各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2023年4月15日~5月12日の期間、現代の端午の節句を体感できる「東京端午滞在」を開催します。これは、高層ビルの屋上で払いの儀を行い、特別朝食で自身の飛躍を願う滞在プログラムです。江戸時代に菖蒲が武を尊ぶ「尚武(しょうぶ)」に通ずることから、武家に好まれた端午の節句。本プログラムでは、かつては神田に教場を構えていた「弓馬術礼法小笠原流」高弟(こうてい)の指導の元、武士の嗜みのひとつであった弓術の礼法を学び心身を鍛錬します。また、翌朝には遠くまで見渡せる地上160メートルの高層ビルの屋上で、体験者の生活圏と体験者自身を払う「払いの儀」を行います。加えて、滞在中には薬草酒のボンボンと菖蒲枕などでの邪気払いや、飛躍になぞらえた食材を使う特別朝食などもあり、現代の端午の節句を体感できます。開発背景端午の節句は五節句の一つで、古くから季節の変わり目である端午の日(5月最初の午(うま)の日)に行われてきました。邪気を払うための菖蒲は武家で特に尊重され、やがて江戸幕府の大事な式日(しきじつ)となったと言われています。(*1)大名や旗本は、晒布を紺地で染めた染帷子(そめかたびら)を着て江戸城に出仕し、祝儀を行ないました。(*2)旧江戸城の正門・大手門の近くに建つ星のや東京では、江戸の文化に着想を得て、体調の崩しやすい季節の変わり目に、邪気を払い自身の飛躍を願って欲しいという思いから本プログラムを開発しました。*1株式会社小学館『日本の歳時記』(2012)*2東都のれん会「江戸の歳時記」[ ]{ }特徴1上級武士の嗜みとされた弓術や薬草で邪気を払う江戸時代に菖蒲が武を尊ぶ「尚武(しょうぶ)」に通ずることから武家に好まれた端午の節句。本プログラムでは、かつては神田に教場を構えていた「弓馬術礼法小笠原流」高弟(こうてい)の指導の元、武士の嗜みのひとつであった弓術の礼法を学び、弓術体験を通じて心身を鍛錬します。また、翌朝には遠くまで見渡せる地上160メートルの高層ビルの屋上で、体験者の生活圏と体験者自身を払う「払いの儀」を行います。体験者が魔障を呼び集め、小笠原流高弟がその魔障を弓の力をもって払う儀式です。就寝前には、古くからの文化になぞらえ、ニガヨモギを主原料とする薬草酒・アブサンのボンボンやそれに合わせた抹茶を楽しむひとときや、菖蒲の香りを忍ばせた菖蒲枕での就寝など、星のや東京ならではの端午の節句を体験できます。蓬も菖蒲もともに強い芳香があることから邪気を祓う薬草とされ、端午の節句では、軒菖蒲や菖蒲酒などの方法で重宝されてきたと言われています(*3)。*3 東京都神社庁 [ ]{ }2縁起の良い食材を使った特別朝食で自身の飛躍を願う早朝に邪気を払った後、本プログラム限定の特別朝食を体験します。勝男(かつお)に通ずる春が旬の「鰹」や竹のようにまっすぐと伸びる「筍」など、飛躍になぞらえた縁起の良い食材をふんだんに使った献立です。江戸の人々が端午の節句で神様に旬の野菜を供え、それを分かち合うことで神の力を得ていたとするように、特別朝食で縁起の良い食材を身体に取り入れ、自身の飛躍を願うことができます。滞在スケジュール例<1日目>15:00チェックイン15:30温泉で身体を清める16:00礼法や弓術体験を通じて、心身の鍛錬を目指す19:00夕食「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」*別料金21:00就寝前に客室でハーブ酒のボンボンや抹茶を味わい、邪気を払う22:00菖蒲を忍ばせた菖蒲枕の香りに包まれながら就寝する<2日目>07:00高層ビルの屋上で、体験者の生活圏と体験者自身を払う「払いの儀」を行う08:00天然温泉で身体を芯から温める08:30縁起の良い特別朝食を味わい、自身の飛躍を願う12:00チェックアウト「東京端午滞在」概要■期間:2023年4月15日~5月12日■定員:1日1組(1~2名)■料金:1名78,000円 2名124,000円(税・サービス料込、宿泊料別)■含まれるもの:弓術稽古、払いの儀、特別朝食、薬草酒のボンボン、抹茶、菖蒲枕、菖蒲湯■予約:公式サイト([ ]{ })にて14日前まで受付■対象:星のや東京宿泊者■備考:状況によりプログラムのスケジュール、内容が一部変更になる場合があります。星のや「夢中になる休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。[ ]{ }星のや東京現代にあわせて進化した「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1/客室数 84室[ ]{ }<星野リゾートのコロナ対策>星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。*詳細内容は下記よりご確認ください。[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月18日株式会社温故知新(所在地:東京都新宿区、代表:松山 知樹)は箱根ラリック美術館併設のレストランを「Hakone Emoa Terrace by 温故知新」として2023年2月中旬にプレオープン、3月1日(水)にリニューアルオープンいたします。敷地内に、カジュアルフレンチとセミビュッフェのレストラン「Restaurant Emoa」、自家製パンとスイーツのグローサリーショップ「Emoa bakery/Emoa patisserie」、ルネ・ラリックが内装を手がけた豪華列車の中でティータイムを楽しめる「Orient Express(オリエント急行)」が併設する複合施設です。なお、「Orient Express」でのティータイムの営業は、2023年2月1日(水)より再開いたします。「Hakone Emoa Terrace by 温故知新」URL: Hakone Emoa Terrace by 温故知新「箱根ラリック美術館」は、アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代にわたって活躍した工芸家、ルネ・ラリックの作品を収蔵する美術館です。レストランでは、美術館と連携しラリックのストーリーからインスピレーションを受けた特別メニューもご用意。内装デザインにも美術館ならではの要素を取り入れ、箱根の豊かな自然と共にアートや食をお楽しみいただける空間です。■レストラン・カフェ・ベーカリー・パティスリーを備えた複合施設「Hakone Emoa Terrace by 温故知新」(箱根・エモア・テラス by 温故知新)大きな窓の外に広がる緑豊かなテラス席が特徴的なカジュアルフレンチレストランでは、選べるメインディッシュと、サラダ・デリ・スイーツをセミビュッフェスタイルで味わうランチセットをご用意。まるでアート作品のような「ジュエリースイーツビュッフェ」もお楽しみいただけます。その他、自家製パンやスイーツを販売するベーカリー・パティスリーを新設し、テイクアウトでのご利用も可能です。また、ラリックが内装を手がけたクラシカルなサロンカー「Orient Express(オリエント急行)」では、ゆったりとしたティータイムをお過ごしいただけます。・カジュアルフレンチとセミビュッフェのレストラン「Restaurant Emoa(レストラン・エモア)」・自家製パンと手作りスイーツのグローサリーショップ「Emoa bakery/Emoa patisserie(エモア・ベーカリー/エモア・パティスリー)」・クラシカルな列車の中で味わうティータイム「Orient Express(オリエント急行)」<施設概要>Hakone Emoa Terrace by 温故知新(箱根・エモア・テラス by 温故知新)・Restaurant Emoa(レストラン・エモア)・Emoa bakery/Emoa patisserie(エモア・ベーカリー/エモア・パティスリー)・Orient Express(オリエント急行)施設イメージ所在地 : 〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1 箱根ラリック美術館併設TEL : 0460-84-2262定休日 : 美術館休館日に準ずる(第3木曜日) ※8月は無休アクセス : 鉄道+バス…箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より、箱根登山バス「湖尻・桃源台」行きにて約30分「仙石案内所前」下車すぐ高速バス …小田急ハイウェイバス「新宿駅」より約120分「箱根仙石案内所」下車すぐ車 …東名御殿場ICより乙女峠経由、仙石原まで約20分駐車場 : 普通車70台/大型バス2台予約について: 予約不可/団体様10名以上はお問合せ下さいサイトURL : Instagram : ■カジュアルフレンチとセミビュッフェのレストラン「Restaurant Emoa(レストラン・エモア)」料理イメージお肉やお魚の選べるメインディッシュと、サラダ・デリ・スイーツをセミビュッフェスタイルで味わうランチセット。箱根西麓野菜を中心に使用した前菜やサラダ、ラリック家伝統のレシピから着想を得たメインディッシュは、クラシカルなテイストの中にシェフのこだわりが光るラインナップです。色とりどりのスイーツは、「ジュエリースイーツビュッフェ」をテーマに、作品のガラスの煌めき・色彩感をモチーフにしており、まるでアートのような美しさです。【営業時間】モーニング 9:00~11:00ランチ 11:00~17:00(食事・ドリンクL.O. 16:00)カフェタイム 11:00~17:00(スイーツ・ドリンクL.O. 16:30)【席数】最大100席■自家製パンと手作りスイーツのグローサリーショップ「Emoa bakery/Emoa patisserie(エモア・ベーカリー/エモア・パティスリー)」商品イメージ新設のグローサリーショップでは、天然酵母を使った自家製パンと専属パティシエが手作りするこだわりのスイーツを販売いたします。箱根ラリック美術館から車で約5分の場所に位置する、「箱根リトリート fore」でも提供している人気のホテルメイドのパンとスイーツです。【営業時間】ベーカリー 9:00~パティスリー 11:00~※なくなり次第終了■クラシカルな列車の中で味わうティータイム「Orient Express(オリエント急行)」ティータイムイメージ1928年にラリックが室内装飾を手がけた、「Orient Express(オリエント急行)」。多くの人のロマンを乗せて旅したサロンカーは、2004年に箱根の地へ。実際に使用されていた豪華列車のクラシカルな車内で、ゆったりとティータイムをお過ごしいただけます。今後、箱根ラリック美術館企画展限定のスイーツも提供予定です。【営業時間】11:00~(40分制限有)■会社概要社名 : 株式会社温故知新代表取締役: 松山 知樹本社所在地: 東京都新宿区新宿5-15-14 INBOUND LEAGUE 502号室設立年 : 2011年2月1日資本金 : 46,075千円事業内容 : ホテル・旅館の運営、及びコンサルティングURL : Facebook : Twitter : Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月13日アートアクアリウム美術館 GINZAは、お正月イベント「アートアクアリウムのお正月」を2023年1月9日(月)まで開催する。「アートアクアリウム美術館 GINZA」のお正月イベント「アートアクアリウム美術館 GINZA」は、“百華繚乱~進化するアート~”をテーマにした、金魚アートの常設施設だ。7つのエリアで構成される館内では、色とりどりの金魚とともに、非日常的な空間を楽しむことができる。そんなアートアクアリウム美術館 GINZAが、謹賀新年ならぬ“金魚新年”のお正月仕様になって登場。期間中は、松の木が生い茂るトンネル型のイルミネーションや門松など、華やかなお正月飾りが館内を彩る。“紅白カラー”の美しい金魚が集結「アートアクアリウムのお正月」では、縁起の良い“紅白カラー”が美しい金魚が集結。白銀の体に、頭の上の赤い肉りゅうが特徴的な金魚「丹頂」や、”金魚の女王”とも称される大きな尾が魅力的な金魚「土佐錦」などが、お正月飾りで彩られた水槽の中で優雅に泳ぐ。新作の水槽作品「障子リウム」を初披露また、新作の水槽作品「障子リウム」も初披露する。戸枠の一部がガラスになっている障子“雪見障子”をモチーフにした水槽で金魚が舞い泳ぎ、日本庭園を思わせる美しい景色を楽しむことができる。「金魚おみくじ」が期間限定で登場さらに、2023年1月2日(月)から1月9日(月)までの期間限定で「金魚おみくじ」を用意。アートアクアリウムのオリジナルおみくじで、2023年の運勢を占ってみてはいかがだろうか。【詳細】「アートアクアリウムのお正月」開催期間:2022年12月27日(火)~1月9日(月)※2023年1月1日(日)は休館場所:アートアクアリウム美術館 GINZA住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 新館8階営業時間:10:00~19:00(変更になる場合あり)※12月31日(土)は10:00~17:30(最終入場16:30)休館日:銀座三越の休館日に準ずるチケット価格:当日券 2,400円、WEBチケット 2,300円※当日券は銀座三越新館1階にて発売【問い合わせ先】銀座三越TEL:03-3562-1111(代表番号)
