写真集を中心に新刊、古書、洋書、和書を問わず、独自の視点でセレクトした書籍を販売するオンライン書店のフロットサムブックス(flotsam books)が、期間限定で東京・中目黒と大阪・南堀江に実店舗をオープンする。4月29日から5月6日までの間は、南堀江にある国内の新鋭デザイナーズブランドをセレクトするコンセプトショップのヴィジットフォー(VISITFOR)にポップアップショップをオープンする。“やさぐれオジサン企画”と題した会期中はフロットサムブックスが厳選した写真集を販売するほか、同ショップでも取り扱いのある靴ブランド・ニル(nir)の上村大悟によるオリジナルのブックカバーと栞も用意される。また、神奈川にある花と植物のショップSUNROOM/UTOPIA COFFEEのフラワーアーティスト・橋本によるアレンジフラワーと観葉鉢が内装をデコレーションする。5月3日から5日までは、東京・中目黒の写真ギャラリー・POETIC SCAPE内にポップアップショップをオープン。会場では今回のために仕入れた洋書や古書を中心に、オンラインでしか見られなかった様々な本を販売する。大阪日時:2016年4月29日~5月6日場所:VISITFOR住所:大阪府大阪市西区南堀江1-21-4 JSビル1F東京日時:2016年5月3日~5月5日(13:00~ 22:00 、最終日は21:00まで)場所:POETIC SCAPE住所:東京都目黒区中目黒4-4-10
2016年04月24日IDTは2月16日、ウェラブルデバイスや産業機器などのアプリケーションをターゲットとする新しい半導体製品ファミリを開発中であることを明かした。現在開発中の製品はIDTのワイヤレス給電技術と、同社が12月に買収したZMDIのシグナルコンディショニング技術を統合している(関連:IDTによるZDMI買収について詳しくはこちら)。2つの技術は単一の32ビット組み込みマイクロコントローラコアを共有する仕組みになっており、ワイヤレス給電回路とシグナルコンディショニングアプリケーションの高精度アナログフロントエンド回路の両方を1つのコアでプログラミングすることが可能だという。同社は同製品ファミリでは現在市場に流通している製品と比べて、圧倒的なレベルの独自性と柔軟性が実現しているほか、アプリケーション開発に必要な部品コストを削減しつつ、サイズの小型化も可能だとしている。なお、同製品ファミリの市場投入時期は未定。
2016年02月16日Googleは2月9日(米国時間)、LLVMの開発者向けメーリングリストに投函したメール「[llvm-dev][RFC]Lanai backend」において、「Lanai」と呼ばれるプロセッサ向けのバックエンド・コードの寄贈を表明した。Googleが社内で独自プロセッサの開発を進めている話は以前から出ていたが、今回の発表で独自プロセッサを開発していることが明確になった。メールに掲載されている内容によると、「Lanai」は次のような特徴を持ったプロセッサとされている。32ビットプロセッサ32ビットレジスタ(固定値レジスタ2個、プログラム・ステータス・トラックに利用されるレジスタ4個(PC、SP、FP、RCA)、ユーザーによる使用向けレジスタ2個(R10、R11)、引数処理に4個まで使用可能、Callee-Savedレジスタはサポートしない)浮動小数点はサポートしない寄贈が表明されたバックエンドコードはC99のコードをLanai向けにビルドするもの。例外処理はサポートされていない。「Lanai」は1997年に初版が出版された書籍『Parallel Computer Architecture: A Hardware/Software Approach』に掲載されているプロセッサをベースにしているとされている。研究開発の目的が強く、広く一般に販売する計画はないと見られる。
2016年02月10日国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)はこのほど、日本医療研究開発機構(AMED)および先端医療振興財団との共同研究により、再生医療用の移植細胞の製造中に混入または発生するがん化のリスクを持つ悪性形質転換細胞(がん細胞)を超高度に検出する「デジタル軟寒天コロニー形成試験法」を開発したと発表した。同成果は同研究所再生・細胞医療製品部の佐藤陽治 部長とAMEDリサーチ・レジデントの草川森士 博士を中心としたグループによるもので、2015年12月8日に英国科学誌「Scientific Reports」に掲載された。再生医療に用いられる移植細胞の製造工程管理では、がん細胞が混入してしまった場合にそれを高感度で検知し、移植細胞の品質を確保する必要がある。がん細胞の特性である足場非依存性増殖を利用する従来の「軟寒天コロニー形成試験」は、正常細胞への混入を比較的短期間かつ簡便に評価することができるが、従来のアッセイ法におる検出感度は低く、正常細胞中に微量に混入したがん細胞から形成されるコロニーを検出することは困難だった。これに対し、同研究では画像解析によるコロニー検出に挑戦し、細胞の核、ミトコンドリアをそれぞれ青、赤に染める生細胞染色試薬を用いてコロニーを染色し、コロニーの形状、大きさ、蛍光輝度などを指標とすることで1個のコロニーを高精度に認識することが可能となった。また、画像解析のハイスループット化にも成功した。さらに、同技術を応用して、細胞試料をマルチウェルプレートに分割、播種して軟寒天培養を行い、各ウェル内での細胞コロニー形成を解析し、足場非依存的に増殖するがん細胞の混入を評価する「デジタル軟寒天コロニー形成試験」を考案。同試験法は大量の細胞からなる試料であっても、複数に分割したウェル毎にコロニー形成の有無を解析するため、高シグナル/ノイズ比が確保され、試料中に微量に存在するがん細胞を高感度に検出することが可能となる。同試験法を同グループが評価したところ、HeLa細胞相当のがん細胞が混入する細胞試料であれば0.00001%の感度で検出可能であることが示唆されたという。また、細胞試料を分画、播種するウェル数および培養細胞数を調節することで、検出感度を適宜向上させることが可能であることに加え、細胞数にかかわらず、高検出感度を保持する同試験法の適用が可能だと考えられている。同研究グループは今後、再生医療用の移植細胞の製造工程における品質評価のための標準的な試験系にすることを目指し、試験系の自動化などもふまえ、試験方法の最適化に向けた研究を進めていくとしている。
