劇作家・演出家の前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台を実写映画化した『太陽』の初日舞台あいさつが4月23日に、東京・角川シネマ新宿で行われ、前川氏をはじめ、主演の神木隆之介、門脇麦、古館寛治、メガホンをとった入江悠監督が登壇した。初日舞台あいさつ/その他の写真ウイルスによって人口が激減した21世紀初頭を舞台に、太陽の光に弱くなった夜行性の新人類“ノクス”、彼らに管理されながら貧しく生きる旧人類“キュリオ”が繰り広げる闘争と葛藤をSFタッチに描く。ノクスに憧れを抱くキュリオの青年・鉄彦を演じた神木は、「出演した自分でも、全部を理解しきれない部分があって、後からジワジワ来る」と世界観に圧倒された様子。それでも、「今の自分が感じることも、5年後、10年後には全然違うはず。自分の心の中でどんどん育つ作品」とアピールした。門脇は、同じくキュリオの村に住む幼なじみの結を演じ、「新しいものを生み出そうとする熱気が静かに漂っていた。昼夜問わずの撮影で、大変なスケジュールだったが、とても幸せな現場」と手応えは十分。「SF的な設定だからこそ、客観的に現代に通じる問題が描かれている」と見どころを語った。鉄彦の父を演じた古館は、「普段はピンポイント俳優ですが(笑)、今回は“いい男”役で、割とたくさん出ています」と笑いを誘っていた。2011年の初演直後から映像化に奔走した入江監督は、「舞台を見て、率直に傑作だと思いました。舞台と映画では表現が違うので、脚色した部分もあるが、当初感じた『傑作だ』という感触に何とか近づけたかった」と格別の思い。前川氏は「SFですが、描いているのは人類の葛藤」と語り、「舞台から映画になり、今や完全に親離れし、立派に独り立ちした」と感無量の面持ちだった。『太陽』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月23日映画『太陽』が4月23日(土)に公開を迎え、神木隆之介、門脇麦、古舘寛治に入江悠監督らが舞台挨拶に臨んだ。「劇団イキウメ」が2011年に上演した人気の舞台を映画化。ウイルスが蔓延する近未来を舞台に、太陽の下では生きられないが、健康で知性的に進化を遂げた新人類と太陽を謳歌しつつも貧しい暮らしを続ける旧人類の対立、融和、葛藤を描き出していく。撮影は一昨年の冬に行われたが、神木さんは「やっと今日を迎えられたなという感じです」と晴れやかな表情。「初めて観たとき、まだ全部はこの映画のことを理解できないなと思いました。でもいまの歳や環境で僕の中で感じることがあり、5年後、10年後に観たときにまた全然違うことを感じるんだろうと思います。みなさんの心の中で育てていく映画なのかなと思います」と語った。門脇さんも神木さんと同じ思いのよう。自身が初めて完成した映画を鑑賞したときに感じた思いについて「誰にも感情移入させてもらえず、人間という生き物の観察記のように淡々と描かれていると思いました。それぞれに観ていただき、思ったことが答えなんだと思います」と頷く。古舘さんは門脇さんの父親を演じたが「僕は普段、ちょっと出てすぐにいなくなるピンポイント俳優なんですが…(笑)、今回は割とたくさん出てて、しかもいい男の役!」とご満悦。ちなみに、神木さんは現場でじっくりと古舘さんとの距離を詰めたようで、撮影終了後には自宅に招いて将棋で遊んだとか!神木さんが次回作『3月のライオン』で棋士役を演じることから、古舘さんに教えを請うたそうだが、古舘さんはこの件について尋ねられると「びっくりしました。2人だけの秘密のつもりでマスクしてこっそり行ったんですけどTwitterに書かれてて…」と困惑していることを強調!神木さんは「いやいや、一緒にから揚げとかポテト買いに行ったじゃないですか(笑)」とツッコミを入れ「(現場でも)ずっと一緒にお弁当食べてました」と仲の良さを明かす。古舘さんは「将棋の練習がしたくて、いいカモを見つけたって感じなんですよ」「まあ、芸能人の中では一番仲いいですかね」とそっけない口調で語り、会場は笑いに包まれた。『太陽』は東京・角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月23日少し先の未来。人類は、世界の人口を激減させた新種のウイルスを克服する代わりに太陽の下で生きられなくなっていた。彼ら新人類・ノクスたちが、科学とテクノロジーの進化を享受する生活を送る一方、従来の人間たちはキュリオと呼ばれ、彼らの管理下に暮らしていた―。前川知大さん率いる劇団イキウメが‘11年に上演した舞台『太陽』。読売演劇大賞を受賞した傑作戯曲が入江悠監督によって映画化された。「こういうSF的で寓話性がある作品って最近の日本映画にはない世界観です。劇場で観た時、映画で発想できなかった悔しさや嫉妬もありつつ、どうしてもこれを映画にしたいと思うくらい衝撃を受けたんです」そこからすぐ映画化に動きだした。前川さんと話し合いを繰り返しながら、脚本の執筆、撮影を含め約3年を経て、映画『太陽』はようやく公開に辿り着いた。「そもそも映画って企画から実現までに何年もかかるんです。その間に中止になることもある。それだけに、何が起きてもへこたれずに付き合えるくらい、掘り下げ甲斐のある題材じゃないとやれないんですよね」しかし、そんな入江監督でも映像化にはかなり苦心したそう。「この作品は舞台の抽象性のなかで成立する部分も大きいんですよね。いまの日本の映画界にはSFの蓄積がないけれど、少しでも生ぬるい表現があれば観客に届かない作品だけに、どこまで描くかにはかなり悩みました。ただその間に、蜷川幸雄さんがこの作品を演出した舞台を観たりもして、徐々に僕らの目指す場所を明確化することができた。そうして時間をかけて少しずつ熟成できたのが結果的によかったと思います」舞台ではノクスとキュリオの両面から描かれたが、入江監督はあえてノクス側のシーンを最小限に絞りキュリオ地区にフォーカスした。主人公は、ノクスに憧れる鉄彦(神木隆之介)と、ノクスに対して反発心を抱く結(門脇麦)。ノクスへの転換手術という選択を前に、ふたりは自らの生き方を模索していく。「僕自身、キュリオとノクス、どっちの選択が正しいかわからないんです。でもわからないからこそ、この作品に惹かれたのかなとも思うんです。ハイテクに囲まれて清潔な空間で美味しい食事をしたいけど、昔ながらのコミュニティにも憧れる。もしかしたらこんなに悩みながら撮ったのは『SR サイタマノラッパー』以来10年ぶりかもしれないです」◇キュリオの鉄彦(神木)はノクスへの転換手術を熱望していたが、結(門脇)が選ばれショックを受ける。一方の結は望まない転換手術に戸惑い…。監督/入江悠出演/神木隆之介、門脇麦ほか4月23日より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー。(C)2015「太陽」製作委員会◇いりえ・ゆう1979年生まれ。大学在学中から映画祭で注目を集め、‘06 年に撮った初の長編『JAPONICA VIRUS』が全国公開。‘09年には『SR サイタマノラッパー』が大ヒット。近作に映画『ジョーカー・ゲーム』。◇舞台版では、鉄彦とノクスの青年・森繁との交流を軸にキュリオとノクス、両側の視点から物語が進行する。「近年、作品の強度をどんどん増している前川さんが、いま『太陽』をどう描くのか興味深いです。僕の映画が何か影響を与えることがあればうれしいですね」(入江さん)。三軒茶屋・シアタートラムにて5月6日~29日上演。(写真は初演2011年の舞台より。撮影・田中亜紀)※『anan』2016年4月27日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月22日本能のままに感情を爆発させた――。神木隆之介は言う。「ここまで何も分かっていない状態で現場に入り、がむしゃらに演じたのは初めてでした」。門脇麦は、自身が演じるヒロインが遭遇する様々な苦難や葛藤、そしてこの物語それ自体が背負った重みを受け止め「ボロボロになる覚悟で現場に入りました」とふり返る。「劇団イキウメ」(主宰:前川知大)による傑作舞台を映画化した『太陽』。バイオテロによるウイルスが蔓延する近未来を舞台に、太陽の下では生きられないが若く健康な肉体と高い知能を有する新人類【ノクス】と、太陽の下で貧しいままの暮らしを続ける旧人類【キュリオ】の2つの世界に分かれ、生きる人々の悲哀や衝突、決断を描く。神木さんが演じた鉄彦、門脇さん演じる結は共に貧しい寒村に暮らすキュリオで幼なじみ。自由や新たな世界への憧れを持ち、いつか手術を受けてノクスになることを夢見る鉄彦に対し、結は自分と父を捨ててノクスとなった母親への反感から、決してノクスになどならず、つつましい暮らしを送ることを決めている。太陽に愛された者たちと太陽に見捨てられた者たち。幸福、老い、融和…演劇として上演された際も、その深遠なテーマ性がセンセーションを巻き起こしたが、神木さんは、あえて演劇の映像資料などは見ずに、映画の脚本だけを読んで撮影に臨んだ。すがすがしささえ感じさせる表情で「脚本を読ませて頂き、僕がこの映画を理解するのはずっと先のことになるだろうと思ったんです」と語る。この“分からなさ”を武器に鉄彦を演じた。「鉄彦自身、映画の中でまっすぐで純粋な存在であり、大人たちのいざこざや事情を分かっていないまま、必死でもがいてる。あえて、分からないままに、感じるままに表現しました。ロールプレイングゲームで、何の装備もせずに戦いの旅に出たような気分でした…(苦笑)。完成した映画を観て、それでよかったと思いました」。門脇さんは、今回のオファーが届く以前に、イキウメの「太陽」再公演を見ていたという。「こちら(=観客)の想像と、作り手が提示するものが合致し、ひとつの作品になる――舞台だからこそできる作品だなという印象が強かった」と語る。映画化の難しさを感じつつも「どんな感じになるのかなと、いち観客としてムクムクと好奇心がわいてきた」とも。舞台ならば「ウイルスにより、2つの世界に人類が分かれた近未来…」という説明と舞台美術、観客に想像力に委ねることで、SFの世界を納得させることができるが、実写映画となるとそうはいかず「余白を残すことができない」(門脇さん)。そんな中で、キュリオの村に生きる彼らに求められたのは、徹底的なリアリティ!リアルによってSFを描く――日本のSF映画の新たな境地を開いたといえる。門脇さんは「正直、現場に入ってやってみてもなかなかどうなるのか分からなかった。ちゃんと映像になるまでは、なかなか想像がつかなかった」と明かす。