メディアサーフコミュニケーションズは12月5日と6日に、北欧をテーマにした「Nordic Lifestyle Market - a quiet day -」を、東京都渋谷区の国連大学で行われる「Farmer’s Market」の会場内で開催する。○「何をもっていい暮らしとするか。」を考える同イベントでは、「ELEPHANT」、「Fuglen」、「Mikkeller」をはじめとする、北欧家具・ヴィンテージ陶器、ガラス器・コーヒー・本・レコード・花屋などが出店。北欧から最新のプロダクトデザインを取り寄せ、現地のマーケットやライフ、カルチャー、デザインシーンを再現する。北欧では、暮らしを彩るモノやデザインを大切に使い、受け継いでいくことを生活の一部として取り入れている。50年以上も前に作られた食器や道具がいまもなお、暮らしの中で共存している。同イベントは、こうした状況を東京で再現。北欧の暮らしの美意識をモノから探究したマーケットとなる。主な出店者は、5日が、「Fikafabriken」「Fuglen Tokyo」「MICHIO OKAMOTO」「yovalo」「ELEPHANT」「LINOKA Kukka」「pippuri」「o-moro」「koko atelier」「Mikkeller TOKYO」「Russell Jokela」「Cafe Daisy」「i-florist」。6日は、「Lilla Dalarna」「Fikafabriken」「Fuglen Tokyo」「MICHIO OKAMOTO」「yovalo」「ELEPHANT」「LINOKA Kukka」「pippuri」「o-moro」「koko atelier」「Mikkeller TOKYO」「Russell Jokela」「Cafe Daisy」「i-florist」。開催時間は、両日共に10時から16時まで。入場は無料となる。
2015年11月25日伊勢丹新宿店本館6、7階の催物場では、11月11日からスウェーデンを始めとした北欧のライフスタイルを提案する「北欧展」を開催している。会期は11月16日まで。同展は北欧の食卓にフォーカスした6階の「Food Style」と、ライフスタイルを彩るアイテムを集結させた7階の「Living Style」の2つの会場で展開する。スウェーデンやデンマーク王国、ノルウェー王国、フィンランドと、各国の大使館協力のもとで開催され、7階会場入口にはスウェーデン大使館より借り出された、同国を代表する絵本「長くつ下のピッピ」のピッピ人形や、大きなダーナラホースが展示されている。北欧と言えば世界中を魅了するのが、ポップでカラフルな温もり溢れるデザインだ。7階では暮らしを彩るリビングアイテムを豊富に取りそろえた。寒い冬に欠かせないブランケット類は、フィンランドのクリッパン(KLIPPAN)をラインアップ。ベッドやソファに掛けられるスロー(1万5,000円)、部屋で過ごす時間を温かく包み込んでくれるポケット付きストール(1万2,000円)など、ベーシックな無地のものからカラフルなテキスタイルのものまで種類豊富に並ぶ。インテリアをスタイリッシュに彩るアイテムには、スウェーデンの陶磁器メーカー・グスタフスベリ(Gustavsberg)の食器類、カラフルなスウェーデン製のダーナラホース、フィンランド生まれの人気キャラクター・ムーミンをかたどったライト(高さ50cm 7万円、高さ30cm 4万円)など、バラエティに富んだラインアップで紹介している。また北欧のヴィンテージ家具を扱うロイズアンティークス(Lloyd’s Antiques)も出店しており、味わい深い重厚な家具を取りそろえた。デイリーで取り入れられるアイテムには、スウェーデン生まれのコスメ・ケアオブヤード(Care of Gerd)のシャンプー(250ml 3,400円)トリートメント(130ml 4,300円)や、同じくスウェーデンのハッピープラグ(HappyPlugs)のカラフルなインナーイヤー型イヤホン(4,200円)、ヴォイド(VOID)の時計などが伊勢丹初登場でラインアップされている。6階では、北欧の食に代表される“パン”にスポットを当て、スモークサーモンやローストビーフなどの様々な具材をトッピングしたデンマークの伝統料理のオープンサンドやホットドッグ、サクサクの生地に甘いクリームやジャムをのせたデニッシュなどを販売。ここではイートインコーナーも設けられ、寒い冬にぴったりの北欧プレートやチーズ、スモークサーモンにシャンパーニュを合わせて堪能することができる。この他、北欧菓子とコーヒーを楽しめるセットも用意した。会期中は、北欧スウェーデンにまつわる書籍を多く出版している森百合子によるトークショーも開催される。
2015年11月13日伊勢丹新宿店に、北欧にある百貨店をイメージした仮想デパート「北欧空想百貨店」が11月11日から12月1日まで、伊勢丹新宿店本館5階リビングフロアのセンターパーク/ザ・ステージ#5、ウエストパークにオープンした。この“空想百貨店”では、北欧のリビング用品・キッチン雑貨、ギフト雑貨、食品、書籍などを「ファッション」、「リビング」、「デパチカ」、「BOOK」という、百貨店フロアを意識した4つのゾーン展開で紹介している。ファッションゾーンには、フィンランドで1951年に創業したライフスタイルブランド、マリメッコ(Marimekko)のPieni Kulkunen(小さなジングルベル)柄のアイテムが登場。全国のマリメッコショップに先駆けて、ファブリックバッグ(4,500円)やキッチンアイテムなどが先行販売される。リビングゾーンでは、“北欧の自然への畏敬”をテーマにしたアイテムを紹介。スウェーデンのテキスタイルブランド・ヨブス(JOBS)からは、スウェーデン家具の巨匠であるマルムステンとコラボレーションした草木柄のフロアランプ(23万円)、北欧の自然からインスパイアされた柄を用いたファルモールのハイバックチェア(W約72×D83×H100×座面38cm 73万6,000円)、ビンテージファブリックパネル「パストラル」(約84×57cm 6万5,000円)などが発売される。このほか、スウェーデンを代表する陶芸作家リサ・ラーソン(Lisa Larson)のらくだの置物(5万円)、ペキニーズの置物(3万3,000円)に加え、動物が描かれた陶板も展開。フィンランドの陶磁器メーカー・アラビア(Arabia)からは、デザイナーのライヤ・ウオシッキネン(Raija Uosikkinen)が北欧の民族叙情詩のストーリーを描いたイヤープレート(1万4,000円)がラインアップする。デパチカゾーンは、デンマークで1886年より続く高級スーパー・イヤマ(IRMA)とコラボレーションした生活雑貨を紹介。天然木の穴あきウッドスプーン(3,000円)、サラダバーセット(5,800円)、カッティングボード(5,000円)、オーバルディッシュ(3,000円)、ショッピングバッグ(3,500円)などここでしか手に入らない特別アイテムが勢ぞろい。BOOKフロアでは、BACH(バッハ)代表でブック・ディレクターの幅允孝がセレクトした北欧の暮らしやデザインに関する書籍が紹介される。
2015年11月12日TRAVELLERS 実行委員会は10月31日~11月23日、矢場公園(愛知県名古屋市)にて日本最大級の北欧イベント「TRAVELLERS in 北欧オータムストリート」を開催する。同イベントでは、"本物"にこだわり、フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマークより飲食店や雑貨店・エンターテインメントなど20にのぼるコンテンツを招く。『ムーミン』に登場するミイとスナフキンによる日本初のショーも毎日開催するという。また、フィンランドのインテリアブランド「aarikka」(アーリッカ)が世界で初めて展開する「aarikka cafe」(アーリッカカフェ)や、フィンランド発のスニーカーブランド「KARHU」(カルフ)など、日本初登場店舗が8店舗参加する。ほかにも、スウェーデンの陶芸作家であるリサ・ラーソンによるヴィンテージ陶器や、「リサ・ラーソン展」で先行発売された商品なども販売。デンマークのクマの人気キャラクター「ラスムス クルンプ」のソフトクリームも日本初登場するとのこと。なお、同イベントの開催時間は期間中の各日11:00~21:30で、入場料は600円(土・日曜日および祝日は1,000円)となる。※価格は全て税込(c)Moomin CharactersTheme park created by Dennis Livson
