高級レストランでは気軽に食べられない料理を、リーズナブルに提供し、フレンチ・季節感・遊び心を大切に、世界各国のワインをグラスで楽しめるビストロ、がコンセプトの「La LUNA LUNA (ルナルナ)」。野菜ソムリエと栄養士の資格を持つ、イケメン鈴木シェフが作り出す、鎌倉野菜を中心とした全国各地から届く珍しい野菜と、旬の食材をたっぷりと使った料理が魅力。季節のコースメニューは前菜からメイン、デザートまでの8皿と、食後の飲み物までついて4000円。アラカルトメニューも色々揃っており、お1人様用に少しずつ盛り合わせてもらうこともできる。コースにも含まれるバーニャカウダは、なかなかその魅力を十分に伝えることができない、カメラ泣かせの立体的なビジュアル。名前を聞いたこともないような野菜ばかりがパフェのように盛り付けられてくる。うずまきビーツ、白茄子、紫獅子唐、フルーツパプリカ、オレンジズッキーニ、佐助茄子、式部茄子、カレイドスコープ、スターオブデイビット、サラダゴーヤ、バナピーなど、季節により内容が変わる。アツアツのソースも美味。アラカルトメニューから、「とりあえずはちょこちょこ盛り合わせ(4種)」。富山県産ほたるいかと菜の花の和え物 卵黄ソース、静岡県産生マッシュルーム、蒸し鶏と白ネギのマリネ、白人参と人参のキャロットラペと、4月に訪問した際には、春らしい食材がふんだんに入った盛り合わせとなっていた。「この時期一番サラダ」は、佐賀県産ホワイトアスパラ、山形県産生で食べられるグリーンアスパラ、高知県産みやびトマト、水茄子など、産地直送のフレッシュでみずみずしい野菜の素材を引き立たせるドレッシングでいただくシンプルなサラダ。「名物! 焼きウニぎり」は浅利の出汁で炊いたおにぎりを、醤油を塗って香ばしく両面を焼き、生雲丹をたっぷり乗せたシメの名物。数量限定なので早めに注文しておきたい。恵比寿と広尾のちょうど中間に位置し、恵比寿駅から歩くと10分弱かかる同店、乗ってきたタクシーの領収証を出すと730円をキャッシュバックしてくれるというステキなサービスがある。帰りは満腹なお腹をかかえて散歩するにはちょうど良い距離。行けば必ず珍しい野菜に出会えること間違いなし。女性1人でも訪れやすいので、事前に予約をして、野菜とワインを楽しみに気軽に寄ってみてほしい。 La Luna Luna(ルナルナ)tel: 03-5789-3411東京都渋谷区恵比寿3-3-2 New-K Crescent3F18:00~24:00、日曜定休 公式サイト
2014年05月24日「とんかつ」というと、豚肉に衣をつけ、油で揚げる料理として誰もが知る料理だが、チェーン店を含め、とんかつを専門にするお店はたくさんある。豚の産地にこだわったり、揚げ方にこだわったりと、流派も色々。「とんかつ」で忘れてはならないのは、キャベツ、ご飯、味噌汁。豚肉の美味しさはもちろん、その全てがバランス良く美味しくて、店内が綺麗で、接客も感じ良い。と、文句なく全てが揃った、お気に入りのとんかつ屋がある。それが高田馬場にある「成蔵(なりくら)」だ。昼も夜もピーク時間ともなると、外まで並ぶのは当たり前の人気店。特に休日のランチタイムは、閉店の時間まで行列が絶えないこともある。豚肉は栃木県の霧降高原で飼育されている、厳選した霧降高原豚を使用しており、ロースは並(1,000円)、上(1,500円)、特(2,000円)の3種類。ヒレは2種類で、「特ヒレ」と呼ばれる「シャ豚(トン)ブリアン」(2,100円)が何と言ってもオススメ。(価格は全て税抜)ヒレの中でももっとも柔らかい部分を使用したシャトンブリアンは、低温でじっくりと揚げ、余熱で中までしっかり火を通すため、他のメニューに比べて時間がかかる。衣の色を見てわかる通り、茶色ではなく、黄金色と言ってもいいほどの薄い色になっている。低温でゆっくりと揚げているため、焦げが生じていない証拠だ。パン粉のために専用に焼いてもらっているという、生の食パンを使っており、ほどよい水分量を含んでいるので油切れが良いのが特徴。さらに揚げ油はオレイン酸を多く含むラードを使用しているため、カラッと揚がる。限定で入荷する沖縄産の「琉球アグー豚」も見逃せない。天然ハーブの抽出物を添加したこだわりの飼料を使い、一般的な豚に比べて脂質とコレステロールが少なくビタミンB1とオレイン酸を多く含んでいる。月間の出荷頭数が約80頭と希少性が高いため、運よく入荷していたらぜひ食べてみてほしい。豚の甘味、旨味に加え、なめらかな肉質と上品な肉汁を感じることができる。単品で海老フライ(530円)や、牡蠣フライ(330円・期間限定)などもある。値段に違わぬ立派な海老や牡蠣、計算された火の入れ具合を実感するだろう。とんかつの名脇役とも言えるキャベツは、細かく千切りにされ、栄養素を逃さないために水にさらしていないという。ソースがいらないほど甘味のあるキャベツは、柔らかくしなやか。また、とんかつ屋の豚汁というと、豚肉ばかりで野菜が少ないということもあるが、成蔵の豚汁は、野菜がたくさん入り、丁寧に作ってある。掃除の行き届いた清潔な店内は、ハイヒールでもつるっと滑ることはない。女性1人でも気兼ねなく、美味しいとんかつを堪能できる、綺麗なお店というのも嬉しい。とんかつ 成蔵tel. 03-6380-3823新宿区高田馬場1-32-11 小澤ビル地下1F11:30~14:00. 17:30~22:00、火曜定休
2014年04月23日赤ちょうちんがぶら下がり、煙がもくもく出ているような焼鳥屋とは一線を画した、スタイリッシュな焼鳥屋が六本木の裏通りにある。カウンター10席のみ。料理はコースのみ。ドリンクはワインを中心に作り手の顔が見えるものをそろえている、というこだわりのお店、「やきとり 心香(しんか)」鶏肉や調味料など、店主の目利きにかなったものだけを使用し、これまでの焼鳥の概念を覆すような、一つ一つ素材を引き出した料理として、丁寧に提供している。焼鳥の有名店で長らく修行を積んだ店主だが、修行先を伺っても合点が行かないほど、その枠をはみ出たオリジナリティを感じるコースになっている。料理は、6,000円のおまかせコースのみ。その他、一品料理や〆のご飯もの、デザートは別途追加でオーダーとなる。コースの一部を抜粋して紹介してみます。コースのスタートは天城軍鶏のレバーパテから。温めたバゲットにのせながらいただく臭みのないなめらかなレバー。金ゴマのキャラメルが香ばしさと甘さをプラス。軟骨は、不知火を数滴たらして。青磁のお皿も美しい。サビ焼は半生でしっとりとした焼き上がりで上品。野菜焼は、北海道アイコトマト、鳴門金時、蕪、岡山のマッシュルーム。トマトには紫蘇のペーストにオリーブオイルがかかっている和洋折衷な味付け。もも肉の西京味噌焼にカンボジアの生胡椒を添えて。味噌の風味を纏ったジューシーなもも肉は、香ばしさがアップし、肉汁と味噌と生胡椒が絶妙にマッチしている、驚きの美味しさ。ぼんじりには衝撃を受けた。外側のカリカリした風味と、中からほとばしる肉汁は是非体感してほしい。追加でオーダーした、ミニサイズの親子丼には感動を覚えるほど。いままで食べてきた親子丼とは全く違う食感。半生でとろとろで程よい味付け。コースの〆に親子丼はマストオーダー。スタイリッシュで美しく、こだわりのやきとりコースをぜひ。やきとり心香tel:03-3479-0388港区西麻布1-4-4-1階18:00~売切れ次第終了、日曜、第2第4土曜日定休 公式サイト
2014年04月19日「ウルトラマン」と言えば、誰もがどこかで目にしているキャラクターではないだろうか。そんなウルトラマンに毎回やっつけられている怪獣たちが憂さ晴らしに訪れる居酒屋がある。「怪獣酒場」と呼ばれ、今まで世にはばかるように営業してきたが、1年間の期間限定で地球人に向けて営業することになった、というのがコンセプト。入り口を入ると、あやしく光る大きな「ゼットン」に迎えられる。ウルトラマンを倒した怪獣として尊敬されているそうだ。反対側には「ジャミラの真実の口」があり、地球防衛隊員や、ヒーローに変身できる能力がある人でないかどうか、この真実の口に手を入れて入店チェックをされる。座席は場所によってテーマがあり、今回通されたのは「怪獣無法地帯」という座敷エリア。怪獣の書いた書も飾ってある。コースターやお皿など全て怪獣酒場のオリジナル。嬉しいのは特製箸置きが持ち帰りできることだ。チャージ料金に含まれているので、気兼ねは不要。お酒や料理はオリジナルメニューがたくさんあるが、味については全般的に期待しない方がいいだろう。特にお酒類は、炭酸が抜け、酒の味もあまりしないようなものだったのはご愛嬌。ビジュアル重視でオーダーしたのは、「グドンのおすすめツインテールフライ」想像通りの味わいであることを念のためお知らせしておく。実は入り口付近に、誕生月の人だけ入れるというヒミツの部屋、「野望の部屋」がある。厳重に施錠されているところに、ちょうど誕生日を迎えたばかりの私は、IDを見せて上がりこんできた。野望の部屋は、モロボシ・ダンがメトロン星人を説得した名シーンのひとつを再現しており、壁には地球人の書いた野望が貼ってある。内定や結婚など世知辛いものから世界平和と壮大な野望まで色々だ。写真撮影も可能なので、誕生月に行くというのも記念になる。怪獣酒場の店長は、「バルタン星人」がつとめているが、残念ながら地球人向けの営業時間には怖がらせないために登場しないことになっているようだ。1年という期間限定ではもったいないほど凝った店内は、ウルトラマンが大好きな人もそうでない人も、童心に返って楽しめること間違いなし! 2015年3月までの期間限定営業なので、お早めに。怪獣酒場tel:044-210-5565川崎市川崎区駅前本町3-1 NOF川崎東口ビルB1階16:30~24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30 )年中無休 公式サイト