「キュリオの村のシーンは、SF的な要素は全く意識せず、むしろ、どうしたら現実的に見えるかだけを気にしていました。SFを入口としているけど、描かれるのはそこから浮かび上がってくる人間の隠したくなるようないろんな感情や醜さであったりするので、そこに説得力がないと全てが陳腐になっちゃう。秩父の山奥の古民家があるようなところで撮影したんですが、『この人たちはこういうところで生きてる』『この世界しか知らないんだ』というのを感じてもらえるようにと思っていました」。太陽を捨ててでもノクスになることを熱望する鉄彦と、ノクスを醒めた目で見つめる結だが、皮肉な運命が彼らを襲う。2人は初共演だが、神木さんは門脇さんとのシーンについて興奮気味に述懐。先述のようにノープラン、ノーヒントで感情のままに現場に立ったという神木さんだが、当然のことながら今回特に、その演技は、会話の相手のリアクションに大きく左右された。「とんでもなく素晴らしかったです!セリフのちょっとした間も、結の複雑な心境があって少しだけずれていたり、ただ立っているだけでも目の奥に大人たちの事情に巻き込まれ背負っている苦しさや儚さが映し出されていて…ただただ、門脇さんすごい!と感じました」。1歳年下の神木さんの激賞に「えー本当に?ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべつつ、門脇さんは、神木さんの存在が現場で大きな支えになったと語る。「鉄彦が結にとって支えであり、常に前を向いて先を歩いていく存在であったように、カメラの前でもそれ以外でも、神木くんに引っ張ってもらいました。いまでも鉄彦のことを思うと、神木くんの背中が浮かんできます。こちらが甘えさせてもらいました」。メガホンを握ったのは『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカーゲーム』の入江悠監督。寒さと厳しいスケジュールの中で、過酷な撮影が続いた。神木さん曰く、入江監督は「エネルギーが必要となる撮り方をする監督」。「長回しが多く、それも1回ではOKが出ず、何度も繰り返しました(苦笑)。ほかの作品やドラマだと、カットをいくつも割って作っていくようなところでも、割らずに長く回す。集中力、精神力が削られていく厳しい撮影なのですが(苦笑)、流れのままに撮っていくので臨場感があり、感情の動きが生々しく伝わってきて、リアリティがあるんです。会話をしながら、演技ではなく、人間としてコミュニケーションをとっている感覚がすごく強かったです」。そして門脇さんは「待つ人」という言葉で入江監督を語る。「向こうから簡単に手を差し伸べてくれない。“任せてくれる”というのは優しさだけど、ある意味で冷たい。『何か言って下さい!』って思っちゃいます(笑)。提示もしないし、要求もハッキリとは言わない――ただ『うーん、もう1回!』『よかったけどもう1回』、と(笑)。もしかしたら監督もハッキリとは見えていない“何か”を待ってるんだなというのをヒシヒシと感じました。実際、完成した作品を観て、監督はここを目指していたんだなと思いました。テーマに偏るでもなく、このキャラクターに感情移入してくれと誘導するでもなく、ただ『こういうことがありました』という“人間観察記”のように俯瞰の目で物語を見つめ、こちらに託してくる。すごいなぁ…ってゾクッとしました」。改めて、この異色のSF映画を通じて得たもの、自分の中から引き出されたものは?と尋ねると、神木さんは「自由に暴れるということは怖いことでもあったのですが、そうやってパワーを放出し続ける芝居はすごく楽しい経験でした」と語り、いたずらっぽい笑みを浮かべて続ける。「橋の上でのシーンで、撮り終わった後に入江さんに『まさか地団駄踏むとは思わなかったよ。地団駄踏む人初めて見た(笑)』って言われました」。一方、門脇さんは「自分が何を手にしたのか…まだ、分からないですね。いつも、気づいたら考え方が変わっていたり、目指す場所が拓けてきたりするもので、一概にこの作品でこう変わった!と言えないので…」と首をかしげるが「あ、1個ありました。この作品でできるようになったこと!」とパッと顔を輝かせた。「立ち寝ができるようになりましたね(笑)。あまりにキツいスケジュールで…眠くて眠くて、みんなセッティング中に立ったまま寝てました」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年04月21日神木隆之介と門脇麦が初共演を果たし、「第63回読売文学賞戯曲・シナリオ賞」を受賞した同名舞台を映画化した『太陽』が、いよいよ4月23日(土)より公開される。本作から、初日を終えた2人がお互いの第一印象を語るインタビュー映像が解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口が激減した世界。生き残った人類は、夜にしか生きられない進化した新人類“ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類“キュリオ”の2つに分断された。家族、親友、恋人…愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、未来のためにそれぞれどんな決断を下すのか――。『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『日々ロック』などを手がけてきた鬼才・入江悠が、2011年に前川知大主宰「劇団イキウメ」によって上演された同名舞台に強く惹かれ、メガホンをとった本作。今回、解禁となったメイキング映像では、神木さんと門脇さんがクランクインを迎え、お互いの印象を語るコメントが収められている。門脇さんは、自身が「わりと人見知り」ということで、「神木さんも絶対そうだと思って、大丈夫かな~」という不安な気持ちがあったことを明かす。しかし、いざ撮影初日を迎えると、「全然そんなことなくて、ふわ~っと話しかけてくださって。年上なのに申し訳ない(笑)」と語り、当初の心配も問題なく、すぐに打ち解けた様子。一方、神木さんは門脇さんに対し、「すごく優しかったです。僕のくだらない話を聞いていただいて(笑)」と笑顔で語り、「初日にしてはお話できた!」と満足そうな表情を見せた。そんな2人は、本作が初共演にしてW主演。神木さんは「今後は大変なシーンもたくさんあるし、息を合わせなくちゃいけない」と意気込みを語ると、門脇さんも「2人でうまくできたら」と語り、お互い主演としての決意を新たにする撮影初日となったようだ。近未来を舞台にしたSFでありつつ、20代の2人がおりなす青春ドラマであり、ラブストーリーであり、究極の家族愛の物語でもある、あらゆる要素を含んだ本作。神木さんと門脇さんの“化学反応”を、スクリーンでぜひ確かめてみて。『太陽』は4月23日(土)から東京・角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月21日主人公を神木隆之介、ヒロインを上白石萌音が演じることで話題の長編アニメーション『君の名は。』。この度、本作の音楽を、ボーカル・野田洋次郎の創り出す独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了し続けるロックバンド「RADWIMPS」が担当することが決定。また公開日が8月26日(金)であることが分かった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『秒速5センチメートル』<a href="">『言の葉の庭』</a>などを世に送り出し、“次世代の宮崎駿、ポスト細田守”と称される気鋭のアニメーション映画監督・新海誠の3年ぶりの最新作。夢で見た少年と少女が経験する恋と奇跡の物語を声で演じるのは、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』など声優経験豊富な神木さんと、<a href="">『おおかみこどもの雨と雪』</a>で声優を務め、オーディションで本作のヒロイン役を射止めた上白石さん。実力派若手俳優たちの名演と、美しい色彩で描かれるすれ違う男女の物語を精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎ出す“新海ワールド”とが融合し、新たな名作が誕生する。この度、本作の音楽をロックバンド「RADWIMPS」が担当することが決定。ボーカル楽曲に加え、20曲以上の劇中音楽全てを制作しており、「RADWIMPS」としても初めての試みとなっている。事の発端は2年前、曲を聴いた上で作りたいシーンがいくつかあるという新海監督からの要望を受けた「RADWIMPS」野田さんは、製作初期からデモ曲をやり取りし、プロット段階から作品作りに参加。新海監督は、劇中にボーカル楽曲を印象的に使う名手としても知られているが、本作でも大切な場面で「RADWIMPS」の書き下ろしたボーカル曲が複数使用。中でも新曲「前前前世」は本作の予告編でも使われ、美しい映像にアップテンポな楽曲が加わり、躍動感のある映像に仕上がった。現在、ネット上にて公開されている。今回の試みについて「RADWIMPS」は「映画と、僕たちの音楽が掛け合わさることがあるとしたら。それは単純にオファーを受けて主題歌を作るという関係でないものでありたいと、漠然と思っていました。お互いの領域にオーバーラップし、響き合い、結びつき、共に冒険ができるようなものであったら、素敵だなぁと思っていました」と、念願であったことを告白。また「一昨年の冬に新海監督とお会いし、そのまっすぐな人柄とこの脚本に惹かれました。そしてこの1年間、僕たちはひと足先に『君の名は。』の世界にどっぷりと浸かることになりました。おそらくすべてのシーンの、すべての台詞がいまは言えると思います」と本作への思い入れも明かし、「最後まで心を研ぎすまして全力で取り組みたいと思います」とコメントを寄せた。主人公を演じる神木さんは、予告編でも使用された新曲「前前前世」を聴いて「これまで感じたことのない衝撃を受け鳥肌が立ち、自分の中で『君の名は。』の世界観が更に鮮やかになりました。『RADWIMPS』さんの素敵な曲を聴きながら、これから始まる声録りに向けてさらに気合いが入りました」と、意気込みを新たにしたようだ。『君の名は。』