横浜のベイエリアを舞台に、映画と横浜の魅力を国内外に発信する『第2回横浜国際映画祭』が5月4日から6日の期間に開催。最終日の6日には「アニヴェルセル みなとみらい」にて『東京彼女presents新人女優公開オーディション2024』が開催された。約600名の応募者から15名のファイナリストが最終審査に臨み、最優秀賞には熊井戸 花さんが輝いた。熊井戸さんは、映画の出演権と第3回横浜国際映画祭のアンバサダー就任の権利を与えられる「最優秀賞」と事務所所属の権利が与えられる「avex AY factory賞」をW受賞。熊井戸さんは涙を流しながら「最優秀賞をくださり、有難うございました。このオーディション一次、二次とあったのですが、今までもオーディションをいくつか受けたことはありましたが、私の性格は自分に甘くて、努力が最後まで継続できないところがあり、そういう自分の性格が凄く嫌だったのですが、でも本当に映画が大好きで、このコンテストを受けると決めてからは、例えば今日運動するのが辛いなと思っても、今日を目標に頑張ろうと最後まで思えたので、自分の中でも凄く成長できたコンテストだと思いました」とコメント。そして「また私には妹がいて、一緒にファイナリストに選んでいただいたのですが、体調不良で出ることができなかったので、妹の為にも頑張りたいなという気持ちが大きかったので、妹に良い報告ができそうで嬉しいです!」と妹を気遣いながら喜びを語り、「本当にこのような素敵な賞をいただき、有難うございました」と審査員やオーディション関係者、応援してくれた人に感謝のメッセージを伝えた。
2024年05月07日吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」より、5月12日(日)放送の第19回「放たれた矢」の相関図が公開された。紫式部の人生を描く本作。第19回は、道長(柄本佑)が右大臣に任命され、先を越された伊周(三浦翔平)との軋轢が高まっていく。一方でまひろ(吉高由里子)は、内裏の登華殿を訪ねる。定子(高畑充希)との初対面に緊張する中、一条天皇(塩野瑛久)も登場。またある夜、隆家(竜星涼)が女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていくが、これが大事件へと発展することになってしまう。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~NHK BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~NHK BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月07日アイルランド映画祭2024が、5月31日(金)~6月13日(木)にYEBISU GARDEN CINEMAにて開催されることが決定。メインビジュアルの解禁と併せて、全上映8作品が発表となった。この度上映されるのは、不条理劇「ゴドーを待ちながら」などで知られるアイルランドの作家サミュエル・ベケットの栄光と波乱に満ちた人生を描いた『まずは踊れ』。アイルランドのケリー県の田舎町を舞台にしたボート競技に全てを賭ける女性たちの青春ストーリー『あのボートに乗って』。アイルランド人の心の故郷アイリッシュパブについてのドキュメンタリー『アイリッシュパブ』の日本初公開作品3作品。『アイリッシュパブ』そして、アイルランドのアニメーションスタジオ“カートゥーン・サルーン”25周年を記念して上映する短編感動アニメ『レイト・アフタヌーン』、アイルランドを代表する作家ジェイムズ・ジョイスの原作を名匠ジョン・ヒューストンが映画化した『ザ・デッド「ダブリン市民」より デジタルリマスター版』、アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた9歳の少女が経験したひと夏の成長物語『コット、はじまりの夏』。『コット、はじまりの夏』(原題:An Cailín Ciúin/英題:The Quiet Girl)© Inscéal 2022また昨年日本でも大ヒットを記録した北アイルランドのベルファスト男子小学校で哲学的思考によって解決を目指す校長先生と子どもたちを追ったドキュメンタリー『ぼくたちの哲学教室』、昨年惜しくも亡くなったアイリッシュバンド「ザ・ポーグス」フロントマンのシェイン・マガウアンを追ったドキュメンタリー『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』。『シェイン世界が愛する厄介者のうた』(原題:Crock of Gold: A Few Rounds with Shane MacGowan)©The Gift Film Limited 2020映画祭期間中はトークイベント等の予定もあるという。詳しい情報は公式HPにて確認を。アイルランド映画祭2024は5月31日(金)~6月13日(木)、YEBISU GARDEN CINEMAにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コット、はじまりの夏 2024年1月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© Inscéal 2022
2024年05月07日バーチャルな世界で学園生活を楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、春の学園祭『2024皐月祭』を実施します。ユーザーイベントの祭典・春の学園祭『2024皐月祭』には、51のユーザー団体および企業が出展いたします。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、春の学園祭『2024皐月祭』の出展団体をお知らせします。キャラフレ - charafre.net : キャラフレ|2024皐月祭春の学園祭『2024皐月祭』■ 開始/終了日程5月11日(土) 21:00 ~5月26日(日) 21:00□ 開会式5月11日(土) 21:00~□ 閉会式5月26日(日) 21:15~出展団体のご紹介運動場テントブース・「みんなで育てるキャラフレ」同盟・あいはら部・メイド喫茶くらぶ・ネコミミクオリティーズ・メタバ~ス通信局・Aⅲ’s(アイス)・翔栄モード研究所・スクリプト研・合同会社 ナノダイナミクスエアロスペース・カリッシュ事務局・CCA~シュシュエール~・クイズ研究会・CSSSWWML(元…カメ研?)・舞龍総合事務局・辻蔵さんが好きなことをするサークル・翔栄町ドラマ制作委員会・いいね!プロジェクト推進委員会校舎内部活ブース・ネットラジオDJ部・翔愛学園鉄道友の会・ミニゲーム制作同好会・ぱんだんすを広める会・童謡・唱歌友の会♪&Classical Music友の会♪共催・ねこねこ写真館・小梅の学園祭ゲート展示室・ナッツ&プティン部・写真同好会・天文部&天文部・七夕イベント製作委員会・翔愛さんぽ倶楽部・キャラフレインディーズ (CFI)・しほひな・黒ノ州~クロノス~・オリジナルイラストの会・翔栄交通研究会・「学校」「虹の足」制作委員会・CRF48・えほん部・天使研究会(仮)・一条 蜜希(キャラフレユーザーアイドル)・ゲーム実況部・ゆどうふ・黒崎遊研・弁当屋!ほか弁(弁当屋)・おいでよ♪なぞ部・TMG (Towahara Music Gallery)・ストーンマニア協会・765プロダクション・ゆかり王国 翔愛支部・ハピネス事務局・愛を求めるハリセンうさぎ団(アムド)・スク水愛好会・エッセイのようなものを出展しようとする部ステージイベント・開会式終了直後~24:00|CSSSWWML(元…カメ研?)・5月12日(日)21:00~22:00|ストーンマニア協会・5月12日(日)23:00~24:00|天使研究会(仮)・5月17日(金)21:00~22:00|童謡・唱歌友の会♪・5月17日(金)23:00~24:00|ゆかり王国・5月18日(土)21:00~22:00|TMG (Towahara Music Gallery)・5月18日(土)22:00~23:00|ハピネス・5月18日(土)22:00~23:00|CCA~シュシュエール~・5月19日(日)21:00~22:00|一条蜜希・5月19日(日)22:00~23:00|CRF48・5月19日(日)23:00~24:00|Aⅲs(アイス)・5月20日(月)22:00~23:00|おいでよ♪なぞ部・5月22日(水)22:00~23:00|CCA~シュシュエール~所属・双星 亜美(個人)・5月24日(金)21:30~22:30|天使研究会(仮)・5月24日(金)23:00~24:00|765プロダクション・5月25日(土)21:00~22:00|キャラフレインディーズ(CFI)・5月25日(土)22:00~23:00|カリッシュ・5月25日(土)23:00~26:00|ネットラジオDJ部※2024年5月6日現在以上 全51団体が出展キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。学園生活コミュニティ「キャラフレ」キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月07日俳優の吉高由里子が主演を務める、大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)の第19回「放たれた矢」が、12日に放送される。主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。■第19回のあらすじ道長(柄本佑)が右大臣に任命され公卿の頂点に。これを境に先を越された伊周(三浦翔平)との軋れきが高まっていく。一方まひろ(吉高由里子)は、ききょう(ファーストサマーウイカ)のはからいで内裏の登華殿を訪ねることに。定子(高畑充希)との初対面に緊張する中、一条天皇(塩野瑛久)も現れ…。ある夜、隆家(竜星涼)は、女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていく。これが大事件へと発展することに…
