赤堀雅秋作・演出の舞台『世界』が1月11日(水)、東京・シアターコクーンで幕を開ける。同劇場では第3弾となる今作で、赤堀が目指すのは、市井の人々の暮らしから、この“世界”のあり様を見せることだ。自身の劇団や映画で追求してきた繊細で生々しい空気感が、シアターコクーンという空間にどう立ち上がるのか。稽古も仕上げに入っている赤堀に聞いた。舞台『世界』チケット情報物語は、とある地方都市で町工場を営む家族の父親がその妻から突然離婚届を突きつけられたところから始まる。大きな事件が起こるわけではないが、夫婦の離婚問題を軸に家族とその町の人々の事情がじわじわと見えてくる。「シアターコクーンにおいて、これほどどうでもいい台詞が羅列していることは、史上初めてじゃないかと思うんですけど(笑)。それぐらい今回の作品は、市井の人々の卑近な描写の連続になっていて。そこから何か、今の世界の空気とか、漂う雰囲気みたいなものが透けて見える作品になればいいなと目論んでいるんです。もちろん、劇作家や演出家は、現在の空気をどう掴み取ってどう表出するかということが仕事だと思うので、何も特別なことではないんですが。ただ、些細なドラマを丁寧に紡いでいくことが自分の作家性だと思うので、今回はそこに地に足を着けて取り組んでいきたいと思っているんです」。登場するのもまさに卑近な人物たちだ。風間杜夫が演じる父親は「終始最低な男」。大倉孝二が演じる息子は、「ずるくてだらしないしおれた中年」。早乙女太一が演じる従業員は「ゲスな若者」で、これが初舞台の広瀬アリスが演じるのは「無自覚な悪意を持つ風俗嬢」である。「舞台でも映像でも、僕が役者さんに求めるのは、本当にその人物として佇んでもらいたいということだけ」という赤堀の演出のもと、いずれの役者も、赤堀の世界でしか出せない感情を見せることになるだろう。タイトルの『世界』は、「大仰でバカバカしい感じが面白いと思ってつけた」のだと赤堀は言う。「自分の根っこが高尚ではないので高尚なものは描けない。コアな演劇ファンというよりは、地元の友人とか、演劇的素養のない人に向けて、どういう想像力が喚起できるかっていうことが、自分のやるべきことじゃないかと思っているんです。むしろ、そういう人に届かなかったら作ってる意味がないんじゃないかなと」。高みからは見えない世界を描く。赤堀のそんな強みが全開する舞台になるはずだ。公演は1月11日(水)から28日(土)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演後、2月4日(土)・5日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演する。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2017年01月06日元AKB48で女優の前田敦子とフリーアナウンサーの田中みな実が、5日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『さまぁ~ずチャート』(23:15~24:15)に出演。お互いの恋愛観などを明かした。この番組は、さまぁ~ずが関係性の深いゲスト2人を招き、チャートテストを行いながらトークを展開し、最終的にゲストの深層心理を丸裸にしてしまうというもの。今回、実は大親友だという前田と田中が出演した。2人はチャートテストを通じて、恋愛観などについて赤裸々に告白。田中は、恋人の過去の恋愛を聞くかという質問に、「自分から積極的には聞かないですけど、ほかから聞いたりすると聞きたくなっちゃう。参考にしようと思う」と答え、恋人とケンカしたときは「とりあえず1回謝る。自分が悪かったところを言うと、相手も言ってくれる」などと話した。そして、チャートテストの結果、田中が陥りやすい恋愛傾向は「一人ぼっち型」という結果に。「恋人の気持ちを感じ取りやすく何を考えているのかすぐに理解できてしまう反面、自分の気持ちがよくわからなくなって自分の意見がないまま人に流されていく傾向がある」「交際しても2人で愛をはぐくむ形にはなりづらく独りよがりの愛情が先行して相手の気持ちが付いてこない一人ぼっち恋愛」と診断されると、前田は「当たってると思う」と言い、田中自身も「うん。私、今自分がよくわかんないです」と納得していた。そして、前田は「みな実ちゃんは流されやすいタイプ」と言い、さまぁ~ずの大竹一樹が「ぐいぐい来られたら?」と聞くと、田中は「すぐ…」と告白。「流されやすいってわかっているから人がいっぱいいるところに行かない」と話し、三村マサカズが「オンエア見た人が狙いに来るかも」と言うと、「えっ、まだやめて。来ないで」と拒否した。また、前田は田中について「出会おうとしていない。本当に一人ぼっち」と明かした。
2017年01月06日元AKB48で女優の前田敦子とロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が1日、それぞれ自身のツイッターを更新し、一部で報じられた交際報道を否定した。前田は「全く、ないですよ!!」と否定。「そんな根も葉もない噂で出ちゃうと相手方にも、ファンのみなさんに申し訳ないです。全くありませんよ」と続け、「なんで!! びっくり!! !! !!」と驚いた。野田も「なんだろう。熱愛報道みたいなのが出てるみたいですがまったくの事実無根です」と否定。「正月早々。相手方にも申し訳ないので、伝えさせてもらいます。なんだかなぁ」とつぶやいた。
2017年01月01日マーベル・スタジオが贈る最新作『ドクター・ストレンジ』。この度、今年レコード大賞新人賞を受賞した「BOYS AND MEN」の吉原雅斗が、本作で声優に初挑戦していることが分かった。上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジ。突然の交通事故で神の手を失った彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により、人智を超えた力を手に入れ魔術師となった彼は“闇の魔術”の存在を知り、世界を滅亡から救う戦いに巻き込まれていく。だが、たとえ敵であっても、医者である彼に命を奪うことができるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる…!すでに11月4日に全米で公開された本作は、全米初登場1位を獲得。公開3日間では興行収入約8,500万ドル(約88億4千万円)の大ヒットスタートとなり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては14作連続の第1位を記録。さらに公開2週目の週末も、約4,300万ドル(約46億円)で2週連続No.1を獲得す大ヒットとなっている。吉原さんが演じるのは、不慮の事故で腕の機能を損なわれたベネディクト・カンバーバッチ演じるストレンジが、様々な治療方法を探しもとめている中で出会うバングボーンと一緒にバスケをしている友達。自身の年齢よりも年齢が高い役どころとあって、今回の収録のために“ナイスミドル”な声を練習してきたそう。映画の中では顔出しはない役であり、バスケをしながらの躍動感のあるセリフに当初は悪戦苦闘している様子も見られた。「BOYS AND MEN」メンバーの中でも、自他ともに認める程の大のマーベルファンでもある吉原さん。今回のオファーには「すごく嬉しかったです!でも声優初挑戦なのですごく緊張もしました!」と語る。また難しかった点については、「いろんな表現をしてくれというリクエストに必死に応えようとするものの、オーダー通りの声にならなかったりとすごく難しかったです」と話すも、「『ドクター・ストレンジ』に関われているというところですごく楽しかったです!僕が初めて声優に初挑戦した作品、ドキドキ・ワクワクする作品です。ぜひ劇場でご覧ください!」とメッセージを寄せた。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月26日8月19日に幕を開けた、劇団「五反田団」主宰、脚本家、映画監督としても活躍する前田司郎による「宮本武蔵(完全版)」。