2014年04月12日(画像はプレスリリースより)ぐるなびによる、兵庫県エリアの人気上昇中のお店ランキング株式会社ぐるなびは、兵庫県エリアで人気上昇中のレストラン ランキングを公表した。今回は居酒屋がテーマだ。どんなお店が上位にランクインしたのか見てみよう。(ランキングの結果をまとめて以下に記す)兵庫県エリアで、見事1位だったのは、「鶏と魚と野菜とMomiji」で、2位が「個室ダイニング 花のすみか 三宮駅前店」、3位が「楽蔵 神戸三宮店」だった。サプライズコースがある、人気上昇中ランキングで1位になったお店の特徴兵庫県エリアで、栄えある1位を獲得した「鶏と魚と野菜とMomiji」は、JR神戸線 三ノ宮駅から徒歩2分と、駅からも行きやすい。また店のこだわりは「国産の鶏」と、「8周年の記念によるサービス」、そしてゲストが喜ぶ「お誕生日会コース」などだ。使用されている国産の鶏は身が柔らかく、旨味も十分な淡路や丹波の朝引きによる赤鶏が用いられており、じっくり、こだわりのスミで焼き上げたおいしい料理を味わえる。そして8周年記念として、6名毎に主役のゲスト1名が無料になる、うれしいサービスもある。飲み放題も安く提供されている。誕生日などを祝ってくれる、スペシャルコースゲストの誕生日などを祝ってくれる、スペシャルな「お誕生日会コース」にも店のこだわりが感じられる。サプライズは、ゲスト仲間からのメッセージが書かれたお皿と一緒に、キュートなお菓子の家(またはケーキ)が提供される。誕生日の特別コースとともに、サプライズで祝ってもらえたゲストは、良い思い出として、この店を忘れられなくなるだろう。料理の多様性や落ち着ける個室の内装も含めて、ゲストの気持ちを大事にする、スタッフの「おもてなし」も、人気上昇中の理由の1つだと思われる。【参考リンク】▼株式会社ぐるなびプレスリリース(PR TIMES)
2014年03月17日南青山の「よろにく」と言えば、上質な肉とサービス、落ち着いた空間で、「焼肉」をスタイリッシュにいただけるお店として、有名すぎるほどの存在。そのよろにくの新店舗が末広町徒歩0分の場所に2/9 ニクの日にOPENした。大きな「肉」の暖簾が目印の、「生粋(なまいき)」だ。よろにくはスタッフが焼いてくれるのに対し、生粋ではセルフで焼くという違いがあるが、焼き方の難しい七輪ではなく、完璧に煙を吸い込んでくれるロースターと、素晴らしい肉質と、繊細なタレにより、シロウトが焼いたってウマイということには変わらない。嬉しいことに、青山のよろにくに比べ値段設定は控えめで、驚きのお得なセットメニューもある。何と言っても目玉は「生肉」! 店名が「生粋」とある通り、生肉を粋に食べさせてくれる。焼肉といえばユッケを必ず頼んでいたという生肉ラバーには朗報の、正式な認可を受けた生肉がメニューに堂々とあるのだ。よろにくクオリティーの肉を使ったユッケは、文句なく美味しいのに、納豆ユッケ、ユッケの白和えなど、変化球メニューも考案している。生肉はユッケにとどまらず、肉寿司や、シルクロースを生で食べる、「生シルク」などは悶絶級の美味しさ。スネ肉のチマキと呼ばれる部位の刺身も味が濃厚で思わず唸るだろう。(日によっては入荷がないこともあるのでご了承を)タン元は珍しいカットで登場。この薄さで手切りをしているというから驚きだが、さらに驚くことに京都の塩昆布を合わせていただくと、タンの上品な脂と、塩昆布の旨味が一体となり、今まで食べたことのないタン焼を味わえる。肉の王様、シャトーブリアンを忘れてはなるまい。非の打ち所のない美しい肉目とカットにはため息がもれる。脂が多く、甘味の強いザブトンはおろしポン酢でサッパリと。よろにくと言えば、デザートはカキ氷。新フレーバーのバジル風味が焼肉後にピッタリで何杯でもいけそうだ。アラカルトメニューのほかコースもあり、一週間前までに相談すれば予算に応じてオマカセで1人5000円~応対可能。コースにしてしまえばメニュー選びで困ることがないので、接待にももってこい。個室が大小複数あるのでプライバシーも保たれ、蔵前橋通りを見下ろしながら、ベンチシートに座ってシッポリできるカップル個室も完備している。デートから接待まで色々な用途に利用できること間違いなしだろう。焼肉不毛のこの地で旋風を巻き起こすのは時間の問題だ。生粋(なまいき)tel. 03-5817-8929東京都千代田区外神田6-14-7 2F17:00~24:00(LO23:00) 不定休
2014年03月17日アメリカでニューヨークをはじめ7店舗を展開する大人気のステーキハウス、「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」が2014年2月、日本に初上陸した。肉好きの間では名店として知れ渡る、1887年創業のステーキハウス「ピーター・ルーガー」でヘッドウェイターとして41年間活躍したウルフギャング・ズウィナー氏が、2004年にニューヨークでオープンしたのがはじまり。場所は六本木駅から徒歩8分ほど。外苑東通りから鳥居坂方面に向かう道に面しており、ディープレッドのハザードが浮かび上がる。座席数は約170席と、都内でも大型のレストランと言えるが、オープン前から話題騒然となっており、予約を開始した1月には、早くもオープンから2週間先まで予約が埋まっていたほどだ。2月の中旬に行ってみると、店内は満席で活気に溢れ、ゲストが帰っても次から次へと新しいゲストがやってくるという、回転しっぱなしの状態だった。メニューや肉の仕入れ、焼き方は本場アメリカと同様にこだわり、使用しているアンガス牛は、アメリカ農務省(USDA)で最上級と認定されたプライムグレードのみをアメリカから空輸している。輸送コストがかかっているから仕方ないが、アメリカの店舗に比べ全体的に設定された価格は高い。空輸された牛肉は、温度と湿度を管理された乾燥熟成庫で28日間熟成させている。つまり今流行の熟成肉である。アメリカが発祥のドライエイジングという手法を使い、肉を熟成させることでたんぱく質が分解され、肉の繊維が柔らかくなりアミノ酸、つまり旨味成分が増すのである。USビーフと聞くと、カタイとか、味がないとか、思う人も多いと思うが、熟成させることにより、肉質は柔らかく、肉の旨味も多くなる。最近流行りの熟成肉、とくに和牛の長期熟成を食べなれた人にとっては、28日という短い熟成期間の肉にはやや物足りなさを感じるかもしれない。骨を挟んで2種類の部位、サーロインとヒレを一度に楽しめる、「Tボーンステーキ」が看板メニュー。それぞれ、STEAK FOR TWO(2名用 15,000円)、THREE(3名用 22,500円)、FOUR(4名用 30,000円)と人数によって大きさと金額が異なる。バターを塗った皿は表面に焦げがつき、オーブンから出てきたアツアツの状態でテーブルに運ばれる。小さなプレートを逆さに置き、傾斜をつけてその上に肉の皿をおくことで、バターや脂が端に寄る。そこに肉をディップし、お好みで特製ソースやワサビなどをつけても良いが、オススメはそのまま。既に適度な塩をふってあるので、溶けたバターのみで十分肉が楽しめる。(画像は4名用)900度の高温で一気に焼き上げたステーキは、表面は香ばしく程よく肉汁が滴り、意外にも軽くサクサクと食べられるので人数よりやや多目に注文するのがオススメだ。4人で4名用を注文したが、実際に食べられる部分は1人あたり200gもないくらいなので、肉が好きな人は、2人で3名用ぐらいがちょうど良いのではないだろうか。店内には巨大なワインセラーがあり、1000本以上のボトルが揃っているので、肉に合わせてワインを楽しむこともできる。本場アメリカで人気のステーキを日本で体験するチャンス! ウルフギャング・ステーキハウス 六本木tel. 03-5572-6341東京都港区六本木5-16-50 六本木デュープレックス M's1F17:30~23:30(22:30 LO) ※ランチ営業3月開始予定 無休 公式サイト
