子どものためにも、そしてパパの健康のためにも、子どもができたら早い段階で禁煙するのが望ましいですよね。タバコを吸わない人にとって、タバコの匂いや煙は不快でしかありませんし、副流煙による悪影響は思っている以上に大きいものがあります。タバコを吸っているパパを説得して、この機会に家庭で禁煙活動を開始してみてはいかがでしょうか。今回は、パパの禁煙に対するモチベーションを高める秘訣とサポートの仕方についてピックアップしてみました。■夫の禁煙のために妻ができること(1)禁煙のつらさを理解する禁煙するということは、本人にとって大きな決心。過去に喫煙していたことのあるママならわかるのではないでしょうか。ニコチン中毒から抜け出すのは簡単なことではありません。ママも「禁煙に成功して当たり前」という考え方は捨て、パパの心に寄り添った言動を心がけましょう。口寂しいと、どうしてもタバコを吸いたくなってしまうので、ガムやアメを食べさせたり熱いお茶を飲ませたり、家にいるなら歯磨きをしたりして、気を紛らわせることに専念させてあげてください。■夫の禁煙のために妻ができること(2)ご褒美を用意するいきなり「今日から1本もタバコを吸わない」という目標を立てても、ほとんどが失敗に終わってしまい、タバコに対する執着心をよりかき立てることになってしまいます。まずは1日に吸う本数を減らすことから始めて、小さな目標をコツコツとクリアしていくことが大切です。設定した目標をクリアしたら、ママからパパにご褒美をプレゼントするのもいいですね。パパの好きなものをご馳走したり、お小遣いをプレゼントしたりして、禁煙に対する意識を高められる環境をつくっていきましょう。■夫の禁煙のために妻ができること(3)タバコを意識させない環境をつくるこれまでテーブルに置いていた灰皿やライターなどはすべて片付け、タバコをイメージさせない環境づくりにも徹しておきましょう。どうしても禁煙中はタバコを意識してしまうもの。少しでもタバコを吸いたいと思わせないような空間をつくることが、禁煙への近道となるはずです。■夫の禁煙のために妻ができること(4)できる限りリフレッシュさせる人は暇な時、口寂しい時、イライラした時などにタバコを吸いたいと思う傾向があります。つまり、こういう状態にさせないことが、禁煙を成功させる秘訣。体を動かしてリフレッシュさせたり、リラックスした空間を演出したりすることで、タバコを吸いたい気持ちを緩和させてあげましょう。ママの努力とサポートによって、パパの禁煙を成功へと導けるはずです。縁の下の力持ちとしてパパの禁煙を達成し、健康な体づくりに貢献しましょう!
2015年02月04日鳥貴族は12月18日、東京都豊島区に、同チェーン初の全席禁煙店舗「池袋グリーン大通り店」をオープンした。○宴会でもたばこの煙なし!同店は、280円均一の焼鳥店として展開する同チェーン店の全席禁煙店舗。これまで同チェーンは喫煙可の店舗を営業してきたが、健康志向の高まりに合わせ、料理をより楽しんでもらうべく出店したという。場所は東京都豊島区南池袋1-26-2近代グループBLD3、4階。営業時間は17時~翌朝5時。席数はカウンター10席、テーブル108席。
2014年12月22日ノバルティス ファーマ株式会社は、9月1日に禁煙補助薬"ニコチネル"の新フレーバーとして、女性や若い世代に人気があるマンゴー風味の「ニコチネル マンゴー」と、従来品より刺激が少なく甘みが強い「ニコチネル スペアミント」を、全国の薬局・薬店で販売を開始する。(いずれも指定第2類医薬品)禁煙に有効な手段のひとつが"ニコチン置換療法"。禁煙を始めた時に現れる、イライラ、落ち着かない、集中困難などのニコチン離脱症状に対し、タバコに代わり、ニコチンのみを体内に吸収させることで、その不快な症状を軽減させる。そしてその摂取するニコチンの量を段階的に減らすことで禁煙に導くという方法。意志だけの力を頼りにするよりも、禁煙成功率が2倍高まると言われている(※1)。両商品は、このニコチン置換療法を実践し、スムーズに禁煙成功へと導いてくれるガム製剤。ガム1個に2mgのニコチンを含有。ガムをかむことでそれを放出して口腔粘膜から吸収させる。これにより、ニコチン離脱症状を緩和し、突然の吸いたい気持ちを抑制することができる。禁煙中に吸いたくなったらガムをかみ、少しずつその使用量を減らしていき、約3カ月で無理なく禁煙できるという。新フレーバーの「ニコチネル マンゴー」は、「ミント以外のフレーバーがほしい」という消費者のニーズに応える形で商品化されたもの。女性や若い世代に人気のマンゴー風味を禁煙補助薬として初めて採用した。一方の「ニコチネル スペアミント」は、従来の「ニコチネル ミント」よりも刺激が少なく、甘みが強いのが特徴。3種類のフレーバーがそろったことで、「味が選べないので飽きて長続きしない」という消費者の声にも対応できるようになったという。※1 喫煙と健康(喫煙と健康問題に関する検討会報告書)保健同人社2002:322-323