2016年01月18日米Googleは「チャットボット(Chatbot)」と呼ばれるプログラムを搭載した新メッセージングアプリの開発を進めているという。同社は現在、HangoutsとMessengerという2つのアプリ(サービス)を提供しているが、同一または別のアプリとして新サービスを組み込んだ形を検討しているとみられる。チャットボットはユーザーからの質問に反応し、さまざまな質問をインターネット検索を駆使して自動回答する。同件は米Wall Street Journalが報じている。前述のようにGoogleは2種類のメッセージングサービスを提供中だ。1つは音声からテキストまで、すべてのメッセージング機能を統合したHangouts。もう1つはSMS利用に特化する一方で、グループチャットなど比較的リッチな追加機能を提供するMessengerだ。ただ、この分野ではFacebook傘下のWhatsAppや同社自身のMessenger、そして中国ではTencentのWeChatに後塵を拝している。ライバル製品らの特徴として、単なるメッセージングアプリ(サービス)の枠にはとどまらず、年々機能がリッチ化している点が挙げられる。Googleもまた、ライバルらとの差別化のために新機能開発を進めているのではないかというのが背景だ。WSJによれば、この新サービスの開発は少なくとも1年前にスタートし、同社通信製品担当バイスプレジデントのNick Fox氏がチームを率いているという。Fox氏は10月にチャットボット向けのマーケットプレイスやレーティングサービスを提供する「200 Labs」という企業の買収打診を行ったが、先方に拒否されたようだ。Googleの新サービスはこれらチャットボットの集合体に近いものとみられ、200 Labsの開発する仕組みに近いものを目指していると考えられる。ユーザーの問いを文章として自動解析し、インターネットや各種ソースから返答を行う形になるようだ。
2015年12月24日サードウェーブデジノスは14日、同社が開発を中のWindows 10 Mobile搭載Windows Phone「Diginnos Mobile DG-W10M」について、詳細なスペックを公開した。一方で具体的な発売時期や価格は公開されていないが、同社によると「お求めになりやすい価格とさせていただく予定」という。サードウェーブデジノスは、2015年9月にWindows Phoneの開発を表明。OSにWindows 10 Mobileを搭載したLTE対応のSIMフリー端末となることが明かされていたが、詳細な仕様や価格は、後日あらためて告知としていた。今回発表された「Diginnos Mobile DG-W10M」のスペックは、CPUがクアッドコア、メモリが1GB、ストレージが16GB、ディスプレイが1,280×720ドットの5型液晶、OSがWindows 10 Mobile。カメラが前面約200万画素、背面約800万画素。microSDHCスロットを搭載する。通信機能は、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.0、4G(LTE)、3G(W-CDMA)。対応バンドは、LTEがBand1/3/5/19、3GがBand1/5/9/19(Band6を内包)。本体に2基のmicroSIMスロットを備えるが、日本国内では1基のみの使用となるという。このほか、着せ替え可能な交換用カバー3種類が付属する。
2015年10月14日蕎麦といえば、粉にしたものを打って麺になった状態のものが一般的。でも、シリアルとして「実」の状態のまま食べても、おいしいうえに栄養価も高いのをご存知ですか?蕎麦の実には豊富な食物繊維だけでなく、ミネラルやビタミン、ポリフェノール、ルチンまでが豊富に含まれています。そのため、ダイエット中の食事としても、とっても優秀です。シリアルは穀物のことを指すので、欧米では玄米も蕎麦もシリアルの部類に入ります。朝食シリアルとして食べるだけでなく、サラダにしたり、スープの具にしたり、さまざまな調理法でいただきます。ムッチリとした独特の食感でよくかんで食べるので、少量で満足度が得られるという効果も。お通じもサポートしてくれるし、まさにダイエットにぴったりです。・蕎麦の実とズッキーニ、フェタチーズのサラダ蕎麦の実は、パスタを茹でるときのように10~15分ほど茹でて冷ましておきます。ズッキーニは2センチ角に切ったら、グリルで5分ほど焼いて火を通します。ボウルに、蕎麦の実、ズッキーニ、1センチ角に切ったフェタチーズを入れてよく混ぜ、塩、コショウ、オリーブオイルで味付けをしたらできあがり。お好みで、4つ切りにしたプチトマト、ちぎったバジルの葉、水を切って角切りにした木綿豆腐などを入れても!・蕎麦の実とポテトのスープみじん切りにしたニンニク、玉ねぎ、ニンジン、セロリを、多めに入れたオリーブオイルでしんなりするまで炒めたら、蕎麦の実と1センチ角に切ったポテトを加え、さらに2、3分炒めます。水を材料の2倍ほど足し、約40分、中火で煮込みやわらかくします。塩コショウで味を調えたら、できあがり。アツアツのうち、すりおろしたパルミジャーノレッジャーノをかけていただきます。そろそろ新蕎麦の季節ですね。蕎麦の実シリアルレシピで、おいしいダイエットはいかが?
2015年09月21日8月31日、BSDの開発者であるMike Larkin氏がOpenBSDプロジェクトのtechメーリングリストに投函されたメール「virtualization support」によって、Mike Larkin氏がこの数カ月にわたってOpenBSD向けのハイパーバイザの開発を行っていたことが明らかになった。アイデアそのものは数年前からあったとしており、OpenBSD Foundationからの支援を受けて開発が一気に加速したと説明している。開発は一定のポイントに到達したとしており、他の開発者に対してバグの発見など開発への支援を呼びかけている。ハイパーバイザの実装系はすでにいくつか代表的なものが存在しているが、Mike Larkin氏は既存のハイパーバイザを移植することはいくつかの技術的な理由からあまり意味がなかったと説明。既存のハイパーバイザには移植する必要のない実装が含まれており、これらを移植するよりも一から開発したほうが効率がよかったと指摘している。リリースのタイミングや約束はできないとしつつ、10月の終わりをめどに考えていると説明。当初、動作が想定されるゲスト・オペレーティングシステムはvirtioをサポートしているものに限られるが、いずれはよりレガシーなオペレーティングシステムやBIOS/UEFIブートについてもサポートしたいと説明がある。
2015年09月01日Cerevoは18日、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場するアイテム「ドミネーター」を1/1スケールで再現したスマート・トイ「DOMINATOR MAXI」(開発コード名)を発表した。合わせて、ハードウェアのスタートアップ拠点「DMM.make AKIBA」で、発表会を開催。ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが司会を務め、Cerevo代表取締役CEOの岩佐琢磨氏が詳細を紹介した。「DOMINATOR MAXI」開発中実機も披露された。○劇中と同じ「完全自動変形」機構を実現「DOMINATOR MAXI」は、アニメ「PSYCHO-PASS」に登場する特殊拳銃「ドミネーター」を1/1スケールで再現した製品。劇中のドミネーターは、対象者に向けることで犯罪者になる危険性を表した「犯罪係数」を測定でき、一定以上の数値が確認された場合は自動変形して対象者を執行(発砲)することができる。今回発表された「DOMINATOR MAXI」は、無線LANでスマートフォンと連携するスマート・トイ。最大の特徴である自動変形機構に加え、音声再生、LED、タッチセンサーなどを内蔵し、「PSYCHO-PASS」の世界観を再現した。搭載機能はスマートフォンからリモートで操作できる。変形機構は、基本モードの「パラライザー」から、執行モードの「エリミネーター」へ状態変化する。逆に「エリミネーター」から「パラライザー」への変形も可能。内部に2つのモーターを備え、変形時間は「設定資料の2秒間と、それより速いアニメ映像との中間」に調整。