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日神木隆之介と門脇麦の主演映画<a href="">『太陽』</a>の公開直前トークショーが4月2日(土)、東京・ヴィレッジヴァンガード下北沢店にて開催され、入江悠監督と原作・脚本の前川知大が登壇し、映画の制作秘話を語った。『太陽』は、2011年に前川さんが主宰する劇団イキウメによって上演された同名舞台に強く惹かれた気鋭の入江監督による実写化映画。人類が、夜にしか生きられない進化した新人類・ノクスと、太陽の下で貧しく暮らす旧人類・キュリオに分かれた近未来で、己の未来を探そうとする若者たちを描く。イベントは、映画化の経緯や、舞台と映画の違い、2人が影響を受けた作品などをテーマにして始まった。入江監督は舞台「太陽」を観劇した際、「ディズトピアに至るちょっと手前の世界かなと思ったところが面白かったんですよね」とふり返った。前川さんに、「『太陽』を観て俳優陣はどう映った?」との質問が向けられた一幕があった。前川さんは「主演の2人はすごくいいなと思いました」と神木さんと門脇さんの演技を絶賛し、「自分で演劇をやったときの俳優さんの顔を思い出すわけでもなく」と語った。前川さんは続けて、神木さんと門脇さんの顔は別作品などで知っていたが、『太陽』を観ているときは、「(知っていたその顔を)思い出すわけでもないというのがありました」と言い、2人の演技に引き込まれたことを明かした。入江監督も、映画化の実現には「神木君の出演が決まったことが大きかったです」と製作秘話を披露。神木さんのキャスティングについて、入江監督は、「彼の明るさといいますか、ポジティブさが映画版の方ではかなり大事だったんですよね」とも。「色々としがらみとか、難しいこともあるかもしれないけど、神木君のような次世代の人であったら突破してくれるかもしれないという思いがありました」と神木さんに期待していたエピソードを語った。前川さんが手がける舞台「太陽」も、5月と6月に東京と大阪で再演される。前川さんは2月に小説版「太陽」(KADOKAWA)も上梓した。イベントではQ&Aコーナーもあり、会場に詰め掛けたファンから、映画『太陽』と舞台「太陽」のどちらを先に観たらよいのかとの質問が出た。前川さんは「ネタバレで面白さを損なうタイプの作品ではないので、どちらでもよいのでは」と回答。入江監督は、「小説から入ったらよいのでは?」と、「太陽」の楽しみ方をファンに“逆提案”していた。『太陽』は、4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年04月03日佐藤健&神木隆之介という若手俳優の中でも人気、実力ともに兼ね備えた2人をW主演に、大ヒットコミックを実写化した映画<a href="">『バクマン。』</a>。4月20日(水)よりリリースされるBlu-ray&DVDの豪華版には様々な特典映像が収録されるが、この度、主演の佐藤さんと神木さん、大根仁監督と川村元気プロデューサーによる“撮り下ろし”ビジュアルコメンタリーの冒頭5分26秒がシネマカフェにて公開された。原作は、「DEATH NOTE」を手掛けた大場つぐみ×小畑健のタッグによる、累計1,500万部を超える大ヒットコミック。世界史上初“青春マンガ活劇”として昨年10月3日に実写化映画が公開され、「第39回日本アカデミー賞」では最優秀賞2部門受賞、優秀賞6部門を受賞、そして話題賞の作品部門を受賞し、作品の人気の高さを伺わせた。Blu-ray&DVD化にあたり、豪華華版には“友情”、“努力”、“勝利”と題したメイキング映像が収録。“友情”には、キャスト・スタッフの撮影現場に密着したメイキング映像、“努力”には、プロジェクションマッピングや、CG バトルの裏側など貴重なメイキング映像のほか、“勝利”には、佐藤さんと神木さん「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶」として全国各地を回った、マスコミの取材も入っていない、貴重な映像が収められ、ファン必携の大ボリュームな内容に仕上がっている。この度、豪華版の特典映像の中から、大根監督、佐藤さん、神木さん、川村プロデューサーによるビジュアルコメンタリーの冒頭5分26秒が公開。映像内では、佐藤さんと神木さんが大根監督から衣装をいじられることろから始まり、クランクイン初日に撮影した映像や、佐藤さんと神木さんによるナレーションのシーンが収録。このナレーションについて、意外と難しかったと話す佐藤さんに神木さんが同意する場面や、収録が2人同時だったことが明かされる。さらに、本編に登場する漫画の絵を実際に役者が描いていたことなどを、4人が和気あいあいと語らう姿が映し出される。本特典映像では、ほかにも本編をすべてを観賞しながら、佐藤さんと神木さんがそのシーンにどう挑んだのか、また自分がいないシーンについては、大根監督や川村プロデューサーに質問したり、話題となったプロジェクションマッピングのシーンや、ペンを剣に見立てたアクション・シーンは、どの様に撮影したのか…など、様々な裏話が語られるそのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年03月30日宮藤官九郎が脚本・監督を務め、「TOKIO」の長瀬智也と神木隆之介が出演する“超絶地獄コメディ”<a href="">『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』</a>。この度、延期されていた公開日が6月25日(土)に決定し、現在開催中の「第40回香港国際映画祭」において、本作が招待作品として公式上映され、宮藤監督が舞台挨拶を行った。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美ちゃん(森川葵)のことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける、ホンモノの“地獄”だった。なんで俺だけ!?まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるという。キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける――。今回で40回目を迎える香港国際映画祭は、香港で毎年春に開催されるアジアを代表する国際映画祭の1つで、約2週間にわたり約280作品が公開され、約60万人が参加する香港を代表する一大イベント。 宮藤監督は、2月に開催された「ロッテルダム映画祭」に続き、本作で2度目の国際映画祭参加となった。28日に行われた舞台挨拶は、遅い時間にもかかわらず、会場前には上映を待つ長蛇の列ができ、客席は満席の大盛況。上映前に舞台挨拶に登壇した宮藤監督は、「遅い時間にも関わらず、足を運んで下さりありがとうございます。楽しんでください」と挨拶し、上映後に会場が明るくなると、客席で鑑賞していた宮藤監督に向け、観客によるスタンディングオベーションが起こり、それには監督も手をふり喜びをかみ締めていた。上映終了後に行われた質疑応答で、地獄の映画を撮ろうと思ったきっかけを尋ねられた宮藤監督は「長瀬君と一緒にバカみたいなロックの映画をやりたいと思ったのが最初です」「そろそろ人間じゃない役をやって貰ってもいいんじゃないかと思った。地獄の鬼がギターを持って地獄に立っていて、そこに神木君演じる大助が何度も落ちてくるというシーンがまず最初に思い浮かんだ。そこから、地獄と輪廻転生の映画にしようと思いました」と本作の世界観が生み出された経緯を明かした。また、劇中歌の歌詞について質問が及ぶと、「歌詞は深く考えたものもあれば勢いで書いたものもあり、色々ですけど、“あなたがいれば そこは天国”という歌詞がこの作品のテーマを語りつくしているので、好きな人がそばにいればそこが天国というのが一番のテーマです」と答えた。そして最後に、監督にとっての青春について問われると、「僕はもう45歳になりますが、まだ青春が続行している感じだと思います。ほかの作品でも一貫していますが、ある程度年を重ねた大人の中にも青春が残っているというのがずっとやりたいことだと思うので、扱うテーマは変わっても青臭い部分というのはこれからも描いていきたいと思います」と観客にメッセージを送った。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 公開日未定(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年03月29日ポスト宮崎駿、ポスト細田守と称される気鋭のアニメーション映画監督・新海誠の3年ぶりとなる最新作『君の名は。』。この度、本作で声を担当した神木隆之介、上白石萌音が演じる主人公とヒロインのキャラクタービジュアルが初解禁されると共に、新ポスタービジュアルが到着した。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない二人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。本作は、『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』など、意欲的な作品を数多く作り出すアニメーション映画監督・新海さんの3年ぶり7作目となる最新作。夢で見た少年と少女が経験する恋と奇跡の物語を描いている。2013年に公開された『言の葉の庭』では、自身最大のヒットを記録し、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭にて長編アニメーション部門のグランプリを受賞するなど、美しい世界で描かれるすれ違う男女の物語を、精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎだす“新海ワールド”は、国内外で高い評価と支持を受けている。声の出演として、主人公の東京に暮らす男子高校生・立花瀧役に、同世代の中でひときわ異彩を放つ演技派俳優であり、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などでも吹き替え声優を務め、多彩な才能を発揮する神木さん。山深い田舎町に暮らし、自らの運命に翻弄されていくヒロインの女子高校生・宮水三葉役に、現在公開中の映画『ちはやふる』に出演し、今回オーディションでその役を射止め、まさに“シンデレラガール” となった上白石さんが抜擢された。今回解禁されたのは、初披露となる二人の素顔を含む待望の最新ビジュアル。