2024年05月05日イタリア映画界を代表する8名の映画監督が来日し、有楽町朝日ホールで行われた「イタリア映画祭 2024」開会式に参加。東京では5月1日(水)より、大阪では5月18日(土)より開催となる。有楽町朝日ホールでの開会式には、エドアルド・デ・アンジェリス監督(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)、アンドレア・ディ・ステファノ監督(『アモーレの最後の夜』)、ジネヴラ・エルカン監督(『そう言ったでしょ』)、パオロ・ジェノヴェーゼ監督(『人生の最初の日』)、ダニエーレ・ルケッティ監督(『信頼』)、ラウラ・ルケッティ監督(『美しい夏』)、ファビオ・モッロ監督(『あなたのために生まれてきた』)、マルゲリータ・ヴィカーリオ監督(『グローリア!』)が登壇した。温かな拍手に迎えられ、登壇した監督たちは皆口々に「日本に来ることができて嬉しい」と笑顔を見せた。エドアルド・デ・アンジェリス監督は「私の生まれ故郷は海に囲まれています。そして日本も海に囲まれています。つまり、私たちはよく似ていますね」と独特の挨拶で開場を笑わせた。ダニエーレ・ルケッティ監督は「現在のイタリア映画界はバイタリティ溢れる作品がたくさん溢れています。それぞれの監督の個性を活かした粒ぞろいの映画ばかりで、この映画際でも歴史、家族、アクション、ラブストーリー、音楽……など様々なジャンルが集まっています。日本の皆さんに見てもらいたい映画ばかりですが、少なくとも今日来日した私たち8人の作品は必ず全部見てくださいね」と来日組の作品を強調して明るくアピール。初監督作『グローリア!』を引っ提げて来日したマルゲリータ・ヴィカーリオは、「日本とイタリアでは文化も違いますし100%理解はできないかもしれない、でも6日間続くこの映画祭が、そんな違いを楽しむ貴重な機会になればと思います。いろんなイタリア映画の世界に入り込んで楽しんでください」とメッセージを送った。本映画祭では、新作13本と旧作1本の計14作品が上映される。東京会場は5月6日(月・祝)まで、大阪会場は5月19日(日)までの開催。チケット情報など詳細はイタリア映画祭2024の公式サイトで確認できる。イタリア映画祭 2024▼東京会場会期:5月1日(水)~5月6日(月・祝)会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)主催:朝日新聞社、イタリア文化会館、チネチッタ/特別後援:イタリア共和国大統領/後援:イタリア大使館▼大阪会場会期:5月18日(土)~5月19日(日)会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)主催:朝日新聞社、イタリア文化会館-大阪、チネチッタ 特別後援:イタリア共和国大統領/後援:イタリア大使館、イタリア領事館(シネマカフェ編集部)
2024年05月03日9月28日(土)・29日(日) に長野・アルプス公園にて開催される野外音楽フェス『りんご音楽祭2024』の出演アーティスト第2弾が発表された。今回のアナウンスでは、今年りんご音楽祭初出演となる安藤裕子、小山田壮平(band set)、堀込泰行の出演が決定。また、過去にyonawoとしてりんご音楽祭出演を果たした荒谷翔大がソロで初出演する。さらに、りんご音楽祭常連アーティストである奇妙礼太郎、MONO NO AWAREや、久しぶりの出演となるZAZEN BOYS、TAMTAMの参戦も決定した。併せて、りんご音楽祭公式podcast「ココが変だよ!りんご音楽祭」にて、出演アーティストのひとりである奇妙礼太郎をゲストに迎えた新エピソードを公開。出演アーティスト目線でのりんご音楽祭や松本の楽しみ方から、フェス出演時のプレイリストの組み方、今考えていることを配信する。本エピソードのインタビュー記事はりんご音楽祭公式HP「りんごMAGAZINE」でも公開される。「ココが変だよ!りんご音楽祭」はこちら:「りんごMAGAZINE」リンク:<イベント情報>『りんご音楽祭2024』『りんご音楽祭2024』ビジュアル9月28日(土)・29日(日) 長野・アルプス公園開場9:00 / 開演10:00 / 閉演20:30 / 閉場21:30※雨天決行・荒天中止■出演アーティスト第1弾(50音順)大沢伸一GLIM SPANKYSPECIAL OTHERS ACOUSTICdj sleeper(りんご音楽祭/瓦RECORD)BONNIE PINKDJ MAMEZUKARHYME SOWang Dang Doodle■出演アーティスト第2弾(50音順)荒谷翔大安藤裕子小山田壮平(band set)奇妙礼太郎ZAZEN BOYSTAMTAM堀込泰行MONO NO AWARE※出演日は後日発表公式サイト:
2024年05月01日近浦啓監督作『大いなる不在』が第67回サンフランシスコ国際映画祭で“最高賞”【グローバル・ビジョンアワード】を受賞した。また公開日が7月12日(金)に決定した。2023年9月に開催された第48回トロント国際映画祭のプラットフォーム・コンペティション部門にてワールドプレミアを飾った本作。その後、スペインで開催された第71回サン・セバスティアン国際映画祭では、コンペティション部門のオフィシャルセレクションに選出もされ、同映画祭71年の歴史上日本人初となるシルバー・シェル賞(最優秀俳優賞)を藤竜也が受賞するという快挙を成し遂げた。さらにサン・セバスティアンの文化財団「アテネオ・ギプスコアノ」が独自の視点で選ぶ、最も卓越した作品に与えられる賞であるアテネオ・ギプスコアノ賞も受賞するなど、長編監督2作目にして世界の映画祭で受賞、絶賛評を博している。この度、本作が最高賞を受賞したサンフランシスコ国際映画祭は、1957年に始まったアメリカ最古の国際映画祭。新作のワールドプレミアや話題作が多く集まる重要な映画祭の1つとして知られる。近浦啓監督は「歴史あるサンフランシスコ国際映画祭のコンペティションでグランプリを受賞したこと、大変嬉しく思います。ひとえにこの作品を信じて旅路を共にしてくれたキャスト・スタッフ・関係者、皆の真心の賜物です」とコメントを寄せている。本作は、森山未來と藤竜也が親子役で共演し、圧倒的演技を見せるサスペンスヒューマンドラマ。7月の公開に向け、ますます期待が高まる。<近浦啓監督 コメント>歴史あるサンフランシスコ国際映画祭のコンペティションでグランプリを受賞したこと、大変嬉しく思います。ひとえにこの作品を信じて旅路を共にしてくれたキャスト・スタッフ・関係者、皆の真心の賜物です。そして各国を巡った「大いなる不在」の日本公開がいよいよ決まり、1人でも多くの人にこの映画を届けることへの決意を新たにしました。『大いなる不在』は7月12日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:大いなる不在 2024年公開予定©︎ 2023 CREATPS
