アクの強いキャラクターをはじめ、近年では爽やかな好青年まで幅広い役柄を演じている間宮祥太朗さん。デビューから11年。着実に役者としての存在感を増しつつあるいま、目指す俳優像とは?熱狂して大騒ぎしているのも嫌いじゃないです(笑)。――野球経験者の間宮さんですが、7月の甲子園の阪神-DeNA戦の始球式の芸能界最速記録、時速139kmが話題になりました。間宮:…(急に照れて)よくわかんないんで、あれはもうスルーしてくださって大丈夫です…(笑)。――でも、野球をやめてからも投げ込みしていたんだな、と。間宮:そんな…全然してないんです。練習する時間も場所も、相手もいないんで。ただあの時は、甲子園のマウンドだったんで、そこに立てていることに感慨深いものはありました。でも、立ったと思ったら、一球投げて帰ってくるだけの一瞬でしたから、喜びを噛み締めている余裕はなかったです。――でも、盛り上がりましたよね。間宮:そうですね。どよめきみたいなものは起こりました。――間宮さん、阪神ファンなんですよね。しかも金本知憲元選手のファン…。でも、ご出身は神奈川、しかも横浜出身です。間宮:実は僕の祖父が熱烈な巨人ファンだったんです。当時の巨人軍ってスター選手だらけで、まさに最強軍団って感じだったんで、それに対するカウンターの気持ちもあったんだと思います。――阪神ファンって熱狂するイメージがありますが…。間宮:嫌いじゃないです(笑)。ヤジが飛び交う雰囲気とかも嫌じゃないですし。――かつての映画好きな野球少年が、俳優になってたくさんの映画に出演して、その上、始球式で憧れの球団の試合でマウンドに立つことができています。夢を叶えたことに対する感慨はありますか。間宮:まあ…あります。でも、映画に出ることがすごいわけではないと思っているんですよ。バジェットの大小とか、役柄とかにこだわらなければ、本気で映画に出たいと思えば、それを叶えることは可能だと思うんです。それよりも大事なのは、“何をそこに残せるか”な気がしています。自分が映画を観る側だった時すごいと思ったのは、スクリーンのこちら側にいる観客に、後の人生に影響するような何か…置き土産のようなものを落としていってくれる作品だったり監督だったり俳優だったり、スタッフだったりしたんですよね。もちろん、自分が最初にスクリーンに映った時は、おお~っと思ったし、初めての主演映画は嬉しかったですけれど、出ているということで満足してはいないかな。――‘08年のデビューから、少しずつその演技に注目が集まるようになって、今の活躍ぶりがあると思います。何か変化を感じることはありますか?間宮:もともと「出られて嬉しい」っていうタイプではなかったんで、それこそさっきお話ししたように、クラスメイトのひとりという役でも出るからには何かを残したい、っていう気持ちが強かったんですよね。それはいまも変わらないんですけれど、当時に比べて作品における比重が大きくなっているので、その重さは感じています。出番が1シーンか2シーンだった時は、そこでいかに自分が作品に影響するかを考えていました。でも、ありがたいことに主演をやらせていただくようになって思うのは、自分が作品とか役に影響されていかなきゃいけないんだっていうこと。なんと言うか…以前は自分が先にありましたけれど、いまは役が自分よりも先にくるというか。そこの意識は変わりましたね。海外ドラマを見ている時によく思うんですけれど、あまり知らない俳優が演じているほうが、役に素直に感情移入できることが結構あるんです。それがたとえばジョージ・クルーニーがやっていたりすると、その存在感が強すぎて、ジョージ・クルーニーがやっている誰々として観てしまったりする。いま、観ていただく機会が増えていますけど、増えるほど提示するお芝居が既に観たようなものにならないようにしなくちゃいけないと思うし、物語に集中してもらうためにも、自分の名前が作品の中に邪念として入らないようにと考えています。間宮祥太朗がやっている誰々じゃなく、作品を観た人には役名だけが残ってほしい。そういうことを意識するようになったのは、変化といえば変化かもしれません。つねに自分についた作品や役のイメージを塗り替えていかないといけない。まだ自分は逃れられていないレベルなので。――たとえば、どなたか理想とする方はいらっしゃいますか?間宮:どなたかひとりというより、年上の俳優さんで活躍されている方はみなさん、すでにそこから解放されているように思います。どんな役をやっても信頼感があるし、その役に見える。ご一緒させていただいても、やっぱりとても魅力的だし、キャリアを積めば積むほどその魅力が増しているのがすごいなとは思います。いま話しながらなんとなく頭に思い浮かべたのは、30代後半あたりの先輩方なんですけれど、僕の年齢くらいの頃には同じように葛藤して、いろんなことを乗り越えてきていると思うんです。でもいま、流行り廃りに左右されるんじゃなく、新しいやり方で、自分の面白いと思うことを選択してやっている。その姿を見ていてとても感動するし、刺激を受けています。間宮さんが桜井日奈子さんとW主演した映画『殺さない彼と死なない彼女』は、11月15日に公開。退屈な高校生活を送る小坂れい(間宮)は「殺す」が口癖の青年。そんな彼がある日、リストカット常習者の“死にたがり”鹿野なな(桜井)に出会う。いつしかふたりは心を通わせ合うが…。漫画家・世紀末による同名漫画が原作。監督は小林啓一。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にドラマ『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』で俳優デビュー。初主演映画『お前はまだグンマを知らない』のほか、映画『帝一の國』やドラマ『半分、青い。』などで存在感を発揮。近作にドラマ『べしゃり暮らし』、映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』。ジャケット¥58,000パンツ¥28,000(共にヨーク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)Tシャツ¥20,000(リヴォラ/スタジオ ファブワーク)シューズ¥58,000(フット・ザ・コーチャー/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2019年11月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・三宅 茜インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月13日これまで演じた役柄からか、テンション高めの人物像をイメージしていたけれど…。実際の間宮祥太朗さんは、たぎるような熱を秘めた、冷静でスマートな人でした。仲のいい女の子を雑に扱っちゃうの、身に覚えがあります。アクの強いキャラクターをはじめ、近年では爽やかな好青年まで幅広い役柄を演じている間宮祥太朗さん。デビューから11年。着実に役者としての存在感を増しつつあるいま、目指す俳優像とは?――最新作の映画『殺さない彼と死なない彼女』で間宮さんが演じた小坂は、周りの人間に興味が持てず、厭世的に生きる高校生です。なかなか屈折した一筋縄ではいかないキャラクターでしたが…。間宮:そうですか?自分のなかでは小坂はわりと一筋縄でいく…というか、共感できるキャラクターだったんです。まあ、口癖が「殺す」っていうのはどうかと思いますが、自分もどちらかというと口が悪いほうだし、仲のいい女の子に対して雑に扱っちゃうというのも身に覚えのあることで…。ただ、面白いなと思うのは、色のない毎日にうんざりしていた小坂が、同級生の鹿野の姿を見て思い立って話しかける。彼にとっては、このタイミングでそれがあったことが必要だったのかなって思うんです。――映画で小坂は、ハチの死骸を拾う鹿野を目撃して彼女に声をかけますが、鹿野の何が小坂を動かしたんだと思われますか。間宮:映画のなかで他のクラスメイトたちがそんなに描かれているわけではないんで、僕の印象ではあるんですけれど、同調圧力ってあったりするじゃないですか。クラス内で何人かが「あれが面白い」ってなると、それほど面白いと思っていない人もそこにのっかっていって、いつしか全員が「面白い」って言わないといけなくなる、みたいな。小坂はそういう同調圧力に囚われている同級生たちを見ていて、それでいいのって、思ってたんだと思います。僕もそうだし。だから、鹿野に心を開いたというより鹿野以外の人に心を開く必要性を感じなかったのかな、と。――間宮さんも学生時代、小坂のようなところがあった、とか。間宮:ありましたね。一時期。――いつ頃?間宮:14歳くらいの時に野球をやめたんですけれど、それまでは、通っていた男子校のなかで一番ヤンチャなメンバーが集まるなかにいたんです。でも部活をやめてからは、学食行っては内容のない会話をしているのが徐々に意味なく感じるようになって、映画の小坂みたいな時期がありました。たぶん、最初はちょっとスカしてる部分もあったと思うんです。でも、だんだんクラス全体を客観的に見るようになってくると、いっつも教室で誰ともツルまずに何かを読んでる奴がいるな、って気になり始めて、そいつと話すようになったり。だから、小坂のことがちょっとわかるというか。――そういう時期が、どれくらい続いたんですか?間宮:1年くらいですね。――わりと精神的に大人びたところがあったんですね。間宮:僕、小学校の頃から先輩と仲が良くて、中学の時も2つ上の先輩と遊びに行っていたんです。2年の差って大きくて、同級生たちとのギャップがあるのを感じていました。――中学生の時に芸能界に入ったのも影響していたんでしょうか。間宮:そこはあまり関係ないかもしれません。最初の仕事で、セリフがほとんどないようなクラスメイトのひとりをやったんですが、周りの子たちを普通に子供っぽいなって思っていましたし。――先輩と仲が良かったのは、なんでなんですか?間宮:昔から見た目がこんなんなんで、僕が先輩の目に付きやすかったんだと思うんです。それで、生意気そうだと思われたのか、向こうから話しかけられて仲良くなるみたいな。