先日最終回を迎えた松たか子主演の連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)の第5話と第10話の最終回エンディングでO.Aされた主題歌「Presence V(feat. T-Pablow)」が6月16日(水) 0:00より各配信サイトにて展開、同時にオフィシャルオーディオも公開された。トラックメーカー・MPC PlayerであるSTUTSがトラック制作及び楽曲プロデュースを担当。T-Pablowをフィーチャリングに迎え、メイン・ヴォーカルは松たか子、3exes(=3人の元夫)岡田将生、角田晃広、松田龍平がコーラス参加している。そして、今作を収録するSTUTS & 松たか子 with 3exesによる主題歌5曲のほか、今回フィーチャリングで参加したT-Pablow、Daichi Yamamoto、NENE、BIM、KID FRESINO豪華5名のラッパーが参加した「Presence Remix」に加え、歌メロをSTUTSと共に制作したbutajiをfeatした「Presence Reprise」。そして、STUTSによるインスト・トラックも収録した全10曲収録したアルバムの全貌が明らかとなったCD「Presence」は6月23日(水)に発売される。さらに、定額制音楽ストリーミングサービス「AWA」“LOUNGE”にて6月15日(火)22:30~24:30まで松たか子を特集中。LOUNGEは、音楽を聴きながらユーザー同士でコミュニケーションができ、流したい曲をリクエストしたり、チャットや簡易的なリアクションを送りながら、コミュニケーションをするという楽しい機能となっているので、ぜひ参加してほしい。■T-PablowコメントT-Pablowです。初めてドラマの主題歌を制作させていただいたのですが、普段活動しているBAD HOPや自分自身のソロで作っている音楽とはまた違うコンセプトがある楽曲に携わることができ、良い刺激を頂きました。松さんと一緒にレコーディングや撮影をさせて頂き、松さんのラップへの対応力や周りの方達への配慮などといった人間力を間近で見れて学んだ事も多く、凄く勉強になりました。また一つアーティストとして成長できた現場でした。ありがとうございました。■「AWA」“LOUNGE”はこちら■「Presence Ⅰ(feat. KID FRESINO)」Official Music Video【リリース情報】■「Presence V(feat. T-Pablow)」6月16日(水) 0:00より、iTunes、レコチョク他にて配信スタートダウンロードはこちら: オフィシャルオーディオ: ■STUTS & 松たか子 with 3exes「Presence」6月23日(水) 発売価格:2750円(税込) / 全10曲収録<収録曲>1. Presence I (feat. KID FRESINO)2. Presence II (feat. BIM, 岡田将生)3. Presence III (feat. NENE, 角田晃広)4. Best Party of My Life5. Presence IV (feat. Daichi Yamamoto, 松田龍平)6. Presence V (feat. T-Pablow)7. Presence Remix (feat. T-Pablow, Daichi Yamamoto, NENE, BIM, KID FRESINO)8. Shapes9. Presence Reprise (feat. butaji)10. Presence (instrumental)発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ各CDショップはこちら: 【ドラマ情報】カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』放送:4月期毎週火曜21:00~スタッフ:脚本 坂元裕二 / 音楽 坂東祐大 / 演出 中江和仁、池田千尋、瀧悠輔 / プロデュース 佐野亜裕美出演者:松たか子、岡田将生、角田晃広、松田龍平 他公式Webサイトアドレス:
2021年06月16日松たか子主演、坂元裕二が脚本を手がけた「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回が6月15日放送。SNSではゲスト出演した風吹ジュンの名とともに“最高のドラマ”というワードがトレンド入り。放送終了後も本作への賛辞がタイムライン上にあふれ続けている。本作はこれまでに三度結婚し、三度離婚している大豆田とわ子と、とわ子が好きな三人の元夫たちによるたまらなく愛おしいロマンティックコメディー。キャストは3回結婚して3回離婚したバツ3で子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長のとわ子を松さんが演じるほか、とわ子の最初の夫で奥渋谷でレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソンをしている田中八作に松田龍平。ファッションカメラマンをしている二番目の夫・佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。「しろくまハウジング」の顧問弁護士をしている三番目の夫・中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘の唄に豊嶋花。ナレーションには伊藤沙莉。またとわ子の親友で亡くなってしまった綿来かごめに市川実日子。とわ子の“4番目の夫”になるかもしれなかった小鳥遊大史にオダギリジョー。三ッ屋早良に石橋静河。古木美怜に瀧内公美。小谷翼に石橋菜津美。高橋メアリージュン、斎藤工らも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではとわ子が亡くなった母・つき子の遺品から、旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた“ラブレター”を発見。そこに書かれた「なぜあなたのことを選ばなかったのか」「夫と娘の面倒を見るだけの人生なんて」という母の嘆きの言葉にショックを受けつつ、唄から送り先の人物に会いに行こうと提案され、母が手紙を送ろうとした“マー”に会いに行く。母が“マー”と呼んだ相手は女性だった。マー(風吹さん)は「(つき子の)恋人だったの?」と聞く唄に、つき子と想い合ってたことを認め、どうして母がマコトを選ばず父と結婚して自分を産んだのかと問うとわ子に「あなた、不安だったんだよね。大丈夫だよ、つき子はあなたのことを愛してた」と語る…というストーリーが展開。「風吹ジュンさん、瞳の中の光までお芝居できるの感動した。なんて優しい光を放つんだろう」「マーさんに風吹ジュンさん、女性であり、すごいキャスティングであり、とわことかごめの関係性に似てたり最後まですごいなあ」「風吹ジュンさんくるなんて聞いてないのよ…しかも展開が予想外過ぎて、どこまで楽しませてくれるの、このドラマは…」など風吹さんのキャスティングとその演技に絶賛の声が集中。“風吹ジュンさん”がTwitterのトレンド入りを果たす。その後はハワイから帰国した慎森と、八作、鹿太郎がとわ子の自宅に集結。慎森のおみやげである英字新聞シャツを全員で着て“家飲み”。3人の元夫たちの“愛に囲まれた”とわ子の姿と、これまで登場した早良、美怜、翼らのその後も描かれ物語は幕を閉じた。とわ子と3人の元夫たちに「こんな関係をお互いに築けるこの4人は超最強」「元夫はみんな、別れたとしても、恋愛して結婚してた時のとわこの愛に今もまだ満たされてる」といった声が送られるとともに「大豆田ほんっとに素晴らしいな…偏見なく真っ新な気持ちで色んな人に見てほしい」「最高の人生賛美ドラマだったな。こういう最終回を希望してたし予想してた」「3人の元夫に愛着が湧きすぎて、結末が思いつかないけど、とわ子には3人の元夫と幸せになってほしい、と思っていたら、その通りの結末になって、大満足」など最終回の展開に触れたコメントも。「この流れなら言える大豆田とわ子と三人の元夫最高ドラマでしたありがとう」「どの登場人物も愛おしいドラマでした」「前向きに人生を楽しめばいいと背中を押す素敵なお話だった」など様々な感想が投稿され“最高のドラマ”というワードもトレンド入り。本作の終了を名残惜しむ声がネットにあふれている。(笠緒)
2021年06月16日いよいよ15日に最終話を迎える注目作「大豆田とわ子と三人の元夫」(カンテレ・フジテレビ系)。本作は坂元裕二オリジナル脚本にプロデューサー・佐野亜裕美という「カルテット」コンビが再度タッグを組んでいることでも話題だ。佐野亜裕美氏に本作でのこだわりや最終話の見どころ、ドラマ作りへの想いなどについて話を聞いた。「観てもらう価値をちゃんと考えながら作っていきたい」――SNSでの盛り上がりや色んな考察記事、深堀記事などの反響をどう受け止めていらっしゃいますか?番組を愛してくださることはとてもありがたいことだと思っています。色々な考察記事も拝見していますが、そんな風に読み解くのかとこちら側が意図していないことももちろんあります。ただ、観ている人を無理やり誘導したくはない、あまり感情を規定したくないという思いがプロデューサーとしてはずっとあるので、その“余白”を大事にしてきたからなのかなと思います。観る人によって印象が違ったり響く部分が違ったりするのは、狙い通りという訳ではなく、自分がポリシーとしてやっていることがそういう結果を生んでいるんだなと思ってます。――ここ数年、インターネットの普及によって作り手に“よりわかりやすいもの”や“より反応しやすいもの”が求められやすくなっているように思うんですが、どのようにお考えでしょうか?テレビはどうしても“ながら見”が前提ということもあって、耳だけで聞いてもわかりやすいとか途中から観てもわかるというわかりやすさからは逃れられない宿命みたいなものがあると思っています。ただ一方で、集中して1時間番組を観てくださる視聴者の方もいるので、私は後者の集中して観てくださる方が楽しめるようなドラマにしたいなと思っています。それでも今回は、いろんな伏線を張ったり長い会話劇の中で読み解いていくようなことはあまりせず、1話完結型で観てもらえるようにしようと坂元さんとも話し合っていました。わからないものが素敵なものだとも思わないし、わざとわかりにくくするというようなこともないですが、情報の密度というか“1時間の密度”みたいなものは個人的には意識しています。「1時間あっという間だったし、1時間濃かったなぁ~」と思ってもらえるように、1時間、人の時間を使って観てもらう価値をちゃんと考えながら作っていきたいと思っています。――佐野さんは最近のドラマの特徴をどうお考えですか?ドラマ評論家ではないので俯瞰して語れる立場ではないですが、深夜帯や配信ドラマも含めて連続ドラマってかなり数が増えていて選択肢が多い分、早々に“すごく求心力の強いもの”と“ダメの烙印を押されてしまったもの”の二極化が進んでいると思います。連続ドラマって最終話まで観てもらうからこその連続ドラマなので、そこはジレンマを感じます。ただ、見逃し配信のプラットフォームが増えた分、リアルタイム視聴できなかった人にも観てもらえて、かつその指標が作品の評価の一助となるような空気感になってきているのは、作り手としてはありがたいなと思います。どうしてもリアルタイムの視聴率だけで判断されてきた過去に比べていろんな指標ができるようになるといろんなドラマがあって良いという自分のポリシーにも繋がってくるので。海外ドラマも参考に「もっともっと自由で良いんだな」――作品を制作する過程で、国外の作品を参考にされた部分はあるんでしょうか。海外ドラマは大好きで、毎日1本は観てから寝るようにしているんですが、テンポ感や音楽は参考になりました。例えば、泣けるシーンに泣かせるような音楽をかけない、笑いのシーンにいかにも笑って下さいっていうような音楽をつけなかったり。例えば韓国ドラマってオリジナルサウンドトラックがあって毎回曲が違ったりするじゃないですか。それも良いなと思って。今回エンディングを変えたのには色んな経緯があるんですが、多少なりとも影響は受けていますね。もっともっと自由で良いんだな、決まりみたいなことをもっと破っていけば良いんだなと思わせてくれた気がします。――その他にも、何か日本ドラマとの違いを感じられることはありますか?海外ドラマは衣装についてもキャラクターの年収設定や生活水準を気にせず割と自由だなと思います。「梨泰院クラス」でも、パク・セロイはお金を全部店に費やして這い上がっていく話のはずなのに、ダウンだけで何着持ってるんだろう?と思ったり。「サイコだけど大丈夫」でもコ・ムニョンはいつも寝るときにメイクを落としていなくて大丈夫かな?って思ったりするんですが、そういう細かい設定やリアリティーよりもキャラクターとしていかに魅力的に見えるか、素敵に見えることの方が大事っていう精神が特に韓国ドラマには強く見られるなと思います。繋がりやリアリティーよりも“エンターテイメントとして素敵に見える”ってことの方が大事なんだなと思って勉強になっています。印象的な食事シーン&話題のナレーション――本作では、食事のシーンもとても印象的です。フードスタイリスト飯島奈美さんとはどのようにイメージのすり合わせをされているのでしょうか。基本的には台本に詳細が書かれているので、そこから逆算してどんな形状の料理なのか話し合っています。おいしいご飯が並んでいるではなく、どんなご飯が並んでいるかイメージしやすいように坂元さんが書いて下さっています。奈美さんに対しては絶対的な信頼があるので、こちらから特に事細かに指定はしていないですし、奈美さんが台本をしっかり読んで下さり、とわ子像について考えて下さっています。第1話で脚本に “赤ワインを飲むとわ子”と書かれていて、演出陣がその後もずっと“赤ワインを飲む人”という設定で進めようとしてしまっていたのですが、奈美さんが「それは違いますよね。だんだん季節も変わるし、とわ子はキリっとした白ワインとかロゼが飲みたくなるときもあるだろうし」と提案して下さり、軌道修正して下さったこともあります。――本作では、伊藤沙莉さんによるナレーションも話題になっていますが、オファーされた理由を教えていただけますでしょうか。最初から坂元さんから「ナレーションを入れたい」という希望があって「ちびまる子ちゃん」のキートン山田さんのような“ツッコむ”ナレーションが良いというお話まで出ていました。ドラマのテイスト的に“女性の声が良いな”と話し合い、アニメ「映像研には手を出すな!」が坂元さんも私も好きで、浅草みどり役の伊藤沙莉さんの声がイメージしやすいですねとなり、彼女一択でした。「1人じゃないと思えるドラマにしたい」――本作は“1人で生きていく人を応援するようなドラマにしたい”という思いから作られたと伺いました。本作も終盤に差し掛かったところで佐野さんは“1人で生きていく”ということを改めてどのように捉えていらっしゃいますか?“1人で生きていく”と聞くと、どうしても独身男性、独身女性など、戸籍上、家族構成など物理的に捉えられがちだと思うんですが、特定のステータスや婚姻関係をイメージしての“1人”という意味に限定した話ではないですね。コロナ禍で家族がいても最期は誰とも会えず亡くなられたおじいさんの映像を観て、1人だけれども1人じゃないし、1人じゃなくても1人というような状況って誰しもに起こり得ることで誰でも最期は1人だし、人は1人で生きていて1人で死んでいくけれど、でも1人じゃないと思えるドラマにしたいと思っていました。1人で生きているようで、実は色んな繋がりの中で生きているということが伝わればと思っています。――最終話の見どころを教えて下さい。ドラマ放送初期の頃は「モテるとわ子が羨ましい」という感想の方が多かったんですが、今は「とわ子の4人目の夫になりたい」という声も聞かれるようになって良かったなぁと思っています。それくらい言語化できない魅力がある、ただただ魅力的、というのがとわ子だなと思います。松たか子さんが作って下さったとわ子の、とわ子なりの答えが見つかる回を見守っていただければ嬉しいです。(佳香(かこ))