スムーズな可動を実現した。○スマートフォンと無線LANで連携変形時に再生される音声は、劇中と同じく、日髙のり子さんが担当。100種類以上の声を完全撮りおろしで収録し、グリップを握ったり、特定の人に向けたりする動作に応じて内蔵スピーカーから再生される。先端にはカメラを内蔵し、スマートフォンと無線LAN接続することで、相手の犯罪係数を専用アプリ上に表示。犯罪係数に応じて自動でモード変形するほか、執行(発砲)しない場合は、トリガーをロックするというこだわりの仕様。犯罪係数はランダムで表示。カメラを使った写真・動画撮影も可能で、専用アプリに写真を表示し、劇中の世界観でデザインされたUIをオーバーレイした撮影や、本体で撮影した動画のストリーミング再生などが行える。グリップ部分にはタッチセンサーを備え、グリップを握ることで効果音を再生できるほか、本来の持ち主でない不正ユーザーが手にした場合、音声によるメッセージとともに製品を利用できなくさせるという劇中設定も再現されている。○部品点数は約100点外観は、サイコパス製作委員会による3Dデータを基に作成。しかし実物へ落とし込むにあたり、「実際にどんな金具でパーツをつなぐのか、部品の厚みは何ミリなのかなど、自社で考えていく部分が多数あった」(岩佐氏)。電気を通すには課題もあったというが、製品化への作業は「家電スタートアップ企業として楽しい部分」という。重量は、現段階では約800g程度。部品点数は、基板を除き100点弱。表面素材は樹脂を採用し、一部金属も取り入れる。100個以上のフルカラーLEDも搭載し、通常・変形・執行のモードに合わせて発光状態が変化する。バッテリはグリップ部分に内蔵され、駆動時間は調整中だが、「撮影イベントで日中使える程度」をターゲットとする。○スクリーンから現実へ、「S2R」プロジェクト「DOMINATOR MAXI」開発の背景として、Cerevoは自社で「S2R」というコンセプトを掲げている。これは「From screen to the real」の意味で、家電のテクノロジーを用い、アニメやゲーム、映画などの劇中アイテムを、可能な限り現実に再現させる取り組みとのこと。代表取締役CEOの岩佐琢磨氏は、今回発表した「DOMINATOR MAXI」を皮切りに、「S2R」プロジェクトを今後継続的に進めていきたいと語った。なお、「DOMINATOR MAXI」の名称は開発コード名であり、実際の製品名は変わる可能性がある。家電スタートアップであるCerevoは、2015年1月に、センサー類を内蔵しスマートフォンと連携するスノーボード用バインディング「XON SNOW-1」を発表している。今回の「DOMINATOR MAXI」は、ネットワーク機能を持たないバインディングと家電技術を組み合わせた「XON SNOW-1」のように、玩具と家電技術をつなげるスマート・トイであるという。「内部には基板やCPU、OSも搭載されており、構成はスマートフォンや家電などに近い。(トイとしては)オーバースペック気味であるとも思うが、この製品の登場によってトイ業界の動きも変わるだろう。今後出てくる第2第3の製品が自社の利益にもつながると考えている」(岩佐氏)。スマホやネットにつながるオモチャを作ろうと、同社も入居しているDMM.make Akiba内の企業から話があり、開発に至った。開発にあたっては「実際に動くようにする」という基本的な部分が一番苦労したという。発売は2015年度中。価格は未定だが、岩佐氏によると「個人が趣味で買える程度、少なくとも10万円以下にする」とのこと。今回発表された「DOMINATOR MAXI」開発中実機は、7月19日に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催されるスペシャルイベント「【朗読劇】『PSYCHO-PASS サイコパス』-ALL STAR REAL ACT」の展示エリアで試作機が展示される。動作デモも確認できるとのことで、興味があるユーザーは足を運んでみると良いだろう。
2015年07月18日EIZOは9日、タッチ検出方式に超音波表面弾性波(SAW)方式を採用した17.0型マイナンバー対応タッチパネルディスプレイを開発中であることを発表した。発売時期や価格は未定。開発を明らかにしたタッチパネルディスプレイは、タッチ検出方式に超音波表面弾性波(SAW)方式を採用する17.0型モデル。2016年1月から運用開始される「マイナンバー法案(行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案)」に配慮したモデルになるという。役所など、不特定多数の人の目がある場所でマイナンバーを入力するケースを想定し、横から見た場合に画面が暗くなることで、文字などを読み取れないようにする仕組み。これにより、マイナンバーを入力する際に周囲から番号を覗き見られないようになる。なお、今回発表の液晶ディスプレイは、2015年7月15日~17日に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2015」で展示する予定。
2015年07月09日アップルは、このほど「Apple Watch」のApple Store実店舗における店頭販売を開始した。実店舗で購入する場合もApple Online Storeからの予約が必要だが、在庫状況次第では、即日の持ち帰りも可能となっている。これまで、Apple Watchの店頭購入は、Apple Watch at Isetan Shinjuku、Dover Street Market GINZA、ソフトバンク表参道/銀座および、エディオン、C smart、ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部の店舗のみで行っていたが、全国8カ所のApple Storeでも購入が可能となった。Apple Storeで購入するには、事前にApple Online Storeから購入予約をしておく必要がある。予約画面には「お近くのApple Storeでの購入をご希望ですか?」という記載があり、その下の「予約状況を確認する」をクリックすると、任意のApple Storeを選択できる。「Apple Watch Sport」、「Apple Watch」、「Apple Watch Edition」と全モデルの購入が可能だが、在庫がないモデルではストアを選択できない。
2015年06月18日ルネサス エレクトロニクスは6月16日、IoT製品の製品開発期間短縮やメンテナンスにかかる総費用(Total Cost of Ownership:TCO)の低減などを実現する新たなプラットフォーム「Renesas Synergyプラットフォーム」を開発したと発表した。同プラットフォームは動作を保証されたソフトウェアパッケージを核とし、ソフトウェア開発者に対して使いやすいAPI(Application Programming Interface)が提供されるため、ユーザはAPI層から開発することが可能であり、開発期間の短縮や早期市場投入が実現できるようになるという。具体的には、(1)動作保証されたソフトウェアパッケージ、(2)次世代MCUファミリ(Renesas Synergy MCU)、(3)ツールとキット、(4)ソリューション、(5)ギャラリーで構成され、中核を成すソフトウェアパッケージには、市場実績があるリアルタイムOS(RTOS)やTCP/IP、USBなどの通信スタック、ファイルシステム、GUI(Graphic User Interface)ライブラリが含まれており、ユーザは量産数の制限を受けずにこれらのソフトウェアを使用することができる。また、同プラットフォームに関する技術サポートやライセンス契約も同社が一元化して行うため、ユーザはこれまで複数の企業と行ってきた調整などの労力を軽減することもできるという。なお、同プラットフォームは、2015年中に発売を開始する予定で、価格は未定だという。