しかも僕も、先輩たちを相手に、必要以上に後輩を演じるようなこともなかったんで、面白がられていたのかもしれません。――では、いわゆる男子高校生的なワイワイしたノリみたいなものは、あまりなかったんですか?間宮:それもありましたよ。同級生とは同級生同士のノリも楽しんで、授業中にふざけたりもしてました。――当時の間宮さんが面白いと思っていたことってどんなこと?間宮:映画は好きでしたね。いまもそれは変わらないですけれど。あとは…音楽。それも変わらず(笑)。間宮さんが桜井日奈子さんとW主演した映画『殺さない彼と死なない彼女』は、11月15日に公開。退屈な高校生活を送る小坂れい(間宮)は「殺す」が口癖の青年。そんな彼がある日、リストカット常習者の“死にたがり”鹿野なな(桜井)に出会う。いつしかふたりは心を通わせ合うが…。漫画家・世紀末による同名漫画が原作。監督は小林啓一。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にドラマ『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』で俳優デビュー。初主演映画『お前はまだグンマを知らない』のほか、映画『帝一の國』やドラマ『半分、青い。』などで存在感を発揮。近作にドラマ『べしゃり暮らし』、映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』。ジャケット¥58,000パンツ¥28,000(共にヨーク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)Tシャツ¥20,000(リヴォラ/スタジオ ファブワーク)シューズ¥58,000(フット・ザ・コーチャー/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2019年11月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・三宅 茜インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月13日俳優の柄本佑と間宮祥太朗が、夏帆主演の映画『Red』に出演することが分かった。公開日も2020年2月21日(金)に決定した。今回新たに発表された柄本さんが演じるのは、夏帆さん演じる主人公・塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳。塔子に惹かれながらも、塔子と鞍田(妻夫木聡)の関係に唯一気づく重要な人物だ。昨年、第73回毎日映画コンクール男優主演賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞に輝き、『居眠り磐音』『火口のふたり』などに出演とますます勢いが止まらない柄本さん。本作について「とても刺激的な恋愛映画であり、実際に起こったら大変」と言いつつ、「なぜこういう映画が生まれるか。どこかでみんなちょっとだけ憧れてしまうところがあるのか。だけど、それを現実ではやってはいけない。そんな映画を2時間、疑似体験して、その恋愛を楽しんで頂きたいなと」とコメントしている。そしてもうひとり、間宮さんが演じるのは、塔子の夫・村主真。家族想いで、悪気はないものの“価値観のずれ”ゆえに、無自覚に塔子を追い詰めてしまう難しい役どころに挑戦する。連続テレビ小説「半分、青い。」、『食べる女』、『翔んで埼玉』と話題作に出演し、デビュー10周年を迎えさらなる活躍に注目が集まる間宮さんは、撮影をふり返り「三島監督と夏帆さんとじっくり撮影した日々が懐かしいです」と語り、「どうなろうとも女性が女性であるという事を忘れるべからず。私はまだ結婚した事も子供を持った事もありませんが、いつかのその時の為にその事を覚えていなければと思いました。思ったと言うよりも痛感したと言った方が近いかもしれません。自分が演じた真と同じ轍を踏まない様に」と本作から得たものは大きかったようだ。また2人について、三島有紀子監督は「塔子をとりまく3人の男は、それぞれベクトルは違うものの自分の尺度がはっきりしていて、全員に絶対的な色気と圧倒的な芝居力で夏帆さんの魅力を多面的に引き出してもらう必要がありました」と語り、「3人のみなさまには、いままで観たことのない芝居をしていただけた」と絶賛している。『Red』は2020年2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月25日間宮祥太朗さんと渡辺大知さんの初共演作となるドラマ『べしゃり暮らし』。おふたりに制作の裏側について伺いました。笑いをとるためなら、命懸けで何でもやる主人公の上妻圭右の前に現れたのは、元高校生芸人で転校生の辻本潤。辻本にライバル心を抱く圭右、そして圭右に興味を持つ辻本。やがて二人は漫才コンビを組むことに。人気漫画『べしゃり暮らし』が待望のドラマ化となり、圭右役には間宮祥太朗さん、辻本役には渡辺大知さんが抜擢!初の共演です。――ただでさえ難しそうな漫才コンビを演じるうえで、相方役の名前を聞いた時、どう思いましたか?間宮:共演は初めてですが、バンド・黒猫チェルシーの渡辺大知くんとして知っていたので、原作を見て辻本のビジュアルにぴったりだと思いました。撮影が始まると鋭いツッコミの半面、物腰がやわらかいところも似ているなぁ、と。渡辺:圭右はクラスの人気者でみんなの太陽みたいな存在だけど、落ち込む時はしっかり落ち込んで、悔しい時は本当に悔しがって人間くさい部分を持つ人。そんな強いエネルギーを持っているあたり、間宮くんと合うんじゃないかと思いました。――演出の劇団ひとりさんからは、どんなアドバイスがありましたか?間宮:ひとりさんは実際のプレイヤーでもあるからか、ちゃんと僕らの目線に立って指導してくださるんです。だから、僕らが「あれ?」って思っているところを「ここのセリフって言いづらくないですか?」ってピンポイントで突いてきてやりやすく変えてくれるんで、めちゃくちゃ助かってますね。渡辺:だから悩まずに済むんだよね。間宮:最初のころ、僕ら台本持って二人で座って練習してたんだけど、全然感じがつかめなくて。渡辺:そうしたらひとりさんから「覚えてなくてもいいよ。台本置いて、二人で適当にやってみてください」って言われてね。――すごい、潔い演出ですね。間宮:それで好き勝手にやったら「その感じがいいから練習しなくていい」って言われて(笑)。僕らもめちゃくちゃ楽しくて、これが僕と大知くんの形かな、と思いました。渡辺:間宮くんがまた、アドリブがすごいし上手いんだよね。間宮:まあ好き勝手にやる役だから。渡辺:一応漫才の大筋を覚えて二人で立つんだけど、それをどんどん壊してくるから横にいるだけで楽しいし、ワクワクするんです。それこそ音楽やってるみたいに、言葉を交わさずともお互いに調子を合わせるみたいな。それを熱量高くやっていると、エモーショナルを感じます。間宮:確かに音楽のセッションぽいかも!僕がアドリブやる時は、大知くんを笑わせようとしているんだよね。まあ“テンポ”とか“間”とかはもうほぼ崩壊しているんで、あとはアクセル踏むしかないから(笑)。渡辺:あははは(笑)。技術的なことを言えば全然やれてないのかもしれないけど、でも初めて間宮くんと合わせた時から楽しかった。知らない世界が開けた感じがして、いつも漫才シーンの時は興奮してます。間宮:ちなみに僕は高校時代ブレザーだったんだけど、学ランのYシャツのこの腕まくり、死ぬほどダサいって大知くんから言われました。渡辺:ヤンキーの隣でイキってる、やばいヤツのスタイルだから(笑)。間宮:でもこれが圭右だから、しょうがない(笑)。ドラマ『べしゃり暮らし』原作は森田まさのりの漫画『べしゃり暮らし』(集英社)、演出は劇団ひとり。高校一面白いと自負する上妻圭右の前に現れた転校生、辻本潤。二人は漫才コンビを結成することに…。毎週土曜23:15~テレビ朝日系にて放送中。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ。2008年に俳優デビュー。初主演映画は、‘17年公開の『お前はまだグンマを知らない』。連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)ほか、映画やドラマに多数出演。わたなべ・だいち1990年8月8日生まれ。ミュージシャン、俳優。バンド・黒猫チェルシー(活動休止中)を結成しボーカルを担当。映画『色即ぜねれいしょん』で俳優の道へ。以降、映画『勝手にふるえてろ』等に出演。※『anan』2019年8月7日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年08月01日日本テレビ系「アナザースカイII」の6月21日(金)放送回は、最新作『ホットギミック ガールミーツボーイ』の公開を控える俳優の間宮祥太朗が登場。今回間宮さんは祖父との夢を叶えるため南アフリカを訪れる。「スクラップ・ティーチャー~教師再生」で俳優デビューすると、「3年B組金八先生ファイナル」や「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」などに出演。2012年からは舞台「銀河英雄伝説」シリーズにおよそ3年にわたり出演を続ける一方で、「水球ヤンキース」などの出演で着実に実績を重ねていった間宮さん。2016年に入ると『ライチ☆光クラブ』『高台家の人々』など立て続けに出演作が公開。同時に「ニーチェ先生」などのドラマでも注目を集め、翌2017年には主演作『お前はまだグンマを知らない』『全員死刑』の2作で主演を務めたほか『トリガール!』も大ヒット。「僕たちがやりました」は大きな話題となるなど一躍ブレイクを果たす。昨年は連続テレビ小説「半分、青い。」への出演で国民的知名度を獲得し、先日公開された『翔んで埼玉』も大ヒットを記録するなど順調な活躍を続けている。今回間宮さんは祖父との夢を叶えるため南アフリカを訪れ、世界三大渓谷で海外の醍醐味を味わい、ライオンやゾウなど“野生動物ビッグ5”を探す。