キャラクターデザインを担当したのは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがってるんだ。』を手掛ける新時代のアニメーター・田中将賀、そして作画監督を『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などを手がけるアニメーション界のレジェンド・安藤雅司が務める事もあり、昨年末に行われた製作発表記者会見以降、後ろ姿でしか登場していなかった瀧と三葉がどのような素顔をしているのか、多くの注目が集まった。このたび公開となったのは、物語のキーとなる彗星のもと、別々の空間に立った瀧と三葉が、互いの存在に気が付いたかのような表情を見せる新ポスター。また、瀧と三葉のそれぞれのシーンカットも同時に公開されている。新海作品の代名詞である美しい風景と融合し本作品のテーマ、そして物語を象徴するビジュアルとなっている。もともと新海監督の大ファンだと語る神木さんは、「監督の作品を何十回も観ていたので、声の出演が決まった時は信じられないくらい嬉しかったです。瀧のビジュアルを見ることで、純粋に作品として本編が完成することが楽しみになりました」と語り、また「瀧は都会で生活するごくごく普通の高校生。ですが、その『普通』を表現する事が何よりも難しい。一つ一つのセリフの言い回しなどを細かく考えながら演じないと瀧になりきれないと改めて思いました」と明かした。さらに上白石さんも「三葉は複雑な家庭で育ったので、自分がしっかりしなきゃという覚悟を持っている反面、都会にあこがれている普通の女子高生な一面もあって、描写がすごくリアルだと思いました」と語り、「今回初めて瀧と三葉の顔を見ましたが、二人の表情がすごく豊かで、一日も早く三葉を演じたいと思いました」と意欲を見せた。そして監督はキャスト二人について、「神木さんと上白石さんには、普通の『優しさ、気立ての良さ、勇気』を若々しくフレッシュな声で吹き込んでほしいなと。あくまで自然に湧き出るものを、お二人なら表現してくださると思っています」と期待を示す。また「田中将賀さん・安藤雅司さんの手により、顔の表情だけでなく、しぐさなども含め、アニメーションとして表情豊かに活き活きとした格好良さや可愛さが表現されていますので、ぜひご期待ください」とメッセージを寄せた。なお、今回の新ポスタービジュアルを使用したポスター、チラシは、4月16日(土)より全国の映画館で掲出されるようだ。『君の名は。』は2016年8月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年03月24日羽海野チカの人気コミックを実写化する映画『3月のライオン』で、神木隆之介が主演を、大友啓史が監督を務めることが発表になった。映画は前後編の2部作で、2017年に公開される。その他の情報『3月のライオン』は、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、夢を獲得していく様を描いた作品。「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかった」という神木は「大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」とコメント。『るろうに剣心』でも神木とタッグを組んだ大友監督は「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と意気込みを寄せている。また、原作者の羽海野も「棋士である主人公の“身の内にライオンが棲む男の子”を神木隆之介さんに演じていただける事が本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」とコメント。実写化が発表になった際には、ネットで神木が主演予想に挙がることが多く、ファンも原作者も監督も期待を寄せるキャスティングになったようだ。映画は今月末から撮影を開始する。『3月のライオン』2017年 前編、後編2部作 全国ロードショー
2016年03月16日俳優・神木隆之介が、『ハチミツとクローバー』で知られる漫画家・羽海野チカ氏の作品を実写化する映画『3月のライオン』(2017年前後編2部作で公開)で主演を務めることが16 日、発表された。実写『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取る。原作は、2011年の「第4回マンガ大賞2011」をはじめ数々の漫画賞を受けており、広い世代から人気を獲得している。主人公は、中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零。将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。2016年秋には、『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの新房昭之監督によって、TVアニメ化されることも決定している。神木が演じるのは、不器用ながらも懸命に将棋に向き合う少年・零。実写化が発表された際には、多くの原作ファンがネット上でキャスティング予想を繰り広げ、零役に神木を熱望していたという。そんな神木は原作から「大好き」だったことを明かし、「お話を頂いた時は本当にうれしかった」と歓喜。人気原作ならではの「大きなプレッシャーはあります」と吐露してもいるが、「原作の中にある温かさを出せたら」と意気込みを見せる。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14年)以来、約2年ぶりに神木と再タッグを組む大友監督は、原作の魅力を「一筋縄では行かない。まるで、向田邦子さんのドラマみたい。優しさと厳しさと、強さとはかなさ」と表現。また、零の「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする」姿は、「僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました」と語るように、キャスティングは自然に決まったようだ。その上で「東京オリンピックに向けて変わりゆく東京の街並みと日本古来のマインドスポーツである将棋の世界を魅力的に描きながら、羽海野さんが慈しみ産み出したキャラクターたちが生き生きと躍動する作品に育てあげたい」とアピールしている。原作の羽海野氏は、大友監督の才能を「男たちが闘う世界を吸い込まれそうになるほど、濃密に映像に落とし込む事ができる」と説明。さらに、そんな大友監督の指揮のもとで、「棋士である主人公の『身の内にライオンがすむ男の子』」である零を神木が演じることについて、「本当にうれしくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」と感激の声をあげた。(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2016年03月16日人気の舞台を映画化した『太陽』の完成披露試写会が3月7日(月)に開催され、W主演の神木隆之介と門脇麦、古川雄輝、古館寛治、原作者の前川知大、入江悠監督が舞台挨拶に登壇した。前川さんの主催する劇団イキウメが上演し、その後、蜷川幸雄が「太陽 2068」として上演もしている人気の舞台を映画化。人類が“ノクス”と呼ばれる太陽の下では生きられないが、頭脳で進化を遂げた人類と、旧来のまま太陽の下で生きる“キュリオ”に分かれた近未来で、もがきながら己の未来を探そうとする若者たちを通して「生きる」ことを問う。この日は、約800人の観客が足を運んだが、中には早朝から会場前で並んでいたという熱烈なファンも!神木さん、古川さんらが壇上に現れると、悲鳴どころか雄たけびのような歓声がわき起こった。撮影について尋ねると、神木さんは「いいんですか…?」と念を押したうえで「ホンットに寒かったです!」と述懐。「特に古川さんとのシーンは水辺でホント寒くて…魂を削って頑張りました」と振り返った。その古川さんからは「そう言ってるけど、一番寒くなさそうだった」との証言も飛び出した。神木さん演じる鉄彦は、感情を爆発させるシーンが多く、そういう時は神木さんから“熱”が発せられていたようで「ベンチコートも脱いでた」と古川さんは明かしたが、神木さんは「(熱が)冷えると本当に寒いんだよ」と苦笑。そんなやり取りで2人が視線を交わらせるだけで、客席からは歓声が上がっていた。門脇さんは、寒さに加えて、短期での撮影による「睡眠不足が重なった」と振り返る。「そうなると人間、生命の危機を感じて食欲が増すみたいで、いつもの倍くらい食べて、コロコロになってビックリしました…」と思わぬ苦労を明かした。報道陣用の写真撮影の時間になっても、会場の興奮は冷めやらぬようで、目線を指示するスタッフやカメラマンの声も甲高い歓声にかき消されるほど!TVカメラに向かって神木さんらが手を振ると、客席の800人も一斉に手を振り、最後の最後まで歓声が途切れることはなかった。『太陽』は4月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日若手俳優の中でも群を抜く人気と演技力を持つ、神木隆之介と門脇麦が主演を務める最新作『太陽』。このほど、本作の舞台となる、2つに分断された近未来の世界の“旧人類”神木さん&門脇さんに加え、キーパーソンとなる“新人類”古川雄輝の姿が登場した本ポスタービジュアルが解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口は激減。生き残った人類は2つに分かれた。夜にしか生きられない進化した新人類“ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類“キュリオ”。昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、それぞれの未来のためにどんな決断を下すのか――。読売演劇大賞ほか様々な演劇賞を受賞している劇作家・演出家の前川知大率いる「劇団イキウメ」の同名舞台が、『日々ロック』『ジョーカーゲーム』の入江悠によって実写映画化された本作。太陽に愛された者=“旧人類”と、捨てた者=“新人類”に分断された世界で、それぞれの世界の若者たちの未来を描きだしていく。