2023年01月01日企画展「ねこのほそ道」が、愛知の豊田市美術館にて、2023年2月25日(土)から5月21日(日)まで開催される。“猫的なるもの”を媒介に自由に生きる猫のような現代美術を紹介愛らしい仕草や自由気ままな野性味が感じられる行動、独立心が旺盛でマイペースな猫。彼らは長い時間をかけて人間と暮らすようになったが、その空間感覚や倫理観は人間とは一線を画し、型にはまらず隙間や内外を行き来できる存在として、彼らなりの道を歩んできた。企画展「ねこのほそ道」では、自由・野生・ユーモア・ナンセンスな“猫”をヒントにした現代美術を紹介。“猫的なるもの”を媒介に、6人の美術家と1組の建築家の視点を通して、身近にあるささいな事象から人間中心の視点をずらす試みだ。くつろぎ・野生・ユーモア・ポエジー・ミクロとマクロ・積層する時間をキーワードとした作品が展示される。詩的に表現される猫たとえば、絵画やオブジェ、彫刻、パフォーマンスなど多様な作品を生み出す落合多武に注目。落合が生み出す作品はすべて、軽快な詩情をはらんでいるのが特徴だ。犬とは違い人間の指令に従うことなく、自分で触れ、嗅ぎ、見ることに頼る猫。言葉にも人間にも支配されない非論理的な存在としての猫をモチーフにした落合の《猫彫刻》が醸し出す、独特の雰囲気を鑑賞することができる。空飛ぶ猫や長い道のりを経て進化する猫また、猫とは愛と自由の象徴という考えが反映されている岸本清子による《I am 空飛ぶ赤猫だあ!》や、表面からは見えない塗り重ねた色層が、まるで積み重ねた年月のように感じられる《our time》など、猫の進化の長い道のりや猫にまつわることを連想させる作品が集結する。【詳細】企画展「ねこのほそ道」会期:2023年2月25日(土)~5月21日(日)会場:豊田市美術館住所:愛知県豊田市小坂本町8-5-1開館時間:10:00〜17:30(入場は17:00まで)休館日:月曜日(5月1日(月)は開館)※会期、関連事業の内容、来館者の受入態勢などは変更となる場合あり(最新情報については美術館ウェブサイトにて確認のこと)■観覧料・前売券一般 800円、高校・大学生 600円、中学生以下 無料販売場所:豊田市美術館(1月29日(日)まで)、T-FACE B館2階インフォメーション(2月24日(金)まで)※T-FACE:時短日 2022年12月31日(土)10:00~18:00、休業日 2023年1月1日(日)、2月21日(火)・当日券一般 1,000円、高校・大学生 800円、中学生以下 無料※豊田市内在住または在学の高校生、豊田市内在住の75歳以上、障がい者手帳の所持者(介添者1名含む)は無料(要証明)※その他、観覧料の減免対象者および割引などについては、美術館ウェブサイトを参照■参加アーティスト泉太郎、大田黒衣美、落合多武、岸本清子、佐々木健、五月女哲平、中山英之+砂山太一【問い合わせ先】豊田市美術館TEL:0565-34-6610
2022年12月23日文化芸術が爛熟した「19世紀末ウィーン」という特異な時代の掉尾を飾る夭折の画家エゴン・シーレの展覧会が、東京・上野の東京都美術館にて、2023年1月26日(木) から4月9日(日) まで開催される。世界有数のシーレ・コレクションで知られるウィーンのレオポルド美術館の全面協力により、日本における回顧展としては、約30年ぶりの大規模展が実現した。1890年に生まれ、学年最少年の16歳でウィーン美術アカデミーに入学したシーレは早熟な画家だった。当初はウィーン世紀末を代表する画家クリムトの影響を受けるも、すぐにその影響から脱却し、人間の内面をえぐるような強烈な力をもった表現主義的な画風を確立したのは、19歳から20歳にかけての頃。第一次大戦の兵役を経て、展覧会で成功を収めた矢先に、スペイン風邪により28歳で早世するが、わずか10年の画業の間に自画像、肖像画、裸体画、風景画など、様々な分野で独自の展開を見せ、ウィーン・モダニズムを代表する画家の地位を不動のものとした。同展は、そのシーレの作品約50点をテーマごとに展観することで、画家のそれぞれの主題に対する取り組みを深く掘り下げる構成をとっている。自己の内面を深く追究したシーレは特に自画像で名高いが、今回は《ほおずきの実のある自画像》をはじめとした代表作がいくつも来日するのも見どころのひとつだ。不穏な母子像や、心象が映り込んだ風景画、生涯をかけて果敢に取り組み続けた裸体画など、その特異な才能を直に目撃できる貴重な機会となる同展はまた、画家の言葉などを通じ、その短くも激動の生涯にふれられる点でも興味深い。同展のもうひとつの見どころは、先輩格のクリムトらウィーン分離派の画家たちや、ともに活動した友人画家たち、そしてココシュカやゲルストルといったウィーン表現主義の画家たちもまた手厚く紹介されていること。約120点の作品によって、シーレという天才を回顧しつつ、19世紀末から20世紀初頭にかけてのウィーン世紀末美術に親しめる見応えのある展観となっている。エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》1912年レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Viennaエゴン・シーレ《母と子》1912年レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Viennaエゴン・シーレ《自分を見つめる人Ⅱ(死と男)》1911年レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Viennaエゴン・シーレ《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街Ⅳ)》1914年レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Viennaエゴン・シーレ《縞模様のドレスを着て座るエーディト・シーレ》1915年レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Vienna<開催情報>『レオポルド美術館エゴン・シーレ展ウィーンが生んだ若き天才』会期:2023年1月26日(木)~4月9日(日)会場:東京都美術館時間:9:30~17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)休室日:月曜料金:一般2,200円、大学1,300円、65歳以上1,500円※日時指定予約制(1月12日より予約開始)公式サイト:
2022年12月22日木村拓哉と工藤静香の長女でフルート奏者のCocomiが19日、東京都現代美術館で行われた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューに出席した。ディオール ビューティー ジャパン アンバサダーのCocomiは、ディオールのノースリーブのドレスでほっそりとした二の腕を披露。クリスマスの予定を聞かれると、「リサイタルも近いので共演者との合わせがあったり、楽しい時間を過ごしたいと思います」とにっこり。年始については「おせちもとても好きなので、ゆったりまったり家族と過ごしたいと思います」と笑顔で話した。同展は、パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた展覧会で、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催。創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに最初から影響を与えていた日本の豊かな創造性への魅力など、75年を超える情熱にスポットが当てられている。この日のプレビューには、新木優子、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮、朝比奈彩、忽那汐里、窪塚洋介、倉科カナ、佐野勇斗、杉野遥亮、高畑充希、冨永愛、中村アン、仲里依紗、堀田茜、水上恒司、森星、八木莉可子、吉岡里帆、UTA、小池百合子都知事らも出席した。
2022年12月20日俳優の横浜流星が19日、東京都現代美術館で行われた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューに出席した。ディオール ジャパン メンズ アンバサダーの横浜は、ディオールの黒のタキシードをまとい、金髪姿で華やかに。「シンプルなタキシードを着させてもらいました。胸元のジュエリーがポイントなんですけど、6月にパリコレのショーで登場していたブローチをつけさせてもらいました」と説明した。年末年始の予定を聞かれると、「撮影が30日まである。ボクシングの撮影で体の疲労がすごいと思うので、31日はずっと寝ていると思います。1日に実家に帰ってゆっくり過ごそうと思います」と回答。クリスマスも「撮影」だと言い、「たくさんプロテインを飲まないといけないなと。ケーキ代わりに。今、食事も気をつけているので」と笑顔で話した。同展は、パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた展覧会で、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催。創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに最初から影響を与えていた日本の豊かな創造性への魅力など、75年を超える情熱にスポットが当てられている。この日のプレビューには、新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、吉沢亮、朝比奈彩、忽那汐里、窪塚洋介、倉科カナ、佐野勇斗、杉野遥亮、高畑充希、冨永愛、中村アン、仲里依紗、堀田茜、水上恒司、森星、八木莉可子、吉岡里帆、UTA、小池百合子都知事らも参加した。
2022年12月20日女優の中谷美紀が19日、東京都現代美術館で行われた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューに出席した。パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催される。このたび、同展の開催を記念してプレビューが開催。ディオールのアンバサダーを務める新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮をはじめとする豪華著名人が登場した。中谷は、胸元がざっくり開いたディオールのドレスをまとい、ジュエリーも輝かせてフォトコールに登場。「ジュエリーを主役にもっていきたかったのでドレスはシンプルにさせていただきました」と説明した。そして、「クリスマスはベルリンに参ります。夫のコンサートがありますので。年越しはおそらくウィーンになると思います」と今後の予定を明かした。