2014年03月05日銀座コリドー街近くにあるビルの2F。エレベーターはあるが、エレベーターが止まらない2階にある、TRATTORIA GANZO(ガンゾ)。BGMは適度な音量で流れるハードロック。ファンキーなTシャツに身を包んだ高田シェフは、本場イタリアや銀座のイタリアンで腕を奮っていたキャリアを持つ。銀座のど真ん中でありながら、ディナーコースは5,800円で楽しめる、驚きのコース価格。アミューズ、前菜、パスタ、魚料理、グラニテ、肉料理、デザートの全7皿で、しかも本格派という大満足な内容になっている。22時まではコースのオーダーが必須だが、22時以降はアラカルトにも対応しており、ワインとチーズだけでワインバーとしても利用できる。コースの前菜とパスタはそれぞれ2-3種の中から好きなものを選択し、メインはグループで同じ料理を選ぶ。メインに用意されている肉料理は何を食べても美味しいので、おおいに迷って決めてほしいところ。コースのはじまりの合図を告げるアミューズは、「カリフラワーのポタージュとフォアグラサンド」ビスキュイ生地に挟まっているフォアグラは、小さな一口サイズなのに口の中で濃厚な風味が広がる。4種の前菜から選んだのは、「白子のソテーとキノコのマリネ、イタリア産黒トリュフ添え、サラダ仕立て」冬場ならではの、白子の表面を香ばしくソテーして、ナイフを入れるとトロンと溶け出すのがたまらない。パスタは手打ち。「つまむ」という意味を持つ、「プリン」という名前のパスタ。中にチーズなどが入っている小さなラビオリのよう。魚料理は真鯛のソテーをあさりのスープ仕立てで。グラッパのグラニテでお口直をしていよいよ肉料理。アルコールが苦手な方はこのグラニテで酔ってしまわないように注意。肉料理は和牛クリのロースト、アイスランド産子羊のロース、北海道産蝦夷鹿の3種から蝦夷鹿内もものローストを選択。火入れが絶妙で、ナイフを入れて断面を見れば美しいルビー色に感嘆の声があがるに違いない。肉料理をグループで統一するのは、肉は絶対に大きい塊で焼いた方が美味しいから。2人前以上のポーションで火を入れることでぐっと肉の旨味が増すのだ。デザートはジェラートかタルトの2択。ゴマが超濃厚なゴマジェラートにヘーゼルナッツのリキュールをかけていただくとゴマの風味がさらに濃厚に感じる、オトナなデザート。ワインはグラスもボトルも揃っており、ワインがまだ残っていれば珍しいチーズもあるのでデザートの前にオーダーするのも良いかも。大満足の内容でリーズナブルなお値段は心配になるほど。カウンター6席と、テーブル席が2つの小さなお店なのでお忍びにもオススメ。深夜まで開いているのもありがたい。TRATTORIA GANZOtel. 03-6228-5768中央区銀座6-3-12 数寄屋ビル 2F(エレベーターは止まりません)18:00~ 26:00(24:00L.O.)日曜定休
2014年02月26日アンティークショップや古書店が多い西荻窪駅の北口から歩くこと10分、木枠の大きな窓、古びた愛らしいポスト、店名が書かれた鉄のスプーンに白いドアが目印のお店がイタリアの家庭料理とワインの食堂くしまです。白いドアを開けると意外なことに天井は高く、6席のカウンター、8人掛けの大きなテーブルと店内全てが見渡せます。空間デザインはアンティークス・タミゼの吉田昌太郎さん、タミゼホワイトと呼ばれる柔らかなホワイトが基調で清潔で洗練された印象です。飴色になったイギリスの学校で使われていたアンティークの椅子は背もたれがないので圧迫感もなく、お客さんを迎える準備が整えられたテーブルは美しい規律に満ちています。ランチはパスタかスープの2種類で前菜とバゲット付き、野菜が中心で身体が重くならずにスッキリ食べられ、野菜のおいしさを活かしたイタリア料理を礎としたメニューです。休日なので自然派ワインの白、マルク・ペノ「ラ・ボエーム」をいただきました。ベルギーの漫画「タンタンTINTIN」を描いたエルジェのエチケットはお洒落です。前菜は、皮付きのにんじんの旨みがぎゅっと詰まったクミン煮、甘さと爽やかさがひとつになったさつまいものコリアンダージンジャーサラダ、食欲がわいてきます。きのことトマートクリームソースのペンネ、豆乳が入ったソースはまろやかなやさしい味わい。白い息、地上に落ちた淡い雪、冬の景色を思わせるような白いスープ。たっぷりの野菜はカリフラワー、皮付きれんこん、玉ねぎ、セロリ、長芋、白いんげん、白菜、カブ。調和の取れた滋味に富む深い味で見た目も美しく、身体に染み入ります。香りがだんだんと広がっていくコーヒーの待ち時間はとても安らぐ時間、ろばやの有機栽培のコーヒー豆を使ったミディアムブレンドはやわらかな苦味でした。しっとりと焼かれたにんじんとキャロブチップスのケーキは甘味が控えめで、ろばやのコーヒーによく合います。丁寧に作られた料理からは、道具、空間のつくり方、食材へのこだわりなど、くしまけんじさんの美意識が伝わってくるようです。ほっとするおいしさの隠し味は、くしまけんじさんのやさしさみたいなものかもしれません。友達でも恋人でも大切に思う人と一緒に味わいたい食堂くしまの料理です。食堂くしまtel. 03-6913-9313東京都杉並区西荻北5丁目26-17 万代荘1階12:00-15:00(LO14:30) 18:00-22:00(LO21:00)夜は要予約月・火曜日定休 公式Twitter
2014年02月22日嚴島神社と原爆ドーム、ふたつの世界遺産を擁する広島。なかでも嚴島神社のある宮島は「恋が叶うパワースポット」としても知られ、たくさんの女性が訪れています。そんな広島のご当地グルメといえばお好み焼き。 県内に数ある店のなかから、「この店の味を知らずして広島のお好み焼きは語れない!」という超有名店・3軒とその人気メニューをご紹介します。行列覚悟で行ってみましょ。 ■広島お好み焼きのスタイルを築いた名店 まずご紹介するのは、1950(昭和25)年創業の「みっちゃん 八丁堀総本店」。麺を入れる、ヘラを使って食べるなど、現在は当たり前になっている広島お好み焼きのスタイルを考え出したという老舗店です。変わらぬ味と品質が保たれている理由は、キャベツ担当、仕上げ担当など、分業制でメニューが作られていること。カウンターとテーブル席があり、常に多くの人でにぎわうので、確実に入店するなら開店直後がおすすめです。ここの人気No.1メニューは生イカ、生エビが入ったスペシャルそば950円(税抜き)。No.2は特製スペシャルそば1140円(税抜き)、No.3はカキ入りそば肉玉1140円(税抜き)だそう。■職人の焼きの技術が光る一品をめしあがれ 次に紹介するのは、広島市内にある行列店「八昌」。産地にこだわった甘みと水分たっぷりのキャベツを約20分かけて蒸し焼きにした後、押し焼くのが特徴。シンプルで飽きのこないメニューは多くの地元客がラブコールを送る。 平日は地元客が多く、休みの日になると9割が観光客になるそうで、18時までの入店が狙い目! そば肉玉、野菜肉玉、うどん肉玉の3種のみの厳選メニューで、なかでもダントツ人気のメニューはお好み焼きそば肉玉800円(税抜き)だとか。■駅ビルASSE2階で1日中にぎわう注目店 広島を出発する前に、おいしいお好み焼きを食べたい!と思ったら、迷わず広島駅直結の「麗ちゃん」へ。ここは広島駅の駅ビル内にあり、行列が絶えない店として知られています。 季節ごとに異なる産地のキャベツを使用するなど、素材はとことん厳選。注文はメニューに記載の番号で伝えて。こちらの人気No.1メニューは生スルメイカや生エビがたくさん入ったスペシャル(生イカ・生エビ)1143円(税抜き)。No.2はそば・豚肉・玉子入り695円(税抜き)、No.3はイカ天・そば入り790円(税抜き)とのこと。みっちゃん 八丁堀総本店 tel.082-221-5438 広島県広島市中区八丁堀6-7 広電八丁堀電停から徒歩5分 11:00~14:00LO、17:30~21:00LO (土・日・祝は11:00~14:30LO、17:00~21:00LO) 水曜定休 八昌 tel.082-248-1776 広島県広島市中区薬研堀10-6 広電銀山町電停から徒歩10分 16:00~22:30(日・祝は~21:00) 月、第1・3火曜定休 麗ちゃん tel.082-286-2382 広島県広島市南区松原町2-37 ASSE 2階 JR広島駅直結 11:00~21:30LO 不定休 「旅で元気になる」をコンセプトにしたガイドブックシリーズ、 『地球の歩き方Cheers!』 。 『地球の歩き方Cheers! 広島・宮島・せとうち2014』 では、嚴島神社と原爆ドーム、ふたつの世界遺産はもちろん、地元の人がこっそりが教えるおいしいお好み焼き、宮島カキ、売り切れ続出スイーツなどとっておきの情報が満載。瀬戸内のゆる~い港町のお散歩マップも見逃せません。詳しい情報は 『地球の歩き方Cheers! 広島・宮島・せとうち2014』 をチェック!