主演の宮本武蔵には昨年の2月、前田が行ったワークショップをきっかけに交流を深めていった、山田裕貴。そのライバル、佐々木小次郎を演じるのは矢崎広。前田が紡ぐ、力(りき)みのない独特な不思議空間に挑むふたりの若き俳優に話を聞いた。舞台「宮本武蔵(完全版)」チケット情報「歴史上で伝えられている宮本武蔵も、実は人を切るまでに葛藤して、悩んだんじゃないか、という姿を会話劇で見せていく舞台です。僕はこの脚本を読んで、人を第一印象で判断することなく、きちんと対話しよう、と強く思いました」(山田)「もしかして、こうだったのかもしれない……という余地を大切にしている作品です。佐々木小次郎は剣豪であるとともに、自身のやることをPRするといった今に通じる新しい考え方を持っている存在として描かれます」(矢崎)そんな彼らは今回が初共演。「矢崎くんは僕が観劇する舞台に必ずと言っていいほど出演されている方なので、同じ舞台に立てることが嬉しい。稽古場でもすごくどっしりとしていて、でも涼しい感じがすごく佐々木小次郎らしいんです」(山田)「山田くんは以前、機会があって少し話したくらいでしたが、そのときから意識していました。今、一緒に稽古してみて、お芝居の緩急があって、とても魅力的な役者だと感じています」(矢崎)矢崎の言葉に照れ笑いを浮かべる山田は、抱えていた思いを明かす。「D-BOYSは俳優集団なのですが、『歌って踊るの?』と聞かれることが多くて、それが悔しかった。だからまず僕自身が変わろうと決めて、一時期、いろいろなワークショップに参加していました。その中で前田さんと出会い、今回、舞台3作目にして主演で座長という立場に立たせてもらえたことは本当に誇りだし、全力で応えたい」(山田)その言葉を受け、矢崎もエールを送る。「今回の座組は強者揃いで、それぞれが自分なりに戦いを仕掛けてくるすてきなメンバーです。でも、だからといってばらばらではなく、山田くんを中心に同じ方向に向かっていると感じていて、それがとてもおもしろい」(矢崎)「前田さんの台詞は繊細で『あ』といったひと言にも意味があるので、そのニュアンスが難しくて、学ぶことも多い。この機会にたくさんのことを得て、その結果を届けます」(山田)「僕は、今回の舞台で僕自身の演技をブラッシュアップさせてもらっていると感じています。みんなで創りあげた『宮本武蔵(完全版)』をぜひ、観に来てください」(矢崎)公演は8月29日(月)まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて。取材・文/おーちようこ
2016年08月25日'13年からミュージカル『美少女戦士セーラームーン』でタキシード仮面を演じている大和悠河さん。「宝塚を退団してから男役も卒業したつもりでいました。でも、お話をいただいて、武内直子先生の漫画を見たとき、自分が宝塚で培ってきたものを使えて、女の私だからこそ作り上げられるものがあるんじゃないかと思ったんです」それまでは、若い男性俳優が演じてきた役。しかし、宝塚でトップスターとして男役を極めた大和さんの、こなれたタキシードの着こなしや美しいマント捌きは、まさにそのまま少女漫画の世界が舞台に現れたようだった。「宝塚では、メイクや衣装、髪型や立ち方ひとつにしても、自分のいいところと欠点の全部を把握して、どうしたら美しく見えるかを、誰もが自分で考えて、自分でプロデュースしていかなくちゃいけない。だから男役時代には、自分の体型に合ったカッコいいスーツのラインを必死に研究していました。タキシード仮面を演じるならば、武内先生の描く、あのカッコいいシルエットに近づけたいじゃないですか。そのためには、それこそ1ミリ2ミリの調整が重要で、そこにはこだわらせていただいています。幕が開いてから、お客様がどんどん作品にのめり込んできてくださるのがわかって、それがとても気持ちよかったですね」高い美意識を持ちながら、素顔は気さく。タキシード仮面も、カッコいいのに妙にチャーミングなのだ。「昔から、よく下級生から『悠河さんって、カッコかわいいです』って言われていたんです。自分ではわからないんですけど、それが味であるならば、大切にしていけたらなと思います」◇やまと・ゆうが1995年に宝塚歌劇団入団。早くから注目され、'07年に宙組トップスターに就任。'09年の退団後は舞台を中心に活躍。7月にはブロードウェイミュージカル『CHICAGO』に主演のロキシー役で出演、NYでの公演も決まっている。◇ミュージカル『美少女戦士セーラームーン‐Amour Eternal‐』高校生になった月野うさぎ。ある日、皆既日食が起き、デッド・ムーン・サーカス団を名乗る船が現れる。そんななか、地球を守護する聖地エリュシオンの祭司から、地球存亡の危機を知らされ、立ち上がる。10月15日(土)~23日(日)渋谷・AiiA 2.5 Theater Tokyo福岡、大阪公演あり原作/武内直子脚本・演出/平光琢也音楽/佐橋俊彦出演/野本ほたる、大和悠河ほかネルケプランニングTEL:03・3715・5624(祝日を除く月~金曜11:00~18:00)(C)武内直子・PNP/ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会2016※『anan』2016年7月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ
2016年07月17日現在公開中の映画『クリーピー 偽りの隣人』のトークイベントが7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、黒沢清監督、前田敦子が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭で大きな反響を呼んだ。そんな本作の劇場公開を記念して行われた同イベントに、本作の監督を務めた黒沢清監督と、黒沢監督作品の『Seventh Code』(2014年公開)で主演を務めた前田敦子が登壇。黒沢監督とは2年ぶりの再会だという前田は「監督とは話すことがたくさんあったので、皆さんの前でも楽しいお話ができればと思っています」と再会を楽しみにしていた様子で、すでに見たという本作について「香川さんが頭から離れないですね。追えば追うほどどんどん恐怖が増していって、その中に自分が入り込んで抜け出せない恐怖を初めて味わいました」と絶賛した。また、2年前に黒沢監督と組んだ『Seventh Code』の話題になり、その時の黒沢監督を前田は「優しいのに、すごく厳しい印象があるんですよね。怒鳴るとかんじゃなくて、真摯で素敵な演出なんですが、凄く見ていただいているのが分かるので、それに応えなきゃとか、ハードルが高いものに見えるです」と明かせば、黒沢監督も当時の前田を「すごかったですよ。朝から晩まで撮影があって、深夜1時に歌うシーンがあったんです。『どうするんだろう?』と思ったら、曲が流れたらアイドルになるんですよね。これがプロなんだと勉強させていただきました」と褒め称えていた。イベント日が七夕ということで、最後に願い事を発表。「私は食べることが好きなので、いくら食べても太らない身体になりますように」とプライベートに関する願望を披露した前田に対し、黒沢監督は「中国が絡んだ大きな企画(2013年に公開予定だった『一九〇五』)がうまく行かなくなって、そのヒロインが前田さん。その映画も含め、小規模でいいので年に1本のペースで撮り続けたいです」と真面目に話すと、前田は「私もじゃあ黒沢監督とその作品が夢で終わらないようにと変えます」とちゃっかり願い直し、黒沢監督にアピールしていた。
