みなさんこんには。節約アドバイザーの丸山晴美です。『丸山晴美の節約道場! 年100万円貯めるためのマネーテクニック』では、Q&A方式で、年間100万円を貯めるテクニックを紹介しています。今回は、4月から心機一転、貯め上手になりたいという方からの相談です。【Q】新年の目標で今年は100万円貯めると決めたのですが、恥ずかしながら4月を迎えた現在、ほとんど貯金ができていません。新しい期を迎え、心機一転、残りの9カ月で貯め上手になりたいです。100万円貯めるコツを教えてください。【A】生活費が余ったら貯金をするというスタンスではいつまで経ってもお金は貯まりません。まずは毎月決まった額を強制的に積み立てて、残ったお金で生活することが貯め上手になるための第一歩です。毎月の貯金の目安ですが、一人暮らしなら手取り収入の1~3割、実家暮らしなら3~5割です。手取り25万円一人暮らしなら、25,000~75,000円、実家暮らしなら75,000~125,000円となります。もちろんそれ以上でも構いません。一人暮らしの場合でも、社員寮でほとんど住居費がかからない場合は実家暮らしと同じように考えると良いでしょう。勤務している会社に財形制度があればそれを利用するのが簡単です。給料から天引きされて支給されますので、あとは残ったお金でやりくりするだけです。財形制度が利用できない場合は、給料振込口座から給料日に振り替えて積立をすれば強制的に積立ができます。この積立のメリットは先取りして積み立てたお金はなかったものとして生活できる点と、引き出す時に一手間かかるので、そう簡単には崩せなくなることです。ここで金利が云々と考えすぎないようにしたほうが良いと思います。なぜなら考えている間に時が過ぎてしまい、結果的に貯める機会を失ってしまうからです。善は急げ、貯めたいと思ったときに行動することが大切です。貯金してあとは残ったお金でやりくりすれば良いのですが、やはり今まで全て使えていたお金の一部が使えなくなるのですから当然どこかで節約をしなくてはいけません。そこで、計画的に生活費を使うために払うべき家賃や公共料金、通信費は別に引き落とし口座に残しておき、月の生活費を週単位で管理してみましょう。例えば、月に使える生活費が8万円であれば、それを5週で割って1週間16,000円でやりくりをするということです。なぜ5週にするかと言えば、1カ月分の生活費を全額持ってしまうと、次の給料日に近づくにつれて生活が厳しくなる可能性があり、1週間ごとにした方が管理がしやすくなるからです。そして、5週で管理すると数日で終わる週があるのでその方がお金が余りやすいからです。もちろん、初めに貯金はできているのですから、残さずきれいに使ったとしても問題はありません。しかし、残った生活費を翌月に繰り越さず貯金にするのが貯め上手です。そして必ずお財布には予算以上のお金を入れないようにしましょう。余裕があるとつい使い過ぎてしまうからです。お財布に余裕がなければ、ムダな買い物もしようとは考えないでしょう。どうしても心配ならお守り代わりに1万円を小さく折って小さな袋に入れてお財布に入れておくのも良いでしょう。限られたお金の中で上手に生活をするヒントとして、買う前に本当に必要かどうか考えることと、飲み物や食事、アイロンがけなど、自分で作れるもの、できることをを可能な範囲で自分でやるようにしましょう。さらに、洋服や靴、鞄を買う前にも今あるアイテムで修理やリフォームで買わずに済ませられないかといったところを考えて、なるべくお金を掛けなくてもできることを増やしていくようにしましょう。貯まる仕組み作りとお金の使い方を見直せば、この年末に100万円貯めるのも夢ではありませんよ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日3月14日にアルバム『愛の夢』をリリースし、クラシック日本人ピアニストとして史上最年少CDデビューを果たした牛田智大。12歳の天才少年として話題のピアニストの本格的デビュー公演が、7月に開催されることが決定した。「牛田智大 デビュー ピアノ・リサイタル」の公演情報両親の仕事の関係で上海にわたった3歳の頃より、ピアノを弾きはじめたという牛田智大。弱冠5歳にして上海市で行われたコンクールで1700人の中から1位に輝く。さらに若きピアニストの登竜門「ショパン国際ピアノ・コンクール IN ASIA」年齢別出場部門において、8歳から12歳までの5年連続で1位を獲得。