このたび、解禁となった本ビジュアルでは、太陽さながらの黄色の文字の中に、旧人類“キュリオ”の奥寺鉄彦役を演じる神木さんと鉄彦の幼なじみ・生田結を演じる門脇さんの2人が正面を見据える姿が印象的。一方で、高度な文明を持つ新人類“ノクス”の森繁役を演じる古川さんが、太陽が落ちた夜に寂しげにゲートを守る様子も映し出されており、2つの人類の複雑な関係性を浮かび上がらせている。入江監督と原作の前川氏が手がけた脚本の印象について神木さんは、「読めば読むほど深く考察出来る作品だなと思いました」とコメント。また、門脇さんは、「非日常の舞台だからこそより濃く浮き上がってくるリアルな人間模様や究極のところに追い詰められた人間の様が凝縮されている」と明かしていた。また、映画の公開に先立ち、前川氏が舞台版と映画版の世界観を再構築した同名小説が2月27日に刊行されたばかり。映画の元になった舞台も約4年ぶりの再公演が決定し、小説、舞台、映画と『太陽』の世界観に注目が集まっている。『太陽』は4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日累計1,500万部を超える大ヒットコミックを、佐藤健、神木隆之介を迎え実写化した映画『バクマン。』。4月20日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録される映像特典から、佐藤さんと神木さんも感動コメントを寄せるCGアクションやプロジェクションマッピングなど、メイキング映像の一部が公開された。原作は、「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る大ヒット漫画「バクマン。」。佐藤さん演じる優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、神木さん演じる巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが描かれ、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、さらに話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD豪華版には、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーが収録されるほか、“友情”と題されたキャスト・スタッフの撮影現場に密着したメイキング映像と、“努力”と銘打ったプロジェクションマッピングやCGバトルの裏側を抑えたメイキング、そして“勝利”には、佐藤さんと神木さんが「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶>として全国各地を回った、マスコミの取材も入っていない貴重な映像が収録される。今回は、オリジナルメイキングより、学校での撮影や、CGアクションシーン、プロジェクションマッピングのメイキング映像が一部公開!佐藤さんと神木さんが、新しい漫画のプランを学校の廊下で興奮しながら話し合うシーンで、どうやって“テンションが高い”心境を表現するか相談している姿や、大げさな表現で皆を笑わせるシーンなど、仲の良い現場の雰囲気が伺える。さらに、CGで表現されたペンを剣に見立て漫画を描くシーンでは、映画『るろうに剣心』でも見せた躍動感あふれる立ち回りを披露。撮影時の表情や撮影方法など、ほかでは見られないファン必見の映像に仕上がっている。公開時にも話題となったプロジェクションマッピングで演出されるシーンについて、「いままで演ったことがない。すごいですよね。最先端の技術で(気持ちが)上がりました」(佐藤さん)、「(映画の)画面でみて、みんなすごいな、と思ったと思うけど、実際現場にいた僕たちも、すごい!これ本当に浮かんで見える!って、平然と演技しているように見えるけど、内心は凄いと思っていた」(神木さん)とそれぞれにふり返り、そのシーンがいかに最先端で素晴らしい演出だったかを語った。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月26日大ヒットコミックを佐藤健&神木隆之介をW主演に迎え実写化した映画『バクマン。』の、Blu-ray&DVDリリースが4月20日(水)に決定。この度、豪華版の特典映像である、佐藤さんと神木さん、そして大根仁監督と川村元気プロデューサーによる「撮り下ろしビジュアルコメンタリー」の収録が行われた。「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る漫画「バクマン。」。優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えている。そんな大ヒット漫画を実写化した本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD化にあたり、豪華版の特典映像として、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーの収録が决定。『バクマン。』公開後も本作の主題歌を務めた「サカナクション」のライブなどで顔を合わせていたという4人。「懐かしい感じじゃなくて、あーこの感じだ。とすぐ馴染んだ。気負うことなく楽しく収録できた」と話す大根監督や「部活みたいに、『おはようございます』、みたいな」と神木さんが言うように、和気藹々とした雰囲気で収録が行われた。また、監督とプロデューサーは最高と秋人のカラーに合わせて青と赤の服を着るという気合の入れようだったようだ。収録がスタートすると、様々な撮影秘話が飛び交う展開に。小松菜奈演じる亜豆が登場するシーンでは、大根監督自らがカメラを持って撮影を行う“大根カメラ”のシーンだったそうで、佐藤さんが「オレをドキッとさせて、とか言って撮ってましたよね」と“ド変態プレイ”だったことを暴露。また、川村プロデューサーは、後半のある部分で「はじめの台本はこうではなかった」と話し、当初どんなシーンで描かれていたのかも語った。神木さんは、全体を通して自分の芝居はほとんど「素だった」と話し、2人の作業場となる最高の“おじさん”の部屋に入るシーンでのはしゃいだ芝居は「あれは、リハーサルでセットに入ったときと、同じテンション」だったと告白。映画もクライマックスに近づくと、4人は黙って見入ってしまうことも…。佐藤さんは「あらためて見ると、いい映画ですね~。」としみじみつぶやいた。収録後、感想を聞かれると、「すごく情報量の多い映画。お芝居とか音楽とか美術とかライティングとか撮影とか、いろんな見どころがある映画」(佐藤さん)、「映画を見るのは公開以来だけど、ひとりで観るのとこうやってみんなで観るのとでは、違う。色々共有出来るし、発見も多かった。面白い気付きもあって、新鮮だった」(神木さん)、「端から端まで力を抜いていない。暑苦しいくらいに。監督も俳優もスタッフも全力でやっていて、“若気の至り”って感じがしました」「世界中でこんな映画を作るのは日本人だけ。マンガという日本人が積み重ねてきたカルチュアの上に乗っかっている映画だから、異常なディティールとか日本人にしか作れない映画になっている」(川村プロデューサー)、「辛口の評論家たちも“このまま海外に持っていくべきだ”と言っていたらしい」(大根監督)と、それぞれに何度観ても面白い作品に仕上がっていると自信を見せた。豪華版には、このビジュアルコメンタリーのほかにも、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11 号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月16日『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカー・ゲーム』の入江悠監督が神木隆之介、門脇麦ら演技派俳優を迎え、劇団イキウメの衝撃の舞台を映画化した『太陽』。進化した新人類と貧しくも自由に暮らす旧人類に二分された世界を描く本作の予告映像が、ついに解禁された。21世紀初頭にウィルスによって人口が激減してしまった世界。生き残った人類は、若く健康な肉体と高い知能を有する進化した新人類“ノクス(夜に生きる存在)”と太陽の下で自由を謳歌しつつも、暮らしは貧しいままの旧人類“キュリオ(骨董的存在)”の2つに分かれ、暮らしている。昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…愛する者と引き裂かれてしまった人々。対立や融和を繰り返し生きる2つの人類が選ぶ未来とは――。劇団イキウメの主宰であり、脚本家・演出家としても活躍する前川知大の傑作として名高い舞台をベースとした本作は、SFであり、青春ドラマであり、ラブストーリーであり、究極の家族愛をも描く、かつてない物語。今回解禁された予告映像では、憧れ、嫉妬、優越感、好奇心、憐み…。対極の環境に身を置きながら、互いの種族に対する複雑な感情を抱え生きる“ノクス”と“キュリオ”の姿を見て取ることができる。中には、“ノクス”が“キュリオ”に消毒薬を浴びせているショッキングな光景も。また、“キュリオ”である神木さんが口にする「来年ノクスになる」という言葉や、“キュリオ”に対し「“昼の人間”に興味があるの」と女性が話すシーンも含まれており、その謎めいた世界により興味を抱く映像となっている。本作の撮影にあたり入江監督は、「木造の古い家屋、囲炉裏、行燈など、見た目には廃墟のようにも見え、ノクス地区の撮影で山を下りると、“文明がある!”とまるで、キュリオがノクスの生活を初めて見たときのような驚きを体験できた」ことが印象的だったとコメント。原作の前川さんも、「キュリオの生活が貧困であることに対し、ノクスの生活は比べものにならないくらい裕福に見えるが、実際はどちらが幸せなのか、生きていると言えるのか。それがこの映画が内包するテーマです」と語っている。また、予告映像と併せ、入江監督と神木さん、門脇さんとのオフショット写真もお披露目。シリアスな本編とは対照的な、和やかな空気のショットには思わずこちらも笑顔がこぼれてしまいそうに。旧人類と新人類、それぞれが理想と現実にもがく姿を通し、生きることの本質を問いかけてくる本作。若手からベテランまで演技派俳優たちの放つ鮮烈なエネルギーを、まずはこちらの予告映像から味わってみて。『太陽』は4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月27日宮藤官九郎×長瀬智也×神木隆之介で贈る、“超絶地獄コメディ”『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。