木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『写真分離派II 写真の非倫理』。東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)によるご紹介です。■『写真分離派II 写真の非倫理』写真家の鈴木理策、鷹野隆大、松江泰治、批評家の、倉石信乃、清水穣によって2010年に発足した写真分離派は、過渡期にある写真表現の実践と批評の双方から、写真というメディアの可能性を考察すべく活動を行ってきた同人である。「写真とは何か、写真の可能性はどこにあるのか。我々は今、改めて問いたいと思う。」という宣言文を掲げ、発足時の2010年に行われた展覧会以降の彼らの活動は写真関係者から若いアートファンまで高い関心を集めている。本書は2012年から2016年までの活動をまとめた著作集である。写真分離派メンバーによって企画、編集がなされ、展覧会の記録や、トークイベントの採録に加え、須田一政・杉本博司・荒木経惟の世代の異なる(写真分離派は全員1963年生まれ)写真家三氏に写真分離派メンバーがインタビューする読み応えのあるコンテンツも収録される。印字が一切ない真っ白な表紙の装丁も新鮮だ。メンバーの鷹野隆大、松江泰治のオリジナルプリントがそれぞれ1点ついた特別版も50部限定で刊行され、光沢が美しいパープルの表紙は印画紙であるなど、写真にちなんだデザインも愉しめる。今日の私たちの暮らしの中での大きな影響力を持った写真というメディアについて、改めて考える契機を与えてくれる1冊である。現在、NADiff A/P/A/R/T店内にあるNADiff Galleryにて、本書の刊行に合わせた展覧会「写真分離派II 写真の非倫理-距離と視角」(2017年2月9日~3月26日)も開催中。会期は残すところ僅かとなるが、書籍と合わせてぜひご覧いただきたい。【書籍情報】書籍名:「写真分離派II 写真の非倫理」デザイン:秋山伸/edition.nord発行年:2017年2月出版社:edition.nord仕様:B5/224ページ/網代綴じ言語:日本語部数:初版950部価格:税込2,700円書籍名:「写真分離派II 写真の非倫理」特装版デザイン:秋山伸/edition.nord発行年:2017年2月出版社:edition.nord仕様:B4以内変形言語:日本語部数:限定50部価格:税込4,8600円【展覧会情報】「写真分離派 写真の非倫理-距離と視角」会場:NADiff Gallery住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T 店内会期:2017年2月9日~3月26日時間:12:00~20:00休廊日:月曜(祝日の際は翌日)
2017年03月23日幼稚園入園ごろの年齢になってくると気になる「習い事」。2歳ごろまでは、ママと遊びながらいろいろな経験をする「育児サークル」のような習い事も多くありますが、3歳を過ぎると、ママと離れて、子どもだけで行う習い事が増えてきますよね。「なるべく多くの経験をさせてあげたいけれど、母子分離でわが子がきちんとやれるか不安…」「みんなは何歳ごろから母子分離の習い事をさせているの?」そんな疑問を、あんふぁん読者のママたちにアンケート形式で聞いてみました(196人が回答)。約半数が3歳までに母子分離の習い事を体験母子分離の習い事を体験した年齢は、3歳未満が24%、3歳は29%、4歳では23%、5歳以上は14%という結果に。約半数のママが、3歳までに母子分離の習い事を子どもに経験させていることがわかりました。体験をした教室の内容は、「めばえ」や「公文」などの幼児教育や英語教室などの学習系や、体操、スイミング、ダンスなどの運動系、工作教室や美術教室などの芸術系など様々。そのときの子どもの興味や関心に合わせてママが選んでいたり、友だちとおでかけ感覚で体験を楽しんでいるケースもあるようでした。しかし、まだまだ甘えたい時期の子どもたち。慣れない環境での習い事に、きちんと参加できるか不安なママも多いのではないでしょうか?実際に体験した子どもたちの反応を聞いてみました。最初から楽しめたのは過半数初めて母子分離の習い事体験をした子どものうち、最初から楽しんでいたのは35%、最初は様子を見ていたが、途中から楽しめた子は20%と、楽しめたと答えたのは過半数を占めました。ほか、表情は硬いが泣かずに参加したのは25%、ママと一緒なら大丈夫でも、離れると泣いてしまったのは13%、ママがいても環境の変化で泣いてしまった子は6%でした。やはり、初めての場所で体験する初めてのこと。子どもの中にも戸惑いはあるようですね。では、子どもが泣いてしまったとき、ママはどのような対応をすればよいのでしょうか?体験したママの、実際の対応を聞いてみました。「明るく励ます」「厳しく諭す」が半数ずつに割れ、一部は「あきらめる」子どもが泣いてしまったとき、明るく励ますママは45%、厳しく諭すと答えたママも45%。意見が2つに割れる結果になりました。その他、あきらめて退出したというママも5%いました。(残り5%は「まだ習い事をさせていない」と、未回答)わが子が泣いているとき、明るく励ますとやる気が出るタイプなのか、厳しく諭した方が奮起するタイプなのかにもよりますが、ママの対応はどちらが正解、ということではないようです。最終的には8割が「泣き止んだ」習い事の体験で泣いてしまった子(63人)のうち、約40%の子はすぐに泣き止み、41%の子は最後には泣き止んでいたそう。最初は戸惑いもあり涙が出てしまった子どもたちも、最後には習い事の内容に興味が出たり、楽しさを感じられるようになったようですね。しかし、約1割強の子どもたちは、最後まで涙が止まらず…。3%のママは、あきらめて退出したのだそうです。その場に慣れるまでの時間は子どもにより個人差がありますよね。体験した習い事に入会したのは約7割母子分離の習い事を体験させたママのうち、入会を決めたのは約74%。