映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が、2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開される。主人公・双葉役は『紙の月』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞ほか、2014年の賞レースを総なめにし、日本を代表する女優・宮沢りえ。彼女は脚本を読み、「心が沸かされた」と出演の経緯を語り、会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”を熱演している。その娘、安澄役には、今もっとも注目の実力派若手女優のひとり・杉咲花が抜擢された。さらに、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李らが脇を固める。監督は、ベルリン国際映画祭など各国の映画祭で絶賛された映画『チチを撮りに』の中野量太だ。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせるところからストーリーは展開される。余命わずかという宣告を受けた双葉が、その日から実行していく「絶対にやっておくべきこと」。ぶつかり合いながらも、次第により強い絆で結びついていく家族たち。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎだす、驚きと感動の詰まった家族の物語。“新しい家族の物語”を彩っていく。『湯を沸かすほどの熱い愛』への出演の決め手を教えてください。宮沢:作品のラストシーンが大好きで。タイトルにも込められていますが、全てのシーンはラストのために重ねられていくと言っても過言ではないと思っているくらいです。また、双葉の持つ中々ないエネルギーや愛にすごく惹かれたというところでしょうか。杉咲:作品に「優しさ」が溢れている点に魅力を感じました。物語の中で、キーとなるシーン以外でも「優しさ」がとっても詰まっていて。例えば、安澄が絵の具を同級生にたくさんつけられてしまい、お母ちゃんが学校に来るシーンがあるんですが、そこで、そのことに関してお母ちゃんは何も触れず、ただ「何色が好き?」って聞くんです。その言葉のいらない、包んでくれるような「優しさ」のあるシーンがすごく好き。親子役を演じてみてお互い、いかがでしたか。宮沢:正直彼女が演じているところをたくさん見てきたわけじゃなかったので、その分余計な先入観もなく。逆に花はすごく緊張したと思いますが、彼女に会ったときに、嘘のない人=小手先で芝居をする人ではないな...と思ったんです。自分の心の奥底のものも一緒に放出しないと、太刀打ち出来ないぞと。こういう役をやるときに、遠慮ほど邪魔なものはないんですよね。それをなくしてもらいたかったので、作品に入る前にお互い連絡を取り、作品とは関係のない会話を重ねていって、遠慮をなくした上で撮影に入りました。スタートが高いところから入っていけたのが、映像に溢れているなと思います。杉咲:宮沢さんとご一緒させて頂けることを光栄だななと思いながらも、緊張感がありました。でも、それに負けちゃだめだなと、自分と戦わないとって思っていました。 撮影する前に、宮沢さんがどれだけ現場で時間かかっても、何も気にしなくていいよと声をかけてくださって。その言葉を頂いて、私が持っていた必要以上の緊張感が排除されて、すごくありがたかったです。それぞれの役を演じる上で一番大変だったことは何でしょうか。宮沢:余命というものを受けた人の気持ちをリアルに想像する日々は、やはりすごく精神的な強さが必要でしたね。また、そのテンションや集中力を保ち続けるということが大変でした。杉咲:役を掴めるまでの期間がとても難しかったです。私の演じる安澄はすごく弱い子なんですが、私自身がそのまま演じようとすると、もう少し強い人になってしまうので。”もっと弱い人だよ”と監督に教えてもらいながら進めたのですが、その過程は悩みました。でも、そこでやっと安澄が分かってきて、撮影する前に家族のような関係性を宮沢さんや蒼ちゃん(鮎子役)と作れていけた時に、改めてお母ちゃんの病気を受け止めるというのも苦しかったですね。お二人にとって、ずばり「家族」とは。宮沢:「損得なく愛し合える関係」でしょうか、家族って愛し合うことが当たり前ですよね。でもこの作品に関わって、本当の親子だけが家族じゃないなと感じました。血の繋がりだけが家族ではなく、そう想える人は家族なんだなって。私はこの作品を通して、花という家族ができたなと思います。杉咲:「何があってもその人のために、何でもできる」そんな関係性。わざわざ愛しているとか確かめ合わなくても、分かっているんですよね。だから、その人のために何かしたくなる。考える前に、体が動いてしまう、そんな関係だと思います。好きなブランドは何ですか。また本日のファッションチェックをさせてください。宮沢:ヴァレンティノ(VALENTINO)は、自分の体のラインと服のパターンがとても合うので、好きですね。着心地の良さが一番なので、そういう意味でもお気に入りです。 あとはアーツ&サイエンス(ARTS&SCIENCE)やマイラン(MYLAN)など、素材が良く、流行りに乗りすぎていない服が好きです。今日はヴァレンティノのベルベットワンピースを着ています。杉咲: 私はコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が好きで、いつも見に行って試着しています。今日はトップスが20,000,000 fragments(20,000,000 フラグメンツ)、スカートがミントデザインズ(mintdesigns)です。最後に、映画を見た人々に何を持ち帰ってほしいですか。宮沢:余命を宣告された双葉という人が、残りの命をどう生きるかということを通して、みなさんの日常の景色が、いつもよりも明るく美しく見えたらいいなと思います。そして、そんな事を感じさせてくれる映画になったと思うので、好きな人と、また1人でも劇場に来て頂けたらと思います。杉咲: 私は試写を見たときに、自分の大事な家族や友達に必ず見てもらいたいと思いました。見てくれた人にとっての大事な人を、もっと愛せるきっかけになるような映画になっていると思います。【作品情報】映画『湯を沸かすほどの熱い愛』公開日:2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼脚本・監督:中野量太製作:「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会(クロックワークス、テレビ東京、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、パイプライン、NTTぷらら)2016年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分© 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会【ストーリー】私には、死ぬまでにするべきことがある。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母をおくることを決意する。
2016年05月05日2016年夏、「NEWS」がメインパーソナリティーを務める「24時間テレビ39愛は地球を救う」の「チャリティーパーソナリティー」に、女優・波瑠が抜擢された。1978年に第1回が放送されてから、今年で39回目を迎える日本テレビの「24時間テレビ」。今年のテーマは「愛~これが私の生きる道~」と発表され、“愛”に支えられ、強く前向きな“生きる道”を選んだ人々にスポットを当て、 「生きるヒント」と「愛」と「幸せ」をもう一度考え直すきっかけとなる番組を目指すという。毎年、メインパーソナリティーやスペシャルドラマの主演が誰になるのか、そのキャスティングに注目が集まる中、今回は、メインパーソナリティーを4人体制では初となる「NEWS」が、そしてチャリティーパーソナリティーを女優の波瑠さんが初担当する。波瑠さんと言えば、連続テレビ小説「あさが来た」で一躍お茶の間の人気者になった、人気急上昇中の女優。モデルとしても活躍し、女優デビュー以降は『恋空』『アフロ田中』『100回泣くこと』『潔く柔く』『アゲイン 28年目の甲子園』『グラスホッパー』と数々の映画や「14才の母」「ごめんね青春!」「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」とテレビドラマへも出演。現在は、「嵐」大野智と共演で「世界一難しい恋」に出演中だ。波瑠さんは、「今回チャリティーパーソナリティーに選んでいただけて、正直なところ不安もありますが光栄な気持ちです。24時間テレビを通して本当に大切なものは何かということを考え、伝えていけたらなと思います。見てくださるみなさんの近くにいるつもりで、この番組を楽しみたいと思います!」と意欲を寄せた。また、「24時間テレビ39」総合プロデューサーの岩下英恵は、今回の決定に際して「波瑠さんは、老若男女、誰からも愛され、凛とした存在感が非常に魅力的な方だと思います。波瑠さんの持つ優しさと芯の強さで感じた『愛』を、波瑠さんらしく表現してもらい、伝えて頂きたく、24時間テレビチャリティーパーソナリティーをお願いさせて頂きました」とコメント。今回の起用にネット上では「波瑠ちゃんが24時間テレビのパーソナリティになったのは嬉しい!24時間ずっと見ちゃうかも(笑)」「波瑠ちゃん24時間テレビ頑張です!」と喜びの声が上がる中、「瑠ちゃんパーソナリティやる流れで紅白の司会とかやりそー」と、早くも今後の“司会業”での活躍を予想するコメントも見られた。「24時間テレビ39愛は地球を救う」は今夏、日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日女優の波瑠が、今夏放送の日本テレビ系『24時間テレビ39』のチャリティーパーソナリティーに決定したことが27日、明らかになった。波瑠は初のチャリティーパーソナリティーとなる。波瑠は、昨年10月から半年間、NHK朝ドラ『あさが来た』の主演を務め、これに続く形で、4月スタートの日テレ系ドラマ『世界一難しい恋』にヒロイン役として出演。『24時間テレビ』のチャリティーパーソナリティーは、2014年を杏、2015年を松下奈緒が務めており、今年の波瑠で、NHK朝ドラ主演女優が3年連続で担当することになる。波瑠は「今回チャリティーパーソナリティーに選んでいただけて、正直なところ不安もありますが、光栄な気持ちです」と喜びを語りながら、「24時間テレビを通して、本当に大切なものは何かということを考え、伝えていけたらなと思います」と抱負。「見てくださるみなさんの近くにいるつもりで、この番組を楽しみたいと思います!」と意気込みを示している。岩下英恵総合プロデューサーは、波瑠を「老若男女、誰からも愛され、凛とした存在感が非常に魅力的な方」と評した上で、「優しさと芯の強さで感じた『愛』を、波瑠さんらしく表現してもらい、伝えていただきたく、24時間テレビチャリティーパーソナリティーをお願いさせていただきました」と起用理由を話している。今年のテーマは「愛 ~これが私の生きる道~」で、"愛"に支えられ、強く前向きな、"生きる道"を選んだ人々にスポットを当てて放送。メインパーソナリティーは、アイドルグループ・NEWSが7年ぶりに務める。