2015年10月22日北欧インテリアに陶器や和紙細工など、和物のアイテムが意外としっくりいくのです。洗練された洋風スタイルにほっこりと癒やされる和小物をプラスしてみてはいかがですか。○日本の色鮮やかな陶器が北欧インテリアになじむぼてっとした厚手の生地で色鮮やかな和食器や陶器の置物を選ぶと北欧インテリアに合うようです。「特に、沖縄の焼き物がすきですね。色使いが可愛くて洋風のインテリアにもピッタリ」(Igako7121さん)。他にもいろいろ紹介してもらいました。和食の時は沖縄の食器を使っているそう。北欧の食器のデザインにどこか似ているような……。土のぬくもりと自然を大事にする「バーズワーズ (BIRDS’WORDS)」のプレート。ナチュラル感が北欧テイストにマッチするよう。「バーズワーズ」のカップ。ハンコで押した模様の凹凸が手触り良好で心地よい。「北欧、暮らしの道具店」で購入。「若手の日本の陶芸作家さんに注目しています。和食器なのに、和洋問わずどんな料理にもマッチするところがいいですね」とIgako7121さん。日本の窯元 (かまもと) とのコラボでも話題を呼んだ人気陶芸作家「リサ・ラーソン」の陶器のブルドッグ。人気の動物シリーズ。「オシャレなのにほのぼのとするってところが、インテリアには大事ですね。やっぱり居心地のよい空間にしたいですから…」(Igako7121さん)。ほかにもほっくりする置物がコーナーごとに並んでいます。○お伺いしたお宅は……Igako7121 さん部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」フォロワー数2,000を超え、数々の雑誌でも紹介されている人気ユーザー。東京都在住。蚤の市や雑貨ショップをチェックし、お気に入りの雑貨を集めています。ナチュラルな北欧のインテリアに興味を持つようになってから、洗剤や掃除用のスプレーなど日用品まで自然素材にこだわるようになったとか。執筆:ウチダモモコ雑誌やムック、サイトでインテリアや美容、料理など女性のライフスタイル全般について記事を執筆。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年10月02日1日中太陽が沈まない――私たち日本人にはなかなかイメージできない状態ですが、北欧などでは当たり前のようにこのような日があります。白夜でも人間は通常どおり、睡眠をとることができるのでしょうか? その謎に迫ります。白夜が不眠の原因に?スウェーデンなどの北欧では、6月ごろになると1日中太陽が沈まない「白夜」が続く時期があります。白夜という言葉はかなり有名ですが、その反対の言葉、「極夜(きょくや)」という言葉をご存知ですか?極夜とは白夜とは正反対、1日中太陽が出てこない日のことを指すのだそうです。白夜と極夜は、緯度が高くなる地域ほど、その日数が多くなると言われていて、南極点ではなんと約半年間も白夜と極夜が続くのだそうです。白夜の日に地平線を連続で定点撮影すると、太陽が消えないどころか、地平線の上を転がっていくような写真が撮れるそうです。体内時計が乱れる日本にいると無縁の白夜ですが、仮に白夜になったとしたら私たちの体にはどのような影響があるのでしょうか。ひとつは体内時計が乱れ、睡眠リズムが狂うことです。私たちは朝、太陽の光を浴びることで体内時計をリセットし、活動状態に入ると言われています。しかし、白夜では夜と朝の切り替えがないため、脳が混乱してしまう可能性があるのだそうです。実際にスウェーデンなどに行って、白夜を体験できて喜んでいたものの、体調を崩してしまったという人もいるのだとか。私たちは朝と夜が当然のようにくることで、通常の状態を保つことができているのかもしれませんね。メラトニンにも影響がさらに、白夜では睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌量が減り、眠りにくくなる、または睡眠の質が下がることがあるそうです。メラトニンは通常、朝起きて日光を浴びると分泌が止まり、その約14時間後に分泌がスタートするように、体内時計によってセットされていると言われています。ところが一日中暗くならないと、メラトニンの分泌が促されず、眠りにくくなってしまうのだそう。この状態が何日か続くと、不眠の悪循環へと陥ることもあるのだとか。対策としては、夜間は遮光カーテンなどで室内を暗くすることが効果的だと言われています。もし北欧を旅行する機会があったら、白夜と極夜の対策を知っておきましょう。そうすれば、体調を崩すことなく旅行を楽しめるかもしれません。photo by pixabay
2015年09月26日東京・青山の現代北欧料理レストラン「アクアヴィット」では8月15日から31日まで、バーラウンジにて「ザリガニ・フェア」が開催される。北欧では16世紀頃からザリガニを食べる習慣があったと言われており、中でもスウェーデン中部で捕れる“黒金”と呼ばれるザリガニは、高級食材として国外の高級レストランに輸出されていた。当時は王族のみが口にする高級食材であったが、20世紀より国民の間でも普及。そのため乱獲を防ぐようにと、8月8日からの約2ヵ月間以外はザリガニ漁が禁止された。現在ではザリガニ漁解禁から9月末にかけて、多くの人が仲間たちと集まっては“KRAFTSKIVA(クレフトフィーヴァ)”と呼ばれるザリガニ・パーティーを開催している。同店では、スウェーデンの夏の風物詩である塩茹のザリガニを北欧の蒸留酒・アクアヴィットやワイン、ビール、カクテルなどのアルコールとともに楽しめる1日20食限定のプラン(5,000円)を提供。サーモンやニシンのマリネ、シュリンプサラダ、サーモンサンドイッチなどの北欧の味覚をたっぷり味わうことが出来る。【プラン詳細】「ザリガニ・フェア」期間:8月15日~31日 18:00~22:30場所:アクアヴィット住所:東京都港区北青山2-5-8青山 OM-SQUARE 1階料金:各1名 5,000円(税・サービス料別)/2名様~12名様1日20食限定※前日17時までに要予約