しないと答えたのは18%、検討中は8%という結果になりました。「体操教室の見学後、絶対やる!と言うので入会」(くるみさん3歳)という力強い子どもの感想を聞いて入会させたママもいますが、実際には子どもの体験の様子を見て慎重に判断するママが多い結果でした。子どもが体験を楽しめた場合は、ママも前向きに考えられるケースが多いようですが、最後まで泣いていたり、本人が行きたくないと言う場合には、体験はしても入会はしないという選択をするママもいます。「5日間のスイミング体験。結局5日間とも始めはぐずぐずで、あまり楽しんでいるように見えなかった。本人にやる気がないなら今無理矢理やらせる必要はないかな…と入会をやめた」(ゆかさん4歳)という声も。親が気になる習い事と、子どもの性格に合う・合わないはギャップがあるもの。また、本人がやりたいと言った習い事でも、行ってみると本人のイメージとギャップがあることもあり、習い事は、体験をしてから決定するのがベストなようです。入会後は8割が「楽しんでいる」と回答また、入会後の感想として「子どもが楽しんでいる」と答えたママは80%。楽しんでいない・どちらとも言えないと答えたのが20%でした。最初に泣いていたと答えた人の中にも「英語の体験で、ママから離れられず、みんなの輪に入れず…。でも私が英語をやらせたかったので、入会させました。入会後は楽しく通ってます!」(ななさん3歳)という、入会後に楽しめるようになったという体験談もありました。母子分離での習い事は、子どもにとってはもちろん大きな経験ですが、見守る親にとっても「入会させるのか」「本人は楽しめるのか」を見極めることは大きな課題。わが子にとって良い経験になり、本人が大きくなってからも「やっていて良かった」「楽しかった」と思える習い事を、一緒に選んでいきたいですね。<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年05月23日ユニアデックスは3月15日、「自治体向けインターネット分離ソリューション」パッケージの提供を開始すると発表した。「インターネット分離」とは、仮想化技術とファイアーウォールを用いてネットワークをインターネットアクセス用と業務用に分離すること。両者間の通信は画面転送のみに限定するため、標的型攻撃や危険サイトへのアクセスによる、業務用ネットワーク側へのマルウエアの侵入を防ぐことができる。同社では、大手金融機関など高いレベルでの情報セキュリティー対策を必要とする企業および団体、一部自治体に対しても、いち早くインターネット分離環境を提供してきたという。今回、これらの実績とノウハウを集約した上で、最新の情報セキュリティー対策技術を盛り込んだ「自治体向けインターネット分離ソリューション」を、VMware製品を中心とした製品群でパッケージ化した。同パッケージは、単にインターネットに接続する機能をVMware Horizonにより情報系システムから分離するだけではなく、VMware NSXによるマイクロセグメンテーション(ファイアーウォールを仮想マシンごとに設定する)機能を採用することで、マルウエアの感染拡大を防止。加えて、電子メールとWeb閲覧用のネットワークセグメントを、ファイアーウォールを用いて分離することで、たとえマルウエアに感染してもHTTPやHTTPSポートを利用したバックドア(インターネットへの出入り口)の開設を防止する。また、オプション製品として、サニタイズ(電子メールと添付ファイルの無害化)製品やファイル転送など、インターネット分離に必要な機能を併せて用意した。「県庁および政令指定都市向けモデル」では、マイクロセグメンテーションの採用と、電子メールとWeb閲覧セグメントを分離することで利便性を損なうことなく、情報系システムを標的型攻撃から守る。サーバ、ストレージ、ソフトウエアライセンスと5年間の保守費用、導入構築費用は、県庁向け3000クライアントが付属して3億1000万円から。政令指定都市向け1000クライアントが1億2000万円から(いずれも税別)。「市町村向けモデル」では、インターネット関連業務(電子メールとWeb閲覧)を同一セグメントに集約。ターミナルサーバ(RDSH)を利用して、情報系端末にアプリケーション公開することで情報系システムを高度標的型攻撃から守る。サーバ、ストレージ、ソフトウエアライセンスと5年間の保守費用、導入構築費用が付いて、市町村向け300クライアントが4000万円(税別)からとなっている。
2016年03月15日ドスパラは18日、HDMI信号から音声信号のみを分離して出力する「HDMI音声分離器」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は3,999円(税込)。HDMI音声分離器は、入力したHDMI信号から音声信号だけを取り出す音声分離器。分離した音声信号は、光デジタル出力かアナログ出力に変換できる。光デジタル出力は5.1chサラウンドに対応。映像信号をパススルーで出力するHDMI出力ポートも備えている。HDMI 1.4に対応し、電源はUSBバスパワー。インタフェースは光デジタル出力が角形、アナログ出力が3.5mmステレオミニジャック。本体サイズはW62×D55×H20mm、重量は36g。