俳優として成長を続ける間宮さんの最新作となるのが映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』。同作は主演に「乃木坂46」堀未央奈を迎え、堀さん演じる自分に自信が持てない高校生・成田初が、平凡な日々を送るなかで突如始まった“3つの初恋”に戸惑いながら、誰が本当の初恋なのか、自分とは一体何者なのか…と悩み成長していく姿を描く。間宮さんは多くのアルバイトを掛け持ちし、忙しい日々を過ごしながらも初を気にかける優しい初の兄・凌を演じ、堀さん、間宮さんのほか『パラレルワールド・ラブストーリー』などの清水尋也、『響 -HIBIKI-』などの板垣瑞生に加え、反町隆史、吉岡里帆らも出演する。『ホットギミック ガールミーツボーイ』は6月28日(金)より全国にて公開。「アナザースカイII」は6月21日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月21日平凡な女子高生に訪れた“3つの初恋”を描く『ホットギミック ガールミーツボーイ』から、主演・堀未央奈演じる成田初と間宮祥太朗演じる成田凌のキャラクター映像が到着した。初キャラ映像堀さん演じる成田初は、自分に自信が持てない高校生。平凡な日々を送る中、突如始まった恋に戸惑いながら、誰が本当の初恋なのか、自分とは一体何者なのか…と悩み成長していく。映像では初の空虚な生活、不器用ながらも純粋な想いを寄せる亮輝(清水尋也)、憧れの存在・梓(板垣瑞生)、優しく見守り寄り添う凌(間宮祥太朗)との恋の模様が映し出されている。また、「なんで私なの?」と戸惑いと苛立ちが入り混じった小さな心の叫びなど、初の成長過程が感じられる。凌キャラ映像3つの初恋のうちのひとつ。間宮さん演じる成田凌は、多くのアルバイトを掛け持ちし、忙しい日々を過ごしながらも初を気にかける優しい兄。幼い頃からいつも初を守ってくれる存在だ。頭ポンポンからはじまる映像では、亮輝や梓に心惹かれ、変わりゆく初に寂しさともどかしさを垣間見せる凌。その愛情とまなざしは、どこか家族以上のものを感じさせ、“秘められた恋”という文字も刻まれている。さらに、2つのキャラクター映像と併せて、WEB6秒スポットも到着した。『ホットギミック ガールミーツボーイ』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホットギミック ガールミーツボーイ 2019年6月28日より全国にて公開Ⓒ 相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会
2019年06月18日舞台『BACK BEAT』のフォトコールが東京芸術劇場 プレイハウスで25日に行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、石丸さち子(翻訳・演出)が取材に応じた。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。初日を前に戸塚は「準備万端です。バッチリです」と自信を見せ、「僕たち、スタッフさんから『ビートルズのみなさん』って呼ばれるんですよ。すごい気分が良くてなりきらせていただいています」と語る。辰巳も「令和のビートルズです」と新たなキャッチコピーを作っていた。「最初は絶望からスタートしていたといっても過言ではない」(戸塚)、「学生バンドかなみたいな」(加藤)というバンド演奏だが、今は戸塚も「不思議な感覚があったかもしれないですけど、今はこのスタイルに完全にフィットしている」という。上口が「初めての会話が音だった」と振り返ると、戸塚も「詩人だわ」と感心していた。「全国を回ってみなさんにみていただきたい」とライブツアーも希望した辰巳だが、「ほぼ弾けない状態から始まって。本当に最初に石丸さんの前で披露した時に『お前、まじか』という。目の奥が『本当に、ジョージ・ハリスンをやるのか』って」と苦笑。全員不安を抱えていたものの、できなさで言えば「トップ」と石丸に言われた辰巳は、「トップです!!」と訴える。しかし努力を重ねバンドとして成長したメンバーに、石丸は「すっごい努力でした。バンド同士でグルーヴを産んでからが、早かったですね。観客にビートルズを伝える架け橋なので、架け橋は立派に務めている」と太鼓判を押した。加藤は「毎回がライブで、20曲くらい生演奏なので、何が起こるかわからない。弦が切れたり演奏を間違ったり、ご愛嬌で許してもらって、このステージでしか味わえないので、体感してもらいたい」とメッセージ。戸塚も「とにかくロックに始まり、一時も速度を落とさずに最後の最後まで駆け抜けていきたいと思います」と意気込んだ。
2019年05月25日舞台『BACK BEAT』の製作発表が東京・新宿LOFTで15日に行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、石丸さち子(翻訳・演出)が登場した。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。暗転したステージに現れた5人は、まずジョン・レノン役の加藤がボーカルをとった「ロックン・ロール・ミュージック」、そして戸塚がボーカルを務め「ラブミー・テンダー」を披露。この演奏に、ビートルズの初来日武道館公演に出演した尾藤も「武道館でビートルズが一番最初にやった曲」と喜び、「これがかっこいいんですよ、グーです!」と絶賛した。戸塚も「バンドのマジックを初体験してしまった。自分の中に新しい命が生まれたみたいな。すっごい楽しかったです」と振り返り、加藤は「出る前もずっと一緒にバンドをやってきたかのような空気感で、みんなで気合い入れして歌って、俺たちバンドなんだなと思いました。稽古も重ねてきているにも関わらず、初めて一つになった瞬間だなと思いました。ここからさらにバンドのグルーヴを高めていきたいと思いました」と充実した気持ちを表した。劇中では20曲を披露するため、初心者の辰巳は現在1日8時間練習しているという。同じくドラムを始めたばかりの上口に加え、ふだんギターを弾いている戸塚がベースに、右利きのJUONが左手でピックを持ってギターに、など挑戦することばかり。今回の演奏では弦が切れるハプニングもあったJUONは「家でやったりして不安だなと思ってても、一緒に練習してると、さっきまで弾けてなかったのに弾けるようになっちゃう」と仲間と一緒に演奏することの喜びを表した。また上口は「ドラムの席って最高の特等席だなって改めて思いました。お客さんの反応も見れて、メンバーのテンションも見れて。いつもより走ってんぞ、とかわかりつつ」と笑顔に。グループでの仕事にベースを持ち込んでいいのか迷っているという戸塚は、A.B.C-Zでもバンドをやっては……という提案に、「塚ちゃん、楽器弾けるかなあ? 新しい一面をグループでも見せられたらいいですね」と新たな可能性を示した。このメンバーでのライブの可能性について聞かれると、辰巳は「やりたいですね」と意欲十分。加藤のライブに乱入したい、という希望には加藤が「そんなサプライズはウェルカムですけど、いいんですか? 逆に」と戸惑う。さらにCD化もどうか、というレポーターの提案に、辰巳は「僕、まだ個人的にCDも出してない。ふぉ〜ゆ〜っていうんですけど。ここが先か! メンバーごめんね!」と謝っていた。
2019年04月15日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太と、俳優の加藤和樹が出演する、舞台『BACKBEAT』のメインビジュアルが7日、公開された。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノンを演じる。ビジュアルでは、戸塚、加藤、辰巳雄大、JUON、上口耕平による“5人のビートルズ”の姿が初公開。5人の姿を、ハンブルクでスチュアートと出会い恋人となる写真家・アストリッド(夏子)が撮影するビジュアルとなっている。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて5月25日~6月9日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて6月12日~6月16日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて6月19日、神奈川公演はやまと芸術文化ホール メインホールにて6月22日。
2019年03月07日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太と、俳優の加藤和樹が、舞台『BACKBEAT』に出演することが30日、明らかになった。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。ビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフ(戸塚)にスポットを当て、学生時代からの親友であり彼を敬愛していたジョン・レノン(加藤)、ポール・マッカートニー(JUON)、ジョージ・ハリスン(辰巳雄大)、ピート・ベスト(上口耕平)、そしてハンブルクでの運命的な出会いにより恋人となる写真家のアストリッド・キルヒヘル(夏子)ら、若者たちの揺れ動く心をストレートプレイで、初期ビートルズのサウンドに乗せて描き出す。翻訳・演出はオリジナルミュージカルの作・演出などにも高い評価を得ている石丸さち子が手掛ける。音楽は、自身のアーティスト活動と並行して様々なアーティストへの楽曲提供を行い、また石丸によるオリジナルミュージカル『ボクが死んだ日はハレ』の音楽を担い好評を博した森大輔が手掛ける。さらに鍛治直人、田村良太、西川大貴、工藤広夢、鈴木壮麻、そして1966年にビートルズが初来日公演を行った際に前座を務め、彼らの生の演奏を体感している尾藤イサオと、確かな実力と個性豊かなキャストが集結。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて5月25日~6月9日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて6月12日~6月16日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて6月19日、神奈川公演はやまと芸術文化ホール メインホールにて6月22日。