2016年04月27日朝ドラ「あさが来た」のヒロイン・波瑠がクランクアップ後初のバラエティー番組となる「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」に、人気子役の寺田心らと参戦。「とんねるず」が一般人の夢をかなえるために突然訪問する企画「とんねるずは突然に」コーナーにスタジオから出演する。1988年の番組スタート以来、高い人気を博している「とんねるずのみなさんのおかげでした」の2016年最初のスペシャルは、「とんねるずは突然に」&「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の超豪華2本立て。昨年のクリスマスイブSPの放送で、「とんねるず」の石橋貴明と木梨憲武が一般人の夢をかなえるために突然訪問を行った「とんねるずサンタは突然に」が大好評だったため、今回のスペシャルでも「とんねるずは突然に…日本縦断スペシャル」として全国各地の一般家庭を突然訪問する。今回は全国から5万通以上の応募が殺到し、その中から選ばれたのは5軒に突撃。もちろん事前連絡などはなし、訪れるのは木曜日か金曜日という情報しかないため、2人の突然の訪問には予想外のハプニングが続出!それでも、選ばれた5軒では「とんねるず」と至福の時を過ごし夢を叶えていた。そのスタジオに、朝ドラ「あさが来た」で日本初の女子大学設立者である明治の実業家・広岡浅子を好演した波瑠さんが登場。“五代さま”ことディーン・フジオカというブレイク男子を生み、“姉”・宮崎あおいや“夫”・玉木宏、“娘”・小芝風花ら、ヒロイン・あさを見守る家族や社員たちの魅力も相まって、24週連続の視聴率20%越えと好評を博している。「とんねるず」に突然訪問された家族たちのVTRを見た波瑠さんは、「親子、家族の絆が見られて楽しかったです!」と感想を述べ、もし自宅に突然「とんねるず」がやって来たら、「力仕事を手伝ってほしい」と、超多忙な日々を終えたプライベートがしのばれる“夢”を語っていたという。さらに、もう1本は今回で22回目を迎える名物コーナー「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」。全国予選を勝ち上がってきたツワモノたちが、ほかでは見ることができない渾身のモノマネを披露する。審査員はおなじみ石橋さん、木梨さんに関根勤、「バナナマン」の2人。今回は、3月いっぱいで解散するコーナー常連組だった「弾丸ジャッキー」のラストステージや、史上最多のオーディションから厳選された新人勢が大活躍、シリーズ最高の大激戦となっている。「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」は3月24日(木)19時57分~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日NHK連続テレビ小説『あさが来た』で注目を集める女優の波瑠が、夏公開の映画『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』のゲスト声優を務めることが決定した。その他の画像毎夏に公開され、人気を集める『アンパンマン』の第28作目は、おもちゃの国からやってきたゼンマイ仕掛けのお姫様ルンダが、アンパンマンたちに出会い、成長していく姿を描く。ルンダの声を演じる波瑠は「子どもの頃、劇場版『ばいきんまんの逆襲』のVHSを持っていて何度も見ていたのでアンパンマンの声優に選んでいただいた時は、とてもうれしかったです。好きなキャラクターはどんぶりまんトリオです。(アフレコも)楽しみながら頑張れたらと思います」とコメント。彼女が劇場版アニメーションで声優を務めるのは初となる。また、少しわがままなルンダが困ったときに頼りにしている優しいロボット・ナンダの声を中川家の弟・礼二が、海が汚れないように守る海の主ヌラの声を中川家の兄・剛が務めることもあわせて発表になった。ふたりとも私生活では子をもつ父親で、“パパ代表”として抜擢された。昨年公開になった『それいけ!アンパンマンミージャと魔法のランプ』はシリーズ最高のヒットを記録しており、新作映画も人気を集めそうだ。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』7月2日(土)よりロードショー
2016年03月10日台湾の人気俳優、胡宇威(ジョージ・フー)さんが主演ドラマ「Love Cheque~恋の小切手~」のDVD-BOX発売にあわせて来日した。インタビューに応じてくれたのは、ファンとバレンタインイベントを過ごした翌日。「皆さんとても温かい。初めて来日した時に比べて、段々とファンの方が増えてきていることも嬉しいよ」と笑顔を見せる。日本のファンの印象は「恥ずかしがり屋」だそう。「たぶん生で僕を見たのが初めてだからだと思うんだけど(笑)、握手する時の手が震えてるんだ。礼儀正しくて、頭をぶつけてしまうほどお辞儀しちゃうところなんかも可愛い」。朝一番のインタビューにも朗らかな笑顔で現れたジョージさん。「Love Cheque」では何でも3分で解決しようとする効率重視のクールなエリート・何不凡(ホー・ブーファン)を演じているが、本人とのギャップが大きい。「僕も効率よく行動するほうだけど、3分は早すぎるよね(笑)。普通の人間はついて行けなくて離れていってしまう。でも、彼の人に対して閉じた部分は理解できるんだ。僕にも自分の気持ちがうまく処理できなくて、閉じこもってしまうことが過去にあったから。ブーファンのクールな部分は、そんな自分の経験を投影して演じたよ。むしろ難しかったのは、彼が変わっていってからの芝居を、今まで演じてきた役と同じにならないようにすること。さもないと視聴者に飽きられてしまうから」。クールなブーファンを変えていくのは、ヒロイン・曼曼(マンマン)の存在。ピュアで優しい女性だが、かなりのおっちょこちょいだ。ジョージさん自身、マンマンのような女性をどう思うか聞いてみると、「あそこまでルーズだとちょっとついていけない」と笑う。「後先考えずに突っ走ってしまうところがキビシイかな。僕はまずちゃんと考えてから行動する方だから。もちろん、場合によっては臨機応変に対応するけどね」。ドラマでは、マンマンの元恋人が守護天使として登場したり、運命の赤い糸が重要な役割を果たす。私生活で摩訶不思議な体験をしたことはないか尋ねると、「浴室で髪を乾かしていたら、何かに指でお尻を撫でられた」とビックリ体験を語ってくれた。「スーッと触れられた感覚があって、あれ?ちょっと変だぞ…って。お尻の筋肉がつった場合、あんな感触はしないから(笑)。何でもないと自分に言い聞かせて髪を乾かし続けたけど、その晩に浴室のガラスが割れたんだ。証拠写真も撮ってあるよ」。霊的な存在は信じても、「運命の赤い糸はあり得ない」ときっぱり。「運命は自分で決めるものだからね。愛は自分で探すもの。見つからないなら、それは自分の問題だよ。仕事だって同じことで、自分で探して、道を敷く。不平不満を口にしたって、それを選んだのは自分なんだから」。生まれ育った米国から台湾に移り、キャリアをスタートさせてから約10年。着実に活躍の場を広げている。昨年の東京国際映画祭に出品された台湾映画界の巨匠・王童(ワン・トン)監督の新作『風の中の家族』で映画初出演も果たした。「監督は先生のような存在で、今までと違う演技の方法を学べたことは大きかった」と振り返るジョージさん。憔悴した表情に無精ひげ姿で、大陸から逃れて台湾に移住した国民党兵士を熱演。王子様的な役柄が多かったこれまでとは違う、粗野な一面を見せた。「最初は監督からもキレイなだけのアイドルだと思われて、『ちょっと違う』と言われてたんだけど、チャンスをもらうことができた。いざ撮影が始まると、『…うん』(と、うなずく監督のマネをしてみせるジョージさん)とだけ言って僕の芝居を認めてくれたんだ。すごく努力した。いつまでもアイドルだと見なされていたくないし、もっと色んな表現をしていきたいと思ってるからね」。昨年秋、撮影のためのバイクの練習中に転倒し、助骨4本を折る重傷を負った。「もう9割治った」そうで、3月からはテレビドラマの撮影で本格的に仕事復帰する。バイクはもうこりごりかと思いきや、「ますます乗りたくなったよ!」と即答。甘いマスクとは裏腹に、なかなか度胸の据わった人だ。(text:Rie Nitta/photo:Nahoko Suzuki)
2016年02月24日映画『キングスマン』のブルーレイ&DVDが23日(水)にリリースされるのを記念して、コリン・ファースのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像本作の原作は『キック・アス』『ウォンテッド』などを手がけてきたマーク・ミラーのコミックス。高級スーツ店“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウにあり、洗練された紳士が集っているが、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。ファースが演じるハリーは、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の下で日々、秘密裏に活動を行っているが、ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人エグジー(タロン・エガートン)をスカウト。エグジーは街のチンピラから“真の紳士”へと成長し、世界に危機に立ち向かう。ファースが本作で演じるのは、紳士的に振る舞い、いつも冷静だが内に情熱を秘めた男ハリー。精悍なルックスと確かな演技力でファンの信頼を集める一方で、コメディなど幅広いジャンルで活躍するファースは、本作で、本格的なアクション・格闘シーンを見事に演じた。このほど公開になったインタビューは、劇中に登場する教会での格闘シーンについて語ったもので、制作過程や注意点など、意外なポイントが本人の口から語られる。また、映画の中に登場する暴力について真摯に考え続けてきたファースは、昨今の映画やドラマの暴力描写について分析し、本作を手がけたマシュー・ヴォーン監督の暴力シーンに対する考えや、自身の考えを語る。インタビューは、作品のテーマ、アクションなどに丁寧に向き合い、考え、準備してきたファースの誠実さが伝わってくるもので、“マナーが人をつくる”と改めて思わせてくれるファン必見の映像になっている。『キングスマン』12月23日(水) ブルーレイ&DVD リリース※デジタル配信中
