ミスタードーナツは、5月1日から、『台湾果茶』4種を期間限定で発売します。この『台湾果茶』は、台湾で人気のティスタンド「HOPECHA」監修のフルーツティです。昨今台湾では“水果茶(すいかちゃ)”が人気であり、ティスタンドも多く立ち並んでいます。その中で、「HOPECHA」はお茶とフルーツを融合させ、味のバランスにこだわったフルーツティを展開しております。今回、飲んだときの味わいにこだわり、「HOPECHA」でもおこなっているドリンクを作った後、よく振ることでジャスミンティとフルーツの混ざり具合をよくして提供します。お客様が飲む前に、10回ほどカチャカチャ振ることで、フルーツとジャスミンティの風味がまろやかになり、フルーツの甘みや酸味とジャスミンティの旨みを味わえます。<新商品>『台湾果茶』※果実由来の小さな粒や繊維等が入る場合がありますが、お召し上がりいただいても問題はございません。※価格は、本体価格・テイクアウト価格・イートイン価格の3価格を表記しています。本体価格 540円(税抜)テイクアウト 583円(税込)イートイン 594円(税込)●パッションフルーツジャスミン台湾産パッションフルーツと香り高いジャスミンティの旨みがマッチ。パッションフルーツのナチュラルな果実感と独特の食感、さわやかな味わいが魅力です。●パインマンゴージャスミン台湾産パイナップルと台湾産マンゴー特有の甘みに、台湾産レモンの酸味をほのかに効かせました。南国フルーツとジャスミンティのハーモニーが楽しめる一品です。●オレンジピンクグレープフルーツジャスミンオレンジとピンクグレープフルーツにジャスミンティを合わせ、台湾風はちみつを加えました。柑橘のさわやかな味とジャスミンティがよく合う、夏にぴったりのドリンクです。※はちみつ使用のため、1歳未満のお子様には与えないでください。●ミックスベリージャスミンブルーベリー・ストロベリー・ラズベリーの3種類のベリーが織りなす深みのある甘さと、ジャスミンティを組み合わせました。ベリーの味をしっかりと楽しめるドリンクです。<販売期間>5月1日~9月上旬(順次販売終了予定)<対象ショップ> ミスタードーナツ全店(一部ショップを除く)※緊急事態宣言を受け、政府や自治体の要請に基づき、店舗により営業時間の変更・休店及び店内飲食を休止している場合がございます。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年04月28日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受けて、政府が東京などを含む7都府県に『緊急事態宣言』を発令しました。対象の都府県に対し、政府は不急不要の外出を避けるよう要請。食料品や日用品を扱うスーパーマーケットやコンビニエンスストアは、原則通常通り営業するため、「在庫がなくなる心配は無用」「不要な買い占めは控えてほしい」と呼びかけています。池江璃花子選手が呼びかけ同日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、Twitterを更新。多くの反響が寄せられた、メッセージがこちらです。皆さんスーパーは、慌てて行かず、買い溜めせず、いつも通り必要な分だけ買いに行きましょ!スーパーも、ちゃんと量は確保してあるみたいだし、感染してても無症状の人もいるから、今、大勢の人が一気にスーパー押し寄せたらって思うと怖いです— 池江 璃花子 (@rikakoikee) 2020年4月7日 コロナウイルスの感染力はすさまじく、中には無症状のまま周囲にウイルスをうつしてしまう感染者もいます。池江選手は、パニックにおちいった人が店につめかけることを恐れ、「慌てず、買いだめせず、いつも通りの行動をしましょう」と訴えました。【ネットの声】・本当にその通りです。必要な分だけ買いたいと思います。・大切なことを発信してくれてありがとうございました!・大変な中、働いている従業員の人たちには感謝しかありません。従業員のみなさんを困らせないためにも、節度ある行動を心がけましょうね。非常事態の中で混乱し、不安に襲われる人もいるでしょう。感染のリスクを減らすには、一人ひとりが不急不要な外出を避けることが大切です。正しい情報を受け取る姿勢を持ち、周囲への配慮ある行動が望まれています。[文・構成/grape編集部]
2020年04月08日俳優・佐藤健の公式YouTubeチャンネルで31日、『佐藤健を癒す「TAKERU NO PLAN DRIVE」』の動画が公開され、その中で佐藤が理想の休日について語っている。「TAKERU NO PLAN DRIVE」は、神木隆之介プロデュースによる旅企画。佐藤、神木、桜田通、渡邊圭祐の4人で、ドライブ旅を繰り広げる。今回の動画では、神木の運転で佐藤と2人で出発し、渡邊と桜田をピックアップ、4人でトークを楽しむ様子が収められ、千葉方面へ進むところで終了した。トークの中で、渡邊が「自由におもてなししてくれって。僕は、健さんがやりたい休日を…」と話すと、佐藤は「俺がやりたい休日は、家で1人でゆっくりしたい。たまった録画を見ていたい。家でソファで『テレビ千鳥』をずっと見続けたい」と理想の休日を語った。千鳥・ノブと親交の深い佐藤。神木から「夜はノブさんとご飯行って1日が終わるんだよ」と言われると、「終わる」と認め、「外に出ることマジでない。午前中に外に出るなんて、仕事以外で何年ぶりだろう」と話した。
2020年03月31日俳優・佐藤浩市さん(59)に“故郷”について尋ねたとき、意外な言葉が返ってきた。「僕には、もう故郷なんてないですから――」佐藤さんは1960年12月、東京都新宿区出身。父親は、“怪優”と呼ばれた俳優の故・三國連太郎さん(享年90)だ。「僕は、東京・神楽坂の生まれですが、実家もないし、当時からある数件の店を除いて。僕が育ったころの面影なんて、全くと言っていいほど残っていません。そう思うと、自分は守るべき田舎も故郷もない人間なわけで。僕が大家族で育った?いや、それはなかったです。三國が過去のインタビューでそう言ってるんですか。それは、彼の“作り”だと思います(笑)。まあ、それもよし。特に晩年には、記憶以外のもので構築される過去もあるでしょうし。じゃあ、おふくろと2人だったかというと、彼女も、もともと神楽坂の芸者で知り合いも多く、お酒も飲む方で、結構夜は出ちゃうタイプでしたから。家にはおふくろもいなかった、親父もいなかったというのが、僕の少年時代でした。でも、僕は人がいないと生きていけないというタイプじゃないから、ときどき親父が戻ってきて一緒に食卓にいると、逆にすごく苦痛でしたね」小5のとき父親が家を出て、中学に上がる前には両親が正式に離婚。三國さんが伊豆の十国峠に息子の佐藤さんを連れて行き、「これが君との最後の別れだ。君はおふくろのところへ帰れ。僕は放浪生活を始めるから」この“十国峠の別れ”は、まるで映画のワンシーンのように、三國さんの評伝などでは語り継がれてきた。その後、佐藤さんは高2から実家を出てアパートでの一人暮らしを始め、多摩芸術学園映画学科を中退して役者の道へ。最初に俳優を目指すと言った時、父は言った。「僕は何も教えられないよ。だったら、親子の縁を切りましょう」こうして、“2世俳優”としての人生が動き出す。19歳だった。しかし、演技派としての地位を築いていた父の重圧はなかったのだろうか。「正直、それはありました。でも“三國さんの息子さん”という見方をされるのは当然だし、一方で、だから受け入れてくれるという業界人も多かったんです。親父と不仲だと評されていた人が、現場では僕を可愛がってくれたりもあって。世の中、それほど度量の狭い人間ばかりじゃないと、いまだに信じてやってます」映画デビューの『青春の門』でブルーリボン新人賞を受賞。この時も、親子2代受賞と話題に。その後も、『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど着実に実績を積んでいき、初めての父子共演は、ようやく96年春の『美味しんぼ』で。父73歳、息子35歳のときだった。その制作記者会見でのこと。「佐藤浩市くんという人は、僕のやり方を否定していくのだろうけど、しかし、血のつながりは否定することはできない」こうしたやりとりを、マスコミはこぞって親子の確執だと報じた。しかし、佐藤さん本人は言う。「よく言われますが、別に不仲だったわけではないんですよ。一つだけ言えるのは、僕も、きっと三國も、一緒にいることのハードルを変に上げすぎたんですね」父・三國連太郎は、撮影現場にだけはよく息子を連れて行ったという。父の背中を見たことが、息子・佐藤浩市の俳優としての原体験になった。だから息子も長男・寛一郎を現場に連れて行き、やがて長男も役者に。あたかも父と息子の間にあった確かな、そして未来へと続く“絆”を証明しているかのように――。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月20日主演の上白石萌音や佐藤健に、黒羽麻璃央が出演する動画配信サービス「Paravi(パラビ)」オリジナルストーリー「まだまだ恋はつづくよどこまでも」。この度、本日の「恋はつづくよどこまでも」最終回終了後に配信される本作に、上白石さん、佐藤さんら豪華レギュラー陣が総出演、本編終了後から“数か月後”の2人が描かれるという。「Paravi」では、TBSの火曜ドラマ「恋はつづくよ どこまでも」と、そのオリジナルストーリー「まだまだ恋はつづくよどこまでも」を独占配信中。オリジナルストーリーでは、七瀬(上白石さん)の天堂(佐藤さん)への猪突猛進な恋のアプローチをより一層楽しんでもらうため、本編では見られなかった恋模様など、登場人物たちの心情の裏側をコミカルに描いている。今夜最終回を迎える「恋つづ」放送終了後に配信するこちらの最終回では、本編ドラマ最終回から数か月後の七瀬と天堂の物語が描かれる。これも原作にはない、全くのオリジナルストーリーで、本編ドラマをずっと見守っていた視聴者には見逃せないドラマとなっている。看護留学を進められた七瀬は、天堂と離れたくない気持ちから踏み切れずにいた。七瀬は一体どのような選択をしたのか。2人はどうなってしまうのか。本編ドラマ最終回後の気になる2人の未来に注目。また、オリジナルストーリーのストーリーテラーとして今作を盛り上げてくれた、黒羽さん演じる猫田の秘密も最終回で明らかに。SNSでも話題になっている“猫ダンス”も最終回はスペシャルバージョンとなるという。「まだまだ恋はつづくよどこまでも」最終回あらすじウキウキしながら七瀬が院内を歩いていると、新人看護師の姿をした猫田とぶつかる。猫田の顔を見て“恋のお導きの人だ!”と思い出す七瀬。“恋のお導き”について、天堂にも話して聞かせる。実は、七瀬と猫田の初めての出会いは、あの初勤務の前日ではなかった。それは、高校生の七瀬が修学旅行で東京を訪れたときで...。一方、些細なことで七瀬を怒らせてしまった天堂。周りからはきちんと仲直りすべきだ と言われ...。火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」最終回は3月17日 (火)22時~TBS系にて15分拡大放送。Paraviオリジナルストーリー「まだまだ恋はつづくよどこまでも」は地上波ドラマ本編放送後に配信。(text:cinemacafe.net)