○戸塚祥太 コメントジョン・レノンの親友であり、ジョンが認めた男、サトクリフを演じることができると知った時は嬉しすぎて、「やった! やったぞ!」と何度も心の中で叫びました。The Beatles関連の作品ということで、沢山の方の大切な記憶や体験、愛おしい楽曲群を汚すことなく、自分に与えられた役割を全うしたいと思います。改めてThe Beatlesの音楽に触れると、中学1年生の時に兄が持っていたベストアルバム「1」を、CDがボロボロになるまで聴いたことをふと思い出しました。訳もなく眠れない夜に寄り添ってくれた音楽を、今度は自分が演奏する番になり、不思議な縁を感じていますが、彼らの音楽をしっかり学んで演奏したいです。僕が演じるサトクリフは、みなさんが知っている世界最高のバンド、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴのゴールデンメンバーに、「もともと居た」人間です。訳あってThe Beatlesからは離脱しますが、芸術の才能がズバ抜けていて、バンドではベースを担当。演じるにあたり、かなりハードルは高いですが、ROCK and ROLLで今までの自分を壊して、新しい自分、仲間、作品に出会い、それを1人でも多くの方と共有したいです。最高のBACKBEATを奏でるので是非劇場に遊びに来てください。もしよろしければ、Twist and Shoutしちゃってください!○加藤和樹 コメント世界的なバンドで、存在を知らない人はいないThe Beatles。彼らの結成初期の物語である今作に出演するということは音楽に携わる身として、役者として大変光栄なことでもあり、プレッシャーでもあります。しかし、信頼する石丸さち子さん演出の元、個性的で素敵なメンバーたちと唯一無二の作品にできるよう、持てる全てをかけて臨みたいと思います。今のこの時代に、彼らの音楽が、生き様が我々に伝えてくれるものを皆さまに届けられるよう頑張ります。○石丸さち子(翻訳・演出) コメント自分に似た者など、理解できる者など、どこにもいない! と感じる青春の孤独。だからこそ、選ばれた者たちがひとたび出会うと、友情はほとばしるように生まれます。スチュアートは魂の叫びを絵筆に託し、複雑な生い立ちのジョンはロックに夢中になっていました。この二人が運命的に出会い、芸術とロックと愛と友情に揺れて荒ぶる時代を、ライブ演奏とともに描きます。本作は、未来を渇望する若者の繊細な心理を炙り出すストレートプレイですが、音楽は止まることがありません、だってBeatlesの物語ですから。
2019年01月30日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が9日、主演ミュージカル『恋する・ヴァンパイア』(・はハート)の公開ゲネプロに登場し、共演の京本大我(SixTONES/ジャニーズJr.)、樋口日奈(乃木坂46)とともに取材に応じた。同作は2015年に上映された同名映画の連動展開として、ストーリーを刷新。ヴァンパイアの哲(戸塚)、人間の女の子・キイラ(樋口)との恋心を描く。戸塚によるギターの弾き語りや、男性陣のヴァンパイア対決も行われる。制作発表では体重を落としたと発言していた戸塚だが、稽古を進めるにつれ「(体重を)戻しました。落としてたらやっぱり違うなと思って。7〜8kg落として、7〜8kg戻りました」と告白。「ロバート・デ・ニーロです!」と自称した。ヴァンパイアはものを食べないと思ったが、「ヴァンパイアも血を吸わなきゃダメだと思ったので、栄養を摂ろうと思って」と意図を明かした。一方、筋肉を増やしたいと言っていた京本は「筋肉は落ちました。稽古もハードだったり、ライブもあったり、思ったような体にはならなかったんですけど、役作りをしているうちにいつもの京本大我に比べたらカッコつけられるようになりました」と自信を見せる。「いつもへなちょこなんですけど」と明かすと、戸塚は「そうなの!?」と驚いていた。ミュージカル経験の豊富な京本について、「ミュージカル界のスターだなと思って。勉強させてもらった」という戸塚に、「いやいや! 今からできないです、もう!」と恐縮する京本。戸塚が「『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングだと思い込ませてもらって。僕はライアン・ゴズリングです!」と宣言すると、先ほどはロバート・デ・ニーロを自称していたために、京本と樋口から「いろんな方が出てくる」とつっこまれた。少年隊の錦織一清もイメージし、「仕上がりは2000%です」という戸塚。しかし、京本がウィンクを披露すると少し笑いが起こっていたため、「マジかよ! 2000%じゃないじゃん!」と焦った様子を見せる。京本も「嘘でしょ!? 笑う!? キャーってなって欲しいんですけど!」と驚いていた。
2018年03月09日「変な役がたくさんやれた1年でした(笑)」――。間宮祥太朗は2017年をそんな言葉でふり返った。金髪のハーフという役柄で、ふんどしを締めて太鼓を打ち鳴らした『帝一の國』の公開に始まり、周囲の“グンマ愛”に困惑し、翻弄される童貞高校生を演じた『お前はまだグンマを知らない』に、鳥人間コンテストに青春を燃やすも、実はプレッシャーに弱いカナヅチの強面パイロットを演じた『トリガール!』。そして“家族愛”を合言葉に殺人を繰り返していく殺人犯役で主演を飾った『全員死刑』。見る者を困惑させるほど、作品ごとに全く異なる人間になり切り、スクリーンの中をところせましと暴れ回った。2008年、15歳でデビューして、ちょうど10年になる。飛躍の2017年を経て、20代の折り返し地点を迎える勝負の1年が幕を開けた。先日、放送が始まった連続ドラマ「BG~身辺警護人~」に続き、映画では人気漫画を原作とした異色のスリラー・エンターテインメント『不能犯』が公開。間宮さんが演じたのは、原作にはない映画オリジナルキャラクター。昨年、演じた個性的な役柄と比べて地味に見える?いやいや、奇抜な設定に頼ることのない俳優・間宮祥太朗の本当の魅力、実力を存分に味わえるはずだ。“不能犯”とは、犯罪を意図していたとしても、常識的に考えて実現不可能な行為のことで、たとえ相手が死んでも、罪に問われることはない。本作の主人公・宇相吹正(うそぶき・ただし/松坂桃李)は、マインドコントロールによりターゲットに幻覚を見せることで、死へと追いやってゆく。この宇相吹というダークヒーローに、殺人を依頼する者、そのターゲットとなる者たちが人生を翻弄されていく様を描いた本作。間宮さんは「すごく好きなテイストの作品でした」と明かす。「ひとつひとつの事件、登場人物たちの思惑が見事に微妙にずれて行ったり、すれ違ったりして、一筋縄ではいかないところが面白いと思いましたね。もともと、人間の感情の行き違いであったり、精神の暗い部分がすごく好きなんです(笑)。善と悪のライン、正義というものが曖昧さをまとっているところに面白さがあると感じました」。近隣に住む夫妻の妻に嫌がらせを繰り返す町内会の会長、両親の離婚が原因で全く異なる人生を歩むことになった姉妹など、様々な思惑や怒り、復讐の念を抱えた人々の皮肉な運命が描き出される本作。愛する人、大切な人のことを自分はどこまで信じることができるのか?その信頼の深さが試されると言える。「疑うよりも信じるって、やはり難しい。すごくきついことだと思う。宇相吹はそこにある種のあきらめを持っているのかもしれない」と語る間宮さん。彼自身の他人への“信頼”に対する考えもまた、独特で興味深い。「僕は、相手を信じる気持ちは強いと思います。例えば誰かに対して『こいつはいいヤツだ』と思ったら、その自分の感覚を信じます。ただ、それが裏切られたとき、『こんなに信じていたのに!』という気持ちにはならないですね。『信じる』という気持ちも『信じてたのに裏切られた!』という気持ちもどちらもこちらサイドのものですよね。僕は、裏切りやウソって、どこにでもありうるものだと思うんです」。決して他人や人間関係を醒めた目で見ているわけではない。むしろ、他人への愛情は深い方だと自覚しているという。それでも、相手が同じ愛情や信頼を自分に向けてくれていると盲目的に信じることもないし、何があっても不思議はないと想像している。「自分のことをすごくよく言ってくれている人間が、実は知らないところで僕の悪口を言っているとか、もちろん、信じたくないけど…あるかもしれないなぁって(笑)」。それは無意識に、自分の中で最悪の事態を想定し、そうした事態に遭遇した場合のショックを和らげようとする“防衛本能”と言えるのかもしれない。「そういう部分はあると思います。自分に飛んできた矢をよけようという発想なのかもしれません。かといって、他人にあまり深い愛情や信頼を持たないようにと考えているわけでもないんですけど。これは信頼や愛情だけでなく、事故や病気も同じなんですけど、どんなこともありうるんですよね。ニュースを見て、いろんなことが起きてて、それがどうして自分には起こらないって思えるんだろう?って考えますね」。そんな男のことだから、当然、ここ数年の話題作への出演が続く状況にも全く浮かれるところはない。「自分の体感は別として、客観的に見て、ドラマや映画で主演をやらせていただいたり、より重要な役を任せていただけるようになってきたのは事実ですが、実感としては何も変わってないというか、“いつも通り”なんですよね」。まごうことなき“イケメン俳優”ではあるが、正統派の主人公や端正な顔立ちを活かした“王子様”のような役よりも、先述のように個性的な役柄を任されることが多い。ひとつのポジションを確立したとも言えそうだが…。「最近も、ドラマの現場でスタッフさんに『間宮くんは普通の役はやらないの?』って聞かれました。全然、普通の役もやりたいですけど…(笑)。ただ、“変”と言われる役をいただけるのを僕自身も楽しんではいますね」。そもそも、仕事のオファーに対し、自分で選ぶこともなければ、この先を見据えて「こういう役をやりたい」といった思いを周囲に伝えることもないという。