2015年07月28日ノルウェーでプロのバレエダンサーを目指す3人の少年たちの、夢と友情の4年間を追った青春ドキュメンタリー『バレエボーイズ』。まさに北欧版『リトル・ダンサー』ともいえる本作から、待望の予告編映像が到着した。ノルウェーの首都オスロでプロを目指す3人のバレエ少年、ルーカス、トルゲール、シーヴェルト。いまだ男子は数少ないバレエ界で花開くため、ひたむきにレッスンに打ち込む彼らは、時にはふざけ合いながらも厳しい練習に耐え、お互い夢に向かって切磋琢磨していた。だが、ある日、ルーカス1人だけが名門ロンドン・ロイヤル・バレエスクールから招待を受ける。そのとき、3人は人生の分岐点に立っていた…。本作は、12歳から16歳というもっとも多感な少年期の4年間の友情と、夢への挑戦、葛藤、挫折など、青春のすべてが詰まったドキュメンタリー。予告映像では、日々目標高くバレエの練習に励みながらも、勉強との両立に悩む少年たちが、それでも諦めることのできない夢に向かって進む姿が、まぶしいくらいに映し出されている。時には年相応にふざけ合う姿や、陽気な素顔を見せるバレエボーイズたち。ひたむきに夢に向かって踊り続け、「仲間といるときは本当の自分でいられる」と話す彼らの前に立ちはだかるのは、“将来を見据えろ”という大人たちが突きつける現実だった。躍動感溢れるバレエの映像とともに、彼らのきらめく一瞬一瞬が刻まれていく本作。バレエに打ち込む3人の少年の成長物語を、まずはこちらから確かめてみて。『バレエボーイズ』は8月29日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日パイ インターナショナルは5月25日、書籍「北欧フィンランド 巨匠たちのデザイン」を刊行する。○名作のウラに隠された、巨匠たちの素顔を紹介アルヴァ・アアルト、マイヤ・イソラ、オイヴァ・トイッカ、トーベ・ヤンソンなど、北欧には世代を超えて愛される巨匠たちが多く存在する。同書では、建築・ガラス・テキスタイル・家具など、北欧の名作を作り出した16名の巨匠たちの仕事と人生を紹介。世代を超えて人々を魅了し続ける、北欧デザインの秘密に迫るものとなる。判型はA5判(210mm×148mm)、ソフトカバー。160ページ・フルカラーで、価格は2,000円(税別)。
2015年05月26日すっきりとシンプルな雑貨、大胆な色使いのテキスタイル、自然がモチーフの小物など、北欧のモダンなデザインが、私たちの生活に浸透してからずいぶん経ちますよね。日本的な美意識にもどこか通じ、お洒落の代名詞のひとつ、といっても過言ではないかもしれません。女子はみんな北欧デザインが大好き!見ているだけで癒されるのですから。そんな北欧が舞台で、しかもお洒落なだけでなく、ライフスタイルや生き方にもコツンと一石を投じてくれて、心に深く響く映画を味わってみませんか?スウェーデン、デンマーク、フィンランドで撮影された選り抜きの映画を3本、ご紹介します。自分を貫き、夢をあきらめない生き方▼ストックホルムでワルツを監督:ペール・フライ出演:エッダ・マグナソン、スベリル・グドナソン、シェル・ベリィクヴィストほか1960年代、スウェーデンの田舎町で電話交換手をしながら、娘を育てるシングルマザーのモニカはジャズシンガー志望。両親に娘を預かってもらう度、厳しい父親に叱られ、娘に寂しい思いをさせつつも、シンガーへの夢を実現していきます。偶然、歌を聞いてもらったエラ・フィッツジェラルドに「人真似はやめたら」と鼻で笑われ、落ち込むモニカ。英語でなく母国語でジャズを歌ったらそれが当たり、巨匠ビル・エヴァンスと彼の「ワルツ・フォー・デビー」を、ジャズの聖地ニューヨークで共演するまでに。世界が注目する中、ずっと反対していた父親から電話がかかるシーンは涙なしには観れません。実在したモニカ・ゼタールンドという歌手の存在を、この映画を観るまで知りませんでした。彼女を演じるエッダ・マグナソンのきれいなこと!歌が上手いこと!時に傲慢なまで自分を貫き、傷ついても夢をあきらめないひたむきさに打たれます。60年代の北欧デザイン、それこそお洒落なインテリア、雑貨、ファッションにもインスパイアされるはず。愛と孤独を描く大人のラブストーリー▼アフター・ウェディング監督:スサンネ・ビア出演:マッツ・ミケルセン, シセ・バベット・クヌッセン, スティーネ・フィッシャー・クリステンセン ほかコペンハーゲンに暮らすヘレネは、優しく裕福な夫ヨルゲンと結婚を控えた娘アナ、まだ幼い男の子たちと幸せな日々を送っていました。ヨルゲンが、仕事の関係で出会った男ヤコブを、たまたま娘の結婚式に招待するまでは・・・。ヤコブはヘレネが20年前に別れた恋人で、実はアナの父親だった、という衝撃の設定がデンマークの美しい風景を背景に描かれます。果たして夫の意図とは?忘れられない過去を持つ男性と、幸せな家庭に突如訪れた容赦ない現実。ドンデン返しの続く展開から目が離せません。時に残酷と評されるくらい、人間の深く鋭い描写に定評のある女性監督、スサンネ・ビアの映画は、人生の酸いも甘いも噛み分けたアラフォー女性だからこそ共感できる傑作揃い。アカデミー外国語映画賞受賞の「未来を生きる君たちへ」、ロマンティックコメディの最新作「愛さえあれば」もお薦めです。風景も人間も。北欧の魅力をすべて教えてくれた!▼かもめ食堂監督:荻上直子出演:小林聡美, 片桐はいり, もたいまさこ ほか「イタリアならパスタとピザ、インドならカレー、ではフィンランドなら?」「サーモン?!」という会話のやりとりが映画の中にあるのですが、サケを愛好する日本との共通点から、ヘルシンキで食堂を開くことにしたというサチエ(小林聡美)。旅行で訪れたミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)がひょんなことで集い、店を手伝い始めます。大事件が起こるわけでもないのに、小さな出来事が淡々と紡がれる日常が魅力的。ゆるいようで一本通った生き方が潔いサチエを筆頭に、役者陣の存在感が光ります。この映画のもう一つの主役は何といっても料理。日本のソウルフード、おにぎりを始め、焼きザケ、トンカツ、焼き立てのシナモンロールは、美味しい匂いが漂ってきそうで生ツバもの。「この国の人は、どうしてこんなにのんびりして見えるんでしょうね?」という問いに、「森があるから」と答えるフィンランド人。ストーリーとともに、白夜、森、マルシェ、トナカイの肉…と、観光気分も味わえます。客の全く訪れなかった店に少しずつ人が集まり始め、満席になった時は思わず拍手したくなりました。オールフィンランドロケが美しい心温まるヒューマンドラマ。どこを見ても北欧の魅力に開眼させてくれるでしょう。美しいビジュアルも楽しみながら、人間や人生にふと思いを巡らせたくなる映画ばかり。北欧ならではの爽快感と深い人生観を、この3本でぜひ堪能してください。
2015年04月23日北欧家具メーカーの「フリッツ ハンセン(Fritz Hansen)」が、ファッションデザイナーのラフ・シモンズとコラボレーション。「ポール・ケアホルム」コレクションの特注モデルを、世界25セット(201万6,000円)限定で販売する。フリッツ・ハンセンは1885年にデンマークで創業された家具ブランド。スチーム曲げの技術を用いた木製家具の先駆者となり、国内初のスチール家具を発表するなど、現在では北欧を代表する家具メーカーにまで成長した。そのデザイナーのポール・ケアホルムが生前に手掛けた家具は、繊細なディテールと独特のオーラで高い評価を集めている。51年に開発がスタートした同コレクションでは、当時まだ一般的ではなかったスチールが、いち早く家具の素材として取り入れられた。コラボアイテムのうち、「PK80」は優れた構造バランスを持つデイベッド。洗練されたフォルムが高く評価されているケアホルムの代表作だ。一方、古代エジプトの折りたたみスツールにインスピレーションを得た「PK91」は、ミニマニズムを極めた上品なデザインが特徴となっている。どちらもフレームにはサテン仕上げのステンレススチールを使用。更に「PK80」には、ナンバリング入りのレザーエンブレムをあしらった。これらの作品では、ヨーロッパ有数のデザインテキスタイルメーカー「クヴァドラ(Kvadrat)」社の最高級テキスタイル「Sonar2」を使用。これにより、通常はレザーのみで展開される「ポール・ケアホルム」コレクションには極めて珍しい、ファブリック張りの家具を完成させた。そのデザインは大学で工業デザインを学び、卒業後は家具デザイナーとして働いた経験を持つラフ・シモンズ(Raf Simons)が担当している。今回のコラボアイテムは、世界25セット(201万6,000円)限定で販売される。また、4月1日より日本でも、インテリアショップ「リビングモティーフ(LIVING MOTIF)」をはじめとしたパートナー店舗にて巡回展示が行われる予定だ。
