川崎市では発達障害児の生活支援ツールのひとつとして「サポートカード」を発行しています。川崎市健康福祉局から発行されているこのカードは、発達障害により日常生活のさまざまなシーン(学校、医療機関、美容院など)でうまくコミュニケーションがとれずに困っているお子さんが、特性に応じた配慮を受けられるよう提示するものです。このカードを作ったのは、川崎市通級親の会・前会長の今村優子さん。普通の主婦であり母である今村さんがどのように行政を動かしたのか、話しを聞きました。発達障害児への無理解や偏見が誕生のきっかけに今村さんは、サポートカード誕生のきっかけとなった辛い体験を次のように話してくれました。当時小3だった息子さん(DAMP症候群=外的刺激に対して健常児よりも過敏または鈍感。感情のコントロールが困難。口頭でのルール説明などの理解が困難)が、学校の耳鼻科健診の結果を持参して受診したときの体験です。診察室に入り、今村さんは、息子さんが発達障害児で、耳の中の刺激に過敏で耳かきをさせてくれないこと、ピンセットで耳垢をはがす処置にも過剰反応を示すこと、そのため点耳薬でふやかして洗浄する処置を望むことを医師に伝えました。しかし、医師は聴覚過敏と早合点したのか、途中で話をさえぎり「聴覚過敏と耳垢は話が別だ!甘やかすな!」と一喝。看護師を呼び、4人ががりで息子さんの両手・両足・頭を押さえるように指示し、ピンセットを用意。突然のことに息子さんが驚き頭を動かそうとすると「ばかたれ!」と言って息子さんの頭をげんこつで殴りつけました。耳垢をはがすだけだったため、息子さんが恐怖で固まっている数秒で処置は終わり。医師に「終わり。大騒ぎするな」と言われて診察室をあとにしたそうです。待合室に戻っても息子さんは興奮状態。「あんなに大きい子が大騒ぎして…」と言いたげな周囲の視線も辛かったといいます。「私は息子に『あなたは何も悪いことはしていないけれど、これからもきっと同じ思いをする。だから世の中の無理解にもっと慣れていく必要がある』と話しました。ですが、私自身も納得がいかず、悔しくて涙が止まりませんでした」と今村さん。親の会で知り合った友人に相談したところ、同じような経験をしているお母さんたちがたくさんいることに驚いたそうです。「友人と話しているうちに『発達障害は目に見えにくい障害だけど、医療の現場ですらその特徴が受け入れられずにいるのはおかしい』と思うようになりました」。ある出会いで活動が大きく前進今村さんは、在籍校の校長、区役所福祉課、通級指導教室、川崎市発達相談支援センター、総合教育センターにアポを取って経緯を説明。「学校健診後のしばらくの間だけでも、特別なニーズのある児童も受診の機会が増えることを医師会に通達してほしい」と相談しましたが、いずれも「医師会には直接的な繋がりがないから難しい」という回答。医師会とのコンタクトを試みて相談窓口を探し始めてから1年が経過。話を聞いてもらえる場所すら見つからない状況が続いていました。そこで“窓口探し”や“医師会とコンタクトを取る方法探し”を中断。別の方向から改善に向けて声を上げてみようと考えました。「発達障害を社会に広く認知してもらうきっかけになり、無理解者が支援者に変わるような、または、支援者と要支援者をつなぐようなツールを発信できないか。イメージは妊婦さんのマタニティバッジでした」。ここで誕生したのが「サポートカード」というアイデア。今村さんが自身の高校時代の恩師にこの話をしたところ、市議会議員の田村伸一郎議員を紹介されました。田村議員は自身も難病を抱える子どもを持ち、障害者支援に力を入れていました。今村さんの辛い経験から2年。この出会いが活動を大きく前進させます。田村議員の力添えで、市民・こども局こども福祉課長と今村さんの面談が叶いました。田村議員同席のもと、今村さんは発達障害児の医療機関受診時の現状を訴え、カードの必要性・実現化・医師会へのアプローチを切望。田村議員も行政に働きかけてくれました。今村さんはさらに、自身が会長を務める川崎市通級親の会本部に協力と応援を要請。さらに2年後、ついに現在のサポートカードが完成し、川崎区役所保険福祉センター、発達相談支援センター、療育センターなどでだれもが無料でこのカードを受け取れるようになりました。サポートカードの認知と普及はまだまだこれから!発達障害児を抱える家庭の悩みのひとつが“病院探し”。今村さんは、無理解から来る不適切な対応により、子どもたちの病院嫌いが強化される悪循環を断ち切り、発達障害についての社会認知が広まってほしいという一心で、4年に渡ってこのカードの必要性を訴え続けました。川崎市通級指導教室親の会本部では今後もカードの普及・浸透に向けた活動を展開していく予定とのこと。「現在はまだ、サポートカードの存在を知らない人がほとんど。カードが認知され、実用性・有効性が本当の意味で決まってくるのは、ユーザーである私たちがどのように利用するか、その姿勢に関わってくると考えています。カード発行の際は、川崎市の医師会・歯科医師会・理容協議会・美容連絡協議会にも健康福祉局を通じて連絡をしました。相手側にすべてを期待するのではなく、無理解者を理解者に変えるきっかけとして、積極的に活用していきたいと思っています」取材協力:川崎市通級指導教室親の会前会長・今村優子さん<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年10月07日ストローでドラえもんになれる!? ドラえもんブルードラえもんブルー(¥600)は、インスタでシェアしたくなるノンアルコールブルーカクテル。一緒についてくるドラえもんストローはストローの先端にドラえもんの口周りを再現したものになっているので、飲んでいる姿はまさにドラえもん。ピーチ&グレープフルーツな味わいなので、スッキリとしたトロピカルな味わいが楽しめます。コースターは季節や企画展ごとに変わるので、コースター集めに何度も訪れたくなります。ドラえもん&ドラミちゃんがキュート♡ ドラドラロール限定メニューだったドラえもんとドラミちゃんのロールケーキ(¥980)が定番メニューとして登場!ドラえもんは生クリーム、ドラミちゃんはイチゴ味のクリームで、2つの味が楽しめます。青と黄色のロールケーキに白いチョコレートで再現したドラえもんとドラミちゃんは見た目がかわいいのでインスタでシェアしたくなる一品です。食べるのがもったいなくなってしまうかも!ドラえもんの形をした新ドリアもん+ドラえもんの形をした器で作られたドリア(¥1,600)。隠し味はなんと、ドラえもんの好物どら焼きから”あんこ”を取り入れています。今までに味わったことがないチーズとあんこ、甘いミートソースの組み合わせに驚くことでしょう。ミニハンバーグ、マッシュポテト、ブロッコリー、オニオンスープ付きなので、他のメニューと比べてもしっかり食べやすいメニューです。(C)Fujiko-Pro取材・文/平田裕一スポット情報スポット名:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号電話番号:0570-055-245(9:30~18:00)