「あえてそうしているというより、15歳でこの世界に入って、そのままずっとそうやっているという感じです。あまり『これからこうなりたいから、こんな作品に』とか考えることもないですし…。『いま、これが楽しい』という思いでずっとやってきて、それが当たり前になってるんですよね」。『帝一の國』で共演した菅田将暉や竹内涼真など、いわゆる“ブレイク”を果たした俳優が同世代にも存在する。彼らに負けたくないという気持ちがないわけでは決してないだろう。だが、先ほどの、他人への信頼の話ではないが、決して醒めているわけでも、距離を置いているわけでもなく、人気や熱狂、世間というものを冷静に見つめている。「人気とかブレイクって、それを維持することがすごく難しいんだろうなと。それは、何となくわかります。僕自身、普段から流行りやブームで何かを好きになることが少ないし、一度、好きになったらずっと好きということの方が多いんです。ただやはり、世の中には流行りや“今年の顔”みたいなものがある。でも、例えば同じお菓子を毎日食べ続ければ飽きちゃうのと同じで、俳優であれ音楽であれ、芸人さんのネタであれ、同じものをずっと見せ続けられたら消費され尽くして、飽きちゃうのは事実ですよね。だからこそ、何かを長く続ける、その状態を維持するっていうのはすごいことで、大変なことなんだなって感じてます」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2018年02月05日仲良し芸能人たちのプライベートに密着して「笑いの神」が降りてきた瞬間を紹介する「笑神様は突然に…」の2時間スペシャルが、女優の綾瀬はるか、俳優の間宮祥太朗ほか豪華ゲストを迎えて、9月25日(月)今夜放送される。いまでは一般化した「笑いの神が降りてきた」というフレーズ。仲のよい芸能人や意外な組み合わせの芸能人数組のプライベートにカメラが密着、ゆるい雰囲気のなかで不意にやってくる“笑いの神が降りる瞬間”をピックアップすべく、「段取り」なし、「時系列」無視、「面白くないところ」は全カットで送るロケバラエティーである本番組。今回は「細川たかしもあるある言うよ!素敵な秋の小旅行2時間スペシャル」と題してお届けする。MCは内村光良、“笑いたいゲスト”として綾瀬さんが出演するほか番組おなじみ「鉄道BIG4」ロケには特別ゲストとして叶美香、「乃木坂46」から生駒里奈が参加。MC内村さんの故郷・熊本でSLの旅を楽しむ。また演歌界の重鎮・水谷千重子御一行による大阪ツアーでは演歌界の大御所・細川たかしが登場、「USJ」のミニオン・パークなど観光名所を巡る。さらに将棋棋士の加藤一二三とモデルの滝沢カレンがまさかの軽井沢デート。展開が予測不能な個性の強い2人による軽井沢の旅は必見。「千鳥」の島シリーズは福岡県の能古島へ。「尼神インター」に加え「千鳥」とロケをしたいと言っていた間宮さんが加わり、島の産直市「のこの市」に立ち寄ったりマリンスポーツを楽しむなど島を満喫する。今回の“笑いたいゲスト”綾瀬さんが主演を務める日本テレビ系新・水曜ドラマ「奥様は、取り扱い注意」は10月4日(水)22時~放送スタート。初回10分拡大。本作で綾瀬さんが演じるのは料理も掃除も家事一般はド下手だけど、正義感が超強く、怒らせたら超キケン!天涯孤独に生まれ育ち、愛情も知らずタフに生きてきた伊佐山菜美。夫にも秘密にしている過去を持つ彼女が、主婦たちとの友情や、そばに寄り添う旦那の存在によって、本当の優しさと温かさを知っていく物語になっており、広末涼子と本田翼が“主婦友”役を、西島秀俊が夫役を演じるほか、石黒賢、中尾明慶、銀粉蝶らも共演。1話には倉科カナもゲスト出演する。「千鳥」のロケ企画に出演する間宮さんは、映画初主演作となる問題作『全員死刑』が11月18日(土)から公開。2004年に福岡・大牟田で発生し、家族4人全員に死刑判決が下ったという「大牟田4人殺害事件」を自らの武勇伝として語り、現在も死刑囚として投獄中の次男が記した手記をモチーフに映画化するもので、困窮した生活を送っていた4人のヤクザ一家が、近所の資産家一家の1人を殺害したことをきっかけに、監禁、暴行、絞殺、毒殺、銃殺と連続殺人へとエスカレートしていった様を、実行犯の次男の目線で描き出す。豪華ゲストたちに“笑いの神”は降りるのか!?「笑神様は突然に…」2時間SPは9月25日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月25日永井豪原作のスーパーロボットアニメ、搭乗型巨大ロボットアニメの元祖として知られる「マジンガーZ」が復活を遂げる『劇場版マジンガーZ』(仮題)。兜甲児役の森久保祥太郎、ヒロイン・弓さやか役の茅野愛衣に加え、この度、本作を彩る個性豊かなキャラクターたちを演じる新キャストが、キャラクター特別映像と共に解禁された。かつて悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国によって滅亡の危機に瀕した人類は、兜甲児が操るスーパーロボット・マジンガーZや光子力研究所の仲間の手によって、悪の野望を阻止し、平和を取り戻した。あれから10年――。パイロットを離れ、祖父や父のように科学者の道を歩み始めた兜甲児は、富士山の地中深く埋まった超巨大構造物と謎の生命反応に遭遇する。新たな出会い、新たな脅威、そして新たな運命が人類を待ち受ける。かつてのヒーロー・兜甲児の下す未来への決断とは…?1970年代、一世を風靡した永井氏原作の巨大ロボットアニメ「マジンガーZ」。今年画業50周年を迎える永井氏のスーパープロジェクトとして、45年の時を経て復活する本作は、日本だけでなく世界中で話題に。そんな中今回発表されたのは、上坂すみれ、花江夏樹、高木渉、山口勝平、菊池正美、森田順平、島田敏、塩屋浩三、石塚運昇と、若手からベテランまで豪華な声優陣たち。まず、物語の鍵を握る謎の美少女・リサ役を演じるのは、「中二病でも恋がしたい!」凸守早苗役、「異世界食堂」アレッタ役などを演じ、歌手活動も行う上坂さん。兜甲児の実弟であり、現在は若き天才パイロットとして活躍する兜シロー役を、「ダイヤのA」小湊春市役、「四月は君の嘘」有馬公生役、「東京喰種トーキョーグール」金木研役など人気作に出演する花江さん。さらに、兜甲児の戦友たち、頼れる兄貴・ボス役に高木さん(「名探偵コナン」小嶋元太/高木刑事役)。ボスの子分その1・ムチャ役を山口さん(「ワンピース」ウソップ役)、その2・ヌケ役を菊池さん(「ああっ女神さまっ」森里螢一役)。かつては光子力研究所所長を務め、現在は確固たるリーダーシップで日本を率いる弓さやかの父・弓首相役を、俳優で声優の森田さん。超スローな科学者・のっそり博士を島田さん(「ちびまる子ちゃん」3代目・さくら友蔵役)。研究大好きな科学者・せわし博士役に塩屋さん(「ドラゴンボール」魔人ブウ役)。そして、世界征服を目論む悪の天才科学者Dr.ヘル役を、石塚さん(「ポケットモンスター」「鋼の錬金術師」)が演じる。あわせて公開された映像では、セリフとともに各キャラクターの劇中シーンが映し出され、キャラクターを演じるキャストが大発表。TVシリーズから10年後を舞台にした本作でのキャラクターたちのデザインに加え、豪華声優陣がそのキャラクターたちに新たな魂を吹き込んでいる。『劇場版マジンガーZ』(仮題)は2018年1月13日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月19日俳優の間宮祥太朗が主演を務める映画『全員死刑』(11月18日公開)の場面写真が7日、公開された。同作は2004年に福岡・大牟田で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った「大牟田4人殺害事件」の次男が記した手記をモチーフに、26歳の小林勇貴監督が映画化。家族想いのタカノリ(間宮)は、借金を抱えた組長の父・テツジ(六平直政)とヒステリックな母・ナオミ(入絵加奈子)、愛する彼女・カオリ(清水葉月)を守る為、姑息な兄サトシ(毎熊克哉)と共に、近所の資産家一家の現金強奪を計画したが、息子を殺してしまったことからエスカレートしていく。間宮は、背中から胸に掛けてパックリと割れたタトゥー姿に挑戦。色気と狂気をたたえた表情で、リアルなタトゥーを再現した。『孤高の遠吠』などで数多くのヤンキーに取材を重ねてきた小林監督のこだわりが詰まっているという。また、銃を手にする姿や、彼女を押し倒す姿など刺激的な場面も多く、爽やかなイメージとは違った姿を見せた。(C)2017「全員死刑」製作委員会
2017年08月07日映画『帝一の國』や『トリガール!』、窪田正孝主演ドラマ「僕たちがやりました」などで活躍する人気若手俳優・間宮祥太朗が映画初主演を務める『全員死刑』。その公開日が11月18日(土)に決定、間宮さんの衝撃タトゥー姿をとらえた場面写真が解禁された。家族想いの主人公タカノリ(間宮祥太朗)は、借金を抱えた組長の父・テツジ(六平直政)とヒステリックな母・ナオミ(入絵加奈子)、愛する彼女・カオリ(清水葉月)を守るため、姑息な兄サトシ(毎熊克哉)と共に近所の資産家一家の現金強奪を計画する。しかし、あまりにもお粗末な強盗の末、資産家の息子を殺害してしまい、事態はエスカレート。ひとり殺すなら全員殺すも同じ!?家族総出の資産家一家狩りがはじまった――。本作は、2004年に福岡・大牟田で発生し、家族4人全員に死刑判決が下ったという「大牟田4人殺害事件」を自らの武勇伝として語り、現在も死刑囚として投獄中の次男が記した手記をモチーフに映画化した問題作。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016グランプリ『孤高の遠吠』(’15)で、本物のヤンキーを映画出演させ、映画界を揺るがせた26歳の新人監督・小林勇貴が、『冷たい熱帯魚』『凶悪』の製作陣とタッグ。借金を抱え、困窮した生活を送っていた4人のヤクザ一家が、近所の資産家一家の1人を殺害したことをきっかけに、監禁、暴行、絞殺、毒殺、銃殺と連続殺人へとエスカレートしていった様を、実行犯の次男の目線で描き出した。