2022年12月20日女優の吉岡里帆が19日、東京都現代美術館で行われた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューに出席した。パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催される。このたび、同展の開催を記念してプレビューが開催。ディオールのアンバサダーを務める新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮をはじめとする豪華著名人が登場した。吉岡は、胸元がセクシーなトップスに、バラがデザインされたスカートをあわせたコーディネートで色気を放ち、「真っ赤なバラをあしらったスカートがポイントになっています。バッグもサイズがすごくかわいくて、パーティーのシチュエーションにぴったりかなと思います」と話した。また、年末年始は「毎年決まったメンバーで仕事のねぎらい会をするというのが恒例行事になっていて、今年は5人の女性たちで集まります」と予定を明かし、クリスマスについては「これ言うと渋いんですけど(笑)、毎年人間ドックを受けています。一番空いているので」と語った。
2022年12月19日俳優の吉沢亮が19日、東京都現代美術館で行われた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューに出席した。パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催される。このたび、同展の開催を記念し、プレビューを開催。ディオールのアンバサダーを務める新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮をはじめとする豪華著名人が登場した。ディオール ビューティー ジャパン アンバサダーの吉沢は、デザインに遊び心のある黒のスーツに身を包んで登場。ファッションのポイントを聞かれると、「これですよね。長いのを垂らしてもかわいいし、ポッケに入れてもかわいい」と、ジャケット中央から伸びている部分を触りながら笑顔で説明した。そして、年末年始の予定について「まだ全然決めてなくて、実家に帰るのか、こっちでのんびり過ごすのか、まだこれからですね」と述べ、クリスマスは「仕事してますね」と話した。叶えたい夢を聞かれると「今年の3月にキャンプに行ったんです。そのキャンプがすごく楽しかったので、冬キャンプとかもいいのかなと。アウトドアな趣味がほしいなというのは長年ずっと思っていたことなんですけど、そろそろ実現に向けて動き出そうかなと思っています。今年の冬なのか来年の頭なのか、やれればうれしいなと思っています」と語った。
2022年12月19日俳優の水上恒司が19日、東京都現代美術館で行われた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューに出席した。8月31日に所属事務所との専属契約を終了し、岡田健史から改名して新たなスタートを切った俳優の水上恒司。この日は、ワイルドなヒゲ姿で登場し、ポケットに手を入れてポーズをとり、撮影に応じた。パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催。ディオールと日本の絆を称える特別な展覧会となっている。このたび、同展の開催を記念し、プレビューを開催。ディオールのアンバサダーを務める新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮をはじめとする豪華著名人がフォトコールに登場し、オープニングを華やかに彩った。
2022年12月19日「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューが19日、東京都現代美術館で行われ、山下智久、吉沢亮、横浜流星らがフォトコールに参加した。パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催。ディオールと日本の絆を称える特別な展覧会となっている。このたび、同展の開催を記念し、プレビューを開催。ディオールのアンバサダーを務める新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮をはじめとする豪華芸能人が来場し、オープニングを華やかに彩った。また、東京都現代美術館で開催されることを受け、小池百合子都知事も訪問した。
2022年12月19日広島市現代美術館では、「リニューアルオープン記念特別展Before/After」を、2023年3月18日(土)から6月18日(日)まで開催する。広島市現代美術館がリニューアルオープン2年3か月の改修工事を経て、2023年3月にリニューアルオープンする広島市現代美術館。これを記念して開催される「Before/After」展では、美術館の改修工事を契機に生じる「前/後」を起点として、劣化や修復、原爆ドームといったキーワードをたよりに、「まえ」と「あと」にまつわる現象や状況に着目してコレクション作品や本展のための新作を紹介する。美術作品を通して「まえ」と「あと」を考察本展では、社会の変化やシステムにおける綻び、隠された過去や歴史に光をあて、作品として発表してきたアーティストの作品を展示。たとえばコレクションからは、世の中に存在する不条理、抑圧、暴力などをテーマに作品を手がけるシリン・ネシャットの《Land of Dreams》を初公開する。2点の映像と複数の写真から構成される本作では、その映像の一部で広島の被爆者の言葉が取り上げられている。一方、田中功起の《everything is everything》は、2006年に台北で発表された作品。同作は、現地で購入した日用品の新たな用途を探る様子を撮影した映像と、実際に使用された日用品から構成される。本展では、劣化を避けられない作品の問題に着目し、作家とともに新たな保存のあり方を探る実践を試みる。8名の作家による新作も発表また、会場では、石内都や髙橋銑、竹村京などの新作も公開。石内都は、広島平和記念資料館に収蔵される被爆者の衣服などを撮影する「ひろしま」シリーズに継続的に取り組んできた。本展では、2019年の台風による浸水で被害を受けた自身の作品プリントを被写体とする「The Drowned」シリーズから、未発表の新作を交えて紹介する。彫刻の保存修復と作家活動を行う髙橋銑は、ブロンズの保存技法をそのままニンジンに適用した代表作「Cast and Rot」シリーズや、移ろう香りを素材とする新作を展示。さらに、壊れた陶器の破損部分を絹糸で縫い直す「修復」シリーズなどを手がける竹村京は、美術館の改修工事を進めるなかで意図せず破損した回廊のガラスや、役割を終えた品々を用いた新作を発表する。展覧会概要リニューアルオープン記念特別展Before/After会期:2023年3月18日(土)〜6月18日(日)会場:広島市現代美術館住所:広島県広島市南区比治山公園1-1開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日観覧料:一般 1,600円(1,250円)、大学生 1,200円(900円)、 高校生・65歳以上 800円(600円)、中学生以下 無料※( )内は前売および30名以上の団体料金■出品作家靉嘔、石内都、伊藤公象、井上覚造、大岩オスカール、岡本太郎、デニス・オッペンハイム、 オノ・ヨーコ、河原温、コウミユキ、笹岡啓子、鴫剛、四國五郎、下道基行、 新生タイポ・プロジェクト(岡澤慶秀、岡本健+)、SUPERFLEX、菅井汲、ナンシー・スペロ、 髙橋銑、高山良策、竹村京、田中功起、田村友一郎、蔡國強、土田ヒロミ、殿敷侃、 毒山凡太朗、2m26、シリン・ネシャット、ダラ・バーンバウム、浜田知明、 ジョン・バルデッサリ、平田尚也、吹田文明、キース・ヘリング、細江英公、松澤宥、南薫造、 宮川啓五、ヘンリー・ムーア、森村泰昌、ヤノベケンジ、横山奈美、若林奮、和田礼治郎【問い合わせ先】広島市現代美術館TEL:082-264-1121 (代表)
2022年12月10日国内最大規模の彫刻の公募団体である公益社団法人 日本彫刻会(所在地:東京都新宿区、理事長:山田 朝彦)は、視覚に障害のある子どもたちの作品を美術館へ展示する取り組みへの支援募集を、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて11月15日(火)より開始。2023年2月2日(木)まで実施しております。鑑賞教室の様子(1)■クラウドファンディング概要プロジェクト名: 触れるアートで未来をひらく!視覚に障害のある子どもたちの作品を美術館へ期間 : 2022年11月15日(火)~2023年2月2日(木)URL : ■企画背景*長年にわたる鑑賞支援への思い日本彫刻会では、社団法人化前の1967年から視覚障害の方の彫刻鑑賞支援を継続して行ってきました。これは国際的にみても萌芽期における触れる鑑賞の大きな支援活動で、日本において最も実践を蓄積してきた美術団体とも言えます。中でも、盲学校の生徒たちが参加する「鑑賞教室」は、毎年「日本彫刻会展覧会(日彫展)」(※)期間中に、学校単位で作品に触れて鑑賞を楽しんでいただいており(過去56回の開催実績あり)、子どもたちからは、「とても楽しい時間を過ごせた」、「初めて芸術を肌で感じられた」、等の感想をいただいています。*十分な予算が当てられない現状これまでの活動は全て所属会員・会友(約250名)からの年会費をもって行われていますが、会員数は減少傾向にあり、十分な予算が充てられないのが現状です。実際、ここ数年は、交通費も辞退する会員の自発的協力によって支えられてきました。このような現状を踏まえ、この度クラウドファンディングという形で支援募集を開始いたしました。■企画内容「触れるアート」の可能性を広げるべく、「鑑賞教室」に加えて、2023年からは「盲学校・視覚特別支援学校の子どもたちの展示ブース」をつくり、作品を展示したいと考えています。作品の展示会場は、日本彫刻会が2023年4月19日より開催する「第52回 日本彫刻会展覧会」(会場:東京都美術館)を予定しています。■今後に向けて将来的には、全国の盲学校・視覚特別支援学校の子どもたちが挑戦できるような彫刻展の開催を目指したいと考えています。その第一歩として、視覚に障害のある子どもたちと共に作品づくりを楽しむワークショップにも取り組み始めています。※「日彫展」について日本彫刻会展覧会(日彫展)は、彫刻作家たちが自ら企画し、作品を並べて会場をつくり、運営している展覧会です。鑑賞プログラムも独自のものです。毎年4月に、上野の東京都美術館で日本彫刻会展覧会(略称:日彫展)を開催し、2023年で52回目を迎えます(※社団法人化後)。彫刻に特化した全国規模の公募展として毎年全国各地より会員、一般含め約250点の展示があり、会場は彫刻家の研鑽の場となっています。展覧会名:第52回 日本彫刻会展覧会(日彫展)後援 :文化庁、東京都会場 :東京都美術館ギャラリーA・B・C (台東区上野公園8-36)会期 :2023年4月19日(水)~5月2日(火)開場時間:9:30~17:30 *初日12時から、最終日は15時まで■クラウドファンディング リターンについて下記の設定をさせていただいております。【3,000円/5,000円/10,000円/30,000円/50,000円/100,000円】本プロジェクトは寄付型となり、所得控除に活用できる領収証を2023年12月にお送りいたします。また、ご希望の方は本会webページや展覧会図録にお名前を掲載させていただきます。