●『SHOGUN 将軍』でハリウッドデビューディズニープラスの「スター」で2月27日より配信がスタートした『SHOGUN 将軍』でハリウッドデビューを果たした二階堂ふみにインタビュー。本作の現場で役者として大事な学びを得ることができたそうで、「お芝居って楽しいなと改めて感じることができました」と充実した表情で語ってくれた。ジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』を原作とする本作は、徳川家康にインスパイアされた戦国一の武将・虎永を主人公に、将軍の座をかけた陰謀と策略渦巻く戦国時代を描いたドラマ。ハリウッドと日本のスタッフ・キャストがタッグを組み、真田広之が主演&プロデューサーを務めた。壮大なセットや撮影機材、衣装や小道具、さらにCG技術まで徹底的にこだわり、ハリウッドならではの壮大なスケールで“本物の日本”を忠実に再現。そこが本作の大きな魅力だと二階堂は語る。「日本を描く海外作品は、日本人からすると少し違和感を抱くことがあると思います。それは着物の柄とか髪型とかセットとか、ちょっとしたことだと思いますが、そういったところを真田さんが一番こだわられていたようで、時代考証も含め忠実に再現されているというのがまず大きな魅力だと思います」○真田広之らから大切な学び「結局は自分次第なのだ」二階堂は、虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばずに突き進む落葉の方役として出演。ハリウッドデビューとなった本作で、自分がこれまでの現場で受け身になっていたことに気づけたという。「言語の壁や文化の違いもあり、日本の現場で経験してきたこととは全然違うやり方やルールがある中で、時代劇を撮っているというすごく不思議なバランスで作品に携わらせていただきましたが、自分がいかに、ここ数年お仕事をさせていただく中で受け身だったのか気づくことができました。自分では受け身になっているつもりは全くなかったのですが」そう気づけたのは真田の影響が大きかったようだ。「今回の現場で私がちょっとしたミスをして混乱してしまった時に、真田さんが隣に来てくださって、宝物のような言葉と気付きをくださいました。自分では能動的に動いているつもりだったけど全然動けてなかったんだなと感じました」真田の話から、そして、実際に真田をはじめハリウッドで活躍している人たちの姿を見て、「結局は自分次第なのだ」と大切なことを学んだと語る。「最初は日本と海外の違いに戸惑い、生活環境も全然違って、日本は晴れの日が多いですが、バンクーバーは9月、10月ぐらいからずっと雨季なんです。雨の中を着物で移動したり、いろいろ大変なことがありましたが、その大変さすらも自分のマインド次第で楽しくなっていき、演じるということにすごく向き合う時間になりました。これからはもっと自分から動いていこうと思うきっかけにもなり、いろいろなことを学び直す機会でもあったので、本当に貴重な経験になりました」実際、本作の現場で早速、能動的に動くことを意識し、その大切さを身をもって感じることができたという。「スタッフの方々とのコミュニケーションなど、自分が能動的に変わっていくと周りがどんどん変わっていくような体験をして、これはすごく大事なことだなと。どの国でも、どの現場でも、結局は自分次第なんだなと感じましたし、お芝居って楽しいなと改めて感じることができました」●淀(茶々)にインスパイアされた落葉の方を熱演二階堂が演じた落葉の方は、淀(茶々)にインスパイアされたキャラクター。二階堂は大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014)でも淀を演じており、「10年経ってまた同じ役を演じさせていただくというのはすごく面白い経験でした」と語る。また、本作で演じた落葉の方は、今までの淀とは違った描かれ方をしていると感じたという。「今回は女性のキャラクターたちが違う解釈で描かれ、海外の方から見た日本女性という視点が大きかったように感じます。淀はこれまで、力を持っている女性という偏った描かれ方が多かった印象ですが、強さや権力という言葉に引っ張られすぎないように、その時代を強く生きた1人の女性として、いろいろな方々と相談しながら作り上げていきました」自身と役が重なる部分は「あまりない」と言い、「私は意志も弱いですし、ダメな人間なので(笑)。ストイックに何か大事なものを守ろうとする方は素敵だなとは思いますけど」と話した。二階堂といえば吸い込まれるような目が大きな魅力で、本作でも力強い目で役に説得力を与えている。演じる際に目をどれくらい意識しているのか本人に尋ねると、「自分ではあまり意識したことはないですが、そういう風に言ってもらえるのはうれしいです」とほほ笑んだ。現在放送中のTBS系火曜ドラマ『Eye Love You』では、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公を演じており、二階堂の目の魅力が際立っているが、「目がフィーチャーされる作品なので、モニターを見て自分の目ってこうなっているんだと感じています」と笑った。○「現場が大好き」だと改めて実感そして、『SHOGUN 将軍』でも『Eye Love You』でも、「現場が大好き」という思いを改めて感じたとうれしそうに話す二階堂。「今のドラマの現場も本当に大好きで、スタッフの皆さんの写真などを見ながら毎日寝ているんですけど、各部署のプロフェッショナルな方が集まって、その中で俳優部として参加するのがすごく好きなんです。素晴らしいスタッフの方々と一緒に作品を作り上げていくことが好きなんだなと改めて感じているので、今後もそういう思いで作品作りに参加していけたらと思います」さらに、「国や言語が異なり、バックボーンや見てきたものが全然違う方々とお仕事するのはすごく楽しいなと感じました。共通認識を探すところから始めるという経験も楽しかったですし、それがピタッとハマった時の感動がすごく大きくて。今回の『SHOGUN 将軍』もオーディションでしたが、機会があったらまたオーディションを受けて違った経験をしてみたいなと思います」と語っていた。■二階堂ふみ1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年、映画『ガマの油』でスクリーンデビュー。以降数々の映画、ドラマに出演。2020年には、NHK連続テレビ小説『エール』でヒロイン・関内音役を演じ、歌唱力も話題に。そのほか、近年の主な出演作はドラマ『プロミス・シンデレラ』(21)、『VIVANT』(21)、映画『翔んで埼玉』シリーズ(19、23)、『大怪獣のあとしまつ』(22)、『月』(23)など。ディズニープラスの「スター」で配信中の『SHOGUN 将軍』でハリウッドデビュー。現在放送中のTBS火曜ドラマ『Eye Love You』では主人公・本宮侑里を演じている。
2024年03月09日高橋文哉は、俳優デビューして5年。主演ドラマ、映画、CMなど、その快進撃はとどまるところを知らない。当の本人はと言うと、「まだまだ」といった鋭い表情ではるか先を見据えていた。満足をしない自分への飢餓がガソリンとなり、次の大きな道を拓いているのだろう。こうした進化に、観る者も惹きつけられるわけだ。2024年の最初の出演作は、竹内涼真主演による『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』となった。高橋さんは、竹内さん演じる間宮響と終末世界で行動を共にすることになる柴崎大和役として登場。喧嘩っぱやく、熱い側面を持つ元とび職人の大和は、いつも無我夢中で考えるより先に行動するタイプで、どこか初期の響を彷彿とさせた。何よりも、大和は高橋さんがこれまで演じることのなかった役柄となり、まさに新境地を踏んだといえる。劇中で大和が宿した「愛する人を必ず助けたい」という一途な想いは、俳優業にメラメラと全身全霊を傾ける今の高橋さんの真っすぐさに通じるよう。その想いをインタビューで聞いた。本格的に挑戦したアクションシーン「グッときました」――高橋さんは「君と世界が終わる日に」Season1をリアルタイムで視聴されていたそうですね。人気シリーズの劇場版に、ご自身が足を踏み入れた感想からまずは教えてください。現場に入った瞬間に、涼真さんやスタッフの皆さんがこれまで培ってきたものが、すごく見えたような印象を受けました。現場がかちっと固まっている感じがしたんです。それは4年という長い期間をずっと一緒にやってきているからこそ生まれる環境なんですよね。自分もこのパワフルさに負けないように、しっかりと熱量を持ってエネルギッシュにやっていきたいと奮い立ちました。――演じた大和は派手なアクションシーンも多く、特に窓を突き破るシーンは衝撃的な格好よさでした。ありがとうございます!窓を突き破るところは自分で観ていても格好いいと思いました(笑)。撮っているときは、まさか曲に載ってガラスを突き破るとは想像していなかったので、あそこはゾクっとしましたしグッときました。大和は自分としてもやっていてすごく面白い役だったので、その魅力が出ていたシーンだったのかもしれません。――本格的なアクションに挑戦してみて、実際に身体を動かすと気持ちも乗ってくるなど、新たな気付きはありましたか?アクションシーンで転がるようなときでも、例えばちょっとくらい痛いほうがその世界にぐっと入れるのは発見でした。物理的なことが影響することを、この作品ではすごく体感しました。涼真さんとのアクションシーンも、涼真さんが本気の力で耐えてくださったので、なるべく力を抜かないように、本当に首を絞めさせてもらったりもしましたし。常に危険はないように、けど本気で、いい塩梅を二人で探りながらやっていました。竹内涼真との共演が「何よりも大きかった」――竹内さんとの初共演は刺激的でしたか?はい、すごく。僕は『きみセカ』撮影のときまで、映画では『仮面ライダー』シリーズ以外で主演をやったことがなかったんです。今回の現場に入って、僕からすると涼真さんが“まさしく”という主演像でした。涼真さん自身は意識していないそうなのですが、全キャストに気を遣って話しかけたり、現場をなるべく揉んでゆるくできるようにしてくださっていて。それでもいざ本番になった瞬間は、きゅっとしめてくださって、すごくメリハリがあるんです。それでいて包み込んでくれるような雰囲気もあって…。もう、涼真さんのことは語り尽くせないです!映像に映っていない、残っていないところでの涼真さんの現場での振る舞い、立ち回り、現場での“いかた”が本当にすごいなと思いました。先日、連ドラの主演をさせていただいたときにも意識して思い出したのは、やっぱり涼真さんの姿でした。――“竹内涼真”という俳優の魅力、高橋さんの想いを強く感じるエピソードの数々ですね。この作品で得たものはアクションの経験ももちろん大きいですが、涼真さんのもとでお芝居ができたことが何よりも大きかったです。もう1回すぐに涼真さんとお芝居をさせていただきたいと思いましたし、今でも変わらず涼真さんと一緒にやりたい…。また会える日のために頑張れることも、この作品から受け取ったものなのかなと思いました。――今後、竹内さんと共演するならどんな役柄でご一緒したいですか?兄弟役をやりたいです!涼真さんは僕のお兄ちゃんと同い年ですし、年の差的にも絶対いけると思うんです。こうした生死に関わるようなハードな作品ではなく、ほんわかしたものがいいです(笑)。家のセットでずーっと撮っているような作品で、いつかご一緒してみたいですね。「相手の役者さんから吸収してお芝居をするタイプ」――高橋さんの俳優としてのキャリアは現在5年になります。急成長を遂げているイメージもありますが、ご自身としての手ごたえはいかがでしょうか?よくこうした取材で、「役でどういうことを受け取りましたか?」とか「どういう成長ができましたか?」と聞いていただくのですが、いつもわからなくて(苦笑)。まだ気づいていないんですよね。成長や自分が大きくなったという瞬間は、自分では気づかないものかもしれないな、と今は思っています。でも、例えば、『きみセカ』を応援してくださる方に見てもらって、「高橋、芝居うまくなったな」とか「いい顔するようになったね」と思っていただけたら、それはすごくうれしいです。――本作での大和は、ファンの方以外からもそうした声が届きそうです。もしも僕のお芝居がいいなと思ってくださるなら、それは共演の皆さんのおかげが本当に大きいと思っています。何というか…自分なりに分析したのですが、どうやら僕は相手の役者さんから吸収してお芝居をするタイプなんです。『きみセカ』だと涼真さんの声やセリフの言い方ひとつで自分の芝居が変わりましたし。なので、皆さんとのお芝居のおかげで、たくさん知らない自分のいい顔が引き出されていたのかもしれない、とも思います。――ありがとうございました。最後に、劇中では「ユートピア」と呼ばれる希望の都市にある高層タワーが舞台となっています。高橋さんにとってユートピア(=架空の理想世界)とはどのようなものでしょう?僕のユートピアですか?え~…ないですね。現実でいいです。――現実がいいんですね。はい。あとは僕、寝ているときに夢を見ることが大好きなので、そういう話ならあります。――夢の内容を覚えているんですか?覚えています。しかも「これ、夢だな」と思いながら夢を見られるという特技があるんです(笑)。それがすごく楽しいです。最近で言うと…でっかい石に追いかけられる夢を見ました。下に土を掘って逃げましたけど(笑)。たまに空を飛んでいたりもするんですよね、最高です!最近は見たい夢を見られるようにと、寝るときに「空飛びたい、空飛びたい、空飛びたい」と念じながら寝るようになりました。そうすると本当に高確率で空を飛べるんですよ!僕にとってのユートピアかもしれないですね。(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:劇場版 君と世界が終わる日に FINAL 2024年1月26日より全国にて公開ⓒ2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
2024年01月31日ガールズグループオーディション番組「UNIVERSE TICKET」のデビューメンバーが決定する第10話(最終回)が1月17日(水)22時40分より日韓同時、国内独占無料放送。「ABEMA」では、デビューメンバーが決定する生放送を前に、最終候補者16名に独占インタビューを実施。番組内でのエピソードや出演のきっかけ、目標とするアイドル像について質問した。Vol.1はナルミ、ジン・ヒョンジュ、ゼリーダンカ、イ・ソヌの独占インタビューをお届けする。「ユニチケ」こと「UNIVERSE TICKET」は、韓国三大地上波放送局の1つSBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて挑む初のガールズグループオーディション番組。番組内では、韓国の国家番号“82”という数字に意味を持たせ、K-POPアーティストデビューを夢見る82人の練習生が特別なミッションに挑戦。1月17日(水)の最終回(生放送)にて、最終メンバーとして残った8人がデビューグループとなり、2年6か月間の期間限定で活動する。■ジン・ヒョンジュ年齢:22歳国籍:韓国Q.番組に出ようと思ったきっかけは?私は新型コロナウイルスの時期にデビューし、これまで一生懸命活動しましたが、まだチームや私を知らせるには様々な面で足りませんでした。「UNIVERSE TICKET」を通じて、私の歌とダンスを多くの方々にお見せしたいです。Q.デビューできたらどんなアイドルになりたいですか?多くの方が私を見たときに、「あの子は上手だな」と思ってもらえるようなアイドルになりたいです。Q.番組出演の中で1番思い出に残っていることはありますか?「レベルステーション」のときに、目の前で同じチームの練習生が脱落する瞬間があり、一番記憶に残っています。みんなで一緒に頑張ってステージを作りましたが、もう会えないという事実が一番悲しくて記憶に残っています。Q.ファンの方へ一言お願いします。「UNIVERSE TICKET」に参加できるよう私に投票して応援してくださったファンの方々!本当にありがとうございます!これからも最善を尽くすジン・ヒョンジュになります。ありがとうございました!■ゼリーダンカ年齢:16歳国籍:フィリピンQ.番組に出ようと思ったきっかけは?A.ユニバースチケットは、私がついに夢を実現するための思いがけないチャンスだと思いました。私は何も知りませんでしたが、自分が一番好きなことをするために、何事にも積極的に挑戦しようと思いました。