2020年03月17日相沢沙呼の同名小説を映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、5月22日(金)に全国公開される。本日ホワイトデーに、佐藤大樹演じる千谷一也と、佐藤流司演じる九ノ里正樹の未公開場面写真が公開された。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。売れない高校生小説家・一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤大樹。ヒット作を連発する高校生小説家・詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本環奈が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。この度公開された場面写真は、本作に登場する一也と、佐藤演じる九ノ里正樹の姿が切り取られたもの。ナイーブで売れない小説家・一也は、デビュー作以降、売り上げが激減した上、ネットの中傷を真に受けてしまい完全なスランプ状態。一方、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで主演を務めるなど、2.5次元俳優として絶大な人気を博している佐藤流司が演じる久ノ里は、一也や詩凪が所属する文芸部の部長。勉強もスポーツも得意な明るい性格で皆の頼れる存在だ。また、一也が小説家であることを知る数少ない友人で、物語のキーマンでもある。『小説の神様 君としか描けない物語』5月22日(金)全国公開
2020年03月14日EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹と女優の橋本環奈がW主演を務める、映画『小説の神様』(5月22日公開)の場面写真が14日、公開された。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。今回3月14日のホワイトデーを記念して公開されたのは、文芸部のイケメン、佐藤大樹演じる千谷一也と佐藤流司演じる九ノ里正樹という"W佐藤"の未公開場面写真。主人公・千谷一也役の佐藤大樹はEXILE/FANTASTICSのメンバーとして活躍する一方、近年『ママレード・ボーイ』や『センセイ君主』などの出演で俳優としても人気を誇る。一方、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズでは加州清光役として単身ツアーを行うなど、2.5次元俳優として絶大な人気を博す佐藤流司演じる九ノ里正樹は、一也や詩凪が所属する文芸部の部長で、勉強もスポーツも得意な明るい性格で皆の頼れる存在。一也が小説家であることを知る数少ない友人で、物語のキーマンでもある。
2020年03月14日俳優の成田凌と女優の清原果耶が、11月公開の映画『まともじゃないのは君も一緒』で初共演し、W主演を務めることが18日、明らかになった。同作は、『婚前特急』(11)や『わたしのハワイの歩きかた』(14)などを手掛けた監督・前田弘二氏と脚本・高田亮が再タッグを組み、日常に潜むコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを毒気を交えながらコミカルに描くオリジナルストーリー。成田凌演じる予備校講師・大野康臣は、独身で彼女なし。大好きな数学の世界に浸る生活に不満はないが、「このままずっと一人なのか」と不安を感じることもあり、女性とのデートでもどのように振る舞えばいいのか分からない。自分だって普通に結婚したい。でも、普通とは何なのか。教え子の秋本香住(清原果耶)は、そんな大野を「普通じゃない」と指摘してくれる唯一の存在で、大野は香住に「どうしたら普通になれる? 普通を教えてほしい」と頼み込むのだが……。本作について、成田は、「これはなに映画といったらいいのか。恋愛映画、コメディ映画、学園もの? 予備校もの? いやー、難しいです。観ていただいた方に委ねようと思います」とコメント。「この役を演じて『普通』というものがなんなのか、わからなくなりました。そんなもの存在するのか、あるのなら無くなってしまえ、と思いました。世の中の『普通』というものに馴染めない予備校講師、大野と『普通』を教えてくれる予備校生の香住、この2人のあったかい、いや、あったかい? つめたい? なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください。笑」と呼び掛ける。一方の清原は、「私が演じた香住は、毒っ気が強いけど、とてもピュアな女の子。監督から今までに見たことのない清原さんを見たい! と言われ、その言葉に手を引っ張ってもらいながら初めてご一緒させて頂いた成田さんと駆け抜けた日々でした」と撮影を回顧。「不器用な2人が紡ぐ奮闘記、自分だけの『普通』を選択する、願いにも似た暖かさを感じて頂ければ嬉しいです。お楽しみに」と本作に込めた思いを伝えている。■前田弘二監督コメントこの映画は、世の中の「普通」に馴染めない、おかしな二人の物語です。成田凌氏と清原果耶氏は全編を通して繰り広げられる、噛み合わない掛け合いの応酬に潜んだ感情の機微を一つ一つ丁寧に見事に演じ、二人の作り出した空気感がとっても可笑しく、愛おしく、時にクレイジーで、その魅力は想像を遥かに超えました。「普通はどうなんだ?」「みんなはどう思うんだろ?」正論らしさや大多数の意見に流されやすい現代。きっと主人公二人の姿に気分がスカッとするはず。
2020年02月18日成田凌と清原果耶がW主演で初共演する『まともじゃないのは君も一緒』が、11月より公開されることになった。成田凌は、映画『スマホを落としただけなのに』で2019年・第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、昨年は自身の初主演作となった『カツベン!』ほか、『愛がなんだ』『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演。その演技力が評価され、第11回TAMA映画賞最優秀新進男優賞、第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞をはじめ、第44回報知映画賞、第41回ヨコハマ映画祭、第93回キネマ旬報ベスト・テン、第74回毎日映画コンクールなど数々の賞レースを席巻、いま最も注目と期待が集まる俳優のひとり。本作では、数学一筋、世間知らずで人とのコミュニケーションが苦手だけれど、実は“普通”に結婚願望のある予備校講師・大野康臣を演じる。一方の清原果耶は、ドラマ初主演となった「透明なゆりかご」で東京ドラマアウォード2019主演女優賞を受賞、2019年は『愛唄 約束のナクヒト』『デイアンドナイト』『いちごの唄』に出演し、その圧倒的な存在感と演技力が評価され、第32回日刊スポーツ映画大賞・新人賞を受賞、さらに日本映画テレビプロデューサー協会が選定する2020年エランドール賞新人賞を受賞するなど、18歳にして実力派女優としての地位を確立。2020年最も注目度の高い女優のひとり。本作では、恋愛経験はないが、恋愛雑学だけは豊富な大野の教え子・秋本香住を演じる。「これはなに映画といったらいいのか。恋愛映画、コメディ映画、学園もの? 予備校もの? いやー、難しいです。観ていただいた方に委ねようと思います」と成田さん。「世の中の『普通』というものに馴染めない予備校講師、大野と『普通』を教えてくれる予備校生の香住、この2人のあったかい、いや、あったかい? つめたい? なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください」と笑顔でコメント。清原さんは、「私が演じた香住は、毒っ気が強いけど、とてもピュアな女の子。監督から今までに見たことのない清原さんを見たい! と言われ、その言葉に手を引っ張ってもらいながら初めてご一緒させて頂いた成田さんと駆け抜けた日々でした」とふり返り、「不器用な2人が紡ぐ奮闘記、自分だけの『普通』を選択する、願いにも似た暖かさを感じて頂ければ嬉しいです」と期待を込める。監督は、2011年、長編劇場映画デビュー作となった『婚前特急』で、第3回TAMA映画賞最優秀新進監督賞受賞、第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第21回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞などを受賞し一躍注目を集めた前田弘二。また、脚本は、2014年公開『そこのみにて光輝く』で、キネマ旬報ベストテン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞し注目を集めた高田亮。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』などでタッグを組んできた監督・脚本コンビが今回は、作品全体を優しい雰囲気で包みながらも、日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えたオリジナルストーリーで描く。話題の2人の初共演に、前田監督は「全編を通して繰り広げられる、噛み合わない掛け合いの応酬に潜んだ感情の機微を一つ一つ丁寧に見事に演じ、二人の作り出した空気感がとっても可笑しく、愛おしく、時にクレイジーで、その魅力は想像を遥かに超えました」と手応えを覗かせている。あらすじ予備校講師・大野は、独身・彼女なし。ずっと1人で大好きな数学の世界で生きてきた。いまの生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何か分からない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかは分からない大野。教え子の香住はそんな大野を“普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい」と頼み込むのだが…。『まともじゃないのは君も一緒』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月18日女優の清原果耶が、1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマ等を表彰する「2020年第44回エランドール賞」の新人賞を受賞し6日、都内ホテルで行われた授賞式に出席した。