いまさら聞けないシリーズの第5弾は、再び「シェルの基本技」について。実用的なトピックを選んでいるので、ターミナル初心者でも便利に使えるはずだ。シェルとは直接関係ないが、ターミナル上で日本語テキストファイルをプレビューするための対策も紹介しているので、あわせて参考にしてほしい。○以前実行したコマンドラインを検索する過去に実行したコマンドラインを「Control-p(C-p)」で呼び出せる(履歴機能)ことは、前回紹介したとおり。初期設定では500件もの履歴が保存されているため、つねにターミナルを起動しているようなシェルのヘビーユーザでないかぎり、履歴を呼び出すだけでコマンドの用は足りてしまうかもしれない。しかし、もう少し利用頻度が高いとそうはいかない。50回、100回も「C-p」を押すわけにもいかないし、誤って通り過ぎてしまう可能性もある。そんなときには、bashの履歴検索機能を使おう。利用するショートカットキーは「C-r」、Reverseの「R」と覚えればいい。「C-r」を押すと、プロンプト下に「(reverse-i-search)」と現れるので、検索したい文字を入力すればインクリメンタルサーチ(逐次検索)方式で過去に向かいコマンド履歴がサーチされ、ヒットしたものが右側に表示される。インクリメンタルサーチなので、文字を入力し続ければ対象が絞り込まれていくし、さらに「C-r」を押せばそこまで入力した文字列で履歴を検索できる。たとえば、defaultsコマンドの場合、「C-r」を押したあと「defa」あたりまで入力し、何度か「C-r」を押せば、過去に実行したコマンドラインを探し出せるはずだ。○エディタをすばやく呼び出すなにかと利用することが多い「テキストエディタ」。OS Xには、DockやLaunchpad、SpotlightやFinder上でダブルクリックなどいろいろな起動の手段が用意されているが、bashにもとっておきの(?)方法がある。それは、Controlキーを押しながらXキーに続けてControlキーを押しながらEキー、すなわち「C-x C-e」を使う方法だ。本来C-x C-eは、Emacsやvimなどのエディタでコマンドを入力し実行するためのショートカットキー -- 書き捨てのシェルスクリプトを作成したいときに便利なのだ -- に利用するものだが、それを律儀に守る必要はない。EDITOR環境変数に好みのエディタを定義し、それを起動するために利用しても構わない。たとえば、例1のとおりEDITOR環境変数に「open -e」(openコマンドでテキストエディットを起動)と定義しておけば、プロンプトでC-x C-eを押すだけでテキストエディットを起動できる。例2の要領で実行ファイルを指定すれば、「メモ」など任意のエディタも起動できる。ウインドウが非アクティブな状態で起動されてしまうが、個人的にはDockやLaunchpadより重宝している。例1:C-x C-eで「テキストエディット」を起動できるようにする$ export EDITOR=’open -e’例2:C-x C-eで「メモ」を起動できるようにする$ export EDITOR=’open -a /Applications/Notes.app/Contents/MacOS/Notes’○日本語テキストファイルを"チラ見"するための準備OS X Yosemiteの現在、ターミナルで日本語を扱うためのハードルはほぼ消滅した。デフォルトのシェルがbashに変わる前は(当初は「tcsh」だった)、マルチバイト文字を通さないため日本語IMEで文字入力できず、表示も崩れがちで、環境整備はひと苦労だった。現在は、テキストエンコーディング形式に「Unicode (UTF-8)」を指定してさえおけば、ほぼデフォルトの状態で日本語を扱える。ハードルが残っているとすれば、それは「標準のページャ(less)がシフトJISや日本語EUCを通さない」ことだろうか。テキストファイルの内容を確認したい場合、UTF-8のテキストファイルであれば「less ○○.txt」だけで表示できるが、他のエンコーディング形式のテキストファイルは文字化けする。シェルとは直接関係ないが、AppleはlessをシフトJIS/日本語EUC対応させるつもりはなさそうなので、自力で対策するしかない。幸い、「vim」に付属のスクリプトをエイリアスとして定義すれば日本語対応のlessとして利用できるので、他の日本語対応ページャをインストールするほどではない場合にはこの方法がお勧めだ。なお、「~/.vimrc」の用意も必要になるので念のため。$ alias less=’/usr/share/vim/vim73/macros/less.sh’・~/.vimrcset term=ansiset encoding=utf-8set fileencoding=utf-8set fileencodings=iso-2022-jp,sjis,euc-jp,utf-8
2015年02月24日トム・ハンクスを主演に迎えて贈る、『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』のダン・ブラウン原作による“ロバート・ラングドン”シリーズ第3弾『インフェルノ』の製作が正式に発表された。4月末に撮影が開始され、2016年の公開を目指すという。前2作合わせて全世界で12億ドルを稼ぎ出した本シリーズ。今回も主演のトムはもちろん、ロン・ハワードが監督を続投する。本作でトム扮するラングドン教授が対峙するのは、ダンテの長編叙事詩「神曲」<地獄篇>をめぐる世界滅亡へのカウントダウン。記憶喪失となり、フィレンツェの病院で目を覚ましたラングドン教授は、女医シエナ・ブルックスとともに美術史や宗教図像解釈学の知識を武器に、伝染病を世界に広めようとする陰謀を阻止すべく奔走するのだが…。また、製作発表と同時にヒロインを演じるキャストも明らかに。ラングドン教授とともに謎を追う美人女医・シエナ役には、『博士と彼女のセオリー』で本年度アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされているフェリシティ・ジョーンズが大抜擢。さらに『最強の二人』で一躍人気俳優となったオマール・シー、『ライフ・オブ・パイ』のイルファン・カーン、デンマークのテレビドラマ「コペンハーゲン 首相の決断」のシセ・バベット・クヌッセンという国際色豊かなキャスト陣の参加も発表された。ハワード監督は「この作品では、ロバート・ラングドンの絶対絶命の危機や、彼の前に立ちふさがる世界規模の脅威を際立たせるために、インターナショナルなキャストにしたかった。フェリシティ、イルファン、オマール、シセは全員が自国において、そしてアメリカでもすばらしい俳優として認められている。撮影開始が待ち遠しいよ」とコメントを寄せている。『インフェルノ』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日富士フイルムは2月5日、同社のレンズ交換式カメラ「Xシリーズ」用アクセサリ「Xマウントフィルターレンズ XM-FL」を発表した。発売は2月26日で、希望小売価格は税別11,900円となっている。XM-FLは、4群4枚で構成される焦点距離24mm(35mm判換算時:37mm)・絞りF8.0のパンフォーカスレンズと、3種類のレンズフィルター、レンズカバーを一体にしたアクセサリ。ダイヤルを回すことで、レンズを保護するプロテクトフィルター、光源を十字に写すクロスフィルター、やわらかい描写にするソフトフィルター、レンズカバーを切り替えられる。サイズは直径58mm×厚さ21mm、重量は32g。画角は61度。撮影距離は1m~∞。対応機種は「X-Pro1」「X-T1」「X-E2」「X-E1」「X-M1」「X-A2」「X-A1」。使用時はカメラ側の設定で「レンズなしレリーズ」を有効にする。カメラとの通信機能を持たないため、オートフォーカス・マニュアルフォーカスが使えないなどの制限がある点に注意。