Q.デビューできたらどんなアイドルになりたいですか?A.愛し、愛され、人々を笑顔にしたいです。最も困難な日々に、私の成功の裏にあるすべての努力が、私がそうであったように、人々が頑張る力を見つけるためのきっかけになってほしいなと思います。Q.番組出演の中で1番思い出に残っていることはありますか?A.ユニコンのチケットを初めて手にしたときのことを思い出します。とても嬉しかったです。その公演のための練習中、とても苦労しました。自分の努力が認められたとき、最初はどんなに不慣れで難しく見えることでも、人の助けを受け入れる勇気と努力があれば、どんなことでも成し遂げられるということを証明することができました。その瞬間が、他の人たちにも勇気を与えてくれたら嬉しいです。Q.ファンの方へ一言お願いします。A.みなさん、こんにちは!まずは心からのお礼を言いたいと思います。私は完璧ではないし、学ぶべきことはたくさんあるけれど、ファンの皆さんのおかげで、私はもっと成長し続けることができると思います。私の上達を見守り、応援してくださってありがとうございます。ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えるためなら、どんなことでもします!いつも言ってますが、ファンの皆さんが私にとってのUniverseです!愛しています!■ナルミ年齢:17歳国籍:日本Q.番組に出ようと思ったきっかけは?ずっと憧れていたK-POPアーティストの夢に近づく大きな一歩だと思い出演させて頂きました。Q.デビューできたらどんなアイドルになりたいですか?世界中の人々に感動と愛を与えられるような、キラキラ輝くかっこいいアイドルになりたいです。Q.番組出演の中で1番思い出に残っていることはありますか?今まで憧れていたステージに1人で立ち、大勢の人の前でパフォーマンスを披露したことです。ここまで私が準備してきたものを披露するという達成感を感じることができました。これからもこのような大きなステージに立ち続けたいと思いました。Q.ファンの方へ一言お願いします。ここまで私を応援してくれたファンの方々にとても感謝しています。ずっと憧れていた大好きなK-POPアーティストになるために、私の人生の中でとても大きい一歩を踏み出しました。初めての経験で不安が大きい中、いつも私にたくさんの勇気を与えてくれるファンの方々に愛しかないです。これからも自分の夢を追いかけるために精一杯努力します!!いつもありがとうございます。大好きです。■イ・ソヌ年齢:20歳国籍:韓国Q.番組に出ようと思ったきっかけは?これまで、歌手を夢見て他のサバイバルプログラム(「ガルプラ」「青春スター」)にも出演しながら夢を叶えるために挑戦をしてきたので、練習生生活も短くなく、たくさん悩んできました。でも、私にできることは何でも挑戦してみなければならないと思ったし、このように目の前に置かれた機会をそのまま逃すわけにはいかないと思って、もう一度挑戦してみようと決心しました! デビューに向けて一歩近づくことができる大切な機会であり、前よりも良くなった姿をお見せしようという気持ちで出演を決心しました!Q.デビューできたらどんなアイドルになりたいですか?私はたくさんの方に幸せを伝える人になりたいです!私自身、生きていく中で多くのアーティストの方々の歌や舞台でたくさんの力を得たり、癒されたり、様々な感情を学び感じることができました。その感情で私の青春が輝いていると感じます!私が感じたように、私も多くの方々に私の歌と舞台で幸せを伝え、誰かの青春の記憶に残るアーティストになりたいです。Q.番組出演の中で1番思い出に残っていることはありますか?私は「LEVEL STATION」の準備していた時です。「Girls On Top」のステージをチームメンバーみんなで頑張って準備したので記憶に残っています。歌が与える強烈さと、私たちのエネルギーを加えてものすごいシナジー効果を出したかったのですが、ステージ上でそれを表現できたので、数あるステージの中でも一番記憶に残っています。Q.ファンの方へ一言お願いします。「UNIVERSE TICKET」を愛してくださって、私を応援してくださる多くの方々に本当に心から感謝します!私を信じて応援してくださる方々に必ず恩返しできるように、これからもっと良い歌と舞台をお見せしますのでたくさん期待してください!いつもありがとうございます。愛しています。「UNIVERSE TICKET」第10話(最終回)は1月17日(水)22時40分~ABEMA SPECIAL(字幕)、K-WORLD(通訳)にて日韓同時生放送。(シネマカフェ編集部)
2024年01月14日世の中を震撼させた名曲「Jupiter」でデビューし、今年の12月で20周年を迎える平原綾香。これまで数々のコンサートやイベントのステージ、メディア出演の場に立ち、そのたびに一層磨かれ、エモーショナルな歌声を披露してきた。そしてその声の響きは、活動の場をミュージカルの世界にまで広げることで、さらに叙情的な魅力を持つようになった。この20年間で新たな分野への挑戦、最愛の父との別れを経た彼女の現在地は、ここから10年、また20年先の平原綾香が立つべき方向をきちんと捉えている。──デビュー20周年が目前です。平原さんはデビューからとにかく止まらずに走り続けているイメージがありますが、ご自身としてはどんな20年でしたか?次から次へといろんな課題が来るので、続けるとか止まるということについて、考える暇もなかったです。性格的に目の前のものに没頭してしまうタイプだから、今まで仕事して「疲れた」とか思ったことがなくて。もちろん身体は疲れているから、普通なら「休まなきゃ」とか思うんでしょうけど、私はそこらへんがもしかしたら不得意なのかもしれません。気づいたときには限界を超えてしまっていることもありました。──セーブすることを忘れてしまうのは、自分が思う以上に深掘りしすぎてしまったり、根を詰めすぎてしまうことが多いからでしょうか。うん、そういうときもあります。完成形までいっているのに、「この歌でいいのか?」って思い悩んだり。特にデビュー当時は、こだわらなくていいところと、こだわらなきゃいけないところというのがわからなかったんです。全部完璧にしなきゃいけないと思っていて。でも、いつしか自分の完璧と人の完璧は同じではないんだと気づいて、そこからコンサートツアーとかも気が楽になったんですよね。今は、自分が置かれている環境の中でどうやったら自分が楽しめるか、それをどうすればお客さんに共有できるのかというところにフォーカスを当てられるようになったんです。──そう思えるようになったのは、デビューから何年くらい経ってからですか?10年かかりました。私はもともとサックス奏者だったのでデビューするまでそんなに喉を使ったことがなかったし、サックスの奏法で歌を歌っていたから、人一倍の努力が必要だったんです。それでもやっぱり人前で歌うことが恥ずかしくて、自分が歌手だと思えるようになるまでに10年かかったんですよね。たぶんそこまでが、自分の中での下積み。私はみんなが普通は持ってる貴重な下積み経験を、「Jupiter」から始めたんです。でも、たくさんトレーニングを受けてからデビューしていたら、自分のしたい表現はできていなかったかもしれない。歌い方を自分で掴み取ることができてよかったなと思っています。──そして、ミュージカルやドラマなど、様々なことに挑戦されてきました。エネルギッシュで好奇心旺盛な平原さんは、新しいものに挑戦することに抵抗なさそうですよね。もともとサックス奏者だった私が歌手になること自体、チャレンジでしたから(笑)。この20年間、本当にいろんなことにトライさせていただきました。それまでと違う世界にいざ飛び込んでみると、世界がパーッと広がるんですよね。歌を歌うというチャレンジから始まって、次にミュージカルで誰かを演じるというチャレンジがやってきて、しかもオペラ歌手の役で。でも、その発声法を研究することで、ポップスが歌いやすくなったんです。ほかにも、スケートを滑りながら歌うという役を経て、滑らない床がどれだけ歌いやすいかを知ったり(笑)。新しい世界に挑戦するたびに、感謝できるものが増えていきました。──“歌”というものに対して、こういう歌を歌いたい、こうやって届けたいと思い描いていたものの形は、この20年で変わりました?変わってないかもですね。私は昔から洋楽が好きですが、デビュー当時の私はスタッフに「英語のかっこよさに頼らないで、日本語でちゃんと伝えられる歌手になる」と言ったそうです。歌詞の譜割りや歌い方で、同じ歌詞でも伝わり方がまったく違うので、デビュー曲の「Jupiter」の制作時もかなりこだわりました。海外作品のミュージカルに出るときは日本語訳の歌詞を、どれだけ英語を聞いたときと同じカッコよさで伝えられるかを研究します。これって、海外作品の日本上演においては、実はとっても大事な自分の任務なんです。なので、そういった自然なこだわりは、今も変わってないです。デビュー翌年の2004年に中越地震があったときに、新潟県の避難所から「Jupiter」のリクエストがラジオ曲にたくさん届いたと知った時は、何か私の中で歌うことの意味を授けてもらったような気持ちになりました。初めて自分の歌う意味や、どんな歌を歌っていきたいのかを教えてくださったのが、傷ついた人たちだったんですね。そこから、自分の歌やメッセージには社会的責任がある、と思って歌ってきたんです。そういう歌に対する根底の部分は今も何も変わってないんですよね。──その確固たる指針があるからこそ、新しいことにも臆せず向かえるんでしょうね。実は、あんまり深く知らないというのも、いいみたいです(笑)。たとえば2019年のラグビーワールドカップで国歌斉唱をやらせていただいたときも、なぜか私は、自分の国歌なんて誰も見てないだろうと思っていたんですね。私はただ、選手のみなさんと東日本大震災で傷つきながらも釜石鵜住居復興スタジアムというラグビー場を作られた方々や町の人々の思いを背負っていたので、その人たちのために歌おうと思っていたから緊張もなく、本番前にいつもの昼寝をしていたのですが、さあ出番だと思って外に出たらものすごい数の人が見てて、あれ?ってなったんですね。もし、歌う目的を忘れて見え方だけを気にしすぎていたら、ものすごく緊張していたのかも。きっと、“この人のために歌いたい”とか、そう思う気持ちって自分を救うんだなって思うんです。あと、私の父が、もともと緊張しないタイプで、私もそれを受け継いでるんです。父に、なぜ緊張しないのかを聞いたら、「僕はどうやって奏でようか、どうやって届けようかばかりを考えてるから、緊張する暇がないんだよ」と言ってて。自分がどう見えたいかではなく、どんな音楽を奏でたいか、どんなふうに届けたいかというのは、すべて自分に主導権があること。相手がどう思うかよりも自分がどうありたいかなので、緊張しないんですよね。相手の望む完璧は自分の完璧じゃないんだから、あとはそこでどうベストを尽くせるか、なんです。そういう謙虚な気持ちで歌を歌うことってすごく重要。この20年間で数多の窮地を乗り越えてきたので、まだまだでもあるんですけど、経験を積むことって大切だなと強く感じています。──9月から20周年を記念したツアー『平原綾香 20th Anniversary Concert Tour 2023 〜 Walking with A-ya 〜』が始まります。どんなツアーになりそうですか?20年間の私をお届けするというのも重要だと思うんですけど、今はベストアルバムではない新作のアルバムを作っていますし、やっぱり新曲入りのライブにしたいなと思っています。私がこの20年間背負ってきたもの、そこで獲得してきたものを新しい歌に乗せることが20周年の見せ方だと思っているので。今、ミュージカルの合間にレコーディングしているので、声帯にはかなり頑張っていただかなきゃいけない状況なんですけど(笑)、まあ、それもよしというか。生きて、歌えていることだけですごく幸せなんです。私、父を亡くして初めてそういうことを実感できたんですよね。私の父は一切弱音を吐かず、辛さも感じさせない人だったんですけど、私がいまミュージカルで演じている役も、最期まで弱音を吐かずに愛を貫く人物で、どこか父と重なるんです。そのおかげでとてもリアリティを持って演じられているし、とても楽しくて。そういうミュージカル歌手の平原綾香も、音楽家としての平原綾香も全部詰め込んだものを、新しいアルバムとこのツアーでお届けできたら本望ですね。Text:川上きくえPhoto:吉田圭子<ライブ情報>『平原綾香 20th Anniversary Concert Tour 2023 〜 Walking with A-ya 〜』9月23日(土・祝) 埼玉・和光市民文化センター(サンアゼリア)大ホール9月24日(日) 東京・たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール9月30日(土) 群馬・太田市民会館 ホール10月1日(日) 神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホール10月9日(月・祝) 千葉・市川市文化会館 大ホール10月14日(土) 愛知・豊川市文化会館 大ホール10月15日(日) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール10月21日(土) 埼玉・サンシティ越谷市民ホール 大ホール10月28日(土) 埼玉・羽生市産業文化ホール 大ホール11月4日(土) 広島・ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ 大ホール11月6日(月) 福岡県キャナルシティ劇場11月12日(日) 長野県東御市文化会館 サンテラスホール11月18日(土) 栃木・とちぎ岩下の新生姜ホール(栃木文化会館)11月19日(日) 神奈川・茅ヶ崎市民文化会館 大ホール11月24日(金) 宮城県東京エレクトロンホール宮城11月25日(土) 茨城県水戸市民会館グロービスホール12月3日(日) 新潟県長岡市立劇場大ホール12月9日(土) 愛知県日本特殊陶業市民会館 フォレストホール12月15日(金) 静岡・静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ 中ホール・大地12月16日(土) 東京都東京国際フォーラム ホールA12月24日(日) 大阪・フェスティバルホールチケット料金:7,500円★詳細はこちら:★9月12日(火) 23:59まで2023年12月16日(土)東京国際フォーラム公演のチケット先行受付実施中チケットについてはこちら:()<リリース情報>平原綾香 20th Anniversary Album『A-ya!』9月23日(土・祝) リリース【収録予定楽曲】1. Back to Life2.Don’t Cry3. It’s You (여러분) feat. Ayaka Hirahara4. This is Me ~A-ya Version~5. Disney Music Parade Theme Song feat. Ayaka Hirahara6. Lone Star7. Wedding Day8. MOSHIMO (如果说) Japanese & Chinese Version9.からっぽのハート公式サイト:
2023年09月05日今年でデビュー5周年を迎える、6人組ダンス&ボーカルユニット「ONE N' ONLY」。メンバー全員で挑んだ初主演映画『バトルキング!!-We'll rise again-』のインタビュー後編では、自分にとって大切・大好きな作品を、それぞれたっぷりと語ってもらった。――後編からは、シネマカフェに初登場となる皆さんのことをもっと知るために、ご自身のお気に入りの映画を1本ご紹介いただきたく思います。高尾:じゃあ僕から!『ステップ・アップ』という映画がずっと大好きで、今回僕らが主演した『バトルキング!!』ともちょっと近いニュアンスの作品です。『ステップ・アップ』はシリーズ5ぐらいまで出ているんですけど、ダンスがテーマになっています。シーズンごとにテーマがあって、バトルっぽい1本もあったり、スクールでのストーリーもあったり、主役とヒロインの女性がペアダンスをしたり…そうしたダンスをからめたストーリーが主体です。ダンスをテーマにした映画はほかにもたくさんあるけれど、『ステップ・アップ』はストリート感があるところが特に好きなんです。主人公が大体ストリート出身なので、僕もそういう感じに憧れてスクールに通ったりしていたので(照)、自分の人生のテーマとまで言うと大げさですけど、それに近い感じです。高尾颯斗(ONE N’ ONLY)――スペシャルな1本なんですね、きっと何回もご覧になっていますよね。高尾:めちゃくちゃ何回も観ています!ダンスシーンなんかは踊れるくらいすっごく観ています(笑)。実際、『バトルキング!!』の撮影のときも、監督と「こういう感じでも撮りたい」みたいな話を『ステップ・アップ』を例に挙げてしていました。劇中で披露した振り付けもこの映画の影響をすごく受けているので、本当に好きな映画ですね。草川:僕は普段お芝居を観ているとき、目にとにかく注目してしまうんです。台詞も大事ですけど、顔の表情、目だけで伝えるお芝居が好きで。そういう意味で、特に好きな俳優さんは菅田将暉さんです。最近観た菅田さんの作品では、『糸』が特に印象的でした。榮倉奈々さんとのシーンで、「しっかりしろ」という台詞を言うんですけど、そのときの菅田さんが目だけでズバっと(心情を)伝えられていて、すごく心に残っています。あともう1本いいですか(笑)?ドラマの「MIU404」での菅田さんの目もすごく好きです!悪役を演じているんですけど、最後の屋形船のシーンで捕まったときの失望した目が本当に上手で…。伝わるか、伝わらないかのほんのちょっとのラインが絶妙なんです。ああいうお芝居を観ていると、僕もそのラインでのお芝居をして、人に何か届けられるようになりたいなと思います。草川直弥(ONE N’ ONLY)――お芝居自体に、すごく影響を受けていらっしゃるんですね。草川:はい、そうですね。上村:…実は、僕も菅田さんのお芝居が好きで。これまで1番ぼろ泣きした映画が、桐谷健太さんと菅田さんのW主演の映画『火花』なんですけど。――又吉直樹さん原作、板尾創路さんが監督を務められた映画ですね。上村:そうです!あれはすごかったです…。売れない漫才師を演じているんですけど、全然結果が出なくて、最後、コンビを解散するときに漫才をするんです。そのときに菅田さんが客に向かって「死ね」と何回も叫ぶんですね。「漫才なんかやっていたから、こんな苦しい思いをした、でも楽しかった」みたいな気持ちを「死ね」の2文字で伝えているところで、号泣してしまいました。そういう感情を爆発させた芝居も好きなんですけど、自然な演技もすごい好きで。最近だと『花束みたいな恋をした』もよかったです。菅田さんは歌がうまいじゃないですか。だけど、カラオケのシーンでは素人が歌っている、みたいな歌い方をしているんですよ。すごすぎると思いました。挙げていけばキリがないくらい好きな作品はいっぱいあるんですけど、今回僕が演じた鞍馬も感情を爆発させるシーンがあったので、そうやって好きな作品を観て勉強したりもしました。上村謙信(ONE N’ ONLY)沢村:僕は、アカデミー賞作品賞を受賞した『グリーンブック』にすごく衝撃を受けました。優秀なピアニストの黒人と、彼のドライバーで用心棒をする育ちが悪い白人の物語なんですけど。ピアニストは自分の背景にある、それまで受けた迫害や家族のこととかは、一切人に見せないようにしていたんです。だから、感情的に動くドライバーが「いや、これはこうしたほうがいいんじゃねぇの!?」と言っても、最初のうちは割り切って対応していた。けど、ドライバーが迫害や差別から彼を守ってくれたりするうちに、少しずつ自分自身のことも見せるようになっていく。その過程がすごくいいんですよね。最終的に、ピアニストがドライバーの家に招かれて、みんなで仲良く食事をするんです。みんなが仲良く彼を受け入れてくれるところ、そのあたりは少し『バトルキング!!』の役の引き出しとしても参考にしてやりました。僕が演じた早乙女は音楽1本でやってきて、ほかの人間の関係は付属品、という風に捉えていた人物。だけど、5人の仲間を見て、ちょっとずつ変わり、最後「一緒にやろうよ」となっていくところは、まさに似ているなと。そういうところで人の背景が見えたらいいな、と思いながら僕も演じていました。沢村玲(ONE N’ ONLY)――ご自身の演技をする上で参考にされている方も多いんですね。続いて山下さん、いかがですか?山下:僕がよく観るのは『BECK』という佐藤健さん主演の映画です。大きいフェスに出るために頑張る姿を描いている作品で、何度も映画を観てますし、原作も読んでいます。バンドマンは、ひとりひとりの方向性がぶつかり合っちゃう一面がたくさんあると思うんですけど、それでも最終的にみんなの思いがひとつになって夢をかなえるところが、とにかく大好きです。――ご自身もグループ活動をしていく中で「わかるな」と共感する気持ちがありますか?山下:ありますね。やっぱりみんなの気持ちがひとつに向いていなくてバラバラだと、どうしてもうまくいかないものだと思います。グループ全体がひとつに向かっていくのは素敵なことですし、自分たちはやっぱりそうでいたい、と思います。山下永玖(ONE N’ ONLY)――ありがとうございます。最後に、関さんお願いします。関:映画ではなくてドラマでもいいですか?賀来賢人さん主演でやっていた「クローバー」という作品で、結構前なんですけど…。――入江悠さんが演出をされているドラマですよね!関:それです!有村架純さんも出ていらして。俺は賀来賢人さんのちょっとコメディチックな役柄が好きなんです。ちょっとどんくささもあるけれど、どこか男として憧れる部分があって。「クローバー」の賀来さんがまさにそういう演技で、めっちゃ好きでした。賀来さんで言えば、「スーパーサラリーマン左江内氏」のコメディも好きです。僕自身、性格がけっこううるさいというか明るい感じのタイプなので(笑)、今挙げたような作品の役や演技をいつかやってみたいなと思います。関哲汰(ONE N’ ONLY)――ありがとうございました。ところで、5年間活動してきて一番変わったメンバーさんはと聞かれたら、皆さんから見てどなたですか?全員:(口々に)永玖じゃない?関:永玖はまずは男らしさが増したかな!沢村:それだわ。関:最初に会ったときは本当に少年で、髪の毛も真っ黒なぱっつんで「いい子ちゃん、おぼっちゃん」みたいな感じだったんです。今はもうザ・男、ですよね。一番『バトルキング!!』に近づいている感じがします。沢村:うん。どんどん源二郎に近づいている感じだよね。関:ね、ガタイもよくなって。たぶんそれが本質だったんじゃないですかね。男らしさが歳を重ねていくうちに出てきて、彼の味になっている感じがします。山下:ふふ(笑)、自分でもちょっと思います。――最後に、2023年スタートしたばかりですが、こうしていきたいという抱負をメッセージに代えてお願いします。高尾:ONE N' ONLYの初主演映画ができました。皆さんに観ていただけることが、まずはすごくうれしいです。僕らはグループとしても今年5周年という節目を迎えるので、この作品で勢いをつけてこの先の5周年イヤーにつながるような年にしたいです。『バトルキング!!』から知って好きになってくださる方もいたら本当にうれしいので、たくさんの方にこの作品を届けたいです。よろしくお願いします!ヘアメイク:NOBU(HAPP’S.)映画『バトルキング!! -We’ll rise again-』3月10日よりユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか全国公開(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:バトルキング!!-Weʼll rise again- 2023年3月10日よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場ほか全国にて公開©映画「バトルキング!!」製作委員会
2023年03月09日歌手の五輪真弓がデビュー50周年を記念して、25日からSpotify Podcastに登場。「My Music History」と題したインタビューが、6月25日までの全6回にわたって配信される(毎月25日配信)。1972年10月21日にシングル・アルバム『少女』の同時発売でデビューした五輪。デビュー作のレコーディングには、キャロル・キング、チャールズ・ラーキー、デヴィッド・キャンベルといった海外の超一流ミュージシャンが参加し、大きな話題となった。また当時としては異例の個人レーベル「UMI」がCBS・ソニー内に設立されるなど、鮮烈なデビューを飾ってから50年。1977年にはフランス語のアルバム『Mayumi』を発売するなど、海外進出の先駆者として日本の音楽シーンに大きな足跡を残した。その後も、中国、韓国、マレーシアなど、アジア各国でも多くのアーティストに楽曲がカバーされ、海外での公演も成功。代表曲「恋人よ」は日本のみならずアジアでも広く支持され、「心の友」はインドネシアでは「第二の国歌」と呼ばれるほど親しまれている。今回のPodcastは、五輪が自身の音楽のルーツを振り返る内容。米軍キャンプで歌っていた当時のエピソードやアメリカでのレコーディング、曲への思いなど、メディアに登場する機会の少ない五輪の素顔が垣間見えるインタビューとなる。
2023年01月27日グローバルガールズグループ・LE SSERAFIMの日本デビューショーケースイベント「Amazon Music Live: LE SSERAFIM JAPAN DEBUT SHOWCASE ‘FEARLESS’」が、2月20日(20:00~)から、Twitchで配信される。KIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHA、HONG EUNCHAEの5人からなる、HYBE初のガールズグループ・LE SSERAFIM。25日に日本1stシングル「FEARLESS」で日本デビューを果たした。同配信では、日本デビューを記念して開催された日本デビューショーケースの模様に加え、舞台裏を映したメイキング映像や、ここでしか見ることができないメンバーのスペシャルインタビューも独占公開。配信はTwitch上のAmazon Music Japan チャンネルで行われる。さらに、直筆サインのプレゼントキャンペーンや、メンバーによる楽曲解説ボイスコンテンツを収録したプレイリストをAmazon Musicで公開予定。詳細はAmazon Music Japan 公式SNSで順次発表される。
2023年01月26日アイドルグループ・Travis Japanが、デビュー日となるきょう28日(22:00~)にデビュー記念SNS生配信リレーを行なう。マイケル・ジャクソンの振付師であるTravis Payne氏のオーディションを経て2012年に結成し、2017年から現在のメンバー7名で活動しているTravis Japan。今年3月よりアメリカ・ロサンゼルスにスキルアップのために留学をしており、世界最大のダンス・コンペティションである「WORLD OF DANCE」全米大会にてチーム部門で4位・世界大会ではチーム部門で9位入賞を果たした。また、7月にはアメリカの人気オーディション番組『America’s Got Talent』に出演し、話題を集めた。きょう(13:00~)配信されるデビュー曲「JUST DANCE!」は、ダンスに定評があるTravis Japanそのものを表現した、ファンキーなダンスミュージック。また、tofubeatsやYaffleがリミックスを行った2種のリミックスバージョン「JUST DANCE! (tofubeats Remix)」、「JUST DANCE! (Yaffle Remix)」も同時に配信がスタートする。そして、デビュー記念SNS生配信リレーは、インスタグラムライブからスタート。公式YouTubeチャンネルでのミュージックビデオのフルバージョン公開、TikTokライブと続き、それぞれTravis Japanオフィシャルアカウントで配信される。公開となるMVは、Bon JoviやNicki Minaj、Austin Mahoneの「Dirty Work」など数々の世界的アーティストのミュージックビデオを手掛けるGil Green氏が監督を務め、振り付けはNicky Andersen氏が担当。撮影はアメリカ・ロサンゼルスのベニスビーチで約10時間かけて行われ、踊ることへの“衝動”や“喜び”を表現しており、世界のスーパースターになろうとしているTravis Japanが映し出されている。
2022年10月28日「&TEAM」(エンティーム)9人それぞれにインタビューを敢行し、「&AUDITION - The Howling -」をふり返って語るインタビュー映像「&STORY」(エンストーリー)の配信が決定した。「BTS」の生みの親パン・シヒョクがスペシャルアドバイザーとして入り、HYBE LABELS JAPAN初のグローバルグループとしてデビューするため、“&”というキーワードのもと、デビュー組4人と練習生11人の多様なパフォーマンスと成長ストーリーをリアルドキュメンタリー形式で描いた番組「&AUDITION - The Howling -」。最終回を迎え、「&TEAM」としてデビューするメンバー9人(K、FUMA、NICHOLAS、EJ、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKI)が決定した。今回配信が決定した「&STORY」は、彼らそれぞれにインタビューを敢行。番組をふり返り、あの時の自分は?チームは?ミッションは?など、赤裸々に語る。またグループトークでは、フリップを使って「メンバーで一番泣き虫だったのは?」「共同生活で楽しかったことは?」など、笑いもある映像となっている。「&STORY」は9月24日(土)よりHuluにて配信開始。※毎週土曜日に新エピソード追加配信(cinemacafe.net)
2022年09月15日10月に“デビュー10周年イヤー”を締め括る自身初の大阪城ホールワンマンライブが控えているAimer。Aimer チケット情報この度大阪のラジオ局FM802が、デビューから現在までの活動をライブにスポットを当てて振り返る15000字超えのロングインタビューを実施。デビュー当初からAimerをよく知るFM802番組ディレクターが本人に話を伺聞いた。前編では2011年「Live at anywhere」から2017年「blanc et noir」までを、後編では2017から18年「hiver」からいよいよ来月開催のデビュー10周年イヤーを締めくくるアリーナ公演「Cycle de 10 ans」までのお話を、深くお届けする。なお、10月1日(土)・2日(日)に神奈川・ぴあアリーナMM、10月15日(土)・16日(日)に大阪城ホールで開催される10周年記念ライブのチケットは、9月10日(土)10:00より一般発売開始。■デビュー10周年を迎えたAimerへ、FM802が一万字超えのロングインタビュー【前編】【後編】