また今年2月に行われた第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールでは、19歳のイタリアの女流ピアニストと1位を分かち合い、同アカデミー音楽監督の中村紘子や世界的ピアニストのラン・ランからもその才能を絶賛されている。昨年10月に放送されたテレビ朝日『題名のない音楽会』出演を機に、注目度も急上昇の牛田智大。本格的デビュー公演となるピアノ・リサイタルは、7月17日(火)に東京オペラシティ コンサートホールにて開催。チケットの一般発売は3月31日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを3月27日(火)10時より受付開始。■牛田智大 デビュー ピアノ・リサイタル【日時】7月17日(火) 19:00開演【会場】東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル (東京都)※本公演は20:00終演予定(休憩無し)
2012年03月26日みなさんこんには。節約アドバイザーの丸山晴美です。『丸山晴美の節約道場! 年100万円貯めるためのマネーテクニック』では、Q&A方式で、年間100万円を貯めるテクニックを紹介しています。今回は、春の人事異動に伴う「歓送迎会」のラッシュで家計が苦しくなっている方からの相談です。【Q】勤めている会社の人事異動の発表があり、私がいる部署でも何人か異動することになりました。また、4月には違う部から異動してきた人や、研修を終えた新卒者も私のいる部署に配属される予定です。入社してはや4年が経とうとしていますが、この時期になると「歓送迎会」のラッシュで生活費が足りなくなります。忘年会や新年会は冬のボーナスで何とか乗り切れましたが、3月は厳しいです。決算賞与も出ませんでした。なんとか節約できる方法はありませんか。【A】新年度を迎えるにあたって、送別会や歓迎会は避けては通れない定例行事となっています。異動される方には慰労、異動してくる方には親睦の意味があると思いますので、ここでお金がないからと言って参加しないことは礼儀に欠けることになりかねません。部内で積立などをしていればそれほど大変ではないとは思いますが、この時期はそれ以外にも人との交流が活発になる時期ですので、なるべくお金をかけないように意識して行動することが大切でしょう。やはり節約をするには幹事になるのが近道でしょう。店選びなどができるのでその分会費自体を安く抑えることもできます。まずは、出席者や時間の調整をする必要がありますが、そんな時は無料で使えるスケジュール調整システムの「ちょー助」を使えば簡単です。調整表を作成したら、それを対象者へ回答期限を入れてメールして、あとはそれぞれの回答を見ながら調整をかけるだけです。この時期はどの会社も同じように歓送迎会をしており、個室などの競争率が高いので、早めに行動するのが良いでしょう。お店選びは1店舗だけではなく3店舗くらい候補を出して多数決を取ってお店を決めれば、参加者の不満もあまり出ないと思います。お店を選ぶ際に便利なのが、「ぐるなび」や、「ホットペッパーグルメ」です。また、利用者の声などを参考にしたい時は、「食べログ」が便利です。少しでも安く済ませるためにクーポンは上手に使いたいものです。ホットペッパーやお店が出しているクーポンを忘れずにチェックして利用しましょう。また、クーポンの共同購入は、人数分購入しないと原則利用できないこともあり、融通が利きにくいのでおすすめしません。また、ぐるなび会員になって「スーパーらくらく幹事さん」または「とくとくプラン」をWEBから予約をして、携帯のmyぐるなびに事前にログインしておき、宴会当日に店頭で携帯電話をタッチすると、予約人数×100ポイントがもらえるサービスもあります。詳細はこちら。そして一度確定人数で予約をしてしまうと、当日キャンセル分も支払うことになりかねません。そういった意味でも事前に徴収するのが望ましいのですが、それが難しい場合は予定の人数よりも2人くらい少なめに予約を入れておくのも一案です。そして、予約の際には1つ確認するべきことがあります。「仮に当日人数が増えたとしたらあと何名くらい対応が可能でしょうか」という点です。これなら、当日欠席する人が出ても、会費を余分に払わなくても済みます。対応ができないということであれば、最終予約日と時間を聞いてそれまでに確定をし、事前に会費を回収しておけば解決できますし、幹事の仕事もほぼ終わりです。宴会のスタート時間が遅い場合、終電にも配慮する必要があるでしょう。