2017年06月02日神奈川「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」では、2017年5月31日(水)から7月2日(日)まで、「ジャイアンフェア2017 GIANCAFE」を開催する。6月15日は、ドラえもんに登場する“ジャイアン”こと剛田武の誕生日。これを記念して開催される本フェアでは、ジャイアンをイメージしたメニューの提供や、オリジナルグッズの販売が実施される。3階のミュージアムカフェには、ジャイアンも満足する総重量500グラムの「ジャイアントハンバーガー」、通常の2倍のサイズの「カフェ・俺」などのボリューム満点メニューのほか、特徴的な“ギザギザ模様”をあしらった「ジャイアンげんこつラーメン」、ジャイアンの愛する妹・ジャイ子をデザインした女性向けの「ジャイ子 チキンカツ bowl」など、ユニークなメニューの数々が登場。そして1階のミュージアムショップには、店長姿のジャイアンをあしらったオリジナルグッズがラインナップ。木目柄のiPhoneケースやトートバッグ、タンブラーなど、日常生活に取り入れたい雑貨のほか、様々なシーンのジャイアンを描いた缶バッジも販売される。【開催概要】「ジャイアンフェア2017 GIANCAFE」期間:2017年5月31日(水)〜7月2日(日)場所:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号【問い合わせ先】川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムTEL:0570-055-245(9:30〜18:00)©Fujiko-Pro
2017年05月25日神奈川県初進出株式会社ファイブテイルズ(東京都港区)は、展開中の脱毛サロン「Ibiza wax(イビサ・ワックス)」について、神奈川県川崎市に6店舗目をオープンすると発表した。イビザ・ワックスは、ブラジリアンワックス脱毛の専門サロン。川崎店は、神奈川県初の店舗となる。ブラジリアンワックスって?最近、注目を集めているブラジリアンワックス。「アンダーヘアを含めた脱毛」のことだ。ワックスを使用した脱毛で、サロンによって成分が異なるが「ハニー」「シュガー」「ハード」など、ワックスの種類が多数あるのも特徴だ。脱毛方法は、ワックスを毛に絡ませた後、ペーパーをあて、一気に毛を抜き取るもの。レーザー脱毛や光脱毛ができない粘膜部分の脱毛も可能になるという。シェービングに比べ、生えるスピードも遅く、ニオイやムレ、生理の際の不快感なども軽減される。「Ibiza wax(イビサ・ワックス)」の特徴イビザ・ワックスでは、「短時間で完全脱毛」ができるため、急なデートや、旅行、イベントなどに向けムダ毛処理が気になる際に有効。1回20分程度の施術で両脇下を脱毛することができる。また、永久脱毛の場合、定期的に通う必要があるが、ブラジリアンワックスは、必要な時にその都度施術し、必要な分だけ支払いをおこなうことが可能。古い角質も一緒に除去することができるため、黒ずみなどをふせぎ、ツルツルの肌を手に入れることができる。既に黒ずみがある人でも、少しずつ解消される傾向がある。(画像はプレスリリースより)【参考】※ワックス脱毛サロン「Ibiza wax」川崎店3月2日オープン! 人気のブラジリアンワックス6号店目が神奈川に初進出
2017年03月10日神奈川県川崎市にある「ラ チッタデッラ」で、11月12日(土)からクリスマスイベント「NATALE 2016」がスタートします!ロマンチックなイルミネーションに、お得なフェアなど気になるコンテンツが盛りだくさん。心あたたまるクリスマスにぴったりのイベントをご紹介します。「ボタニカル」がテーマのクリスマスイベント今年のクリスマスイベントのテーマは「ボタニカル(植物)」です。ヒイラギやアマリリスなどナチュラルグリーンがあふれる空間にイルミネーションがきらめき、施設全体がシックな雰囲気に包まれます。また、11月23日(水)からは「NATALEフェア」も開催されます。「NATALE」はイタリア語で「クリスマス」という意味。テーマ「ボタニカル」をイメージした商品やメニューが続々登場します。期間限定の商品やメニューに、クリスマス気分が盛り上がります。さらに豪華賞品が当たる抽選会も同時開催!ぜひ参加して「ラ チッタデッラ」からのクリスマスプレゼントをゲットしましょう。「NATALEフェア」開催期間:11月23日(水)~12月25日(日)抽選券配布期間:11月23日(水)~12月11日(日)11月12日(土)の点灯式にはMs.OOJAが登場!「ラ チッタデッラ」のクリスマスを華やかに彩るイルミネーション。11月12日(土)の点灯式には圧倒的な歌唱力で人気のアーティスト、Ms.OOJAが登場します。光と歌声で満たされる、幻想的なひとときを堪能しましょう。【イルミネーション点灯式】日時:11月12日(土)18:00~会場:中央噴水広場料金:無料ライブ出演:Ms.OOJA●イルミネーションショー「Winter Special Symphony」も必見11月19日(土)~12月25日(日)の期間中は、ラ チッタデッラ中央噴水広場付近でイルミネーションショー「Winter Special Symphony」が毎日おこなわれます。いまや超定番クリスマスソングとなった山下達郎の『クリスマス・イブ』に合わせ、イルミネーションが点灯。さらにモミの木のアロマが会場にただよいます。音楽と光、香り、そして噴水が織りなすショーが、ロマンティックなムードを盛り上げます。【Winter Special Symphony~水と光と音楽と“モミの木”のアロマ香るスペシャルショー~】開催日時:11月19日(土)~12月25日(日) 17:00~1時間ごとに実施※土日祝の初回は、16:50~会場:ラ チッタデッラ中央噴水広場付近JR川崎駅前にあるので、仕事や学校帰り、ショッピングの途中で立ち寄りやすいのも嬉しいところ。「NATALE 2016」でステキなクリスマスを迎えてみてはいかがでしょうか。■スポット詳細名称:ラ チッタデッラ所在地:神奈川県川崎市川崎区小川町 4-1 (JR川崎駅前)電話番号:044-223-2333公式サイト:
2016年11月03日このほどリニューアルしたJR川崎駅東口の地下ショッピングモール「川崎アゼリア」。中でも37店舗のレストランがそろう「GOURMESSE」ゾーンには、駅地下とは思えないぜいたくなつくりのビアバーが続々とオープンしている。各店舗こだわりのビールをご紹介しよう。○カラフルなビヤカクテルが楽しめる「ヱビスバー」まずは、ヱビスビールが堪能できる店「YEBISU BAR」。樽生ヱビスの全ラインナップを取りそろえ、「ヱビスと料理のマリアージュ」をコンセプトにビールにあう料理の提供も行っている。神奈川県では初めてとなる店舗だ。中でも注目は、豊富な種類が自慢のビヤカクテル。定番の「レッドアイ」(560円・税別)をはじめとして、イチゴとヨーグルトリキュールを使った「いちごヨーグルト」(560円・税別)などの変わり種もある。季節限定のメニューも用意していて、3月限定のドリンクは琥珀ヱビスにクランベリードリンクとさくらんぼエードを加えた「Sakura」(560円・税別)。料理についても、じっくりと焼き上げたいわしと菜の花を、大葉の香りと梅の酸味で味わう「鰯と菜の花のオーブン焼き」(900円・税別)など、季節感あふれるメニューが楽しめる。一方「キリンシティ」は、ビールをはじめとしてワインやカクテルなど100種類以上のドリンクが楽しめるビアレストラン。同店の自慢は「3回注ぎ」と呼ばれる特別な注ぎ方で提供される"ご馳走ビール"だ。○ふわとろ泡のビールが自慢「キリンシティ」1投目、グラスの中で勢いよくビールを回転させて泡をいっぱいにしたあと、じっくり待つのがポイントだ。ほどよく苦味や炭酸が抜けたら、ようやく2回ほどつぎ足して完成。"ふわとろ"のクリーミーな泡がふたとなり、ビールのまろやかなうまみを最後まで保ってくれる。前菜やアヒージョなど、おつまみにぴったりな料理も充実している。このほか、パスタやピザ、それに熊本のあか牛を使った看板料理の「あか牛の旨塩焼き」(1,480円・税込)など、ディナーとしても大満足のメニューがそろう。「職場の同僚と、仕事帰りに軽く1杯! 」というシチュエーションで活躍しそうな2店。互いの店舗のビールを飲み比べても楽しそうだ。ぜいたくな味わいが楽しめる両店舗で、リッチな気分を味わってみてはいかがだろうか。※記事中の情報・価格は2016年3月取材時のもの
2016年03月18日JR川崎駅東口の地下ショッピングモール「川崎アゼリア」が3月16日、リニューアルオープンする。レストランや雑貨店など163店舗が新しく生まれ変わった。その中でも注目の店舗をゾーン別に紹介しよう。○人生が豊かになりそうな空間川崎アゼリアは1986年に創業したJR川崎駅の地下ショッピングモール。"人生の豊かな時間を共有するライフシェアモール"をコンセプトに掲げ、リニューアルオープンする。2015年7月にリニューアルを終えた「DELICHIKA」ゾーンに続き、今回、レストランが並ぶ「GOURMESSE」ゾーン、生活用品がそろう「LIFEGRAND」ゾーンが新しくなっている。地下街といえども、天井からは日の光が差し込み、こけ玉を使ったモニュメントが安らぎの空間を演出している。さらに、赤ちゃんのための授乳室や着替え用ベッドがある「ベビールーム」も完備。ミルクを作るための給湯器や、親子で休めるソファスペースも利用できるのだ。インフォメーションでもらえるコインを入り口の設備に投入すると入室できる仕組みなので、買い物の途中に安心してくつろげる。○気軽にぜいたくな時間を味わえるこのうち「GOURMESSE」ゾーンでは、37店舗中16店舗が新店となる。和定食や中華、それにエスニック料理やカフェなどジャンルはさまざまで、"おひとりさまごはん"や子ども連れでのランチ、ビジネス利用など幅広く活用できそうだ。さらに、会社帰りに気軽に立ち寄れそうな店も豊富にある。新店舗としては、肉料理やラクレットチーズ料理が楽しめる新業態の「レッドブリックス」や、石釜で焼くナポリピッツァを提供する「BOCCA」がオープン。「ヱビスバー」は神奈川県初の出店で、樽生ヱビスの全ラインアップをそろえているほか、リキュールなどと合わせたカラフルなビヤカクテルも味わえる。○"ここでしか買えない"雑貨もまた、アクセサリーやコスメ、服飾雑貨などが集まる「LIFEGRAND」ゾーンは、大人の女性が楽しめそうなアイテムが勢ぞろいしているエリアだ。特に、ナチュラル・オーガニックブランドの「ヴェレダ」をはじめとしたスキンケア・化粧品のショップが充実していて、商品を眺めているだけで気持ちがうきうきする。一方、本格的な芸術作品を購入できるお店もある。新業態の「雲花」は、九州の焼き物を中心とした和雑貨・小物を取り扱っている店舗。福岡県や長崎県などで制作に励む15人ほどの職人の作品が並び、店長によれば「全て一品物で、都内の大手デパートでもなかなか出回らないものが多い」とのことだ。ちょっとした休憩や気分転換、本格的な買い物やぜいたくなディナーまで、幅広く楽しめる「川崎アゼリア」。JR川崎駅東口を出て、入り口階段を下りればすぐにたどり着ける好立地の同施設に、一度足を運んでみてはいかがだろうか。※記事中の情報・価格は2016年3月取材時のもの