2014年02月21日江戸川区平井。下町に親しみのある人ならともかく、普段都心部を中心に動いているとあまり縁のない場所だろう。JR総武線の平井駅から徒歩5分。そこに、わざわざ行くべきお店がある。1971年創業の「大衆酒場 豊田屋」だ。SNSに画像をアップすると、みんなの食いつきがハンパない写真がこの鍋。冬季限定の鮟鱇鍋が絶品で、かつ激安なのだ。鍋のメニューは他にも、ねぎま鍋、牡蠣鍋、タラチリ、牛鍋などもあるが、なんと言ってもオススメは鮟鱇鍋。 1人前~5人前まで、好きな鍋を組み合わせてオーダーができる。この画像は5人前で、鮟鱇2、あん肝2、白子1という割合になっている。何度か通ううちに極めた黄金比率と言ってもいいかもしれない。生々しく、ある意味グロテスクとも言えるヴィジュアルだが、煮込むうちにあん肝が溶け出し、スープにコクがうまれる。白菜はクタクタになってスープを吸い込み、やや濃い目ではあるが口に運ぶスピードは増すばかりであっという間になくなってしまう。 豊田屋での鍋奉行は大将なので、決して鍋を触ってはいけない。頃合いを見計らって、菜箸とレンゲで鍋の中をぐるりとひっくり返してくれるので、鍋が運ばれてきたら、出来上がるまでは大将に身をゆだねよう。 鮟鱇は深海に生息する海水魚で、山口県下関と茨城県大洗が産地として有名だが、豊田屋では、北海道の余市から直送される鮟鱇を使用している。 肝が大きくなる11~2月が鮟鱇の美味しい時期と言われており、豊田屋では3月下旬頃まで楽しむことができる。タイミングが良ければ、店先で鮟鱇をさばく姿が見られるかもしれない。 皮、身、肝、内臓、エラ、ヒレなど全てを食べることから、捨てるところがない魚と言われ、部位それぞれの食感の違いを楽しむことができる。低カロリーなのに栄養価が高く、皮は特有のぬめりをもちコラーゲンを多く含む。臭みがなく、皮のブルンとした食感と、むっちりと弾力のある身はやみつきになるだろう。 味噌ベースで提供されるお店も多いが、豊田屋は醤油ベースのあっさり系で飽きずに食べられるため鍋のお替りを頼む人も多い。また、大衆酒場というだけあって、つまみも豊富で安い。壁にずらりと並ぶメニューから選ぶだけで楽しくなる。メニューの下に洗濯バサミがついているものは売り切れのサインになっている。こちらは、ハムステーキ。 下町ならではの酒場らしく、酒も安くて濃い。もちろん飲めない人にもウーロン茶やコーラなどが用意されているのでご心配なく。 冬場は特に1か月先まで予約が埋まった状態。コンロの数も限られているため予約は必須。 豊田屋tel. 03-3618-1674江戸川区平井6-15-2316:30-23:30、日曜定休
2014年02月01日「焼肉ジャンボ」といえば、誰もがその名前を知る有名店。「焼肉」というカテゴリを広め、今や多くの焼肉店で食べられる、「希少部位」の認知度を上げた功績を持つ店の1つだろう。本店は江戸川区篠崎。やや東京の中心から離れた場所にあるが、そのカリスマ性は未だ衰えず。文京区本郷に支店を構えたのが3年前。またたく間に予約が取れなくなり、現在も数日前では席を確保するのは難しい。そのジャンボ本郷店の斜め前に、2013年9月、「ジャンボはなれ」がOPENした。 メニューは本店や本郷店と同じく、希少部位を取り揃えたおなじみの「裏メニュー」も各種揃っている。今後は焼肉というカテゴリにこだわらず、オリジナルの肉料理も提供していくそうだ。ジャンボと言えば、甘味とコクのあるタレが特徴的だが、この日は特に、このタレの風味に文字通り舌をまいた。肉のカットの丁寧さはもちろんのこと、部位に合わせて鰹や昆布などの出汁を合わせ、甘さのある特徴はそのままに、和風のエッセンスを加えて、奥行のある味わいになっていた。焼肉の一品目と言えば、「タン塩」を注文する人が多いと思うが、ほどよい厚切りで脂ののったタン元は、じっくりと肉汁をとじこめながら焼き上げたい。(画像は上タン塩)ジャンボと言えば、「野原焼き」を思い浮かべるほどの、代名詞のような有名メニュー。サーロインを特製のもみだれにつけ、サッと炙って卵の黄身にジャブンとくぐらせる。サーロインの脂とタレ、黄身が三位一体となる至福のメニュー。もちろん白飯と合わせるのも最高だ。内ももの一部で、亀の甲羅に似た見た目から、「カメノコウ」と呼ばれる赤身は、肉のもつ甘味を引き立たせる上品なタレでいただく。お肉の王様とも呼ばれる 「シャトーブリアン」。この部位はお店の方に焼いてもらうのが良いだろう。繊細な食感と味わいを引き出すためにも焼きすぎは禁物だ。楊枝で切れるというパフォーマンスも必見。〆には切り落とし肉が贅沢に入ったカレーがオススメ。数量限定なので早めのオーダーが必要だ。どうして焼肉店で食べるカレーはこんなに美味しいのだろう・・・。特等席は間違いなくカウンターだが、巨大なワインセラーのある地下には、可動式の間仕切りで様々な人数に対応可能な個室があるため、肉好きな人を満足させたい接待などにも重宝すること間違いなしだろう。ジャンボはなれtel. 03-5689-8705京都文京区本郷3-27-9 アンリツビル17:00-24:00、不定休 公式サイト
2014年01月02日ヨーロッパを思わせるレンガ造りの建物の地下にある「Au Temps Jadis(オ・タン・ジャディス)」は、渋谷の繁華街から離れた静かな裏通りにあり、クレープ発祥の地、フランスのブルターニュ地方のガレット&クレープを味わえる専門店です。緑のアーチをくぐりレンガの階段を下り始めると甘い香りが漂ってきます。大きなフランス窓を開けると梁のある天井に漆喰の壁、懐かしさを感じる赤と白のギンガムチェックのクロスがフランスの田舎の家庭的な雰囲気を作っています。店の奥の緑に囲まれたレンガ敷きの明るいテラス席は、犬連れも利用することができます。オーダーしたのは本日のガレット、サラダ、ヨーグルトアイスのはちみつがけ、シードルのランチセットに甘いクレープとエスプレッソ。オ・タン・ジャディスのガレットはそば粉の生地で作る塩味、クレープは小麦の生地で甘味と使い分けられています。クレープリーに来たらフランス流に、シードルをいただきます。シードルとはワイン造りに適さなかったフランスの北の土地で栽培しやすいりんごで作った発泡酒で、りんごの香りが残るシードルはガレットと好相性です。グリーンサラダが入ったかわいいアンティーク風のボウルなどブロカントの雑貨は、2階の雑貨屋さんで購入できます。オ・タン・ジャディスのガレットの定番のひとつである卵、チーズ、トマトは、ピンクペッパーとパプリカが味のアクセント。生地はサクッと香ばしく焼かれ、ナイフをいれると半熟の卵がとろりと流れだし、切りながら具材と絡めながらいただくのが最高、食事としても十分満足できます。クレープの一番人気は塩バターキャラメルだそうですが、私のお気に入りはバターとグラニュー糖。折り紙のように畳まれたクレープは厚めの生地でもちもち、シャリッとしたグラニュー糖に塩気のあるバターが溶け出して、うっとりするおいしさです。クレープを無性に食べたくなる時があり、オ・タン・ジャディスにはひとりでも足を運びますが、今までたくさんの友人を誘って出かけました。来年オープンして20年を迎えますが、店の持つ温かい雰囲気、笑顔になれる信頼の味、ずっと変わらずそこにあって欲しいと思うクレープリーです。Au Temps Jadistel.03-3770-2457東京都渋谷区神南1-5-4 ロイヤルパレス10211:00~20:00(L.O.19:30)、水曜日定休日 公式サイト
2013年12月27日吉祥寺にある、現在予約2か月待ちの「肉山」。オーナーが1人で切り盛りし、赤身肉を存分に堪能できる肉料理屋さんをご紹介します。 コースのみで、お値段は5000円。ビール、ワイン、焼酎他、高級酒を含むドリンクの飲み放題をつけると10,000円という破格な値段設定。馬ヒレ刺身とにかく豪快な店主。思う存分に肉と酒を味わってもらいたい! という気迫さえ感じるコースと料金設定だ。 提供される肉は、馬・豚・牛の赤身ばかりを使用し、脂でもたれることもなく、食後感が軽い。控え目な塩のみで味付けされており、店主が厳選した調味料(タスマニア産マスタード、柚子胡椒、胡椒の塩漬け、コチュジャン、実山椒など)で好みの味にアレンジし変化させながら楽しむ。馬ヒレロースト怒涛の肉コースは熊本産馬ヒレの刺身からスタート。馬は元々脂肪分の少ない肉。その淡泊な風味に黄身醤油でコクをプラス。馬ヒレは後ほどローストでも提供される。生と火を入れた状態の違いも楽しめる。北海道産の豚は低温でじっくりと火を入れている。パサつくこともなく旨味がギュッと閉じ込められていた。北海道産の豚熊本産あか牛ももとランプのロースト。赤身肉ならではの美しい断面にもウットリ。脂がほとんどない部位なので、アッサリサッパリしている。あか牛ももあか牛ランププチトマトときゅうり、アスパラとエリンギなど、野菜類も新鮮でみずみずしく味が濃い。野菜シメはTKGかハヤシライスからのチョイス。TKGは出汁醤油とゴマ油の組み合わせが絶妙すぎてサラサラと食べてしまう。TKGなかなか予約が困難なお店ではあるが、肉を思う存分に食べたい! という方はこの肉山登頂にチャレンジしてみてはどうだろう。肉山tel. 0422-27-1635東京都武蔵野市吉祥寺北町1-1-20 藤野ビル2F金土日の夜定休※完全予約制につき時間は要問合わせ
