おたる水族館は5月30日より、新イベント「ペンギンの海まで遠足」を開催する。○自然界で逞しく生きているペンギンたちを体感同イベントでは、フンボルトペンギンたちが普段生活している海獣公園内の飼育スペースから外へ出て、来館者のすぐ側を歩き海へ向かっていく。そして自然の海をそのまま仕切っただけのプールに飛び込み、魚を追いかけたり、生い茂る海藻をかきわけながら泳ぎ、再び飼育スペースに戻る。同館では、「このようなペンギンの姿を観覧してもらい、自然界で逞しく生きているペンギンたちの姿を想像し、また彼らが生息している環境を知るきっかけとなれば」とコメントしている。豊かな大自然の中にあるおたる水族館だからこそできる企画となっているという。開催期間は、5月30日~10月15日。時間は、5月30日~8月31日、 9月1日~10月15日 の土日祝が12時20分。9月1日~10月15日の平日は11時50分。所要時間は25分。場所は、同館 海獣公園ペンギンプール前(北海道小樽市祝津3丁目303番地)。
2015年05月29日東京スカイツリータウン内にある水族館「すみだ水族館」にてマゼランペンギンの赤ちゃんが誕生、5月30(土)から6月30日(火)までの期間限定で特別展示が行われる。国内最大級という屋内開放プール型水槽で、ペンギンの姿を間近でみることができることが大きな魅力のひとつであるすみだ水族館。同館では、飼育しているマゼランペンギン「カクテル」が4月5日(日)に産卵、人工孵化を実施。産卵より36日後にあたる5月11日(月)には、内側から卵殻を割る嘴打ち(はしうち)が確認されたため、飼育スタッフが24時間体制で見守り、5月13日(水)3時48分頃に無事に孵化を確認。現在、誕生したペンギンの赤ちゃんは、育雛器(いくすうき)の中で飼育スタッフに育てられている。赤ちゃんの母親「カクテル」が父親「カリン」と産卵を行うのは今回で3年連続となり、2013年には姉となる「まつり」と、兄となる「はなび」、また2014年には兄となる「はっぴ」が誕生し、すくすくと育っているそう。今回の赤ちゃんの展示は、6階「ペンギンのゆりかご」内で実施され、給餌や掃除など、飼育スタッフに育てられている様子を見ることができる。赤ちゃんペンギンは、3か月程で成鳥(体長60~70 センチ)とほぼ変わらない大きさまで成長するため、生後間もない小さなペンギンの赤ちゃんの姿を見ることはこの機会だけだ。また、5月30日(土)から6月21日(日)の期間中、誕生したペンギンの赤ちゃんの名前が館内で募集される。すみだ水族館で生まれたペンギンは「元気な東京」をイメージする言葉が命名されることになっているとのことで、この機会に赤ちゃんペンギンの名付け親になってみては?「すみだ水族館」マゼランペンギンの赤ちゃんの展示は、5月30(土)から6月30 日(火)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日長崎ペンギン水族館はこのほど、新たにヒゲペンギン7羽の搬入を実施した。○世界最多の9種類のペンギンの展示を実現新たに仲間入りしたヒゲペンギンは、国内では和歌山県のアドベンチャ―ワールドと愛知県の名古屋港水族館のみ飼育されている希少なペンギン。アドベンチャーワールドからは4羽の購入、名古屋港水族館から3羽の無償貸与の協力を受け、展示が実現した。今回のヒゲペンギンの参加によって、同館では世界の動物園・水族館で最多の9種類のペンギンが見られるようになった。同館の所在地は、長崎県長崎市宿町3-16。
2015年04月16日鶴岡市立加茂水族館は、公式Facebookにて、ゴマフアザラシの赤ちゃんの順調な成長ぶりを紹介している。○誕生19日目の「のちびこのみ」が、ついに離乳ゴマフアザラシの赤ちゃんは、3月9日生まれ。お母さんの名前「コノミ」にちなみ、通称「ちびこのみ」と呼ばれている。今回は、誕生10日目および、17日目~20日目の「ちびこのみ」を紹介している。誕生10日目は、いつもと同様お母さんと一緒。朝からすいすい泳いでおちちをチュパチュパ飲んで……まった~りひなたぼっこしてと、泳ぎもだいぶ上手になった様子がうかがえる。誕生17日目。朝から泳いだ「ちびこのみ」だが、夕方にはすっかり毛が乾いてホワホワに。そしてこの日は体重測定を実施した。体重は32.5㎏になり、誕生から24.5㎏も増加。すくすく成長している。離乳する日も近いかもしれない。誕生18日目も、朝からおちちを飲んで、泳ぎの練習をして、ひなたぼっこをしてと、いつもの日常となった。コノミ母さんは、ちょっとほっそりしてきた。最近、オスの「コロ」がコノミ母さんをピッタリマークしており、そろそろ恋の季節の到来を感じさせる展開となっている。誕生19日目の「のちびこのみ」は、朝からポツンとひとりぼっち。この日1日、コノミ母さんとは一緒にいなかったので、ついに離乳した様子だった。誕生20日目、この日は1日中ひなたぼっこを楽しんでいた。同館の所在地は、山形県鶴岡市今泉字大久保657-1。