主演の次男・タカノリ役には、これが映画初主演作となる間宮さん。長男・サトシ役には、第28回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門作品賞『ケンとカズ』で2016年スポニチグランプリ新人賞を受賞した毎熊克哉、その父に六平直政、母に入絵加奈子、タカノリの彼女役に清水葉月と新旧の実力派俳優が小林監督の稀有な才能に惚れ込み結集。わずか3日間の、あまりにも無謀で狂気じみた衝撃の物語が繰り広げられていく。このたび、その本作の最新場面写真が解禁。これまで、イケメンを封印した猟奇殺人犯や凶暴すぎる男から、風変わりなコンビニ店員、漫画から抜け出たような金髪の御曹司など、幅広い役柄をこなしてきた間宮さん。本邦初公開となる場面写真は、彼の背中から胸に掛けて入った見事なタトゥー姿。憂いを帯びた表情には色気とヤバさが漂い、本作が表現する狂気性があらわになった1枚といえる。刺青の入れ方には、『孤高の遠吠』などでこれまで数多くのヤンキーに取材を重ねてきた小林監督のこだわりが詰まっており、リアルさを追求したメイキング写真も合わせて解禁となっている。ヤバ過ぎるヤクザ役でさらなる新境地を見せる間宮さんに、目が釘づけとなりそうだ。『全員死刑』は11月18日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月07日ゲストのお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その7月23日(日)今夜の放送回は俳優の間宮祥太朗をはじめ、ミュージシャンの高橋優、モデルのみちょぱら豪華ゲストを迎え、ゲストたちが“恨みつらみ”を暴露する。この春公開された出演作『帝一の國』も大ヒットした間宮さん。そんな間宮さんだが中学生のときから憧れていた女優との共演が決まったある日、プロデューサーにのせられその女優の靴の匂いを嗅ぐことに。その後プロデューサーは女優本人に間宮さんの行為を暴露、間宮さんは恥をかいてしまったという。また『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』の主題歌「ロードムービー」を歌っている高橋さんは「関ジャニ∞」の安田さんとカラオケに行った際にムチャぶりされることや、親戚からの“上から目線”について、人気モデルのみちょぱはモデル仲間と罰ゲーム付き変顔ゲームをした際、ゲームを提案したモデル仲間が最下位になり「罰ゲームをやらない!」と泣き出し、気まずくなってその後半年間口をきかなくなってしまったことや、行列メンバーである渡部建に対し根に持っていることなどをトーク。ドラマに映画にと大活躍の間宮さんだが映画『トリガール!』が9月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開となる。流されて流されて、なんとなく生きてきた、鳥山ゆきな。一浪して入った理系大学では、入学早々理系のノリにカルチャーショック!そんなとき、一目惚れした高橋圭先輩に「いいカラダしてるね」と殺し文句で誘われるまま、フラフラとサークルに入部。そのサークルこそ、毎年2人乗り人力飛行機で“鳥人間コンテスト”を目指す人力飛行サークル「T.B.T」だった。憧れの圭先輩と2人っきりで大空にはばたくはずが…ヤンキーかぶれのくせにメンタル最弱の坂場先輩とコンビを組むことに…。土屋太鳳、間宮さん、高杉真宙など注目のキャストたちが集結、人力飛行サークルを舞台に描く青春エンターテインメント映画となる。間宮さんの“衝撃”告白にも注目の「行列のできる法律相談所」は7月23日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年07月23日大人気声優が日替わりでナレーションを担当して大きな話題となった「NHKニュース おはよう日本」の特集シリーズ「朝ごはんの現場」。その第2弾が7月10日(月)本日から14日(金)まで放送されることになり、初日となる今日は森久保祥太郎が登場した。「1日のはじまり、あなたはどこで、誰と、どんな朝ごはんを食べていますか?」…朝ごはんから日本の「いま」をみつめる「朝ごはんの現場」。5月8日から12日までの5日間にわたって放送された「第1弾」では梶裕貴、宮野真守、諏訪部順一、福山潤、神谷浩史という大人気の5人が登場。5人それぞれが個性や得意分野を生かしたナレーションを担当し、平日の朝にも関わらず視聴者からの投稿でSNSは大盛況となった。今朝のナレーションを担当した森久保さんは「NARUTO -ナルト-」奈良シカマル役、「MAJOR」茂野吾郎役、「弱虫ペダル」巻島裕介役など数々のアニメ作品をはじめ、「クリミナル・マインド」「BONES」など海外ドラマの吹き替えや、DJ、音楽アーティストとしてもマルチに活動している。今日のオンエアは7:22頃からスタート。今日は東京、赤坂にある外資系IT企業で社員同士のコミュニケーションを図るために週に1回開かれている「朝食会」が取り上げられ、3人の女性社員が「話題になる朝ごはん」を作ろうと工夫を凝らし70人分の朝ごはんを用意する様子などが映し出され、森久保さんが軽快で元気なナレーションで紹介していった。ラジオ番組などでのテンションの高いしゃべりが人気の森久保さんだけに「情報番組だけどいつものテンションだ!!」「朝からテンション上がる~」「なんか元気でるww」「森久保さん全開のナレーション最高だった」など喜びに満ちたツイートが数多く投稿され、放送後も「出勤前に声が聴けるなんて!!幸せ」「今日1日がんばれそうだわ。」「朝から森久保さんの声聞いて元気もらった」など森久保さんの声に元気づけられたという視聴者からの声が続々とSNSをにぎわせていた。「朝ごはんの現場」はこの後も14日(金)まで5日にわたり放送。明日11日(火)は「神のみぞ知るセカイ」桂木桂馬役、「うたの☆プリンスさまっ♪」来栖翔役や「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役などの下野紘が、12日(水)は「弱虫ペダル」今泉俊輔役や「ぬらりひょんの孫」黒田坊役などで知られ、昨年デビュー20周年記念書籍「てきとう」も刊行した鳥海浩輔が、13日(木)は「涼宮ハルヒの憂鬱」キョン役や「銀魂」坂田銀時役などアニメだけでなく『パシフィック・リム』『パワーレンジャー』と洋画の吹き替えでも活躍中の杉田智和が、最終日の14日(金)には『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や大人気作となった「おそ松さん」で長男・おそ松を演じた櫻井孝宏がそれぞれナレーションを担当する。「NHKニュース おはよう日本」は毎週月~金曜日4時30分~、土曜日6時~、日曜日7時~NHK総合テレビにて放送。(笠緒)
2017年07月10日ある共通点を持つ芸能人をゲストに迎えて珍しい“あるある”を探る「こんなところにあるあるが。 土曜 あるある晩餐会」が6月17日(土)今夜オンエア。今夜は人気声優あるある」をテーマに大御所から若手まで人気声優がとっておきの話題を披露する。水樹奈々や人気アニメ「ラブライブ!」の声優で構成された「μ’s」が紅白出場、東京ドーム公演を成功させるなど、加熱を続ける声優人気。今回は「いま、アイドル以上にファンを魅了! 人気声優あるある」というテーマで、ゲストに野沢雅子、神谷明、古川登志夫、三ツ矢雄二、松本梨香、森久保祥太郎、野島健児、山口立花子、三上枝織、山谷祥生といったベテランから若手まで10人の声優がゲストに登場。彼らが演じてきた色々なキャラクターの声が飛び交う豪華な“あるあるトーク”が展開される。また菊地亜美と「銀シャリ」も出演する。いま若者の憧れの職業の1つとなった声優だが一方で厳しい現実も。特に若手は声優としてだけでなく作品の主題歌や挿入歌を歌い、ライブ活動などもこなすことが求められるようになり、歌やイベント出演にNGを出すと、そもそも作品のオーディションを受けさせてもらえないこともあるのだとか。歌やダンスができないと声優本来の仕事もできなかったりコスプレ可否が条件に入ることもあり、さらにはオーディションに年齢制限がかかっている場合もあるというという現在の「アイドル声優」の実情が語られる。また録音機材の進歩で大きな声で演技しなくても収録が可能になってきたためベテラン声優のほうが声が大きすぎてスタッフに注意されることもあるという“ウィスパーボイス”が求められる現在のアフレコ事情や、「演じているキャラクターがイケメンだったために自らもイケメンと勘違いするヤツもいる」というベテランから若手への“物申すあるある”なども。70歳となった神谷さんがいまでも20代の若手に混ざってオーディションを受けていることや、ほとんどがアドリブだったという「いなかっぺ大将」でのニャンコ先生と大左衛門の掛け合いについて、さらに現場の声優陣が号泣したという「ワンピース」名場面の隠れたエピソードなどの貴重な“あるある”などを発表。声優イベントや声優学校などのVTRも交えつつ声優業界の秘密に迫る。さらに主役も脇役も全員でアドリブをするという「ガヤ」芝居を即興実演。ゲストの声優たちの持ち役で発表される「あるあるネタ」をお楽しみに。「こんなところにあるあるが。 土曜 あるある晩餐会」は6月17日(土)22時28分~テレビ朝日系でオンエア。※特別編成のため通常より30分遅れでの放送(笠緒)