2016年03月16日神奈川県・川崎市の川崎市岡本太郎美術館は、第19回岡本太郎現代芸術賞の入賞・入選者の作品を集めた展覧会「第19回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展」を開催している。会期は4月10日まで(月曜・祝日の翌日休館)。開館時間は9:30~17:00。観覧料は一般600円、高大学生・65歳以上400円、中学生以下無料。同展は、岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)の、第19回入賞・入選者の作品が展示されるもの。第19回をむかえる同賞には485点の応募があり、24歳~72歳までの23名(組)が入選した。審査は、椹木野衣(美術批評家・多摩美術大学教授)、平野暁臣(空間メディアプロデューサー・岡本太郎記念館館長)、北條秀衛(川崎市岡本太郎美術館館長)、山下裕二(美術史家・明治学院大学教授)、和多利浩一(ワタリウム美術館キュレーター)らによって行われ、入選者の中から太郎賞に三宅感さんの「青空があるでしょう」、敏子賞に折原智江さんの「ミス煎餅」、特別賞に笹岡由梨子さんの「Atem」が決定した。岡本太郎賞を受賞した三宅さんは、「どんなに生活や人生が苦しくても、青空はみんなに平等にある、という気持ちを作品とタイトルに込めた」、「僕はとくに経歴はないけれど、太郎賞は経歴を問わない、という記憶を頼りに応募した。それは本当だった」とコメントしている。なお、副賞として太郎賞には賞金200万円、敏子賞には賞金100万円、特別賞には賞金50万円が贈られるということだ。
2016年02月03日大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会は11月1日から2016年2月29日まで、東京都大田区と神奈川県川崎市の銭湯にて「大田区VS川崎市 銭湯陣取りスタンプラリー」を開催している。大田区と川崎市は、約100軒の銭湯が集まる「銭湯の町」としても有名な地域とされ、多摩川を挟んで隣り合っている。また、美容と健康に良いとされる褐色の温泉「黒湯」を楽しめる銭湯が多いのも特徴とのこと。同イベントは銭湯発の地域振興を推進するために開催されており、大田区と川崎市の両陣に分かれて陣取り合戦に見立てたスタンプラリーを行う。スマートフォンアプリ「さくっと銭湯マップ~さくせん~」をダウンロードした上で自陣の銭湯を利用すると1ポイント、相手陣の銭湯を利用すると2ポイントを獲得可能。ポイントが貯まるとさまざまなプレゼントに応募できる。A賞(50ポイント・4人)には、銭湯を貸し切りできる「あなただけのプレミアム銭湯体験」、B賞(5ポイント・324人)には「協賛団体プレゼント」などを用意している。また、同アプリでは大田区と川崎市の全銭湯・約100軒を検索できる。
2015年11月04日神奈川県川崎市で開催中のハロウィンイベント「カワサキ ハロウィン」。10月25日に同イベントにて行われた『スター・ウォーズ』パレードには、同作のキャラクターに扮(ふん)した仮装者100人も参加。その気合の入った仮装を紹介しよう。○100人の仮装者が大興奮「カワサキ ハロウィン」は、同市にて毎年行われているハロウィンイベント。今回は12月18日に公開される映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とのコラボレーションが実現し、毎年恒例のハロウィンパレードに「スター・ウォーズ(以下、SW)」パレードが特別に設けられた。SWパレードには、「青森ねぶた祭り」の本場・青森県のねぶた氏が制作した4台の「スター・ウォーズねぶた」が登場。加えて、映画音楽のメドレーを奏でるマーチングバンド「YOKOHAMA ROBINS(横浜ロビンズ)」、SW登場キャラクターに仮装した一般の参加者100人も参加した。パレードの開始前には、スタート位置に100人の参加者が集合。中には新キャラクターのロボット・BB-8に仮装した人もいた。集まった人はみな、これから始まる行進に胸踊らせながら、お互いの仮装姿を撮影しあったりSW談義に花を咲かせたりと楽しんでいた。なお、SWパレードの模様は「神奈川県川崎市にスター・ウォーズねぶた4台登場! 大熱狂パレードの全貌」にて紹介している。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 12月18日(金)全国ロードショー (C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2015年10月27日神奈川県川崎市では10月25日、ハロウィンイベント「カワサキ ハロウィン」にて映画『スター・ウォーズ』のねぶた4台とマーチングバンド、仮装者100人によるパレードが行われた。そのパレードの全貌をお届けする。○市長も"ジェダイ"になって応援「カワサキ ハロウィン」は、同市にて毎年行われているハロウィンイベント。19回目の開催となる今回は、12月18日に公開される映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とのコラボレーションにより、毎年恒例のハロウィンパレードに「スター・ウォーズ(以下、SW)」パレードが特別に設けられた。SWパレードを彩るのは、登場キャラクターに仮装した一般の参加者100人に加え、映画音楽のメドレーを奏でるマーチングバンド「YOKOHAMA ROBINS(横浜ロビンズ)」、そしてSWをモチーフとした「ねぶた」だ。「ねぶた」とは、「青森ねぶた祭り」でよく知られる大型の山車のこと。今回は本場・青森県で活躍するねぶた師により「フォースねぶた」「ドロイドねぶた」「ジェダイねぶた」「シスねぶた」の4台が制作され、川崎の街を行進した。当日はパレードの前に「ねぶた出発式」が行われ、川崎市長の福田紀彦氏が"ジェダイの騎士"に扮(ふん)した衣装で登場。ねぶたを制作した外崎白鴻氏と北村春一氏、カワサキ ハロウィン プロジェクト委員会委員長の猪熊俊夫氏もそれぞれ登壇し、SWの仮装者20人を加えて、ねぶた出発のテープカットが行われた。○生演奏とねぶたに大熱狂!いよいよパレード出発の時間になると、沿道は見物客でいっぱいに。川崎市役所前~JR川崎駅前のパレードルートは、片側全車線の車道を封鎖した大規模なものとなった。MCから「まもなくスタート! 」の声がかかると辺りは静まり返り、「YOKOHAMA ROBINS」がSWのメインテーマ曲を奏でながら行進を開始。マーチングバンドに続けて100人の仮装者が沿道にアピールしながら歩き、いよいよ最初の「ねぶた」が登場するころには観客の興奮も最高潮に達していた。「ねぶた」は「フォースねぶた」「ドロイドねぶた」「ジェダイねぶた」「シスねぶた」の順に登場。パレードルートには緩やかながら上り坂になっている部分もあり、引き手は息を合わせて力強く「ねぶた」を動かした。勇壮な「ねぶた」とSWとの共演に、誰もが熱狂した一時だった。なお、パレード参加者の気合の入ったSW仮装については「神奈川県川崎市にスター・ウォーズ仮装100人集結! BB-8も登場 - 写真19枚」をご覧いただきたい。