2015年04月13日おたる水族館はこのほど、公式Facebookにて、ユニークなアザラシのショットを公開した。○"ぶにゅ~"と顔を押し付ける「ころすけ」を接写カメラを構えると、ガラスに寄って来たのはクラカケアザラシの「ころすけ」。カメラを向けると、レンズに吸い込まれる様な勢いでガラス面に向かって顔を押しつけてくる。あまりにもしつこく押しつけてきたので、顔の形がちょっと変形してしまった……そんな瞬間を捉えた1枚となっている。なお、とっても食いしん坊な「ころすけ」ゆえ、カメラが食べ物に見えた可能性もゼロではないという。同館の所在地は、北海道小樽市祝津3-303。
2015年04月12日鳥羽水族館では、公式Webページの「飼育日記」にて"謎生物"を紹介し、話題となっている。○まさに驚愕の形状の、"へんな生きもの"同個体は3月15日、紀伊長島の漁船「甚昇丸」に乗船した同館飼育研究部員が、深海底引き網にて採集したもの。水深144~200mで採集した沈木に付着していたもので、船上で「おや?」と不審に思い、沈木ごと採集ビンに入れて持ち帰った。水槽に入れても正体がわからず、顕微鏡で拡大すると、その形状はまさに驚愕の"奇妙さ"だったという。かたちは盤径3mmほどのキノコ状。中央に少し突出した口らしきものがあり、一見するとイソギンチャクなどの刺胞動物の一員にも思える。よく見ると口の周りに太短い触手らしきものがあるものの、それ以外は全身がハサミ状の突起で覆われている。まるでウニやヒトデに見られる「叉棘(さきょく)」のようで、刺胞動物でこんな器官を持つ種類は、まさに未知のものだという。この謎生物「叉棘キノコ(仮称)」にはその後、研究者より「抜け落ちたヒトデ類の叉棘鞘(さきょくしょう)ではないでしょうか?」との意見が寄せられた。特にマヒトデ科やタコヒトデ科の叉棘では、棒状の骨を中心にこのようなクラスターを作るものがあるとのこと。どうやら謎生物の正体は、底引き網によくかかる、抜け落ちたタコヒトデ科のカンムリヒトデ(か、その近縁種)の叉棘鞘ということで「一件落着」となった。なお、同館の2F Lコーナー・水の回廊ゾーン「へんな生きもの研究所」では、このような深海生物をはじめ、様々な"おかしな生きもの"を観覧できる。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鳥羽水族館では3月31日、同館恒例の「水中入社式」を開催した。○鳥羽水族館恒例、一風変わった「水中入社式」を実施開館60周年を迎えた記念の年に入社したのは計4名で、そのうち「水中入社式」に挑戦したのは、潜水の資格を持っている飼育研究部に配属される女性1名と、営業第一部に配属される男性1名だった。この「水中入社式」は2006年、「せっかく飼育研究部に配属されるのなら記念になる形で」と、先輩飼育係たちの提案がきっかけでスタートし、今年で9回目の開催となった。会場は、いつも入場者でにぎわうエントランスホールと、ホールに面したコーラルリーフ・ダイビング水槽。この水槽は水量約800トン、奥行き15m×横16m×水深5.5mもある、同館で最大の水槽となる。大勢の観客が見守る中、先輩ダイバーに続いてリクルートスーツで正装した新入社員2名が初心者マークを付けたボンベを背負って登場。水中で副館長から辞令を渡されると、だんだん浮き上がってしまいながらも懸命に両手でしっかりと受け取った。続いて、一緒に潜った先輩飼育係からガラス磨き用のスポンジをプレゼントされ、さっそく掃除に挑戦。両手ですいすいとガラスを磨く先輩の隣で、新入社員の2人は水槽に固定された取手をつかみ、バランスをとりながら水中での記念すべき初仕事をこなした。力を込めて一生懸命磨いたあとには、先輩からのサプライズが用意されていた。開館60周年という節目の年の入社式ということで、水中でパネルを組み合わせて大きな「60」という数字を作り、会場を盛り上げてくれた。最後に、新入社員が水中マイクで感謝の気持ちとこれからの抱負を述べると、観客からは大きな拍手が起こった。水中入社式を終えた新入社員2名は4月1日より、飼育研究部の淡水魚チームと営業第一部にそれぞれ配属される予定となる。同館では、「頼もしい2人のこれからの活躍にご期待ください!」とコメントしている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鶴岡市立加茂水族館ではこのほど、公式Facebookにて生まれたてのゴマフアザラシの赤ちゃんを公開し、とてもかわいいと話題になっている。○ゴマフアザラシの赤ちゃん、すくすくと成長中ゴマフアザラシの赤ちゃんは、3月9日生まれ。名前はまだないが、お母さんの「コノミ」にちなんで、通称「ちびこのみ」と呼ばれている。Facebookでは、誕生3日目~5日目、7日目の画像が紹介されている。誕生3日目は、風の強い日に撮影。足を強く踏ん張っていないと吹き飛ばされそうな1日ながら、少し風をしのげるお気に入り場所を見つけたようだった。4日目は3日目と同様、ちょっとしたくぼみになっているお気に入りの定位置でリラックス。5日目の朝は、「コノミ母さん」と一緒に水泳。おそらく、初泳ぎになるという。泳いで、飲んで、寝てと、順調に成長している。誕生7日目の「ちびこのみ」。この日も1日、泳いで飲んで眠って……に加えて、この日は天気もよく、ひなたぼっこの様子も見られた。1日でがらりと見た目が変わるほどの成長ぶりを見せている。この日は体重測定を実施。体重17kgと、誕生時の8kgに比べ、7日間で9kgもの増加となった。同館の所在地は、山形県鶴岡市今泉字大久保657-1。