2021年06月15日6月15日(火)本日ついに最終話が放送される「大豆田とわ子と三人の元夫」。この度、主人公大豆田とわ子役の松たか子と、その夫たちに扮した岡田将生、角田晃広、松田龍平から、撮影をふり返るコメントが到着した。脚本家・坂元裕二が完全オリジナルで描く本作は、バツ3の主人公・大豆田とわ子が、3人の元夫に振りまわされながら、日々奮闘するロマンティックコメディー。全ての撮影を無事に終え「ホッとしています」と安堵した松さんは、「三人の元夫たち、そして通り過ぎていった男性たち(笑)、それにかごめや家族や職場の人たちと、いろいろな役やその役を演じる俳優の皆さんのおかげで、私は“とわ子でいさせてもらえた”と思いますし、すごく感謝しています」とコメント。4人での撮影については「中盤は四人揃うことが少なかったので、終盤で再び集まると何とも言えない安心感がありました。お芝居は難しいけれど、みんな揃うと楽しい。いるだけで大変なシーンも目配せしながら頑張れる。本当に良いメンバーだったなって思います」と語る。また、「とても楽しかったですし、やりがいがある役」「こんなにも人間的に成長し、変化があった役はなかったのでは」と撮影を終えた感想を語ったのは、3番目の夫・中村慎森役の岡田さん。「芝居してる時間は楽しい日々で…もうできないとなると寂しいです。お互いがお互いを尊重し、役として現場で自分を自由にさせていただいた日々は本当に楽しかったです。また、どこかで会いたいなあ。なんて思いがアップした次の日から訪れるなんて」と寂しい気持ちを明かした。2番目の夫・佐藤鹿太郎役の角田さんは「本当に全てを出し切った」と述べ、「本当に三人の元夫が揃ってしゃべり始めると、周りが『撮影始まるよ』ってなっているのに気づかないくらいの時もあったので、本当にスタッフさんたちは迷惑したと思います(笑)。そんな我々を温かく笑ってくれるのが松さん。大らかな雰囲気で我々を自由にさせつつ、包みこんでくれるんです。良い雰囲気だったのはやはり松さんのおかげだと思います」と4人での撮影をふり返る。そして最初の夫・田中八作を演じた松田さんは「時が経つのを忘れるくらい楽しかったです。自然体になり過ぎて、途中で『ダメだ!』と思ったくらいです(笑)」と居心地の良い現場だった様子。さらに4人での撮影については「八作だけ離婚の理由が明かされないまま始まりましたが、とわ子とのわだかまりが後半にかけて解消されていって、そこから本当の意味で鹿太郎や慎森と同じ温度でとわ子を囲んで、良い関係性を築けたと思います。最終話の四人のシーンはその完成形だと思いますし、そこにたどり着けたことがすごく印象的でした」と語っている。さらに4人から視聴者へ「みんなすごくチャーミングですし、相変わらずの人たちってことは裏切らないので、最後まで楽しんで見て欲しいです」(松さん)、「『視聴者に向けてメッセージって必要かな?』で始まったと思うんです、慎森って。そんな慎森を最後まで見届けてほしいです」(岡田さん)、「最終回、とにかく楽しみにしていてください!」(角田さん)、「最終回も、とわ子と元夫たちの素敵なフォーメーションを楽しんでください」(松田さん)とメッセージも寄せられた。今夜の最終話は、考えた末、4度目の結婚には踏み切らず、一人で生きていく道を選んだとわ子は、「オペレッタ」で初恋の甘勝岳人(竹財輝之助)と偶然再会。またある日、とわ子は亡き母の荷物が詰まった段ボール箱から、旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた一通の手紙を発見する…というあらすじ。予告編では、甘勝と再会しハグする場面に居合わせる元夫たちの姿や、母について父と向き合うシーンも登場している。「大豆田とわ子と三人の元夫」最終話は6月15日(火)21時30分~カンテレ・フジテレビ系にて放送(サッカー中継延長に伴う変更の可能性あり)。(cinemacafe.net)
2021年06月15日「今朝、『大豆田とわ子と三人の元夫』を録ってきたんですけれど、“楽しい~っ!”って思いながらやっていました。ナレーションなので、お芝居とは少しベクトルは違うけれど、誰かの代弁者になったり、自分以外の人生を生きたりできるって、すごくツイているなと思います」弾んだ声に実感がこもる。それは観る側も同じ。これに限らず、伊藤沙莉さんが出演すると(たとえ声のみでも!)、作品が2割増し、3割増しに面白く感じるのはなぜだろう。蓬莱さんから生まれた言葉を、自分の口から出せることが嬉しい。「作品や役にめちゃくちゃ恵まれているんです。それに、直感って意外に合ってるんだなと思います。面白そうだなって飛び込んだ作品が、自分的に楽しかったと思えるのは、ちょっとした快感ではあります」そんな伊藤さんの“直感”を大きく刺激するのが、人と人とが関わることで起きる軋轢や機微を、リアルに描く蓬莱竜太さんによる舞台『首切り王子と愚かな女』だ。「蓬莱さんの作品を何作か拝見していますが、人にはあえて言わない些細なことだけれど、自分にとってはたいしたことなんだよね、というようなところを丁寧に描いてくださっていて、観ていて救われる気持ちになることが多いんです。すっきりと終わる話ばかりじゃなく、現実を突きつける展開も多いけれど、視点に温かみを感じますし、些細なところを掬い上げること自体が優しいですよね。どんなにカラッとしている人にも何かしら背負っているものはあるし、何も考えていないわけじゃない。そういう想像力を持てないのって、すごく怖いことだと思うんです。それを蓬莱さんの作品はちゃんと教えてくれるから好きですし、そんな蓬莱さんから生まれた言葉を自分の口から出せることが嬉しいです」タイトルの“愚かな女”が、伊藤さんの役。“首切り王子”と呼ばれる傍若無人の王子が、死を恐れない彼女と出会い、召使いにするところから始まるダークファンタジーだ。「ファンタジーに自分があまり触れてこなかったので、絶対にできないってビクビクしていたんです。でも、描かれているのは、人間味のある人たちのリアルな物語で。むしろ、とある国のとある時代の話になっているぶん、制限がなく広い視野で見せられるのかなという印象です。現代劇だったらヒリヒリするようなこともファンタジーにすることで、考えたくないようなことも自分に投影して考えられたり、響いたりするようになっているんだなと感じました」舞台は「観るのが好きで、憧れでもある」が、同時に怖さもあるという。ピンチに強そうなイメージだけに意外です、と伝えると、「舞台に限らず、新しい作品や役をいただくたびに“できない”って思っています」と思いもよらない返答が。「『大豆田~』のナレーションにある『できるかな、いや絶対に無理。いつもそう思う。…できた』って、ほんとそんな感じです。これまでの現場は、本当にまぐれが積み重なっただけで(笑)。でも舞台は、やり直しがきかない怖さのぶん、携わる方々が作品に対して一回一回に命をかけているのが伝わって、そこが好きでもあるんです。観ていても演じていても作品自体が呼吸をしているのが感じられて。そんな場で、作品や役と丁寧に向き合えることは贅沢ですし、恵まれているなと思います」『首切り王子と愚かな女』第二王子・トル(井上)は、国の反乱分子鎮圧のために容赦なく処罰することで首切り王子との異名をとっていた。彼は、処刑場で死を恐れないヴィリ(伊藤)と出会い、興味を持つが…。6月15日(火)~7月4日(日)渋谷・PARCO劇場作・演出/蓬莱竜太出演/井上芳雄、伊藤沙莉、高橋努、入山法子、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨、若村麻由美ほか全席指定1万2000円ほかサンライズプロモーション東京 TEL:0570・00・3337(月~金曜12:00~15:00)大阪、広島、福岡公演あり。いとう・さいり千葉県出身。2003年のデビュー以降、数々の話題作に出演。’21年に第63回ブルーリボン賞助演女優賞、第45回エランドール賞新人賞を受賞。現在、ドラマ『いいね!光源氏くん し~ずん2』(NHK総合)に出演中。Netflix『全裸監督2』が6月24日から配信。6月10日にフォトエッセイ『【さり】ではなく【さいり】です。』を出版。※『anan』2021年6月16日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・AIKOインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年06月14日《text:西森路代》2021年4月から、様々なドラマがスタートしている。個人的に注目しているのは坂元裕二脚本の「大豆田とわ子と三人の元夫」であるが、昨今のドラマは、王道のラブ・コメディと、ラブ・コメディではないが、その中にひとつではない愛の形を問うような作品とが存在しているように思う。王道のラブ・コメディの昨今の特徴としては、今まで、ラブ・コメディには出演しなかったような、もしくは20代前半には出演していても、その後はそれ以外の作風のものに多く出演していた人が、ここへきて、王道のラブ・コメディに抜擢されるということがあるように思える。例えば、この昨今の流れの原点にあるのは、佐藤健がTBSの「恋はつづくよどこまでも」で、ヒロインの恋する毒舌でドSな医師を演じたことで、彼がラブコメのど真ん中の役を演じると発表があったときには、その意外性に驚かされた。同じTBSの火曜日の枠では、その後も「私の家政夫ナギサさん」で大森南朋がヒロインの家にやってくる家政夫のナギサさんを演じて、またもやその意外性に驚かされた。その後もこうした傾向は続き、今期は、TBSの「リコカツ」で永山瑛太がヒロインとお互いに一目ぼれしたことにより結婚、そして離婚に向かう自衛官を演じているほか、フジテレビの「レンアイ漫画家」には、大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛役や、「銭形警部」で銭形を演じたりと、ラブコメのイメージのない(「東京タラレバ娘」にはその要素はあったが)鈴木亮平がヒロインと不器用ながらも恋に落ちる漫画家役を演じている。また、日テレの「恋はDeepに」には、「MIU404」の刑事役や、映画『ホムンクルス』の主演が記憶に新しい綾野剛が石原さとみと共にラブコメに挑戦した。石原さとみで日テレのドラマというと、「高嶺の花」の峯田和伸の出演も思い出される。こうした、意外な俳優がラブコメに出演するのには、さまざまな理由があるだろう。ひとつは、俳優もシリアスな役や、自分のイメージにあった役ばかりをやっていたため、新たなことに挑戦してみようと思っているというタイミングもあるのではないか。それに加え、やはりこの流れの元にある「恋つづ」の佐藤健の成功に続けという思いもあるだろう。そして、世の中にラブコメのファンというのが幅広く存在していて、そのニーズに応えたいということや、制作側としても、意外性のある俳優をキャスティングすることで、注目してほしいということもあるだろう。しかし、その一方で、その効果だけを期待して、ラブ以外の部分でのテーマをはっきり持たせず、俳優の魅力を活かし切れていないと、高視聴率にもつながりにくかったりもする。ラブコメ人気があるからこそ、こうした企画が今後も毎クール生まれるとも考えられる一方で、ラブコメの企画が頭打ちであるということも感じさせられてしまう。今後も様々な俳優がラブコメに参入するのは楽しみであるが、せっかく俳優がこうした企画に挑戦するからには、演者も視聴者も納得のいく企画が生まれることを期待したい。冒頭に挙げた「大豆田とわ子と三人の元夫」はロマンティックコメディとうたわれているが、そのテーマは多岐にわたっていて、主人公の大豆田とわ子と三人の元夫の関係性のほかにも、突然現れたオダギリジョー演じる外資系ファンドの本部長との恋も描かれる。この作品では、決してラブコメの主人公の恋愛が成就すればよいとは描かれず、主人公のみならず、登場人物が迷ったり別れを経験したりしている姿を描いている。特に、主人公のとわ子の幼なじみであり、彼女のことをずっと想ってきた、生きることに不器用な、かごめの突然の死のシーンを見て、世の中には、筋書き通りにいかないことがある、ままならないことがあるということに、どう向き合って生きていくのかが描かれているように思われた。また、NHKの「半径5メートル」「今ここにある危機とぼくの好感度について」などのような、テーマは恋愛ではないが、ときに恋愛が印象深く描かれる作品も多い。「半径5メートル」は、芳根京子演じる、とある女性週刊誌の編集者が、取材を通してさまざまな真実に真摯に向き合う姿を描いている。このドラマでは「恋はつづくよどこまでも」で広く注目されるようになった毎熊克哉が、主人公の先輩記者を演じており、どこかつかみどころがないけれど、主人公がその魅力に振り回されている様子が描かれている。その時間はドラマ全体の中でもたった数分にしかすぎないが、全編がラブコメディなものよりも、ラブコメパートの印象が強く残るものがある。どこかつかみどころのない男性キャラクターと言えば、先述の「大豆田とわ子」のオダギリジョーも同様で、仕事ができて、公私がはっきり別れていて、恋愛には意外と疎い(と本人は言っている)キャラクターながらも、やはり、主人公のとわ子と近づいていく様子は、ロマンティック・コメディの色が強く出ていた。「今ここにある危機とぼくの好感度について」については、架空の国立大学内で起こる危機に対峙していくうちに、松坂桃李演じる元アナウンサーの広報部員の主人公が成長していく姿を描いたブラック・コメディであるが、やはり主人公が、鈴木杏演じる非正規の研究者の生きる姿勢を見て、初めて愛というものを知る過程が描かれていて、社会派のドラマの中に描かれる恋愛模様が印象に残った。こうしてみてみると、昨今のドラマは、王道のラブコメディと、テーマはそれぞれに違うがその中に微量の恋愛が描かれていて、それが印象に残るというものとが同時に存在しているように思えるのだ。(text:西森路代)
