俳優の川口春奈が主演、木南晴夏、畑芽育が共演する、TBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜後10:00)の第1話(19日)の放送を前に、新井順子プロデューサーがコメントを寄せた。本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。――本作で視聴者に一番伝えたいメッセージはなんでしょうか?『9ボーダー』は5年越しに実現した企画です。19歳、29歳、39歳、その年代最後の年になったとき「自分の人生はこれで良かったのかな?」と、誰かと自分を比べたりしながら振り返って、これまでの人生やこれからを考えるきっかけになることがあるなと感じました。幸せは近くにあるのに気付けないでいる、そんなラストイヤー真っ只中の3姉妹を通して、働く意味や、人と人とのつながりを描きながら、“幸せ”とは何かを考えられる作品にできたらと。ドラマを観て、金曜日の夜にハッピーな気分になってほしいです!――タイトルの『9ボーダー』は、どのようにして決まったのでしょうか?初めから“9ボーダー”という言葉は頭にありまして、他にも10本くらい別案を出して検討しました。でも“9ボーダー”の音の響きが一番良かったので、結果的にこのタイトルに決まりました。最近では会話をする中でも、「私、“9ボーダー”なんです!」と、お会いするみなさんが気軽に使ってくださっていて。とても浸透しやすいタイトルになったと思っています。――七苗、六月、八海の衣装は、それぞれとても個性的だと聞いています。七苗は最初、どういう衣装にしようかスタイリストさんと打ち合わせをしたとき、「モノトーンがいいね」という話になりました。というのも以前、川口さんが主演した『着飾る恋には理由があって』のときは、とてもカラフルな衣装だったこともあり、「“大人春奈”にしたい!」という思いがありました。一方、六月は自由奔放な明るいキャラクターを出したかったので、柄が多くカラフルで元気な印象の衣装にしています。六月の経営する会計事務所にやってくる松嶋朔(井之脇海)の衣装も柄オン柄にして、似た者同士にしました。長女(六月)と三女(八海)はちょっと派手好きなところが似ていて、八海は10代らしい可愛い色合いの衣装になっていると思います。――新井プロデューサーから見た撮影現場の印象を教えてください。3姉妹を中心に出演者の方たちはとても仲良しです。「役作りで敬語を使うのをやめてみよう」という監督からの提案もあり、今では空き時間でも肩と肩がくっつくぐらい近くに寄り添って、楽しそうにおしゃべりしている3姉妹です(笑)。畑さんは一番年下なので、敬語を使わないことにためらいもあったと思います。そこに川口さんや木南さんが積極的にコミュニケーションを取ってくださって、すっと畑さんが入っていけたので、今では一緒に並んでいる感じがとても自然になっています。男性陣とも雰囲気がよくて、ドラコレ(TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING)の空き時間にも、「高校生か!」とツッコミを入れたくなるぐらい6人で楽しそうにキャッキャッ話していました(笑)。コウタロウ役の松下(洸平)さんは「はじめまして」の方もすぐに心を開いてしまうような、柔らかい雰囲気をもっている方なので癒やされます。川口さんとも最初に会ったときから、すぐに打ち解けて撮影現場でもよく話しています。――今回、演出を務めるふくだももこさんはどんな方ですか?ふくださんはとても自由でハッピーな方です。いい意味であまりいろいろなものにとらわれないというか。演出も、お部屋が可愛かったり衣装が可愛かったりと、視覚的な画作りがとても巧みです。この作品にもふくださんの感性がふんだんに出てきますので、そういうところも注目してほしいですね。――なぜ、舞台を銭湯にしたのでしょうか?高級住宅街ではなく、ちょっと懐かしい感じがする街がいいなと思って。また、銭湯で薪を割ったりする画を見せたかったんです。企画当時、薪火料理にはまっていて、銭湯=薪=薪火料理みたいなイメージで作っていきました。――最後に視聴者へメッセージをお願いします。3姉妹による三者三様のラブストーリーとヒューマンストーリー、そして時々サスペンス。さまざまな出来事が巻き起こり、その中で3姉妹がどのようにして“ボーダー”を越えていくのかを楽しんで頂きたいです。