2022年09月09日世界標準のライブレストランといわれる『Billboard Live』。国内外の一流アーティストが招かれ、上質な空間と食事が楽しめる場として、世界的に有名です。俳優と歌手の二刀流で活躍している中村雅俊(なかむら・まさとし)さんは、2022年6月に『Billboard Live』公演を行います。デビュー50周年が近づいている中で、どんな想いで臨んでいるのか、インタビューをしました。中村さんの胸中とは…。中村雅俊「歌って本当に力がある、『すごいな』と思って歌わせてもらってる」中村さんは2021年に、初となる『Billboard Live』公演と、初の全篇フルオーケストラとの競演『Billboard Classics』を成功させました。中村雅俊【Masatoshi Nakamura "DAWN"】at Billboard Live YOKOHAMA※動画は2021年の『Billboard Live』の様子です。2022年は大阪・神奈川・東京の3会場で『Billboard Live』公演が決定!2022年に開催する中村さんの『Billboard Live』公演の日程は次の通りです。会場:大阪・Billboard Live OSAKA日程:2022年6月9日(木)・10日(金)1stステージ:OPEN 14:30 / START 15:302ndステージ:OPEN 17:30 / START 18:30詳細:公演詳細はこちら会場:神奈川・Billboard Live YOKOHAMA日程:2022年6月13日(月)1stステージ:OPEN 14:30 / START 15:302ndステージ:OPEN 17:30 / START 18:30詳細:公演詳細はこちら会場:東京・Billboard Live TOKYO日程:2022年6月24日(金)・25日(土)1stステージ:OPEN 14:30 / START 15:302ndステージ:OPEN 17:30 / START 18:30詳細:公演詳細はこちら中村雅俊「『Billboard Live』は、みんなと久しぶりって感じで会いたい」6月の『Billboard Live』公演を控えた中村さんに、取材をしました。デビュー当時と今の自分の変化を受け入れながら、歌に込める想いとは…。――中村さんにとって『Billboard Live』はどんな場所?実際に『Billboard Live』へ行って、外国のアーティストを見たことがありました。だから俺の中で『Billboard Live』は、格式ある特別な場所ですね。コロナ禍でいろいろな変化があった中で、『Billboard Live』公演ができるのは幸せなことです。――コロナ禍による変化とは?そうですね…。45年間続けていたコンサートツアーがなくなったのはショックでした。1974年に出した『ふれあい』という歌からコンサートツアーを始めて、ずっと毎年欠かさずにやってきたので、ガッカリしますよね。2021年からコンサートツアーができるという話になり、そこで初めての『Billboard Live』公演とフルオーケストラをやらせていただけて、すごく楽しかったです。――今年の『Billboard Live』公演への思いは?今年は東京でも公演をするんですけど、東京はステージの後ろが大きなガラス窓になっているんです。カーテンが開くと、後ろにある夜景が見えて感動的なんですよ。なかなか見ない、滅多にない作りですよね。そこに自分が立つというのは楽しみでしかないです。――今年の『Billboard Live』公演のタイトル『Come and get it!』の意味は?「ほら、ちょっと食事を食べていきなさい!」という、海外では日常的に使われる言葉なんですよね。ちょっとカジュアルに、じゃないですけど、「『Billboard Live』に来て、一緒に食事を楽しみましょう!」という想いがあります。タイトルを決めるのに、いつもどうしようって悩みますね…。――ほかにもタイトルの候補が?うん、『暇?』とか考えた。「暇だったらライブに来ない」という、ニュアンスを含めて考えたんですよ。タイトルが『暇?』だったら、なんだろうって思うでしょうから。でも、普通がいいだろうとなりました。――セットリストは決めている?今回のタイトルが『Come and get it!』なので、食事をしながら一緒に楽しい時間を過ごせる、そんなライブにしたいです。俺の曲で人気があるのは、バラードが多いんですよ。だけど楽しげな歌っていうのが、ヒット曲にはちょっと少ないので…。アップテンポの曲、アルバムの中の曲、シングルで出した曲、バランスよく組み立てるつもりです。ただ、どうしても『ヒット曲』といわれるものを、入れないといけないんですけどね。――ヒット曲を歌うのは苦手?ぜんぜん、好きだよ!人気の曲にはヒットした理由が当然ありますし、俺自身の思い入れもあります。お客さんも俺の曲にストーリーがあるかもしれないですけど、一緒ですよね。例えば『ふれあい』なんかは、もう48年も前の作品なんです。20代の頃から今の70代まで、それぞれの年代で、表現は変わってきました。昔の自分の姿をたまに見たりすると、変化は顕著といいますか…。意識はしていないです。けど、自分の歩んできた人生や歴史が、そういうふうにさせるんじゃないですかね。中村雅俊「『一発屋』かって、チラッと横切るものはあった」数多くのテレビ連続ドラマ主演を始め、NHK紅白歌合戦・日本武道館の単独公演などを成功させてきた中村さん。華々しい経歴を持っていますが、意外にも不安を感じていたことがあったそうです。――これまでの芸能人生を振り返ると?ちらほら『デビュー50周年』という話が、出るようになってきました。「すげえな、50年か」というのは、俺の中でもありますね。『われら青春!』という連続ドラマの主役でデビューしました。5代目の先生役だったんですけど、先生役の人はみんな歌を出すことが決まっていて、俺ももれなくという感じでした。それで出した『ふれあい』が、オリコンで10週間トップだったんです。やっぱり考えるんですよ、チラッと横切るものがある…。――横切るもの?『一発屋』かって。最初から主演でデビューをして、歌まで出して、「これを何年も続けられないだろうな」という思いは、チラッとありました。だけど、持ち前の楽観的な性格が、よかったところもあると思います。ほかにもヒット曲を残すことができましたし、コンサートツアーもできましたし…。ドラマに関しても、自分のデータを確認したら、連続ドラマ主演が34本ありました。「俺ってけっこう、頑張ってやってきたじゃん」みたいには、思いますね。中村雅俊「主役を演じ、歌を出すという運命から始まって、今の自分がいる」最後に、中村さんからメッセージをいただきました。過去を振り返ってみて、分かることは多いです。実は、これまでの自分が前へ進んでいくエネルギーになっているんですよ。ガソリンですよね。自分自身がどうなるのか、未来になにが待っているのかは、まったく分かりません。でも、主役を演じて歌を出すという運命から始まり、今もこうしてやってるんだなと感じます。今年の『Billboard Live』公演も、そうした軌跡があったからこそでしょう。今は地方へ行けることも少なくなりましたが、「久しぶり」という感じで、みんなに会いたいです。一緒に楽しい時間を過ごせる『Billboard Live』公演にしますよ。ステージに立つ中村さんの、歌と食事を楽しめる『Billboard Live』公演。今だからこそ表現できる奥深さが曲に乗り、歌の本当の力を伝えてくれることでしょう。『Billboard Live』公演は、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを遵守し、開催されます。生涯忘れられないであろう特別なひと時を過ごしてみてくださいね。中村雅俊『Billboard JAPAN』オフィシャルサイト[文・構成/grape編集部・撮影/奥西淳二]
2022年04月11日俳優の向井理は、2021年でデビュー15周年を迎えた。洒脱な雰囲気は当時から変わらないが、近年においては、少しリラックスしたような温かみまでも、持ち合わせているように見える。「今年で15、16周年なのかな?振り返ることはあまりないですし、“こういう人になりたい”というのも、特にはないんです。ああ…!けど、ドラマ『華麗なる一族』で共演した中井貴一さんのスタンスは、すごく素敵だなと思っています。僕はまだ引き出しが全然足りていないので、もっともっと、いろいろなことを経験していかないと」。向井さん本人はこう話すが、フィルモグラフィーをたどると、その“経験”はとても多彩で、俳優としての確かな歩みが感じられる。最近では、松居大悟監督とタッグを組んだ「バイプレイヤーズ」での「向井理」本人役での出演、そのひょうきんな演技も話題になったばかりだ。「松居くんとは何度かやっていて、あれも、台本通りではあるんですよ(笑)。ただ、別にコメディだから軽いとか、シリアスだからしっかりやるとか、そういうことはないです。あくまでもひとつの作品なので。僕としては、そうやって全然違う役で呼んでいただけることが、本当にありがたいことだと思っているんですよね」。そこまで言い終わると、向井さんは、「いろいろやっていくと、結局、欲が出てくるんですよ。“違う役やりたい”とか、“シリアスをやったらコメディをやりたい”という感じで。だから、バランスよくやれればいいなぁって思う」と、役のバリエーションについても言及する。その思いは、いわゆるブレイクを迎えた20代後半の頃から感じていたことだった。「当時、朝ドラで『ゲゲゲの女房』をやったときに、すごく感じたんです。『ゲゲゲ』のときに、ちょうどTBSのすごくシリアスなドラマ『新参者』もやっていて。その後、日本テレビで『ホタルノヒカリ2』という、ラブコメディに出て、と。確かに忙しかったけど、いろいろなジャンルの作品に出ていたから、意外とストレスはありませんでした。シリアスな演技をやっていると、ふざけたくなるんですけど、絶対ダメじゃないですか(笑)?それをコメディで発散できたり。で、ちゃんと芝居をやりたいなと思ったら、シリアスでやれたりとか。だから、いろいろな作品をやることは、役者としては意外と、精神衛生上いいことのような気もしています」。「華麗なる一族」出演にあたり、独自の準備法「僕は本当にアナログなので…」向井さんの最新出演作は、山崎豊子による名作「華麗なる一族」(新潮文庫刊)のドラマ化。政財界をまたぎ、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた本作において、向井さんは主人公・万俵大介(中井さん)の息子、鉄平を演じる。「華麗なる一族」について、向井さんは「人間の欲や、生々しいドロドロした作品、というイメージを持っていました」と印象を話した。出演については、「断る理由がなかったです。信頼しているプロデューサーからのオファーでもありましたし、作品の重要な役どころという意味でも」と、即決したことも明かす。向井さんが演じる鉄平は、大介とは親子関係でありながら、対立している役どころ。阪神特殊製鋼で高炉建設に尽力する専務という役職や、狩猟をたしなむ人物であることなど、キャラクターの造形における準備は膨大だった。「ありがたいことに、WOWOWさんのほうから資料をいただいて、全部読みました。プラス、自分なりに“鉄平というキャラクターだったらこうなんじゃないか”と考えましたね。どんなワードでも、わからないものは全部調べました。自分がしゃべるものだけではなくて、相手の専門用語も知らないと、リアクションが取れないんです。当たり前のことなんですけどね」。利発な向井さんなら、難なく頭に入るのだろうと振ったが、「いや、全然入らないです(苦笑)」と、首を振る。「僕は本当にアナログなので、調べたものを全部台本の後ろのメモ欄に書いているんです。1話、2話…とやっていって。同時に、初見や何度か読んだときの印象も、インする前に全部書いています。撮影はすべて1話から撮るわけではなく、1話の後に8話、ということもあるので。“今こういう状態だから、これぐらいのテンションだな”とか、考えながらやっています。けど、読んでいくと、また全然変わってきたりもするので…難しいですね。だから、本当にずっと読んでますね」と、こつこつと積み重ねる手法を取っていると伝えてくれた。これまで演じた多くの役柄が、こうした努力の結晶の上で成り立っているかと思うと、改めて向井さんのおごらぬ姿勢に感心する。敬愛する中井貴一への思い「ぶつかる気持ち、いろいろ盗む気持ち、勝つ気持ちでやっている」インタビュー冒頭、向井さんは共演の中井さんについて「貴一さんのスタンスは、すごく素敵」と表現していた。今一度、初共演の中井さんの印象に触れると、さらに饒舌に語り出した。「『華麗なる一族』という作品に出ること自体も憧れでしたけど、何より、貴一さんとお芝居ができることが、僕としてはすごく大きかったんです。最大限の敬意を持って接しているつもりですし、貴一さんは…もう、ちょっと敵わないぐらい、すごいお芝居をされるので。“すごいな…”としか言いようがないんですよ。だから、今回は、本当にぶつかる気持ち、いろいろなものを盗む気持ちで、何ならこう…勝つ気持ちで(笑)、やっています。最初から負けると思ってやってたら、全然響かないと思うので。久しぶりにそういう気持ちになったというか、くってかかるような感じで“させていただこう”という決意で、撮影に臨んでいます」。向井さんの熱い闘志がほの見える。中井さんといえば、コメディからシリアスまで、どんな役でもお手の物という俳優。そのあたりも、向井さんにとって気持ちが強く惹かれる要素なのだろう。「貴一さんの様々な役を観ていますけど、仕事のチョイスと振れ幅、芝居の構築していった、その抽出した結果が本当にすごい」と瞳を輝かせ、「ご自分で舞台をプロデュースして、再演されたりもしている。そういうスタンスがすごく素敵ですよね」と、言葉を重ねた。現場では話したいこと、聞きたいこと、コミュニケーションを取りたいことなど、この上なくあるだろうが、向井さんは「役柄の関係が関係なので、正直そんなに普段の話はしていません」と表情を引き締めた。「(大介の愛人、高須相子役の)内田有紀さんも、そこは同じです。以前共演したときは、普通にお互いの好きなお店の紹介をしたり、仲良くしていたんですけど、今回は挨拶だけ。プライベートの話は一切してません。作品も作品ですし、顔が緩んだ状態は一番、僕としても良くないと思いましたし、遊びに来てるわけでもないので。内田さんとは敵対する役なので、本当に顔も見たくない、ぐらいまでいったかな(笑)。そこまでなれたのはよかったな、と思っています」と、プロ意識をあらわにした。向井さんが全身全霊をかけてぶつかった本ドラマ、放送を心待ちにしたい。WOWOW開局30周年記念「連続ドラマW華麗なる一族」4月18日(日)スタート(全12話)毎週日曜夜10時~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(第1話無料放送)(text:赤山恭子)
2021年04月12日オリヴィア・ワイルド初監督作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』から、主演のひとりビーニー・フェルドスタインのインタビュー映像が到着。オリヴィアからの出演オファー時から、まるで『ラ・ラ・ランド』のようなダンスシーン、共演した仲間たちについて語っている。劇中では成績優秀のガリ勉女子、モリーを演じるビーニー。『mid90s ミッドナインティーズ』を初監督した人気俳優ジョナ・ヒルの実妹としても知られ、『ネイバーズ2』ではクロエ・グレース・モレッツ、『レディ・バード』ではシアーシャ・ローナンの親友役を得て、ついに本作の演技でゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞にノミネートを果たし大ブレイク。さらに、YAベストセラー小説の映画化『How To Build A Girl』(原題/19)で主演を飾り、リチャード・リンクレイター監督が20年間をかけて映画化すると報じられ話題になったミュージカル舞台『Merrily We Roll Along』(原題)にもキャスティングされている。このたび解禁されたインタビュー映像では、ビーニーが出演オファーを受けた当時について振り返る。「数年前に脚本を読んでいてエージェントから電話がありました」と続けて「オリヴィア・ワイルドからランチの誘いだと 信じられなかった」とハリウッドの実力派女優、オリヴィアから声をかけられたことに驚いたという。自身が演じるモリーのキャラクターについて「モリーと私には色んな共通点がある。私も学生時代は学問好きで楽しく演じられました」と共感できる点が多かったよう。「キャストには昔からの知り合いが多くて友達の集まりみたい最高に楽しかった」と語る通り、トリプルA役のモリー・ゴードンとは12年来の付き合いで大の仲良し。もう1人のヒロイン、ケイトリン・デヴァーとは映画のためにルームシェアしたとか。各キャスト同士の仲の良さが、彼女の満面の笑みから伝わってくる映像となっている。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー 2020年8月21日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
2020年07月26日平井堅のデビュー25周年イヤーのアニバーサリー企画として、デビュー15周年イヤーのライブ映像が公開された。平井堅は、1995年5月13日にシングル『Precious Junk』でデビュー。先月のデビュー日には、2016年5月8日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたデビュー20周年イヤーのライブ映像と、今までYouTubeで公開されていなかったシングル作品のMUSIC VIDEOが全35本公開された。今回新たに公開されたのは、デビュー15周年イヤーの2010年12月23日に京セラドーム大阪で開催された「Ken Hirai 15th Anniversary Special!! Vol.4」のライブ映像。ライブ映像は2020年12月末日までの期間限定で公開される。また先月公開されたデビュー曲『Precious Junk』から2011年5月リリースの『いとしき日々よ』までの計35本のMUSIC VIDEOが好評につき、期間限定公開ではなく、期限を設けずに公開が続けられる事となった。さらにデビュー25周年を記念した特設サイトでは、『歌バカ人生に「この人」あり!~25人が語る平井 堅の25周年』と題したスペシャルインタビュー企画がスタート。ライターの島田諭が平井堅のデビュー直前、デビュー、そして現在に至るまでの音楽活動にさまざまな形で携わり、彩ってきた25名の方にそれぞれの「当時」を振り返ってもらいインタビューを行う。本日公開されたインタビューでは、平井堅を新人オーディションで発掘した玉田勝吾氏が、当時の平井とのエピソードを語っている。この企画は2021年5月まで毎月公開される予定だ。■LIVE映像公演名:「Ken Hirai 15th Anniversary Special!! Vol.4」開催日:2010年12月23日会場:京セラドーム大阪※2020年12月末日までの期間限定公開【25周年特設サイト】