1月30日に18歳の誕生日を迎えた清原は「これまでは撮影が22時までしかできないという縛りがあったんですど、それがなくなるので、これからまたお芝居と向き合い、どこかの誰かに少しでも届くような作品を作っていきたいなと心から思います」と、労働基準法上の変化を紹介しながら抱負をコメント。お祝いゲストには、朝ドラ『なつぞら』で兄役を演じた岡田将生が駆けつけ、“兄妹”で熱いハグをかわした。岡田は「岡田としてではなく、(『なつぞら』の)咲太郎という役として、お兄ちゃんとしてこの受賞がうれしくて、この場にこさせてもらいました」と感慨深げ。続けて、「(清原を役名の)千遥と言いたいんですけど、撮影中は制作側の『会えたときに気持ちをもっと募ってほしい』という演出もあって、会いたくて会いたくてお芝居をさせてもらいました。そんな中、清原さんの芝居に本当にびっくりしまして。役を自分に落とし込む作業がすごく丁寧て、知的に役を作り込まれていて、目が離せませんでした。この清原さんのお芝居を、すてきな作品とめぐりあって、いろんな方々に届けてほしいなと思っています」とエールを送った。○「2020年第44回エランドール賞」受賞者●新人賞神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈●プロデューサー賞映画『翔んで埼玉』若松央樹(フジテレビ)、古郡真也(FILM)NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』清水拓哉(NHK)、家冨未央(同)、大越大士(テイクファイブ)●プロデューサー奨励賞映画『蜜蜂と遠雷』石黒裕亮(東宝)TBS系ドラマ『凪のお暇』中井芳彦(TBS)●特別賞映画『新聞記者』製作チーム●アクターズセミナー受賞者片桐美穂、佐伯大地、ついひじ杏奈、内藤聖羽、仁科あい、吉川一勝
2020年02月06日詩人・最果タヒの個展「最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が、2020年8月1日(土)から9月13日(日)まで、福岡市の三菱地所アルティアムにて開催される。※京都文化博物館 別館ホールにて開催される予定だったが中止となった。(2020/6/16更新)現代詩人・最果タヒ、京都文化博物館で関西初の個展中学生の頃よりインターネット上で“言葉”の発表をスタートし、2006年に投稿作品が第44回「現代詩手帖賞」を受賞。翌年には第一詩集を刊行し、第13回「中原中也賞」に選ばれるなど、詩人として高い評価を得ている最果タヒ。さらにはSNSの活用、作詞、詩集の映画化、商業施設とのコラボレーション、空間を使った前衛的な作品発表など、その多岐に渡る表現活動でより一層の注目を集めている現代の詩人だ。そんな最果タヒにとって関西初の個展となる本展では、2019年2月に横浜美術館で開催された「氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。―― 最果タヒ 詩の展示」で発表したインスタレーションと新作の展示を、重要文化財である京都文化博物館 別館ホールを舞台に行う。詩×アート、新たな言葉の体験読者が会場を歩き回り、空間全体で言葉を体感するインスタレーションの中でも特に重要な位置付けの作品となるのが、天井から多数の言葉が書かれたモビールを吊るす「詩になる直前の、京都文化博物館は。」。表裏に異なる詩の断片が記されたモノトーンの紙片が、静かに揺れ動きながらいくつもの言葉の連なりを生み出し、読者自身がその偶然の中から詩を切り取っていくという、新たな言葉の体験が堪能出来る作品だ。会場には、このほかにも書き下ろしの作品を含む自らの詩を大胆に断片化し、空間いっぱいに展開。「作品は誰かに読まれることで、初めて意味を持つものであってほしい。」そう願う最果タヒによる「詩になる直前」の言葉たちを追いかける体験を通して、“言葉”との新たな出会いを楽しんでみてはいかがだろう。最果タヒからメッセージ ーー「言葉に書かされている」言葉は、常に運動をしている。何億人もの人がその言葉を用い、それでいて、それぞれが少しずつ違った意味や印象を、言葉の向こうに見出している。だからこそ言葉は、刻々と変化し、運動を続けている。わたし一人が、言葉を一方的に、道具として用いることなどできず、常に、言葉が抱える無数の意味や価値の渦に巻き込まれていく。そのコントロールのできなさ、言葉に振り回される瞬間に、わたしは「言葉に書かされている」と感じます。それは時に、わたしよりも深く「わたし」を捉える言葉となる、わたしを飛び越えた、別の何かへと変貌する言葉となる、それこそが、わたしにとっての「書く喜び」です。言葉がわたしの代弁者として、世界へ出ることなどありません。わたしはいつも置き去りにされ、それこそが痛快であるのです。知らない自分に、言葉で会うこと。それは、自分の底さえ突き破り、その向こうの、自分ですらないものへと、繋がることだ。だからこそ言葉は、書かれ、他の誰かに読まれることをじっとじっと待っている。詩の展示。言葉が、わたしを飛び越える。それは、「読む」瞬間もきっと同じです。読むことは、与えられた言葉を受動的に読むのではなく、その言葉を自分だけの言葉へと変容させていく行為だと思う。そのとき、言葉の変化は、読むその人の予想を、そしてその人自身を、時に追い越していくだろう。それは「書かれた言葉」のスピードであると、読み手は思うのかもしれない。けれど、あなたも加速している、あなたの言葉が、加速している。そのスピードを、肌で、気配で、空間として、感じられる場所を、私は「詩の展示」と呼んでいます。われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。あなたしか立つことのできない確かな星から、どうか、言葉を見に来てください。開催概要「最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」日程:2020年8月1日(土)〜9月13日(日)会場:三菱地所アルティアム(福岡市中央区天神 1-7-11 イムズ 8F)※会期中休館日なし※2020年6月17日(水)〜7月5日(日)で開催予定だった京都への巡回は中止。【問い合わせ先】キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(10:00〜18:00)
2020年02月03日2020年3月8日(日)より放送スタートする『魔進戦隊キラメイジャー』の制作発表会見が行われ、レッドに抜擢された小宮璃央をはじめとするメインキャストが登壇した。スーパー戦隊シリーズの第44作目となる『魔進戦隊キラメイジャー』は、「宝石+乗り物」をモチーフとしており、ヒーロービジュアルはもちろん、アクション、ロボ戦など、全てがキラキラし、史上最高にゴージャスなスーパー戦隊となる。「人が輝いて生きること」をテーマに、不思議なパワーを秘めた美しい宝石「キラメイストーン」に戦士として選ばれた5人が、人々から希望や輝きを奪おうとする闇の軍団と戦っていくストーリーとなる本作。約2,000人におよぶオーディションの中からキラメイレッド・熱田充瑠(あつた・じゅうる)役を射止めたのは、『男子高生ミスターコン2018』で準グランプリを獲得した経験も持つ、17歳の小宮璃央(こみや・りお)。キラメイイエロー・射水為朝(いみず・ためとも)を演じるのは、木原瑠生、キラメイグリーン・速見瀬奈(はやみ・せな)役には、新條由芽が抜擢された。キラメイブルー・押切時雨(おしきり・しぐる)には、ミュージカル『テニスの王子様』にも出演し人気を博す水石亜飛夢、そしてキラメイピンク・大治小夜(おおはる・さよ)役には、『仮面ライダーゴースト』に出演していた工藤美桜が名を連ねた。また、この日の記者会見には、戦士5人の協力者・博多南無鈴(はかたみなみ・むりょう)役の古坂大魔王も出席。『キラメイジャー』達の変身アイテムや武器を開発し、影でサポートする役どころを演じる。本作への意気込みを聞かれた小宮は「現場の中でも最年少で、お芝居の経験も全然ない。先輩方に手を貸していただきながら、この一年で小宮璃央としても、熱田充瑠としても、どのくらい成長できるか見守ってほしい」とやや緊張した面持ちでコメント。また、古坂は自身の役柄について「アクションシーンはないけど、謎が多い役どころ。まだ何者なのか分かっていなくて、なんでそれを知ってるの?というセリフも出てくる」と、物語の鍵を握る重要人物であることを明かす。続けて、本日お披露目となった『キラメイジャー』のスポット映像についても触れ、「(映像を見て)ワクワクした!みなさんにパワーがあるし、華がある!伝説になると思います!」と期待を寄せた。また、作品テーマにちなみ、『自分のいちばんキラキラしているところは?』という質問が飛ぶと、木原は「好きなことを語っている時」と回答。本作で脚本を務める荒川稔久が以前脚本を担当していた『仮面ライダークウガ』のファンだと語る木原は、「クウガは大丈夫って親指を出すシーンがあるんですけど、僕はあのシーンに何度も救われた」とオタクさながらにノンストップで語り出す。これには古坂も「こんなに喋ってるの初めて見ました(笑)」とツッコミを入れ、この日の司会を努めたフリーアナウンサーの宮島咲良も「たしかにキラめいていましたよ!」と絶賛。また、この日は本作を盛り上げる声優陣も発表された。クリスタリアの王女・マブシーナには水瀬いのり、マブシーナの父親・オラディンに杉田智和、そして『キラメイジャー』達の相棒、魔進ファイヤには鈴村健一、魔進ショベローに岩田光央、魔進マッハに赤羽根健治、魔進ジェッタには大河元気、魔進ヘリコに長久友紀。さらに、『キラメイジャー』達の敵となるヨドン軍のガルザには中村悠一、クランチュラには高戸靖広と、豪華声優陣の参加に、会場からはどよめきが起こる一幕もあった。『魔進戦隊キラメイジャー』は3月8日(日)午前9時30分より放送スタートする©2020 テレビ朝日・東映AG・東映取材・文/榎本麻紀恵