2015年03月30日山形県・鶴岡市立加茂水族館(クラゲドリーム館)にアザラシの赤ちゃんが誕生した。誕生日は3月9日。母親の名前はコノミで父親はコロ。赤ちゃんの名前は未定で、決まるまでの間は「ちびこのみ」の愛称が使われる。○新館で初めてのアザラシの出産鶴岡市立加茂水族館は2014年にクラゲドリーム館としてリニューアルオープンした水族館。新館でのアザラシ出産は初めてのこととなる。アザラシの赤ちゃん「ちびこのみ」の正式な名前は性別が確認でき次第、名前の募集が行われる。アザラシの赤ちゃんは同館内アザラシプールで見学可能。アザラシプール観覧スペースには軽食販売店もあり、カフェスペースで軽食をとりながらアザラシたちの姿が観覧できる。同館住所は山形県鶴岡市今泉字大久保657-1。開館時間は通常9:00~17:00まで。年中無休。入館料は一般(高校生以上)1,000円、小・中学生500円、幼児(未就学児)は無料。詳細は公式サイトを参照のこと。
2015年03月16日鳥羽水族館は3月21日、新ゾーン「奇跡の森」をオープンする。○水族館初の、「スナドリネコ」も登場同施設は、同館の開館60周年にオープンとなる、注目の"体験型"新ゾーン。探検気分で吊り橋を渡り、神秘的な滝の裏をくぐったりと、魅力あふれる新ゾーンとなるという。また、水族館では日本初展示となる、水に入って漁をする「スナドリネコ」などの珍しいいきものたちが次々と登場。トカゲの仲間やヘビに触れることができたりと、"ドキドキ・ワクワク"の連続を体験できるという。3月21日~4月5日には、オープニング記念イベントも開催予定となっている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年02月03日「アクアワールド茨城県大洗水族館」では、サケの卵を展示中だ。「アクアワールド茨城県大洗水族館」では、同館の自然体験塾「カムバックサーモン」のために用意されたサケの卵を展示している。「カムバックサーモン」は、サケを受精卵から稚魚まで約4ヶ月間育て、春にまた同じ場所で放流する同水族館の人気講座。サケの受精卵は1ヵ月ほどで発眼卵となり、卵の中に眼が確認できるようになる。卵は水温8度の環境で育てられ、約2か月後に腹部に栄養豊富な卵黄を持った状態で子どもがふ化する。「アクアワールド茨城県大洗水族館」は、ひたちなか海浜鉄道那 珂湊駅よりバスで7分もしくは大洗鹿島線 大洗駅よりバスで15分。入園料金は、大人1,850円、小・中学生930円、幼児(3歳以上)310円、2歳以下は無料。営業時間等詳細は、「アクアワールド茨城県大洗水族館」ホームページにて。
2014年12月19日今年の年越しのプランはもう立てた?日本最大級の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」では、12月31日(水)~1月1日(木・祝)の大晦日の19時から元旦の8時にかけてオールナイト営業を行い、年越しを盛り上げるさまざまな企画を展開する。カウントダウンイベントとして23時半から「ハッピーアイランドカウントダウン2015」を開催。パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」、お笑い界からは「キングオブコメディ」「ラバーガール」「巨匠」による爆笑ライブで、2015年の幕開けを盛り上げる。そして新年の幕開けと同時に、花火シンフォニアが華々しく打ち上げられて新年をお祝いする。花火シンフォニアはコンピュータにより、花火と音楽をシンクロさせた、シーパラダイスのオリジナル花火ショーのこと。シーパラダイスでは、大晦日から元旦にかけてのオールナイト営業時間中に利用できる「カウントダウンオールナイトパス」を枚数限定で販売しており、大晦日限定の「特別イルカショー」(特別イルカショー付のチケットのみ利用可能)を始め、日本最大級の水族館「アクアミュージアム」、ロマンティックなイルカの水族館「ドルフィン ファンタジー」、アトラクション乗り放題(6機種限定)が楽しめる。またカウントダウンオールナイトパス前売り購入特典として、カウントダウンライブ会場「優先エリア」入場することができる。チケットは、12月31日の15時から使えるので、思う存分、シーパラを満喫できそうだ。遊びに夢中で、初日の出を見逃さないように。(text:Miwa Ogata)
2014年12月15日「京都水族館」は、12月12日から21日まで開催される「京都・嵐山花灯路2014」にて、13日・14日の2日間「京都水族館クラゲSTUDIO」を出展する。「京都水族館クラゲSTUDIO」は、京都の海に生息するさまざまな「クラゲ」を、普段の京都水族館を、スタッフの仕事風景もそのままに展示する「移動水族館」。クラゲは5種約200点で展示され、色とりどりに彩られた水槽の中をゆったりと漂う姿を観察できる。場所は、京福電気鉄道嵐山本線「嵐山」駅構内で、「京都・嵐山花灯路2014」嵯峨・嵐山地域のライトアップの行われる17時より20時30分にかけて展示が行われる。京都水族館では、今後、展示とワークショップが融合した新しいスタイルの移動水族館として、飼育スタッフによる解説や体験しながら学べるワークショップなどを予定している。