終電ギリギリで行動すると、電車が混むので、余裕を持って行動ができるように終電の40分前には携帯のアラーム(着信音と同じもの)を鳴らして、「そろそろお開き」の流れを作るとスムーズです。そして最後の支払いはクレジットカードで済ませばポイントを貯めることができます。ここで注意をしなくてはいけないのは、会費は他に流用せずにすぐに引き落とし口座に入金することです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日関ジャニ∞の丸山隆平が主演する舞台『BOB』の製作発表が3月2日、都内で行われ、丸山のほか共演の平愛梨、片桐仁、作・演出の西田征史が登壇した。本作は3人芝居のシチュエーション・コメディ。かつては周囲が呆れるほどのバカップルだったお笑い芸人の田畑春彦(丸山)と夏美(平)は、結婚5年目に倦怠期を迎えている。些細なことで喧嘩ばかりしているふたりに、春彦のコンビの相方で友人の健太(片桐)の心配も尽きない。だが夏美の離婚の決意は固く、芸人としてうだつのあがらない春彦に三行半を突き付けて、彼女が家を飛び出すと交通事故に遭ってしまう。なんとか一命を取り留めた夏美であったが、春彦が見たのは変わり果てた夏美の姿だった。「台本も楽しく、あっという間に読めました。早く稽古に入りたい」と意気込む丸山は、妻役の平とはバラエティ番組の即興劇でカップル役を一度やったことがあると話す。「僕が悩みを抱えていて、平さんはその悩みを聞いてくれる彼女役だったのですが、その時すごく助けていただいたので、この話が来た時にピッタリなんじゃないかなと」。一方、平はその番組のエチュードで丸山の名前を間違えたそうで「丸中さんって呼んでしまって、申し訳ないなと。その申し訳ないという気持ちを今回は舞台に……」と照れくさそうに話すと、丸山から間髪入れずに「今回はその罪滅ぼしの舞台ってこと?」と訊かれる始末。平は「はい、謝罪のつもりで頑張ります」と笑顔で天然ぶりを発揮し、場を笑わせた。その後も元バカップルという設定で、ペアルックを着たり、同じ食べ物を食べたりすることは大丈夫かと丸山と片桐に問われ、平が「私はうな重だけが好きなんで」と答え、爆笑を呼ぶ場面も。丸山が「財布のことも考えてくださいね。毎日、上とか無理だからね?」と平に呼びかけると、笑って生返事をする平に丸山は形無し。丁々発止のセリフの応酬が見ものの本作を彷彿とさせる軽妙なやりとりも見せた。東京公演は4月27日(金)から5月21日(月)まで東京グローブ座にて、大阪公演は5月24日(木)から29日(火)までサンケイホールブリーゼにて上演。
2012年03月05日みなさんこんには。節約アドバイザーの丸山晴美です。『丸山晴美の節約道場! 年100万円貯めるためのマネーテクニック』では、Q&A方式で、年間100万円を貯めるテクニックを紹介しています。今回は、この春から一人暮らしをすることになった方からの、節約に関する相談です。【Q】この春から一人暮らしをすることになりました。今まで実家で暮らしていたので、どんな物件を選んだら良いのかも、何をそろえたら良いのかもよくわかりません。できればあまりお金をかけずに一人暮らしを始めたいと考えていますので、節約できるポイントなどを教えてください。【A】実家暮らしから一人暮らしになると大きく変わるのが、お金の流れと家事負担です。実家ではいくらか家に入れていた生活費も、一人暮らしとなると家賃、水道光熱費、通信費、食費、日用品代など今までよりも出費が多くなります。そうなると、実家暮らしの時のように自由に使えるお金や貯金が思うようにできなくなるでしょう。一人暮らしを始める際の節約のポイントは「物件選び」「家具家電生活用品」「引っ越し費用」となります。まず「物件選び」ですが、手取り収入の30%以内に抑えて物件を決めるようにすると良いでしょう。これ以上ですと、生活費や貯金へまわるお金が少なくなるためです。例えば手取り収入が20万円であれば6万円まで、25万円なら7万5,000円までが目安となり、30%より少なければ少ないほど貯金にまわせるようになります。家賃と毎月の貯金額を合わせておよそ40%が目安になります。ですから、家賃が収入の20%であれば、20%は貯蓄に回わすことができると考えることができます。およその家賃が決まれば、物件選びです。物件は何を優先させるかを考えましょう。立地なのかそれとも設備なのか、それとも日当たりなのか。