2024年04月19日歌手の秋元順子が10日に自身のアメブロを更新。世界中で活躍していた人物の訃報に心境を吐露した。この日、秋元は「小澤征爾さんご逝去の報。」というタイトルでブログを更新し「指揮者『世界のオザワ』と呼ばれて、世界中で御活躍されました」と6日に心不全のため亡くなった世界的指揮者の小澤征爾さんについて説明。「ひと言ではとてもご紹介の説明が出来ない程、凄い方です」と述べ「残念です」とつづった。続けて、小澤さんについて「才能と情熱が融合したお人柄」と明かし「大病に見舞われた後も、精力的にマエストロとして、また後輩の育成にも関わられ、ご自分流の音楽を貫かれました」と説明。「本当に残念です」と心境を吐露し「世界中から、哀しみ惜しむ声が届いているご様子、心からご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。この投稿に読者からは「速報ニュースで知りショックでした」「ゆっくりとお休み下さい」「長い間のご活躍、本当にお疲れ様でございました」などのコメントが寄せられている。
2024年02月11日’90年代より、雑誌『anan』に恋愛特集や「一人で生きる方法」「運のつかみ方」などのテーマで多くのエッセイを寄稿している、エッセイスト酒井順子さん。『anan』創刊から2000号までを分析した1年半の連載を1冊にまとめた書籍「ananの嘘」の文庫版が出版された機会に、いままでとこれからの『anan』についてうかがいました。『anan』の創刊から今まで歩んできた道とは?2017年3月にマガジンハウスより刊行された酒井順子さんの著書『ananの嘘』。1970年の『anan』創刊から2016年に迎えた2000号までを振り返り徹底検証した人気連載のまとめです。それに書き下ろしを加えて再構成された文庫版が出版されました。著者の酒井さんに、日本の雑誌カルチャーや女性の価値観の変遷、さらにananが読者とともに悩み葛藤しながら歩んできた歴史について、うかがいました。初期のananは過激だった!?編集部とにかく驚くのが、創刊当時のananの尖りっぷりです。酒井さん’70年代には、ヌードのお見合い写真を掲載したり、セックスに開放的な企画など、「既成概念にとらわれない」、「タブーに挑戦したい」という姿勢で、我が道を歩んでいました。すでにある権威に反発するという時代を表していた雑誌がanan。男性に対しても、「簡単には従わない」「媚びない」など、声を高々と上げて突っ走っていました。編集部時代の流れに乗って尖っていたananに、迷いが生じた時代もあったということですが。酒井さんそれは70年代半ば、いち早くニュートラ(ニュー・トラディショナル)というモテファッションを紹介したことから始まりました。ニュートラをリセ(リセエンヌ、フランスの女子学生風スタイル)の対抗概念として扱い、モテ路線と非モテ路線を並走させることに。両者の間でananは悶々とするのですが、’80年代になると、ananはニュートラに別れを告げ、リセを選んだのです。つまり、男のために生きるか、自分のために生きるかの分かれ道で、「自分のために生きる」という選択をしたということ。これは後の読者にも大きな影響を与える出来事でした。編集部モテを求めるのはやめようと決めたはずのananですが、彼氏が欲しくないわけでも、結婚をしたくないわけでもない…と、悩み続けているうちに、だんだんと時代は変わり、スローライフの’00年代へと突入したというわけですね。’