2015年02月09日キヤノンは2月6日、プレミアムコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G」シリーズの新ラインナップとなる「PowerShot G3 X」を「CP+(シーピープラス)2015」にて参考出品すると発表した。CP+2015において展示されるのは、現在開発中の「PowerShot G3 X」。1.0型の大型センサーと、焦点距離24-600mm相当(35mm判換算時)の光学25倍ズームレンズを備える。持ち歩きやすいサイズながら、1台で広角から望遠までカバーする。発売時期や価格、詳細な仕様については明らかになっていない。CP+2015はカメラ・写真と映像に関するイベント。2月12日から15日までの期間、神奈川県のパシフィコ横浜で開催される。
2015年02月06日富士フイルムは5日、デジタルカメラ「Xシリーズ」の新製品として、レンズ交換式ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A2」(以下、X-A2)を発表した。コンパクトボディにAPS-Cサイズセンサーを搭載し、高性能フジノンレンズ、画像処理エンジンとの組み合わせで高画質を実現した「Xシリーズ」のエントリーモデルとなる。ボディカラーは、シルバー、ブラウン、ホワイトの3色をラインナップ。ボディ単体での販売のほか、2種類のレンズキットが用意される。ひとつは35mm判換算で広角24mm相当から中望遠76mm相当までの小型・軽量な標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」を同梱したレンズキット。もうひとつは、標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」に加えて、76mm相当から350mm相当までをカバーする望遠ズームレンズ「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」も同梱したダブルズームレンズキットだ。いずれのレンズも、フォーカスレンズの軽量化と高精度モーターの採用により、高速かつ静かなAFを実現。光学式手ブレ補正機能を搭載しており、静止画、動画ともに手持ち撮影時の手ブレを軽減する。ボディ単体、各レンズキットとも価格はオープンで、2月26日から発売する。推定市場価格は、ボディ単体が50,000前後、標準ズームレンズキットが60,000円前後、標準ズームレンズ+望遠ズームレンズのダブルズームレンズキットが70,000円前後の見込み。X-A2のボディ外形寸法は、W116.9×H66.5×D40.4mm。重量は約350gだ(付属バッテリー、メモリーカード含む)。○回転モニター+瞳AF+美しい肌色階調表現で最高の「自分撮り」をX-A2は、AF性能を大幅向上。人間の瞳を自動で検出し、瞳だけにピントを合わせる「瞳AF」や、接写時に自動的にマクロモードに切り替わる「オートマクロAF」、ピントが合っているエリアを自動的に最大9点表示する「マルチターゲット オートエリアAF」を搭載した。約92万ドットの3.0型 TFTカラー液晶モニターには、175度の回転チルト式液晶をXシリーズで初めて搭載。この液晶モニターを回転させると自動で「瞳AF」がONになり、スムーズに自分撮りが可能だ。Xシリーズの美しい肌色の階調表現を生かした撮影を楽しめる。マクロ撮影や望遠撮影が可能なレンズキットも用意される。標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」との組み合わせでは、最短撮影距離15cmでの近距離・マクロ撮影が可能。また、望遠ズームレンズ「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」との組み合わせでは、約3.5段の光学式手ブレ補正機能により、望遠時や夜景シーンなどでも手ブレを効果的に抑制する。多彩な色再現や階調表現が可能なフィルムシミュレーションには、好評の「クラシッククローム」を搭載。深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現を用いて、卓越した写真画質と多彩な絵作りが可能だ。撮像素子は1,630万画素のAPS-Cサイズセンサー。画像処理エンジン「EXRプロセッサー II」とのコンビネーションで、温かみのある人肌、抜けるような空の青色、鮮やかな夕日の赤色など、富士フイルム独自の美しい色再現を実現。さまざまなシーンを見たままに美しくとらえ、描き出す。撮影感度は、常用領域ISO200からISO6400。動作レスポンスも高速で、シャッタータイムラグ0.05秒、撮影間隔0.4秒、起動時間0.5秒を実現した。2つのコマンドダイヤルを搭載したことにより、絞り・シャッタースピード・露出設定などを片手ですばやく調整できる。また、省電力設計により、1回の充電で約410枚の撮影が可能だ。そのほか、トイカメラ、ミニチュア、ダイナミックトーン、ポップカラー、ソフトフォーカス、ハイキー、ローキー、パートカラーという8種類のフィルター効果から表現を選べる「アドバンストフィルター」機能や、多重露出撮影機能を搭載している。動画は、1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsの撮影に対応。「フィルムシミュレーション」の色彩や、大型センサーとレンズの明るさを生かした美しいボケ味などが動画でも表現できる。また、iOS用/Android用の専用アプリ「FUJIFILM Camera Application」(無料)を利用して、写真や動画をスマートフォンやタブレットに転送できる。カメラ内の写真や動画をスマートフォン上で閲覧して選択し、取り込むことも可能だ。画像をカメラから直接、スマートフォン用プリンターの"スマホ de チェキ"「instax SHARE SP-1」に送信すれば、チェキプリントが行える。もちろんWi-Fi接続にも対応。カメラ内のデータを簡単にパソコンにバックアップできる。
2015年02月05日JVCケンウッドは2月4日、ケンウッドブランドより、AVナビ「彩速ナビゲーション」シリーズの「MDV-X702」と200mmワイドコンソール用の「MDV-X702W」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも100,000円前後(税別)。MDV-X702とMDV-X702Wは、DSP(Digital Signal Prosessor)によるサウンドチューニング機能を充実させたスタンダードモデル。リスナーの正面にアーティストがいるように音像イメージを形成する「フロントフォーカス」や、走行速度とAV音量に応じて音質をリアルタイムで自動補正する「Drive Equalizer+」などを搭載する。ディスプレイは視認性に優れた7V型液晶モニターで、画素数は800×480だ。また、高速処理が可能な「ジェットレスポンスエンジンIII」を採用。デュアルコアCPUにより、ナビゲーションしながらの動画再生といった負荷の大きい複数の処理もスムーズに実行できる。ナビゲーション機能では、車の傾きを検知する「高測3Dジャイロ3」を搭載。全国主要道路の高低差データをもとにした傾斜データとマッチングさせることで、より高精度な測位を実現している。Bluetoothに対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。対応プロファイルはHFP、OPP、PBAP、A2DP、AVRCP、SPPで、音声コーデックはSBCとAACをサポートする。リアルタイムの渋滞情報や空き駐車場、スポット情報のほか、開通予定道路情報データ、オービスデータなどを取得するスマートフォン用アプリ「KENWOOD Drive Info.」を利用できる。