■法人概要公益社団法人 日本彫刻会は昭和22年「日本彫刻家連盟」として朝倉 文夫・北村 西望らを中心として発足した彫刻団体であり、彫刻芸術の一層の発展向上を目指し活発な研究、創作活動を長年にわたり展開しています。商号 : 公益社団法人 日本彫刻会代表者 : 理事長 山田 朝彦所在地 : 〒169-0075東京都新宿区高田馬場1丁目29-18 レジョン・ド・諏訪202設立 : 1970年5月事業内容: 彫刻芸術の研究及び創作活動に関する事業(展覧会開催、研究誌発行)資本金 : 500万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月07日アートアクアリウム美術館 GINZAは、クリスマスイベント「燈りにきらめく冬金魚」を2022年12月26日(月)まで開催する。「アートアクアリウム美術館 GINZA」のクリスマスイベント“百華繚乱~進化するアート~”をテーマにした、金魚アートの常設施設「アートアクアリウム美術館 GINZA」。7つのエリアで構成される館内では、色とりどりの金魚とともに、非日常的な空間を楽しむことができる。2022年の冬は、華やぐクリスマスシーズンに向けて「燈りにきらめく冬金魚」を開催。クリスマスならではの鮮やかなイルミネーションの光で館内を彩る。トンネル型のクリスマスイルミネーション中でも目玉となるのは、”提灯”に見立てた球体の水槽作品が並ぶ「提灯リウム」エリアだ。レッドカラーやゴールドカラーのオーナメントを飾った、クリスマスツリーを思わせるトンネルが出現。水槽の下には、プレゼントボックスを置いて心躍る楽し気なムードを演出する。優しく光る星の飾り日本の寺社建築に見られる回廊を表現した「金魚の回廊」では、クリスマスの飾りを代表する、”ヘルンフートの星”の明かりが灯る。赤と白に光るヘルンフートの星と、左右に並ぶ色とりどりの金魚の水槽がマッチする、幻想的な世界を楽しむことができる。幻想的なクリスマスツリーが登場そのほか、竹をイメージした円柱水槽がぐるっと並ぶ「金魚の竹林」には、美しくライトアップされたクリスマスツリーが登場。「アートアクアリウム美術館 GINZA」ならではのクリスマス空間で特別なひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。【詳細】「燈りにきらめく冬金魚」~アートアクアリウムのクリスマス~開催期間:2022年11月29日(火)~12月26日(月)場所:アートアクアリウム美術館 GINZA住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 新館8階営業時間:10:00~19:00(変更になる場合あり)休館日:銀座三越の休館日に準ずるチケット価格:当日券 2,400円、WEBチケット 2,300円※当日券は銀座三越新館1階にて発売【問い合わせ先】銀座三越TEL:03-3562-1111(代表番号)
2022年12月04日現代日本を代表するアーティストとして国内外で活躍している大竹伸朗さん。彼の作品およそ500点を集めた大規模な回顧展が、現在、東京国立近代美術館で開かれています。プレス内覧会に登壇した大竹さんのコメントとともに、展覧会の様子をレポートします!美術館が宇和島駅に…?!【女子的アートナビ】vol. 269『大竹伸朗展』では、1980年代初めにデビューして以来、絵画や彫刻、映像、インスタレーション、巨大な建造物など幅広いジャンルで多くの作品を手がけてきたアーティスト、大竹伸朗さんの作品約500点を展示。16年ぶりの大回顧展となります。大竹さんは、1955年東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、1982年に初個展を開催。その後、ドイツ・カッセルで開かれている世界最大級の国際美術展・ドクメンタ(2012年)や、120年以上の歴史を持つヴェネチア・ビエンナーレ(2013年)など、さまざまな国際展に参加。アートの島として有名な直島に多くの作品が展示されているほか、「東京2020 公式アートポスター展」にも参加するなど、半世紀近くもの長い間、多方面で活躍されています。プレス内覧会に登壇した大竹さんは、次のように述べました。大竹さん本展は挑戦要素が多い展覧会で、今までにないものになっていると思います。世界は破壊が続いていますけど、モノをつくる力、つくりだすパワーを少しでも感じていただければとてもうれしく思います。5回ぐらい来て、見てください(笑)。大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より《宇和島駅》(1997年)また、大竹さんは、美術館のテラスに設置された作品《宇和島駅》についてもコメントしました。大竹さん宇和島は、僕が制作拠点にしている場所です。宇和島駅が新しくなるとき、駅名の文字を廃棄するというので、納得がいかなくて入手しました。駅舎に乗って、ひとつずつ焼き切ったのです。東京国立近代美術館と宇和島駅が交差するのは、ある種のコラージュ。赤い色は僕が創造したもので、夜はライトアップされて見え方が変わります。圧が強すぎ…!7つのテーマで体感大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より手前:《男》(1974-75年)富山県美術館では、展示の様子をご紹介。会場では、テーマに合わせて7つのセクションに分けられています。ただ、テーマに沿って作品をつくっているのではなく、また、制作時代順にも並んでいないので、自分の好きなところから自由に見ていけばいいようです。最初の展示室から、けっこう圧が強め。ちょっと怖い感じの人形のような作品が立っていたり、天井からぶら下がっていたりして、もし照明が暗いとお化け屋敷と思ってしまいそうな雰囲気です。大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より手前:《スクラップブック #71/宇和島》(2018-2021年)本展を担当された東京国立近代美術館の主任研究員、成相肇さんによると、大竹作品の特徴は「貼り付けること。貼ってからはがして、重ねて量を増やして密度を増していき、ほとんどの作品がコラージュ作品になっている」とのこと。その密度の濃さを体験してほしいそうです。もっとも密度を感じられるのは、スクラップブックと題された作品たち。もはやスクラップブックの面影もないような、大きな塊です。展示室に巨大な小屋が…!大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》(2012年)本展でもっとも目を引く作品は、ドイツの国際展にも展示された《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》。ネオンサインやトレーラー、ギター、巨大なスクラップブックなどが凝縮されたパワフルなインスタレーションです。展示室の空間に巨大な小屋が置かれ、かなり迫力があります。小屋の中をのぞくと、いろいろなものが詰まっていて、こちらも圧が強め。音も鳴る作品で、大竹さんの集大成のひとつといわれています。人気のニューシャネルも…!また、本展はグッズも充実。大竹さんは、文字の作品も多く手がけていて、本展の「大竹伸朗展」という文字も今回の新作です。そんな「大竹文字」のひとつが《ニューシャネル》(1998年)。スナックの看板をモチーフにしてつくられたもので、Tシャツなどのグッズが大人気です。今回のためにつくられた新作グッズもあるので、ぜひ特設ショップものぞいてみてください。本展は2023年2月5日(日)まで開催。その後、愛媛県美術館と富山県美術館に巡回予定です。Information会期:~2023年2月5日(日)休館日:月曜日(ただし1月2日、9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月10日(火)会場:東京国立近代美術館開館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)(入館は各閉館時間の30分前まで)※最新情報などの詳細は展覧会公式HPをご覧ください観覧料:一般 ¥1,500、大学生¥1,000、高校生以下および18歳未満は無料お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)
2022年11月19日現代最高のカウンターテナーのひとりとして知られるフィリップ・ジャルスキーの来日公演が来年3月1日(水)に東京オペラシティ コンサートホールで開催されることが決定した。フィリップ・ジャルスキーは、バロック・オペラのリバイバル・ムーブメントをけん引するカウンターテナー。透明感のある声と華麗な立ち振る舞いで観客を魅了し続けている。2008年に初来日を果たし、2009年、2011年、2014年に来日したが今回の公演は9年ぶりになる。今回のプログラムは、モンテヴェルディ、ロッシ、サルトーリオの同名のオペラ『オルフェーオ』をジャルスキーが再構成した《オルフェーオの物語》で、注目のソプラノ、エメーケ・バラートと共演する。ファンが待ちに待った貴重な一夜になりそうだ。■フィリップ・ジャルスキーメッセージ2020年、6年ぶりの日本でまた歌うことを楽しみにしていましたが、新型コロナの世界的流行によって実現は叶わず、強く夢見た演奏会をキャンセルせざるを得ませんでした。けれども今度こそ間違いなく、皆さんの素晴らしい国にして、私も心から愛してやまない――と過去に数えきれぬほど言及してきました――伝統と文化の国へ、参上します。さらにその会場が、もう十年以上まえ、私の初めての日本公演の舞台でもあった東京オペラシティだということも、まさに僥倖と思っています。世界屈指の見事な音響で、木の大聖堂と呼ぶにふさわしい最高のコンサートホールです。この機会を祝うため、神話の登場⼈物にして音楽の化身でもあり、五世紀以上にわたって多くの作曲家の創作意欲を刺激し続けたオルフェーオを中心として、本物の小歌劇のような演目を練り上げました。モンテヴェルディとロッシの傑作とあわせて、日本のクラシック音楽ファンの方たちにぜひ聴いていただきたいと思ったのが、サルトーリオの『オルフェーオ』からの抜粋です。今まで不当なほどに演奏される機会が無かったにもかかわらず、たぐいまれな宝石の輝きをもつ壮麗な作品です。私のエウリディーチェはソプラノのエメーケ・バラート。彼女は悲劇的オペラにおけるヒロインの素晴らしい歌い手で、これらの音楽の真価を余すことなく発揮させる表現力を万全に持っている人です。エメーケとは何年も前から共演を重ねており、私たちの友情をかたちにしたヘンデルのアルバムはワーナーからリリースされ、同時にそのアルバムは私のオーケストラ指揮者として最初の公式な音盤となりました。その流れで2022年3月にはシャンゼリゼ劇場で私の楽団であるアンサンブル・アルタセルセを率い、オペラ指揮者としてデビューを飾ることができ、このうえない幸せを感じています。メンバーの中には20年も私と活動を続けてきた奏者が何人もいて、そういった仲間ならではの共感が、あの舞台をより良いものにしていたことは間違いありません。とても豪華で、まばゆい技巧と気品と表情が⼀体化した音楽と、それを奏する全員の強い想いを、東京オペラシティ コンサートホールにいらしてくださる聴衆の皆さんと分かち合えることを、心から楽しみにしています。フィリップ・ジャルスキー(訳:藤本優子)『フィリップ・ジャルスキー《オルフェーオの物語》』2023年3月1日(水) 19時東京オペラシティ コンサートホール【出演】オルフェーオ:フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)エウリディーチェ:エメーケ・バラート(ソプラノ)アンサンブル・アルタセルセ(12名編成)【曲目】モンテヴェルディ、ロッシ、サルトーリオの同名のオペラ『オルフェーオ』を中心に再構成(日本語字幕付)■チケット情報