2020年06月22日日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。■音楽を聴くと、つい踊り出しちゃう!第6弾はコンサルタント、ストリートダンサーの三宅正さん。アクティブ系イケメンの登場です。たしか、身近にいい感じのイケメンがいたな~と思いを巡らせた編集部スタッフの頭に、いっしょにお仕事をしたことのあるアラフォー男子の顔が、ぽわわわーんと浮かんできまして。連絡すると「今、日本にいるから、いいよ~」とのこと。バイタリティ溢れる中にも大人の雰囲気漂うイケメン、三宅正(FOOMIN’)さんに、いろいろとお話を聞かせていただきました。Q.1 簡単に自己紹介をお願いします三宅正(FOOMIN’)と言います。東京生まれ、東京育ち。コンサルタント且つストリートダンサーです。専門はマーケティングコンサルですが、他にもクリエイティブ領域など、扱う仕事の幅が広いこともあり、ビジネスデザイナーと名乗っています。ビジネスをデザインする仕事ですね。最近は世界中でこの肩書きを使う人が増えています。日本では「コンサルとダンス、どちらが本業ですか?」と聞かれることもありますが、海外に行くと仕事が2つあるのは普通のこと。それが面白かったり、個性につながったりすると、覚えてもらいやすいんです。最近はダンス人口が増えてきているので、そういう人もたくさんいます。◎FOOMIN’という名前の由来は?ダンサーあるあるで、音楽が鳴るとどこでも踊り出しちゃうんです。ステップを踏む、つまり“ステップふみふみ”で「FOOMIN’」になりました。海外でも名前の由来を聞かれることがあるのですが、説明がちょっと難しくて。日本語では「踏む」がステップって意味だから「I’m always stepping」みたいな意味だよと言うと覚えてもらえます。ダンサーとして知り合った相手だけでなく、コンサルの仕事でも、ニックネームで呼ぶ文化のある人は早い段階でそう呼んでくれますね。FOOMIN’と呼んでもらえたら、信頼関係ができたなという感じがします。Q.2 子どもの頃の将来の夢は?両方の祖父の影響を受けていて、夢がふたつありました。ひとつは植木屋さんやお百姓さんのような仕事。父方の祖父の家の庭が広くて、盆栽などをやっていたので興味を持ったみたいです。植物を育てるのって、ある種クリエイティブですよね。もうひとつは母方の祖父のような仕事です。母方の祖父は、60年前にマーケティングのメソッドを日本に持ってきたアメリカ視察団の一人で、家に書斎があって、本を書いたり、大学で教えたりしていました。子どもの頃はマーケティングのことはよくわかっていなかったのですが、書斎っていいな、物書きってかっこいいな、と思っていました。Q.3 学生時代はどんなことをして過ごしていましたか?中学・高校と男子校で、スポーツは、中学校では野球、高校ではバレーボールをやってました。だけどその頃は、いわゆるオタクだったんです。王道のオタクファッションに身を包み、休みの日は秋葉原のアニメショップに行って、セル画やフィギュアを買ってました。もちろん、家族や親戚以外の女性と話をすることはなかったですね(笑)。性格も、今は好奇心が強くて人が好きだけど、昔はコミュ障でした。◎衝撃のクラブデビュー大学生の頃、別の学校に通ってたいわゆるマセた幼なじみが、クラブを教えてくれたんです。失恋したと言ったら「クラブっていう面白い所があるぜ!」って。服もオタクファッションを脱ぎ捨てて、恐る恐るついて行きました。ただ、オタクだったけど器械体操が得意だったから、フロアで見よう見まねで踊って、バク転とかしてたんです。そうしたら、ドレッドヘアの怖いお兄さんが来て「おまえ、ダンスやってるのか?」と聞かれて。「いえ、きょ…今日がはじめてです」って答えました。そこから、毎週いろんなクラブに連れて行ってもらって。その頃はまだ、ダンサーじゃなくてクラバーだったんですね。クラブの雰囲気が好きで、ただ音楽に合わせて踊って、かっこいい大人たちの話を聞いたりしてました。急に朝帰りが多くなったので親が驚いてましたね。「大人の人もいるし、外国の人もいて英語の勉強にもなるから、就活に役立つかもしれない」って必死に言い訳していました(笑)。Q.4 デザインを学んだのはなぜ?当時、雑誌の『JJ』や『CanCam』が全盛期だったんですね。妹がいて、家にそういう雑誌があったから、パラパラ見ていました。もともと洋服が好きだったんだけど、女性の洋服って種類も多いし、華やかでいいなと思い、アパレルに興味を持つようになって。その頃、なんとなくお固い仕事は難しいかも、と思っていたことも理由のひとつかもしれません。大学に行く傍ら、デザインの専門学校のファッションデザイナー科に通うようになりました。◎貪欲にファッションを学ぶ日々僕は常に、ひとつのことを、片側からだけでなく両方の視点から見たいと思ってる節があるんですね。洋服が好き、アパレル業界に興味がある、というところから、大学では社会学のゼミで流行についての論文を読んだり、ファッションのルーツを文化人類学的に探ったり、ということをしていました。その一方で、週に2日くらい専門学校でデザインを学ぼうと。専門学校の学生は結構、振り切れてる人が多くて、人物の絵を描きなさいという課題なのに、よくわからないアート作品を描く人もいました。そこで初めてクリエイティブな人々を目の当たりにして、「自分にはデザイナーは無理かもしれない」と思ったけど、価値観は広がりましたね。いろんな人の気持ちがわかるようになったから、行ってよかったです。Q.5 卒業後、百貨店に勤めた理由は?就活のときは、アパレルメーカーと百貨店とセレクトショップしか受けませんでした。今で言うと「意識そんなに高くない学生」ですかね。学生時代、自分が志望していた百貨店は、ほかの百貨店と違って、社員さんが接客販売に入っていたように思えたんです。百貨店はいろいろな商品を扱えるというのが大きくて。ひとつのブランドだけでなく、お客さん一人ひとりにぴったりくるものがあるなと感じたから、面接で「唯一、ここを志望しています」と言って入社しました。当時、ゆくゆくはバイヤーや自社ブランドの商品企画、営業戦略を立てる、といったことをやりたいと思っていましたね。◎「女の園」婦人服売り場入社して、婦人服売り場で現場を経験しました。お客さんは学生さんや20代の女の子で、スタッフも女性が多く、「女の園」だったんです。フロアに男は2人くらいしかいませんでした。男友達に「うらやましい」と言われたけど、なかなか大変でした。そこでは常に中立でなければいけないんですよ。ちょっとしたことで変な噂が立つから、中性というか、存在を消す必要がありました。だけど、興味のある内容だから、やっぱり仕事は面白かったですね。お客さんも、これからファッションを頑張りたい方とか、上京したてでファッションのことがわからない、という方も多くて。女性スタッフといっしょに接客するのですが、男性の意見を聞きたいというときには役立ったから、そこはよかったですね。あるお客さんが、初デートのファッションに悩んでいたので、本人としては冒険している感じの服をおすすめしたら、後日「お付き合いできました」って彼氏といっしょに来てくれたことがありました。その彼氏も「コーディネートしてほしい」と言ってくれて、男性服はフロアが違ったから、お客さんに同行し、同期の社員にイメージを伝えて引き継いだ覚えがあります。◎日本初!? のディプレイ売り場での最後の仕事はディスプレイだったのですが、今でいうVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)は、当時の日本ではあまり重視されていませんでした。たまたま、社内公募でニューヨークに視察に行けたので、ニューヨークのディスプレイのトレンドを日本に持ち帰って、あるとき真似してみたんです。そのディスプレイは、高い天井から商品を吊るすようなものでした。今ではよく見かけますが、当時は斬新で、もしかしたら日本でやったのは僕が初めてかもしれません。実は、そのディスプレイは上司の休みの日に内緒でやったんです。そうしたら、めちゃくちゃ売れたんですよ!1階のディスプレイだったんですけど、お客さんが、そのディスプレイを見ながら入ってきてくれて。でも、上司がおっかない人だったから、次の日までに元に戻してしまいました。翌日、その上司が売上伝票を見て飛んできたので、「怒られる!」と思いながら「実は、ディスプレイを勝手に変えました」って正直に言ったんです。そうしたら「細かいことは責任持つから、今すぐそのディプレイに戻せ!」って怒鳴られて(笑)。今思えば、とても理解のある上司でした。そんな感じで百貨店時代は、いろんなことをやらせてもらいましたね。オタク男子から衝撃のクラブデビュー、「女の園」での日々、海外から最新のディスプレイを日本に持ち帰る…と様々な経験をお持ちの三宅さん。次回は、キャリアチェンジを重ねてきた理由や、アメリカ留学時のよもやま話などなど、盛りだくさんでお届けします。お楽しみに。プロフィール三宅正(Tadashi FOOMIN’ Miyake)コンサルタント/ストリートダンサー。アパレル販売員、コールセンター勤務などを経てマーケティング職に。様々な業界経験と働き方を通じたノウハウを強みに、近年はマーケティング+クリエイティブの手法を用いたコンサルタント(ビジネスデザイナー)としてイノベーション創出支援、セミナー講師などを行っている。その一方、20代後半で入門レッスンの門を叩いて以降、プライベートの時間の全てを注ぎ込むほどにストリートダンスに没頭。激務だった会社勤めの傍ら各種のショウや舞台経験などを経て、30代半ばという業界では珍しい(遅い)年齢で大手ダンススタジオ所属のインストラクターに。他にも企業のPR映像企画&出演・アーティストPV出演ほか、現在世界で最も新しいストリートダンスの一つ「New Style Hustle(ニュースタイルハッスル)」のローカルコミュニティ「New Style Hustle TYO」運営Crewの一員としても活動している。
2018年07月26日番組の前半と後半でゲストとインタビュアーが“スイッチ”、語り合うなかでお互いを“発見”し合うクロスインタビュー形式の対談番組「SWITCHインタビュー達人達(たち)」。その5月12日(土)放送回に映画監督の山田洋次と女優の蒼井優の2人が出演する。TVドラマの脚本を手がけ、その後『男はつらいよ』を監督、同作が48作という長大なシリーズとなったほか、その合間を縫ってシリアスな作品も発表。同シリーズ終了後も精力的に『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』『武士の一分』などの監督作を世に送り出しいずれも高く評価され、2016年には『家族はつらいよ』の第1作が公開された山田監督。ティーン誌モデルから女優に進出。『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』などの出演を経て、『フラガール』が高評価を受けると日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の映画賞を受賞。昨年公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』でも第41回日本アカデミー賞やキネマ旬報ベスト・テンなどを受賞したのは記憶に新しい。『おとうと』をはじめ『東京家族』や『家族はつらいよ』など山田作品にも多数出演している蒼井さん。今回は公開が迫った『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』など家族をテーマに映画を撮り続け、同作では主婦への賛歌を描いた山田監督と、同作にも出演し、山田作品のファンだという蒼井さんが語り合う。蒼井さんが東京・柴又の「寅さん記念館」を訪ねるほか、山田監督の初監督時のエピソードではその意外な姿も明らかに。さらに若手俳優の演技についてのアドバイスや女優を撮影するときに何に気を遣うかなど、その“演出論”も。そんな山田監督に蒼井さんが胸に抱えていた悩みについて告白。日本アカデミー賞主演女優賞に輝くほどの経歴を持つ蒼井さんの悩みとは!?心から映画を愛する2人が「前向きのメッセージ」でしめくくった対談をお楽しみに。シリーズ第3作となる『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』は5月25日(金)より全国にて公開。三世代でにぎやかに暮らす平田家。ある日、主婦・史枝がコツコツ貯めていたへそくりが盗まれた!夫・幸之助からは「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と嫌味の嵐…。ついに我慢も限界に達し、史枝は家を飛び出してしまう。掃除、洗濯、風呂掃除、朝昼晩の食事の準備…主婦がいなくなってしまった家族の暮らしは大混乱!家族崩壊の危機に…!?橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡らが出演。蒼井さんは妻夫木さん演じる一家の二男・庄太の妻・憲子役で出演する。「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は5月12日(土)22時~NHK「Eテレ」で放送。(笠緒)■関連作品:妻よ薔薇のように家族はつらいよIII 2018年5月25日より全国にて公開© 2018「妻よ薔薇のように家族はつらいよIII」製作委員会