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 12月18日(金)全国ロードショー (C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2015年10月27日JR川崎駅直結の商業施設・ラゾーナ川崎プラザ(神奈川県川崎市)は10月1日から、ハロウィンをテーマにしたイベントを多数行う。10月1日~31日には、同館2Fに巨大カボチャオブジェが出現。フォトスポットとして利用できる。また、同期間中に「j.s. pancake cafe」など同館内の飲食店計11店舗ではハロウィン期間限定メニューやオススメメニューを用意。"魔よけ効果がある"と言われるトウガラシを使った激辛料理も「南国酒家 NANGOKUSYUKA」など計8店舗で提供する。10月24日・25日・31日の計3日間は、小学生以下に限り、対象店舗にて「トリック・オア・トリート」の合言葉を伝えるとラゾーナオリジナルチロルチョコをプレゼントするキャンペーンも行う。開催時間は10:00~21:00で、各日1店舗につき先着300人限定、1人1個のみのプレゼントとなる。なお、対象店舗は10月24日が「アカチャンホンポ」「namco」「無印良品」、25日が「Piu,de piu」「BREEZE」「レピピアルマリオ」、31日が「apres les cours」「Lovetoxic」「Lovetoxic」。また、同期間内、1Fフードコート「ダイニング・セレクション」では、仮装して来店した人に各店がさまざまな特典を用意するとのこと。10月25日の18:00~20:00には、1日限定で「ラゾーナハロウィンパーティ」を開催する。ドレスコードは"ハロウィン仮装"で、同館内レストラン「ビタースイーツ・ビュッフェ」での実施。ハロウィン限定メニューも用意するという。10:00~17:00には2F ルーファ広場入口、17:00~には4F「ビタースイーツ・ビュッフェ」にて参加券を販売する。料金は、大人2,000円・小学生以下1,000円・キッズクラブ会員800円・6歳以下無料(いずれも税込)。食べ飲み放題で、定員は先着100人となる。
2015年09月30日UDSは9月16日、滞在型複合ホテル「ON THE MARKS(オン・ザ・マークス)」を神奈川県川崎市にオープンする。同ホテルのコンセプトは、「全てのHopping Travelerのための発着地」。日本各地を飛び回るように観光を楽しむ訪日外国人や、複数の都市で働く国内のビジネス旅行者にとって、旅の時間をより豊かなものとする快適な滞在施設を提供したい、という思いを込めているとのこと。建物正面部にはフルオープンサッシを採用。1階共用部においては、エントランスから入ってダイニングスペースを通り抜けた所にフロントを配置。ダイニングを利用する人々と旅行者のコミュニティによる賑わいを喚起するという。客室は、宿泊滞在のスタイルをニーズに合わせて選択できるよう「Bunk Bed」「Compact Room」「Standard Room」の3タイプを用意している。「Bunk Bed」では、リーズナブルな価格と快適性を追求。一般的なカプセルタイプの客室よりも広い、2段ベッドでの宿泊スペースとなっている。「Compact Room」は、プライベート性を重視する人に向けた個室タイプのコンパクトルーム。約6平方メートルの空間に、ベッドのほかテレビなどの設備機能がついている。「Standard Room」は滞在をしっかりと楽しみたい人向けのプライベートタイプで、セミダブルおよびダブルベッドの客室を用意。テレビのほか、ユニットバスまたはシャワーが付く。また、全客室に日本的な様式である小上がりを採用した。コンパクトながらも靴を脱いでゆっくりと過ごせるデザインとし、個室に配置する家具にも手作りのクラフトワークを感じる素材感のあるテイストを取り入れているという。なお、「Bunk Bed」「Compact Room」タイプの客室には女性専用フロアも設けている。1階共用部では、ヴィンテージのスピーカーとアンプを設置。厳選したアナログレコードの音をBGMに、食事や酒を楽しみながら過ごせるという。また、ダイニングスペースではスモーク料理など肉をメインとしたメニューやクラフトビールなどのドリンクも提供する。なお、公式サイトでは先行予約を開始している。
2015年08月11日神奈川県川崎市の川崎大師平間寺で7月17日から21日まで、全国47都道府県から集められた風鈴が展示販売される「第20回川崎大師風鈴市」が開催される。○金やプラチナなどの珍しい風鈴も多数毎年7月に開催される同イベントは今回で第20回目を迎え、夏の風物詩として親しまれている。北は北海道から南は沖縄まで、全国から900種類・3万個の風鈴が一堂に集められる。川崎大師オリジナル「厄除だるま風鈴」をはじめ、金属、陶磁器、ガラスが素材の一般的な風鈴のほか、石や炭、金、プラチナなどでできた珍しいものも勢ぞろいする。金、プラチナの風鈴は展示のみとのこと。価格は概ねひとつ1,000円前後。期間中は会場内に「風鈴納め所」が設置され、古くなった風鈴を納めることもできる。納め風鈴法楽は期間中、毎日執り行われる。第1回は正午から、第2回は16時(19日、21日は16時30分)からとのこと。また、19日、20日には講談師・一龍齋貞友氏による講談や、風鈴1個購入につき1回の抽選会が連日開催されるなど、多彩なイベントも用意されている。開催時間は10時から18時まで、20日のみ20時までとなる。
2015年07月08日神奈川県川崎市の川崎市国際交流センターで7月5日、異文化体験や国際交流ができる「インターナショナル・フェスティバルinカワサキ2015」が開催される。○約20カ国以上の国・地域が集結同イベントでは国際交流に取り組む団体や外国人市民の活動の紹介、催し物の開催など、各種体験コーナーが展開される。また、約100団体・約20カ国以上の国・地域に関わる世界の物産展も行われる。さらに、世界の料理の屋台やスタンプラリー、フリーマーケット、楽器演奏、電気自動車体験乗車、人力車乗車体験など、多彩なイベントが用意されている。なお、特別展示企画として、「イギリス・シェフィールド市友好都市提携25周年記念展示」も行われる。開催時間は10時から16時30分、入場は無料。
