さだまさしが自身の楽曲『風に立つライオン』を基に執筆した小説が、大沢たかお主演で映画化されることが発表された。さだが原作の映画化作品に大沢が主演するのは2004年の『解夏』、2007年の『眉山』以来3作目。大沢と『藁の楯わらのたて』で組んだ三池崇史監督がメガホンを執り、来年3月14日(土)に公開される。その他の写真映画化のきっかけは、さだまさしがアフリカ・ケニアで巡回医療に携わった実在の日本人医師をモデルに作った1987年の同名楽曲に大沢がほれ込み、小説化・映画化を熱望したことから始動した。映画は、ケニアで医療に従事していている主人公が、心に傷を負った元少年兵と心をかよわせる様を、アフリカの雄大な風景を交えて描く。大沢が演じるのは、遠く離れて暮らす恋人への想いを胸に、ケニアの戦傷病院に派遣される医師・島田航一郎。そのほか、ケニアの現場で航一郎を支える看護師を石原さとみ、航一郎の恋人役に真木よう子、鈴木亮平、萩原聖人、石橋蓮司らが出演する。大沢は「最初に『風に立つライオン』という曲を聴いたのは10年以上前になります。素晴らしい曲だと思いました。今回のような歌から始まって小説、そして映画に至る流れって、なにかに守られているというか、なにかに後押しされているような、そんな風に感じています」と話し、「小説の中に命のバトンを繋いていくというメッセージがあるように、今回のプロジェクトには、さだまさしさんの『風に立つライオン』という歌があり、それが小説というバトンとして、僕からプロデューサーの方に引き継がれ、三池監督が引き継ぎ、現場で僕なりがそのバトンをもらって芝居をして、映画として最後にたくさんのお客さんに向けて、そのバトン渡す。引き継いだ全員の魂がそこに乗って、何かがみんなに届くような作品にしていかなくてはいけないなという事を改めて強く感じています」と語る。アフリカが主な舞台となる本作は、10月中旬から11月初旬まで長崎で撮影を行い、11月中旬からはアフリカ・ケニアでおよそ1か月間のロケを敢行する。マサイ族の土地での撮影や共演について大沢は「今回、マサイ族の人達の住む土地をお借りして一緒に映画を作れる事は、すごく光栄な事でとても嬉しいです。そして、マサイ族の人達との共演は、自分の表情も含めて自然と出て来る空気みたいなものを大切にして、あまり作り込んだ感じにはせずに自然に出来たらいいなと思います」とコメントを寄せている。『風に立つライオン』2015年3月14日(土)全国東宝系にて公開
2014年11月27日furfur(ファーファー)が2013年春夏コレクションを、2012年10月16日(火)ラフォーレ原宿にて発表した。デザイナーは古橋彩。水彩画アーティスト植田志保とのコラボレーションで展開されたショーでは、様々な「色」を複雑なニュアンスでモデル一人ひとりが唱えるインスタレーションを披露した。エントラスを入ると、絵の具やその道具が散乱しており、まるでアトリエのような雰囲気。天井からは、何重にも重なり合わさった紙がそれぞれちぐはぐにぶら下がり、不思議な空間を作り出した。生成り色をベースとしたワンピースやスカート、パンツに様々な「色」を飾り、まるで洋服が”パレット”のような存在を示した。Photo:Mari Mitsuoka元の記事を読む
2012年10月19日