2022年11月15日東京都は、東京マラソン2023(主催:東京マラソン財団)の当日となる令和5年3月5日(日)、コース沿道において開催する「東京都 ランナー応援イベント 2023 マラソン祭り」(主催:東京都)の出演者を令和4年11月14日(月)から同年12月5日(月)まで募集いたします。公式ウェブサイトURL: イベントロゴ■東京都 ランナー応援イベント 2023 マラソン祭り とは東京マラソン2023の開催に合わせ、コース沿道等に設けるイベント会場において、演奏やダンス等でランナーを元気づけ、沿道の活気を演出します。毎回約100組以上の団体・個人の皆さんに出演いただき、吹奏楽の演奏や合唱のほか、チアリーディングやフラダンス等の踊り、お囃子、舞などの伝統芸能が披露されました。東京都は、「東京マラソンを単なる大規模マラソンにとどめることなく、様々なイベントを実施することにより、東京の魅力を発信していく」という理念のもと、平成19年より本イベントを開催しています。当日は、東京マラソンコース沿道で様々なイベント等を開催し、大会を盛り上げます。また、本件は、「『未来の東京』戦略(戦略 16 スポーツフィールド東京戦略「スポーツフィールド・TOKYO」プロジェクト)」を推進する事業です。平成31年の様子1平成31年の様子2平成31年の様子3■東京都 ランナー応援イベント 2023 マラソン祭り 出演者募集概要●実施日令和5年3月5日(日)●会場東京マラソン2023コース沿道等におけるイベント「マラソン祭り」会場※原則として、屋外。※一部の応援会場が変更になります。応援会場の詳細は、公式ウェブサイトにて、後日お知らせいたします。●募集内容及び演目ご自身の演奏や演技等によって、ランナーを応援し、東京マラソン2023を盛り上げていただける団体又は個人・音楽系(吹奏楽などの楽器演奏、歌 など)・パフォーマンス系(ダンス、チアリーディング、フラダンス、ベリーダンス など)・民俗芸能系(民舞、よさこい、和太鼓など、日本の地域・郷土の芸能)・その他(上記の演目に含まれないもの)※火器等、危険性のあるものは使用できません。※公序良俗に反する行為は禁止いたします。※ランナー応援の趣旨に即した出演者を募集します。※会場により、演目や人数などを制限する場合があります。※出演者には、健康管理や待機中のマスク着用など、主催者が講じる新型コロナウイルス感染症対策を遵守した上で参加いただきます。※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、実施規模など一部実施内容の変更や中止とさせていただく場合があります。●申込み方法1) 公式ウェブサイトから申込み公式ウェブサイト(URL: )の応募フォームに入力し申込み。2) 郵便での申込み申込書及び演目資料(演目内容や実施状況が分かる写真、図面、CD、DVDなど)を、下記の申込先まで郵送。申込書は( )からダウンロード。※申込書及び応募フォーム、募集要項は、公式ウェブサイトにて令和4年11月14日から公開します。【お問い合わせ及び申込先】東京都 ランナー応援イベント マラソン祭り事務局所在地: 〒135-0064 東京都江東区青海1丁目1-20ダイバーシティ東京オフィスタワー18階 FCC内電話 : 03-6865-1959FAX : 03-6865-1972メール: festa2023@fujicreative.co.jp ※電話でのお問い合わせ:平日10時から17時まで(年末年始、土日祝日を除く)●募集期間令和4年11月14日(月)から同年12月5日(月)まで(当日消印有効)●募集数100組程度(応募多数の場合は抽選にて選出)選考結果は、代表者の方へ令和4年12月中旬以降にお知らせする予定です。※出演料はお支払いしません。また、楽器や機材の搬入出等に係る費用、出演者の交通費、食事代など出演に伴う所要経費は、出演者の御負担となります。※主催者は撮影した演奏や演技等の写真・映像等は、広報・PR目的のために使用することがあります。また、その掲載権・使用権は主催者に属します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月14日世界中で愛されてきた話題のコンテンツ「ゴッホ・アライブ」が、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)にて2022年12月10日(土)から2023年3月5日(日)まで開催いたします。ゴッホ・アライブグランデ・エクスペリエンセズが企画制作したゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会。3,000点以上に及ぶゴッホの名作が、力強いクラシック音楽に乗って、巨大かつ鮮明な画像で生き生きと再現された空間は別世界。まるで絵画の中の世界を歩いているかような感覚に。会場に足を踏み入れた瞬間から、光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれ、次々と流れるビジュアルとサウンドに身を委ねる体験は“忘れられない”特別な体験となることでしょう。●みどころ【体感できる!没入型展覧会】ゴッホ・アライブは、時空を超えて来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズに誘います。クラシック音楽が流れる中、ゴッホの作品の3,000以上の画像が壁や柱、天井、床などありとあらゆる場所に映し出されます。細部まで色鮮やかに再現された作品の数々を見れば、ゴッホの当時の思いや感情を感じずにはいられません。一瞬にして来場者をゴッホの傑作の世界に引き込みます。Photo:Grande Experiences【新しいアート鑑賞の形】静まりかえった館内で作品から離れて鑑賞する―そんな従来の鑑賞法とは全く違い、「五感で」ゴッホ作品を体験し楽しむことができます。場内に一歩踏み入れた時から、光と色、音とアロマの力強いシンフォニーに包まれ、日常を離れてゴッホの世界に引き込まれます。Photo:Grande Experiences【最新の技術】グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4(TM)は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システムで、どんな展示スペースもダイナミックで目を見張るような映像体験空間に変えることができます。フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香りも来場者の体験をさらに増幅させます。(C)RB Create【ゴッホを知る】ゴッホの芸術、生涯、時代背景に関する総合的な情報をゴッホ自身の豊富な画像や言葉を交えて解説します。ギャラリーに入る前にゴッホの人生と作品について学び、これから始まる体験への期待を高めます。【フォトロケーションエリア】ひまわり畑、ファンゴッホの部屋などを再現したフォトロケーションもお楽しみいただけます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホ・アライブ オリジナルグッズ】アクリルキーホルダー〔価格〕各660円(税込)アクリルキーホルダーがまぐちポーチ〔価格〕1,980円(税込)がまぐちポーチウォーターボトル〔価格〕各2,750円(税込)ウォーターボトルトートバッグ〔価格〕各3,080円(税込)トートバッグ 5種類Tシャツ〔価格〕各3,850円(税込)Tシャツ※商品画像はイメージです。【開催概要】展覧会名 : ゴッホ・アライブ会期 : 2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)会場 : 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1開館時間 : 10:00~20:00 (日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで休館日 : 12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)主催 : 中京テレビ放送公式サイト: Twitter : @goghalivejp Instagram : @goghalivejp 観覧料 : 一般2,500(2,300)円、高大生2,000(1,800)円、小中生1,500(1,300)円・未就学児無料・()内は前売券・前売券は12月9日(金)まで販売※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月09日アートアクアリウム美術館 GINZAは、秋イベント「生命の宿る金魚アート」を開催。「アートアクアリウム美術館 GINZA」で金魚アートを鑑賞「アートアクアリウム美術館 GINZA」は、“百華繚乱~進化するアート~”をテーマにした、金魚アートの常設施設だ。色とりどりの金魚とともに、光や音、香りの演出を施した、幻想的な空間を楽しめる。館内では、様々な色合いで輝く個性豊かな水槽作品を多数展示。光と色が交錯する水槽のなかで、金魚たちが優雅に泳ぐ、非現実的な美しい景色を堪能することができる。金魚×デジタルのアート作品秋イベント「生命の宿る金魚アート」では、芸術の秋に向けて、金魚をテーマにしたアートや伝統工芸作品を複数展示する。中でも注目なのは、「女性と金魚/鯉」をモチーフにしたデジタルアートだ。新進気鋭の様々なアーティストとコラボレーションした、幻想的なアート作品を間近で鑑賞できる。チョークで描いた金魚作品また、チョークアーティスト・Moecoによるチョークで描かれた金魚作品や、歌川国芳による金魚や鯉を描いた作品20点余りを集めた「歌川国芳コレクション」なども取り揃えている。日本の伝統を感じらえる作品そのほか、日本の伝統工芸である江戸切子の中で金魚が優雅に泳ぐ「金魚の飾り棚」や、京都の伝統的な織物・西陣織、日本の伝統芸能である能のお面、盆栽など、日本の伝統美に触れることのできる作品も用意している。とらやとのコラボ羊羹もさらに、アートアクアリウム美術館 GINZAのミュージアムショップでは、とらや(TORAYA)とコラボレーションした「小形羊羹」を販売。とらやを代表する小倉羊羹「夜の梅」を含む5種類の羊羹を、アートアクアリウムオリジナルのパッケージで提供する。【詳細】アートアクアリウム美術館 GINZA「生命の宿る金魚アート」開催日程:2022年11月1日(火)~場所:銀座三越 新館8階住所:東京都中央区銀座4-6-16営業時間:10:00~19:00(変更になる場合あり)休館日:銀座三越の休館日に準ずる ※不定期で休館の場合あり料金:WEBチケット 2,300円、当日券 2,400円【問い合わせ先】銀座三越TEL:03-3562-1111(代表番号)
2022年11月05日見て・触って・食べて「東京の新たな魅力」発信東京都は、都民が地元東京の「いいところ」を改めて感じ、新しい魅力を一緒に生み出す参加型キャンペーン「あしたの東京プロジェクト」を2022年9月からスタートさせました。今回「あしたの東京プロジェクト」では、イベント第2弾となる「東京島エコツーリズム」の参加者募集を始めました。あしたの東京プロジェクトとはあしたの東京プロジェクトは、地元の産業、伝統文化、大自然など、たくさんある東京の魅力を体験することができます。イベントに参加するなかで、地域の課題、課題解決のアイデア、理解・愛着を高めて欲しいという参加型プロジェクトです。あしたの東京プロジェクトでは、9月18日にイベント第1弾として東京・奥多摩の河川敷でゴミ拾いや地産商品を体験する「多摩クリーン&クラフトキャンペーン」を開催しました。「東京島エコツーリズム」開催概要イベント第2弾「東京島エコツーリズム」は、東京の島しょ地域に足を運び「学ぶ」「ふれあう」「楽しむ」「守る」をテーマにしたエコツアーです。ツアーでは、大島、神津島、八丈島を訪れ、様々なプログラムを体験します。募集人数は、大島と八丈島が各30名、神津島が20名、応募者多数の場合は抽選となります。参加費は無料ですが、島内移動費、宿泊費、食事代などは自己負担になります。(画像は公式サイトより)【参考】※東京島エコツーリズム※あしたの東京プロジェクト公式サイト