2015年02月05日2014年4月より放送されたTVアニメ『ベイビーステップ』。その第2シリーズが2015年4月5日(日)よりNHK Eテレにて放送開始となる。■ストーリー概要第2シリーズは、フロリダからスタート。そこでは世界のトップを目指すライバルたちが、世界ランクをひとつでも上げるため、日々競い合っていた。海外留学で人生初のどん底を経験する栄一郎は、どのように世界の壁を乗り越えるのか……。新シリーズは、世界に数多くのプロテニスプレイヤーを輩出するフロリダのアカデミーが舞台。番組では、熱き想いで世界の頂点を目指していく若きプレイヤーたちの姿をリアルに描かれる。さらに新キャストとして、アレックス・オブライアン役の神谷浩史とマーシャ・オブライアン役の潘めぐみもあわせて発表されている。TVアニメ『ベイビーステップ』第2シリーズは、2015年4月5日(日)の午後5時30分よりNHK Eテレにて放送開始。全25話の予定となっている。(C)勝木光・講談社/NHK・NEP
2015年01月23日東芝ライフスタイルは1月21日、液晶テレビ「レグザ」の「Z10Xシリーズ」と「J10Xシリーズ」のバージョンアップ用ソフトウェアを提供すると発表した。このたび発表されたバージョンアップは、Z10Xシリーズのみを対象としたものと、Z10XシリーズとJ10Xシリーズを対象としたものの2種類。Z10Xシリーズのみを対象としたソフトウェアは、Z10Xシリーズを4K試験放送の「Channel 4K」と「スカパー!プレミアムサービス」内に開局予定の4K専門チャンネルの録画に対応させるためのもの。バージョンアップ後は、これらの放送を外付けのUSB HDDに4K画質で録画することが可能となる。提供開始は2月17日から。Z10XシリーズとJ10Xシリーズを対象としたソフトウェアは、NTTぷららが行っているVODサービス「ひかりTV 4K」に対応させるためのもの。ひかりTV 4Kから配信されるコンテンツを視聴可能にする。提供開始は3月24日から。Z10Xシリーズは、4K放送に対応したスカパー!プレミアムチューナーを搭載した業界初のテレビとして2014年10月に発表された。発表時点では4K放送の録画機能を搭載していなかったが、2015年春をめどにソフトウェアアップデートで対応するとされていた。また、Z10XシリーズとJ10シリーズはHECVデコーダーを搭載しているが、発表時点では「ひかりTV 4K」には対応していなかった。こちらも2015年春をめどに、ソフトウェアアップデートで対応するとされていた。いずれも、放送ダウンロードかサーバーダウンロードでバージョンアップを行うことができる。
2015年01月21日マウスコンピューターは20日、法人専用ブランド「MousePro」の新製品として、Intel Xeon E5 v3シリーズを搭載したワークステーション「MousePro W」シリーズ6モデルを発売した。価格(税別)は468,000円より。○MousePro-W981SQ42SCPUに Xeon E5-2620 v3を搭載する法人向けワークステーション。価格は468,000円(税別)。グラフィックスにNVIDIA Quadro K4200を搭載し、高度な3DCAD / 3Dシミュレーション / 4Kを含む高解像度映像の合成加工や特殊効果処理が行えるなど、ハイスペックにまとめられている。主な仕様は、CPUがIntel Xeon E5-2620 v3(2.40GHz)、チップセットがIntel C612、メモリがECC Registered対応DDR4 32GB(8GB×4)、ストレージが512GB SSDと2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K4200 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 8.1 Update 64bit。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×6、USB 2.0×4、DVI-I×1、DisplayPort×2など。本体サイズは約W193×D525×H424mm。○MousePro-W981DQ52XRF「MousePro-W981DQ52XRF」は、CPUにIntel Xeon E5-2620 v3を2基搭載するモデル。価格は838,000円(税別)。「MousePro-W981SQ42S」との相違点は、CPUがIntel Xeon E5-2620 v3(2.40GHz)×2、メモリがECC Registered対応DDR4 64GB(8GB×8)、ストレージが480GB SSD×4(RAID 0×2)、グラフィックスがNVIDIA Quadro K5200 8GB。インタフェース類がDVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×2など。○MousePro-W981DQ06XW「MousePro-W981DQ06XW」は、CPUにIntel Xeon E5-2687W v3を2基搭載し、ストレージが2TB HDDのモデル。価格は1,078,000円(税別)。「MousePro-W981DQ52XRF」との相違点は、CPUがIntel Xeon E5-2687 v3(3.10GHz)×2、ストレージが2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620(2GB)。インタフェース類がDVI-I×1、DisplayPort×1など。○MousePro-W981DG98X「MousePro-W981DG98X」は、CPUにIntel Xeon E5-2620 v3を2基搭載し、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 980を搭載するモデル。価格は578,000円(税別)。「MousePro-W981DQ52XRF」との相違点は、ストレージが512GB SSDと2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB。インタフェース類がDVI-I×1、DisplayPort×3など。○MousePro-W981SG98SW「MousePro-W981SG98SW」は、CPUにIntel Xeon E5-2687W v3を1基搭載するモデル。価格は698,000円(税別)。「MousePro-W981DG98X」との相違点は、CPUがIntel Xeon E5-2687W v3(3.10GHz)、メモリがECC Registered対応DDR4 32GB(8GB×4)など。○MousePro-W981DF91X「MousePro-W981DF91X」は、CPUにIntel Xeon E5-2620 v3を2基搭載し、グラフィックスにAMD FirePro W9100を搭載するモデル。価格は1,048,000(税別)。「MousePro-W981DG98X」との相違点は、グラフィックスがAMD FirePro W9100 16GB、インタフェース類がDisplayPort×6など。