00年代になると、占いやスピリチュアルが登場編集部不景気の大変な時代で、コロナ禍でもないのに「おこもり」というキーワードが出てきたころ。「カフェでまったり」や「節約はしっかり」「スローライフとスローラブ」など、ananはそれまでと同じ雑誌とは思えないほどの変貌ぶりを遂げました。酒井さん皆がギラギラしていたバブルが終わって人々の気が抜け、本当は色々な欲望があるのに、欲望を充足させにくくなってきたころだと思います。例えばセックスしたいという欲望があっても、現実で充足させるのは難しいから妄想で解決する、などのスキルが開発されることになりました。そのころ、恋愛や結婚観も迷走。「鍛えれば絶対強くなるのが恋愛力」などの恋愛企画に、読者は惑わされていました。ニュートラとの決別時、モテのために生きるのはやめようと決めたけれど、とはいえやっぱり恋愛も結婚もしたいと揺れ動くanan。読者と一緒に迷っている姿こそ、ananの魅力だと思います。編集部仕事でも恋愛でも、努力だけではどうしようもない部分がある。そんなジレンマを抱えているとき、江原啓之さんにご登場いただいています。酒井さん江原さんが頼りにされているのは、見えない部分が見えた気持ちにさせて、救ってくれるから。バブル崩壊後、自分ではどうしようもない不景気の中で、それでも何かを掴みたいと思っている読者にとって、スピリチュアルな世界や占いは、ホッとできる逃げ場になりました。誰にも言うことができない悩みでも、ananの占い特集は答えをくれますし、時には親や友達も言ってくれない厳しいアドバイスを、江原さんはくれるわけですよね。仕事も結婚もどうしていいかわからない、と迷子になっている女性たちにとって、占いやスピリチュアルは、心の拠りどころになっているのでしょう。ananがついた“嘘”を楽しんだ読者たち酒井さんananは、「おしゃれグランプリ」という企画で様々な地方の読者のファッションを競わせたり、’80年代には「ハウスマヌカン」(洋服店販売員のこと)やスタイリストなどのカタカナ職業を猛プッシュして、読者にもそう言った仕事を勧めたりしてきました。そうかと思えば路線変更し、「やっぱり結婚したい」と言い出すなど、読者に対して「こうしたほうがいい!」とアグレッシブな提案を次々としてきました。創刊当時から、ananが振る色々な旗を見て、「こんな服を着ればいいのね」とか、「私もハウスマヌカンになりたい」とか、「結婚しようかな」などと、真剣に考えた読者が多かったと思います。ananによって人生が変わった人もいたはずですが、アンアンが「こっちにおいで」と先導していた方向は、必ずしも正しかったとは限りません。でも、今と違って他の情報源があまりなかった時代、ananの発売日を楽しみにしていた読者は多かったことでしょう。その時代を生きた女性たちは、ananに振り回され、騙されることもまた楽しかったのだろうな…と言うことで、「ananの嘘」というタイトルなのです。これからもananは、時代に沿った道を進むのか!?編集部最近では、「高めよう!免疫力」や「半径2メートルのライフスタイル」など、このご時世ならではのタイトルが並んでいます。酒井さん東日本大震災のときでもコロナ禍でも、その環境下でどうやって充実した毎日を過ごそうかと考えているのがanan。何十年も経ち、コロナを知らない若者が現在の企画を見たら、不思議に思うかもしれませんね。即時性のある対症療法的な企画は、雑誌、それも週刊誌ならではのものです。ananが50年もの間、愛され続けているのには、週刊誌ということも大きいのではないかと思います。雑誌は、書籍のようにずっと残るものではないからこそ、その時々の時代にマッチしたことを全力で伝える、刹那的な部分が魅力です。特にananは、すぐに次の号が出る週刊誌だからこそ、セックス特集や読者ヌードの企画など、世間を驚かせるような企画ができるのかもしれません。それはモテとは直結しない、いばらの道かもしれないけれども(笑)、それも自ら選んだ道。編集部創刊当時とは打って変わり、ネットなどの情報が入るようになった昨今。