2022年11月02日日本一高いビル「あべのハルカス」16階の「あべのハルカス美術館」では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催しています。2023年度は4月22日(土)から6月18日(日)まで「恐ろしいほど美しい 幕末土佐の天才絵師絵金」を開催予定です。(既報のとおり。詳細は別紙参照)上記の展覧会に続き、7月1日(土)から9月3日(日)まで「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」、9月16日(土)から11月12日(日)まで「安野光雅展」の開催が新たに決定しましたのでお知らせいたします。今後もより魅力的な都市型美術館として多くのお客様にお越しいただけるよう運営してまいります。「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」会 期 :2023年7月1日(土)~2023年9月3日(日)共 催:MBSテレビ開催趣旨:2019年に当館で開催し、多くの観客を魅了した「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代 アートへ」。本展はそれをさらに発展させ、明治工芸のDNAを継承しつつ多様な素材と技法を駆使して、新たな領域に挑む現代作家の新作を中心に紹介します。進化し続ける作家たちが繰り出す驚きと感動の超絶技巧を、明治工芸の逸品とあわせて、今回もぜひご体感ください。「安野光雅展」会 期 :2023年9月16日(土)~2023年11月12日(日)共 催:朝日新聞社、関西テレビ放送開催趣旨:島根県津和野町に生まれた安野光雅(1926―2020)は、半世紀以上にわたり画家、絵本作家、装丁家として多彩な活躍を続けました。その独創的な作品は国内外の高い人気 を得ています。本展では、絵本のデビュー作『ふしぎなえ』から、近年の大作『繪本三國志』まで、やさしく、美しく、ユーモアと不思議にあふれた安野ワールドを紹介します。別紙: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月02日山田薬品株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:山田 裕二郎)は運営するドラッグストア「コスメティクスアンドメディカル」にて、東京都における「全国旅行支援」(ただいま東京プラス)のクーポン加盟店の申し込みを完了し、店舗によるクーポン利用を随時開始しますのでご案内いたします。(商業施設内の一部店舗を除きます)コスメティクスアンドメディカル ロゴコスメティクスアンドメディカルはオフィス街のドラッグストアとして立地を東京都心部のオフィス街立地およびホテル、ショッピングセンターと併設する立地に特化して出店しており、従前より、インバウンドや国内旅行のお客様に多数ご利用いただいてまいりました。今回のただいま東京プラスのクーポン加盟店参加により、より多くの観光関連のお客様にきもちよくお買い物いただける環境をご提供できると考えております。山田薬品株式会社はこれからもすべてのお客さまが、東京都心部での過ごす時間を「もっとワクワク楽しいものに」するお手伝いができるよう様々なサービスをご提供してまいります。■ただいま東京プラスの概要東京都では感染症の拡大により大きな影響を受けた観光産業の回復を図るため、国の全国旅行支援を活用し、感染症防止対策を徹底した都内観光に係る旅行商品等への支援を実施します。キャンペーン期間2022年10月20日(木)~2022年12月20日(火)※12月21日(水)チェックアウトを含むクーポン利用期間2022年10月20日(木)~2022年12月21日(水)■山田薬品株式会社について山田薬品株式会社は東京都内都心部で化粧品専門店業態「MCSマルノウチコスメティクスセレクション」、とドラッグストア「コスメティクスアンドメディカル」、および調剤薬局を運営する企業です。店舗について詳しくはホームページをご覧下さい。所在地 : 〒167-0042 東京都杉並区西荻北3丁目19-3 ベルフォート西荻駅前創業 : 1933年(昭和8年)代表 : 代表取締役社長 山田 裕二郎ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月28日東京国立近代美術館では、2022年11月1日(火)より、『大竹伸朗展』を開催する。2006年に東京都現代美術館で開催された『全景 1955-2006』以来、16年ぶりとなる大規模な回顧展だ。1955年、東京に生まれ、現在は愛媛県の宇和島を拠点に活動している大竹伸朗は、現代日本を代表するアーティスト。1980年代初めにデビューして以来、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大建造物と、あらゆる創作物を手掛け、ドイツ、カッセルで開催されるドクメンタ(2012年)やヴェネチア・ヴィエンナーレ(2013年)といった国際展に参加するなど、現代美術のトップランナーとして走り続けてきた。そんな彼の半世紀近くに及ぶ創作活動を一挙公開する同展では、「自/他」「記憶」「時間」といった7つのテーマで、約500点の作品を紹介する。主な出品作品は、2019年以降大竹が取り組む「残景」シリーズの最新作で初公開となる《残景 0》(2022年)や、2012年のドクメンタで発表した小屋型のインスタレーション《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》、そして大竹伸朗作品を代表する「宇和島駅」のネオンサインなど。この《宇和島駅》は、同展会期中、東京国立近代美術館のテラスで輝き続けるので館外からも注目を。そのほか、小さな手製本から、「音」を発する作品まで、大竹伸朗の強烈な個性とエネルギーに埋め尽くされた空間に、鑑賞者は圧倒されること間違いない。また大竹伸朗といえば、スナックの看板をモチーフにした《ニューシャネル》(1998年)に代表される独得な文字が特徴だが、この「大竹文字」をデザインしたTシャツなど、同展のために製作された展覧会オリジナルグッズも見逃せない。《宇和島駅》 1997年Photo:岡野圭《ダブ平&ニューシャネル》 1999年公益財団法人 福武財団《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》 2012年Commissioned by dOCUMENTA(13)Photo:山本真人《スクラップブック #71/宇和島》 2018–21年Photo:岡野圭©︎Shinro Ohtake, photo by Shoko【開催概要】『大竹伸朗展』会期:2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)会場:東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー、2F ギャラリー4時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月10 日(火)料金:一般1,500円、大学1,000円展覧会公式サイト:
2022年10月28日星野道夫の展覧会「悠久の時を旅する」が、東京・恵比寿の東京都写真美術館にて2022年11月19日(土)から2023年1月22日(日)まで開催される。星野道夫、24年間の撮影の軌跡星野道夫は、極北の大地アラスカを拠点に活動し、自然と動物、美しい文章で人々を魅了している写真家。「自然と人との関わり」を追い求め数々の写真を残し、取材中に事故で亡くなってから25年を経てもなお、多くの人々から愛されている。展覧会「悠久の時を旅する」では、20歳の時に初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島までの写真を展示するほか、貴重な資料を交えながら、旅の途中で急逝した星野道夫の足跡を辿る。対談や講演会などの関連イベントもまた、期間中は関連イベントも開催。星野道夫事務所代表の星野直子と第40回土門拳賞を受賞した写真家大竹英洋による対談イベント「アラスカとの出会いを通して」と、星野直子による記念講演会「悠久の時を旅する 星野道夫が見続けた風景をたどって」が東京都写真美術館1階ホールにて行われる。さらに、星野道夫に多大な影響を受けてきた音楽家haruka nakamuraによるピアノ演奏イベントも。写真の投影と共に即興的なピアノ演奏、そしてスペシャルゲストの本田慶一郎による星野道夫の言葉の朗読を楽しめる。【詳細】星野道夫「悠久の時を旅する」開催期間:2022年11月19日(土)~2023年1月22日(日)場所:東京都写真美術館 地下1階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10:00~18:00(木・金は20:00まで)※入館は閉館時間30分前まで休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日(木)~1月1日(日)、1月4日(水))※12月28日(水)、1月2日(月)、1月3日(火)は臨時開館観覧料:一般 1,000円(800円)、学生 800円(640円)、中高生・65歳以上 600円(480円)※()内は東京都写真美術館の映画観賞券提示者、各種カード会員、目黒区在住者(住まいの住所が分かるものをチケット販売カウンターにて提示)割引。※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者とその介護者(2名まで)は無料。※各種割引の併用は不可。※事業は諸搬の事情により変更する場合あり。※会場混雑時には入場を待つ場合あり。※オンラインによる日時指定予約を推奨。■対談イベント「アラスカとの出会いを通して」開催日:2022年11月20日(日)時間:14:00~15:30開場:13:30~会場:東京都写真美術館1階ホール定員:160名(要事前申込)料金:無料■記念講演会「悠久の時を旅する 星野道夫が見続けた風景をたどって」開催日:2022年12月3日(土)、2023年1月7日(土)時間:各日 14:00~15:30開場:13:30~会場:東京都写真美術館1階ホール定員:170名(要事前申込)料金:無料※応募者多数の場合は抽選。※申込は一人に付き1回のみ。重複して各イベントへの申込は不可。※グループ(2名以上)での応募不可。※イベント参加には本展の観覧券が必要。※イベントは状況により中止の場合あり。※メディア取材や広報用SNS撮影で参加者の顔が映り込む可能性あり。【関連イベントへの申込方法】2022年11月20日(日)、12月3日(土)、2023年1月7日(土)に開催されるイベントへの参加には、「往復はがき」または「WEBフォーム」からの申込が必要。詳しくは星野道夫公式サイトまたはクレヴィスホームページを要確認。応募締切り:2022年10月31日(月)17:00まで■旅をする音楽 星野道夫×haruka nakamura supported by PLAY EARTH KIDSTM開催日:2022年12月27日(火)時間:①15:00~16:00 ②18:30~19:30開場:①14:30~ ②18:00~会場:東京都写真美術館1階ホール定員:190名(要事前申込)料金:4,800円※展覧会の招待券付き。発売日:11月21日(月)10:00~※定員に達し次第申込受付を終了。※イベントは状況により中止になる場合あり。※メディア取材や広報用SNS撮影で参加者の顔が映り込む可能性あり。※詳細はharuka nakamuraオフィシャルサイトを要確認。
