところに迫っていた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキワ自動車本社では滝川を中心にカザマ商事買収に関する会議が行われていた。経営戦略室長の脇坂(石川禅)は会議のメンバーではない君嶋をこの会議に臨席させる。君嶋がカザマ商事の不正を暴いたことで滝川は子会社に左遷されることになるが、破竹の勢いで勝ち進むアストロズに滝川を追い出した脇坂が君嶋の新たな“天敵”として立ちはだかる。優勝争いを繰り広げるアストロズでは浜畑(廣瀬俊朗)が再びスタメンに復帰。柴門は七尾(眞栄田郷敦)がニュージーランド時代のトラウマから逃れられずにいる限りサイクロンズ戦には出せないと言う。…というのが今回のストーリー。滝川のカザマ商事買収を阻止するため共に戦ってきた脇坂が、今度はアストロズを潰そうとする…この“裏切り”に「脇坂さん、最低な男だったんだ」「上に上がると人ってかわるよねぇ」「滝川常務があっさりと退場したと思ったら、敵は脇坂だった!」など怒りの声が巻き起こる。一方、七尾に代わり試合に出場した浜畑だが負傷してしまう。それでも勝利のために戦い続ける浜畑の姿に「さすが元日本代表キャプテン廣瀬さん。めちゃカッコいいぜ!」「浜畑さんの男気に泣く」といった感動の声が上がる。「こないだの南アフリカのDFみたいな試合」「こないだの南アフリカみたい」といった感想も。さらに滝川がアストロズの試合を観戦、君嶋に本心を語り、君嶋の真の敵を明かす…この逆転に次ぐ逆転にも「この展開は上川さんカッコよすぎてズルい」「滝川さんが、味方になってほしい」という声が上がっている。(笠緒)
2019年09月08日大泉洋、松たか子、上川隆也、大谷亮平らをキャストに迎え、池井戸潤書き下ろし小説をドラマ化する「ノーサイド・ゲーム」の第8話が9月1日放送。し烈なポジション争いを繰り広げる「アストロズ」の選手たち。その結末に感動の声が集まっている。大手自動車メーカー「トキワ自動車」に勤務、ラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人役で大泉さんが主演。君嶋の妻・真希に松さん、自らが進めるカザマ商事買収に反対した君嶋を左遷した“天敵”滝川桂一郎に上川さん、君嶋とは大学時代の同級生でアストロズ監督を務める柴門琢磨に大谷さん。故障でいったんラグビーを辞めたもののアストロズで復帰する七尾圭太に眞栄田郷敦、七尾とポジション争いを繰り広げることになるアストロズのエース・浜畑譲に廣瀬俊朗、カザマ商事三代目社長の風間有也に中村芝翫といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。滝川のカザマ商事買収話は大詰めを迎え、社内でも滝川の力は増大していた。一方、開幕に向けて激しいレギュラー争いを繰り広げるアストロズの本拠地・府中工場にはゴルフ場建設反対派が再び集結するようになっていた。君嶋が反対派リーダーの苗場(金山一彦)に声をかけ懇親会を開くと、そこで以前は反対派の先頭を切っていた森下教授(辻萬長)が5か月前に突如運動を辞めたことを知る。森下はタンカー座礁事件でカザマ商事のオイルを検証した人物だった。森下には病気の娘がおり、君嶋は森下がカザマ商事に娘の治療費を肩代わりしてもらう代わりにオイルのデータを偽装したのではないかと疑う。君嶋がカザマ商事の疑惑に迫っていた頃、アストロズでは七尾のスタミナ不足の原因が膝の故障にあると見抜いた浜畑が針治療を受けさせる。針で膝が回復した七尾と浜畑は開幕メンバーを決める部内マッチで対決。結果は七尾がメンバーに選ばれる。悔しさをにじませながらも浜畑は七尾を抱きしめ激励するのだった…というのが今回の展開。ライバルと最高の状態で闘ったうえで、負けても相手を祝福する…そんな浜畑のスポーツマンシップと、それを讃えるチームメイトたちに「辛い辛い、浜畑の涙辛い」「浜畑(廣瀬さん)がいい!涙で前が見えない」「正面から正々堂々と闘う姿は、人の心を動かす」「浜畑さんの悔しさと応援する気持ちと監督の苦渋の決断、仲間の動揺、ぐちゃぐちゃになって涙出た」など感動の声が殺到、放送後もSNSには投稿が続々とアップされ続けている。(笠緒)
2019年09月01日大泉洋が低迷するラグビーチームのGMを演じ、松たか子、上川隆也、大谷亮平らが共演する日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の第5話が8月11日放送。リーグ決勝戦でみせた林家たま平演じる佐々の活躍ぶりに感動の声が上がるとともに吉田沙保里の登場にもSNSが沸いている。大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンで、左遷され低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人を大泉さんが演じ主演。君嶋を厳しさと愛で支える妻の真希に松さん。君嶋を左遷させアストロズを潰そうと企む“天敵”滝川桂一郎に上川さん。