これからのananはどうなると思いますか。酒井さん創刊当時のananからは、社会を変えていこうという気持ちが溢れていました。今も、社会の変革期。女性達の視線を社会的な問題に向けるような特集は、実はananのお家芸です。ファッションの特集や、紙の雑誌だからこそじっくり楽しむことができるグラビア記事の中に、社会的意義を持つ特集も混じると言う硬軟取り混ぜた雑誌作りが、最もananらしいのかもしれませんね。酒井順子(さかい・じゅんこ)1966年、東京都生まれ。高校在学中に雑誌「オリーブ」でコラムの執筆を始め、大学卒業後は広告代理店に勤務。その後、執筆に専念し、2003年に発表した『負け犬の遠吠え』では婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。近年の著書に『子の無い人生』『男尊女子』『源氏姉妹』『家族終了』『ガラスの50代』『処女の道程』などがある。温かいツッコミを入れつつ、時代背景と特集内容からananの歴史を分析した「ananの嘘」は、アンノン族、ニュートラなど懐かしい言葉が頻出する、親子で楽しめるエッセイでもあります。ぜひ手に取って、過去のananへタイムトリップしてみてください。Information『ananの嘘』 ¥880/マガジンハウス(酒井順子 著)購入はコチラからどうぞ。写真・山本嵩、文・三谷真美
2021年06月21日実力派声優の森川智之と竹内順子が、シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』に登場する“新たなおもちゃ”に声をあてることが決定。併せて、日本版声優陣8名からコメント、さらに日本版本予告映像も到着した。新しいおもちゃが参加!今回明らかになった森川さんが声をあてるのは、バイクスタントのおもちゃ、デューク・カブーン。明るくお調子者のように見えるが、実はかつて持ち主だった子どもとの過去にトラウマを抱えているというキャラクターだ。そして竹内さんは、ボー・ピープの相棒でボーの過去を知るシリーズ最小のおもちゃ、勝ち気な婦人警官ギグルの声を担当する。森川智之「はやく皆さんに観てもらいたい」オリジナル版ではキアヌ・リーブスが声を担当しているデューク。『マトリックス』シリーズなど数多くの作品でキアヌの吹き替えを担当してきた森川さんは「とても強烈な個性を放っております。アフレコも終始笑いの絶えない楽しいものでした。はやく皆さんに観てもらいたいです!」と自身の役について語る。竹内順子「マスコット的存在なのかと思いきや…」また竹内さんも「とてもとても小さく、お人形のボーの肩にちょこんと乗っているのが印象的です。小さいギグルなのでマスコット的存在なのかと思いきや、ボーとは相棒のような関係です。そこがまた意外性があって可愛らしい」と演じるおもちゃをアピールした。お馴染みキャラ続々! 日本版予告到着また到着した日本版予告編では、ウッディやバズをはじめ、シリーズ2作目以来の再登場となるボー・ピープ、フォーキー、ダッキー&バニー、ジェシー、レックス、ポテドヘッド夫妻などなど、新しいおもちゃやシリーズお馴染みのおもちゃたちがたくさん登場するワクワクする映像に仕上がっている。しかし、ワクワクだけじゃない、ドラマティックな結末も予感させる場面も。フォーキーが逃げ出したことでウッディたちの新たな冒険が始まり、ボーとの運命的な再会も果たすウッディ。おもちゃたちの現在の持ち主ボニーを大事に想い、「ボニーに必要なのは俺じゃない」と語ったり、ボーが「子ども部屋の外にも世界は広がっている。あなたが輝ける場所はここかもしれない」と、ウッディの今後を匂わせる意味深な発言も飛び出している。「今回も期待を裏切りません」お馴染みキャラ担当声優からコメントさらに今回、すでに続投が決定している日下由美、三ツ矢雄二、辻萬長、松金よね子。そして、レジェンドからキャラクターを引き継いだ辻親八、咲野俊介からも作品愛溢れるコメントが到着した。