2015年12月21日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日このたび、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインに抜擢された女優の波瑠さん。常に美しく凛とした存在感が印象的ですが、どこかミステリアスな、その魅力に迫ります!――波瑠さんが、芸能界に入ろうと思ったのは、どういうきっかけですか?波瑠:正直、よく分からないままオーディションを受けてしまった、という感じです。目立つのも好きじゃないですし、人前で何かをするのも、上手にできないというのもありますけど、どちらかといえば嫌いですし。じゃあどうしてモデルになろうと思ったのか考えてみると、お芝居は無理でも、写真に撮られるのなら大丈夫かもしれない、って思ったんでしょうね。今のままじゃなく、別の場所で何かしたい、っていうのは思っていたので。――実際にモデルの仕事をしてみて、撮影の現場はどうでしたか?波瑠:次々にポーズを決めて、たくさん写真を撮られることを、みんな当たり前のように、それこそ競争するみたいな感じでやっていたので、おかしな世界だな、とは思いました。でも、そういうおかしな世界のほうが、私にとっては学校よりも居心地がよかったんです。それまで学校では「変わってるね」って言われてたのに、モデルの世界には変わってる人ばっかりで、誰も私を責めないから。――雑誌のモデルという職業は、やはり読者からは憧れの対象として見られるわけで、そのことについては、どう感じていましたか?波瑠:モデルをやっているときから、自分は万人受けするタイプではないと思ってました。モデルの世界にはいろんなタイプの子がいて、人と比較することが常にある世界なので、余計にそう思うんです。意識して多くの人に好かれようと思っても自分にはできないし、根本的に私は違うんだなぁ、って。だからこそ、そんな私のことを好きで、憧れてますって言ってくれる読者の方がいることは、すごくうれしかったですね。――モデルさんって、スタイルや着こなしだけではなく、キャラクターもすごく見られますもんね。波瑠:そうなんですよ。私の上の世代には、榮倉奈々ちゃんや桐谷美玲ちゃんがいて、そういった大人気者の陰で好きなことをやっているような感じでしたね。だから応援してくれる人もいる一方で、首をかしげる人も実際いました。風当たりは強かったんですけど、頑固に貫き続けていたら、ちゃんと定着するようになったんですよ。ただ、女優をやっているときにも、私は万人受けするとは思ってないんです。演じる役も、どちらかといえば個性的な役が多いですから。――とはいえ、現在放送中の朝ドラ『あさが来た』では主演に抜擢され、朝ドラのヒロインといえば、万人受けの象徴みたいなところがありますよ。波瑠:ですよね。だから、そこは今でも悩んでるんです。私を選んでくださったということは、いつも通りやればいいのか、それとも、連続テレビ小説の伝統に合わせたほうがいいのか。なんだかすごいところに来ちゃったな……って。これまで何度かオーディションを受けて、最終審査まで残ったこともあったんですけど、それでも今回“あさ”役が決まったときは、現実味がなかったです。◇はる’91年生まれ。東京都出身。‘06年、女優デビュー。その後、雑誌『セブンティーン』『ノンノ』の専属モデルなどで活躍。放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』ではヒロインの“白岡あさ”役を演じる。今後は映画『グラスホッパー』『流れ星が消えないうちに』などの公開も控える。※『anan』2015年10月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・明石恵美子ヘア&メイク・松岡奈央子取材、文・おぐら りゅうじ
2015年09月30日独特の透明感で、見る人を引きつける女優の波瑠さんって、一体どんな人?学生時代やプライベートの話など、ゆっくりと語ってくれました。――波瑠さんといえば、ショートカットが印象的ですが、昔はロングでしたよね。波瑠:専属モデルとして『セブンティーン』から『ノンノ』に移るときに、違う媒体でやるからには、今までとは違う自分を見せられたらいいな、と思って切りました。だから自分の意思というよりは、まわりの変化に合わせて、という感じですね。――たまには髪を明るく染めたい、と思ったりしたことは?波瑠:高校生のときに、まわりの子たちが茶色く明るくしているのを見て、私もやりたいなぁと思ったことはありますよ。でもダメって言われて、心の中でちょっとした反発はありましたけど、まぁしょうがないかなって。ただ、今はもう髪の色なんてどうだっていいな、って思うようになりました。結局、髪を染めたり、長さもそうですけど、まわりからどう見られたいか、っていうことだと思うんです。どういう見た目であれ、自分というものは変わらないから、自分の持っている色でいいのかなって。私も今は短いですけど、強いこだわりがあるわけではなく、なんとなく落ち着いてるっていうだけですから。何かきっかけがあれば、伸ばすこともあるかもしれません。――10代の頃は、どこか街に出て遊んだりはしてましたか?波瑠:渋谷とか人の多いところでは遊んでなかったですね。早く落ち着きたいというか、ほっとしたかったので、撮影のお仕事があっても、終わったらすぐ帰る、みたいな。――じゃあ、予定をたくさん入れたりするのも苦手?波瑠:別に予定を入れたくないわけじゃないんですけど、先々の予定を決めてしまうと、その日に向かっている間に、なんかイヤになってきちゃうんですよ。――休みの日も、なるべく予定がないほうがいい?波瑠:ないほうが全然いいです。私にとって休みの日は、よし今日は何でもできるぞ、さぁ何しよう、っていうのが最大の喜びなんです。そこに誰かに会う予定があったりすると、やること決まっちゃうじゃないですか。それがすごくイヤだなって感じちゃうんです。だって約束の時間があったとしても、その直前に家でウダウダしたくなるかもしれないし。だから、なるべく予定は入れないようにして、その場その場で決めていきます。――いつもその場で決めていると、手持ち無沙汰になりません?波瑠:なりますよ。だとしても、予定は入れません。時間が空いたときに、誰かとごはん食べようかなと思って探してみて、もし見つからなかったとしても、それはそれでよし、です。――孤独を感じたりもしない?波瑠:いや、孤独はすごい感じるんですよ。でも、人付き合いってほどほどにしておかないと、なんていうか……いろんなものを見失いがちというか……。人付き合いで疲れちゃうくらいなら、孤独のほうがいいって思います。孤独は自由なんです。◇はる’91年生まれ。東京都出身。‘06年、女優デビュー。その後、雑誌『セブンティーン』『ノンノ』の専属モデルなどで活躍。放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』ではヒロインの“白岡あさ”役を演じる。今後は映画『グラスホッパー』『流れ星が消えないうちに』などの公開も控える。※『anan』2015年10月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・明石恵美子ヘア&メイク・松岡奈央子取材、文・おぐら りゅうじ
2015年09月30日現在兵役中のキム・ジェジュン(JYJ)の入隊前最後の主演ドラマ「スパイ~愛を守るもの~」。このほど、ジェジュンが流ちょうな日本語で話す、撮り下ろしインタビュー映像の一部が先行公開。日本のファンに向け、ユーモアたっぷりに本作について語ってくれた。平凡な公務員のソヌ(キム・ジェジュン)は、両親の愛情に包まれて暮らす心優しい息子。だが一方で、彼は家族にも内緒の国家情報院のエリート諜報員という顔を持っていた。ある日、中国での作戦を失敗したソヌは、対北朝鮮分析チームに異動となる。そんな中、ソヌは恋人のユンジン(コ・ソンヒ)を家に招くが、母のへリム(ペ・ジョンオク)は彼女に何か引っかかるものを感じて落ち着かない。さらに、ヘリムの前に、死んだと思っていたかつての上官ギチョル(ユ・オソン)が突然現れる。実は、ヘリムは元・北朝鮮工作員。息子を差し出せというギチョルの要求に動揺するヘリム。そうとも知らず、北朝鮮工作組織の不穏な動きに巻き込まれていくソヌ。そして、ユンジンは危険な仕事に関わるソヌの身を案じながらも、決して彼には言えないある秘密を抱えていた…。本作で、家族をこよなく愛する優しい息子と、国家情報院の冷静沈着なキレ者という二つの顔をもつ天才分析官ソヌを演じたキム・ジェジュン。「Dr.JIN」「トライアングル」など話題作に出演し、着実に役者の幅を広げた彼が入隊直前に選んだ本作は、スリルと退屈さを与えないスピード感を合わせ持つ完成度の高いストーリー展開と、切ない愛を描く胸しめつけられる究極のラブストーリーが楽しめる。今回、先行公開となったインタビュー映像は、ジェジュンの入隊直前に撮られた超貴重映像。日本ファンに向けたメッセージでは、流ちょうな日本語でジェジュンらしいユーモアも加えながら、「新しいジェジュンの姿を楽しんでください。がんばりました!」と語っている。なお、日本オリジナルインタビュー映像全編は、9月16日(水) よりシネマートショッピングにて先行発売の初回限定プレミアム版BOX2の特典映像として収録される。「スパイ~愛を守るもの~」は8月19日(水)よりシネマートショッピング先行発売&レンタルスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日佐藤浩市と樋口可南子演じる熟年夫婦の愛ときずなを描いた感動作『愛を積むひと』(朝原雄三監督)で、若手実力派の筆頭である野村周平と杉咲花が恋人役に挑んだ。日本を代表する先輩俳優と共演し、その“背中”を見つめた二人が受け取ったものとは?「長年、俳優として現場に立ち続けている浩市さんの“現場での居方”や、周囲への気の配り方はとても勉強になりました。若い頃の思い出話や、『それに比べて、いまはやりづらい世の中になった』なんてことも話してくださった。何より『お前ももっと自由になればいい』という言葉をいただき、胸に残っていますね」(野村さん)「樋口さんはすごく明るい方で、現場では常に笑い声が聞こえていました。周りを気づかい、現場をいい雰囲気にしてくださる姿に、すごいなと圧倒されました。私にも気さくに声をかけてくださり、難しい役柄に悩む私の緊張を解してくれました」(杉咲さん)映画の主人公は有意義な老後を求めて、北海道に移住した熟年夫婦の篤史(佐藤さん)と良子(樋口さん)。いざ新天地での生活が始まると、仕事人間だった篤史は時間を持て余すばかり。そんな夫を見かねて、良子は家の周りの石塀づくりを頼むが、ほどなくして心臓病が悪化し、帰らぬ人となってしまう…。野村さんと杉咲さんは、地元・北海道で生まれ育った中学時代の同級生で、恋人同士の徹と紗英を演じている。一見、若く初々しいカップルだが、胸の内に悩みや葛藤を抱えており、ふたりの存在は少なからず、夫婦の行く末に影響を与えることになる。杉咲さんは「正直、男女の距離感…みたいなものが分からなくて」と恋人役に戸惑いがあったのだとか。そんな杉咲さんに助け舟を出したのが、誰あろう野村さん!「私自身、人見知りで『どうしよう』と思っていたら、野村くんが話しかけてくれて嬉しかったですね。実は野村くんも、あまり自分から話しかけるタイプじゃないそうなので、気を使わせてしまったのかなって。あのときは、ありがとうございました!」(杉咲さん)一方、野村さんは「いやあ、そんな…」と思わず照れ笑い。「やっぱり、お互いに仲が良くないと、抱きしめたり、抱きしめられたりといったシーンは難しいし、ケンカだってやりづらい。まずは自分の“ありったけ”を見せて、自然に会話や食事をしようと。準備や打ち合わせという言葉はイヤですし、普通に接することを心がけていました」(野村さん)。徹と紗英の“恋の躍動”が、主人公の熟年夫婦との絶妙なコントラストを織りなす。物語の舞台となるのは、「日本で最も美しい村」連合第1号に認定された北海道美瑛町。雄大で色鮮やかな情景は、人々のドラマを映し出すキャンバスとなった。四季の移ろいに佇む姿を捉えるため、二人は定期的に現地に足を運び、撮影に臨んだ。出演作が途切れない売れっ子だけに、東京に戻れば、別の作品の撮影が控えているという状況だった。「僕はこの映画と並行して、『若者たち2014』というドラマに出演していました。こちらは毎日電車で通って、スタジオに閉じこもり、家に帰るともう深夜…そんな毎日でした。映画とドラマではペースも違うので、正直疲労はたまります。そんなとき、北海道に“戻る”と癒されましたね。オープンセットの解放感はもちろん、余計な情報も入ってこないし、陽が落ちれば撮影はおしまい。とても贅沢な思いをさせてもらいました」(野村さん)同時期に『トイレのピエタ』(松永大司監督)の撮影に臨んでいた杉咲さん。「撮影が終わっても、(同作で演じた)真衣という女の子を1か月くらい引きずっていて、どう自分を取り戻したらいいのかわからなくなっていたんです。でも、北海道に“戻る”と『あっ、私は大丈夫だ』って自然と思える自分がいて…」。無意識に“戻る”という言葉を選ぶ二人にとって、いかに北海道の大地が癒しになっていたか想像に難くない。そんな二人の目に、主人公である篤史と良子という夫婦像がどのように映っているのだろうか?「台本を読んだときから、とても愛があふれた物語だと思いました。