駅から遠いと場合によっては自転車の駐輪場代やバス代、タクシー代などかかることもありますので、そういったコストも考えて決めるようにしましょう。また、日当たりが良い方が物件価格が高くなる傾向がありますが、日中家を空けている人の場合にはそれほど重要でないかも知れません。ガスには都市ガス、プロパンガスがありますが、一般的には都市ガスの方がガス代が割安になりますので、確認をしておくと良いでしょう。また、設備面もチェックしましょう。収納が多い、エアコンや照明器具があらかじめ設置されている場合は入居時の負担が減りますので、その分家賃が割高になっていなければお得です。物件を下見する際は、すでに一人暮らしをしたことのある経験者や賃貸物件に明るい人と行くとより参考になるでしょう。借りる場合は、敷金、礼金、仲介手数料がかかりますが、交渉次第では家賃ともに安くなることがありますので、ダメもとで交渉してみても良いでしょう。敷金は退去時に精算され、足りなければ追加で払うことになりますので、割引交渉するなら礼金、仲介手数料が良いと思います。家具や家電は始めから買いそろえるよりも、手元にあるものやレンタル、中古品で済ませて、お金を貯めてから買い揃えるのも一案です。使用する期間や処分する手間などを考えるとレンタルの方がお得になることもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。「かして! どっとこむ」では、中古家電4点セット14型ブラウン管テレビ、全自動洗濯機、冷蔵庫(2ドア)、電子レンジが1年で4万1,000円と手頃です。食器や日用品なども、こだわりがなければ実家で余っているものがあればもらったり、100円ショップのもので最低限をそろえる程度でも生活はスタートできます。最後に引っ越し費用ですが、荷物の量と距離、業者選びがポイントになります。それほど荷物の量が多くなければ、実家の車に積んで運び、残りの家具家電は引っ越し先の店舗で購入すれば、それほど費用はかからないでしょう。大きな家具などがある場合は、運搬の際に床や壁を傷つけてしまったり、家具自体にキズが付いてしまうこともありますので、自分や友人とでやるよりも、プロに任せた方が結果的には安く済むこともあるでしょう。単身で引っ越し先への距離が近距離であれば、赤帽のサービスも検討してみてはいかがでしょうか。ドアtoドアが基本で、梱包などは自分でする必要がありますが、その分費用は抑えられるのではないかと思います。一人までなら助手席に乗って移動することもできるので、電車賃を浮かすこともできます。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月01日みなさんこんには。節約アドバイザーの丸山晴美です。『丸山晴美の節約道場! 年100万円貯めるためのマネーテクニック』では、Q&A方式で、年間100万円を貯めるテクニックを紹介しています。今回は、簡単で安くできる地震対策についての相談です。【Q】東日本大震災以降、M4規模の地震があちこちで起きています。このまま収まって欲しい気持ちとは裏腹に、先日は、M7級の直下型地震が首都圏で4年以内に発生する確率が高いとの試算結果を報じるニュースを目にしました。簡単で安くできる地震の安全対策はありませんか。【A】大きな地震は起きて欲しくはありませんが、願って止むものでもありません。私たちにできることは、いつ起きても被害を最小限に抑えるための「備え」が大切だと考えます。大きな地震に備える際にポイントとなるのが、家具類の転倒や、食器棚からの食器の落下をできるだけ防ぐことでしょう。使っている家具が備え付けではなく、高さのある家具の場合は「転倒防止器具」を付けましょう。天井と家具の間を突っ張って支えるものや、直接壁に取り付けるものなどがあります。賃貸住宅の場合は、突っ張って支えるもので補強しておくと穴をあけずに済みます。これらはホームセンターなどで購入することができますので、値段だけではなく性能と併せて比較検討すると良いでしょう。(値段の目安)家具転倒防止伸縮棒 : 2本入り 1,500~3,000円くらい家具転倒防止L字金具 : 600~1,400円くらいそして、食器などの棚の中のものの落下を防ぐためには100円ショップなどで売られている「滑り止め」を敷いた上に食器を置いておくと、食器が動きにくくなり落下しにくくなります。また、食器棚の扉が地震の際に開かないような「耐震ラッチ(ロック)」が付いているかの確認をすると良いでしょう。