宮藤官九郎が草なぎ剛を主演に迎え手がけた『中学生円山』で描かれた劇中劇「愛そしてチャンジャ」のフルバージョンを、DVD&Blu-ray発売前にシネマカフェが先行して緊急鑑賞!その全貌が分かった。「愛そしてチャンジャ」は、主人公・円山克也(平岡拓真)の母(坂井真紀)が夢中になっている架空の韓流ドラマのタイトル。母はDVD-BOXを買うほどの熱心なファンで最終話近辺まで到達したものの、不具合が生じて映像がストップしてしまう。劇場公開時は「愛そしてチャンジャ」の全貌が知りたいという要望が出たほど、気になるインパクトだった。このほど判明した“「愛そしてチャンジャ」フルバージョン”は、ヤン・イクチュン演じる財閥一家に解雇された使用人・ヨンス、彼のチャンジャを食べて記憶が戻った貧しい村出身の娘・ミヨン、ミヨンとの生活に未練がある財閥の車椅子の御曹司が、一堂に会す緊迫した場面だ。真実を知ったミヨンがヨンスに想いをブチまけ、その時ヨンスは…というまるで本物の韓流ドラマのような展開で、「愛そしてチャンジャ」の結末も気になってしまう。この“「愛そしてチャンジャ」フルバージョン”は、デラックス・エディション(豪華版)の特典ディスクに収録予定。本編の世界観を補完する高いクオリティーをあなたも堪能してみて。『中学生円山』DVD&Blu-rayは2014年1月15日(水)より発売。※レンタル版同時リリース『中学生円山』DVD&Blu-rayリリース情報【セル】デラックス・エディション(豪華版)DVD デラックス・エディション¥5,985(税込)【本編DVD+特典DVD】 2枚組Blu-ray デラックス・エディション¥7,035(税込)【本編Blu-ray+特典DVD】 2枚組【セル】スタンダード・エディション(通常版)DVD スタンダード・エディション¥3,990(税込)【本編DVD】 1枚組Blu-ray スタンダード・エディション¥5,040(税込)【本編Blu-ray】 1枚組発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 『中学生円山』製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:中学生円山 2013年5月18日より全国にて公開(C) 『中学生円山』製作委員会
2014年01月07日公開中の映画『中学生円山』主演の草なぎ剛とドラマ「幽かな彼女」に生徒役で出演している若手俳優陣による“特別授業”が6月2日、都内劇場で開催され、草なぎは学生服&セーラー服姿の後輩たちから繰り出される質問にユーモアたっぷりに回答した。その他の写真『中学生円山』は宮藤官九郎の監督第3作。10代ならではの妄想に取りつかれた中学生と彼が済む団地に越してきた謎のシングルファーザーの交流を軸に様々な人間模様が描き出される。大歓声の中迎えられた草なぎは「マスコミが入っているので今日の僕はつまらないですからね。マスコミの方がいるとハジけたトークができない自分にビックリしています」と自虐的に語りつつも、言葉と裏腹にノリノリで報道陣のカメラ、そして観客に向かってピース! すでに本作での舞台あいさつは約20回にもなるが「たくさんの方に観ていただくのはいうれしい」とニッコリ。「スマスマで楽屋が同じ」という稲垣吾郎から「『中学生』サイコーだよって言われたんですが、本当に観たのか分かんない。稲垣くんは空気読める方なので…」と猜疑心たっぷりに語り笑いを誘った。フジテレビで放送中の香取慎吾主演の「幽かな彼女」からは、草なぎの後輩であるジャニーズ事務所所属の森本慎太郎、神宮寺勇太、岩橋玄樹をはじめ、松井健太、森迫永依、山本舞香、飯豊まりえ、関柴優、田辺桃子が制服姿で登場。草なぎは教師になりきって「先生、毎週『幽かな彼女』観てますよ!」とノリノリ。生徒たちもすでに『中学生円山』を鑑賞しており「かわいい妄想かと思ってたら、結構キツイ妄想だったけど観てる内に応援したくなった」(森本)、「中学男子ってああいうこと考えてるんだ? とちょっと引きました(笑)」(山本)など様々な感想が寄せられた。本作を含め、これまで出演した数々の作品の思い出を尋ねられると草なぎは「『円山』は夏の撮影ですごく気持ちよかったし、実はこの映画が一番、苦労が少なかった作品。