2022年10月21日ディオール(DIOR)の展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、東京都現代美術館にて、2022年12月21日(水)から2023年5月28日(日)まで開催される。ディオールの回顧展が日本に巡回「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展は、パリを皮切りに、ロンドンやニューヨークなど世界各地を巡回してきた回顧展だ。東京都現代美術館で開催される本巡回展では、ディオールの創設者クリスチャン・ディオールから受け継がれるクリエーションとその感性、そしてメゾンと日本との関係性にも光をあてつつ、70年以上にわたるディオールの作品を中心に紹介する。全13章から構成される会場では、「ニュールック」を象徴する「バー(Bar)」スーツを筆頭に、過去から現在に至るオートクチュール モデルやアクセサリーなどを展示。クリスチャン・ディオール、そして彼の後を継いだイヴ・サン゠ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリら、歴代のクリエイティブ ディレクターによって考案された作品を一堂に集めて展示する。戦後パリと「ニュールック」1947年2月12日のパリ。クリスチャン・ディオールの初のコレクションがパリで発表され、これは「ニュールック」と呼ばれることになる。第二次世界大戦終結して間もない当時、敗戦国のみならず戦勝国さえも経済の低迷と物資の不足に苛まれるなか、ショルダーはなだらかにカーブを描き、ウエストはコルセットで絞る、そして裾にかけては豊かに膨らませたテーラードジャケットと、ふんだんにプリーツをとったスカートから構成される「バー」スーツは、さならが優雅に開く1輪の花とでも形容できるだろう。じじつ、ディオールのこのコレクションのテーマのひとつは、花冠を意味する「コロールライン」であった。第一次世界大戦後の欧米に浸透した、直線的・機能的なモダニズムの服飾デザイン──ストレートなラインのジャケットと軽快なショートスカートからなるシャネル(CHANEL)のスーツはその代表例である──とは異なり、ディオールの手がけたコレクションは、シルエットのうえでは第一次大戦以前の曲線的なドレスの優雅さを「夢見る」ものであった。第二次大戦後の荒廃のなか、人びとは古き良きエレガンスを渇望しており、「ニュールック」とはまさにその夢を具現化するものであったようだ。同時にこのコレクションは、第二次大戦下、ドイツ軍によって占領され弱体化を強いられることになったパリ・モードを、ふたたびファッションの首都へと復帰させることになる。このように、クリスチャン・ディオールの原点であるとともに、戦後のパリ・ファッションの原点であるとも捉えられる「ニュールック」は、メゾンの歴史においてつねにクリエーションの源泉となってきた。会場では、1947年の「バー」スーツを筆頭に、歴代のクリエイティブ ディレクターによって再解釈されてきたドレスなどを目にすることができる。夢と形過去の優雅さを夢見て、それを優雅なフォルムへと具現化する──ここで夢見られたエレガンスは、しかし、決して曖昧なものではなく、明晰な構築性に支えられていた。たとえば、ドレスのファブリックにはチュールを裏打ちし、コルセットはウエストを絞ってバストを押し上げる。スカートもヒップを押し出し、全体として立体的・曲線的なシルエットを描きだす。いわばエレガンスの夢は、建築的な意志に支えられていた。また、過去を夢見るとはいっても、そこには現代的な感覚が働いている。ふたたび「バー」スーツを引くならば、それは確かに、19世紀末から20世紀初頭にかけてモードから消えかかったコルセットを用いてはいるものの、クリノリン・バッスルスタイルなどに見られる重厚な装飾性からは距離をとり、現代的なカッティングやテーラーリングによる簡潔なフォルムに仕立てられている。カラーリングもまた、ジャケットはホワイト、スカートはブラックと、過去のドレスの豪華絢爛さとは一線を画する抑制と力強さを感じさせる。配色だけをとっても、それは「バー」スーツに着想したアーカイブの数々から見てとることができる。会場では、マリア・グラツィア・キウリからラフ・シモンズ、ジョン・ガリアーノ、ジャンフランコ・フェレ、マルク・ボアン、イヴ・サン゠ローラン、そして創業者ディオールに至るまで、メゾンの歴史を遡行するように歴代のクリエイティブ ディレクターの代表作を展示する章を設けている。そこからは、過去を夢見つつも、それを明晰な構築性でもって優雅なシルエットへと具現化させるというクリスチャン・ディオールの身振りが、執拗に鳴り響く低音のようにして感じられるだろう。ディオールと日本クリスチャン ディオールは世界的に展開するオートクチュールのメゾンの先駆的な存在であり、初めて日本に進出した西洋のファッションブランドであった。日本の市井のファッションもディオールがの影響を受け、一例を挙げれば1950年代中期に流行したハイウエストのAラインドレス、いわゆる「落下傘スタイル」は、1955年に発表された「Aライン」を反映したものであった。本展では、メゾンと日本の関わりにも光をあてている。たとえば、1953年には、日本で作られたディールの服が、日本人モデルによって披露。会場では、その際に発表されたドレスやコートなどを展示している。また、古今東西、世界各国の文化を参照する歴代のクリエイティブ ディレクターは、日本の文化をも創作の源泉としてきた。葛飾北斎の《富嶽三十六景神奈川沖浪裏》を彷彿とさせるジョン・ガリアーノによるリネンコートや、鮮やかな刺繍を施した着物風のドレス、絞り染めを彷彿とさせるラフ・シモンズのビスチェドレスなどのほか、マリア・グラツィア・キウリなどによる桜のモチーフを取り入れたドレスやジャケットも目にすることができる。芸術とファッションところで、1905年、フランスのリゾート地グランヴィルに生まれたクリスチャン・ディオールは、当初は芸術の道を志していた。1928〜34年にかけてディオールが経営したギャラリーでは、パブロ・ピカソやアンリ・マティス、ジャン・コクトーといった著名な芸術家ばかりでなく、サルバトール・ダリやアルベルト・ジャコメッティなど、のちに有名となる若い芸術家の作品も展示されていたという。本展では、芸術からファッションへと歩んでいったディオールの足跡を反映するかのように、美術作品をファッションと呼応させて展示している。なかでも、写真家・高木由利子による作品は、繊細優美にゆらめくディオールの服の動きを、その残像でもって表現している。会場では、写真と、被写体となったディオールの作品とともに目にすることができる。また、1949年に発表されたドレス「ミス ディオール(Miss Dior)」──この名前は1947年に手がけらたメゾン初の香水を彷彿とさせるが、「Miss」が使われるところからも、国外、特に一大ターゲットとなるアメリカを視野に入れたメゾンの動きを垣間見ることができるだろう──を基点とする章では、花の刺繍を数多と散りばめたこのドレスをはじめ、花園を彷彿とさせるドレスの数々を、牧野虎雄や田淵安一などの作品とともに展示している。展覧会概要企画展「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」会期:2022年12月21日(水)〜2023年5月28日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F・B2F住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(1月2日(月・振替休日)・9日(月・祝)は開館)、12月28日(水)〜1月1日(日・祝)、1月10日(火)観覧料:一般 2,000円、大学生・専門学校生・65歳以上 1,300円、中学・高校生以下 無料(学生証を提示)※本展チケットで「MOTコレクション」も観覧可※小学生以下は保護者の同伴が必要※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳の所持者および付添者(2名まで)は無料※館内の混雑状況によっては、チケット購入ないし入場まで待つ場合や、当日券販売を早期に終了する場合あり※オンラインの予約優先チケットあり※無料対象者、割引、入場方法などについては美術館ホームページを参照【問い合わせ先】東京都現代美術館TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル / 9:00〜20:00 年中無休)
2022年10月15日パリ装飾芸術美術館での成功に続き、ロンドン、ニューヨークと世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が、2022年12月21日から東京都現代美術館(MOT)で開催されます。本展はディオールと日本との真摯かつ貴重な絆を称える特別な展覧会となります。©Yuriko TakagiOMAのパートナーである建築家、重松象平氏が日本文化へのオマージュとしてデザインした新しい空間演出に導かれ、フロランス・ミュラー氏のキュレーションにより再考案されたこの回顧展では、創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに最初から影響を与えていた日本の豊かな創造性への魅力など、素晴らしい発見を伴う75年を超える情熱にスポットが当てられています。ユニークなコラボレーションと相互への賞賛によって結ばれたこの揺るぎない友情は、ほとんどが初公開となる貴重なアーカイブ資料によって映し出されます。「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめとした、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々。クリスチャン・ディオール、そしてイヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった後継者である歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品のひとつひとつが公開されています。本展では、東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子氏が本展およびポスターのために撮り下ろした写真など、魅力的な作品が展示されます。また、クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」、「ミス ディオール」、「ジャドール」といった、フレグランスの世界など、ディオールの歴史と絶え間ない創意工夫の賜物である、斬新なアイコンも展示されます。<展覧会概要>会期:2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)休館日:月曜日(1月2日(月)、1月9日(月)は開館)および12月28日(水) - 1月1日(日)、1月10日(火)開館時間:10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F / 地下2F 〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館特別協力 : クリスチャン ディオール クチュール【お問合せ先】東京都現代美術館050-5541-8600(ハローダイヤル / 9:00-20:00 年中無休)/ 03-5245-4111(代表)