2015年03月31日フィンエアーはこのほど、北欧のデザインブランド「マリメッコ」とのデザインコラボレーションの一環として、「Marimekko for Finnair」オリジナルの新アメニティーキットの提供を開始した。アメニティーケースのデザインは、マリメッコの代表的なデザインでデザインコラボレーションの象徴として特別塗装機にもデザインされている「Unikko(ウニッコ)」デザインを採用。そのほか、シンプルなブルーをあしらった「Kivet(キヴェット)」、ブルーとグレーの波柄「Silkkikuikka(シルッキクイッカ)」の全3種類を用意する。キットの中にはフランス生まれのスキンケアブランド「クラランス」の保湿液やリップクリームのほか、アイマスクや耳栓、歯ブラシなどが入っている。また、ビジネスクラスでは、Kivetデザインをあしらったスリッパも合わせて提供する。新アメニティーキットは、長距離路線のビジネスクラス、ならびにエコノミーコンフォートを対象に、2月末より順次導入を進めている。日本路線においては、日本発(成田・中部・関空発)の便にてウニッコデザイン、ヘルシンキ発の便にてKivetもしくはSilkkikuikkaのデザインのものが提供される予定となっている。なお、エコノミーコンフォート用のアメニティーキットは、Kivetのみで中身も異なる。マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは2012年からスタートし、2013年からは全ての路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアが採用されている。また、ウニッコデザインが施された特別塗装機が2機、長距離路線にて運航されている。
2015年03月13日フランス発の北欧ブランド「ソウルランド(SOULLAND)」が15年、日本上陸を果たした。取り扱い店舗は、アーバンリサーチ(URBAN RESEACH)、オカイユ(OCAILLE)、チェスターコパーポット(CHESTERCOPPERPOT)、ルイス(LUI’S)など。スカンジナビアの職人技やトラディショナルなスピリットを、コンテンポラリーなデザインに落とし込んだソウルランド。そのアイデンティティは、中折れ帽にベースボールキャップのツバを組み合わせたアイコンハット「Adler Fedora」に象徴されているという。デザイナーのサイラス・アドラー(Silas Adler)は元スケーターで、得意とするのはクラシックとストリートの融合。12年には「DANSK FASHION AWARD」を受賞した。ブランドではプレ、メインと年4回のコレクションを発表。今年は「リー(LEE)」とのコラボを果たし、全10型のGジャンやデニムを展開している。更に、パリのセレクトショップ、コレット(Colette)とコラボした"Tuileries" Collection for Coletteも発表しており、コレクションのイメージビデオも製作。その内容はモノクロなパリの街並みをスケーターの人型が駆け回るというもので、クラシックな世界にストリートの空気をミックスマッチさせている。
2015年03月11日アンドフィーカは、Swedenstyleとの共催による展覧会「北欧デザイナーによる一汁一菜の器『DUKA -北欧流シンプルな食卓』」を開催する。会場は東京都・六本木のスウェーデン大使館 ベルイマン展示ホール。会期は3月11日~24日 平日10時~17時30分(12:30~13:30は昼休み、最終日は16時30分まで)。入場無料。同展は、両社の共同事業である、さまざまな分野で活躍する北欧デザイナーたちによる北欧デザインのコレクション「Scandinavian Pattern Collection」の文化交流イベントの第2弾として開催するもの。日本の食文化の原点である「飯と汁」に着目し、26名の参加デザイナーが「一汁一菜」の器にそれぞれの気持ちをこめて飯椀や小皿、箸置き、テーブルマットとのコーディネートをデザインし、北欧の暮らしの中での楽しみ方を提案するという。また、展示されている品物は、同コレクションのコンセプト「デザインの背後にデザイナーの気持ちがあり、デザインの向こうに人々の暮らしがある」に沿って、普段使いの磁器の代表格である長崎県の「波佐見焼」で飯椀、小皿、箸置きの3ピースに焼き上げているという。これらは、カジュアルラインの「フェリエ」(20デザイン)と、プレミアムラインの「スヴァット&ヴィット」(8デザイン)の2ラインにて商品化され、「フェリエ」は、LOFT4店舗(渋谷、横浜、梅田、立川)にて3月11日より販売されるほか、同4店舗に加え、一部のデザインを除き、LOFTオリジナル商品を全国22店舗で同時発売されるという。一方の「スヴァット&ヴィット」については、アルコデザインにより3月11日よりオンラインにて予約受付を開始し、4月初旬より直営店舗で先行販売、4月下旬より全国百貨店や専門店を中心に展開される予定となっている。そのほか、今回の特別展示として、スウェーデンの人気イラストレーター、スティーナ・ヴィルセンが描いた食のシーンにまつわるイラストも展示されるという。さらに関連イベントとして、来日する参加デザイナーのインガ・カールソンとマリールイス・ヘルグレンによるパネルディスカッション「一汁一菜の器をデザインするということ」(3月14日 14時~)と、デザインコンサルタント山本由香氏(Swedenstyle代表)によるトークショー「DUKA:北欧流シンプルな食卓の楽しみ方」(同日16時~)が開催される。会場はどちらもスウェーデン大使館 オディトーリアム。
2015年03月02日北欧発の新作&旧作映画を取り上げる「ノーザンライツフェスティバル2015」が、今年も渋谷・ユーロスペース&アップリンクにて開催されることが決定。第5回を迎える今回は、世界中に多大な影響を与える北欧ミステリを特集し、昨年、日本でもロングラン・ヒットとなった『シンプル・シモン』を音声・字幕ガイド付きの日本語吹き替え版で上映することが分かった。傑出した才能が次々と現れ、日本でも話題を呼んでいる北欧映画。今回は、『シンプル・シモン』の大ヒットも記憶に新しいスウェーデンの若き才能アンドレアス・エーマン監督と、『ニンフォマニアック』のラース・フォン・トリアー監督の甥にあたる、ノルウェーの俊英ヨアキム・トリアー監督にフォーカス。エーマン監督の『シンプル・シモン』を音声・字幕ガイド付き日本語吹き替え版上映するほか、『リメイク』『ビッチハグ』とこれまでの作品を日本初紹介。ノルウェーアカデミー(アマンダ)賞を席巻したトリアー監督の『リプライズ』(ジャパンプレミア)、『オスロ、8月31日』も上映される。また、デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』の原作となった「ミレニアム」シリーズ、スウェーデンを代表するミステリ小説「マルティン・ベック」シリーズなど、いま世界中で大人気となっている北欧ミステリを一挙特集。現代北欧ミステリ界の隆盛を支えた「マルティン・ベック」の誕生50年にあたる今年は、シリーズ代表作『刑事マルティン・ベック』ほか、「ミレニアム」を超える大人気刑事シリーズの『エリカ&パトリックの事件簿 説教師』、アイスランドの世界的ベストセラー「エーデンデュル警部」シリーズを完全映画化した『湿地』が紹介される。さらに、劇場未公開作品の中から、ジャパンプレミアとなるラース・フォン・トリアー初のコメディ作品『ボス・オブ・イット・オル』、パペットのムーミンが登場する『劇場版ムーミン谷の彗星』、ノルウェーの国民的アニメ『ピンチクリフのクリスマス』ほか、NHKでも放映されたスウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴ原作のアニメ『劇場版 ニルスのふしぎな旅』が劇場初公開されることにも注目。それぞれ個性豊か、選りすぐりの北欧映画17本。その世界を東京・渋谷で満喫してみて。