2015年01月20日富士フイルムの米国法人であるFUJIFILM North Americaは1月15日(現地時間)、同社のレンズ交換式カメラ「Xシリーズ」の交換レンズとして、標準ズームレンズ「FUJINON XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」と望遠ズームレンズ「FUJINON XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」を発表した。日本国内での発売については明らかになっていない。○FUJINON XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II同日発表された「FUJIFILM X-A2」レンズキットの同梱レンズとしても提供される。35mm判換算で広角24mmから76mmの中望遠までの焦点距離をカバーし、光学式手ブレ補正機能を搭載。広角マクロ時の最短撮影距離は、従来モデル「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」では30cmだったが、このたび15cmを実現した。レンズ構成は10群12枚。そのうち1枚は高性能なEDレンズで、3枚は非球面レンズとなっている。主な仕様は、画角が83.2度~31.7度、開放絞りがF3.5~F5.6、最小絞りがF22、絞り羽根が7枚(円形絞り)。撮影距離は標準で0.6m~∞(ズーム全域)、広角マクロで30cm~10m、望遠マクロで35cm~10m、最大撮影倍率は0.15倍となっている。サイズは最大径が約62.6mm、長さが約65.2mm(広角時)・約98.3mm(望遠時)、重量は約195g(レンズキャップ、フード含まず)。フィルターサイズは58mm。○FUJINON XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II1枚のEDレンズと1枚の非球面レンズを含む10群13枚のオールガラス製レンズで、35mm判換算で76mmから350mmの焦点域をカバーし、光学式手ブレ補正機能を搭載する。主な仕様は、画角が31.7~7.1度、開放絞りがF4.5~F6.7、最小絞りがF22、絞り羽枚が7枚(円形絞り)。撮影距離は標準で1.1m~∞、マクロで1.1m~3m、最大撮影倍率は0.2倍。本体サイズは最大径が69.5mm、長さが111mm~177mm。フィルターサイズは58mm。
2015年01月16日米Lenovoは4日(現地時間)、ThinkPadの軽量モバイルモデル「ThinkPad X」シリーズの新製品として、12型ノートPC「ThinkPad X250」を発表した。米国内では2月より出荷し、価格は1,149米ドルから。最厚部20.3mmと薄さは従来モデルから変化ないが、重さは約1.47kgから約1.3kgと軽量化に成功した。CPUには第5世代のIntel Coreプロセッサ(開発コード名:Broadwell)を搭載する。また、6セルバッテリとの組み合わせで最大20時間の長時間駆動を実現する。主な仕様は、CPUが第5世代Intel Core i7プロセッサ、メモリが最大8GB、ストレージが最大512GB SSDもしくは1TB HDD、ディスプレイが12型フルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 64bit。インタフェースがUSB 3.0×2、miniDisplayPort×1、D-sub×1、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0、WWAN 3G and 4G LTE、Webカメラ(720p)、SDカードリーダなど。本体サイズ/重量はW305.5×D208.5×H20.3mm/約1.3kg。
2015年01月05日CFD販売は24日、チップセットにIntel Z97 Expressを搭載したGIGABYTE製マザーボード「GA-Z97X-UD5H-BK」と「GA-Z97X-UD3H-BK」に1,000円分のQUOカードを同梱した台数限定モデル「GA-Z97X-UD5H-BK-SP」と「GA-Z97X-UD3H-BK-SP」を発表した。12月下旬の発売を予定する。店頭予想価格は「GA-Z97X-UD5H-BK-SP」が税別21,980円前後、「GA-Z97X-UD3H-BK-SP」が税別17,980円前後。「GA-Z97X-UD5H-BK-SP」と「GA-Z97X-UD3H-BK-SP」は、いずれも高品質を追求した「BLACK EDITION」シリーズの製品。出荷前にすべての個体を対象に品質チェックを実施。168時間におよぶ負荷テストをクリアした製品のみを出荷する。機能やスペックは通常版の「GA-Z97X-UD5H-BK」や「GA-Z97X-UD3H-BK」と同様で、最高品質の固体電解コンデンサや、発熱に強い2オンス銅箔層基板設計、金メッキ仕様のCPUソケットなどを備える。
2014年12月24日キーエンスは、FA(ファクトリーオートメーション)における静電気対策のノウハウを学べるWebサイト「静電気ドクター」を公開した。製造業の現場では、静電気は部品の根詰まりや異物付着など、様々な問題の原因となっている。しかし、静電気は目に見えないため確認し難く、トラブルの原因特定や対策機器の選定についてノウハウが必要とされるため、検討の仕方がわからないというケースも多い。「静電気ドクター」はこうしたニーズに応えるべく開設されたWebサイト。「静電気対策」について初心者でもわかるような解説が加えられているほか、静電気の性質、静電気による障害、静電気対策機器の選定などについての解説や、専門用語の解説ページも用意されており、製造ラインで静電気に悩まされている担当者にとって役立つ情報が掲載されている。同Webサイトの主なコンテンツは、同社が顧客に出向いて実施している「静電気セミナー」の内容やユーザーから人気の高かった技術資料をベースに構成されており、静電気について発生のメカニズムから除電器による対策まで体系立てて解説している。Webサイトの内容をまとめたPDF資料も無料で提供され、今後は静電気の測定についての項目などを追加していく予定だ。キーエンスは「現場に根差した現実的な提案力」で評価されており、静電気対策に関するソリューションも、世界直販体制で現場を知るキーエンスならではのコンテンツとなっている。同社は「製造業に対し、生産性・品質向上・コスト削減に役立つコンサルティング提案により、今後も貢献していく」としている。
2014年12月22日●アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーがさらに進化フジX100シリーズの3代目「X100T」。レンジファインダー風の光学式ファインダーが目を引く古風な外観、そして23mm(約35mm相当) F2単焦点固定レンズというきわめてマニアックな仕様ながら、多くのファンを持つカメラだ。X100からX100Sに世代交代したときと同様、今回も素人目にはわからないようなバージョンアップに見えつつ、実際に使ってみると、おぉ、なるほど! と思わせる大きな進化を遂げている。○「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」がさらに進化一般財団法人日本カメラ財団が主催する歴史的カメラ審査委員会選定による2014年の「歴史的カメラ」8機種にX100Tが選出された。すでにX100Tをお使いのユーザーの方々は、そんなの当然だよ、と特段驚きもせずに言うだろう。それほど、X100Tは「歴史に残る」といわれる魅力を数多く備えている。「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」は、ギミック的な楽しさと実用性を兼ね備えたアイデアだ。光学式と電子式を切り替えて使用できるだけでなく、光学ファインダーの片隅にピントエリアの拡大画像やフォーカスピーキング、デジタルスプリットイメージなどを表示できるのである。機構としては、ファインダー部のわずか1mmの隙間に、0.9mmの成形材を使用したNDフィルターを抜き差しするギミックを驚異的精度でセット。