2018年05月12日素敵な恋愛をして、臆病で奥手な自分を変えてみたい、かも。こんなふうに考えている人もいるかもしれません。全然いいと思います。恋はキスや性行為をするためだけにするものじゃありません。それを通して、自分の人生をよりよくするためのものだから。だけどせっかくなら、その恋や彼氏に「変えてもらう」というスタンスじゃなくて、「自分で変えるんだ」って気概でいたいですね。あなたのことを「こんなふうに変えたい」と心から思っているのは、親くらいです。いい歳になれば、あなたを変えたいなんてそんな超おせっかいなことを思ってくれるのは、自分くらいしかいませんから。今回は、恋愛を通して自分を変える「恋愛デビュー」の方法について、ちょっとご紹介したいと思います。■■デビューって素敵ところでみなさんは大学デビュー、しましたか?私はしましたよ。ちょっと。ちょっとだけね。で、大学デビューというと種類はいろいろあると思うんですけど、例えば外見なら、茶髪にするとか、コンタクトにするとか、派手なファッションに挑戦とか、そういう感じですよね。うんうん。でも私は大学デビューで大事だな、いいなって思うのは、外見がいかに劇的に変わるかという点よりも、その原動力になってる「大学デビューしちゃうぞ!」って気持ちそのものなんだと思うんです。そもそも大学デビューをしようと思うのは、まったく新しい環境、つまり、誰も自分を知らない環境に飛び込むことになるから。ま、だからこそ同じ大学に高校の同級生がいるというのを知ると、なんとかしてでもそいつを入学式初日から退学に追い込みたくなるわけですよね。誰も私を知らない。みんな過去の私を知らない。だから、自分の好きなようにやっちゃえ!なっちゃえ!という開き直り、図々しさが素敵だと思うんです。そしてこれは、恋愛でもまったく同じことが言えるはずです。しかも、出会い系アプリとかで出会った知らない人と会うシチュエーション限定、じゃないですよ?学校や職場ですでに友達や知り合いになっている人とだって、全然アリです。だって、初めてのデートでさえあれば、誰も”デートのときのあなた”を知らないんですから。普段学校とかでは静かでも、デートのときに初回から積極的で、明るくて、けらけらたくさん笑ったとしても、誰も「こいつ、無理して自分を作ってるな」なんて思いません。むしろ、「デートだと、こんな感じなのか。いいじゃん」と自然に、というか好意的にすらとらえてもらえると思います。もちろんデートの場面に限った話じゃありません。好きな人とはじめてLINEを交換して、ふたりきりでLINEをはじめるときだって、リアルよりもLINEだとすごくガツガツいってみたりとか、そういうのもいけますよね。途中からだと、「なんで急に変わった?」と思われて恥ずかしいかもしれない。だからこそ、恋で変わりたいならぜひデビュー戦から、いきなり仕掛けるに限ります。■■出落ちじゃないよけれど、デビューというとなんだか、メッキ感があるというか、そのうち化けの皮がはがれちゃうんじゃないかみたいな不安もあるかもしれません。本当の自分は、何も変わってないんじゃないの?と。でも、私はそんなことないと思いますよ。そもそも「本当の私」ってなんだよって感じですし、そんな抽象的で概念的なものよりも、実際に、今まさにひとりの異性の目の前で、今までとは違った自分でいることができているということの方が、ずっと大きな価値がありますよね。人は退化しません。自転車に一度乗ることができるようになれば、何十年乗らなくても、乗れなくはならないんです。大学デビューで茶髪に染めた人が、「髪の色を染めても、本当の自分は染まらなかった・・・・・・。浅はかだった・・・・・・」なんて詩人みたいなことに思い至って、また染め直すなんてことはないわけです(単純に、「やっぱ前の髪色の方が似合うのかなー」と思って戻すことはあるでしょうけど)。恋愛デビューで、送りたいときに素直にLINEをできたり、会いたいときにそう伝えられたり、デートでは自分がその人とふたりで話したいと思うことを臆せずに話すことができるようになった、これはまさしく、自分が変わったということでしょう。一回できるようになれば、あとはもらった。大切なのは、最初の一回きりの勇気だけ。これは私がいろんな記事でも強調しているエッセンスですが、その一回目を発動するきっかけとして、恋愛デビューはもってこい。恋がはじまるワクワクは、自分の直したいところ、変えたいところが劇的に変わる予感なのかもしれませんね。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年04月17日異なる分野で活躍する2人の“達人”によるクロスインタビュー型対談番組「SWITCHインタビュー達人達(たち)」。その7月1日(土)今夜放送回は、“インスタの女王”として絶大な人気のお笑い芸人・渡辺直美と俳優のムロツヨシの対談をお送りする。ビヨンセのものまねでブレイクを果たした渡辺さん、最近では自身のInstagramがフォロワー数550万人超え。昨年末行なわれたインスタグラム上で最も「いいね!」された投稿を発表する「#MVI (Most Valued Instagrammer in Japan)」2016授賞式でゲスト登壇するほど圧倒的な人気を誇っている渡辺さん。ファッションブランドのプロデュースなどその才能をいかんなく発揮し、多くの支持を集めている。そんな渡辺さんが今回「ぜひトークをしたい」と熱望したのは独特の演技が魅力的なムロさん。ムロさんは大学時代に見た芝居の魅力にハマり、舞台を中心に俳優活動を続け、2005年公開の『サマータイムマシン・ブルース』から映像作品にも進出。その後は「勇者ヨシヒコ」シリーズや『ヒメアノ~ル』『疾風ロンド』、「スーパーサラリーマン左江内氏」などに出演している。最近では福田雄一監督が手掛ける『銀魂』にも登場。小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、岡田将生、堂本剛といったキャストの中でその個性をいかんなく発揮している。かつてドラマで共演経験があるという2人だが、それ以来渡辺さんはムロさんの「笑い」へのアプローチ方法に興味を抱いてきたという。番組の前半はムロさんがひとり芝居を行った能楽堂を渡辺さんが訪ね「演技を通して笑わせる」ことに賭けるムロさんの情熱の源を解き明かすほか、後半では渡辺さんがパフォーマンスの練習をする芸能事務所のダンスルームをムロさんが訪ねて、実際にダンスパフォーマンスを鑑賞。多彩な活動を続ける渡辺の“笑い”への思いを聞く。海外でも人気の渡辺さんと個性派俳優のムロさんを迎える「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は7月1日(土)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2017年07月01日日本のポップミュージック・シーンにおける女性シンガー&ソングライターの草分け的な存在のひとり、大貫妙子がソロデビュー40周年記念プロジェクトをスタートさせている。その独自の美意識に根差した繊細な音楽世界と飾らない透明な歌声で多くの人を魅了する一方で、CMや映画音楽関連も多く、あの映画『Shall we ダンス?』メインテーマや、竹中直人監督の『東京日和』の音楽プロデュースなど数多くのオリジナルサウンドトラックも手がけ、その活動は日本の音楽シーンで多岐に渡っている。今回、ソロデビュー40周年プロジェクトの第1弾としてアニバーサリーボックスを発売、第2弾として初のシンフォニックコンサートを12月に開催するなど、精力的に活動を展開する大貫妙子に単独インタビュー。これまでのソロデビュー40年について、そして今後の展望について、本人に聞いた。――「パラレルワールド」の制作にあたっては、どういう想いで取り組まれたのでしょうか?「ピュア・アコースティック」というアルバムを80年代に出しまして、当時アナログでレコーディングをしましたが、CDでしか発売されていませんでした。LPがまた復活している今の時期にLPで復刻盤を出しませんか、というお話をいただきまして。そのお話を進めているうちにアイディアが膨らみ、こういうボックスになりました。40周年ということもあって、過去に4回やらせていただいた、メトロポリタン美術館を含む「みんなのうた」シリーズ。それに連なる絵本「金のまきば」、また「ピュア・アコースティック」を制作した当時、NHKで1時間の音楽番組をやらせていただいた、その80年代の映像も入れましょうと。現在の心境を語ったインタビューや、私が選ぶ私のBESTなど、いろいろなものが膨らんで、こういうアニバーサリーBOXになりました。――ソロ活動の集大成という意味合いもありますね?集大成と言うには、もっと入れないと全然足りないですが(笑)、わたしの場合は、ポップスというカテゴリーがあって、その中でアコースティックな音楽、物を書くこと、旅の話、そういったいろいろな要素がそれぞれひとつの世界として存在しつつ、トータルで自分の世界になっています。今回のボックスは、その中でも大人も読むようなファンタジー・ノベルみたいな意味合いも含めて収めてみました。現実の世の中で、そんな意味合いを持つものがあってもよいかな、と思いましたし、このような企画だからできたこと、だと思います。――それで「パラレルワールド」というタイトルになっているのでしょうか?BOXに入っている「金のまきば」という絵本は復刻ですが、「みんなのうた」の映像を制作している時に、絵本として膨らませることができるのではないかと思い作ったものです。その時期たまたま「ナルニア国物語」を読んでいて。衣装ダンスの中に入っていくと、そこに別世界が!という物語。パラレルワールドは、わたしたちが生きている世界と平行してまったく同じ世界が存在しているということですが。まったく同じに見えて、もうひとつの世界では、なくしたものが存在している。実際にその扉を見つけることができるかどうかわかりませんが、わたしたちは進むべき方向を失っても、チャンスはあるということです。音楽を聴く時に、過去の自分に戻る時がありますが、音楽はファンタジーであると同時にパラレルワールドへ誘ってくれるツールでもあると思う。という希望を込めて「パラレルワールド」というタイトルにしたんです。――ソロデビュー40年周年ですが、ふりかえってみて長かったですか、短かったですか?あっという間ですよね。あっという間の40年間で、あっという間にお墓に入ってしまうかも(笑)。単純に後40年はできないので、100歳を越えてしまいますから。人生ってけっこう短いなって思いました。バンドを始めた20代の頃は、海のものとも山のものともよべないようなものでしたが(笑)。その後ソロになって、たくさんアルバムを出させていただきました。たいしたヒットもない私が続けられたのは、ひとえに支えてくださったファンのみなさまのおかげだと、心から感謝しています。――音楽シーンも劇的に変化を遂げて来ましたが、一番印象的な出来事は何でしたか?LPからCDの時代になり、現在は配信の時代になって、またLPに戻ってみたりしていますが。テクノロジーの変化とともに、音楽も変わってきたと思います。それはとても音楽に影響を与えるものですが、時代とともに受け入れなくてはいけなかったので、当然取り入れてはきました。今の時代は良いか悪いかは別として、譜面が読めなくても楽器が弾けなくても、コンピューターで音楽が作れるようになった。そのおかげで、家で録音が可能になったりと便利にはなりましたが、多くの歴史あるレコーディングスタジオがなくなりました。それは、ほんとにかなしいことだと思います。音楽には、国境がありませんし、言葉が通じなくても音楽は一緒に作り上げることができます。部屋にこもるのではなく、いろいろな世界のミュージシャンともっともっとジャンルを超えて、楽しく世界を広げてほしいですね。――初のシンフォニックコンサートが今年12月22日(木)に開催されるそうですが、どういうコンセプトでしょうか?千住明さんとは30年来のお友だちで、今までも何度かステージでご一緒していますが、今回は初めてふたりでやるんです。もちろんオーケストラと、バンドにも参加していただきますので、とても楽しみにしています。千住さんはポップスからクラシックまで幅広く活動されていて、オーケストラの指揮もなさいますから、今回はそれもお願いしています。今までは呼んでいただいて2~3曲だけの共演だったのが、今回はじっくりご一緒できるので、ふたりでどういう世界を作ることができるかを考えています。コンサートの前に千住さんとCDも作るので、その収録曲もお披露目したいですし、是非、楽しみにしていただければと思います。――この先の40年は?ですから、生きていないですよ(笑)。40周年も区切りではなくて、わたしには通過点だと思っています。これから先は、いつまで続けるかわかりませんけれど、いままでどおり。できるところまで(笑)。(text/photo:Takashi Tokita)
2016年10月01日スクリーンを中心に、強烈な個性で存在感を放ち続ける高良健吾。昨年、念願だった呉美保監督とタッグを組んだ『きみはいい子』は国内外で高い評価を獲得し、デビュー10年余の節目を迎えた高良さんにとっても「いい作品に会えた」と自負できる作品となった。児童虐待をテーマに、2013年本屋大賞でトップ10入りを果たした中脇初枝氏の同名短編小説集から、3つのエピソードを抽出し映画化。高良さんはまじめだが、問題に真正面から向き合えず、肝心な場面で一歩を踏み出せない新米の小学校教師・岡野を演じている。「人と向き合う瞬間の大切さを改めて実感した作品ですね。そうすることで何かが始まる…。その上でやはりデビュー10年目で、この作品に出演できたのは大きな意味がありますね」。ただしデビュー10年という気負いは一切なかったという。「(演じた)岡野にとって、僕がデビュー10周年なんてこと、関係ないですからね。演技へのアプローチや向き合い方は、毎回違います。見てくださった方から『今回は、いつもと違うね』と言ってもらう機会が多い作品であったのも事実で…。きっと、この映画がもつ力強さが、これまでの僕とは違う雰囲気に見せているのかもしれません」と本作への特別な思い入れを明かす。昨年は本作に加えて、『悼む人』(堤幸彦監督)にも主演し、死を見つめ“悼む”放浪を続ける青年を熱演した。あえて重厚な作品にトライする理由を聞くと、「自分では意識していなくて…。僕らの仕事はあくまで作品に“選んでもらう”立場」。ただ、以前は「自分に向いていない」と感じる仕事を断ってしまったことも。キャリアを重ね「いまは逆に、苦手なことに挑みたいし、やるからには結果を残したい」と仕事への意識は大きく変わった。そんな現在の高良さんが、俳優という仕事に求めるものは何だろうか?「難しいですね…。でも、いまは『ワケがわかんないけど、すごく面白そうなもの』にすごく惹かれるんですよ。俳優として、一観客として『自分をどこに連れて行ってくれるんだろう?』とワクワク感を味わいたいのかもしれません。わかりやすいもの、安心できるものが人気を集める時代ですが、その人の意識をガラリと変えてしまう強い作品があってもいいと思います」。高良さん自身に強いインスピレーションを与えた作品のひとつが、2002年から放送されたテレビドラマ版「私立探偵 濱マイク」。映画監督の林海象が生み出した、永瀬正敏主演の探偵シリーズで、ドラマ版には行定勲、青山真治、石井聰亙、中島哲也、アレックス・コックスらエッジの効いた演出家が集結。「当時は中学生だったので、内容はよく理解できなかったけれど『なんか、すごいな』と。いま思うと、僕の原点ですね」と楽しそうに語る。映画俳優というイメージが強い高良さんだが、当の本人は「映画であれ、ドラマであれ、カメラの前で演じることに変わらない。作品を見てもらえるのが一番の喜び。もちろん、高良健吾=映画というイメージは嬉しいです。いまはその固定観念をあえて壊してみるとどうかな?と」。その言葉通り、1月クールの“フジ月9”「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で民放連続ドラマ初主演に挑む。さらなる転機で、輝きは増すばかりだ。ヘアメイク:高桑里圭(竹下本舗)スタイリスト:澤田石和寛衣裳協力:NEIGHBORHOOD(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:きみはいい子 2015年6月27日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2015「きみはいい子」製作委員会
2016年01月12日映画『キングスマン』のブルーレイ&DVDが23日(水)にリリースされるのを記念して、コリン・ファースのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像本作の原作は『キック・アス』『ウォンテッド』などを手がけてきたマーク・ミラーのコミックス。高級スーツ店“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウにあり、洗練された紳士が集っているが、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。ファースが演じるハリーは、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の下で日々、秘密裏に活動を行っているが、ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人エグジー(タロン・エガートン)をスカウト。エグジーは街のチンピラから“真の紳士”へと成長し、世界に危機に立ち向かう。ファースが本作で演じるのは、紳士的に振る舞い、いつも冷静だが内に情熱を秘めた男ハリー。精悍なルックスと確かな演技力でファンの信頼を集める一方で、コメディなど幅広いジャンルで活躍するファースは、本作で、本格的なアクション・格闘シーンを見事に演じた。このほど公開になったインタビューは、劇中に登場する教会での格闘シーンについて語ったもので、制作過程や注意点など、意外なポイントが本人の口から語られる。また、映画の中に登場する暴力について真摯に考え続けてきたファースは、昨今の映画やドラマの暴力描写について分析し、本作を手がけたマシュー・ヴォーン監督の暴力シーンに対する考えや、自身の考えを語る。インタビューは、作品のテーマ、アクションなどに丁寧に向き合い、考え、準備してきたファースの誠実さが伝わってくるもので、“マナーが人をつくる”と改めて思わせてくれるファン必見の映像になっている。『キングスマン』12月23日(水) ブルーレイ&DVD リリース※デジタル配信中