「ノーザンライツフェスティバル2015」は1月31日(土)~2月13日(金)までユーロスペース/アップリンクにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日ワコールはこのほど、ナイトウェアブランド「ワコールスリーピングウェア」から、フィンランドのテキスタイルメーカー「フィンレイソン」とのコラボレーションデザインのナイトウェアを発売した。今回発売されたアイテムは、「ワコールスリーピングウェア」に「フィンレイソン」のテキスタイルを用いた北欧スタイルの部屋着タイプのナイトウエア。「フィンレイソン」は1820年、フィンランドで創業したテキスタイルメーカーで、抽象的でスクエアなパターンのクラシックデザイン「コロナ」(1958年)や、子供の頃に友達と遊んだ思い出をイメージしたという「エレファンティ」(1969年)など、北欧の自然や植物の色、四季の移り変わりなどを源としたデザインを生み出しているという。コラボ商品のテキスタイルは、「コロナ」「キーラ」「サト」「エレファンティ」の4タイプ。アイテムは「ワンピース」(1万3,000円)・「パジャマ」(1万1,000円~1万5,000円)・「ローブ」(1万3,000円)・「ケース付ブランケット」(5,900円)の4種類(価格はすべて税別)。なお、取扱いアイテムとサイズはテキスタイルにより異なる。全国の百貨店、下着専門店、量販店、「ワコールウェブストア」で販売している。
2014年12月02日北欧スタイルの家具や雑貨は大人気ですね。イケアでお買い物するのが大好きという女子も多いはず。特にクリスマスシーズンのこれからは、北欧のクリスマススタイルを取り入れてみたいものです。全国のイケアで実施中のキャンペーンを利用して、お部屋をステキな北欧のクリスマスに変身させて、クリスマスパーティを開くなんていかが? このキャンペーンは、30,000円(税込)以上をお買い物すると、商品購入金額の10%分を、イケアキャンペーンカードに還元してくれるというもの。10%は大きいですよね。対象商品は、イケアストアの全商品だから、クリスマスの準備をするにはぴったり。(各種有料サービス、イケアレストラン&カフェ、スウェーデンフードマーケットは除く。またレシートの合算も不可)。イケアなら、クリスマスのデコレーションのためのアイテムが低価格で豊富にそろっているので、欲しいものがたくさんみつかりそう。クリスマスディナー作りに欠かせない用具はもちろん、テーブルウェアなどもクリスマス用のものにして、さらに気分を盛り上げて。また、ギフトのための包装紙や、ロマンチックな雰囲気づくりに欠かせないキャンドルも。お部屋でもっとクリスマス気分を盛り上げたいなら、ベッドカバーやマットやクッションなど、テキスタイルをクリスマスカラーにするのもいいですね。もちろん気分を新たに新年を迎えるために、ベッドやテーブルなどの家具を新調するのもよさそう。イケアキャンペーンカードは、発行翌日から3カ月有効なので、もちろんお買い物に使うのもいいですが、イケアレストランやビストロなどで、おいしいスウェーデン料理を楽しんでは? イケアレストランでは、あまり日本では食べられないスウェーデン料理を低価格で食べることができます。一度足を運ぶとハマってしまう人も多いよう。せっかくのクリスマスを、イブと当日だけ楽しむのではなく、今からお部屋をクリスマスムードにして、長い間ゆったりと楽しむのもステキですね。そのための準備をイケアで始めて、お得にお買い物しませんか?※一部の商品は数に限りがあるので、予めご了承ください。・イケア 公式サイト
2014年11月21日●「デザインの庭」がコンセプトの会場構成日本デザイン振興会主催による「グッドデザイン賞」の最新の受賞作品すべてが展示される「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)が、東京都・東京ミッドタウンにて11月4日まで開催されている。ここでは、同展の会場の様子をレポートする。グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現・経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」。50年以上の長きにわたり、デザインが優れた作品に送られている、日本で唯一の総合的デザイン評価・ 推奨の仕組みだ。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)では、当年度のグッドデザイン賞を受賞した1,258件すべてが展示されると共に一般投票が実施されている。この後、審査委員によって審査が行われたのち、11月4日に「グッドデザイン大賞」ほか特別賞各賞が選出・発表される流れとなっている。審査委員は、深澤直人、佐藤 卓、廣田尚子、渡辺弘明、山本秀夫、柴田文江、櫛勝彦、橋田規子、安次富隆、朝倉重徳、山田晃三、古谷誠章、安田幸一、永井一史、暦本純一、南雲勝志など、デザイナーのみならず建築家や学者、ジャーナリスト、企業経営者など、多様な分野の最前線で活躍する71名が務める。○「大賞候補」と「ベスト100」が勢ぞろいG展のメイン会場となる第1会場(東京ミッドタウン・ホール/ミッドタウン・イーストB1F)には、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて審査委員から特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」を展示。軽乗用車「コペン」(ダイハツ)や普通乗用車「デミオ」(マツダ)といった自動車をはじめ、グランドピアノ「CX シリーズ」(ヤマハ)や無印良品のキッチン家電やミシン「OEKAKI 50」(アイシン精機)、電子体温計「MC-682」(オムロン)などが展示されているほか、映像作品「Sound of Honda - Ayrton Senna 1989」(本田技研)やデジタルものづくりサービス「rinkak(リンカク)」などの紹介がなされている。同会場内でひときわ注目を浴びていたのが、「グッドデザイン大賞」候補である9作品だ。デジタルカメラ「dp Quattroシリーズ」は、dp1 Quattroとdp2 Quattroに加えて、未発売の dp3 Quattroの実機が展示されるなど、来場者が実際に手にとって試すことが可能だ(ただし、展示機で撮影したデータの持ち帰りは不可)。また、「産業用ロボット/ 医療医薬用ロボット VS050 SII」(デンソーウェーブ)が実際に稼働する様子に、思わず足を止めた来場者も多かった。○"デザインの庭"を散策するように展示作品を鑑賞今年の「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)の会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけたもので、その空間コンセプトは"デザインの庭"。今回から新たに採用したオリジナルの展示什器と照明により会場全体を構成し、来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞できるようになっている。オリジナルの展示什器には、素材に環境負荷が少ない強化段ボールを採用。これは、宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさや耐久性、リサイクル性を考慮して制作されているということだ。また、この会場はホールAとホールBの2つのホールが使用され、その間のスペースに本年度、全受賞デザイン1,258点がまとめて紹介されている。さらに、同会場のエントランスにある総合受付の裏手には、来場者によるグッドデザイン大賞投票コーナーを設置。