2015年12月21日カシオ計算機は19日、デジタルカメラ「EXILIM」シリーズの新モデルとして、35mm換算16mmという広角レンズと分離合体スタイルを採用した「Outdoor Recorder」(EX-FR100)を発表した。イエロー、ブラック、ホワイトの3色を用意し、12月11日から発売する。価格はオープン、推定市場価格は60,000円前後(税込)。EX-FR100は、2014年9月に発売された「EX-FR10」のセパレート形式を継承する。カメラ部と液晶モニタ付きコントローラー部を分離合体できることで、さまざまな撮影スタイルを提供。IPX8・IPX6相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能、-5℃の耐低温、1.7mからの落下に耐える衝撃性能(合体時は1.3m)を備えるため、アウトドアでもラフに使える。カメラ部を色々な場所に設置し、コントローラー部やスマートフォンアプリから遠隔シャッターを切ることが可能だ。静止画と動画のインターバル撮影にも対応し、カメラ部を自分の身体に装着しておくと、アクティビティの最中でもハンズフリーで多くの写真を残せる。インターバル撮影した写真の中から、ブレや傾きの少ない1枚を自動的に選ぶ「インテリジェントインターバル」機能を持つ。また、撮影時のさまざまな情報を分析して印象的な写真・動画を選び出し、1本のダイジェストムービーを自動作成する「ハイライトムービー」機能(15秒/30秒/1分)、1枚のコラージュフォトを自動作成する「ハイライトフォト」機能も備える。「EXILIM エンジン HS Ver.3」を搭載し、快適な撮影レスポンスと高速連写を実現した。秒間30枚・最大30枚の高速連写や、240fpsのハイスピードムービーを撮影できる。カメラ部とコントローラー部、およびスマートフォンとは、Bluetooth 2.1+EDRまたはBluetooth Smart(Bluetooth Low Energy)で通信するほか、IEEE802.11b/g/n準拠のWi-Fi(無線LAN)もサポート。「エクシリム オートトランスファー」機能を利用すると、撮影した画像を自動的にスマートフォンへと転送できる。主な仕様は、撮像素子が有効1,020万画素の1/2.3型CMOSセンサー、レンズが30mmフィルム換算16mm F2.8、最短撮影距離がマクロモードで約3cm、液晶モニタが3.0型で約92万画素のタッチパネル式、記録メディアがmicoSD/SDHC/SDXCメモリーカード(および約49.9MBの内蔵メモリ)。動画はH.264/AVC準拠のMOV形式(音声はIMA-ADPCMモノラル)、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット/30fps)、640×480ドット/30fps、512×384ドット/240fps、記録時間は1回の撮影に付き最大29分となる。カメラ部、コントローラー部とも、電源は内蔵リチウムイオンバッテリーで、撮影枚数は約235枚(カメラ部だけの単体動作では約285枚)。本体サイズ/重量は、カメラ部が直径60.9×奥行き33.3mm/約76g、コントローラー部がW60.9×D19.4×H154.8mm/約103g、両者の合体時がW60.9×D38.7×H154.8mm/約214g。また、カメラ部やコントローラー部を各所に取り付けるアタッチメントとして、コントローラー用の「カラビナストラップ」、市販の三脚ネジに取り付ける「三脚ナット」を同梱している。アタッチメントはオプションでも豊富に用意され、リュックサックなどにカメラ部を取り付けたまま360度回転できる「マルチアングルクリップ(EAM-2)」(税別2,500円) 、カメラ部を手首や頭部に取り付けて360度回転できる「マルチアングルベルト セット(EAM-3)」(税別3,500円)、カメラ部をガードする水深20m対応(カシオの試験による)の防水ケース「防水ハウジング(EAM-5)」(税別10,000円)、伸縮可能な「マルチアングルスティック(EAM-4)」(税別8,000円)などがある。
2015年11月19日NECパーソナルコンピュータは15日、分離型デスクトップPC「LAVIE Desk Tower」の2015年秋冬モデルを発表した。出荷開始は10月下旬。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は上位モデルが244,800円前後、下位モデルが139,800円前後。○DT750/CAW「DT750/CAW」は、23型液晶ディスプレイが付属する上位モデル。ハードウェアは夏モデルを引き継ぐが、新たにWindows 10 Home 64bitを採用した。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。ディスプレイとして23型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)が付属する。主なインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、DisplayPort×1、miniD-Sub×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、SDカードスロット(SDHC/SDXC対応)、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、約92万画素Webカメラなど。付属ディスプレイではHDMI入力も備える。無線LANおよびBluetoothは非搭載。本体サイズはW97×D405×H333mm、重量は約6.8kg。○DT150/CAW「DT150/CAW」は、19型液晶ディスプレイが付属する下位モデル。Windows 10 Homeの新規採用に加え、CPUをワンランク強化した。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4170(3.70GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。ディスプレイは19型ワイド液晶(1,400×900ドット)が付属する。主なインタフェースや通信機能は上位モデルとほぼ同等だが、SDカードスロットは非搭載となり、HDMI入力機能も省かれる。本体サイズも同等。重量は約6.5kg。