日下由美(ジェシー役)おもちゃにも人間にも必ず訪れる出会いと別れ…。トイ・ストーリーのおもちゃ達は老いることはないけれど、何度も出会いと別れを経験して、確実にみんな成長している。ジェシーも健気でたくましい。そんな姿に私は励まされています。この映画を観る方にも感動と勇気を早く味わっていただきたいです。三ツ矢雄二(レックス役)恐竜なのに、気弱で優しいレックスが大好きです。サイズもおもちゃサイズで可愛いし、甘えっ子っぽいところも気にいっています。事件が起きると、すぐパニックになるところが玉に瑕ですけどね…でもやっぱりかわいい!笑えて泣けるトイ・ストーリーも第4作目を迎えることになりました。今回も、ハラハラドキドキしながら、おもちゃの友情と子供たちに対する愛情を感じていただけたらなぁと思います。見終わった後、ほっこりとした気分になれるトイ・ストーリー。今回も期待を裏切りません。ぜひご覧になってください。咲野俊介(ハム役)愛らしいブタの貯金箱から発せられる、ちょっと毒のある気だるそうな台詞…初めて『トイ・ストーリー』を観たとき、大塚周夫さんの一見意外な配役と、演技の妙に感動しました。皮肉屋だけど小心者、そんなハムの魅力を、私なりに引き継ぐ事が出来ればいいなと思っています。前作の最後でボニーの家に来ることになったおもちゃ達、新作ではただただボニーと楽しく遊んで暮らす毎日の描写に…なるわけありませんよね?大冒険を期待しています!辻親八(スリンキー役)『トイ・ストーリー』に出演出来るなんてまさに青天の霹靂です。すでに公開されている特報を収録した時に、この作品に出るのだと改めて実感しました。今回シリーズ4作目になる訳ですが、1作目から出演されていた方々とはぐれないように、と過去作品で勉強しているうちについ楽しんでしまいました。今回も観た方に楽しんでいただける作品になるようにスリンキー頑張ります。辻萬長(ミスター・ポテトヘッド役)おもちゃたちの中では一番年上。仲間を好きだからこそ、時に言わなくてもいいようなことを、ボソッと言っては、みんなの顰蹙を買う、一言居士のポテトヘッド。でも、憎めないあの風貌。時として非協力的に見えるけど、みんなへの愛は強く感じる魅力あるおじさん。いいなあ。『トイ・ストーリー4』では、前作同様に、あの愉快な集団が、それぞれの意見を戦わしつつも、最後は一体となって行動し、活躍する時の快感がまたあるといいなあ。松金よね子(ミセス・ポテトヘッド役)今回も新しい仲間が加わって、ウッディとおもちゃ達のハラハラドキドキの冒険が始まります。どんなときも諦めないこと、信じること、そして精いっぱい生きることの大切さを教えてくれる『トイ・ストーリー4』お楽しみ!ミセス・ポテトヘッドも出ていますよォ。『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年05月09日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情334】今人気のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)。深田恭子さん演じる、しくじり鈍感女子・順子は、教え子の男子高校生、学生時代の同級生、従兄弟(エリート商社マン)から好意を寄せられています。異なるタイプの3人にモテモテの順子をうらやましく思う女性も多いのでは?今回は、いろんなタイプの男性にモテる女性の特徴をご紹介します。■パッと見、上品で連れて歩きたくなるまずドラマの中の順子は、アラサーだけどおばちゃん感が一切なく、かわいらしい女性。そう、いろんなタイプの男性にモテる女性って、上品なおしゃれが板についているタイプです。みなさんは普段、どんな服装をしていますか?ボーイッシュでカジュアルな格好が多い人もいれば、ギャルっぽい服が好きな人、フリルのついたTHE女子な服が好きという人もいるでしょう。