2015年06月16日ベトナム・ホーチミン、ハノイに拠点を持つITオフショア開発会社であるエボラブルアジアは6月11日、ゲーム開発専門のプラン「ゲームセカンダリー運用特化プラン」を開始したと発表した。同社によると、ベトナムは、エンジニアのゲーム運用力が高く、また人件費が日本の1/3というコストパフォーマンスの高さから、日本だけでなく諸外国のゲーム会社が進出している。同プランは、運用フェーズまたは売り上げが安定しているゲームを同社のラボに作業移管することで、運用コストの削減とゲームライフサイクルの長期化を狙うもの。すでに3タイトルのゲームラボの移管および運用の実績があるが、今後は作業移管のノウハウの蓄積や、エンジニアの採用・トレーニング、移管元の企業に対してのコンサルティングをより一層強化し、2015年内には10タイトルの移管や新規ゲームの開発を目指していくという。デザインの加工においても、背景画や補助的作業だけでなく、キャラクターなどのデザインの加工、ゲームの更新などを予定している。
2015年06月11日ヘンプ(麻の実)の魅力とは?オーガニックコスメブランド「シャンブル」は、2015年5月30日(土)にヘルシービューティ・コラボイベントを開催。現在、参加者を募集している。同ブランドは、100%オーガニックの麻の実から抽出された「ヘンプオイル」とアロマやハーブを配合したスキンケア製品を展開。今回のイベントは、『ヘンプで実践する内外美容』とのテーマで、スキンケアだけでなく、スーパーフードとしても注目されているヘンプ(麻の実)の美容効果を紹介&体験できるもの。雑誌「Veggy」とクッキングセラピスト「Megu氏」をゲストに迎えて開催する。ヘンプランチのフルコースとトークを楽しんでイベントでは、Megu氏による「ヘンプ・スペシャルランチ」のフルコースを食べながら、ヘンプを使用したレシピの紹介やトークを楽しむことができる。また、参加者にはヘンプコスメやヘンプスイーツのお土産も付き、ヘンプの魅力を十二分に知ることができる内容だ。【ヘンプビューティ・イベント「ヘンプで実践する内外美容」】開催日 :2015年5月30日(土)開催時間: 13:00~15:00開催場所: Veggyサロン※東京都渋谷区笹塚3-19-2 青田ビル2F会費:5.500円(税込)※ランチ代込み※ヘンプコスメ&ヘンプクッキーのお土産付き(引用:プレスリリースより)申し込みについては【参考】のリンク先を参照のこと。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社シャンブル プレスリリース/ValuePress!
2015年05月19日クリエイティブラボ「PARTY」のニューヨークオフィス「PARTY NY」が、愛犬用LEDベストを開発「Disco Dog」を開発。現在、クラウドファンディング「Kickstarter」にて開発資金を募っている。同製品は、256個のRGBフルカラー対応LEDと充電可能なバッテリー(洗濯時には取り外し可能)を搭載した愛犬用のベスト。スマートフォンアプリを経由して、スパークル、ストライプ、ファイヤーフライ、アラームといった複数のアニメーションをはじめ、自分で入力したメッセージを表示したり、色を変えたりすることが可能となっている。また、もし愛犬が道に迷ってスマホとの接続が切れてしまった場合には、自動的に「LOST DOG」(迷い犬)のメッセージが表示される。ちなみに、同製品は、20153月、米・テキサス州オースティンで開催された、音楽・映画・インタラクティブのフェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)」にて披露された。なお、現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で初期開発のための出資を募ったプロジェクトを展開しており(4月13日まで)、まもなく80着限定でベータ版の生産段階に入るということだ。
2015年04月10日ワコムは1日、同社の公式Twitterアカウント(@wacom_info_jp)にて、猫専用の液晶ペンタブレットを開発していることを発表した。開発中であることが明かされた「猫専用液晶ペンタブレット」は、昨今の液晶ペンタブレットの発熱量が改良によって減少し、結果として「猫が乗らなくなった」とのユーザーの声を受けて開発されているもの。公式Twitterアカウントでは開発風景が公開されており、実際に温度管理を担当する猫のスタッフが業務にあたっている様子を紹介している。なお、4月1日より新入社員が公式Twitterアカウントの担当となっており、社内の様子のツイートが連続して行われている。このほかの新製品に関する企画会議などの様子も公開されているため、詳細は同アカウントを参照してほしい。
2015年04月01日理化学研究所(理研)は2月6日、試験管中で原料を混ぜるだけで高分子を精密に合成する方法を開発したと発表した。同成果は、同所 創発物性科学研究センター 創発ソフトマター機能研究グループの宮島大吾基礎科学特別研究員、相田卓三グループディレクター(東京大学大学院 工学系研究科 教授)、東京大学大学院 工学系研究科の姜志亨大学院生、大阪大学大学院 工学研究科の井上佳久教授らによるもの。詳細は、米国の科学雑誌「Science」のオンライン版に掲載された。プラスチックやゴムのような素材は日常生活になくてはならないものである。それらの素材は小さな分子(モノマー)が鎖状につながった高分子(ポリマー)からできており、必要とする機能に合わせて、つなぎ方が精密に制御されている。しかし、ニーズに合わせ多種多様な高分子を作製するには、高度な専門知識と熟練した技術、反応条件を制御できる設備による精密合成が必要である。一方で、1980年代後半に、"温和な条件下で原料を混ぜるだけ"でできる高分子の超分子ポリマーの合成法が報告されているが、この合成法では小分子同士が勝手に連結してしまうため、思い通りの設計が実現できない。そこで、研究グループは、小分子が持つ2つの連結点をあらかじめ分子内で接着することで環状にし、他の分子と勝手に連結できなくした。そこに、連結反応を促す小分子(連結反応開始剤)を混ぜたところ、鎖状の2量体をつくり、さらに3量体、4量体と連結反応を繰り返し、鎖の長いポリマーに成長した。例えば、連結反応開始剤に対して環状の小分子を1000倍加えれば、1000回の連結反応が繰り返されるので、鎖の長さを一義的に決めることができる。なお、この高分子の精密合成法は、誰でも、どこでも高分子の精密合成ができる手法である。自由な設計が可能なため新しい高分子材料の開発につながると同時に、製造プロセスを著しく簡素化し、コストの削減が期待できる。また、分子同士が化学結合していないため、簡単な操作で原料まで分解できることから、完璧なリサイクルを実現し環境に影響を与えないことも大きな特徴となっている。今後は、高分子合成の例をどれだけ増やしていけるかが課題であるとコメントしている。