2016年07月08日俳優・新井浩文が18日、都内で行われた映画『葛城事件』(6月18日公開)の初日舞台あいさつに、三浦友和、若葉竜也、田中麗奈、赤堀雅秋監督とともに登場した。同作は、劇団THE SHAMPOO HATの赤堀が監督・脚本を務め、2013年に上演された舞台を映画化した作品。抑圧的な父親(三浦)によって長男(新井)はリストラ&孤立、妻(南果歩)は精神を病み、次男(若葉)は無差別殺傷事件を起こして死刑囚になるという、壮絶な家族の物語を描く。舞台版にも出演した新井は、役者としても活躍する赤堀監督に「俳優としては正直、うちの方が上なんです」と断言。しかし、「監督としてはすごく好きですよ。脚本も好きだし、演出も好きだし、カット割りも好きだし」とラブコールを送った。また、キャスト陣で飲みに行った際に、酔っ払った赤堀監督が「やべえ、今三浦友和と飲んでる」と何回もつぶやいていたことを暴露。新井が「何言ってんだこのおっさん!」と愛情を込めて突っ込むと、赤堀監督も「もうやめよう……」とたじたじになっていたが、新井は「そういう可愛らしい部分がたくさんある、人間的な人です」とフォローのコメントで締めくくった。三浦は映画『64‐ロクヨン‐後編』(6月11日公開)にも出演しているが「『64』は全国323館、『葛城事件』は全国13館」での上映と発言すると、会場は驚きに包まれた。三浦は、館数の違いに触れつつ「それでも映画としてみなさんに見ていただけて、同じ土俵に上がっています。『64』も好きですし、この映画にも愛情を持っているんです。だから、ミニシアター系と呼ばれる映画を、みなさんのお力で発展させていただきたい」と、観客にメッセージをおくった。
2016年06月18日映画『ふきげんな過去』が6月13日(月)、外国人特派員協会で上映され、主演の二階堂ふみと前田司郎監督が上映後、外国人記者の質問に答えた。前田監督のオリジナル脚本で、小泉今日子と二階堂さんがW主演を務める本作。女子高生の果子は退屈な日々にいら立ちを覚えつつ日々を過ごしていたが、そんな彼女の家に死んだはずの伯母の未来子が現れ、しかも果子に自分が本当の母親だと告げ…。二階堂さんは冒頭、外国人記者を前に英語で挨拶。「どういう映画と説明していいのか分からない作品ですが(笑)」と独特の物語が展開する本作を紹介する。前田監督は本作について「ストーリーはたいしたものがあるとは思っていない」と説明しつつ「場所の雰囲気、夏の暑い感じ、夏休みの気怠さやワクワク、死を近くに感じる瞬間などを表現したかった」と語る。果子(=過去)と未来子(=未来)が交わる本作だが、テーマについて「時間の流れは川のようなもので、過去、現在、未来の自分が同時に存在することはできないと思ってましたが、実は過去の自分も現在の自分も、未来も頭の中にあり、いろんな自分が1か所に存在する――それを映画なら表現できるのではないか?と思った」と語った。二階堂さんは、話題作への出演が続く中、本作への出演を決めた理由について「まずひとつは、小泉今日子さんと親子という関係でご一緒したかった」と説明。さらに「脚本が面白く、自分が経験したことがあるんじゃないか?見たことがあるような果子と向き合えるんじゃないかと感じた」と語った。演劇人としても目覚ましい活躍を見せる前田監督だが、映画製作において「演劇の影響はあまりない」と語る。「舞台俳優と映画の俳優は全然違う。舞台では、稽古で100%を出して、本番は80%くらいで臨むという演出をしてますが、映画の俳優はリハーサルや稽古に8割くらいで臨み、本番でカメラが回ると100%かそれ以上のものを出す。カードを隠し持ってて、本番でそれを切るんです。映画では瞬発力を、舞台では持久力のある芝居が要求されると思います」とそれぞれの特性について語った。映画では、未来子は爆破事件の犯人という設定であり、ある記者は、昨日、アメリカで起きた銃撃事件について、前田監督に見解・意見を求めた。このイレギュラーな突然の質問に監督は「難しい質問ですが…」と前置きしつつ「人間の中に暴力性や攻撃性は確実にあり、それを否定してもしょうがないと思っています。そうしたものがある前提で、それをどうコントロールする、またはいい方向に持っていくかを考えないといけないと思います」と自身の見解を語る。さらに「特別な人がテロを起こすのではなく、普通の人が起こす。犯罪者は“人でなし”ではなく、彼らも人間であり、人間はそういうことをするんです。僕らの中にもそういうものはあり、その本質を変えることはできない。だから、そういう状況に陥ってしまう環境を変えなくてはいけない。なぜ、その人たち…いや、僕らはそういうことをするのか?そこを考えなくてはいけないと思います」と呼びかけた。『ふきげんな過去』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日「anan」2006号6/1発売は前田敦子さんが表紙の「駆け込みダイエット」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。あっちゃんが見せた、ダイエット特集にあるまじき(!?)姿。今回表紙とグラビアに登場してくれたのは、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』の妖艶な演技が話題の前田敦子さん。特集テーマが「ダイエット」ということもあり、撮影では体のラインが強調された衣装に身をつつんでもらい、その均整のとれたカラダ、つい触れたくなる柔肌を存分に見せつけてもらいました。その美body、そして愛らしい笑顔にスタッフ一同目を奪われずにはいられなかったのはいわずもがな、実は取材時、それ以上に目がクギづけになる場面が……。それは〝食べているあっちゃん〟! 「朝から食欲旺盛なAKB48前田敦子のスゴ過ぎる朝食」なんていうまとめサイトがあるくらい、その食欲は知られたものではありますが、その姿を目の前にするとスゴイ破壊力!!撮影終わりの昼食にとお重形式で用意したお惣菜やおにぎりを次から次へパクパクと嬉しそうに食べるわ食べるわ。あっちゃんも「やばい、箸が止まらない!」と自分を制御できないようすで、それはそれは見ていて本当に気持ちいい食べっぷりでした。その幸せそうに食べている姿がかわいいのなんのって!!そんな愛らしいまでの食べ姿、ぜひ写真でお見せしたかったのですが、なにせ今回はダイエット特集ということで、それはまた別の機会に(勝手な願望ですが)……。そして、そんな食いしん坊なあっちゃんがあのパーフェクトなまでのスタイルをキープするための秘訣は本誌インタビューでチェックを!!!(N)
2016年05月31日性格や運気がわかる手相鑑定、自分でできればより楽しめるはず。今回は手相観・日笠雅水さんが、運命線の観方をレクチャーします。中指に向かって伸びる運命線。「1本しかないのは少数派で、大抵の人には複数の運命線があります。また、運命線が示すのは、社会との関わり方や意志の強さなど、本質と直結する要素。本数のほか、長さや濃さ、どこから出発して中指に向かっているか等から観ていきます」以下では、運命線が伸びる方向や本数など、それぞれの観方をご紹介。■運命線が垂直中指に向かってまっすぐ刻まれる。自分の力で人生を切り拓いていく人。■運命線が斜め小指側から何本もの運命線が。仕事や趣味など、居場所を多く作る人。■運命線が1本手首から中指に向けて、まっすぐ1本伸びている。自分のやりたいことを追求していくタイプと観る。斜めに1本だけ伸びる人も多い。■運命線が複数指の付け根に近づくほど数が増えている。人生の後半に活動の場所をいくつか作ると読み取れる。運命線は複数のほうが一般的。■運命線が濃い主要3線と同じくらいくっきり。目標が定まっていると、濃く現れる。■運命線が薄い主要3線に比べてはっきりしない線。今の方向性に迷いがある状態を暗示。※『anan』2016年5月18日号より。写真・土佐麻理子石原敦志文・堀 由美子保手濱奈美熊坂麻美
