俳優の岩瀬洋志が2日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」に出演した。日本テレビ系ドラマ『新空港占拠』(毎週土曜22:00~)で武装集団「獣」の一人である“猿”こと丹波直樹を演じ、注目を集めている岩瀬。この日は、古着によるスタイリングショーに登場し、レザーパンツにレザージャケット、さらに青いセーターを羽織った50年代ルックでランウェイを歩いた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「百花繚乱」。春の訪れとともに迎えるTGCは、色とりどりのさまざまな花々が集まり華やかに咲き乱れる特別な場所であり、儚さをも秘めた夢の瞬間という意味が込められている。撮影:蔦野裕
2024年03月02日今年は初の連ドラレギュラー出演を果たし、その端正な顔立ちとまばゆい輝きで人気急上昇中の俳優・岩瀬洋志さん。今回、色っぽい切れ長アイから目が離せない、フォクシーメイクに挑戦してもらいました。切れ長グラデメイクでセンシュアルなまなざしに。「お仕事でメイクしていただく機会はあるんですけど、こういう艶っぽいメイクは初めてだったので自分でも新鮮でした。上品さはあるんだけど、華やかで色っぽくて、ゴージャスな感じ。この前、カレンダーの発売記念イベントをして、その時に初めて自分のファンの方とお会いしたんですけど、すごく嬉しくて。次はこのメイクでファンのみなさんにお会いしたいですね」カメラの前ではメイクのムードを体現すべく、“セクシーな大人の男”を演じてくれた岩瀬さんでしたが、ひとたびトークを始めると“ゆるふわ”な空気を纏った等身大の19歳の素顔に。「たまに、パンダや亀に似てるって言われるんです(笑)。マイペースでちょっとのんびりしているところが似てるって…。自分でも自覚してます(笑)」一方でやると決めたらとことんストイックな一面も。「4月からジムに通っています。ウェイトトレーニングやランニングのほか、食事管理も行って体作りを始めました。最初は集中的に週4ペースで、今は週1~2回通っていますが、10kgくらい減量しました。顔もボディも引き締まってきたかなと思います」Makeup PointA、スモーキーなカーキを忍ばせたピンクパレットは、スパークル、マット、パールの異なる質感で多彩な表情を作る。アディクション ザ アイシャドウ パレット106¥6,820 ’24年1/5限定発売(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)B、抜け感のあるプラムカラーでさりげなく洒落感を仕込んだ目元に。Celvoke イラボレート ジェル アイライナー 05¥3,080 ’24年1/1発売(セルヴォーク TEL:03・5774・5565)C、シアーなビターブラウンが彩る美しいマットリップに。アディクション ザ マット リップ リキッド116S¥3,520 ’24年1/5限定発売(アディクション ビューティ)My Beauty Rules1、できる限り8時間は寝る。「寝つきも寝起きもいいので、一度寝たら朝までぐっすり眠れるタイプ。8時間寝るようにしてから肌あれも改善しました。ホテルみたいに枕を4個、クッションを2個ベッドに並べて、全部使って寝るのがこだわり。日本一、眠る才能はあると思います(笑)」2、お風呂は1日2回のシャワー派!「なかなかゆっくり湯船に浸かる時間がとれないのですが、夜寝る前と朝起きた時にシャワーを浴びるようにしています。お風呂から上がる前に必ず冷水を浴びるのがこだわり。血行がよくなるので体が内側からあたたまって、毛穴も引き締まる感じがします」3、スキンケアは継続することが大切。「高校3年生の夏に肌あれしてしまい、皮膚科に行くようになったのが、スキンケアに興味を持ったきっかけ。友だちに情報を聞いたり、韓国コスメ好きな母におすすめを聞いたりも。日々化粧水、美容液、パックで保湿する、シンプルケアに徹しています」いわせ・ようじ2004年1月6日生まれ、兵庫県出身。俳優。SNSでそのイケメンぶりが注目され、芸能界入り。趣味はトレーニング、ギター、野球観戦。今後出演作が目白押し。シャツ¥68,200(MSGM/アオイ TEL:03・3239・0341)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年12月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・岡井美絹子