2020年01月25日乾燥した季節は、喉からの風邪をひきがち。でも実はこれ、鼻できちんと呼吸ができていれば、防げるものなのです。喉ケアが人一倍気になっている欅坂46の松平璃子さんと長沢菜々香さんが、喉にダメージを与えないためのメソッドを学びました。呼吸のたびに喉を潤す、鼻呼吸の大切さを実感。乾燥&風邪対策に効果的なのが鼻呼吸。そんな簡単なこと?と思うなかれ。実は、日本人の約7割もの人が口呼吸が癖になっていて、その結果、免疫力の低下や喉の乾燥を招いている、とヨガインストラクターの深堀真由美さん。「鼻は脳やのど、耳、目とも繋がっていて、呼吸のたびに空気を浄化・加湿・加温してくれる精巧な空気清浄機なんです。でも、口呼吸では乾燥した空気や雑菌が体内に直接入ってしまい、喉にも悪影響を及ぼします」(深堀さん)喉の状態はパフォーマンスにも影響するので、日々マスクと飴を欠かさない長沢菜々香さん。風邪はいつも喉からという松平璃子さんも、喉の潤いケアには興味津々。「喉を潤すには、唾液がしっかり出ているかもポイントです。噛む回数や舌を動かす機会が減った現代人は、唾液の量が不足しがち。潤いはもちろん、口腔内環境を健やかに保つのに大切な唾液が出やすくなるよう、マッサージや舌のトレーニングも取り入れてください」(歯科医師・関有美子さん)さらに深堀さん、関さんが実践する喉の潤いケア方法もご紹介。片鼻呼吸【交互に各3~5回繰り返す】いつでも、どこでもできる簡単な呼吸法。鼻呼吸のトレーニングの基本は、鼻で吸って鼻で吐くこと、吐くことから始めること、ゆっくり行うことの3つ。実は左右の鼻の穴は、自律神経の働きでそれぞれ交代で機能している。そこで今回は、鼻孔を片方ずつ交互に使う呼吸法で左右のバランスを整えていく。「これを続ければ、鼻でちゃんと吐き切る、しっかり吸い込むという習慣が身につきます。頭がスッキリしたり、鼻づまりの解消にも役立つんですよ」(深堀さん)仕事中などでもこっそり行える、片鼻呼吸はとても簡単。「左右で吸いやすさに違いがあるのが発見でした」(長沢さん)「日中いつでも試してください。自分のリズムでいいので、ゆっくり呼吸して」(深堀さん)右手の親指を右小鼻に、中指を曲げた状態で左小鼻に当て左の鼻孔を閉じる。親指を緩めて右鼻孔から吐く、吐く、吸う、吸う。右鼻孔を閉じて左鼻孔から吐く、吐く、吸う、吸う。交互に各3~5回繰り返す。ワニのポーズ深く呼吸できる体を作ってから、眠りに就こう。口呼吸の人は、口で呼吸しやすい姿勢をとるために猫背気味に。また、最近はスマホや長時間のデスクワークなどの影響で猫背になりやすいもの。その結果、胸は圧迫され、呼吸する際に使う肋間筋や横隔膜が硬くなってしまう。「深い呼吸がしやすくなるよう、肺の周囲の筋肉を緩めてくれる、ヨガのワニのポーズを就寝前の習慣にしてください」(深堀さん)「脇腹がすごく伸びる感じで、気持ちいいですね」(長沢さん)「このポーズをすると全身の緊張も解けるので、ぐっすり安眠に誘われますよ」(深堀さん)仰向けになり、両手のひらは天井に向け、両腕をまっすぐ伸ばす。右膝を立て、左脚を曲げて左足首を右膝の外側付近にのせる。左脚の力で右脚を左側に倒す。右腰はなるべく浮かないよう注意。その状態で呼吸をゆっくり5回。脚を組み替えて反対側も。関 有美子さん歯科医師。美容知識も豊富で、“治すだけでなく前より美しく”をモットーに歯科医療に携わる。近刊は『歯科医が教える即効1秒小顔』(主婦と生活社)。深堀真由美さんヨガインストラクター。呼吸に着目した「ブリーズィングヨガ」を提唱。近著は『1分で体がすっきり生き返る鼻トレ!』(ヤマハミュージックメディア)。まつだいら・りこ1998年5月5日生まれ、東京都出身。二期生。「とにかく乾燥肌なので、入浴後は3秒以内に化粧水をたっぷりつけています。温めてあげたいメンバーは藤吉夏鈴」ながさわ・ななこ1997年4月23日生まれ、山形県出身。一期生。「最近の夕飯は鍋を作ることが多いかな。カレー味の鍋はよく温まります。温めてあげたいメンバーは原田葵」ワンピース¥23,000(アナトリエ/アナトリエ ミュゼ プリヴェ アトレ恵比寿店 TEL:03・5475・8313)イヤリング¥25,000(ココシュニック TEL:03・5413・5140)ペイズリートップス¥4,990ペイズリースカート¥7,990プルオーバーニット¥3,990(以上AG バイ アクアガール TEL:03・6851・4604)モールヤーンメッセージパジャマセット¥6,980(ピーチ・ジョン TEL:0120・066・107)※『anan』2019年12月11日号より。写真・中島慶子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・野口由佳(ROI)George取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2019年12月08日映画『ゴーストマスター』の先行プレミア上映会が18日、都内にて行われ、主演の三浦貴大をはじめ、成海璃子、板垣瑞生、ヤング・ポール監督が登場した。同作は、第2回TSUTAYA CREATOR’S PROGRAMにて準グランプリを受賞した作品。ヤング・ポール監督の長編デビュー作でありながら、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭やプチョン・ファンタスティック国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭といった海外映画祭への出品が続々と決定している。黒澤明(三浦貴大)は、とある"壁ドン青春キラキラ"映画の撮影現場で、監督やスタッフにこき使われる、助監督。名前は巨匠だが、実際はB級ホラーを介する気弱な映画オタクだ。そんな彼の夢は自身が執筆した脚本「ゴーストマスター」を撮影し映画として世に出すこと。しかし、それが無理だと分かった彼の怨念が"脚本"に悪霊を宿し、撮影現場を血の海へと変えていく……。主演を務めた三浦は、冒頭の挨拶時に「俺の名前のプレートはないかぁ、、、。誰か作ってきてくれないかな」と、会場を見渡し、板垣のプレートを羨ましそうに眺めると、「三浦さんらに(プレートを)見られるとちょっと恥ずかしい」と板倉は照れくさそうな表情を見せた。一方、三浦演じる黒澤が憧れる女優・渡良瀬真菜役を演じた成海は「皆さんがどうこの映画を受け止めてくれるのか、想像もつきませんが楽しんで下さい」と観客の反応が気になる様子だった。また、成海は「過酷だったけど楽しかった」と経験のあまりないアクションシーンを振り返るも、「あれ!?誰とアクションしたか……」とこれから本編を観る観客へのネタバレを気にして話をやめようとすると、板倉が「僕です!」とアクションの相手役を忘れないで下さいと言わんばかりにツッコミを入れて、会場を笑わせるなど、キャスト同士の仲の良さを垣間見せた。そのほか、この映画のテーマである"究極の映画愛"にちなみ、自身の一番好きな映画を聞かれた成海は映画『悪魔のいけにえ』をピックアップ。その理由についても紹介した。詳細は動画にて。映画『ゴーストマスター』は12月6日より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。
2019年11月19日詩人の最果タヒとコラボレートしたコンセプトルーム「詩のホテル。」が、ホテルシー京都(HOTEL SHE, KYOTO)に登場。2019年12月9日(月)から2020年3月8日(日)の期間限定で展開する。「詩のホテル。」は、“詩に泊まる”というアイディアをかたちにした、“言葉の宿泊体験”を提供するプラン。いまを代表する詩人・最果タヒが書き下ろした詩をいたるところに散りばめた部屋を展開する。デザインは、これまで最果タヒの書籍デザインを担当してきたグラフィックデザイナー・佐々木俊が手掛けた。また、コンセプトルームは、ダブルとツインの2タイプを用意する。オープンを記念し、実際に「詩のホテル」のルームキーとして使われている「詩のキーホルダー」をはじめ、ポスター、トートバック、ステッカーなどのオリジナルグッズを数量限定で販売。特に注目したい、15以上の種類がある「詩のキーホルダー」は、それぞれの詩に書かれた部屋番号もそれぞれ異なる仕様となっている。さらに、女優の青柳いづみが朗読した、最果タヒの詩のレコード『こちら99等星』も数量限定で販売。客室にはレコードプレーヤーを用意しており、目でも耳でも、普段は気にも留めない身近な“言葉”へと改めて意識を向け、その世界に浸り込むことができる。そのほか、ホテル1階に併設されたカフェでは、詩が刻印されたクッキーを使った「アフォガードの詩」を味わうこともできる。【詳細】ホテルシー京都 × 最果タヒ「詩のホテル。」期間:2019年12月9日(月)〜2020年3月8日(日)場所:ホテルシー京都住所:京都府京都市南区東九条南烏丸町16番地TEL:075-634-8340客室数:3室限定(ツインルーム2部屋、ダブルルーム1部屋)料金:12,100円〜 / 部屋■オリジナルグッズ発売日:2019年12月9日(月)※オンラインでも販売予定。詩のキーホルダー 2,750円(税込)詩のポスター 1,650円(税込)詩のトートバッグ 2,200円(税込)詩のステッカー 550円(税込)詩のレコード『こちら99等星』 2,200円(税込) ※12インチ アナログレコードアフォガードの詩 660円(税込)
2019年11月03日Sexy Zoneの佐藤勝利(22)が10月14日、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に生出演した。「にこるん隊長のファッションレスキュー!」のコーナーで、佐藤が披露した江頭2:50(54)のモノマネがTwitterで話題になっている。同コーナーではモノマネ芸人・みはる(49)の「結婚1周年記念!おしゃれなレストランで大人なデートをしたい」という願いを叶えるために、藤田ニコル(21)がみはるのデート服を選ぶVTRが紹介された。デート服を着たみはると夫で芸人のMr.シャチホコ(26)の対面シーンを紹介する前に、南原清隆(54)が佐藤に「どうですか、エガちゃん」と振ったのだ。このコーナーの内容とは全く関係のない突然の振りに、佐藤は全身全霊で江頭のモノマネをして応えた。スタジオは大爆笑。共演したKing&Princeの高橋海人(20)は予期しない事態に唖然としつつも、佐藤の背中を優しく叩きながらフォローした。佐藤といえば、整った顔立ちから“顔面人間国宝”との呼び名も。そんな“イケメン”佐藤のギャップにファンからは歓喜の声が上がった。《銀河最強の顔面を持ち、不動のセンターなのに雑な江頭フリに秒で答えた佐藤勝利くん、普通に天才だし仕事人だから最高……………………》《江頭しょりたん…しゅごい… 全世界の皆さまSexyZoneのセンターにして顔面国宝様はこんなことも出来ちゃうんです!!》実は佐藤が見せた江頭のモノマネは、18年7月に放送された「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」(日本テレビ系)で初披露された。佐藤はタレントのコロッケ(59)に3日間弟子入りしてモノマネを修行。その成果として、X JAPANのToshl(54)や出川哲朗(55)、江頭などをモノマネメドレーとして披露した。そんな佐藤は、番組の終わりに「まさかモノマネするとは思わなかった」と本音を明かした。にもかかわらず、すぐさま南原に「出川哲朗くん」と振られると「やばいよやばいよ」と“出川モード”に。素早い反射神経を見せた。いっぽうで、佐藤がモノマネを披露するきっかけを作った南原に感謝する声も上がった。《去年勝利くんが一生懸命頑張ったことが今に繋がってて嬉しいなぁ。 ほんとに南原さんに感謝》《最後まで南原さん勝利くんにいっぱい振ってくれてありがたかった》このギャップが、Sexy!!