2015年09月15日今年4月に発売された"完全変形"のアクションフィギュア『完全変形ダンボー』が、『完全変形ダンボー Gold Ver.』として現在コトブキヤより発売されている。価格は3,456円(税込)。『完全変形ダンボー』は、あずまきよひこ氏の人気漫画『よつばと!』に登場するキャラクター「ダンボー」の、劇中で印象的な「収納状態」を大胆な可動ギミックを使って再現。愛嬌ある動きを再現するために各部に多重関節を内蔵しており、さまざまなポーズをとらせることも可能で、目の発光ON/OFF状態はパーツを回転可動させることで差し替えなしで実現している。業界初の完全変形ということもあり、発表時から大きな話題となっていた。今回新たに発売される『完全変形ダンボー Gold Ver.』は、『完全変形ダンボー』をシャンパンゴールドにカラーリング。ギミックや可動、発光ギミックなどは『完全変形ダンボー』の仕様と同様だが、いつものダンボーより高級感のある仕上がりで、ダンボーのスペシャル版としてダンボーフリークには垂涎の出来栄えとなっている。腕部には接続パーツを付けることで3mm穴や3mm凸軸を設置することが可能で、コトブキヤオリジナルの「M.S.G」および「フレームアームズ」などのシリーズと組み合わせて楽しむことができるという。商品価格は3,456円で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて発売中。本商品は、「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)の限定商品となる。(C)KIYOHIKO AZUMA/YOTUBA SUTAZIO
2015年08月12日カシオ計算機は9日、レンズ部分と液晶モニタ(コントローラ)が分離・合体するフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」用のオプションとして、防水ハウジング「EAM-5」、アンテナケーブルセット「EAM-6」、LEDリングライト「EAM-7」を発表した。発売日と希望小売価格は、防水ハウジングが7月17日で10,000円、アンテナケーブルセットが7月17日で8,000円、アンテナケーブルセットが8月下旬で5,000円(価格はすべて税別)。○防水ハウジングカメラ部分に装着して使う、ねじ込み式のフロントケースとリアケース。装着すると、カメラ電源のON/OFF、シャッター、ムービー機能を水深20mまでの深さで操作できる。本体底面に三脚ネジ穴を備えており、三脚やマルチアングルスティックへの取り付けが行える。○アンテナケーブルセット防水ハウジングを装着したカメラ部分とコントローラを接続する、アンテナとケーブルのセット。使用すると、水中にあるカメラ部を、陸上からコントローラで操作できるようになる。EX-FR10は、アンテナケーブルセットを使用中も、マルチアングルスティックに取り付けられる。○LEDリングライト本体にLED×6を備えたリングライト。ライトの明るさは3段階で調節できる。EX-FR10は、LEDリングライトを装着した状態での三脚取り付けが可能。
2015年07月09日日本ヒューレット・パッカードは8日、タブレット部とキーボード部が分離合体するデタッチャブルタイプの10.1型2-in-1 PC「HP Pavilion x2 10-n000」シリーズを発表した。直販サイト「HP Directplus」モデルと量販店モデルの2種に、それぞれサンセットレッドとブリザードホワイトの2色を用意。8月下旬の発売予定で、価格(税別)は49,800円前後から。○「HP Directplus」モデルキーボード部とタブレット部が分離・合体できる10.1型ハイブリッドPC。「HP Directplus」で販売される直販モデルの価格は49,800円(税別)。タブレット単独やクラムシェルスタイルのほか、タブレット部とキーボード部を反対向きに取り付けるスタンドモード、両者を背中合わせにたたんで使うタブレットモード、キーボード部をスタンドとして立てて使うテントモードなど、多様な使い方ができる。ドッキング部はマグネットヒンジと2カ所のドッキングポートで固定されるので、ラッチレスでも安定感ある。キーボードはドッキングコネクタによる物理的な接続となるため、Bluetoothなどのワイヤレス接続より反応性に優れるとしている。キーボード部はノートPCモードで使用したときに軽く傾斜するほか、1.5mmのキーストロークを確保した。タブレット部の両サイドには、Bang&Olufsen製デュアルスピーカーを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3736F(1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB(オンボード)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが64GB eMMC。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 Update 32bit。10.1型の液晶ディスプレイは、タッチ対応のIPS方式、解像度は1,280×800ドット。センサー類として、加速度、ジャイロスコープ、デジタルコンパス、周辺光を内蔵してる。バッテリ駆動時間は約10時間45分。主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 2.0×2(内1基はType-C)、microHDMI×1、microSDメモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、約92万画素Webカメラなど。本体サイズ/重量は、タブレット部が約W265×D175×H10mm/約600g、キーボード部とのドッキング時が約W265×D183×H16.7~20.0mm/約1.19kg。○量販店モデル量販店モデルは、上記「HP Directplus」モデルにオフィスソフトのMicrosoft Office Home and Business 2013を追加モデル。その他の仕様はほぼ共通。店頭予想価格(税別)は65,000円前後。