うまく言葉にできませんが、あの夫婦の姿はとってもいいなって感じるんです。人はいろんな出会いを通して、変わっていく。でも、変わらない思いがある…。それは映画を通して、僕ら世代が受け継がなければいけない。ぜひ若い人にも見てもらって、夫婦愛はもちろん、恋愛や友情も含めて大切なものを考えてもらえれば嬉しいです」(野村さん)「オーディションの段階で台本を読み、『絶対に出演したい』と思った作品です。それはきっと、お互いを信じ合える夫婦像に、すごく惹かれたからなんです。良子さんは自分の死期が近いのに、それを篤史さんには伝えないですよね。『私がいなくても大丈夫』と信じなければ、絶対できないですよね。年齢的に夫婦の信頼関係は、想像できないことも多いですが、信じ切れる相手に出会える素晴らしさを感じます」(杉咲さん)。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年06月18日ディズニー・アニメーションが日本への敬意と愛を込めて描いた、最新作『ベイマックス』。そんな本作で、『アナと雪の女王』を始め、近年のディズニー作品で注目されている日本語版声優を務めたのが、菅野美穂と小泉孝太郎だ。公開を前に、本作の魅力や演じた役柄に共感したことをたっぷりと2人に語ってもらった。本作は、早くに両親を亡くし、最愛の兄・タダシも謎の事故で亡くしてしまった、ひとりぼっちの天才少年・ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボット“ベイマックス”の交流と冒険を描いた物語だ。ーーディズニー・アニメーションの声優は今回が初めてとなる2人。今年の東京国際映画祭ではディズニー・アニメーションのクリエイティブのトップであり、『トイ・ストーリー』を始めとするディズニーの名作を生み出し続ける名クリエイターのジョン・ラセター氏と共にレッドカーペットを歩いた。創始者ウォルト・ディズニーの魂を受け継ぐラセター氏とどんな時間を過ごしたのだろうか?菅野:「すっごい可愛らしい方でした!あの日、初めてお会いしたんですけど、最初から『ハロ~』って陽気な雰囲気で」。小泉:「ジョン・ラセターさんのお人柄ですよね。ディズニーのキャラクターのような方でしたもんね」。菅野:「そうなの!ディズニーのキャラだったよね。とにかく存在感が凄かったです。ディズニーのキャラクターのアロハシャツをお召しになっているんですけど、あの日は『ベイマックス』の柄で、さすが早いなって思いました(笑)。あの日はベイマックスも会場に来てたんですが、ベイマックスの感触とか想像以上にベイマックスで(笑)、プニプニしてて想像してたのと同じだったんですけど、ラセターさんや監督たちも『ベイマックスかわいいー』ってみなさん仰ってて、素敵だなって思いました。自分たちのキャラクターを本当に心から愛してらっしゃるんだなっていうのがすごく微笑ましかったです」。ーーキャラクターへの愛こそがディズニー作品の真髄だが、話を聞いているだけで、まさに大成功と言いえる菅野さんと小泉さんのキャスティング。本作で、菅野さんはヒロとタダシの母親的な存在となる叔母・キャスを、小泉さんはヒロの憧れの兄・タダシを演じたが、それぞれのキャラクターで共感できたところはどんな部分だったのだろうか?菅野:「キャスほど頻繁には会えないんですが、実際に私にも甥っ子がいる年齢なので、今回のキャスティングは『そうか~』って思いましたし、キャラクターの性格だけ見ても、私が役をいただけたのはすごく『なるほど!』と思いました。すごく元気な性格なんかは、(オファーをもらった時に)膝を打つ感じでした(笑)。多感な時期の少年(ヒロ)と、22、23歳の男の子(タダシ)の2人って、もし自分がキャスだったらどうしようって思うけど、でもキャスはその辺りも変に構えずに自分は自分でマイペースなんです。ヒロにもタダシにも、やりたことを好きにやらせてあげれているっていうのは、やっぱりすごいパワフルな女性なんだと思います。でも、たまにどこか抜けてるところもあったりして、すごく絶妙なキャラクターだなって思いました。たぶんキャス自身は、結婚もしてないし、私自身の幸せはどうなるのかな…って不安も年齢的にあるでしょうけど、そういう部分をヒロとタダシには見せてない感じは、やっぱりパワフルだし凛々しいなって。あんなおばさんだったら、きっと楽しいだろうなって思いますよね」。小泉:「僕の方も実生活に弟がいるので、タダシとヒロの関係性というのはよく分かるし、兄が弟を思う気持ち、弟が兄を思う気持ち、それぞれに『ああ、こういう感覚あったよな』って。青春時代だと、対抗心が芽生えたりだとか、その辺りの男同士の感覚っていうのがすごく分かりました。映画の中でも、タダシがヒロを自分の友達に紹介するシーンがありますけど、ああいうシーンは『あぁ、実際あったな~』って思い出したりしてました。今回始めての声優でしたけど、私生活で経験したものがすごく役立ちました。ヒロとタダシはロボット工学を専門に勉強していて、お互いライバル心もあると思うんですよね。兄弟がいるからこそ切磋琢磨して成長できる部分、『お前も頑張るから、オレも頑張る』っていう感覚。そういったヒロとタダシの関係性は、僕はすごく共感したところです。私生活でそんなシーンは決して多いわけではないですけど、弟が頑張ってる姿を見ていると、僕も奮い立つ。弟も僕の仕事を見て、頑張らなきゃって。お互い仕事は違えど表舞台に立つ仕事を選んだので、兄を見て、弟を見て、お互いに『自分も頑張らなきゃな!』っていうところはすごく共感できました」。ーー本作で描かれるのは、大きくまとめると“ヒロの心のケア”だ。彼の周りにはベイマックスがいて、戦友となる大学の仲間たちがいて、そして菅野さんと小泉さんが演じた家族がいる。2人が家族の絆を感じる瞬間は?菅野:「ウチの母が、りんごを持ってくるときですね(笑)。『おじちゃんからりんご送られて来たから、あんたこれ食べなさい』って。『東京でも買えるよ(笑)!』って思ったりもするんですが、そういうときに『あぁ、これが親の愛だな』って。あとは、忙しいときに話してる時間がないからメールの方が良いっていうのが何回かあって、それからメールをたくさん送ってくれます。『いま電話でも大丈夫だよ』ってときでもメールなんです。でも、『今日はありがとう。』みないな文章でも、何故か最後の句読点『。』が『ぱぴぷぺぽ』みたいに上の方に付いてる。どうやって打ったらそうなるの!?って(笑)。でも、めげずにメールを送ってきてくれると、ありがたいなって思います。今朝もメール来ましたよ、『選挙いつ行く?』って(笑)」。小泉:「きっと親って普段、言いたいことがいっぱいあるんでしょうね。きっと親心っていうのは親にならなきゃ分からないと思うんです。きっといまも言いたいことがあると思う。そこを言わずに尊重してくれるーー『思うように生きなさい』と。そこが親の愛を感じます。すべて思ってることを言うことが絆ではないんだなっていうのは、特に父親だと男同士ってそういうものかもしれないですね。要所要所でね、会ったときにビシっと言われます、一年に数回(笑)。そこで父親と息子、親と子、っていうのを歳とともに感じるようになりました。見てくれているっていうことなんでしょうね。父は『ベイマックスも観るよ』って言ってくれてますし。そういうことで絆って感じるものなんだと。でも、皆さん想像つかないですよね(笑)?あの人が映画館行って『ベイマックス』を観てるところ(笑)。『試写会だと目立つから行かないけど。公開したら行くよ』って。さすがに僕も試写会は勘弁して欲しいなって。でも、それもやっぱり絆なんでしょうね(笑)」。ーー『ベイマックス』では兄を謎めいた事故で失ったヒロは、その謎を解き明かすため黒幕に迫っていく。その苦難の道を、ヒロは仲間や家族の愛が詰まった言葉に支えられながら前進していく。最後に、もう少しだけ聞いてみよう。2人が家族からもらったいまでも大切にしてる言葉は?菅野:「私は、母が祖母から言われたという『健康と貯金と仕事はなくなってからじゃないと本当のありがたみは分からない』という言葉ですね(笑)。その教えを守って、今日までやってきました」。小泉:「僕は仕事を始めた頃、この世界に入って2、3年の時に父から言われた言葉が一番残ってますねーー『たとえ5年、10年仕事がなくても、役者を、一生の仕事にしようと思いなさい』って。芝居とか演技っていうものが分からなくて、自分はこの世界で通用しないんじゃないかって悩んでた時、たぶん僕のそういう不安な気持ちを感じ取ってくれたんでしょうね。『5年、10年仕事がないとしても一生懸命やっていれば、人は見ていてくれるから。1年、2年仕事がなくても一喜一憂するんじゃない』って言ってくれました。すごく楽になりましたね。すごく救われたし、自分の中で『こういう風に生きていこう!』って改めて決意させてくれた言葉です」。心配して、励まして、応援して、2人が感じる愛の形は違えど、どちらも温かい思いやりを感じるエピソード。そんな2人の愛された記憶と想いも、しっかりと映画の中にも声を通して宿っているはずだ。(Photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年12月22日小さな町で起こる“奇跡の瞬間”と愛に満ちあふれた感動の物語『トワイライト ささらさや』。主演の大泉洋さんのインタビューをお届します。──鑑賞直後にインタビューということで、号泣されていたらどうしようかと思っていたんですが……。大泉:ご多分に漏れず、泣いてしまいました。深川さんの映画はだいたい泣いちゃうんですよ。監督が泣きなさいと言っているところで全部泣いてしまいましたよ(笑)。ダイヤくんの本当の気持ちをエリカさんが知るところ、ユウタロウとサヤの今生の別れ、それと最後の回想シーンですよね。回想シーンの10分ぐらいずっと泣いてしまいました。──回想シーンはセリフがありませんが、脚本はどういうふうに書かれていたんですか? 大泉:要するにト書きだけですね。こういうことがあって、という。台本をいろいろ直す段階から私は読ませていただいていて。父親の描き方が難しくて、私もいろいろ意見を出させてもらって、そこがどんどん厚くなっていったんですね。撮影に入ってからも父親のパートは厚くなっていったんじゃないですかね。石橋(凌)さんは大変だったと思います。石橋さんが監督に“今日の降水確率は何%ぐらいですか?”とよく聞いてらっしゃって。つまり、どれぐらい泣かないといけないのかということです(笑)。“70%ぐらいでしょうか”と監督が答えて。石橋さんは現場に来るたびに泣かなくちゃいけないっておっしゃられていてました。でも、やっぱりその父親のパートはこっちも泣けるんですよねぇ。──最初から落語家の設定だったのでしょうか? 大泉:そうです。私がいろんな人に乗り移っていくという話において、大変よくできたからくりだなと思いました。私がその声を演じるならわかりやすいですけど、私が乗り移ったという設定で小松(政夫)さんや富司(純子)さんが演じられるというのは、難しいですよね。そこをわかりやすくするために、落語家の口調にするというのは、よくできたアイディアだなと思いました。乗り移ったことを表現するのに最適な設定だなと。高座の時だけでなく、ふだんもわりと落語家の口調にするということでうまくいったと思います。──乗り移ったシーンの出来上がりはいかがでしたか? 大泉:いやー、素晴らしかったですね。どうしても僕のセリフは早いですからね。落語家さんは立て板に水みたいなイメージもありますし。私はペラペラとしゃべるもんですから、それを小松さんや富司さんのようなお年の方があのセリフ回しをするのは大変だったろうなって思いました。ダイヤくんにいたっては、アッパレの一言ですね。また天才子役が生まれちゃったなと思いました。蒼くんは表情まで似てましたもんね。撮影の時に言われたんですけど、“今、日本で一番大泉さんを見てます”って。毎日毎日僕が演じたDVDを観ていたそうです。