このNDフィルターにピント面のレンジファインダーをシミュレートした映像を投影している。まさに、ユニークな発想と高度な技術が凝縮された機構だ。ピントをより確実に合わせたいなら、電子ビューファインダー(EVF)か背面の液晶モニターに表示を切り替え、ピント拡大機能を使ったほうが得策だ。それに、撮影精度という点でも、光学ファインダーにはパララックス(※)が生じるというデメリットもある。※ 光学ファインダーがレンズより左側にオフセットされていることで近接撮影時に発生する視差のこと。ファインダー窓から見えるものと実際に写るものの位置がずれるだが、X100シリーズをこよなく愛するユーザーの多くは、この光学ファインダーを使いたいがためにX100シリーズを選んでいるのだ。その理由は、ファインダーを覗けば一目瞭然。撮影範囲フレームの視野率は約92%ながら、見える範囲そのものは広い視野空間、ガラスの存在さえ感じさせない、滲みや反射の一切ないクリアな透明感。それは、被写体が目の前の世界にあることをリアルに伝えてくれる。X100TのEVFは、レンズ交換式のXシリーズ旗艦モデル「X-T1」のそれより見やすいと感じさせるほど進化している。が、それでも光学ファインダーに比べると裸眼と眼鏡ほどの感覚差がある。X100Tの光学ファインダーの見やすさは圧倒的で、これが唯一無二ともいえる撮影の楽しさに繋がっている。また、そのクラシカルなボディデザインと昔ながらのカメラ操作を意識したユーザーインターフェースと相まって、X100シリーズの情緒的な魅力となっていることも無視できない。なお、パララックスに関しては、X100時代から補正機能が搭載されていた。これがX100Tでは進化し、カメラの動き(フレーミング)に対してリアルタイムでパララックスを自動補正する「リアルタイム・パララックス補正」を実現。X100やX100Sで必要だったシャッター半押しでピント合わせを行ってからの再フレーミングが不要になり、シャッターチャンスを逸することが圧倒的に少なくなった。ちなみに、撮影フレームの視野率が92%なのは意図的で、撮影範囲にある程度余裕を持たせることで、被写体が切れることを避けたと思われる。この適切なゆるさにも、フイルム時代のレンジファインダーらしい空気感が漂う。●固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージ○固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージ思わずため息の出る写真。X100Tで撮影した写真は、そう表現できる。極細の針で一直線に引いたような繊細な線の描写。柔らかく豊かで膨らみと色気に満ちた、それでいて誇張のない肌色の表現。前機種X100Sで素晴らしかった部分をほぼ受け継ぎ、さらに高感度特性が飛躍的に向上。人物を絡めたスナップやポートレートを撮るなら、このカメラに比肩する機種はX100Sしかないのではないか、そう思わせるほどの写真画質。その素晴らしさは、A4以上の大判プリントで一層際立つ。非球面レンズ1枚を含む6群8枚構成のフジノン23mm f2.0レンズはもとより、APS-Cサイズの1,630万画素「X-Trans CMOS II」センサーと映像エンジン「EXR Processor II」の組み合わせはX100Sと同じ。それだけフジの自信作なのだろう。事実、紡ぎ出される画は美しく、完成度はきわめて高い。レンズと映像エンジンのセッティングを極限まで絞り込める固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージをあらためて実感せずにはいられない。とはいえ、X100Sからは、やはり大きな進化を遂げている。まず、新たに顔認識技術「顔キレイナビ」が使えるようになった。X100Sでは特に近接撮影で若干ピントが合いにくい場面があったが、X100Tでは、人物が被写体の場合、格段にピントが合いやすくなっている。最高撮影感度がISO 25600(拡張51200)に上がったことで、高感度撮影時の画質が格段にキレイになったことも嬉しい。ISO 3200までは、かなり厳しい目で見ても十分に常用領域。暗所でも立体感が失われず、ノイズがまったく目立たないのだ。この高感度画質は、ぜひ作例でご確認いただきたい。Xシリーズの売りのひとつである「フィルムシミュレーション」に「クラシッククローム」が加わったのも、X100Tのトピックスのひとつ。実は筆者は、クラシッククロームのあの、暗部のコントラストを高めて彩度を抑え込んだ鉛のような画作りに一目惚れしてしまった。それゆえ今回のレビューが個人的にも楽しみで仕方なかったのだ。が、いざ実際に使ってみると、これがなかなか難しい。「Velvia」や「ASTIA」といった仕上げがダイレクトに画の仕上げを変えるのに対し、クラシッククロームは被写体やシチュエーションによって、その効果が表れにくいことも多い。これを生かした作品作りには、使い所の研究が必要だろう。しかし、それはまた使いこなす楽しみでもある。個人的にはこの方向性のまま、もう少しだけ誇張したセッティングにしてくれても良かったと思う。X100Sでは1/4000秒までとやや物足りなかったシャッター速度が、電子シャッターの初採用により1/32000秒まで設定可能になったのも心強い。これで、南国の晴天下において開放での撮影が可能になる……というのをいつか試してみたいが、外部フラッシュを使ってわずかな一瞬を切り取るなど、表現の幅も広がるだろう。とここまで絶賛の嵐を続けてきたが、最後にひとつだけ気になった点を挙げておく。それは背面のコントロールボタンだ。X100Tは各所のボタン類のファンクションを好みで割り振れるようになり、操作系のカスタマイズ性が格段に向上した。が、その影響でいわゆる十字キー部分に機能アイコンがなくなり、デフォルト設定で使うユーザーもどのボタンにどんな機能が割り振られているのかわからないのだ。覚えればいい、慣れればいい、といえばそうかもしれない。が、プロダクツにおけるユーザーインターフェースのデザインという観点から考えると、ユーザーが慣れることをスマートにアシストする工夫がほしかった。が、それもX100Tの「撮る楽しさ → 結果の満足感 → また撮るのが楽しくなる」というカメラの理想的循環の中においては、些細なことでしかない。クリスマスから年末年始と家族や恋人、友だちと過ごす時間が増えるこれからのシーズン、忘れられない大切な時間を美しく残すなら、私は断然、X100Tをおすすめする。
2014年12月20日洗浄シリーズ【ミノン】の第2弾新CMに大島優子さん!第一三共ヘルスヘア株式会社は『大島優子』さんを、洗浄シリーズ【ミノン】のテレビCM第2弾で起用した。大島優子さんは福岡出身で、いままで多くの賞を獲得している実力のある人気タレントだ。この新CMオンエアは全国で12月初旬からである。第2弾新しいTVCMの内容は?第2弾になる新しいCM“帰省”篇について、徳島から東京に来て3年目になるOL役の大島優子さんが、実家に帰省をして、食卓に用意されてあった手料理をつまんで食べる。その後、家族で使用していた“ミノン”がお風呂にあり、OL役の大島さんがボディを洗ったあと、あたたかい湯船につかりながら、ミノンを手にとり“かわらんなぁ”と微笑(ほほえ)むストーリーだ。普段どの家族にも見かけるような、心温まる日常を描いており、素肌と大切な人を思う気持ちの間を大事にし続けるブランドでいたいという願いも込められているという。大島優子さんはインタビューで、一人暮らしをして、実家に帰ることは、家族のありがたさを実感できる大事な時間かな、と思います。帰省の時、家族にぜひミノンをプレゼントしてみてはいかがでしょうか (引用はCMジャパンより)とメッセージを語っている。ミノンや大島さんが気になる人は、心温まるCMを見てみては。(画像はCMジャパンより)【参考】・シーエムジャパン株式会社・第一三共ヘルスヘア株式会社・大島優子さんのオフィシャルブログ