ホールに展示されている9つの大賞候補から支持するデザインに投票できる(期間中1回のみ)。その横には、受賞年鑑と赤いロゴが美しい大賞トロフィーも展示されている。グッドデザイン大賞が手にするトロフィーがどんなものなのか、興味のある人は投票コーナーに左側にある透明ケースの中に注目しよう。●家電からインタフェースまで、多様な「グッドデザイン」が集結○受賞対象のデザインを領域別に展示第2会場(東京ミッドタウン・カンファレンス/ミッドタウン・タワー4F)と第3会場(東京ミッドタウン・デザインハブ/ミッドタウン・タワー5F)は、受賞対象のデザインを領域別に展示するエリア。第2会場では日用品やキッチン用品、育児・介護用品、などの生活関連アイテムをはじめ、家電、音響機器、インテリア、住宅設備、活動といった生活のデザイン、個人・家庭向けの情報機器やメディアなどのデザイン、オフィスや流通、販売、教育、研究といった産業・公共のデザインが展示されている。デザインの美しいものはもちろんのこと、工夫やアイデアの詰まった製品が並ぶ。一方、第3会場ではサービスやシステム、インタフェースのデザインや、生活・産業・公共の空間や建築、土木、設備などのサービスやシステムなどを紹介するパネルがズラリと並ぶほか、2008年から始まったタイ王国商務省 貿易振興局主催による「デザインエクセレンスアワード2014」の紹介コーナーも設けられている。○企画展示PRブース「デザインコミュニケーション」第4会場(アトリウム/ガレリアB1F)と第5会場(キャノピースクエア/プラザ1F)は、デザインに力を入れた取り組みを展開する企業やデザイン系の大学、地域による展示PRエリア。来場者と出展者とが、直接コミュニケーションを図ることができる。第4会場では、フィリップスエレクトロニクスジャパンによる「フィリップス hue(ヒュー)とスマートフォンで簡単に部屋を模様替えしよう」や、大阪芸術大学の「デザイン+デザインプロデュースの実践」、三菱電機の「デザインの行き先は、人」など、出展者ごとにテーマを設けたブースを展開。第5会場では、ダイハツが2台の新型コペン(オープンカー)を、ヤマハとヤマハ発動機はオートマチックコミューター「トリシティ」、電子ピアノ「P-255」や「クラビノーバ CLP-500シリーズ」、電子オルガン「エレクトーン STAGEAバイタライズユニット」を展示し、生演奏も楽しめる。○特設会場では、優れたデザインの家具を展示また、特設会場(ガレリア3F、サントリー美術館横・渡り廊下)では、本年度のグッドデザイン賞からスタートした「日本の家具」を国内外にプロモーションするプロジェクトである「グッドデザイン・ジャパニーズファニチャーセレクション2014」として、日本の家具メーカーまたは日本人デザイナーがデザインした家具で、グッドデザイン賞審査委員が優れているとして選出したデザインの家具15点が展示されている。なお、会場では館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー企画も展開。台紙となるエコバッグはB1F プラザインフォメーションにて11:00~19:00に配布されている(1日先着300名、なくなり次第終了)。会期は残りわずかとなったが、ぜひ自身の目で今、国内で認められた「よいデザイン」の物事に触れてみてほしい。
2014年11月03日花王はこのほど、キャラクター「ムーミン」をデザインした洗濯用商品4種を数量限定発売した。○北欧をイメージさせるホワイトフローラルの香り同商品は、「ムーミン」の作者、トーベ・ヤンソンの生誕100周年の今年に合わせ発売する、北欧のナチュラルな発想や自然のあたたかみを大切にする気持ちを表現したデザインと香りの商品群。香りは、バニラをアクセントにしたホワイトフローラルの香りとなっている。パッケージには北欧デザインを全面に採用。北欧雑貨のデザインは、長く厳しい冬を屋内でも快適で豊かに過ごすために工夫されたものといわれており、自然の素材感、クラフト、あたたかさが特徴だという。トーベ・ヤンソンのイラストを全体にあしらったボトルには、「ムーミン」キャラクターの、ミィやニョロニョロ、スナフキンがあちこちに描かれている。商品は、洗濯用洗剤「フレグランスニュービーズ(粉末)」「フレグランスニュービーズ(ジェル)」(実勢価格各360円・税別)、「エマール」(同320円・税別)、柔軟仕上げ剤「フレア フレグランス」(同400円・税別)の4商品。数量限定での発売。
2014年10月28日北欧のインテリアやデザインは、若い女性を中心に今とても人気ですよね。北欧にある家や部屋の様子を見ると、あんなところで暮らしたいと憧れている人も多いのではないでしょうか。北欧のトレンド情報や北欧関連のグッズやショップを紹介するWEBマガジン 『北欧じかん』 には、北欧のライフスタイル、ハウジング、デザインをテーマに現地レポートやインタビュー、コラムが掲載されているから、憧れの北欧のことがもっと詳しくわかるはず。『北欧じかん』は、ケイアイスター不動産の新築一戸建てブランド 「北欧ハウス」 のブランド・コミュニケーション・サイト。「北欧ハウス」は「北欧の生活美学に学んだ、家族のしあわせを育む住まい」をコンセプトに、家族のじかんや自然の惠みを大切にした住まいです。現在、『北欧じかん』ではオープンを記念して、「本場北欧の暮らしを見に行こう!」キャンペーンを首都圏エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)で実施中。応募は こちら から。(6月30日まで)『北欧じかん』のWEB上で応募すると、抽選で1組2名に、本場の北欧ハウスの見学もできる「デンマーク4泊6日の旅」をプレゼント。実際にデンマークに足を運んで、北欧のステキなライフスタイルを体験するチャンスですね。さらに5名には「ルネ・デューセレクト ムーミングッズ5,000円相当分」、10名には「北欧のお菓子詰め合わせ」がプレゼントされるから、北欧好きな人はぜひチェックして。日本にいても、北欧のインテリアや雑貨を取り入れたり、北欧のライフスタイルを参考にしたりすることはできるはず。また、北欧に住む人々の住居に活かされている家造りやデザイン、暮らし方の工夫を取り入れたアイディアいっぱいの「北欧ハウス」に住むのも、北欧に憧れのある人にはぴったり。ぜひ『北欧じかん』で、憧れの北欧のライフスタイルにさらに興味を深めてみては? キャンペーンへの応募もお忘れなく。・ケイアイスター不動産 公式サイト 「本場北欧の暮らしを見に行こう!」キャンペーンへの応募は こちら から
2014年05月12日ディノス・セシールは通販サイト「セシール」に、女性バイヤーが厳選した、北欧やヨーロッパテイストの雑貨をそろえた390円均一のオンラインショップ「390円均一ショップ petit*cecile(プチセシール)」 を、11月14日にオープンした。○インテリアやキッチン雑貨などが150点同サイトは、取扱商品全ての価格が390円(税別)の“プチ”プライス。取り扱いアイテムは、インテリア、キッチン雑貨、バス・アロマ、ハンガー、収納小物など約150点。女性バイヤーならではの視点で、北欧・ヨーロッパなど海外の雰囲気をもつ、上質でデザイン性の高いある個性派アイテムを取りそろえた。今後は、イチオシ商品を取り上げたコーナーや人気ランキング等を追加し、バレンタインやハロウィンなど、シーズンやイベントに合わせて毎月20~30アイテムずつ商品を追加していく予定だという。