このたび、2月6日(土)に公開を予定していた本作の公開延期が決定した。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美(森川葵)が大好き。だが、修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこはホンモノの“地獄”だった!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。彼の“鬼特訓”のもと、“生き返り”を賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける――。“キラーK”役の長瀬さんを筆頭に、神木さん、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名ら豪華俳優陣が集結した本作。劇中に登場する、ボーカル&ギター・キラーK(長瀬さん)、ギター・関大助(神木さん)、ベース・邪子(清野さん)、ドラム・COZY(桐谷さん)というメンバーで組まれたロックバンド“地獄図”が映画の世界を飛び出し、実際にCDデビューを果たすことや、年末の「COUNTDOWN JAPAN 15/16」への出演などで話題を呼んでいたが、本作品の一部に、先般のスキーバス転落事故を想起させる可能性があるシーンがあるため、このたび公開延期という判断になったという。新たな公開時期はまだ明らかにはなっていない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 公開日未定(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年01月20日俳優の神木隆之介が、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2月6日公開)で演じる"チャラい"男子高生・関大助のビジュアルが20日、公開された。本作は宮藤官九郎監督の完全オリジナル作品で、主演はTOKIOの長瀬智也。地獄を舞台とし、地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、大助の地獄めぐりと転生の模様を描く。公開されたビジュアルは、キスもしたことがないまま地獄に落ちることになってしまった大助の現世や地獄での様子を捉えた7枚の写真。現世で、ひろ美に夜這(ば)いしている年頃の男子らしい表情が見えるものから、地獄での厳しい特訓に何とか取り組んでいるもの、鬼の角を生やしてまがまがしいボディのギターを披露しているもの、そしてインコとして転生してしまった場面まで多種多様な姿が披露されている。これまでの神木と言えば、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14年)では、悲しい過去から感情が欠落した瀬田宗次郎役、日本テレビ系ドラマ『学校のカイダン』(15年)ではコミュニケーションが苦手なものの天才スピーチライターである雫井彗を熱演。癖のある役柄をこなす一方、佐藤健とW主演となった『バクマン。』(15年)では漫画家をひたむきに目指す高校生・高木秋人役を務めるなど、担う役どころの幅を広げている。本作で神木は、これまであまり演じてこなかったタイプの"ウザキャラ"に挑戦。そんな大助の"チャラさ"や"ウザさ"を神木は「自分中心に世界が回っているし、自分がかっこいいと思っているし、俺が全部合ってるでしょ? って思ってる」と説明し、「いかに"こいつを見ているとイライラするなあ"と思わせられるかが勝負でした」と振り返る。一方で、「イライラするけど憎めない、かわいげのかけらが見えたら良いなあと思いながら演じました」とも明言。その上で、「僕は調子に乗っている芝居が得意なんだなって、今回初めて思いました」と満足気に笑顔を見せる。劇中で初めて披露するギター演奏については、「現場では監督から『顔で弾け』と言われたので、顔で弾いてましたけど」と苦笑しつつ、「これからも練習していきたい」と意欲も見せる。それというのも、ゲストとして参加しているさまざまなアーティストが撮影の合間に、ギターでセッションしているのを見て、「音で会話ができるんだ、音楽ってすごい!」と実感したからだ。なお、神木は地獄図の一員として、2月3日には実際にアルバム『TOO YOUNG TO DIE! 地獄の歌地獄』(2,500円/税別)をリリースする。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年01月20日宮藤官九郎×長瀬智也×神木隆之介で贈る、“超絶地獄コメディ”『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。このほど、若手実力派俳優として多様な役柄を演じてきた神木さんが、これまでにない“超ド級のウザキャラ”高校生・大助を演じた、衝(笑)撃ビジュアルが一挙公開された。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美(森川葵)が大好き。だが、修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこはホンモノの“地獄”だった!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。彼の“鬼特訓”のもと、“生き返り”を賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける――。神木さんといえば、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』では悲しい過去のせいで感情が欠落した瀬田宗次郎役を、ドラマ「学校のカイダン」では“コミュ症”だが天才スピーチライターである雫井彗役を熱演する一方、『バクマン。』では漫画家をひたむきに目指す高校生・シュージン、「サムライせんせい」では“チャラい”坂本龍馬など、話題作に次々に出演し、さまざまな役柄を演じてきた若手実力派俳優の代表格。個性的な難役から等身大の学生まで、善悪、明暗と幅広く見事に演じ切ることには定評がある。そんな神木さんが今回演じる高校生・大助は、本人も認める「超ド級のウザキャラ」だという。「僕は調子に乗っている芝居が得意なんだなって、今回初めて思いました(笑)」と語る神木さんは「大助は自分中心に世界が回っているし、自分がかっこいいと思っているし、俺が全部合っているでしょ?って思っているんです。いかに“こいつを見ているとイライラするなあ”と思わせられるかが勝負でしたが、イライラするけど憎めない、かわいげの欠片が見えたらいいなあと思いながら演じていました」と、愛情をもってこれまでにない“ウザキャラ”に扮していた様子。今回解禁された劇中のシーンでも、地獄で拷問器具を付けて授業を受けたり、長瀬さん演じるキラーKの元で特訓に励んだり、ついにはキス顔まで披露!?と、笑(衝)撃的な七変化姿を披露。中でもギターソロのシーンについて「現場では監督から『顔で弾け』と言われたので顔で弾いていましたけど(笑)、ギターはこれからも練習していきたいと思いました」と宮藤監督からの斬新な指示について明かすとともに、「ゲストでいろいろなミュージシャンの方が出演されているのですが、休憩のときにギターでセッションをされていたりするんです。音で会話ができるんだ、音楽ってすごい! って、改めて思いました」と撮影現場をふり返った。尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、シシド・カフカ、清、古田新太、宮沢りえなど、超個性的な共演陣でも話題の本作。若手実力派・神木隆之介が放つ「ウザいけど、愛らしい」キャラクターの魅力を、まずはこちらの画像からご覧あれ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 公開日未定(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年01月20日『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカー・ゲーム』の入江悠監督が、若手実力派俳優の神木隆之介と門脇麦を主演に描く、近未来SF作品『太陽』。このほど、人気舞台の実写映画化としても注目を集める本作のティザーポスターと新場面写真が解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口は激減し、生き残った人類は2つに分かれた。夜にしか生きられない進化した“新人類ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす“旧人類キュリオ”。昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…、愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、未来のためにそれぞれどんな決断を下すのか――。本作は2011年に上演され、読売演劇大賞ほか様々な演劇賞を受賞している劇作家・演出家の前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台をベースにした作品で、今回の映画版の脚本にも、入江監督とともに前川さん自身が名を連ねている。また、すでに神木さん、門脇さんに続いて、古川雄輝、水田航生、村上淳、中村優子、高橋和也、森口瑤子、綾田俊樹、鶴見辰吾、古舘寛治らバラエティ豊かな出演者の顔ぶれが発表されており、大きな注目を集めている。今回解禁されたティザーポスターは、荒涼とした自然を背景に、大きなタイトルロゴが際立つインパクトあるデザインとなっており、厳しい環境の中で人類が生き抜く作品の世界観を感じさせる。ほとんどのシーンが冬の山奥での撮影となったという本作。入江監督はロケ地の選定にもこだわりを重ね、「ダムがあって、村を封鎖出来るところ。シンボリックに分かれているのが分かる場所にこだわった」とのこと。撮影時の印象について「冬の撮影でしたし、夜のシーンも多く日の出を毎日ねらっていたので、朝方までの撮影になり、極寒のロケでした。