2014年08月28日医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピア株式会社は、4月18日~24日にかけて会員医師に対し「医師の喫煙と禁煙指導」についてのポスティング調査を実施した(科目限定)。1,597件の有効サンプルが寄せられた。今回の調査では、回答者の医師全体の約78%が非喫煙者で、喫煙者は全体の約21%。「患者に禁煙指導をしているかどうか」についての質問では、医師が非喫煙者の場合「禁煙指導を行っている」が一番多い割合で48%。理由については、喫煙指導を積極的に行っているというコメントよりも「患者さんの個性もあるのでケースバイケース」「禁煙を決意したら外来で相談にのれると伝えている」というものが多かった。続いて多い意見は医師が非喫煙者の場合「患者へ禁煙指導は行っていない」が30%。「しっかり説明してもほとんどの人はやめない」「喫煙は個人の嗜好の問題」といった意見が目立つ。一方、医師が喫煙者の場合「患者へ禁煙指導を行っている」は14%。「強くは言えないが、推奨はする」「禁煙外来で禁煙指導している」というコメントのほか、産婦人科医が「妊婦は絶対に喫煙をしてはいけないので指導している」、循環器内科医が「循環器的疾患がある人や悪性腫瘍がある人には特にすすめる」など、診療している科目ならではの理由も寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日オリックス、禁煙治療費1万円補助タバコの値上げを機会に禁煙にチャレンジする方が増えており、企業でも禁煙を積極的に促したり、禁煙手当てが配当されたり、更には喫煙者は採用しないといった企業もあります。禁煙を専門に扱う禁煙外来が作られたこともあり、禁煙という流れは今後更に大きな流れとなっていきます。毎日.jpによるとオリックスは30日、来年4月から、昼休みを除きグループ各社のオフィスビルを全面禁煙にすると発表した。受動喫煙の防止と健康維持が目的で、全面禁煙までの半年間、社員の「卒煙」を促すため、約2万円の自己負担が必要な禁煙治療費のうち1万円を支給する。とオリックスグループ各社で全面禁煙にすると発表しました。また、禁煙治療での自己負担分の内、1万円を補助することも発表しました。禁煙に関して一定の条件が認められれば、健康保険の適用がされます。愛煙者には辛いことなのかもしれませんが、値上げと保険適用という2つの大きな出来事で、禁煙をする人が今後も増えていきそうです。
2010年10月15日値上げと保険適用で、禁煙外来患者増過去最大の値上げが行われたたばこ、JTでは60〜140円引き上げられ、これを機会に禁煙にチャレンジする人が増えています。禁煙を専門に扱う禁煙外来が作られ、一定の条件を満たせば保険適用されることもあり、禁煙は社会の中でより大きな流れとなっています。毎日.jpによると、たばこ増税に伴う値上げで患者さんは増えていますと、東京医科大学病院禁煙外来の平山陽示准教授は語ります。保険が適用される条件には、患者自らが禁煙を望むことやニコチン依存症診断のテストで5点以上と診断されるなどがあります。また、飲み薬や貼り薬により保険適用の期間が違うなど、細かい適用条件もあり専門機関で確認することが大切です。平山准教授は心理面のケアが必要で、専門の医師による「禁煙外来」ができました。とも述べ、専門の意志によるサポートの必要性を訴えます。
2010年10月10日タバコのほとんどの銘柄が、10月から1箱110円以上の値上げになるのを前に、禁煙外来に駆け込む人が増えているという。保険の利く禁煙治療については、2006年6月に「ニコチンパッチ」が適用化、また2008年5月には「チャンピックス」が国内で発売・適用となり、治療手段としても進化しているが、治療方法は医療機関によって異なるため、事前の確認が必要という。1~2ヶ月分のタバコ代で禁煙治療が一般的な禁煙治療は、3カ月間、月2回程度の通院で行われるが、その治療における自己負担費用は、保険を適用した場合、禁煙補助薬を含め約1万2千~1万8千円というから、個人差はあるが約1~2ヶ月分のタバコ代程度で済むことになる。しかし、保険適用にはブリンクマン指数(1日の喫煙本数×年数)が200以上などの条件があることと、仮に禁煙に失敗しても初診から1年以上経過しなければ保険適用されないなど、注意が必要だ。治療の種別と効果に関しては、禁煙治療の比較1.ニコチンガム(二コレット)吸いたくなったときにガムを噛むことで、口の中の粘膜がニコチンを吸収し離脱症状(吸いたい気持)を抑制するもの。噛むと舌がピリピリと辛い味がする。薬局・薬店で購入可。・成功率は10%以下2.ニコチンパッチ(ニコチネルTTS)1日1回貼る禁煙補助薬。持続的にニコチンが吸収され離脱症状を抑えられるが、貼ったところが痒くなる。・成功率は20%前後。3.チャンピックス1日2回服用する錠剤。離脱症状を抑制し、タバコを吸うとまずく感じるため禁煙し易くなる。・成功率は70%程度との報告があり、下方ほど禁煙成功率が高まる傾向となっている。禁煙成功率の高いチャンピックスとは?なおチャンピックスは、ニコチンではなくニコチンに似た構造を持ち、「ニコチン依存ニューロン」のα4β2ニコチン受容体に結合し、以下の2作用でタバコが吸いたくなくなるという。作動薬作用チャンピックスが体内に入ると、ニコチンが少し入ったのと同等の満足感が得られ、タバコを我慢しやすくなる。拮抗薬作用チャンピックスを飲んでいると、例えタバコを吸ってしまっても、タバコを吸うことの満足感が得られなくなる。なお、チャンピックスを使用した禁煙治療では、呼気一酸化炭素濃度を測定しつつ、禁煙治療がうまくいっているか経過をチェックすることが規定されており、保険診療を受ける場合は、必ずこの濃度を2週ごとに測定することとなる。参考までに、チャンピックスの情報と保険が使える医療機関を以下にリンクしておく。さて貴方は、信念で禁煙、それとも治療に頼る?
2010年09月24日