2014年12月12日京都水族館は2015年1月12日まで、クリスマス・冬休みの特別企画として「アクアリウム・ファンタジー~いのちのかがやき~」を開催している。○関西の水族館初の、3Dプロジェクションマッピングを実施同イベントでは、関西地区の水族館では初となる、3Dプロジェクションマッピングを「京の川ゾーン」「大水槽」「海洋ゾーン」の3カ所で実施。さらに「京の里山ゾーン」では、冬の里山に潜むいきものたちの"いのち"を表現したライトアップを実施する。LEDスポットライトや水中照明のあかりで、"水といのちのつながり"を体感できるという。「京の川ゾーン」鴨川水槽では、「Primitive:太古の時代、過去」をテーマに、太古からほと活発に動き回り、水槽の水とともに外に飛び出し、壁を歩き回る迫力の映像を見ることができる。開催時間は終日投影となる。「大水槽」では、「Birth:生命の誕生、現在」がテーマ。海の中で生まれた新たな生命がクラゲやマンタと出会いながら、過去や未来の海中を冒険する映像を、「大水槽」の上部に設置した高さ約3m×幅約7mの大画面に投影する。半透明の画面に投影することで、実際に「大水槽」で暮らすいきものと、プロジェクションマッピングの映像とのコラボレーションを楽しめる。開催時間は、(1)9時15分~19時45分、(2)10時15分~19時45分で、毎時00分・15分・30分・45分に各回約5分間投影する。「海洋ゾーン(無脊椎の世界)」ミズクラゲ水槽のテーマは「Cosmos:宇宙、未来」。クラゲ水槽を宇宙船の窓に見立て、無重力状態の宇宙空間に浮かぶクラゲを、船内から見ているような不思議な体験ができる。クラゲ水槽の外枠や壁面に投影される近未来の映像が、宇宙旅行の雰囲気を醸し出すという。終日投影となる。ハーベストカフェでは、今回のイベントをイメージした2種類のカクテルを販売する。ブルーキュラソーリキュールを使用したクラッシュゼリーで3Dプロジェクションマッピングの立体感を、パチパチキャンディのトッピングで躍動感を表現。また、女性でも飲みやすい後味爽やかなジンのお酒に、ナタデココやゼリーが入ったデザート感覚のカクテルも用意した。価格は各450円(税込)。ノンアルコールは各400円(税込)となる。なお、同イベント開催中は営業時間を20時まで延長し、イルカ・ナイトパフォーマンスや館内各所で夜間特別イルミネーションを開催している。同館の所在地は、京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内。
2014年12月02日「すみだ水族館」では、金魚をテーマにしたイベント「うふふ、金魚」を開催している。○身近な観賞魚「金魚」10月1日より11月30日まですみだ水族館で開催中の「うふふ、金魚」では、身近な観賞魚「金魚」をテーマとし、展示や体験プログラムを用意する。復刻アート屋台「すみだ号」では、地元墨田区のクリエイターたちと共同で屋台を復刻。懐かしく新しい、下町風情ある金魚が楽しめる。体験プログラムでは、金魚を観察してパーツを作成する「きせかえ金魚ちゃん」、水槽やパネルを見てクイズに答える「きんぎょ検定」を実施する。また、カフェではオリジナルの「挑戦!金魚すくいスイーツソーダ」400円(税込)も販売、金魚すくいのようにすくった白玉だんごとフルーツに、ソーダを加えるスイーツソーダが楽しめる。「すみだ水族館」は、とうきょうスカイツリー駅、押上(スカイツリー前)駅よりすぐ。入場料は、大人2,050円、高校生1,500円、中・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円。
2014年11月13日「かごしま水族館」は、展示していたジンベエザメを放流すると発表した。○大きく成長したジンベエザメ「かごしま水族館」では、鹿児島の海に住む世界最大の魚類「ジンベエザメ」を「皆に知ってほしい」という思いから展示してきた。6代目ジンベエザメの「ユウユウ」は、国内ベスト5に入る大きさの黒潮大水槽にて元気に泳ぎ、来場者を楽しませてきたが、全長が5m17cmと大きく成長したことにより、海へ帰されることとなった。○お別れセレモニーから放流まで「ユウユウ」は、11月3日まで黒潮大水槽からの搬出訓練を行い、11月3日の13時からは黒潮大水槽前でお別れセレモニーが開催された。11月4日に黒潮大水槽から搬出され、約2週間の野生復帰トレーニングを行った後、放流される。「かごしま水族館」は、鹿児島空港からリムジンバスで50分、「金生町」下車より徒歩15分。入園料は、大人(高校生以上)1,500円、小人(小・中学生)750円、幼児(4歳以上)350円。営業時間は9時30分~18時。休館日など詳細は、「かごしま水族館」ホームページにて。
2014年11月04日すみだ水族館は、ニコニコ生放送で「チンアナゴ中継@すみだ水族館 #3」を放送する。放送日時は11月6日20時から。111時間生中継するという。番組では、チンアナゴ水槽の監視映像の他、閉館後の無人の水族館を飼育員と散策する「ナイトサファリ企画」や、「ペンギン・オットセイ紹介企画」なども実施されるとのこと。○イベント内容・11/6(木) 夜……飼育員による閉館後ナイトサファリ・11/7(金) 夜……ペンギン・オットセイ紹介・11/8(土) 昼……チンアナゴ写真絵本の著者による絵本の紹介・11/8(土) 夜……飼育員による閉館後ナイトサファリ・11/10(月)夜……飼育員によるアナゴ話と"チンアナゴの日"カウントダウン詳細は番組紹介ページにて確認できる。(画像と本文は関係ありません)