2014年12月12日ダイヤテックは11日、同社製キーボード「Majestouch」シリーズ用のキーキャップ5種類を発表した。同社の直販キーボードショップ「FILCOキーボード工房」で販売開始する。発売日は18日で、11日より予約受付開始。価格はいずれも税込2,980円。今回発売するのは、日本語108キー用となる「日本語108・無刻印」「日本語108・かなあり」「日本語108・かななし」、英語104キー用となる「英語104・無刻印」「英語104・US ASCII」のキーキャップ5種類。対象キーボードは同社のフルキーボード「FILCO Majestouch」シリーズ、テンキーレス「Majestouch Tenkeyless」シリーズ。製品にはキー引抜工具「FILCO KeyPuller」、スタビライザー使用キー用パーツが付属する。
2014年12月11日本田技研工業は5日、水冷・4ストローク・DOHC・V型4気筒800ccエンジンを搭載したアドベンチャースタイルの「VFR800X」を12日に発売すると発表した。VFR800Xは、ホンダのクロスオーバーコンセプトに基づいて、市街地走行から長距離ツーリングまで、余裕を持って操る楽しみと快適な走行を徹底的に追求したモデル。アップライトなライディングポジションや、後輪の駆動力を任意に選択できる「Hondaセレクタブル トルク コントロール」などの採用によって、幅広いシチュエーションでコントロールしやすく、楽しい走行が行えるとのこと。なお、ライディングポジションは、好みや体格に合わせてシート高を2段階に調節できる機構を採用している。スタイリングでは、クロスオーバーコンセプト共通のキャラクターとして、ヘッドライト下部にフロントスポイラーを採用したほか、シャープなデザインのLEDヘッドライトとウインカー、VFRシリーズ共通のX型キャラクターをエクステンション(リフレクターの延長部)で構成するなど、精悍なフロントビューとした。リアビューは、テールランプ・ストップランプ・リアウインカーにLEDを採用して軽快さを演出している。カラーリングは、VFRシリーズのイメージを継承した「キャンディーアルカディアンレッド」と、立体感を強調した「パールグレアホワイト」の2色を設定。車体・足回りは、ロードスポーツモデルの「VFR800F」に対して、前・後サスペンションのストローク量を増加し、ブレーキはABSを標準装備。エンジンは、低・中回転域で力強い出力特性を発揮し、回転数によって稼働するバルブ数を切り替える「HYPER VTEC」を採用している。装備は、ツーリングに便利なETC車載器とグリップヒーター、メインスタンドを標準装備するなどして、利便性を高めた仕様となっている。VFR800Xの価格は、138万2,400円(税込)。
2014年12月05日富士フイルムは11月25日、バッテリ交換タイプでDR方式のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Smart」シリーズを発表した。同シリーズは、新開発のノイズ低減回路を搭載することにより、低線量での撮影を可能にした他、撮影画像からX線の散乱線成分を除去する新画像処理ソフトウェア「Virtual Grid」を使用することで、金属製フィルタのグリッドを使用しなくても、画像のコントラストと粒状性が向上するため、被ばく量を低減することができる。また、高い抗菌性能と持続性を合わせ持つ独自の抗菌コート技術のHYDRO AGにより、カセッテ全面を、銀系抗菌剤を含有した超親水性膜でコーティングした抗菌仕様にすることで、表面に付着した汚れを落としやすく、清潔で衛生的に使用できる。そして、撮影後のデータをコンソールに転送しなくても、内蔵メモリに最大100枚の画像を保存できるメモリモード撮影機能を標準搭載し、回診撮影など、撮り溜めが求められる場面でもコンソールレス運用が可能となっている。この他、フラットパネルセンサの裏面カバーの内側全面をリブ補強した新フレームには、金属の中で最も軽量かつ強度性能に優れたマグネシウム合金を採用し、重量が14×17サイズで2.6kg、17×17サイズで3.2kgと、バッテリ交換タイプでDR方式のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置として、世界最軽量を実現している。加えて、この裏面カバーの基礎フレームには、軽くて強い建築構造の手法として広汎に利用されるシェル(貝殻)構造を採用し、全面耐荷重310kgと高い堅牢性を実現した。さらに、基礎フレームの側面は、病棟撮影時などで患者とベッドの間にカセッテを挿入しやすい、丸みを帯びたラウンド形状とすることで、作業効率の向上が期待できるとしている。なお、12月1日より富士フイルムメディカルを通じて販売を開始する。
2014年11月27日『X-MEN』シリーズ次回作『X-MEN: Apocalypse(原題)』の悪役に、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のオスカー・アイザックが決まった。悪役で、名前はタイトルにもあるアポカリプス。イドリス・エルバやペドロ・パスカルらも候補に上がっていたらしいが、アイザックが見事獲得した。アポカリプスは、ミュータントの遺伝子を持って生まれた初めての人間で、自分のことを神だと思っているパワフルな男という設定だ。また、今作に登場する若き日のジーン・グレイ役の候補には、クロエ・グレース・モレッツ、エル・ファニング、ヘイリー・スタインフェルドが上がっているようだ。撮影は来年春スタートの予定。北米公開は2016年5月27日。アイザックの最新作は、ジェシカ・チャステインと共演する『A Most Violent Year(原題)』。来年公開予定の『スター・ウォーズ/エピソード7』にも出演する。文:猿渡由紀
2014年11月25日日本AMDは21日、A10-7000シリーズAPUやA10-6000シリーズAPU、もしくはAMD製APUとGPUを採用の「ドラゴンクエストX」推奨PCの購入者を対象とした「AMDの最新APUを買って "ドラゴンクエストX"をもらっちゃおう!」キャンペーンの期間を2015年1月12日まで延長すると発表した。キャンペーンの内容自体はこれまでと変わらず、対象となるのは、AMD AシリーズAPU「A10-7850K」「A10-7800」「A10-7700K」「A10-6800K」「A10-6790K」「A10-6700」「A10-6700T」の合計7モデルのほか、AMD製品を採用した「ドラゴンクエストX」推奨PC。対象製品の購入者には「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」ダウンロード製品版(20日間無料体験期間付き)のダウンロードクーポンをプレゼントする。新たなキャンペーン期間は2014年8月22日から2015年1月12日だが、クーポンは数量限定で、用意した分がなくなり次第、キャンペーンは終了する。また、ライセンスコードの引き替え期間は2015年1月20日まで。このほか、キャンペーンの詳細は日本AMDのWebサイトを参照してほしい。
