フィンランドで撮影された『かもめ食堂』(’06)に続く海外となる、オールカナダロケで作られた荻上直子監督の最新作『トイレット』は、主演のもたいまさこ以外全てカナダ人キャストで、クルーの多くもカナダ人。映画の中でもばーちゃん(もたいさん)と突然生活を共にすることになった3兄妹の姿が描かれているけれど、実際の撮影風景はどんな様子だったのでしょうか。長男・モーリーを演じたデイヴィッド・レンドルと、荻上直子監督に語っていただきました。デイヴィッドの第一印象は?「ヘンな人」!―デイヴィッドさんが生まれ育ったトロントの街で日本の映画が撮影され、その映画に出演するという経験はいかがでしたか?デイヴィッド「本当に不思議な体験だったけれど、すごく楽しくて、エキサイティングで…でも、やっぱり不思議な体験だったとしか言い表せないなあ(笑)」。―お互いの第一印象はいかがでしたか?デイヴィッド「ナオコは作りたいものがとても明確で、こういうふうにはっきりとしたビジョンを持った監督と仕事してみたいなあと思った。だけど初対面のオーディションはあっという間に終わってしまって、決め手になるような印象を与えることはできなかったんじゃないかなって思っていたんだ」。荻上「まず、『ヘンな人!』と思いましたね(笑)。すごくヘンなメガネをかけていて、『顔が見たいからメガネを外してください』とお願いしたんです。そうしたら『ヤダ』って言われて。それで、いじわるな俳優だったらどうしようと不安になったんです(笑)。そのことは話したよね?」デイヴィッド「うん。言い訳をさせてもらうと、僕はすごく目が悪くって何も見えない状態で演技したくなかったから…でも確かに、メガネを外したくないって気持ちもあったかもしれないな(笑)。そうしたら、いじわるな人に見えても仕方なかったよね」。―日本の撮影方法とカナダの撮影方法の違いはありましたか?デイヴィッド「自分が置かれている状況によって違いの感じ方は違うと思う。僕の体験で言うと、スタイリストのホリコシ(堀越絹衣)さんは真のプロフェッショナルだった。ホリコシさんは映画やキャラクターをよく理解して考え抜いた上で衣裳を選んでくれて、いままでここまでプロフェッショナルな仕事をするスタイリストには出会ったことがなかったよ。そしてイイジマ(飯島奈美)さんはすごいシェフだった!彼女の作るギョーザは本当においしくって、『ワオ!』としか言いようがなかった」。荻上「仕事自体に関して言うと、日本もフィンランドもカナダもやっていることは変わらなかったです。ただ、カナダにはユニオン(組合)があって1日12時間しか撮影できない決まりがあったので、毎晩制限時間に近づくとどんどん焦って『とにかく撮り終えましょう!』ということになったのが大変でしたね。毎日毎日追い立てられていた気がします」。初めてのカナダロケ「英語でも自分のカラー出せた」デイヴィッド「撮影現場でのナオコは…いじわるだった(笑)。みんなをいじめていた。というのは冗談で、ナオコはとても緻密で、小さいディテールにもきっちりこだわりが感じられる監督だったよ。それと同時に、引いた画面で遠くから見ているような視点も感じる。細部にこだわりつつ引いたカメラで撮影するというやり方をする監督にはいままで出会ったことがなかった」。荻上「そうなんだ〜」。デイヴィッド「ヨーロッパや海外の映画に見られるようなアプローチだったので、やっていてすごくおもしろかった。そして、リハーサルでのナオコはすごくオープンで、僕らの意見を聞いて取り入れてくれるのが嬉しかったな」。荻上「撮影終了時間には追い立てられていたけれど、気持ち的には落ち着いてやることができました。いままではベテランのスタッフと仕事して助けてもらうことも多かったんですが、この作品では私が一番年長で経験を積んできているので、若いスタッフの先頭に立って引っ張って行かなくちゃいけない感じがありました。ああ、年とったんだなって感じました(笑)。カナダで初めて撮って、英語という言語で撮っても自分のカラーみたいなものを通せたような気がして、そこに関しては満足しています」。―できあがった作品を観た感想はいかがでしたか?デイヴィッド「俳優はもらった脚本を基に、頭の中でどんな映画になるか想像して撮影に臨む。そしてできあがった映画を観ると、脚本を最初に読んだときの印象なんかが呼び起こされたりするものなんだ。僕が最初に脚本を読んだときに笑ったシーン、感動したシーンが全て作品の中に発見することができたね。それと同時に、被写体から距離を置き、ゆったりとしたカメラワークのせいなのか、まるで絵画を見ているような印象を受けました。そこは脚本からは想像できなかった部分だったな」。荻上「なるほど。ある一定の距離を保ってコミュニケーションを取るというのは、外国人との関係に限らず、私の中にあるものなのかもしれないですね」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Itsuko Hirai)シネマカフェSweet「映画監督という仕事『トイレット』特集」■関連作品:トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:『めがね』荻上直子監督新作『トイレット』オリジナルグッズセットを5名様プレゼント荻上直子監督オーディション抜擢の“ヘンな子俳優”初披露『かもめ食堂』荻上直子最新作『トイレット』特報が到着“ばーちゃん”って何者?『かもめ食堂』の荻上直子新作『トイレット』公開決定“ミューズ”もたいまさこ健在