2016年05月14日女優の前田敦子が主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で“一皮むけた”姿をみせている。“深夜の昼ドラ”なんて触れ込みで、奔放な恋愛を満喫する主人公・毒島ゆり子演じる前田さんが濃厚なラブシーンに体当たりで挑む、ということで放送前から注目を集めていた話題作の第1話。そういう“お色気”を期待して観た視聴者はやや肩透かしを食らう内容だったかも。もちろん、シャワーシーンをはじめ、セクシーな下着を太ももをあらわに身につけるシーンなんかはあわや見えてしまうのでは?とヒヤヒヤしたし、さらには二股男との逢瀬を待ち焦がれ、会った途端に“肉食”むき出しで唇にむさぼりつく姿などは、「AKB48」時代からのファンなら十分に度肝を抜かれただろうけれど。とはいえ、やはりそれだけが目当てだったとしたら、まあ元アイドルの新進女優ならこれが限界だろうなあ、といった感想に落ち着いただろう。でも、そんな“表向き”のエロティックなシーンだけで、今作を評価してしまうのはまだちょっと早すぎる。今作の前田さんは、たとえばヌードでベッドシーンを演じるなんてこと以上に、とにかくエロティックな「表情」をみせていることに注目したい。これまでの女優としての前田さんをざっくりふり返ってみると、とにかく“AKBのあっちゃん”というイメージからの脱却にもがいた道のりだったように思う。女優としての本格的なスタートはAKB卒業後の2013年5月に公開された映画『クロユリ団地』で狂った形相で病んでいく姿をさらけだし、同年11月公開の『もらとりあむタマ子』では「ニートのダメ女」に。食事をする姿もだらしなく、かつてのアイドルだった姿からはかけ離れた役柄を演じた。そういった“体当たり”が功を奏してか、演技では監督や共演者からは毎回一定の評価を得て、女優賞も数々受賞した。なのにそれらに反して世間ではあまり正当な評価を得られてはいない印象が強いのは、やはり評価云々の前に「前田敦子でしょ」といったレッテルが邪魔をしてしまうのだろうか。しかし、前田さんが持ち前の負けん気で女優業に真剣に取り組んでいることは業界内ではよく知られていて、染谷将太とセックスシーンを演じた映画『さよなら歌舞伎町』への挑戦は、“元アイドル”や“清純”といったイメージを払拭しようとあがいているのだなあという印象も受けた。そんな流れで、今回の「毒島」である。私生活では二股交際を楽しみ、仕事では新入り政治記者として大物政治家の番記者を務めることになり、これから一人前になることを目指す、というところまでが第1話では描かれた。前述にもあるように、「毒島」は前田さんのセクシーなシーンが注目を浴びていたが、「毒島」におけるエロティックさは二股男との情事後に裸でピロートークする、なんてシーンではなく、“表情”だ。「毒島」での前田さんは、その表情に尽きる。2015年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』では、“清純な”お嬢様を演じた前田さん。恋人と甘い恋愛を育みながらも、やがて男から疎まれ暴力を振られ、顔を歪めて泣きながら「止めて」と懇願するその姿は、どことなく“M(マゾ)”的で、筆者も「これは!」と、彼女の新たな境地を見た気がした。元トップアイドルグループの「不動のセンター」なんて華々しい経歴を持つ人気者を叩きたい人たちなんていくらでもいるだろうから、そうした人たちの満たされない欲望と、溜まり溜まった日頃の鬱憤のささやかなはけ口となる「ドM女優」こそ前田さんの適役だ!なんてことを勝手に。一方の「毒島」の役どころとしては「男を信じない」「男をとっかえひっかえ」と、奔放な女。ここで垣間見えるのが、“次の男”を見つけたときのなんとも“メス”的な顔であった。それは恋する少女のそれとは明らかに違う物欲しげな表情で、「わたし、おかしい…。なんか、おかしい」なんてため息混じりにつぶやく。そして、その毒島を無表情ながら獣の目で見つめるのが、新井浩文演じるライバル紙のエース記者だ。こちらはこちらで、変態的に、猟奇的なまなざしで毒島を見つめる。エロス対エロスがねっとりと絡みつく様がスローで描かれていく。相手が既婚者と分かっていながら、欲望にブレーキが効かないように惹かれてしまう…毒島のそんな表情はまさしく“昼ドラ”的で、これまでの作品で見せてきたエロスよりも官能的そのものだった。もちろん同ドラマがエロスな要素だけをフィーチャーしているわけではないが、今後この昼ドラ的なドロドロの愛憎劇が繰り広げられる中、前田さんがどこまで“脱皮”してみせるのか。第1話はまだまだ“前フリ”段階とのことで、これからさらにドロドロさが増してくるようだ。“AKBのあっちゃん”ファンは気が気じゃないかもしれないけれど、このドラマが終わった頃には“元AKB”という肩書を完全に払拭した前田さんが見られるかもしれない。そんな期待を込めて、やましい気持ちなど毛頭なく、次回を録画予約しました。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜深夜0時10分より放送中。(花)
2016年04月29日AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日女優の前田敦子が17日、都内で行われた「第8回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」授賞式に出席した。ソフト&ハードのメーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)」が主催する同アワードは、同団体の目的でもあるブルーレイ普及活動の一環として行われるもの。ブルーレイディスクならではの高画質、高音質といったクオリティーを判断基準にして、2015年に発売された4,135作品の中から各賞が表彰され、栄えあるグランプリには『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が選ばれた。そのプレゼンターに前田敦子が登壇。グランプリに選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について「ある監督さんが『興奮した』とおっしゃっていたので、私も映画館で見たんですが、『こんなに興奮したの初めて!』といまだに覚えています。映像や音楽、そして個性的なキャラクターしか出てこないし、シンプルなんですけど感動するし興奮するし、これは何度見ても楽しめる作品だと思います」と大絶賛。そして関係者に「本当におめでとうございます」と祝辞を述べてプレゼンターとしての役目を果たした。プライベートではブルーレイをかなり見るらしく「よりキレイな世界観を身近に体験できるので、借りる時も買う時もブルーレイを選ぶようにしています。音も良いですし目で見ても楽しいですしね」と語るなど、関係者を喜ばせていた。
2016年02月18日2月5日、東京・シアタートラムで赤堀雅秋作・演出の新作『同じ夢』が開幕した。舞台『同じ夢』チケット情報喫煙者の肩身が狭くなり続けている昨今。会社や店でも、喫煙可能な場所はどんどん減っている。この作品の中では、タバコを吸わない家主の取り決めで喫煙していいのは台所の換気扇の下だけだ。登場人物たちは代わる代わるここでタバコを吸う。その姿はまるで己の人生に休符を与えているかのようだ。ステージには古びた一軒家の台所と居間のセットが。物語は、印象的な赤い照明のなか、光石研演じる昭雄が黙々と掃除機をかけているシーンから始まる。ここは千葉のパッとしない商店街にある精肉店の自宅部分。二代目の昭雄は真面目に働くが、先代の頃からいる従業員(赤堀)や昭雄の飲み仲間で文房具屋の秀樹(田中哲司)は台所でダラダラとだべっている。今日は昭雄の妻の命日。10年前、交通事故で亡くなったのだ。その時妻と接触したトラックに乗っていた田所(大森南朋)は今年も線香をあげに来る。昭雄や、昭雄の娘の靖子(木下あかり)にはもう、田所を恨んでいる様子は見られない。そこへ寝たきりの昭雄の父を介護しに、ヘルパーの高橋(麻生久美子)がやってくる……。近所に新しいマンションが建ってもさほど活気が戻るわけでもない商店街。そんななか、痴呆の始まった親を抱え、もてあます男たち。何かを諦めたように介護の仕事をこなすシングルマザー……。なんとも言えない閉塞感の漂うなかで、彼らは延々、なんでもない会話を続ける。赤堀の作品に登場する人物たちは、目標に向かって進んでいるわけでも、停滞する日常から脱しようとあがくわけでもない。ただ置かれた現状の中で毎日息をしている。それぞれの鬱屈を抱えながらも、決してそれを明確に見せることもない。『同じ夢』では、観客はそんな人々のある日の日常を覗くだけ、とも言える。だがたった2時間で、この見栄も向上心もない人々が、愛おしくてたまらなくなる。どうしようもない人の粗野とも見えるふるまいが、気持ちを少し救いさえする。赤堀は今作で表現したものが「僕の原点であり、20年前から変わらず目指すべきところ」と語っている。確かにその通りだが、光石や田中をはじめとした手練れの役者たちによってこの作品はさらに研ぎ澄まされ、赤堀の集大成とも言える作品になっているように見える。ちょっとした会話、ほんのわずかな間に静かに心を揺さぶられる、ぜいたくな舞台だ。東京公演は2月21日(日)まで。その後、長野、茨城、愛知、兵庫、広島、福岡を巡演。取材・文:釣木文恵