2024年05月01日今年2月、横手のかまくらにあわせて津山国際環境映画祭スタッフ3名が来横しました。その際に津山発の映画『ホルモン女』『十六夜の月子』が上映されるとともに、津山と横手両都市の共通点(津山盆地と横手盆地、山と川、出雲街道と羽州街道、近世の城下町由来の成り立ち、人口規模、津山城東/城西と横手市増田の重伝建地区)から両映画祭の交流がスタートしました。あきた十文字映画祭(秋田県横手市十文字町/代表:小川孝行)では、発足32年の歴史の中で映画文化による発信を続けてきており、津山(津山国際環境映画祭)や近隣の真庭(ニューガーデン映画祭、その前史としての山崎監督の映画づくり)における映画を切り口とした発信の動向に注目していました。そこで映画祭が息づく3つの地域にて、土地を素材とし、その土地でつくられた映画の魅力を発信することを目的として「津山-真庭-横手まちをあむ上映会」を、5月17日(金)18日(土)の両日、津山市城東重伝建地区にある城東津山シネマで開催します。横手城下町 空撮津山城下町 空撮●重要伝統的建造物群保存地区に選定される津山市城東重伝建地区の建造物を活用したミニシアターを会場に、真庭市で農業をしながら商店街の古民家を改修したミニシアター ビクトリィシアターを主宰する山崎監督作品『新しき民』(津山藩での百姓一揆を題材)と、横手市十文字町で32年続く映画祭から生まれたオール十文字・横手ロケ短編連作(『帰郷★プレスリー』柄本佑監督ほか)を併映するものです。●重要伝統的建造物群保存地区の建造物を活用した映画上映イベントの嚆矢として栃木県栃木市「栃木・蔵の街かど映画祭」がありますが、近年、伝統的建造物や古民家をミニシアターとして活用する取り組みが全国に広がっています。その土地でつくられた映画+地方映画祭+古民家ミニシアターという組み合わせは、本企画の特有のディープかつ斬新な特徴です。【イベント概要】・名称 :「津山-真庭-横手 まちをあむ 上映会」~第3回津山国際環境映画祭 協賛企画~・主催 :あきた十文字映画祭・共催 :津山街デザイン創造研究所、第3回津山国際環境映画祭実行委員会・実施日/時間:令和6年5月17日(金)18時~ A・B、18日(土)10時~ C・D、17時~ E・F・開催場所 :城東津山シネマ(津山市勝間田町21-1)・プログラム :(A・C・E:十文字プログラム)『白鳥の来る町』08年 監督 綾田俊樹、『帰郷★プレスリー』09年 監督 柄本佑、『白鳥の歌』10年 監督 斎藤歩『ミスりんご』20年 監督 岡部哲也(B・D・F:新しき民)『新しき民』14年 監督 山崎樹一郎・入場料 :各プログラム1,000円、各回定員20名・その他 :両日最終上映前に十文字映画祭スタッフ&ゲストのトークあり・詳細及びチケット予約は、以下のフォームから ※2次元コードあり予約申込みフォーム【プログラム紹介】★十文字プログラムノックアウト×十文字映画祭三部作 ほか1. 『白鳥の来る町』2008年 監督 綾田俊樹プロデューサー 八木沢洋美・藤原正樹、撮影 長田勇市(JSC)、監督補 谷口正晃出演 田中洋之助/松元夢子/重村真智子/綾田俊樹2. 『帰郷★プレスリー』2009年 監督 柄本佑プロデューサー 八木沢洋美・吉村美貴子、撮影 安田圭、監督補 武正晴、特別協力 押田興将出演 谷川昭一朗/斎藤歩/江口のりこ/ベンガル/下元史朗3. 『白鳥の歌』2010年 監督 斎藤歩プロデューサー しんめけいこ・吉村美貴子、撮影 上野彰吾(JSC)、監督補 谷口正晃出演 品川 徹/宮田早苗/美保純/佐藤竹利/角替和枝/柄本明4. 『ミスりんご』2020年 脚本・監督 岡部哲也撮影 上野彰吾、録音整音 加藤大和、制作進行 田中勇気、助監督 渡辺直樹・水井真希、 音楽 GEN、プロデューサー 馮啓孝・宮本匡章出演 秋沢健太朗/反橋宗一郎/加村真美/小坂涼太郎/朝香賢徹横手市を舞台に、笑いあり人情ありのユーモラスなタッチで描くロードムービー。地方回りのオレオレ詐欺集団で現金の運び屋をしていた健二と雄介は、仲間の金を持ち逃げした犯人・石井と間違われ主犯格の剛田に追われる。剛田から逃げ出すために二人が逃げ込んだのはミスりんごコンテスト会場。女装してもぐり込んだ二人は成りゆきでコンテストに出場し優勝してしまうが…。オール横手十文字ロケの映画『ミスりんご』★『新しき民』『新しき民 SANCHU UPRISING: VOICES AT DAWN』2014年 脚本・監督 山崎樹一郎出演 中垣直久、梶原香乃、本多章一、佐藤亮、瓜生真之助、古内啓子、hyslom、ほたる、川瀬陽太未来(あした)に向かって逃げろっ!290年前。実際に津山藩内の山中(さんちゅう:現真庭市)で起こった一揆を背景に、農民・治兵衛の姿を通して「弱さを引き受けることから始まる生」を描き出す本作は、制作に3年を要し、完成後は4ヵ月間に渡って岡山を中心に巡回上映した。その後ニューヨークで開催された北米最大の日本映画祭「Japan Cuts」での上映では「黒澤明の作品を彷彿とさせながら、新たな切り口を見せる時代劇」と大きな反響を呼んだ。監督は、真庭で農業を営みながら「地産地生映画」を制作し続ける山崎樹一郎。名もなきそれぞれ個人の思いと選択が未来を切り開く。津山藩で起きた山中一揆をモチーフにした映画『新しき民』 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月30日「第1回東京インディペンデント映画祭」においてグランプリ・準グランプリを授賞し、スカラシップを受けた3人の監督が製作した短編映画3作品が、「ABEMA」にて独占配信される。「次世代の映画監督を育成する」をモットーに、新たなムーブメントを呼び起こす夢のある映画祭として、昨年誕生した「東京インディペンデント映画祭」。今回配信するのは、『なな子の恋わずらい』(第1回グランプリ授賞監督・古川葵)、『朽ちる』(第1回準グランプリ授賞監督・田中聡)、『国道7号線』(第1回準グランプリ授賞監督・全辰隆)。加えて、最終選考にノミネートされた5作品も同時に配信開始。『MY HOME TOWN』(第1回グランプリ授賞作品)、『うまれる』(田中聡監督/第1回準グランプリ授賞作品)、『ミヌとりえ』(全辰隆監督/第1回準グランプリ授賞作品)、『四角の中の人たち』(渡邉裕也監督)、『ワン・オブ・アス』(古川大地監督)の計8作品が配信される。なお、「第2回東京インディペンデント映画祭」の授賞式は、テアトル東京にて実施予定となっており、藤井道人が審査委員長、綾野剛が特別審査員を務めることが決定している。▼『なな子の恋わずらい』あらすじ不倫で全財産を失い、実家に戻ってきた弁護士志望の菜々子。次の司法試験に向けて勉強する日々を送っていたある日、憧れの先輩・真広が団地の厄介者になっていることを知る。ひょんなことから再会した2人は、引越しを嫌がる真広の姪を説得するため、姪の住む村へ遊びに行く――。▼『朽ちる』あらすじエレベーターのない団地の5階に住む吉田夫妻。夫の太郎は車椅子生活。妻の智恵は認知症。世界が荒廃し、2人きりの生活を余儀なくされる――。▼『国道7号線』あらすじ国道7号線沿いにある秋田県の町で、母キョンジャと一緒に50年間営業してきたパチンコ店を畳むことにしたヨンホ。ヨンホは母キョンジャを海外旅行へと誘うも、キョンジャの希望により、旅の行き先は新潟へ。ヨンホは母の姉である伯母のスンジャが、新潟港から北朝鮮へ渡ったことを思い出し、母が新潟に来たかった理由をそこで悟る。旅行から帰ってきたある日、ヨンホは北朝鮮からの手紙をキョンジャの部屋で見つける。そんなヨンホのもとを訪ねてきたのは、離婚して以来、離れて暮らす娘のナナ。キョンジャの思いを伝えるため、ヨンホはナナと共に韓国の最北端を目指す…。「第1回東京インディペンデント映画祭受賞&ノミネート作品」は4月25日(木)正午~年5月2日(木)正午までABEMAにて無料配信。「第2回東京インディペンデント映画祭 授賞式」は5月21日(火)テアトル新宿にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年04月28日アヌシー国際アニメーション映画祭のラインアップが発表された。コンペティション部門には12作品がノミネート。日本からは、八鍬新之介監督の『窓ぎわのトットちゃん』、久野遥子監督&山下敦弘監督の『化け猫あんずちゃん』、山田尚子監督の『きみの色』、百瀬義行監督の『屋根裏のラジャー』が選出された。日本勢は大活躍で、他部門でも多数候補に挙がっている。短編部門には泉原昭人監督の『カワウソ』、長編コントルシャン部門には古賀豪監督の『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』、VR部門には山村浩二監督の『耳に棲むもの』、テレビ部門には小川育監督の「ポケモンコンシェルジュ 第二話どう?いま楽しい?」、川越一生監督の「ゾン100~ゾンビになるまでしたい100のこと~ 第一話アキラ オブ ザ デッド」、卒業制作部門には陳林棟監督の『Return』、木原正天監督の『Yapolaponky』がノミネートされている。また、コンペティション外で、「アヌシー国際アニメ映画祭が紹介したい映画を上映する」という趣旨で今年新設された「アヌシー・プレゼンツ部門」では、永岡智佳監督の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、櫻木優平監督の『がんばっていきまっしょい』、横嶋俊久監督の『SAND LAND』が公式上映される。今年のアヌシー国際アニメーション映画祭は6月9日から15日まで開催。(賀来比呂美)■関連作品:屋根裏のラジャー 2023年12月15日より全国にて公開© 2023 Ponocきみの色 2024年8月30日より全国東宝系にて公開©2024「きみの色」製作委員会窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年04月26日2月の第74回ベルリン国際映画祭で最新作『A Traveler's Needs』が銀熊賞(審査員大賞)を受賞し、同映画祭では通算5度目の銀熊賞受賞という快挙を果たした名匠ホン・サンス監督の日本公開最新作が邦題『WALK UP』として、6月28日(金)より公開。日本版ポスタービジュアルが解禁された。名匠ホン・サンス監督の長編第28作目は、人生の摩訶不思議さを紡ぎ上げた4階建てのアパートを舞台にした、芸術家たちの4章の物語。