2017年06月17日ザ・リッツ・カールトン京都では、館内の「ザ・ロビーラウンジ」にて、ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)と京焼の窯元・嘉祥窯のコラボレーションによるアフタヌーンティーを提供する。期間は、2017年6月22日(木)から9月30日(土)まで。茶道とともに発展し、茶人たちの美意識に沿って多様な作風が創造されてきた京焼。嘉祥窯は、京焼の伝統を受け継ぎながらも、新しい作風を生み出し続けている窯元で、今回のアフタヌーンティーのために、「和」テーマにした専用の茶器を製作した。アフタヌーンティーのスタンドは、お寺の三重塔に見立てたデザインが特徴。京都産の檜を使用した、円錐形の立体の芯を中心に、大・中・小のサイズ別のフラットなプレートをはめることで、軽やかなデザインにリズムが生まれるよう演出。盛り付けたお菓子がすべて美しくみえるようデザインされている。そんな茶器を彩るのが、ピエール・エルメ・パリによる新たなメニューだ。さくらんぼのコンポートとシラーワインジュレ、バジルチキンと夏野菜のサンドイッチなど旬の食材を取り入れたセイボリーに加え、ピエール・エルメ・パリの代表フレーバーであるイスパハンのケーキをはじめ、オレンジとパッションフルーツのゴールデンコンビネーション「サティーヌ」のスコーンやケーキ、タルトなど、嘉祥窯の器に映える美しいデザートの数々が楽しめる。フランスと日本、二つの国の伝統が融合したユニークなアフタヌーンティーで、優雅な午後のひと時を過ごしてみてはいかがだろう。【開催概要】ピエール・エルメ・パリ×嘉祥窯 コラボレーションアフタヌーンティー提供期間:2017年6月22日(木)〜9月30日(土)時間:・平日 11:00〜17:00 (17:00 ラストオーダー)・土日祝日 12:00〜17:00(17:00 ラストオーダー)料金:平日 4,882(税込)、土日祝日 5,492(税込) ※サービス料込み。場所:ザ・リッツ・カールトン京都 1F 「ザ・ロビーラウンジ」※アフタヌーンティーのメニューは期間中変更となる場合あり。(時期未定)<予約>レストラン予約直通TEL:075-746-5522(受付時間 9:00〜18:00)
2017年05月25日今年1月より日本全国にて公開された映画『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』のDVDが、5月3日(水・祝)よりTSUTAYAにて先行レンタルが開始。この度、そのDVDに収録される吹き替え版キャストとして、エマ・ロバーツ演じるヴィー役を小清水亜美、一緒にゲームを進める相手、デイヴ・フランコ演じるイアンを森久保祥太郎が務めることが明らかに。大人気アニメシリーズ「ペルソナ4」以来の久々のタッグが実現した。親友シドニーのお節介に苛立ったのがきっかけで、裏オンラインゲームに参戦した女子高生ヴィー(エマ・ロバーツ)。視聴者が指令した「見知らぬ人と5秒間キス」という挑戦を達成し、賞金100ドルを手にした彼女は、挑戦者でもあったキスした男性イアン(デイヴ・フラン コ)とコンビを組んで、次々に挑戦をこなしていくうちに、瞬く間に多額の賞金を手にし、人気プレイヤーの仲間入りをする。ヴィーは、ライブスト リーミングをシドニーが見ているとも知らずにイアン相手に彼女の欠点をもらし、親友と大げんか。さらにイアンが実はゲームのリピーターと知り、 彼への不信感も募っていく。スリリングで楽しく、引っ込み思案な自分を変えてくれるはずのゲームは、次第に危険なものに変わり…。監督を務めたのは、『パラノーマル・アクティビティ3』でスタジオ映画に進出したヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン。2015年サンダンス映画祭で高い評価を受けたドキュメンタリー映画『CATFISH』でSNSの匿名性に着目したコンビが、本作ではさらに踏み込み、一夜にして“ネットセレブ”になれる華やかな中毒性を体感させる青春スリラーと、いまの時代のネット社会を映し出したエンターテインメントに見事に描き上げた。危険なゲームに絡めとられそうになりながらも、踏みとどまる引っ込み思案な女子高生ヴィー役をエマ。彼女とコンビを組みゲームを進めていくうちに、ヴィーに惹かれていくセクシーなイアン役をデイヴが演じている本作。今回そんな2人の吹き替えを務めるのが、「ペルソナ4」(天城雪子役)、「スイートプリキュア♪」(北条響/キュアメロディ役)の小清水さんと、「NARUTO -ナルト-」(奈良シカマル役)、「ペルソナ4」(花村陽介役)の森久保さん。小清水さんは、「私が吹き替えるには勿体無いくらいの素敵な女優さんで、集団心理の危険を教えてくれる作品でした」とストーリーについて話し、「字幕、吹き替え、両方でまた違った魅力があると思いますので、両方楽しんでいただけたら幸いです!」とコメント。また、予告を観たときに絶対劇場で観ようと思っていた作品だと明かした森久保さんは、「予想を超える映像アクションとゴールの見えない展開に、収録中も興奮が止まりませんでした!近い将来、身近になりそうなこの世界観をドキドキしながらお楽しみください!!」とメッセージを寄せている。そのほか、ヴィーの母親役に込山順子、親友のシド役に日野未歩、トミー役に須藤翔ら、個性豊かな声優陣が集結している。なお、今回の吹き替え版のリリースはレンタルDVDのみ(5月現在)となっており、TSUTAYAでしか楽むことができないレア版。ぜひこの機会に、吹き替え版でも楽しんでみて。『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』TSUTAYA先行DVDは5月3日(水・祝)よりレンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム 2017年1月6日より全国にて公開(C) 2016 LIONSGATE ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年05月01日現在開催中の「Anime Japan 2017」にて、『劇場版マジンガーZ』(仮題)の起動記念イベントが行われ、そこで本作のキャストが発表。主演には、「MAJOR」茂野吾郎役や「弱虫ペダル」巻島裕介役の森久保祥太郎、ヒロインには「四月は君の嘘」相座凪役や「3月のライオン」川本あかり役の茅野愛衣が演じることが分かった。「マジンガーZ」は、1972年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載された漫画家・永井豪の作品。搭乗型巨大ロボットの祖となる作品で、多彩な武器と圧倒的な強さを誇る「マジンガーZ」の迫力と存在感、主人公・兜甲児をはじめとする個性的なキャラクターなど、永井氏の魅力が詰まった傑作。連載当時は爆発的な人気を博し、国内のみならずアジア・ヨーロッパ各地で多数のファンを獲得し、いまもなお根強い人気を誇る。今回「Anime Japan 2017」の会場では、どこよりも早く本作の“超特報映像”が解禁。闇に浮かぶマジンガーZの各パーツを舐めるようにカメラが流れ、“ロボットアニメの原点にして頂点”“それは、神にも悪魔にもなれる――”というキャッチコピーの中、足、拳、そしてブレストファイヤーと思われるパーツが披露!さらにこの超特報にはファンにはたまらないパイルダー(操縦席)、また気になるマジンガーZの顔も瞬間的だが映し出された。そして、今回はイベント立会人として登壇した森久保さんと茅野さんだったが、本作の主役の兜甲児役に森久保さん、弓さやか役を茅野さんが演じることが発表。さらに、主要製作スタッフも併せて発表され、監督は『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』など東映アニメ作品でヒット作を手掛ける志水淳児、脚本は「東京トイボックス」の小沢高広(うめ)、メカニックデザインは「攻殻機動隊 Arise」や「ガンダム00」などの柳瀬敬之、キャラクター デザインは飯島弘也、美術は「ガンダム」シリーズ、「エウレカセブンAO」のGREENが担当する。また、今年画業50周年を迎えた原作者・永井氏からのビデオメッセージ到着し、「漫画家を初めて50年、この記念すべき年に再びマジンガーZを皆様にお届け出来ることを嬉しく思います。また、マジンガーZは世界の様々な地域で親しまれている作品です。いままでマジンガーを支えてくれた様々な国のファンの皆様への感謝と共に、今回の映画化作品は世界の皆さんにもお届けしたいと思います。それでは世界の劇場にパイルダーオン!」と“世界公開”されることも発表。公開地域は随時発表される予定だが、日本に先駆けての世界先行公開が決定している。(cinemacafe.net)
2017年03月26日俳優の間宮祥太朗、高杉真宙が、土屋太鳳主演の映画『トリガール!』(2017年秋公開)に出演することが10日、わかった。同作は中村航原作の小説を実写化し、鳥人間コンテストに挑む人力飛行サークルを舞台にした青春ラブコメ。土屋演じる鳥山ゆきなが、イケメンの先輩に一目惚れし、人力飛行サークルに入会することになる。間宮は"狂犬"と呼ばれ、ゴリラを倒したという伝説を持つ先輩・坂場大志、高杉はゆきなが憧れる天然王子様・高橋圭を演じ、ともにパイロットとしてゆきなと鳥人間コンテストに挑む。間宮は「毎日、プランを考えた芝居ではなく、シーン毎に土屋さんや高杉さんと、ぶつかり合って生まれるものを撮ろうという、組全体の雰囲気がある」と、現場の様子を表現した。「とにかく全力でこの作品と役の世界を信じて演じる事が出来ていて、凄く楽しいですし、凄く青春しているなって思います」と、撮影を振り返った。ふだんの間宮の印象を「豪快で繊細で知的で、現代に生きていらっしゃるのに幕末の志士のような雰囲気を持っていらっしゃるかた」と説明する土屋。さらに土屋は、間宮が役に入ると「刹那的にかっこよくてかっこ悪い最高の坂場先輩だったので、私はそこに全力でぶつかればいいだけでした」と述懐した。頼れる先輩と作品に関わり「懐の深い役者さんの胸をお借りして、ゆきなとしても土屋太鳳としても、思う存分暴れることが出来ました」と、役に対する自信を見せた。一方高杉は、自身の役について「天然の詐欺師の様なのに、悪気のない憎めない男です。今まで演じてきた役とは違うので、偽物にならない様に必死に取り組みました」と語る。さらに「実は元々『鳥人間コンテスト』を観ていた」と明かし、「今回の撮影で初めて琵琶湖に来ることが出来て、この場所で色んな方が飛んでいるんだと思うと感動しました」と、作中さながらにコンテストへの思いを表した。そんな高杉について、土屋は「共演が3回目なのに、そのたびに役と一緒に高杉くんの印象も違うため、『はじめましてだっけ?』とさえ思ってしまうんですけど、これは本当に凄いことだと思います」と印象を語った。土屋はさらに「常に役の人とお会いしてる感じ」と説明し、「現実に目の前にいるのに、ふとした瞬間に、その姿が幻に感じる時もあるような、不思議な存在感の魔性の役者さんだと思います」と感心した様子を見せた。また同作には、ゆきなの親友・島村和美役に池田エライザ、サークルの生き字引き的存在のOB・ペラ夫役にお笑い芸人・ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、班を取りまとめる古沢役に矢本悠馬も出演する。