2016年02月08日ユニットコムは3日、「iiyama PC」ブランドの「雅 Miyabi Project」から、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載するミニタワーPC「MN7300-i5-HFV」と「MN7300-i7-HFV」を発売した。BTOに対応し、標準構成価格(税込)は「MN7300-i5-HFV」が97,179円、「MN7300-i7-HFV」が113,379円。○MN7300-i5-HFV「MN7300-i5-HFV」は、日本の伝統的なデザイン建築「鎧張り」をモチーフにしたミニタワーケースを使用するデスクトップPC。CPUにSkylake世代のIntel Core i5-6400(2.70GHz)を搭載し、ストレージにはOSのインストール用に240GB SSDを、データ保存用に1TB HDDを内蔵。OSやアプリの高速起動が可能な上、大量のデータも保存しておける。そのほか標準構成時の主な仕様は、チップセットがIntel H110 Express、メモリがDDR3L-1600 8GB(4GB×2)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bitを採用。ネットワークはGigabit Ethernet対応有線LAN×1。インタフェース類はUSB 3.0×4、USB 2.0×2、DVI-D×1、D-sub×1、DisplayPort×1、SDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W175×D407×H363mm。○MN7300-i7-HFV「MN7300-i7-HFV」は、標準構成時のCPUにIntel Core i7-6700(3.40GHz)を搭載するモデル。そのほかの仕様は「MN7300-i5-HFV」とほぼ共通。
2015年12月03日ユニットコムは27日、「iiyama PC」ブランドの「雅 Miyabi Project」から、第6世代Intel Core搭載のスリムタワー型PC「SL7300-i5-HFV」と「SL7300-i7-HFV」の2機種を発表した。同日から販売開始。直販価格は税別89,980円から。「雅 Miyabi Project」シリーズの特徴となる、日本の伝統的なデザイン建築「鎧張り」をモチーフとしたスリムケースに、Skylakeの開発コード名で知られる、Intelの第6世代Core iプロセッサを搭載した。OSにはWindows 10を採用する。上位モデル「SL7300-i7-HFV」の基本仕様は、OSがWindows 10 Home 64bit、CPUがIntel Core i7-6700(3.4GHz)、チップセットがIntel H110、メモリがDDR3L-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが240GB SSD+1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、電源が80PLUS BRONZE認証の300W。この構成で、価格は税別104,980円から。「SL7300-i5-HFV」では、上記仕様から、CPUがIntel Core i5-6400(2.7GHz)となる。この他の仕様はほぼ同等。この構成で、価格は税別89,980円から。
2015年11月27日ユニットコムは18日、「iiyama PC」ブランドの「雅 Miyabi Project」から、第6世代Intel Core i7を搭載するミドルタワー型PC「MD7600-i7-UXM」を発売した。価格は129,579円(税込)。日本の伝統的なデザイン建築「鎧張り」をモチーフにしたケースを使用するデスクトップPC。独特なデザインで落ち着いた雰囲気を演出し、リビングや和室などのインテリアとしても活用できるとしている。CPUには第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載し、240GBの大容量SSDを内蔵。PCとしてのスペックも高い。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700K(4.00GHz)、チップセットがIntel Z170 Express、メモリがDDR4-2133 8GB×1、ストレージが240GB SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit版。ネットワークはGigabit Ethernet対応有線LAN×1。インタフェース類はUSB 3.0×6、USB 2.0×4、DVI-I×1、D-sub×1、DisplayPort×1、SDメモリーカードリーダーなど。本体サイズは約W192×D496×H418mm。
2015年11月19日ユニットコムは30日、「iiyama PC」ブランドの「雅 Miyabi Project」から、CPUにIntel Core i7-6700搭載のスリムデスクトップPC「SL7300-i7-FIM」を発売した。価格は97,179円(税込)。日本建築における伝統的工法である「鎧張り」がモチーフのスリムケースを採用したデスクトップPC。W100×D407mmでデスクの上や横に設置しても邪魔になりにくい本体サイズを実現したという。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700(3.40GHz)、チップセットがIntel H110、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が300W 80PLUS BRONZE認証。OSがWindows 10 Home 64bit。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、DVI-D×2、D-sub×1、DisplayPort×1など。本体サイズは約W100×D407×H367mm。
2015年10月29日ユニットコムは30日、「iiyama PC」ブランドの「雅 Miyabi Project」から、Windows 10をプリインストールした即納モデルのデスクトップPC「MN7350-i7-UXM」を発表した。価格は107,979円(税込)。モダンジャパネスクの外観を持つミニタワーケースを採用したデスクトップPC。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700(3.40GHz)、チップセットがIntel H170 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が500W 80PLUS SILVER認証。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×6、USB 2.0×4、DVI-D×2、D-sub×1、DisplayPort×1など。本体サイズは約W175×D407×H363mm。