2015年06月29日コロワイドMDは6月26日、「やきとりセンター 川崎仲見世通り店」を神奈川県川崎市に開店した。オープンを記念して6月26日と27日の2日間限定で「メニュー全品半額キャンペーン」を開催する。「やきとりセンター」は、国産若鶏「岩手大地(だいち)鶏」の串焼きや、冷やし手羽唐「夢のいいとこ鶏」などのフードを280円(税別)からのリーズナブルな価格で提供している飲食店。川崎仲見世通り店は8店舗目となる。同キャンペーンでは、6月26日と27日の2日間はメニューのすべてが半額の対象となる。半額期間中の営業時間は17時~23時(予約不可)。
2015年06月26日三菱重工業(三菱重工)と川崎重工業(川崎重工)は6月15日、英ロールス・ロイスがエアバスの新型ジェット旅客機「A330neo」向けに開発している新型エンジン「Trent 7000」の共同開発事業に参画すると発表した。三菱重工は同社グループ会社の三菱重工航空エンジンが燃焼器部品と低圧タービンブレードを、川崎重工が中圧圧縮機(IPC)モジュールを担当する。「Trent 7000」は、「A330neo」への独占供給が決定しており、既存のTrent 700に比べて燃費効率を10%改善し、騒音の半減を実現する高バイパスエンジン。推力クラスは6万8000~7万2000ポンドとなっている。「A330neo」は、累計受注1300機を超える中型旅客機「A330」の派生型機で、2017年後半の初号機納入、商用運航開始が予定されている。
2015年06月16日川崎重工は6月9日、神戸電鉄向け新型車両6500系3両(3両×1編成)の製造者に決定したことを発表した。新型車両は兵庫工場(神戸市)で製造し、2016年春に納入する予定。今回納入する車両は、同社が2010年に納入した6000系のデザインを踏襲。新型機器として、全密閉型高効率主電動機、最新の半導体素子を採用したVVVFインバータ制御装置を搭載して省エネを図るとともに、主電動機を全密閉型にすることで騒音を軽減する。客室照明など、すべての照明設備をLEDにすることで、消費電力を既存車両1000系(抵抗制御車)と比べ、約60%低減するという。つり手の高さは3段階(高・中・低)で設置するほか、座席から立ち上がる時の負担が軽減できるように縦手すりを設けるほか、座席端部に大型袖仕切りを設置する。扉上の車内案内表示器については、4国語(日本語・英語・中国語・韓国語)で表記を行って訪日外国人に配慮するとともに、大型ディスプレイを採用して視認性を向上する。
2015年06月10日川崎重工業(川崎重工)は6月3日、双椀型ロボット「duAro」の販売を同日より開始すると発表した。「duAro」は人の動作に必要な領域や両手の動き、それぞれの腕の独立した動きなどをそのまま再現できるロボット。使いやすく実用性の高いロボットを目指して開発され、ダイレクトティーチ機能を搭載しているほか、ロボット本体とコントローラーを一体にしたパッケージ構造とすることで、設置・移設が簡単に行えるようになっている。同ロボットは胴体から水平に伸びた2本のアームが対になって動くことで、人が両腕で行っている作業を、人1人分のスペースで置き換えることが可能となっており、衝突検知機能などの安全機能により、作業者の近くに設置することができる。これらの特徴から、製品ライフサイクルが短く、準備期間や費用対効果の面で自動化が難しいとされていた、電気・電子業界などでの活用が期待される。
2015年06月03日川崎市と東芝は4月21日、両者が川崎市臨海部の公共施設「川崎市港湾振興会館および東扇島中公園」(以下、川崎マリエン)で設置を進めてきた再生可能エネルギーと水素を用いた自立型エネルギー供給システム「H2One(エイチツーワン)」が完成し、実証運転を開始したと発表した。「H2One」は、太陽光発電設備、蓄電池、水素を製造する水電気分解装置、水素貯蔵タンク、燃料電池などを組み合わせた自立型のエネルギー供給システム。太陽光発電設備で発電した電気を用い、水を電気分解することで発生させた水素をタンクに貯蔵し、電気と温水を供給する燃料電池の燃料として活用する。水と太陽光のみで稼働できるため、災害時にライフラインが寸断された場合も、自立して電気と温水を供給が可能。周辺地域の帰宅困難者の一時滞在施設に指定されている川崎マリエンにおいては、貯蔵した水素を使い、300名に約1週間分の電気と温水を供給できるという。また、コンテナ型パッケージとなっているため、トレーラーでシステム自体を被災地に輸送することもできる。2021年3月31日まで行われる実証運転では、災害時を想定した水素BCPシステムおよび平常時の水素エネルギー・マネジメント・システムの有効性の検証とシステム全体の高効率化を進める。そのうえで、さらなる水素備蓄機能の強化による、完全地産地消型のエネルギー供給システムとしての展開を予定している。
2015年04月21日川崎重工業(川崎重工)は4月14日、ワシントン首都圏交通局(WMATA)向け新型地下鉄電車(7000系)の初編成を引き渡したと発表した。ワシントンD.C.に地下鉄電車を日本企業として供給する初めての例だという。今回引き渡した電車は、2010年8月に受注したベース契約64両の第1編成8両で、4月14日(現地時間)から営業運転を開始する予定。7000系地下鉄電車は、ダレス国際空港への延伸計画、老朽化した車両の更新計画、旅客サービス向上計画にともなって導入される。WMATAとしては初のステンレス鋼製の構体を採用するとともに、これまで各車両に設置していた運転室を2両あたり1カ所に減らすことで座席数を増やすなどの工夫がされている。同社は、ベース契約64両に加えて、オプション契約464両を受注しており、2017年にかけて順次納入していくとしている。
2015年04月14日川崎重工業(川崎重工)は3月13日、同社の名古屋第一工場内に、ボーイング787を増産するための新工場を建設したと発表した。同社はボーイング787の前部胴体、主脚格納部、主翼固定復縁の開発・製造を担当している。今回完成した工場は2013年12月から建設を進めていたもので、主にボーイング787-9型および787-10型の前部胴体を生産することになる。新工場の建物の延床面積は約6万m2で、世界最大級の複合材硬化用オートクレーブ、胴体を一体成形するプリプレグ自動積層機、胴体の一体加工を行うパネルリベッターやトリム・ドリル装置、大型超音波非破壊試験装置などの設備が導入された。