2014年11月21日アスクは20日、Sapphire製グラフィックスカード「VAPOR-X R9 290X 8G GDDR5 TRI-X」に「Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth」のダウンロードコードをバンドルした数量限定モデル「VAPOR-X R9 290X 8G GDDR5 TRI-X with Civilization」を発表した。21日に発売し、店頭予想価格は税別で7万円台前半の見込み。本日よりAMDが開始した「AMD RADEON R9 290シリーズ・グラフィックスで星を探索し、コロニーを作ろう」キャンペーンの対象製品。「Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth」は人気ストラテジーゲームの最新作で、AMDによると次世代PCゲームの中で大規模なGPUフレームバッファーを必要とする初のタイトルだという。「VAPOR-X R9 290X 8G GDDR5 TRI-X with Civilization」の主な仕様は、通常版の「VAPOR-X R9 290X 8G GDDR5 TRI-X with Civilization」と同様で、主な仕様は、SP数が2,816基、ベースコアクロックが1,030MHz、メモリクロックが5,500MHz、メモリが512bit接続のGDDR5 8GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DL-DVI-D×2、DisplayPort×1。補助電源コネクタは8ピン×2。本体サイズは約W305×D114×H47mm。トリプルファン仕様の「Tri-Xクーリング」に加えて、5本のヒートパイプを組み合わせたヒートシンクや、ベイパーチャンバー採用のベース部、バックプレートによって効率的な冷却を実現するという。
2014年11月21日ビー・エム・ダブリューは、高性能4輪駆動モデル「X5 M」「X6 M」をフルモデルチェンジし、全国のBMW正規ディーラーで注文受付を開始する。BMWの4輪駆動モデル史上最もパワフルな最高出力575PSを発揮する新型V型8気筒ターボエンジンを搭載する。「X5 M」「X6 M」は、BMWの高性能モデルを手がけるBMW M社による初の4輪駆動モデルとして、2009年に登場した。圧倒的な運動性能と存在感あふれるスタイリング、日常使用における高い実用性と機能性を高次元で融合し、日本でも好評を得ている。今回のフルモデルチェンジで第2世代目となる両モデルは、BMWの4輪駆動モデル史上最もパワフルな、最高出力575PSを発揮する新型V型8気筒ターボエンジンを搭載。0-100km/h加速わずか4.2秒とハイパフォーマンスだ。同時にアイドリングストップ機能などの低燃費技術により、先代モデルに比べて燃料消費率を20%以上も向上させた。エクステリアは、張り出したホイールアーチと20インチのアルミホイールが力強さを強調。「X5 M」は、直立したプロポーションや大型のウインドウ、長いルーフラインにより、力強い存在感と機能性を主張する。「X6 M」は、テールゲート後端に向けて下降するクーペをほうふつとさせるエレガントなルーフラインが、スポーティで躍動的な印象を強調している。ハイパワーなエンジンと組み合わせるトランスミッションは、Mモデル初の8速となる「8速Mスポーツ・トランスミッション」を搭載。他のMモデルに採用されているM DCT操作のコンセプトを継承し、スムーズですばやいギヤ・シフトを実現した。駆動系はインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」はもちろん、「ダイナミック・パフォーマンス・コントロール」も搭載。ファイナルドライブに組み込まれた電子制御システムが、「xDrive」と連動して左右のリヤホイール間の駆動力を最適に配分し、優れたコーナリング性とハンドリングを実現する。価格は、「X5 M」が1,561万円、「X6 M」が1,588万円(ともに税込)。
2014年11月07日富士フイルムは11月5日、デジタルカメラ「FUJIFILM X」シリーズ向けの純正オプションとして、アルミ削り出し加工のサムレストを発売した。X-Pro1用、X-E2用、X100T用、X30用、いずれも希望小売価格は11,500円。アルミ素材を一点一点削り出したこだわりのサムレスト。ホットシューに取り付けて使用する。X-E2用、X100T用、X30用には、ボディカラーに合わせて、ブラックとシルバーのサムレストを用意している。
2014年11月06日日産自動車は6日、コンパクトカー「キューブ」の特別仕様車「15X コダワリセレクション」を設定して発売した。15X コダワリセレクションは、キューブの「15X」グレードをベースに、上質なインテリアを採用した特別仕様車。上質感を高めた専用内装色「コダワリブラウン」を採用するとともに、専用本革 / カブロンコンビシート・本革巻3本スポークステアリング・メッキインナードアハンドル・フロントフォグランプ・オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知機能付)を専用装備している。キューブ 15X コダワリセレクションの価格は、164万7,000円。また、同特別仕様車の発売にあわせ、キューブの一部グレード体系が見直されたほか、「15X」「15X Vセレクション」に横滑りを軽減する「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」を装備することで全車標準装備としている。ボディカラーでは、3バリエーションの2トーンカラーを新規に設定し、全11色のカラーラインナップとした。新規設定の2トーンカラーは、キューブで好評の「スオミブルー」「ビターショコラ」「アクアミント」をベース色とし、それぞれにアクセントカラーとして「ブリリアントホワイトパール」を組み合わせている。キューブの価格は、159万8,400円~198万7,200円。なお、同社関連会社であるオーテックジャパンも、キューブの一部仕様変更に合わせ、同車をベースとしたカスタムカー「ライダー」シリーズ、「アクシス」、および「ライフケアビークル(LV)」シリーズの一部仕様を変更して発売した。
2014年11月06日映画『X-MEN』シリーズに登場する超人的能力を持つミュータント"X-MEN"が、現代の日本にも存在すると思わせる、幼稚園児を映した衝撃のホームビデオ映像がこのほど、公開された。さまざまな超人的能力を持ったミュータントたちが登場する大ヒット映画『X-MEN』シリーズ。全作に出演しているヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンは、"不死身のファイター"で、脅威の治癒力と地上最強の超合金で覆われた骨格を持つ。そのほか、史上最強のテレパシー能力を持つプロフェッサーX、金属を意のままに動かすことができるマグニートー、あらゆる人間に姿を変える能力を持つ青い肌のミスティークなどが登場する。このたび公開された映像は、幼稚園のジャングルジムに夢中になりなかなか帰りたがらない幼稚園児の姿を母親が撮影したもの。「帰ろうよ」と促す母親から逃げようとジャングルジムの周りを走り続ける彼は、次の瞬間、なんと中央のジャングルジムを無邪気にすり抜ける。その姿を見た母親は呆然。母親も気付いていなかったが、彼は遺伝子の突然変異によって生まれたミュータントで、"あらゆる物を貫通する能力"の持ち主だったのだ。母親が電源を切り忘れ、置きっぱなしにしたホームビデオという設定で作られたこの"JAPANESE X-MEN"映像は、CG処理を一切使っていないトリック映像。『X-MEN:フューチャー&パスト』のブルーレイ&DVDが11月5日に発売されることを記念して作られた。