2014年10月24日サンシャイン水族館にいるカワウソが、8月に赤ちゃんを出産したらしい。しかも2組の夫婦がほぼ同時に1匹ずつ。そんな2匹のカワウソの赤ちゃんが可愛いと話題になっているというので、早速見に行ってみた。○元気いっぱいのカワウソの子どもたち出産したのは、コツメカワウソのシュラ(♀)とピーター(♂)のペアと、シュリ(♀)とマスオ(♂)のペア。出産日も5日違いで、2組の夫婦がこんなに相次いで出産するケースは国内の水族館でも希とのこと。あいにくシュリ夫妻は子育てがうまく出来なかったため、シュラ夫妻に委ねてみたところ、これがうまくいってシュラ夫妻は2匹の赤ちゃんを分け隔てなく育てはじめたという。2匹の赤ちゃんは順調に成長して、生後約2ヵ月ほどになった現在は、元気に展示エリアの中を動き回っていた。しばらく眺めていても、どちらが本当の子なのかわからないほど、シュラ夫妻はどちらの子の面倒も見ているようだった。隠れてあまり出てこないのかと思ったが、2匹ともかなり動き回るのですぐ目の前に来たりもする。○親の心子知らずの無限ループどうやら親は子どもを奥の寝床に隠すか休ませるかしたいのだろう。子を咥えては、せっせと寝床を運ぼうとしていた。赤ちゃんも大人しく運ばれていく。まず1匹を寝床に降ろして、もう1匹も連れ戻そうと親が出て行く。すると、遊びたくて仕方ない赤ちゃんは、またすぐ外へ出て行くのだった。親がもう1匹を捕まえて戻って来ると、さっき寝床まで連れてきた方がいない。ひとまず新しく連れてきた方を寝床に置いて、もう1匹を捕獲しようと外へ出ると、子が後を追う、ということを延々繰り返していたのだった。○可愛い赤ちゃんの期間はあとわずかスタッフの方の話では、今のような赤ちゃんぽさが残っているのは、あと1、2ヵ月くらいとのこと。小さくてちょこまか動き回る可愛いカワウソに会いたい方は、ぜひこの機会に。○基本情報・サンシャイン水族館・住所:東京都豊島区東池袋3-1サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上・アクセス東池袋駅(東京メトロ有楽町線)徒歩5分池袋駅(JR・東京メトロ・西武線・東武線)徒歩10分東池袋四丁目停留所(都電荒川線)徒歩6分・基本営業時間11月1日~3月31日 10:00~18:004月1日~10月31日 10:00~20:00※2014年10月16日(木)はイベント開催の為18:00閉館(17:00最終入場)※全期間において、最終入場は終了1時間前
2014年10月16日京都水族館は11月8日・9日・15日・16日、謎解きタウンを運営するDASと共同で、「夜の京都水族館×リアル謎解きゲーム~古都京都に隠された秘密~」を開催する。○「夜の京都水族館」でリアル謎解きゲームを体験リアル謎解きゲームは、制限時間の中で設定されたストーリーに沿って、与えられた謎を解いていく大人向けの体験型ゲーム。今回のゲームでは、「京都水族館で働く先祖に会うため未来からタイムリープしてきた少年が、現在の水族館で起こる生物の危機に先祖とともに立ち向かう」というストーリーが設定されている。参加者は、70分の制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指す。ゲーム開催中は館内照明の一部を消灯し、通常営業とは異なる色の照明演出を行う。また、「オオサンショウウオ」など夜行性の生き物が、普段とは違い活発に動く様子などを観ることができる。「夜の京都水族館」ならではの雰囲気の中でリアル謎解きゲームを楽しめるという。開催日は、11月8日・9日・15日・16日。開催時間は、各日19時~21時。ゲームの進行により終了時間が遅くなる場合がある。受け付けは、18時~、入場開始は18時30分~。受付場所は、京都水族館 エントランス特設受付会場(京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内)。参加料金(税込)は、一般:前売り2,800円、当日3,200円、学割:前売り2,300円、当日2,800円。
2014年10月14日京都水族館は11月8日・9日・15日・16日の4日間、謎解きタウンを運営するDASとともに、「夜の京都水族館×リアル謎解きゲーム~古都京都に隠された秘密~」を開催する。○制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指すリアル謎解きゲームは、制限時間の中で設定されたストーリーに沿って、与えられた謎を解いていく大人向けの体験型ゲーム。今回は、「京都水族館で働く先祖に会うため未来からタイムリープしてきた少年が、現在の水族館で起こる生物の危機に先祖とともに立ち向かう」というストーリーが設定されている。参加者は70分の制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指す。ゲーム開催中は、館内照明の一部を消灯し、通常営業とは異なる色の照明演出を行う。また、「オオサンショウウオ」など夜行性のいきものが普段とは違い活発に動く様子などを見ることができる、「夜の京都水族館」ならではの雰囲気の中でのリアル謎解きゲームになるという。開催日時は、11月8日・9日・15日・16日 19時~21時。ゲームの進行により終了時間が遅くなる場合がある。受け付けは18時~、入場開始は18時30分~。受付場所は、京都水族館 エントランス特設受付会場(京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内)。謎解き参加チケット(税込)は、一般 前売り:2,800円、当日:3,200円。学割 前売り:2,300円、当日:2,800円。購入は、謎解きタウン公式ページより行える。