もちろん自分好みのファッションでいいのですが、いろんなタイプの男性にモテたいなら、かわいさの中に上品なオトナっぽさを感じさせるような、フェミニンスタイルが最強だと思います。筆者の友達にも、年上から年下まで様々なタイプの男性にモテる子がいるのですが、その子いわく「地味すぎず、派手すぎない“女子”っぽいファッションにしてからモテるようになった」と。■何事も一生懸命で打算がないドラマを見ている人ならおわかりでしょうけど、順子は何事にも一生懸命な人。打算で行動することはなく、相手のために力を尽くすタイプです。たとえ空回りや失敗をしても、努力する人は素敵。何もしないで言い訳ばかりしている人より、一生懸命な人のほうが何百倍も魅力的に見えます。また自分の利益のために動く人は、取り繕っても心が汚れているのがバレるもの。いくら鈍感な男性だって、しばらくすると「この子、打算的…?」と気づくでしょう。時には計算も必要ですが、あまりにも損得勘定が強く、人によって態度や言動を変えていると、まともな男性は近づかなくなります。意外かもしれませんが、実は夜の世界でもそれは同じ。ホステス時代、クラブで一番人気のお姉さんは、天真爛漫で喜怒哀楽をしっかり表現する人でした。■ほどよく鈍感、だけど芯があるあらゆるタイプの男性からもモテる順子のような女性は、往々にして、しっかりして見えてどこか抜けています。ほんの少し鈍感で、でも優柔不断ではなく芯があり、天真爛漫で子どものような無邪気さも持つ…。少女のままオトナになったけど、年相応の色気や知恵や知識がある、というタイプはモテますね。年上だからしっかりしなくちゃ!と変にお姉さんぶったり、若く見られたいからとぶりっ子したりするのではなく、自然体を目指したほうがいいでしょう。別のキャラを演じると、どうしても違和感が出てしまいます。人によってはそこを見抜くし、壁があるように感じる男性もいるはず。好きなものは「好き」と言える無邪気さを垣間見せつつ、今のオトナのあなたの魅力を振りまければ、きっと年齢、タイプを問わず、いろんな男性に好かれるようになりますよ。別にみんなにモテたいわけじゃない。一人に愛されれば十分という場合も、気になる人の女性の好みがわからないのなら、「きっとこういう感じが好きに違いない」とイメージをしぼり込むより、全方位モテを目指したほうが、手っ取り早く彼と距離を縮められるかもしれません。■恋も人生も、もっと楽しく出会いのチャンスを広げたいのなら、いろんなタイプの男性に好かれやすい女性になるのも一つの手。多くの男性が「いいな」と惹かれる女性に近づけば、選ばれる立場ではなく選ぶ立場になれることも。そうしたら恋も人生も、もっと楽しく感じられるのではないでしょうか?
2019年02月25日“欽どこ”の母親役で一時代を築いた女優・真屋順子さん(享年75)。昨年12月28日の急逝に先立つ3カ月ほど前、病床の真屋さんに“感動の対面”があった。 明かすのは、真屋さんの最期を看取った長男・高津健一郎さん(55)。夫婦を演じた萩本欽一(76)が昨秋、見舞いに訪れていたのだという。 「9月に、見栄晴さんとお見舞いにきてくださったんです。1時間以上もいてくださったと思います。最初お互いに照れていたのですが、萩本さんが“欽どこ”時代のエピソードをたくさん母に話してくださって。『上品な番組になったのは、お母さんのおかげ』と繰り返し感謝の言葉をくださいました」 絶妙なやりとりで一世を風靡した“夫婦の再会”に、真屋さんも感慨ひとしおだったことだろう。 そして年が明けて訃報が流れると、健一郎さんのもとに真屋さんを偲ぶ声が多く寄せられたという。 「本当に愛されていたんだなと思いました。『勇気をいただいた』とか『真屋さんに励まされた』と周りの方に言っていただいてうれしかったですね」 真屋さん、安らかに――。