2013年12月25日話題のイタリアンレストランももちろんいいけれど、やっぱり炊きたての白いごはんはおいしく、気分もほっこりします。せっかくなら家で食べるごはんを、少しでもおいしく炊く方法を知りたいですね。三菱電機株式会社は、“お米”と“炊飯”について学べる情報サイト 「お米塾」 の活動の一環として、11月29日に新米の試食イベントを開催。「お米塾」講師による、お米や炊飯に関する特別講座や今年収穫されたばかりの新米の炊き分け、食べ比べ試食会を実施し、11名の一般の参加者も加わりました。「お米塾」の講師である三菱電機ホーム機器株式会社の松村眞介さんが行ったのは、おいしい新米をよりおいしく食べるための「おいしい炊飯講座」。お米の正しい計量や研ぎ方を解説するとともに、最新の三菱IHジャー炊飯器「蒸気レスIH 本炭釜」を使った炊き分けなども紹介。「自宅でも実践したい」、「今後は、お米だけでなく、炊飯にもこだわりたい」など、参加者も興味津々だったとか。宮城県唯一の五ツ星お米マイスターで「お米塾」の講師でもある佐藤貴之さんは、本年度の新米の出来映えや、試食会で用意した「三菱電機オリジナルブレンド米」など10品種の特徴などについて解説する「銘柄の楽しみ方講座」を開講。参加者の方々はお米のプロの話に熱心に耳を傾け、改めて知るお米の奥深さに感嘆と納得の表情。佐藤さんによると、自宅で美味しいお米を炊くポイントはよりお米とお水の計量を正確にすることだそうなので、覚えておきたいですね。さらに、東北、山形の郷土料理である“だし”のレシピを紹介する「ごはんが進むおかず。3分クッキング!」で、参加者もクッキングに挑戦。そして、「新米炊き分け試食会」 では、参加者が、「蒸気レスIH 本炭釜」の「銘柄芳潤炊き」機能によって炊き分けられた新米10品種を食べ比べ。それぞれの品種に合わせた細かい火力調整などによって際立ったお米そのものの持ち味や微妙な味、食感の違いに驚きの声をあげる人も多く、この日一番の盛り上がりを見せたそう。また、イベントを通じて、「10品種ものお米を同時に食べて、品種による歯ごたえ、味の違いを実感できて大変勉強になった」「“銘柄芳潤炊き”は、それぞれのお米の長所が生かされているように感じた」といった感想も。お米の銘柄はもちろん、それぞれに合った炊き方をすることで、よりおいしくはんが食べられるのですね。おいしいお米の炊き方気になった人は、ぜひ「お米塾」をチェックして。こちらでは、三菱電機オリジナルブレンド米(10kg)が100名様に当たるクイズキャンペーンを実施中。 お米塾内キャンペーンページ のクイズに答えてぜひ応募を。(キャンペーン開催期間は来年1月8日まで)さらに、お米塾では、話題の予備校講師である林修先生による三菱IHジャー炊飯器の本炭釜に関する スペシャル集中講義 も開講中。「お米を活かす、おいしい内釜は何か? 炭でしょ!」をキーワードに、本炭釜で炊くごはんのおいしさの秘密を、林先生がわかりやすく講義しているのでぜひチェックして。ごはんぐらい誰でも炊けると思いがちだからこそ、さらにもう一工夫ほしいですよね。銘柄に合わせた炊き方まで工夫していると聞けば、家庭的なイメージはきっとアップ。そして毎日おいしいごはんが食べられるのだから、こだわる価値はありそうです。・お米塾 公式サイト
2013年12月02日美味しくて、たくさん食べられて、健康になれる、そしてちょっとステキなお店だったりすると、つらかった仕事のことも忘れちゃう。働く女性のために心も体も満たされる、ご褒美レストランを紹介。この1食が、あなたの明日を救います。■“カワイイ”が詰まった朝ごはんカフェ表参道駅から徒歩7分、外苑西通りを神宮前に向かって進むと、右手にやわらかいイエローの壁が見えてくる。一日中、世界の朝ごはんが食べられるカフェレストラン『WORLD BREAKFAST ALLDAY』だ。オランダのアンティーク雑貨や布地で飾り付けられた店内は、さながら“外国のリビング”のよう。ユニークなデザインのビール瓶を窓際に並べたり、提供している料理が生まれた国の民芸品を飾ったりと、親しみやすい雰囲気にあふれている。テーブルは、大きな長机が一つだけ。知らないお客さん同士でそれを囲めば、まるで一家団欒のような気分で食事が楽しめるのだ。 ■外国のリアルな朝ごはんから見えるものWORLD BREAKFAST ALLDAYでは2カ月に1回、テーマとなる国が変わり、メインやドリンクのメニューもリニューアルする。取材をした10月はベトナムで、その前はメキシコ、ヨルダン――いつも新鮮な気持ちで来店できるのがうれしいところだ。コンセプトを朝ごはんとした理由は「その国の文化がよく表れるから」。さまざまな国に出かけても、ホテルの朝食はイングリッシュブレックファストが主流だが、本来は各国にバラエティー豊かなメニューがある。「日本なら米に味噌汁、焼き魚、スペインならプレッツェルとホットチョコレート、韓国はビビンバ……。そういった各国の伝統的な“朝ごはん”を提供することで、お互いの国に興味を持ってもらい、コミュニケーションが生まれたらいいな、と思っています」と、ディレクターの柴田智子さんは話す。 >>続きを読む
2013年11月18日自由が丘駅前から歩くこと10分、自由通り沿いの2階建ての一軒家がカフェL'atelier de maison de campagne(ラトリエ・ドゥ・メゾン・ドゥ・カンパーニュ)です。一見雑貨屋さん風で通り過ぎてしまいそうですが、階段を上ったらすぐ入口、シェフの奈緒美さんが「こんにちは~」と、大きな笑顔で迎えてくれます。白い店内は1階にキッチンがあり、テイクアウトもできる自家製の天然酵母のパン、季節のジャム、フルーツタルトやピクルスなどが並んでいます。2階のカフェは自然光が入り、中心には大きなテーブル、奥にはヨーロッパで買い付けした食器やガラス瓶などがディスプレイされ、まるで蚤の市のようです。ランチのキッシュのプレートには、パンチェッタ、マッシュルームの入りのグリーンサラダ、人参のラペ、トリュフオイルがかかったキャベツのマリネ。じゃがいもとレンズ豆のキッシュは、ふんわり口の中でとろけます。洋雑誌の中のテーブルのようなスープセット。選んだ飲み物は赤ワイン。スープの具にはグリルした塩豚、白インゲン、人参、キャベツ、セロリ、ベーコン、かぶ。野菜の旨みがたっぷり出たスープはしみじみしたおいしさです。セザンヌのような絵のような色合いが美しい、いちじく、プラム、洋ナシのタルト。ふと気がつくと、窓から入り込む黄色い日差しの中で、“羊毛とおはな”が歌うPerfectが流れていました。パリのアトリエ風の空間に風のような歌声がとても似合います。料理はフランスの田舎料理風。胃袋だけが満たされるのではなく、食べる人を喜ばせたいと思う奈緒美さんの気持ちがお皿に上に添えられているようで、幸せな気分にしてくれます。落ち着ける雰囲気なので本を広げ、ひとりでゆっくりお茶をする方も多いそうですが、私にとって大事にしたいカフェのひとつです。L'atelier de maison de campagnetel.03-6421-3940東京都目黒区自由が丘1-19-2310:00~19:00(土日9:00〜19:00)、水曜日定休 公式ブログ
2013年11月16日2013年7月にOPENした「楽記」。店名はラッキ(Lucky)と読む。香港の広東式焼物(シュウメイ)と自然派ワインをウリにしており、香港に行かずして本場と同じ料理を楽しめる、今までになかったニュータイプの中華料理屋だ。キラー通りから小路を入った突き当たり、g.g.Luckyの赤いネオンが光る一軒家。扉を開けるとガラス張りのキッチン前に吊るされた、アヒルやカモが目に飛び込んでくる。香港から取り寄せた大きな釜で焼き上げる焼物は、空気の対流を利用し、炭焼きなのに蒸し焼きになるという。ここで楽しむべきは、この焼物とワインで、野菜のメニューは1つしかない。自然派ワインはその製法ゆえ、旨味やえぐみを強く感じるものもあるので、好みについてはお店のスタッフと相談するのが良いだろう。グラスワインはもちろん、ボトルも幅広い価格帯のものが揃っている。燒鴨:炭火釜焼アヒル1/4羽(1,900円)美しい焼き色がついた皮目は、まさにパリッパリと表現するにふさわしいパリパリ感。アヒルの旨味がぎゅっと閉じ込められている。シンプルに調理されているので、パイナップルと梅干とガリを使った醤をつけると、甘酸っぱい風味が加わって変化が楽しめる。脆皮燒肉:皮付き豚バラ肉のクリスピー焼き(1,300円)クリスピーな衣をまとい、噛むほどに絶妙な塩梅で味付けされた豚バラの旨味がにじみだす。脂身も甘く、さっと口の中で消える軽さがある。蜜汁叉燒:炭火釜焼きチャーシュー(1,300円)見るからに甘い、照りのあるソースに囲まれているが、しつこさがなく、むしろどんどん箸が進んでしまう。肉はしっとりと、ジューシーに仕上がっている。貴妃鶏:鶏の特製醤漬け1/2羽(1,500円)特製の醤がしっかりと染み込み、骨からほろりと身が離れる。ネギ塩のタレがついてくるが、合わせるとやや塩辛く感じたため、個人的にはそのままいただくのが好みだった。海鮮清蒸し:本日の魚の蒸し物(時価)その日のオススメの魚を丸ごと蒸し揚げ、スープに溶け出した旨味を全ていただく豪快かつシンプルな料理。ここにご飯を投入しても旨そうだ。咸魚鶏粒炒飯:ハムイ入りチャーハン(1,400円)こんなに「パラパラ」という単語がピッタリな炒飯に今まで出会ったことがあっただろうか。日本の米よりやや細長い米の一粒一粒に、ハムイ(発酵させた塩漬けの魚)特有の、塩気のある風味がしっかりとついている。どうしたらここまで水分を飛ばせるのだろう、と考えながらどんどんレンゲが進んで行き、あっという間になくなってしまった炒飯だった。香港の雑多な雰囲気とは異なり、店内は洗練されている。現地で味わった料理を回顧するかのような、比較的年齢が高めの客層で、落ち着いている。クオリティを考えると値段は決して高くなく、満足度が高いと言えるだろう。現地に行ったことがある人も、まだ行ってない人も、東京のど真ん中で香港を体験してみてはどうだろう。楽記(ラッキ)tel. 03-3470-0289東京都渋谷区神宮前3-7-418:00-23:00(土曜15:00-21:00)日曜定休