2021年06月11日ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」をはじめ、独特の存在感と振り幅の広い表現力で、日本の映画、ドラマに欠かせない俳優・オダギリジョーが初めての連続ドラマを脚本・演出。主演の池松壮亮を筆頭に、豪華すぎる俳優陣が集結した。オダギリさんは映画監督としても、初長編『ある船頭の話』がヴェネチア国際映画祭に正式出品されるなど、その才能を発揮しているが、今回、温め続けたオリジナル企画を基に初めての連続ドラマの脚本・演出を手掛けることに。石井裕也監督の最新映画『アジアの天使』では兄弟役を演じている池松さんを筆頭に、永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、岡山天音、玉城ティナ、くっきー!(野性爆弾)、永山瑛太、染谷将太、仲野太賀、佐久間由衣、坂井真紀、葛山信吾、火野正平、村上淳、嶋田久作、甲本雅裕、鈴木慶一、國村隼、細野晴臣、渋川清彦、我修院達也、宇野祥平、松重豊、柄本明、橋爪功、佐藤浩市といった縁のある俳優や主役級の超豪華な俳優陣が出演。かつてない規模で、予測不可能な物語が展開される。あらすじ鑑識課警察犬係に所属する警察官で、この物語の主人公である青葉一平(池松壮亮)と、彼の相棒である警察犬オリバーが次々と発生する不可解な事件に挑んでいくのだが、様々な思惑が入り乱れ…。脚本・演出 オダギリジョー「繰り返し自問しながら書いた作品」今、我々が生きているこの世界は、不確かなもので一杯です。何が真実で何が正義なのか、ますますわからなくなってきています。1年前の緊急事態宣言の中、巣ごもりと言われる生活を送りつつ、この時代に描くべき作品は何か?と繰り返し自問しながら書いた作品です。もちろん優等生なものになるはずはなく、賛否の大波紋を広げるであろう、世に『挑む』作品が生まれました。そして素晴らしいスタッフ、キャストが共に立ち上がってくれました。今、この世界で、共有してみて下さい。面白いかも知れません。世の中の何が真実で、何が虚構か。世界はとても不確かなものです。オダギリジョー主演 池松壮亮「お祭りのように撮影しました」忘れられない年となった昨年末に、リスクを減らしつつもフィジカルに、お祭りのように撮影しました。オダギリさんの生み出す可笑しな世界に魅了され、嫌なことやウンザリすることだらけの世の中から逃れ、この可笑しな世界にのめり込みました。可笑しさとは時に、人生において大きな支えとなります。困難に打ち勝つための力を秘めていて、そこにはパンクな要素があります。可笑しくて自由でパンクで優しいオリバーな犬、ご期待下さい!「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は9月17日(金)、24日(金)、10月1日(金)NHK総合にて毎週金曜22時~放送(全3回)。(text:cinemacafe.net)
2021年06月10日松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」の9話が6月8日放送。今回は岡田将生演じる慎森の行動に“かわいい”の声が集まるとともに、八作とかごめとの“三角関係”にも様々な反応が。またとわ子が口ずさんだ歌にも注目が集まっている。3回結婚して3回離婚したバツ3子持ちの住宅建設会社「しろくまハウジング」社長、大豆田とわ子と、3人の元夫を中心とした物語が綴られる本作。とわ子を松さんが、とわ子の最初の夫・田中八作を松田龍平が、二番目の夫・佐藤鹿太郎を角田晃広(東京03)、三番目の夫・中村慎森を岡田さんがそれぞれ演じるほか、とわ子と八作の娘・唄に豊嶋花、とわ子の“新恋人”小鳥遊大史にオダギリジョー。ナレーションは伊藤沙莉が務めている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大史がマディソンを辞めマレーシアの会社に転職することを決断。現地で建築士としてとわ子の仕事も見込めるとして、とわ子に「人生を一緒に生きるパートナーになってくれませんか」とプロポーズをする。そのことを八作に伝えた唄は慎森には内緒にしておくようお願いするが、運悪くそこへ慎森が現れ…その後、バッティングセンターで大史と待ち合わせていたとわ子の元に、なぜか八作、慎森が現れる。そこに遅れてきた大史が現れ、バッティング合戦が始まり…というのが今回のストーリー。バットを振る3人を見ながらとわ子が口ずさんだのがアニメ「タッチ」のオープニング曲「愛がひとりぼっち」。視聴者からは「愛がひとりぼっち」を歌う大豆田とわ子のセンスの良さ」「松たか子からまさか愛がひとりぼっちを聴けるなんて思ってもなかった」「タッチの歌でもあえての愛がひとりぼっち歌うあたりが良い」など多数の反応が寄せられる。その後、慎森はとわ子の自宅に押しかけ、大史と会えないようにスマホを奪うと部屋に立てこもる。「元夫だけど誰より君のことを想ってる」と率直な想いをとわ子にぶつけ、その後料理を作ろうとしてパスタをこぼし、粉まみれになってしまう…そんな慎森に「慎森は、回を追うごとにストレートな物言いになってきたな。心さらけ出しすぎて切ない」「慎森本当にかわいいな笑 回を追う毎に可愛くなってる…」「視聴者全員で中村慎森を抱きしめに行きませんか???行きましょう、すぐに行きましょう」と“かわいい”の大合唱が。結局、とわ子は大史のプロポーズを断る。そして八作の店を訪れ、かごめ(市川実日子)と「3人で生きていこう」と想いを伝えるとわ子。「3人で恋愛はできないよ。→だから1人ずつで生きよう。じゃなくて、3人で生きようよ。になる大豆田とわ子と八作……ここにはもういないのに、ずっとふたりと一緒にいるかごめ……」「かごめの恋愛したくない主義に「しょうがないなぁ」と付き合うことにした大豆田とわ子と八作こんな三角関係かぁ」など、とわ子と八作、かごめの“関係性”にも様々な反応が送られている。(笠緒)
2021年06月08日松たか子主演、松田龍平、角田晃広、岡田将生ら共演の「大豆田とわ子と三人の元夫」の8話が6月1日オンエア。オダギリジョーに「全てをかっさらっていった」などの反応が上がるとともに、大史の過去に「感情の行き場を失った」などの反応も多数上がっている。脚本家・坂元裕二が手がける完全オリジナル最新作となる本作は、松さん演じる3回結婚して3回離婚したバツ3子持ちの大豆田とわ子と、彼女の三人の元夫たちとのロマンティックコメディー。松さんのほか、とわ子の最初の夫・田中八作に松田さん、二番目の夫・佐藤鹿太郎に角田さん、とわ子が社長を務める「しろくまハウジング」の顧問弁護士でもある三番目の夫、中村慎森に岡田さん。とわ子の娘・唄に豊嶋花、松林カレンに高橋メアリージュン、とわ子の会社を買収する小鳥遊大史にオダギリジョーといった俳優陣が出演。ナレーションを伊藤沙莉が務める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。しろくまハウジングを買収した外資系ファンド・マディソンパートナーズの責任者は、最近親しくなった大史だった。ビジネスとプライベートは別だと言い切る大史は、プライベートでは今までと変わらずとわ子と親しくしたいという。“人生のない期間”があった自分を拾ってくれた社長に恩義を感じ、その命令を絶対だと言う大史は、社長の娘と結婚するよう言われ、どう親しくなればいいかとわ子に“恋愛指南”を求める…というのが今回のストーリー。セリフなどで名言されないものの、回想シーンで大史がヤングケアラーであったことが描かれると、視聴者からは「ヤングケアラーだった小鳥遊さん」「ヤングケアラーだったの??…もうつらいわ、もうつらいよ」「怖い!と思っていたのに、ヤングケアラーだったことを出されて感情の行き場を失った」などの声が上がる。社長からカレーを振る舞われその部下となった大史を解放するため、「そんな恩着せがましい社長のカレーよりおいしい」と自分が作ったカレーを食べさせるとわ子。その姿に「恩着せがましいたった一杯のカレーに縛られてるなら、カレーで解放してあげる大豆田とわ子…」「話だけ聞くとヤ◯ザの親分のやり口とたいして変わらないのよね。あとは思い通りに働く駒としてこき使う。その呪縛から残り物のカレーで解き放とうとする大豆田とわ子」といった投稿も。結局大史は社長の娘との結婚を辞める決意を固め、その後とわ子宅に現れた元夫たちから身を隠すためにベランダに潜伏するのだが、そこでとわ子を抱きしめてしまう…というラストだった。放送後には「全てをかっさらっていったオダギリジョー」「今日のは間違いなく神回。オダジョーありがとう」「まじでオダギリジョーがまじでまじでかっこよ過ぎるまじでぇぇ」など、SNSにはオダギリさんに心奪われた視聴者からの投稿が殺到している。(笠緒)
2021年06月01日現在放送中のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)に世間の耳目が集まっている。脚本を手がけたのは、今年1月の公開からロングヒットを記録した映画『花束みたいな恋をした』や、放送終了後も視聴者からのラブコールが止まない人気ドラマ『最高の離婚』『カルテット』『スイッチ』などで知られる坂元裕二。また『カルテット』の松たか子と松田龍平が再びタッグを組んだ本作は、放送開始前から“間違いない”作品との呼び声を高めていた。しかし、この『大豆田とわ子と三人の元夫』において目を引くのは、これまでの人気作における定石を踏襲するのみにとどまらず、作中に新たな試みを打ち出すことでお茶の間から寄せられる高い期待値を超えてみせているところだ。建設会社の社長で一児の母親でもある大豆田とわ子が、3人の元夫に振り回されながら奮闘する日常をロマンティックコメディーのタッチで描く本作は、先述の通り『カルテット』出演陣の松たか子と松田龍平に加え、ドラマ『太陽と海の教室』(脚本・坂元裕二)に出演の岡田将生、そして今回で坂元作品初参加となるコントトリオ・東京03の角田晃広といった面々がメインキャストを固めている。ユニークで魅力的な豪華出演陣によって繰り広げられる軽妙かつ人間味あふれる会話劇は、これまでにない新たな風を送り込んでいる。ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』よりそんな『大豆田とわ子と三人の元夫』に表れる斬新なポイントとして、最も特筆すべきは何といってもエンディングシーンだろう。本作では、毎週異なるラッパーが作中にカメオ出演し、STUTS & 松たか子 with 3exesによるエンディングテーマにも参加している。第一話では、とわ子を演じる松たか子がラッパーのKID FRESINOと楽曲『Presence I (feat. KID FRESINO)』でコラボ。続く第二話では、とわ子の三番目の夫・慎森を演じる岡田将生がラッパー・BIMと共に『Presence II (feat. BIM, 岡田将生)』でラップパートを担当するなど、各話で異なるアーティスト共演が見られることで、毎放送後に大きな反響が寄せられている。STUTS & 松たか子 with 3exes ©seiji shibuyaエンディングテーマのリリックは、本編にさり気なく登場するラッパーとメインキャストによる共演で、各話の内容をイメージさせる含みがあるという演出。そしてラップや歌唱のパフォーマンスをみせる登場人物たちの姿がドラマティックに映し出されるエンディング映像では、役者本人とキャラクター、物語と音楽、暮らしとカルチャー、現実性と非現実性の輪郭が緩やかに混ざり合い、まるでミュージカルを見ているような感覚へと導く。見る者に高揚感と没入感を与えるこの演出には、本作プロデューサーの佐野亜裕美氏が「コロナ禍だからこそ、思いっきりステキな楽しいドラマを作りたいと思った」と語るように、制作側による現在の時流をくんだクリエイティビティとチャレンジ精神が反映されているのではないだろうか。「Presence II (feat. BIM, 岡田将生)」Offcial Audioドラマを機にさらに存在感を増した次世代ラッパー達また、それぞれのエンディングテーマに参加するラッパーのラインナップも注目すべきポイントとなっている。リリースごとに絶えず作品性を変化させるフリーフォームな魅力と、そのリリックに織り込まれる日常性が大きな存在感を放つKID FRESINO。“鬼才”とも称される独自のワードセンスできゃりーぱみゅぱみゅ、染谷将太ら著名人のファンを多く抱えるBIMに加え、自由度の高いスタイルでジャパニーズラップの現在と未来を映し出す存在であるNENE(ゆるふわギャング)。HIP HOPやレゲエ、ハウスなど多様な音楽的バックグラウンドで活躍の場を国内外に持つDaichi Yamamoto。そして高校生ラップ選手権で優勝、フリースタイルダンジョンで初代モンスターを務めるなど、その確かなスキルで幅広い層から絶大な支持を受けるT-Pablow(BAD HOP)といったそうそうたる顔ぶれが揃う。長年のHIP HOPフォロワーもさることながら、これまでラップに触れてこなかった層をも魅了しているようで、SNS上では「ストリーミングサイトでチェックしてみよう」という声が散見される。彼ら次世代の日本音楽シーンをけん引するラッパーの起用は、これまで各時代を映し出す文化的要素を作中へ落とし込みながら強烈なパンチラインのように人々の心を捉える名セリフを生み出し続けてきた坂元裕二作品ならではの魅力とも共鳴するものである。第二話と第七話のエンディングテーマとなった「Presence II (feat. BIM, 岡田将生)」は2021年5月26日より各ストリーミングサイトにて配信がスタートしているほか、これまでエンディングにてO.A.されたSTUTS & 松たか子 with 3exesによる主題歌など全10曲を収録曲とするCDが6月23日に発売されることが決定した。「Presence Ⅰ (feat. KID FRESINO)」MVまたクラシックや現代音楽の分野で活躍するとともに、宇多田ヒカル、米津玄師らの作品参加で注目を集める音楽家・坂東祐大による劇伴や、グラミー賞ノミネート歌手グレッチェン・パーラト、METAFIVEやKIMONOSで活躍するLEO今井らトップアーティストの面々が織りなす挿入歌を収録した本作の音楽集「Towako’s Diary – from “大豆田とわ子と三人の元夫”」が6月9日にリリースされることもアナウンスされており、発売前からドラマファンのみならず音楽ファンからも待望の声が上がっている。ドラマ本編の展開はもちろんのこと、その物語にさらなる奥行きをもたらす劇中の音楽、そして各話ごとにサプライズが施されるエンディングによって放送終了まで目の離すことができない『大豆田とわ子と三人の元夫』に、今後よりいっそう夢中にさせられていくことだろう。文 / 菅原 史稀『大豆田とわ子と三人の元夫』第七話よりドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』毎週火曜日21時よりカンテレ・フジテレビ系にて放送中公式サイト: <リリース情報>STUTS & 松たか子 with 3exes「Presence」「Presence」CDジャケット6月23日(水) 発売価格:2750円(税込)【収録曲】Presence I (feat. KID FRESINO)Presence II (feat. BIM, 岡田将生)Presence III (feat. NENE, 角田晃広)Presence IV (feat. Daichi Yamamoto, 松田龍平)Presence V (feat. T-Pablow)ほか全10曲収録各CDショップはこちら: II (feat. BIM, 岡田将生)5月26日(水) 午前0時より、iTunes、レコチョク他にて配信スタートダウンロードはこちら:
2021年05月29日松たか子主演、坂元裕二脚本による「大豆田とわ子と三人の元夫」の7話が5月25日オンエア。オダギリジョー演じる大史がとわ子にかけた言葉と、その“正体”のギャップに恐怖を感じる視聴者が続出している。3回結婚して3回離婚したバツ3子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」社長でもあるとわ子に松さん。とわ子の最初の夫・田中八作に松田龍平。二番目の夫・佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。三番目の夫・中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘・唄に豊嶋花。前回突如亡くなったとわ子の親友、綿来かごめに市川実日子。「しろくまハウジング」営業部の松林カレンに高橋メアリージュン。ナレーションは伊藤沙莉が務める本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。かごめの葬儀から1年後、とわ子は朝のラジオ体操で“謎の男X”と出会う。その頃しろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドに会社の株を売却しようとしており、とわ子は外資傘下になりリストラが進み、コストカット優先になることを避けたいと思い悩む。そんな折とわ子は“謎の男X”とバスで再会する。数学の話になると夢中になり、我を忘れてしまう…そんな“謎の男X”にとわ子はかごめのことを話し始める。急逝から1年を経て、時々かごめのことを忘れてる時があるというとわ子は、「今あいつのこと忘れちゃってた。またひとりにさせちゃった、って思います。誰にも話せないし、すごく孤独です。こんなんだったらそっちにいってあげたいよって思います」と、かごめの死のショックから立ち直り切れてない自らの想いを吐き出すとわ子に、“謎の男X”は「人生には2つルールがある。亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目指さなければならない」と自らの考えを語る。その後、「しろくまハウジング」がファンドに買収されることに。なんと買収を指揮していたのは“謎の男X”=大史(オダギリジョー)だった。大史はとわ子の解任を要求。だが翌日、ラジオ体操で会った大史は穏やかな口調で話しかけてくる。驚くとわ子だが大史は「昨日お会いしたのはビジネスじゃないですか、これはプライベートでしょ」ととわ子に食べ物を勧め…というのが今回のストーリー。視聴者からは大史の“2つのルール”に「言ってること凄いわかる。僕もそんな思いで今まで生きてきたつもり」といった反応が寄せられる一方、「オダギリさんが話すたび心臓がぎゅっ、ぎゅっ、としぼんでいく感じ」などといった声も。「第7話のオダギリジョーほどサイコパスみを感じるキャラクターはいなかった。脚本に演技、映像、全てにおいて凄かったし、何より怖かった」「たった60分に演技力詰め込んでくる」「両極端の演技できるからこそのオダギリジョー、適任です!」など、その演技を絶賛する投稿も多数。一方、紙コップでワインを飲みながら、今までなら絶対言わなかったであろう言葉を発するなど、これまでにない一面を見せる慎森。岡田さんの演技にも「久々の岡田将生がかっこ良すぎる回」「大豆田の岡田将生しぬっっっっっっほど可愛くない!?」「大豆田の岡田将生どんどんよくなってく」などの反応が集まっている。(笠緒)
2021年05月26日松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」の6話が5月18日オンエア。とわ子の自宅で女性陣から“叩かれまくる”3人の元夫に多くの反応が集まる一方、後半では親友・かごめの運命と、オダギリジョーの登場に視聴者の間に衝撃と混乱が巻き起こっている。キャストは3回結婚して3回離婚したバツ3で子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長の大豆田とわ子に松さん。奥渋谷でレストランのオーナー兼ギャルソンをしているとわ子の最初の夫、田中八作に松田龍平。女優の古木美怜と親密になっていく二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。とわ子の会社の顧問弁護士をしている三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘の唄に豊嶋花。八作が想いを寄せ続けきたとわ子の親友、綿来かごめに市川実日子。八作に想いを寄せる三ッ屋早良に石橋静河。不倫を隠すため鹿太郎と接近した女優の古木美怜に瀧内公美。慎森の暮らすホテルの清掃員で、公園で偶然出会ったように見せかけ慎森に近づいた小谷翼に石橋菜津美といった顔ぶれが出演。ナレーションは伊藤沙莉が務める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。とわ子と連絡が途絶え、誕生日を祝うため八作の店に集まっていた八作、鹿太郎、慎森は彼女を身を案じるが、そこに早良、美怜、翼が偶然来店。6人での飲み会が始まる。さらに元義父の旺介(岩松了)から呼び出され。6人はとわ子のマンションに。男性陣がギョウザを作っていると、早良は八作の、美怜は鹿太郎の、翼は慎森の“ダメなところ”を愚痴りはじめる…というのが今回のストーリー。女性陣のトークにSNSには「男ぶった斬り具合がすさまじい…名言のオンパレードや。」などのコメントが。女性陣に“叩き斬られた”鹿太郎は“反撃”しようと提案するが、慎森は自分たちがとわ子に甘えていたと反省する。そんな慎森のセリフに「みんなが当たり前のように感じていたけれど、振り返ってみればめちゃめちゃ懐が深くて器デカい女、大豆田とわ子」といった声も送られる。飲み会が解散したあと店に戻った八作は、スマホを見て驚いた表情を見せると自転車に乗り込んでどこかに急ぐ。ついた先は救急病院で、そこには悲しみに暮れる唄ととわ子が。そしてドラマはかごめの葬儀のシーンに移る…。突然のかごめの死に「大豆田とわ子がいなくなったのは、病院に行ってたから?」「待って、大豆田とわ子についていけなすぎて…」「大豆田とわ子の展開とbgmについていけない」など視聴者にも衝撃が走る。さらに物語の舞台はかごめの死から1年後へ。ラジオ体操をしているとわ子は隣の男性と目が合う…その男性を演じているのはオダギリジョー。「かごめの喪失からの一年後からのオダギリジョー 怒涛の展開」「すごいビックリしたし、最後のオダジョーにもビックリした」「かごめちゃん、なんで死んじゃったの…と思ってたらオダジョー!!!!!!」など、急展開した今回のエピソードに視聴者も驚きが隠せない様子だ。(笠緒)
2021年05月18日2021年4月23日から放送を開始したテレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)のTwitterの投稿が反響を呼んでいます。同ドラマは、松たか子さん演じる大豆田とわ子と、元夫3人の関係をユーモアを交えて描いた大人のラブコメディ作品。ドラマのTwitterでは、告知や撮影現場のオフショットなどを更新しています。しかし、同年5月17日に「通常このようなお知らせはいたしませんが」とし、異例ともいえる投稿をしました。【お知らせ】通常このようなお知らせはいたしませんが、明日発売のある女性週刊誌に、鹿太郎のキャスティングについて書かれた記事が掲載されます。すべて事実無根、根も葉もないデマですので、全力で無視を宜しくお願いします。鹿太郎は角田さんしかいないし、角田さんだから鹿太郎です。 #まめ夫 — 大豆田とわ子と三人の元夫 第6話5/18(火)放送 (@omamedatowako) May 17, 2021 投稿の中で触れている週刊誌の記事の内容とは、大豆田とわ子の元夫の1人、佐藤鹿太郎のキャストに関するもの。佐藤鹿太郎役は、お笑いコンビ『東京03』の角田晃広さんが演じていますが、当初は違う俳優がキャスティングされる予定だったと伝えています。しかし、記事が出る前に、ドラマ側が「すべて事実無根、根も葉もないデマ」と否定したのでした。「鹿太郎は角田さんしかいないし、角田さんだから鹿太郎です」とつづり、角田さんへの愛と思いやりにあふれる投稿内容に応援の声が寄せられています。・鹿太郎役は、角田さん以外考えられません!・公式がちゃんとこうして否定コメントを出すあたりに、出演者への配慮を感じる。・「誰でも演じられそうな役だけど、絶妙に角田さんしかだめだよね」と話したところでした。角田さんの好演が光る『大豆田とわ子と三人の元夫』は、視聴者の心に刺さる名言などがたびたび話題に。また、出演者同士のチームワークのよさは、ドラマTwitterで公開されるオフショットからも伝ってきます。制作陣の絆の強さもまた、同作が人気の理由の1つなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2021年05月18日坂元裕二脚本の軽妙な会話劇が話題のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系にて火曜21時〜)。松たか子(43)演じる主人公・とわ子は、中3の娘を持つバツ3の社長。離婚後もなぜか三人の元夫に振り回される愛すべきキャラクターだが、そんな彼女の魅力を引き立てるのが華やかなコーデだ。とわ子ファッションは、TPOに合わせてオシャレを楽しむのがポイント。オフィスシーンではシャツやジャケットできちんとした印象を与えるいっぽう、ラフになりがちな部屋着も高級感のあるガウンを羽織るなどして大人のカジュアルスタイルを実践している。■オフィスのラウンジでひと息つく大豆田とわ子首回りがスッキリとしたエレガントな雰囲気のワンピース。ゆったりとしたラインも縦のドレープで細見え効果抜群。■住宅建設会社で社長を引き継いだ大豆田とわ子白いブラウスに淡いベージュのジャケットを合わせた定番コーデ。差し色に黄色のボトムスを合わせればワンランク上の着こなしに。■網戸が外れるのが戦争より嫌いな大豆田とわ子部屋着としてシルクのガウンを無造作に羽織るとわ子。オフの日のカジュアルスタイルにもこなれ感をプラス。■靴の中の小石が気になる大豆田とわ子公園でのラジオ体操に同色のパーカーとジャージを着用。コートと高級ブランドのバッグを合わせれば外出スタイルに早変わり?一見、主張が強く見える原色も、肩肘張らず、ナチュラルに着こなすのがとわ子流。アラフォー世代がお手本にしたい大人コーデに挑戦してみよう!「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月15日松たか子主演、坂元裕二脚本による「大豆田とわ子と三人の元夫」第5話が5月11日放送。今回は松田龍平演じる八作に様々な反応が寄せられるとともに“4番目の夫候補”として登場した門谷には怒りの声、彼を演じる谷中敦の演技には多数の賞賛が集まっている。3回結婚して3回離婚したバツ3で子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長の大豆田とわ子を松さんが演じ、とわ子が三人の元夫たちに振り回されながらも、日々奮闘するたまらなく愛おしいロマンティックコメディーとなる本作。奥渋谷でレストランのオーナー兼ギャルソンをしているとわ子の最初の夫、田中八作に松田さん。ファッションカメラマンで二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。とわ子の会社の顧問弁護士で三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘の唄に豊嶋花。破天荒な人生を歩んできたとわ子の親友、綿来かごめに市川実日子。八作の親友の彼女、三ッ屋早良に石橋静河、古木美怜に瀧内公美、小谷翼に石橋菜津美。松林カレンに高橋メアリージュンといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。しろくまハウジングに話題のイベント会社からアートイベントの仕事が舞い込む。華やかな仕事に若手が盛り上がるなか、先方の社長・門谷(谷中敦)が“バツ3”であることを告白、とわ子と意気投合。一方、門谷は予算の事になると話をはぐらかすのだった。そんななか、とわ子は自分のバースデーサプライズを社員たちが準備していることを知ってしまう。さらに門谷からプロポーズされ、離婚の原因となった八作の“片思い”の相手がかごめであることにも気づいてしまう…というのが今回のストーリー。唄はとわ子のために元夫たちのメッセージ動画を撮影。そこで八作は「大豆田とわ子はずっと最高です」と語る一方で、かごめにずっと片思いもしていた…「"大豆田とわ子が最高"なのは本音なんだろうな、でもかごめちゃんを好きなんだろうな。」「八作はかごめが好きか~~~。でもとわ子のことも別のベクトルで好きだし、尊敬もしてる。」「八作がかごめちゃんのことを好きなのだとしても、「大豆田とわ子はずっと最高です」って言う言葉にも嘘はないように見える」など、SNSには八作の気持ちを慮る視聴者からの声が続々と投稿される。一方、追加予算の話をはぐらかし1億に及ぶ損害をしろくまハウジングに与え、とわ子を「可哀想な女性」呼ばわりし「僕にとって離婚は勲章だけど、あなたにとっては傷」と侮辱する門谷には「け!い!や!く!し!ろ!!!」「大豆田とわ子はかわいそうなんかじゃないです!」「結婚前にモラハラがわかってよかったね大豆田とわ子!!!でも会社の契約はどうなるの大豆田とわ子!」「何なんだ、この男。何故勝手に人の人生決めつけることができるんだろ」など怒りのコメントが殺到。そんな門谷を演じるのは「東京スカパラダイスオーケストラ」の谷中さん。大豆田とわ子と三人の元夫 第5話 を御覧頂いた方々、本当に本当にありがとうございました。 @omamedatowako pic.twitter.com/TlmP8BxFTd— 谷中敦 (@a_yanaka) May 11, 2021谷中さんのTwitterには「めっちゃカッコ良かったです ちょっと引きましたけど」「ドラマでのレアな谷中さん 性格悪い役でもカッコ良かったです」「俳優谷中敦さんの悪役が冴えてました!」など、その演技を讃える声が多数送られている。(笠緒)