2018年01月18日12月28日、都内の病院で全身衰弱のため亡くなった女優の真屋順子さん(享年75)。真屋さんは69年、俳優の故・高津住男さん(享年74)と結婚。当時6歳だった健一郎さん(55)は高津さんと前妻の息子で、真屋さんは結婚と同時に“一児の母”になった。 血のつながらない母子ながら、実の母子以上に育児に励んだ母の姿を、健一郎さんが本誌だけに語ってくれた。6歳から家族として暮らしてきた真屋さんとの数々の思い出がいま、健一郎さんの脳裏に懐かしく蘇る。 「僕は小学2年生まで、母のことを『詔子(本名)おねえちゃん』と呼んでいたというんです。それが突然、学校から帰るとランドセルを放って『お母さん!』と言ったらしいんですよ。僕はよく覚えていないんですけど、初めて『お母さんと言ってくれた!』と喜んで、母は祖母と抱き合って泣いたと言ってました」 真屋さんは、参観日でなくとも1人で授業参観に来ることもあったという。 「連れ子なので、母は早く距離を縮めようと考えてくれたんだと思います」 だが、愛情がときに行き過ぎて、健一郎さんを戸惑わせることもあった。 「義理の母子ということで、複雑な機微もありまして……。20代のころ、母に反対されて結婚が破談になったことがあるんです。相手は劇団の女性で、母にとっては後輩。『あの子に結婚はまだ早い』と。そのとき父が『真屋はね、嫉妬してるんだよ。お前を取られちゃうと思って』と言いました。それは事実だったらしいです。夫婦の間でそういう会話があったそうですから」 その後、病に倒れ、最愛の夫まで失った真屋さんは、ますます健一郎さんだけを頼りに生きてきた。 「もう、私しか頼れるものはいないという、とても心細い思いだったのでしょう。でも、実は私、55歳になるんですけどやっと結婚しまして。娘も去年の6月に生まれました」 入院生活を送る真屋さんの元に通い詰め、独身のまま献身的に介護を続けてきた健一郎さん。そんな孝行息子が、とうとうパパに――。 真屋さんには、孫の誕生をどう報告したのだろうか。 「写真と動画で『女の子だよ』と母に見せました。そのときは『会いたい。かわいい』と言うんですけど、面会のたびに忘れてしまうので、そのたびに伝え直しました。孫に会わせれば元気になるんじゃと思いましたが、さすがに療養病棟に赤ちゃんを連れていくわけにもいかなくて。悩んでいるうち、昨年12月に容体が悪化してしまったんです」 待望の初孫との対面は、ついにかなわなかったという。 「母に孫の顔をじかに見せてやれなかったことだけが、心残りです。元気だったら、娘のことを本当にかわいがってくれたでしょうね。一昨日だったかな、部屋で1人になったとき『娘ができたんで、ごめん、僕はもうちょっと呼ばないで。娘を守ってやってほしい』と母に言いました」 その願いは、真屋さんに間違いなく届くはずだ。
2018年01月18日「12月に入って、主治医から『食事がとれなくなりました。点滴も十分に入らない状態です。これからは衰弱する一方になります。携帯電話はつねに通じるようにしていてください』と言われました。それで、亡くなる前日にも4人の知人や親せきが病室に来てくれました。みなさんが母の寝顔を指さして『なんか元気になったんじゃない?』と言ってくれたほどで、しゃべれはしませんでしたが、口や瞳を動かして血色もよく、これなら新年を迎えられると思っていたんです。それなのに、安心して帰宅した後の深夜2時過ぎに容体急変を知らせる電話が……」 人気番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の母親役で親しまれた真屋順子さんが昨年12月28日、都内の病院で全身衰弱のため亡くなった。75歳だった。 真屋さんは00年に脳出血で倒れ、左半身マヒなどの後遺症を抱えながらも、03年に舞台復帰。その後の15年4月、さらに脳梗塞を発症し、治療とリハビリに励んでいた。最期を看取った長男・高津健一郎さん(55)が、本誌に真屋さんの闘病の日々を語ってくれた。 1月11日、記者が都内の自宅を訪れると、生前の真屋さんが使っていた部屋で迎えてくれた健一郎さん。冒頭のように、亡くなった日は知人らの見舞いに喜び、真屋さんは元気を取り戻したようだったという。 