2015年02月09日ソニーは、2月12日から開催される「CP+(シーピープラス)2015」の出展概要を発表した。「α7II」などデジタルカメラ製品群のほか、開発中のαレンズ4本とコンバーター2本を参考出品する。CP+2015にて出展されるのは、2014年11月発表の「α7II」を含むデジタル一眼レフカメラ、レンズスタイルカメラ、「サイバーショット(Cyber-shot) RX」シリーズ、4K記録対応のハンディカム、4Kアクションカムなど。レンズの展示では、全αレンズ群に加えて、開発中の35mmフルサイズに対応したαレンズ「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」「FE 28mm F2」4本と、ウルトラワイドコンバーター、フィッシュアイコンバーターも展示。来場者は参考出品のプロダクトも体験できる。そのほか、4Kブラビアで写真を鑑賞するギャラリー、プロの写真家によるセミナーなどを用意する。CP+2015はカメラ・写真と映像に関するイベント。2月12日から15日までの期間、パシフィコ横浜で開催される。
2015年02月05日Mozillaは12月2日(米国時間)、iOSプラットフォーム向けのFirefoxライクなブラウザ開発を進めていると公式に発表した。現在iOS向けのサードパーティブラウザとしてChromeやOperaが提供されているが、基本的な動作エンジンはApple準拠のもので他OS版とUIなどで共通点があるのみだ。そのためFirefox for iOSについてもブックマーク同期など限られた機能での共通化が行われた類似ブラウザとなる可能性が高いとみられている。同件はTechCrunchが初報を出しており、現在米オレゴン州ポートランドで開催されているMozillaの内部向けイベントにおいてFirefox担当VPのJonathan Nightingale氏が出したコメントがベースになっている。後にMozillaが出した公式声明によれば、Firefox for iOSの開発はまだ初期段階にあり、他のプラットフォームでのFirefoxと同様な経験をiOS環境においても提供していくのが目的と、プラットフォームの横展開戦略の延長にあることを示唆している。今後アップデートは順次報告していく予定だとプロジェクト側では説明している。ただTechCrunchが指摘するように、AppleのiOSにおけるサードパーティ製Webブラウザアプリの審査基準は厳しく、ChromeやFirefoxといった競合が独自のレンダリングエンジンやJavaScript実行環境を用意することを固く禁じている。そのため、AppleがiOS向けにデフォルトで提供しているレンダリングエンジンを利用したり、Opera miniのように外部サーバにレンダリングエンジンを積む方式を採用する形で各社はアプリをリリースしている。FirefoxもChromeなどと同じ方式を採用する可能性が高く、むしろFirefoxアカウントによるブックマーク同期など、プラットフォームを移動してもFirefoxの利用環境をそのまま引き継げるようなUI面の機能共通化をセールスポイントにするのではないかと考えられている。
2014年12月04日NECパーソナルコンピュータは13日、2014年秋冬モデル発表時に「開発中」として紹介された8型Windowsタブレットの詳細を発表した。同社のWindowsタブレットシリーズ「LaVie Tab W」に連なる製品で、型番は「TW708/T」。価格および発売時期は非公開。10.1型の「LaVie Tab W TW710」シリーズと同様、OSにはWindows 8.1 with Bing 32bitを搭載。プロセッサは、東芝の8型Windowsタブレット「dynabook Tab S38」などでも採用されているIntel Atom Z3735F(1.33GHz)で、メモリは2GB、ストレージは約64GB eMMCといった構成になる。「SmartVision/PLAYER」や「My Time Line」などの同社独自アプリなども搭載する。画面解像度は1,980×1,200ドットのWUXGAで、同社の高輝度液晶スーパーシャインビューLEDを採用。同社は「押さえるところは押さえた」と、高解像度を特徴の1つに挙げる。通信インタフェースはIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。本体インタフェースはmicroUSB×1(充電兼用)、Micro HDMI×1、microSDカード×1、ヘッドフォン/マイク端子×1。センサーはGPSは、加速度、地磁気、ジャイロ。本体サイズはW126×D215×H9.9mm、重量は約370g。駆動時間は約8時間(Wi-Fi接続時)。搭載OfficeはOffice Premiumではなく、通常のMicrosoft Office Home and Business 2013が付属。純正オプション品のスタンド兼用タブレットカバーも用意する。
2014年11月13日●各回60名以上、立ち見の参加者もVAIO株式会社が開発中の「VAIO Prototype Tablet PC」が、2014年11月2日、大阪・梅田のソニーストア大阪において初めて一般公開された。同日に2回に渡って開催された「未来のVAIOによって描かれる、新しいPCライフ」と題したトークショーにおいて、VAIO株式会社の商品企画担当ダイレクターの伊藤好文氏と、フォトグラファーの御園生大地氏が、「VAIO Prototype Tablet PC」によるデモストレーションを行いながら、同製品へのこだわりや、VAIOが目指す「本質+α」の考え方などについて説明した。今回のトークショーは、ソニーストア大阪が、2014年11月9日にオープン10周年を迎えるのに合わせて開催したソニーストア大阪10周年記念祭「楽しい生活with SONY」の目玉イベントのひとつ。11月3日には当初予定されていなかった「VAIO Prototype Tablet PC」の参考展示も急遽行われた。「VAIO Prototype Tablet PC」は、米ロサンゼルスで開催されたAdobe MAXで、同社が初公開したVAIOブランドのタブレットPCの試作品。Adobe MAXは、参加費用が1500ドル(約15万円)となるクリエイターを対象にしたプライベートイベントであり、一般ユーザーを対象に公開されるのは今回が初めてのこととなる。各回とも先着順で決定した20人が参加。さらに立ち見での参加を含めて各回60人以上がトークショーに参加した。○VAIOのPCは「創造性と生産性の両立」VAIOの伊藤ダイレクターは、「VAIO Prototype Tablet PC」の開発経緯について触れ、クリエイター向けとした「VAIO Prototype Tablet PC」の開発は、ソニー時代の2012年秋に発売した「VAIO Duo 11」において、イラストレーターから、「机に縛られずに外に持ち出しても、創作作業ができるPC」として注目されたことが発端だとした。VAIO Duo 11」はもともと、クリエイターの利用を想定したPCではなかったという。