2021年05月11日松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」の4話が5月4日オンエア。松田龍平演じる八作に対する親友の“オーガニックなホスト”という表現に「めっちゃわかる」「ぴったりの言葉」などの声が続出している。松さん演じる大豆田とわ子と、彼女の三人の元夫たちとのロマンティックコメディーが展開する本作は、『花束みたいな恋をした』も話題を呼んだ脚本家・坂元裕二が手がける完全オリジナル最新作。3回結婚して3回離婚したバツ3子持ちで、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長でもあるとわ子に松さん。とわ子の最初の夫で、親友の彼女からアプローチされる田中八作に松田さん。とわ子と結婚するためにファッションカメラマンになり、今は女優に翻弄されている二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。「しろくまハウジング」の顧問弁護士でもある三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子の中学3年生になる娘、唄に豊嶋花。とわ子の親友、綿来かごめに市川実日子。八作に想いを寄せる三ッ屋早良に石橋静河。不倫を隠すため鹿太郎を利用しようとする女優の古木美怜に瀧内公美。慎森が公園で偶然出会う小谷翼に石橋菜津美といった顔ぶれが出演。またナレーションを伊藤沙莉が務める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は“モテすぎる”八作が早良から猛アプローチを受けるなか、彼女の浮気を疑い始めた彼氏で八作の親友でもある俊朗から3人での食事に誘われることに。早良に嫌われようと汚らしいふるまいをする八作だが、早良からは「そういうことでは嫌いにならないよ」と言われてしまう…という展開に。食事の際に俊朗が八作のことを「オーガニックなホスト」と表現するセリフがあるのだが、このワードに視聴者からは「なにこの松田龍平にぴったりの言葉」「オーガニックなホストってめっちゃわかる気がする」「松田龍平の代名詞じゃん…」などの反応が殺到。早良にわざと嫌われようとする振る舞いにも「鼻をほじってもお洒落なポーズに見えるな 恐るべし松田龍平」といったコメントが。また、とわ子とかごめが子どもの頃、マンガ家を目指していたこと、かごめが両親を亡くしていたという過去も発覚。「ただただ恋愛が邪魔」と言うかごめ。その後、八作の口から別に好きな人がいたがとわ子と結婚、それが原因で離婚したことが明かされる。「僕が好きになった人は、恋はしないと決めてる人だった」という八作の言葉に「え、え、かごめちゃんってこと!???」と視聴者も驚きを隠せない様子。「とわこと結婚すればかごめちゃんとずっと一緒にいられるもんな…」「大豆田めちゃくちゃ面白くなってきちゃったじゃん…」など予想外の展開に、今後のストーリーが気になる視聴者も続出している模様だ。(笠緒)
2021年05月04日「カルテット」を生みだした主演・松たか子×脚本・坂元裕二の再タッグによるロマンティックコメディー「大豆田とわ子と三人の元夫」では次回、いよいよ松田龍平が演じる“最初の夫”・田中八作にスポットが当たるようだ。松さんにとって15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演となる本作は、映画『花束みたいな恋をした』で話題の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。松さんが3回結婚して3回離婚した主人公・大豆田とわ子に扮し、3人の元夫たちが彼女の日常に入り込んできては“わちゃわちゃ”を繰り広げている様子がたまらなく面白い。特に、とわ子と最も付き合いが長そうな八作を「カルテット」でも共演した松田さんが演じているのが絶妙だ。とわ子&三人の元夫で“カルテット”結成!?知らず知らずのうちにできた指のささくれに物が引っかかるような、日常のささやかな“思い当たる節のある”出来事やその違和感を、坂元脚本ならではの会話劇やナレーションで描いている本作。松田さんが演じる八作は、とわ子の最初の夫で、中学3年生の娘・唄(豊嶋花)の父親であり、奥渋谷にあるレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。「けんかはしない」「嫌いな人とかいない」という、とにかく誰にでも優しい天然モテ男の八作だが、それゆえに時々面倒なことにも巻き込まれてしまう。第1話では、災難続きのとわ子が工事中の道路の穴にはまってしまったことがあった。そこに救世主のように「やっほー」と現れたのが八作であり、そのまま彼の部屋に泊まることになると、もしや早々に関係再燃かと視聴者をやきもきさせることに。ストレスから解放されたとわ子が、風呂場で「ロマンティックあげるよ」を熱唱する(松さんの美声!)のも優しく見守り、柳川風うどんを振る舞う八作。余計な勘ぐりをしないスマートさがいい。そのとき、亡きとわ子の母から「一生大事にしてやって」と言われたことを八作は打ち明け、ほかにも何か言いたそうにするが、安心しきったとわ子は寝入ってしまった。かつて「カルテット」では、松さん演じる第1ヴァイオリン奏者・巻真紀に密かに想いを寄せる第2ヴァイオリン奏者の別府司を松田さんが演じており、2人の距離感の近い共演はやはりキュンとくる。だが、器が小さくて愛らしい2番目の夫・佐藤鹿太郎(「東京03」角田晃広)、理屈っぽくひねくれ者なのが愛おしい3番目の夫・中村慎森(岡田将生)までも八作の部屋に大集合。その後も自然と「オペレッタ」に彼らが引き寄せられてしまうことに。お互いに持論を展開し、「ねっ」「何の“ねっ”ですか」と同意を求め合う3人の元夫の姿は微笑ましいというのか、同じ女性を愛して一度は結婚したのだから親友になってもおかしくない親和性があるのだと思えてくる。スピンオフドラマ「チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち」では、そんな彼らが大豆田とわ子と出会っていないパラレル・ワールドを舞台に“わちゃわちゃ”している様子が描かれている。つかみどころのないキャラクターがハマりすぎる故・松田優作を父に持ち、母は松田美由紀、弟・翔太も俳優で、妹・ゆう姫も「コントが始まる」でドラマデビューと、芸能一家育ちの松田さん。10代で出演した『御法度』(99)や『青い春』(02)などで注目されたことで、どこか尖っていて近寄りがたい映画俳優のイメージがあった、という人もいるかもしれない。その後、永山瑛太(当時は瑛太)とバツイチ男2人の便利屋を描いた『まほろ駅前多田便利軒』(11)のつかみどころのない、素性もよく分からない行天春彦役が話題となり、連続ドラマ「まほろ駅前番外地」と続編映画『まほろ駅前狂騒曲』にも出演。朝ドラ「あまちゃん」のマネージャー・水口琢磨役が“ミズタク”と呼ばれてお茶の間の人気を集め、映画『探偵はBARにいる』シリーズでも大泉洋演じる“探偵”のバディ・高田として、やけに喧嘩が強い自由すぎるキャラクターもハマり役に。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか各賞を総ナメにした『舟を編む』の辞書編集者役でも幅広い層のファンに親しまれることになった。そんな中、2017年の「カルテット」では、割と“面倒くさい”キャラクターは高橋一生に任せ、松田さん演じる別府はいたってニュートラルに4人の調整役を担っていたのが印象的。今作でも松さん演じるとわ子と、角田さん演じる鹿太郎、岡田さん演じる慎森と“カルテット”を形成しているが、集う場がレストランということもあり、それぞれの間を取りもつような立ち位置といえる。だが、ほかの2人のように、とわ子にまだ未練があるのか否か、いまひとつ真意は読み取れない。しかも、親友・俊朗(岡田義徳)の彼女・三ッ屋早良(石橋静河)からもモテてしまっているのだ。松田龍平「とわ子に対する気持ちが4話から徐々に解き明かされる」第2話では慎森、第3話では鹿太郎がクローズアップされたが、第4話からはつかみどころのないキャラクターの八作の内面や過去が徐々に明らかになっていく。本作のこれまでを振り返り、松田さんは「すごくムードがある作品だと思います。とわ子が本当にキラキラして、素敵で、明るくて、面白い。とわ子を中心にそれぞれ個性豊かな人たちがいることで、より煌めくような作品だなって思います。一言で表現するのは難しいですけど、映像の雰囲気も含めて、“ロマンティック”っていう言葉はすごく合うなと思っています」と語る。さらに、「鹿太郎や慎森も、2人で言い合っているかと思えば、急にカッコいいことを言いますよね。それに2話3話と、2人とも最終的にはとわ子に支えられている感じが、個人的には好きなところですね」と彼らの関係性について話し、「八作に関しては、とわ子に対する気持ちが4話から徐々に解き明かされていって、見えてくるものがあるんじゃないかと思います。僕自身もこれから楽しみです」と気になるコメントを寄せている。第4話隠されていた三角関係が明らかに!?とわ子の親友・かごめ(市川実日子)に恋の兆しが。オーケストラ指揮者の五条(浜田信也)から食事に誘われるかごめを見て、自分のことのようにウキウキするとわ子だったが、当のかごめは最近夜道を誰かにつけられたり、意識的にスマホの着信を無視したりと、何か隠し事がある様子。はたして、自由に人生を送るかごめにいったい何が?さらに、親友の俊朗の彼女・早良から猛烈なアプローチをかけられた八作。俊朗や早良との食事会では鼻をほじくったり、口元を汚したりとわざと行儀が悪いふるまいをしてなんとか早良に嫌われようと試みる八作だったが、早良の行動はより大胆になっていき…。なお、ドラマのこれまでをまとめたダイジェスト動画も公開。波乱が起きそうな第4話に向け、個性豊かな登場人物たちのキャラクター説明を名場面と共に振り返る内容になっている。とわ子と3人の元夫の“カルテット”に、何やらひと悶着が起こりそうな予感大。「モテたい人にモテなきゃ意味ない」と語った八作の思いが、ついに明らかになるのかも!?「大豆田とわ子と三人の元夫」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2021年05月04日松たか子主演、坂元裕二脚本による「大豆田とわ子と三人の元夫」の3話が4月27日オンエア。今回は角田晃広(東京03)さん演じる鹿太郎フィーチャー回となり、松さんとのダンスシーンやエンディングでのラップなど角田さんの演技に絶賛の声が集中している。『花束みたいな恋をした』「カルテット」など数々の映画、ドラマで知られる脚本家・坂元裕二の完全オリジナル作となる本作。住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長で、3回結婚して3回離婚したバツ3の大豆田とわ子に松さん。とわ子の最初の夫、田中八作に松田龍平。二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田さん。三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子と八作の娘で中学3年生の唄に豊嶋花。鹿太郎に好意を寄せている女優の古木美怜に瀧内公美。八作の親友の彼女だが八作に惹かれていく三ッ屋早良に石橋静河。慎森と接近する小谷翼に石橋菜津美。市川実日子や高橋メアリージュンも出演。ナレーションを伊藤沙莉が務めている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の3話は若手建築士の仲島登火(神尾楓珠)による大学図書館の設計を一旦は絶賛したとわ子が、松林(高橋さん)から採算度外視のプランだと指摘され、その設計を却下したことがきっかけで仲島が退社してしまう。鹿太郎は部屋に飾っていたとわ子の写真についてカメラアシスタントに聞かれ、とわ子とダンス教室で出会ってからプロポーズするまでの思い出を語る。鹿太郎は自らをファッションカメラマンと嘘をついて仲良くなり、その後本当にファッションカメラマンになっていた。離婚後もとわ子に未練がある鹿太郎だが、自分に好意を寄せてくれている美怜も気になる…だが美怜から聞かされた身の上話が、彼女の過去の出演作の設定だと判明。さらに別の男性と車内で親密にしている姿を見てショックを受ける鹿太郎。美怜に別れを告げる鹿太郎だが、美怜は交際相手が鹿太郎とそっくりだと明かし、自分たちを守るために鹿太郎に身代わりになるよう頼んでくる…というストーリー。冒頭で見せる“小物”ぶりから、とわ子との社交ダンスシーンまで鹿太郎をメインに据えた今回のエピソード。角田さんの演技に「角田さんの役はあてがきかな?」「角田さんの表情の演技大好きだよ!」「角田さんが素敵なんですけどおおおお!!」「台詞のテンポが良すぎるの流石だわ」などの声がタイムラインに溢れる。「寂しい背中をさせたら世界一」「面倒くせぇ感じの役似合い過ぎ」など角田さんの演技を讃える声も多数。またエンディングではラップパートも担当し、角田さんのラップにも「角田ラップうまwwwかっこいい」「角ちゃんのラップが聞けるとは思わなかったー!」などの声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年04月27日松たか子主演、松田龍平、角田晃広(東京03)、岡田将生共演による「大豆田とわ子と三人の元夫」の2話が4月20日オンエア。慎森を演じる岡田さんに「最高の演技」と絶賛の声が集まる一方、前回と違う“第2話主題歌”にも大きな反響が集まっている。『花束みたいな恋をした』などで知られる脚本家・坂元裕二の最新作にして完全オリジナル作となる本作は、松さん演じる大豆田とわ子と、彼女の三人の元夫たちとのロマンティックコメディー。レストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソンをしているとわ子の最初の夫、田中八作に松田龍平。とにかく器が小さいファッションカメラマンをしている二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。とわ子が社長を務める「しろくまハウジング」の顧問弁護士で理屈っぽくてひねくれ者な三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との子どもで中学3年生の唄に豊嶋花。また八作の親友の彼女、三ッ屋早良に石橋静河。鹿太郎に接近する女優の古木美怜に瀧内公美。派遣切りで仕事と家も失った小谷翼に石橋菜津美。市川実日子、高橋メアリージュンらも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では、とわ子が財界きってのグルメ社長から“すき焼き用卵”をプレゼントされ、それが引き金となってとわ子の家に元夫3人が集まりすき焼きパーティーが開かれることに。とわ子の部屋にやってきた慎森は結婚当時の思い出が詰まったソファーが処分されていることに気づきショックを受ける。とわ子と2人きりになったタイミングで、慎森はその理由を問いただす…という展開に。他にも結婚後、司法試験に3度不合格となり、仕事で成果を上げていくとわ子に嫉妬。追い詰められていった過去など慎森の色々な面が明らかに。視聴者からは「思い出のソファ捨てられた3番目のあがきがかわいい」「こじらせ岡田将生がめちゃめちゃ親近感……」「理屈っぽくてめんどくさくて未練タラッタラな役でかわいすぎてあまりにも最高すぎる」「岡田将生の最高の演技は、告白と思ってきたけれど、大豆田とわ子で、更新した気がする」など、慎森を演じる岡田さんに絶賛の嵐が巻き起こる。一方、1話で流れたエンディング曲「Presence I(feat. KID FRESINO)」に続き、2話では岡田さんもフィーチャーされた「Presence II(feat. BIM, 岡田将生)」がエンディングを飾った。放送後には「大豆田ED毎回変わる感じオサレすぎる」「もしかしてエンディングが毎回違うの?」「エンディング楽しみ過ぎ」「エンディング毎回違うんか…オシャレにオシャレ重ねてオシャレ」などの声が殺到、「もしかして次もエンディングかわる?」など今後の“エンディング”に注目する声も多数寄せられている。(笠緒)