付いていない場合は後付けで付けられることもありますので、ホームセンターや耐震ラッチ(ロック)を取り扱っているメーカーのHPで確認してみましょう。また、外側からロックをする「キャビネットロック」を併用するとさらに効果が高くなります。(値段の目安)耐震ラッチ : 800~3,000円くらいキャビネットロック : 600円くらいガラスが飛び散ると危険ですし、その処理にも時間がかかります。窓ガラスや食器棚のガラスなどのガラス類が割れた時に備えて「ガラス飛散防止フィルム」を窓ガラスに貼っておきましょう。(値段の目安)ガラス飛散防止フィルム : 1枚あたり1,000~3,000円くらいテレビやパソコンのディスプレイなど、地震の時に不安定になりがちなものには「耐震ジェルマット」を貼っておくと転倒防止に役立ちます。また、「耐震用ストッパー」は直接OA機器などを強力に固定するので、より耐震性が期待できます。(値段の目安)ジェルマット : 4枚入りで400円前後耐震用ストッパー : 4本入りで2,000円前後お住まいの自治体で「家具転倒防止器具等助成制度」のような制度があれば、上手に利用しましょう。例えば東京都港区では、「家具転倒防止器具」を無償で支給しています。それぞれの器具にポイントが付けられており、合計50ポイントまでの器具を選ぶことができます(一世帯1回限り)。また、一戸建て住宅の場合でも「耐震診断」の補助が出たり、「改修」の補助がでることがありますのでお住まいの市区町村の役所・役場などへ問い合わせてみましょう。上記に挙げた価格はあくまでも目安ですので、実際の価格とズレが生じる恐れがあります。耐震対策の出費は出し惜しみをせずに、できる限りの対策をすることが後々の安全となり、安心につながるのだと思います。まさに「備えあれば憂い無し」です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月16日光インターネット接続サービス「UCOM 光」キャンペーン記者発表会が2月15日、都内にて行われ、同サービス初代キャンペーンキャラクターに決まった山口智充が登場した。“ギガぐっさん”の必殺技写真山口は、CMで演じるネット世界のスーパーヒーロー“ギガぐっさん”として、光り輝く衣装を身にまとい登場。「こういうのを着ると、いつまでも男心をくすぐりますね。ステージにあがる前もこうやって…」と、効果音を交えながらポージングを披露した。CGを駆使したCMについては「自分がこういう世界のなかで生き生きと動く姿を見ると、ほんとに嬉しく思います。撮影も非常に楽しかったですね! ヒーローになった気分」と満面の笑みをみせた。最後に“ギガぐっさん”の必殺技「ギガぐっサンダーフラッシュ」「ギガぐっさん アップクライム ボンバー」を披露し、「みなさまのネットライフを安全に快適にパワフルに、光ぶっとくサポートさせていただきます!」と力強く宣言した。世界で初めて光インターネットサービスを提供した「UCOM 光」は、“光ぶっとい”をキーワードに、インターネットの利用用途に応じて、100Mbpsと1Gbpsを選択することができる「UCOM 光 マンション全戸一括タイプ 100 メガ/1 ギガ セレクトプラン(仮称)」サービスを首都圏ほか一部の地域で3月1日(木)より販売開始する。サービスエリアは順次拡大予定。山口が出演する新CM「ネットのヒーロー ギガぐっさん登場」篇は、2月20日(月)よりJR東日本、東京メトロ、東急電鉄、JR西日本の車内ビジョンにて順次放送される。
2012年02月15日舞台から映画、TVドラマ、バラエティ番組まで、その流暢な語り草とスパイスの効いたキャラクターで、独特の存在感を示す八嶋智人。昨年公開された『秋深き』で映画初主演を飾った彼が今回、ノスタルジーあふれる篠原哲雄監督の最新作『つむじ風食堂の夜』で二度目の主演を果たした。名前のない、「私」という役を通して見えてくる、役者・八嶋智人のこだわりとは――。大人だけれど少年の心を抱えたままの、どこかファンタジーの主人公を彷彿とさせる「私」。原作者の吉田篤弘によれば、この「私」はまさに八嶋さんをイメージして書かれたそうだ。自身をイメージして作り出された役を演じるというのは、どんな心境だったのだろうか?「お話が『私』という、誰でもない役だったので、いろんな人が『私』という人物とダブればいいという部分はありましたね。どういう風に生きて、これからどこへ向かっていくのか、自分探しみたいなものを、頭で分かってても生理的に受け入れられるような瞬間に、ようやく地に足がついて一歩踏み出せる。