2015年12月21日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第10回目は、2014年12月8日をもってデビュー15周年を迎えるシンガーの倉木麻衣(くらき・まい)さん。11月12日にベストアルバム「Mai Kuraki BEST 151A -LOVE & HOPE-」をリリースしたばかり。また、現在日本各地を飛び回り全国BESTツアーも公演中。ツアー最終日の12月6日は東京・日本武道館にて15周年の集大成、そしてライブ公演300回を記念するスペシャルライブも控えている。そんな倉木さんに、15周年を迎える心境と音楽活動に対する思いを聞きました。――デビュー15周年を迎えるにあたって、どんなお気持ちですか?あっという間の15年でした。デビューの時は中学生の時に作ったデモテープがきっかけでボストンでのレコーディング、全米でのデビュー、そして日本デビューと目まぐるしく環境が変わりながら一気に進んでいった感じで、あまり実感が湧かないまま走り続けていたように思います。大学を卒業してから音楽活動に専念出来るようになって、より深く“音”を突き詰めていくようになったり、本格的なライブが出来るようになったりしてきました。デビューしてから本当にファンの皆さんに育ててもらいながらこれまで来たように思います。――デビュー当時と今とで仕事に対する考え方や姿勢・やり方に変化はありますか?デビューの時は10代で周りが大人ばかりだったので、「迷惑を掛けちゃいけない」などとすごく考えて、強がったり背伸びしたりしていた部分も多かったと思います。今はもっと自然体でいられるし、スタッフの皆さんとも良い信頼関係の中で仕事を進められているように思います。――この15年でご自身の音楽はどのように変化したと思われますか?デビュー当時はR&Bテイストの楽曲が多かったのですが、途中からロックテイストや色々なジャンルにもトライしていくようになりました。最近ではシンフォニックライブでオーケストラとも共演しました。これからも新しいことにチャレンジして行きたいと思っています。――11月12日にベストアルバム「Mai Kuraki BEST 151A -LOVE & HOPE-」を発売されたばかりですね。このアルバムにはどのような思いが込められていますか?今までもベストアルバムはリリースしてきましたが、今回は特に皆さんとの繋がりや、皆さんへの感謝の気持ちを伝えたいなと思って作った作品になります。タイトルの「151A」には今まで出会った全ての人とのご縁を大事にしたいという“一期一会”の意味と同時に、“15年(15)、一人ひとり(1)にありがとう(A)”という意味も込めています。“LOVE”と“HOPE”の2枚組にしたのも今まで私が大事にしてきたキーワードの2つをメッセージとして届けたかったからです。――最近力を入れていることについて教えてください。以前から行ってはいたのですが、最近特に社会活動に参加することにも力を入れています。音楽を通じて、そして一人の人として私に何が出来るのかということを考えながら色々な取り組みを行っております。震災後は宮城県女川町を何度か訪れて音楽会をしたり地元の方との交流を続けてきたり、自然の防潮堤を作るという「森の長城プロジェクト」にボランティアとして参加したりもしました。また、今年の3月は「なんとかしなきゃ!プロジェクト」の一環としてカンボジアにいく機会があり、現地で働く日本人スタッフの皆さんの仕事やカンボジアの現状を日本の皆さんにお伝えするお手伝いをしていました。カンボジアには学びたくても十分な教育を受けられない子供たちがたくさんいるという現状を目の当たりにして、今では私もカンボジアの子供たちに寺子屋を作ってあげたいなと思うようになりました。近いうちに実現したいですね。――今後やってみたいことは?音楽的にはこれからも色々なことにチャレンジして幅を広げていきたいと思いますし、また社会貢献に繋がるようなアクションも続けていきたいなと思います。――15年間活躍を続けられてきた秘訣を教えてください。歌うことが本当に大好きということに尽きますね。この15年本当に色々なことがあって正直くじけそうになったこともありましたが、それでも続けてこれたのは“やっぱり歌いたい”という気持ちに立ち返ることが出来たこと、そしてファンの皆さんがいつもあたたかく支え続けて来て下さったと改めて実感しています。10年後も自分のペースで歌を続けていきたいと思っています。後半「透き通ったオーラから溢れる存在感の秘密【倉木麻衣/ビューティー】」では、デビュー当初から変わらずナチュラルで透明感溢れる笑顔で居続けられる秘密を、美容やファッションの観点から紐解きます。
2014年11月15日韓国同時間帯視聴率No.1を獲得し、日本においても「スカパー!アワード2011大賞」受賞するなど人気を博した韓国ドラマ「ドリームハイ」。人気俳優キム・スヒョンや2PMのテギョン、ウヨン、miss Aのスジ、T-ARAのウンジョンらK-POPアイドルが出演した青春ラブストーリーが、続編となって更にパワーアップ。前作と同じキリン芸能高校を舞台に繰り広げられるラブストーリーに2AMジヌン、T-ARAのジヨン、期待の新人JB、人気若手女優カン・ソラが主演。本物のK-POPアイドルの歌とダンスパフォーマンスに加え、前作以上にキュンとする恋愛模様は必見!今回はスーパースターを目指す2人、ジヌンとJBにインタビューを行った。■歌手として活動しているのにも関わらず、今回ドラマ初出演を果たしましたね。ジヌン:ドラマの撮影スケジュールは、今までと全く違いました。歌手活動をしている時は、一カ所での撮影は短時間なのですが、ドラマは決められた場所で、同じ方たちと一緒に作り上げていく。最初は戸惑いましたが、撮影が進むに連れて馴染んでいきました。現場では必ず何かを得ることができて、“演じる”という喜びを体で感じることができました。JB:僕はジヌンさんとは反対でしたね。歌手の練習生ではありましたが、役者として先に活動して次に歌手デビューをしたのです。今でも初撮影の風景は忘れられません。すごく緊張しましたからね。かえって歌手デビューした時の方が、あまり緊張しませんでした。ドラマでは歌手である自分自身を演じたので、予行演習になったのでしょう。■日本では「ドリ-ムハイ」が好評だったので、「ドリームハイ2」にも大きな期待が寄せられています。主人公を演じることに不安はありましたか?ジヌン:もちろん不安でした。“視聴者の皆様に内容が伝わるか”“ロマンスをどう表現すればいいのか”などと考え込んでいたら、夜も眠れませんでした。しかし撮影前に監督から色々教わったり、アドバイスをいただきました。そのおかげで演じきることが出来ました。監督や脚本家、スタッフには本当に感謝しています。JB:ものすごく緊張しました。配役が決まってからは全うしたい一心で、関係者の方々にアドバイスをいただき、役作りに没頭しました。カン・ソラさんやクォン・ヘヒョさんを始めとする大勢の先輩たちに助けられて、最後まで撮影に挑むことができました。■役作りの際に一番気を使ったことは何ですか?ジヌン:僕が演じたユジンはとても明るい人物なのですが、実は心の痛みを抱えている。そのためおっとりしたイメージとは裏腹に、つらい過去を抱えている要素を醸し出さないといけません。この点を重視しました。JB:実は僕、イタズラ好きなんです。しかしドラマのJB(本人役)は、すごく神経質で威圧的な存在でした。本当の姿とは全く異なるので、素の自分が出ないように気を使いましたね。“威圧感”をどう表現するかを、監督から常に教わっていました。■お二人が演じた役柄と、ご自身に共通する点はありますか?ジヌン:明るくてのんびりした感じかな。ドラマでオーディションを行うのですが、僕は歌を歌わないでギターコードのGマイナーを弾き、適当に歌うんです。アドリブだったんですがウケましたね。ロックが好きでギターを始めたんです。初めて習ったコードが“Gマイナー”でした。当時の僕には“Gマイナー”が“チョン~ジヌン~”に聞こえたんです。ある意味、運命だと感じましたね。これをきっかけに歌手になることを決心しました。ユジンもロックにはまっていたので、より一層ロックが好きになりましたよ。JB:中盤に差し掛かったところから、役柄に共感できるようになりました。とにかく神経質な性格だったのですが、次第に親近感を持てる明るい性格に変わっていくのです。実際の僕みたいになっていったので、演じるのが楽に感じました。■ドラマに出演したことで、その後変わったことは?ジヌン:音楽に経験を活かせるようになりました。うまく起承転結を表現すること、感情を込めて歌うことを心掛けられるようになったんです。JB:少し性格が変わったようです。昔と違って慎重になりましたし、落ち着いた感じが見受けられると言われるようになりました。■JBさんは本人役を演じましたが、戸惑うことはありませんでしたか?JB:初めは動揺しっぱなしでした。名前も同じなので、本当の自分はどうなのか分からなくなる時がありました。しかし中盤に入ってからは、馴染めるようになりましたね。“JB”という名前は、本名イム・ジェボムから取ったあだ名なんです。子供の頃からそう呼ばれていたので、練習生当時に芸名を“JB”に決めました。本作品では初めは“JB”ではなかったようですよ。■思い出深いエピソードをお聞かせください。ジヌン:落第生が訓練所に送られるシーンがあるんです。軍服を着て訓練を受けました。僕とキム・ジスさん、パク・ソジュンさんの3人で、地面を這うシーンがあったのですが、その日はものすごく寒かったんです。顔をしかめながら挑んだ場面が、リアルに映し出されていましたね。ハハ。置いてあったドラム缶でサツマイモを焼いて食べたんですよ。冷え切った体が温まり生き返りましたね。忘れられない思い出になりました。JB:僕はヘソン役を演じたソラさんの家で、食事するシーンですね。この日は空腹のまま車で寝てたんです。そうしたらちょうといい具合に、次は食事シーンを撮ると言われました。監督は1回でOKを出してくれましたね。ハハ。芝居というよりも、本当におなかが空いていたから当然うまく撮れたのでしょう。満腹になるまで食べてしまいました。■歌とダンスシーンがたくさん出てきますが、一番心に残っている場面は?ジヌン:第1話でストリートライブのシーンがあったんです。エキストラの方や通行人の方も楽しんでくれるのが伝わってきたので、いつもより上手に歌えました。大好きなロックが、その場を盛り上げてくれた。映像にも反映されているでしょう。今でも当時の歓声と熱気は忘れられません。JB:僕も初めてのステージシーンですかね。グループ名は“I:dn”です。このシーンを撮るために、たくさん練習をしました。インパクトのあるパフォーマンスを披露する必要がありましたから。シウ役のパク・ソジュンさんと、ダンスの猛練習をしました。■有名PDのJ.Y.Parkさんは、「ドリームハイ」1、2に出演されて、音楽も担当なさいましたよね。ドラマ初挑戦のお二人に、どのようなアドバイスをしてくれましたか?ジヌン:“シーンとシーンの間に何があるかを考えろ”と助言してくれたことが、とても役立ちました。台本に書かれていない部分を汲み取ることができたのです。“なぜこのような言動に出るのか”などですね。JB:僕には気楽に構えろと常におっしゃっていました。本業と同じ歌手役だったので、“もし僕ならどうする?”とよく思いましたね。なるべく自然体で臨むように心掛けて、自分自身を落ち着かせたことをよく覚えています。■2人の女性を巡ってロマンスが繰り広げられますよね。カン・ソラさんとジヨンさんの演技はいかがでしたか?ジヌン:ソラさんは経験豊富な方なので、演技するにおいてすごく参考になりました。声のトーンや作品に対する姿勢、角度、感情の入れ方、セリフとセリフの感覚の取り方など、たくさんのことを学べました。JB:ジヨンさんとは年が近いので、親近感を持てました。愛嬌がある彼女は、現場の雰囲気を和ませてくれた。おかげで楽しい現場になりましたよ。■名場面を選ぶとすれば?ジヌン:ユジンは、自分がペースメーカーだという事実を知り、JBの胸ぐらをつかむシーンですね。これをきっかけにユジンが変わり、JBと対決するようになる。このターニングポイントが記憶に残っています。JB:アメリカに旅立つヘソンを一目でいいから見たくて、空港に走っていくシーンです。好きな女性を見送るしかできないもどかしさを、本当に感じることができました。■最後に日本のファンの皆様にメッセージをお願いします。ジヌン:僕らの一生懸命さが伝わってくれたらと思います。楽しいストーリーですし、所々出てくるパフォーマンスも見応えがあります。この作品をきっかけに、日本の皆様の顔なじみになりたいですね。また2AMの一員としても頑張りますので、応援してください。JB:日本でどう評価されるかが気になりますね。皆様に楽しんでいただきたいです。またウィボン役のJr.と一緒に、JJ Projectという名で歌手活動を始めました。応援よろしくお願いします。商品情報『ドリームハイ2』全16話 公式サイト DVD BOX I 9月5日発売 ¥18,375本編ディスク4枚(1話約65分×8話)+特典ディスク1枚(約60分)DVD BOX II 10月3日発売 ¥18,375本編ディスク4枚(1話約65分×8話)+特典ディスク1枚(約60分) 出演:カン・ソラ、チョン・ジヌン(2AM)、ジヨン(T-ARA)、JB、ヒョリン(SISTER)、パク・ソジュン、J.Y.Park、カヒ(AFTERSCHOOL)、クォン・ヘヒョ ほか大ヒット前作「ドリームハイ」スタンダードDVD BOX I,II発売中&ドコモの定額制動画サービスdマーケットVIDEOストアで9月15日より一挙配信開始!Licensed by KBS Media Ltd. (C)2012 KBS. All rights reserved
2012年09月02日大人気SUPER JUNIORの新曲「Opera」発売を記念して、インタビューをお届け。今作「Opera」では、SUPER JUNIORの作品としては初となる、日本オリジナルのミュージック・ビデオが制作された。このことを聞いたとき、ソンミンは、「『Opera』は【SUPER SHOW4】のステージ以外で披露したことがないので、僕たちも日本語バージョンのミュージック・ビデオをすごく楽しみにしていました。日本のファンの皆さんに愛される曲になれれば」と思ったと言う。そんなミュージック・ビデオの見どころを尋ねると、「衣装やセット自体のイメージが曲のタイトルでもある、『Opera』のステージを連想させるような感じだったので、オペラ歌手になったような気分で撮影しました。振り付けも今まで【SUPER SHOW4】のステージで披露したバージョンから少しアレンジをしてるので、是非、見てみて下さい」(シウォン)とのこと。また、撮影中にはこんなこともあったとか。「2日間の撮影で、2日目の最後が個人のリップシーンでした。それで、その日一番遅く入った人が一番最後の順番になるという決まりにしたら、みんなあまりにも早く着いてしまって、スタジオでみんな寝ていました。入ったのはいつもより何時間も早かったのに、準備時間がもっとかかってしまって(笑)」(リョウク)。レコーディングについては、「“ツ”の発音が・・・まだ難しいです。。。」(イトゥク)とは言うものの、その仕上がりについてはCDを聴いて確認してみて欲しい。歌詞にちなんだ質問もしてみると、こんな回答が…<クールに☆いこうか!>というフレーズから、メンバーの中で一番誰がクールかと訊くと、「もちろん、僕でしょう!と言いたいですが。一番クールなのは、末っ子のキュヒョンじゃないかと思います。末っ子なのに、お兄さんたちに絶対負けず自分の主張を言うタイプで、話をまとめたりもするので…」(イェソン)と教えてくれた。また、<これが☆イイから>にちなんで、今、お気に入りのもは>という問いには、「東京ドームで日本語であいさつをしたくて、時間がある時にこっそり日本語のレッスンを受けています。僕のお気に入りのものは、日本語勉強時に使うノートです。いつか皆さんにお見せしたいです」(イトゥク)とのことなので、この成果はきっと東京ドームで披露してくれるはず(笑)。初の日本オリジナル楽曲となったカップリングの「Way」については、「旅立ちと絆をテーマにした歌詞なので、僕たちの絆を思い出しながら歌いました。歌詞をよく聴いてみてください。日本のファンの皆さんに早く聴いてもらいたいです~!」(リョウク)。「人との絆をテーマにした曲なので、身の回りの人との絆を思い出しながら歌いました」(ソンミン)とのこと。「Opera」のダンサブルな雰囲気から一転、こちらはミディアム・バラードで、彼らの幅広い音楽性が堪能できる曲となっている。ソンミンも言っていたが、「Opera」は彼らが今、絶賛行っているワールド・ツアー【SUPER SHOW4】で披露されている楽曲。