日本を代表する監督・山田洋次が、1995年の『男はつらいよ』シリーズ終了後20年ぶりに、本格的な喜劇映画を製作した『家族はつらいよ』。この度、本作の公開が2016年3月12日(土)に決定。併せて橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優らの“家族写真”が公開となった。結婚50年を迎えようとする夫婦。たまには妻に誕生日のプレゼントでも買ってやろうかと夫が欲しいものを聞いてみると、妻の答えはなんと“離婚届”。一家に突然降りかかる、まさかの“熟年離婚”騒動に、子どもたちは大慌て。さらに、この離婚騒動をきっかけに、開かれた家族会議では全員の不満があちらこちらから噴出してしまい…。本作は、50年以上にわたり“家族”を撮り続けてきた山田監督の最新作。『東京家族』で“家族”を演じた8人の実力派豪華俳優陣が再集結している。典型的な頑固親父で元モーレツサラリーマンだった平田周造役に橋爪功、積年の不満が限界を越え離婚を決意する優しい母・富子には吉行和子。父に似て頑固で理屈っぽい長男・幸之助に西村雅彦、その妻であり一家の頼もしい世話役の史枝に夏川結衣。夫婦喧嘩の絶えない長女・成子に中嶋朋子、少し頼りない夫・泰蔵役に林家正蔵。そして次男カップルにいまだに実家暮らしを続ける庄太役に妻夫木聡、その彼女役に蒼井優らが顔を揃える。今回公開された“家族写真”は笑顔で集合した写真と家族会議のシーン。約20分にも及ぶ長尺で、喜怒哀楽すべてが詰め込まれた挑戦のシーンということもあり、山田監督の鋭い演出により5日間をかけて撮影されたそう。今年度は、2本の新作が控える山田監督。「嵐」の二宮和也&吉永小百合が親子役で出演することで話題の“泣けるファンタジー”『母と暮せば』と、本作『家族はつらいよ』だ。タイプの全く異なる両作品が、今冬から来春にかけて封切られることになる。『家族はつらいよ』は2016年3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月06日「男なんだから泣くな」「男なんだからおごってよ」なんて言われた経験のある男性も、少なくないのでは? 男性ならではのつらさには、どんなものがあるのだろうか。今回のアンケートでは、マイナビニュース会員の男性100人に「男はつらい」と思うことについて聞いてみた。Q.「男はつらい」と思うことはありますか?はい 40%いいえ 60%Q.それはどうしてですか?○弱音を吐けない・「人前で泣いてはいけないから」(50歳以上男性/福島県/金融・証券/専門職)・「人前でつらいと言えない」(50歳以上男性/広島県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「強がらないといけない」(25歳男性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「仕事でつらいことがあっても、家に持ち帰って愚痴がいえない」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)・「顔で笑って心で泣く場面があるから」(50歳以上男性/広島県/その他/事務系専門職)・「仕事のストレスを耐えて、家に帰っても彼女から愚痴、彼女はすっきりしたが、自分のストレスはどこに発散すればいいでしょうか」(33歳男性/東京都/ソフトウェア/技術職)○仕事がきつい・「キツい仕事を押し付けられる」(22歳男性/大阪府/食品・飲料/販売職・サービス系)・「仕事で結果を出さなきゃいけないとき」(31歳男性/東京都/運輸・倉庫/技術職)・「とにかく、力仕事になると借り出させるので肉体的につらい年齢になってきているので本当に大雪とかはつらいです」(44歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「力仕事が多い。気楽がない。せわしい」(43歳男性/宮城県/建設・土木/営業職)・「出世争いなど会社を気にして生活しなければならない」(28歳男性/埼玉県/建設・土木/技術職)・「転勤命令にNOといえない」(32歳男性/神奈川県/機械・精密機器/事務系専門職)・「会社からの要求やプレッシャーが厳しい時」(32歳男性/静岡県/小売店/事務系専門職)・「営業職に回されやすい」(35歳男性/大阪府/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「トラブル発生した際にはやはりその長たる男が前面で対処しなくてはならない」(50歳以上男性/埼玉県/小売店/その他)・「力仕事や夜通し残業しなければならないとき、当然のごとく男社員にその役割がまわってくる」(36歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)○仕事を辞められない・「働き続けないといけないから」(32歳男性/東京都/電機/技術職)・「定年まで