端正なモノクロームの映像で紡がれた本作は、都会の一角にたたずむ地上4階・地下1階建ての小さなアパートを舞台にした人間ドラマが展開していく。映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を志望する娘のジョンスと一緒に、インテリアデザイナーとして活躍する旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは1階がレストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、地下がヘオクの作業場になっている。3人は和やかに語り合い、ワインを酌み交わすが、仕事の連絡が入りビョンスはその場を離れる。ビョンスが戻ってくると、そこには娘のジョンスの姿はなく…。アパートの階をひとつずつ上がるごとに、いつしか物語は4つの章へと枝分かれし、ビョンスと彼を取り巻く女性たちの人間模様は予測不能な方向へとねじれていく。映画監督ビョンスに扮するのは、ドラマ「冬のソナタ」(02)のキム次長役で知られ、『新感染半島 ファイナル・ステージ』、Netflixドラマ「寄生獣 ―ザ・グレイ―」などで活躍するクォン・ヘヒョ。ホン・サンス作品では『それから』以来の単独主演を務めた。さらに韓国を代表する名優イ・ヘヨンや、ホン・サンス監督常連俳優のソン・ソンミ、チョ・ユニらが脇を固め、迷走中のビョンスの人生を揺らめかせる。果たしてこれは、“もしもの人生”を提示したパラレルワールドなのか、それとも…?ユーモア溢れるトリッキーな仕掛けから、芸術家たちの葛藤やささやかな喜び、そしてままならない人生の本質が浮かび上がっていく。第70回サン・セバスチャン国際映画祭や第47回トロント国際映画祭などの国内外の映画祭で高く評価され、「ホン・サンス監督の最高傑作」と絶賛を博した注目作が日本に上陸する。このたび完成した日本版ポスタービジュアルは、アメリカの独立系配給会社Cinema Guildのポスターデザイナーであるブライアン・ホン(Brian Hung)が手掛けたアメリカ版『WALK UP』のポスタービジュアルを踏襲。ブライアン・ホンは『夜の浜辺でひとり』から長編第30作目『In Our Day』まで、近年のホン・サンス監督作品や、バス・ドゥヴォス監督『ゴースト・トロピック』などのポスターデザインで知られ、シネフィル垂涎の定額配信サービス「MUBI」が選ぶ「ベスト・ムービー・ポスター」では、2021年に『逃げた女』のポスターがランクイン。さらに2022年には『Riotsville,U.S.A.』のポスターが、『EO イーオー』『aftersun/アフターサン』といった話題作の海外版ポスターを抑え1位に輝くなど、現在アメリカのアートハウスシーンで最も注目されるデザイナーとして活躍している。併せて、主演のクォン・ヘヒョが、舞台となるアパートのベランダから街を見下ろす穏やかな雰囲気のカットが解禁となった。『WALK UP』は6月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、Strangerほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月26日『人のセックスを笑うな』や『ニシノユキヒコの恋と冒険』などで知られる井口奈己監督の新作で、第36回東京国際映画祭NIPPON CINEMA NOW部門に公式出品された『左手に気をつけろ』が6月8日(土)より公開決定。予告編も解禁された。20XX年。世界では左利きを媒介するウイルスが蔓延し、こども警察による厳しい取り締まりが行われていた。行方不明になった姉を探す神戸りんは、その足取りを追うなかで“運命の人”と出会い「世界を変えていく」と意気込んでいくのだが…。世界的に高い評価を得た『犬猫』や『人のセックスを笑うな』『ニシノユキヒコの恋と冒険』などで知られる井口奈己監督の新作は、エグゼクティブ・プロデューサーである金井久美子、金井美恵子から「短編『だれかが歌ってる』の、こどもが暴れる映画」を提案されたことをきっかけに製作が開始。井口奈己監督2020年に宮崎県で開催された「こども映画教室」でのワークショップの様子を捉えた初のドキュメンタリー映画『こどもが映画をつくるとき』に続いて、常に予想のつかないこどもたちのゆかいな行動が笑いを誘い、エネルギーは暴走し、幼稚な倒錯と暴力がはびこる。これまでにない大胆かつ軽やかでパワフルな冒険映画が完成した。今回解禁された予告編では、こども警察が左利きを監視し「御用だ!! 御用だ!!」と町中を駆け回る様子や、それとは対照的にのんびりとした時間が流れる日常の風景が映し出される。様々な出会いや想いに翻弄される主人公・神戸りんが一体どんな結末に辿り着くのか、期待が高まる内容となっている。上映時には、『こどもが映画をつくるとき』、そして本作『左手に気をつけろ』へと続いていく井口監督の根源的作品『だれかが歌ってる』も併映される。『左手に気をつけろ』は6月8日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日第14回北京国際映画祭が4月18日、北京雁棲湖国際コンベンションセンターで開幕し、パノラマ部門への出品が決定していた映画『不死身ラヴァーズ』から、松居大悟監督と今作で主人公・⻑谷部りの(見上愛)の親友・田中を演じた⻘木柚が参加した。レッドカーペットイベントでは、松居監督はタキシードに蝶ネクタイ、そして雪駄という個性的なファッションで登場し、⻘木はストライプのスーツというクールな着こなしで多くのマスコミに囲まれ、会場は熱気に包まれていた。日本映画を中国の映画ファンに紹介する「2024北京・日本映画週間」。今年のオープニング作品として上映された『不死身ラヴァーズ』は、オープニングセレモニーに先立つ18日に、北京でインターナショナルプレミア上映が行われた。ワールドプレミア上映約450席の劇場は満員御礼。Q&Aでは、会場からさまざまな質問が飛び、松居監督の映画『アイスと雨音』に出演していた⻘木には、前回と今作の松居監督の演出の変化について問われる場面も。⻘木は「いい意味で大きく変わったところがなくて安心しました。リハーサルの時に、松居監督は俳優のまわりをぐるぐると裸足で歩いたり、あぐらをかいて顔を覗き込んだりしながら演出をするのですが、それが前回も『不死身ラヴァーズ』も一緒だったので懐かしくて嬉しい気持ちになりました」とエピソードを明かすと、通訳が翻訳している最中に、松居監督があぐらをかいて顔を覗き込む様子を再現し、会場からどっと笑いが起きていた。また松居監督は、「この映画が海外で初めての上映で、北京にこんなに人が集まっているのを見てどう思いますか?」と質問をしつつ「サインください」とリクエストする観客に対し、「柚と一緒に来られたことが嬉しいですし、北京のみなさんとお話できたことが嬉しいです。サインについては、ここでできるかわかりません(笑)」と返し、会場を沸かせた。他にも松居監督の過去作品と比較した内容や、10年の歳月を経て映画化することについてなど、松居監督や作品に対する関心の高さが伺える質問が続き、映画愛に溢れたティーチインとなった。翌19日にはオープニングセレモニーが、北京市内の映画館「英皇電影城」で開催された。同セレモニーには日本の金杉憲治特命全権大使、北京国際映画祭組織委員会の副秘書⻑を務める王志北京広播電視局副局⻑をはじめ、映画祭組織委員会の関係者が出席し、松居監督と⻘木がゲストとして登壇した。オープニングセレモニー松居監督は、前日のティーチインを振り返り「これまでの作品や、日本映画の歴史を含めた質問をいただいて、すごく面白かったです。もっと話したいと思いました」と感謝の気持ちを述べ、⻘木は、「(中国人ファンの)熱がすごくて驚きました。言葉に表せない気持ちです」と喜びを明かした。その後、在中国日本大使館でレセプションが開かれ、日中両国の映画・文化関係者ら約100人が出席した。トークセッションで、⻘木は「中国に初めて来ることができて嬉しい」と感想を述べつつ、「撮影時は北京で上映させてもらえるとは思ってもいなかった。会場の熱気を感じて今後の日本公開をポジティブな気持ちで迎えられそうだ」と笑顔で語った。松居監督には、レッドカーペットからレセプションまで雪駄姿で登壇していたことに対する質問が飛ぶと、「普段用とフォーマル用で使い分けており、先ほど普段用の雪駄からフォーマルな雪駄に履き替えたところだ」とコメントし、会場からは笑いが起きていた。なお、レセプションには東京国際映画祭のチェアマンである安藤裕康も出席しており、日本映画と中国映画の活発な交流の場となった。レセプション<作品情報>『不死身ラヴァーズ』5月10日(金) 公開公式サイト:「不死身ラヴァーズ」製作委員会(C)高木ユーナ/講談社