2022年10月13日東京都現代美術館では、12月21日(水)より2023年の5月28日(日)まで『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展が開催される。同展は、パリ装飾芸術美術館を皮切りに、ロンドン、上海、ニューヨークなど各地で開催されてきた展覧会の世界巡回展。日本展では、会場デザインを国際的な建築設計事務所OMAのパートナーである建築家、重松象平が担当し、日本文化へのオマージュを込めた展示空間を演出。創設者クリスチャン・ディオールから受け継がれる75年を超える創作への情熱にスポットを当て、ほとんどが初公開となる貴重なアーカイブピースの展示や日本との絆についても紹介される。会場では、ディオールを象徴する「バー」スーツをはじめ、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々を展示。クリスチャン・ディオール、イヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリなど、後継者である歴代のクリエイティブディレクターたちが考案した作品が勢ぞろいする。ほかにも、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などのプロジェクトで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」や、「ミス ディオール」「ジャドール」といったフレグランスなども展示。さらには、会場となる東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子氏が同展およびポスターのために撮り下ろした写真なども紹介される予定だ。【開催概要】『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』2022年12月21日(水)~2023年5月28日(日)、東京都現代美術館にて開催
2022年10月13日ベルリン国立ベルクグリューン美術館が所蔵する20世紀美術の名品が紹介される展覧会『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』が、国立西洋美術館で10月8日(土)に開幕した。ドイツからやってきた97点の作品のうち、76点が日本初公開となる注目の展覧会だ。ドイツ生まれの美術商、ハインツ・ベルクグリューン(1914〜2007)は、パリで画廊を経営する傍ら、自分の気にいった作品を集め、世界有数の個人コレクションを作り上げていた。彼のコレクションを収蔵・展示しているのがベルリン国立ベルクグリューン美術館だ。同展はベルクグリューンが重点的に収集していたピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティを中心に、国立美術館所蔵の作品や資料も合わせて展示するものだ。見どころは、なんといっても第一級のピカソコレクションが鑑賞できる点だ。ベルクグリューンは画家本人とも交流を深め、コレクションを拡大させてきた。同展出品作も約半数がピカソの作品で、日本初公開の作品は35点に及ぶ。また、展覧会を構成する全7章のうち、3つの章がピカソを紹介する内容となっている。ベルググリューン画廊展覧会カタログ国立西洋美術館研究資料センター蔵1章「セザンヌ──近代芸術家たちの師」では、ポール・セザンヌに着目する。ベルクグリューンは、1990年代までセザンヌをはじめとするポスト印象派の画家たちの作品をコレクションしていた。晩年、コレクションの対象を20世紀美術に特化するために売却されたものの、20世紀美術の祖となるセザンヌの数点の作品は最後まで留められていたという。《セザンヌ夫人の肖像》もベルクグリューンが手放さなかった作品の一つ。実は、この作品をジャコメッティはかつて模写していた。同展では2つの作品を並べることで、画家同士の個性に着目することができる。セザンヌ夫人の顔立ちは若干面長になっているところにジャコメッティの特長が現れている。左:ポール・セザンヌ《セザンヌ夫人の肖像》1885〜86年頃油彩・キャンヴァスベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託右 アルベルト・ジャコメッティ《左:セザンヌの模写―セザンヌ夫人の肖像、右:レンブラントの模写ー窓辺で描く自画像》1956年国立西洋美術館蔵(皆川清彦氏より寄贈)続く2章から4章まではピカソにスポットを当てた章となる。2章「ピカソとブラック──新しい造形言語の創造」では、青の時代に描いた親友の肖像画《ジャウメ・サバルテスの肖像》や、バラ色の時代に好んで描いたアルルカンを描いた《座るアルルカン》など、ピカソのその当時の特徴がよくわかる作品を揃え、キュビスムに向かうピカソを追っていく。2章「ピカソとブラック──新しい造形言語の創造」展示風景続く3章「両大戦間のピカソ― 古典主義とその破壊」では、第一次世界大戦末期から1920年代初頭にかけて古典主義に回帰していったピカソが、シュルレアリストたちの刺激を受け、画風をさらに変化していく過程について、素描を中心にたどっていく。3章「両大戦間のピカソ― 古典主義とその破壊」展示風景4章「両大戦間のピカソ──女性のイメージ」では、1936年に描かれた《緑色のマニキュアをつけたドラ・マール》、1939年に作られた《黄色のセーター》、1942年制作の《大きな横たわる裸婦》と、2つの世界大戦の間で激しく変遷を重ねたピカソの女性像について着目していく。4章「両大戦間のピカソ──女性のイメージ」展示風景5章、6章ではクレーとマティスを紹介展覧会の後半は、クレーやマティスの作品を紹介していく。5章「クレーの宇宙」では、ベルクグリューン美術館が所蔵する約70点のパウル・クレーの作品のうち34点を展示する。作品ごとにタッチやモチーフを大きく変えるクレーの作品は、ピカソからも大きく影響を受けているという。5章「クレーの宇宙」展示風景左:パウル・クレー《植物と窓のある静物》1927年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託右:パウル・クレー《ネクロポリス》1929年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵左:パウル・クレー《暗い扉のある部屋の透視図法》1921年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵右:パウル・クレー《夢の都市》1921年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵ベルクグリューンはマティスの蒐集も非常に重要視した。6章「マティス──安息と活力」では躍動感や生命力に満ち溢れたマティスの作品を見ていく。デッサンや油絵、晩年の切り絵など、その展示作品はバラエティ豊かだ。6章「マティス──安息と活力」展示風景左:アンリ・マティス《レースの襟の絵馬》1915年国立西洋美術館蔵右:アンリ・マティス《家に住まう沈黙》1947年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵左:アンリ・マティス《雑誌『ヴェルヴ』第4巻13号の表紙図案》1943年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託中央:アンリ・マティス《植物的要素》1947年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵右:アンリ・マティス《ドラゴン》1943-44年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託最終章となる7章「空間の中の人物像―第二次大戦後のピカソ、マティス、ジャコメッティ」では、第二次世界大戦後に評価を確立したピカソとマティス、そしてこの時代に円熟期を迎えることとなったジャコメッティの作品で空間を構成する。ベルクグリューンが直接交流を持った3人の作品が一堂に会する空間を体験することで、彼の追求した美がどのようなものかを感じ取れるはずだ。7章「空間の中の人物像 ― 第二次大戦後のピカソ、マティス、ジャコメッティ」展示風景より左:アンリ・マティス《ロンドン、テートギャラリ−の展覧会(1953年)のためのポスター図案》1952年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵 右:アンリ・マティス《縄跳びをする青い裸婦》1952年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵ベルクグリューンの審美眼で選びぬかれた良作ばかりが並ぶ同展は、日本初公開の作品も多く、新しい発見と感動に満ちている。芸術の秋にぜひ訪れてみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)、国立西洋美術館にて開催()
2022年10月12日近年、テレビなどのメディアにも多く出演し、今年は神戸ファッション美術館やそごう美術館(横浜)で展覧会を開催するなど、めざましい活躍を続ける新進気鋭の現代アーティスト「光彫り作家 ゆるかわふう」の個展を2022年10月13日(木)より、KONMASAビルにて開催いたします。ゆるかわふう個展背後からLED照明を透過させた建築用断熱材に凹凸をつけることで光の陰影を表現する世界初のオリジナル技法「光彫り(ひかりぼり)」。その技術を駆使して制作した暗闇で美しく光り輝く作品群を展示いたします。本展では、これまでの技法をさらに改良して制作した空や宇宙の風景を描いた新シリーズ「In the beginning」を中心に多くの新作を発表予定。小さな額縁の向こう側に、光に満ちた世界が奥行きをもって広がります。展示のタイトルは「はじまりの日」。額縁の向こう側には、この世界が始まった日の壮大な風景が広がります。パーテンションで小さく区切られたスペースに静かに佇み、鑑賞者それぞれが暗闇に開いた内なる宇宙(そら)の風景を感じて頂ければ幸いです。東京藝術大学で建築と庭園を学んだ作家ならではの視点から生み出される作品は、まるで大自然の風景を小さなフレーム内に収めた枯山水庭園のようにも見え、お寺の片隅から庭園をただじっと眺めているような不思議な感覚を覚えます。まさに現代の枯山水庭園ともいうべき、光の世界をぜひご体験ください。また、11月27日(日)にはライブ制作イベントを開催します。「断熱材」を彫るたびに光が立ち現れてくる制作現場の臨場感を間近でご観覧ください。【光彫り作家 ゆるかわふう個展「はじまりの日」概要】開催日時:2022年10月13日(木) - 2023年1月4日(水) 11:00-18:30 (水曜定休)入場料 :¥500(年末年始・年内12月27日(火)まで通常営業・年始1月1日(日)から通常営業)■会場KONMASA The Art Building名古屋市緑区有松1905 KONMASAビル■アクセス・電車でお越しの方名鉄名古屋本線 有松駅から徒歩約1分。・お車でお越しの方名古屋第二環状自動車道、有松インターチェンジより東へ約1分。Tel : 052-825-3477HP : Mail : art@konmasa.com Instagram: @konmasa■ライブ制作イベント 臨場感あふれる制作現場を間近でご観覧ください。11月27日(日)12時~ 15時~ 18時~ (予約制)各回定員7名所要時間 :約1時間参加費 :¥1,500(入場料込)ご予約Tel:052-825-3477■作家紹介光彫り作家 ゆるかわふう・1980年 大阪府出身・2005年 東京藝術大学美術学部建築科卒業・2008年 同大学院芸術学(美術解剖学)修了・-2011年 同大学院美術研究科教育研究助手発泡断熱材『スタイロフォーム」を使用した世界初のオリジナル技法「光彫り」を考案。神奈川県湯河原町を拠点に作品を制作。・2022年1月-3月 神戸ファッション美術館・2022年11月12日~12月25日 そごう美術館(横浜)・2023年5月-7月 福岡アジア美術館日テレ「ヒルナンデス」、読売テレビ「ミヤネ屋」NHK「おはよう日本」、フジテレビ「めざましテレビ」など、テレビ出演多数。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月11日