「みんなの声掛けにもすごく反応がよくて、私もホッとして帰ったんですが、夜中に病院から『呼吸と心拍がなくなりそうです。すぐ来てください』と。混乱したまま、車ですぐ駆けつけました。この17年間、リハビリや治療で死ぬような苦しみを味わってきたので、なんとか最期くらいは苦しませたくないと思っていたら、母は苦しんではいませんでした。顔が歪んでいるとか、うめいているとかまったくなくて、微笑んでいるような穏やかな顔だったんです。そんな母を見守っていたら、ドクターが聴診器を胸に当てて『ご臨終です』と言われました」 2日後の12月30日に、内輪だけでひっそりと葬儀が行われた。 「葬儀には30人の方が集まってくださいました。家族は私しかおりませんので、どうなるかと思いましたが無事に終えられました。母は、最後まで女優だったと思います。ですから、僕は自然に『お疲れさまでした』という言葉で見送りました。いつも、母の稽古や本番が終わると投げかけていた言葉ですね……」 思わず涙があふれ、声をつまらせる健一郎さんだった――。
2018年01月18日タレントの浜口順子(31)が26日、自身のブログを更新し、結婚したことを報告した。浜口は「かねてからお付き合いしておりました方と6月24日、私の31歳の誕生日に入籍致しました!」と報告。「結婚というわたくしごとをどうか温かく見守っていただけると幸いです!」とつづった。そして、「二人の時間をゆったりと過ごしてきたので正直、結婚したという実感がまだなく、料理も家事もまだまだできないポンコツ嫁はんですが」と続け、これからコツコツ勉強して、経験を重ねてええ嫁はんになれるように頑張ります!」と宣言。「私にとって結婚は今までの自分の中で、そしてこれから先の人生にとっても"超変革"です」と表現した。また、「結婚したことで生まれる自覚、人として、女性として成長できるきっかけになるはずだと信じております。学ぶこともたくさんあると思います。そんな超変革をお仕事にも反映していきたいと思います」とし、「つまり、結婚しても変わらず仕事を続けさせていただきます!」と仕事継続を発表した。さらに、「結婚に重ねて今年、デビュー15周年を迎えます。人生の大きな節目が重なる一年となりました」と伝え、「皆さま、私の超変革の目撃者になって下さい!」と呼びかけた。
2016年06月26日料理創作ユニット「Goma」のメンバーのひとりとして14年間の活動を経て、2012年から「unpeu(アンプ)」の名義でソロ活動をスタートした遠藤順子さん。そんな遠藤さんにとって初となるソロ個展、"Like of cookie"が5月8日より、ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ 青山店にて開催される。今回の個展では、帆布生地を使ったクッキーをモチーフにしたブローチやネックレス、ピアスなどのアクセサリーをはじめ、プリントバッグやカラータイツなど、遠藤さんらしい遊び心溢れる、シンプルだけど個性的でおしゃれなデザインのアイテムが並ぶとのこと。 ※ 写真はイメージです。さらに、遠藤さん自身がこの展示のために手がけるラッピングやディスプレイもお楽しみ♪ 個展の開催期間中は、ご本人がギャラリーに滞在し、商品を案内する予定もあるそう。そのスケジュールは「unpeu」のブログやfacebookでアップするそうなので、どうぞお見逃しなく! ※「unpeu」(アンプ)= フランス語で「ちょっと」の意味だとか。写真はイメージ。おしゃれ&キュートなデザインのアイテムが勢揃いで、子どもから大人まで楽しめる見どころがいっぱい! 初夏のおでかけにぜひ、足を運んでみては?"Like of cookie"期間:2012年5月8日(火)~2012年5月20日(日)会場:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ 青山店営業時間:12:00~20:00定休日:毎週月曜「unpeu」blog 取材/田辺香
2012年05月07日