2013年11月15日池袋、赤坂、銀座、六本木、神田と東京の中心に店舗を展開中のKollabo (コラボ)。Korea+Collaboration = Kollabo という店名の通り、韓国で人気のある有名店11店舗と提携し、現地のレシピをそのままに、本場韓国の味を楽しめる。韓国の飲食店は、それぞれメインとなる看板メニューがあり、それだけを主に扱う専門店であることも多い。そんな名物料理を一度に味わえるのが、ここコラボだ。オーナーのイム氏は日本で働く金融マンだったが、日本で食べられる韓国料理にガッカリして脱サラ。その金融マン時代の人脈を随所に活かしている敏腕オーナーだ。1号店は池袋のヤマダ電機総本店内のレストランフロア。この場所への出店もヤマダ電機社長とのお付き合いゆえである。単品でもコースでも必ず食べてほしいのは、カンジャンケジャン(生の渡り蟹の醤油漬け)。現地でも有名な「プロカンジャンケジャン」だが、その創業4姉妹の長女直伝レシピによる秘伝のタレに漬かっている。この秘伝タレはオーナーのイム氏のみが伝授された、門外不出のレシピ。カニ味噌をご飯に乗せてタレをたっぷりかけ、刻み海苔をまぶして食べるのも最高。海鮮チヂミは今やどこでも食べられるメニューだが、具沢山で外側はカリッと、中はフワッと仕上がっている。飽きのこない、サッパリしたタレも特徴。焼き物の中ではずせないのは、コラム最初の画像のサムギョプサル。厳選した国産豚を使い、燻製しているので香りがいい。豚肉は表面が少しカリッとするまで焼くのがポイント。ネギと味噌をたっぷりのせた肉をサンチュとエゴマの葉に巻いていただく。みすじやザブトンなどの希少部位は岩手と山梨から直送でA4/A5のみを使用している。程よい脂が口の中にやわらかく広がる。店舗によっては個室も多数あるため、宴席にもピッタリ。昼のランチはリーズナブルに提供しており、夜は単品やコースの他に定食もあるので、夜のお1人様でも気軽に寄ってほしい。しかも定休日は元日のみの年中無休、通し営業と使い勝手も良い。訪韓歴15回を超える私が太鼓判を押せる、本場韓国の味。 Kollabo(コラボ) 池袋本店豊島区池袋1-5-7 ヤマダ電機LABI7Ftel. 03-5944-921111:00-23:00赤坂店港区赤坂3-12-2tel. 03-6426-5693平日11:00-04:00、土日祝12:00-22:00六本木店港区六本木7-14-3 Xeビル3Ftel. 03-5785-292511:30-23:00銀座店中央区銀座3-4-18 大倉別館ビル1Ftel. 03-5524-0383平日11:30-23:00、土日祝12:00-23:00神田店千代田区内神田3-9-6tel. 03-5298-257712:30-22:00
2013年11月01日世界一予約の取れなかったレストラン、スペインの「エル・ブリ」。 2011年7月に突如閉店し、今となっては伝説でしかない。ごく一握りの選ばれた人だけがそこで働くという権利を与えられ、その貴重な経験を持つ日本人はわずか数名。 そのうちの1人、チョイ悪な風貌の永島氏がオーナーシェフをつとめる、 完全予約制、全8席のレストラン、「81(エイティーワン)」。 2012年11月にOPENし、店名は日本の国番号である81に由来する。エル・ブリでの経験に、日本固有の食材と、永島氏のインスピレーションを融合した新しい枠組みの料理は、 今もてはやされている料理へのアンチテーゼにも近い。19:00スタートのディナーのみ、全8席、コース1本、ペアリングワイン付で15,000円。料理に合わせ、スパークリング、白ワイン、赤ワイン、デザートワインが提供される。 メニューには日本語はなく、英語の単語のみ。余計なインプットをなくし、想像力を掻き立てるという意味を込めるが メニューを見ながら食べるのではなく、帰宅後に再度メニューをながめて料理を反芻してほしいそうだ。ネタバレしてしまうと楽しみが半減するので、ここで料理について多くを語るのはやめておこう。 写真からどのような料理なのか想像して訪問する日を楽しみにしてほしい。9月某日、6名で貸切をさせてもらったが、1名の到着が少々遅れていた。 それを見たシェフが即興で作った一皿からスタート。試験管に入れられた細長い物体は、オーブンから出てきたアツアツの状態。スパークリングが進む、スターターにふさわしいスナック。この食材の正体を知ったら驚くに違いない。トマトのカクテルと命名され、温冷それぞれの温度の違いを楽しめる。 温度が変化しないように急ぎながらも、隠れた食材を見つけるべく、慌てずに味わいたい。卵をそのまま使ったこの料理は、カルボナーラ。 崩した卵と、その下に潜む食材とを合わせながら食べ進める。密閉できるポットは81で定番として使われる食器の一つ。 蓋を開けると、閉じ込められていた香りが瞬時に広がる。 ポットの中身は日によって変わるのもお楽しみ。エスプーマに隠れた料理と、野菜だけを使ったスープを挟み、いよいよメイン。魚料理は秋鮭。あえて皮目とは反対側に胡麻をたっぷりとつけている。 ソースはコントラストが綺麗なピンクとグリーン。どちらも日本特有の素材を使っている。岩手短角牛が本日のメイン。レアに仕上げ、赤ワインとホースラディッシュのエスプーマをソースにしている。 このソース、肉の火入れ途中にシェフが突然思いつき、エスプーマを作る機材を貸し出していた、 近所のレストランまで走って取りに行くという、予想外のハプニングもあった。料理を作りながら常に発想し、アレンジを即興で加えていくという、その日だけのオリジナル料理でもある。 シェフの情熱や哲学を間近に感じ、計算された料理を体験してもらいたい。2名から訪問可能だが、シェフとの近い距離感と、店の空間全てとの一体感を楽しむには ややハードルは高いが、6-8名貸切がベストだと思う。あまり情報をインプットせずに、そのまま飛び込んで体感するのがオススメだ。81(エイティーワン)tel. 03-6909-4850東京都豊島区西池袋5-25-2 B1F18:30 Door Open、19:00 Dinner Start日曜、祝日定休
2013年10月07日フードコーディネーターの長尾智子さんが料理のデレクションをなさったカフェが葉山に出来ました。道中、どんなお料理が味わえるのかワクワク、友人との会話も弾みます。一色海岸のそば、セレクトショップSUNSHINE+CLOUDの店の一角にカフェがあります。虎屋の保養所をリノベーションした建物は、一般住宅のようでうっかりすると見逃してしまうところでした。店内は高い天井に庭が見えるたくさんの窓が開放的で、海の暮らしに似合いそうなバッグ、サンダル、着心地が良さそうな服が並んでいました。花も植物も売り物です。ビーチはもちろん、買い物にもよさそうなカゴがありました。2階の事務所に続く階段下には料理、アート関係が並ぶブックコーナー。もちろん長尾智子さんの料理本もあります。表紙とガラス器に入ったほおずきがオレンジつながり、さりげなくセンスがいいですね。店につながる大きなガラスの向こうがカフェの「オーバーイージー」。「オーバーイージー」とは、両面焼きの目玉焼きのこと、おおらかで気楽そうな響きから名付けたそうです。ワンコはカフェには入れないので、アインは入口で待っていました。白い壁、大きなテーブルと椅子にオープンキッチン、こんな空間大好きです。友人が注文したドリンクはWジンジャーソーダ。底に沈んでいるのはジンジャージャム、ピリッとした辛味が刺激的で暑い日に最高です。朝焼けのような美しいドリンクはスペシャル梅ソーダ、爽やかな酸味が美味しい。2人とも一気に飲み干してしまいました。食器も長尾智子さんセレクト。メニューは地元の食材を使った4種。サンドイッチ、季節のポタージュ、カレーなどの中から、私たちは冷たいトマトのポタージュ+スローベイクドベジタブルにしました。ゴーヤとズッキーニが添えられた完熟トマトのポタージュは細胞が喜びそうです。スローベイクドベジタブル。イタリアの業務用のお皿の上には1本の人参、玉葱、トマト、万願寺唐辛子、じゃがいも、いんげん。オーバーイージーの湘南玉子をトッピング、長尾智子さんの料理を知らない友人は、野菜の大胆な料理方にびっくり、感動していました。野菜はじっくりと時間をかけてロースト、旨みが引き出されていました。玉葱はトロッと甘く、じゃがいもはほっくり、シンプルに素材を活かして調理する、やっぱり長尾さん流です。ずばぬけておいしかったのは、ふんわり、しっとりの自家製スコーン。オレンジのバターナイフは、蜂がついたジャンデュボで、そんなちょっとしたこだわりも素敵です。苦味が強い山コーヒーはイッタラのカップに、日替わりで海コーヒーもあるそうです。デザートは、バニラアイス+パッションフルーツ+奄美ハニー奄美のはちみつ、おいしいですねー。 午後3時からはハッピーアワーになるそうです。朝寝坊をした日はひとりでふらっと出かけ遅めの食事をとる。オヤツから夜に入る時間帯は大きなテーブルを囲んで友達とおしゃべりしながらゆるゆると過ごす。海の近いせいかのんびりした葉山時間をオーバーイージーでは過ごせそうです。季節ごとの長尾智子さんのメニューが楽しみ、寒くなったらまた出かけましょう。OVER EASY(SUNSHINE+CLOUD内)tel. 046-876-0746神奈川県三浦郡葉山町一色2151-111:00~18:30(L.O.)、月曜日定休 ・公式サイト