ビジネスパーソンが、ペン入力を利用して、PCをノートの代わりに使うことを目指して開発した商品であった。だが、クリエイターから、持ち運べる「VAIO Duo 11」は創作する場を広げられるという評価があがり、そのことがこの領域に向けて本格的に取り組むきっかけとなった。その後、写真家やイラストレーターなどとの連携を開始。アドビとも連携を行い、デザインや機能を研ぎ澄ましていった。こうしたソニー時代からの取り組みが、「VAIO Prototype Tablet PC」につながっているという。そして、「『VAIO Prototype Tablet PC』が目指すゴールは、クリエイターにデスク外の第2の場所で、プロレベルの創作を支援することにある」と位置づけた。まずはAdobe MAXで、「VAIO Prototype Tablet PC」を公開したのも、クリエイターを対象にするという明確なターゲットを持った製品であったからだ。伊藤ダイレクターは、「Adobe Maxは、クリエイターに使ってもらうことで、我々が研究開発してきたものが正しかったのかどうか、どう改善すればいいのかを確認する場でもあった」としたほか、「自動車メーカーはコンセプトカーを開発し、レーシングドライバーによって細かいフィーリングを突き詰めていくが、『VAIO Prototype Tablet PC』もそれと同じ役割を持った"コンセプトPC"といえるもの。クリエイターに利用してもらい、次のPC、これからのPCはどうあるべきかを突き詰めていくことになる」と語った。「クリエイターは、創造する仕事でPCを使い、しかも、限られた時間のなかで創作物を生み出す。つまり、創造性と生産性の両立が求められている。クリエイター向けのPCを作ることは、VAIOが投入するすべてのPCの考え方につながる。VAIOが投入するPCの役割は創造性と生産性の両立にある」(伊藤ダイレクター)。そのほか、伊藤ダイレクターは、「VAIO Prototype Tablet PC」は、「パフォーマンス」、「モビリティ」、「クリエイティブUX」の3点が特徴だとし、パフォーマンスについては、HプロセッサーラインのQuad Coreプロセッサの採用やグラフィックアクセラレーターにはIris Proを搭載していること、PCIeのハイスピードSSD採用していることに触れ、具体的な指標を示しながら高性能ぶりを説明。「モビリティ」については、「今日は重量などは明らかにできないが、このあと、みなさんに実際に触っていただき、軽さを体感してもらいたい」として、参加者に直接触れてもらう時間を設けた。そして、「クリエイティブUX」については、デタッチャブル形状の採用、ワイヤレスキーボードの採用により、クリエイターが使いやすいレイアウトを可能にしたこと、独自のフリーストップスタンドにより、手で補助することなく、自由に角度を変えられることなどを紹介した。そして、ディスプレイに採用したダイレクトボンディング方式によって、ペン入力時の視差を小さくでき、細かい部分まで描画できる点にも触れた。「『VAIO Prototype Tablet PC』は、小さなボディにデスクトップ並の高性能を実現し、いつでもどこでもストレスなく本格的な描画ができる製品を目指している。みなさんの声がこの製品をさらに進化させることになる。ぜひ、多くの意見を聞きたい」と参加者に呼びかけた。○場所の制約から解放する唯一のタブレット一方、御園生氏は、Photoshopを使用して「VAIO Prototype Tablet PC」のデモストレーションを行い、その特徴を示してみせた。御園生氏が高い評価を寄せているのが、高精細ディスプレイだ。「VAIO Prototype Tablet PC」は、12.3型のアスペクト比3:2のディスプレイを搭載。Adobe RGBカバー率が95%以上、2,560×1,704ドット、250dpiの高解像度を実現している。「VAIO Tap 11と比較すると、赤の再現性に優れており、食べ物や花などがいきいきとして表現できる。これはプロの目からみると大きな差である」としたほか、「色の確認を行うのにモニターの表示性能が不十分なデバイスが多いが、「VAIO Prototype Tablet PC」は、余裕のある表示性能を持ち、IPS液晶による視野角の広さがあるのが特徴。撮影現場で、クライアントと話をしても仕上がりの色合いを共有できる。プロにとって何事にも変えられない利点である」と述べた。また、「静止画を扱うクリエイターにとっては、十分すぎるスペック。これ以上のものはいらない。撮影現場で画像を閲覧し、ホテルやカフェといった出先でもレタッチができる。どちらの作業も1台でこなすことができるデバイスはこれしかない。クリエイターを、場所の制約から解放する唯一のタブレットになる可能性を秘めている」と期待を語った。●伊藤ダイレクター、御園生氏へ単独インタビュー○「VAIOのファンを裏切らないものを製品化する」 - 伊藤ダイレクタートークショーのあとに、VAIOの伊藤ダイレクター、御園生氏に単独インタビューを試みた。VAIOの伊藤ダイレクターは、「これだけ多くの人に集まっていただき、VAIOに対する期待感の大きさを改めて感じることができた。これまではクリエイターの声を聞いていたが、今回は一般ユーザーを対象にしたイベントであり、VAIOファンの方々に「VAIO Prototype Tablet PC」をお見せすることができた。実際に触ってもらった参加者からは、『これはいい』と言ってもらえたこと、好感をもってもらったのと同時に、期待の大きさを感じた。しっかりと応えていきたい」とした。また、「『VAIO Prototype Tablet PC』によって、VAIO株式会社が打ち出した『本質+α』を理解していただき、それが受け入れられているという手応えも感じた。VAIOのファンを裏切らないものが登場するのではないか、という期待感を持っていただけたと考えている。これをしっかりと製品化しなくてはならない。これが我々の使命である」とも語った。当初予定になかった、実際に触ってもらう場を設けたことについては、「質感は触っていただけないと良さがわからないと思い、VAIO側からソニーストア大阪に申し入れた。まずはソニーストアのお客様や、VAIOのファンに体験していただきたいと考えた。実際に触っていただいて、VAIOがきちんと帰ってきてくれたと思っていただけたらいい」と述べた。ちなみに、ユーザーとの対話のなかでは、価格や詳細なスペックに対しての質問が多かったほか、「いま使っているVAIOで感じる課題を伝えたいというユーザーの姿が見受けられた。こうした声も次の製品に反映したい」という。また、事前に約1カ月間「VAIO Prototype Tablet PC」を使用した御園生氏は、ディスプレイ性能や本体性能の高さから、同機を「フォトグラファーにとって最適な1台」に感じたと語る。とくに、写真やデザインのプロでないクライアントが同席する現場で完成品に近い制作物を見せられるメリットが大きく、クライアントに安心感と信頼感を提供できる最初のデバイスかもしれないと評した上で、「あえて課題をあげるとすれば、個人的には、撮影現場に持ち運んで利用できる、もう少し画面が小さくて軽いものが欲しい。ミニディスプレイポートがついているので、オフィスに帰ってきたらColor Edgeにつなげて作業をするといった使い方もできるだろう。