2019年10月14日捨てられた人たちの島「階段島」。謎だらけの島を舞台に、島の謎を解明するために奮闘する学生たちの姿を描く『いなくなれ、群青』が、9月6日(金)に全国公開。黒羽麻璃央は、横浜流星演じる七草と同じ高校に通い、いつも屋上にいて、「君は俺とよく似ているね」「まるで、愛を避けて歩きたがっているみたいだ」と、独特の言い回しをする青年ナドを演じた。「屋上はナドのホームグラウンド。授業も受けないで屋上にいちゃう系で、学校に来ても自分の好きなことをしちゃう(笑)。まさに猫のような生き方をしている人。僕らの学生の時は鍵がかかっていて、屋上には行けなかったので、自分的にはいけないことをしているような気がした大興奮の1日でした(笑)」黒羽と横浜は今回で2回目の共演。しかし横浜が自分の事を覚えているか心配だったと笑った。「現場に入る時に忘れられていたらどうしよう? と思ったりしました(笑)。こっちは覚えているから、どのテンションで行っていいのか分からなくて。「久しぶり!」って言ってもいいのか、覚えていなかったら最悪だし恥ずかしいしなと。でも覚えてくれていたので嬉しかったですね」捨てられた人がやってくる島で、ナドは捨てられたことすら気にしなさそうな、掴みどころがない青年だ。黒羽はそんなナドを演じてみて、感じたことを率直に語った。「ナド自身、この島が居心地よくなっちゃっている気がします。自由人でいいですよね。僕は、全てを受け入れること自体が、大人になることだと思います。そういうことも含めて自分というか。僕は理想の自分がいて、その人を常に追いかけているんです。憧れがあって、それを手に入れて、他の人から批判を受けても、他人に何か言われても、理想の自分でいたい。自分に嘘というか我慢をしていきたくないなって思ってしまうんです。我慢することも大人なんですけどね」本作はナドを始め、個性豊かなキャラクターが物語を彩るが、「私にもこういう悩みがあった」と、自分に似たキャラクターを見つけることが出来る青春ファンタジーだが、黒羽は作品についてこう語った。「この映画は、ただの青春映画ではなく、ファンタジーの要素も入れつつ、ミステリーも入った映画です。最初、高校生の役のお話が来ていますと聞いた時には、キラキラした学園ものだと思ったんですが、蓋を開けたら全然そんなんじゃなくて。もしかしたら、こういう真面目な作品の学生役は最後かもしれないので。僕の最後の学生姿にも注目していただけたら嬉しいです(笑)」『いなくなれ、群青』全国公開中撮影/高橋那月、取材・文/若村幸江
2019年09月10日いま若手といわれる女優のなかで、活躍に期待が寄せられる1人に清原果耶(17)がいる。彼女を表現する代表的なワードは“透明感”。NHK連続テレビ小説『なつぞら』ではヒロインなつ(広瀬すず)の妹・千遥役として登場。事前のキャスト発表がなく、衝撃的な登場となったのは記憶に新しい。「オンエアを見た人から『びっくりした。果耶ちゃんだったんだね』というコメントをもらったりしました」(清原・以下同)そして放送中の『螢草菜々の剣』(NHK-BSプレミアム・毎週金曜20時~)では時代劇初主演を務める。武士の娘で、奉公先で献身的に勤める女中・菜々役だ。「菜々も私も目標に向かって少しずつでも前へ進もうとする部分が似ているかもしれません。姫か武士かと聞かれたら私は武士タイプかなと思います。全力を尽くして、嘘のない芝居をしたいという思いは強くあるので、そういう真っすぐな部分に通じるものがありました」デビューは13歳で出演した“朝ドラ”(『あさが来た』)。初々しい存在感で覚えている人も多いだろう。「あれから4年。あっという間でした。楽しいという感覚を失わずにずっとここまできているので、引き続き楽しみながら新しいことに挑戦して、いろんな景色が見られたらいいなと思います」『螢草菜々の剣』のエンディングでは歌声も披露している彼女。「歌うことは好きなので、また機会があれば挑戦したいです」目まぐるしく成長していく姿はまぶしいほど透き通っていた。
2019年08月04日ミュージカル「テニスの王子様2nd」「刀剣乱舞」などで知られる、“2.5次元界のプリンス”黒羽麻璃央が『いなくなれ、群青』に出演。主演・横浜流星の同級生として独特の雰囲気を纏うキャラクターを好演する黒羽さんにフィーチャーしたキャラクター特報が公開された。1993年7月6日生まれ、宮城県出身の黒羽さん。第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞してデビュー。ミュージカル「テニスの王子様2nd」などで注目され、2.5次元舞台を200本以上の公演に出演し人気・実力ともに不動の地位を築いている。ミュージカル「刀剣乱舞」・三日月宗近役では2018年の紅白歌合戦に初出場を果たした。また、最近では2.5次元舞台だけにとどまらず、TVドラマ「監獄のお姫さま」や劇場版も公開された「広告会社、男子寮のおかずくん」、放送中の「コーヒー&バニラ」、映画『耳を腐らせるほどの愛』などの映像作品、朗読劇「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」など幅広い分野で活躍中だ。スタイル抜群の長身と甘いマスクで、まさに2.5次元界のプリンスとして人気絶頂の彼が、本作で挑戦しているのは、横浜さん演じる七草と同じ学校に通う高校生・ナド。いつも屋上にいて、相手によって様々な本の主人公の名を名乗るという不思議な存在でありながら、七草とは特別な親密さを見せる。どこか儚げで独特な空気を纏うキャラクターを透明感のある演技で好演。今回は、そんなナドを演じる黒羽さんにフィーチャーした新映像も公開され、唯一無二の世界観で綴る青春ファンタジーの中で圧倒的な存在感を放っている。黒羽麻璃央「作品に奥深さを出せたら」「この作品の中では不思議な役どころでもありますし、観てくださる皆さんの頭と心に『?』を生み出すポジションとして作品に奥深さを出せたらなと思っています。個人的には、今回が学校の屋上での撮影だったのですが、僕が学生の頃は屋上という場所は立ち入り禁止でしたので、何かいけないことをやっている気がして凄くワクワクしました。笑『いなくなれ、群青』の中でいいスパイスになっているナドをどうぞよろしくお願い致します!」『いなくなれ、群青』は9月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いなくなれ、群青 2019年9月6日より全国にて公開©河野裕/新潮社© 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
2019年07月28日公開中の映画『広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版』の公開記念舞台あいさつが15日、都内で行われ、黒羽麻璃央、崎山つばさ、小林且弥、大山真志、三原光尋監督が出席した。本作は、料理男子コミックとして人気を博して今年1月にtvkでテレビドラマ化された『広告会社、男子寮のおかずくん』の劇場版。仕事に奮闘する広告会社の社員として、黒羽麻璃央、崎山つばさら人気の俳優陣が出演している。ドラマ版に続いて主演を務めた黒羽は「ドラマ版で初主演させていただきましたが、今回は途中まで自分が主演だということを気づきませんでした。そのくらい力が抜けていたというか真ん中にいなければいけないと気負うことなく現場いにいれる空気を皆さんが出してくれたので、ほのぼのとしながら幸せな時間を過ごせました。リラックスしながら臨めたので良かったと思います」と崎山らキャスト陣に感謝。黒羽とミュージカル『刀剣乱舞』などで共演したことがある崎山は、黒羽について「公私共に仲良くさせていただいているんですが、普段の関係性でいられました」と親密さをアピールした。ドラマ版に続いて劇場版となる本作も、"飯テロ"と呼ばれるなど見終わった後に食欲が増す現象も。それにちなみ「自身にとって思い出に残る食事は?」という質問に「小学校の修学旅行で行った福島県で喜多方ラーメンを食べました。屋台みたいな感じで、外で友だちと食べる環境や修学旅行も合わさって、それを超えるラーメンをまだ食べたことがありません」と回答した黒羽。小林も子ども時代のエピソードについて「山口の下関出身なんですが、小学生の頃に母親が漁港の近くにあるカレー屋さんによく連れていってもらいました。普通に美味しいと思ったんですが、厨房を見たらククレカレーがあったんです(笑)。忘れられない味ですよ」と笑いを誘っていた。
2019年07月16日タレントでキャスターの河西歩果(かわにし ほのか)が6日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで1st写真集『plumeria』(発売中 2,778円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。昨年10月に現役女子大生ながらも報道番組『news zero』(日本テレビ系)のキャスターに抜てきされた河西歩果。大学を卒業した現在も、フィギュアスケートのインターハイ準優勝という経歴をいかし、現地取材やスタジオでのリポート、 お天気やカルチャー情報を伝えるなど、精力的な活動で話題を集めている。そんな彼女が初めてとなる写真集を23歳の誕生日となる7月1日にリリース。河西の大好きな場所だというインドネアシアのバリ島で撮影され、無邪気な笑顔のほか、ドキッとする大人の表情など、河西が魅力が凝縮された1冊となっている。初めての写真集を手にしながら「素の私を撮っていただこうと、テレビでは見せられない少し気の抜けたようなものを撮れたらいいなと思って臨みました。テーマは"素の歩果カラー"ですね(笑)」と説明した河西は「全く緊張しませんでした。カメラマンさんやスタイリストさんとは何回かご一緒してましたし、チーム全体がすごく仲良しだったので、旅行するような気分で緊張することなくナチュラルな姿を見せられたと思います」と自然体のカットが掲載されているという。「普段応援してくださる方はもちろんですが、今回はリゾート地なのでお洋服とかリゾートコーデになっています。かわいいお洋服やロケーションも素敵なので、旅行の参考になるように女の子にも見てほしいですね」とアピールした。7月1日に23歳の誕生日を迎えたということで、会見中にはサプライズでバースデーケーキを贈呈。うれしそうに満面の笑みを浮かべながら「欲を言えばレギュラーがもう1個欲しいですね。今はキャスターとして1年も経ってない状態なので、毎日毎日吸収している段階なんですが、番組内で自分の意見が言えるぐらい芯を決めていきたいです」と23歳の目標をあげつつ、「フィギュアスケートを15年間やってきたので、スポーツのインタビュアーとして色んな現場に出ていきたいです!」と意欲を見せていた。