撮影が終わって山から下りてきたときに、ホッとしたことを覚えております」とその過酷さをふり返った。また、主演の神木さんは「いろいろな見方が出来る作品です。観ていただいて思う事、見方はそれぞれありますし、自由にメッセージを受け取っていただけたらなと思います」と公開を心待ちにするファンに向けコメント。門脇さんも、「決して明るい話ではないですが、観て下さったそれぞれの方に何か残る作品になっていると思います」と語った。近未来を描くSFであり、青春ドラマやラブストーリー、究極の家族愛の物語と、あらゆる要素が組み合わさった、誰も出会ったことのないハイブリッド映画となるという本作。シビアな環境の中で葛藤を抱えながら生き抜く人々の姿は、きっと誰しもの心に響くはずだ。『太陽』は4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月14日宮藤官九郎監督最新作『TOO YOUNG TO DIE !若くして死ぬ』に出演する神木隆之介、桐谷健太、清野菜々、皆川猿時、音楽を担当した向井秀徳らが12月29日(火)、幕張メッセで開催中のCOUNTDOWN JAPAN 15/16に出演し、ファンの歓声を浴びた。17歳にしてキスの味も知らずに死んでしまい、地獄に堕ちた高校生の主人公が、地獄のバンド「地獄図(ヘルズ)」と出会い、復活をかけて奮闘するという本作。「TOKIO」の長瀬智也が「地獄図」のリーダーのキラーKを、桐谷さんはドラムのCOZY、清野さんはベースの邪子を演じている。ライヴ冒頭、映画の主題歌で「地獄図」による楽曲として流れる「TOO YOUNG TO DIE!」を作曲を担当したKYONO率いる「WAGDOG FUTURISTIC UNITY」によって披露され、会場は熱狂に包まれる。そして、皆川猿時が映画の中で演じた地獄の女子高生の衣裳とメイクで登場し司会進行を担当しトークがスタート。この日は欠席となった長瀬さんからのビデオメッセージも到着し、文字通りの“地獄絵図”が展開する映画のメイキングシーンなども交え、トークは盛り上がりを見せる。神木さんは、長瀬さんとの共演について「小学生のころ以来、10年ぶりくらいの共演」と嬉しそうに述懐。「演奏シーンやギターや音楽のことは分からない中で、長瀬くんに引っ張ってもらって、お世話になったリーダーです」と語った。映画については自身の演奏シーンはもちろん「こんなすごい人が!という方々がちょこっとずつ出てます」と大物俳優たちの意外な形での出演をアピールした。そして、劇中で重要な役割を果たす楽曲「天国」の作曲を手掛けた向井秀徳も登場し、ギターをかき鳴らして同曲を熱唱した。映画について感想を問われ「ひとことで言ってアカデミー賞!」と宣言し会場からは歓声がわき起こった。なお「TOO YOUNG TO DIE!」「天国」はいずれも作詞を宮藤監督が手掛けている。『TOO YOUNG TO DIE !若くして死ぬ』は2月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年2月6日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年12月31日『バクマン。』『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』など話題作への出演が続く神木隆之介と、朝ドラ「まれ」の新鋭女優・門脇麦が人気舞台の映画化に挑む、近未来ストーリー『太陽』の公開が2016年4月23日(土)に決定。『脳内ポイズンベリー』『ライチ☆光クラブ』の古川雄輝ほか、綾田俊樹、村上淳、鶴見辰吾、古館寛治ら個性派俳優たちが名を連ねる。『SR サイタマノラッパー』シリーズでその名を広め、『ジョーカー・ゲーム』などを手掛けた気鋭の入江監督が、新人類と旧人類の間で起こる対立と融和を描く本作。映画公開に先立ち、舞台版と映画版の世界観を再構築し、前川氏が自ら執筆した小説版「太陽」が、2016年2月下旬にKADOKAWAより発売されることも決定している。見る者に“生きること”の意味を突きつけてくる刺激的なテーマの魅力を、スクリーンで体感するのが楽しみだ。『太陽』は2016年4月23日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月18日劇場アニメーション『君の名は。』の制作発表会見が12月10日(木)、東京・有楽町の東宝で行われた。会見には、新海誠監督をはじめ、本作で声の出演を務める俳優・神木隆之介、女優・上白石萌音らが出席した。山深い田舎町に暮らす女子高生・宮水三葉(上白さん)と、東京に暮らす男子高校生・立花瀧(神木さん)。夢でお互いと出会い、世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる、恋と奇跡の物語が描かれている。『言の葉の庭』以来、新海監督の3年ぶりの新作となる本作。キャラクターデザインを務めるのは、『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター、田中将賀。作画監督には『千と千尋の神隠し』や『思い出のマーニー』を手掛けた安藤雅司を迎えた。新海監督は、「今まで憧れていた方たちと一緒に創らせてもらっているので、隣の席から聞こえてくる鉛筆の音、紙の音を聞くだけで泣けてくるほど嬉しい」と感無量の様子だった。『ほしのこえ』以来、述べ14年間ラブコールを送り続けていた、という東宝株式会社・川村元気プロデューサーは、「深海誠のビュジュアルセンスと、田中さん、安藤さんの力がかけ合わさり、今までの日本アニメーションの集大成になるのではないか」と期待を寄せた。立花瀧の声を担当した神木さんは、「深海監督の作品は別の世界へ連れて行ってくれそうな空の色が好きなんです。携われることはとても嬉しいですが、大好きだからこそ、プレッシャーがとてもあります」と話し、『言の葉の庭』を観て以来、舞台である新宿御苑に通い詰めていたことも明かした。オーディションで役を射止めた上白石さんについて深海監督は、「三葉がいる!って思ったんですよね。最初から何のズレもなくハマっていました」と話し、上白石さんは恐縮しながらも、「気が早いですが、もう公開が待ち遠しいです」とにっこり笑顔を見せた。新海監督と二人三脚で制作を続けていたコミックス・ウェーブ・フィルム株式会社・川口典孝プロデューサーは、「新海史上、最高傑作になる」と話し、新海監督も、「分不相応な大きな舞台でプレッシャーもありますが、2010年代の日本を代表するアニメーションになるんだ、と自分たちが確信を持って作っています」と力強く語った。『君の名は。』は2016年8月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日俳優・岸谷五郎を筆頭に「Perfume」や「ポルノグラフィティ」、三浦春馬ら豪華主演陣が参加したチャリティイベント「Act Against AIDS 2015 THE VARIETY 23」(以下、AAA)が「世界エイズデー」である12月1日(火)、都内で開催。三浦さん、吉高由里子、そして初参加となる神木隆之介によるポエトリーリーディングが行われた。俳優・岸谷五郎の呼びかけで1993年、代々木体育館からスタートした「AAA ザ・バラエティ」。23年目となる今年は岸谷さん、寺脇康文、三浦さんがタモリに扮して登場し、イベントがスタート。吉高さん、森カンナ、近藤春菜による「Perfume」ならぬ「バキューム」や、大ヒットミュージカル「RENT」チームなど24組36名のゲストが参加した。ミュージシャン、俳優、お笑いのジャンルを超えた豪華キャストのエンターテイメントショーを一目見ようと多くの観客が武道館に詰めかけ、この日の観客総動員数は延べ9,000人を記録した。三浦さん、神木さん、吉高さんが朗読したのは森雪之丞の「あなたに泣いてほしくて」。それぞれドラマや映画にひっぱりだこの最旬俳優たちによる、ポエトリーリーディングでの豪華共演が実現した。感情のこもった詩の朗読に、多くの観客がその世界観に引き込まれ、最後には拍手が沸き起こっていた。この日、三浦さんは岸谷さん、寺脇さん、藤林美沙、小林由佳と共に、三浦さん主演の地球ゴージャスの舞台「星の大地に降る涙」でも披露した楽曲「愛すべき未来へ」を熱唱。三浦さんの伸びやかな美声に多くの観客が聞き惚れていた。そしてその後、岸谷さん、寺脇さん、三浦さんのもとにはサンプラザ中野くんと神木さんが合流!「ウルトラマンティガ」のエンディングテーマ「Brave Love,TIGA」を披露し、曲のラストにはウルトラマンティガ本人も登場。最後には“シュワッチ”のポーズを全員できめ、会場を熱狂の渦に包みこんだ。神木さんはこれまでも「AAA」のステージを観に来ていて、「いつか出たい」と岸谷さん、寺脇さんに話していたという。楽曲終了後のトークでは、念願かなっての初参加に「大切な時間と場所に参加させてもらって幸せでした」と出演の喜びを語った。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日宮藤官九郎監督最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』に出演する神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、皆川猿時と宮藤監督が、12月29日(火)に開催される「COUNTDOWN JAPAN 15/16」に出演することがこのほど明らかとなった。フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんのことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、髑髏(どくろ)が転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!!死ぬには若すぎる17歳の主人公・大助が、不慮の事故による死後、地獄でロックバンド”地獄図(ヘルズ)”率いる赤鬼・キラーKとの出会いを描く本作。主演の長瀬智也&神木さんをはじめ、尾野真千子、森川葵、桐谷さん、清野さん、古舘寛治、皆川さん、古田新太、宮沢りえら豪華キャストの配役が話題を呼んでいる。このほど、宮藤監督をはじめ神木さん、桐谷さん、清野さん、皆川さんらの参戦が決定したのは、12月28日(月)~31日(木)の4日間にわたって、千葉・幕張メッセで行われている真冬のロックフェス「rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 15/16 supported by Windows 10」。