そんな瞬間が最後に訪れる映画なので、僕自身は、感じるということ、刺激を受けることに対して嘘がないようにやるのが一番重要なんだろうなと思ってやってました。その分、周りの方々は個性の強いキャラクターなので大変だったと思いますよ。(帽子屋役の)下條(アトム)さんは、ありもしないものを『ある』って言ったり…、でもそれが『声のマジック』みたいなものかもしれませんが、リアリティをもってくるんですよ。すごく助けていただきました!」八嶋さん曰く、「普遍的なものが凝縮された“旅”のような映画」という本作。撮影は和洋折衷の雰囲気漂う函館で行われたが、独特の空気に誘われるように、「私」は個性あふれる人々と出会っていく。中でも月船さらら扮する女性・奈々津との、微妙な距離感のあるやり取りの間に見せる、八嶋さんの少年のような表情が印象的だが、2人の関係はどうやって築いていったのか?「月船さんも演技のバランスを迷っていて、8日間しか時間がなかったのでお話した方がいいかなと思って、『僕の好みとしては、がーっと泣いたり感情的なところを、劇的だけどもうちょっと抑えてる方が好きです』と最初に言って。無責任に言ったんですけど(笑)、すごく考えていただいて、リハーサルからすごく変わりましたね。『この女優さん、すごい対応力だな』と思いました。物語の中でも、彼女は『芝居をやりたくても出来ない』という役なのですが、宝塚のトップをやられていた月船さんもちょうどその頃に、『もっとちゃんと自分たちで考えた芝居をしたい』って作家に直談判して、小さな劇場で舞台をやるって話していて。映画のまんまじゃん!って(笑)。僕以外にもたくさんの縁がある作品だなと思いました」。現実から目を背けるではないが、どこか夢見がちなところを秘めた「私」は、この一期一会を通して、先ほども出てきたように「地に足つけて」一歩を踏み出していく。この人生の“ターニングポイント”について八嶋さんは語る。「全部が繋がっているから今ここにいる、ということが僕は大きいような気がして、この映画をやって余計にそう思いました。ここにいてもどこにでも行ける、“タネも仕掛けもございません”というようなイメージを自分の中に持つこと。それが行き過ぎると夢見がちになってしまうのですが、そのどっちにおいても己の分が分かるという、地に足が着いた瞬間がターニングポイントだと思うんです。それは僕にとっては、作品に向かう自分のあり方、家族が出来た瞬間や子供が出来た瞬間というのがターニングポイントになってますね」。これまで数々の作品で、バイプレーヤーとして唯一無二の存在感を示してきた八嶋さん。だが『秋深き』、そして本作と主演作が続き、また新たな演技の“ルート”が見つかったという。「『エドモンド』(’05)という人生初の主演の舞台のときに、それまでは“受け身でいる”ということが全くなくて“攻撃が最大の防御”というところがあって(笑)。仕掛けていくという演技体を突き進んでいたんですけど、あらゆることを封じられたんですね。主演か主演じゃないかって『いる』感覚が違うんですよね。山の頂点に行くのは同じなんだけどその登り方、ルートが違うような。昨年の『秋深き』のときも初めて主演をやらせていただいて、やっぱり物語を背負わなきゃいけないし、ぶれちゃいけないんだと思いましたが、今回も完全に“受け身”でいることが重要だったから、それは自分の中で新しい展開でした」。それでは、この先どんな作品や役に出会いたいか?との質問には「お呼びがかかる待ちです」と一見、意外にも思える“受け身”な姿勢を見せる八嶋さん。だが、そんなフラットな姿勢こそが、彼の変幻自在な魅力を生み出しているのかもしれない。「ずっと役者を続けていれば、いろんな使い方をしてくれる人と出会う。すごい消極的なことを積極的に話してますけど(笑)、出会い待ちというのが俳優の仕事だと思うので。基本的には何でもやりたいです。主演が続くのも楽しいし、逆に(主人公に)刺激を与える奇抜な役も遊べて楽しいし、待ちたいですね。そのためにずっと俳優でいたいというのはあります」。衣裳・レザーブルゾン/カットソー/パンツ/ベルト:BURNER 代官山問い合わせ先:BURNER 代官山(03-5784-2030)Hair&Make:陽(akira)/Stylist:どら(CaNN)■関連作品:つむじ風食堂の夜 2009年11月21日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2009「つむじ風食堂の夜」製作委員会
2009年11月20日