2019年07月07日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。「寛太くんと共演したかった」という佐藤隆太。「Twitterで、なんかの予告を見てたのか『寛太くんが出るかと思ったら、佐藤隆太じゃん』みたいな書き込みを見て、トラウマというか。今回は一緒に出るから、もし僕のことを寛太くんと勘違いしても、出てるから! 誤解はないと思うので。できる限り共演していきたい」と明かし、会場も笑いに包まれた。隆太は「自分すら、台本の名前をパッと見て『あれ?』ってなるんです。これからは基本的にニコイチでいこう!」と提案し、寛太は「光栄です」と喜ぶ。さらに寛太は「僕の方からも一言いいですか。小学6年生の時に、二子玉川で熱血教師やってたのを見てました」と告白。隆太も「ありがとうございました」と頭を下げていた。イベントには、「キャラ弁」に扮したダンディ坂野と、主演の篠原の顔真似をしたざわちんも登場した。
2019年05月28日寺島しのぶ、足立梨花、清原果耶、中村ゆり、倉科カナ、伊藤歩という原作キャラクターの再現性を重視した実力派女優たちが集う、「連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」から特報映像とポスターが解禁となった。本作は人気作家・湊かなえが、人間の情念をえぐり取るように母と娘、姉と妹、友達、男と女の複雑な関係を描き、直木賞候補作となった短編集を連続ドラマ化。登場人物それぞれが犯してしまう過ちは、角度を変えれば成功あるいは幸福にも見えてくる。“人生も人間も、ある一面だけで判断することはできない”ことが、このドラマの最大のテーマとなっている。そんな本作のポスターが完成。寺島さんら6名の主演女優の写真に入っている“タイトル”と“役名”はそれぞれの直筆。“タイトル”には「ポイズンドーター」「ホーリーマザー」など、各話を象徴するキーワードともいえる気になる言葉が並んでいる。加えて、“ポイズンワールド”が垣間見られる特報映像も公開。映像中に流れるのは、子どものころに聞いたことのあるような、懐かしくも、どこか怖さと“中毒性”のあるメロディー。これはドラマオリジナルソングの「だいじな子」。本作の世界観を表現するためにエンディングテーマとして作曲され、ドラマ本編のエンディングでは、各話に登場する“毒(ポイズン)”を抱えた女性たち6名が歌いつなぐ仕掛けも。今回の特報でも、彼女たちの不穏な歌声を耳にすることができる。各話主演女優以外にも、話題性豊かなキャスト陣が並んだ本作。第1話「ポイズンドーター」には注目の若手女優・山田杏奈、「M-1グランプリ」2017年王者でもあるお笑い芸人・村田秀亮(とろサーモン)、ドラマ初出演の元NHKアナウンサーの登坂淳一らが出演。第3話「罪深き女」では、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が殺人犯役で鮮烈な演技を見せるなど、全話でメインキャスト総勢37名という豪華競演が実現。さらに、ある物語の登場人物が、別の物語でも鍵を握る人物として登場するなど、この“ポイズンワールド”の中には様々な仕掛けが隠されているという。「連続ドラマW湊かなえポイズンドーター・ホーリーマザー」は7月6日22時より毎週土曜WOWOWプライムにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2019年05月28日「アラジンと魔法のランプ デザートビュッフェ」が、埼玉・大宮璃宮内「カフェ&レストラン 四季庭」にて、2019年6月から8月の毎週水曜日に提供される。「アラジンと魔法のランプ デザートビュッフェ」では、“アラジンと魔法のランプ”の世界観を表現したスイーツが多数登場。メニューには、魔法のランプやアラブの宮殿、ピラミッドをイメージしたプチケーキをはじめ、夜空をイメージした鮮やかなブルーのレアチーズケーキ、物語の中に登場する郷土菓子“クナーファ”などをラインナップする。また、「カフェ&レストラン 四季庭」の魅力と言えば、ホテルのラウンジを彷彿とさせる贅沢な調度品に囲まれたエレガントな空間。季節ごとに表情を変える庭園を眺めながら、キュートなスイーツを楽しんでみて。【詳細】アラジンと魔法のランプ デザートビュッフェ提供期間:2019年6月から8月の毎週水曜日提供時間:1部 11:00~13:00(最終入店11:30)、2部 14:00~16:00(最終入店14:30)会場:大宮璃宮内「カフェ&レストラン 四季庭」住所:埼玉県さいたま市北区植竹町1-816-7大宮璃宮3F料金:デザートビュッフェのみ 2,300円、フリードリンク付き 2,800円込)※各部90分制。※料金は全て税・サービス料込。<メニュー>■デザート星空マカロン、夜空のレアチーズケーキ、チョコレートのピラミッドケーキ、ランプの魔人ムース、レモンタルト、オアシスジュレ、満月のマンゴームース、クナーファ、宮殿のパッションモンブランケーキ・赤い果実のムース・ミルクチャイブリュレ・アラビアンコーヒーゼリー、おサルのクッキー、魔法の宝石~琥珀糖~、キャラメルバナナケーキ、バクラヴァ、ショートケーキ、フルーツタルト、プリンアラモード、ガトーショコラ、和栗のモンブラン■軽食レンズ豆の冷製スープ、コシャリ、クスクス 野菜と鶏肉のカレー、ファラフェル ひよこ豆のコロッケ、フライドポテト、グリーンベジタブル、タブーリ風サラダ、フムス ひよこ豆のペースト&彩り野菜のピタパン添え■ドリンクホットコーヒー、ホットティー、フレーバーティー、アイスコーヒー、アイスティー、オレンジジュース、ウーロン茶【予約・問い合わせ先】大宮璃宮 カフェ&レストラン 四季庭TEL:048-662-5551
2019年04月27日三浦貴大と成海璃子がW主演する映画『ゴーストマスター』が今冬公開決定。また、2019年ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭に正式出品されることも分かった。流行っているから低予算で作れば儲かる、という安易な発想と低い志で製作されることになったとある“壁ドン”映画の撮影現場。ところが、主演俳優が壁ドンについて悩みはじめ、撮影がストップ。殴る蹴るのパワハラも日常茶飯事、24時間稼働当たり前の過酷な現場で事態の収拾を押しつけられたのは、こき使われるペーペーの助監督・黒沢明。断れない性格が災いして要領の悪い、B級ホラーを愛するただの気弱な映画オタクだ。黒沢のうっ積した不満は、遂には悪霊を呼び寄せ、監督デビューのために書き温めていた渾身の脚本「ゴーストマスター」に憑依してしまう…。本作は、第2回TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM準グランプリを受賞したヤング ポール監督の作品。ホラーへの熱い想いを注ぎつつ、あらゆる映画を飲み込むカオスのごとき怪作。冒頭は恋愛青春映画のバックステージものとして始まるが、やがて笑いと戦慄が同居するホラーコメディに。そして青春、恋愛、スプラッター、サイバーパンク、アクション、SFと、あらゆるジャンルが凝縮しつつ、どのジャンルにもあてはまらない怒涛の展開が待っているという。主人公・黒沢明を演じるのは、『進撃の巨人』『栞』の三浦貴大。監督やプロデューサー、スタッフから怒号や罵声を浴びせられながらも、懸命に撮影現場を右往左往する助監督役を体現している。普段、ホラー映画をあまり観ないという三浦さんは「脚本を読んだ時には、どのような映像になるのか全く想像がつきませんでした」と言いつつ、「撮影を進めていくにつれて、様々な仕掛けを目の当たりにして徐々に図が見えてきた部分もあれば、監督の試みに、未だ全く完成が想像できない部分もあり自分でも楽しみにしております」とコメント。また演じるキャラクターについては、「熱い想いと才能・技量のなさのギャップに苦しんでいます。そこが自分の10代から20代前半の頃となにかリンクする部分もあり、感情移入しやすかった気がします」と自身と共通する点もあったと語っている。そして、黒沢が憧れる女優・渡良瀬真奈には、「ハチミツとクローバー」「昭和元禄落語心中」『少女たちの羅針盤』に出演、小池真理子の半自叙伝的小説を映画化した『無伴奏』では主人公を演じた成海璃子。「猛暑の中、山奥にある廃校での撮影はとにかく過酷でした」と撮影の大変さを明かし、「現場は特殊メイク祭り、個性的なキャラクターばかりで、笑いの絶えない現場でした」と楽しい現場でもあったと語る。また「なにがなんだか分からないけど、映画愛に溢れた熱い作品です!」と本作を簡潔に説明している。なお、脚本を務めたのは『東京喰種 トーキョーグール』の楠野一郎。また、『ミュージアム』『貞子vs伽椰子』の百武朋が、ホラー描写には欠かせない特殊造形を担当した。『ゴーストマスター』は冬、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年04月08日心に残る、「詩」があります。会話となる言葉とも違う、手紙とも、物語とも違う、「詩」に使われる言葉について、詩人・最果タヒさんがエッセイを書き下ろします。言葉という「暴力」と、付き合う。自分の気持ちを言葉にする、という行為は、自分への「暴力」でもあると思っています。言葉はそこまで、柔軟なものではない。いろんな人が、いろんな人生を生きて、見つけてきた感情がどれも同じはずはないのに、「好き」「嫌い」「ムカつく」「うれしい」、言葉にすればまるですべてが同じ形をしているみたい。本当は、その人の言葉でしか、その人の感情は表せない。本当は、新しい感情を語るためには、新しい言葉を探していかなくちゃいけない。けれど、そしたら伝わらなくなるから。「わからない」「意味不明」「わかるように喋って?」だから私は、「言葉にしてこそ、相手に伝わってこそ、自分の感情に意味があるんだ」と思い始めていた。学生時代。誰かと気持ちをシェアしたい、一緒に喜んだり、悲しんだりしたいって、時もあるし、だから必死で共感を求めた。けれど、それって本当に、思いのすべてを理解してもらわなくちゃ、できないことなんだろうか?何一つ伝わってないな、と思うことは多かった。話し方が下手なのか、コミュニケーション能力の問題か、教室で友達と話していても、私の言いたいことはほとんど伝わっていない、と思うことが多かった。友達の言いたいことも、たぶん私は理解できていない。でも、その場のノリとか、勢いとか、そういうものによって会話は流されて、一言一言を精査することなんてない。いや、そんなの誰ももう求めていないのだ。「あ、それいいよね」「わかる」「まじそう」そう繰り返していくことで、時間も一緒に流れていく。一緒に話していれば、一緒にいれば、それだけで湧く親しみというのがあって、たとえ友達の言いたいことがわかっていなくても、友達はそれでも私と一緒にいたいと思ってくれるし、私もそれでいいと思っていた。その場が盛り上がればいい、という会話の仕方は、中学から高校にかけて激しく、流行のもの、テレビ、音楽について話していれば大体のことはやりすごせていた。それぞれが違うことを言っていても、テーマがそこにあれば、まあなんとかなってしまう。部活動とか、先生とか授業のこともそう。何かを褒めたいとか、何かを貶けなしたいとか、大きな方向性が定まっていれば、それに従いつつ、みんな意外と好き勝手に話して、そうしてそのほとんどがスルーされていくんだ。「わかる」とか。そういう言葉が受け流していく。小説やドラマみたいに、セリフすべてに存在意義があるわけではない、と当時の私はよく考えていた。