2015年07月08日カシオ計算機は5月29日、カメラ部分と液晶モニタ(コントローラ)が分離・合体するフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」専用のマルチアングルスティックを発表した。カメラ部をスティックの先端に、液晶モニタ(コントローラ)を手もとに装着できる。発売は6月5日で、希望小売価格は税別8,000円だ。マルチアングルスティックは、EX-FR10専用の撮影補助ツール。スティックの先端部にカメラ部、手もとに液晶モニタ(コントローラ)を固定できるため、構図をチェックしながら撮影できる。スティックの長さは最短330mmから最長1,045mmまで伸縮可能なため、自撮り棒としても利用できるほか、ハイアングルやローアングルでの撮影も手軽にできる。カシオ計算機の民生用デジタルカメラ1号機である「QV-10」をイメージしたシルバーのカラーリングが施された特別モデルのEX-FR10と、マルチアングルスティックをセットにした「EX-FR10GYSET」も2,000台限定ですでに発売されている。EX-FR10は、2014年8月に発表されたデジタルカメラ。カメラ部と液晶モニタ(コントローラ)を分離可能なのが特徴だ。離れた場所にカメラ部を置いても、手もとの液晶モニタ(コントローラ)で構図を確認しながらシャッターを切れる。防塵・防水性能を持ち、高さ2mからの落下にも耐えられる。
2015年05月29日カシオ計算機は5月20日、レンズ部分と液晶モニタ(コントローラ)が分離・合体するデジタルカメラ「EXILIM EX-FR10」の最新ファームウェアを公開した。バージョンは2.00。カシオ計算機のホームページにて、無料でダウンロードできる。ファームウェアVer.2.00では、インターバル撮影機能の改良や、Wi-Fiでスマートフォンやタブレットと接続する際の手順の簡便化などが図られている。主なバージョンアップは以下のとおり。インターバル撮影に5秒・30秒・1分の撮影間隔を追加インターバル撮影中、モニターを確認しながら手動で静止画・動画の撮影が可能にインターバル撮影に「スポーツモード」を搭載。画像サイズを抑え、速い動きでも歪みにくい動画撮影時の手ブレ補正機能を強化ダイナミックレンジの改善により白とび・黒つぶれを抑制より被写体をキャッチしやすいよう、顔検出時のフォーカス精度を向上撮影した静止画を使って時短ムービーを作成するタイムラプス機能を追加彩度・輝度のバランス調整により液晶モニターの画質をアップコントローラ部のアイコン操作だけでスマートフォンやタブレットとWi-Fiで接続可能に再生モードでの連続画像削除に対応ハイライトスコアの連続アップ・ダウンに対応コントローラー部がスリープモードになるまでの時間が設定可能にアップデートは、ユーザーが自分で行うことが可能。EX-FR10に同梱されるUSBケーブルが必要となる。詳細はカシオ計算機のWebサイトを参照のこと。
2015年05月20日NECパーソナルコンピュータは12日、分離型デスクトップPC「LAVIE Desk Tower」の2015年夏モデルを発表した。発売は5月中旬。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は上位モデルが239,800円前後、下位モデルが134,800円前後。ハードウェアの基本仕様は主に春モデルを継承するが、下位モデルで新たに広視野角で発色の良いIPS液晶を採用。また、ソフトウェアを夏モデル仕様とし、天気やニュース、写真などを表示する「インフォボード」などを搭載する。○DT750/BAW23型液晶ディスプレイが付属する上位モデル「DT750/BAW」では、新たに4K動画編集ソフト「CyberLink MediaShow BD with 4K」、4K動画再生ソフト「CyberLink PowerDVD BD with 4K」などをプリインストールする。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。ディスプレイとして23型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)が付属する。主なインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、DisplayPort×1、miniD-Sub×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、SDカードスロット(SDHC/SDXC対応)、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、約92万画素Webカメラなど。無線LANおよびBluetoothは非搭載。本体サイズはW97×D405×H333mm、重量は約6.8kg。○DT150/BAW19型液晶ディスプレイが付属する下位モデル「DT150/BAW」は、新たに液晶ディスプレイを広視野角のIPSへ強化した。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。ディスプレイとして19型ワイド液晶(1,400×900ドット)が付属する。主なインタフェースや通信機能は上位モデルとほぼ同等だが、SDカードスロットは非搭載。本体サイズも同等。重量は約6.5kgとなる。