大学ラグビー部の監督を更迭されアストロズ監督に招聘された柴門琢磨に大谷さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。プラチナリーグで快進撃を続け11連勝するアストロズは優勝を狙える位置につけていたが、カザマ商事買収報道でトキワ自動車の株価も上昇、滝川の社内の影響力は増していた。君嶋は滝川とカザマ商事・風間社長(中村芝翫)が大学の同期だと気づき、買収に裏があるのでは?と考え元上司・脇坂(石川禅)に調査を依頼する。一方、圧倒的強さをみせるサイクロンズに勝つため君嶋は妙案を画策。それは柴門と彼の“天敵”であるサイクロンズの津田監督(渡辺裕之)に共同記者会見をさせることだった。公の場で柴門は先輩である津田に挑戦状をたたきつけ、選手たちはその言葉に鼓舞され、さらに会見が話題になったことで決勝戦は今季最高の集客数となった。そして決勝戦後半、柴門はこれまで控えだった佐々を起用。佐々は圧倒的スピードでサイクロンズを翻弄する…というのが今回の物語。これまで里村(佳久創)の影で控えに甘んじてきた佐々が、晴れ舞台でみせた大活躍に「佐々選手(林家たま平さん)、カッコよかった」「佐々くんんん!大好きよおぉぉ!」「佐々が活躍するシーン 心が踊った」など感動の声が続々と寄せられる。「心根の優しい佐々君、たま平さんぴったり。泣けた」「林家たま平、さすがラグビー経験者だけのことはあるw」など佐々役のたま平さんの演技も高評価で、「たま平さんの落語を聴いてみたくなりました」という声も。また今回、タックルを磨くためにレスリングの練習をするシーンで吉田沙保里がゲスト出演。君嶋GMを瞬殺する吉田さんに「吉田沙保里さん…本人役かwww」「大泉洋VS吉田沙保里が始まって最高」などの声も送られていた。(笠緒)
2019年08月11日池井戸潤書き下ろしの同名新作小説を大泉洋主演、松たか子、上川隆也らの出演でドラマ化する「ノーサイド・ゲーム」。その第4話が8月4日オンエア。今回は控えながらチームのために愚直に努力する佐々に君嶋がかけた言葉に感動の声が集まっている。大泉さんが主人公の君嶋隼人を演じ主演、君嶋の妻・真希に松さん、君嶋の“天敵”滝川桂一郎に上川さん、「アストロズ」のアナリストでもある総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、君嶋とは大学時代に同級生だったアストロズ監督・柴門琢磨に大谷亮平、君嶋が勤務するトキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦、海外で挫折し日本でビジネスマンとしてやり直そうとする七尾圭太に眞栄田郷敦といったキャストが出演。大泉さん演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人は、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになる。ラグビーに嫌な思い出がある君嶋は当初、毎年14億もの予算を使いながら弱小チームであるアストロズを廃部にしようと考えるが、部員達の境遇や自分の左遷が滝川の策略だと知り、アストロズを優勝に導こうと決意。大学時代の因縁の存在でもある柴門に声をかけ監督として招聘。アストロズの認知を上げるため地域活動に力を入れるなど地道な努力を重ねた結果、シーズン開幕には1万4千人もの観客が押し寄せる…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。プラチナリーグ勝利と集客を滝川に報告する君嶋だが、滝川からは厳しい言葉を浴びせられる。いまのままではプロモーションに限界があると感じた君嶋はビジネス誌に取材してもらうことに。レギュラー選手たちが写真を撮られている脇で、佐々(林家たま平)たち控え選手は雑用をこなしながら自分も取材されたいと闘志を燃やす。だが、取材の情報を知ったサイクロンズのGM・鍵原誠(松尾諭)は雑誌に出稿、記事内容を差し替えさせてしまう。さらに佐々が「府中グリーンカントリークラブ」の責任者・青野(濱津隆之)の機嫌を損ね、9000万もの取引が破談になってしまう…というのが今回のストーリー。実は取引が破談になったのは佐々のせいではなく、逆に青野は佐々の熱意を見てアストロズの試合を観戦する…というラストだった。エース選手と自分の人気の差を感じ、そこに数々の失態が重なって落胆、ラグビー部を辞めようとする佐々に君嶋が「みんな信頼してる。アストロズには君が必要だ」と声をかけ勇気づける…このシーンに「こんな風にちゃんと見てくれる上司に巡り会えて、幸せだね」「一生懸命な佐々さんが報われてよかった」「こつこつ実直に頑張っていたことを認められる話が堪らなく好き」「不器用な人が報われる話って本当に気持ちが入るわ」など感動の声が続々。佐々を演じているのは9代目林家正蔵を父に持つ落語家の林家たま平。ラグビー経験もあるというたま平さんの筋骨隆々に鍛え上げられた肉体にも「佐々くんてこぶ平さん(正蔵さん)のお子さんなの。驚」など驚きの反応が寄せられている。(笠緒)
2019年08月04日