早口で言えば誰もが聞きもらすし(それでいて聞き返すようなこと誰もしないし)、ぱっと聞いておもしろくなかったら「ていうかさ」って違う話になったりする。言葉は使い捨てられていく。たぶん、ドラマとか漫画では、省略されてしまうやりとりだろう。きっと、物語など何もない私たち。そんな私たちの会話では、言葉がおざなりにされていく。「何を言うか」より「誰と話すか」のほうが大事で、「どう話すか」「どんなテンションで話すか」が大事で、だから相手の言葉を正確に拾おうとはしなくなる。親しい相手になればなるほど、そうだった。言葉は、そばにいることを知らせる、定時連絡みたいなものだ。それでも一つだけルールがある。「わけのわからないことを言って、場を凍らせるな」一緒にいるだけで、なんか話しているだけでOKの場。それを壊すな。だってこれこそが平穏だから。場のために、私たちは言葉を選ぶ。わかりやすいように、伝わりやすいように言葉を選ぶけれど、相手に自分を理解してほしいからそうしているのではないのかもしれない。誰ももう、理解しようとしてなくて、だからこそ、「なにそれ?」ってなるようなこと、言ってはいけない。「わかる」っていうのは、流してしまってOKってこと。そうやってさらさら通りのいい会話をして、時間をやりすごしたい。別に、悪いことではなくて、そういう退屈だってあっていいとは思うのだ。けれど、私は耐えられなかった。自分の気持ちをそぎ落として、わかりやすい言葉に無理やり、あてはめて、そうしてだんだん、私は何かを捨ててきてしまっているのでは、と思い始めた。「わかる」と言われたらほっとする。みんなも自分もくつろいでいる空間は、私だって、壊したくない。けれど、語る言葉が「建前」であろうとも、声にするたび、そっちのほうが「本当」であったように感じてしまう。自分が本当はどう思っていたのか。誰とも話さず、言葉にせずにいたら、だんだん忘れてしまうんだ。最適化されていく。みんなにわかるように話すことで、みんなの知っている言葉を使うことで、その言葉に合わせるように自分という人間も、最適化されていく。みんなに「わかりやすい」人間になる。場を壊さない人間になる。でも、それだけだ。場の要素でしかない私。ここに自分がいたっていなくたって、同じだと思った。誰にだって共感される人間なんて、すべてが「わかって」もらえる人間なんて、そこにいる意味がないとも思った。全く別の家で、全く別の人生を生きてきて、わかるはずなんてないのに。「わからなさ」にこそ自分があると、思うのに。それなのにそれらすべてを捨ててしまっている気がした。「わかる」と言ってもらいたいがために。でも私は、やっぱり人は、「わからないけれど、でも、なんか好きだよ」「なんか嫌いだよ」、そういう感情でつながっていくものだと思った。だから、きっと、話し言葉以外の「言葉」を探し始めたのだろう。中学生だった頃、私はインターネットで日記を書き始めていた。友達にはまだネットに詳しい子がそんなにはいなかったけれど、でも、ネットにはすでにたくさんのWEB日記が存在していて、そこでは現実の人付き合いなんて、全く関係ないみたいだった。また、個人の書いた言葉、というものは、耳で聞く言葉と大きく違って見えたのだ。言葉より優先される「場」がないから、言葉が、話し言葉よりもずっと、ごろっと目の前に現れている。ノリで流すことができない。スルーができない。わからない言葉は、わからない言葉のまま存在感を発揮し、私はそれが羨ましかった。「わからなくてもいい」と思って言葉を書けることが魅力的だった。とりとめもない思考回路。それを、ただ言葉にしてぶつけていった。友達に話しても「は?意味不明」と言われるようなもの。だけれど言葉と体が結びついて、言葉を書くことが、体をぎゅっと丸めたり、思いっきり走ったりすることと同じように感じられた。次の瞬間に自分が何を書こうとしているのか、わからない。理性とか、そんなものを置き去りにして、私の感情が言葉を選び、そのうち、感情すら置き去りにして言葉が暴走していく。感情というより、反射神経で言葉を書いている感じだった。わかりやすい言葉ではなかったけれど、その言葉の手触りにこそ、自分というものが存在している気がしていた。次第にそれを読みたがる人が現れて、「書く言葉」だからこそ、受け入れられる「わからなさ」があるのかな、なんてことを思った。話す間はどうしても、相手の顔が目の前にあり、周りには空間があり、空気があり、それまでの雰囲気を崩さないように、言葉を選ぶ。言葉より場が優先されてしまうのは、「コミュニケーション」としては当たり前のことなのかもしれない。けれど、書いた言葉は、ネットの海にある言葉は、どうだったのだろう。当時の、個人サイトが点在しているようなインターネットでは、まだ言葉はどれもがひとりごとで、コミュニケーションを前提とはしていなかった。「わかってもらう」なんてこと、考えなくてよかったんだ。だって、相手の顔は見えないし、互いがどういう環境でそれを書いているのか、読んでいるのかも知ることができない。言葉の手触りだけが生々しく、やってくる。そこにしか、「人」の気配がなかったんじゃないだろうか。よく知らない相手なのに、同じ言葉を話している。けれど、あきらかに、自分とは違う言葉選びを相手はしていて、相手の背景にあるものは何一つ見えないのに、その「異物感」に相手の生きてきた痕跡を感じる。言葉のすべてがわからなくても、言いたいことがなんなのかわからなくても、その「異物感」にときどき、ぐっときたり、むしろ嫌悪感を抱いたりする。言葉が「人」を伝える瞬間だと思った。「わからなさ」に「人」が宿る瞬間だと思った。そういう言葉を、私はずっと書きたいと、思っていたんだ。ネットに書いていた言葉には、次第に読者が現れて、そうしてそれを「詩みたい」と言う人がいたことで、私は「詩」を発表するようになった。これが、私が詩人になったきっかけだったと思う。詩は、私にとって、「わからなさ」に宿るものです。わかってもらいたい、という感情を抱いた途端、その言葉は詩ではなくなる、と思っています。読んで、その詩を「好きだ」と言ってくれる人も、それぞれが違う解釈をしていたりする。彼らがどう読むかなんて私にはコントロールできないし、それでも、届くものがある、ということが私にとっては大切だった。読み手と書き手が、完全にわかりあう必要などないのだろう。わからないけれど、でも、だからこそ強く残る手触りがあり、それこそが「詩」なのかもしれなかった。それぞれが、自分自身の中にあるものを、そこから思い出すのではないか。共感や、わかってもらう、ということを追いかけて、忘れ始めていた自分の「本当」が、奥にまだ眠っていることを思い起こすのではないか。もしかしたら。そんなことを、最近は、考えています。実際のところはわからない。わからなくて、いいと思う。ただ、私が書いた「わからなさ」が作品として、誰かに届いていくとき、私は、書いていてよかった、と思う。こんなことがあるんだ、といつも驚かされている。こんな瞬間があるなら、いつまでも、いくらでも、書いていけると、そのたびに、思う。さいはて・たひ詩人。中原中也賞・現代詩花椿賞などを受賞。著書に詩集『天国と、とてつもない暇』(小学館)、エッセイ『百人一首という感情』(リトル・モア)ほか。※『anan』2019年2月13日号より。文・最果タヒ©mheim3011(by anan編集部)
2019年02月12日俳優の渡辺謙が12日、自身のツイッターで、白血病を公表した競泳女子・池江璃花子選手にエールを送った。池江選手はツイッターで白血病と診断されたことを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」「今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」とコメントした。渡辺は「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」とエールを送った。渡辺は1989年、急性骨髄性白血病を発症したが復帰。その後、1994年に再発したが、1995年に復帰を果たした。
2019年02月12日オールレザーからエキゾティックな柄、トレンチコート風のデザインまで、幅広く登場した今季のオールインワン。成海璃子が、モードな着こなしを披露。ロックが薫る一着で、ジェンダーレスに魅了。エディ・スリマンを迎えた新生『セリーヌ』のファースト・コレクション。レザーのオールインワンは、ラムスキンならではの柔らかなフィット感が上質さを物語る。トップはタイトでありながら、ボトムはサルエルパンツのようなシルエットで、メリハリのあるボディラインを演出。同レザーのウエストマークやシルバージップが、個性を際立たせるアクセントに。オールインワン¥790,000ブーツ¥155,000*共に予定価格(共にセリーヌ バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパンTEL:03・5414・1401)『クロエ』が表現する、“ヒッピー・モダニズム”。ボヘミアン調の色柄やディテールをアーバンなスタイルに落とし込んだ『クロエ』の春夏ルックは、ヒッピー・カルチャーに新たな風を吹き込む。ニットジャカードのオールインワンは、伸縮性のある生地のタイトなフォルムが美しく、裾のフリンジも足元をエレガントに引き立てる。オールインワン¥300,000ベルト¥94,000バングル¥63,000サンダル¥109,000(以上クロエ/クロエ カスタマーリレーションズTEL:03・4335・1750)インナーはスタイリスト私物レイヤードの楽しさを堪能できる秀逸デザイン。ショートトレンチ風のフロントデザインに、ショートパンツを融合させたオールインワン。ブルーのカジュアルなジップブルゾンや、チェック×メタリックが特徴的なシャツをインして、オリジナリティのあるレイヤードスタイルが完成。黒のワントーンだから、インナーで遊んでも全体がシックな佇まいに。オールインワン¥195,000中に着たノースリーブシャツ¥92,000中に着たブルゾン¥118,000(以上メゾン マルジェラ/メゾン マルジェラ トウキョウTEL:03・5725・2414)オールインワンにも、パンツにも。自由な着こなしを提案。デコルテでクロスさせるホールターネックが印象的なオールインワンを、あえてエレガントなシャツと合わせ、ワークパンツとしてセパレートに楽しむ。オレンジストライプのノースリーブシャツはビーズフリンジが贅沢にあしらわれ、異素材のコントラストが目を引く。ノースリーブシャツ¥179,000パンツにしたオールインワン¥118,000リング各¥21,000(以上ドリス ヴァン ノッテンTEL:03・6820・8104)パンプス¥110,000(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパンTEL:03・5413・1050)なるみ・りこ1992年8月18日生まれ。神奈川県出身。女優。映画『愛唄 -約束のナクヒト-』が公開中。また、映画『海辺の映画館-キネマの玉手箱』が今夏に公開予定。2月27日まで音楽劇『マニアック』(新国立劇場 中劇場)に出演中。※『anan』2019年2月13日号より。写真・松原博子スタイリスト・清水奈緒美ヘア&メイク・廣瀬瑠美(by anan編集部)