2015年05月12日名古屋大学は4月27日、ナノピラー構造体を用いた新しい分離技術を用いることで、物質を素早くかつ綺麗に分離することに成功したと発表した。同成果は同大学大学院工学研究科の馬場嘉信 教授、加地範匡 准教授、安井隆雄 助教によるもので、国際学術誌「Nano Lett.」に掲載された。現在の分離技術は、分離のスピードを上げると分離度(分離の綺麗さ)が悪くなり、分離度を高くするとスピードが下がるという課題がある。これは、既存の技術では化学的・物理的な相互作用の違いによって分離を行ってきたことが原因と考えられている。今回の研究では直径が500nmのナノピラー(柱状の構造体)を回廊のように配置する技術を構築。この技術を用いると、分離スピードを上げれば上げるほど、分離度が良くなることを発見した。同研究グループは「本技術を展開することによって、さまざまな分離技術の『分離スピードと分離度の綱引きのような状態』を打破することが可能となり、我々の生活を抜本的に改善する科学技術へと発展することが期待される」とコメントしている。
2015年04月28日カシオマーケティングアドバンスは4月10日、レンズ部分と液晶モニタ(コントローラ)が分離・合体するフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」と、ルミカ社のハイアングル撮影用一脚「Birds iRod」をセットにした「EX-FR10×Birds iRod」シリーズを発表した。4月15日からカシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」限定で販売開始する。直販価格は「EX-FR10×Birds iRod3m」と「EX-FR10×Birds iRod4.5m」が49,990円、「EX-FR10×Birds iRod7.5m」が65,880円(ともに税込)。EX-FR10×Birds iRodは、カシオ計算機のデジタルカメラ「EX-FR10」と、ルミカのハイアングル撮影用一脚「Birds iRod」をセットにしたモデルだ。一脚にEX-FR10のカメラ部分を取り付け、手もとの液晶モニタ(コントローラ)で構図などを確認しながらシャッターを切れる。そのため、一般的なデジタルカメラでは難しいハイアングル撮影が行える。一脚は全高3m / 4.5m / 7.5mの3種類を用意。付属のスタンドをBirds iRodに装着すれば、三脚としても使用可能だ。EX-FR10は、カシオ計算機が2014年8月に発表したデジタルカメラ。カメラ部分と液晶モニタ(コントローラ)部分がセパレートすることで、自分撮りやみんな撮りなど、さまざまなアングルでの撮影が可能になった。オプションや付属の多彩なアタッチメントを用いて、使い方を自分で発見するという楽しみもある。
2015年04月10日安川電機とワイ・イー・データは、3月17日開催のそれぞれの取締役会において、安川電機を株式交換完全親会社とし、ワイ・イー・データを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、両社間で株式交換契約を締結したと発表した。同株式交換については、安川電機については、会社法第796条第3項の規定に基づく簡易株式交換の手続により、安川電機の株主総会による承認を受けずに、ワイ・イー・データについては、6月16日に開催予定のワイ・イー・データの定時株主総会において同株式交換の承認を受けた上で、7月21日を効力発生日として行われる予定。また、ワイ・イー・データ株式は、同株式交換の効力発生日(7月21日)に先立ち、東京証券取引所において、7月15日付で上場廃止(最終売買日は7月14日)となる予定。安川電機とワイ・イー・データはこれまでグループ企業として経営戦略や経営計画を共有し、連携して事業運営を進めてきた。しかし、両社の経営環境が厳しさを増していることを踏まえ、安川電機としては、両社が中長期的にコア事業をさらに強化するために、安川電機のロボットなどにワイ・イー・データの主力製品であるガルバノスキャナシステムを組み合わせた製品・システムの販売促進や、ロボット応用システム事業における両社の連携による新領域での販路開拓や共同開発等のグループ一体運営によるシナジー効果の発揮が有効と判断した。また、ワイ・イー・データとしても、成長戦略を実現していくために、今後はワイ・イー・データが親会社の安川電機の完全子会社となり、安川電機グループの販路や技術力などの経営資源を最大限活用できる強固な協業体制の構築が必須になると判断した。このため、安川電機によるワイ・イー・データの完全子会社化が最善の策との認識から、2014年12月に、安川電機から、株式交換による完全子会社化を申し入れたという。
2015年03月20日芝浦工業大学(芝浦工大)は2月19日、世界最高水準の処理能力を持つ酸分離用シリカ逆浸透膜を開発したと発表した。海水の淡水化や高純度の工業用水の生産などに使用される逆浸透法に用いられる分離膜は、酸などの腐食性の強い液体に対しては性能を保つことができない。今回、同大学応用化学科の野村幹弘教授が開発した分離膜は耐酸性で、過酷な分離系への適用が可能。また、酸阻止率92%、全透過流束5.7kg m-2 h-1という世界最高水準の処理能力を示した。例えば、酢酸は現在、酢酸水溶液の水を蒸発させることで酢酸を分離しているが、水の蒸発熱は非常に高く、膨大なエネルギーを消費している。そのため、野村教授の逆浸透膜を導入し、水を除発させることなく酢酸を分離できれば、大幅なエネルギー・コストの削減につながる。野村教授は同技術で特許を出願中で、今後、耐酸性を向上していくことで石油精製の大幅効率化をはじめ、重金属を含む廃液処理用の分離膜などでの実用化を目指していくとしている。