毎年規模が拡大し、昨年は各日約4万5,000人、4日間で過去最大となるのべ18万人を動員した年末恒例イベントだ。本作のメンバーは2日目の29日(水)に登場し、キャスト陣のトークショーをはじめ、本作の主題歌を手掛けた元「THE MAD CAPSULE MARKETS」のKYONO率いる「WAGDUG FUTURISTIC UNITY」と、音楽を手掛けた向井秀徳のライブを実施!KYONOによる主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」、向井さんによる劇中で重要な役割を担う楽曲「天国」が初めてお披露目される。さらに、皆川さんが劇中登場の地獄のガールズバンドメンバーじゅんことしてMCを務め、当日イベントには不参加となる長瀬さんからの動画コメントも放映予定だという。白熱必至のイベントに映画を引っ提げての出演とあって、大きな注目を集めそうだ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は、2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年2月6日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年11月20日エースコックは12月7日、「うる星やつら あっさり醤油ラーメン 高橋留美子ふるさとの味わい」「らんま1/2 濃厚味噌ラーメン 高橋留美子ふるさとの味わい」(各180円/税別)を全国発売する。両商品は、人気漫画『うる星やつら』『らんま1/2』とのタイアップ商品。作者である高橋留美子さんがふるさと新潟市で愛され続けるご当地ラーメンを再現した。新潟県産コシヒカリの米粉を練り込んだめんを使用している。「あっさり醤油ラーメン」はチキンをベースに魚醤や煮干の旨み加えた味わい深い醤油スープで、別添の調味油を加えることで鶏油の風味が広がるという。程良く味付けした焼豚、メンマ、 玉ねぎ、ねぎを入れた。「濃厚味噌ラーメン」は、数種類のポークエキスを使用し、 ガーリックやオニオン等の香味、野菜の旨みを加えた濃厚な味噌スープ。シャキシャキとした食感の良い キャベツ、もやし、肉そぼろ、 ねぎ、唐辛子を入れた。(C)高橋留美子/小学館
2015年11月12日エースコックは、高橋留美子氏が描く『うる星やつら』『らんま1/2』とタイアップした「うる星やつら あっさり醤油ラーメン 高橋留美子ふるさとの味わい」「らんま1/2 濃厚味噌ラーメン 高橋留美子ふるさとの味わい」を2015年12月7日に発売する。価格は180円(税別)。即席めんのボリュームゾーンである30~40代を中心に男女分け隔てなく幅広い層に人気がある『うる星やつら』『らんま1/2』とタイアップした商品で、す。味わいはその作者である高橋留美子氏のふるさと新潟市で愛され続けるご当地ラーメンが再現されている。「あっさり醤油ラーメン」は鶏の風味が香る黄金鶏油スープであっさりながらも奥深い味わい、「濃厚味噌ラーメン」は豚と香味野菜の旨みが利いた濃厚でコクのある味わいとなっており、新潟県産コシヒカリの米粉を練り込んだ"めん"が使用されている。(C)高橋留美子/小学館
2015年11月11日神木さんが各界の第一線で活躍する達人を訪れて、その世界観に触れながらさまざまなトークを繰り広げてきた人気連載「Master’s Cafe」が待望の書籍化となった。「2年前20歳になってやっと、大人1年生になれた気がしました。打ち上げでジュースではなくビールで乾杯できるようになって、周囲の大人たちと対等に話せるようになったと感じたんです。20歳の境目って大きいなぁ、と実感していたところにこの連載のお話をいただき、それまで知らなかった世界を見ることができた。この2年で経験できたことは僕にとって大きな意味があったし、それだけに思い入れの深い一冊です」手にしていた本には、角を折り込んで印をつけたページがたくさん!「今でも、それぞれの達人たちとのやり取りが鮮明に思い出されます。現場で話すのとはまた違い、文字を追うことで達人の言葉が『なるほどなぁ』と改めて心に染みたり、何気ないひと言が刺さったり……印象に残るページに印をつけながら何度も読み返しました(笑)」とくに印象に残った達人や、言葉を尋ねると、さっそくひとつめの印を開いた神木さん。「作家・辻村深月さんには、どうやって物語を動かしていくのか、というテーマでお話を聞いたのですが、『ラストを決めずに書き進める』というやり方は衝撃的でした。『書いているうちに登場人物たちが教えてくれる』ともおっしゃっていましたが、確かに僕も、そのシーンの中で僕らしく役をどう生きて全うしようかといつも考えながら演じています。そういう意味では、辻村さんとつながりを感じました。宇宙飛行士・野口聡一さんは、宇宙での仕事を普通に話してくださっただけなのに、僕の想像を遥かに超えていて、あんなに不思議な感覚になったのは初めてでした。『重力から解き放たれた瞬間に胃がせり上がり、すべてのものが宙に浮く』と言われても、未知すぎて受け止めきれなかった(笑)。それだけにインパクトがありました」書籍化にあたり、俳優の中井貴一さんとの特別対談も掲載された。「ドラマ『風のガーデン』で約半年間、北海道ロケをしていたこともあり、それ以来中井さんはお父さん的存在。中井さんほどのベテランでも『今でも撮影初日などは不安』と聞いた時は意外でした。でも、不安があるからこそ次はがんばろうって思えるし、過去の自分を超えて成長するためには、不安があって当然なんだと新たに勇気をもらいました」達人たちから学んだこと、またこの本の教えは何でしょうか?「自分の道を終わりなく追求し続ける達人たちに共通するのは、僕のような素人の意見にも聞く耳を持つ、柔軟な人柄でした。だから哲学者に天文学者、文化庁長官なんて肩書を聞くと難しそうだと構えがちですが、わかりやすく丁寧に説明していますし、誰にでも必ずひっかかる言葉があると思う。まずはサラッと読んで気になる場所に印をしておき、読み返してみると面白いです。悩みを解決する糸口や、目標達成のヒントが隠されているはずです」◇かみき・りゅうのすけ1993年生まれ。俳優。6歳でドラマ『グッドニュース』でデビューして以来、映画『桐島、部活やめるってよ』『るろうに剣心』『バクマン。』などの話題作に出演。ユニセックス コート¥48,000 オーダー販売(TATEGAMI/tategami.tokyoTEL:03・6324・2100 )ニット¥19,000(BLUE BLUETEL:03・3715・0281)パンツ¥18,000(HOLLYWOOD RANCHMAKETTEL:03・3463・5668)モンクストラップシューズ¥23,000(CEBO/JOURNEYTEL:03・3461・8506)ソックスはスタイリスト私物。◇神木さんが各界の第一線で活躍する達人を訪れて、その世界観に触れながらさまざまなトークを繰り広げてきた連載から、選りすぐりの達人14名と中井貴一さんとの特別対談を掲載。マガジンハウスより発売中!1300円。※『anan』2015年11月4日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・若山あや
2015年10月28日佐藤健と神木隆之介が主演映画『バクマン。』のヒット御礼舞台挨拶で10月10日(土)からの3連休の間、全国9都道府県で23回の舞台挨拶を敢行!10月12日(祝・月)の夜、ゴールのTOHOシネマズ日劇に到着し、小松奈菜、桐谷健太も加わって23回目の舞台挨拶を行った。サイコー(佐藤さん)とシュージン(神木さん)の高校生コンビが「週刊少年ジャンプ」のNo.1漫画家を目指して奮闘する本作は10月3日(土)に公開し、11日(日)までの9日間で観客動員数50万人を突破。佐藤さんと神木さんは10日(土)からの3連休で福岡、広島、兵庫、大阪、愛知、北海道、宮城、埼玉、そして東京の9都道府県を巡り、総移動距離は約3,413キロに及んだ。佐藤さんはこの3日間を振り返り「撮影期間以上に隆(=神木さん)のいろんな面が見れた」と語る。その一例として昨夜、札幌で晩ご飯にカニを食べに行ったことを明かし「隆はカニに触れません!食べるのは好きなのに。なので、身を取ってあげないと食べれません」と暴露。神木さんは「(カニに)脚が付いてるから、引っ張ると『痛い痛い!』ってなる。脚を伸ばしたりするけど、それ関節じゃん!痛々しくて申し訳ない」とカニを自分で触り、身を取り出すことができない理由を語り「お世話になります(笑)」とペコリ。客席からは母性本能をくすぐられた女性ファンから「かわいい!」と歓声が飛び、小松さんも「かわいいと思います」とニッコリ。9都道府県を巡り、ファンからの質問に応じる中で、普段はなかなか起きない奇跡的な展開も!神木さんは一番思い出深い質疑応答として「みなさん、質問するときに『何回も聞かれていると思いますが…』と前置きしてくださるんですが、札幌で女子高生に『何回も聞かれてると思うんですが…いくらとスジコ、どちらが好きですか?』と聞かれて、やられた!と思いました(笑)」と述懐。これには佐藤さんも「女子高生に負けましたね」とうなずく。また、佐藤さんはある回での出来事として「カップルで来ていて『(この日が)付き合って4年目になるのでお祝いの言葉をください』と言われて、『4年も付き合ってるならプロポーズすれば?』と言ったら『いいんですか?』と言われて(笑)、その場でプロポーズして結婚されました…」と思わぬ顛末を明かした。また、以前から「佐藤健の写真集を作りたい!」と公言していた神木さんは、この3日間で自ら撮影した佐藤さんの写真を公開!佐藤さんの手だけの写真や、完全にスイッチが“オフ”の状態の顔、ハマっているという卓球のラケットを振る姿やポップコーンをほおばるさまなど、神木さんの前だからこそ見せる表情が映し出され、ファンからは悲鳴のような歓声が上がっていた。この舞台挨拶で映画『バクマン。』のプロモーションもいよいよ最後となるが、佐藤さんは「感慨があります」と語り、改めて共演陣、スタッフ、そしてファンへの感謝を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。『バクマン。』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年10月13日