2013年10月03日JR新宿駅東口から徒歩5分。新宿伊勢丹のB2Fに、“健康と美”をテーマにした「ビューティーアポセカリー」という専門店街があるのをご存知だろうか。さまざまなオーガニックの食品やコスメが並ぶフロアでひときわ賑わっている『HATAKE CAFÉ』が、今回紹介するご褒美レストランだ。■“健康と美”を作る野菜たっぷりのデリカフェ地下にあるものの、木漏れ日をイメージした天井の細工やプリザーブドグリーンをあしらった壁が、まるで自然光が降り注ぐオープンカフェのような雰囲気を演出。伊勢丹内で最も大きい90席のイートインスペースに加え、テイクアウトできるデリの販売コーナーも併設しており、一日中客足の絶えない人気店だ。 ■野菜の仕組みや旬を熟知しているからおいしい料理が作れるHATAKE CAFEの料理は、その名のとおり野菜がウリのイタリアン。長い付き合いの生産者や信頼できる仲卸を通じて、毎日新鮮な野菜を仕入れている。「旬を外さないことが、おいしい料理を作る第一歩」と話すのは、総料理長の神保さんだ。コーンスープひとつ取っても、夏に収穫したてのとうもろこしで作るのと、冬に缶詰を使うのとではまったく味が違う。夏の大根は自分を暑さから守るために辛くなり、冬は凍らないように糖度を強めているから甘くなる。暑い場所で育つ茄子やピーマンは冷蔵庫で保管しない――そういった野菜の仕組みや旬の味を理解することで、本来の美味しさを100%活かせる料理が作れるのだという。 >>続きを読む
2013年09月30日八丁堀と神田にある「焼きジビエの店」。その名も「罠(わな)」! ジビエというとフレンチやイタリアンでは冬の期間限定メニューとしておなじみだが、ここでは日本各地のハンターから直送される、新鮮なジビエを一年中、しかもリーズナブルに楽しめることができる。自分で肉を焼くスタイルはいわば「ジビエ焼肉」とも言える。今回ご紹介する神田店は入り口を開け放ち、開放的な雰囲気。店内では凛々しい鹿や熊の剥製が出迎えてくれるので苦手な方はビックリしないように注意が必要である。壁にはジビエの種類別、部位別に産地と値段が記載されている。オススメの部位や食べる量などは、フレンドリーなスタッフに相談するのが間違いないだろう。店長に本日のオススメを伺うと「イノシシ盛り合わせ」と「猪豚のハラミ」だと言う。盛り合わせはロース、バラ、ハラミの3種。イタリアンでは冬場の肉料理としてお目にかかることはあったイノシシを、自分で焼くのは初体験。イノシシ盛り合わせ夏の動物達はあまり脂がのらないのだが、甘くてしっかりとした肉質の、美味しいイノシシに驚く。特に猪豚のハラミの脂の優しい味わいは特筆もの。猪豚のハラミサイドメニューは300円台から色々と充実している。他では食べることのできない「イノシシのしうまい」は大きくて食べごたえがある。「煮込」は汁気のないタイプで、ジャガイモがスープを吸っていて誰もが気に入る一品だろう。雉(きじ)も鶏に比べると出会うことの少ない鳥類。「ズリ(別名:砂肝)」は丁寧に筋が取り除かれており、コリコリとした食感が独特。味付けはオマカセでお願いできるが、醤油タレがよく合っている。ガブガブ飲んでほしいんです!と店長が言う通り、酒が安い。ビールはもちろん、ホッピー、焼酎、日本酒、ワイン、何でもアリ。目玉と言えば、一升瓶ワイン。最近国産の一升瓶ワインを出すお店が増えているが、漏斗でボトルネックぎりぎりまで入れてくれる大サービスが酒飲みには嬉しい。ワインは1本1000円で持ち込みできるので、好きなワインを持ち込んで合わせてもイイ。店長はじめスタッフの元気が良くて、一年中ジビエが楽しめ、しかも自分で猪や鹿を焼くなんていう貴重な体験できるお店である。焼ジビエ 罠 神田店住所:東京都千代田区内神田2-10-10電話:03-3251-8899営業時間:月~金17:00~23:30、土16:00~23:00定休日:日曜日
2013年09月30日6月中旬に中目黒でオープンし、話題となっている産地直送野菜のデリカテッセン『ポタジエマルシェ』。名前のとおり市場をイメージした店内には、さまざまなデリや野菜が所狭しと並んでいる。古代ギリシャの医者・ヒポクラテスの「Let food be the medicine(汝の食物を医薬とせよ)」という言葉を店のコンセプトとしており、オーガニックや無添加の食材を日常的に食べるためのメニューを提供している。営業時間は22時までと、やや遅め。マネージャーの尾崎蔵人さんは「仕事帰りに寄ってくださるお客さまも多いです。疲れているときこそ体に優しい惣菜を食べて、元気になってほしい」と話す。そこで、夜食にもおすすめの人気メニューを聞いてみた。■残業帰りに買って帰りたい!人気メニューTOP31位 ラタトゥイユ(S・380円/M・570円/L・950円)定番のデリだが、季節によって野菜を変えているのがポイント。取材時には、ズッキーニや茄子、トマトなどの夏野菜がメインで使われていた。夏バテ・むくみを軽減するといわれるカリウムや、紫外線から体を守るリコピンが効率的に摂取できるので、日中の疲れを軽減してくれそうだ。 >>続きを読む
2013年09月27日宮益坂の渋谷郵便局の手前にある、ヘイメルミヤマスは2年前の2011年7月にOPEN。道玄坂でベルギービールを専門に扱うHamel(ヘイメル)の2号店。その昔、ベルギーの農家の人たちが当時雑菌が多くて生水が飲めず、夏の農作業中の喉の渇きを癒すために醸造したシャンパンと同じ「瓶内2次発酵」のセゾンビール。農閑期である冬の間に作られていたので、セゾン=Season=季節の意味をもつ。セゾンビールを置いているお店というのは都内でも珍しい。一番ポピュラーだという「Saison Dupont(セゾンデュポン)」は味と香りのバランスがとてもよく、キメ細やかな泡も特徴。セゾンビールの他にも、レッド・ホワイト・トラピスト・アビー・ストロングエールなど、カテゴリ分けされたものすごい種類の瓶ビールが揃っているので、ベルギービール愛好家にはたまらないはず。料理は肉をウリにしており、前菜から炭火焼まで様々な肉料理がメニューに並ぶ。前菜にはフランス仕込みのシェフが作る、自家製の「シャルキュトリー(パテ・ハムなど)」をオススメしたい。この日オーダーした「肉のオードブル盛り合わせ」は、豚モモのハム・鶏レバーのパテ・リエット2種の盛り合わせ。特に燻製をかけたというリエットがなんとも香り良く、ビールにもワインに合う。日本のレストランではなかなかお目にかかることのできない「メルゲーズ(羊肉のソーセージ)」は羊肉が好きな人にはたまらない、野性味のある味わい。添えられたフリッツは絶対に食べておきたい一皿。ラードを使って低温で2度揚げしているというこのポテト、カリカリなのにホクホクとした食感が非常に美味。ほとんどのテーブルがオーダーするというだけあり、単品Lサイズでもあっという間になくなってしまうだろう。もちろん肉を食べたら野菜も。ニース風サラダはじゃがいもやトマトなどがゴロゴロと入りボリューム満点。セゾンビールは発酵が早くすすむため、大瓶(750ml)推奨。種類も多く、料理のポーションが大きめなので、できれば4~5名で訪問したい。 ヘイメルミヤマス 住所:東京都渋谷区渋谷1-12-7 CR-VITE1F電話:03-6427-7524営業時間:17:00~翌3:00定休日:年中無休
2013年09月20日長年、表参道のシンボルだったハナエ モリビルの跡地に生まれたオーク表参道。1階にはNespresso、EMPORIO ARMANIカフェ、COHCHなどが入っています。現代美術作家の杉本 博司さんによるエントランスは、古代の石室をイメージしたアート空間で重量感があります。天から降り注ぐ光の道のように神々しい外階段を上ると広がる空の下にガラス張りの和カフェ「茶酒 金田中」があります。日本二大料理屋と言われ銀座に本店を置く老舗料亭「金田中」が作った「茶酒 金田中」。鉄平石を積んだ料亭風の苔庭や内装も杉本 博司さんが手がけられました。3代目店主が書かれた看板も粋で入口から期待感が高まります。白を基調にした内装はスタイリッシュ。ひな壇になったカウンターは10mの檜の一枚板で圧倒的な存在感、庭に近いカウンターは向かい合わせに、上段は横並びで座ります。休日ということもあってかオープンと同時にお洒落な大人の方たちで満席になりました。ホールの制服は、イタリアンカラーの白シャツに黒のパンツと清楚で、良き昭和の雰囲気にほっこりします。うすはりグラスでいただく水はおいしい。おしぼりの出し方も洗練されていました。ランチはハーフポーションで前菜2種、メインは2種選び、デザート付きで2800円。200円プラスすると珈琲か抹茶をつけることができます。前菜は、煎り雑魚、塩昆布と水菜のサラダと丸十すり流し。丸十とはさつまいものこと、冷たいすり流しはほんのりと甘く滑らかで食欲がわきます。メインには、一番人気だという月替わりの、文月 寄せ鍋ご飯を選びました。はも、海老団子、鯛あら、巻玉子、浅利、大山鶏団子、白菜、しいたけ、各素材からでた出汁がおいしいです。ネーミングが楽しい女将さんのカレー饂飩は、茄子、ひき肉、じゃがいも、九条葱入り。家庭的な味でペロッと食べてしまいました。料理全般に使われている椀や盆は桜やメイプルで手に馴染み、洒落ています。締めは、ずんだの峰岡豆腐と抹茶。峰岡豆腐とは牛乳で作られたお豆腐のこと、枝豆のソースと一緒に口の中で溶け絶品でした。甘いものは別腹ですから、三色餡と本わらび餅もお願いしました。ゆかり、ずんだ、レモン餡をわらび餅につけていただきます。本物の蕨粉から作られた餅は弾力がありとてもおいしい。レモン餡は、酸味が夏にぴったりでした。都会の真ん中で空を感じながら季節替りの料理と美しい和菓子をいただく。随所にこだわりを感じる凛とした空気感。大切な方をお招きするとき、ゆっくりとした時間を過ごしたいときの、とっておきの場所になりそうです。表参道「茶酒 金田中」 公式サイト