イケメンなのによくあんなおもしろい表情ができるなって思いました。驚いた時の表情とか、よく私の特徴を捉えているなと感心してしまいました。──お気に入りのシーンはどこでしょうか? 大泉:新垣(結衣)さん演じるサヤが連れ去られた子供を取り返して、“私はこの子の母親です”とユウタロウの父親に啖呵を切るシーンはグッときましたね。──新垣さんの印象は? 大泉:ものすごく落ち着いた方なんですよね。冷静に役をしっかりと考えて演じられていると思いましたね。赤ちゃん役の子との相性の問題もあるじゃないですか。相手は本当に何ケ月かの赤ちゃんですから。私は撮影の最初と最後に参加して、真ん中がっつりと空いていたんですね。後半参加した時、赤ちゃんの扱いがすごく上手になられているのを見て、撮影が大変だったんだろうな、本当にお母さんのように扱えるようになったんだなと、すごく印象に残りましたね。──すんなり夫婦役になりきることはできましたか? 大泉:そうですね。年はけっこう離れているんですけど、そんなに違和感はなかったですね。何度も言いますけど、すごく落ち着いた方でしたからね。CMなんかで踊っている、常に元気なイメージを持っていたんですけど、初めてお会いした時にすごく落ち着いた大人の女性だなと思ったんですよね。くだらない話をいっぱいしていたんですけど、くだらなすぎて覚えてないんですよね。最後の別れのシーンはまるまる一日かけて撮ったんですけど、新垣さんの素直な涙に助けられました。こんな奥さんと子供を残して死んじゃいかんなと。私にも奥さんと3歳の娘がいますんで、素直に涙が出ましたね。──この作品の良さをアピールするとしたら? 大泉:誰にでも安心して観てもらえる作品かなと思います。日本中の人が好きな物語がそこにあるって感じですよね。鉄板じゃないですか。娯楽として必要なものが全部ある。幽霊ものとくくると怒られるかもしれませんけど、亡くなった人が成仏できずに近くにいるという話は絶対泣けますからね。私もすごくやられてしまいました。コメディとしてもすごく質がいいと思います。──ちなみに、亡くなっている人の役は初めてですか? 大泉:そうですねぇ、初めてですね。死んじゃってるのに出てるというのは(笑)。今後もなるべく亡くなっている人の役をやっていきたいということはないですけど(笑)。昔、ねずみ男という妖怪の役はやったことがあるんですけど、あれがお化けなのかどうか、私にはわかんないです(笑)。幽霊は成仏という結末があるものですからね、泣けますよね。演じていてその切なさを感じていたので、そういうのはクセになるところがあるかもしれないですね。映画『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より公開 公式サイト
2014年11月04日「携帯のアプリを見れば、その人のことが分かる」なんて言われるくらい、携帯の中身は持ち主のひととなりを表現するもの。 今回はシンガーソングライターでありながらも、イラストレーションや絵本まで幅広く手掛ける大塚 愛さんにスマートフォンアプリをキーワードに曲づくりやプライベートについてお話を伺いました! ―――大塚さんは普段、どんなアプリを利用されてますか? 大塚 愛:ニュースの有料アプリは使ってますね。トップ画面に一覧が出て、気になるのをチェックしようとすると、無料だと先が読めなかったりしますよね(苦笑)。やっぱり、世間でどんなことが起こってるかは気になりますから。国際的なものから、国内のもの、エンタメも一通り見て、「何これ?」と気になった記事を読んでいます。 ―――テレビよりもアプリでチェックすることが多いのですか? 大塚 愛:そうですね。今、テレビを子どもに占領されていまして(笑)。なので、自分の自由にチャンネルを変えられないのでアプリでチェックします。 ―――今回、大塚さんにご紹介する ドコモの「スゴ得」 というサービスだと、有料のニュースが何件も登録されているのに、月額380円(税別)で見れるんですよ。それに、他にもいろんなサービスがあって。ちなみに、大塚さんは占いとかは気にしますか? 大塚 愛:私、去年まで大殺界だったんですよ。 ―――大殺界とは、六星占術ですね。「スゴ得」にも細木先生のアプリ「細木数子六星占術」が入ってますよ。自分の情報を登録しておくと、日別・月別・年別で運勢がわかります。 大塚 愛:(実際にご自身の名前を入れてみて)今年は大殺界を抜けてスタートだって書いてありました。種を蒔いて、数年かかって芽が出るみたいなので、今からが大事な時期かもしれないですね。 ―――今年から全国ツアーもあってアーティスト活動も本格始動なので、そういう意味でもスタートなんですかね。 大塚 愛:良い意味で、今までがんじがらめになってた考えから開き直ることができたので、楽しく音楽をやる感じにはなっていますね。 ―――今アプリで調べてみたんですけど、4月の運は「停止」という結果が出ていますね。 大塚 愛:ほんとに、3、4、5月は月殺界で、いつも占い通りダメなんですよ。小さい頃から体調を崩すことが多くて、なんでか3月に今さらな感じでインフルエンザになることもあるし。あと、花粉症で鼻声になってレコーディングが出来なくなったり。それなのに4月のリリースが多くて。ダメだって言ってるのに(笑)。 ―――あと、天王星人+の方は、物事を人情や感情で判断して交友関係が広く多くの人に囲まれているとイキイキできます。落ち込む事があってもそれを引きずらない楽天家でロマンチストです、と書いてありますよ。 大塚 愛:引きずらなくはないですね。意外と根に持つタイプです(笑)ただ、ずっと考えてることに飽きちゃうことはありますかね。交友関係は自分では広くはなくて、深く狭くかなぁって思いますけど。あんまり人がいると疲れちゃう。 ―――でも、今のお仕事だと普通にしていても交友関係というか、接する人の数は多いですよね。 大塚 愛:確かにそれはありますね。でも、すごく人見知りが激しくて、この歳になってようやく落ち着いてきましたけど、昔は初めましてのスタッフに敵意を丸出しにしてたこともあって、とても面倒くさかったと思います(苦笑)。最近は、大人になったんですかね、そんなことをする必要もないんじゃないかと気付いて無くなりましたけど(笑)。 ―――なるほど(笑)。そういえば、大塚さんはラーメンお好きでしたよね? 大塚 愛:はい。結構ラーメンにはうるさくて、自分の中でのランキングもあります。 ―――どんなラーメンがお好きなんですか? 大塚 愛:ちぢれ麺が大好きです! 麺が美味しいというのは第一条件ですね。そこに絡んでくるスープが二番目かな。麺が美味しくないと最後まで食べられないので、気づくと「もう食べ終わっちゃった!」って思わせてくれるラーメンが好きです。 ―――『超らーめんナビ』というアプリを使うと、麺の種類までは難しいのですが、麺の太さやスープで検索出来たりもするんですよ。 大塚 愛:これはイイかも。まだまだ食べてないラーメンがあるのでそういうのを知りたいですね。 ―――今の大塚さんの一番のお気に入りのラーメンを教えてもらえますか? 大塚 愛:板橋にある某お店です。味は魚介の出汁でとにかくあっさりしてるのに、食べ終わってちょうど帰り道ぐらいに遅れて「もう一回おいでよ」って後味がやってきて手招きをしてくるんです(笑)。だから、「しまった、もう一杯いけたかな?」って思いながら帰るんです。あとを引くラーメンですね。 白髪ネギのトッピングも美味しいし、半熟卵も絶品です。いつも行列ができてます。しかも、ちゃんとご挨拶をする前に、いつの間にかお店に私のポスターが飾られてて(笑)。 どこかで、私がそこのお店のラーメンを好きだって言ってるの知ってくれたみたいなんです。だけど、それ以降もちゃんとご挨拶できていないんですよね。お店の方も気を遣って下さってるし、私も大塚 愛オーラを消してるので(笑)。 ―――美味しいものを食べるのも良いですが、美味しいものを作るほうはどうですか? お料理はするほうですか? 大塚 愛:やっぱり子どももいるので、作らない日はないですね。 ―――もともとされる方でしたか? 大塚 愛:実家を出るまでは一切やったことが無かったんですけど、一人暮らしを始めてから、好きな男性を胃袋で掴もうと思って料理教室に通ったりもしました。やっぱりご飯で捕まえるしかないと思って(笑)。今は、食べたことのある味をなんとなく自分で分解して「これとこれが入ってるのかな?」って味を見ながら調節して作ってますね。 ―――そうするとレパートリーがどんどん増えそうですね。 大塚 愛:でも、つい作り慣れたものを作ろうとしちゃうし、忙しくて時間をかけたお料理もなかなか作れなくて。そんなときにアプリでさらっとプロ級の味を簡単に作れるよっていうのがあると便利ですよね。 ―――実はエキサイトで展開している『E・レシピ』というアプリでは素材で検索してレシピが出てくるので良いですよ。一般の方の投稿ではなく、全てプロのレシピなのでクオリティがとても高いです。ちょうど今は「子供に食べさせたいお子様ランチ特集」がやってますね。 大塚 愛:こういうの助かりますね。今度、使ってみます! ―――得意料理はなんですか? 大塚 愛:なんとなく全部、なんとなく食べれます(笑)。家庭料理のレベルですけど、どんなジャンルでもだいたい作れますね。最近は、子供が野菜を食べなくなってきたので、気付かずに食べられるものを作ったりしてます。中に仕込むってやつですね。ハンバーグや餃子とかに、野菜を入れて多様化させてます。 ―――では、今後、何か使ってみたいアプリとかってありますか? 大塚 愛:翻訳アプリは気になりますね。英語を歌のタイトルや歌詞に使いたいときとかに使えたらいいなって。私、歌詞が出て来るときって、音と一緒に自然と出てくることが多くて、ときどき「なんとなく英語が出て来たけど、この英語の意味なんだろう?」なんてこともあるんです。今は、ネイティブで話せる人に聞いたりしてるんですけど、それが自分で調べられたら良いなと。 ―――意味は別として、響きで歌詞が浮かんでくるんですか? 大塚 愛:そうなんですよね。だから、英語だったり日本語だったりその都度あるんです。それで意味がなんとなく前後と合ってると「天才!ありがとう!」って思うし(笑)、意味が合ってないと、なんとかして違う言葉に入れ替えられないかなって思うんですけど、そういうときにアプリで調べられたら良いですよね。 ―――音楽活動に子育てもあって、とてもお忙しいと思いますが、今はどんなペースで曲作りをされているんでしょうか? 大塚 愛:今はちょうどプロモーション時期だからお仕事が目まぐるしいんですけど、曲作りは忙しくても暇でも関係なくやりますね。 ―――新曲「モアモア」も発売になりますが、これはどんなときに生まれた曲ですか? 大塚 愛:この曲は浮かんだときの記憶がホント思い出せないんですけど、パッと思いついてパッと書いたんだと思います。とはいえ、最近は、子供が寝てから自分が寝るまでのわずかの無音の時間で、曲を創ることが多くなってますね。無音じゃないと他の音がバッティングしちゃって、そっちが気になっちゃうから出来ないんですよ。そういう意味で、ベッドの中だと頭の中だけで色々と遊べる時間ができて、そこでふと思いついたらやる、って感じですね。 裏表がなく、ストレートに気持ちが伝わるインタビューでした。共感が持てる歌詞の秘密が隠されているかもしれませんね。大塚さん、ありがとうございました! 「スゴ得コンテンツ」 は、ドコモスマートフォンで毎月380円(税抜)を支払うと、ニュースも、乗換も、レシピも、約120種類という豊富なコンテンツが好きなだけ利用できるサービスです。更に初回お申し込みから月額使用料が31日間無料! 今回、ご紹介したコンテンツも、すべて利用できちゃいます! 是非チェックしてみてくださいね。ウーマンエキサイトでは「著名人にインタビューしました」というお題で特別シリーズを展開しています。他にも話題の著名人のとっておき情報を公開中! 特集「あの著名人はどんなアプリを使ってるの?」(スマホ用サイト) ■大塚愛プロフィール1982年9月9日、大阪府生まれ。シンガー・ソングライター。4歳のころからピアノを始め、15歳で作詞作曲を行なうようになる。デビューまでに50曲以上を書き溜め、2003年9月にシングル「桃ノ花ビラ」でCDデビュー。かわいらしいルックスとキュートなヴォーカル、そして同世代の共感を呼ぶ等身大の歌詞が魅力。大塚 愛10th Anniversary第2弾シングル『モアモア』が発売中! オフィシャルサイト