2015年09月30日現在「ディズニー夏祭り」を開催中の東京ディズニーランドで、どうしても見逃せないプログラムがメインショーの「雅涼群舞」。大量の水とともに炸裂する烈しいダンスバトルは「夏ディズニー」の真骨頂で、これを楽しまずに夏は終われないぞ!そこで今回、「雅涼群舞」を満喫するための基本情報をご紹介。悔いのないパーク体験の参考にしてみて!■ 真夏&放水のダンスバトル!!好みのチームを応援して、一緒に盛り上がれ!!今年も公演中の「雅涼群舞」は、全員参加の“群舞”をテーマとしたエンターテイメント。ドナルドダックは「雅」、ミッキーマウスは「涼」をテーマに、各チームが激突する真夏&放水のダンスバトルが見ものだ。ドナルド率いる「雅絢爛・燦!(みやびけんらん・さん)」はパワフルな演舞が特徴で、ミッキー率いる「涼舞疾風・翔!(りょうぶしっぷう・しょう)」は、クールな演舞が得意。ゲストは好みのチームを応援して、一緒に盛り上がる。■ 「雅涼群舞」の鑑賞エリアは抽選制!!開演時間の30分前まで抽選が可能!!今年の「雅涼群舞」は、シンデレラ城前の中央鑑賞エリア、すなわちイス席に座って鑑賞(=応援)したい場合、座席指定券が必要に。全席指定なのでイス席での鑑賞を希望する場合は、パークオープン~各回ショー開演時間の30分前までに「トゥモローランド・ホール」へ向かい、抽選にチャレンジする必要がある。ちなみに抽選に外れても中央鑑賞エリアに入れないだけで、ショー自体の鑑賞はもちろんOK。また、「ワンス・アポン・ア・タイム」など、「雅涼群舞」以外の抽選制のショーの抽選ももちろん可能なので心配は無用だ。■ 「思っている以上に濡れる!」との感想も。精密機器の防水対策を忘れずに!!また、「雅涼群舞」はシンデレラ城前の中央鑑賞エリアをメインに公演するショーではあるものの、各チームはプラザ周辺のパレードルートをフロートに乗ったままグルっと回って多くのゲストの前にやって来るので、実はプラザ周辺のパレードルートで待機していると、その場所ならではのショーの一部を楽しめる!そして、一部のエリアでは大量の放水が行なわれ、“思っている以上に濡れる!”との感想も。精密機器の防水対策を忘れずに。■ 「バケーションパッケージ」で鑑賞エリア確保 ほかにもさまざまな特典が!!そうは言っても座席抽選の当選確率は相当なものなので、一度は中央鑑賞エリアで確実に楽しみたいというゲストには、「バケーションパッケージ」という選択肢もある。このパークチケットやホテル宿泊がセットになった「バケーションパッケージ」には、さまざまなお得な特典が用意され、現在販売中のプランには「雅涼群舞」の座席指定券がセットになったプレミアムなプランも。決して安くはないが、値段以上の価値があるとして人気だ。東京ディズニーリゾート全域で開催中の「夏ディズニー」、東京ディズニーランドの「ディズニー夏祭り」、そして「雅涼群舞」は8月31日(月)まで。夏の想い出を残してみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年08月21日エプソンは8月17日、サッカーJ1の松本山雅フットボールクラブ(松本山雅FC)が、同社の脈拍計測機能付き活動量計「PULSENSE PS-100Tシリーズ」を心拍トレーニングに導入したと発表した。「PULSENSE」は、腕に装着することで脈拍を高精度で計測し、運動強度やカロリー収支、睡眠、非活動時のこころの状態を知ることができる活動量計。松本山雅FCの選手が「PULSENSE」を装着して有酸素運動などの心拍トレーニングを行うことで、その運動強度などを、選手やチームスタッフがスマートフォンやパソコンの画面上で把握することが可能となる。また、取得したデータはクラウド上でいつでも確認できるため、選手がオフの時も、個人トレーニングやコンディション管理に活用することができるとしている。松本山雅FCは「腕に着けるだけで脈拍を正確に計測できるエプソンのPULSENSEは、より科学的に選手のトレーニング状況を把握することを可能にし、松本山雅の勝利に貢献してくれるものと確信しています。」とコメントしている。
2015年08月17日昨年に続き、シアターコクーンでの赤堀雅秋新作書き下ろし第二弾『大逆走』が決定。主演の北村一輝に高まる期待を聞いた。舞台『大逆走』チケット情報――5年ぶりの舞台に加え、劇作・演出の赤堀さんとは初めての創作です。北村赤堀さんが自作戯曲を初めてご自身で監督・映画化した『その夜の侍』(2012年)を観て、とても感銘を受けました。僕も仕事をしたことがある俳優さんたちも出ていて、彼らが本気でぶつかり、作品を楽しんでいるのが伝わってくる。カットやアングルなど「どう見せようか」という意図や思惑以前に、(胸を拳で叩きながら)ココに確かな「熱」があると感じました。もうひとつ、赤堀さんがシアターコクーン初進出した作品『殺風景』も映像で拝見して、これも良かったです。出演する俳優が、一般的なイメージや良いとされるところ以外の顔をちゃんと見せている。しかもプログラム読んだら、赤堀さんについて俳優たちがボロカスに書いていたんですよね(笑)。「ああ、この人は信じられる」と思いました。――実際に話された赤堀さんの印象は?北村まだ、お互いを知るほどの話は何もできていません。でも好きとか嫌いに関係なく、一緒に戦える人じゃないかな、と。僕ら俳優にとって意見を言い合ったり、対立することがあっても、ものをつくる過程でならばすべてワクワクする出来事。そういう時間を共有できる人だと思います。――舞台と映像では、演技や気持ちのうえで変わるところはありますか?北村技術的なこと、2階席の奥までせりふをいかに届かせるかなどは考えますが、根本にある気持ちや心構えに違いはないと思っています。ただ、やはり生身の大勢の観客の前に立つことに恐怖は感じますね。舞台の場合いつも以上に準備し、ベストな状態で臨みたいと切実に思います。最悪の場合は「前の人にかぶって自分を見えないようにする」という、奥の手もがありますし(笑)。――北村さんが見えないのは、観客には非常に残念なことです……。北村(笑)とにかく舞台は緊張しますね。それは自分の中に、「北村一輝という俳優をどう見せるか」という余計な意識があるからで、そんな気持ちが起きないほど全力で作品を生きられるのが最高の状態。だから、この公演では緊張しないのも目標のひとつですね。赤堀さんと彼の作品世界が持つ、計算など一切ない不器用さと、その奥にわだかまる「熱」。それらはきっと僕を作品のなかに深く引き込み、つまらない自我を忘れさせてくれると思います。公演は10月9日(金)から25日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、10月29日(木)から11月1日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。東京公演は先行抽選プレリザーブを受付中。取材・文/尾上そら
2015年07月13日声優の悠木碧が、モンブランやコーヒーゼリーなどの"お菓子擬人化"に挑戦したフォトブック『悠木碧フォトブック Sugary Fairy~季節のスイーツを添えて~』(主婦の友社)が、24日に発売される。『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公・鹿目まどかや、『妖怪ウォッチ』の未空イナホ、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の比企谷小町など、数々の人気アニメで声優を務めてきた悠木は、2011年度の第6回声優アワードでは歴代最年少の19歳で主演女優賞を受賞。アニメ公開を控える『ワンパンマン』で主要キャラクター・戦慄のタツマキ役も決定するなど、声優としてさらなる活躍が期待されている。今回発売されるフォトブックは、雑誌『声優グランプリ』(主婦の友社)で2013年5月号から開始された連載「悠木碧のSugary Fairy」を書籍化したもの。「甘~いお菓子を擬人化したら…」というテーマのもと、さまざまなテイストの衣装に身を包み、わたあめ、ローズジャム、コーヒーゼリーなどの"お菓子の妖精"になりきった悠木を、29パターンも見ることができるという。『悠木碧フォトブック Sugary Fairy~季節のスイーツを添えて~』は、6月24日発売。B5判96ページの仕様で、定価は3,000円(税別)となる。