2013年11月18日フィンランドとスウェーデン、そしてロンドンのアーティストたちの、16のとっておきの庭をセレクトして紹介した本『北欧と英国のアーティストたちの庭』がジュウ・ドゥ・ポゥムより発売。表紙を飾るのは、2012年にヘルシンキで行われたワールド・デザイン・キャピタルで、シニア・コミュニケーション・オフィサーを務めたフィンランドのマーリットさんのお庭。春から夏までの間はクンプラ市民農園のコテージ付きのお庭を住まいにしているそうで、1927年の開園当時から残る、りんごなどの果樹や色とりどりの季節の花々がとてもきれい!イギリスでガーデンデザイナーをしているジニーさんのお庭は、白いウッドデッキが印象的。マウント・エトナ・ブルームと呼ばれる木の、黄色い花とのコントラストもすばらしく、ゆったりとしたひとときを過ごせそう。デッキから続く橋で小さな池を渡った先には、ハーブや草花が彩るナチュラルな空間が。フィンランドでスタイリストをしているアヌさんと、デザイナーのミッコさんのお庭。ふたりはパキラ市民農園の中にコテージ付きのお庭を持ち、子どもたちの学校がお休みのときはほとんどここで過ごしているとか。家庭菜園から収穫した採れたてのルバーブを使い、屋外のキッチンでホームメイドパイを焼いてくれたときの様子も紹介されている。スウェーデンの建築家、オレフさんのお庭は、海沿いから大きな丘の頂上まで広がる、セーデルマルム島の市民農園。子どものころから憧れていたというツリーハウスから眺める絶景には、ご本人も大満足の様子。フラワーガーデンや、ハーブ園、菜園など12ブロックに分けられたお庭からも、そのこだわりがうかがえる。ユニークなデザインの日時計や、陶器の人形、動物のオブジェといったデコレーションもポイント。個性豊かで、アイデア満載のお庭の数々が見られる本書は、インスピレーションを与えてくれるのはもちろんのこと、そのステキな暮らしぶりも垣間みられ、隅々まで楽しめること必至。春におすすめの一冊だ。『北欧と英国のアーティストたちの庭』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5変型・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社
2013年04月09日サントリー美術館(東京都港区)は11月21日より、「森と湖の国フィンランド・デザイン」展を開催している。同展はフィンランド・デザインの魅力を、18世紀後半から現代に至るまで、ガラス作品を中心に紹介している。18世紀後半から1920年代までの黎明(れいめい)期の作品では、ヨーロッパにアール・ヌーヴォーの波が押し寄せる中、建築から日用品まで、フィンランド・デザインの土台が築き上げられていく姿を見ることができる。また、1930年代の代表的なデザイナー、アルヴァル&アイノ・アールト夫妻を中心としたフィンランド・デザイン躍進期の作品も展示。さらに世界に広く普及し、同デザインの黄金期である第二次世界大戦後の1950年代の作品も展示。戦後、モダンデザイン界を先導したフィンランド・デザインの数々を紹介している。さらに日用品としての美しさより、ガラス・アートへと発展した1960~1970年代の作品、そして今なお「生活の中の美」を提案し続ける、フィンランド・ガラスの作品を展示している。同館は11月21日~2013年1月20日まで開催。開館時間は10時~18時(金・土曜日は10時~20時)。休館日は毎週火曜日、12月30日~1月1日。入館料は一般1,300円、大学生・高校生は1,000円。中学生以下無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日インテリアとデザインのアイデアが詰まった本『北欧デコ・アイデアブック』が30日に発売。これは4月下旬に発売した『パリ デコ・アイデアブック』に続く、ジュウ・ドゥ・ポゥムの新シリーズ「デコ・アイデアブック」の第2弾。今回は北欧の3つの街、ストックホルム、コペンハーゲン、ヘルシンキに暮らすアーティストたちを訪ね、彼女たちが暮らす家のインテリアやデコのアイデアを、カラー、収納、テーブルウェア、壁面、照明、テキスタイル、リトル・アイデア、窓という8つのテーマにわけて紹介している。たとえば、「カラー」をテーマにした章で紹介されているコペンハーゲンのテキスタイルデザイナー、マイ・ピーアスディッターさんのお部屋。ご本人の作品のタペストリーや食器類など、白を貴重とした空間にちりばめられた、鮮やかなカラーが印象的で、とってもオシャレ。「テーブルウェア」がテーマの章には、北欧ならではのセンス溢れるデザインのアイテムがいっぱいで、各アーティストたちのテーブル・コーディネートも必見!また、「ウォール」をテーマにした章では、思い出のオブジェなどを自由な感覚で壁面に使ったディスプレイの数々を紹介。そして北欧といえば、の「テキスタイル」の章も充実! 大胆な色使いやプリントを上手に取り入れている様子は参考になるはず。さらに、「リトル・アイデア」という章では、本棚の中のドールハウス、観光地のポストカードをまるく抜いて作ったタペストリーなど、ユニークなアイデアが満載。『北欧デコ・アイデアブック』は、デザインや雑貨が好きな人にはたまらないヒントがたくさん詰まったバイブルのような一冊。この本をみていたら、今すぐ模様替えしたくなってしまうかも! 『北欧デコ・アイデアブック』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 取材/田辺香
2012年05月22日世界中で愛されるフィンランドの森に住む『ムーミン』から伝わる、北欧の風土やライフスタイルを紹介する展示「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待が、3月20日からBunkamura Galleryにてスタートする。デザイン:ユホ・ヴィータサロ 《Nuppu(ヌップ)》本展は、今年4月からスタートする全国巡回展「フィンランドのくらしとデザインームーミンが住む森の生活」の開催に先駆けた展示。『ムーミン』を生み出した画家で作家のトーヴェ・ヤンソンが生涯を過ごした20世紀に、国際的に高い評価を得て今もなお大きな影響を及ぼす、フィンランドの美術とデザイン。©Iittalaそれらをフィンランドの家具やガラス、陶器、テキスタイルなど、北欧を代表するデザイナーの現行品やヴィンテージの食器やファブリック、オリジナルグッズの展示販売を通して紹介する。販売商品一例(内容は変更になる可能性があります)アヌ・トゥオミネン 《レモン味のアイスクリーム》 ©Anu Tuominen & Art-U room, 2012また会期中は毎日イベントを開催。フィンランド人手芸ユニット「TAKKU(タック)」による、フィンランドの民族衣装の飾り紐やベルト、ヘッドバンドとして使われる伝統工芸「ピルタナウハ織」や、『ヒンメリ フィンランドの伝統装飾』の著者であるおおくぼともこさんによる麦わらで作るモビール「ヒンメリ」のワークショップも行う。ワークショップで作るピルタナウハ織の飾り紐。フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」。展示を通して、暮らしから見えてくるフィンランドのデザインを感じてみては?「フィンランドのくらしとデザイン」展への招待会期:3月20日(火・祝)~28日(水) 10:00~19:30会場:Bunkamura Gallery※入場無料お問い合わせ:ワークショップの予約:03-3477-9174ワークショップは定員になり次第、締め切らせていただきます。 【ワークショップ】(予約制)・フィンランドの伝統手工芸『ピルタナウハ』織体験日時:3月26日(月) 10:30~/14:00~/17:00~ 各回約2時間講師:手芸ユニットTAKKU(タック)定員:各回10名参加費:4,000円・フィンランドの伝統装飾『ヒンメリ』作り日時:3月27日(火) 10:30~/14:00~ 各回約2時間講師:おおくぼともこ定員:各回10名参加費:4,000円 取材/赤木真弓