2023年12月24日俳優の塩野瑛久、一ノ瀬颯、岩瀬洋志が12日、東京・表参道ヒルズで行われた「“Gingerbread Land(ジンジャーブレッド ランド)” ポップアップイベント」フォトコールに登場した。英国発フレグランス ライフスタイル ブランド「ジョー マローン ロンドン」は、12月14日~25日の期間限定で「“Gingerbread Land(ジンジャーブレッド ランド)” ポップアップイベント」を表参道ヒルズ B3F スペース オーにて開催。英国で愛される伝統菓子、ジンジャーブレッドからインスパイアされた2023年クリスマスの限定コレクションの世界観を体現した空間が広がる。開催に先立ち行われたフォトコールでは、お菓子の国のような装飾が施された豪華ゲストがホリデーシーズンを意識した衣装を身にまとって登場。塩野はホワイトコーデで靴はブラックに。一ノ瀬はブルーのセットアップをまとい、岩瀬は靴までホワイトでそろえたコーディネートを披露した。フォトコールには、玉城ティナ、貴島明日香、渡邊圭祐、笠松将も登場した。
2023年12月12日「年金関連のデータは個人情報の宝庫といえます。いくら給料をもらっているのか、税金をどのくらい払っているのか、家族構成などはもちろん、結婚歴や離婚歴、さらには病歴や中絶経験があることなど、データを読めばその人の“すべて”がわかってしまうのです。そんなデータが2万3千人分も紛失してしまうなんて、本当に恐ろしいことです……」本誌にそう語るのは、派遣社員のA子さん。彼女が“恐ろしい”と語るのは、日本年金機構が7月23日に公表した“DVD紛失事件”のこと。国民年金の未納者計約2万3千人分の個人情報が記録された8枚のDVDが行方不明になってしまったという問題だ。国民年金未納者への支払いの督促を委託されていた会社が状況を報告するためにDVDを作成。それが日本年金機構の東京広域事務センターに宅配便で送付されたという。そしてA子さんは同センターで働いていたのだ。「センターは江東区有明にあるビルの3フロアを使用しています。働いているのは日本年金機構の正規職員が1割、残り9割は派遣社員やアルバイトなどの非正規スタッフという割合でしょうか。スタッフはパソコンでのデータ入力、電話対応、書類の整理など業務ごとにグループに分けられていて、郵便物の開封作業だけに携わっている人たちもいます。DVDの入った宅配便が届いたのは7月4日だと聞いていますが、それを受け取ったり開封したりしたのは、アルバイトスタッフだったそうです」“センターに届いた郵便物の受け取りは機構の正規職員が立ち会う”というルールもあるが、この日、機構職員は不在だった。「私たちがDVDのことを知らされたのは7月9日のこと。朝礼のときに“紛失したから捜索する”というお達しがありました。もう大騒ぎで、杉並区にある日本年金機構の本部から100名ほどの職員がやってきました。ゴミ箱を1つ1つ漁ったり、通路に1列に並んで床を這うようにして捜したり、派遣社員やアルバイトたちの荷物を全部チェックしたり……。ただDVD8枚といえばかなりの量です。2週間も捜索を続けていましたが、何だか懸命に捜したという“アリバイ作り”のようにも思えました。荷物チェックについては、私物を見たりさわったりするのですから、“スミマセン”とか“ご協力ありがとう”といった一言があってもいいと思うのですが、そういった気遣いはありませんでした」5千万件という“消えた年金”問題で社会保険庁が解体され、’10年に発足した日本年金機構。その設立委員も務めたジャーナリスト・岩瀬達哉さんは次のように語る。「機構が管理している個人情報は非常に重要なものですが、職員たちは、その認識が甘いように思われます。これらの情報が詐欺集団の手に渡れば悪用されることは目に見えています。悪徳金融業者に渡れば、逃げた顧客の追跡に使うことでしょう。いわば“金になる情報”であり、’17年には機構の職員らが、データを持ち出し、逮捕されるという不祥事も起こっています」A子さんが今回、“告発”に踏み切ったのも、日本年金機構のずさんな管理体制に疑問を抱いたからだという。「データの整理には納期もあり、厳守しなくてはいけません。そのため大勢の人員を確保しなくてはならず、日替わりのようにして新しいアルバイトの人たちがやってくるのです。大切な個人情報がいわゆる“日払いバイト”たちに任せられているのですが、立ち会うべき職員が立ち会っていなかったという事実からもわかるように、機構は非正規スタッフに仕事を“丸投げ”し、きちんと管理しているとはいえない状況です」今回の紛失事件についての見解を日本年金機構に取材したところ、広報担当者が次のように回答した。「DVDの記録は暗号化されており、限られたパソコンでしか読み取ることができません。現在までにそれらの端末が使用された痕跡はなく、さらにデータ自体を閲覧できないように処理しましたので、個人情報漏洩は起きることはありません。今後は郵便物の開封や、(DVDなどの)データの持ち運びなどは、複数人で行うようにし、同じような事態が起きないようにしていきたいと思います」だが事件後、非正規スタッフたちの負担はさらに増加したという。A子さんが嘆息する。「例えば荷物を運ぶにも、いまは最低でも2人以上で対応することになり、その分、スタッフたちの業務が増えています。セキュリティーを重視しているという姿勢をアピールしたいのでしょうが、時給1000円程度の非正規スタッフにばかり負担を強いるのではなく、管理体制そのものを見直すべきではないでしょうか」発足以来、不祥事ばかりの日本年金機構。汚名を返上できる日は来るのだろうか。
2019年08月13日