2014年10月10日サンシャイン水族館ではこのほど、コツメカワウソの赤ちゃんを公開している。○現在すくすく成長中、小さいのは今のうちコツメカワウソの夫婦「シュラ」と「ピーター」に8月7日、「シュリ」と「マスオ」に8月2日、それぞれメスの赤ちゃんが誕生。マリンガーデン「どうぶつたちの水辺」水槽内で、親に咥えられて運ばれるなどの様子が観察できる。「シュリ」夫妻がうまく子育てをできなかったため、現在「シュラ」夫妻に託児することを試みている。「シュラ」と「シュリ」は夫婦とのこと。「託児」は国内でも非常に珍しいという。コツメカワウソは、東南アジアに分布する小型のカワウソ。手先が器用で、前足を使い獲物を捕まえる。河川や湖の近くに生息し、魚類、カエル、甲殻類などを食べる。10~15頭の家族群をつくり生活する。遊び好きで人によく慣れるので、マレーシアでは漁に使うこともあるという。生物の状態により見えにくい場合や、展示内容が変更となる場合がある。同館の所在地は、東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上。営業時間は、4月から10月が10時~20時(10月16日は18時まで)。11月から3月は10時~18時。入場料金(税込)は、大人(高校生以上)が2,000円、こども(小・中学生)が1,000円、幼児(4歳以上)は700円、シニア(65歳以上)は1,700円となる。
2014年10月08日謎解きタウンを運営するDASは10月11日、12日、25日、26日、11月1日、2日、3日の計7日間、閉館後の東京都・しながわ水族館にて、『リアル謎解きゲーム×しながわ水族館』海底都市イルカと共生する街 ~ 謎解きで故郷を救えるか ~を開催する。○閉館後の水族館を舞台に開催される、"リアル謎解きゲーム"同イベントは、品川区公共施設の集客促進と地域活性化を目的に、しながわ水族館の閉館時間を有効活用した"リアル謎解きゲーム"。今回が2回目の開催となる。今年4月~6月、同館で開催された第1弾企画『リアル謎解きゲーム×しながわ水族館』~ ある巨大潜水客船からの帰還 ~では、10日間で約3,000名が参加。第2弾である今回も前回同様、謎解きタウン(DAS)がイベントの企画運営を行い、しながわ水族館は会場提供や広報支援で協力する。オリジナルのストーリーに沿った「参加キット(謎の手がかり)」をもとに謎を解き明かしミッションクリアを目指す。参加者は70分という限られた時間で、水族館という大空間に閉じ込められた状況の中、館内のあちこちに隠された謎を解き明かす体験型ゲームとなる。イベント時は夜の魚たちの生態を見ることもできる。"史上最大の発明と言われる「イキガスエール薬」を飲むことで、人類は70分間、海中のごくわずかな酸素でも生活ができるようになった"というストーリーを前提に、ゲームは進行されていく。そして、"海中から酸素を生成する「水中酸素生成装置」を同時に開発、イルカたちと共に生活する「海底都市」を立国した。ある日突然、水中酸素生成装置が故障。あなたは、イキガスエール薬の効果が切れるまでに、酸素生成装置をなおし、海底都市を救うことができるか"という形でストーリーが進んでいくという。開催日程は、10月11日、12日、25日、26日、11月1日、2日、3日。受付時間17時、入場開始17時30分、イベント開始18時、イベント終了20時で、謎解き時間は70分。会場は、しながわ水族館(東京都品川区勝島3-2-1)。定員は、各日300名。チケット価格(税込)は、一般前売り2,800円、当日3,200円。学割前売は、2,300円、当日2,800円。
2014年10月01日京都水族館は10月13日まで、「ミナミアメリカオットセイ」の赤ちゃんの名前を募集している。○「ミナミアメリカオットセイ」の女の子、名前を募集中!赤ちゃんはメスで、6月24日、母親のヴィッキー(推定5歳)と父親のパブロ(推定5歳)の間に産まれた。誕生した直後は、体重約5.38㎏・体長約40cmだった。母親のヴィッキーの子育てのもとすくすくと育っており、あどけない表情や無邪気に水遊びを楽しむ姿を見せている。9月3日からは「かいじゅうゾーン」にて一般公開も開始されている。今回、一般公開とあわせて赤ちゃんの名前を館内で募集する。同館で誕生したオットセイは人懐っこく、アクティブに動きまわる姿にちなみ「京都の遊び・祭り」を連想するキーワードから名前を付けている。昨年誕生したオットセイは、「ひいな」と名付けられた。来館者が応募した名前の中から、京都の「市比賣(いちひめ)神社」で行われる女子の健やかな成長を願うお祭りの名前「ひいな(雛)祭り」を由来としたものを名づけたという。今年誕生した赤ちゃんの名前についても、たくさんの応募を期待しているとのこと。募集期間は、9月3日~10月13日。応募方法は、館内で配布する専用の応募用紙に名前を記入のうえ、応募箱に投函。応募された名前の中からスタッフが協議し、赤ちゃんの名前を決定する。赤ちゃんの名前が採用された人の中から抽選で最大10名に、同館オリジナルの、名前の刺しゅう入りオットセイぬいぐるみをプレゼントする。同館の所在地は、京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)。