正式に発売されたら購入したい」と語った。一方、ソニーストア大阪の堺本浩司店長は、「かつての周年イベントで用意していた来店記念品を、今回は用意しなかった。しかし、国内初展示やVAIOのトークショーなど、新たなイベントへの取り組みを通じて、ソニー製品やVAIOに興味を持つ多くの方々が来店している。ソニーのVAIOのファンだった人たちが、VAIO株式会社のVAIOを待ってくれているという手応えを感じた。VAIOは、ソニーストア大阪でも継続的にしっかりと販売をしていくことになる。新たな製品が早く登場し、またソニーストアに訪れてくれることを期待している」とコメント。「ソニーストアへ来店するお客様は、一度来店しただけでは購入せず、何度も来店して納得した上で購入するというケースが多い。10周年記念祭をきっかけにソニーストア大阪を訪れた方々が再びソニーストアを訪れ、ストアのメンバーになっていただいたり、購入をしていただくことに期待している。まだまだソニーストアの知名度は低い。10周年記念祭は終わりではなくて、ソニーストアとお客様をつなげるスタート地点にしたい」と述べた。
2014年11月06日米Twitterは10月22日(米国時間)、米国サンフランシスコで開催中の開発者向けイベント「Flight」において、モバイルアプリ開発者に向けてSDK「Fabric」の提供を発表した。Fabricは「アプリの安定性を高める」「利用者を増やす」「収益を得る」「ユーザーの本人確認」という4つの課題を解決することを目的としており、「Crashlytics」「MoPub」「Twitter」という3つのキットから構成される。Crashlyticsは、アプリケーションの安定性を高めるためのキット。クラッシュを発見して問題のあるコードを探し当てる「Crashlytics」、アプリを提供する前に、ベータとして試してもらってフィードバックを得ることができる「Beta by Crashlytics」、アプリを提供した後もリアルタイムで分析が行える「Answers by Crashlytics」という3つのコンポーネントで構成される。Twitterは利用者を増やすためのキットで、膨大な数が存在するアプリの中から自身のアプリに気づいてもらうことに役立つ。Twitterキットは「Native Tweet embeds(埋め込みネイティブツイート)「Tweet composer(ツイートコンポーザー)」「Sign in with Twitter(ログイン ウィズ Twitter)」という3つのコンポーネントで構成される。収益獲得のためのキットがMoPubとなる。複数の広告ネットワークをカバーしているMoPubを利用することで、クリックを数回行うだけでアプリに適切な広告を選べるほか、広告表示の位置なども管理できる。なお、Fabricは開発者の手間をかけずに済むように設計されており、Xcode、Eclipse、Android Studio、InteliJなどのIDE、自動ビルドやテストツールと統合されるため、キットが最新のものになっているかどうかを心配する必要がないという。
2014年10月23日亀田製菓は10月6日~11月30日、「有村架純 開発部長プロジェクト」および「有村架純 開発部長になっちゃっ種プレゼントキャンペーン」を実施する。それに先立ち、女優の有村架純さんを同社の「亀田の柿の種 開発部長」として起用。有村さんと同社の若手社員5人で、「亀田の柿の種」の新味「ソースマヨ味」「ベイクドチーズケーキ味」「キャラメル味」を開発した。このほど行われた就任会見では、有村さん自らが「亀田の柿の種」新味を報道関係者にプレゼンテーション。また、新味の試食会も行われた。○人気1位の味を商品化「有村架純 開発部長プロジェクト」では、有村さんらが開発した「亀田の柿の種」の3つの新味のうち、"最も食べてみたいと思う味"への一般投票をキャンペーンサイトを通して受付。1位となった味を商品化するというもの。投票期間は10月6日0:00~11月30日23:59で、結果発表は12月中旬を予定している。また、「有村架純 開発部長になっちゃっ種プレゼントキャンペーン」も同時に実施する。キャンペーン対象商品のパッケージ裏面についている「柿の種 Pマーク」1枚を1口として応募ハガキもしくは市販のハガキに貼り、必要事項を記入の上所定の郵便料金の切手を貼って応募すると、「有村架純 開発部長プロジェクト」で1位となった味の「亀田の柿の種」1袋と「亀田の柿の種」詰め合わせ(亀田の柿の種・わさび・梅しその3種類)各1袋が抽選で3,000人に当たる。1人につき何口でも応募できるが、ハガキ1枚に付き応募は6口まで。応募期間は10月6日~11月30日となる。対象商品などの詳細はキャンペーンサイトにて。○有村さんも太鼓判の新味6人で試行錯誤しながら進んだ新味の開発について、有村さんは「初めてのことだったので戸惑いもあったんですけど、みなさんとアイディアを出し合えてすごく楽しかったです。とても良い経験になりました」と就任会見で感想を述べた。その後、有村さん自身が報道関係者にプレゼンテーションを行い、それぞれの味について思い入れを語った。「ソースマヨ味」については「食べたら止まらないような味わいになって満足しています」と話し、「ベイクドチーズケーキ味」では「チーズが主張しすぎず、甘すぎもしない新しい味わいです。私はチーズが苦手なんですけど食べられちゃいました」とコメント。「キャラメル味」については「これは間違いないな! と思いました。男性も女性も両方楽しめる味なのかな」と語った。○試食会などの開催も就任会見後、実際に3つの新味を試食してみた。まずは「ソースマヨ味」。ソースのスパイシーな香りとマヨネーズのコクが濃厚な味わいで、青のりの風味がアクセントになっている。ビールに合いそうだ。「ベイクドチーズケーキ味」は、口に入れるとふわっとチーズの風味が広がる。味はほのかに甘い程度で、有村さんの言うとおり匂いも甘みもきつすぎずバランスがとれている印象。生地の軽い食感も心地よく、勉強や仕事の合間のちょっとしたティーブレイクに良さそう。「キャラメル味」は香り高く、コクもあるぜいたくな味わいだった。ミルクのまろやかさと香ばしいキャラメル風味にほのかに塩味が加わり、スナックでもスイーツ感覚でも楽しめる。「亀田の柿の種」新味の一般販売は未定だが、キャンペーン期間中に試食会などの開催を予定している。有村架純さんのアイディアも詰まった今までの「亀田の柿の種」にはない3つの味。機会があればぜひ味わってみていただきたい。
2014年10月02日本田技術工業はこのほど、「2015 FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」参戦に向け、現在開発中のパワーユニットの画像を世界で初めて公開した。パワーユニットは、エンジンとエネルギー回生システムを組み合わされたF1マシンの動力源であり、ホンダは2015年より「パワーユニットサプライヤー」としてF1に参戦する予定。本田技術研究所は2015年の参戦に向けて、2014年移転した栃木県さくら市の開発現場にて、エンジンにターボやエネルギー回生システムを結合して本格的なベンチテストの段階に移行するなど、パワーユニットの開発は佳境を迎えているとのこと。また、鈴鹿サーキットで開催される「2014 FIA F1 世界選手権シリーズ 第15戦 日本グランプリレース」に伴い、開催前日の10月2日から5日までの期間、サーキット内に設営するホンダブースにて、現在開発中のパワーユニットの最新映像をホンダサウンドとともに先行公開する。なお、同映像は10月6日より同社WebサイトおよびSNS上でも公開される。