2024年04月23日松居大悟監督最新作のラブストーリー『不死身ラヴァーズ』が、4月18日から26日まで開催されている第14回北京国際映画祭に出品され、松居監督と主人公・長谷部りの(見上愛)の親友・田中を演じた青木柚が出席した。第14回北京国際映画祭は4月18日、北京雁棲湖国際コンベンションセンターで開幕。パノラマ部門へ出品された本作のレッドカーペット・イベントでは、松居監督はタキシードに蝶ネクタイ、そして雪駄という個性的なファッションで登場、青木さんはストライプのスーツというクールな着こなしで、多くのマスコミに囲まれ、会場は熱気に包まれていた。本作が上映されたのは、日本映画を中国の映画ファンに紹介する「2024北京・日本映画週間」のオープニング作品として。オープニングセレモニーに先立ち、18日にインターナショナルプレミア上映が行われると、約450席の劇場は満員御礼。Q&Aでは、会場から様々な質問が飛び、松居監督の映画『アイスと雨音』に出演していた青木さんには、前回と今作の松居監督の演出の変化について問われる場面も。「いい意味で大きく変わったところがなくて安心しました」と青木さん。「リハーサルの時に、松居監督は俳優のまわりをぐるぐると裸足で歩いたり、あぐらをかいて顔を覗き込んだりしながら演出をするのですが、それが前回も『不死身ラヴァーズ』も一緒だったので懐かしくて嬉しい気持ちになりました」とエピソードを明かすと、通訳の最中に松居監督があぐらをかいて顔を覗き込む様子を再現し、会場からどっと笑いが起きていた。また、松居監督は「この映画が海外で初めての上映で、北京にこんなに人が集まっているのを見てどう思いますか?」と質問をしつつ「サインください」とリクエストする観客に対し、「柚と一緒に来られたことが嬉しいですし、北京のみなさんとお話できたことが嬉しいです。サインについては、ここでできるかわかりません笑」と返して会場を沸かせる。ほかにも松居監督の過去作品と比較した内容や、10年の歳月を経て映画化することについてなど、松居監督や作品に対する関心の高さが伺える質問が続き、映画愛に溢れたティーチインとなった。翌19日にはオープニングセレモニーが、北京市内の映画館「英皇電影城」にて開催。同セレモニーには日本の金杉憲治特命全権大使、北京国際映画祭組織委員会の副秘書長を務める王志北京広播電視局副局長をはじめ、映画祭組織委員会の関係者が出席し、松居監督と青木さんがゲストとして登壇した。松居監督は、前日のティーチインをふり返り「これまでの作品や、日本映画の歴史を含めた質問をいただいて、すごく面白かったです。もっと話したいと思いました」と感謝の気持ちを述べ、青木さんは「(中国人ファンの)熱がすごくて驚きました。言葉に表せない気持ちです」と喜びを明かした。その後、在中国日本大使館でレセプションが開かれ、日中両国の映画・文化関係者ら約100人が出席。トークセッションで、青木さんは「中国に初めて来ることができて嬉しい」と感想を述べつつ、「撮影時は北京で上映させてもらえるとは思ってもいなかった。会場の熱気を感じて今後の日本公開をポジティブな気持ちで迎えられそうだ」と笑顔でコメント。松居監督には、レッドカーペットからレセプションまで雪駄姿で登壇していたことに対する質問が飛ぶと、「普段用とフォーマル用で使い分けており、先ほど普段用の雪駄からフォーマルな雪駄に履き替えたところだ」とコメントし、会場からは笑いを誘っていた。『不死身ラヴァーズ』は5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年04月23日沖縄出身のお笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢と内間政成が21日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットに登場した。「沖縄国際映画祭」は2009年にスタートし、2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更。沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、沖縄の春の風物詩として親しまれてきたが、今年で最後の開催となった。レッドカーペットには、上映作品の出演者やイベント出演者、関係者ら総勢760人が参加。大勢の観客が熱い視線を注ぐ中、ファンサービスも行いながらゆっくりと歩いた。スリムクラブの内間は「こんな暑い中みんな集まってくれて本当に感動しました」と感想を述べ、真栄田は「終わるのが寂しいです。なんで終わるんですか!?」と吐露しつつ、「映画祭、今までありがとうございました」と感謝。そして、「今後とも映画と吉本、そして沖縄をよろしくお願いします。沖縄、吉本、映画、いいよ!」と自身のギャグで盛り上げた。
2024年04月22日元Folder5のAKINAが21日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットに登場した。上映作品の出演者やイベント出演者、関係者ら総勢760人が参加したレッドカーペット。特別招待作品『不死鳥の翼』に出演したAKINAは、岸本司監督や共演者らとともに歩いた。第1回の同映画祭にも参加していたAKINA。「15年ぶりのレッドカーペットですごくうれしかったです。最初と最後に歩けたので、やり続けてよかったと思いました」と笑顔を見せた。地元・沖縄でのレッドカーペットに「うれしいですね」としみじみ。「うちの両親も見に来ていたので、ちょっとした親孝行になりました。娘も見ていて手を振ってくれました。故郷で見せられたというのは私にとってありがたいことですし、親の目にも焼き付けてほしいなと思いました」と感慨深げに語っていた。「沖縄国際映画祭」は2009年にスタートし、2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更。沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、沖縄の春の風物詩として親しまれてきたが、今年で最後の開催となった。
2024年04月22日お笑いコンビ・紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)が21日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットに登場した。上映作品の出演者やイベント出演者、関係者ら総勢760人が参加したレッドカーペット。紅しょうがは、KYORAKUのCMで着用したプロレスラー風衣装で登場した。熊元は「私は普段からなめられたくないという気持ちでやっているので、誰よりも今日のレッドカーペットを歩いた中で一番強そうで、歩けてよかったです!」と喜び、稲田は「ベルトをつけて歩けると思ってなかった。優勝した気持ちになりました」と話した。「沖縄国際映画祭」は2009年にスタートし、2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更。沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、沖縄の春の風物詩として親しまれてきたが、今年で最後の開催となった。
2024年04月22日イタリア映画祭2023でも注目を集めた話題作『Corro da te』が邦題『幸せのイタリアーノ』として7月26日(金)より公開が決定、併せて日本版ポスタービジュアルが解禁された。一流アスリートをフィーチャーする有名シューズブランドのトップである、ジャンニ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)は、女性を口説くためなら何でもする。新しいターゲットを誘惑するためには車いすに乗って憐れみを請う。そんなジャンニが、ヴァイオリニストで車いすテニスにも情熱を注ぐキアラ(ミリアム・レオーネ)と出会い、人生で経験したことのない感情に激しく揺さぶられていく…。主人公・ジャンニを演じたピエルフランチェスコ・ファヴィーノは、『シチリアーノ 裏切りの美学』(19)『離ればなれになっても』(20)『ノスタルジア』(22)など、数々のイタリア映画のヒット作品に出演。マフィアや政治家からコミカルな役どころまで、どんな人物でも変幻自在になりきり、いまやイタリア映画界では最も脂の乗った“ヒット作品請負人”と称される。またキアラを演じたのは、2008年のミスイタリアで、TVの司会者や「グッチ(GUCCI)」などの広告キャンペーンなどにも起用されたミリアム・レオーネ。『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』(18)や人気漫画が原作の『ディアボリック』(21)に出演し、各国の映画界から熱視線を浴びる注目株。本作では障がいを持つヴァイオリニストという役どころを演じ、見事イタリア映画記者組合よりコメディ女優賞を受賞した。メガホンを取ったのは、『ようこそ、大統領!』(13)『これが私の人生設計』(14)『環状線の猫のように』(17)など、社会問題を愛情をこめてユーモアたっぷりに描くヒット・メーカー、リッカルド・ミラーニ監督。イタリアの2大映画賞では、これまで本作を含めダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞に4作が、ナストロ・ダルジェント賞に7作品がノミネートされ、本作を含む4作で受賞。長編映画11作目となる本作は、フランク・デュボスク監督『パリ、嘘つきな恋』(19)の舞台をイタリアに移し替えたリメイク作品となる。この度解禁された日本版ポスタービジュアルでは、本作の主人公・ジャンニとヒロイン・キアラの恋模様を切り取った、ロマンティックな仕上がり。キアラのヴァイオリン演奏や車いすテニス、食事のシーンなどを配し彼女のキャラクターを表現。中央には車いすに乗った楽しげな2人を配しているが、「よこしまな“恋”は“嘘”のはじまり…」というコピーが、一筋縄ではない恋の行方と、「嘘」ではない本当に大事な「真実」の存在を暗示する。『幸せのイタリアーノ』は7月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:幸せのイタリアーノ 2024年7月26日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開©2020 WILDSIDE-VISION DISTRIBUTION