2014年10月01日沖縄美ら海水族館は、6月1日より「黒潮の海」大水槽においてマダライルカの展示を開始することを発表した。マダライルカは熱帯海域に広く分布しているイルカで、体長は1.6m~2.6mとイルカの中では小型。背中から側面にかけて白い斑点模様があり、背中部分の体色は灰色。斑点の密度は個体によって異なり、幼少時にはないが、大人になるにつれて斑点が現れるようになる。沿岸では100頭以下で群れを作ることが多いが、外洋では数千頭で群れを作ることもあるとのこと。展示予定のマダライルカは、和歌山県の太地町立くじらの博物館で飼育されていたもの。トラックやフェリーを用いて2泊3日かけ、沖縄まで輸送された。マダライルカはマグロやハシナガイルカなど、他の大きな魚やイルカと混泳して暮らすことが多く、漁師はマグロの位置を探るために、マダライルカが泳いでいる場所を探すこともある。「黒潮の海」の水槽には、ジンベイザメをはじめとした大型の多種多様な生き物が飼育されており、同館では魚類とイルカの関わりなどの調査研究を目的に、マダライルカの行動展示に踏み切った。同館は「是非多くのお客様に、ショーとは違ったイルカの動きをご覧いただければと思います」と述べている。詳細は公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月31日福岡県福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」で、夜間営業する「夜の水族館」がGW期間中(4月27日~29日、5月3日~6日)に開催される。夜間営業時間は18時~21時30分まで。「夜の水族館」は、水中生物たちの夜の暮らしを観察し、昼間とは全く違う雰囲気を来場者に体感してもらおうと開催される。博多湾越しに見える夜景とプールで泳ぐイルカの様子や、青白い光跡を放つウミホタルの発光実験などが見どころだという。また、見学以外にも大水槽前で行われる生演奏や、イワシと光のコンサート、夜のイルカショーなどのイベントを開催。そのほか、イワシの大群とそれをかき分けて泳ぐ大型のサメの姿などを見ることができる。なお、4月28日・29日、及び5月3日・4日・5日は「天神~マリンワールド」の区間に臨時夜間バスを運行する予定。出発時間時間は天神中央郵便局前発が18時10分と19時10分。マリンワールド海の中道発が19時20分、20時30分、21時40分。詳細は、同水族館公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月22日アクアワールド茨城県大洗水族館は29日より、「年末年始はアクアワールドで縁起いいや!」を開催する。同イベントは、アシカの書き初めを披露するオーシャンライブや干支水槽の展示、開運クリアファイルが当たるスタンプラリーなど、”参加するだけで縁起が良くなるイベント”を行う年末年始企画。「開運スタンプラリー」は、館内に3つのラリーポイントを設置し、アシカ(ココ、ナッツ、ゴエモン)が書いた開運文字のスタンプを集めるチャレンジゲーム。スタンプを全部集めると、その場で開運クリアファイルが先着2万名にプレゼントされる。開催は、12月29日~2013年1月31日9時~17時。「干支水槽展示」では、2013年の干支「巳」にちなみ、トラウツボなどのウツボ類を吉本芸人「オスペンギン」の川柳と合わせて展示紹介する。12月29日~2013年1月31日9時~17時開催。イルカ・アシカ オーシャンライブ「新・お正月バージョン」は、豪快なイルカのジャンプやコミカルなアシカの書き初めを披露するオーシャンライブ。今年は、アシカが観客の目の前でパフォーマンスを披露する、迫力の新技を組み込んだニュースタイルとなる。開催期日は、1月1日、4日、5日、7日~14日が10時、12時、14時、16時。2日、3日、6日が10時、11時30分、 13時、14時30分、16時。場所は、オーシャンシアターにて。その他、「年越しそば販売」「大道芸パフォーマンス」「餅つき大会」「福袋販売」「新春大抽選会」なども開催される。イベントの詳細は同館公式サイトまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日水族館の華麗なる脇役、ペンギン。愛らしい歩き方やぽっこりお腹ばかりに目がいくが、実はフォルムもバラエティーに富んでいる。というのも、世界には18種ものペンギンが存在するのだ。そのうち11種の飼育実績があり、国内最多の8種、約160羽を飼育する長崎市郊外の「長崎ペンギン水族館」を訪ねてみた。2002年にここで息を引き取ったキングペンギンの「ぎん吉」は、驚くことに39年9カ月間、飼育されていたという。