2015年06月23日お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅が23日、自身が出演する映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』(3月7日公開)の完成披露試写イベントに出席し、娘役の富田望生(とみたみう)から手紙をもらっていたことを明らかにした。イベントには主演の藤野涼子のほか、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、佐々木蔵之介、夏川結衣、黒木華、田畑智子、塚地武雅、松重豊、小日向文世、尾野真千子、成島出監督らが登壇した。作品の内容にちなんで、撮影中「これは有罪だな!」と思ったエピソードについて聞かれると塚地は、「本編に悲しいシーンがあるんです。涙ながらのシーンの撮影の前に両親に対して松子(富田)が手紙を書いてくれて、それを読んでくれるんです。それは『泣けるわ!』と思いましたよ。罪ですね」と明かした。生徒を演じた若手俳優たちのあいさつを受けて、佐々木は「子どもたちの立派なあいさつで現場を思い出してしまいました。本当に彼らはまっすぐにひたむきで、きれいな心で芝居をしていました。それに比べるわけでもないですが、僕たちも全身全霊でやらせていただきました」と振り返る。夏川も、「この映画では子どもたちが本当に成長して、見習わなくちゃと思うところもあり、刺激を受けました」と絶賛。映画に関連して、今までついた「大きなウソ」を聞かれ、藤野は「母親が食器を集めるのが趣味なんですけど、コップを壊してしまって、父親のせいにしてしまいました。まだ言っていないので、帰ってから怖いですね」と捨て身のエピソードを披露すると、尾野も「東京に出てきてあまりお仕事が無いときに実家に帰って、スケジュールは入っていなかったのに3日間くらいで、仕事が2件入っているからって言って帰ってきたことですね」と、下積み時代を語った。物語は、クリスマスの朝に起きた男子生徒の謎の事件に始まる。警察は自殺と判断したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメートだった。マスコミ報道が過熱する中、学校と親は何もできずにいた。そんな中、新たな殺人計画が明らかになり、さらなる犠牲者が出る。もう、大人たちに任せておけない。隠された真実を暴くため、子どもたちが立ち上がり、学校内裁判が開廷される。本作は、ミステリーの名手・宮部みゆきの同名小説を、『八日目の蟬』(2012年)で第35回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した成島監督が映画化。続編の『ソロモンの偽証後篇・裁判』は、4月11日に公開される。
2015年02月25日ワコムは2月10日、「CGアーティスト森田悠揮ZBrushテクニックセミナー」をデジタルハリウッド駿河台ホールにて開催した。セミナーにはCGアーティスト森田悠揮氏とPixologic社COOのハイミ氏、マーケティング担当のトマ氏が登壇。オークの山田有祐氏が司会を務めた。森田氏の実演に会場が沸いたセミナーの様子をレポートする。○デジタルライブスカルプティングを披露同セミナーは、3Dモデリング制作を行っている人から3Dモデリング制作に興味がある人までの幅広い層を対象に行われた。「ZBrush」はゲームや映像作品の3Dモデリング制作に使われているデジタルスカルプティングソフトウェア。今回のセミナーに登壇した森田氏は、「CG Student Awards 2013」にて、世界第3位を受賞。セミナーでは、ZBrushとペンタブレットを使ったデジタルライブスカルプティングを披露した。また、実演と平行してZBrushの開発元であるPixologic社のハイミ氏とトマ氏がソフトウェアを解説し、質疑応答も実施。会場には液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズのフラッグシップモデル「Cintiq 27HD」を中心とした液晶ペンタブレットを展示し、その場で体験できるようになっており、セミナー終演後には、実際に試してみる参加者の姿も見られた。○「爬虫類っぽい」クリーチャーを作成セミナー冒頭で進行の山田氏が尋ねたところ、来場者の中でZBrushを使っているのは4~5割程度。森田氏はセミナーが行われる1時間半~2時間の間にクリーチャーの頭部を作ると話し、実演が開始された。森田氏が作るのは「爬虫類っぽい」クリーチャーということで、トカゲを意識しながら作ると説明。普段はクリーチャーであれば何の動物をベースに作るかを考え、大量の資料を見て、動物の構図を頭にたたき込んでからさっと作るようにしているとのこと。最初の段階では印象だけを重視しているので、ディテールにはあまり凝らずに進めるのだという。目の周りが決まるとそれ以外の部分も決まるということで、目の周りから重点的に作っていた。会場からの「自分で絵を描くのか」という質問に対しては、デッサンを本格的に習ったことはないが、デッサンは観察力をつけるためにあるため、観察力さえあればできなくても大丈夫だとの回答をしていた。○ZBrush 4R7をPixologic社が紹介森田氏による作業の中盤には、Pixologic社によるZBrushの説明が行われた。ZBrushの特徴は、紙とペンがあれば何かが描けるのと同じように、ZBrushがあれば経験がなくても制作を始められるということだ。「粘土をこねるように作業を進められる」と例えていた。産業分野ではゲーム、映画、マーケットデザインのイラストレーション、製品製作前のコンセプト段階でのアート、テレビコマーシャルなどさまざまな場面で使われており、利用者に合わせて幅広く活用できるという。ハイミ氏とトマ氏は、今回の来日で2月8日に行われたワンダーフェスティバルに参加し、「日本では漫画文化が強い」と実感したとのこと。このほどリリースされた「ZBrush 4R7」についても、いち早く詳細を紹介。ZBrushの特徴のひとつに「ZBrushだけですべての作業が完結できること」があるが、4R7ではそれがさらに強化されたという。○最終的な質感をイメージして作業を進行Pixologic社が「ZBrush 4R7」の説明をしている間に、森田氏の実演も進行。大まかな形が完成。続くディテールでは、質感を考えて作業を進めるという。今回のクリーチャーについては、ぬるっとした首の皮にし、ヒダや顔のシワをつけていた。最終的な質感をイメージしていると作業が早く進むのだという。その様子を見ていたハイミ氏は、球からアウトラインを作っていったことに注目し、「作業をやっていく中で調整を重ねてドラゴン(クリーチャー)ができあがっていった」と話した。トマ氏は作業の早さがZBrushならではであると強調。山田氏は、「デジタルでは、良くも悪くもとことんディテールを突き詰められる」とデジタルならではの特徴を読み取って説明していた。○液晶ペンタブレットは「アナログで制作しているみたい」セミナーの後半では、山田氏が事前アンケートの結果を紹介。会場にいるZBrushユーザーではペンタブレットを使っている人が多いという内容だった。それについて、最近液晶ペンタブレットを買ったという森田氏は、「アナログで制作しているみたいで慣れるとすごく使いやすい。5時間で慣れてしまった」と話した。購入したのは「Cintiq 13HD」だという。メインのディスプレイとミラーリングして使っているという山田氏は、「Cintiq 13HDなら原型を作る感覚のまま、フィギュアを作る感じに近いので良い選択だった」と振り返っていた。そしていよいよ森田氏のクリーチャーが完成。ハイミ氏は「2時間以内で作った作品ではハイクオリティ」と評価していた。森田氏はもともとはモデラー志望ではなく、いろいろなものを作っていたのだという。しかし、クリーチャーを作るのが楽しく、生き物が好きだったことから、現在ではクリーチャーの仕事が9割を占めるようになったそうだ。また森田氏は、日頃から使えそうな質感や造形を頭にストックしておくことの大切さを強調。現存の動物から使える要素を探して、イマジネーションに取り入れておく。実際の作業においては、シルエットが決まれば完成形も見えるため、ディテールにとらわれずに形を突き詰めて、最終的に良い物をつくることを心がけるように意識していると話し、セミナーは幕を閉じた。