2010年08月02日『かもめ食堂』、『めがね』など独特の“ゆる〜い”世界観が熱い支持を集める荻上直子監督の最新作としてつい先日公開が発表された『トイレット』の特報映像が解禁となった。冒頭、皿いっぱいに敷きつめられたギョーザが映し出され、“ジュー”っと心地良い音が響き渡る。荻上作品と言えば食べ物!『かもめ食堂』でも『めがね』でも、劇中に登場する食べ物がおいしそうと話題を呼んだが、先に挙げた2作同様、今回もフードスタイリストの飯島奈美がスタッフに入っており、今回も映画を観ながらお腹が鳴りそう?そして気になる物語だが、この特報を見る限りではいまだ謎に包まれた部分が多い。オタク青年のレイ、引きこもりピアニスト・モーリー、勝気でワガママな大学生のリサという3人の兄妹と“センセー”と呼ばれる猫と、「天国のママが置いていった」という“ばーちゃん”の奇妙な共同生活が描かれるというのだが…。面白いのは、北米東部を舞台にした物語で、3人の兄妹はもちろん英語で話すのだが、もたいまさこ演じるばーちゃんを、そのまま“ばーちゃん”と呼んでいること。そして特報の最後に出てくるのは、ばーちゃんの言葉と思しき「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」という教訓(?)。また、タイトルの“トイレット”が意味するところは?などなどいろいろと気になるが、公開は8月とまだしばらく先。今後、少しずつ明らかになってくるであろう詳細を期待して待ちたい。『トイレット』は8月28日(土)より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開。※こちらの特報はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:めがね 2007年9月22日よりテアトルタイムズスクエア、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© めがね商会トイレット 2010年8月28日より新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© 2010“トイレット”フィルムパートナーズ■関連記事:『かもめ食堂』の荻上直子新作『トイレット』公開決定“ミューズ”もたいまさこ健在やっぱり猫が好き?超人気ブログ「くるねこ」アニメ化で小林聡美が一人全役に挑戦夏の星空の下、ロマンチックに屋外映画鑑賞!「スターライトシネマ PLUS」開催【ベルリン国際映画祭】『めがね』日本映画初のザルツゲーバー賞を受賞!もたいまさこは女優生命をかけて踊り、加瀬亮はひたすら眠り続けた『めがね』公開
2010年03月09日『かもめ食堂』、『めがね』など、その独特の世界観が支持を集める荻上直子監督の最新作『トイレット』の公開がこのほど発表された。海外で自分のオリジナル脚本で作品を作りたいという荻上監督の熱意のもと、昨年9月からカナダのトロントで撮影され、仕上げに至るまで全て、トロントで行われた本作。「人生は退屈の繰り返しに耐え忍ぶことだと思う」と信じて生きてきたプラモデルオタクの青年に、引きこもりピアニストの兄、そしてエアギターで自らのスピリットを表現しようとする大学生の妹という、それぞれバラバラでマイペースに生きている3兄妹が、母親の死をきっかけに、生前母親が日本から呼んだ“謎のばーちゃん”と交流し、少しずつ心の扉を開いていく姿が描き出される。荻上監督は「1994年から6年間、ロサンゼルスに滞在し、映画製作を勉強していました。映画の面白さを教えてくれ、映画を作りたくて作りたくてしょうがない気持ちにさせてくれたのは、ハリウッド映画ではなく、おかしくて上質な当時のアメリカン・インディペンデント映画でした。『ウエルカム・ドールハウス』、『ゴースト・ワールド』、『アメリカン・スプレンダー』など、多くの作品に刺激を受けました。それらは私の原点であり、いつか必ず北米で映画を作りたいとずっと願っていました。構想から約5年、昨年9月からトロントで撮影をした『トイレット』は、私がどうしてもどうしても作りたかった映画です」とのコメントを寄せ、本作に懸けた熱い思い入れを明かしてくれた。気になるキャストだが、物語のカギを握る人物であり、トイレから出ると必ずため息をつくという“謎のばーちゃん”を演じるのは、過去の全ての荻上作品に出演している監督の“ミューズ”もたいまさこ。