2014年05月28日「クリスマスの夜、本気で“恋”してますか?」不倫、離婚、未婚の母、親子愛、友情、片思い…。人を好きになり、一緒にいると、そこにはいつも問題が…。ドラマ『ラブ・スウィング~色々な愛のかたち~』は、BeeTV&dマーケットVIDEOストアで今月20日より配信されるロマンチックラブコメディ。19人の男女がそれぞれ織り成す愛の<カタチ>を再現する。そんな本作の主演を務めた、桐谷美玲にインタビューを行ったので紹介しよう。■出演が決まったときの印象や台本を読んだ感想はいかがでしたか?台本を読んですごくおもしろかったので、こうやって里穂を演じられるっていうのはすごく嬉しかったです。社長陣とはどうやっていけばいいのかなっていうドキドキはありましたけど(笑)。プレッシャーというよりもどんな風にやり取りをするのかなという楽しみの方が大きかったです。■ドラマの見所を教えてください。本当にいろんなパターンの恋愛が出てくるので、誰でも必ずどこかに、わかるって言ってもらえるような共感ポイントがあると思います。どの恋愛も、なかなか展開が読めないようなものになっているので、そういうところを楽しんでもらえたらなって思います。■ドラマの中で桐谷さんが一番気に入ったラブストーリーは?すごく素敵だなって思ったのは、社長の山寺さんと内縁の妻のお話です。籍を入れていなくても、「最期にみとったのは私なの」って言われたのがすごく印象に残っています。恋人は絶対結婚しなきゃいけないっていう勝手なイメージを持っていたんですけど、本当に心から尊敬し合って愛し合うと、こんな愛の形もあるんだなって教えてもらいました。■理想のクリスマスデートプランはありますか?また、ドラマに出てきたような庶民的な焼き豚屋でのデートは好きですか?クリスマスは家の中がいいです。どこかに出かけるのではなくて、一緒にご飯を作ってクリスマスの飾りつけとかをして、ホームパーティーみたいにして過ごしたいです。私はどちらかというと庶民派なところの方がいいので、ドラマの中で出てくるような焼き豚屋さんでのデートもいいですね。彼がいつも行っているような、行き着けの店に連れていってもらえると嬉しいです。行き着けの店だと、顔なじみの人たちにそこで紹介されることもあると思うので、連れていってもらえるとすごく嬉しいと思います。■桐谷さんはどのような恋愛をするタイプですか?岡島との出会いは憧れますか?私の恋愛はひとめぼれよりは、友達になって仲良くなってからの方が多いのかもしれないです。このドラマでの岡島との出会いは隠し事をされていて特殊でしたけど、二回目に会ったときには秘密を言ってもらえましたよね。秘密を早めに言ってもらえるなら、こういう特殊な出会いもありかなとは思います(笑)。■この冬注目のファッションアイテムはありますか?ニットが好きで、特に今年はたくさん形もあるので注目しています。お店に行ったり雑誌を見たりしながらワクワクしています。ちょっと大きめのニットにショートボトムをちら見せさせたり、スキニーパンツに合わせるのが好きです。■スタイルキープのためにやっていることはありますか?あまり気にしていませんけど、ジムに通っています。シェイプアップというよりは、きれいな体を作ってラインがきれいに見えるようにトレーニングしています。トレーニングはきついですけど、好きです。■美容のためにやっていることはありますか?すごく乾燥するので、スキンケアには気をつけています。化粧水を入念に肌に押し込んで何回もいれて、ちゃんと潤ったなと思ってから、クリームでマッサージをしています。■これから試したいヘアスタイルはありますか?ずっと髪が長いで、ショートカットにしてみたいです。以前ショートカットにしていたのは小学校の頃になってしまうくらい昔なので、久しぶりにショートカットにしてみたいです。■多忙な毎日かと思いますが、ストレスの解消法はありますか?ストレスはあまり感じないタイプですけれども、仕事と関係のない大学の仲が良い友達とおしゃべりをしたりして発散することが多いです。■今後プライベートでチャレンジしたいことはありますか?実はずっと前から言っているんですけど、車の免許が欲しいです。今年こそと言っていたんですけど通えなかったので、2013年こそ免許を取りたいです。免許をとったら、友達と温泉に行きたいです。高校や大学のときの友達で免許を持っている子もいるので、交替で運転しながら温泉にいってみたいです。■今年一年を振り返っていかがですか?本当に新しい挑戦を沢山した一年でした。キャスターにも挑戦したり、舞台や映画でも今まであまりやったことのない役に挑戦したりして、本当にあっと言う間で、チャレンジの一年間でした。一年で色々なことをやってきたので、来年は蒔いた種を開かせるように頑張らないといけない年だなと思います。とにかく目の前のことは一生懸命、もっと沢山の人に私のことを知ってもらえたらいいなと思います。■ドラマを楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。すごく寒い毎日ですけれども、このドラマを観ればきっと心が温まると思います。ドラマを観て、恋愛っていいなってみんなに思ってもらえたら嬉しいです。すごくテンポのいい作品になっていると思うので、笑うところは笑って、キュンとするところはキュンとして楽しんでもらいたいです。■作品情報『ラブ・スウィング~色々な愛のかたち~』・ 公式サイト 監督:前田弘二出演:桐谷美玲 平山浩行 矢田亜希子 岡田義徳 他「dマーケットVIDEOストア powered by BeeTV」にて配信スタート配信開始日:2012年12月20日 全12話 更新日:毎週水曜日更新(C)BeeTV
2012年12月18日韓国同時間帯視聴率No.1を獲得し、日本においても「スカパー!アワード2011大賞」受賞するなど人気を博した韓国ドラマ「ドリームハイ」。人気俳優キム・スヒョンや2PMのテギョン、ウヨン、miss Aのスジ、T-ARAのウンジョンらK-POPアイドルが出演した青春ラブストーリーが、続編となって更にパワーアップ。前作と同じキリン芸能高校を舞台に繰り広げられるラブストーリーに2AMジヌン、T-ARAのジヨン、期待の新人JB、人気若手女優カン・ソラが主演。本物のK-POPアイドルの歌とダンスパフォーマンスに加え、前作以上にキュンとする恋愛模様は必見!今回はスーパースターを目指す2人、ジヌンとJBにインタビューを行った。■歌手として活動しているのにも関わらず、今回ドラマ初出演を果たしましたね。ジヌン:ドラマの撮影スケジュールは、今までと全く違いました。歌手活動をしている時は、一カ所での撮影は短時間なのですが、ドラマは決められた場所で、同じ方たちと一緒に作り上げていく。最初は戸惑いましたが、撮影が進むに連れて馴染んでいきました。現場では必ず何かを得ることができて、“演じる”という喜びを体で感じることができました。JB:僕はジヌンさんとは反対でしたね。歌手の練習生ではありましたが、役者として先に活動して次に歌手デビューをしたのです。今でも初撮影の風景は忘れられません。すごく緊張しましたからね。かえって歌手デビューした時の方が、あまり緊張しませんでした。ドラマでは歌手である自分自身を演じたので、予行演習になったのでしょう。■日本では「ドリ-ムハイ」が好評だったので、「ドリームハイ2」にも大きな期待が寄せられています。主人公を演じることに不安はありましたか?ジヌン:もちろん不安でした。“視聴者の皆様に内容が伝わるか”“ロマンスをどう表現すればいいのか”などと考え込んでいたら、夜も眠れませんでした。しかし撮影前に監督から色々教わったり、アドバイスをいただきました。そのおかげで演じきることが出来ました。監督や脚本家、スタッフには本当に感謝しています。JB:ものすごく緊張しました。配役が決まってからは全うしたい一心で、関係者の方々にアドバイスをいただき、役作りに没頭しました。カン・ソラさんやクォン・ヘヒョさんを始めとする大勢の先輩たちに助けられて、最後まで撮影に挑むことができました。■役作りの際に一番気を使ったことは何ですか?ジヌン:僕が演じたユジンはとても明るい人物なのですが、実は心の痛みを抱えている。そのためおっとりしたイメージとは裏腹に、つらい過去を抱えている要素を醸し出さないといけません。この点を重視しました。JB:実は僕、イタズラ好きなんです。しかしドラマのJB(本人役)は、すごく神経質で威圧的な存在でした。本当の姿とは全く異なるので、素の自分が出ないように気を使いましたね。“威圧感”をどう表現するかを、監督から常に教わっていました。■お二人が演じた役柄と、ご自身に共通する点はありますか?ジヌン:明るくてのんびりした感じかな。ドラマでオーディションを行うのですが、僕は歌を歌わないでギターコードのGマイナーを弾き、適当に歌うんです。アドリブだったんですがウケましたね。ロックが好きでギターを始めたんです。初めて習ったコードが“Gマイナー”でした。当時の僕には“Gマイナー”が“チョン~ジヌン~”に聞こえたんです。ある意味、運命だと感じましたね。これをきっかけに歌手になることを決心しました。ユジンもロックにはまっていたので、より一層ロックが好きになりましたよ。JB:中盤に差し掛かったところから、役柄に共感できるようになりました。とにかく神経質な性格だったのですが、次第に親近感を持てる明るい性格に変わっていくのです。実際の僕みたいになっていったので、演じるのが楽に感じました。■ドラマに出演したことで、その後変わったことは?ジヌン:音楽に経験を活かせるようになりました。うまく起承転結を表現すること、感情を込めて歌うことを心掛けられるようになったんです。JB:少し性格が変わったようです。昔と違って慎重になりましたし、落ち着いた感じが見受けられると言われるようになりました。■JBさんは本人役を演じましたが、戸惑うことはありませんでしたか?JB:初めは動揺しっぱなしでした。名前も同じなので、本当の自分はどうなのか分からなくなる時がありました。しかし中盤に入ってからは、馴染めるようになりましたね。“JB”という名前は、本名イム・ジェボムから取ったあだ名なんです。子供の頃からそう呼ばれていたので、練習生当時に芸名を“JB”に決めました。本作品では初めは“JB”ではなかったようですよ。■思い出深いエピソードをお聞かせください。ジヌン:落第生が訓練所に送られるシーンがあるんです。軍服を着て訓練を受けました。僕とキム・ジスさん、パク・ソジュンさんの3人で、地面を這うシーンがあったのですが、その日はものすごく寒かったんです。顔をしかめながら挑んだ場面が、リアルに映し出されていましたね。ハハ。置いてあったドラム缶でサツマイモを焼いて食べたんですよ。冷え切った体が温まり生き返りましたね。忘れられない思い出になりました。JB:僕はヘソン役を演じたソラさんの家で、食事するシーンですね。この日は空腹のまま車で寝てたんです。そうしたらちょうといい具合に、次は食事シーンを撮ると言われました。監督は1回でOKを出してくれましたね。ハハ。芝居というよりも、本当におなかが空いていたから当然うまく撮れたのでしょう。満腹になるまで食べてしまいました。■歌とダンスシーンがたくさん出てきますが、一番心に残っている場面は?ジヌン:第1話でストリートライブのシーンがあったんです。エキストラの方や通行人の方も楽しんでくれるのが伝わってきたので、いつもより上手に歌えました。