2024年04月22日今年で最後の開催となる「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」が20日・21日、沖縄県内で開催され、16年の歴史に幕を閉じた。2日間の来場者数は約5万5,000人。会場に駆け付けた観客から「ありがとう」と感謝の声が続出した。「沖縄国際映画祭」は沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、2009年にスタート。2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更した。沖縄の春の風物詩として親しまれてきたが、今年3月6日、運営の中心的な役割を果たしてきた吉本興業ホールディングスが、今年を最後に運営から退くと発表。そして4月10日に実行委員会が、今年の開催をもって終了すると発表した。今年の映画上映会場は、那覇文化芸術劇場なはーとがメイン会場となり、県内外・国外から31作品を上映。舞台挨拶では出演者やスタッフが登壇した。最終日の21日には、国際通りでレッドカーペットが行われ、上映作品の出演者やイベント出演者、関係者ら総勢760人が歩行。浅野忠信、賀来千香子、剛力彩芽、桂文枝、西川きよし、ガレッジセールらの登場に、駆け付けた観客たちから歓声が沸き起こった。文枝は「16年間ありがとうございました。いったんここで終わりますが、またやらせていただきたいと思います」と挨拶。きよしも「一応ゴールということですが、僕の心の中ではまた新しい出発への第一歩だと思っています。また新しい沖縄とのコラボを考えていただけると思います。僕らも寂しいです。新しい第一歩、小さなことからコツコツと頑張りたいと思います」と、今後も沖縄での企画が展開されることに期待した。レッドカーペットには、実行委員会の委員長を務める吉本興業前会長の大崎洋氏も参加。「来年に向けて、沖縄の皆様ともう一度決意を新たにして、沖縄の方々が自らこの映画祭を引き継いでいただいて、僕たちが協力できることは協力させていただいて、いいバトンタッチができればと思っています」と語った。エンディングの「Laugh&Peace LIVE」では、かりゆし58や宮沢和史らが沖縄愛にあふれるライブを披露。スクリーンに同映画祭の過去の映像が流れ、16年の歴史を感じさせた。最後にMCのガレッジセールが「皆さん16年間ありがとうございました! さようなら!」と感謝。会場は大きな拍手に包まれ、「ありがとう」という声が飛び交った。ライブ後に囲み取材が行われ、ガレッジセール、かりゆし58、宮沢和史らが参加。ゴリは「最後なんだと噛みしめながらその場にいたので涙が出そうになりました」と言うも、「寂しいんじゃなく、やり切った、こういう映画祭を16年も続けることができてありがとうという気持ちで終わりたい」と述べ、川田は「県民の方がこんなに喜んでくれるイベントが終わるというのは寂しいなと思ったので、違う形でもいいからやりたいですね」と語った。また、同映画祭が果たしてきた役割について、川田は「県外から来た方はより深い沖縄を知ることができたし、県内の方はよりエンターテインメントを近く感じることができた。それが映画祭の一番の財産だったと思います」と述べ、かりゆし58の前川真悟は「沖縄の持っているエネルギーや魅力を世界に発信する場所でもありますが、孤島で生まれ育った人たちに世界を見せるという役割だったと思います。テレビの向こうでしか見たことないような人たちが目の前にいる。自分の今いる場所が夢の世界に地続きでつながっているとみんなに感じさせてくれた」としみじみ。宮沢は「16回で終わるということは一つの役割を果たしたのだと思うし、役目が終わったということではなくて、一定の揺るぎないものを一つ作ったということ。沖縄の素顔を見ることができた非常に貴重な時間だったと思います」と述べ、「宝島みたいな島ですから、僕らももっと伝えていきたい。これからもまた違う形で沖縄の素顔、本物の部分を見せられる機会が作れるようにしていきたい」と力を込めた。
2024年04月22日今年で最後となる「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」が20日・21日、沖縄県内で開催。21日にエンディングイベントとして「Laugh&Peace LIVE」が那覇市文化芸術劇場なはーと 大劇場で行われ、16年の歴史に幕を閉じた。「沖縄国際映画祭」は沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、2009年にスタート。2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更した。16回目にしてラストの今回は、「お~い、お~きな、お~もしろい、お~まつりだ~。」をキャッチコピーとし、4月20日・21日の2日間にわたって開催された。最終日は、映画の上映や舞台挨拶に加え、国際通りでメインイベントとなるレッドカーペットを開催。参加映画作品の出演者やイベント出演者、関係者ら総勢756人が参加し、カーペット沿いには大勢の観客が駆け付けた。エンディングの「Laugh&Peace LIVE」は二部構成で開催。第2回沖縄国際映画祭から出演し、同映画祭を代表するアーティスト・かりゆし58によるライブや、宮沢和史プロデュースによる沖縄県内外で活躍している若手琉球古典音楽演奏家のライブが行われた。最後は、THE BOOMの「シンカヌチャー」を宮沢をはじめ出演者が集結して披露。スクリーンに過去の映画祭の映像も流れ、16年間の歴史を感じさせる演出に。ラストを迎え、MCを務めたお笑いコンビ・ガレッジセールは「皆さん16年間ありがとうございました!」と感謝。会場は大きな拍手に包まれた。映画祭の顔として映画祭を盛り上げてきたガレッジセール。イベント後に宮沢、前川真悟らとともに取材に応じ、川田は「真悟の歌を聞いて本当に終わるんだと実感しました。終わるんですけど始まるという感じもするので、ぜひこれからも沖縄とつながって楽しいことができたらなと思います」と述べ、「県民の方がこんなに喜んでくれるイベントが終わるというのは寂しいなと思ったので、違う形でもいいからやりたいですね」と意欲を見せた。ゴリは、1年目は県民にもあまり知られてなかった映画祭が、当たり前のように「沖縄国際映画祭の時期だね」というように知られるようになったことについて「うれしい」と喜び、「沖縄県民が喜ぶような祭りを作ってくれたことがうれしい。手を叩いて喜んでいる人たちを見るとなんて素敵な映画祭なんだろうと毎年感じていた」としみじみ。「お客さんの顔を見ながら最後なんだと噛みしめながらその場にいたので、すごく涙が出そうになりました」と言うも、「寂しいんじゃなく、やり切った、こういう映画祭を16年も続けることができてありがとうという気持ちで終わりたい」と語った。
2024年04月21日ガレッジセール・ゴリこと照屋年之監督が21日、沖縄県内で開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」内で行われたトークショーに登壇した。映画『洗骨』(2018)でモスクワ国際映画祭、上海国際映画祭各国の映画祭に出品され、日本映画監督新人賞を受賞、また第8回トロント日本映画祭にて最優秀作品賞を受賞した照屋監督。6年ぶりの長編最新作となる『かなさんどー』が2025年新春に沖縄先行、その後東京をはじめ順次全国公開されることが決定した。トークショーでは相方の川田が映画を撮るようになったきっかけを尋ね、ゴリは「松本(人志)さんが映画を撮られて、元吉本の大崎(洋)会長が芸人さんにも映画を撮るチャンスをあげたらどうかということで、僕は中退したんですけど日芸(日本大学芸術学部)の映画学科だったので、ゴリに短編映画を撮らせようというところで『刑事ボギー』という短編を撮った」と説明。「完成したときのわが子のようなかわいい作品、それに魅了されて、作品も評価をいただいたので、2本目も3本目も撮ってみようかと」と振り返った。そして、「映画ってしんどいんですよ。費用対効果が悪い。寝られないし、頭はパニックになるし、二度と撮りたくないって毎回現場で思うんですけど、作品ができてお客さんが泣いたり笑ったりするのを見ると、次も撮りたいって、僕14作品撮っているんです。映画を撮っていると知られてないのにやめなかった。撮る喜びがうれしすぎて。喜びのほうが大きくて、今まで撮り続けています」と語った。その後、『かなさんどー』の製作発表も行われ、照屋監督に加え、松田るか、堀内敬子、浅野忠信、Kジャージ、主題歌を手掛けた前川守賢、製作総指揮を務めた福田淳氏が登壇した。