個性豊かな3兄妹には、トロントでのオーディションにより若手俳優アレックス・ハウス、デイヴィッド・レンドル、タチアナ・マズラニーが選ばれた。さらに、『西の魔女が死んだ』のサチ・パーカーも監督の熱いオファーを受け、これまた“謎の”女性として出演している。スタッフは日本側から『かもめ食堂』、『めがね』に引き続き、フードスタイリストとして活躍する飯島奈美、衣裳の堀越絹衣が参加しているほか、現地カナダの若手スタッフを登用している。ちなみに、スチール撮影には『イースタン・プロミス』のデイビッド・クローネンバーグ監督の娘、ケイトリン・クローネンバーグが参加している。謎のばーちゃんが家族の絆を教えてくれる!『トイレット』は今夏、新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開。■関連作品:トイレット 2010年夏、新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© “トイレット”フィルムパートナーズ
2010年02月18日小林聡美&もたいまさこというおなじみのコンビの主演で贈る、タイを舞台に繰り広げられる愛情いっぱいの映画『プール』が9月12日(土)、公開を迎えた。初日の舞台挨拶に小林さん、もたいさんに加え、共演の加瀬亮、伽奈、そして大森美香監督が登壇した。『かもめ食堂』、『めがね』と多くのファンを持つ作品のスタッフ、キャストが再集結した最新作ということで、あいにくの天気にもかかわらず、開場前から劇場の前に列ができるほどの盛況ぶり。映画上映前の舞台挨拶となったが、小林さんは「隠すほどのことは何もないんですよ(笑)」と前置きし、自身が演じた4年前から家族の元を離れ、タイのチェンマイに暮らす京子について「すでにチラシなどでも書かれている通りなんですが…。表面的には“好き勝手に生きる母親”と捉える方もいるかもしれません。でも、優しいところもあるんですよね…きっと…」と周囲をうかがうような口ぶりで説明してくれた。もたいさんは、京子が働くゲストハウスのオーナー・菊子を演じたが「この菊子という女性の生き方がどのように、けつじちゅ…けちゅじちゅ?……結実するのか(笑)、楽しみでした。タイに行ってみて、やっと答えが見つかったような気がします!」と晴れ晴れとした表情で語った。もたいさんが、“結実”と言えずに口ごもってる横で、小林さんは大きく口を開けて「け・つ・じ・つ!」とフォロー。ファンにとっては2人のこうしたちょっとしたやり取りや掛け合いがたまらない様子!客席からは大きな笑いがわき起こった。ゲストハウスで働く青年・市尾役の加瀬さんは、撮影について、いきなり「まあ、基本的にいいかげんな人たちの集まりなんで…」とのんびりとした口調で語り、「ゆっくりと撮影が進むんですが、スタッフもキャストもみんなが、ひとつひとつのシーンを見てるんですね。そこがほかの映画と違いましたね」と現場の様子を語ってくれた。今回、初めての映画出演となった伽奈さんは少し緊張気味。母親役の小林さんは「初めての現場に一人で入ってくるのって心細いだろうな、と心配していたんですが、伽奈さんは若いけど精神的に自立してました」と称賛…したかと思いきや「私たちがあれこれ構う方がわずらわしい、という感じでしたよね?」と笑顔でイジワルなコメント。伽奈さんは「そんなことないですよ!」と慌てて否定するも、「(伽奈さんが)動くたびに楽しませてもらいました。ランニングシャツがこれほどまでに似合う女性はいない!」(小林さん)、「小学生の男の子みたいでした。一家に一台ほしい!」(もたいさん)と2人して“ホメ殺し”の集中砲火!大森監督は、伽奈さんとタイ人の少年・ビーくんのやり取りに触れ「一緒の時間を過ごしていく中で、伽奈さん自身の体験がそのまま映画になってました。新鮮な風を吹かせてくれましたね」とこれまた称賛を贈った。4人と監督の壇上での絶妙な絡み合いに、映画の上映前から観客はすでに映画を観ているような気分になったのでは?『プール』は9月12日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:プール 2009年9月12日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開©プール商会■関連記事:飯島奈美インタビュー人気フードスタイリストが手がける『プール』魅惑の料理人気モデルから期待の映画デビュー伽奈が語る『かもめ食堂』スタッフ新作『プール』あなたが作ってあげたい料理は?『プール』原作本を3名様にプレゼント『プール』完成!現場も作品もゆる〜く?映画初出演の伽奈は「大目に見てやって」小林聡美&桜沢エリカがサイン会「聡美ちゃんの映画はいつもお腹がすきます」