大好きなロックが、その場を盛り上げてくれた。映像にも反映されているでしょう。今でも当時の歓声と熱気は忘れられません。JB:僕も初めてのステージシーンですかね。グループ名は“I:dn”です。このシーンを撮るために、たくさん練習をしました。インパクトのあるパフォーマンスを披露する必要がありましたから。シウ役のパク・ソジュンさんと、ダンスの猛練習をしました。■有名PDのJ.Y.Parkさんは、「ドリームハイ」1、2に出演されて、音楽も担当なさいましたよね。ドラマ初挑戦のお二人に、どのようなアドバイスをしてくれましたか?ジヌン:“シーンとシーンの間に何があるかを考えろ”と助言してくれたことが、とても役立ちました。台本に書かれていない部分を汲み取ることができたのです。“なぜこのような言動に出るのか”などですね。JB:僕には気楽に構えろと常におっしゃっていました。本業と同じ歌手役だったので、“もし僕ならどうする?”とよく思いましたね。なるべく自然体で臨むように心掛けて、自分自身を落ち着かせたことをよく覚えています。■2人の女性を巡ってロマンスが繰り広げられますよね。カン・ソラさんとジヨンさんの演技はいかがでしたか?ジヌン:ソラさんは経験豊富な方なので、演技するにおいてすごく参考になりました。声のトーンや作品に対する姿勢、角度、感情の入れ方、セリフとセリフの感覚の取り方など、たくさんのことを学べました。JB:ジヨンさんとは年が近いので、親近感を持てました。愛嬌がある彼女は、現場の雰囲気を和ませてくれた。おかげで楽しい現場になりましたよ。■名場面を選ぶとすれば?ジヌン:ユジンは、自分がペースメーカーだという事実を知り、JBの胸ぐらをつかむシーンですね。これをきっかけにユジンが変わり、JBと対決するようになる。このターニングポイントが記憶に残っています。JB:アメリカに旅立つヘソンを一目でいいから見たくて、空港に走っていくシーンです。好きな女性を見送るしかできないもどかしさを、本当に感じることができました。■最後に日本のファンの皆様にメッセージをお願いします。ジヌン:僕らの一生懸命さが伝わってくれたらと思います。楽しいストーリーですし、所々出てくるパフォーマンスも見応えがあります。この作品をきっかけに、日本の皆様の顔なじみになりたいですね。また2AMの一員としても頑張りますので、応援してください。JB:日本でどう評価されるかが気になりますね。皆様に楽しんでいただきたいです。またウィボン役のJr.と一緒に、JJ Projectという名で歌手活動を始めました。応援よろしくお願いします。商品情報『ドリームハイ2』全16話 公式サイト DVD BOX I 9月5日発売 ¥18,375本編ディスク4枚(1話約65分×8話)+特典ディスク1枚(約60分)DVD BOX II 10月3日発売 ¥18,375本編ディスク4枚(1話約65分×8話)+特典ディスク1枚(約60分) 出演:カン・ソラ、チョン・ジヌン(2AM)、ジヨン(T-ARA)、JB、ヒョリン(SISTER)、パク・ソジュン、J.Y.Park、カヒ(AFTERSCHOOL)、クォン・ヘヒョ ほか大ヒット前作「ドリームハイ」スタンダードDVD BOX I,II発売中&ドコモの定額制動画サービスdマーケットVIDEOストアで9月15日より一挙配信開始!Licensed by KBS Media Ltd. (C)2012 KBS. All rights reserved
2012年09月02日もしも、男子よりもカッコイイ女の子と、女子よりもカワイイ男の子が恋に落ちたら…?そんな乙女心をくすぐる恋愛を描いた新感覚ラブコメディ『愛を歌うより俺に溺れろ!』で、女子からモテモテの“王子様”お嬢高校生をキュートに演じたのが、初々しい可愛らしさで周りを笑顔にさせてくれる、大野いと。女子たちにモテる気分って?大野さんが考える“王子様”って?公開前に話を聞いた。“王子様”女子を演じることへの不安原作は、女子中高生からカリスマ的な人気を集める新條まゆによる少女コミック。デビュー作の『高校デビュー』、今年公開された『愛と誠』と漫画の世界に不思議と自然に当てはまる大野さんだが、さすがに初の男装には戸惑いもあったという。「漫画の表紙だけを見て、(カラム扮する)秋羅が女の子で(大野さん扮する)水樹が男の子なんだなと思って読み始めたのですが、読んでみたら男女のセリフが逆転していて、これは書き間違えたんじゃないかと思ったんです!でも面白くてどんどん読んでいっちゃうような漫画でした。一方で、自分がこの中の水樹のようにかっこよく決められるのかなと思ったり、ちゃんと金髪が似合うかなとか…不安になりましたね」。「座り方とか歩き方は男っぽくしなくてはならなくて、監督と一緒に特訓して歩き方から始めました」。長身で清涼感のある顔立ちで、まるで宝塚のトップスターのようなカリスマ性を存分に発揮している大野さんだが、役作りのキーワードはやはり“王子様”であった。「王子様っぽく見えるように、監督がドラマの『花より男子』のF4や『のだめカンタービレ』の千秋先輩とかを参考してやれば大丈夫と言ってくださったので、改めて見直しました。前にも見たことはあったんですけど、そんなところを気にしたことがなかったので、新鮮でしたね。セリフの語尾を男っぽい口調にするのが違和感があって、そこが大変でした。私は当時高校一年生で、周りの方は20歳を超えていたので、みなさんにとても優しくしてもらいました。水樹が恋してるときは素に近い感じで演じて、ライヴのときはかっこよく決めれば大丈夫じゃない?というアドバイスをいただいたりしました」。ちなみに、大野さんにとっての“王子様”像は?と聞くと、「自分が好きな人とは違うんですけど…」と前置きしつつ、「みんなに優しくて、悪役みたいな人にしか嫌われないというか、欠点がない。あと動きとかが爽やかな感じ!」と少し照れながら話す大野さん。そういう意味では、相手役のカラムさん(大国男児)も完璧な“王子様”と言えそうだが…?「カラムさんは顔は可愛らしいけど紳士的なところがあって、雰囲気や仕草、性格が男らしい方で、自分も真似したいところがたくさんありました。撮影中はすごく寒くて、ジャケットを着ても寒かったんですけど、そういうときにさっと自分のジャケットを脱いで私に着させてくれたんです、毎日。お会いするまでは、気が強くてクールな方なのかなと思っていたんですが、初対面のときからすごくよく話しかけてくれて、みんなでミニゲームをしたりして和んでいる中でも、みんなから愛されるような人柄で、とっても紳士的でした」。目の前にいる、穏やかでつい守ってあげたくなる可愛さとは逆をいく“クール”な雰囲気に自分を染めていくことに加えて、大野さんにはもう一つ、カリスマ的な人気を誇るガールズバンド「ブラウエローゼン」でギターを演奏するという課題があった。ギターの特訓には、2か月も費やしたという。「すごく難しかったです!周りにはギターを自分から始める子が多かったんですけど、私はそう思ったことがなかったので、手の動かし方とか大変だし大丈夫かなと思いましたが、ドレミが弾けたときは嬉しかったし、快感でした。あと、振りをかっこ良く見せた方がいいということで、ビジュアル系バンドの方の動きなども研究しました。ステージに立ったときは気持ち良かったですね!バンドをやってる方のやめられない気持ちが分かりました。女の子たちの黄色い声援を受けると、調子に乗っちゃいますよね(笑)。メンバーの方たちとは『一緒に練習してきた分思い切りやろうね、やった分だけ返ってくるから』と言い合ってました。バンドシーンは一日中ずっとやってたのですが、楽しみながらできたので、あっという間で夢中になって歌って弾いている自分がいました」。「気が強いけど、強いだけじゃない女性に憧れる」俳優からカラムさんを始めとするミュージシャン、さらに先輩モデルであるAKIRAさんなど、幅広いフィールドで活躍する先輩に囲まれ、女優として、またモデルとして多くの刺激を受けたという大野さん。まだまだ伸び盛り真っ只中の彼女だが、今後、挑戦してみたい役、そして目指したい女性像とは?「まだこれという役は見つかってないんですけど、気が強いけどただ強いだけじゃなくて素敵に見える女性、魅力的だなと思える役に巡り逢いたいです。また、ドラマや映画を観ていただいた方が何か刺激されたり、感動してもらえる役がいいですね。最近、映画の『手紙』を観たんですけど、すごく伝わってくるものがあって。私もいつか誰かの人生に影響を与えられるような役に出会いたいです。憧れの女優さんは…すぐコロコロ変わってしまうんですけど(笑)、薬師丸ひろ子さんにすごく憧れています。理想的なお母さんという感じで、私も上京をしてきているので思うのか、ただその場にいるだけでお母さんの愛情が伝わってくるような気がします。そういう存在感など、薬師丸さんから教わるものがすごく多くて、私もそんな存在感の出せる女優さんになりたいなと思います。いつか、ぜひ共演してみたいです!」■関連作品:愛を歌うより俺に溺れろ! 2012年8月25日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2012「愛俺!」製作委員会愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会
2012年08月23日大人気SUPER JUNIORの新曲「Opera」発売を記念して、インタビューをお届け。今作「Opera」では、SUPER JUNIORの作品としては初となる、日本オリジナルのミュージック・ビデオが制作された。このことを聞いたとき、ソンミンは、「『Opera』は【SUPER SHOW4】のステージ以外で披露したことがないので、僕たちも日本語バージョンのミュージック・ビデオをすごく楽しみにしていました。日本のファンの皆さんに愛される曲になれれば」と思ったと言う。そんなミュージック・ビデオの見どころを尋ねると、「衣装やセット自体のイメージが曲のタイトルでもある、『Opera』のステージを連想させるような感じだったので、オペラ歌手になったような気分で撮影しました。振り付けも今まで【SUPER SHOW4】のステージで披露したバージョンから少しアレンジをしてるので、是非、見てみて下さい」(シウォン)とのこと。また、撮影中にはこんなこともあったとか。「2日間の撮影で、2日目の最後が個人のリップシーンでした。それで、その日一番遅く入った人が一番最後の順番になるという決まりにしたら、みんなあまりにも早く着いてしまって、スタジオでみんな寝ていました。入ったのはいつもより何時間も早かったのに、準備時間がもっとかかってしまって(笑)」(リョウク)。レコーディングについては、「“ツ”の発音が・・・まだ難しいです。。。」(イトゥク)とは言うものの、その仕上がりについてはCDを聴いて確認してみて欲しい。歌詞にちなんだ質問もしてみると、こんな回答が…<クールに☆いこうか!>というフレーズから、メンバーの中で一番誰がクールかと訊くと、「もちろん、僕でしょう!と言いたいですが。一番クールなのは、末っ子のキュヒョンじゃないかと思います。末っ子なのに、お兄さんたちに絶対負けず自分の主張を言うタイプで、話をまとめたりもするので…」(イェソン)と教えてくれた。また、<これが☆イイから>にちなんで、今、お気に入りのもは>という問いには、「東京ドームで日本語であいさつをしたくて、時間がある時にこっそり日本語のレッスンを受けています。僕のお気に入りのものは、日本語勉強時に使うノートです。いつか皆さんにお見せしたいです」(イトゥク)とのことなので、この成果はきっと東京ドームで披露してくれるはず(笑)。初の日本オリジナル楽曲となったカップリングの「Way」については、「旅立ちと絆をテーマにした歌詞なので、僕たちの絆を思い出しながら歌いました。歌詞をよく聴いてみてください。日本のファンの皆さんに早く聴いてもらいたいです~!」