2012年03月07日北欧フィンランドの巨匠、インテリアデザイナーのエーロ・アールニオの新作、ペンギン型のおきあがりこぼしに、今注目が集まっている。アールニオ曰く、“少々食べ過ぎてしまった”ペンギンの雛たちのまん丸としたお腹が、重たくてゆらゆらと揺れてしまう様子は、実に愛らしくてたまらない。この動きが私たちに日常を離れた癒しを提供してくれる。まあるいお腹の中身は重しが入っていて、約7kgと結構重たい。アーモンド形の目がついた顔は左右非対称で、それが何かペンギンの持つ独特の暖かみを感じさせる。お問い合わせ:Magis Japan株式会社 公式サイト
2012年01月28日ヨーロッパのアーティストたちのアトリエや、おしゃれな雑貨、インテリアを紹介した本などで人気のジュウ・ドゥ・ポゥムの新刊『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』が16(金)より、発売される。本書では、インテリア雑貨から、家具、陶器、文房具、子ども雑貨、北欧ヴィンテージ、ニットや手芸用品、ミュージアムショップ、さらに、かわいいパッケージが自慢のキャンディーショップやオーガニック食料品店まで、ストックホルムにある注目の41店鋪を、ビジュアルとともにたっぷり紹介。表紙を飾るのは、 『Uni(ウニ)』 というオリジナルの子ども服ブランドのショップ。“男の子も女の子も好きなデザインを自由に楽しんでほしい”とのコンセプトのもと、学生時代からの友人同士、リンダさんとサラさんがデザインを手がける子ども服は、エコロジカルな素材を使い、品質にもこだわったものばかり。ほかに雑貨もセレクトして販売している。また、日本でもすっかりお馴染みのスウェーデンを代表するブランド 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 のショップも紹介! 店内は、『10-Gruppen』ならではのビビッドなカラーがとっても印象的。 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 は視覚に障害を持つ人たちをサポートするアソシエーションが運営するショップ。視力が不自由な人たちが技術を身につけ、職人として手がけたブラシを中心に、スウェーデンの手工芸品を扱っている。また、 『Manos(マノス)』 は、セラミック作品が並ぶアトリエショップ。繊細で温もりを感じさせる、セラミックアーティストのカリンの作品とともに、アーティスト仲間が手がけた雑貨やオブジェが勢揃いしている。日本でも大人気のスウェーデン作家による作品がずらりと揃う、ヴィンテージ屋 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 も見逃せないお店。陶器のリサ・ラーソンやスティグ・リンドベリ、ガラスのエリック・ホグランといった作家の、特に50年代から70年代にかけてのヴィンテージ・アイテムが充実。オーナーのマッツさんによる美しいディスプレイも必見!スウェディッシュ・デザインの魅力がぎゅっと詰め込まれた、おしゃれで実用的なガイドブック『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』。ビジュアル満載でインテリアの参考になるのはもちろんのこと、眺めているだけで楽しく、夢が広がる一冊である。『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 上記ショップのリンク先 ※スウェーデン語または英語 『Uni(ウニ)』 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 『Manos(マノス)』 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 取材/田辺香
2011年12月12日北欧テイストのデザインで人気のベビー・キッズブランド「kukka ja puu(クッカヤプー)」。この夏、ママも一緒に持てるシンプルデザインの「プールバッグ」が登場しました。何かと増えがちなキッズの荷物も、楽々収納できるビニールトート型。同色の防水ポーチもついているので、濡れたアイテムが分けられるなど機能面も◎ですが、何よりこだわったのは「ママも一緒に持てる」デザインであること。派手な色や柄が多い子どものプールバッグ。「シンプルで自分も一緒に持てるものが欲しい」というママの声を元に製作されました。クッカヤプーらしい北欧風カラーがアクセントになっていて、その可愛さに日常使いするスタッフが急増中。その利用シーンをご紹介します。ポンポン入れられる!軽くて丈夫だから保育園バッグとしてバイヤー平山は2歳息子の保育園バッグとして「グレイッシュブルー」を愛用中。ビニールバッグが夏バッグのトレンドでもあるため、こどもとのお出かけの際はママバッグとしても使っています。平日はこどもの保育園バッグとして、休日はママバッグとして、フル稼働中。園バッグは私が持つことになるので、シンプルなデザインはどんなスタイルでも合わせやすいのが嬉しいです。付属のポーチに、おむつや着替えを入れるとちょうど良いです。小学生の通学バッグにも◎スタッフ田中は同じく「グレイッシュブルー」を小1息子の通学バッグに使用。小学1年になった長男が小学校の荷物を入れるサブバッグとして使っています。月曜は持っていく荷物が多いですが、このくらいマチがあると、「体操服、上靴、給食袋」全てが入るし、雨の日も安心です。また今年の夏は、プールの代わりに、水遊びの時間があり、「着替え一式、タオル、サンダル、水遊びに使えるアイテム」と、荷物がさらに多めに。。。去年まで使っていたプールバッグには入りきらなかったのですが、このバッグにはしっかりおさまりました。目隠し効果もある付属のポーチには、下着類と靴下を入れて使っています。女児の気分も上がる「サーモンピンク」最後はわたし、大西の使い方。もうすぐ7歳になる娘は、ピンクと苺が大好きなコテコテの!女子。そんな娘が「ママ、すごく可愛い!」と大喜び。可愛く見えるように中に入れるアイテムを、娘なりに工夫して使っています。体操服、上履きと荷物が多い月曜以外にも、「水筒」「検温チェック表」「給食袋」と通学バッグは毎日必要。ただ今年は日々の雨と、レインコートの収納で、4月に準備したレッスンバッグの湿気が悩みでした。脱いだらすぐにフックにかけれた保育園時代とは違い、自分で畳んでしまうことがマストの小学生。レインコート付属の袋は小さめで、ランドセルを背負ったまま小さく畳むことは難しかったのですが、この付属ポーチだと入れやすく、防水効果もあるのでぴったり!バッグの中の他のものを濡らしてしまうこともなくなりました。一見丸見え?と思ってしまいますが、付属ポーチ側を表にすればOK。なにより入れるものによって、見え方が変わることが楽しいようです。トレンド感あるベージュはママバッグとして持ち手は大人でも肩にかけられるサイズ。ベージュは男女どちらでも使えるカラーですが、ママバッグとして使い勝手は抜群。水筒、虫よけ、オムツ、ハンディファンや大きめタオルなど、子どもとのお出かけに必要な荷物もしっかり収納。バッグ自体も軽く、防水ポーチをゴミ入れにしたりなど、ママバッグとして使いやすい作りです。いかがでしたか?子どもはもちろん、ママの心も掴むデザインと機能のクッカヤプープールバッグ。多彩な使いみちで、この夏の楽しいおでかけに活躍してくれそうです。 【ご紹介したアイテム】こども用のかわいいタオルや水着、カラフルなサンダルを入れても映えるクリアなプールバッグ。ママが持ってもおかしくない、シンプルテイストのデザインです。⇒ プールバッグ ポーチ付き/kukka ja puu ■暮らしのはなし ■こどもと暮らす 大西佳葉アンジェ編集部。フードコーディネーター。夫と娘の3人暮らし。家族が笑顔になるレシピを考案中。今日も美味しく、楽しく過ごせますように。
2001年12月05日