2024年04月21日ガレッジセール・ゴリこと照屋年之監督の最新作『かなさんどー』の製作発表が21日、沖縄県内で開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」内で行われ、照屋監督、松田るか、堀内敬子、浅野忠信、Kジャージ、主題歌を手掛けた前川守賢、製作総指揮を務めた福田淳氏が登壇した。照屋監督の6年ぶりの長編最新作である映画『かなさんどー』は、自身が生まれ育った沖縄を舞台に豊かな風土と文化、そして照屋監督が持つ独自の死生観が織りなすヒューマンドラマ。最愛の母を亡くした娘・美花と、その父・悟と再生を描く。本作は2025年新春に沖縄先行。その後東京をはじめ順次全国公開される主人公・美花を演じた松田は、両親役を演じた堀内と浅野について「お二人ともチャーミングな方」と表現。堀内は「るかちゃんは、私がこうやりたいというのをすごく敏感に捉えてくださる女優さんで、心強くて頼もしい娘でした」と語った。堀内はまた、浅野とはウエディングドレス姿でお姫様抱っこしてもらうシーンがあったと言い、「恥ずかしい」と思っていたところ、浅野の「幸せだな~」という言葉を聞いて、「大好き!」と感激したという。「そこからグイグイ気持ちが盛り上がって、ありがとうございました。楽しく撮影させていただきました」と感謝した。浅野も「本当に幸せでした。たぶん僕がこのお二人が奥様で娘さんだったらダメになるだろうなと思いました。それぐらい堀内さんに甘えさせてもらって、かわいい奥さんがいてよかったなと幸せを感じられて。娘にはどうしようもないところを正してもらって、2人が支えてくれることで自然と出る部分がありました」としみじみと語っていた。
2024年04月21日ガレッジセール・ゴリこと照屋年之監督の最新作『かなさんどー』の製作発表が21日、沖縄県内で開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」内で行われ、照屋監督、松田るか、堀内敬子、浅野忠信、Kジャージ、主題歌を手掛けた前川守賢、製作総指揮を務めた福田淳氏が登壇した。照屋監督の6年ぶりの長編最新作である映画『かなさんどー』は、自身が生まれ育った沖縄を舞台に豊かな風土と文化、そして照屋監督が持つ独自の死生観が織りなすヒューマンドラマ。最愛の母を亡くした娘・美花と、その父・悟と再生を描く。主人公・美花を松田、母親役を堀内、父親を浅野が演じた。2025年新春に沖縄先行。その後東京をはじめ順次全国公開される。キャスト陣は完成した作品を見て感動したと口をそろえ、浅野は「台本も読んでいますし内容を把握していたつもりですが、出来上がりを見たときに、るかちゃん演じる娘に助けられているんだなと実感して、笑わせてもらっていると思ったら最後はすごい切ない気持ちになってとっても感動しました」とコメント。堀内は「両目から太い涙が。どうしてこんなに泣いてしまっているんだろうとわからないくらい熱い涙が出ました。感動的な作品です」と言い、松田も「私もそうで、自分がやっているシーンでまさか自分の目に涙がたまると思わなくて」と涙が出たと話した。松田はまた、「ゴリさんが『時間をかけていいよ。俺らは待っている』と待ってくれるシーンもあって、すごく寄り添って撮ってくださったので、ゴリさんのおかげでのびのびとやらせていただけたなと思います」と照屋監督に感謝。浅野も「出る側の人でもあるので我々の細かい心情もすごく理解してくれますし、役になるために時間をかけさせてくれたり、必要な分だけの時間をくれて、サポートしてくれる監督でした」、堀内も「撮るものが明確に頭の中にあるので無駄なことを一切しない。私たちへの説明もすごく明確で、スタッフもゴリ監督がどういうものに撮りたいか理解され、てきぱきと動かれていて、すごく心地よく撮影させていただきました」と監督ぶりを絶賛した。さらに浅野は、照屋作品の魅力について「監督の持っている温かさとか真っすぐさが映画に注ぎ込まれていると思います」と述べ、堀内は「ゴリさんは芸人であるということもあって、笑いの面でも的確な指示があったので、笑いの部分がわかっていて、グッとくる話なのにそこまで重くならずに、笑いながら急に涙がどっとでてしまう、すごくマジックのような手法を持ってらっしゃるなと。見に来て体験していただきたいゴリさんマジックなのかなと思います」と語っていた。
2024年04月21日落語家の桂文枝、タレントの西川きよしが21日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットに登場した。大勢の観客が熱い視線を注ぐ中、参加映画作品の出演者やイベント出演者、関係者たちが続々と登場。笑顔を見せながらゆっくりとレッドカーペットを歩いた。桂文枝と西川きよしは、実行委員会の委員長を務める吉本興業前会長の大崎洋氏、41市町村全力応援芸人キャプテンの宮川たま子とともにカーペットを闊歩。文枝は「一番盛り上がったんじゃないですかね。皆さんに歓迎していただいてうれしい限りです」と喜び、「16年間ありがとうございました。いったんここで終わりますが、またやらせていただきたいと思います」と復活に意欲を見せた。きよしも「16年本当に沖縄の皆さんにお世話になりまして、一応ゴールということですが、僕の心の中ではまた新しい出発への第一歩だと思っています。また新しい沖縄とのコラボを考えていただけると思います。僕らも寂しいです。新しい第一歩、小さなことからコツコツと頑張りたいと思います」と、今後も沖縄での企画が展開されることを期待していた。「沖縄国際映画祭」は沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、2009年にスタート。2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更した。16回目となる今回は、「お~い、お~きな、お~もしろい、お~まつりだ~。」をキャッチコピーとし、4月20日・21日の2日間開催。今年で最後の開催となる。
2024年04月21日沖縄出身のお笑いコンビ・ガレッジセール(川田、ゴリ)が21日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットに登場した。「沖縄国際映画祭」は沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、2009年にスタート。2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更した。16回目となる今回は、「お~い、お~きな、お~もしろい、お~まつりだ~。」をキャッチコピーとし、4月20日・21日の2日間開催。今年で最後の開催となる。レッドカーペットでは、大勢の観客が熱い視線を注ぐ中、参加映画作品の出演者やイベント出演者、関係者たちが続々と登場。沖縄県出身で毎年同映画祭を盛り上げてきたガレッジセールも、笑顔を見せながらカーペットを歩いた。川田は「最後ということもあって噛みしめながら歩いていたんですけど、声援をいただくとうれしいですね。うちなんちゅの方が『ちばりよ~』とか言ってくれるととってもうれしいです」としみじみ。ゴリも「こんだけ暑い中で、何時間も前からお客さんが待ってくれている。それだけ沖縄国際映画祭に期待してくれているということなので、その気持ちを考えながら。『ゴリちゃん』とか言ってくれて」と感慨深げに語った。そしてゴリは「終わると悲しいという思いもあるんですけど、16年、僕らが所属している吉本興業が沖縄にこれだけの祭りを続けてくれたという感謝の気持ちのほうが大きいです。いろんな芸人さんや俳優さん、ミュージシャン、アイドルの方の来てくれて、無料で見られるイベントが多かった。すごく価値のあるイベントだったと思うので、続けてくれてありがとうございますという気持ちです」感謝。川田も「1回目を思い出す。小さいシールを貼って宣伝していた。あんなに小さかった映画祭が広がって、16年も続いたというのは感謝ですね」と語っていた。