2014年10月02日(吉本実憂・オフィシャルブログより)国民的・美少女【吉本実憂】、”The Best of Beauty 2013”で表彰される!2012年の国民的・美少女コンテストで、みごとグランプリを受賞した【吉本実憂】が、”The Best of Beauty 2013・(ザ・ベスト・オブ・ビューティー・2013) ”の10代部門で表彰された。東京の都内で9月3日「NPO法人・美容週間・振興協議会」が主催する”授賞式”に出席した。この表彰を行っているのは「NPO法人・美容週間・振興協議会」だ。毎年の”くしの日”頃に、”美容のすばらしさ”をアピールする目的で多様なイベントを行っている。”ザ・ベスト・オブ・ビューティー”は2004年からスタートしたイベントだ。吉本実憂は、華やかな、レッド系のドレスの、少し大人びた愛らしいファッションで登場。この名誉ある表彰式で吉本実憂が述べた感想を簡潔にまとめると、10代の方は大勢いるのに、その中で私が選ばれたことがうれしい。今後もこの受け取った賞にふさわしい活動に努める、ということだ。すでに写真集や新しいCMに起用されるなど、今後を期待されたタレントだ。吉本実憂について1996年、福岡県出身。2012年・第13回全日本・国民的美少女コンテストでグランプリを獲得した。福岡県の”小倉・ぎおん太鼓”が特技である。また趣味はダンス。彼女の初仕事は、ラルフ・ローレンの、直営・旗艦店”オープニング・レセプション”のゲストとしての参加。2013年に、次世代・ユニット・X21のリーダーに選ばれる。また第85回記念・選抜高等学校・野球大会の「選抜応援・イメージキャラクター」に選ばれた。【参考】▼吉本実憂・オフィシャルブログ▼NPO法人・美容週間・振興協議会“クレオパトラ”や“オードリー・ヘップバーン”など世界に名を残す美女たちが愛用していたという美肌成分とは?(9月1日)元の記事を読む
2013年09月07日グラビア撮影中のもようをブログで公開TBSのアナウンサーで、小柄なアイドル系ルックスと天然(?)なキュートさで、人気となっている、注目度大の女子アナ、田中みな実アナ。その恵まれたルックスを活かし、グラビアなどにも多数登場しているが、その最新ショットとなるグラビアの撮影のようすを、22日のオフィシャルブログで公開した。この画像と内容がおおいに話題となっている。このカラーグラビア撮影は、週刊プレイボーイに掲載予定のものだそうで、彼女が同誌のグラビアに登場するのはこれが3回目だ。掲載号は10月22日発売分となるといい、“全編すっぴん”のショットということで、注目されている。ちょっと早いですが、すっぴん姿を公開しちゃいます!掲載号の発売までには、ややまだ時間があるが、ブログでは撮影のあいまに休憩をとっているところと思われる様子のすっぴん画像などが公開された。やや濡れたセット途中といった感じの髪に黒のシンプルなTシャツという姿で、まさに素の彼女が感じられる画像となっている。肌もきれいで、ナチュラルな可愛らしさが印象的だ。実際に撮影を進めている様子も、小さな画像ながら紹介されており、ファン待望の全編すっぴんグラビア発売への期待をさらに高めている。元の記事を読む
2012年09月26日“みんなのみな実”に熱愛報道TBSの美人人気アナウンサーとして知られる田中みな実アナ。彼女が番組製作会社社員と親密なデートをしているところが、18日発売の講談社「フライデー」に報じられた。天然キャラ、ぶりっこキャラなどで注目される彼女だが、お相手は意外にも「サンデー・ジャポン」のADを務める一般男性だったとか。田中アナは同番組にも出演しており、そこで出会ったのではないかと思われる。意外なところで好感度はアップ?このお相手は森山直太朗にも似た男性で、田中アナと4月中旬頃、東京ミッドタウン内をデートしたり、ベンチで2人仲良くベーグルを食べたりしている姿が目撃されているそうだ。また、六本木ヒルズでショッピングを楽しむ様子も伝えられているという。TBSではとくにコメントすることはないとしている。華やかな美人女子アナの交際報道として注目されるところだが、ADという意外性と庶民的なデート風景に、世間の受け止め方としては、かえって彼女の好感度は上がっている傾向もあるようだ。“みんなのみな実”という彼女。この交際の行方は……??本人のブログでは、日曜日、20日の「サンデー・ジャポン」生放送番組内で真相を明らかにするとしている。元の記事を読む
2012年05月19日「行け!稲中卓球部」で知られる漫画家・古谷実が「ヤングマガジン」(講談社刊)に連載した異色作「ヒミズ」が、『冷たい熱帯魚』、『愛のむきだし』の園子温によって映画化されることが発表された。「稲中」などギャグ漫画家として人気を博してきた古谷さんだが、「ヒミズ」ではこれまでのギャグ路線を封印。“普通の人生”を望む男子中学生が、ある事件をきっかけに心に闇を抱えて普通とは程遠い人生を歩んでいくことになるさまを描く。人間の心の奥に潜む暗部をえぐり出した残酷な青春劇として熱狂的な支持者を生み出した。この過激な物語を、過激な暴力描写では引けを取らない鬼才・園子温が映画化することに!これまでに原作のノベライズ版が刊行されているほか、2004年には舞台化もされたが、映像化は今回が初めてとなる。撮影は茨城県で特設セットを設置して5月いっぱいをかけて行われ、すでに編集段階に入っているとのこと。気になるキャストだが、主人公の住田を演じるのは、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』に主演し、来年公開の『ALWAYS 3丁目の夕日 ’64』への出演も決まっている若手実力派の染谷将太。そして、原作で住田と同じクラスという設定の女子・茶沢を『ガマの油』で鮮烈なデビューを果たし、最近では『劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ』のヒロイン役で強烈な印象を残した二階堂ふみが演じる。住田も茶沢も複雑な内面を抱えた役だけに、若い2人がどんな掛け合いを見せるのか楽しみなところだ。『冷たい熱帯魚』のヒットおよび国際的な高評価に続き、水野美紀を主演に迎えての『恋の罪』の公開も決まるなど、その勢いが留まるところを知らぬ園監督。どんな激しい描写で若者たちの内面をさらけ出すのか?『ヒミズ』公開は2012年春、シネクイントほか全国にて。■関連作品:恋の罪 2011年公開© 2011「恋の罪」製作委員会ヒミズ 2012年春、シネクイントほか全国にて公開冷たい熱帯魚 2011年1月29日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© NIKKATSU■関連記事:【カンヌレポート8】テーマが明確な作品が勝利の鍵?気になるパルム・ドールの行方【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック吹越満、“血まみれ”園子温監督現場をふり返り「笑ったねぇ」キーワードを集めて幻の“超過激”映像を観よう!『冷たい熱帯魚』動画キャンペーン吹越満インタビュー「いつも『俳優になりたい』って気持ちで仕事してます」
2011年06月10日