2009年09月12日「あの映画のあのシーンに出てきたあの料理、おいしそうだったなぁ…」と、映画を観終わったあとに無性にその料理が食べたくなる、誰しも一度は経験しているのではないだろうか。決して目立つことはないけれど、映画に寄り添い、観客の心の隅に温かな記憶として焼き付けられる──そんな印象的な“ごはん”が映画『プール』にはたくさん登場する。そこで、本作をはじめ『かもめ食堂』、『めがね』、『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』など、数多くの映画でフードスタイリストとして活躍する飯島奈美さんに、『プール』の“食”と魅力についてインタビューした。タイ料理とチラシ寿司が同じテーブルに並んでいるワケ映画の舞台はタイの古都チェンマイ。プールのあるゲストハウスで働く日本人・京子(小林聡美)を中心に、5人の6日間の物語が描かれる。約1か月にわたってチェンマイで撮影が行われたそうだが、飯島さんにとってタイはどんなふうに映っていたのだろうか?「バンコクやパタヤには何度か行ったことがあるんですが、チェンマイは初めて。撮影前に現地には『こういう素材があるよ』という情報をもらっていたけれど、実際にチェンマイの市場に行ってみると、とにかく野菜の種類が豊富で!見たことのない野菜がたくさんあって、ほんと楽しかったですね。特に気に入った野菜は“ハヤトウリのつる”。炒めても茹でてもシャキシャキして美味しいんです」。劇中にもチェンマイの市場が登場するが、確かに見ているだけでもウキウキしてしまう、不思議な力を持っている。そんなタイの食材を使った料理の数々──カニのカレー炒め、揚げバナナ、ソムタム…などが、スクリーンの向こう側からおいしそうな匂いを運んできてくれる。そして、タイ料理であるのにどこか懐かしさを感じるのは、タイ料理とちらし寿司や酢豚が同じ食卓に並んでいるからかもしれない。「登場人物たちは日本からタイに来たという設定なので、タイ料理に加えて、少しタイ風にアレンジした日本食も登場させました。ソムタムはいろいろな野菜や果物を使ったタイの食卓の定番メニュー。最初はソムタムにエビを入れようと思ったんですが、同じテーブルに並ぶ料理が、カニのカレー炒めや酢豚だったので、バランスを取って野菜だけのシンプルなソムタムにしました。小林さんの演じる京子は好奇心旺盛な性格。その辺も意識しているんです」。キャラクラーに合わせて素材を変えているとは驚きだ。加瀬亮さんのおかげであるものをお買い物!撮影が早く終わった日は、スタッフ&キャストみんなでご飯を食べることもあったのだとか。メインキャストは『かもめ食堂』、『めがね』でも顔を合わせている馴染みの面々。なかでも小林聡美とはもう7〜8年の付き合いになるという。「小林さんとはパスコのCMの頃からのお付き合いなんです。とっても気さくなのに(現場では)ほどよい緊張感をくれる方ですね。小林さんの料理の腕はかなりのものですよ。今回も演技をしながらキュウリをトントントンッって、薄く、きれいに切っていましたし、揚げ物のシーンも自然な感じでした」。その揚げ物とは“揚げバナナ”のこと。ジュジュッとバナナを揚げる音、サクサクッと食べる瞬間の音、多くの人が「これ、食べたい!」と食欲をかき立てられる。もちろん、その裏には飯島さんの挑戦があった。「タイで買ってきた料理本を見て、天ぷらを揚げるように作ってみたんです。でも、時間が経つとしんなりしてしまって…。どうしたらあのパリパリ感を出せるのかタイの屋台で研究してみると、低温で20分以上かけて揚げていたんです。おかげでキャスト・スタッフにも好評の一品になりました」と、にっこり。きっと揚げバナナを食べているときのみんなの表情も“にっこり”笑顔だったことだろう。また、撮影がオフのときはチェンマイの街を歩きまわり、その土地の雰囲気を満喫したという飯島さん。そして、ある買い物をしたのだとか。「チェンマイのある屋台で小さな棚を見つけたんです。あの棚が欲しいなぁ…と言っていたら、なんと加瀬さんがわざわざお店の人に売ってもらえるかどうか聞いてくれたんです!私も屋台を持っているので、その棚を使ってそのうち屋台を出したいですね」と、思い出のエピソードを語ってくれた。飯島さんの屋台、いまから楽しみ。けれど、まずは『プール』の温かな世界観を満喫しなくては!(text:Rie Shintani)「シネマカフェsweet」『プール』特集■関連作品:プール 2009年9月12日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開©プール商会■関連記事:人気モデルから期待の映画デビュー伽奈が語る『かもめ食堂』スタッフ新作『プール』あなたが作ってあげたい料理は?『プール』原作本を3名様にプレゼント『プール』完成!現場も作品もゆる〜く?映画初出演の伽奈は「大目に見てやって」小林聡美&桜沢エリカがサイン会「聡美ちゃんの映画はいつもお腹がすきます」キャスト陣舞台挨拶付き!『プール』完成披露試写会に10組20名様をご招待
2009年09月11日