2021年04月20日4月13日より東京・よみうり大手町ホールで上演中の「坂元裕二 朗読劇2021」。ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』、映画『花束みたいな恋をした』などのヒットで知られる脚本家の坂元裕二が作・演出を手掛け、高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳の6組が読み手となることも話題の本公演。この度、4月22日(金)の東京公演と、4月30日(金)~5月2日(日)の大阪公演に出演する福士蒼汰を招いて、合同取材会が行われた。参加が決まったときは「嬉しかった」という福士だが、「朗読劇が初めてなので、どんな感じになるのか、僕にできるのか」という不安もありつつ、「挑戦してみたい気持ちが強くて。是非やりたい」とオファーを快諾。あとわずかとなった本番に向けて、「緊張もするし、どうなるかわからない」と話しながらも、「稽古1日を通して楽しみになってきました」といまの心境を語った。共演する小芝風花については、「凄くナチュラルではつらつとした方。彼女の持つ声質は本当にきれいで、一緒に心地よくお芝居ができる人」、作・演出の坂元については、「厳しい方かなと思っていたんですが、フラットでナチュラルな印象を受けました。一緒に居て相談をしやすい環境を作ってくださる方です」と、それぞれの印象をコメント。今回上演する「忘れえぬ忘れえぬ」「不帰の初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」では、境遇も年齢も異なる3人の男性をそれぞれで演じるが、「人間の本質を描いたような作品なので、捉え方が色々ある。捉え方が人によって違うであろう作品を、この瞬間に朗読劇としてできることが嬉しいという感覚が大きいです」と意気込んだ。舞台を楽しみにしている観客に向け、「本当にありがたいなと思います。朗読劇や舞台をやってほしいという声があって、実際にやることができて、ありがたいです」と感謝の気持ちを述べた。小芝風花とのタッグで、個性豊かな3作の朗読劇をどのように展開するのか、期待が高まる。【公演情報】『坂元裕二 朗読劇 2021「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』出演:高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳(出演日順)●東京公演公演期間:2021年4月13日(火)~25日(日)会場:よみうり大手町ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:3月28日(日) 10:00~主催:フジテレビジョン / MA パブリッシング / サンライズプロモーション東京お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)●大阪公演公演期間:2021年4月28日(水)~5月2日(日)会場:松下IMP ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月10日(土) 10:00~主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京運営協力:キョードー大阪お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)●札幌公演公演期間:2021年5月7日(金)~5月8日(土)会場:道新ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月15日(木) 10:00~主催:道新文化事業社 / 道新スポーツ / エフエム北海道お問合せ:道新プレイガイド 0570-00-3871(月~土 10:00~17:00)公式サイト:
2021年04月20日先日、ついに放送がスタートした松たか子主演ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」でナレーションを務め話題となった女優・伊藤沙莉からコメントが到着した。今期のカンテレ・フジテレビ系火9ドラマは、バツ3・子持ちの社長の大豆田とわ子が、“三人の元夫”に振りまわされながら日々奮闘する、脚本家・坂元裕二が完全オリジナルで描くロマンティックコメディー。主演の松さんをはじめ、元夫役には松田龍平、角田晃広、岡田将生がキャスティングされ、放送前から話題となっていた本作だが、ついに第1話が放送されると、斎藤工演じる船長さんの登場、「STUTS & 松たか子 with 3exes」による主題歌やエンディング映像など未発表のサプライズが話題に。とりわけ注目を集めたのが、伊藤さんのナレーション。Twitterのトレンドワードに名を連ね反響を呼んだ。子役から着実にキャリアを重ね、近年ではアニメ「映像研には手を出すな!」に出演し、声優やナレーターとしても活躍の場を広げている伊藤さん。坂元裕二作品としては、「わたしたちの教科書」以来となる今作では、登場人物たちに寄り添い、時にツッコミを入れながら、その心情を巧みに伝えてくれる。オファーをふり返って伊藤さんは「中学生の頃、一度だけ学園モノの生徒役で出演させていただいて以来の、念願の坂元裕二さんの作品で、オファーしていただいた時は、一ファンとしては作品に携わることができるということが幸福すぎて叫びました。今は連載を待っているようなワクワクした気持ちで、台本がくるのを毎回楽しみにしています」と今回の参加を喜び、「作品(登場人物など)と視聴者さんの間にいられたらいいなと思っています。もちろん存在として作品寄りではありますが、ナレーションのセリフも、せっかくおかしみのある、時にあたたかい言葉をいただいたからには、そういう空気を大切にしつつ、かゆいところに手が届く感じになるといいなと密かに思っています」とコメント。そして「連続ドラマはきっとそういうものだとは思いつつも、やっぱり毎週火曜が来るのが楽しみで仕方なくなる。そうなることでちょっと視界がワントーン明るくなる。そんなドラマだと思います。登場人物のおかしくも愛おしい言動を、かと思いきや、突然胸が“キュウ”ってなる感じを、ぜひナレーションと共に楽しんでいただけたらいいなと思います」とメッセージを寄せている。また、松田龍平が演じるとわ子の最初の夫・八作の友人で、レストラン「オペレッタ」を一緒に立ち上げた心配性のシェフ・持田潤平役として、音楽家・長岡亮介が登場し話題に。「ペトロールズ」の活動に加え、浮雲名義で参加する「東京事変」のギタリストや、数多くのアーティストのサポートギタリストと、ミュージックシーンで活躍を見せる長岡さんだが、俳優としての映像出演は今作が初めて。「『なんでだろう?』と思いました。でも『ぜひ長岡さんで』とオファーをいただいたのでお受けしました」とオファー時をふり返り、「監督さんからあまり何も言われないので、『これでいいのかな?』と思いながらやっています(笑)」と撮影の様子も明かす。またドラマ公式Twitterは「台本ではイケメンシェフと書かれていたので、龍平さんと並んでほしい、こんな2人がいるお店があったら行きたいと思うシェフ潤平役をギリギリまで悩み、突然閃いた長岡亮介さん。ダメ元でオファーしました。レギュラーです。めちゃくちゃ素敵です」と出演秘話を投稿している。なお、「オペレッタ」には第2話以降、とわ子、慎森、鹿太郎をはじめとした様々な登場人物が訪れるという。「大豆田とわ子と三人の元夫」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。「チェインストーリー大豆田とわ子を知らない三人の男たち」はGYAO!にて配信中。(cinemacafe.net)
2021年04月19日昨日4月13日にスタートしたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌、「STUTS & 松たか子 with 3exes」による「Presence I (feat. KID FRESINO)」が、各配信サイトにて配信がスタートした。『花束みたいな恋をした』を手掛けた脚本家・坂元裕二の最新作で、完全オリジナル作品となるドラマは、松たか子扮するとわ子が、三人の元夫たち(岡田将生、角田晃広、松田龍平)に振り回されながら日々奮闘するたまらなく愛おしいロマンティックコメディー。配信がスタートした今回の主題歌は、トラックメーカー/MPC PlayerのSTUTSがトラック制作及び楽曲プロデュースを担当し、KID FRESINOをフィーチャリングに迎え、ドラマ主演の松さんがメインヴォーカル、3exes(=三人の元夫)と名乗る岡田さん、角田さん、松田さんがコーラスで参加。松さんによる歌のメロディー・歌詞は、シンガー・ソングライターbutajiとSTUTSが制作。歌だけでなく、KID FRESINOのリリック&ディレクションでレコーディングされた松さんのラップパートも必聴だ。松さんは「STUTSさん、そして彼のもとに集まる才能豊かな皆さんと、ドラマの主題歌、エンディングの映像を作れたことをとても誇りに思います」とふり返り、「ドラマを観てくださった皆さんへの、毎週のお楽しみになるかと思います。どうぞお見逃しなく!」とメッセージを寄せている。なお、「Presence I (feat. KID FRESINO)」Official Music Videoが本日20時にYouTubeプレミア公開される。「大豆田とわ子と三人の元夫」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2021年04月14日松たか子主演、坂元裕二脚本による「大豆田とわ子と三人の元夫」が4月13日から放送開始。SNSでは伊藤沙莉のナレーションにざわめきが走るなか、映画のようなテイストの映像に松さんと坂元さんがタッグを組んだ「カルテット」を思い出す視聴者が続出している。これまでに三度結婚し、三度離婚している大豆田とわ子が、三人の元夫たちに振り回されながらも、日々奮闘するたまらなく愛おしいロマンティックコメディーとなる本作。3回結婚して3回離婚したバツ3で子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長のとわ子を松さんが演じ、とわ子の最初の夫で、現在は奥渋谷でレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソンをしている田中八作に松田龍平。業界でも認められたファッションカメラマンで、とわ子のことが今でも好きで好きでたまらない二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。とわ子が社長を務める「しろくまハウジング」の顧問弁護士で理屈っぽくてひねくれ者な三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘で中学3年生の唄に豊嶋花。とわ子の親友の綿来かごめに市川実日子。「しろくまハウジング」営業部の責任者、松林カレンに高橋メアリージュン。八作の親友の彼女、三ッ屋早良に石橋静河。鹿太郎と撮影をきっかけに出会う女優の古木美怜に瀧内公美。慎森が公園で偶然出会う小谷翼に石橋菜津美といった顔ぶれが出演。1話には斎藤工もゲスト出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では社長就任と同時期に亡くなった母親のパソコンを開こうとしたとわ子が、パスワードが設定されていることに気付く。別れた夫のうちの誰かが設定したものらしく、唄から元夫たちに確認して欲しいと促され、とわ子は一人ずつ元夫のもとを訪ねていく…というのが1話のストーリー。放送が始まるとナレーションの声に「このナレーション好き!誰だろう?伊藤沙莉さんみたい」「さてはナレーション伊藤沙莉!?!?」「大豆田見始めたらナレーションが映像研の主人公の声」など、伊藤さんの声だと気づいた視聴者からの反応が殺到。「沙莉ちゃんの声聞けるだけでも幸せ」「伊藤沙莉ちゃんのナレーションも最高にマッチしてた!声が素敵」など、伊藤さんのナレーションにタイムラインが盛り上がりを見せる。また「坂元さんの脚本節炸裂」「冒頭からナレーションの洪水、セリフの応酬合戦をきいて坂元ドラマ観てる~って喜びを実感」「大豆田とわこ、音楽から坂元裕二さんのドラマ感あって最高」などの声とともに、「松たか子と松田龍平とかカルテットやん、絶対おもろいやんって思ったら脚本も坂元裕二さんやったんやな!!確実におもろいやん!!」「カルテット最高だったけど大豆田もさいこぅさいこぅッ!」など松さん、松田さんが共演し坂元さんが脚本を手がけた「カルテット」を連想する視聴者からの声も多数寄せられている。また、STUTS&松たか子 with 3exesによる「Presence I(feat. KID FRESINO)」の主題歌にも「大豆田めちゃくちゃ面白いし、主題歌情報ぜんぜん無かったからぶっ飛んだ」「主題歌はSTUTSくんと松たか子さんとのコラボだし、長岡亮介さんは俳優さんで出てるわ、 大豆田とわこと三人の元夫のラスト3分ぐらいで絶叫2連発!!」と驚きの声が集まっていた。(笠緒)