これは世界最長記録でもある。死亡推定年齢は、人に例えると100歳を超えている。難しいとされていたキングペンギンの繁殖も、国内初はこの水族館が達成した。今では国内数カ所に見ることができるキングペンギンのパレードもここが始まり。ある日、キングペンギンの運動不足を心配した飼育員さんが、屋外での運動を思いつき行進をさせてみた。これが思いのほか効果を発揮!ペンギンたちの体調が改善され、パレードのお披露目へとつながっていったという。筆者が訪ねた日も、緩やかなスロープをキングペンギンたちが降りてきた。彼らの背は約90cm。いかめしげな表情に見える顔を首に乗せて、歩みはヨチヨチ。そのアンバランスが笑いを誘う。飼育スタッフの松村朱加(まつむらあやか)さんは、エサを与えながらペンギンたちの体調を確認している。「自然な形でのペンギンとふれあいを楽しんでいただければと、いつも考えています」と語ってくれた。国内最大規模・幅4mの水槽で泳ぐペンギンたちの姿はファンタジックだ。泳ぐというよりも、まるで飛んでいるよう。ペンギンは飛ぶような姿で泳ぐとうわさには聞いていたが、彼らは大空に羽ばたいていた太古の時代を忘れていないのかもしれない。目玉の「ペンギンビーチ」は長崎湾に面して広がっており、自然の浜辺を生かしてペンギンを飼育できるようにしている。ビーチは3年前に完成し、今はフンボルトペンギンたちが気ままに歩いたり泳いだりしている。迷い込んで来た小魚を追う実にナチュラルな姿は、彼らが野生で暮らす南アメリカの島々以外ではそう見られるものではないという。そんなペンギンワールドを心ゆくまで楽しませてくれる「長崎ペンギン水族館」。入場料が、なんと大人500円。幼児・小中学生が300円。これは行ってみなきゃ、ソン!である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月22日アミューズメント事業などを行っているサンシャインエンタプライズは、同社が運営している「しながわ水族館」で、飼育係が生き物たちとのふれあいの中で培ってきた知識や、仕事上での工夫などをクイズにして出題する特別展示「飼育係からの挑戦状~冬編~」を12月15日~2013年1月7日まで実施する。クイズは、魚や爬虫(はちゅう)類、冬の代表的な生物「クリオネ」などの生物展示、実際に使用している仕事道具の展示、まくりパネルを通じて展開。水族館の人気生物イルカ、アシカに関するクイズもあり、広く生物についての知識を深めることができる。また、難易度は3段階に設定しており、難易度1では「イモリとヤモリはどこが違う?」、難易度2では「クリオネはどうやって餌をつかまえる?」、「ハリセンボンのトゲはなんぼん?」、難易度3では「この魚は成長すると何になる?」などを出題。子どもから大人まで楽しめるような内容になっているとのこと。開催場所は、地下1階の多目的ホール・特別展示会場。詳細は、同水族館公式ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日茨城県大洗町のアクアワールド茨城県大洗水族館は、12月8日よりタローとリュウマのカピバラ銭湯を公開する。実施期間中は、カピバラの水槽の水をお湯に変え、カピバラの「タロー」と「リュウマ」がお風呂に入っている姿を見ることができる。実施予定期間は2013年2月28日まで。また、カピバラ銭湯オープンを記念して、入館時にカピバラストラップを先着500名にプレゼントする予定とのこと。営業時間は9:00から17:00(最終入館16:00)。休館日は12月3日から12月7日で、曜日による定休日はなし。年末年始も休まず営業する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日アミューズメント事業などを行っているサンシャインエンタプライズは、同社が運営・展示生物管理をしている「しながわ水族館」で、11月7日から12月25日の期間中、水中ショーや記念撮影イベントなど、さまざまなクリスマスイベントを実施する。家族、恋人、友達同士で館内を巡りながらクリスマスの雰囲気を味わえるという「クリスマスにちなんだ生き物ウォンテッド!」では、ヒントを手がかりに、クリスマスにちなんだ生物の水槽にある文字を組み合わせ、正解キーワードを解答。エントリー用紙で応募した人の中から正解者30名に、しながわ水族館オリジナルフォトアルバムをプレゼントする。また、クリスマスの雰囲気を施した水槽で”クリスマス島”付近に生息する”クリスマスアンティアス(バートレットアンティアス)”と呼ばれる魚を展示する「クリスマス水槽」や、デンキウナギのイルミネーションツリー、アシカやイルカのクリスマス特別ショーなどの企画も実施。ダイバーが水槽の中から解説する水中ショーでは、クリスマスのBGMにのせてサンタガール(女性ダイバー)が魚たちに餌付けを行い、魚たちはクリスマスリースに見立てた輪をくぐる技に挑戦するという。なお、記念撮影イベントや記念写真コーナーでは、ペンギンやアザラシ、さらにクラゲと記念写真が撮れるとのこと。開催日などの詳細は、同水族館ホームページの最新ニュースから確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日