2019年02月07日音楽劇『マニアック』公開ゲネプロが5日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、安田章大(関ジャニ∞)、成海璃子、古田新太が取材に応じた。青木豪が作・演出を務める同作。とある町の山の上にある八猪(やずま)病院を舞台に、ブラックな笑いに溢れたストーリーが繰り広げられる。植木屋の犬塚アキラ(安田)は、病院で溺愛される一人娘・メイ(成海)と恋に落ち、入院患者を利用して人体改造実験を行う病院の院長・八猪不二男(古田)からメイを救出しようと奮闘する。ヒロイン・メイを演じた成海は、作中で80年代アイドル風なナンバー「Taboo」を披露する。本人はピンクのフリルミニスカートを身につけ、周囲には聖子ちゃんカットの"ポンポンガールズ"が盛り上げるなど個性的な1曲になった。成海は「歌うこと自体が初めてだったので、とにかく緊張していたんですけど、どうなんでしょうね」と苦笑。「まあでも、楽しいです。頑張ります」と意気込んだ。舞台上でその姿を見ている安田は、「1番特等席で見てますからね。ええ席で見てますよ」と満足げ。古田は「おニャン子っぽいものになればいいなというのが、演出家の希望だったので」と明かし、周囲の"ポンポンガールズ"については「あれはスクールメイツですよね」と表した。さらに古田は「曲調もそうなんですけど、現代なのか過去なのか未来なのか、ちょっとわからないなくらいのところを作っている。ノスタルジックな感じもするし、近未来のような……それが(舞台設定が)古い病院で、ということなんです」と作品の意図を説明した。
2019年02月05日●山田孝之の涙にも気づかない集中力12歳の時に受けた「アミューズオーディションフェス2014」で3万2,214人の中からグランプリを受賞し、芸能界入り。清原果耶は、女優デビュー作となったNHK連続テレビ小説『あさが来た』をはじめ、映画『3月のライオン』など、オーディションを経て数々の大役に巡り会ってきた。オーディションという限られた時間と空間の中で、清原と対面したスタッフたちはなぜ彼女に引きつけられたのか。1月26日公開の映画『デイアンドナイト』では、『3月のライオン』と同じく約500人規模の候補者の中からヒロインに抜てきされた。初の全面プロデュースに挑んだ山田孝之は、オーディションでの清原の演技に胸を打たれ、涙を流したという。「人間の善と悪」という重いテーマを軸に、愛する人の命を奪われた者たちが、自らの善悪に葛藤する姿を描く『デイアンドナイト』。家族を殺された主人公・明石を阿部進之介が演じ、清原は孤独な少女・奈々として対峙する。完全オリジナル作品であるため、目安となるものは何もない。撮影を終えた今、内なる情熱を注ぎ込んだ奈々をどのように捉えているのか。彼女の言葉に耳を傾けていると、16歳という年齢を忘れてしまう。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第4回は、清原果耶の魅力に迫る。○■演じる役を落とし込む努力――オーディションで出演が決まったそうですね。劇中の1シーンの台本を頂いて、オーディションに臨みました。会場には藤井(道人)監督、阿部(進之介)さん、山田(孝之)さんがいらっしゃって、数人のグループでの合同オーディション。計2回あって、1人ずつお芝居をしていく形式でした。――山田さんは清原さんの演技に心打たれて、涙を流されたと聞きました。私はそのことについて全く知らなくて、山田さんが「泣いてしまった」とおっしゃっているインタビュー記事を読んで知り、『デイアンドナイト』の取材でご一緒させていただいた時にもおっしゃっていて。オーディションは芝居に集中しているので、全く気に留めていませんでした(笑)。――山田さんが涙を流していたのは目の前で?そうみたいです。後から知って、ビックリしました(笑)。――オーディションの課題がそういう断片的なシーンの場合は、どのような準備をされるんですか?頂いた台本がたとえ1ページでも、それを読み込んで、自分が演じる役を落とし込む努力をします。ただ、奈々の場合はそれが全く通用しませんでした。奈々という人物をどこから解いていけばいいのかつかめなくて。もちろん、オーディションの時は自分なりのビジョンや工夫があって演じますが、奈々は現場に入っても何が正解なのかつかめないままお芝居をしていたので、日々、現場で感じたことをぶつけていました。藤井監督も、「奈々のキャラクター難しいよね」とおっしゃっていましたが、現場に入ってからは私なりに演じた奈々を監督をはじめキャストの皆さまが受け止めてくださいました。●野田洋次郎の提供曲で痛感した恐怖と悔恨――中でも、共演シーンが最も多かったのが主演の阿部進之介さんでしたね。奈々がこのように難しい役だったので、正直、撮影中は自分のことでいっぱいいっぱいだったんです。周りのことが見えてなかったかもしれない中で、阿部さんに私が思う奈々をお芝居を通してぶつけた時にすごく温かく拾ってくださって。休憩中にお話をする時でも、「奈々と明石」の距離感を保ってくださいました。藤井監督も、「清原さんが思う奈々を演じてくださって大丈夫です。僕はそれを見て、何かあったら言います」と支えてくださるような方で、すごくお芝居がしやすい環境を作っていただきました。――そして、今回は主題歌「気まぐれ雲」の担当という大役もありました。ブログには心境がとても丁寧につづられていました。はじめは実感が全く湧かなくて、歌や音楽が大好きなので素直にうれしかったです。自分が出演した作品で主題歌まで担当させていただけることなんて、そうそうありません。でも、レコーディング当日、そして終わってからいろいろと……全く声が出ていなかったことや「自分がこうやって歌いたい」という世界観の中でしか動けていないことに気づいて、自分の無力さを痛感しました。「映画主題歌を担当する」という責任の重さもありますが、私自身が音楽や歌が好きでずっと今まで生きてきて、そういう自分の世界観が通用しないことの悔しさもあって。今まで大切にしてきたものが、途端に怖くなったりすることへの恐怖。それがレコーディングを終えた自分に降り掛かってきて……でも、今はそういった経験がとても貴重だったという実感が勝っていて、その機会をいただいたことに感謝しています。――レコーディングの時、作詞・作曲・プロデュースの野田洋次郎さんやプロデューサーである山田孝之さんから声を掛けられて、記憶に残っている言葉はありますか?山田さんは無言で見守っていてくださって、野田さんは「力を抜いて歌ってください」ぐらいしか言われなくて(笑)。レコーディング中に私が「ダメだな……」と内にこもってしまいそうになった時に山田さんがフラッと私のところまで来てくださって、「最近組んだバンドで歌ってるんですけど、僕も歌いたいように歌えないこともある。でも、100%じゃなくてもいいということに最近気づきました」と。私のことを思っておっしゃってくださっていることは重々承知の上で、負けず嫌いなので「悔しいです」ということは伝えさせていただいて。その悔しさが大切であることもおっしゃっていただきました。――これから同じような機会があったら、どうしますか?もちろん、挑戦します。怖いですが、怖がっていても仕方がない。そういった機会をいただけるのは本当に貴重なことなので、その時の私の全力を注ぎたいと思います。○■「負けず嫌い」の源は「楽しい」――清原さんはオーディションでデビューし、朝ドラをはじめ、その後も大役をオーディションで勝ち取って来た方です。その柱、秘訣となるものは何だと思いますか?私の柱……お芝居が好きな心だと思います。私は、どのような役でも楽しんだり追求できる根性があって、そういう姿勢を保つ努力は惜しみません。そして、それが良い作品へとつながるように。お芝居が好き。それが私の主軸だと思います。――それは、デビューしてから経験を重ねるにつれて実感してきたことですか?いろいろな経験をさせていただく中で、ずっと変わっていない部分だと思います。「楽しい」という気持ちがベースにないと何事も展開していかない性格で、私は演じることが心の底から好きだからどんな壁にぶち当たっても頑張ろうと思えるし、「負けず嫌いの心を持っていよう」と思うこともできる。役によってハードルを乗り越えた達成感だったり、充実感はありますが、言葉として表現できる「感情」はなくて。達成感や充実感が身についていればいいと思います。●朝ドラ『あさが来た』大抜てきデビューの本音――その最初のハードルが朝ドラでしたね。プレッシャーや責任感を感じる余裕すらありませんでした。「セリフを覚えないと!」「次はどんなシーン?」という思いでずっと撮影していて。すべてを終えて、「乗り切れたんだ。よかった……」とようやく思えたというか。今振り返ると、気負ってしまって空回りするより、それで良かったんじゃないかなと思います。たくさんのことを学ばせていただいて、「お芝居が好き」という自分を見つけられた大切な作品です。――今日お会いしてあらためて思いました。ブログの文面もそうですが、言葉選びが巧みというか。16歳とは思えません(笑)。どこで養われたんですか? 読書?本当ですか(笑)? 本はたまにしか読みません。国語は好きです。言葉であれば……『愛唄-約束のナクヒト-』(1月25日公開)という映画で詩を書く女の子を演じさせていただいて、それがきっかけで詩集を読むようになりました。言葉は簡単なようで、いろいろな意味を含んでしまう難しいもの。映画を通して学んだことが、もしかしたら無意識に自分の言葉選びにも影響しているのかもしれません。――出会う作品ごとにさまざまなことを吸収できる職業。役者の醍醐味ですね。「吸収できたらいいな」「成長できたらいいな」という思いで、作品に参加させていただいています。――そういう期待を込めて臨んでいらっしゃるんですね。期待というか、願いに近いかもしれません(笑)。――それでは最後に。葛藤しながらも演じた『デイアンドナイト』が教えてくれたことは何ですか?役者1人で作品は成立しません。相手役の方がいらっしゃって、そこで受け取ることをいかに嘘がなく、リアルに表現できるか。奈々は自分が透けて見えるような役で自分ともリンクするところがあって、それを一番近く、濃く感じたような作品でした。これまでにはない、貴重な体験です。■プロフィール清原果耶2002年1月30日生まれ。大阪府出身。2014年、12歳で受けた「アミューズオーディションフェス2014」で3万2,214人の中からグランプリを受賞し、芸能界デビュー。2015年から2018年まで『nicola』、2018年から『Seventeen』の専属モデルを務めている。2015年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューを飾り、『精霊の守り人』(NHK)、『セトウツミ』(テレビ東京)、『透明なゆりかご』(NHK)など数々のドラマに出演。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でスクリーンデビューし、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『ちはやふる-結び-』(18)に出演するなど、映画界でも活躍している。
2019年01月24日