2024年04月21日お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が20日、沖縄県内で同日開幕した「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」内で行われた別府短編映画『喝采は聞こえない』の舞台挨拶に登壇した。『喝采は聞こえない』は、別府短編映画制作プロジェクトの第5弾として徳井義実が脚本・撮影・監督を務めた短編作品。別府市を舞台にした売れない舞台女優の物語で、岸田麻佑が主演を務める。徳井は「めんそーれ! 妙な作品になってしまって、ちょっとでもなんとなく楽しんでもらえたらありがたいなと思います」と挨拶。沖縄国際映画祭で初お披露目となった心境を聞かれると「妙な作品なので、見る人がどう見てくれるのか、何を感じてくれるのだろうか、何も感じないのだろうか、本当にわからない状態で、どう見られるんだろうと。長めのミュージックビデオと思ってもらえたらいいかな」と語った。本作の制作は、同プロジェクトに関わっている友人から声をかけられたことがきっかけだったという徳井。「YouTube撮るノリでいいですって言われてやってみたら、斎藤工さんがやってるわ、あかんあかんと思ったけど、受けてもうたからとりあえずやったんですけど」と、過去に参加した人たちを見て驚いたという。また、お笑いのネタ作りと脚本作りは「共通する部分もあるのかな」と言い、「構成していくとか、ここに重点を置こうとか、共通する部分もあるのかなと思います」と話した。エンドロールでは、出演、脚本、音楽、撮影、監督とクレジットされている徳井は、「あのエンドロール嫌やねん、もう全部俺がやりましたみたいな感じで嫌やなと思ったけど、そうやからしょうがないかなと」と苦笑い。音楽に関しては作詞を担当し、さらに作曲担当の人と打ち合わせしながら作り上げたという。撮影に関しては、踊るシーン以外は自身でカメラを回したそうで、「自前のカメラで。普段YouTubeを撮っているカメラを総動員して撮りました。監督の仕事と撮影の仕事と、1シーンくらい自分出ていたんですが、ずっと何かしらやることがあって大忙しでした」と振り返った。「沖縄国際映画祭」は沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、2009年にスタート。2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更した。16回目となる今回は、「お~い、お~きな、お~もしろい、お~まつりだ~。」をキャッチコピーとし、4月20日・21日の2日間開催。今年で最後の開催となる。
2024年04月20日女優・歌手の三戸なつめが20日、沖縄県内で同日開幕した「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」内で行われた映画『お屋敷の神さま』の舞台挨拶に、源田泰章監督、静岡県西伊豆町の星野淨晋町長ともに登壇した。『お屋敷の神さま』は、西伊豆町で巻き起こる学校教師と付喪神(つくもがみ)の不思議で心温まるファンタジー。西伊豆町に赴任してきた学校教師の町田トオルを石井ブレンド、借りているトオルの教員宅に現れる付喪神のハナちゃんを三戸なつめが演じた。三戸もこの日の上映で初めて完成した作品を見たと言い、「日本一の夕日が映像でもすごくきれいで、あのシーンすごく風が強くて、どうなるかなと思っていたんですが、素敵なシーンになってよかったなとほっとしています」とにっこり。あまりの強風に倒れるハプニングもあったそうで、「寒かったから洋服の中に手を入れていたらすごい強風が吹いて、そのままバーンと……」と振り返り、「夕日との戦いもありました」と話した。「沖縄国際映画祭」は2009年にスタートし、2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更。沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、第16回となる今回は、「お~い、お~きな、お~もしろい、お~まつりだ~。」をキャッチコピーとし、4月20日・21日の2日間開催される。なお、同映画祭は今年で終了することが決定。運営の中心的な役割を果たしてきた吉本興業ホールディングスが3月6日、今年を最後に運営から退くと発表し、実行委員会が4月10日、今年の開催をもって終了すると発表した。
2024年04月20日お笑いコンビ・ガレッジセール(川田広樹、ゴリ)が20日、沖縄県那覇市で開催された『第16回 沖縄国際映画祭 島ぜんぶでお~きな祭2024』内で行われた「島ラブ祭 ソーシャルビジネスコンテスト Powered by Yunus Social Business」に登場。イベント後に行われた囲み取材では、最後の『沖縄国際映画祭』についてさみしさを語った。第3回目の開催となる『島ラブ祭 ソーシャルビジネスコンテスト』は、沖縄の抱える貧困や教育、環境といった社会問題をビジネスで解決することを目的とした事業プランを発表するコンテスト。今回のコンテストでは沖縄県のおからの活用事業をする「Okaraokara」が優勝した。ゴリは「若い子たちが、世の中の幸せが自分の幸せと言えるような熱い方々が、いまこんなにいるんだということにすごく胸を打たれます」と感動を伝えると、川田も「皆さんの熱いプレゼンや、優勝して涙を流して喜んでる姿を見て、ジーンときてもらい泣きしました。もう50歳を超えると涙腺がゆるくてゆるくて(笑)。本当におめでとうございます」と称えた。しかし、『沖縄国際映画祭』自体が今年で最後となることが決定。運営の中心的な役割を果たしてきた吉本興業ホールディングスが3月6日、今年を最後に運営から退くと発表し、実行委員会が4月10日、今年の開催をもって終了すると発表した。ガレッジセールは、2人とも沖縄県出身ということで映画祭の第1回から盛り上げてきたが、そのことについて問われるとゴリは「それ言われるとちょっとジーンときちゃいますね」と感慨深そうに思いを吐露。川田も「終わっちゃうのは寂しいなと。明日最後のイベント終わりはもしかしたらじーんと来ているかもしれないですね。花火がなくてよかったです。花火を見たらうわーって泣いていました」と心境を打ち明けた。ゴリは改めて「吉本興業が沖縄で映画祭をやるってなった時に、沖縄県民としてはうれしかった。10年以上続けるのは本当に大変だったと思うんですよ。映画祭近くになると吉本の社員が痩せていくんです。みんな準備で大変なんだなってわかるんですけど、みんなお客さんの笑顔を見ると幸せになるし、そういうので続いた16年だった」と振り返る。さらに「国際通りにレッドカーペットが敷かれて、その真ん中で歩いて、両側からお客さんに声かけられた時って、じーんと来たんですよ。それが明日で最後かと思うと…さみしさもあるんですけど、さみしいというマイナスな気持ちで終わるよりは、“ありがとうございました!いい16年だったね!”って思って終わりたいなと思っています」とあすへの熱い思いをぶつけた。
2024年04月20日今年で最後の開催となる「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」が20日、沖縄県内で開幕。沖縄出身のお笑いコンビ・ガレッジセール(川田、ゴリ)が、那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場で行われた「島ラブ祭 ソーシャルビジネスコンテスト」でMCを務め、イベント後に囲み取材に応じた。「沖縄国際映画祭」は2009年にスタートし、2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更。沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、第16回となる今回は、「お~い、お~きな、お~もしろい、お~まつりだ~。」をキャッチコピーとし、4月20日・21日の2日間開催する。なお、同映画祭は今年で終了することが決定。運営の中心的な役割を果たしてきた吉本興業ホールディングスが3月6日、今年を最後に運営から退くと発表し、実行委員会が4月10日、今年の開催をもって終了すると発表した。「島ラブ祭 ソーシャルビジネスコンテスト」でMCを務めたガレッジセールは2人とも沖縄県出身で、毎年同映画祭を盛り上げてきた。コンテストにちなみ、今後沖縄でやってみたいことを聞かれると、川田は「去年のプレゼンで農業で沖縄のためにという若者がいて、それはやってみたいなと思いました」と答え、ゴリが「沖縄に東京とか大阪の人気の芸人が来たりしながら、いろんな映画が見られるような沖縄国際映画祭というイベントをやってみたい」とボケると、川田が「明日終わるんだよ!」とツッコミ。「終わるんだったらそれをまた僕が始めたいです」とゴリが言うと、川田は「そんな力ないだろ!」と再びツッコんだ。そして、今年で同映画祭が最後を迎えることに、川田は「終わっちゃうの寂しいなと。明日最後のイベント終わりはじーんと来ているかもしれないですね。花火がなくてよかったです。花火見たらうわーって泣いていました」としみじみ。ゴリも「じーんと来ちゃいますね」と言い、「吉本興業が沖縄にこういうお祭りをやるってなったときに沖縄県民としてはうれしいわけですよ。沖縄県に貢献できるって。そして10年以上続けて。お客さんの笑顔を見ると幸せになるし、そういうので続いた16年がある」と回顧。最初は認知されてなかったものの、当たり前のように知られるようになったことへの喜びも述べ、「それがなくなってしまうのかと。会社に対してご苦労様でしたというのと、やってくれてありがとうございますという感謝の気持ちもあるし、やっぱり寂しさもあるんですけど、マイナスな気持ちで終わるよりも、ありがとうございました、いい16年だったねって思って終わりたい」と語った。
2024年04月20日