2015年02月17日染谷将太主演、前田敦子共演の『さよなら歌舞伎町』が公開中だ。新宿歌舞伎町を舞台に、不器用に生きる人々の1日を映し出す群像劇だ。染谷と前田が演じるのは倦怠期のカップル。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督、脚本の荒井晴彦コンビによるオリジナルの新作とあって、映画ファンからの期待も高い本作に、初共演の染谷と前田も「(出演を)断る理由がなかった」と声を揃えた。その他の画像染谷はラブホテルの店長・徹、前田はプロミュージシャンを目指す徹の彼女・沙耶に扮する。染谷は「絶対におもしろいはずだと思いました。廣木監督と荒井さんの作品ですからね。歌舞伎町が題材だというのも魅力的に思えました。お話しをいただいたときはまだ脚本ができていなかったんですけど、やりたいとすぐにお返事しましたね。出来上がった脚本は愛に溢れていました」と振り返る。前田も「呼んでいただいた時点で、出たいとしか思わなかったです」と同様の答え。さらに「廣木監督の作品にはいろんなタイプがありますが、ピンク映画出身だということは知らなかったんです。それを知ったとき、監督の出発点に近い作品に出られるなんてとさらに嬉しかったです」と続けた。共演の情報が公になった際、「あっちゃんの恋人役!?なんでお前なんだ!と言われました(染谷)」、「現役・元を問わず、AKBのメンバーが羨ましがっていました(前田)」と、周囲にとても羨ましがられたというふたり。共演を経て、「すごくフラットな方で、リラックスしてやらせていただきました」と染谷。前田も「染谷さんがそういうスタンスで、すごく嬉しかった。きっちり話し合いをしなくちゃいけなかったらどうしようと思っていたので(笑)」とここでも意見を一致させた。そして完成した作品に「同世代の女の子にも勧めていきたい(前田)」、「どこか愛おしいと感じさせる人々のお話し。最後には心が温まって清々しい気持ちで家路に着ける映画だと思います(染谷)」と胸を張った。『さよなら歌舞伎町』公開中※取材・文・写真:望月ふみ
2015年01月27日ユニットコムは26日、「iiyama PC」ブランドにて展開している「雅 Miyabi Project」から、ハイエンドデスクトップPCを2モデル発売した。上位モデル「MD7200-i7-GXR-DG7P」の税別価格は159,980円、下位モデル「MD7200-i7-GX-DG7P」は119,980円。「パソコンに日本のエッセンスを」というコンセプトを掲げる「雅 Miyabi Project」は、PCを設置する空間に和の潤いを与える工夫を採り入れている。日本の伝統的な建築デザインとしても有名な工法である「鎧張り」、照明の陰影表現をたのしむ「行灯」、和式作法として知られる襖(ふすま)の開閉における"おもてなし"を連想させる動きなど、和を感じさせる要素をふんだんに盛り込んだ。上位モデル「MD7200-i7-GXR-DG7P」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが240GB SATA SSDと1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 7 Professional SP1 64bit版。インタフェース類は、マルチカードリーダー、PS/2、USB 3.0×6、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet対応有線LAN、DVI×2、HDMI、DisplayPort、オーディオポートなど。本体サイズは約W192×D496×H418mm。下位モデル「MD7200-i7-GX-DG7P」は、上位モデルの構成からストレージが120GB SATA SSDと1TB SATA HDDに、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 1GBになる。その他の主な仕様はほぼ共通。
2014年12月26日ユニットコムは5日、「iiyama PC」ブランドにて、日本の文化や伝統デザインを取り入れた新PCシリーズ「『雅』 Miyabi project」デスクトップPCを発表した。発売は12月5日からで、価格は税別57,980円から。"国内の伝統や文化を取り入れた独自のデザインを創り上げる"というコンセプトで製作された新しいPCシリーズ。11月にティザーサイトを立ち上げたり、イベントで披露したりするなどの事前告知が行われてきたが、ついに発売に至った。なお、マイナビニュースでは実機ファーストインプレッションを紹介している。ラインナップは、CPUやグラフィックスの違いなど、構成により9モデルを揃える。ベースとなるCore i3モデル「SL7260-i3-HL」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.6GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 8.1 Update 64bit。この構成で、価格は税別57,980円。Core i5モデル「SL7260-i5-FG」では、上記からCPUをIntel Core i5-4460(3.2GHz)に、メモリを8GBに、ストレージを1TB HDDに変更し、価格は税別74,980円。この構成で、CPUのみIntel Core i7-4790(3.6GHz)に変更した「SL7260-i7-HL」は、税別89,980円。同じくこの構成でストレージを120GB SSD+1TB HDDとした「MN7260-i5-SR」は、税別84,980円。また、チップセットをIntel B85 Express、グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 650 1GBとした「MN7220-i5-GX」は、税別94,980円。Intel Core i7-4790(3.6GHz)を搭載したモデルは4モデル。「MN7250-i7-GXR」は、チップセットにIntel H97 Express、メモリに8GB、ストレージに1TB HDD、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 750 1GB、光学ドライブにDVDスーパーマルチを採用。OSはWindows 8.1 Update 64bit。この構成で価格は税別109,980円。上記仕様から、チップセットをZ97 Expressに、グラフィックスをIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)とした「MD7200-i7-HL」は、税別97,980円。グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 750 1GBとし、ストレージを120GB SSD+1TB HDDとした「MD7200-i7-GX-DG7P」は税込119,980円。グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 970 4GBに、ストレージを240GB SSD+1TB HDDにした「MD7200-i7-GXR-DG7P」は、159,980円。この3モデルは12月下旬の販売予定となる。
2014年12月05日ユニットコムは28日、同社が運営する「iiyama PC」のWebサイトにて、11日に公開したPC新製品「雅」のティザーサイトを更新した。"国内の伝統や文化を取り入れた独自のデザインを創り上げる"というコンセプトで進む「雅」。今回の更新では、「Miyabi project」のケースデザインを手がけたYS designとデザインディレクターのインタビューが公開され、「PCのスピード感」と「和」という相反する要素が融合に至るまでの流れが明かされている。
2014年11月28日