2013年09月04日ホテル日航東京は、2013年9月1日(日)から11月30日(土)までの期間限定で、日本の伝統儀式をご家族で祝う「七五三の祝宴」を販売する。「七五三の祝宴」として、広々とした個室での食事と記念品などがついたプライベートダイニングプランやレストランの個室プランのほか、2つのレストランにて記念日ならではのお食事がお愉しみいただける七五三ファミリーランチ&ディナー。プライベートダイニングプランは、「雅(みやび)」、お宮参りへの送迎も含めた「粋(いき)」、目の前で職人が握るにぎり寿司まで愉しめる至れり尽くせりの「極(きわみ)」の3プランから選ぶことができる。オプションで、スタジオ写真撮影や衣装レンタル・美容着付も。また、ホテル日航東京によりセレクトされた記念品の中から、好きなものをもらうことができる。レストランプランは、日本料理「さくら」、または中国料理「唐宮」の個室でのお食事と七五三ケーキ、カメラマンによるスナップ撮影などが含まれるプラン。また、地中海料理「オーシャン ダイニング」、グリル&ワイン「タロンガ」では、七五三の記念日限定のメニューを展開される。ホテル日航東京で、ご家族そろっての七五三のお祝いをゆっくりとお愉しみください。■「七五三の祝宴」概要/販売期間:2013年9月1日(日)~11月30日(土)・プライベートダイニングプラン料金:大人4名様+お子様1名様(2時間)/「雅」 57,000円、「粋」 80,000円、「極」165,000円内容:お料理(日本料理・洋食コース・中国料理コース)、にぎり寿司(極プランのみ)乾杯用ドリンク/オリジナルケーキ、千歳飴(10月~11月のみ)/お選びいただける記念品/お宮参りの送迎車(粋・極プランのみ)※料金は、消費税込、サービス料込。※追加料金にて、人数のご追加可能ご予約・お問合せ:営業部コーディネートグループ Tel.03-5500-5635(9:00~17:30)・レストラン個室プラン場所:日本料理「さくら」または、中国料理「唐宮」料金:大人2名様+お子様1名様「未来」35,000円内容:レストラン個室でのお食事/七五三ケーキ/千歳飴/スナップ写真※料金は、消費税込、サービス料込。※追加料金にて、人数のご追加可能。オプションで、スタジオ写真撮影や貸衣装の用意も可能ご予約・お問合せ:レストラン総合案内Tel:03-5500-5580(9:00~22:00)・七五三ファミリーランチ&ディナー場所:地中海料理「オーシャン ダイニング」/グリル&ワイン「タロンガ」料金:大人2名様+お子様1名様/ランチ12,600円・ディナー15,750円内容:レストランでのお食事/七五三ケーキ/シェフからのサプライズプレゼント※料金は、消費税込、サービス料別。※追加料金にて、人数のご追加可能ご予約・お問合せ:レストラン総合案内 Tel:03-5500-5580(9:00~22:00)■ホテル日航東京名称:ホテル日航東京代表者:総支配人 本中野 真所在地:〒135-8625東京都港区台場1-9-1 Tel03-5500-5500(代表)客室数:453室(全室バルコニー付)アクセス:新交通ゆりかもめ「台場」駅直結。新橋駅から15分、豊洲駅から16分。東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート」駅から徒歩10分。東京テレポート巡回 無料シャトルバスを運行(所要時間5分~10分)記事引用元: PRTIMES
2013年08月27日さまざまなレストランで食べられる高級料理もいいですが、日本人ならやはり白いご飯のおいしさというのは何にも代えがたいものがありますよね。豪華なおかずよりも、まずは白いご飯があればいいという人もいるのでは? そんな人にオススメのサイトがスタートしました。それは、 「お米塾―お米と炊飯を学ぶための情報サイト―」 です。これは、1972年3月に日本初のジャー炊飯器を開発して以来、おいしいごはんを追求し研究を続けてきた三菱電機が新たに設立した「お米」や「炊飯」にまつわる情報サイト。“蒸気レスIH”シリーズをはじめとするIHジャー炊飯器新商品の発売に合わせてスタートしたのだとか。「ご家庭でもっとおいしいごはんを食べて欲しい」「おいしいごはんを提供していきたい」という想いから、三菱電機がこれまで培ってきた「お米」「炊飯」に関するさまざまな情報を発信していってくれるそう。 毎日のご飯が一段とおいしくなるヒントが見つかる情報サイトになっているというから、お米好きにはたまらないサイトですね。さまざまな情報を提供してくれる講師には、お米の博士号ともいわれる五ツ星お米マイスターの佐藤貴之さんや、宮城県登米市でこだわりのお米を育てている農家の木村忠義さん、そして三菱電機でジャー炊飯器開発チームに所属する技術者の方々が顔をそろえているそう。毎日何となく食べているお米ですが、このサイトを見れば新たな発見ができるかも。サイトでは、他にも、「最高の一杯を求めて」と題した、ジャー炊飯器のプロとお米のプロによるスペシャル対談や、「全国20銘柄のお米紹介」など、興味深いお話がたくさん。もっとお米が好きになりそうです。今なら、「お米塾」開校と新商品発売を記念し、抽選で100名に「お米塾」講師がセレクトした豪華プレゼントが当たるキャンペーンを実施中。ムービーやサイトを見て、クイズに答えて正解すれば、抽選で100名にプレゼントが!)プレゼントには、お米塾講師の農家木村さんが作った「ひとめぼれ」1年分(10kg×12ヵ月)やお米塾講師の五ツ星マイスター佐藤さん推薦の「プレミアムこめ油+醤油セット」、さらにお米塾QUOカード1,000円分が用意されているそう。 ぜひ、応募してみては?(応募は、 こちら からそして、注目なのがこのたび新発売されるという三菱IHジャー炊飯器 「蒸気レスIH 本炭釜」。その特長は、木炭や竹炭とは異なる炭素材料(99.9%)を使用して作られた、炭の内釜。これによって内釜全体が発熱し、炭ならではの強火と遠赤効果でお米の芯までしっかり加熱、大きな泡で連続沸騰し、 お米の持ち味を活かすのだとか。また、ブランド米20銘柄の個性を引き出す「銘柄芳潤炊き」モードなどもあり、これまで以上にお米の味わいを楽しむことができそう。日々の生活に欠かすことのできない白いご飯。せっかくだったら少しでもおいしくいただきたいものですよね。 「お米塾―お米と炊飯を学ぶための情報サイト―」 を活用して、もっとおいしい白いご飯を食べてみては?・三菱電機株式会社 公式サイト 「お米塾―お米と炊飯を学ぶための情報サイト―」
2013年08月26日美味しくて、たくさん食べられて、健康になれる、そしてちょっとステキなお店だったりすると、つらかった仕事のことも忘れちゃう。働く女性のために心も体も満たされる、ご褒美レストランを紹介。この1食が、あなたの明日を救います。■大人っぽいムードのバルで有機野菜と日本酒を堪能する銀座2丁目の並木通りにある銀座ベルビア館。セレクトショップやインテリア雑貨などが軒を連ね、落ち着いた雰囲気で買い物が楽しめる商業ビルだ。今回紹介する「HAKOBUNE PLATINUM」は、その7Fにある。白と黒を基調にしたスタイリッシュな店内やカウンターに並べられたワイングラスからはイタリアンや洋食を連想するが、実は日本酒のお店。体の中からキレイになれる色鮮やかな自然食と、利き酒師が厳選した北陸の酒が同時に味わえる、一石二鳥のバルなのだ。★SAKEカクテル 色とりどりで目にも楽しい日本酒カクテル■誰でも食事を楽しめる“懐の広さ”が魅力HAKOBUNE PLATINUMで楽しめるメニューは、玄米や有機野菜、添加物の入っていない食材を使ったマクロビフードが中心。日本酒に合う、しっかりと濃いめの味付けが特徴だ。オーダー時に相談すれば、メニューと相性のよい銘柄をスタッフが提案してくれるのもうれしい。 >>続きを読む
2013年08月11日美味しくて、たくさん食べられて、健康になれる、そしてちょっとステキなお店だったりすると、つらかった仕事のことも忘れちゃう。働く女性のために心も体も満たされる、ご褒美レストランを紹介。この1食が、あなたの明日を救います。■雰囲気ある“隠れ家”で体に優しい料理を味わうJR山手線・原宿駅から徒歩10分。明治通り沿いを新宿方面に歩き、少し坂道を下ったところにひっそりと建っているのが『MOMINOKI HOUSE』だ。小さな玄関を入ると、バラエティ豊かなナチュラルフードの棚が並び、その奥にはカフェスペースが広がっている。風合い豊かな木材で作られた店内は、まるで隠れ家のような雰囲気。半地下や2階席などもあり、ちょっとした秘密基地のムードを醸し出している。■“食べたものから身体は作られる”野菜の栄養を丸ごと摂取する工夫今年で37周年を迎えるMOMINOKI HOUSEには、開店当時からお付き合いの続く契約農家が多数ある。無農薬で栽培した野菜やお米を、信用できる仕入れ先から購入しているのだ。食材のこだわりは「食べて健康になれるもの」。シェフの山田さんは「人間は食べたものから構成されています。自然界のエネルギーがたっぷり詰まった無農薬の野菜を食べれば、よい“気”を取り入れることができ、体が健康になるんです」と話す。皮も葉っぱもすべて料理に活用しているため、野菜が持つ栄養を漏らすことなく摂取できるという。 >>続きを読む
2013年07月26日