2015年03月13日神奈川県・川崎市岡本太郎美術館では、芸術の新しい可能性を切り拓く受賞作品を紹介する「第18回岡本太郎現代芸術賞展」を開催している。開催期間は4月12日まで(月曜休館)、開場時間は9:30?17:00(入館は16:30まで)、入場料は一般600円、高大学生・65歳以上400円、中学生以下は無料。同展は、たえず新たな挑戦を続けてきた芸術家・岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつけるアーティストを顕彰する「岡本太郎現代芸術賞」を受賞/入賞した作品が一堂に会する展覧会。今年で18回目をむかえる同賞には672点の応募があり、Yottaのデコラティブな焼き芋販売カー「金時」が岡本太郎賞を受賞。そのほか、岡本敏子賞の久松知子「レペゼン 日本の美術」、特別賞(4点)など27点の作品が選出されている。Yottaは授賞式にて「美術の人にやっと認められた、安心したという気持ちです。すごく素晴らしい賞をいただいて光栄です」とコメントしている。なお、Yottaによる「金時のおいしい石焼き芋販売」(限定缶バッジ付きで700円、1日限定100本)は土、日、祝日の12:00~17:00、特別賞を受賞した藤村祥馬によるパフォーマンス「どれいちゃん号を漕ぐ!」は土、日、祝日の12:30~14:30、15:00~16:30に行われている。
2015年03月12日神奈川県川崎市には、縄文時代の息吹を感じられる施設がある。しかもそこでは、地下1,300mから湧き出た天然温泉を堪能できるという。○黒川温泉がモデル施設の名前は「縄文天然温泉 志楽の湯」。2002年、この地にあった半導体工場が閉鎖したことをきっかけに、原点である縄文時代にまで時代を戻してみようと地面を掘ったところ、40度近い高張性の天然温泉が噴出したのがそのはじまりだ。地中深くに眠っていた"化石海水"と呼ばれる太古からの海水を生かして、「この場所に現代人の生きる力を呼び起こすための温泉を創ろう」と思い立ったんだとか。そこでまずは日本全国の秘湯を巡り、とりわけ惹かれた黒川温泉をモデルとすることを決意。縄文文化の栄えた信州八ヶ岳から230tの安山岩を運び、九州飛竜野山頂からコナラなどの自然木を運んで植樹し、露天を創ることからスタートした。なんせ、はじめに掲げたモットーが「ここにくると、ほっとする。都会に古里を……」。一人ひとりの生命力を取り戻せるような場所になればとの想いから、素材一つひとつにこだわり、素朴でダイナミックな風呂創りに挑んだのだ。○蔵石風呂や味噌樽風呂、海底洞窟蒸し風呂もいうまでもなく、お風呂はこだわり満点。露天風呂を筆頭に、蔵石風呂(女湯)、味噌樽風呂、海底洞窟蒸し風呂(女湯)など、コンセプトも見た目もユニークなものだらけ。加えて、身体への浸透圧が高い"高張性"の源泉は、身体を芯から温めるので毒素排出にもうってつけ。美容や健康への効果も期待できる。「"化石海水"は、岩のミネラルや草木の成分、繊維が溶け込み、温泉成分が濃いのが特徴です」とスタッフさんが教えてくれたが、事実、ナトリウムやカルシウム、炭酸水素などの成分を豊富に含んだ湯は健康維持にも非常に役立つ。神経痛や筋肉痛、疲労回復のほか、慢性婦人病なども適応症に含まれるそうだ。高い効果を肌で実感することができるためかリピーターも多く、中には夜勤明けに訪れる人や泊まりがけで利用する人もいる(宿泊施設完備)。朝風呂は露天風呂のみ8時からオープン。回数券(30回・20回・10回)を利用するとお得に入浴できるのもポイントだ。それでも疲れを取りきれないという人は、温泉でしっかり温まった後に館内でエステを利用するのも一手。リンパドレナージュなどの人気メニューで、「本来の"げん氣"を取り戻してくださいね」とスタッフさんからのメッセージも。○マクロビオティックをおいしく楽しむまた、志楽の湯利用後に館内着のまま利用できるレストラン「マクロビ茶カフェ」では、厳選素材の無農薬有機野菜や玄米を使用した「玄米げん氣プレート」(税込770円)をはじめとする、肌にも身体の内側にもうれしいマクロビオティックメニューを楽しむことができるのもポイントが高い。マクロビオティックとは穀物菜食中心の生活法を指すが、これを続けることによって身体も頭もスッキリして、日々の生活をより幸せに生きていくことが可能なのだとか。これは日本独自の食事法なのだが、数年前、アメリカのセレブの間でこの食事が流行したことがきっかけで、日本でもブームになったのだ。志楽亭では、焼きドーナツやゼリー、ケーキ、タルトにいたるまでのスイーツもマクロビ仕様。身体への負担を気にせず食欲を満たすことができそうだ。料理に使用されている食材の一部は、毎週木曜日から日曜日にかけて、館内の売店横で開催される「縄文げん氣市」でも販売。こちらには、無農薬、減農薬の野菜や、あいがも有機農法の玄米、たまねぎ茶、昔ながらの製法で作られた調味料、蓼科ハーブティなど、地球環境にもやさしいこだわりの商品が数多く並ぶので、眺めるだけでも楽しい気分になること請け合い。○岡本太郎×縄文土器も同施設で丸一日ゆったり過ごしたことで"古里にいるようなスローライフ"が気にいったら、食材を買って帰って自宅で再現するのも良さそうだ。また、売店には、日本の情緒を堪能できる江戸染め手拭いや杉で作られた手作り下駄のほか、炭グッズなど、心安らぐ商品がずらり。お土産を選ぶ時間もたっぷり楽しんでほしい。最後に、現代アート好きの方には特に耳よりな情報をひとつ。施設のフロント前には、なんと故岡本太郎氏による「縄文人」が設置されている。施設を運営する「グループダイナミックス研究所」所長と親交があったという岡本氏は、「この国で唯一の優れた芸術性と独創性は、縄文中期の日本人によって作られた縄文土器のみだ」と発言したというが、その発想のもと創られた作品はどのようなパワーを秘めているのか、自らの目でしかと確認してみてほしい。
2015年02月26日川崎市とJFEエンジニアリングは2月10日、廃棄物発電を活用した「エネルギー循環型ごみ収集システムの実証試験」の検討に関する覚書を締結したと発表した。同実験は、ごみ焼却処理施設で発電した電力を、「電池充電・備蓄・交換システム」を利用した電気自動車システムを搭載するEVごみ収集車で活用するもの。EVごみ収集車用の交換式電池は、自治体の災害対策拠点などの非常用電源としても活用することが予定されている。川崎市はごみ焼却処理施設などの実証試験のフィールドを提供し、JFEエンジはプロジェクトを総括するとともに、電池充電・備蓄・交換システムの開発を担当する予定。収集車両などの提供は、日産自動車、極東開発および日産グループ企業のオートワークス京都、オートモーティブエナジーサプライと連携しながら進めていく予定で、平成27年度中の実証試験の実施を目指す。