そのツアーについて、これまで回ってきた中での思い出を聞くと、イトゥクは「大阪の京セラドームの登場シーンで、下から上がってくるシーンがありますが、会場全体が青いペンライトでいっぱいになってるのを見て、感動しちゃって…涙が出そうになって、それを抑えるので精一杯でした。本当にありがとうございます。今回の東京ドームのステージでは本当に泣いてしまうかもしれないです」と、大阪公演を観たファンにも、これから東京公演を観るファンにも、たまらないメッセージをくれた。また、本ツアーでの見どころについてシンドンが、「ステージの演出などにもメンバーのアイディアを入れたり、メンバーの参加度が今まで一番高い公演になってます。すべてがみどころ、聴きところなので、瞬きする時間以外は僕たちと一緒に全力で遊んでもらいたいです!」と言うと、目前に控えた東京ドーム公演ついては、キュヒョンが、「前回の大阪での感動が未だに残っています。皆さんからいただいた愛にお応えできるように、もっとかっこいいステージをお見せしたいと思っています。東京ドームの公演のため準備したメンバーの個人ステージにも注目していただければと思います」と言ってくれた。さらに、キュヒョンは楽しみにしていることについて、「東京ドームのステージで日本のファンのみなさんに会えることが一番の楽しみじゃないかと思います。準備したものを皆さんに見てもらえると思うとドキドキしますね」と言っていた。ちなみに…ということで、ツアーについて気になることを訊いてみた。同じ曲で、歌詞やダンスやフォーメーションが違うことがある彼等。混乱しないのか?と言うと「場合によって、一緒にステージに立つメンバーが減ったりもするので、色んなバージョンが存在します。もちろん、混乱したりもするので、ステージに上がる前に、みんなであつまって振りあわせをします」(ウニョク)と、あのパフォーマンスは努力のたまものであることを明かした。また、日本でコンサート以外で楽しみにしていることについては、「ラーメン! メンバーのみんなが牛丼とラーメンが大好きなので、日本に来るたび、牛丼とラーメンを食べてます。今回も楽しみにしています!」(ドンへ)。多忙な彼等だが、これだけは逃さずに堪能していってもらいたい(笑)。最後に、日本のファンに向け、メッセージをお願いした。「言葉はもう必要ないと思います。皆さん! 東京ドームのステージで僕たちのすべてをお見せしますので、ぜひ会場で一緒に楽しんでください~! 「Opera」の日本語バージョンも初披露するので、期待してください!」(ドンへ)。滅多に来日しない彼等にとって、12日、13日の東京ドーム公演は、日本のファンと直接触れ合える数少ない機会。CDで「Opera」を聞きながら、楽しみに待とう。・ SUPER JUNIORスペシャルサイト
2012年05月11日ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ・アートで演技を学び、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの「ダンシネーン」を含む舞台作品に出演しているジェレミー・アーヴァインは、今回この『戦火の馬』で長編映画デビュー。過酷な戦争の中で馬と強い絆で結ばれた少年を演じたジェレミーが、作品について語ったインタビューをお届けする。●小説は馬の視点から書かれていますが、今回アルバートを演じるにあたり、そのことは何か影響していますか?A:この映画は、登場人物を単に描いているのではなく、あの馬が彼らにあたえた影響について描いているんだ。ジョーイはアルバートの友達であり兄弟みたいな関係さ。僕の演じたアルバートは、ジョーイに感情移入して、身を持ってこの馬の気持ちや情感を感じ取っているけれど、おそらく父親とはそうすることができないんだ。この馬にはなんでも話せるし、それによってある意味、絆が深まっていく。僕はそういう風にアプローチしたんだ。●この物語で描かれている人間性と、それが観客にあたえる魅力について教えてください。A:これが典型的な戦争映画でないということは、観てすぐに理解できると思うんだ。これは兵士たちが機関銃を持って走り回ったり、敵を殲滅させたりすることを描いた映画ではない。あくまでも登場人物たちを中心に展開され、その人物たちはあの馬に影響を受けて心を通わせた様々な人々なんだ。この物語があらゆる世代の人々の心をとらえるのは、これが少年と馬の関係を描いたものだからじゃないかな。人間と馬の関係は何世紀も前にさかのぼるものだし、ある意味DNAに書き込まれているとさえ言えると思うんだ。何百年もの間、人間は馬の力に頼ってきたし、馬をまるで人間のように扱っていたんだ。愛犬とかペットとの関係について語る人はたくさんいるけれど、馬についてはそれとは1つレベルが違うんじゃないかな。だからこそ、この物語が多くの人々の心をとらえるんだよ。●アルバートがあの馬と強い絆で結ばれたのは何故だと思いますか?アルバートは両親との問題から逃げてジョーイと仲良くなったんだと思う。父親はとてもヘビーな酒飲みで、アルバートはある年齢に達すると、自分の父親について母から聞かされていること以外の側面に気づきはじめる。だれでも子供のころは親が間違いをおかすはずないと思っているけれど、自分が大人になりはじめると、親だって他の誰とも同じ普通の人間で、人間なりの問題をかかえていることに気がつくものだよね。そういう世代の子供たちの多くは、何か夢中になれる別のことを見いだして、両親の問題を見ないですむようにしているんじゃないかな。アルバートにとって、それがジョーイという馬だった。それでも、彼はまだ子供だから、ジョーイは兄弟のような親友のような存在になっていったんだ。●この映画に出ている動物たちと心を通わせましたか?A:面白いことに、僕はあまり動物好きではないし、馬についても特に何も知らなかった。でもこの映画で馬と一緒に仕事をするようになって、馬がとても人間的だということに気づいたんだ。他の動物とは違うんだよ。とても人間的な部分があって、どこか人と通じ合うところがある。数週間一緒に過ごしてみると、もうその馬を心から慕うようになっているんだ。一週間くらいでそうなるね。馬たちは素晴らしいし、それぞれまったく違う性格をしているね。1頭の馬に乗れるようになったからって、別の馬も乗りこなせるわけじゃないんだ。その馬と少なくとも2~3日かけて乗り方を覚えないといけない。みんなそれぞれ違うし、馬に信頼してもらう必要があるからね。そこが重要なんだ。馬はどんな人間が自分に乗っているのかちゃんと心得ている。乗馬初体験の人だとしたら、馬にはその人が馬に乗ったことがないとちゃんと分かるんだ。まるで人間を相手にするように馬と通い合わなければ、絶対に思ったように動いてくれないよ。あと、馬がそのときやりたがらないことは、絶対に強制してはいけないんだ。作品情報『戦火の馬』監督:スティーブン・スピルバーグ出演:ジェレミー・アーヴァイン/エミリー・ワトソン/デヴィッド・シューリス配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン2012年3月2日(金)全国ロードショー(c)Dream Works Ⅱ Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2012年03月02日『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。昨日のジャスティン・ティンバーレイクに続き、公開直前の本日は、大富豪シルビアを演じる、アマンダ・セイフライドに話をきいた!●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?アンドリュー・ニコルが監督と脚本をつとめるということに惹かれたの。監督のように独創的なアイデアを持って、オリジナルの映画を創ることができる人は他にいないわ。監督が創りだした『TIME/タイム』の世界は現実が強調されたものなの。誰もが若さに固執していて、経済的・社会的な不平等を抱える現代社会が反映されている。私もその世界の一部になってみたいと思ったの。●あなたが演じたヒロイン、シルビアとはどんな人物ですか? シルビアは大富豪の娘で、膨大なを手にした人物なの。つまり、永遠に生きられる。仕事はしていないし、他にする事もない。本当は生きることを楽しみたいはずなのに、豪華な屋敷でギャンブルをしたり、パーティーを開いたり、とにかく退屈に生きていたの。このままじゃ生きている実感がないことを知っていてね。そんな彼女は、ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会うことで解放されるの。を失うことを恐れ、本当に“生きている”という感覚を手に入れるのよ。●ハイヒールを履いてアクションをこなすのは大変だったのでは?楽しかったけど、とても大変だったわ。プラダやイヴ・サン・ローランのハイヒールを履いて撮影したんだけど、どれもヒールは少なくとも5インチ(約12.5cm)ぐらいあるの。撮影の2日目からジャスティンと全速力で走るシーンの撮影が始まったわ。もし彼と手をつないでいなかったら絶対にころんで顔を打っていたと思うわ。実際に脚をすりむいちゃったし。映画を観たら「どうして彼女は靴を脱いで、裸足で走らないのか?」って思うかもしれないわね(笑)。●あなたとジャスティンは息がぴったり合っていましたね。息がぴったりだったのは、互いに相手に敬意を抱いていたからだと思う。彼は才能があって、とってもクールだわ。私たちが一緒に楽しく過ごすことができたことが、スクリーンに反映されたんだと思う。一緒に息が切れるまで走ったり、痛みに耐えたり、クタクタになるようなアクションシーンをたくさん撮ったから、それも絆を深めてくれたはずよ。彼は共演者として最高の人物。彼ほどカリスマ性のある人には会ったことがないし、彼は今回が初主演作だけれど、作品を完全にコントロールしていたわ。●本作で特に気に入っているところはどこですか?シルビアとウィルがの人々からを盗んで、の人々に与えるところね。この作品のこういう部分が私はとても好きなの。シルビアはウィルと出会ったことがきっかけで、この世界の不公平に怒りを覚え、正しく改善したいと考えるようになるの。シルビアとウィルのように、ある人とある人が出会って理想を共有していくことは、素晴らしいことだと思うわ。●永遠に生きるとしたら、何をしますか?もし、本作のように百万年もがあったら誰かにあげるわ。永遠に生きるとしたら何かに感動することが難しくなるかもしれないもの。この世に限られた時間しか生きられないことが、私たちが精一杯生きる動機になっているんだと思うの。●人生最後の1日だとしたら、何をしますか?テーマパークへ行って羽を伸ばすわ。あとは、できるだけ長い時間を友達と過ごすわね。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月17日全ての人類は25歳で成長が止まったら、あなたはどうする?!いよいよ今週末公開の映画、進化系アクション・サスペンス『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。まずは、ウィルを演じるジャスティン・ティンバーレイクから。●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?台本を読んですぐに、ストーリーやキャラクターに心を奪われたよ。何かの続編でも、リメイクでも、コミック原作でもない、素晴らしいオリジナル作品にワクワクしたんだ。この作品はきっと僕自身も楽しむことができるし、観客にも満足してもらえる作品になると確信して出演を決めたよ。●あなたが演じた主人公、ウィルについて聞かせて下さい。ウィルはで暮らすごく普通の若者で、毎朝目を覚ますとは残り23時間。あと1日しか生きられない生活を送っている。一体どうやって1日を過ごす?どう生き延びる?と、観客の想像をかき立てるような様々な出来事が描かれるんだ。●アクションシーンについて聞かせてください。アクションシーンの撮影は肉体的にも精神的にも大変だったけど、とても良い経験になったよ。それに、僕が子供の頃大好きだった『ランボー』、『リーサル・ウェポン』、『逃亡者』のように、登場人物のキャラクターやシチュエーションを丁寧に描くことで、よくある「アクション巨編」じゃない、観客が共感できる作品になったと思う。もちろん、高級車を猛スピードで運転しながら銃をぶっ放しても逮捕されないっていうのは、最高の気分だったけど(笑)。●本作で気に入っているところはどこですか?ウィルの活躍を通して本作の世界を体験することで、現代社会を見つめ直すことができるところだね。本作の世界は、裕福で永遠に生きることができる人たちが住むと、貧困層が住むに分かれているけれど、これは現代社会が反映されたものなんだ。そして、アンドリュー・ニコル監督がそんなテーマを、完璧なノンストップ・アクション・サスペンスとして創り上げたんだ。観たら色々と考えさせられて、語りたくなる作品だけど、観ている間は息をつく暇もないはずだよ。●撮影中の印象的だった出来事を教えてください。忘れることができない出来事はたくさんあるよ。ウィルの母親を演じたオリヴィア・ワイルドは、本当は僕より若いんだ。二人で母子を演じるのは驚きの体験だったね(笑) あと、僕は撮影が終わってしばらく経っても、ついつい自分の左腕を見るクセがついていた。ウィルを演じている間は常にを気にしなければいけなかったからね。監督がいかに完璧なビジョンを持って撮影していたかを表していると思うよ。●これから『TIME/タイム』を観る人たちに一言お願いします。『TIME/タイム』は強烈な映画で、観ているとハラハラして、そしてメッセージ性に溢れた作品だ。とにかく自分で体験して欲しいと思う。スクリーンで観る価値のある映画だよ。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月16日矢沢永吉が、キャロルデビューから40周年となる節目の今年の秋、大型のライブを実施することを発表した。これは2月6日掲載の朝日新聞のインタビューに答える形で明らかになったもの。詳細は後日発表としており、日程・場所などは一切明らかにされていないが、インタビューの中で矢沢は「大きなサンキューの気持ちを込める」と語り、そのライブが大規模、且つ特別なものになることを示唆している。矢沢永吉の情報を見るまた同日、オフィシャルホームページに「矢沢永吉 40周年、今秋、その幕が上がる―」というコピーと、矢沢のシンボルともいえる白いマイクスタンドがアップされ、何かのはじまりを予感させる内容となっている。インタビューでは大型ライブ計画発表と同時に、2棟目となるリハーサル用スタジオの建設に着手していることに触れている。若いヤツらが練習できる場所、音楽シーンを底上げして元気にしたい、との思いからその計画はすでにはじまっているとのこと。自身の言葉で発表された大型ライブが、いったいどんなものになるのか注目だ。
2012年02月07日エレン・ペイジ主演の『ローラーガールズ・ダイアリー』で初めてメガホンを握ったドリュー・バリモアの動画インタビューが到着した。4歳での映画デビューを皮切りに数々の映画に女優として参加してきた彼女だが、“監督”として描きたかったものは――?映画は、田舎で母親が望む通りに生きてきた少女が、“格闘技”と言えるような激しさを持つ“ローラーゲーム”に出会い、新たな自分を発見していく姿を描いた作品。ドリューはこの映画を通じて「メッセージを送りたい」と言う。「自分自身を発見すること。手の届かないゴールなんてない。限界なんてないのだということを信じるの。女の子にできないことはないと信じているわ」。天才子役として名声を手にし、その後、紆余曲折を経て、いまなおハリウッドで活躍を続けるドリューの言葉だからこそ、重みを持つ。また、ドリューは主演のエレンを絶賛!「彼女には自信と力強さがある。この役の彼女は一味違うわ。魅力的で素晴らしい女性なの。弱さもセクシーさも、お転婆なところもあって…」とその魅力を挙げてくれた。悩んだり、周囲とぶつかり合ったりしながらも少しずつ成長し、“自分”を見出していく主人公・ブリスの姿から、ドリュー自身の生き方が垣間見えてくる。『ローラーガールズ・ダイアリー』は5月22日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ローラーガールズ・ダイアリー 2010年5月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.
2010年05月21日