2021年04月13日松たか子主演ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」のスピンオフドラマ「チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち」が、毎週ドラマ本編のテレビ放送終了後から「GYAO!」にて独占配信されることが決定した。脚本家・坂元裕二の完全オリジナルとなる「大豆田とわ子と三人の元夫」は、松さん演じるバツ3・子持ちの社長の大豆田とわ子が、“三人の元夫”に振りまわされながら日々奮闘するロマンティックコメディー。離婚してもなお、とわ子のことを忘れられない元夫を、松田龍平、角田晃広、岡田将生が演じる。“物語と視聴者をより深くつなげる”というコンセプトのもと制作される今回の配信ドラマは、「元夫たちがとわ子と出会っていないパラレルな世界」で生活していたら…という設定で、本編にも登場するレストラン「オペレッタ」を舞台に物語が展開。本編では「オペレッタ」のギャルソンの八作(松田さん)、弁護士の慎森(岡田さん)、カメラマンの鹿太郎(角田さん)が、“こちらの世界”では「オペレッタ」の日替わりシェフとして働き、3人はとわ子を知らない。また、本編ではとわ子の部下・松林カレン(高橋メアリージュン)が、配達員として店に出入りするなど、ほかの登場人物たちも“個性的なキャラクターを活かした別の設定”で登場。3人のもとで働くスタッフ・丸田タカト役として小泉光咲が出演。本作は、坂元さんが教鞭をとる東京藝術大学大学院映像研究科の卒業生で、坂元のゼミで鍛え上げられた若き脚本家、市之瀬浩子と兵藤るりが物語を紡いでいく。「チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち」はGYAO!にて独占無料配信。初回は4月13日(火)ドラマ本編のTV放送終了直後から配信開始。「大豆田とわ子と三人の元夫」は4月13日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年04月12日2021年3月15日(月)より予約販売がスタートし、話題を呼んでいる指原莉乃さんプロデュースコスメ『Ririmew(リリミュウ)』。一部で予約切れしているほど大人気の中、予約販売当日には指原さんの新ビジュアルも公開されました。その人気ぶりは今年のマストハブになる予感……!今回は指原さんの新ビジュアルと『Ririmew』の魅力をご紹介します。即日完売するほど大人気2021年3月15日(月)に予約販売がスタートしたアイテムは、いずれも即完売。初回限定のLIMITED BOXはたった3分、そのほか単品アイテムも初回生産分が約1時間で完売したそうで、その注目度の高さがうかがえます。それほど大人気の『Ririmew』は、「価格を抑えながらも高品質なコスメ」をテーマに指原さんが2年かけてプロデュースしたブランド。コスメ好きの指原さんならではの、発色やカラーリング・品質・価格などすみずみにまでこだわって作られているのが特徴です。今回予約販売されているのはアイシャドウ・チーク・ラメライナー・シェーディングなど、ポイントメイクを中心とした4カテゴリ・13種類ですが、第2弾以降のアイテム販売も予定しているそうなので、ますます目が離せません……!指原さんの大人っぽい表情に注目発売に合わせ、指原さんの新ビジュアルも公開。新ビジュアルでももちろん、『Ririmew』のコスメで様々なテイストのメイクをしています。春らしいピンク系の明るいメイクや、ベージュ系の大人っぽいメイク……さらに多彩な表情を見せる指原さんに注目です。大人気アイテムを要チェック!『Ririmew』のアイテムは指原さんのYouTube『さしはらちゃんねる』のメイク動画でも使用され、話題を呼んでいるそう!中には発売前の“コントロールカラー”の2色重ね塗りテクニックを紹介した動画は540万回(2021年3月16日時点)を超えるほど。今回は、第1弾として予約販売されているアイテムをご紹介します!『リリミュウ インザミラーアイパレット(アイシャドウ)』¥2,400(税抜)4色のパレットになっているアイシャドウは、デイリーメイクに欠かせないアイテムになりそう。【商品情報】『リリミュウ インザミラーアイパレット(アイシャドウ)』価格:¥2,400(税抜)カラー:01オレンジアーモンド、02ティーローズ『リリミュウ ピックミーアイズグリッター(ラメライナー)』¥1,400(税抜)マスクメイクで映えること間違いなしのラメライナーも必見!大粒のグリッターで、印象的な目元を演出します。【商品情報】『リリミュウ ピックミーアイズグリッター(ラメライナー)』価格:¥1,400(税抜)カラー:01ブライトミー、02オンリーミー、03ティーチミー、04チャームミー『リリミュウ ヴェールグロウチーク(チークカラー)』¥1,800(税抜)グロウ感のあるチークも今年らしいアイテム。透明感がある発色が、春夏の明るさにぴったりです。【商品情報】『リリミュウ ヴェールグロウチーク(チークカラー)』価格:¥1,800(税抜)カラー:01オレンジミスト、02キューピッドピンク、03シェルピンク、04アンバーローズ、05アッサムティー『リリミュウ シアーマットシェーディング(シェーディング)』¥1,600(税抜)ナチュラルな立体感をプラスしてくれるシェーディングは、鼻筋や頬にプラスして。【商品情報】『リリミュウ シアーマットシェーディング(シェーディング)』価格:¥1,600(税抜)カラー:01グレージュトーン、02ベージュトーン※いずれも2021年3月15日(月)より予約販売開始、2021年4月15日(木)発売また、3分で完売したという初回限定のLIMITED BOXの追加生産も決定!詳細は公式SNSなどで順次告知されるようなので、あわせてチェックしてみてくださいね。可愛らしい新ビジュアルで、第2弾の販売も待ちきれませんね!次回も即完売の予感なので、早めのチェックがおすすめですよ。【参考】“指原莉乃プロデュースコスメ”がついに誕生!開発に2年をかけた待望のブランド【Ririmew(リリミュウ)】が3月15日(月)より予約販売スタート!!- PR TIMES即日完売品が続出!指原莉乃プロデュースコスメ【Ririmewリリミュウ】予約開始から話題沸騰!限定LIMITED BOXは3分で即完売予約開始初日だけで20,000件の注文が殺到- PR TIMES株式会社TWIN PLANET文/Sayuri
2021年03月18日春のカンテレ・フジテレビ系新火9ドラマは、松たか子主演×脚本・坂元裕二のタッグによる「大豆田とわ子と三人の元夫」を放送することが決定。キャストのコメントが入った特報映像も公開された。松さんにとって「役者魂!」以来15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ主演となる本作は、「Mother」「カルテット」『花束みたいな恋をした』の坂元さんによる完全オリジナルストーリー。バツ3の独身女性・大豆田とわ子が、3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。そんな主人公・とわ子を演じるのが松さん。すごく変人というわけではなく、洋服が好きで、明るく、お茶目で、ちょっとせっかちで、どこかとぼけていて、色々なところがちょっとずつ面白い、そんな女性。建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任したばかりで、最初の夫との間に生まれた中学3年生の娘・唄と2人暮らしをしている。坂元さんとは3度目のタッグとなった今回。「すごく面白かったです。いろんなキャラクターがいて、出てくる人出てくる人が面白くて、愚かな感じで(笑)。一気に読んじゃいました」と脚本を読んだ感想を明かし、「メッセージ性が強いかというと、それだけでもないですし。何の説得力もない人達が、生きていく話なんですね(笑)。でも、そんな人達の様を見て、『自分の人生悪くないかな』って、元気になってもらえれば」とコメント。さらに、とわ子のことを忘れられない3人の元夫役も決定。最初の夫・田中八作を演じるのは、「カルテット」でも松さんと共演した松田龍平。唄の父親でもある八作は、レストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。女性に自動的にモテてしまい、時々面倒なことに巻き込まれてしまう、優しい二枚目という役どころ。2番目の夫・佐藤鹿太郎は、角田晃広(東京03)が演じる。ファッションカメラマンの鹿太郎は、業界では有名で腕もいい。とわ子のことがいまでも好きで好きでたまらないが、とにかく器が小さい愛らしいキャラクターだ。そして3番目の夫・中村慎森を岡田将生が演じる。「しろくまハウジング」の顧問弁護士である彼は、理屈っぽくて、ひねくれ者。周囲からは冷静で合理的に見られる慎森が、とわ子となぜ結婚し、なぜ離婚したのか…?この3名との共演について「それぞれに個性があって、チャーミングなので、『あ、3回結婚してもいいかな』って思いました(笑)」と松さん。初顔合わせをふり返り、「予想通り、少しぎこちないところから始まって(笑)。きっと最後まである一定の距離感は保ちながらいくんじゃないかなって(笑)。でも、無理がなく、現場にいられそうだなと感じました。3人に甘えたくなっちゃうくらい、すごく魅力的ですので、私は甘えすぎないように(笑)。ほどよく迷惑をかけながら、頑張んなきゃなって思いました」と感想を明かす。また岡田さんも「先ほどお会いして、すぐ4人の空気感になったと思いました。ドラマの世界とあいまって、居心地のいいゆる~い、ふわ~っとした空気に包まれていたので、普段の感じも含めて役に生かしていけたら」と初顔合わせの印象を語る。角田さんは「ドラマの話がきてるってことで、『どういうドラマなの?』ってマネージャーに聞くじゃないですか。その時にまず松たか子さんがいらっしゃって、バツ3で元夫が3人いるんですけれども、それが松田龍平さん、岡田将生さん、角田さん。『なんでだよ!』っていうのが最初でしたよね(笑)」とオファー時を回想。「4人の掛け合いのテンポと間がとても面白いので、撮影も楽しくなりそう」と期待した松田さんは、「笑いながら観てもらえるドラマになるんじゃないかと思ってます。ぜひお楽しみに」と視聴者へメッセージを寄せた。「大豆田とわ子と三人の元夫」は4月、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月19日故ナヤ・リヴェラの元夫ライアン・ドーシーとナヤの遺産財団が、2人の長男ジョージーくん(5)の代理でカリフォルニア州のベンチュラ郡などを提訴した。「People」誌などが報じた。ナヤは今年7月、ジョージーくんと訪れたベンチュラ郡ピルー湖で行方不明に。ボートをレンタルしていたが、返却時間になっても帰ってこないため、レンタル会社のスタッフが捜しに行くとジョージーくんだけがボートの上で眠っているという状態だった。その後の捜査でナヤの遺体が発見され、水死であったことが明らかに。泳いで遊んでいるときにボートが流され、ジョージーくんをなんとかボートに押し上げたナヤはそのまま力尽きてしまったと伝えられている。ライアンはボートに「泳いでいるときにボートから引き離された際に、安全に利用できるはしご、適切なロープ、いかり、無線などの安全対策装備が備わっていなかった」と指摘。さらに、「驚くことにその後の調べで浮き輪や救命胴衣すらなかったことも明らかになっており、これはカリフォルニアの州法に直接違反している」と提出された書類につづっている。また、ピルー湖の水の流れが激しく、強風が吹くなどという性質を注意喚起するようなサインボードも1つもなかったという。ライアンは、それらがあれば「完全に防げた水死だった」としてベンチュラ郡、ピルー湖のある地域の水質保全を担当する「United Water Conservation District」、郡の公園管理会社「Parks Management Company」を相手取って訴えている。(Hiromi Kaku)
2020年11月19日2020年は、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスという3人のオペラ歌手が、“三大テノール”として活躍を始めて30年の節目となる記念すべき年。この度、彼らのドキュメンタリー映画『甦る三大テノール 永遠の歌声』が日本でも公開されることが決定した。1990年イタリア、ワールドカップ・サッカーの前夜祭として開催されたローマ、カラカラ浴場の伝説のコンサートから始まった3人の活躍は、2007年のパヴァロッティが他界するまで“三大テノール”として全ての音楽ファンを魅了し続けた。今回の映画では、その17年間に及ぶ活躍の軌跡の中、これまで公開されることのなったバックステージの映像などを凝縮。白血病を乗り越えたホセ・カレーラスの復活とともに、ワールド・カップ開催を祝うため奇跡のコンサートを敢行。1994年アメリカ、ロサンゼルスドジャースタジアムのバックステージの映像は、彼らが歌うことや生きることをどれだけ楽しんでいたのかが伝わるだろう。ライブのコンサートなどの開催が厳しい昨今、映画館で新しい音楽鑑賞の形として、彼らの永遠の歌声を最上の音響環境で堪能することができる。『甦る三大テノール 永遠の歌声』は2021年1月8日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年09月12日三大珍味といえば「トリュフ」「キャビア」「フォアグラ」。この三つについては、よく知っている人も多いでしょう。どの国でも高級品とされている、世界の三大珍味です。では、日本の三大珍味をご存知でしょうか。日本特有の水産物を中心に、三大珍味と呼ばれているものがあるのです。そもそも、おいしい食材なのに「珍味」と呼ばれているのはなぜなのか、その由来からご紹介していきます。ちょっと高級だけれど、とてもおいしい珍味についてよく知ると、食べるときにより楽しめるでしょう。■三大珍味はどうやって選ばれた?まず、珍味の意味を明確にしましょう。珍味とは、食材自体が希少であることが前提です。また、外見から想像される味と実際の味のイメージが違うなど、おいしさに意外性がある食材のことを指します。もう少し広域的な意義では、国や地域によって食文化が違うように、ほかの文化圏から見たとき「こんなものを食べるの?」と、ちょっと不思議に思ってしまうような食材も、珍味と呼ばれるでしょう。つまり、文字どおり、多くの人が「珍しい」と思う食材は「珍味」と呼ばれるのですね。そこからわかるように、珍味の中でもより希少で美味なものが三大珍味として讃えられるのではないでしょうか。三大珍味が高級なのは、希少性に要因があると言えます。・日本の三大珍味日本独自の三大珍味は「うに」「このわた」「からすみ」です。この三大珍味の歴史は深く、江戸時代から食されており、珍味と認識されていたのだとか。日本の三大珍味は、すべて海産物であることが特徴です。島国なので、ほかの国よりも魚介類との接点が多いことが理由と言えますね。日本食の中でも有名なのがお寿司であるように、昔から海産物を食べる工夫がされていたのでしょう。ほかの国から見れば、お寿司のように生魚を食べるのが異質に感じられることも多いようですので、「うに」「このわた」「からすみ」なんて、さらに珍味だと思われるのではないでしょうか。また、地域によっても獲れる海産物の特色があるので、日本人でも馴染みがない人は多いはず。日本の三大珍味は、地域性が強いものと言えます。・世界の三大珍味言わずもがな「フォアグラ」「キャビア」「トリュフ」は、世界の三大珍味と呼ばれています。レストランでこの食材が出てくると、嬉しくなっちゃう人も多いのではないでしょうか。それほど高級だと認識されていますよね。■日本の三大珍味の特徴と名前の由来日本はそんなに広くない国ですが、地域によって気候や環境がまるで違いますよね。