働くというテンプレがあるので」(31歳男性/神奈川県/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「どんなに辞めたいと思っても仕事を辞められないので」(32歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)○養わなければならない・「稼がなければ」(38歳男性/神奈川県/不動産/営業職)・「家族が有れば養わなくてはならない」(48歳男性/埼玉県/通信/技術職)・「家族を守らなければならないから」(33歳男性/富山県/食品・飲料/販売職・サービス系)○女性はいいな・「女性の方が優遇されることが多いから」(33歳男性/埼玉県/学校・教育関連/専門職)・「レディースデーと遭遇したとき」(35歳男性/北海道/小売店/販売職・サービス系)・「女性なら言われないが、厳しく言われるから」(50歳以上男性/広島県/その他/クリエイティブ職)・「仕事での怒られ方が女性に比べ直接的だから」(30歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「仕事の責任が女よりも重い」(50歳以上男性/山形県/団体・公益法人・官公庁/技術職)○その他・「我慢が多い」(28歳男性/千葉県/医療・福祉/事務系専門職)・「プレゼントとかしないといけないから」(28歳男性/愛知県/自動車関連/事務系専門職)・「何でもかんでも男が多く払うという風潮」(28歳男性/千葉県/自動車関連/技術職)・「髪型のおしゃれが限られる」(24歳男性/京都府/学校・教育関連/専門職)アンケートでは40%の男性が「『男はつらい』と思うことがある」と回答した。特に目立ったのは、仕事にまつわるつらさ。「キツい仕事を押し付けられる」「仕事で結果を出さなきゃいけない」「力仕事が多い」など、いくつもの悲鳴が聞こえてきた。また"一家の大黒柱にならなければならない"という意識からか、「働き続けないといけない」「養わなければならない」という声も。「泣いてはいけない」「つらいと言えない」と精神面のつらさを挙げる人もいた。調査時期: 2015年2月27日~28日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月03日『男はつらいよ』や『学校』シリーズの山田洋次監督の最新作『東京家族』の完成披露試写会が12月12日(水)に、東京・有楽町の丸の内ピカデリーにて都内で行われた。この日のイベントには、先日、文化勲章を受章した山田監督を始め、主演を務めた橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優たち本作で共に暮らした“家族”が勢揃いした。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年12月12日『家族』、『幸福の黄色いハンカチ』、『息子』、『学校』シリーズ、『おとうと』、そして『男はつらいよ』シリーズと、その時代、時代の家族を見つめ続け、先日にはその功績が称えられ、2012年度文化勲章を受章した山田洋二監督による最新作『東京家族』。小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田監督が2012年の東京を舞台に“今の家族”の物語を描いた本作の待望の予告編が遂に解禁となった。2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)夫婦が上京。東京の郊外で個人病院を営む長男の幸一(西村雅彦)、美容院経営者の長女の滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)たちは、東京滞在中は両親に楽しく過ごしてもらいたいと世話を焼くが、のんびりとした暮らしをしてきた2人とは、あまりにも生活のリズムが違い、家族の間には少しずつ隙間ができ始める…。山田監督にとって81作目となる最新作で描かれるのは、2012年現在を生きる家族の物語。今回公開となった予告編では、橋爪さん演じる周吉が妻夫木さん演じる昌次に「のう、昌次。母さん、死んだぞ」と言葉をかけ、泣くのをぐっとこらえていた妻夫木さんが思わず涙してしまうシーンからスタートする。上京してきた周吉、とみこに対する反応は同じ家族でも様々。そして平山夫妻を取り巻く家族の風景が、久石譲の音楽と共に丁寧に映し出され、予告編ラストには「親をもつ、子をもつ、すべての人へ―」というメッセージが流れる。小津安二郎監督が家族の絆と喪失を描いた『東京物語』から60年――。これはスクリーンの中の家族の物語ではなく、私たち一人一人の物語でもあるのだ。巨匠・山田洋二が紡ぎ出す、現代の“家族”の姿にあなたは何を思うだろうか?『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年11月02日