2014年10月19日映画『X-MEN』シリーズに登場する超人的能力を持つミュータント"X-MEN"が、現代の日本にも存在すると思わせる、ナマ足がセクシーな女子高生の衝撃映像がこのほど、公開された。映画『X-MEN』シリーズは、これまで7作品いずれも世界的に大ヒットを記録している。ヒュー・ジャックマン演じたウルヴァリンは、脅威の治癒力と地上最強の超合金で覆われた骨格で"不死身のファイター"として全シリーズに出演。そのほか、史上最強のテレパシー能力を持つプロフェッサーX、金属を意のままに動かすことができるマグニートー、あらゆる人間に姿を変える能力を持つ青い肌のミスティークなど、さまざまな超人的能力を持つミュータントたちが登場する。公開された映像は、電話で話しながら田舎の駐車場に歩いてくる女子高生の無防備な姿からスタート。彼女は、これからデートなのか、周りを見渡して人がいないことを確認すると、デオドラントスプレーを取り出し、首、おなか、足にスプレーを始める。そして、ふとした拍子にスプレー缶を車の下に落としてしまった女子高生は、なんと片手で軽々しく車を持ち上げ、スプレー缶を探し始める。さらに、車を両手で押し飛ばし、何事もなかったかのようにスプレー缶を拾い上げる。彼女は、遺伝子の突然変異によって生まれたミュータント、"人間離れした怪力の能力"の持ち主だったのだ。防犯カメラという設定で作られたこの"JAPANESE X-MEN"映像は、CG処理を一切使っていないトリック映像で、『X-MEN:フューチャー&パスト』のブルーレイ&DVDが11月5日に発売されることを記念して作られた。映像の最後には「JAPANESE X-MENAKEMI年齢:18才身長:153cm職業:高校生趣味:空手」と、映画を連想されるデータも登場する。
2014年10月17日「ワイズ(Y’s)」は、「ドクター マーチン(Dr.Martens)」とのコラボレーションブーツで新たなカラーバリエーションを展開する。この10ホールブーツは13SSコレクションで登場したもの。14-15AWコレクションでは、スエードレザーにスネークパターンをエンボス加工した新色「オフホワイトスネーク」を追加。エアクッションの配色もワイズ独特のスモークブラックに変更し、アイレットは最上部のみシルバーを使用するなど、細部までディティールにこだわっている。バックジップにはスムーズに開閉出来るよう、“Air Wair”のタグを取り付けた。価格は4万4,000円で、11月から全国のY'sショップで取り扱われる予定。
2014年10月15日ビー・エム・ダブリューはこのほど、「X5」の標準装備をさらに充実し、全国のBMW正規ディーラーで販売開始すると発表した。「X5」は4輪駆動システム「xDrive」を採用し、卓越したオフロード走行性能とオンロードにおける走行性能を両立させたSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)。今回の変更では、「アクティブ・クルーズ・コントロール」を含むドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を新たに全車標準装備とした。「ドライビング・アシスト・プラス」は4つの機能を備えている。「前車接近警告機能」は前方車両に過度に接近して衝突の危険性が高まった際、ドライバーに警告を発する。「衝突回避・被害軽減ブレーキ」は、衝突の危険を察知した場合にブレーキをかけ、衝突の回避・被害軽減を図る。また、歩行者検知機能により、歩行者への接近に対してもドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキが作動する。「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」は、先行車との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行う機能。「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」は前方の監視を行い、車線の逸脱をドライバーに警告する機能となっている。価格は、3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載するエントリーモデル「X5 xDrive35d SE」が842万円(税込)、最上級モデル「X5 xDrive35d SE」は1,243万円(税込)。
2014年10月14日サードウェーブデジノスは10日、Xeon E5プロセッサとNVIDIA QuadroやGeForceシリーズを搭載した、3DCG製作・CAD業務向けの高性能デスクトップPC「Raytrek HE-X」シリーズを発表した。PCショップ「ドスパラ」にて同日より販売開始。価格はXeon E5-2687とNVIDIA Quadro K4200を搭載したモデルで税別549,980円から。「Raytrek HE-X」シリーズは、Haswell-EPコアを採用したIntel Xeon E5プロセッサ搭載のデスクトップPCシリーズ。上位モデルに搭載される「Xeon E5-2687W v3」プロセッサでは10個の物理コアを備え、サーバー用途や3DCG制作に適するとする。また、マザーボードには、次世代メモリ規格DDR4対応のX99チップセット搭載製品を採用する。例として、「Raytrek HE-X K4」の主な仕様は、CPUがIntel Xeon E5-2687W v3(3.10GHz)、チップセットがIntel X99 チップセット(ATX)、メモリがPC4-17000 32GB、ストレージが2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K4200 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が80PLUS PLATINUM認証の860W電源。OSはWindows 7 Professional 64bit、もしくはWindows 8.1 Pro 64bit。このほか、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX TITAN BLACK 6GBを採用したモデルも用意。税別価格は579,980円から。
2014年10月10日東芝は10月1日、液晶テレビ「REGZA(レグザ) J10X」シリーズを発表した。ラインアップは、「55J10X」「49J10X」「43J10X」の3機種。発売日は、55J10Xと49J10Xが11月中旬で、43J10Xは11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、55J10Xが330,000円前後、49J10Xが280,000円前後、43J10Xは250,000円前後(いずれも税別)。J10Xシリーズは、HEVCデコーダーを内蔵した4Kテレビ。同日発表の「Z10X」シリーズとは異なりChannel 4Kチューナーは搭載していないが、2014年10月よりNTTぷららが開始するVODサービス「ひかりTV 4K」には、2015年春にソフトウェアアップデートで対応予定となっている。HDMI入力は4系統装備しており、そのうち1~3は4K入力に対応。HDMI3は、HDCP 2.2に対応しており、4Kチューナーなどと接続可能だ。液晶パネルはIPS方式で、表示画素数は3,840×2,160ドット。バックライトは直下配置となっている。映像エンジンは「レグザエンジンCEVO 4K」を搭載。複数の超解像技術により、フルHDの映像を4K映像に近い精細な映像にアップスケールすることができる。内蔵しているチューナーは地上デジタル×3基と、BS/110度CS×2基。外付けのUSB HDDを使用することで、裏番組の2番組同時録画も可能だ。レグザサーバーと連携する「タイムシフトリンク」機能を搭載。J10Xシリーズはタイムシフトマシン機能を搭載していないが、レグザサーバーと併用することでJ10Xからレグザサーバーの過去番組表を利用できるようになる。また、レグザサーバーとの連携時は、見たい番組やシーンをすばやく検索できる「ざんまいスマートアクセス」も利用可能だ。
2014年10月01日