その結果、地域性が高い食べ物がたくさんあります。三大珍味と認められている「うに」「からすみ」「このわた」も、全国で満遍なく食べられていたものではないようです。一体どのような食べ物なのでしょうか。・ペースト状の『うに』うには高級品であり、特に生うには流通量が少ないことが特徴です。最近では養殖うにの生産が話題になっているように、漁獲量が減っている食材なのです。特に内陸部では潤沢に流通せず、チェーンの格安回転寿司店では、メニューにうにがないことも多く見られます。それでも、うにと言えばお寿司や生うにの刺身を想像する人が多いでしょう。三大珍味におけるうには、生うにではなく「塩うに」です。うにの塩辛と呼ぶ場合もありますよ。これは、生うにとして食べられている、うにの精巣・卵巣を塩で漬けたものを指します。塩うにの名産地である福井県は「越前国」と呼ばれていたこともあり、越前ガニも有名ですね。漁業が盛んな地域であるので、うにの加工を工夫していたのでしょう。ただ、これと言って決まった製造方法がないのも塩うにの特徴です。製造元によって加工方法やうにの種類が異なりますので、味を比べてみてはいかがでしょうか。・卵巣の塩漬けを干した『からすみ』からすみとは、ボラの卵巣を元にした加工品です。塩漬けされたボラの卵巣を、天日干しして乾燥させたものが、からすみと呼ばれます。赤黒い卵巣が縦長にスライスされているので、見た目からして「珍しい食べ物」と認識する人が多いでしょう。その見た目が、中国伝来の「唐墨」に似ているため、からすみと呼ばれるようになったのです。一度乾燥させているので、魚介類特有のみずみずしさは感じられません。水分がギュッと詰まり、ねっとりとした食感は、まるでチーズのような味わいだと例えられていますよ。そして、からすみの名産地は長崎県。肥前国と呼ばれていた地方です。現在ではからすみの知名度が高いので、生産量を上げるために外国産のボラを使用してつくられることがあるようですが、元々は長崎県の野母崎半島で漁獲されたボラを加工したのがはじまりなのだとか。・腸の塩漬け『このわた』「わた」と呼ばれるように、このわたはなまこの腸でできています。ではなぜ「こ」の「わた」なのかと言うと、これもまた歴史が深く、古記事を参照します。古記事によると、なまこのことを「こ」と記しており、生の状態のことを「なまこ」と言うそうです。現在では、生物学的にも「棘皮動物門・ナマコ綱」と名称が決まっていますが、日本では「こ」と呼んでいた歴史があるのですね。このわたも、塩漬けにして熟成させてつくるのが特徴です。ただ、腸部分は5kgのなまこから100gしかとれません。なまこ自体は貴重ではないかもしれませんが、このわたは希少部位なのです。そして、海外の方からすると、なまこの外見は「食べもの」と認識されないことが多いですし、内臓部分を食すなんて想像もできないようです。まさに日本特有の珍味でしょう。■世界の三大珍味の特徴と名前の由来世界の珍味に目を向けてみましょう。「トリュフ」「キャビア」「フォアグラ」の三大珍味は、言わずと知れた高級食材です。どんな食べ物なのか、よく知っている人も多いのではないでしょうか。今一度おさらいしてみましょう。・香りが強いきのこ『トリュフ』トリュフは、香り高くまろやかな味わいのある高級食材。黒トリュフと白トリュフに分類され、どちらも生産量がとても少ないのが特徴です。そもそも、トリュフは「セイヨウショウロ」と呼ばれるきのこの一部からとれるものであり、菌類に分類されます。食べたことがある人ならわかるかもしれませんが、きのこ感はあまりないですよね。きのこ特有の弾力や柔らかさはないので、スライスして香りづけに使用されることが多く、本体を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。実は、トリュフは丸っこくて、ゴツゴツした塊なのです。その見た目から、トリュフは英語で「truffle(トゥラッフル=塊茎)」と呼ばれ、呼称が逆輸入されるかたちで、フランス語の「truffe(トリュフ)」として有名になったようです。・卵の塩漬け『キャビア』チョウザメの卵巣が原料となっている「キャビア」も、例に漏れず高級食材です。チョウザメはワシントン条約の規制対象になているため、キャビアの製造自体が規制されています。それほど希少価値が高いものなので、割高になるのも致し方ないと言えますね。製造方法は、チョウザメの卵巣をほぐしたものを塩漬けにすること。もともとは保存期間を長くするために塩漬けにされていたようです。また、魚卵の王道食材であるイクラに比べると、キャビアはとても小さいのが特徴です。その小ささの割には味がしっかりしているので、キャビアのみで食すときも少量ずつであることが多いでしょう。真珠からつくられた「キャビアスプーン」を使用して、舐めるように味わうと、より高級感を味わえます。ちなみに、ヨーロッパではキャビアと言えば魚卵の総称として使われることもあります。・肥大させた肝臓『フォアグラ』三大珍味の中でも、生産方法が特殊なのがフォアグラです。フォアグラは、過剰に餌を与えて肥大させたガチョウ・アヒルの肝臓。フォアグラとはフランス語で「Foie Gras」と言い、「foie(肝臓)」「gras(脂肪)」の造語とされています。脂肪分をたくさん含んだ肝臓は、甘味があってとろけるような口溶けで、赤身のような硬い部位とはまったく違ったおいしさがあるだけに、フォアグラが好きな人は多いでしょう。フランスでは、古くから宮廷料理として認識されており、美食家や富裕層にも絶大な人気を誇っているのですが、強制給餌を行うため、動物福祉の観点からは好ましいとされておりません。もしかしたら、いつかフォアグラが食べられなくなる日も近いのでは…という論調も見られます。■中国にもある!三大珍味の特徴と名前の由来中国は、古くから美食国家として知られてきました。中華料理が世界的に人気であるのもうなずけるほど、見た目も華やかな料理が多いですよね。中国には珍味が多くありますが、中でも有名なのが「アワビ」「フカヒレ」「ツバメの巣」です。ただ、中国に住んでいる方からすると、その三つを三大珍味と認識しているわけではないようです。それほど、中国にはもっともっとおいしいものがあるのかもしれませんね。今回は、日本にある中華料理屋で気軽に食べられる「アワビ」「フカヒレ」「ツバメの巣」についてご紹介します。・高級な巻貝『アワビ』アワビは、貝類のなかでも非常に大きいのが特徴です。ミミガイ科の大型の巻貝の総称が「アワビ」なので、大きくないとアワビとは言えません。東アジアの中では日本海側〜朝鮮半島・中国北部あたりに生息しています。日本でアワビが食べたいと思ったら、日本海側の地方に行くと、新鮮なものに出会えるでしょう。日本では、生のアワビなら、網焼きにしたステーキが有名ですね。貝殻をつけたまま網に乗せ、バターをたらしていただくと、アワビの食感をダイレクトに味わえるでしょう。・乾燥させたひれ『フカヒレ』大型のサメのヒレを乾燥させた「フカヒレ」。スープに入っていることが多く、肉厚で柔らかいのが特徴です。しかし、フカヒレも、動物保護の観点から問題視されることの多い食材です。もともとは中国で食べられていたものですが、そのおいしさを知った他国もサメの乱獲をしてしまったことが原因と言われています。現状では日本でも生産がされていますので、家庭でも食べることができるでしょう。・細胞修復成分が美容に効く『ツバメの巣』文字通り、ツバメの巣とは揶揄でもなんでもなく、ツバメが家とする「巣」のことです。ツバメの巣を食べようと思うことが意外なので、まさしく珍味と言えますよね。ただ、どんなツバメの巣でもいいわけではありません。食用となるのは、アマツバメという種類のツバメがつくった巣に限られます。アマツバメの巣は、ツバメの唾液腺から出る分泌物でできているので、ツバメのよだれを食していることになりますね。東南アジアに生息する鳥なので、世界中で生産できるわけではなく、高級食材とされていますよ。中華料理の中でも、広東料理によく使われており、スープの具にしたりデザートの飾りとされることが多いです。■三大珍味以外にもある!日本各地の珍味5選ここまでに取り上げた食材が特に有名ではありますが、ほかにも珍味はたくさんあります。名産の地方も限られていますので、旅行などで目にしたときはぜひ食べてみてください。・三大珍味候補?『うるか』鮎の塩辛である「うるか」も、三大珍味に非常に近い食材として有名です。うるかにはたくさんの種類があり、日本各地で生産がされています。鮎の内臓のみでつくる「苦うるか」(渋うるか)内臓とほぐした身を混ぜてつくる「身うるか」(親うるか)内臓と細切りの身を混ぜてつくる「切りうるか」卵巣のみでつくる「子うるか」(真子うるか)精巣(白子)のみでつくる「白うるか」(白子うるか)鮎は、川魚の中でも身近な食材なので、いろいろな方法で保存し、古くから食されていたのですね。川の近くの産業都市なら、新鮮なうるかを食べることができるでしょう。見た目はイカの塩辛に近いですが、固形感があまりないのでどろっとしています。・生でも干しても食べられる『くちこ』くちことは、なまこの生殖巣のことです。軽く塩を振って塩辛にすれば「生くちこ」、干して乾燥させれば「干しくちこ」と呼ばれ、それぞれ酒の肴として人気の食材です。特に、能登半島が特産地とされており、干しくちこは能登の高級珍味とされていますよ。干しくちこは、そのまま食べてもおいしいですが、熱燗に入れて飲むのもおすすめです。お酒と相性がいい珍味と言えますね。・独特の匂いと味わい『くさや』とにかくにおいが強烈なことで有名な「くさや」も、しっかり味わえばおいしい珍味です。においの強烈さから嫌厭されがちですが、干物独特の塩辛さの中にもまろやかさを感じることができるので、お酒の肴にぴったりですよ。くさやは、ただの干物ではなく、ムロアジ類やトビウオ類、シイラなどの魚を「くさや液」と呼ばれる汁につけてから干す製法です。伊豆諸島の特産品として知られています。・伝統的な保存食『へしこ』「へしこ」は、福井県の若狭地方と丹後半島の伝統料理として知られています。寒い地方ですので、越冬のための保存食としてつくられたのがはじまりだったそうです。材料にはイワシやフグが使われており、塩漬け・ぬか漬けの工程を踏みます。ぬかを落として火であぶる食べ方が一般的ですが、新鮮なものであれば刺身でも食べられるそうです。ちなみに、若狭地方の美浜町には、「へしこちゃん」というご当地ゆるキャラがいます。・熟成期間の長さが違う『酒盗』最近は居酒屋やバーなどでも「酒盗チーズ」というメニューを目にすることもあるのではないでしょうか。酒盗とは、マグロやサンマなど、さまざまな魚の内臓を原料とする塩辛のことです。現在はこの定義が曖昧で、内臓だけでなく身も一緒に塩漬けされていても、酒盗と名付けられています。酒盗という印象的な名前は、その名の通り「盗まれるように酒がなくなっていく」ほど、お酒に合うことが由来となっています。洋酒にも合うように、チーズと一緒に食べると味わいやすいです。■通販で購入出来る三大珍味珍味についてよく知ると、さっそく味わってみたくなりますよね。ただ、珍味は地域性が高く、お値段も張ることから、簡単に手に入るものではないと言えます。しかし、珍味をセットにして売っているお店もありますので、通販で購入してみるのがおすすめ。自宅用にパックされた珍味なら、お店に出向くことなく気軽に食べられますよ。・日本の三大珍味セット日本の珍味の多くは、魚の加工品であることが特徴です。三大珍味である「うに」「からすみ」「へしこ」もそうですね。なので、自宅に取り寄せるとなると、瓶詰め、もしくは真空パックのものでしょう。お試し用に少量づつパックされたものなら、2,000円以内で購入できる場合もあります。まずはそれぞれの味を試して、気に入ったものがあれば、単品で買ってみるのがいいですよ。・世界の三大珍味セット日本の珍味に比べて、世界の珍味は割高です。三大珍味がセットになっているものは、安くても10,000円を超えてしまうでしょう。輸入品は、どうしても関税などが加算されて高級になりますね。また、フォアグラは調理法が大事な食材ですし、缶詰にされているフォアグラでは、味の良さを実感できないかもしれません。トリュフも、そのまま味わうのではなく、料理にすりおろして香り付けにするのがおいしい食べ方です。自宅で食べるのならキャビアの瓶詰めのみにし、フォアグラとトリュフはお店に食べに行くのがおすすめですよ。■希少な珍味を食べて贅沢な気分を味わおう世界の珍味も、日本の珍味も、「これを食べるの!?」と思うような、意外性のある食材です。だからこそ珍しく、おいしさに驚いてしまうので、珍味と呼ばれています。日本の珍味は地域性が高いものばかりですが、現在では通販で気軽に購入ができますよ。食べてみたいと思ったものがあれば、通販を活用してみましょう。また、産地に行った際にはぜひ本場の味を楽しんでみてくださいね。最後に一つだけご注意です。フォアグラは動物愛護の観点から異論が出されている食材ですので、いつ食べられなくなるかわからないのが現状です。現在はまだ流通していますから、食べたいと思った方は早めに行動に移すことをおすすめいたします!珍味はお酒に合う塩辛いものが多いので、お酒好きな方は特に、さまざまな珍味を楽しんでくださいね。
2020年08月23日長続きするカップルと短期間で別々の道を歩むことになるカップル、そこにはどんな違いがあるのでしょうか?現実的には相性があり、大事な3つの波長が合うのが見極めるポイントです。嫌いなものや苦手な物が合うよくカップル同士で共通の趣味を持てば長続きする、と言われています。確かにそういったパターンもありますが、趣味が一緒だったとしても、細かい部分で違いは出てきますよね。例えば同じスポーツ観戦が趣味でも、ご贔屓にしているチームは違ったり観戦する着眼点が違ったり、そもそも応援する選手が違ったりします。同じ趣味を持つ男女同士だからこそ話が合う反面、趣味をめぐって喧嘩や価値観のズレが生じる可能性も高いのです。一方で派手で我儘な人が苦手、騒がしいパーティ会場や二次会の雰囲気が苦手、こういった嫌いな物事や人物像が一致していれば、自然と価値観や性格も一致しやすくカップル同士は自然と波長が合います。笑いのツボが合う2つめの一致ポイントですが、笑いのツボが合う男女の方が、親密な関係になりやすいです。笑いのツボはかなり本質的な性格が出やすいところ、それこそ何で笑うかは十人十色です。過激なブラックジョークや下ネタで爆笑できる男女もいれば、丁寧に制作されたコントや喜劇が好きな男女もいます。自分が苦手な系統のネタ、コントで恋人が大爆笑していたら、さすがにドン引きでしょう。その反対、カップル同士で同じ芸人さんのネタで大笑いできれば、それは相性の一致を意味します。お金の価値観が合う3つめのポイントですが、お金に関する価値観の一致です。将来的に結婚を意識する大人の恋愛であれば、経済の感覚が一致するのは非常に大事です。お金の使い方に絶対的な正解はありません。節約志向が肌に合う方もいますし、豪快に趣味にお金を使い人生を楽しむのも一つの良い生き方です。倹約家同士は相性抜群、趣味派の男女同士も愛称はベストです。恋人と自分の経済感覚が一致すれば、日常的に喧嘩もしません。
2020年01月14日