2016年08月10日FBIの最強プロファイラー・チーム(通称BAU)が、全米各地の凶悪事件に挑む犯罪捜査サスペンス「クリミナル・マインド」シリーズ。このほど、本作きっての人気者Dr.スペンサー・リード役を演じるマシュー・グレイ・ギュブラーが、WOWOWとDlifeの番組プロモーションのために来日。6月28日(火)、リード役の吹き替えを担当する声優・森久保祥太郎とともに、特別招待されたファンの前で試写会&トークイベントを行った。IQ187、3つの博士号を持つ天才捜査官“Dr.リード”役として、シーズン1から本作に出演しているマシュー。この日、リードが活躍するシーズン7・11話の試写会に続いて行われたトークイベントは、リードの日本語吹き替えでお馴染みの森久保さんの挨拶からスタート。森久保さんとファンからの呼びかけで会場に現れたマシューは、星がちりばめられた黒のシャツに、ストライプの蝶ネクタイ、真っ赤なスーツを着こなし、大きく手を広げて登場!「日本に来られて嬉しい」と、満面の笑顔で集まったファンに挨拶した。25日(土)に来日してから「東京ディズニーランドと…いい古着があると聞いて、中目黒に行った」と明かし、美味しいお酒と日本食もたくさん食べ、すっかり日本を満喫している様子だった。サービス精神旺盛なマシューがファンからの質問に答えていくコーナーでは、祖母からの教えで “片方ずつ別の靴下を履く”ことをラッキージンクスとするマシューに、「今日はどんな靴下を履いているの?」との質問が。「ハロウィーンの猫と、ストライプ」と答えてニッコリするマシューは、さらに質問したファンに向かって「きみが今日履いている靴下はどんな柄なの?」と逆質問、彼女の履いていた靴下が真っ白だったことから、「何か描いてもいい?」と、突然壇上から降りて落書きをするサプライズもあり、これには会場のボルテージも急上昇。また、自身の監督したエピソードについて聞かれると、「監督をするときにこだわるのはキャスト。とくに悪役はとても大切で、何週間もかけて探すときもあるんだ。それから衣装は自分で作ることもある。そして音楽」と、俳優とは違う作り手の一面を熱弁。監督をしながら演技もするときは「机の下に見えないように置いたモニターで確認しながら、演じるんだ」とコメント、「アメリカでもそんなことしてる人はいないと思う。僕はクレイジーなんだ」と笑いを誘った。そして、森久保さんには「声がキレイだから、僕も吹き替えがしたい!」とリクエスト。話す真似をする森久保さんに、「アリガト、スーパーゴザイマス!」と“逆吹き替え”をしてみせる公開生アテレコが実現。さらに、会場に駆けつけていたアーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン)の吹き替えを担当する森田順平に、マシューお気に入りのホッチのセリフ「30分後に出発だ」をリクエストして森田さんが生披露したりと、集まったファンに次々と嬉しいサプライズを提供した。目下、アメリカではシーズン12を撮影中というマシュー。演じるリードというキャラクターを、「どうしてこんなに人気があるのか分からないけれど、作品をつくるのは大好きだし、日本でもこれだけ人気があるのは嬉しい。11年リードを演じてきて、成長して自信を持ったリードと一緒で、僕も成長して自信を持ったんだ」と語った。森久保さんから、シーズン12のどこかで「日本のファンだけが分かるようなポーズ」をアドリブでして欲しいと提案されると、「必ずするよ」と約束。両手で顔を抱えるキュートなポーズをお披露目してみせた。なお、Dlifeでは「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」シーズン7、8を現在放送中のほか、今回のマシュー来日を記念して、自身が監督したエピソード、リードがメインキャラクターとして話が進むエピソードをセレクトした特別編成「異常にアツいぞ!クリマイ リード特集」を8月9日(火)21時より放送する予定。「クリミナル・マインド11 FBI行動分析課」は9月6日(火)よりスタートする。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日アニメ・コミック・ゲーム・キャラクターグッズの専門店「アニメイト」が7月に30周年を迎えるにあたり、「アニメイト アニバーサリーフェスティバル」の開催を発表。総合司会を、森久保祥太郎、鳥海浩輔、吉野裕行ら人気声優陣が務めることが分かった。2016年6月現在までに、全国47都道府県全てに119店舗、海外に3店舗を展開する「アニメイト」。アニメをはじめコミック、ゲーム、キャラクターグッズの専門店として小学生から大人まで幅広いファン層から支持を受け、最近では、人気アニメやゲーム作品との“コラボレーション・コンセプトカフェ”である「アニメイトカフェ」が人気を博し、国内外に日本のアニメカルチャーを発信し続けている。さらに、7月には秋葉原に3店舗目となる「アニメイトAKIBAガールズステーション」の出店が決定。こちらは「女性のためのアニメショップ」をコンセプトに、女性向け商品の品ぞろえはもちろん、内装からフロア展開まで女性向けに店舗づくりを行うという。また、漫画やアニメなどを原作とした舞台作品のグッズを充実させた「2.5次元系フロア」や、女性向け書籍を充実させたフロアなど、他店にはなかった展開を実施。地上7階までの各フロアで幅広いジャンルのアイテムを取り扱う予定。アニバーサリーでますます盛り上がる「アニメイト」の30周年を記念して、ステージイベントが開催決定。「アニメイト アニバーサリーフェスティバル」と題し、過去に伝説と言われた「アニメイト池袋本店1周年記念生放送特番」のMCを担当した声優3人が今回も本番組を進行する。ひとりは、「MAJOR」茂野吾郎役や「弱虫ペダル」巻島裕介役、「ONE PIECE」バルトロメオ役などを代表作に持ち、海外ドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」ではマシュー・グレイ・ギュブラー演じるスペンサー・リード役の吹き替えを務め、アーティスト活動も活発な森久保さん。「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ・愛島セシル役から「薄桜鬼」シリーズ・斎藤一役まで幅広い役を演じ分け、5月16日には自身初の書籍「てきとう」を発売した鳥海さん。そして「NORN9 ノルン+ノネット」「DAYS」「亜人」と今年も出演作が目白押し、日本公開が8月に控える『X-MEN:アポカリプス』にてエヴァン・ピーターズ演じるピエトロ・マキシモフ / クイックシルバーの吹き替えを担当する吉野さん。盛りだくさんの企画で「アニメイト」の魅力をたっぷりお届けするという。「アニメイト アニバーサリーフェスティバル」は、7月18日(月・祝)、科学技術館サイエンスホールにて18時30分~開催。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日徳島県で開催中のアニメイベント「マチ★アソビvol.14」(5月3日~5日)で4日、声優の市来光弘と井ノ上奈々が結婚式を行い、詰めかけた来場者たちの祝福を受けた。今回の結婚式は、過去何度も「マチ★アソビ」に参加してきた市来と井ノ上の、同イベントで結婚式をあげたいという希望を、総合プロデューサーの近藤光氏(ufotable社長)が快諾して実現したもの。「マチ★アソビ」のパラソルブースが立ち並ぶボードウォークに赤絨毯を引き、新町川に面した新町川東公園のステージ上で結婚式を行われた。イベント的な企画ではなく、キリスト教式で牧師が立ち会い、聖歌隊やオルガン奏者が参加する本格的な結婚式となった。当日は雨が予想され、ギリギリまで室内での開催も含めた調整が行われていたが、いざ式の時間を迎えると空は抜けるような青空。「マチ★アソビ」というイベントに祝福されているような空模様の中、ウェディングドレス姿の井ノ上が赤絨毯を通って式場に登場すると、厳かなムードの中結婚式はスタート。誓約と指輪の交換、誓いの口づけを行ない、晴れて2人の役者は夫婦に。会場に集った来場者と共に賛美歌312番を斉唱して結婚式は終了した。その後は、新婦友人の声優・加隈亜衣が司会を務めての披露宴へ。ufotableの近藤社長は「素敵」という表現を連発すると、いつの日か新郎新婦が子供を連れてまた徳島、「マチ★アソビ」を訪れる幸せな未来予想図を語って2人を祝福した。市来が所属するマウスプロモーションの納谷僚介社長は「市来を弟のような存在、井ノ上を現場では頼りになるが本当は繊細な女性」と評し、2人にお互いのことを託していた。新郎新婦の友人からは、新郎の声優仲間で友人でもある羽多野渉、寺島拓篤、事務所の先輩である森久保祥太郎から友情と暖かい想いのこもったボイスメッセージも届けられた。新婦の友人からは、井ノ上とユニット「ナナカナ」として活動する酒井香奈子があいさつに登場。相方を取られてしまったと笑わせながら、2人を祝福していた。ウェディングケーキ入刀からのファーストバイト(お互いにケーキを食べさせる儀式)では、新婦用に大型スプーンが渡され、会場が温かい笑いに包まれる中、市来が大きな一口を平らげる場面も。新婦のブーケトスや新郎のブロッコリートスなども行われ、晴天の中、幸せにあふれた結婚式・披露宴となった。最後のあいさつではさまざまな想いが込み上げている市来の背中を井ノ上が支え、今日のことを一生の思い出として、夫婦として、役者として歩んでいく決意を語っていた。式を終えた2人は関係者やファンが投げかけるフラワーシャワーを浴びながら、幸せいっぱいに式場を後にした。
2015年05月04日