台本も1回しか読んでない。逆に竹内結子さんと共演した『僕と妻の1778の物語』は100回以上読んだかも。でも撮影はいつも楽しいですよ」と語った。ラブシーンを演じるときの心構えに関しては「みんな見てるから恥ずかしい(笑)。いつも緊張してます」と素直な心情を吐露。その上で芝居に関して「カメラの前でうまくやらなくていい。ある先輩に言われたのは『お前の中に芝居の神様がいてそれが芝居をするんだ』ということ。素直な自分を出せばいい。高倉健さんにもそう言われました」と大先輩からのアドバイスを交えて告白。憧れのスターの言葉に若い俳優陣は目を輝かせて聞き入っていた。『中学生円山』公開中
2013年06月03日11・12月に東京、大阪で上演された、草なぎ剛主演の日韓合作舞台『ぼくに炎の戦車を』の韓国公演が来年1月30日から、ソウル・国立劇場 ヘオルム劇場で開催される。韓国公演に向けて、草なぎからメッセージが寄せられた。草なぎ剛「舞台『ぼくに炎の戦車を』を、韓国でも上演できることを嬉しく思います。韓国映画をきっかけに韓国に興味を持ち、ハングルを一生懸命に勉強してきましたが、そのハングルを生かして韓国の舞台に立つことは大きな夢であり、目標でもありました。まさに僕にとっては新しい挑戦ですし、僕の人生の中でもとても大きな意味を持つ舞台になると思います。僕が演じる主人公・柳原直輝という存在は、純粋でまっすぐな人間です。その力は国境や立場、身分の違いといった、あらゆる壁を少しずつ崩していきます。そんな柳原直輝が登場する舞台『ぼくに炎の戦車を』は、人間の持つやさしさや、暖かさが込められた作品ですし、劇中同様にチャ・スンウォンさんとも強い友情を育むことができました。韓国のみなさんにも、一生懸命生きている人々の姿から、何か感じていただければと思います」作品は、2008年に『焼肉ドラゴン』で数々の演劇賞に輝いた鄭義信の新作。およそ100年前、日本統治下の朝鮮が舞台。朝鮮文化に高い関心を寄せる青年教師・柳原直輝と放浪芸人・淳雨(スンウ)の友情を軸に、ふたりを取り巻く人々の人間模様をダイナミックに描いて好評を博した。作品の故郷での“凱旋公演”に注目が集まる。公演は、韓国・ヘオルム劇場にて2013年1月30日(水)から2月3日(日)まで。チケットは発売中。インターネットでの販売はなく、電話、コンビニでの取り扱いのみ。
2012年12月14日草なぎ剛が主演を務め、人気を博した同名ドラマを映画化した『任侠ヘルパー』の完成報告会見が24日、都内で行われ、草なぎをはじめ、共演する安田成美、夏帆、風間俊介、香川照之、メガホンを執った西谷弘監督が出席した。草なぎは、会見前日に第一子となる女の子を出産した共演者の黒木メイサに「メイサちゃん、おめでとう。とてもおめでたいですね。メイサちゃんとの共演シーンは僕自身もとても気に入っています。ちょっと落ち着いたら、映画を観てほしい」と祝福のメッセージをおくった。その他の写真元極道の男が“任侠道”を貫きながらヘルパーとして活躍する姿を描いた本作。草なぎ演じる主人公・翼彦一が、貧困に苦しむ老人たちを救い出すべく立ち上がる。草なぎ自身にとっても、彦一というキャラクターは「撮影が終わった後も、ずっと頭の隅に残っていた」といい、「とても満足のいく作品」と誇らしげ。「大人っぽい一面をお見せすることができた。きっとドキっとしてもらえる」と役についても語った。また草なぎは、役作りのために、高倉健が出演する“任侠映画”を鑑賞し、その後映画『あなたへ』で実際に共演も果たしており、「お会いした健さんからは『お前、似合ってないぞ』って言われましたが(笑)、この作品は現代版の任侠映画になったと思いますし、ぜひ健さんにも観てほしいですね」と笑顔を見せた。安田は共演した草なぎについて「寡黙でとてもナチュラルな方」と述懐し、「本番前に『集中!』ってご自分に言い聞かせていたのが印象的。ご本人は集中できるでしょうが、私たちは集中できないですよ」と草なぎの“クセ”に苦笑いを見せていた。また、安田と同じく、映画で本シリーズに初参加した香川は「役者さんのいろいろなベクトルが、ひとつのシーンに向かっていく現場を踏みしめることができた」と満足そうだった。『任侠ヘルパー』11月17日から全国ロードショー
2012年09月24日