2015年02月19日NECパーソナルコンピュータは20日、2015年春モデルとして、同社製の分離型デスクトップPC「LaVie Desk Tower」を発表した。発売は2月上旬。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は上位モデルが234,800円前後、下位モデルが129,800円前後。2014年秋冬モデルまで「VALUESTAR L」として展開してきた、分離型デスクトップPCの後継機。23型液晶モニタが付属する上位モデル「DT750/AAW」と、19型液晶モニタが付属する下位モデル「DT150/AAW」の2モデルをラインナップする。2014年秋冬モデルからきょう体や基本性能を引き継いでいるが、搭載ソフトウェアは2015年春仕様となる。○DT750/AAW「DT750/AAW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。ディスプレイとして23型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)が付属する。主なインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、DisplayPort×1、miniD-Sub×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、SDカードスロット(SDHC/SDXC対応)、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、約92万画素Webカメラなど。無線LANおよびBluetoothは非搭載。本体サイズはW97×D405×H333mm、重量は約6.8kg。○DT150/AAW下位モデル「DT150/AAW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。ディスプレイとして19型ワイド液晶(1,400×900ドット)が付属する。主なインタフェースや通信機能は上位モデルとほぼ同等だが、SDカードスロットは非搭載。本体サイズも同等。重量は約6.5kgとなる。
2015年01月20日米Googleは12月22日(現地時間)、完全自動運転カーのプロトタイプ"完全版"を公開した。Googleは5月に、同社が一から完全自動運転カーを設計するプロジェクトを発表した。その際に公開した初期のプロトタイプはデザインモックアップで、ヘッドライトなど車としての機能を完備していなかった。その後、テスト走行の実現を目指して仕様や機能が異なる様々なプロトタイプのテストを繰り返し、自動運転カーが必要とする機能を全て搭載したのが今回公開したプロトタイプだ。「完全自動運転のためのGoogle初の完全プロトタイプ」としている。デザインは5月に公開されたモックアップとほぼ同じだが、LIDARシステム(周囲の情報を収集しリアルタイムで3Dマップを作成)が小型になっており、またヘッドライトや方向指示器などを備える。しばらくはGoogleのテストトラックでのテストを継続し、来年には北カリフォルニアにおいて一般道を使ったテスト走行に移る計画だという。プロジェクトチームの最終目標は内部にハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルもない完全自動運転カーだが、テスト走行に用いるプロトタイプは必要に応じてドライバーがマニュアル操縦する機能を備える。
2014年12月23日ドスパラは、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、オーディオを光デジタルとアナログステレオで出力可能にする分配器「DN-12082」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は4,799円。同製品は、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、音声を光デジタルまたはアナログで出力できるという分配器。TVの音声を、外部スピーカーやアンプなど高性能なオーディオシステムに接続してサウンドを楽しみたいというユーザー向けの製品である。分離された映像は最大でフルHD(1080p:1920×1080)の解像度で出力される。オーディオはS/PDIFでの光デジタル出力端子と、RCAピンのアナログステレオ出力端子を用意している。HDMI規格はVer1.3、最大データレートは6.75Gbps。また、24bitディープカラーに対応する。サイズはW 85×H21×D62mmで、重量は130gとなっている。
2014年11月14日JR北海道はこのほど、北海道新幹線開業後の経営分離区間(江差線五稜郭~木古内間)を第3セクター鉄道へ移管するにあたり、北海道から要望のあった追加の安全対策について、その内容を発表した。同社は4月30日、第3セクター鉄道への協力内容について北海道と基本合意を締結したが、その後、3年間で3度目となる貨物列車脱線事故が6月22日、経営分離区間の江差線札苅駅構内で発生。北海道はこれに対し、経営分離後の事故であっても、事故原因がJR北海道にあると判明した場合には、JR北海道に抜本的対策を求めていくとの考えを表明していた。これを受けて今回発表された追加の安全対策は、線路曲線部の内軌と外軌の高低差を示す「カント」の設定値を従来よりも低くし、高低差を縮めることを主体とした内容。半径400m以下の曲線カントは従来85~100mmに設定していたが、これを最大80mm程度へと変更する。対象となるのは江差線五稜郭~木古内間の半径300~400mの曲線部24カ所で、総延長約8.7km。工事期間は2015~2016年度の2年間を予定しており、経営分離区間が第3セクターに移管される2016年3月以降もJR北海道が引き続き費用を負担して工事を実施する。あわせて効率的な設備管理をめざした保線設備管理システムの導入も検討するという。工事費見込みは約1億5,000万円。