2015年02月12日三菱ふそうトラック・バスは3日、川崎市中原区のとどろきアリーナで2月5日~6日の期間に開催される『川崎国際環境技術展2015』に、ロードサービス車「キャンター エコ ハイブリッド Moving Pit(ムービングピット)」を出展すると発表した。ムービングピットは、全国の三菱ふそう整備ネットワークにおいて、路上故障に迅速に対応できる修理サービスカーとして主要拠点に配備されている車両。今回出展されるのは、低燃費の「キャンター エコ ハイブリッド」をベース車両とし、緊急対応可能な装備として「エアーコンプレッサー」「発電機」「溶接機」「エンジンオイル交換機」等を搭載し、様々な故障車両のトラブルに幅広く対応可能な仕様になっている。なお、同社が環境への取り組みとして全国販売・整備拠点を対象に実施した「全国194のトラック・バス販売サービス拠点における省エネ活動」は、平成26年度「省エネ大賞」において省エネルギーセンター会長賞(業務・輸送分野)を受賞しており、同社は今後も企業活動の全てのプロセスにおいて、環境に配慮した活動を推進していくとしている。
2015年02月03日神奈川県川崎市の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は1月29日から6月末までの期間限定で、原画展「パーマンとFヒーローたち」を開催する。同展では、漫画家の藤子・F・不二雄氏のキャラクター「パーマン」にスポットを当てるとともに、同氏の生み出したキャラクターを紹介する。会場の「展示室II」では、「パーマン」や「ドラえもん」、「中年スーパーマン左江内氏」「一人ぼっちの宇宙戦争」など計89点の原画を展示するという。関連イベントとして、同館2階の「Fシアター」ではパーマンとドラえもんたちが一緒に活躍する作品「Fキャラオールスターズ大集合 ドラエモン&パーマン危機一髪!? 」を1月29日から3月6日までの期間限定で上映する予定。同作は2011年に上映されていた「Fシアター」の1作目で、アンコール上映となる。また、3階のミュージアムカフェでは「パーマンプリン ~コピーロボットアイスつき~」(860円)や「ブービーのウッキーウッキープレート」(1,320円)、「ブービーのバナナスムージー」(780円、いずれも税込)などの「パーマン」をモチーフとした新メニューも提供する。他にも、2月4日から3月14日までは「スイーツフェア」を同時開催する。1階「ミュージアムショップでは、対象の食品を2点購入した人に非売品のポストカードをプレゼントするキャンペーンを実施するほか、「アクリルキーホルダー(スイーツ柄)」(全5種、各580円・税別)や「マグカップ(スイーツ柄)」(920円・税別)などのグッズも販売する。ミュージアムカフェでもスイーツセットメニューを提供するとのこと。
2015年01月29日東芝は12月17日、中期経営計画で掲げるヘルスケア事業の拡大に向け、次世代製品の開発と中長期の差異化技術の研究開発を行う拠点として、神奈川県川崎市の小向事業所内にヘルスケア開発センターを開所したと発表した。ヘルスケア分野における研究開発費として2016年度には本年度の3割増となる500億円を投入するとともに、同センターを含めヘルスケア事業に携わる国内外の研究開発人員を現在の約3000名から2016年度には2割増となる約3800名に増員する。ヘルスケア開発センターでは、同社が新規ヘルスケア事業と位置付けるゲノム解析や生体センサーを活用したサービス開発と、その要素となる次世代センシング技術やビッグデータ解析などの差異化技術の研究開発を推進する。また、東芝メディカルシステムズが手掛ける超音波診断装置やMRIなどの画像診断システムの開発計画の中から、研究開発センターや首都圏の大学・研究機関との連携効果の高いテーマを選定し、早期の市場投入を目指した開発を行う。
2014年12月18日日本ミシュランタイヤは2015年春ごろ、グルメガイドブック「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015 特別版」を発行する。○川崎エリアが追加され、新店も調査中「ミシュランガイド」は、厳選した飲食店・レストランおよび宿泊施設を紹介するガイドとして100年以上の歴史を持つガイドブック。日本では2007年よりアジア初として発行しており、横浜・湘南エリアに関しては、2010年の「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」の発刊時に横浜エリアと鎌倉エリアが対象になり、対象エリア内の星つきの飲食店・レストラン、宿泊施設が掲載された。その後、2011年「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012」発刊時にはエリアをさらに広げ、鎌倉を含めた湘南エリアが対象になった。今回発行される「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015 特別版」では、掲載エリアから東京を外し川崎を追加。既掲載店に加え新たに候補となる施設も訪れ匿名で調査を進めているという。また、既刊では紹介できていなかった、星はつかなくともコストパフォーマンスが非常に高い、調査員推奨店である「ビブグルマン」のセレクションも掲載される。
2014年11月20日京急川崎駅構内に19日、「タリーズコーヒー 京急川崎駅店」がオープンした。禁煙席50席、喫煙席10席の計60席を備えた完全分煙方式のコーヒーショップで、京急グループの京急フードサービスがフランチャイズ店舗として運営する。京急線では、羽田空港国内線ターミナル駅第1ターミナル改札横と横浜駅下りホームにタリーズコーヒージャパンの直営店舗があるが、京急グループによるフランチャイズ出店はこれが初めて。19・20日の2日間、ドリンクチケットやお菓子、コーヒー豆などを詰め合わせた「グランドオープンセット」が数量限定で販売されたという。「タリーズコーヒー 京急川崎駅店」の営業時間は7時から22時30分まで。
2014年11月20日