(リョウク)。「人との絆をテーマにした曲なので、身の回りの人との絆を思い出しながら歌いました」(ソンミン)とのこと。「Opera」のダンサブルな雰囲気から一転、こちらはミディアム・バラードで、彼らの幅広い音楽性が堪能できる曲となっている。ソンミンも言っていたが、「Opera」は彼らが今、絶賛行っているワールド・ツアー【SUPER SHOW4】で披露されている楽曲。そのツアーについて、これまで回ってきた中での思い出を聞くと、イトゥクは「大阪の京セラドームの登場シーンで、下から上がってくるシーンがありますが、会場全体が青いペンライトでいっぱいになってるのを見て、感動しちゃって…涙が出そうになって、それを抑えるので精一杯でした。本当にありがとうございます。今回の東京ドームのステージでは本当に泣いてしまうかもしれないです」と、大阪公演を観たファンにも、これから東京公演を観るファンにも、たまらないメッセージをくれた。また、本ツアーでの見どころについてシンドンが、「ステージの演出などにもメンバーのアイディアを入れたり、メンバーの参加度が今まで一番高い公演になってます。すべてがみどころ、聴きところなので、瞬きする時間以外は僕たちと一緒に全力で遊んでもらいたいです!」と言うと、目前に控えた東京ドーム公演ついては、キュヒョンが、「前回の大阪での感動が未だに残っています。皆さんからいただいた愛にお応えできるように、もっとかっこいいステージをお見せしたいと思っています。東京ドームの公演のため準備したメンバーの個人ステージにも注目していただければと思います」と言ってくれた。さらに、キュヒョンは楽しみにしていることについて、「東京ドームのステージで日本のファンのみなさんに会えることが一番の楽しみじゃないかと思います。準備したものを皆さんに見てもらえると思うとドキドキしますね」と言っていた。ちなみに…ということで、ツアーについて気になることを訊いてみた。同じ曲で、歌詞やダンスやフォーメーションが違うことがある彼等。混乱しないのか?と言うと「場合によって、一緒にステージに立つメンバーが減ったりもするので、色んなバージョンが存在します。もちろん、混乱したりもするので、ステージに上がる前に、みんなであつまって振りあわせをします」(ウニョク)と、あのパフォーマンスは努力のたまものであることを明かした。また、日本でコンサート以外で楽しみにしていることについては、「ラーメン! メンバーのみんなが牛丼とラーメンが大好きなので、日本に来るたび、牛丼とラーメンを食べてます。今回も楽しみにしています!」(ドンへ)。多忙な彼等だが、これだけは逃さずに堪能していってもらいたい(笑)。最後に、日本のファンに向け、メッセージをお願いした。「言葉はもう必要ないと思います。皆さん! 東京ドームのステージで僕たちのすべてをお見せしますので、ぜひ会場で一緒に楽しんでください~! 「Opera」の日本語バージョンも初披露するので、期待してください!」(ドンへ)。滅多に来日しない彼等にとって、12日、13日の東京ドーム公演は、日本のファンと直接触れ合える数少ない機会。CDで「Opera」を聞きながら、楽しみに待とう。・ SUPER JUNIORスペシャルサイト
2012年05月11日『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。昨日のジャスティン・ティンバーレイクに続き、公開直前の本日は、大富豪シルビアを演じる、アマンダ・セイフライドに話をきいた!●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?アンドリュー・ニコルが監督と脚本をつとめるということに惹かれたの。監督のように独創的なアイデアを持って、オリジナルの映画を創ることができる人は他にいないわ。監督が創りだした『TIME/タイム』の世界は現実が強調されたものなの。誰もが若さに固執していて、経済的・社会的な不平等を抱える現代社会が反映されている。私もその世界の一部になってみたいと思ったの。●あなたが演じたヒロイン、シルビアとはどんな人物ですか? シルビアは大富豪の娘で、膨大なを手にした人物なの。つまり、永遠に生きられる。仕事はしていないし、他にする事もない。本当は生きることを楽しみたいはずなのに、豪華な屋敷でギャンブルをしたり、パーティーを開いたり、とにかく退屈に生きていたの。このままじゃ生きている実感がないことを知っていてね。そんな彼女は、ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会うことで解放されるの。を失うことを恐れ、本当に“生きている”という感覚を手に入れるのよ。●ハイヒールを履いてアクションをこなすのは大変だったのでは?楽しかったけど、とても大変だったわ。プラダやイヴ・サン・ローランのハイヒールを履いて撮影したんだけど、どれもヒールは少なくとも5インチ(約12.5cm)ぐらいあるの。撮影の2日目からジャスティンと全速力で走るシーンの撮影が始まったわ。もし彼と手をつないでいなかったら絶対にころんで顔を打っていたと思うわ。実際に脚をすりむいちゃったし。映画を観たら「どうして彼女は靴を脱いで、裸足で走らないのか?」って思うかもしれないわね(笑)。●あなたとジャスティンは息がぴったり合っていましたね。息がぴったりだったのは、互いに相手に敬意を抱いていたからだと思う。彼は才能があって、とってもクールだわ。私たちが一緒に楽しく過ごすことができたことが、スクリーンに反映されたんだと思う。一緒に息が切れるまで走ったり、痛みに耐えたり、クタクタになるようなアクションシーンをたくさん撮ったから、それも絆を深めてくれたはずよ。彼は共演者として最高の人物。彼ほどカリスマ性のある人には会ったことがないし、彼は今回が初主演作だけれど、作品を完全にコントロールしていたわ。●本作で特に気に入っているところはどこですか?シルビアとウィルがの人々からを盗んで、の人々に与えるところね。この作品のこういう部分が私はとても好きなの。シルビアはウィルと出会ったことがきっかけで、この世界の不公平に怒りを覚え、正しく改善したいと考えるようになるの。シルビアとウィルのように、ある人とある人が出会って理想を共有していくことは、素晴らしいことだと思うわ。●永遠に生きるとしたら、何をしますか?もし、本作のように百万年もがあったら誰かにあげるわ。永遠に生きるとしたら何かに感動することが難しくなるかもしれないもの。この世に限られた時間しか生きられないことが、私たちが精一杯生きる動機になっているんだと思うの。●人生最後の1日だとしたら、何をしますか?テーマパークへ行って羽を伸ばすわ。あとは、できるだけ長い時間を友達と過ごすわね。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月17日全ての人類は25歳で成長が止まったら、あなたはどうする?!いよいよ今週末公開の映画、進化系アクション・サスペンス『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。まずは、ウィルを演じるジャスティン・ティンバーレイクから。●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?台本を読んですぐに、ストーリーやキャラクターに心を奪われたよ。何かの続編でも、リメイクでも、コミック原作でもない、素晴らしいオリジナル作品にワクワクしたんだ。この作品はきっと僕自身も楽しむことができるし、観客にも満足してもらえる作品になると確信して出演を決めたよ。●あなたが演じた主人公、ウィルについて聞かせて下さい。ウィルはで暮らすごく普通の若者で、毎朝目を覚ますとは残り23時間。あと1日しか生きられない生活を送っている。一体どうやって1日を過ごす?どう生き延びる?と、観客の想像をかき立てるような様々な出来事が描かれるんだ。●アクションシーンについて聞かせてください。アクションシーンの撮影は肉体的にも精神的にも大変だったけど、とても良い経験になったよ。それに、僕が子供の頃大好きだった『ランボー』、『リーサル・ウェポン』、『逃亡者』のように、登場人物のキャラクターやシチュエーションを丁寧に描くことで、よくある「アクション巨編」じゃない、観客が共感できる作品になったと思う。もちろん、高級車を猛スピードで運転しながら銃をぶっ放しても逮捕されないっていうのは、最高の気分だったけど(笑)。●本作で気に入っているところはどこですか?ウィルの活躍を通して本作の世界を体験することで、現代社会を見つめ直すことができるところだね。本作の世界は、裕福で永遠に生きることができる人たちが住むと、貧困層が住むに分かれているけれど、これは現代社会が反映されたものなんだ。そして、アンドリュー・ニコル監督がそんなテーマを、完璧なノンストップ・アクション・サスペンスとして創り上げたんだ。観たら色々と考えさせられて、語りたくなる作品だけど、観ている間は息をつく暇もないはずだよ。●撮影中の印象的だった出来事を教えてください。忘れることができない出来事はたくさんあるよ。ウィルの母親を演じたオリヴィア・ワイルドは、本当は僕より若いんだ。二人で母子を演じるのは驚きの体験だったね(笑) あと、僕は撮影が終わってしばらく経っても、ついつい自分の左腕を見るクセがついていた。ウィルを演じている間は常にを気にしなければいけなかったからね。監督がいかに完璧なビジョンを持って撮影していたかを表していると思うよ。●これから『TIME/タイム』を観る人たちに一言お願いします。『TIME/タイム』は強烈な映画で、観ているとハラハラして、そしてメッセージ性に溢れた作品だ。とにかく自分で体験して欲しいと思う。スクリーンで観る価値のある映画だよ。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月16日人気ボーイズラブ映画の続編『愛の言霊〜世界の果てまで〜』の主要キャスト、植野堀まこと、河合龍之介、齋藤ヤスカの3人揃っての動画インタビューが到着した。広告代理店に勤める裕文(植野堀さん)とその上司に当たる慎司(河合さん)の間に芽生えていく“愛”を描いた作品で、植野堀さんにとっては初の長編映画出演にして初主演となる。植野堀さんは「緊張し、悩みながらのお芝居でした」と初主演のプレッシャーを明かしつつ、映画の完成にホッとした様子。撮影については「河合さんに助けられながら、毎日楽しく撮影できた」と笑顔でふり返った。撮影は3月だったそうだが、クライマックスに桜のシーンがあり、河合さんは「複雑な天候の中で、桜が咲くかどうか分からないまま『大丈夫かな?』と思いつつやってました。そうしたら最後の最後で咲いて、それをフィルムに残せて、『完成した。絶対いい作品になる』と感じた」と充実した表情を見せた。見どころを尋ねられると、植野堀さんは、2人からから「チュー?」、「ベッド?」などと茶化されつつ、植野堀さんは「チューやベッドシーンも見どころだよ(笑)!でも、やっぱり最後の桜のシーン」と力強く語ってくれた。前作に続いての出演となる立花都役の齊藤さんは、前作との繋がりについて言及しつつ「立花都の成長を見せられたら…。『1』を観てくれた人の期待を裏切らないように演じた」と優しい笑みを浮かべつつ語ってくれた。3人それぞれの口調から、現場の和気藹々とした雰囲気、そして作品への自身と強い思いが伝わってくる。『愛の言霊〜世界の果てまで〜』は8月7日(土)より渋谷・シアターイメージフォーラムほか全国順次公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:愛の言霊〜世界の果てまで〜 2010年8月7日より渋谷・シアターイメージフォーラムほか全国順次公開© 2010紺野けい子/フロンティアワークス/「愛の言霊〜世界の果てまで〜」Partners
2010年08月06日