くらし情報『35点ものピカソ作品を日本初公開『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』開幕』

2022年10月12日 18:00

35点ものピカソ作品を日本初公開『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』開幕

4章「両大戦間のピカソ──女性のイメージ」展示風景


ベルリン国立ベルクグリューン美術館が所蔵する20世紀美術の名品が紹介される展覧会『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』が、国立西洋美術館で10月8日(土)に開幕した。ドイツからやってきた97点の作品のうち、76点が日本初公開となる注目の展覧会だ。

ドイツ生まれの美術商、ハインツ・ベルクグリューン(1914〜2007)は、パリで画廊を経営する傍ら、自分の気にいった作品を集め、世界有数の個人コレクションを作り上げていた。彼のコレクションを収蔵・展示しているのがベルリン国立ベルクグリューン美術館だ。

同展はベルクグリューンが重点的に収集していたピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティを中心に、国立美術館所蔵の作品や資料も合わせて展示するものだ。

見どころは、なんといっても第一級のピカソコレクションが鑑賞できる点だ。ベルクグリューンは画家本人とも交流を深め、コレクションを拡大させてきた。同展出品作も約半数がピカソの作品で、日本初公開の作品は35点に及ぶ。
また、展覧会を構成する全7章のうち、3つの章がピカソを紹介する内容となっている。

35点ものピカソ作品を日本初公開『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』開幕

ベルググリューン画廊展覧会カタログ国立西洋美術館研究資料センター蔵
1章「セザンヌ──近代芸術家たちの師」

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