2014年11月13日NECパーソナルコンピュータは15日、分離型デスクトップPC「VALUESTAR L」の2014年秋冬モデルを発表した。いずれもきょう体や基本性能は夏モデルを引き継ぎつつ、付属Officeを上位モデルでMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスに、下位モデルでMicrosoft Office Personal Premium プラス Office 365 サービスに変更している。また、下位モデルのプロセッサを従来のCore i3-4150からCore i3-4160に強化した。価格はオープンで、店頭予想価格は上位モデルの「VALUESTAR L VL750/TSW」が税別224,800円前後、下位モデルの「VALUESTAR L V150/TSW」が税別119,800円前後。発売時期は10月中旬~下旬。○VALUESTAR L VL750/TSW上位モデル「VALUESTAR L VL750/TSW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。ディスプレイとして23型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)が付属する。主なインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、DisplayPort×1、miniD-Sub×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、SDカードスロット(SDHC/SDXC対応)、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、約92万画素Webカメラなど。無線LANおよびBluetoothは非搭載。本体サイズはW97×D405×H333mm、重量は約6.8kg。○VALUESTAR L V150/TSW下位モデル「VALUESTAR L V150/TSW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。ディスプレイとして19型ワイド液晶(1,400×900ドット)が付属する。主なインタフェースや通信機能は上位モデルとほぼ同等だが、SDカードスロットのみ省かれる。本体サイズも同等。重量は約6.5kgとなる。
2014年10月15日三菱マテリアルは10月8日、独自のフッ素化技術と有機合成技術により、瞬時に油と水を分離する世界初の「フッ素系化合物」を新たに開発したと発表した。さまざまな製品における「汚れ」対策には、水も油も寄せ付けない防汚特性をもつ「撥水撥油剤」あるいは水になじむことで洗浄を容易にする易洗浄特性をもつ「親水剤」が用いられている。この両方の特性を併せ持つ「親水撥油剤」として、フッ素系材料と、酸化チタンあるいはシリカを複合化した素材があるものの、瞬時に十分な親水撥油性を発現させることはこれまで困難だった。同社が開発した化合物はこの両方の特性を併せ持っており、各種材料に塗布することで油汚れを防止し、除去を容易にするため、換気扇などの各厨房機器、油汚れのつきやすい工場の床や機械装置などに活用することができる。また、布製やセラミックス製などのフィルターに塗布した場合、水を通しながら油は通さない油水分離フィルターとなるため、河川や海岸における油流出事故の復旧作業、石油資源の採掘現場など、大規模かつ効率的な油水分離処理が求められる分野への応用も期待されるという。
2014年10月09日アイ・オー・データ機器は1日、分離型のACアダプタを搭載したモバイルバッテリ「TR-EB306」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。10月上旬より発売する。同社の直販サイト「アイオープラザ」での価格は5,400円。バッテリ本体と合体 / 分離できるACアダプタ付属のモバイルバッテリ。バッテリ容量は3,000mAhで、バッテリ部はACアダプタを使わずとも、PCのUSBポートなどからも本体が充電できる。ACアダプタにはUSBポートを搭載し、バッテリ部を充電する以外にも、直接スマートフォンなどを充電できる。最大出力は1A(ACアダプタの最大出力も同じ)。過電流 / 短絡化保護機能を搭載。本体サイズは約W107×D30×H30mm、重量は約107g。
2014年10月01日多くの未発表写真と共に山口百恵の「活動記録」全集ソニー・マガジンズは、歌手・山口百恵の芸能活動約8年を記録した『完全記録「山口百恵」』(15,300円)を、完全通販予約限定で、12月5日~2012年2月上旬の間予約を受け付ける。書店での販売はしない。『完全記録「山口百恵」』A4変型(30×30cmのLPレコードアルバムサイズ)約204~252ページの本体×3冊(計約660ページ)/収納用特製ケース【通販価格】1万5300円(定価:1万4800円/税込+送料500円)※商品出荷は2012年3月中旬以降を予定しています。予約申込方法は、ソニー・マガジンズのオフィシャル・オンライン・ショップ「キャッチ本」での予約、または、ソニー・マガジンズ指定口座宛て送金としている。篠山紀信、立木義浩ら撮影のジャケット用未発表写真『完全記録「山口百恵」』は3章からなり、第1章では、篠山紀信、立木義浩、田島照久、斎藤亢、大竹正明、田村仁といった写真家が1973年から1980年、レコードジャケット用に撮影した写真で構成。未発表写真約200点以上掲載(計約330点掲載)。「ファン、関係者の誰もが驚くこと必至の秘蔵写真が満載」としている。第2章では、完全ソフトカタログとして、1973年から2011年までのアナログ作品などのソフトを詳細紹介。第3章では、貴重資料集として、レコード販売促進・告知・店頭特典ポスター、映画…主演映画14作品完全紹介 ほか。山口百恵さんは、1980年10月、21歳で引退。歌唱力・表現力、引退時の潔さで、まさに「伝説から神話となって語り継がれる」。歌手として、女優として、その圧倒的な「活動記録」を目にすると、それを超えるアイドルはもう出ないのでは、と思う人も多いだろう。元の記事を読む
2011年12月06日